フリーザ「私の戦闘力は5です」(176)

これは色々な事情があって戦闘力が急激に下がってしまったフリーザの戦いの物語である













こういう内容で誰か書いてください><

フリーザ♀「あぁぁあああん」
フリーザ♂「きぇえええええええええええええええええええ」

ちょっと待ってろ

>>16
期待

フリーザ「・・・?スカウターの故障ですかね?」カチカチ

ピッ 戦闘力 5

フリーザ「・・・・・・!?こ、これはわたしの戦闘力ですよね?」

フリーザ「そもそもわたしの部下にこんなゴミのような戦闘力を持った奴はいないはず・・・」

フリーザ「やはり故障ですね。新しいものを用意させましょうか」カチカチ

ピッ 戦闘力 5

コンコン

フリーザ「入りなさい」

部下「はっ!失礼します!」

ウィィィィン

部下「新しいスカウターをお持ちしました」

フリーザ「御苦労。下がっていいですよ」

部下「はっ!」

ウィィィィン

フリーザ「やれやれ・・・最近スカウターの故障が目立ちますね。一度技術班に注意をいれなければいけませんね」カチャッ

フリーザ「さて、改めて測ってみましょうか」カチッ

ピッ 戦闘力 5

フリーザ「」プチッ

フリーザ「・・・いくら故障でもこれはちょっとイラッとしますね」

フリーザ「仕方ない、ちょっと技術部屋に行きましょうか」

技術部屋―――

技術班1「ふ、フリーザ様!?い、一体どうなさったのですか!?」

フリーザ「スカウターの作成班のリーダーを呼びなさい!!」

技術班1「えっ!?は、は!!了解しました!!」

5分後―――

スカウター班リーダー(以下スカリーダー)「フリーザ様、どうなさいました?」

フリーザ「どうしたもこうしたもありません。このスカウター、先ほど変えていただいたばかりなのに壊れていますよ!」

スカリーダー「え?し、失礼、ちょっといいでしょうか?」カチャッ

ピッ 戦闘力 900

スカリーダー「・・・失礼ですが、壊れてはいないようですが・・・?」

フリーザ「そんなはずはありません!ならば、なぜわたしの戦闘力が5と表示されるのですか!?」

スカリーダー「えっ?」カチッ

ピッ 戦闘力 5

スカリーダー「・・・本当ですね。」

フリーザ「故障とはいえ、スカウターでわたしを愚弄した罪、どのように償うつもりですか?」イライラ

スカリーダー「し、少々お待ちください」タッタッタ

フリーザ「・・・・・・」イライラ

10分後―――

スカリーダー「お待たせ致しました。こちら、今作られたばかりの正真正銘の新品でございます。故障などはまずしていないでしょう」

フリーザ「貸しなさい」カチャッ カチッ

ピッ 戦闘力 5

フリーザ「」ブチィッ

スカリーダー「ひっ!?」

フリーザ「死になさい、あなた」ゴゴゴゴ・・・

人差し指を上にかざし、デスボールを作る

きゃは^^可愛いデスボールですこと^^

スカリーダー「お、お待ちくださいふr

ヒュッ ドォン

フリーザ「!?」

辺りに砂煙が少しだけ立ち上る。しかし、リーダーは死んではいなかった

スカリーダー「・・・あれ?」

フリーザ「そ、そんな・・・」カチッ

ピッ 戦闘力 5

フリーザ「ほ、本当にわたしの戦闘力が、5・・・!?」

その日の夜―――

フリーザ「こ、こんなことが部下にしれたら・・・」ガタガタ

~~~~~~~~~~~

部下1「おいフリーザ、パン買って来いよ」

フリーザ「な、なぜわたしがそんなことを・・・」

部下1「ああ!?なんだ、文句あんのかよ!?」

フリーザ「ひっ!!す、少しだけ待っていなさい!!」ダッ

部下1「戦闘力5のくせに足はええなwwwwwww」

~~~~~~~~~~~

フリーザ「そ、そんなことに・・・」ガタガタ

コンコン

フリーザ「」びくぅぅぅっ!!

