佐天「絶対等速…か」(428)

佐天「…」テクテク

ヒュー

佐天「うわぁ!?」

ドンッ

代理乙

佐天「…こ、ここは…?」

リアルゲコ太「やっと目が覚めたようだね」

佐天「びよっ、病院!?」

リアルゲコ太「まあ落ち着きなさい」

佐天「はいすみません」

佐天「それにしても一体何が…?」

ゲコ太「君は三日間寝てたんだよ」

佐天「…それにしても一体何が…?」

ゲコ太「まぁ後遺症などはないようだ」

佐天「そんなこと聞いてんとちゃいまんがな」

ゲコ太「頭にビルから落ちてきた植木鉢があたり、気絶したようだ」

佐天「(それやがな)そ、そうなんや」

佐天「い、いや、そうなんですか…」

ゲコ太「言語能力に異常が…?」

佐天「かまへんかまへん」

佐天「ほ、本当に脳に影響はないんですかっ?」

ゲコ太「ああ、今のところはね。」

ゲコ太「暮らしてる間、何か異変感じたらまたここにおいで」

佐天「た、退院していいんですか?」

ゲコ太「かまへんかまへん」

佐天「というわけです」

初春「ほ、ほんとうに大丈夫なんですかぁ!?」

佐天「そっ、そこなんですよ~。」

初春「な、何か!?」

佐天「刮目しなさい!」ヒョイ

初春「わぁっ!?消しゴムが重力を物ともせず!?」

佐天「どうやら能力にめざめたようなんで~す!」

初春「な、なんと!?すごいじゃないですか!?」

初春「さっそく検査にっ…!?」ガシッ

佐天「まぁ待ちなさい」

佐天「取り敢えず誰か驚かしたいじゃん!」

初春「は…はぁ。」

佐天「美琴さぁあ~ん!?」

初春「ま、まだ学校終わってないんですよぉ~!?」

美琴「さ、佐天さん!」

佐天「みて下さい!」

佐天「初春投げますねぇー」

美琴「えっ…?ええっ!?」

初春「え、えええええ!?」

佐天「そぉれ!?」

ふわぁ~り


黒子「む、無重力ですの!?」

佐天「へっへーん…これが私の能力なんです」

黒子「絶対等速!?」

初春「お、おろしてくださぁ~い!!」

美琴「みくるで再生してしまうわ…」

佐天「あ、ごめんごめん」

初春「!?」ドスーン

黒子・美琴「あらら」

初春「……佐天さんっ!!」

佐天「ごめんごめん~、クマさんパンツに免じてゆるしてよ~」

初春「っ!?佐天さん!!」

黒子「おねぇさま…どういうことなんでしょうか…?」

美琴「しらへんわ」

黒子「…初春さんをあのスピードをで維持させる…少なくともレベル4…?」

黒子「きゅ、急にレベル4…い、一体どういうことでしょう」

美琴「もう帰ってええか?」

佐天「美琴さんには全然ですかぁ~」

初春「うぅー…」

佐天「初春はご臨終だし」

黒子「そ、そんなことあるんかいな…」

佐天「黒子さんは自分の世界…」

佐天「黒子さぁーん?」

黒子「な、なんですの?」

佐天「なんかわかりました?」

黒子「そ、そうですわね…」

黒子「わ、わたくしの推測が正しければその能力は絶対等速ではないかと…それもレベル4の」

佐天「絶対等速!?」

佐天「れ、レベル4の絶対等速…」

黒子「具体的に申し上げると、自分が能力を解くか、その物が壊れるまで投げた物が進み続ける能力…」

佐天「…大したことなくね?」

黒子(恐ろしさに気づいてない…)

