さやか「パンはパンでも食べられないパンはパーンツ?」杏子「は?」(378)


さやか「あ、間違えた!なーんだ?」

杏子「……」

さやか「……なーんだ?」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「……」

さやか「……」ショボン

杏子「……わかんね。降参」

さやか「!!……正解はパンツでした」

杏子「なるほどねー」

さやか「…………優しいんだね、ありがと」

杏子「おぅ」



まどか「……ほむらちゃん、何でパンツ被ってるの……?」


さやか「上は大水、下は大火事、これなーんだ?」

杏子「お風呂」

さやか「正解!じゃあ、上は大火事、下は大水、これなーんだ?」ニヤッ

杏子「なっ……/// 知らねーよそんなもん!」

さやか「あ、赤くなってるー」ニヤニヤ

杏子「うっせー!!」



まどか「え、大水じゃなくて小水?よくわからないよ、ほむらちゃん……」


杏子「ちっ……じゃあさやか、いっぱいの"い"を"お"に変えると?」

さやか「おっぱい」

杏子「ひっかかったな!"おっぱお"だよばーか。発情してんじゃねーよっ」

さやか「おっぱい」

杏子「いやだから……」

さやか「おっぱい」

杏子「…………///」

さやか「……」ニヤッ



まどか「ほ、ほむらちゃん/// そろそろ胸から手を離してくれないかな?///」


杏子「りんご、食うか?」

さやか「……りんご、食わない」

杏子「今日はちゃんと買ってきたやつだよ」

さやか「……じゃあ食べる」

杏子「ん……ほら」スッ

さやか「あーん」

杏子「は?ばか、自分で食えよ」

さやか「あーん」

杏子「ちっ、しかたねーな……」アーン



まどか「私?桃が好きだよ?…………ほむらちゃんパンツは脱がなくていいよ」


さやか「昨日映画観に行ったら酷い目にあっちゃったよ」

杏子「一人でかよ。さみしいやつだな」

さやか「杏子に言われたくない!それでね、私の前にカップルが座ってたのよ。しかもずっとイチャイチャしてんの。
    さみしかったし、腹立ったからそいつらの座席蹴って帰ってきた」

杏子「ガキみてぇなことしてんじゃねぇ!」

さやか「だって……」

杏子「…………次からは一緒に行ってやるよ」

さやか「ほんと!?約束だよっ!?」

杏子「おぅ」

さやか「えへへ……」

杏子「ふふっ……」



まどか「映画の招待券?えっ、一緒に行っていいの?ありがとうほむらちゃん!」


仁美「ここが巴さんのお宅でして?」

マミ「そうよ、さぁどうぞ」

仁美「おじゃましますわ」

マミ「ゆっくりしていってね」

仁美「ふぅ、それで私たちの出番はこれだけですの?」

マミ「今のところそのようね」


さやか「……」ボー

杏子「何ぼーっとしてんだよ」

さやか「寝不足なの」

杏子「くまひでぇぞ?」

さやか「誰のせいよ?」

杏子「自業自得だよ、ばか」

さやか「だって杏子が激しいんだもん……///」

杏子「おいばかっ!」アセッ


シュタッ


ほむら「その話詳しく

杏子「帰れ」


さやか「犬の芸でさ、ちんちんってあるじゃん?」

杏子「それが?」

さやか「…………///」

杏子「…………///」

ほむら「…………///」

杏子「まだいたのかよ」


さやか「とんでもないゲームをプレイしてしまった」

杏子「あん?」

さやか「SIRENってゲーム。知ってる?」

杏子「あー、ホラーゲームだっけ?」

さやか「怖くて寝れなくなった」ブルブル

杏子「ぷぷっ、ざまぁねーな」ケラケラ

さやか「一緒に寝てくんない?」ウルウル

杏子「…………今日だけだぞ」

さやか(よしっ!!)



まどか「SIRENってちゃんとクリアできるゲームなの?」

ほむら「あんな鬼畜ゲームクリアできるわけないじゃない」


まどか「かなめまどか!」
さやか「みきさやか!」
ほむら「あけみほむら!」
杏子「さくらきょうこ!」
マミ「ともえまみ!」


仁美「しづきひとみ!」


まどさやほむ杏マ「「「「「え!?」」」」」


仁美「え!?」


ほむら「交わした約束忘れないよ」

まどか「えっ?」

ほむら「なんでもないわ」

まどか「そっか」

ほむら「…………」


杏子「オメー髪の毛サラサラだな」サワッ

さやか「ちょっと、いきなり触んないでよ!」

杏子「あっ、わりぃ……」パッ

さやか「……なーんてね。お返しだっ!」ワシャワシャ

杏子「わっ、やめろこのやろ!」

さやか「うりゃうりゃうりゃ」ワシャワシャ

杏子「このっ……負けてられっか!」ワシャワシャ




ほむら「……」スッ

まどか「あ、ほむらちゃ痛たたたたたた!髪の毛ひっぱらないでぇ!!」


マミ「ティロ・フィナーレ!」ダァン!

マミ「……何か違うわね」

マミ「ティロ・フィナーレ!」ドォン!

マミ「……しっくりこないわ」

マミ「ティロ・フィナーレ!」ズガァン!

