シンジ「乗ればいいんでしょ?」
ミサト「シンジ君、あなたねえっ」
シンジ「あ。年増はお呼びじゃないんで安心してください」
ミサト「んなっ」
リツコ「プ。無様ね」
ミサト「あんたなんか三十路でしょーが!」
ゲンドウ「………どう言う事だ……?」
シンジ「だからハーレムですよ…。そうですね……3人でいいですよ父さん」ニヤッ
ゲンドウ「(どーすんのキールこれ……)」
ゲンドウ「冬月すまんな」
冬月「かまわんよ、若い男の生気を吸えるんだから長生きにもなるさ」
シンジ「もう我慢できないから、とりあえず服脱いでよ」
ゲンドウ「冬月先生、後はたのみます」
シンジ「僕が戦わないと人類が危ないんでしょ? なら、いいじゃないですかそのくらい」
ゲンドウ「・・・」
シンジ「ハーレムのひとつや二つや三つや四つ提供してくれたって」
ミサト「中学生のくせに」
シンジ「中学生だからですよ! 中学生男子だからこそです!」
リツコ「説得力あるわね」
ゲンドウ「いいだろう。冬月、レイを呼べ」
冬月「?! しかし、いいのか碇」
ゲンドウ「レイにも穴はあるからな」
レイ「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ」
シンジ(なんかエロいや)
ゲンドウ「その、エロい格好で喘いでいる女をお前にくれてやろう」
シンジ「この恥ずかしい格好・・・・・・これも、父さんの仕事なの?」
ゲンドウ「そうだ。お前も着ることになる」
シンジ「や、やだよそんなの。女の子だけにしてよ!!」
ミサト「シンジ君・・・」
シンジ「こんなみっともない格好、できるわけないよっ!!!」
レイ「・・・・・・」
ゴゴゴゴゴ・・・
ゲンドウ「奴め、ここに気づいたか。シンジ、乗るならば早くしろ」
シンジ「・・・・・・女の子は、この子一人だけなの?」
ゲンドウ「後で用意してやる。準備には時間が掛かる」
シンジ「でも、まだ何もしてないじゃないか。命がかかってるのに報酬が後払いだなんて」
ゲンドウ「時間が無いのだ」
シンジ「だって! このまま出て行って死んじゃったら、僕、童貞のまま死んじゃうんだよ?!」
ゲンドウ「・・・」
シンジ「童貞は嫌だ、童貞は嫌だ、童貞は嫌だ―――童貞は嫌だっ!」
ゲンドウ「今のレイでは耐えられん。そこの二人で脱童貞だけ済ませておきたいか?」
シンジ「ぐ・・・分かったよ、僕が乗るよ。乗ればいいんだろ」
リツコ「プ」
ミサト「あんたも拒否られてるわよリツコ」
シンジ「―――はっ?!」
ミサト「気分はどう?」
シンジ「・・・・・・よく分かりません。僕、勝ったんですよね?」
ミサト「ええ。多少の記憶の混乱がみられるようだけど、よくやってくれたわ」
シンジ「あの女の子は?」
ミサト「レイなら・・・・・・」
シンジ「可愛かったなぁ、あの子」
ミサト「一応言っとくけどまだ無理よ。あれから一日しか経ってないんだから」
シンジ「そんな!? じゃあ僕のハーレムは? ここブラック企業なんですか!?」
ミサト「あなたの部屋はこの先の第6ブロックに個室を用意したけど、一人暮らしで問題ないわね?」
シンジ「これまでも一人暮らしみたいなものだったし、そのほうが楽でいいです」
ミサト「そう。なら良かった」
シンジ「女の子を連れ込んでいいなら」
ミサト「・・・」
シンジ「正当な報酬ですよね? 約束しましたよね?」
ミサト「・・・・・・今、碇司令を始め、スタッフが色々と根回ししてくれてるそうだから」
シンジ「待てってことですか」
ミサト「なにしろ急なことだったし、用意するから我慢してちょうだい」
シンジ「僕への要求だってよっぽど急だったと思うんですけど」
ミサト「う」
シンジ「早くおっぱいの海に溺れたい・・・・・・」
シンジ(ここが新しい家―――というか部屋か。知らない天井だ)