黒子「オホン……ラッキーアイテムは砂…とだか言っておきますわ」

佐天「すなっ…?」

佐天「…」

佐天「泥パック…」

黒子「あかんわこいつ」スタスタ

黒子「…レベル5も狙えるかも…アクセラレータに通用するかどうか…見ものですわ」

つづく鉄の玉

まさか残ってるとは…続きです

初春「佐天さん!検査に行きましょうよ!」

佐天「うーん…まぁ仕方ないかぁ~。レベルも知りたいしねぇ」

初春「不純な動機にも思えますがねぇ…」

佐天「さぁ、行くならいくよぉー!」

初春「ま、待って下さいよ~!」

佐天「れ、レベル5!?」

ゲコ太「あ…ああ。信じられないことだが…。」

ゲコ太「他にも絶対等速を持ってる人間はいるんだけども…」

ゲコ太「普通速度を維持出来るのはせいぜい50~100gが限度…」

ゲコ太「だが、君の場合は、300kgまでは維持できる…持てなくても、キックすれば摩擦を受けずに滑り続け…」

佐天「話が長い」

ゲコ太「すんまへん」

佐天「つまり私は御坂さんに匹敵する…と?」

ゲコ太「嫌、その次、学園4位…」

佐天「まじでか」

佐天「という訳なんですよ」

初春「佐天さんがレベルファイブ…!?」

黒子「そんなの!?ありえますの!?」

佐天「それがぁ、植木鉢にポコーんと当たったときに目覚めちゃったようなんですねぇ~」

固法「ぜひうちにおいでよ!」

佐天「そ、そうですねぇ…」

固法「あなた…人を助けたいと思ったことはない…?」

佐天「(…鋭い)」

黒子「ま、まぁ私はどちらでもいいですわよ」

佐天「け…研修があるって聞いたんですが?」

固法「たった三日間…三日間でいいわ」

佐天「うっそー」

佐天「じゃ、じゃあ入ろうかな」

固法「やった!」

黒子(これでさぼれる!)

固法「白井さん?心の声が聞こえてくるんですけど」

佐天「そして研修か…」

研修

佐天「さて…何をすればいいんでしょうか」

アンチスキル「それを教えんのが私たちの仕事じゃんよ!」

佐天「あ、あなたは!?」

アンチスキル「き、きみはあのときのじゃんか!?」

黄泉川「という訳でレベル4以上のジャッジメント育成を請け負う黄泉川なんじゃん」

佐天「まじですかー」

黄泉川「いやなんじゃん?」

佐天「いや、そういう訳じゃ…てかマンツーマンなんですかぁ~!?」

黄泉川「レベル4以上の志望者なんてそんないないじゃんよ」

佐天「そりゃそうじゃん」

黄泉川「で、能力について詳しく教えろじゃん?」

-------------------------------------------

黄泉川「さ、最強じゃねぇかじゃん…」

佐天「…?そうですかぁ…」

黄泉川「自分で自分のケツ叩けば飛べるんじゃん?」

佐天「…たしかに」

黄泉川「砂でも投げれば相手穴ぼこじゃん?」

佐天「…たしかに」

黄泉川「相手を叩けば地面に溶けるまでめり込んでいくじゃん?」

佐天「確かに」

黄泉川「そして物を投げれば確実にヒット、確実に貫通…」

佐天「確かに」

黄泉川「最強じゃん?」

佐天「最強ですね」

黄泉川「ただ一つだけ…」

黄泉川「物を投げて真っ直ぐ飛んで行くとすればベクトルも固定だってことじゃん?」

佐天「確かに」

黄泉川「ではベクトル変更されてしまったらどうなるか」

佐天「矛盾が生じますね」

黄泉川「これはツリーなんとかこうたらに演算してもらうじゃん」

佐天「ツリーダイアグラムね」

黄泉川「それで…やるべきは一つじゃん!」

佐天「な、まさか!?」

黄泉川「24時間耐久!地獄のマラソンタイムじゃん!」

佐天「嘘でしょ!?」

佐天「はぁ…はぁ…はぁ…」

黄泉川「これにて合宿は終了じゃん」

佐天「さ、さすがにキツすぎ…ですよ…」

黄泉川「そして渡す物があるじゃん」

黄泉川「ジャッジメントの腕章ときみの装備じゃん」

佐天「そ、装備!?なんですかそれはっ!?」

黄泉川「私が頑張って集めた…砂鉄じゃん」

佐天「地味じゃん」ガックシ

固法「というわけで、今日から第四学区、風紀委員に佐天さんが入りますっ!」

パチパチパチ

固法「あなたの能力を見させて貰ったけど…とんでもないわね」

佐天「そ、そのようです」

固法「ただ…防御力が皆無なのよね…」

佐天「そ、そのようです」

固法「なのであなたはこの方とタッグを組みましょう!」

黒子「えっ?もう私たちは組んでいて余りは…まさか」

固法「なんともう一人新人さんがきていまーす!」

美琴「どうもー」

黒子「お姉様!?」

黒子「あ、ありえませんわ!?」

佐天「研修にいなかったじゃないですかぁ!?」

固法「なんと実践経験をかわれ、研修無しで入ったんです」

佐天「な、なんともうらやましす」

黒子「それにしてもどうして…」

美琴「じゃあーん!ゲコ太ストラップが貰えるって聞いて入ったの!」

固法・黒子・初春・佐天「しょうもねぇぇぇえええ!!」




美琴「な、なによその視線…?」




固法「ま、まぁそういうことで。ねっ?」

黒子「お、おネェさまとは私が組みたいですわ」

初春「約束忘れちゃったんですか!?」

黒子「(…っ…約束なんてしなければ良かったですの)」



美琴「ってことでよろしく!」

佐天「あっ、はいっ」

黒子「おねぇさまぁぁぁああ」

美琴「バチバチ」

黒子「」

固法「レベル5の能力者タッグなんて初めてだから期待されるわよ」

佐天「そんなぁ~照れるなぁ~」

美琴(お気楽すぎるでしょ)