マミ「うーん…………」




QB「マ…マミ……もう……いい、かな…………」ガクッ


さやか「おっ」

杏子「あん?」

さやか「杏子のパンツ見えちゃった(嘘だけど)」

杏子「なっ!?」

さやか「へぇ、黒とはねぇ……」ニヤニヤ

杏子「白だよっ!!」

さやか「えっ?」

杏子「あっ……」

さやか「……」ニヤニヤ

杏子「くっ……」


まどか「最近ストーカーに悩まされてるの……」

さやか「うそっ!?あたしのかわいいまどかを……許せん!!」

杏子「……」チラッ

ほむら「……」フィッ




QB「あぁ、それは暁

ほむら「ふんっ!」ズドン

QB「」


さやか「♪~」シャカシャカ

杏子「なーさやかー」

さやか「♪~」シャカシャカ

杏子「さーやーかー」

さやか「♪~」シャカシャカ

杏子「…………無視かよ」

さやか「♪~」シャカシャカ

杏子「……ちぇっ。もういいよ。ばーかばーかさやかのばーか!」

さやか「♪~」シャカシャカ

杏子「…………うぅ」グスッ



さやか「え、何?」スポッ


仁美「私たち出番が少ないですわねぇ」

マミ「そうねぇ……あ、お紅茶入ったわよ?」コト

仁美「あら、いいにおい。いただいても?」

マミ「ええ、もちろんよ」

仁美「いただきますわ」カチャ

マミ「召し上がれ」フフッ





QB「今日も見滝原は平和です」

ほむら「お前が言うな」


まどか「雨だね」

さやか「そうだねー、傘持ってきてないや」

まどか「あ、じゃあ私の傘に入れたげる!」

さやか「おっ、さんきゅー」




ほむら「……」

杏子「……傘もささねーで何してんだ?」


さやか「バレーボールだと思ったらマミさんのおっぱいだった」

さやか「……」



まどか「さやかちゃんのソウルジェムが真っ黒に……」


杏子「ロンリロンリー切なくてー壊れそうな夜にさえー」

さやか「……」

杏子「ロンリロンリーキミだけはオーリジナルラヴを貫いてー」

さやか「……」

杏子「ロンリロンリー逢いたくてー凍えそうな毎日にー」

さやか「……」ギュッ



杏子「……言葉にできないことは無理にしないことにした」


マミの家


マミ「……」コト

マミ「……」コト

マミ(一人でチェスも飽きてきたわね……)コト

マミ「……」コト

ほむら「……」スッ コト

マミ「!」

ほむら「あなたの番よ」

マミ「……どうやってここに?」

ほむら「あなたには関係ないわ。さ、早くして」

マミ「…………チェックメイト」コト

ほむら「帰るわ」


さやか「杏子が風邪をひいた」

杏子「たいしたことねーよ」ケホッ

さやか「ダメだよ寝てなきゃ!ほら、よく言うでしょ?風邪は難病のもとって」

杏子「万病な、万病」ゴホゴホ

さやか「そういえば風邪って人にうつしたら治るらしいよ」

杏子「ケホッ…そうか。ならてめぇにうつ

さやか「キスで」

杏子「」

さやか「ん、なんか言った?」

杏子「別に……」ケホケホ

さやか「ねー、なんて言ったのよー」

杏子「うるせー寝かせろ///」


さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ!」

上条「その幻想をぶち殺す!」


杏子「こんにちは」

まどか「こんにちまどか!」

杏子「ありがとう」

さやか「ありがとさやか!」

杏子「こんばんは」

マミ「こんばんマミ!」

杏子「さようなら」

ほむら「……さよほむら」



杏子「魔法の言葉で楽しい~♪」


杏子「プッチンプリン入手!」

さやか「あんたそれちゃんと買ったやつでしょうね?」

杏子「あたりめーだろ!さてと、皿出して、プッチンしますか」ググッ

パキッ

杏子「……」

さやか「……棒が折れただけだね」

杏子「……う、うわぁぁぁぁぁぁぁああああああああああん!!」ポロポロ

さやか「はぁ……全く。えーっと、淵を爪楊枝でこう……」スルッ

プルン

さやか「ほらできた」

杏子「あ……」パァ

さやか「どうぞ」

杏子「ありがとー!さやかー!大好きだー!!」ダキッ

さやか「ちょ、ちょっと恥ずかしいでしょ///」


まどか「まどまど」

ほむら「ほむ?」

まどか「まどまど!」

ほむら「……ほむほむ」

さやか「さやさや」

ほむら「……ほむほむ?」

マミ「マミマミ」

まどか「まどまど!」

ほむら「ほむ」


杏子「……杏杏」

さやか「何あえいでんの?」

杏子「あんじゃねーよ」


ほむら「ほむぅ」

マミ「ほむほむ」

ほむら「ほむ!?」

マミ「ほむほむ、ほむほむ」

ほむら「ほむ」

さやか「ほむほむ?」

マミ「ほむほむ」

ほむら「ほむ……」

杏子「ほむほむ」

まどか「ほむほむ!ほむほむ!」

全員「ほむほむwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


QB「なんでも願いを叶えてあげるよ」

まどか「人類と宇宙の滅亡」

QB「…………」


さやか「ねぇ杏子、運命の赤い糸って信じる?」

杏子「は?ガキかてめぇ。んなもんあるわけねーだろ」

さやか「……そっか」ガックリ

杏子「…………」プチッ クルクル キュ

さやか「…………?」

杏子「……手貸せよ」ギュ

さやか「えっ……?」

杏子「……」クルクル キュ

さやか「これ……」

杏子「髪だけど、それっぽいだろ?」

さやか「……うん///」

杏子「ふふっ……」



ほむら「……美容院行ってこよ」


仁美「このお紅茶おいしいですわ」

マミ「ちょっと奮発したのよ」フフッ

仁美「アールグレイですわね?」

マミ「ダージリンよ」

仁美「もちろん知ってましたわ」

マミ「わかってるわよ。さ、ケーキもどうぞ」スッ

仁美「お言葉に甘えますわ」

マミ「召し上がれ」



QB「ふぁ~。暇だ」


杏子「暇だなぁ」

杏子「ラジオでも聞こう……」パチッ



テレレレー♪

さやか『みっきーと!』

まどか『かなめんの!』

さやまど『『オールナイトラヴリーレィディオ~!!』』



杏子「あん?」


さやか『さぁ、というわけでやってまいりましたこの時間』

まどか『今日もリスナーのみんなに熱い夜をプレゼントしちゃうぜ~』

さやか『今夜は寝かさないぞ、仔猫ちゃん?』フフッ

まどか『……というわけでこの放送はマミさんの仕送りの提供でお送りしております』

さやか『マミさんありがとー』

まどか『ありがとー』



杏子「大丈夫かこの番組」

裂-saki-の人か


さやか『いやーでもかなめん、最近は暗いニュースが多くて気が滅入るね』

まどか『ほんとだよみっきー。テレビつけても哀しいニュースばっかでさ』

さやか『政治も経済も社会も不安定。この国はいったいどうなっちゃうんだろうね』



杏子「どーでもいいけどその名前のセンスはどうなんだよ」

前にSS書いたことある?


>>70
いえ、別人です。



まどか『でもこんな時こそ日本中を明るく変えていくのが私たちの務めってね!」

さやか『おっ、言うねーかなめん。そういうところも素敵だぜ?』

まどか『も~恥ずかしいよ~///』

さやか『かーなめん///』

まどか『みっきー///』



杏子「おいこら公共の電波でいちゃつくな」


>>74
ありますよー



さやか『それじゃあ今日もはりきっていきましょー』

まどか『最初のコーナーはこちら』デデン

さやか『みっきーと!』

まどか『かなめんの!』

さやまど『『お悩み相談室~!!』』



杏子「それいちいち言う必要あんのか?」

これ即興で考えてんの?