コンコン
シンジ「はい」
マナ「失礼しまーす」
シンジ「(僕と同い年くらいだ)えっと、なんでしょう」
マナ「私、戦略自衛隊所属の霧島マナっていいます。宅配サービスに来ました」
シンジ「あ、どうも。で荷物は?」
マナ「もう・・・・・・。自分で要求したくせに鈍いなぁ」
シンジ「?!」
マナ「シンジ君への貢ぎ物になるよう命じられたの。私」
マナ「若くて可愛くて健康な女の子が早急に必要だって、ネルフが戦時に持ちかけて取引したのよ」
シンジ「父さん・・・! ヘンなスーツ作る以外にもちゃんと仕事してたんだ」
マナ「取引内容には興味ないの?」
シンジ「そんなの大人に任せるよ。それより、霧島さん」
マナ「マナって呼んで」
シンジ「マナ! つまりマナを僕のモノにしていいってことだよね! ハァハァ」
マナ「・・・・・・うん。人権ごと売り渡されちゃった」
シンジ「やったぁ!! ハーレムへの大いなる第一歩だっ」
マナ「他も準備進めてるらしいけど・・・それより私今、けっこう同情引けそうなこと言ったんだけどなぁ」
シンジ「大丈夫だよちゃんと美味しくいただくからっ」
マナ「・・・」
シンジ「良かったぁ。最初がこんな可愛い子で」
マナ「可愛いでしょ?」
シンジ「うん、すっごく」
マナ「戦時の女の子で、一番可愛いから私が選ばれたんだもん。シンジ君も、顔、きれいだよね」
シンジ「ホ、ホント?」
マナ「この命令受けた時、断固拒否!と思ったけど、写真見たら『ちょっといいかも』って思っちゃった」
シンジ「///」
マナ「どうせ身寄りも無いし。人類のヒーローになる予定の男の、最初の女になるのもいいかなって」
シンジ「マナ・・・・・・」
マナ「シンジ・・・あ・・・ん」
シンジ(キスしてる! こんな可愛い女の子とキス!)
マナ「ん、んっ・・・。はぁぁ」
シンジ「マナっ!」
マナ「きゃっ」
シンジ「マナの下着姿が見たい!!」
マナ「・・・え?」
シンジ「脱がせてもいいけど、自分で脱ぐんだっ」
マナ「え、う、うん」
マナ「ど・・・・・・どうかな」
シンジ「くるっと回って」
マナ「んっ」クルッ
シンジ (*´▽`)パァァ
マナ(幸せそう)
シンジ「こっちに来て、マナ」
マナ「はぁい」
ぎゅっ
シンジ(うわ、柔らかい・・・いい匂い・・・)
マナ「・・・・・・シンジ。ね。覚悟決めてるうちに、お願い」
シンジ「分かった! ハァハァ」
がばっ
シンジ「マナぁっ!!」
マナ「あ、ぁん」
☆ ☆ ☆
シンジ(やっぱり、知らない天井・・・でも)
マナ「すぅー、すぅー、すぅー」
シンジ「はぁ。キモチよかった・・・」
マナ「そんなに?」
シンジ「うわぁっ?! お、起きてたの?」
マナ「寝たふりしてた」
シンジ「ひどいや」
マナ「初めての子に三回も中で出すほうがヒドイと思うけど」
シンジ「・・・」
マナ「いざって時は責任取ってね?」
シンジ「もちろん! これを機にハーレム御殿を作ってエロ楽しく暮らすから、マナも一緒に住もうね」
マナ「・・・・・・ヘンな夢」
シンジ「男の子の夢って言ってよ。中学生男子なんだから」
ミサト「さっ! 手続きも下準備もしたし、今日から学校よ、シンジ君」
シンジ「ブツブツブツブツ」
ミサト「・・・・・・なにこれ。どうしたの?」
マナ「今日は欝期なんだそうです」
シンジ「・・・なんでまだ生きてるんだろう。僕なんかいなくても・・・むしろいないほうがいいんだ・・・」
ミサト「難儀な子ねー」
マナ「周期的にクるんだって、シンジ、前から言ってて」
ミサト「あの小生意気な態度もムカつくけど、これはこれで困りものねえ」
シンジ「ブツブツブツブツ」
ミサト「あんまり大人しいと、おねーさんが押し倒しちゃうわよ?」
シンジ「ひぃぃぃ」
ミサト「くっそムカつくわー」
マナ「大丈夫だよシンジ。私はシンジの傍から絶対離れないから」
