――昼休み――
日向「あ~、腹減った」
音無「今日は天気もいいし、昼飯を食べたら眠くなりそうだな」
直井「そうですね。健やかなる外観を持つ音無さんの言うとおりです」
日向「はいはい。んなこたぁいから、とっとと食堂に行こうぜ。」
音無「ああ、食券がマーボーだけだったら泣こうに泣けないからな」
日向「そりゃ言えてるわ」
直井「おい愚民。神である僕と麗しき薫風を纏う音無さんのために、
さっさとAランチの食券を購入してこい」
音無「あ、ついでに緑茶もよろしくな」
日向「なにお前ら自然に俺をパシろうとしてんだよ! 一緒に行こうぜ、一緒に!」
音無「ふふっ、冗談だよ冗談」
日向「全く…」
直井「僕は本気だったんだが……」
食堂にて
直井「音無さん、あれを見てください」
音無「ん? あれって……」
日向「ゆりっぺ、だよな。 …食堂のホワイトボードに何書いてんだ?」
音無「ここからだと遠すぎて見えないけれど、英語のイディオムっぽいな」
直井「しかも壁に何か張り紙をしていますね」
日向「昼飯の時間にいったい何をしてるんだか…」
直井「おい、愚民」
日向「んぁ?」
直井「あの女が水面下で動いていると妙に不安に思わないか…」
日向「ああ、そりゃ同感だ……」
【初見の方向けのあらすじ】
天使から神の所在を突き止めようと、様々なミッションを遂行する『死んだ世界戦線』。
しかしてそのどれもが、神の所在どころか天使に見向きもされない始末。
ボケ倒しで歩みを進めるゆりっぺ達の明日はどっちだ……!
ちなみに過去スレを見ずとも本編には全く問題ありません。
関連スレ
音無「オペレーション・ラブエクストリーム…?」
音無「オペレーション・スレイブオブマイン…?」
音無「オペレーション・ラブエクストリーム 2 …?」
Girls Dead Monster in 昼休み
岩沢「この曲は16ビートにして、最初のメロディラインは…」
関根「岩沢先輩、譜面片手にご飯食べるとお行儀悪いですよー」
ひさ子「相変わらずどこにいても音楽ばっかりだな」
入江「自分にとって大事な事柄に熱心なのは良いことじゃないですか~」
ユイ「貫禄の音楽キチっぷりですね!」
ひさ子「おい、岩沢」
岩沢「何?」
ひさ子「何、じゃないだろ。ちゃんと昼飯を取らないと午後練がキツイぞ」
ユイ「お腹がペコペコだと声に芯が通りませんよ~!」
岩沢「それは確かに一理あるね」
ひさ子「よっし、だったら譜面を置いてメシに集中する!」
岩沢「…はいはい」
関根「はい、岩沢先輩。お茶どうぞ」
岩沢「ん、ありがと」
入江「…午後のこの時間、まったりしていていいなぁ~」
岩沢(さっさと昼食を食べ終えて、早く楽曲の制作に取り組まなくちゃ…)
関根「おお、岩沢先輩! 見事な食べっぷりです」
入江「あんまり急いで食べると、喉に引っ掛けちゃいますよー」
~~♪ ~~♪
ひさ子「あん? 校内放送のチャイム?」
ユイ「お昼休みの校内放送ってあんまり良い予感しないですよね」
関根「そうそう、確か前のオペレーションの時だってこんな風に突然…」
『SSSのメンバーに告ぐ! 繰り返す、SSSのメンバーに告ぐ!』
入江「…しおりんがフラグ立てちゃうから」
関根「…ゴメン」
ひさ子「……なんちゅう嫌な予感だ」
『放課後に集合! ミッションの説明があるので迅速に集まっておくように!』
ユイ「またしても突発的なミッションな気がしますね」
ひさ子「十中八九、その考えは間違ってないと思うぞ」
『ちなみに、一人でも来なかったら岩沢さんのギターを思いっきりへし折るわ!』
岩沢 (´゚ω゚)・*;'.、ブッ
ひさ子「ぎゃあああああああぁぁぁー!お米粒が顔中にぃぃぃぃーー!」
ユイ「なんというご褒美…!」
――放課後――
ゆり「みんな、今日もご苦労様。よく集まってくれたわね」
音無「もうお前からの呼び出しでも動じなくなってきたよ…」
日向「しかもまた突然と来たもんだ…」
大山「いきなり校内放送のチャイムが鳴ったと思えば、
『放課後に集合!一人でも来なかったら岩沢さんのギターを折るわ!』だもんね」
藤巻「人質まがいのチョイスが絶妙すぎんだろ…」
TK「I can feel the light of the lover's moon~♪」
椎名「あさはかなり」
ユイ「岩沢さん、あの放送終了と同時にギターを死守しに楽器置き場に走ってましたよ」
ひさ子「結局間に合わなくて、ギターがあいつの手元にあるわけなんだが」
岩沢「……私の、私のギターは無事なんだろうな?」
ゆり「もちろんよ。人質を手荒に扱うほど品性に欠けているつもりはないわ」
日向「さらっと『人質』っつったぞ、おい!」
大山「ゆりっぺ!その時点で品性がどうこう言っても、発言の全てが紙以下の薄さだよ!」
松下「なんだかどんどん粗暴になってきているな…」
高松「それは多分…」
野田「ん? なんだ貴様。いきなり見つめてきて、俺に用事でもあるのか?」
高松「いえ、別に」
高松「最近よく一緒にいる御方の影響を、少なからず受けているのやも知れませんね」
松下「…なるほどな」
遊佐「ゆりっぺさん。そろそろギターを返してあげてはどうでしょうか?」
ゆり「それもそうね。皆こうして揃ったワケだし」
岩沢「よ、良かった……」
ゆり「そんじゃ投げるわよ~~、それっ!!」 ヒョイッ
岩沢「え、あ、ちょ、ちょっと!」
日向「手荒に扱わないんじゃなかったのかよ!?」
TK「It's called brack~♪」
椎名「あさはかなり」
ゆり「さて、では今回のミッションを説明するわよ」
藤巻「すげぇ…ほんの数秒前の事をさも無かったかのように進行してやがる…」
野田「その切り替えの早さ、流石はゆりっぺだ!」
ゆり「今回のミッションは…これよ!!」
『オペレーション・ラジオウェイブトーキング』
音無「……大山もTKもリアクションをしないという事は」
日向「ああ、俺たちも初めて聞くミッションだ」
大山「最近は既知のミッションって中々無いよね」
松下「うむ。なので緊張感だけは十二分に持続できるがな」
野田「ふん…どんな内容だろうと、ゆりっぺの為にこのハルバートを振るうまでよ!」
TK「feel the anger in the fire~♪」
椎名「あさはかなり」
ゆり「今回のオペレーションの内容を説明するわ」
『学園におけるマスメディアの一環を担う放送室。
そこで好き勝手に行動することでライブ以外での天使の陽動が可能やも知れない。
さらに学園のどこかに潜伏していると想定される神への宣戦布告を行なう』
ゆり「以上、大まかな概要よ」
高松「……つまり?」
ゆり「私たちでラジオっぽい事柄をして、学園全体に喧騒を響かせる。
その際に天使がどう打ってくるかで今後の方針を見定めるのが目的よ。
神まで炙り出せたら万々歳、ってな感じね」
藤巻「自分で喧騒って言ってちゃ世話ねぇぜ…」
大山「でもさ、ゆりっぺ。もし天使が強行突入してきたらどうするの?」
ゆり「ああ、その点なら問題ないわ。ついさっき生徒会に許可とったもの」
松下「…よく許可が下りたな」
ゆり「『使用していない放送室の時間帯を調べて、空いていたら有効活用させてくれ』
ってな文を遊佐さんに制作してもらったらチョロいもんだったわ」
遊佐「我ながら見事な仕事の早さでした」
直井「……僕はその件に関して全く知らされていないんだが」
日向「……お前、本当に生徒会副会長かよ」
ひさ子「そういや私達って岩沢の付き添いで来たんだけれどさ。
もし関係なさそうなら退散していいか?」
ゆり「その意見は却下ね。今回も貴方達に形式上参加してもらうわ」
入江「え~、またですか~」
関根「まぁいいじゃん、みゆきち。今まであたしたちが選ばれた事ないし」
入江「ん~、確かにそれもそうだね」
ひさ子「あんまり迂闊な事は言わない方がいいぞ、ほんとに」
岩沢「こうしてギターも無事だったんだ。付き合うくらい別にいいじゃないか」
ひさ子「いやいやいや。
そのギターに害を及ぼそうとした奴が目の前にいるけれど、それでいいのか…」
ゆり「まずは今回の作戦を始めるに関してメンバーを決めるわね」
ゆり「私がディレクターを担当。具体的な指示はブース外より伝えるわ」
音無「また随分と本格的だな」
日向「ま、ゆりっぺが現場の指揮をとるってんなら納得だ」
ゆり「そして私の補佐には竹山くん。機材関連を一任します」
竹山「了解です。しかして僕の事はクライスt(ry」
ゆり「TKはミキサーを担当。貴方のチョイスでBGMを決めて頂戴」
TK「All right~♪」
ゆり「そして放送室前の警備に藤巻くんと松下五段。
天使や生徒会の面々が来たら、殿(しんがり)となって一時的な足止めをお願い」
藤巻「了解」
松下「ああ、了解だ」
直井「……僕は一応、生徒会副会長なんだが」
音無「……さりげなく居た竹山には誰も触れないのか」
ゆり「さて、ここからが本題よ」
野田「本題?」
ゆり「そう。まだ重要な部分を決めていないの」
高松「重要な部分、ですか?」
ゆり「メインパーソナリティを二人、先ほど発表した裏方以外から選抜するわ」
大山「えええええええええええええええええええ!?」
高松「またしても無茶なことを…」
椎名「あさはかなり」
日向「いや、パーソナリティとか言われても俺たち素人だぜ!?