前に製速でけいおんで書いてなかった?


>>80
まぁそうですね
書き溜めはほぼなくなりました



さやか『今日もたくさんお便りが来てるねー』

まどか『みんなありがとー』

さやか『では早速こちらの一枚から。ラジオネーム"めがほむ"さんからのお便りです』



杏子「おい」


>>81
けいおんは書いたことないです。



さやか『【みっきーさん、かなめんさん、こんばんは。』

さやか『こんばんはー』
まどか『こんばんはー』

さやか『私には今、好きな人がいます。その子は明るくて優しくて笑顔がとっても可愛い子です。
    それに比べて私は、暗くて引っ込み思案で内気で……とても釣り合うとは思えません。
    でも私はその子が好きです。それで告白しようかと迷ってるのですが勇気が出ません。どうすればいいでしょうか】』

まどか『うーん、難しい話だね』

さやか『確かに告白ってのは簡単にできることじゃないよね。だけど……』

まどか『だけど?』

さやか『かなめん、あたし言っちゃっていいかな?』

まどか『かまへんで。言うたれや』



杏子「何で関西弁なんだよ」


さやか『あたしも前に好きな人がいたんだ。尽くして尽くして、命を投げ打つようなこともした。
    でもね、あたしも告白できなかったんだ。そうしたら結局他の子にとられちゃった』

さやか『すっごく後悔したよ。恨んだりもした。あの時のあたしは本当に最悪だった。
    でも"めがほむ"さんにはそんな思いしてほしくない。後で絶対に後悔することになる。
    だから、自分の思いは……ちゃんと告げるべきだよ』

まどか『さやかちゃん……』

さやか『へへっ、こんなもんかな。成功したらまたお便りちょうだいね』

まどか『"めがほむ"さん、がんばって!』



杏子「さやかちゃんって言っちゃってるじゃねーか」

ほむらちゃんハメ技ばっか・・・の人じゃないの?



>>89
違いますよー




さやか『じゃあ次いってみようか』

まどか『そだね。ラジオネーム"9B"さんからのお便りです』

まどか『【みっきー、かなめん、聞いてよ。
     とある少女に魔法少女になってほしくて、再三その旨を伝えてるんだけど、全く効果がないんだ。
     何かいいアドバイスないかな?】とのことです』

さやか『魔法少女?何かのコスプレかな?』

まどか『ちょっとよくわからないね』

さやか『まぁでも、どうしてもダメなら攻め方を変える必要があるね。俗に言う、押してだめなら引いてみろってやつ』

まどか『そうだね。あと時と場合にもよるけど、強引なのは失敗しやすいかもね』



ほむら「あの野郎…………」ピキピキッ

杏子「おわっ!どっから現れやがった!?」ビクッ


さやか『次のお便りです』

まどか『ラジオネームは"らむほ"さん』

さやか『【どうも、らむほです。かなめんのパンツください】……だってさ』

まどか『パ、パンツ!?無理だよー///』



杏子「……」ジー

ほむら「わ、私じゃないわ」フィッ


さやか『お悩みじゃないのでこれはスルーしようか』

まどか『でもでも、もしかしたらパンツがなくて困ってるのかもしれないよ?』

さやか『いやそれはないから』



ほむら「そうよ、困ってるのよ」

杏子「やっぱりてめぇじゃねーか!」


さやか『大体さ、かなめんのじゃなくてもよくない?』

まどか『そう言われればそうだね。でも、もしほんとにパンツがなくて困ってるとしたらどうしよう……』

さやか『そういうと思ってね、この人には別の人のパンツを送っておきまーす』

まどか『誰のパンツ?』

さやか『あたしの友人の佐倉って人だよ』




杏子「てめぇこのやろぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

ほむら「かなめんのよこせぇぇぇぇぇえええええええええええ!!!!!!」


さやか『おっと、もうお別れの時間がきちゃったようです』

まどか『時間が経つのは早いね』

さやか『みんなと別れるのが辛いよ』

まどか『それじゃあ今日はこの辺で』

さやまど『バイバーイ』



プツッ

杏子「なんか疲れた。寝よう……」

ほむら「そうね」

杏子「いや帰れよ」

杏子「?さやかのパンツは食べられるだろ?」
さやか「え」
杏子「え」


まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

焔「……」

まどか「ほむらちゃん……?」

焔「……」


さやか「おっぱいって揉んでもらったら大きくなるらしいよ?」

杏子「それを私に言ってどうすんだよ。大体それ迷信だろ?」

さやか「ものは試しってね!杏子、大きくしてあげる」ズイッ

杏子「いらねーよ!こっち来んな!!」

さやか「まぁまぁ」ワキワキ

杏子「た、助けてくれぇぇぇええええ!!!!」



マミ「あら、今悲鳴が……?」ポイン

ほむら「……」


さやか「ふたなりって何?」

杏子「はぁ!?なななな何言ってんだよっ!!///」

さやか「知らないから聞いてるのよ」

杏子「あー、えーっと、あれだ、あのー、そのー、二人乗りを省略した言葉だ、うん」

さやか「へー、ありがと」



<さやかのクラス>

さやか「まーどかー!今日ふたなりして帰ろうよ!」

まどか「さ、さやかちゃん……?///」

ほむら「ほむっ!?」

杏子「だあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


さやか「きょーこたろさん、きょこたろさん」

杏子「あん?」

さやか「お腰につけたきびだんご、ひとつあたしにくださいな」

杏子「わりぃ、全部食っちまった」

さやか「むー」プクー

杏子「お、きびだんご発見」パクッ

さやか「ええええちょちょちょちょっと杏子!!!///」

杏子「んー」ムチュ-

さやか「うあ…………///」



ほむら「……なるほど」メモメモ


まどか「ほーむたろさん、ほむたろさん」

ほむら「ほむっ!?」

まどか「お腰につけたきびだんご、ひとつ私にくださいな」

ほむら「ごめんなさい、全部食べてしまったわ」

まどか「そんな……酷いよほむらちゃん…………」ウルッ

ほむら(あれっ……?)

