まどか「ほむらちゃんとQBがにらめっこをしてる」(913)

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」







さやか「これ勝負つくの?」

まどか「まだ10分しか経ってないもん。諦めるには早いよ」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」







さやか「もう30分か」

まどか「だね」

さやか「本当にいつまでかかることやら」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」







さやか「ドレッシング」

まどか「愚痴」

さやか「地下鉄」

まどか「ツンドラ」

さやか「らっきょう」

まどか「うこん」

さやか「あ、うが付いた。まどかの負け!」

まどか「あーあ、負けちゃった」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」






さやか「終わりよ。ティロ・フィナーレ!」

まどか「詰めが甘いわよ」

さやか「かわされた!?」

まどか「惜しかったわね。ティロ・フィナーレ!」

さやか「ぎゃー」

まどか「……」

さやか「……」

まどか「面白い? マミさんごっこ」

さやか「あんまり。……ってか、まだあの二人にらめっこの勝負付かないのね」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」






さやか「そもそもなんでにらめっこなんかしてるのよ」

まどか「あー、うん。実はね。会話の流れで、というか……。
       QBは私のことを契約させたがっていて、ほむらちゃんはそれを阻止しようとしてるよね?」

さやか「うん。それで?」

まどか「両方から説得される内に、どっちの言うことを聞けばいいのか、段々よく分からなくなってきたの。
      だからついノリで、にらめっこで勝った方の言うことを聞くって言ったら、こうなっちゃって」

さやか「なんでよりによってあの二人ににらめっこなのよ……」

ほむら「ふ……」

QB「……」

ほむら「ふと……」

QB「……」






さやか「おっ? なんか転校生が動きに出たぞ?」

まどか「何を言おうとしてるんだろう?」

ほむら「ふとんが、ふっとんだ」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」






さやか「あー……」

まどか「あ、あはは。本人なりに頑張ったのかな?」

さやか「頑張ってもこれじゃあね。つーか、言葉で笑わせるのはありなの?」

まどか「うーん。このままじゃ勝負付かないし……。
      それじゃあ今からは、手で直接くすぐったりしなければ何をしてもいいってことにしよっか」

ほむら「ある……」

QB「……」

ほむら「アルミ缶の……」

QB「……」






さやか「先が読めすぎて見ていて辛い」

まどか「だね」

さやか「にしてもお腹空いたなー」

まどか「あ、コンビニ行く?」

さやか「そうしよっか」

ほむら「……ねえ、インキュベーター」

QB「なんだい?」

ほむら「いつになったら終わるのかしら」

QB「さあ……」






さやか「たっだいまー」

まどか「たっだいまー」

杏子「……じゃまするよ」

まどか「まさか杏子ちゃんと偶然コンビニで会うとは思わなかったよ!」

さやか「別についてこなくてもよかったのに」

杏子「あぁ? 喧嘩売ってんのか、テメェ?」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」







杏子「あたしはただ、QBの野郎と暁美ほむらが妙なことしてるって聞いて、
     興味が湧いたからついてきただけだよ」

さやか「じゃあもう帰ったら?」

まどか「ちょっとさやかちゃん!」

杏子「むかついた。ちょっと痛い目にあわせ……って、うわ!?
      床に置いてあったバナナの皮で足が!」

さやか「ちょっ!? 大丈夫!?」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「……」

QB「……」







杏子「あ……」

さやか「えーと……」

まどか「さやかちゃんナイスキャッチ!」

さやか「う、うん」

杏子「その、受け止めてくれて……ありがと」

さやか「いや、別に……」

ほむら「筑波山に……」

QB「……」

ほむら「這いつく婆さん……」

QB「……」







さやか「……なんかちょっと刺々しくし過ぎたかもしれない。ごめん」

杏子「いいよ。アンタのあたしに対する悪印象の原因は、元はといえばあたしの行動なんだし」

まどか「仲直りだね! 無事解決して良かった!」

ほむら「ロシアの殺し屋……」

QB「……」

ほむら「恐ろしや……」

QB「……」







まどか「このジュース美味しい!」

さやか「おっ、どれどれ。一口もらってもいい?」

杏子「いいよ」

さやか「ありがとう……、って、なんでアンタが言うのよ!」

ほむら「狼が波平を見て言った……」

QB「……」

ほむら「おお、かみが無い」

QB「……」







まどか「2人の中も深まったことだし、どこかに遊びにいかない?」

さやか・杏子「「別に深まってなんか!」」

まどか「息もぴったり!」

ほむら「まどか達は出かけてしまったわ」

QB「そうだね」

ほむら「……」

QB「……」

ほむら「私はこれ以上あなたと顔を合わせたくないのだけれど」

QB「それなら早く笑ってくれよ。あいにく僕は笑うことができないんだ」

ほむら「……」

QB「……」

まどか「ただいまー! さやかちゃんと杏子ちゃんがいい感じだからこっそり置いてきちゃった」

QB「おかえりまどか。勝負はついたよ。僕の勝ちだ」

まどか「本当!?」

ほむら「ちょっと待ちなさい。私はまだ笑っていないわ」

QB「証拠は?」

ほむら「え?」

QB「笑っていないという証拠は?」

ほむら「それは、ない……けど……」

QB「だろう?」

ほむら「……。そうだ! 私が笑っていないという証拠をがあることを思い出したわ!」

まどか「本当なのほむらちゃん?」

ほむら「ええ! この家に仕掛けてあるビデオカメラを見ればいいのよ!」

まどか「あー、なるほど!」

QB「……」

まどか(って、あれ? なんで私の家にビデオカメラなんか?)

ほむら「こことここと、あとここと……」

まどか「……」

QB「……」

ほむら「さあ、この計19台のカメラを全て検証していきましょう」

QB「……いや、なんかもういいよ。僕の負けで」

ほむら「!! やったわ! やったわまどか! ねえ聞いたでしょう?
      やっぱりコイツは嘘をつくような信用ならない奴なのよ!」

まどか「……」

ほむら「まど、か? どうしてそんなに私から距離を置いているの……?」

まどか「だって……、ねえ?」

まどか「正直言ってどっちも信用できない……かも」

ほむら「どうして!? 嘘をついたQBと私、どちらを信じるべきかは火を見るより明らかな筈よ!」

まどか「いやぁ……。そう言われても、うーん、カメラ19個はちょっと犯罪的というか……」

ほむら(えっ? 何故嘘をついたQBよりも私の方が冷たい目で見られているの……?)