固法「能力的に、美琴さんは前衛、佐天さんは後衛ね」

佐天「後衛…?」

固法「言うなればスナイパー、最後の砦っ!」

佐天「かっこいい~!」

美琴(乗せられすぎでしょ)

優先順位を決める魔術と同じ匂いがする能力じゃん

佐天「見てみてー初春ー!」
初春「なんですか佐天さんその手に持ってるの……炭?」
佐天「フンッッッッ!!!」
初春「ダッッダイヤモンドッッッ!!」

佐天「そして私は後ろで何をしてればいいんでしょうか?」

固法「そうね…黄泉川さんに何か貰わなかった?」

佐天「そういえば…これを」

固法「砂鉄?なるほどね」

佐天「それを投げれば…」

固法「ちょっと外に出ましょうか」

固法「あそこにあるのはスピードガン。」

固法「能力を使わずにボールを投げてみて、本気で。」

佐天「え、?わ、わかりましたけど…」

固法(私の考えが同じなら…)

佐天「とおりゃっ!!」ブンッ

固法「は、はやいっ!?」

固法「140km…」

佐天「い、いやぁ」

固法「黄泉川さんに特訓して貰ったでしょ?」

佐天「じ、実は…」

固法「さすがだわ…てことは能力を使えば…」

固法「スピードガンの直前まで能力をかけて投げてみて?」

佐天「はい」

固法「160kmあるいは…」

途切れ途切れですが意欲はあります

固法「170km!?」

佐天「ははは…」

明日に続く

ちなみに空気は扱いが難しく佐天さんにはまだとてもあつかえません

その物体の強度では耐えられないほどの負荷がかかると能力が解除される
と考えてくれるとありがたい

物理とかよくわからないし、そういうしか…

まだ気になるならどんどん言ってくれて構わないです

言い訳考えておきますから

つまり無重力のところで物投げたみたいな感じなの?
雑魚じゃん

>>145
鉄の玉にパンチしたくらいだったら手に玉がめり込んでしまいますし
投げる腕自身は重力を受けますのでかなり速いボールが放れます

速度上がったら等速じゃ無くなるんだが

>>149

いや、普通に投げて140kmなのに能力かけたら170っておかしくね?

>>155
空気抵抗、重力がなく真っ直ぐ飛ぶ事で直線的に速くなった

固法「黄泉川さんは貴方の能力に必要な身体能力を完璧に把握して作り上げた…」

固法「ここまでだと、もうさすがとしか…」

佐天「と、とりあえず戻ります?」

固法「そ、そうね…(うち、ジャッジメントの中でも優秀な人材持ちすぎじゃないかしら…?)」

固法「(Level5が確か2000人の軍隊を消滅させられて、4が100人、3が5人…)

4105人の軍隊を所有って…どうよ?