ギニュー「フリーザ様、わたしです、ギニューです。」

フリーザ「ぎ、ギニューさんですか、お入りなさい」ホッ

ウィィィィン

ギニュー「どうなさったのですか、フリーザ様?昼間に新しいスカウターを受け取ってから、ずっと部屋にこもりっきりではないですか」

フリーザ「あ、あなたにだけ本当のことを教えますが・・・」

ギニュー「?」

フリーザは、自身の戦闘力が急に5になったことをギニューに話した。

ギニュー「な、なんと・・・」カチッ

ピッ 戦闘力 2

ギニュー「」

フリーザ「こ、こんなことが部下はおろか、兄さんやパパに知れたら・・・」ガタガタ

ギニュー「原因などはわからないのですかな?」

フリーザ「げ、原因ですか・・・?」

ギニュー「例えば、攻め入った星の先住民に妙な術をかけられたとか・・・」

フリーザ「わ、わたしは基本的に部下に指示を出すだけですからね。そんなことはないと思いますが・・・」

ギニュー「では、珍しいものを食べたとかは・・・?」

フリーザ「そ、そういえば昨日の夜、ベジータが持ってきたとある星の名産品をザーボンさんに料理させて食べましたが・・・」

ギニュー「ベジータですか・・・」

フリーザ「ど、どうかしましたか、ギニューさん?」

ギニュー「どうも、ベジータの持ってきたその名産品とやらが怪しいですな」

一応ID:YBqQMHXL0に聞いときたいんだが時間帯でいつの話?

フリーザ「ベジータが、このわたしに妙な物を食べさせたとでも?」

ギニュー「話を聞く限りではそれが一番有力かと」

フリーザ「し、しかし彼は優秀なわたしの部下ですよ?その彼が・・・」

コンコン

フリーザ「」びくぅぅぅっ!!!