芸人じゃあるまいし喋りのアマチュアに何を求めてるんだよ!」
ゆり「同時にアホのプロフェショナルでもあるでしょう。爆発力に期待するわ」
日向「芸人気質を求められてるうううううううぅぅぅぅ!?」
TK「Hear the thunder kiss the rain ~♪」
椎名「…あさはかなり」
音無「なぁ、ゆり」
ゆり「発言を許可するわ」
音無「喋るのは前線メンバーじゃなくて、バンドの四人でいいんじゃないか」
ユイ「あー! センパイ、私たちを人身御供にするつもりだー!!」
ひさ子「そこは男らしく『俺がやる』みたいな事でも言うべきだろうに」
岩沢「記憶無し男…お前、甲斐性無し男でもあったのか」
音無「ひどい言われようだな、おい! 理由くらい聞けって!」
音無「そもそも、NPC側から見たら俺たちも一般生徒みたいなモンだろ。
だったら知名度の高いガルデモのメンバーが話した方が
ガルデモのファンが多数いるNPCは耳を傾けやすいんじゃないか」
ゆり「私もそう考えてはいたんだけれど、
作戦を遂行するにあたって一つの欠点が見つかってね」
音無「それは?」
ゆり「放送室で使われているマイクって二本しか無いの。
しかもそれが複製に時間のかかる少し特殊な物でね」
音無「だったらミッションの日を改めればいいだけの話なんじゃ…」
ゆり「音無くん、知ってる?」
音無「何をだ?」
ゆり「『思い立ったが吉日生活』っていう素敵な言葉を」
音無「いくらなんでも程があるだろ!」
ユイ「要するにアホですね!」
ゆり「新規ミッションで不安がる気持ちも分かるけれど安心しなさい」
日向「一体どんな切り札があんだよ、ゆりっぺ」
ゆり「これを見て」
高松「こ、これは……」
大山「突発的オペレーションでの登場率が現在ほぼ100%の……」
野田「クジ引き用の箱、だな……」
椎名「あさはかなり……」
ゆり「ちゃんとガルデモのメンバーを書いた紙も中に入れてるわ。
皆に等しく機会があるから心配しないで頂戴」
日向「そんな心配なんぞ1ミクロンたりともしてねぇよ!」
日向「ま、まぁラジオなら台本とかあるだろうし…。
もし選ばれたとしても、いざとなれば台本を読んでいれば何とか…」
ゆり「その台本がコレよ」
遊佐「ゆりっぺさん…。
私にはA4の紙一枚に『アドリブ』と書かれたものしか見えないのですが」
大山「……見事なまでの話し手側に投げっぱなしジャーマンだね」
ゆり「このオペレーションを思いついたのがお昼前だったのが要因よ。
流石の私も気の利いたような事柄を書き連ねることが出来なかったの」
日向「それにしたって放課後まで時間あったし、もっとこう何か書き様あんだろ!
っていうかお昼前の思いつき!? 突発性どんどん上がっていってませんか!?」
野田「貴様ァ! ゆりっぺの案に問題でもあるというのか!」
日向「問題しかないからこうして声を張り上げて抗議してるんだっつーの!」
ゆり「それに、もし話すネタが無くなったとしても大丈夫」
高松「一体その自信はどこから来ているのでしょうか?」
ゆり「この時のために昼休みから仕込んでおいたのよ。
竹山くん。例のものをお願い」
竹山「了解しました。ですが僕の事はクラ(ry」
ゆり「これを見て!」
遊佐「これは…」
直井「メール、フォーム…?」
入江「しかも結構な数のメールが来てるよ~」
関根「ざっと見ても100通くらいありそうだね」
ゆり「『何か質問や一言があれば、このメールまで。抽選で数名に特典が!』
ってな触れ込みで校内の到るところに張り紙をしたら、ご覧の通りよ」
藤巻「んで、その特典ってのは何なんだ?」
ゆり「そんなもん無いに決まってんじゃない」
日向「堂々と言っちゃったよ! それ詐欺じゃねぇの!?」
ゆり「バレなきゃ大丈夫よ、バレなきゃ。
このミッションの糧となってくれる事に感謝の気持ちさえ忘れなきゃOKよ」
大山「豪胆だなぁ…」
直井「音無さん…」
音無「どうした?」
直井「この連中って、実はとんでもない悪なんじゃ……」
音無「諸悪の根源が一人いるだけだ、基本的には大丈夫。 …多分」
ゆり「みんな質問は無さそうね」
日向「Hey,ゆりっぺこっち見て! この掲げた手をちゃんと見て!」
ゆり「では、いよいよ恒例のクジ引きタ~~~イム!」
大山「恒例になっちゃったね」
藤巻「なんで恒例になっちまってるんだか」
松下「こういうお祭り感覚はデジャヴを覚えるな」
高松「『ハイテンション・シンドローム』をナチュラルにこなしている感じでしょうか」
野田「何にせよ、ゆりっぺが楽しそうなら俺はそれでいい」
ゆり「それじゃあ景気良く私から引かせてもらうわね!」
音無「当たらない事を祈っておくか」
直井「ふっ、愚民共に神回避というものを見せてやる」
日向「最近俺は出ずっぱりだしな~。一体どうなることやら」
岩沢「これがこうなって、ここがこのコードで…」
ユイ「ギターが戻ってきた途端に見事なまでの音楽キチっぷり…さっすがは岩沢さん☆」
椎名「あさはかなり」
ひさ子「椎名っちはホント相変わらずだな」
遊佐「さてさて、どうなることでしょうか」
ゆり「どっせええええええええええええええええええええいい!」
今回の犠牲者その1
>>45
ユイにゃん
ユイ「……アタシかああああああぁぁぁぁぁい!」
入江「ユイ、どんまい!」
関根「ガルデモの宣伝しっかり頑張れ~!」
ひさ子「自分じゃなくて心底ホッとしているよ」
ユイ「なんでみんな胸を撫で下ろしているんですか!?