シンジ「ぁぁぁ、マナぁ・・・」
ミサト「く・・・・・・。ま、ま、それはともかく学校の件だけどさ」
マナ「はい」
ミサト「男女比を偏らせて、女子の選抜もして。さらにシンジ君の情報もいい感じに流しといたから」
マナ「情報って、どういうものですか?」
ミサト「だからほら。使徒から人類を守る美少年天才パイロットとかなんとか、そんな感じに」
マナ「はあ。でもこれじゃ・・・」
シンジ「ブツブツブツブツ」
ミサト「うーん」
女子生徒「おはよっ」
女子生徒「お早う。ねえ、見て見て。あれ」
シンジ「・・・・・・」
マナ「シンジ、大丈夫?」
女子生徒「あれが、例の『シンジ様』? なんか暗そうだけど・・・」
女子生徒「えーでも、可愛いじゃない」
女子生徒「あんな細いのに化物と戦ってるんだぁ。すごーい」
マナ「ほ、ほら、聞こえてる? ちゃんと人気出てるよ、シンジ」
シンジ「・・・・・・」
マナ「しっかりして! ハーレム作るんでしょ! 今日は大切な初日なんだから」
シンジ「ハーレム・・・」
マナ「そうだよシンジ! 脱ぎたての制服に埋もれるのが夢だって、あんなに語ってくれたじゃない」
シンジ「そうだ・・・・・・ハーレム・・・! 酒池肉林・・・」
マナ「シンジっ!」
トウジ「おうこら、そこの転校生!!」
マナ「・・・え?」
トウジ「『転校生』で反応したっちゅうことは、やっぱりそうか。お前があのロボットのパイロットやな?」
マナ「な、なによあんた」
トウジ「どかんかい。わいが用があるのはそっちの男や」
ケンスケ「悪いね。こいつ、先日の騒ぎで家族が巻き込まれて怪我しちゃってさ」
シンジ「!!」
トウジ「どりゃっ!!」
バキッ
シンジ「ぐはっ」
マナ「きゃ、シンジ!? ちょっと、なんてことすんのよこの黒ジャージ!!」
トウジ「ジャージは関係あらへんやろっ」
シンジ「フ・・・フフフ・・・・・・やっぱり、僕なんて・・・・・・」
マナ「あああああ、シンジ・・・。せっかく復活しかけてたのにぃ」
ヒカリ「どう、碇くん大丈夫?」
マナ「うん、ありがとう。怪我は大したことないの」
シンジ「・・・・・・」
女子生徒「なんだか、めっちゃ暗いけど」
マナ「え、えっとね! 敵を倒しても、こないだ怪我した人もいたから。それで心を痛めてるとゆーか・・・」
女子生徒「そうなんだ。優しいんだね」
マナ「・・・・・・せめて被害が、兄とか弟だったら良かったのに。妹さんだなんて」
ヒカリ「?」
マナ「あ、気にしないで」
ウーウゥゥゥゥゥー
マナ「!」
ヒカリ「これって、また?」
レイ「・・・」
女子生徒「わ、私達避難するね」
ヒカリ「碇くん、頑張って」
マナ「ありがと。また後で」
シンジ「・・・」
レイ「私・・・先、行くから」スタスタ
シンジ「・・・」
マナ「シンジ」
シンジ「ボク・・・ボクガイッテモ・・・」
マナ「もう。メンドくさいんだから」
スルッ
マナ「はいシンジ。私のパンツあげる」
シンジ「ッ!」
マナ「これをお守りにしたら、きっと勝てるから。戦ってきて」
シンジ「パンツ・・・あったかい・・・。人の温もりだ」
マナ「お願いだから口にしないで」
シンジ「助かったよ、マナ。やっと目が覚めたみたいだ」
マナ「これが終わったら、戦自の女の子達紹介してあげるからね」
シンジ「ホントにっ?」
マナ「可愛い子だけピックアップしとくから、皆でカラオケでも行こうよ」
シンジ「う、うん! 待ってて、使徒なんてすぐ爆発させてくるからっっ」
マナ「いってらっしゃーい」
ミサト「シンジ君はまだなの?」
青葉「今ちょうど、ケージ到着しました」
マナ「頭部に謎の布を被っています。モニターに映します」
パッ
ミサト「・・・・・・シンジ君。それはなに」
シンジ「お守りです。脱ぎたての」
ミサト「・・・・・・LCL入れると多分台無しになるわよ」