ギニュー「誰だ!?」

ベジータ「俺です、フリーザ様」

ギニュー「このタイミングでベジータ・・・」

フリーザ「入りなさい、ベジータ」

ウィィィィン

ベジータ「新しい星へ向かうのに、挨拶に参りました」

フリーザ「こ、今度の星はどこなのですか?」

ベジータ「はっ。地球とか言う星にラディッツの弟がいるらしく、迎えに行きたいとのことで」

>>44
ラディッツが単独行動に出る前ですな

ギニュー(フリーザ様)ひそひそ

フリーザ(な、なんですかギニューさん?)ひそひそ

ギニュー(サイヤ人は危険ですぞ、ここで許可を出したらベジータ達が反逆を起こす可能性も・・・)ひそひそ

ベジータ「どうかしたのですか、フリーザ様?」にやにや

フリーザ「っ!!な、なんでもありません!!いいでしょう、許可します。行ってきなさい!」

ベジータ「はっ。了解しました!時にフリーザ様・・・」

フリーザ「な、なんですか・・・?」ビクビク

ベジータ「その後、体調はよろしいですか・・・?」にやにや

フリーザ「」

ギニュー「ベジータ、貴様っ!!」

ベジータ「おおっと、怖い怖い。では、行ってきますよ、フリーザ様」にやにや

ギニュー「フリーザ様、これは確定ですぞ!!」

フリーザ「ほ、本当にそうでしょうか・・・?」オドオド

ギニュー「えっ」

フリーザ「彼はただ単にわたしの体調を本当に気遣ってくれただけかも・・・」オドオド

ギニュー「な、何を言っているのですかフリーザ様!!」

フリーザ「とっ、とにかくあなたにはわたしのこの症状を一刻も早くなおす手段を見つけることです!!」

ギニュー「しかし、ベジータを野放しにしておくわけには・・・!!」

フリーザ「いいのです!!わたしは、ベジータを全面的に信用していますからね!!」

廊下―――

ギニュー「ダメだ、今のフリーザ様は盲目的になっている・・・」

ギニュー「フリーザ様の為にも、ここはギニュー特戦隊の見せどころだ!!」ピッ

ギニュー「お前たち、聞こえているか!!」

ジース『ギニュー隊長!どうかしましたか!?』

ギニュー「ギニュー特戦隊、緊急招集だ!!」

一同『はっ!!』

ギニュー特戦隊の部屋―――

ギニュー「皆、集まっているな!?では、本日の議題だ!!」

ギニュー「ここだけの話なのだが・・・実は、フリーザ様がベジータの持ってきた妙な物を食べたせいで、戦闘力が大幅に下がってしまったのだ」

ジース「えっ!?」

グルド「あ、あのフリーザ様が!?」

ギニュー「うむ。そこで、まずはベジータが何を持ってきたのかを把握したいのだが・・・」

グルド「そういえば昨日の夜、ザーボンがノリノリで厨房で料理をしてたな・・・あれが原因なのか?」

ギニュー「グルドはその現場を見ていたのか」

グルド「ああ。妙にいいにおいがしやがるから、ちょっとのぞいてみたんだ。」

リクーム「おいおい、まさかお前、つまみぐいしたんじゃないだろうな?」

グルド「そんなことするわけねぇだろ!!」

ジース「」タラタラ

ギニュー「どうした、ジース?」

ジース「」びくぅぅっ!!!

バータ「おい、お前まさか・・・?」

ジース「は、はははナニヲバカナ・・・」

ギニュー「・・・・・・」カチッ

ピッ 戦闘力 2

ギニュー「ジースお前・・・」

ジース「た、隊長!?ま、まさか俺の戦闘力を・・・!?」

ギニュー「このバカ者おおおおおお!!!!」バキィィィィィィ!!!

ジース「ぎゃああああああああああ!!!!!!!」ドガアアアアアアア!!!

ジース「」ピクピク

ギニュー「こともあろうにフリーザ様の料理をつまみぐいするとはなんたる奴だ!!恥を知れ!!!」

ジース「」ピクピク

リクーム「たいちょー、もうこいつ意識ないっすよ?」

ギニュー「構わん、放っておけ!!まずはザーボンを探すのだ!」

一同「おう!!」

捜索員1・リクーム 捜索場所・厨房―――

リクーム「ザーボンちゃんはいるかー?」ひょこっ

料理人「あ、リクーム様!」

リクーム「おう、いいにおい出してるな!」

料理人「味見なさいますか?」

リクーム「うっひょー、マジでか!?どれ、味見してやるぜぇ」

捜索員2・バータ 捜索場所・館内の廊下全域―――

バータ「おーいザーボーン!どこだー!?」タタタタタタタタタタタ

キュイ「うおっ!?」ヒュン!!