黒子「な、何かわかりましたの?」

-------------------------------------

黒子「ふむふむ…佐天さんはジャイアンツの内海以上の制球力にクルーン以上のスピードを兼ねそなえ上原以上のエース風を吹かせられる訳ですわね?」

美琴「全盛期のロナウドばりの突破力にマラドーナ並みの連携を持ちベッカムなみのスター性を持ちメッシ以上にバルセロナのエース風を吹かせられる訳ですね?」

固法「まぁテニプリのブーメランスネイクばりに遠回しに言ったらそういうことよ」

佐天・初春「…どういうこと?」

佐天「結局私は何をしてれば?」

固法「美琴さんの後ろで見張りでしょうね」

佐天「みはりぃ~!?Level5の持ち腐れじゃあないですかぁ~!?」

固法「あなたね、昔の白井さんじゃないんだから」

白井「悪口ですの?」

固法「地盤を固めるのは大切だって話をしてただけよ」

白井「悪口なんですわよね?」

固法「…」

佐天「…で?」

佐天「でもLevel5の見張りがLevel5ってなんなんですか?」

固法「思い上がりが激しくなってきたわね」

固法「ストーリーが進まなくなってるのはあなたのせいよ」

佐天「軽いジャブですよ」

固法「誰に対する様子見なのよ?」

佐天「あっ、」

固法「な、なに?」

佐天「私の通り名は?」

固法「それを決めたらストーリー進めるわね?」

佐天「はぁ~い」

佐天「てことで一人一案!」

初春「はぁーい!私の案はぁー」

初春「セクハラレータっていうのはどうでしょ『却下』」

初春「さ、最後まで言うくらいいいじゃないですかー!?」

佐天「次いくよー」

黒子「わ、私ですの…え…ええと…」

黒子「空気ブレイカー」

佐天「それを言う勇気を持ってして何にまよったんでしょうね」

美琴「レールガン2号で」

佐天「何見下してんですか、てかなんで何かにちなんでるんですか」

固法「そ、そうね…第一法則…?」

佐天「それだっ!」

固法「実は今、アンチスキルでは手に負えない麻薬組織があってね…」

固法「もとはスキルアウトの小組織だったんだけど、最近Level4の能力者が入ったらしいのよ」

佐天「それを潰してこいと…?」

美琴「…」

固法「それを最初の任務とするわ」

初春「あの・・・風紀委員の学外での治安維持活動なんてしないんではないでしたっけー??」

固法「アンチスキルから特別な要望でね。
Level5が二人なら99・9%成功するってツリーダイアグラムでも出てるのよ」

初春「へぇー、すごい注目のされようなんですねぇー」

美琴「さ、さすがに緊張するわね」

佐天「そ、そうですね…」

佐天「ふぅ…本当にここであってるんですね…?」

美琴「そのようね」

佐天「どこから入りましょうか?」

美琴「やっぱりこういうのは壁からっ!」

佐天「ちょっ、待ってください!ビリビリは目立ちますよ」

佐天「ここは私がこの砂鉄で…」ヒョイ

スー…バラバラ

美琴「…凄い」

佐天「エッヘン」



美琴「なんか暗くてきたない所ね…」

佐天「そうですね~、でも嫌いじゃないかも」

美琴「ええっ!?こんな陰気臭い所、私だったら入るだけでほら、鳥肌が」

佐天「なんでかわからないですけど、嫌いになれない感じ?まぁ住みたくはないですけどね」

美琴「(そういえばスキルアウトに共感したりする、なんてことも言ってたっけ)
(能力者には分からない心の闇がある。そういうことなのかなぁ)」

佐天「み、美琴さん」ヒソヒソ

佐天「人がいます」ヒソヒソ

美琴「えっ!ほ、ほんとだ…一、二…五人か」

佐天「早速私が…」

美琴「いや、あなたの能力じゃ殺すか否かでしょ…?」

佐天「そうでもないんですよ」

美琴「でも、貫通してしまったら重傷確実…できれば気絶程度で捕らえたいけど」

佐天「あるアイテムを使えば可能なんです」

美琴「アイテム?」

佐天「その名も…」

佐天「ふうせん~」ジャジャーン

美琴「風船!?」

佐天「ではここで問題で~す」

佐天「この風船に私が息を吹き込みます」フーッ

佐天「今この風船に入れたのは私の絶対等速を受けた空気です。」

佐天「すると風船は…」フーフー

美琴「膨らまない…」

佐天「能力を解除すると…?」

美琴「空気がランダムに飛散して膨らむわけね」

佐天「では解除したまま風船を膨らませて行きます」フーフー

美琴「…」

佐天「この後もう一度能力を発動すると、ベクトルが固定されます。すると…?」

美琴「爆発!?」

佐天「爆発するギリギリにしておくと、触ったら爆発する空気玉ができるわけです」

美琴「そんな上手くいくのかなぁ…?」

佐天「いけ!ふうせん!」

美琴「…」

手下A 「な、なんでぃ 風船が流れ込んで来たでぃ」

手下B. 「だれかいんのかゴラァ 」

手下A「なんか怪しいし風船はスルーだな」

美琴「おい」

美琴「」バチバチビリバチ

佐天「うぅー…」

美琴「まぁ、まだ能力手に入れたばっかりなんだし、しかたないよ」

佐天「初めての対人戦だったのにぃ…」

美琴「ま、まぁ結局壁を爆破して先に進めるようにしてくれたじゃない」

佐天「なぐさめてるつもりですかぁー」

ボスみたいな風貌のやつ「おい、おまえら何者だ?」

美琴・佐天「うるさい」

ボス風「えっ…お、俺をLevel4と知っての言葉か?」

佐天「足を貫通させるくらいだったらいいですよね?」

美琴「焦げるくらいならいいわよね?」

佐天・美琴「いっきまーす」

佐天「さっ!」

ボス「砂?そんなもの壁をつくってと…!?」

美琴「さーてわたしはーと」ビリビリ

ボス「もしやレールガン!?やっやめろぉぉぉおおお!?」




-----------------------------------

黄泉川「早速お手柄じゃん?物体変形能力Level4の能力者を無傷でこんなにしちまうとはねぇ」

黄泉川「ただちょっとヤンチャじゃん?もっと平和に解決するべきじゃん」

佐天・美琴「ははは…」

絶対等速はレベル5になると
鉄球をライフル並の速度でとばせるような能力だと
思ってたんだけど

>>187
飛ばせます

佐天「あー気持ちいい、ジャッジメントってこんなに楽しかったんだ、」アハハ

美琴「そう、私は、あー疲れたー状態だけど」ウフフ

佐天「やっぱり美琴さん、いい人ですね!」

美琴「佐天さんも面白いし、一緒にいるだけで楽しいわよ」

黒子「あの女…なかなかやりますわ…」




そして今日はジャッジメンツ久しぶりの休日…

佐天「うーいーはーるーぅ!」バサァッ

初春「佐天さんっ!やめてくださいよぉ!」

美琴「今日も初春さんは元気ねぇ」

初春「元気とかそういうんじゃないですったら!」

佐天「そういえば白井さんは?」

美琴「トイレでなんか独り言言ってたわ」

美琴「いくぅとかおネェさまぁとか。私とどこに行くのかしら?」

佐天「…」

初春「どこに行くんでしょうね?」

ん?能力発動してスカートめくると…


どう…なるんだ…?