ユイにゃん緊張して話せることなんて皆無ですよ~!」
ひさ子「あんだけライブ前のトーク長く喋れるんだし、大丈夫だろ」
関根「そうそう、あんまり長くて時折岩沢さんがソワソワしているよね」
入江「うんうん、アレ後ろから見てるとハラハラするんだよ~」
ユイ「……い、岩沢さんも何か言ってくださいよぅ!」
岩沢「~~♪ ~~♪」
ひさ子「…残念だったな、鋭意作曲中だぞ」
ユイ「あんまりにも白状じゃないですかあああああああああ!!」
日向「いよっし、まず最初の惨劇は回避したぜ!」
音無「いやいや、喋る人って二人だから油断は出来ないぞ」
直井「ふん…選ばれし神だからこそ選ばれない事は必然」
日向「なんだその脳内反芻が面倒くさそうな口上は!」
直井「愚民は黙っていろ。僕はとっとと音無さんと学食で色々と語り合いたいんだ」
日向「色々って何だよ、色々って」
直井「…色々だ」
日向「お前ただ音無と一緒に居たいだけなんじゃねぇかよ!」
ゆり「まず一人目はユイね」
ユイ「…はぁ~い」
ゆり「それじゃあ、貴方の相方となる人を決めようかしら」
ユイ「せめてまともに話した事のある人だったらいいなぁ…」
ユイ「それじゃあ不肖このユイにゃん、クジ引き役を務めさせていただきやす!」
入江「おお、いいぞいいぞ~」
関根「やんややんやー!」
ユイ「どっせええええええええええええええええいい!」
ユイとコンビになる、二人目の犠牲者
>>60
直井
直井「………………なん、だと!?」
松下「また絶妙な人選だな」
日向「神回避、とか言ってた誰かさん。おめでとさーん!!」
直井「ば、馬鹿な! 神である僕が選ばれるなんて、こんな結果は間違っている!」
ゆり「残念ながら超がつくほど正当よ。なんてったってクジだもの」
直井「音無さん、何か言ってくださいよぅ!」
音無「あ~、なんだ、その……ちゃんと頑張れよ」
直井「お、音無さんがそういうなら。僕はしっかりと務め上げてみせます!」
高松「相変わらずというか何というか、見事な身の翻りようですね」
藤巻「ああ。 あんだけ凄いと感心すら覚えそうだ」
大山「……こうして僕らは静かに背景に溶け込んでいくんだね」
直井「おい、愚民」
ユイ「な、なんですか」
直井「音無さんから言われて仕方なく一緒に組んでやる。
神である僕と長々しく言葉を交わせるのを光栄に思うんだな」
ユイ「アンタこそ『うぉとなしすわぁん!』とか『ふっ、愚民が…』とか
ボキャ貧なのにアタシとタメ張れるトークできんのかぁ!? おおぅ!?」
直井「……ふん」
ユイ「……フン!」
ひさ子「…なんでアンタそんなにモノマネが激似なんだよ」
遊佐「…本物と見紛うばかりの見事な声真似でしたね」
入江「ユイは芸達者だなぁ~」
ゆり「仲の良さそうな人選でよかったわ」
大山「ゆりっぺ。コンタクトの度が合ってないみたいだね」
ゆり「しかして、これだけの戦線メンバーがいるにも関わらず
ずっとあの二人に任せきりというのも申し訳ない話ね」
高松「なるほど。確かにあの二人と裏方を除外しても半数以上は残っていますね」
野田「それで、ゆりっぺ。どうするつもりなのだ?」
ゆり「いくら何でもずっと同じ面子だと、聞いている方も新鮮味が無くなってくるでしょうね」
音無「…どんだけ長時間続けさせるつもりなんだよ」
ゆり「中継ぎだって必要になってくると思うの。つまり…」
ゆり「第二陣のコンビを決めるクジ引きを始めるわよ!」
「「「えええええええええええええええええええーーーっ!」」」
日向「うわ、俺もう今日完全に終わったと思ってやる気オフっちまったよ」
ゆり「蹴飛ばしてでもエンジンかけ直してあげましょうか?」
日向「…謹んで遠慮させていただきます」
音無「で、またクジ引きをするのか?」
ゆり「そうね…次の一人目は私が選ぶわ。その選ばれた人が相方を選ぶためにクジを引きなさい」
藤巻「ついに名指しで指名かよ!?」
高松「まるで中世の独裁政治を彷彿とさせますね…」
TK「Want no fame in beat brack~♪」
椎名「あさはかなり」
ゆり「じゃあ、そうね……最初の一人目は、貴方よ!」
次に選ばれたキャラクター
>【20:00:00.00】の時間から二番目に近いレス
椎名
竹山は裏方のため、申し訳ないが選外の方向で
繰上げで>>81採用
ゆり「椎名さん! あなたよ!」
椎名「わ、私だと…?」
大山「おお! 椎名さんがあさはかなり以外の言葉を喋った!」
藤巻「よっぽど面食らったんだろうよ」
ひさ子「椎名っちか。あんまり人前でラジオみたいに話すのって想像しがたいな」
松下「しかしてゆりっぺ。選んだ人選の理由はあるのか?」
ゆり「そうね…意外性、というヤツかしら。椎名さんのポテンシャルに私は賭けてみたいの」
遊佐(ゆりっぺさん)
ゆり(どうしたのよ、ひそひそ声で)
遊佐(……一応、裏方の彼も選出するつもりだったのでは?)
ゆり(まぁ、本当はそのつもりだったんだけれどね。
私が裏方に事前に指名していた事もあって、今回はパス1って感じよ)
遊佐(なるほど。では、椎名さんを選んだ本当の理由というのはあったりするのですか?)
ゆり(ああ、目が合ったからよ)
遊佐(……まるで学校の先生のような決め方だったのですね)
ゆり「それじゃあ椎名さん、貴方と共に喋ることになるメンバーをクジで選んで頂戴」
椎名「あさはかなり」
音無「…これ見よがしにテンション下がっているなぁ」
日向「無理もねぇよ、椎名っちは人前に出ること自体に慣れてないからな」
TK「Hey,椎名 Wild is the storm! 元気出していけィ!」
ゆり「…このミッションが終わったら、ぬいぐるみを進呈するから」
椎名「………!」
椎名「仕方ない、さっさと引いて終わらせてしまおう」
椎名「あさはかなり…あさはかなりいいいいいいいいいいいいいい!!」
椎名っちの相方となるキャラクター
>>111
いわさわさん
ひさ子「おい、岩沢」
岩沢「~~♪ ~~♪」
ひさ子「岩沢、お前選ばれたっぽいぞ」
岩沢「~~♪ ~~♪」
岩沢「………なに?」
ひさ子「いや、だから選ばれたって」
岩沢「…相手は誰? 記憶無し男?」
ひさ子「椎名っちだ」
岩沢「………そう」
関根「うわ、岩沢先輩が露骨にやる気を無くしてる」
入江「ユイに続いてボーカルが選ばれたね~。
岩沢さん、ふぁいとー」
岩沢「おい、あんた」
椎名「……」
岩沢「まぁ、なんだ。これも一つの縁って事で宜しく頼むよ」
椎名「……あさはかなり」
大山「ちょっと、ゆりっぺ! ホントに人選大丈夫!?」
松下「あの二人が並ぶと言いようのない妙な緊張を感じるんだが」
高松「仕方ないですね。私が中立的な立場からあの二人にアドバイスを…」スルスル
日向「脱ぎながら一体なに言ってんだよお前!」
ゆり「…一言で表すならば」
野田「ならば?」
ゆり「問題なし、ね」
日向「おーい! ちょっと誰かキツめの処方箋持ってきてくれー!」
ゆり「では、『オペレーション・ラジオウェイブトーキング』の決定事項をまとめます」
パーソナリティ
前半
ユイ&直井
後半
椎名&岩沢
ディレクター・構成作家
ゆり
アシスタント
竹山
ミキサー
TK
天使が来た場合の尊い犠牲
藤巻
松下
藤巻「流石にこの扱いはひどすぎるだろオイ!」
ゆり「それでは、現時刻を以って作戦を開始します」
野田「おう!」
ユイ「りょーかーい」
音無「了解」
ゆり「選ばれなかった面々は生徒会とNPCの動向を探りつつ、あえて普段どおりに過ごすこと。
一応許可は取ってあるので杞憂とは思うけれど、万が一天使の襲来に備えて火器の携帯を忘れずに」
日向「ういっす、了解」
大山「了解だよ!」
ゆり「それでは、『オペレーション・ラジオウェイブトーキング』…スタート!」
という事で本編は2時以降から。
安価で流れを決めていくので、皆様のお力添えを宜しくお願い致します。
では、一時解散!
この作者はしかしてって単語が好きなのか?
違和感がちょいちょい
>>140
今現在お世話になっている講師の口癖がそれなんです
意図していない部分でそれが移ってしまっていたようですね…違和感を覚えさせて申し訳ない
――放送室――
ゆり(みんな、準備はいい?)
竹山(首尾に問題はありません)
TK(OK! Gotta dance to pretty lies!)
松下(こちらも問題なし。これより放送室の防衛と警護にあたる)
藤巻(右に同じく。オーヴァー。)
ゆり(それじゃあ、ミッション開始!)
~~♪ ~~♪
ユイ「どうも、こんばんは~!
突然ですがラジオを始めてみま~す!!」
直井「静粛に拝聴するように」
ユイ「いや、聞く側に姿勢を求めるとか固すぎるでしょ!」
直井「…いいからさっさと進行しろ」
ユイ「Girls Dead Monsterのツインボーカルの片割れこと、ユイにゃんで~す!」
直井「生徒会副会長の直井です。どうぞ宜しくお願いします」
ユイ「なんか無駄に固すぎる自称神とのコラボでお送りしま~す!」
直井「おい、何だと貴様…」
ユイ「それではさっそく私たちの自己紹介から始めまちゃいましょう!」
in 食堂
日向「すげぇ空気感だな…」
音無「ああ、殺伐としてそうなのがこっちにまで伝わってきそうだよ…」
ユイ「どうも、さっき『始めます』と『始めちゃいましょう』がこんがらがって
『始めまちゃいましょう』とか言っちゃったユイ、にゃん、でーす☆」
in 食堂
日向「うわああああああああ! 手が勝手にグーを作っちまうううううううう!!」
音無「落ち着け日向、まだ開始1分も経ってないぞ!」
直井「どうも、改めまして生徒会副会長の直井です」
ユイ「『生徒会副会長の、んぅ直井でぇす』」
直井「…誰がいつそんなアゴをしゃくったような喋り方をした?」
ユイ「さぁーて、そんな副会長様! 今回の意気込みとかありますか?」
直井「…まぁいい。 語るとなれば、やるからにはしっかりとすべき、いう感じだな」
ユイ「おお、思っていた以上に前向きな発言ですな!」
直井「貴様の方はどうなんだ?」
ユイ「へ? アタシですか?」
直井「お前以外に誰がいるんだ」
ユイ「そうですね~、まぁ程々です」
直井「なんともまぁ無難な返しだな」
ユイ「いやいや、このくらいが丁度いいんですよ。
『もうマジちょーやる気っすよ! このパッション半端ねぇぜゴルァァああああ!』とかだと温度差すごいことになるでしょ?」
直井「……確かに高すぎると辛いものがあるな」
ユイ「さて、そんなガルデモのボーカルであるユイにゃんですが」
直井「……」
ユイ「ユイ、にゃん☆ ですが!」
直井「…何故もう一度言い直した」
ユイ「もうすぐライブがある、という告知をさせていただきまーす!」
直井「……それは良かったな」
ユイ「明後日、ガルデモライブは18時から開始!