キュイ「な、なんだ今の!?ば、バータか・・・?廊下は走るなってしらねぇのかよ!!」

タタタタタ キキィッ

バータ「なんか言ったかキュイ!?」

キュイ「い、いやなにも言ってないっすよ?」オドオド

バータ「ちっ、なら声かけんなバカが!!」タタタタタタタタタ

捜索員3・ギニュー 捜索場所・ザーボンとドドリアの部屋―――

コンコン

ドドリア「へーい、今開けやーす」ウィィィィン

ドドリア「ぎ、ギニューさん!?どうかしたんですかい?」

ギニュー「うむ、ザーボンを探していてな。いるか?」

ドドリア「ザーボンすか?いや、部屋にはいないっすけど・・・」

ギニュー「ちっ、どこに行ったのだ、ザーボンめ・・・」

ドドリア「どうかしたんですかい、ギニューさん?」

ギニュー「貴様には関係ない!いないならオレは行くぞ」

ドドリア「は、はぁ・・・」

捜索員4・グルド 捜索場所・ギニュー特戦隊の部屋(超能力での捜索)―――

グルド「むむむ・・・どこにいるんだザーボンの野郎・・・」

コンコン

グルド「うっせー!今集中してんだから後にしろ!!」

ザーボン「は、はぁ・・・了解しました」

グルド「っ!今のはザーボンの声!?おい、ちょっと待て!!」

ザーボン「はっ?入ってもよろしいので?」

グルド「とろとろしてんな!さっさと入って来い!!」

ザーボン「失礼します」ウィィィィン

グルド「おいみんな、聞こえるか!?ザーボンの野郎が俺たちの部屋に来たから戻ってきてくれ!」

厨房―――

リクーム「むごっ?おお、今戻るぜぇ」モグモグ ゴクン

リクーム「御馳走さん、うまかったぜ!」タッタッタ

廊下―――

バータ「お、そうか!今戻るぜ!!」タンッ タタタタタタ

ザーボンとドドリアの部屋前―――

ギニュー「そうか、見つかったか。オレも今戻るぞ」

ザーボン「どうかしたので?」

グルド「ん?ああ、ちょっとな。っと、そういやお前は何の用で来たんだ?」

ザーボン「ああ、そうそう。この前ベジータが持ってきた食材なのだが、フリーザ様に料理してもまだ余ってな。特戦隊の皆なら食べるだろうかと思って持ってきたのだ」

グルド「なっ、なんだってぇぇぇ!!?」

ザーボン「これがそうなのだが・・・」カパッ

グルド「・・・い、いいにおい、だな・・・」

ザーボン「わたしは食べていないのだが、フリーザ様はとてもおいしいと喜んで食べていた。」

グルド「・・・・・・」ゴクリ

グルド(ちょ、ちょっとくらいなら大丈夫かな・・・)

バータ「俺が一番乗りだぜぇ!!」キキッ

グルド「むぐっ!?」ゴクンッ

ザーボン「あ、バータさん。バータさんもどうですか?」

バータ「あぁ?おい、これってまさか・・・って、グルドお前・・・何食べてんだ・・・?」

グルド「い、いやこれは・・・」

リクーム「ふぅ、ちぃっと食い過ぎたぜぇ。今戻ったぞー」

ギニュー「お前を厨房に行かせたのは間違いだったな・・・」

グルド(や、やべぇ・・・)タラタラ

ギニュー「む、グルドよ。どうした?挙動不審だぞ。」

グルド「い、いや俺はあくまで毒見で・・・」

リクーム「まさかお前・・・」カチッ

ピッ 戦闘力 1

グルド「お、おい!俺の戦闘力はどうなってる!?」

リクーム「・・・・・・」

リクームは無言で人差し指だけ立ててグルドに見せる。

グルド「や、やっぱりこれがそうだったのか・・・」

ギニュー「なんだ?どうしたのだ?」

グルドは他のみんなに事情を説明した。説明が終わるのと同時に、ギニューからの鉄拳制裁も同時に食らった

ギニュー「ふがいない奴らめ・・・これで我がギニュー特戦隊は三人になってしまったか・・・」

ザーボン「じ、事情が呑み込めないのだが・・・?」

ギニュー「ああ、そうだ。ザーボンよ、ベジータは一体何を持ってきたのだ?わかるか?」

ザーボン「ええ、確か、惑星ターイジャを攻め滅ぼした時に手に入れた食材だとか・・・」

バータ「ターイジャだと?」

ギニュー「知っているのか、バータ?」

バータ「ああ、確か、不思議な食材がたくさんあるって有名な星だったな」

ギニュー「不思議な食材・・・」

バータ「ここの図書館を調べたら何かわかるかもしれねーな」

ギニュー「そうか、よし。図書館に行くぞ!!」

バータ・リクーム「おう!」

ザーボン「ま、全く事情が呑み込めん・・・」

図書館―――

ギニュー「さあ、探すぞ!!」

リクーム「勘弁してくださいよぉ隊長。オレ、腹いっぱいでこんな調べごとしたら眠くなっちまうッスよ」

ギニュー「泣き言を言うな、リクーム!オレはフリーザ様が心配だから一度フリーザ様のところに戻る。調べ物は任せたぞ、二人とも!」

バータ・リクーム「へーい・・・」

フリーザの私室―――

フリーザ「ま、まだですかねギニューさんは・・・」ガタガタ

フリーザ「このままでは恐怖で頭がどうにかなってしまいそうですよ・・・」ガタガタ

コンコン

フリーザ「」ビックゥゥゥゥゥ!!!!?