QB「今回は引き分けだね」

まどか「そうだねぇ……。それじゃあ今度は、別の方法で競ってもらおうかな」


ほむほむとQBが争う内容
>>37

バーリトゥード

まどか「そうだ! 私、2人のバーリトゥードが見たいな」

QB「バーリトゥード? それは一体何を指す言葉なんだい?」

まどか「総合格闘技のことだよ」

QB「ああ、なるほ―――」

言葉を紡ぎ終えるより早く、QBの身体は壁めがけて吹き飛んでいった
ほむらが閃光のごとき勢いでローキックを叩きこんだのだ
壁に激突したQBは小さく呻くと、そのまま床にずり落ち、ぐったりとしてしまった

ほむら「QBがバーリトゥードの意味を理解した時点でゴングは鳴っていた。そうよね?」

まどか「あ、うん。そういうことになるの……かな?」

まどか(ちょっと必死すぎるような……)

ほむら「これで決まりね。約束通り契約は止めてちょうだい」

まどか(というか、契約を結ぶ相手のQBが凄いことになってるから、
      もはや結びたくても結べないような)

QB「きゅっ……ぷぃ……」

ほむら(よかった……。なんとかまどかを救うことができた……)

まどか「QB、大丈夫? 立てる?」

QB「ちょっ、と……、無理そうかな……。目が……見えなくなってきたよ……」

まどか「うそっ!? しっかりしてQB! 死んだら駄目だよ!」

ほむら(ざまぁ見ろね)

QB「まど、か……、こんな最期になってしまったけど、君と会えて……良かったよ」

まどか「嫌だよQBぇ! 最期なんて言わないで!」

QB「ううん、分かるんだよ……」

ほむら(しらじらしい)

QB「ねえ、まどか……最後に1つ、僕の我儘を……聞いてくれないかな?」

まどか「うん。聞かせて」

QB「僕と、契約して……、魔法少女になってよ」

まどか「……分かった!」

ほむら「ちょっと、ちょっと待ってまどか! 約束が違うわ!」

まどか「何言ってるのほむらちゃん? QB、死んじゃうんだよ?
      せめて最期のお願いぐらい聞いてあげないと」

ほむら「違うのまどか! そいつには意識を共有している別の個体がいる!
      1個体の死は大きな意味を持たないのよ!」

まどか「よく、言っている意味が分からないよ」

QB「……」ニヤリ

ほむら「!! ねえ見たまどか!? こいつ今笑ったわよ!」

まどか「ほむらちゃん! そんな言いがかりでQBを貶めるのは止めて!」

ほむら(信じてもらえていないみたいね……)

ほむら(カメラもさっき外してしまったから、映像証拠もない……)

ほむら(いったいどうすればまどかに契約を踏みとどまってもらえるのかしら?)


>>48

土下座する

ほむら「う……、お、お願いしますまどかさん! 契約しないでください!」

まどか「ええっ!? どっ、土下座!?」

ほむら「お願いします! お願いします!」

まどか「や、止めてよほむらちゃん。顔をあげてよ」

ほむら「お願いします! 契約しないでください!」

まどか「う……」

QB「……」

まどか「……あれ? あっ」

QB「……」

まどか「さっきからQBが静かだと思ったら、もう死んでる……」

ほむら「よし!」

まどか「ほむらちゃん。QBを殺しておいて、よしだなんてあんまりだよ」

まどか「QBに謝って」

ほむら「その必要は無いわ」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「っ……」ビクッ

まどか「私、ほむらちゃんのこと嫌いになりたくないよ。だからお願い、謝って」

ほむら「……す、すみませんでしたQBさん」

まどか「口で言うだけじゃ足りないよ。さっきみたいに土下座して」

ほむら「えっ?」

まどか「QBに土下座して」

ほむら「……。ごめんなさい……QB、さん……」

ほむら(まさかQBに頭を下げるハメになるだなんて……)

「いいよ。許してあげる」











まどか「っ!? あなたは……QB?」

QB?「いいや。僕はQ……、じゃなかった、10B。QBの兄だよ」

10B(こうでも言っておけば姿かたちが瓜二つな理由もつくだろう)

ほむら(許して……、あげるですって!? しかもQBの兄!? 何嘘ついてるのよこの害獣は!)

10B「さあ、頭をあげてくれ。QBのことは残念だけど、過ぎたことを言っても仕方がない」

まどか「10Bさん優しい!」

ほむら「……」

10B「ああ、それにしても、弟の最後の願いを叶えてやれなかったのは実に悲しいよ。
     もし今からでも弟の望みを叶えてやれたら、あいつも天国で喜んでくれると思うのだけど」

まどか「分かりました10Bさん。 契約を結べばいいんですね」

ほむら「待ってまどか! そいつの口車に乗せられては駄目よ!」

まどか「ほむらちゃんは天国のQBに申し訳ないと思わないの?」

ほむら(まどか……、完全に騙されて……)

10B(ふむ。あと一押しというところだね)

10B「そういえばまどか。君はもう願いは決めているのかい?」

まどか「いいえ。実はそれがまだなんです」

10B「なるほど。それなら僕に願い事の内容を任せてくれないかな?」

まどか「えっ?」

10B「ある人を幸せにしたいんだ。そのために、君の願い事を使いたい」

10B(お次は念話で暁美ほむらの心に話しかけて、と)

10B『暁美ほむら』

ほむら『……何のつもり?』

10B『僕はね、まどかの力でこう願うつもりさ。
    暁美ほむらと鹿目まどかが両想いになれますように、ってね』

ほむら『なっ!?』

10B『どうだい。邪魔をする気は失せたかい?』

ほむら『そそそそんなまさか!!』

ほむら(おっ、落ち着きましょう。確かにまどかと両想いになれるのは魅力的よ。でも……)

まどか「どうしようかなぁ」

ほむら(まどかの幸せを考えると、それは決して許されることではないわ)

10B「さあまどか。早く決めるんだ!」

ほむら(そして何よりこいつを喜ばせることが気に食わなさすぎるのよ!)

ほむら(悔しいけど私の信用度は10Bに劣る)

ほむら(この状況から逆転するには……、一体どうすればいいのかしら?)


>>70

10Bを始末する

ほむら(とりあえず邪魔な10Bを始末しておこうかしら)

ほむら(時間を停止して、と)

10B「……」

ほむら(今の内に10Bを外に放り投げて、その上でハチの巣にでもしておきましょう)

ほむら(……)

ほむら(よし、すっきりしたわ)

ほむら(時間停止を解除しましょう)

まどか「あれっ? 10Bさんがいない! ほむらちゃん、10Bさんどこに行ったか知らない?」

ほむら「さあ。知らないわ。でも弟の亡骸を放置していくなんて薄情ね」

まどか「それをほむらちゃんが言うかなぁ」

ほむら(ううっ。まだ好感度はかなり低いようね……)

ほむら(どうせすぐに代わりのQB……、たぶん11Bがくるでしょうし、それまでに好感度を上げなければ)

ほむら(どうすればまどかの好感度を上げられるかしら?)