さやか「よくもまどかを泣かせたな!」

マミ「最低ね、暁美さん」

杏子「クズだな」

ほむら(……リセット)


マミ「とある巴の超大型砲(ティロ・フィナーレ)」

マミ「どうかしら?」

QB「僕にはちっとも理解できないよ」


さやか「リピートアフターミー」

杏子「やだ」

さやか「リピートアフターミー!」

杏子「わぁーったよ」

さやか「アイラヴユー」

杏子「アイ…………はっ?」

さやか「ん?ん?」ニヤッ

杏子「い、言わねぇし…………///」

さやか「ほぅ……」ニヤニヤ



ほむら「まど

まどか「アイラヴユー」

ほむら「…………うん///」


さやか「杏子ってもう少し女らしくできないの?」

杏子「は?どっからどう見ても女らしいだろ?」

さやか「どこがよ」

杏子「全部女らしいじゃねーか」

さやか「女らしくないよ」

杏子「女らしいよ」

さやか「女らしくない」

杏子「……女、らしいよ」

さやか「それは知ってる。見たらわかるから」

杏子「どうやら」

さやか「いや、性別ぐらい自分で把握しときなよ」


ほむら「鹿目まどかさん、あなたがこのクラスの保健係よね?」

まどか「えっ!?……えっと、あの……」

ほむら「連れてってもらえる?保健室」

まどか「だが断る」


ほむら「あぁぁぁあああぁぁああああぁあまどかまどかまどかあああああクンカクンカペロペロペロペロムチュー!!!!!」

まどか「いやぁぁぁぁぁぁあああああああああああ!!!!!!」



まどか「はっ!ゆ、夢か……」ホッ

 「夢じゃないわ」

まどか「誰!?」

ほむら「私だ」

まどか「お前だったのか」

ほむら「また騙されたな」

まどか「全く気づかなかった」

ほむら「暇をもてあました」

まどか「神々の」

ほむまど「「遊び」」


杏子「なぁさやか、この魔法少女まどか★マギカの"マギカ"って何?」

さやか「あたしが知るわけないじゃん。どーせどっかの外国の言葉でしょ?」

杏子「英語とか?」

さやか「そんな感じ……あ!」

杏子「何だよ」

さやか「魔法を英語で?」

杏子「magic……あ」

さやか「まぁそのあたりでしょ」

杏子「なるほどね。賢いじゃねーか」ワシワシ

さやか「えへへ///」



マミ「本当はラテン語らしいわよ」

まどか「へー、知らなかった」


まどか「キリンさんが好きです」

まどか「でもほむらちゃんはもーっと好きです」


さやか「だーるまさんがこーろんだっ」クルッ


まどか「……」ピタッ
ほむら「……」ピタッ
マミ 「……」ピタッ
杏子 「……」ピタッ


さやか「……杏子愛してる」

杏子「なっ……///」ピクッ

さやか「あ、動いたー」

杏子「ちくしょー」


さやか「だーるまさんがこーろんだっ」クルッ


まどか「……」ピタッ
ほむら「……」ピタッ
マミ 「……」ピタッ


さやか「まどかパンツ見えてるよ」

まどか「……///」バッ

さやか「あ、動いたー」

まどか「ちくしょー」


さやか「だーるまさんがこーろんだっ」クルッ


ほむら「……」ピタッ
マミ 「……」ピタッ


QB「やぁまどか。僕と契

ほむら「ふん!」ズバッ

さやか「あ、動いたー」

ほむら「ちくしょー」


まどか「マミさんがんばって!」
杏子 「マミ、頼むぞ!」
ほむら「動いたら殺すわよ」


さやか「だーるまさんがこーろんだっ」クルッ


マミ 「……」ピタッ


さやか「あ、シャルロッテ」

マミ「動じぬ」

さやか「ちくしょー」


さやか「だーるまさんがこーろんだっ」クルッ


マミ 「……」ピタッ


さやか「やーい、乳でかおばけー」

マミ「死ぬ覚悟はできたかしら」ユラッ

さやか「あ、動いたー」

マミ「ちくしょー……とでも言うと思ったかしら?」ドキュゥン

さやか「」チーン



まどか「今のは」
杏子 「さやかが」
ほむら「悪いわね」

QB「閉店ガラガラ」


まどか「ブルーな気持ち」シュッシュッ

さやか「恭介を仁美にとられた時」シュッシュッ

さやか「ブルーな気持ち」シュッシュッ

マミ「一人じゃなくなったのに殺されちゃった時」シュッシュッ

マミ「ブルーな気持ち」シュッシュッ

ほむら「ループしても結果が変わらなかった時」シュッシュッ

ほむら「ブルーな気持ち」シュッシュッ

杏子「さやかを助けてやることができなかった時」シュッシュッ

杏子「ブルーな気持ち」シュッシュッ

QB「まどかが契約してくれな

まどか「帰れ」
さやか「帰れ」
マミ 「帰れ」
ほむら「帰れ」
杏子 「帰れ」

QB「こんなのってないよ、あんまりだよ」


さやか「しりとりをしよう」

杏子「えー……」

さやか「じゃあしりとりの"り"からね。りんご!」

杏子「……ごますり」

さやか「立派!」

杏子「パセリ」

さやか「りす!」

杏子「スリ」

さやか「り、理科!」

杏子「かまきり」

さやか「り……理科室!」

杏子「釣り」

さやか「むー!」


杏子「降参か?」ニヤニヤ

さやか「くっ…………あ!」

杏子「あん?」

さやか「料理!」ビシッ

杏子「倫理」シレッ

さやか「むー!!」プンスカ


まどか「……」スッ コト

ほむら「……」スッ コト

マミ「……」スッ コト

さやか「……」 スッ コト

杏子「……」スッ

さやか「ふっ」←耳元に息をふきかける音

杏子「ああん///」ゾクゾクッ

ガラガラガッシャン!!

まどか「あー、倒したー。杏子ちゃんの負けだね」

杏子「さやかぁぁぁぁああああああ!!」

ジェンガ出してくる


>>162
うん、それ。



まどか「1、2、3」

ほむら「4」

さやか「5、6」

杏子「7」

マミ「8、9、10」

QB「11、12」

まどか「13」

ほむら「14、15」

さやか「16」

杏子「17、18、19」

マミ「20」

QB「……21」


マミ「キュゥべえの負けね」

杏子「罰ゲームだな。内容なんだっけか?」

さやか「死刑でしょ」

ほむら「拷問よ」

まどか「焼き土下座じゃなかったかな?」

QB「君たちには血も涙もないのかい?」


マミ「ないわ」

QB「えっ?」

さやか「キュゥべえのせいよ」

QB「僕?」

杏子「私らをゾンビにしたのはてめぇだろ?」

QB「あ……」

ほむら「まどかは違うけどね」

まどか「そうだったね」

QB(それでも焼き土下座はおかしいよね、まどか……)