銃で打っても適用されるのかな?

>>197
されないです

>>196
スカートが上にふわあっとあがって、体重でういはるが落ちてスカートだけが大気圏まで…

佐天「あ、御坂さん」

美琴「なに?」

佐天「能力を手に入れた今、やっと御坂さんの言ってることがわかった気がします」

美琴「そう、それは良かったわ…本当に…。」

美琴「正直ね、私、佐天さんが能力を持ってなかったのは努力不足だと思ってた。


美琴「でも、それは違ったのね…」

美琴「佐天さんは能力者になってからも私以上の努力をしてるし、決して能力に溺れてはいないし…Levelが低い人を差別してはいない…」

美琴「わたし、なんだかんだ言ってLevel0を…バカにしてた…本当にごめん…」

事情あり今から四時間賢者タイムなので
しばしお待ち

よていでは

まだ少し続きます

佐天「悔やんだってもう後の祭りですよ、さぁ昨日にてをふりましょう、
ちょっとまってと言われたってどっちいくんだって問われたって答えはいつも風の中にあるんですって」

美琴「そうね…」グスッ

佐天「は、はは(ボケなのにぃ!ミスチルボケなのに!)」

初春「あれ?佐天さん、いまのなんかの歌詞でした?」

佐天「…えっ?(詳細が分からないならワンテンポ遅れて突っ込むなよ!)」



黒子「おネェさまァ!!」ヒュン

美琴「うわぁ!?」ドスン

黒子「おねぇさまぁぁあぁーんー」

美琴「いきなり乗ってくるなっつーの!?」

美琴「ほんで15分遅れてんのよ!?謝罪は!?」

黒子「それは私の愛でお返ししますわあぁぁーん」

バチバチ

黒子「ゴホン お、遅れてすみませんですの」

佐天「はは、登場だけで5分かかりましたね~」

初春「次は遅れないでくださいよぉ!?」

黒子「そ、それはさておき…みて欲しいものがあるんですわ」ゴソゴソ

黒子「刮目ですの!」バァーン

美琴「しゅ、週刊誌?」

黒子「表紙のこの文字みてくださいですの」

美琴「『Level5が二人いるジャッジメント!?』ってこれ…私たちのことじゃない?」

黒子「読みますわね?『第四学区のジャッジメントでかの有名なレールガンと未知なるLevel5ラストオールの存在を確認した』
『ラストオールの能力はかなり強い速度維持能力であり、
あるいは学園都市No.1のアクセラレータに対抗できるやもしれない存在である。』
『また、それに加えレベル4のテレポーターやレベル3の透視能力者、
天才ハッカーなども抱え込む人材のインフレ状態で、』
『これから大事件が起こった場合に備え、学区問わず動くことが出来るようにするべきである。』ですって」

美琴「ほえぇー、そんな話題になってんのね…!」

佐天「ラストオール?」

初春「天才はっかあかぁ~」

黒子「佐天さんのラストオールっていうのは、全てを維持するって感じの意味でしょうね」

佐天「割といいかも…」

黒子「という一報でございましたのよ」

佐天「さぁ旅たちの時はきた!重たく沈んだイカリをあげましょう!」

黒子「歌詞ですわね」

初春「歌詞ですね」

美琴「…?」

佐天「さぁ、気分がよくなった所で極めて今日はどこに行きますぅー?」

黒子「そうですわねぇ…」

美琴「まぁとりあえず…」

初春「あそこですか」

佐天「結局いつもですがね」

美琴「またゲコ太ストラップっ…!」

黒子「お姉様はこれが欲しくて来たのでは?」

美琴「そ、そんなんじゃないわよっ!?」

佐天「なんでこのクレープ屋に引き寄せられるんだろう」

初春「美味しいからじゃないですかぁ?」

佐天「うーん、浅くみえて真理かもしれないねぇ」

佐天「そういえば…」

初春「どうしたんですか?」

佐天「私たちの間にはなぜ恋愛臭がしないんだろう…」

初春「確かに、恋バナとかもしませんしね…」

黒子「あら、美琴お姉様からプンプンしてるじゃありませんの?」

美琴「っ…!?」

佐天「確かに…そういえば最近短パンはいてないですねぇ」

初春「ピンもかわいくピンクになってますよぉ」

佐天「これは」

初春「まさか」

黒子「おねぇさま」

美琴「そ、そんな訳ないじゃない、あんなやつ…」

黒子「あんな奴…?」

美琴「あ、ぇ、いや、そういうわけじゃ…」

初春「つまり御坂さんは素直になれないわけですねぇ」

佐天「ははぁーん」

美琴「あ、あれは何!」

黒子「そんなんで騙されるとでも?」

美琴「うぅ…」

黒子「で、その人はだれなんですの?」

美琴「だ、だれとかそういうのじゃ…」

おーっビリビリーっ!?