>>75

演歌について語る

ほむら(そういえば……、実はまどかは隠れ演歌ファン)

ほむら(そっちの話をすれば好感度が稼げるかもしれないわ)

ほむら「ねえ、まどか。突然だけど、あなたはどんな歌が好きなのかしら?」

まどか「えっ? 歌? そうだなぁ、実は私……、演歌が好きなの。ひ、引くよね……?」

ほむら「そんなことないわ。私も好きよ、演歌」

まどか「本当に!?」

ほむら「ええ。特にサブちゃんの大ファンなの」

まどか「私もサブちゃん大好き! えっと、じゃあどんな曲が好き?」

ほむら(ふふ。これもどう答えるべきかはバッチリ把握しているわ)

ほむら「北の漁場、なんか好みね」

まどか「わあっ、本当に!? 私もこの曲大好きだよ!
      サブちゃんは与作しか知らないって人が多いから、同じ曲を好きな人がいて嬉しいな」


「北の漁場」
http://www.youtube.com/watch?v=ZMwIn0-cstw

まどか「ほむらちゃんはこの曲のどんなところが好き?」

ほむら「えっ?」

ほむら(ま、まどかが以前の世界で好きだと言っていたから曲名をあげたものの……)

ほむら(実は全く知らないのよね、この歌)

まどか「まさか答えられないの?」

ほむら「いえ! そ、そんな訳ないわ! えーと、あれよね
       寒い地方の漁師たちのもの悲しさを情緒豊かに歌っているところが最高よね!」

まどか「え? もの悲しさ? ……この曲は北の漁師の男気を力強く歌った曲だと思うんだけど」

ほむら(勘が外れた!?)

まどか「ほむらちゃん本当に演歌好きなの? なんか怪しいなぁー」

ほむら「本当に好きよ。朝昼晩と一日中聞き続けているぐらい好きよ」

まどか「じゃあ知ってる演歌の曲名を50曲言ってみて」

ほむら「……」

ほむら(時止め!)

ほむら(この隙にネットで調べましょう)

ほむら(よし、大体調べられたわ)

ほむら(時間を動かして、と)

ほむら「曲名をあげていくわね。まずは――――――、……以上で50曲よ」

まどか「ほむらちゃん本当に演歌が好きなんだね!」

ほむら「ええ」

まどか「なんだか親近感が湧くなぁ」

ほむら(いやったあああああ! 好感度うp!)

ほむら(でもまだ駄目押しの一手が欲しいわね)

ほむら(どうすればより好感度を上げられるかしら)


>>83

カラオケに行く

ほむら「ね、ねえまどか。まどかさえよかったら、今からカラオケにいかない?」

まどか「カラオケ? うん、いいよ!」

ほむら(2人でカラオケ……、これはもうデートと言っても過言じゃないわよね!?)

ほむら(ふふ、ふ……。これはもうまどかのハートを頂いたも同然ね!)

店員「いらっしゃいませ。二名様でよろしいですか?」

ほむら「はい」

店員「お時間は何時間になさいますか?」

ほむら「えーっと、2時―――」

まどか「フリータイムで」

ほむら「えっ?」

まどか「フリータイムでお願いします」

店員「はい、ではお二人様フリータイムで。機種の方はjoyとUGAとDAMがありますが」

ほむら「えーと、どれでも」

まどか「DAMで」

ほむら「えっ?」

まどか「LiveDAMでお願いします」

店員「はい、では19番のお部屋になります」

ほむら「あっ、見てまどか。マラカスが置いてあるわ。しゃかしゃか」

まどか「ふざけないでほむらちゃん!」

ほむら「えっ?」

まどか「歌っていうのはね、魂なんだよ!」

ほむら「あ、ご、ごめんなさい」

まどか「マラカスなんて邪道だよ」

ほむら(まどかってこんな子だったかしら)

ほむら(でも、まどかに叱られるのも、これはこれで……)

まどか「まずはどっちから歌う?」

ほむら「私はどちらからでも」

まどか「それじゃあじゃんけんで決めよっか!」










ほむら「まどか、変わりましょうか?」

まどか「いいのほむらちゃん。歌の神様はほむらちゃんに微笑んだんだから、ほむらちゃんが先に歌って」

ほむら(まどかにそんな泣きそうな顔で言われると歌いづらいのだけれど……)


ほむほむが最初に歌う曲
>>95

きよしのズンドコ節

「きよしのズンドコ節」
http://www.youtube.com/watch?v=D1fBxAQF1_8


ほむら(まずは氷川きよしの定番曲! これならまどかのハートもキャッチできる筈!)

ほむら「ずんずんずんずんどこ!」

まどか「……」

ほむら(気のせいかしら? まどかの視線がなんとなく……)

ほむら「ずんずんずんずんどこ」

まどか「……」

ほむら(殺気を帯びているような……)

ほむら「かーぜにふかれて花がちるー」

まどか「私の、十八番……」

ほむら(……えっ?)

まどか「私の、十八番……」

ほむら(やばい……)

ほむら「まっ、まどかも一緒に歌う……?」

まどか「きよしは2人いない!!」

ほむら「へっ?」

まどか「きよしはね、2人いないんだよ!」

ほむら「……。じゃ、じゃあ、まどかが代わりに歌う?」

まどか「きよしは舞台を降りない!!」

ほむら「えっ?」

まどか「きよしはね、一度歌い始めたら最後まで魂を込めるんだよ」

ほむら(どうしたらいいのよ……)

ほむら「う、歌い終わったわ」

じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃん

ほむら「えっ? 採点……?」

まどか「うん。せっかくなら採点した方が楽しいでしょ?
      ちなみに私のこの曲の自己ベストは65点だよ!」


ほむらの点数
>>114

ズンドコ歌うまどっちがしむほど見たい…

>>114
おいィ?

(※安価下で)



ほむら「67点だ……」

まどか「……」

ほむら「あ、あはは。まぐれよまぐれ」

ほむら(というか、これでも全国平均より10点以上下なのよね……)

まどか「……」

ほむら(なんとか言ってよまどか!)




※中の人の歌声の参考

ほむほむの中の人
http://www.youtube.com/watch?v=YNhuw0sKUvA

まどかの中の人
http://www.youtube.com/watch?v=q_Ege3gs1-o

まどか「ビギナーズラック」

ほむら「え?」

まどか「ビギナーズラックっていうやつじゃないかな」

ほむら「あ、そ、そうね! 私もそう思うわ! こんなのまぐれよまぐれ!」

まどか「それじゃあ次は私が歌うね」

ほむら「よっ、待ってましたまどか先生! しゃかしゃかしゃかー」

まどか「マラカスは止めて!!!!」

ほむら「ご、ごめんなさい……」



まどかが最初に歌う曲
>>135

ED

Magiaかよwwwwww演歌じゃねぇwwwww

「Magia」
http://www.youtube.com/watch?v=rm2HK4Sev4k


ほむら(横文字? これ、演歌じゃなくないかしら?)

まどか「いーつーか君がー」

ほむら(……あ、やっぱり違う)

まどか「ほーろーびいそぐ」チラッ

ほむら(ちょっと待って。滅び急ぐの部分で明らかに私の方を見てたわよね!?)