ほむら「では選ばせてあげるわ」

QB「えっ?」

マミ「銃殺」

さやか「斬殺」

杏子「刺殺」

ほむら「爆殺」

ほむら「それぞれの得意分野よ。どれがいい?」

QB「だから殺って字があることがおかしいとは思わないのかい?」


杏子「第一回アームレスリング大会決勝、レディー……」

さやか「……」
ほむら「……」

杏子「ゴー!」

さやか「ふん!」グッ
ほむら「はっ!」グッ

マミ「あら、キュゥべえ。どうしたの?」

ほむら「!?」

さやか「もらったぁぁぁああああ!!!!」ダァン

杏子「勝者、さやか!」

さやか「いえい!あたしだよん!!」

まどか「おめでとう!さやかちゃん!!」

マミ「おめでとう、美樹さん」

杏子「というわけで、鹿目まどかとの一日デート権をさやかに贈呈します」

ほむら「……リセット」


まどか「かくれんぼしよう!」

さやか「おっ、いいねー!」

マミ「あら、楽しそう」フフッ

杏子「しゃーねーな」モグモグ

ほむら「まどかがやるなら……」

QB「じゃあ僕も

まどか「帰れ」
さやか「帰れ」
マミ 「帰れ」
ほむら「帰れ」
杏子 「帰れ」

QB「だろうね。わかってたよ、うん」


マミ「冗談よ。一緒にやりましょう?」

まどか「そうだよ!じゃあまず鬼決めから」

さやか「いっくよー?じゃーんけーん」

まどか「ぽん」パー
さやか「ぽん」パー
マミ 「ぽん」パー
ほむら「ぽん」パー
杏子 「ぽん」パー
QB  「ぽん」グー

QB(あ、グーしか出せない……)


マミ「じゃあキュゥべえ、60数えてからスタートね」

杏子「6×10とか言ったらそのわっか引き千切っからな」

ほむら「私とまどかを見つけたら四肢を引き裂くから」

まどか「ちょ、ちょっと2人とも!」アセッ

さやか「隠れろー!」ダッ

QB(……やめたくなってきた)


QB「…59、60。さてと……」

QB「さやか見っけ」
さやか「早っ!」

QB「マミ見っけ」
マミ「もう見つかっちゃったの?」

QB「杏子見っけ」
杏子「ちっ……」

QB「まどか見っけ」
まどか「えぇー、早いよ」

QB「暁美ほむら見
ほむら「……」ギロッ

QB「……つけてない。僕は何も見つけてない」


さやか「てゆーかキュゥべえが鬼だとすぐ終わっちゃうじゃん」

ほむら「確かに……」

マミ「そうね、これに関してはチートよね」

杏子「やり直そーぜ」ポリポリ

まどか「じゃあもっかい、じゃーんけーん」

まどか「ぽん」パー
さやか「ぽん」パー
マミ 「ぽん」パー
ほむら「ぽん」パー
杏子 「ぽん」パー
QB  「ぽん」グー

QB「君たちは僕をいじめているのかい?」


まどか「花火をやろう!」

さやか「花火なんてもってないじゃん」

まどか「ほむらちゃん例のものを」

ほむら「はっ」スッ

マミ「ロケット花火がこんなにたくさん……」

杏子「てゆーか、いつから下僕になったんだ?」

さやか「これをどうするの?」

ほむら「第一回迫り来るロケット花火から逃げろ大会開催」

マミ「よくわからないわ……」


まどか「まず、このロケット花火たちをQBの身体にしっかり結び付けます」

QB「まどかは何を言ってるんだい?」

ほむら「このとき発射方向を方々に向けるとスリルが増します」

QB「むしろもうゲージマックスだよ。離してよ」

まどか「導火線はひとつに束ね、短い場合は補って点火しやすくします」

QB「こんなの絶対おかしいよ」

ほむら「みんな逃げる用意を。では3、2、1……点火!」シュボ

まどか「逃げろおおおおおおおおおお!!!」ダッ

さやか「えっ、えっ!?ちょちょちょっとぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!」ダダッ

杏子「こえぇぇぇええええええええ!!!!」ダッ

マミ「いやぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!!」ダダッ

ほむら「当たったら死ぬわよぉぉおおおおおおおおおお!!!!!」ダッ

QB「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン(ry


まどか「花火と言えば……はい、さやかちゃん!」ビシッ

さや「えっ、えーっと、甲子園?」

まどか「ブー。はい、マミさん!」ビシッ

マミ「……夏?」

まどか「惜しい!はい、杏子ちゃん!」ビシッ

杏子「お好み焼き」

まどか「見えなくもないけど違う!はい、ほむらちゃん!」ビシッ

ほむら「夏祭りね」

まどか「正解!というわけで夏祭りに行こう」

マミ「あら、楽しそうね」

さやか「てゆーかまだ春だよ?」

まどか「細けぇこたぁいいんだよ」

ほむら「SSに季節もクソもないわ」

杏子「クソ言うな。あとメタな発言も控えろ」


さやか「じゃあ浴衣を着たらまたここに集合でどう?」

まどか「いいね、そうしよう!」

マミ「浴衣あったかしら……」

杏子「私はこの格好でいいや」ポリポリ

ほむら(浴衣ってことはまどかノーブラノーパン?……ビデオカメラ用意しなくちゃ)


まどか「じゃーん」

さやか「お、似合ってんじゃん」

まどか「さやかちゃんもね」

さやか「えへへ///」

杏子「黄色って派手だな」

マミ「そうかしら?」

ほむら「……ねぇ、これは何なの?」

QB「……」

マミ「QBにも着せてみました」

さやか「微妙……」
マミ 「私が言うのもなんだけど、確かに微妙よね」
まどか「ま、まぁ馬子にも衣装って言うし」
杏子 「馬子っつーか馬鹿だろ」
ほむら(あ…やっぱり下着はつけてないわね……)●REC


まどか「あ、金魚すくいだー」

マミ「難しそうね……」

杏子「なぁさやか、金魚って……」

さやか「食べれるわけないでしょ馬鹿」

ほむら(金魚すくいの水が浴衣にかかった透け透けまどか……ありね)●REC


杏子「たこ焼き食おーぜ!」

さやか「あんたは食べ物のことしか頭にないの?」

まどか「しょうゆ味?そんなのもあるんだ」

マミ「ポン酢もおススメよ」

ほむら(ハァハァ……まどかをたこ焼きにして食べたい)●REC


さやか「あ、射的だ!」

マミ「ようやく私の真骨頂を発揮する時がきたわね」

まどか「杏子ちゃん、何食べてるの?」

杏子「ベビーカステラ。食うかい?」ホレ

ほむら(あああああああああああまどかのあそこに射的してベビーをつくりたいよぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお)●REC