先着2名様に岩沢さん使い古しのタオルを進呈しちゃうという出血大サービスじゃあああい!!」
直井「……そんなの欲しがる奴なんているのか?」
ユイ「なによ、アンタだって先輩が使った歯ブラシとか欲しいとか思わないの?」
直井「………ふん」
竹山(ゆりっぺさん、大変です)
ゆり(どうしたの?)
竹山(設置しておいたメールフォームにさっきから物凄い数の投稿が…)
ゆり(…NPCにも煩悩はあるのね)
in 食堂
日向「いや、そこはちゃんと否定しろよ副生徒会長様!」
音無「なぁ」
日向「んぁ? どうした?」
音無「…近、俺の部屋から歯ブラシやコップやらがちょくちょく無くなっているんだが」
日向「………………コーヒーでも奢るわ」
ユイ「ではでは、告知も終わった事ですし!」
直井「ああ」
ユイ「みんなからのメールでも読んでみますか!」
直井「そうだな、別にこれ以上何か話しが膨らむわけでは無さそうだし」
ユイ「いやいや、アタシの手にかかれば話なんぞいくらでも膨らませれますけれど」
直井「ほぅ」
ユイ「アタシには見えるんです…アンタがことごとく話を潰していく様が!」
直井「失敬な愚民だな。僕は神だぞ、そんな空気を読まないような事柄をする筈がないだろう」
ユイ「空気読める発言ありがとうございまーす☆
普段の生活を是非ぜひ思い返してみてください♪」
直井「……それで、さっきの貴様の言い草だと話のネタがあるとでも言わんばかりだったな」
ユイ「オフコース! そりゃモチのロンっすよ☆」
直井「どんな話をするつもりだったんだ? 今回は特別に聞いてやろう」
ユイ「おお、マジですか!」
直井「大らかな心を持つこの神を称えよ」
ユイ「イヤです♪」
直井「……貴様の方こそ話の腰を折っていないか?」
ユイ「気のせいですよー!
で、私が話そうとした事なんですけれどね」
直井「ふん」
ユイ「アンタの秘密を是非ぜひここで聞いてみたいなーと思いまして!」
直井「………は?」
ユイ「こういう時こそ質問攻め!
色んな話を聞いた上で、ついでに恥ずかしいあーんな事やこーんな秘密を聞き出したる!…と思いまして☆」
直井「貴様…それだけ自薦に言っておいて、はいそうですかと素直に話す馬鹿なんぞいないだろう」
ユイ「うっ、ぐっ……」
直井「まさに愚の骨頂だな」
ユイ「ええええーーーい! アンタだってこうして生きてきたんだから秘密の一つや二つあんでしょーが!?
ケチケチせずに教えろっつってんだい!」
直井「…断固として拒否する」
ユイ「なんかこう、意外性とか無いんですか!?
例えば実は男装の麗人だったー、とか!
例えば既に先輩の私物を部屋に持ち込んでいるー、だとか!
例えば実は双子の兄がいて、兄が死んでからずっと兄のフリしてたっていうすり替わりトリックの過去、とか!
例えばモヤシっ子体型なのに運動神経抜群だとか!」
直井「……貴様、いったい何者だ」
ユイ「へ? どれか正解でもあったんですか?」
これは安価によっては飛び入り参加とかも有り得るのか?
直井「……さっさと届けられた物を読む肯定に移るぞ」
ユイ「うおおおぉぉーい! 無視すんなやゴルァー!」
直井「何も聞こえないな。ではまず一つ目のお便りから紹介しよう」
>>195
俺達の戦いはこれからだ!!
つまりどういうことなのか分からない
直井「では、読むぞ」
RN:8sp4DWESO
俺達の戦いはこれからだ!!
ユイ「Girls Dead Monsterの次回作にご期待ください!」
直井「……どういう事だ」
ユイ「つまりは打ち切りですね!」
直井「いや、だから何故よりにもよって最初の内容が打ち切りなんだ」
ユイ「分かってませんね~。これだから自称神は…」
直井「なんだと…!?」
ユイ「いいですか、つまり!
俺達の戦いはこれからだ!→これからラジオ聞くぜ!→だからメール送るぜ!→頑張れ君達!
そういう事なんです!」
直井「つまりは…」
ユイ「曲解ですね☆」
直井「言い切ったぞ、こいつ…!」
ユイ「では、次のメールは不肖ユイにゃんが読ませていただきましょう!」
直井「やる気は充分だな」
ユイ「…そしていつかは空回るんです」
直井「なんだそのテンションの落差は!」
ユイ「ほんのちょっとしたジョークですよ☆」
直井「…僕はまだ貴様との距離感が難しく思えるんだが」
ユイ「イェイ! では早速読むぜぇ~!」
>>204
自称神様、tkの本名を教えて
SSSのメンバーで一番気になる人は?
この前のテストのときに何人かの生徒が椅子ごとふっとんだりしましたがあれはなんだったのでしょうか?
知ってたら教えて欲しいです
TKと椎名って付き合ってるの?教えて神様
>>204wwwww
でもあの話自称神もユイも参加してなかったよな
>>208
あの話の後で神(笑)が出てきたんだっけか
無関係じゃねーな
ユイ「RN:8QS+ozu40さん、あざまーっす! あざっす、あざーっす!」
直井「読んでもらえるのを光栄に思うんだな」
『この前のテストのときに何人かの生徒が椅子ごとふっとんだりしましたがあれはなんだったのでしょうか?
知ってたら教えて欲しいです』
直井「……これは前に生徒会でも話題になっていたな」
ユイ「はぇ? そうなんですか?」
直井「テスト期間中、特定の教室だけ天井に壁が何度も開いたという報告があったが…やはり貴様らに関係あるのか」
ユイ「むしろアタシ達以外に疑える人がいたら教えてほしいくらいですね!」
直井「何故そこで誇らしげに胸を張る…」
ユイ「で、この事象なんですが。これは我らが死んだ世界戦線のオペレーションの一つだったんです。
真面目にテストを受けていた人・・・ゴメンねッ☆☆ ユイにゃんの、真摯なしゃ・ざ・い♪」
in 食堂
日向「ぬううわああああああああああ! このハラワタのグツグツ感はどこにぶつければいいんだあああああ!!」
音無「日向、落ち着け! 落ち着けって!」
直井「さて、ここから神の手でいくつかの読みそびれたお便りを救わせてもらおう」
ユイ「なんだかんだでノリノリになってきてますね」
直井「何を馬鹿な、仕方なくというやつだ。
では、このお便りを拾ってみるとするか」
天井に壁が開いた…?
何言ってんだこの自称神は
開いたろ
日向以外にも開けた奴がいたんじゃねーの?
>>212
申し訳ない、穴が開いたで変換を願います
あ、自分の中で正しい日本語に本能的に直してたから気づかんかった
俺何言ってんだ
しまった!
NPCを名乗ってツッコめばよかったよ!
直井「>>203にあるRN:HCwsQ+fF0。貴様のお便りを読むぞ」
『SSSのメンバーで一番気になる人は?』
直井「弓張り月のような繊細さと力強さを兼ね揃える音無さんに決まっているだろう」
ユイ「もう聞く前から分かってたことですけれどねッ☆」
直井「で、貴様はどうなんだ?」
ユイ「へ?」
直井「いないのか、気になる人というのは」
ユイ「え、ちょ、何…その質問、アンタまさか私に気がある、の…?」
直井「おい誰かこの会話の前後すら読み取れん愚民を連れ出してくれ」
直井「ついでにもう一つくらい拾っておこう」
ユイ「>>206にあるRN:3lu5CcY3O、いよっ!こーの幸せ者ぅ!」
『TKと椎名って付き合ってるの?教えて神様』
直井「後に控えている面子の一人が当事者だろうに、そいつに聞けば済む話じゃないか」
ユイ「でも 教えて神様 って書かれてますよ」
直井「…仕方ないな。神である僕が貴様に答えを告げてやろう」
ユイ「よっ、流石は自称神!」
直井「自称ではないと何度言えば…」
ユイ「はいはい、さっさと教えてくださいよー」
直井「……見る人が見れば付き合っているだろうし、そう見えない人もいるだろう! ふっ…以上だ」
ユイ「うっわ、すっごいファジーな返答!」
ユイ「よっしゃあ! ではでは次のお便り、張り切って読むぞー!」
直井「ふん、相変わらず元気だけが取り得の愚民だ」
ユイ「おぅおぅ! 次に読むのはコレじゃあああああああああいい!」
>>221-230から2レスを抜粋
自称神様(笑)はいつから自称神様(苦笑)なんですか?