まどか「ひかーりをーよびーさまーすー、ねーがいー」

ほむら(ねえ、まどか! そんなに私が嫌い!? ねえ!?)

まどか「いのーちをーつくーるのーはー、ねーがいー」

ほむら「ぱちぱちぱちぱち! ブラボー!」

ほむら(さっきの視線は引っかかるけど、ちょっと震えがちな歌声は可愛かったわ)

ほむら(さすがは私のまどかね)


じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん



まどかの点数
>>151

16点

「あなたの点数は16点です!」

ほむら(じゅ、16点って……一切声を出さない方がまだ高い点が出るんじゃ……)

まどか「……ほむらちゃん」

ほむら「はっ、はい!」

まどか「マイク交換して」

ほむら「マイクを?」

まどか「マイクの調子が悪いみたいなの」

ほむら「……。そうね! マイクの集音機能が悪かったのよね!」

ほむら(次はもういっそのことわざと失敗しようかしら……)

ほむら(また私が歌う番ね)

ほむら(……)

ほむら(こっ、このマイク、さっきまでまどかが使ってたのよね)

ほむら(ということは、まどかの吐息が、たくさんかかってて……)

ほむら(あああぁぁぁ! ぺろぺろしたい! ぺろぺろしたい!!)

まどか「歌わないの?」

ほむら「……。ごめんなさい。少し考え事をしていたの」





ほむほむの二曲目
>>168

もうほむほむは魔女の気配がするとかどうとか言って逃げたほうがいいんじゃあ…
安価なら↓

コネクト

「コネクト」http://www.youtube.com/watch?v=R9WXbrpOKaQ


まどか「演歌じゃない……」

ほむら(いや、その理屈はおかしい)



ほむら「かわしたやーくそくーわすれーないよ」

まどか「……?」

ほむら「いーつーになったーらー、なくしーた未来をー」

まどか「……」

ほむら「わーたしーこーこで、まーたみることーでーきーるーのー」

まどか(ほむら、ちゃん……? なんだか様子が……)

ほむら「もうなーにーがあってーもー」

まどか(もしかして、ほむらちゃん……)

ほむら「くじーけーなーい」

まどか(泣いてる……?)

ほむら「ずっとー、明日ー、待ってー……」

まどか「……」







ぎゅっ


ほむら「まどか……?」

まどか「いつか2人で歌おう。ね?」

ほむら「……うん」

じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん


ほむほむの点数
>>187

42

「あなたの点数は42点です」


ほむら「あはは……、途中で声がかすれたりしちゃったものね……」

ほむら(泣くのを抑えるのに必死で、歌いにくい部分もあったし……)

まどか「やっぱりマイクが悪かったんだね! うんうん!」





ほむら「……まどか、約束よ」

まどか「2人で歌うってこと?」

ほむら「うん」

まどか「そうだね。私もこの約束は忘れないよ」

ほむら(信じてる……)

まどか「さて、次はどの曲にしようかな?」


>>198

できるかなって☆☆☆

「できるかなって☆☆☆」
http://www.youtube.com/watch?v=X5M0wyiSRRw&feature=related


まどか「しゅわしゅわー、しゅわしゅわー」

ほむら(ま、まどか……。あなた本当に演歌好きなの……?)

まどか「だーからー、きっとーいまはー、みーつけたんだーよー」

ほむら(でも可愛いからいっか)

まどか「わらってーられーる-、ばしょーはー」

ほむら(ああ、なんと可愛いのかしら!)

まどか「だーかーら、ここーですよー」

ほむら(……あ、あら? 気のせいかまどかが近づいてきて……)

まどか「ほーむほむー日和ー」ニコッ

ほむら(!! う、おおぅ、おお、あ……)

ほむら(し、心臓が……)

ほむら(何!? 何よ今の替え歌!?)

ほむら(……惚れた)

まどか「さっきまでは辛く当ってごめんね、ほむらちゃん」

ほむら「まどか……」

まどか「なんかね、うん。なんとなくだけど、暖かいものを思い出したような、そんな気がするの」

ほむら「まどかぁ……」





じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん



まどかの点数
>>215

90

これはマイクが悪いだろ…

「あなたの点数は9点です」



ほむら「ドンマイ、まど―――」

まどか「気安く名前を呼ばないでっ!」

ほむら「えっ?」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……。しゃかしゃか」

まどか「だからマラカスは禁止!」

ほむら「ごめっ、ごめんなさい!!」

ほむら(なんということ……)

ほむら「あっ、そうだわ、替え歌の影響よ!」

まどか「……えっ?」

ほむら「ほら。カラオケって機械的に採点するから、台本から外れた行動をとると点が下がるとか……」

まどか「なーんだ! そっか、そうだよね!」

ほむら「そうよそうよ! 本来ならきっと80点はかたかったわ!」

まどか「えへへ、そうかなぁ? ひどいこと言ってごめんね、ほむらちゃん」

ほむら「ううん! 誰にだって辛い時はあるもの!」

まどか「さ、次はほむらちゃんの番だよ」




ほむほむ3曲目
>>247

初恋列車

懲りないなwwww

「初恋列車」http://www.youtube.com/watch?v=syHgiJmo8Hs



ほむら(ふふ、ここらでもう一度きよしを投入して……)

まどか「私の十八番……」

ほむら(え?)

まどか「十八番ぉ……」

ほむら(ええええぇぇっ!? じゃ、じゃあさっさときよしを歌えばいいのに……)






ほむら「泣いて別れた初恋をー」

まどか「……」

ほむら「今じゃあのー娘はよー忘れたかー」

まどか「忘れたんじゃないかな……」

ほむら「」

ほむら(泣いて別れた初恋を……)チラッ

まどか「はあっ……」

ほむら(忘れてる、よね……)



じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん



ほむほむの点数
>>265

98

「あなたの点数は98点です」


まどか「……機械」

ほむら「えっ?」

まどか「機械がおかしい」

ほむら「……」

まどか「機械が故障してる」

ほむら「そっ、そうよね! 私がこんなに高い点が出せる筈ないもの!」

まどか「私でも最高59点なのに……」

ほむら(ね、ねえ、まどか、こんなことは言いたくないんだけどね)

ほむら(弘法は筆を選ばずってことわざがあるのよ……)

「きよしのズンドコ節」
ほむ:67 まど:65(自己ベスト)

「Magia」
まど:16

「コネクト」
ほむ:42(泣きながら)

「できるかなって☆☆☆」
まど:9(一部替え歌)

「初恋列車」
ほむ:98


いったいどういうことなの…

ってさらに差がついてるwwwwwww

まどか「部屋を変えてもらおう」

ほむら「そんなことできるの?」

まどか「できなくてもやる」

ほむら「……」









店員「お客様どうなされましたか?」

まどか「プレミアムダム」

店員「はい?」

まどか「プレミアムダムの部屋に変えてください」

店員「はあ」

ほむら(ごめんなさい店員さんごめんなさい店員さん)

まどか「よーし! 仕切り直しだよ!」

ほむら「そうね。今度はきっと高得点が出るわよ」

まどか「ふふっ、目指せ70点だねっ!」

ほむら(70って高得点……、なのかしら……?)