ギニュー「わたしです、フリーザ様!」

フリーザ「ぎ、ギニューさんですか!?は、入ってきなさい!!」

ウィィィィン

フリーザ「どうなのですか、ギニューさん?解決は出来そうなのですか?」

ギニュー「ご安心ください、フリーザ様。今、バータとリクームが調べているところです。順調に行けば、明日の朝には原因の星に行けるでしょう」

フリーザ「ほ、本当ですね!?明日の昼には、わたしの戦闘力は53万に戻れるんですね!?」

ギニュー「解決方法がわかれば、の話です。それまではどうか、気を確かに持っていてください」

フリーザ「し、しかし明日の朝一には定例会議が・・・」

ギニュー「変におどおどしていたらかえって怪しまれますぞ!いつも通りの、憮然とした態度で会議に出てください。いいですね?」

フリーザ「わ、わわわわわわわわかりました。お願いしますよ、ギニューさん!あなただけが頼りなのですからね!?」

技術班・宇宙船班―――

ギニュー「よいか?明日の朝には出発できるように宇宙船を用意しておけ!」

宇宙船班リーダー「はっ!了解しました!」

ギニュー「よし、これで準備は終わったな。さて、バータとリクームの方はどうなっているかな・・・」

図書館―――

リクーム「んごごごごがががががぁぁぁ~・・・・・・」

ギニュー「」

バータ「あ、隊長!!」

ギニュー「おお、バータ。どうだ?何かわかったか?」

バータ「ええ、とりあえず関係ありそうな本をいくつか持ってきました」

ギニュー「おいリクーム、起きろ!!」

リクーム「んぁあ・・・?なんスカたいちょー・・・もう朝っすかぁ・・・?」

ギニュー「・・・寝かせておいた方がよいかもしれんな・・・」

ギニュー特戦隊の3人は徹夜で調べ物をし・・・

フリーザは恐怖で部屋の隅でがたがたと震え・・・

そして、夜があけた。

ギニュー「つ、ついに見つけたぞ・・・これに違いない・・・」

ウィーカー
惑星ターイジャに生息する獣。その肉はとても美味だが、食べると体が弱体化するという珍しい特性を持つ肉。
この弱体化を取り除くためには、同じく惑星ターイジャにあると言われるクレイズの泉の水を1年間10リットル飲まらなければならない