自称神様>>202をおなしゃす
高松って下も脱いだんですか?自称神様
下も脱いだらすごいんですか?。自称神様
自称神様、抱き枕が発売するそうですが、なんであんなに脱いでるんですか?恥ずかしくないんですか?
直井「まずはこのお便りを読ませてもらうとするか。
選ばれたことを光栄に思い、神を称えよ」
ユイ「ちゃっちゃと読みますよー」
RN:ip7if4Qs0
『この前ガルデモの練習をのぞきにいったら
岩沢さんと仲よく話してる男子生徒がいました
あれはだれですか?もしかして彼氏?! 』
ユイ「これって先輩の事ですかね?」
直井「ああ、あの音楽ジャンキーか。よく一緒にいる人を表しているなら音無さんの事だろうな」
ユイ「ああん!? なにアンタいきなり岩沢さんディスってんだゴルァァァ!」
直井「…普段 音楽キチ とか言っているお前の方がよっぽどだと思うんだが」
ユイ「まぁ、いいです。よく岩沢さんと一緒にいる男子生徒は音無先輩ですね。
並んでいると美男美女でお似合いですけれど、残念ながら恋仲とかじゃないんですよねー。
岩沢さんくらいの音楽キチは、『ギターが恋人』とか平然と言っちゃいますから☆」
直井「今後世界を統べるやも知れない御方だ。しっかりと名を刻んでおくように」
ユイ「お便り、頂いちゃいましたー!」
RN:nn20cFdi0
『Tkってどんなバンドが好き?』
ユイ「それでは、実際に本人を呼んでみましょう!」
TK「OK~! Whisper is the wind of change~♪」
直井「…こういうのは有りなのか?」
ユイ「ホラ、構成の人も親指たててサムズアップしていますよ」
直井「……しかも満面の笑顔だな」
TK「my favorite artist is Nieve & Cook !」 ※イメージです
http://www.youtube.com/watch?v=0OZbQy1BwF0&feature=related
直井「これだけ多くのお便りを有効活用しない手は無い。
再び読みそびれたモノを1つ抜粋しよう」
ユイ「いよっ! 流石は生徒会副会長! 影のいじめっ子!」
直井「…褒める素振りすら見せないのはいっそ潔いな」
直井「>>235にあるRN:xzcJp+UdO。貴様のお便りを読むぞ」
『自称神様、抱き枕が発売するそうですが、なんであんなに脱いでるんですか?恥ずかしくないんですか?』
ユイ「え、いつ抱き枕発売なんか決まったんですか?」
直井「つい最近のことだ」
ユイ「どれどれ…ってうわ! 何アンタってやっぱり女の子だったの!?」
直井「何が『やっぱり』だ、なにが!」
ユイ「いやぁ…Yシャツのみって、また狙いすませたかのようなあざとさ……
流石のユイにゃんもこれには完敗やでぇ…」
直井「あざとさで言えば愚民の貴様も相当なものだろうに。
しかもこれは僕の意思じゃない。あの女が勝手に僕の寝起きを写真で取ってプリントしただけだ」
ユイ「寝起きであのエロさ…この自称神のポテンシャルは半端ないですね……!」
ユイ「おおっとぉ!これはユイにゃん宛ての素敵なお便り発見!
では早速読ませてもらいますね星」
RN:2rr0Qs0pO
『ぶっちゃけ日向のことどう思ってるの?』
ユイ「ひなっち先輩の、事は……その、ええと……なんていうか」
直井「愚かなる民、即ち愚民だな。以上」
in 食堂
日向「お前が答えるんかああああああああああああああああいいい!
そこは流れから言ってユイが答えるべきだろ、オイ!」
音無「まぁそう興奮すんなって…」
直井「おい、貴様」
ユイ「何ですか?」
直井「お前の語尾によく付属する『☆』だが、『星』って普通に喋っていてもいいのか?」
ユイ「私もお喋りに一所懸命なんです。
たまにはそんな事だってありますよ星」
直井「……事故なのか故意なのか判別しづらいことを言うのは程々で頼む」
なんだかんだで日向より音無のほうがたいh…それはないか
ゆり(……二人も慣れてきたわね。ちょっと趣向を凝らしてみようかしら)
直井「愚民共、多くの質問や一言お便りご苦労。
神が労いの言葉をかけてやるから感謝しろ」
ユイ「次のお便り、紹介しちゃいまーす!」
ユイ「えーと、次のお便りは……!?」
直井「『九州弁で答える』、だと……!?」
>>263
>>258
そこだけだと心に突き刺さるな
自称神様
日向とかいう愚民に「愛しています」と言うor音無さんに「死ね愚民、貴様はクズだ」と言う
選ぶとしたらどちら?
生徒会副会長ってチン○コ臭そうな顔してるよね
チン○コが何なのか想像できない
ユイ「お便り、が、頑張って読んでみるバイ!」
RN:3PsOLoddO
『自称神様
日向とかいう愚民に「愛しています」と言うor音無さんに「死ね愚民、貴様はクズだ」と言う
選ぶとしたらどちら?』
直井「…僕を指名したという事は、この指令から逃れられないというのか」
ユイ「ちょっと、アタシだって頑張ったからしっかりやってくださいよー!」
直井「く、苦渋の選択だな…」
ユイ「さぁ、どっち!?」
直井「ひ、日向! あ、あ、あ、あ、愛しとる、バイ!」
in 食堂
日向 (´゚ω゚)・*;'.、ブッ
音無「おい、日向が思いっきりコーヒー吹き零して倒れたぞ!!」
大山「息してないよ! 誰か、誰か救護班を呼んできてー!!」
生徒会副会長の『オナ井アナル』とかいう奴、名前が卑猥すぎるんですけど
ユイにゃんの力で解雇するか改名してあげてくダサい
誰か日向を地獄に搬送してー
>>266-269
うお、自称神にツッコんでもらいたかったのに
なんか周りが反応してる
直井「く、屈辱だ…」
ユイ「それで、先輩を選ばなかった理由は何だったんですか?」
直井「ふっ、馬鹿な事を。
音無さんに罵詈雑言を吐くくらいなら、僕はあえて茨に覆われた道を裸足で歩く方を選ぶ」
ユイ「後半の言い回しがヴィジュアル系っぽいですね」
もちろん上は寝巻き姿と考えて良いんだな?
ゆり(……そろそろメンバー交代の頃合かしら。竹山くん、どう思う?)
竹山(そうですね。
慣れない事柄、喋り慣れていない人物との長時間のトークということで、幾分か疲労の兆しが見えます。
このくらいが頃合でも宜しいかと)
ゆり(そう、意見感謝するわ)
竹山(あと僕を呼ぶときはちゃんと『クライs(ry )
ゆり(TK、少しスローテンポな音楽お願い)
TK(OK, clear to me!)
http://www.youtube.com/watch?v=qt7DRVYp2PY
直井「なんだ、急に音楽の雰囲気が変わったぞ」
ユイ「まったりとした曲調で心地いいですね~」
ユイ(ねぇ、ねぇねぇ)
直井(なんだ愚民。裾をそんなに引っ張るな)
ユイ(ほら、アレ。 あのカンペ見てください)
直井(……ん?)
>『エンドトーク 4649』
直井「……古いセンスだな」
ユイ「流石はニックネームの語尾に『っぺ』と付くだけありますね!」
ゆり(誰が古いセンスだってぇぇぇぇ!?
しかもあだ名の件は日向くんが勝手につけただけだっつーの!!)
竹山(いや、今のカンペはどうかと)
ゆり(何か言った、竹山くん)
竹山(…………なんでもありませんし、僕は『クラ(ry )
ゆり(それじゃあ、〆の一言を頼むわよ。二人とも!)
直井、ちょっと竹山のとこ行ってクライストって呼んでこいよ
まずい!!こんな心地いい曲では眠気…が……
レスも拾ってもらえたし…もう……
ユイ「それでは、そろそろ終了の時間でーす!」
直井「長々と聞いてくれた愚民共。 貴様らの為に身を粉にした神を称えよ」
ユイ「次にも控えている人がいるので、ちゃんと聞き逃さないようにしてくださいねー☆」
直井「お便りは引き続き公募している。
しっかり読まれるよう、せいぜい内容を練っておくんだな」
ユイ「次のパーソナリティ、岩沢さんが登場ですよー! やんややんやー!」
直井「アーティストと忍者のコラボレーションか…想像し難いな」
ユイ「それでは、これにて私たちの出番は終了!」
直井「さぁ…このラジオを聴いた貴様ら自身の有能さに気づくんだ……!」
ユイ「お相手は!