まどかの3曲目
>>289

ふるさと

北の漁場

どのふるさとだよwwwww

「ふるさと」http://www.youtube.com/watch?v=5q37Rs5Au1w





まどか「うーさーぎーおーいし、かーのーやーまー」

ほむら「……」

まどか「こーぶーなーつーりし、かーのーかーわー」

ほむら「・……」

まどか「ゆーめーはいーまーもめーぐーりーて」

ほむら「……、い、いぇい!」

まどか「わーすーれーがーたき、ふーるーさーと」

ほむら「……」

ほむら「よっ、よかったわまどか! まるで目の前に長閑な風景が広がるようだった!」

まどか「本当!? じゃあ、その風景にかかしは何本立っていた?」

ほむら「えっ? かか、し……? でもそんなの歌詞の中にはどこにも……」

まどか「私の表現したい世界にはかかしが立っていたの。何本だと思う?」

ほむら「2本……ぐらい?」

まどか「7本だよ」

ほむら「……。鳥が多いのね」




じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん



まどかの点数
>>311

21

「あなたの点数は21点です」




ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「あ、あのね……」

まどか「機械には分からない」

ほむら「えっ?」

まどか「機械には歌に込められた心は分からない」

ほむら「そっ、そうよね! 機械にまどかの歌の良さは分からないわよ!」

まどか「ほむらちゃんにも伝わらなかった」

ほむら「そんなこと!」

まどか「かかし」

ほむら「……」

まどか「かかし」

ほむら「……ごめんね」

まどか「さ、次はほむらちゃんの番だよ」

ほむら「ま、まだ歌うの?」

まどか「うん」

ほむら「分かった。まどかがそう言うなら」




ほむほむ4曲目
>>341

はっぴぃ にゅう にゃあ

「はっぴぃ にゅう にゃあ」
http://www.youtube.com/watch?v=dliOFazgxmo




ほむら「んでんでんでー、にゃー!」

まどか「……ふっ」

ほむら「にゃーんで、かまってかまって欲しいのー」

まどか「プークスクス」

ほむら「はーっぴにゅうにゃあー……」

まどか「……あ、ごめん、ちょっとトイレ」

ほむら(ぐすっ……)

まどか「ふうっ……。あ、ごめんね、歌い終わってた?」

ほむら「う、ううん。仕方ないわよ」




じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん


ほむほむの点数
>>367

0

「あなたの点数は0点です」




ほむら「れ、0点……?」

まどか「0点のほむらちゃん、こっちきて」

ほむら「え?」

まどか「いいからこっちきて?」

ほむら「う、うん……」

まどか「よしよし」

ほむら「えっ?」

まどか「0点のほむらちゃんは構って欲しかったんだよね」

ほむら(なっ、何!? 何この天国!? 長椅子で膝枕って、ちょ、え!?)

まどか「0点のほむらちゃん、もう一度猫の真似してみて?」

ほむら「……。う、うにゃにゃ」

まどか「ふふっ、0点のほむらちゃんは可愛いね」

ほむら(生きてて良かった)

まどか「そうそう。トイレに言った時知り合いに会ったよ!」

ほむら「知り合い? 誰かしら?」

まどか「えーっとね」



>>390

11B

>>390



まどか「QBのお兄さん!」

ほむら「まさか10B!?」

まどか「ううん。11Bって言ってた」

ほむら(数字ネーミングはそろそろ厳しいんじゃないかしら)

ほむら「それで、11Bはどこにいるの?」

11B「僕ならここにいるよ」

ほむら「……」

11B「おや? そんな恰好をしてどうしたんだい?」

まどか「ほむらちゃん、まさか……」








ほむら「お願いします! 二人きりの時間を邪魔しないでください! お願いします!」

まどか「まっ、また土下座……」

11B(暁美ほむらがこうも形振り構わないとは珍しい。僕はどういう行動をとろうかな)


11Bのとる行動
>>406

12~100Bを呼ぶ

>>406


11B「分かった。僕はこの場から立ち去るとするよ。僕はね」

ほむら「!!」




















12B~100B「「「「「「「「「「「初めまして。QBの兄です」」」」」」」」」」」

ほむら(QBの奴……、絶対根に持ってる!)

まどか「うわぁ……」

12B~100B「「「「「「「「「「おや? どうしたんだいまどか。そんなに引きつった顔をして」」」」」」」」」」」

まどか「なんというか……、ねえ?」

ほむら(QB'sざまぁwwwwwwwwwwwwwwww)

ほむら「さすがにこれは邪魔よね、まどか」

まどか「う、うん……、正直言うと」

ほむら「ほら、まどかもこう言っているわ。早く立ち去りなさい」

12B~100B「「「「「「「「「「「全く訳が分からないよ」」」」」」」」」」」

ほむら「さすがにこれぐらいは分かりなさいよ!」

12B~100B「「「「「「「「「「「待ってて欲しい」」」」」」」」」」」

ほむら「?」

12B~100B「「「「「「「「「「「暁美ほむら、さっきの勝負の続きをここでしないかい?」」」」」」」」」」」

まどか「ここで勝負ってことは、カラオケ対決?」

12B~100B「「「「「「「「「「「まどかさえ良ければね」」」」」」」」」」」

まどか「うーん、どうしよう……」


1、QB達とほむほむでカラオケ勝負
2、ほむほむと二人きりに戻る

>>433までで多かった方
同数なら>>433

まどか「ねえQBのお兄さん達」

12B~100B「「「「「「「「「「「何だい?」」」」」」」」」」」

まどか「QBのお兄さんたちはカラオケの点数、大体どのぐらい?」

12B~100B「「「「「「「「「「「一番多いのは80代後半かな。調子が悪いと80点ぐらいしか出ないけどね」」」」」」」」」」」

まどか「……」

12B~100B「「「「「「「「「「「まあ、でも、流石に70代はとらないよ。そんな点をとるのは余程のド下手だけだろうから」」」」」」」」」」」

まどか「……」

12B~100B「「「「「「「「「「「ど、どうしたんだいまどか? 何だか凄く嫌な予感がするよ」」」」」」」」」」」

まどか「ほむらちゃん、やっちゃって」

ほむら「分かったわ」

12B~100B「「「「「「「「「「「え? な、何故だい!? 何故僕が……ひぃ!?」」」」」」」」」」」

まどか「また二人っきりだね」

ほむら「そうね」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「ねえ、ほむらちゃん。これはもしもの話なんだけどね」