まどか「チョコバナナってさ、チョコバットに似てるよね」

さやか「あー、チョコバットおいしいよね。うまい棒をゴージャスにした感じしない?」

マミ「この世界ではうんまい棒よ」

まどか「じゃあチョコバットはチョコンバット?」

さやか「いや、そこはチョンコバットでしょ」

マミ「少し冒険してチンコバットはどうかしら」

ほむら「もうチンコでいいんじゃない?」

杏子「焼きそばうめー」ズルズル


まどか「楽しかったねー」

マミ「えぇ、みんなでまた来たいわね」

さやか「ほんと、楽しい時間ってあっという間よねー」

杏子「焼きとうもろこしうますぎだろこれ」ガシガシ

ほむら「そろそろ帰りましょう」●REC




QB「みんな、何か大切なことを忘れてないかい?」


まどか「最近私の下着がよくなくなるの」

さやか「ちゃんと片付けないからじゃないのー?」

まどか「そ、そんなことないよ!自分でなおしてるし、減り始めてから数も数えてるもん!」

さやか「……ならそれって危なくない?」

まどか「どうしよう……」

さやか「大丈夫。今日からはこの魔法少女さやかちゃんが全力で守るよ!」

まどか「ありがとう、さやかちゃん!」



杏子「……今回は見逃してやるけど、ちゃんと返せよな」

ほむら「ほむぅ……」


ほむら「かーごめかーごめー」

マミ「かーごのなーかのとーりーはー」

杏子「いついつでーやーるー夜明けの晩にー」

さやか「鶴と亀がすーべった」

ほむマ杏さや「「「「後ろの正面だあれ?」」」」



まどか「ほむらちゃん!」

QB「私だ」

まどか「お前だったのか」

QB「また騙されたな」

まどか「全く気づかなかった」

QB「暇をもてあました」

まどか「神々の」

Qまど「「遊び」」


マミ「あなたが落としたのはこの金のグリーフシードですか?それともこちらの銀のグリーフシードですか?」

ほむら「いいえ、私が落としたのは黒のグリーフシードです」

マミ「あなたは正直者ですね。褒美としてこの両方のグリーフシードを授けましょう」

ほむら「いや、あの、黒がいいんですけど……」

マミ「それでは~」

ほむら「ちょっと待てコラ」


さやか「ちょっとこの猫耳つけてみて?」

まどか「こ、こうかな?///」

さやか「……まどにゃん!」

まどか「えっ!?」

さやか「あだ名はまどにゃんで決まりだね!」

まどか「恥ずかしいよ、さやかちゃん……///」




ほむら「まどにゃん……うふふふふふふふ」ボタボタ

杏子「鼻血ふけよ」


まどか「電動歯ブラシを買ったの」

さやか「へぇ。どんな感じ?」

まどか「なんか、こう……ぐわぁぁぁぁんって感じ」

さやか「なんだそれ」ケラケラ

まどか「言葉で伝えるのが難しい……」




ほむら「まどかの唾液+振動……ローターの代わりに使えば…………ありね」

杏子「通報した」


さやか「もしソウルジェムがさ」

杏子「あん?」

さやか「ソウルジャムだったらどうする?」

杏子「うまそーだな」

さやか「杏子のはきっといちご味ね」

杏子「……」ジー

さやか「ジャムじゃないからね。食べないでね。死んじゃうからね。とりあえずよだれをふきなさい!」


杏子「ソウルジェムがソウルジャムだと仮定して……」ダラー

さやか「だからよだれふきなって」

杏子「暁美ほむらのは何味になんの?」

さやか「うーん……イカスミ?」

杏子「そんなジャムねーよ」

さやか「だよね」

>>137
これ一番動きそうなのほむらのような気が


杏子「だってさ」

さやか「何が?」

杏子「暁美ほむらのはブルーベリーになるらしいぜ」

さやか「そうなんだ」

杏子「っつーことはさやかのは……」

さやか「あたしのブルーハワイかな」

杏子「だからそんなジャムねーよ」

さやか「だよね」


杏子「QBってさ」

さやか「ん?」

杏子「BBQに似てるよな」

さやか「表記の問題でしょ」

杏子「動物ってことは……」

さやか「ダメよ、あの肉は。インフルエンザにかかった鶏の肉よりダメ」


杏子「あ」

さやか「何よ」

杏子「さやかってさ」

さやか「さやえんどうじゃないよ」

杏子「……」

さやか「……」

杏子「……いやもしかしたら」

さやか「もしかしないから」


さやか「てゆーかそれだったら杏子だって餡子になっちゃうよ?」

杏子「だからあんこじゃねーっての!」

さやか「いやいや、考えてみなよ。"きょうこ"でいるより"あんこ"でいる方がおいしそうだよ?」

杏子「……ふむ」

さやか「……冗談だよ?」

杏子「さやかって賢いな」

さやか「ごめん、今のはあたしが悪かったね」


杏子「そうか……」

さやか「ん?」

杏子「私が巴マミみたいに巨乳だったら口に届くからミルク飲み放題じゃね?」

さやか「何でミルク出る前提なの?」

杏子「いやだってオレンジジュースは出ないだろ?」

さやか「そういうことじゃないんだけどね」


杏子「いっただっきまーす」パクッ

さやか「今度はハンバーガー?」

杏子「うめぇじゃん、ハンバーガー」

さやか「ハンバーガーの肉ってミミズから生成してるってうわさがあるけど?」

杏子「もしそうだったら今頃世界はコンクリートだよ」

さやか「ごめん、ちょっとよくわかんない」


さやか「カフェオレとコーヒー牛乳ってどう違うの?」

杏子「カフェオレは牛乳にコーヒー入れてスプーンをかけるんだよ」

さやか「コーヒー牛乳は?」

杏子「牛乳と色素を超反応させるんだよ」

さやか「……動物に色素注入する感じだね?」

杏子「どうしてそうなるんだよ」


さやか「いよかんとはっさくってどう違うの?」

杏子「いよかんは伊予国の勘太郎がつくった柑橘類」

さやか「はっさくは?」

杏子「ストライクの進化系」

さやか「それハッサムだよね」

杏子「メタルクロー!」シュバ!