美琴「あ、」

黒子「なるほどねぇ」

上条「お、友達いないのかと思ってたけど」

美琴「…あんた…」

美琴「…タイミングとか空気とか…」

美琴「少しぐらい考えなさいよ!!!」ビリビリ

上条「うわぁ!?」シュー

初春「む、無傷なんてそんなことあるんですかぁ!?」

佐天「イマジンブレーカー!?」

(^-^)/な/qaq

初春「あれが美琴さんの思い人って訳ですね!」

佐天「素直になれない美琴さんってのも目新しいかも」

黒子「素直になれないお姉様もかわいいですわっ//」

美琴「だーかーらぁ!友達がいる時に話しかけんなって言ってるのよ!」

上条「なにか俺がいたらまずいことでもあんのかよ」

美琴「うるさいっ!そんなに私を怒らせたいのっ!?」ビリビリ

上条「まて、理不尽だろっ!?」

美琴「…っ!」バチバチ

上条「分かった!分かったから!!今度は二人で会おう、な?」

美琴「えっ!そ、そういうことじゃないけど…」



佐天「なかなかおあついですねぇー」

初春「純情ってやつですねぇ、羨ましいです」

佐天「あれ、初春も恋する乙女に憧れるのぉ?」

初春「な、なんですか!ダメなんですかぁ!?」

美琴「じゃっ、じゃあ今度の日曜日…」

上条「結局行くのかよっ!?」

美琴「な、何か文句でもあるの…?」

上条「わ、分かった、分かったから」

美琴「じゃ、じゃあ朝10時ね!」




初春「デートまでこぎつけちゃいましたよ」

佐天「やりますねえ」

黒子「…」

美琴「…ふぅ」



佐天「デートが決まって良かったですね」



美琴「えっ…えぇ!?」

初春「おめでとうございます!」

美琴「べ、別にそういうんじゃないから!」

黒子「この通り、お姉さまは天性のツンデレですの」ゴニョゴニョ

初春「なるほどー、参考になります」ゴニョゴニョ

美琴「そ、そういう訳じゃないってば!」



美琴「け、結局、今日はどこに行くことになったんだっけ?」

黒子「それはこれからですの」

黒子「では初春から順に行きたい場所を。」
---------------------------------------

初春「ショッピングなんてどうでしょうか?」

佐天「私はやっぱり~映画館」

黒子「お姉さまは日曜日も映画に行くでしょうからそれを考慮するとボーリングですわね」

美琴「私は…どこでもいいや」



黒子「…お姉さま、どこでもいいやが一番厄介なんですの」

美琴「えっ!そうなの!?」

美琴「じゃ…じゃあ…カラオケ?」

黒子「そこで既出の三つから会えてズラす所が天然と書いてボケと読みますわ」

初春「映画館は少しキツイとしてもカラオケ、ボーリング、ショッピングなら一日で行けちゃいますよ」

黒子「そうですわね、佐天さんは映画館行けなくてもいいですの?」

佐天「ここは折れる所っぽいですし、それでいいです」

美琴「まぁ私もそれで。」

黒子「じゃあまずはデパートでレッツショッピングですの!」

初春「このデパートにはなんだかんだで思い出がありますねぇ」

佐天「そうだね~…あっ!あの服どう?」

初春「少し大人っぽいです」

黒子「まぁまだ初春は子供ですものね」

初春「そ、そんなことないです!」

佐天「あれ?御坂さんは?」

御坂「ほぇえー…」



初春「…」

佐天「すごいセンスですよね~」

黒子 「…見なかったことにしてあげて欲しいですの」




初春「え、えっと、次はボーリングですかぁ?」ヨイショ

佐天「初春…買いすぎじゃない?」

初春「休みなんて久しぶりですから」

佐天「でも、歩くスピードが異常に遅いんですが」

黒子「仕方ありませんわね」ヒュン

初春「うわぁ!テレポートですか!」

佐天「よし、ボーリングだぁ!」

美琴「ゲコ太ストラップキャンペーンって終わっちゃったかしら?」

黒子「…」

初春「こんな所にボーリング場があるんですか!」

佐天「最近できたばっかだって!」

美琴「ゲーコ太あぁぁ!!」

黒子「カラオケ・ボーリングに4人以上でご来店の方にしゃべるゲコ太ストラップ…」

佐天「初春のシューズ20cmぃ!?」

初春「えっ…?何か問題ありますか…?」

黒子「私は23ですの」

佐天「初春って華奢だねぇー」

美琴(19とは言えない…)