『実は私ってガルデモ一の巨乳だよ、隠れ巨乳だったんだよ!』ことユイにゃんと!」
直井「…なんだそれは。
生徒会副会長の、直井でした」
ユイ「ではまた!」
やはり眠れない
なんだかんだで息の合ってる二人だったかもな
ひなっち先輩大量発生につき成仏ラッシュが続いているので、この辺りで一旦休憩
また日が高くなった頃にでも後半を開始します
To Be Continued
___∧ _ _
∨
乙
つまり今寝たら起きた頃に再開してるということか
~~♪ ~~♪
岩沢「あー、どうも。
いつもライブに来てくれている人たち、ありがとう。
Girls Dead Monsterのギターボーカル兼リーダーの岩沢だ」
椎名「あさはかなり」
岩沢「ほら、アンタも自己紹介しなくちゃ」
椎名「あさはかなり」
岩沢「今日私と一緒に進行する相方の椎名だ」
椎名「よ、よろしく頼む…」
岩沢「お互いに顔だけは知っていたが、いざ面と向かって話すのは殆ど初めてだな」
椎名「そういう事になる」
岩沢「そうだな、とりあえず…………ご趣味は?」
椎名「裁縫などを少々嗜んでいるくらいか」
岩沢「今抱きかかえているぬいぐるみも自分で作ったのか」
椎名「そういう事になる」
岩沢「………結構なお手前で」
in 食堂
日向「なんじゃそりゃ!
お見合いじゃないんだから、もっとこう会話の切り出し方って何かあるだろ!」
音無「二人とも不器用そうだし、本当に大丈夫なのか…?」
椎名「お前は音楽が好きなようだな」
岩沢「まぁね」
椎名「音楽に、目覚めたキッカケはあるのか?」
岩沢「大した話じゃないよ。
音楽は辛い時期に私を助けてくれた恩人、っていう感じ。
だから目覚めたとかそういう括りじゃないんだよね」
椎名「そんなものか」
岩沢「そんなモンさ」
岩沢「そういえば、あんたって歌上手そうだね」
椎名「よく分からん」
岩沢「いや、何となくそう思っただけだし他意は無いんだ」
椎名「自分から歌ったことなぞ無いからな」
岩沢「どう? 今度ウチの演奏に混ざって歌ってみない?」
椎名「……どういう風の吹き回しだ?」
岩沢「『見慣れぬ輩も、共に歌えば旧知の友』。あたしの好きなアーティストがそう言ってた。
こうして向かい合って喋るのも何かの縁だ。あんたの気が向いたら練習室に来てよ」
椎名「……森のくまさん、くらいで良いなら歌える」
岩沢「OK,バンドの皆も喜ぶよ!」
ひさ子・関根・入江 (いや、流石にその楽曲はどうだろう………)
岩沢「案外しっくり来て、ウチのバンドボーカルが三人になったりしてな」
椎名「それはあの子に申し訳が立たないな」
岩沢「あの子?」
椎名「あの、こう、なんかフワフワして可愛い感じの……」
岩沢「ああ、入江の事か」
椎名「……そんな名前だったか?」
in 楽器練習室
ユイ「ちょおっと待てえええええええい! それってアタシの話じゃないんですかー!?」
ひさ子「おぅ、お疲れ」
ユイ「あ、どうも~!」
入江「岩沢先輩…そ、そんな風に私を見てくれていたんですか…!」
関根「おおーぅ! みゆきちは相変わらずモテカワスリムの愛されガールだねー!」
入江「そ、そうかな、えへへ~♪」
ひさ子「……また呑気なモンだね、あんた達は」
椎名「お前達のバンド名は誰が名付け親なんだ?」
岩沢「誰だったっけかな、悪いけど忘れちゃったよ」
椎名「がーるずでっどもんすたー、か。可愛い感じとは少しかけ離れている気がする」
岩沢「まぁロックバンドだしね。可愛さよりも勇ましさが優先されるのは当たり前の事さ」
椎名「私ならもう少し別の名前をつけていただろう…」
岩沢「へぇ…良かったら参考程度に聞かせてよ」
椎名「『うさうさ森の愉快な合唱団』」
岩沢「へ、へぇ……」
椎名「もしくは『わんわん谷のアンサンブル』だな」
岩沢「さ、参考程度に留めておくよ……」
岩沢「あんたってさ、思ってたよりも喋るんだな」
椎名「……そうなのか?」
岩沢「作戦会議室で誰かと話しているの、あんまり記憶になくてさ」
椎名「喋る必要性が無かっただけだ」
岩沢「そっか。まぁ、現状でこうして喋ってくれているだけで充分だよ」
椎名「……あさはかなり」
椎名「む?」
岩沢「ん? …カンペ?」
> 『そろそろお便り読んで頂戴』
岩沢「じゃあ、そろそろ集まってるお便りでも読ませてもらおうか」
椎名「あさはかなり」
岩沢「その前に次のライブ告知を兼ねて一曲聴いて頂戴。
Girls Dead Monster で Crow Song 」
http://www.youtube.com/watch?v=sdPwvBJiQJY
ほう生で会えるとは感激だ
音無さん、見ていていてください!
椎名「お前、手馴れているな…」
岩沢「昔は好きなアーティストの新曲を聞く片手間でラジオも聴いていたからね。
その時の名残っていうか物真似っていうか…まぁそんな感じさ」
椎名「把握した」
岩沢「それじゃあ、最初のお便りは……この人にしてみようか」
>>356-360から1レス
TKと椎名って実のところどうなのよ?
好きな人がいるんですけど勇気がないんです
どうしたらいいですか?
竹山とよばれたくない
直井、ちょっと竹山のとこ行ってクライストって呼んでこいよ
岩沢「お便り、ありがとう。まずはこの人」
RN:ユイ
『TKと椎名って実のところどうなのよ?』
in 楽器練習室
ユイ「いよっしゃああああああああ!! 岩沢さんに読まれたぜえええええええぇぇい!」
ひさ子「全く、見事なまでのミーハー根性だよ…」
関根「でも本名で送っちゃうとか堂々としてるねー」
入江「うん、私だったら自分ってバレると恥ずかしいから仮名使っちゃいそうだよ~」
ひさ子「例えばどんな感じ?」
入江「う~ん、そうですね~。『白い薔薇に覆われし麗人』、とか!」
ひさ子「…これはまた予想以上に耽美なラジオネームだな」
岩沢「>>356にそんな感じのお便りが届いてるぞ」
椎名「……あ、あ、あさはか、なり」
岩沢「でもアンタ達って良い雰囲気だよね。ほら、茶化さないから教えてよ」
岩沢(上手く行けば恋愛ソングのネタを頂けるやも知れない・・・)
椎名「わ、私とあいつはだな、その…」
岩沢「その?」
椎名「その、あの、だな…」
岩沢「あの?」
椎名「あ、あさはかなり! 以上だ!」
岩沢「…………チッ、残念」
in 楽器練習室
ユイ「…………チッ、残念」
ひさ子「あんたらボーカルは、どうしてちょいちょい残念なんだろうね……」
関根「岩沢先輩とユイの表情、シンクロしてるんだろうなぁ」
あさはか
[形動][文][ナリ]
1 思慮の足りないさま。「―な考え」「―にも口車に乗ってしまった」
2 空間的に奥行きの浅いさま。
「―なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉
3 深みがなく、あっさりしているさま。軽々しいさま。
「よろづに思ひ乱るれど、ひたぶるに―ならむもてなし」
ふむ・・・
椎名「次は私が読むぞ」
岩沢「ちょっと待った、まださっきの話が残って…」
椎名「これを読めばいいんだな。至極簡単な任務だ」
岩沢「有耶無耶にされてしまった…」
>>367-380から3レス
つまり深く思い悩まず気軽に付き合える関係ってことか!
でもあさはかなりって答えるのは禁止です☆
生徒会副会長の『オナ井アナル』とかいう奴、名前が卑猥すぎるんで改名してあげてくダサい
署名集めて解雇してくれてもかまいません
あたしは通りすがりの一般生徒なんですが
この前岩沢さんがいない時にガルデモのボーカルの可愛い女の子が、これまたガルデモのメスゴリラにギターで撲殺されてました
凶器に使われたギターもプリチー☆なボーカルの子もとてもかわいそうです
ぜひともかわいがって癒やしてあげてください
クソ、枠から漏れたか…
だがギターを大事にする岩沢なら見過ごさないはず!