シンジ「そ、そうだった! どうすればいいですか? ミサトさんっ」
ミサト「初号機、発進準備!!!」
マナ「避難所で戦闘映像が見られるなんて・・・」
女子生徒「この学校だけ特別なんだって」
マナ(勇姿をアピールするためか。頑張ってね、シンジ)
リツコ『あれからどう? 彼の様子は』
ミサト「彼? ああ、シンジ君ね・・・順調と言えば順調よ。二戦目は完勝だったわけだし」
リツコ『なにか言いたそうね』
ミサト「んー。必須アイテムだから、前に携帯渡してあるんだけどね。料金ネルフ持ちで」
リツコ『ええ』
ミサト「それがまぁジャンジャン鳴ってるみたいでさ。女の子からばっかり」
リツコ『映像効果、絶大ね』
ミサト「まっさか、中ではシンジ様がパンツ被ってたとは思わないでしょうしねー」
リツコ『なんだって構わないわよ。使徒に勝ってさえくれれば』
ミサト「そりゃそうだけどさ」
リツコ『霧島マナともうまくやってるようね』
ミサト「ええ。明日は、戦自の子達と何人かで遊びに行くんですって。もち、シンジ君以外女子だけで」
マナ「ン・・・」
シンジ「あ。おはよう、マナ」
マナ「おはよ・・・しんじ」
シンジ「今、朝ごはん作ってるから、顔洗ったりしておいでよ」
マナ「うん」
シンジ「ふんふんふーん♪」
マナ「?」
マナ「なんだかすっごく上機嫌ね。シンジ」
シンジ「だって今日は、戦自の女の子達と遊べる日じゃないか」
マナ「そうだけど・・・それだけ? 少し喋り方も変わってない?」
シンジ「実はさ。昨日、トウジの妹のお見舞いに行っただろ?」
マナ「あ、うん」
シンジ「ナツミちゃん、すごく愛らしい子だったんだ!」
マナ「・・・」
シンジ「美形で、賢くて、トウジとの共通点はホモサピエンスなことくらいだった。ホモじゃないよ?」
マナ「知ってる」
シンジ「それで、僕のこと応援してるって、尊敬してるって言ってくれて・・・!」
マナ「・・・・・・ロリコン」
シンジ「幼女愛好って言って欲しいな」
マナ「・・・」
シンジ「それにちゃんと将来を待つから安心して」
マナ「ま、なんにしろ、心のしこりが取れたなら・・・。良かったね」
シンジ「しこりって。マナのえっち ///」
マナ「・・・」
シンジ「なんだか今は、世界が純白のカーテンみたいに見えるよ」
マナ「ふーん」
シンジ「マナのことも一層魅力的に見える。マナは元々、めちゃくちゃ可愛いけど」
マナ「なっ。なによ、いきなり」
シンジ「いつもマナには感謝してるのに、なかなか伝えられないから」
マナ「シンジ・・・やっぱり今日はまた、いつもとキャラが・・・。きゃっ!」
シンジ「マナ」
マナ(キスまで、なんだか違う! あ、すごっ)
シンジ「ん、んむっ」
マナ(ロ、ロリコンスケベのくせにっ。ああ、すごい上手、ダメ・・・)
シンジ「マナ・・・ちゅ」
マナ「はぁ、あっ! ハァハァ」
シンジ「マナ、僕をちゃんと見て」
マナ「や・・・ぁ(か、顔・・・まともに見れない・・・)」
シンジ「見てくれないから、またキスするね」
マナ「あ! ぁん、んん・・・」
シンジ「さて。それじゃご飯食べようか」
マナ「・・・」ポー
シンジ「いただきます!」
マナ(・・・今日のシンジ連れて行って・・・だいじょうぶなのかな・・・)
マナ「シンジって、日によってテンションの上下が激しいよね」
シンジ「それ、わりとよく言われる気がする」
マナ「やっぱり・・・あ、いたいた。おーい」
女の子「あ! マナぁ、久しぶり。それでこっちが―――」
シンジ「初めまして。碇シンジです」
女の子「初めまして! きゃーっ、本物だー!!」
女の子「い、いつも、お、応援してますっ」
シンジ「ありがとう。ねぇマナ、マナの言ったとおりだ」
マナ「えっと。私、なんて言ってたっけ?」
女の子「あーっ。マナ、ヘンなこと教えてないでしょうね?」