初春「そういえば私、ボーリング初めてかもしれません」

佐天「じゃあ私がお手本をみせてあげよー」

佐天「ほぉれ!」コロコロ…ガタン

初春「ガーターですね」

佐天「いや、でもスペアとれれば…」

佐天「そぉれ!」スーッドカドカドカ

佐天「それみろ!スッペアー!」

初春「スーッって…絶対等速使いましたよね…?」

佐天「ありぃ…ばれちった?」



美琴「私たちも負けてられないわよ!」

黒子「ボーリングは苦手ですの」

美琴「二人合わせてストライク8回でゴールデンゲコ太なのよ!」

黒子「少しくらい発想を変えて欲しいですの」



美琴「そりゃ~!」ゴロゴロドカン

黒子「これがゲコ太パワー…!…侮れませんわ…」

佐天「初春に負けた…」

初春「負けたっていっても30と45の15点差ですよ」

佐天「まず自分たちの低さにヘコむでしょ」

美琴「とったどー!」

黒子「まさか一人でお取りになられるとは…さすがですわ」

美琴「さーて、コレからが盛り上がりタイムよ!」

初春「カラオケ…ですか?そこも行ったことないです」

佐天「じゃあ私が教えてあげよう!」

黒子「教えることなんてありましたっけ…?」

初春「わー!部屋って意外と広いんですね!」

佐天「パーティールームが取れるなんて…」

黒子「ミラーボールがエロティックで興奮しますの」

美琴「な…なによ、その目は」

佐天「そして大体一曲目をだれが歌うかでもめるんです」

黒子「で、ではお姉さまからどうぞ」

美琴「えっ!なんで私なのよ!初春さんはどう?」

初春「えっ!?私がちょっと…佐天さんは…?」

佐天「じゃ、ジャンケンで決めましょう」


ジャーンケン ホーイ

初春「えっ、わ、私ですかぁ!?」

佐天「ういはるガンバー!」

美琴「よ、良かったぁ」

黒子「次はお姉さまですわよ」

美琴「なんでそうなるのよ」



佐天「で、ここをこうして」ピッピッ

初春「なるほど、そうやって決めれるんですか」

佐天「で、なににするの?」

初春「なんか恥ずかしいので今は内緒です!」

佐天「ふ~ん…」

---1曲め さくらんぼ/大塚愛 (初春)

佐天「とばすねぇ~」

黒子「男を魅了する為に作られた曲を選ぶとは…」

美琴「そういう訳でも無いでしょ?」



初春「て、てちょうひらくともうにねんたつなぁって~

やっぱじっかんするねぇ なんだかてれたりするね~」

黒子「たどたどしいですわ」

美琴「女でも惚れる感じの可愛さだね」

黒子「お姉さま!?」

美琴「例えに決まってるでしょ」

佐天「ふっふーん♪」

初春「実際うたってみると意外とわからないものですね」

佐天「まだまだ甘いのお、私がお手本をみせてあげよー!」

黒子「のりのりですわね」

美琴「こういうの好きそうだしね」



------------2曲目 三日月/絢香

初春「なかなか渋いですねぇ」

黒子「聞き覚えがありますわ」

美琴「共感できる歌詞がおおいわね」

初春・黒子「えっ」


佐天「ずっと、一緒にいーたぁ~♪二人であーるいた、一本道♪」

初春「う、上手いです!」

黒子「すごいアレンジャーですの」

美琴「感動ね」ウルウル

初春・黒子「…」

佐天「いやぁー、声があんまりでなかったなぁ」

黒子「プロですわ」

佐天「あれ…?美琴さん泣いてるし」

初春「じ、事故ですよ!」

佐天「…」

黒子「つ、次は私が」


---------3曲目 名も無き詩/mr children

佐天「ここでミスチルとは…やりますね」

初春「女の人の歌じゃないんですね」

美琴「黒子らしいっちゃらしいわね」



黒子「あ~ちょっと位の汚れもんならばぁ~
よ~ご~さず~に全部食べてやるぅ~」


初春「演歌みたいですね」

佐天「こぶしかけすぎですね」

美琴「やっぱり黒子らしいわね…て次私っ!?」

黒子「さーて、次はついにおねぇさまですのよ!」

美琴「わ、分かってるわよ…」ピッピッ

---------4曲目 CHERRY/YUI

黒子「まあー!おねぇさま!黒子への愛を歌に込めてくださるの!?」

佐天「さっきの男の人でしょうね」

初春「でしょうねぇ」




美琴「て、手のひらで震えた~それが小さな勇気になっていたんだ~」


佐天「片思いを歌にする姿…涙子、感涙です」

初春「恋しちゃったんですね」

黒子「…」

黒子「あーいを取りもどっせぇぇえええええ!!」

プルルルルル

美琴「はいっ?」

(残り10分です)