椎名「…この紙を読めばいいんだな」
RN::rKVxCpssO
『岩沢さんの好みの男性のタイプは?』
椎名「と、あるが。お前のバンドのファンの輩じゃないのか?」
岩沢「どうなんだろうね。でも来たからしっかり答えさせてもらうよ」
椎名「それでこのお便りによると、お前の異性の好みを探っているようだが」
岩沢「そうだね…顔とかは特に気にしないよ。
一緒に音楽を語れる人なら大歓迎だな」
椎名「ほぅ」
岩沢「…後は、そうだな。ぶっきらぼうのくせに妙に優しい奴、とかも悪くない」
岩沢「以上だ。それじゃあ次のお便りを読むぞ」
椎名「あさはかなり」
in 食堂
直井「……疲れた」
音無「お、直井。お疲れさん」
直井「音無さ~~~~ん♪ 僕の頑張り、ちゃんと聴いてくれてました!?」
音無「はいはい、聞いてた聞いてた」
直井「春陽の如き清らかさを放つ音無さんが聞いていたとなれば、そりゃ僕だって頑張っちゃいますよ!」
日向「ホントお前って極端だよなー」
直井「煩いぞ愚民。次は色つき輪ゴムの有能さに気づかせてやろうか?」
音無「あーはいはい、分かった分かった! ほら、あいつらがお便り読むぞ」
岩沢「次に紹介するお便りはこちら」
RN:白い薔薇に覆われし麗人
『先ほど椎名さんのコイバナが話題にのぼりましたが、
岩沢さんの某記憶無し男さんとの関係が非常に気になって夜眠れないのでお昼寝しています。
詳しくゲロってみてください! 』
岩沢「ゲロってみて、って…ラジオネームの耽美さとはかけ離れたフレーズだね」
椎名「お昼寝だけか…お昼寝は確かにとても気持ちがいい。あのたゆたう感じがたまらないな。
しかしこれを送った人、夜にちゃんと眠らないと体に悪いぞ」
岩沢「いやいや、そういう事でもないと思うんだけど…」
in 楽器練習室
入江「いえ~~い! アタシの読まれちゃった~!」
関根「いつの間にみゆきち投稿してたの!?」
入江「ついさっきだよ~。 しおりんも出してみなよ、色々聞き出せるかもよ!?」
関根「おおぅ、それは名案だ!」
ひさ子(……アタシも何か出してみようかな)
色つき輪ゴムってどんな有能さがあるんだろう…
カラフル?
>>390
色つきホッチキスの針ぐらいの価値か?
椎名「記憶無し男とは、あの坊主の事だろう。
実はそのお便り以外でも同じような内容のものが多数送られていたようだ」
岩沢「そ、そうなんだ…」
椎名「で、実際はどうなんだ?」
岩沢「あんたこういうのって興味無さそうなのに、食いついてきたね…」
椎名「別に先ほどの こいばな とやらの件を引きずっているわけではない。
やはり来たからにはしっかり答えてもらうと考えているだけだ。
繰り返すが、先ほどの こいばな の件とは関係ない」
岩沢「……身から出た錆とはこういう事ね」
椎名「さぁ、答えてもらうか」
やはりできるな>>1
新しい麻婆豆腐の歌を考えたんだけど、歌ってくれませんか?
岩沢「別に、これといって何も無い」
椎名「ほぅ」
岩沢「…何?」
椎名「いや、少し引っかかっただけだ」
岩沢「一言で言うなら、アレが近いかな」
椎名「?」
岩沢「…あさはかなり、ってやつ」
あさはか
[形動][文][ナリ]
1 思慮の足りないさま。「―な考え」「―にも口車に乗ってしまった」
2 空間的に奥行きの浅いさま。
「―なる廂(ひさし)の軒は」〈源・夕霧〉
3 深みがなく、あっさりしているさま。軽々しいさま。
「よろづに思ひ乱るれど、ひたぶるに―ならむもてなし」
4 好き・・・かも
in 食堂
日向「で、どうなんだい」
音無「……?」
日向「とーぼけんじゃないってぇ!岩沢とお前、最近よく一緒にいるらしいじゃん!
なに、ひょっとしてそういうワケぇ!?」
音無「いや、たまにアイツからお薦めのCDアルバムを貸してもらってるだけだ。
そういう関係じゃないって」
日向「ま、ちょっとからかってみただけだ。 …俺は岩沢って素敵だと思うぜ」
音無「…なんか妙に膨らました言い方だな」
直井「音無さん! 僕も最近おススメの曲とかあるんですよ!
今度音無さんの部屋に持って行きますね! あ、それとも僕の部屋に来た方がいいですか?」
音無「あ、ああ…また今度な」
日向「………こいつもホント凄い奴だよな」
直井は盗みにいくんだろ?
in 楽器練習室
ユイ「さっすが岩沢さん! 見事なまでの音楽キチっぷり! そこに痺れる、憧れるゥ!」
入江「むぅ~、違うのか。あの人と岩沢さんって結構お似合いなんですけれどね」
関根「ねー! 付き合ってないのは兎も角、なんかそういう雰囲気になっていいような気がするー!」
入江「『ふっ・・・アタシには音楽だけが恋人なんだ・・・』って感じかな?」
関根「なに、今の岩沢先輩の真似? 似てなーい!」
入江「うるさいなぁ、ちょっとやってみただけだよ~!」
ひさ子(ラジオネーム、どうしようかな……)
ニヤニヤまだー
岩沢「よし、次読むぞ」
椎名「あさはかなり」
RN:rUJ/4nqI0
『椎名さんは犬派ですか?猫派ですか?教えてくだにゃん☆』
椎名「…おい、お前」
岩沢「なに?」
椎名「もう一回、読んでくれ」
岩沢「分かった」
『椎名さんは犬派ですか?猫派ですか?教えてくだにゃん☆』
椎名「…もう一度」
岩沢「…最後だぞ」
『椎名さんは犬派ですか?猫派ですか?教えてくだにゃん☆』
椎名「キュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウトォォ!!」
岩沢「うわわ、なんでいきなりテンション上がったんだ!?」
椎名「失敬」
岩沢「いきなりすぎて流石に驚いたよ」
椎名「それで、質問の内容は何だったか」
岩沢「三度も読んだのに忘れちゃったのか…。
犬と猫のどっちが好きですか、って内容だね」
椎名「犬だな」
岩沢「おお、即答」
椎名「今日は」
岩沢「…日ごとに違ってくるのか」
岩沢「ついでにもう一つくらいは紹介しておくか」
椎名「らじおねーむ、岩沢ラブ子より」>>381
『あたしは通りすがりの一般生徒なんですが
この前岩沢さんがいない時にガルデモのボーカルの可愛い女の子が、これまたガルデモのメスゴリラにギターで撲殺されてました
凶器に使われたギターもプリチー☆なボーカルの子もとてもかわいそうです
ぜひともかわいがって癒やしてあげてください 』
岩沢「ギターを武器にするとは非道だね、ひさ子」
椎名「名指しと来たか」
岩沢「うちは三人ギターがいるけれど、メインのギターはひさ子だからね。そりゃ分かるさ。
それにこの前の練習で、ユイの奴が血塗れで倒れていたけれど…。
多分その事件のタレこみかな」
椎名「……ばいおれんすなり」
ユイにゃんあとで卍固めされちまえ
in 楽器練習室
ひさ子「おい、そこの可愛いピンク髪の後輩」
ユイ「へ、な、何でしょうか…?」
ひさ子「だ・れ・が・メ・ス・ゴ・リ・ラ・だってぇぇぇぇーーー!?」
ユイ「ギャー! 痛い! ギブ、ギブギブ! 腰が曲がっちゃいけない方向に曲がっちゃいますぅー!!」
ひさ子「そもそも、アレはお前が『乳神様の恩恵を貰うんじゃぁぁー』っていきなり胸触ってきたからだろうが!
しかも殴られた際に飲んでたトマトジュース盛大に溢して、教室を殺人現場みたいにしたがってぇぇ!」
関根「片付け大変だったよね…」
入江「あたしの練習用バスドラム、まだ赤いシミが取れてないんだよぅ~…」
岩沢「…随分と喋ったもんだな」
椎名「私としては一生分は声を出した印象がある」
岩沢「それじゃあ、この辺で休憩がてらの曲紹介だ。
もちろんお便りも待っているから、ドンドン送ってくれ」
椎名「あさはかなり」
岩沢「それじゃあ、この前試しに取った音源でも。
Girls Dead Monster で 『Alchemy ツインボーカル版』」
http://www.youtube.com/watch?v=hygKjYayQH0
~~♪ ~~♪
岩沢「曲でも聞きながら…次のお便り候補でも探しておくか」
椎名「コレはどうだ?」
岩沢「…いいね、採用」
>【17:30:00.00 】に一番近いレス
遠いな、おい
10分…だと…
まさかひさ子にかわいがられて(暴力的な意味で)終了とはw
拾ってもらえたことに感謝
最近放送でSSSのみなさんが収集をかけられているのをよく聞きます
みなさんいったい何をしてるんですか?