さやか「鶏は卵産むよね」

杏子「え?あぁ、うん」

さやか「卵が孵るとひよこになるよね」

杏子「そうだな」

さやか「ひよこは成長して鶏になる」

杏子「まぁそうだけど、それが?」

さやか「一番最初の鶏の卵は誰が産んだの?」

杏子「てめぇもしかして学校行ってない私を馬鹿にしてんのか?」

さやか「そういうつもりじゃなくて、ただ疑問に思っただけ」

杏子「まぁ確かにおかしいよな」

さやか「オムライス食べたいね」

杏子「ごめん、もう着いていけないわ」


マミ「このごろはやりの女の子」

マミ「おしりの小さな女の子」

マミ「こっちを向いてよマミー」


まどか「ポケットの中にはビスケットがひとつ~♪」

杏子「!?」

まどか「ポケットをたたくとビスケットはふたつ~♪」

杏子(増えた……)

まどか「もひとつたたくとビスケットはみっつ~♪」

杏子(また増えた!?)

まどか「たたいてみる度ビスケットは増える~♪」

杏子「……」



さやか「ねぇ杏子」

杏子「何だよ」バシッ バシッ

さやか「何してんの?」

杏子「えいっ!えいっ!」バシッ バシッ


杏子「腹減った……」

さやか「ここにクッキーがあります」

杏子「!」

さやか「あげよっか?」

杏子「くれ!」

さやか「はいあげたー」ヒョイ

杏子「……」ジワッ

さやか「ちょ、ちょっと泣かなくてもいいじゃん!ごめん!ほんとごめんって!ちゃんとこれあげるから許して?ねっ?」アセッ


ほむら「ワルプルギスの夜を前に巴マミが消え、美樹さやかが消え、佐倉杏子が消えた」

ほむら「残るは私とまどかの2人だけ……」

ほむら「って、あれ?これチャンスじゃね?」

ほむら「……よし」グッ



QB「僕もいるんだけ

ほむら「どりゃあ!!」ドゴォン


杏子「さやかんち行きたい」

さやか「どうしたの急に?」

杏子「そーゆー日もあるんだよ」

さやか「…………あ、あたしそっち系はパスなんだけど///」

杏子「何赤くなってんだよ」


さやか「着いた」

杏子「相変わらずの家だな」

さやか「うるさいよ。そーいえばさ」

杏子「あん?」

さやか「あんた一回あたしの家の前まで来たことあったわよね?」

杏子「それがどーしたよ?」

さやか「何で知ってたの?」

杏子「……い、いや、だから、それは…………」

さやか「もしかして杏子って……ストーカー?」

杏子「んなわけねーだろ!」


さやか「先部屋行ってて。飲み物いれてくる」

杏子「おー」



ガチャ

杏子「……」スタスタ

杏子「……」キョロキョロ

杏子「……」ソワソワ

杏子「……よし」

杏子「ダーイブ!トゥー!!ベーッ

ガチャ

さやか「おまたせー」

杏子「どわぁぁぁぁあああああああああ!!!!」ボッスゥン


さやか「で、何してたの?」

杏子「ベッドを見てたら思わず……」

さやか「まさかそれだけのためにうちに来たんじゃなんでしょうね?」

杏子「……めんご」

さやか「おい」


杏子「ってのは冗談で、本当はもっと大切な話があって来たんだよ」

さやか「えっ……」ドキッ

杏子「どうしても直接言いたいことがあるんだ、さやかに」

さやか「そ、それって…………///」ドキドキ





杏子「何か食べるものをください」ドゲザ

さやか「あたしのときめき返せ」


さやか「杏子にはがっかりさせられた」

杏子「いやマジ死にそうなの。ここ数日うんまい棒しか食ってねぇの」

さやか「ったくもう……あり合わせでよかったらつくるけど?」

杏子「えー、焼肉がいい」ブー

さやか「あんた自分の立場わかってんの?」


杏子「ごめんなさいでした」

さやか「わかればよろしい。んじゃちょっと待ってて。つくってくるから」

バタン

杏子「ふふっ……」

杏子「優しいな、さやかは」

杏子「……」






杏子「さーそろそろ下着でも漁るか」


杏子「えーっと、クローゼットは……」

杏子「あ!これじゃ

ガチャ

さやか「ちなみに部屋漁ったら身体中の穴という穴に熱々の溶けた鉛流し込むからね」

バタン

杏子「……」←想像中

杏子「…………う、うわぁぁぁぁぁあああああああああああああ!!!!!!」ガクガク


さやか「おまたせー」

杏子「おー、焼き飯と野菜炒めか。ほんとにあり合わせだな」

さやか「文句があるなら食べなくてよろしい」サッ

杏子「ごめんなさいでした」ドゲザ

さやか「よろしい」カチャ

杏子「でも何で2人分?いっぱい食べろってこと?」

さやか「いやあたしの分だから。わかるでしょそれぐらい」


杏子 「いっただっきまーす!」
さやか「いただきます」

杏子「うめぇ……やべ、泣きそう」パクパク

さやか「もー大げさだなー杏子は」

杏子「いやマジでうめぇの」バクバク

さやか「ほんと?」

杏子「ほんとだって」

さやか「ほんとのほんと?」

杏子「……もう言わね」ガツガツ

さやか「ちぇー」


杏子「ごっそーさん!」

さやか「早っ!相当お腹へってたんだね」

杏子「だからそう言っただろ?」ジー

さやか「な、何よ……」

杏子「……」ジー

さやか「わかったわかった。半分あげるからそんな目で見ないで」

杏子「べっ、別にほしいなんて言ってねーし///」プイッ

さやか「そ、いらないんだ」スッ

杏子「あわわわっ、嘘だよー!食べたいよー!さーやーかー!!」ガシッ

さやか「最初からそう言いなさいよ」ドウゾ

杏子「さんきゅ!えへへ……」


さやか「ねぇ杏子」

杏子「あん?」モグモグ

さやか「もーご飯粒つけて……杏子はさ、契約したこともう後悔してないの?」

杏子「……自分のために力を使うことに決めたからな」パクパク

さやか「もしもさ、魔法少女になってなかったら……とか思わないの?」

杏子「もしも、か。そーだな……普通に学校行って、普通に生活して、そんな普通な人生だったかもな」

さやか「うらやましくないの?そんな普通の暮らし」

杏子「……いや、これでいいんだよ」

さやか「あきらめてるの?」

杏子「それもあるかもな」


さやか「そうなんだ……」

杏子「何だよ、後悔してんのか?」

さやか「ううん、そういうわけじゃないんだけど……たまに思うんだよね。
    魔法少女なんて知らないまま過ごしてたら、あたしは今頃どうしてるのかなって」

杏子「ふーん」

さやか「なんか後悔してるみたいに聞こえるよね」

杏子「まぁそんな簡単に割り切れるもんじゃねーよな。オメーは私と違って契約してから日が浅いんだし」

さやか「うん……」


杏子「……悪いことばっかでもねーよ」

さやか「え?」