シンジ「ほら、今日は可愛い子ばっかりくるって言ってたじゃないか」
女の子達「「「「きゃーーっ」」」」
マナ「あ、ははは・・・(なんなのこれ)」
女の子「たまっしいっのルフぅラ~ン♪」
パチパチパチ
マナ(ここまでは普通というか・・・順調というか)
シンジ「ははは」
女の子「ホントなんですよー」
マナ(シンジ、この子達みんな、食べちゃうつもりなのかな)
シンジ「・・・・・・あ。電話来てるからちょっと空けるね」
マナ「ネルフから?」
シンジ「うん、そうみたいだ」
女の子「やっぱり、大変なんですね」
シンジ「ゴメンね。すぐ戻る」
マナ「・・・・・・」
シンジ「・・・」
マナ「シンジ」
シンジ「あれ、マナどうしたの」
マナ「ネルフの用事なら私も気になるから。なに?」
シンジ「・・・・・・父さんから」
マナ「え」
シンジ「新しい住居の件だけど。父さんから」
マナ「シンジ?」
シンジ「テンションさがっちゃった・・・」
シンジ「ど、どうしよう。今日ここまでいい感じできてたのに! こんなチャンス滅多にないのに!」
マナ「あー、やっぱり狙ってたんだ」
シンジ「当たり前だろ、ハーレム積み上げるんだから」
マナ「自分でテンション変えられないの?」
シンジ「それが出来たら欝になったりもしないよ。・・・・・・そ、そうだっ!マナ」
マナ「やだ」
シンジ「まだ言ってないけど」
マナ「パンツはあげない」
シンジ「ブラでもいいんだ」
マナ「や」
シンジ「マナが僕の気持ちを裏切った・・・っ!?」
マナ「だ、だって。シンジの夢は分かってるけど、あの子達は昔からの知り合いだし」
シンジ「ぅぅぅ」
マナ「セッティングしたのは私だけど、いざ本格的に落とすって聞くと抵抗もあったり・・・ね?」
シンジ「ぅぅぅ・・・・・・・ヒドイやヒドイや・・・・・・。あ」
マナ「?」
シンジ「メールだ。と、父さんから」
マナ「なに?」
シンジ「『レイの怪我は完治した。あとは好きにしろ』」
マナ「・・・」
シンジ「・・・・・・ふ」
マナ「シ、シンジ?」
シンジ「もう心配いらないよ。戻ろう、マナ」
マナ「あの、私はドリンクバー取ってから戻るから」
シンジ「分かった。あ、それと、さっきはゴメンね」
マナ「・・・・・・あれくらいがいつものシンジだから別にいいけど」
シンジ「・・・」
マナ「う。な、なぁに?」ドキドキ
シンジ「下着の代わりに、マナのキスで応援して欲しいな」
マナ「バっ、バカなこと言わないでよ・・・! あっんん」
シンジ「ん・・・。それじゃね」
スタスタ
マナ「しんじ・・・」ポー
マナ「はっ?!」
マナ(しまった固まっちゃってた・・・。早く戻らないと)
スタスタ
がちゃっ
マナ「!」
女の子「シンジさまぁ・・・はぁ」
女の子「ああ、あん、あ、そこぉ、イイ・・・!」
女の子「もっとキスくださぁい・・・」
マナ「あ、あ、あ。ほ、ほんのちょっとの間だったのに」
シンジ「この近くに、僕が自由に使えるホテルの部屋があるんだ。皆でそこに移ろう」
女の子「はっ! はい」
シンジ「マナも」
マナ「うう・・・バカっ! もう、知らない!!」
ミサト「マナとケンカしたんですって? うぷぷ」
シンジ「はい。心なしか嬉しそうですね。ミサ・・・年増さん」
ミサト「ねえなんで言い直したの」
シンジ「ごめんなさい。あの、ひょっとしておっぱいって呼んだ方がいいんでしょうか」
ミサト「マナとケンカしたんですって?」
シンジ「く・・・」
レイ「・・・」
ミサト「とまぁ、そんなことしてる間にも使徒は来るわけよね。出撃準備、いいわね?」
シンジ「はい(マナのパンツを被ってないから、頭がスースーして落ち着かないや・・・)」
ヒカリ「あ、初号機が出てきたわよ」
女子生徒「あっちの四角いのが使徒? 生き物なのかな、あれで」
マナ「・・・」