椎名さん、後で伝えたいことがあるのでplease come to backyard of the gymnasium.
実は着痩せするタイプでしゅか?
>>430 採用
岩沢「ああ、なるほど。あのラッパーからのお便りだな」
椎名「…何!?」
岩沢「分かって選んだんじゃないのか?」
椎名「いや、自分の手元に一番近いのを選んだだけで…」
岩沢「つべこべ言わずに読んでいくぞ」
RN:tk
『椎名さん、後で伝えたいことがあるので
please come to backyard of the gymnasium』
in 男子寮 日向と大山の部屋
大山「うおおおおおおおお!! これって何か熱い展開になってきたよおおおおお!」
高松「なんかこう、背中がむずむずしてしまいますね」
野田「ふん…」
椎名「……ところで」
岩沢「ん?」
椎名「私はこれが終わったらどこに行けばいいんだ」
岩沢「……体育館裏でいいんじゃないか」
椎名「把握した。
しかして、そんなところに呼んで何が目的なのだろうか」
岩沢「ま、行けば分かるさ」
ゆり(竹山くん、時間の方は?)
竹山(予定時間まであと15分を切ったところです。
それと僕の名前は『クライス(ry )
ゆり(キリもいいし、時間帯的にそろそろ天使も動き出しかねない。
この辺りが潮時ね)
椎名「む?」
岩沢「ん?」
>『〆の挨拶に移行』
岩沢「いざこうなると、なんだか名残惜しくもあるな」
椎名「その感傷、全く以って…」
岩沢「あさはかなり…だろ?」
椎名「む、むぅ」
岩沢「……ふふっ」
岩沢「それじゃあ、そろそろ終了の時間だ。
みんな、ライブの件も忘れず頼んだよ」
椎名「あさはかなり」
岩沢「またいつかの機会があれば、その時は宜しく」
椎名「あさはかなり」
岩沢「時間も推しているみたいだし、この辺でさよならって感じにしますか。
お相手はガルデモのリーダー岩沢と」
椎名「椎名、…だ」
岩沢「それじゃあ、また!」
~エピローグ ①~
ゆり「お疲れ様」
竹山「いえいえ」
TK「see the tangled lines~♪」
ゆり「結局、天使たちは現れなかったわね…」
竹山「事前に許可も取っていましたし、妥当な結果だろうと思います」
ゆり「ま、それもそうね。生徒会の連中も許可証さえあれば大人しいのが分かっただけでも発見だわ」
天使「読まれなかった……」
天使「ラジオネームも分かりやすく『天使』にしていたのに、残念」>>395
天使「あの人に歌ってほしかったな、新しいマーボーの歌……」
天使じゃないって言ってるのに天使を名乗らせるのはおかしい
ていうかわかりやすすぎて選ばれるわけないだろw
~エピローグ ②~
in 食堂
ユイ「………あ、自称神」
直井「………貴様か」
ユイ「アンタここで何してんの?」
直井「今日は一人でゆっくり夕飯でも取ろうと思ってな」
ユイ「あっそ。でさ、ひなっち先輩見かけなかった?」
直井「あの愚民なら音無さんと一緒に、今回のオペレーションの後片付けに向かった」
ユイ「そっか」
直井「僕も一緒に行こうとはしたんだが、『くたびれているだろうから休んでいけ』と言われてな。
菩薩の権化たる音無さんから言われては僕も休まざるを得ないだろう」
ユイ「いや、そこまで聞いてないんですけど…。 アンタ、ひょっとして寂しかったの?」
直井「何を馬鹿な。僕は神だぞ、そんな俗物的な感情なぞ持ち合わせる筈が無い」
ユイ「へーへー、さすが『音無すわぁぁん!』好き神様なだけはありますねー☆」
直井「……だから何故にアゴをしゃくれさせるんだ貴様」
ユイ「で、一人で食べるの?」
直井「当たり前だ」
ユイ「……よっしゃ、この不肖ユイにゃんが一緒に食べたけようではないか!」
直井「断固拒否する」
ユイ「こんなに美人が夕飯一緒に食べるっつってんのにちったぁ悩んで返答しろやゴルァァーー!」
直井「全く、…喧しい愚民だな」
ユイ「あーそーですか! そりゃすいませんでしたー!」
直井「…で、貴様は何を食べるつもりなんだ?」
ユイ「へ?」
直井「神の気まぐれだ。今日くらい席を共にするのを許可してやろう」
ユイ「…まぁ、アンタがそう言うなら一緒に食べてやろうじゃないですか!」
直井「で、食券は当然マーボー豆腐でいいんだな?」
ユイ「お断りじゃああああああああああああああ!!」
~エピローグ ③~
in 自販機前
音無「よぅ、お疲れ」
岩沢「あ、記憶無し男」
音無「食堂で日向たちとずっと聞いてたぜ。
オペレーション中だってのに、なんか普通に楽しんじまったよ」
岩沢「こっちは大変だったんだぞ、本当に…」
音無「だろうな。 だからほら、労いのコーヒーくらい奢ってやるよ」
岩沢「ん、ありがとね」
音無「どういたしまして」
岩沢「そういやミッション終わってから、アンタ今まで何してたの?」
音無「今回使用した機材の運搬や後片付け。要するに雑用だな」
岩沢「ふーん。…お疲れ」
音無「そりゃどうも」
岩沢「なぁ、記憶無し男」
音無「なんだ?」
岩沢「あんたってさ、あたしの事をどう思ってる?」
音無「……急に何を言い出すかと思ったら」
岩沢「校内ラジオであたしはアンタをどう思ってるのか答えた。
次はこっちがアンタの気持ちの一つくらい聞いておかないと不公平ってやつじゃないか」
音無「お前の事、ねぇ…」
音無「強いていうなら…うん、そうだな」
岩沢「なに?」
音無「あさはかなり、って感じだ」
岩沢「……ホント便利な言葉だな、それって」
岩沢「おい」
音無「ん?」
岩沢「最近、新しいアルバムで当たりを見つけた」
音無「おお、本当か。是非また貸してくれよ」
岩沢「ああ、いいぞ。ただし条件が一つだけ」
音無「え、今まで条件とか無かっただろ…」
岩沢「今日くらい晩飯奢れよ、学食で」
音無「それくらいなら別に全然構わないぞ」
岩沢「んじゃ決まりだな。さっさと行こうぜ、結弦」
音無「……はいはい」
しかし本編で絡んでないキャラ同士のスイーツ(笑)はつまんねえな
そろそろ成仏すっか
~エピローグ ④~
in 体育館裏
椎名「遅い」
椎名「遅いぞ」
椎名「自分から呼び出しておいて、不躾な奴め」
椎名「……遅すぎる」
椎名「……遅いな」
TK「Hey,椎名!」
椎名「……遅い。あさはかなり」
TK「see the reason why~♪ 少し言いづらいstory♪」
椎名「…それは一体?」
TK「please see around!Fooooooooooo!」
椎名「ま、周りを見ろと解釈していいのか?」
椎名「……ん?」
ゆり(ちょっと、痛いってば大山くん! どこ触ってんのよ!)
大山(ゆりっぺが押すから草場からはみ出しそうだよぅ~)
藤巻(おい、もっと静かにしねぇとバレちまうって!)
高松(…流石に4人収納が限界の隠れ場で、この人数は無理があるかと)
野田(ゆりっぺええええ! ゆぅりっぺえええええええええ!!)
入江(お~も~い~! ハルバートの人、重いです~!)
ひさ子(いやいや、なんであたしまで付き合ってるんだか…)
遊佐(……色々と無理と無茶を重ねた隠れ方ですね)
日向(っていうか、椎名っちがこっち見てね?)
松下(うむ、俺なんて目が合ったぞ)
椎名「き、き、き、貴様ら…………」
椎名「あさはかなりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
END
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乙って言ってやんよ!
長々と付き合っていただき、誠にありがとうございました
最近は自分以外でもAngel beats!ssを立ててくれる方が増えてきて嬉しい限り
安価スレは皆さんのお力添えで成り立っております。ご協力感謝。
またスレを立てたその際も、どうぞ宜しくお願い致します
それでは、解散!
http://www.youtube.com/watch?v=2xqsnsrk4U4
AB!ssはドンドン書き手が増えればいいなと思っております
なので、他の方のAngel beats!ssでは「~の人」と問わずに
純粋に>>1様の作品を見てくださると有り難い
蛇足に塗れたレスで申し訳ない。今後も素晴らしいssスレが立てられるのを願って筆をおきませう
何かありましたらこちらまで:LL_Extreme(twitter)
ツイッターやってんのか…
アカウントつくるわ、うん。
ああまた書きたくなってきた
トリップをつけた事が無いので不安ではありますが、これで大丈夫ですか?
>>508
『思い立ったが吉日』って素敵な言葉があってですね(ry
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