杏子「食い物にも前ほどは困ってねーし」

さやか「困ってたからうち来たんじゃないの?」

杏子「それでもまだマシな方さ。こうやって飯つくってくれるやつすらいなかったからな」

さやか「そっか……」

杏子「それに……」

さやか「それに?」

杏子「……魔法少女になったおかげで、さやかに逢えた」

さやか「杏子……」


杏子「それだけでも十分に幸せだよ、私は」

さやか「杏子……」

杏子「へへっ……」

さやか「ふふっ……何だか恥ずかしいね///」

杏子「ガラじゃなかったな」パクパク

さやか「たまにはいいんじゃない?」

杏子「そうか?」ゴクン

さやか「うん」ニコッ


さやか「ごちそうさまでした」
杏子 「でした」

杏子「さやかーのどかわいた」

さやか「かっわいた~」

杏子「風を絡ませ~」

さやか「あなたを~」

杏子「連れてくのさ~」

さやか「Honey so sweet~」

杏子「いやだからのどかわいたっつんてんだろ!歌わすな!!」


さやか「冷蔵庫のテキトーに飲んできていいよ」

杏子「さんきゅ」

バタン

さやか「……」

さやか「幸せ、か…………」

さやか「ふむ…………」


ガチャ

さやか「おかえり」

杏子「……」

さやか「ん?」

杏子「さやかぁぁぁぁあああああああ!!!!!!」ダキッ

さやか「えっ、えっ、えっ!?」

杏子「か~わいいぞ~このやろ~」スリスリ

さやか「ちょ、ちょっといったん落ち着きなって!」


杏子「おいさやか!」ビシッ

さやか「はいぃ!?」

杏子「何だその顔は!」

さやか「へ?生まれつきですけど……」

杏子「可愛すぎ防止条例に違反するので逮捕する!」ガバッ

さやか「危なっ……ってうわぁぁああああああ!!!!」ボスゥン


杏子「ふっふっふ……」

さやか「ちょ、重いんだけど」

杏子「つ~かまえたぞ~」ニヘッ

さやか「馬乗りされると動けないってほんとなんだ……」

杏子「さ~てと~ど~しちゃおっかな~」

さやか「さーてと、どう抜けようかな」


杏子「100回スリスリの刑」

さやか「皮膚に悪そうだね」

杏子「100分抱きしめるの刑」

さやか「苦しそうだね」

杏子「100回好きって言わすの刑」

さやか「のどがかわきそうだね」

杏子「100回ペロペロの刑」

さやか「それ転校生も言ってたな……」

杏子「100回SEXの刑」

さやか「ぺニバンあったっけ……」

杏子「よし、チューしてやるっ!」

さやか「ふーん……ってえええぇぇええぇえぇぇぇえええええええええ!!!!!!!??????」


杏子「てめぇの処罰が今決定したぁ!」ビシッ

さやか「美樹さやか近年稀にみるピンチ。よし、脱出!……失敗」

杏子「目を閉じて~」フッ

さやか「えっ、本気!?ちょっと!!」

杏子「む~」スゥ

さやか「杏子!ねっ!いったん落ち着こう?」

杏子「む~」スゥゥゥゥ

さやか「近い近い近い!それはやばいって!!」


杏子「おょ?」フラッ

さやか「え?」

ポスン

さやか「…………?」

杏子「……」スー

さやか「……」

杏子「……」スースー

さやか「寝てる…………」


さやか「はぁー、助かった……ん?」クンクン

杏子「……」スー

さやか「このにおい……」

杏子「……」クー

さやか「……そういうことか」

杏子「……」スー

さやか「あんたお酒飲んだでしょ」

杏子「……」クカー

さやか「まぁ答えないよね。寝てるし……さてと、あ」

杏子「……」クー

さやか「動けない……」


さやか「どうしよ……」

さやか「とりあえず現状を整理してみよう」

さやか「あたしはベッドに仰向けで寝転がっている」

さやか「その上に覆いかぶさるように杏子」

さやか「頭以外のほぼ100%の杏子があたしの身体に乗っかっている」

さやか「左を見れば5cmのところに杏子の寝顔。しかもこっち向いてるし……」

さやか「…………かわいい」

さやか「……じゃなくて!」


さやか「めんどくさくなってきた」

さやか「全然動けないし」ハァ

さやか「このまま寝ちゃおっかなー」

さやか「ね、杏子?」

杏子「……」スー

さやか「完全に寝てるね」

さやか「……」

さやか「ねぇ杏子」


さやか「あたしね、本当は後悔してたの。魔法少女になったこと」

杏子「……」スー

さやか「すっごい悩んでたんだよ?それこそ眠れないくらい」

杏子「……」スー

さやか「でも杏子の言葉を聞いて、全部吹っ切れちゃった。悩んでたことが馬鹿みたいに思えちゃった」

杏子「……」ムニャムニャ

さやか「すごく嬉しかったよ、逢えて幸せって言ってくれて」

杏子「……」クー


さやか「あたしも今、とっても幸せだよ?杏子のおかげ」

杏子「……」スー

さやか「だから……少しぐらいお礼させてよね」



チュ



さやか「ありがとね、杏子」



【おしまい】


>>1です
なんかgdgdですいません
途中から杏さやが書きたくなりました
1レス1ネタは難しいですね
最後まで読んでくれた皆さん、支援してくれたみなさん
ほんとうにありがとうございます

あとはてきとーにどぞ

              .,-'''''~~~ ̄ ̄~~''' - 、
 \      ,へ.人ゝ __,,.--──--.、_/              _,,..-一" ̄
   \  £. CO/ ̄            \       _,,..-" ̄   __,,,...--
      ∫  /         ,、.,、       |,,-¬ ̄   _...-¬ ̄
 乙   イ /    /   ._//ノ \丿    ..|__,,..-¬ ̄     __,.-一
      .人 | / ../-" ̄   ||   | 丿 /  ).  _,,..-─" ̄   ._,,,
 マ    .ゝ∨ / ||        " 丿/ノ--冖 ̄ __,,,,....-─¬ ̄
        ( \∨| "  t-¬,,...-一" ̄ __--¬ ̄
 ミ  ⊂-)\_)` -一二 ̄,,..=¬厂~~ (_,,/")

     .⊂--一'''''""|=|( 干. |=| |_      (/
   /  ( /      ∪.冫 干∪ 人 ` 、    `
 /      )         ノ '`--一`ヽ  冫
                 く..          /
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