ギニュー「・・・ベジータめ、これは確信犯だな。ベジータが帰ってくるまで、どれくらいの期間があるのだ・・・?」

フリーザ「な、なんとか会議は終えることができましたね・・・」ガタガタ

ギニュー「失礼しますぞ、フリーザ様!」ウィィィィン

フリーザ「っ!!ぎ、ギニューさん!!どうなのですか!?解決の糸口は掴めたのですか!?」

ギニュー「はい。詳しくは宇宙船の中でお話しいたします。」

リクーム「ふっ・・・くぁぁぁぁあああああっ・・・!!よっく寝たぜぇ」

バータ「おめぇは気楽なもんだなリクーム・・・」

ジース「ちくしょう・・・体に力がはいらねぇぜ・・・」

グルド「おめぇなんかいいじゃねぇか・・・俺なんて戦闘力1だぜ・・・」

こうしてフリーザはギニュー特戦隊のみを引き連れて、惑星ターイジャへ向けて出発した。

宇宙船―――

フリーザ「今朝の会議で、ベジータは1年近く帰ってこない事がわかりました。」

ギニュー「随分と辺境の星なのですな、その地球とやらは」

フリーザ「そうですね。ですが、安心しました。1年という長い期間でも、なんとかギリギリ間に合いそうですからね。」

ジース「俺たちもフリーザ様について1年そこで暮らさなきゃなんねぇのか・・・」

ギニュー「バカ者!!自業自得だ!!」

グルド「めんどくせぇなぁ・・・」

フリーザ「それにしてもあなたたち、よくやってくれましたね。無事わたしの戦闘力が戻れば、あなたたちには臨時ボーナスを出すことにしましょう。」

リクーム「うっひょおおー!!マジッすかフリーザ様!?」

フリーザ「ええ。ですから、1年の間、よろしくお願いしますよ」

一方、地球へと向かうサイヤ人3人は―――

ラディッツ「ま、マジかベジータ!?フリーザ様の弱体化に成功したってのは!?」

ベジータ「ああ。あの挙動不審ぶりは間違いない・・・くっくっく。ざまぁないぜフリーザ」

ナッパ「でもよ、ならわざわざ弱虫ラディッツの弟なんか迎えに行かなくてもよかったんじゃねぇか?」

ベジータ「馬鹿め、フリーザは楽に倒せるかも知れんが、その後ギニュー特戦隊とも戦うことになるだろう。」

ベジータ「そいつらも倒す為に、少しでも戦力はあったほうがいいのだ。それに、いざとなったら地球を焦土にして修行すればいい。」

ナッパ「そっか!さすがベジータだぜ!」

ラディッツ「カカロットめ、大人しく俺たちに従えばいいのだが・・・」

1日後、惑星ターイジァ―――

フリーザ「ここが惑星ターイジャ・・・」

ギニュー「中々環境の整った星のようですな。フリーザ様が元に戻られた暁には、この星も手に入れましょうか?」

フリーザ「なりませんよ、ギニューさん」

ギニュー「は?そ、そうですか?」

フリーザ「わたしはこの星に1年お世話になるのです。ならば、この星はそのまま残すのがせめてもの礼儀と言う奴でしょう」

ターイジャ星人「あ、あんたがた、この星に何の用だ!?」

ギニュー「む?先住民か?生き残りがいたのか・・・。」

フリーザ「初めまして、ターイジャ星人。」

ターイジャ星人「こ、この前あんたらと同じような服を着た奴らがせめて来たんだぞ!あ、あんたらもそいつらの仲間だろう!?」

フリーザ「すみませんねぇ、前にここに攻め入った奴は命令違反だったのですよ。」

リクーム「へっ?そうなんすか?」

ジース「バカっ、黙ってろ」

ターイジャ星人「そ、そんなこと信用するわけねぇだろ!!」

フリーザ「これに関しては謝罪するしかありませんねぇ。」

ギニュー「そこの者!フリーザ様がこう言っているのだ!!」

ターイジャ「・・・あ、あんたら、何もんだ?」

フリーザ「わたしたちは、宇宙の地上げ屋です。ですが、この星に手出しはしませんのでご安心を」

フリーザ「この星の者の戦闘力はどれくらいなのですかね・・・」カチッ

ピッ 戦闘力500

フリーザ「なかなかの戦闘力ですね・・・ま、いいでしょう」

フリーザ「ああ、そうそう。ちなみに・・・」

フリーザ「わたしの戦闘力は5です」

じゃくたいをもじったのがターイジャ?