ほむら「?」

まどか「もし、本当は機械もマイクも正確で」

ほむら「……」

まどか「本当は私の歌が下手なんだとしたら……」

ほむら「下手とか上手いとか、そんなの関係ないわよ」

まどか「えっ?」

ほむら「私はまどかの歌が好きよ」

まどか「……」

ほむら「だから、ね、聞かせてよまどかの歌」

まどか「……うん! 分かった!」




まどか4曲目
>>457

チェリー

ごめん、安価出した後であれだけどちょっと眠気が
明日落ちてたら似たようなスレタイで立て直すと思う

>>452の続き
「チェリー」
http://www.youtube.com/watch?v=Eze6-eHmtJg



まどか「きーみーをわーすーれーなーい」

ほむら「!!」

まどか「まーがーりーくーねったみーちーをーいーく。生まれたての太陽とー、夢を渡る黄色い砂」

ほむら(何だか……)

まどか「にーどーと戻れないー、くーすーぐーりあってこーろーげた日」

ほむら(何だか……、うん)

まどか「きっとー、想像したー以上にー、さーわーがしい未来が」

ほむら(いつかそんな未来が……、きたら……)















まどか「ぼーくーをまーってる」

ほむら(ぶふううっ!! ぼっ、ぼぼぼっ、僕!?)

ほむら(ま、まどかの僕……、僕……、僕っ娘まどか……)

ほむら(きゃああああああああ! まどかぁああああああ!)

まどか「愛してーるーのひーびーきーだーけで、強くーなれーるー気ーがしたーよ」

ほむら(love love まどか! love まどか!)

まどか「いつかー、またー、こーのーばーしょで、君とーめぐーりーあーいたい」

ほむら(me too! me too!)







まどか「ふうっ……。歌い終わった」

ほむら「ま、まどかっ!」

まどか「ん? どうしたのほむらちゃん?」

ほむら「もう一度僕って言ってくれないかしら?」

まどか「うん、いいよ。……僕」

ほむら(あ、ああ……、ここは天国かしら)

まどか「じゃあほむらちゃん、今度は私の方から1つお願いしてもいい?」

ほむら「ええ。何でも聞くわ」

まどか「えっと、その、ね……。笑わないでね?」

ほむら「そんなことする筈がないわ」

まどか「じゃあ……」









「愛してるって言って?」










まどか「すいません店員さん! 一緒に来た人が急に倒れてしまって!」

ほむら(はあ、はあ、はあ……、死ぬかと思った)

まどか「大丈夫ほむらちゃん……?」

ほむら「ええ、もう平気よ。少し貧血で目眩がしただけだから」

まどか「ならいいんだけど……。無理しないでね?」







まどか「あ、そういえば採点画面見るの忘れてた! えっと、私の点数は……」


まどかの点数
>>548

63

「あなたの点数は63点です!」



ほむら(何ともコメントし辛い点が……)

まどか「!! やった! 高得点!」

ほむら「そうよね高得点よね! おめでとうまどか」

まどか「ふふっ、ありがとうほむらちゃん!」

ほむら(いいのよ。本人が嬉しそうならそれで……)

――――

一方その頃、廊下



マミ(うふふ。やっぱりヒトカラは止められないわ)

マミ(でも、一度でいいから誰かと歌ってみたいのよね)

マミ「……」

マミ(あっ、あら? 今の部屋に、見覚えのある子がいたような)

マミ(……やっぱり! 鹿目さんと暁美ほむらさん!)

マミ(どうしようかしら……)



>>555

ばったり会ったかんじを装いながらそれとなく入れてもらう

マミ(頑張って仲間にいれてもらいましょう……)

マミ(それとなーく、それとなく偶然を装って)

マミ「あーあ、お友達にドタキャンされて一人になってしまったわ」

マミ「困ったわね……、このままじゃヒトカラになってしまう」

マミ「あっ、あら!? 鹿目さんに暁美ほむらさん! こんなところで奇遇ね!」

まどか「マミさん! こんなところで合うなんて凄い偶然!」

ほむら(巴マミ!? くっ、また邪魔者が!)

マミ「そうね、鹿目さん。しかもなんとたまたま偶然、
     私のお友達に用事が出来てしまって、実は今一人なの」

まどか「そうなんですか」

マミ「だ、だからその……」

ほむら「ちなみに、ドタキャンした友達は何という名前だったの?」

マミ「えっ?」

ほむら「あら。まさか言えないのかしら」

ほむら(思った通りね。巴マミは見栄を張っている)

マミ「いっ、言えるわよ!」

ほむら「それは失礼したわ。それなら、誰にドタキャンされたのか教えてくれないかしら」

マミ「えっと……QB。そう、QBときていたのよ!」

まどか「……QBは死にました」

マミ「へっ?」

マミ「……」

まどか「……」

ほむら「……」

マミ「見栄を張ってごめんなさい……」

まどか「あ、いえ」

ほむら「……」

マミ(……まずい、気まずすぎるわ。どうしようかしら)



>>575

焼き土下座

マミ「……決めた、私けじめとして焼き土下座するわ」

まどか「焼き……土下座? 止めてっ! 止めてマミさん!」

マミ「いいえ、止めないで鹿目さん! 私は! 私は嘘をついた!」

まどか「だからって焼けた鉄板の上で土下座なんて……」

マミ「やるわ! やらせて!」

マミ(うふふ、鹿目さんがかまってくれてる……。ちょっと嬉しいな)






ほむら「やらせてあげなさい、まどか」

マミ「えっ?」

まどか「そんな! ひどいよほむらちゃん!」

マミ「そっ、そうよ!」

ほむら「いいえ。本当にすまないと思っているのなら、たとえ焼いた鉄板の上であれ土下座できる筈。
      巴マミ、まさかあなた、周りから止めてもらえることを期待して焼き土下座なんて言い出したんじゃないでしょうね?」

マミ(うっ!)

まどか「今の、本当なんですか、マミさん……?」

マミ「……」

ほむら「……」

まどか「……」










マミ「あっ、あら大変! そろそろアフターヌーンティーの時間だわ!
    残念ねぇ……、そろそろ帰らなくちゃ」

ほむら「……」

まどか「……」

マミ「それじゃあ、さようなら!」

ほむら「……」

まどか「……」

まどか「マミさんって……」

ほむら「まあ、根は悪い人間じゃないのよ……」

まどか「それは分かるけど……」

ほむら(まあ、いつか一度ぐらいは巴マミと一緒にカラオケに行ってもいい、……かもしれないわね)







まどか「ふうっ。それにしてもなんだかお腹空いてきちゃったなぁ。フードメニュー頼もうかな」

まどかが頼んだのは

>>604

シャルロットのハニートースト第二形態

まどか「きたきた、ハニートー……スト……?」

ほむら「……黒いわね」

まどか「うん。黒糖を使ってるのかな?」

ほむら(しかもどこかで見たようなキャラクターの顔が……魔女シャルロット?)