青葉「目標内部に高エネルギー反応! 円周部を加速、収束していきます!」
リツコ「まさか!」
ミサト「シンジ君、避けて!!」
シンジ「えっムリぐアアアアアああああああああっっっっ???!!!!」
マナ「シンジ!」
ガタンっ、ガタンっ
シンジ「なんだここ。電車? 走馬灯・・・ってやつなのかな」
レイ「・・・」
シンジ「それで、どうして綾波が居るの? 会うなら、マナに会って仲直りしなくちゃいけないのに」
レイ「・・・」
シンジ「あ、でも、綾波にも用があったんだ。謝らなくちゃって思って」
レイ「・・・・・・何を?」
シンジ「カード届けに行った時。綾波の全裸見ちゃって、しかも押し倒しちゃって」
レイ「・・・」
シンジ「む、胸も思いきりもんじゃったからさ。こう、ムニっと」
レイ「別に。気にしてない」
シンジ「そうなの? あのまま何もせず帰るなんて、すごく失礼だったなって思ってたんだけど」
レイ「・・・」
シンジ「あ! でも平気だったとかじゃないよ?! ホントに。そのまま3度もオカズにしたくらい」
レイ「・・・」
シンジ「ねえここ本当に僕の走馬灯? 違ってたらさっきの話はなかったことにして欲しい」
レイ「走馬灯ではないわ。こういう風景では、意味があてはまらない」
シンジ「そうだっけ・・・・・・僕、死んだのかな」
レイ「いいえ。もう目が覚める」
シンジ「ん? あ、あやなみ?」
レイ「明日、午前0時より発動される、ヤシマ作戦のスケジュールを伝えます」
シンジ「・・・」
レイ「碇・綾波の両パイロットは、本日イチナナサンマル、ケイジに集合。イチハチマルマル、初号機および零号機起動。イチハチマルゴー、発進。同サンマル・・・」
シンジ「ごめん、いきなりすぎて全然頭入らない」
レイ「・・・」
シンジ「また、あれに乗らなきゃいけないのか」
レイ「そうよ」
シンジ「別にいいけど・・・。その前に綾波とえっちしたい!」
シンジ「今回ので思い知った。僕、今まで遠慮しすぎてたんだ」
レイ「していたの?遠慮」
シンジ「してたさ。ハーレムを報酬として受けるのもいいけど、それを待つだけじゃダメだ」
レイ「・・・」
シンジ「いつ死んじゃうか分からないんだから、ヤるべき事はヤれる時にヤっておかないと・・・!」
レイ「・・・・・・碇司令からは、あなたに従えと命じられているわ」
シンジ「うん。でも綾波はそれでいいの? こうなったらイヤでも押し倒すけど一応」
レイ「構わない。私には何も無い・・・私の代わりはいくらでもいるもの」
シンジ「それって、例えばいつ死んでもいいってこと?」
レイ「ええ」
シンジ「そんな」
レイ「・・・」
シンジ「で、でも綾波だってたくさんイけば、もっとイキたいイキたいって思うようになるって」
レイ「生きたい・・・?」
シンジ「そうだよ。そしたらきっと、色んなことに気力が沸いてくるんじゃないかな」
レイ「・・・」
シンジ「自分をもっと大切にしないとダメだよ。僕とえっちな事する時以外」
レイ「・・・」
シンジ「あ、それとさ、電話取ってもらえるかな。また戦う前にマナと仲直りしときたいから」
シンジ「もしもし、マナ?」
マナ『シンジ!! 良かった・・・!!』
シンジ「ごめんね。心配かけて」
マナ『き、緊急で病院に運ばれたって聞いて・・・うっ』
シンジ「痛かったけど、もう起きたから」
マナ『うんっ』
シンジ「家に帰ったらまたいっぱいイチャイチャしよう」
マナ『うん』
シンジ「それじゃ、これからまた作戦あるし、その前に綾波の初えっち済ませるから切るね」
マナ『』
シンジ「・・・マナ?」
マナ『もげろ』
プツッ
シンジ「・・・怒られた」
しばらく離れます
芋場をどげんとせんといかん
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