>>124
その通り


ターイジャ星人を説得し、泉の場所を聞き出して、フリーザ達はそこに居座った。

これから1年の間、ただ泉の水を飲んで暮らすのだ

半年後、地球―――

ラディッツ「カカロットよ、会いたかったぞ!!」

悟空「な、なんだおめぇらは!?」

ベジータ「ちっ・・・まるで戦力にならん数値だ・・・!」

ナッパ「どうすんだベジータ?」

ベジータ「おいラディッツ、お前はここに残れ。俺とナッパは他の星に行くことにする」

ラディッツ「えっ!?」

ベジータ「こんな星で修行してたら逆に弱くなっちまう・・・!お前はカカロットを仲間に引き入れたら、この座標の星に来い!」ピッピッピ

ラディッツ「あ、ああわかった」

ベジータ「行くぞナッパ」

ナッパ「わかったぜベジータ」

ラディッツは、悟空を説得する役目を負った。

ベジータとナッパは、道中見つけた重力の強い星に移動し、打倒フリーザ軍を目指し修行に励んだ

悟空は悟空で、フリーザ軍の話を聞くと、フリーザ軍を打倒するためだけならば仲間になると言い、ラディッツと共にベジータ達の元に向かった

そうしてもう半年、フリーザ達が惑星ターイジャに到着してから1年が経過した―――

フリーザ「んぐ、んぐ・・・うおおっ!?」ググググッ・・・

ギニュー「ど、どうしましたフリーザ様!?」

フリーザ「か、体に力がみなぎってくるっ・・・!!ぎ、ギニューさん!わたしの戦闘力はいくつですか!?」

ギニュー「はっ!少々お待ちください!」カチッ

ピッ 戦闘力 530000

ギニュー「も、戻った・・・!戻りましたぞフリーザ様!!」

ジース「お、俺も測ってくれ!!」

グルド「俺も頼む!!」

バータ「ああ、大丈夫だ!元に戻ってるぜ!」

フリーザ「長かったですね、ここまで・・・」

ギニュー「ええ。では、惑星フリーザに戻るとしましょう!!」

フリーザ「ベジータ達ももうじき戻ってくる頃でしょう・・・わたしを罠にはめた罪、償ってもらいましょうかねぇ」

フリーザ「ふふふ・・・ほほほ・・・ホーッホッホッホッホッホッ!!」

フリーザ「ああ、そうそう。ウィーカーとか言いましたね。その獣を一匹、捕まえておきなさい。」

ギニュー「そう言うと思って、取っておきましたぞフリーザ様!」

フリーザ「さすがですね、ギニューさん。さ、行きましょうか」

フリーザ達を乗せた宇宙船は、惑星ターイジャを発った。

フリーザ「宇宙から見ても、なかなかに美しい星ですね。」

ギニュー「そうですな。」

フリーザ「リクームさん。」

リクーム「はい?なんですかフリーザ様?」

フリーザ「上部ハッチを開けなさい」

ジース「えぇっ!?」

リクーム「い、一体何のために・・・?」

フリーザ「わたしがなぜウィーカーを取って来いと言ったのか、わかりませんか?いいから、開けてきてください」

リクーム「り、りょーかいしましたぁ!!」

フリーザ「ふふふ、あの泉を残しておくわけにはいきませんからねぇ」にやり

ウィィィィィィィィン

フリーザ「さようならですね、惑星ターイジャ。この星も、わたしを罠にはめた要因のひとつですからね」

フリーザ「綺麗な花火になりなさい!」ゴゴゴゴゴ・・・

フリーザの指先に、戦闘力が完全に戻ったデスボールが作られた。

フリーザ「ホーッホッホッホッホッホッホッホッホ!!!」ヒュン

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!

ギニュー「いつものフリーザ様に戻られた・・・わたしは一安心ですぞ、フリーザ様!!!」

リクーム(うわぁ・・・)

ジース(正直これは引いたわ・・・)

1日後、惑星フリーザ―――

フリーザ「ふぅ、帰ってきましたね。・・・ん?」

ギニュー「なんだか星が荒れていますな。」

ベジータ「はっはっはー!!フリーザめ、早く帰ってきやがれーー!!粉々に消し飛ばしてやるぜぇぇ!!」ドドドドドド!!

ナッパ「はっはっはぁ!!いい気分だぜ!!」クンッ ドカアアアアン!!

ラディッツ「そらそら、フリーザ、早く帰ってこないとこの星が見事なまでの焦土になるぜぇ!!」バシュウウウ ドオオオン!!