まどか「あ、でも味は普通に美味しいよ!」

ほむら「あら、それは意外ね」

まどか「ほむらちゃんも食べてみる?」

ほむら「!!?」

まどか「はい、あーん」

ほむら「あっ、あーん……」

まどか「ね、美味しいでしょ」

ほむら「ええ」

ほむら(きっ、緊張して味なんて分からなかったわよ……)

まどか「ところでほむらちゃん」

ほむら「どうしたの?」

まどか「さっき私がしたお願い覚えてる?」

ほむら(まどかが私にしたお願い? えーっと、なんだったかしら……)


>>617

QBをやっちゃって!

ほむら「あ、ああ、QBをやっちゃって……だったかしら?」

まどか「……」

ほむら(もしかして外れていた……?)

まどか「……ま、ほむらちゃんが忘れちゃったのならいいや。それより歌に戻ろう?」

ほむら(ううう……。がっかりしたような視線が痛い)



ほむほむの4曲目
>>625

与作

「与作」
http://www.youtube.com/watch?v=R5My3NfNe0k&feature=related




ほむら「よさくーはきぃーをきるー。へいへいほー」

まどか「へいへいほー!」

ほむら「へいへいほー」

まどか「へいへいほー!」

ほむら「こだまはぁー、かぁーえるよー。へいへいほー」

まどか「へいへいほー!」

ほむら「へいへいほー」

まどか「へいへいほー!」






まどか「えへへ。楽しいね、ほむらちゃん!」

ほむら(良かった……、地雷じゃなくて)

まどか「ねえほむらちゃん」

ほむら「ん?」













まどか「与作は……、どんな木を斬ってるんだろう」

ほむら「はい?」

ほむら「ど、どんな木って言われても……」

まどか「針葉樹? 広葉樹?」

ほむら「……、たっ、たぶん、針葉樹かしら?」

まどか「多分!? 今、多分って言った!?」

ほむら「えっ?」

まどか「ほむらちゃんは多分って言葉を使わなくちゃいけないぐらい曖昧にしか
       歌の世界をイメージしてなかったの!?」

ほむら「そっ、その……、はい」

まどか「謝って!」

ほむら「えっ?」

まどか「木を斬ることに人生をかけている与作に謝って!」

ほむら「ええっ!?」

まどか「さあ、早く!」

ほむら「ご、ごめんなさい、与作さん……」

ほむら「与作さん、与作の女房さん、本当にすみませんでした……」

まどか「今回は許してあげるけど、今度からは気をつけてね!」

ほむら「はい、すみませんでした……」




じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん



まどか「ほむらちゃんには悪いけど、今回は低いと思うよ」

ほむら(むしろ高かったら困るわ。切実に)

>>646

60

「あなたの点数は60点です!」



まどか「ふーん。思ったよりは高いけど、さっきの私より3点も下だね」

ほむら(危なかった……)

まどか「ほむらちゃん。3点の重みってわかる? サッカーなら1人で3点入れたらハットトリックだよ」

ほむら(それは3/100点と一緒にすることではないような……)

まどか「この絶対的な3点の差が、ほむらちゃんと私の実力を表してるんだよ!」

ほむら(でもまあ、まどかが嬉しそうだからいいかな)

まどか「さあ! 3点の実力差をもう一度見せてあげる!」


まどかの4曲目
>>662

玄海船歌

漢歌

「玄海船歌」
http://www.youtube.com/watch?v=v8DuYcl_tQs




ほむら(とうとうきた……、きよし!)

まどか「……」

ほむら(歌う前からのりのりで両手を振ってる!)

まどか「……」

ほむら(真顔で、真顔でポーズを決めてる!)

まどか「でぇぇぇぇーふぅぅぅぅーねぇぇぇ、まぎぃぃぃーわぁぁーにぃぃぃぃー!!!」

ほむら(やばい、目が真剣すぎる……)

まどか「あのぉぉぉ娘がぁぁぁぁそぉおおおおおっっとぉおおおおおぉおぉぉお!!!!」

ほむら(ああ、まどかが輝いている……)

まどか「おっしょい! げんかいなぁぁぁぁああああだぁぁぁだぁああああああああああ!!!!!」

ほむら(なんだか色々と凄かったわ、まどか……)





じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん


まどかの点数
>>681

80点(ただし1000点満点)

75点

80/1000

「あなたの点数は75点です!」



ほむら「!! おめでとうまどか! 超々高得点じゃない!」

まどか「……」

ほむら「まどか……?」

まどか「ぐすっ、ひっく、ひっく……」

ほむら「え? ど、どうしたの?」

まどか「初めてね……」

ほむら「ええ」

まどか「初めて70台がとれたの……」

ほむら「……。まどか、本当によかったね」

まどか「うん……。これも、出船間際にあの娘がそっと渡してくれた赤いお守りのおかげかな」

ほむら(そんなお守り実在しないわ)

まどか「そうだほむらちゃん! 今度は2人で歌ってみない?」

ほむら「でゅでゅでゅでゅデュエットってこと!?」

まどか「うん。私とデュエットしよ!」






2人が歌う曲(元々はソロの曲でもおk)
>>713

?でわっしょい

「?でわっしょい」
http://www.youtube.com/watch?v=qlaCK6uOU9c



ほむら・まどか「はーてはてはてはてはてーなー」

ほむら・まどか「のーびのびのびのーんびーりとー」

ほむら「なーにーをしよう」

ほむら(……? まどかがこっちに?)

まどか「とりあえず、わっしょいでーす!」グッ

ほむら(まっ、まど、まどかが腕を組んで!?)

ほむら(やったああああー!)

ほむら(これは……私も何かアクションを起こして場を盛り上げなければ!)

ほむら(例えばそう、さっきのまどかのように変え歌、とか)

ほむら(でも、どんな替え歌をしたら……)

ほむら(……)

ほむら(そうだ! 閃いたわ!)

ほむら(原曲ではパン食い競争の部分を……)








ほむら「あっそぼー!」

まどか「本気でー!」

ほむら「パンツくーい競争ー!」

まどか「……」スッ

ほむら(えっ……? な、なんで距離を置くのまどか……?)

ほむら・        まどか「はてなでわっしょいさんろくごー!」




ほむら「……」

まどか「……」



じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん


デュエットの点数
>>740

69

「あなたの点数は69点です!」


ほむら「あ、な、なかなかの点ね!」

まどか「70台」

ほむら「え?」

まどか「70台とりたかった」

ほむら「そ、そうね。惜しかったわね」

まどか「パンツ食い競争」

ほむら「え?」

まどか「パンツ食い競争のせいで1点落ちた」

ほむら「……すみません」

無職でわっしょいじゃないのかよ!!