悟空「やっぱこいつらについてくんじゃなかった・・・」

フリーザ「」プチン

ギニュー「あいつらめ、好き放題にやりやがって!!」

フリーザ「待ちなさい、ギニューさん。わたしが行きます」

フリーザ「ずいぶんと元気が有り余っているようですね、サイヤ人の皆さん」

ベジータ「っ! へっ・・・よくも戦闘力5の分際でおめおめと出てこれたもんだぜ・・・」

フリーザ「やはり確信犯でしたか・・・」

ナッパ「死ねフリーザ!!はぁ!!」ブンッ

フリーザ「で?」パシッ

ナッパ「!?」

フリーザ「わたしをはめた罪、どうやって償うつもりですか?」ピキピキ

ナッパ「ぎゃああああああああ!!!」

ベジータ「ば、バカなっ・・・元に戻っているのか・・・!?」

こうしてベジータ達は、あえなく全員がフリーザに捕まったのだった

牢獄―――

ベジータ「ちっくしょうめぇぇぇぇ!!!」

ナッパ「話が違うぜベジータ!!普通につええじゃねぇか!!」

ラディッツ「お前を信じた俺がバカだったよ!!」

悟空「オラ完全にとばっちりじゃねぇか!!」

フリーザ「負け犬の遠吠えが聞こえてきますね。お腹がすいたのですか?」

ベジータ「殺すなら殺しやがれ!!」

フリーザ「まぁまぁ、とりあえずこれを食べなさい」スッ

悟空「おっ?飯か?」ヒョイパク

ベジータ「バッ、バカ野郎!!安易に食うなカカロット!!」

悟空「んぐんぐ、普通にうめぇじゃねぇか」

フリーザ「ふふふ、あなたたちもどんどんお食べなさい」にっこり

ナッパ「」ギュルルルルル・・・

ラディッツ「」ギュルルルルル・・・

ナッパ「ど、どうせもう死ぬしかねんなら、な?」

ラディッツ「あ、ああ、そうだな。最後の晩餐ってのも悪くねェか」

ベジータ「貴様らまで!!」ギュルルルルル・・・

ベジータ「」ギュルルルルル・・・

ナッパ「おっ、うめぇじゃねぇかこれ!!」もぐもぐ

ラディッツ「ああ、いけるぜ!!」もぐもぐ

悟空「ははは、こいつそんなに悪い奴じゃねぇんじゃねぇか?」もぐもぐ

ベジータ「お、俺は絶対に食わんぞ・・・!!」ギュルルルルル・・・

こうしてウィーカーを食べたラディッツ、ナッパ、悟空は牢獄から出された。

悟空は宇宙船をひとつ貰い、それで地球へと帰った。もちろん、自分が弱体化をしているとは気付かずに。

ラディッツとナッパは、今後は給仕係として働いて行くことになった。

唯一食べなかったベジータはその後、牢獄で餓死したとの報が入った。

フリーザ「しかしあの肉、本当においしかったですねぇ。あの味をなんとか再現できないものでしょうか?」

ザーボン「フリーザ様、お食事の時間です。」

フリーザ待っていましたよ。今日の料理は誰が?」

ザーボン「はっ。前回にフリーザ様の絶賛をうけたので、今日もわたしが作ってまいりました。」

フリーザ「・・・まさか、あの肉は使っていないですよね?」

ザーボン「は、はっ・・・その説は、大変失礼をしました。今回は、普通にこの惑星で取れる肉でございます」

フリーザ「そうですか、それを聞いて一安心です。では、いただきましょうか」パクッ モグモグ・・・

フリーザ「こっ、この味は・・・!?」

ザーボン「ど、どうかなさいましたかフリーザ様!?」

フリーザ「うまい・・・!!まさかあの味は、肉の味ではなくザーボンさんの味付けによる味だったのですか!?」モグモグ

ザーボン「は、はぁ・・・?」

フリーザ「ザーボンさん、今度からはあなたがわたしの食事を作りなさい!いいですね?」

ザーボン「りょ、了解しました!!」

フリーザ「この味があれば、これからも頑張っていけそうですね。ホッホッホ!」

終わり

悟空のその後が気になる

>>164
地球に帰ったあとは心臓病で死んだんじゃないかな

最後雑すぎ割ろたwwwwwwwwww

>>166
ごめん、いいオチが思いつかなかったんだ

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