まどか「……」

ほむら「……」

ほむら(まずい、空気が悪い)

ほむら(どうしようかしら)


>>756

サパト

ふたりでちっぱいぱん歌う

ほむら「まどか……」

まどか「なに?」

ほむら「もう一曲一緒に歌いましょう」

まどか「……」

ほむら「2人の約束の歌を歌いましょう」

まどか「……うん。分かった」

ほむら(コネクトを送信、っと)












ほむら(し、しまった! 手が滑ってちっぱいぱんを入れてしまったわ!)

「ちっぱいぱん」
http://www.youtube.com/watch?v=ecxLfcfoPqQ&feature=related



ほむら(こうなりゃやけよ!)

まどか「え……? な、何これ?」

ほむら「ちっちっぱいぱん!! ちっちぱいぱん!! ぱいぱんちぱいぱん!!」

まどか「ほ、ほむらちゃん……?」

ほむら「へいたんなむね!! おうとつないちくびだけぷっくりしてるの!!」

まどか「え……?」

ほむら「きをつけー、れいっ!
      こんにちはっ、とつぜんですがっ!
      まどかとあたしですーぱーがちれずたいむ!
      よーっし、じゃあいきなりおまんまんなめなめしちゃうぞー。
      まんまんくちゅくちゅみくちゅくちゅ!
      あわせてくちゅくちゅむくちゅくちゅ!」

まどか(な、何気に替え歌してるし……)

ほむら「すごーい、どんどんぬれぬれになってきてるー……
      うあっ、やあっ、びくびくってしてきたぁっ!
      んほーっ、まどか汁でたっ、ぴゅーって、ぴゅーって!
      んああぁぁあっ、まどかのにおいかいだら、おまたっ!
      おまたがぬれぬれになっちゃってしゅごっ!」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……」

まどか「……」








じゃかじゃかじゃかじゃかじゃん

ちっぱいぱんの点数
>>791

96

「あなたの点数は96点です」



まどか「……」

ほむら「……」

まどか「こんなの絶対おかしいよ」

ほむら「……」

まどか「おかしいよ」

ほむら「……」

まどか「……」

ほむら「……そっ、それだけ!」

まどか「それだけ、何?」

ほむら「それだけまどかのことを思っているのよ!」

まどか「……」

ほむら「……すみません」

まどか「帰る」

ほむら「え?」

まどか「帰るって言ったの」

ほむら「まっ、待ってまどか! まどかに行かれたら、私……」

まどか「そんなにまどか汁が飲みたいの?」

ほむら「はい、飲みたいです!」

まどか「……帰る」

ほむら「へっ? あ、しまった……。やっぱ無し! 今の無しで!」

まどか「帰る」

ほむら「待ってまどか! お願い、行かないで!」

まどか「本当はね、さっきまではちょっとどきどきしてた」

ほむら「!?」

まどか「でも、ほむらちゃんがそんな人だって知って、なんかもうどうでもよくなっちゃった」

ほむら「あ、え……?」

まどか「じゃあ本当に帰るね。お金、ここに置いていくから」

ほむら(まずいまずいまずいまずいどうしよう!?)


>>829

偶然隣でカラオケしてたさやかと杏子が

ほむら「まどか、本当に行っちゃった……」

ほむら「追いかけなきゃいけないのに……」

ほむら「拒絶されるのが怖くて動けない……」












まどか「ほむらちゃんの鈍感」

まどか「鈍感鈍感鈍感」

まどか「はぁ……」

まどか(心のどこかで、止めにきてくれることを期待してたのかな、私……)

「あっちぃいいいいいいいいいいい!!」




まどか「!? 今の声……杏子ちゃん!? 何があったの!?」





杏子「あちちちちち! やべぇ、超やべぇ!」

さやか「杏子っ! 大丈夫!?」

杏子「あ、ああ……、なんとかな。こういう時ばかりは、魔力で傷を癒せる身体で良かったと思うよ」

さやか「ごめん杏子……、アタシがついうっかり、
      焼けた鉄板とバナナの皮を床に放置しておいたばっかりに、焼き土下座するハメに……」

杏子「気にすんなよ。誰にだってミスはある」

さやか「でも……」

杏子「バーカ。しつこいっての。相手のミスを笑って受け入れられる、
     そういうのが本当の信頼関係ってもんじゃないの?」

まどか「本当の、信頼関係」

まどか「私も、ほむらちゃんと、そんな関係になれたら……」

まどか「……」

まどか「行こう!」

――――

まどかがいなくなり、がらんとしてしまったカラオケの個室
私はデンモクを操作し、ある曲を送信した

「できた。今度こそ、コネクト……」


かわした約束忘れないよ 目を閉じ確かめる――――


思い入れのあるこの曲を、1人で静かに歌いあげていく


綺麗な青さでいつも待っててくれる
だから怖くない もう何があっても 挫けない


1番を歌い終えた瞬間、隣にまどかがいないことが無性に寂しくなって……
私は、大きく嗚咽を漏らしてしまった
これでは歌うどころではない
だけど

「振り返れば 仲間がいて 気がつけば優しく包まれてた」

「まど、か……?」

「2人で歌うって約束だったもんね」

まどかは私にウインクすると、優しく微笑んでくれた

何もかもが 歪んだ世界で
唯一信じれる ここが救いだった


「まどか! まどかまどか、まどか!」

「もうっ、ほむらちゃんは甘えん坊なんだから」


喜びも悲しみも
分け合えば 強まる想い


「さっきはごめんなさい……戻ってきてくれてありがとう」

「ううん。私の方こそ、少し感情的になり過ぎちゃったよ。ごめんね」

この声が届くのなら きっと奇跡は起こせるだろう

「「もう何があってもー、挫ーけーない。ずっとー明日ー待ってー」」

そうして私達二人はコネクトを歌い終えた

「まどか、愛してる!」

さっき言えなかった約束の言葉も、今はスムーズに言うことができた

「私も愛してるよ、ほむらちゃん」

まどかも私にそう返してきてくれた
そして私達は、初めてのキスを交わすのだった









おわり

ラストの採点は…?

>>897
100点だろ?(ただし1000点満点)

>>897
まどかが大喜びする点数

このSSまとめへのコメント

1 :  >>874の続き   2015年02月12日 (木) 22:13:51   ID: 3Grgreq0

ほむら「・・・夢!?」
悪魔ほむら「悪魔も夢を見るのね(ニヤリ」

2 :  >>874の続き   2015年02月12日 (木) 22:23:18   ID: 3Grgreq0

(暁美ほむら起床)

暁美ほむら「ゆ・・・め・・・?」

(暁美ほむらが何かを考えている)

暁美ほむら「この雨のせいね」

3 :  コメ2の続き   2015年02月12日 (木) 22:24:31   ID: 3Grgreq0

暁美ほむら(人間は、深層心理にある欲望や不安を夢にみるというけれど)
暁美ほむら(私は夢ですらハッピーエンドが見れないなんて)
暁美ほむら(これは罰なのかしら?)

(暁美ほむら、笑いながら悪魔化)

悪魔ほむら「悪魔も夢をみるのね」

おわり

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