美琴「えっもうそんな時間!?」

佐天「それじゃあラスト一曲ですね」

初春「もうこんなですかー」

黒子「ふぅ…私はもう満身創痍ですわ」

佐天「じゃあ私が…」ピピ

--------39曲目 ここから/コブクロ


佐天「時が果てるまで笑って肩たたきふざけあって
いつもうるさくしてるやつの口数が減り出す頃ほら、増えるのは…瞬きの数」

佐天「滲む景色を誤魔化したって、こみ上げる思いが邪魔をして言葉じゃもう足りなくて目を閉じれないよ」


佐天「同じ時、同じ道を歩んだ時代の証はまるで…泥だらけのスニーカーのような誇りまみれのヒストリー…」

佐天「lalala…lalalala…lalala…ここから…」





美琴「…」

佐天「…」

初春「…楽しかった、ですね」

黒子「そうですわね…」

佐天「なんか悲しくなっちゃいますね」

美琴「何でだろう?まだここからなのに…」

初春「楽しい一日が終わるっていうのはあっけないものですから」

黒子「また、行きたいものですわね」

黒子「では、また明日」

初春「また明日、宜しくお願いします」

美琴「また明日。」

佐天「また明日。」

--------チュンチュン

佐天「ふわぁぁぁ…」

佐天「そしてまた一日が始まるわけか」

佐天「ここから、か。さ、ジャッジメントいこっ」



初春「あ、そうか、佐天さんも美琴さんもいるんですね」

美琴「もう、しばらくいるわよ」

佐天「そろそろ慣れてくれないかなぁ」

黒子「でも確かに違和感がありますわね」

固法「二人がくるまで一年半はずっと三人だったからかしらね」

佐天「あれ、そういえば今日は美琴さんデートじゃ…?」

美琴「で、デートって訳じゃないんだけどね」

黒子「嘘はばれる物ですの」

美琴「う、嘘じゃないわよ!」


プルルルルル-----

固法「はい、ジャッジメント第四学区固法です」

固法「えっ!強盗!?」

固法「それでレベル5に頼みたいと…」

固法「はいっ、わかりました。レベル5とレベル4一人づつ出動させます」

固法「って訳で、白井さんと佐天さんはさんは第四学区の強盗へ向かって!」

美琴「えっ、私はどうすれば?」

固法「大丈夫。二人でやってくれるわよ」

白井「お姉さまの出る幕じゃないですわ」

佐天「今回は私たちに任せてください!」

美琴「あ、ありがとう」



続く

佐天「見てみてー初春ー!」
初春「なんですか佐天さんその手に持ってるの……生卵?」
佐天「フンッッッッ!!!」
初春「それ能力は関係あらへん」

美琴「…10時ジャスト。…例によって来てないわ」



上条「おーい、御坂ー、」

美琴「…あれ?今日は割と早いわね」

上条「上条さんはやればできる子なんです」

美琴「いや、最低限必要ライン周辺をさまよってるわよ」

上条「で、一体どこに行きたいんだ?」

美琴「ど、どこって…そういうのは男がエスコートするものなの!」

上条「カップルじゃないんだからさ…」

美琴「…」

---------------------------------------

佐天「じゃあ行きますか!」

白井「そうですわね。それにしてもまさかあなたと組むことになろうとは…」

佐天「でも肉弾戦タイプの白井さんといっしょなら無敵ですよ」

白井「そ…そうですけど…(まだ経験不足の佐天さんとはあまり組みたくありませんわ)

白井「ここで強盗が…?シャッターがしまってますの」

白井「あれ?なんか変な音しませんの?」

佐天「?」

メリメリメリ

白井「しゃっ、シャッターが!?」

白井「こ、これは…」

佐天「イコールスピード…!?」

白井「あっ…頭が…」ズキズキ

佐天「白井さん!?」

黒子「な、中にいる男…と…会ったことが…」

涙子「えっ!?知り合いですか!?」

黒子「知り合い…そうもいえますわね…」

佐天「じゃあ白井さんはここで休んでおいてください!」ダッ

白井「佐天さん!?」

佐天「さっきのボールで…」ヒョイ…メキメキ

中の男(絶対等速)「!?俺と同じ能力か!?」

佐天「同じ能力ですね。私とあなた。」ズカズカ

中の男(絶対等速)「近寄るな!この女の子がどうなってもいいのか!」

佐天「近寄らないですよ。」

佐天「私も同じ能力のひとを見たのは初めてです」

佐天「…が、あなたと同じ物だとおもって欲しくないですね」

絶対等速「な…なんだと!?」

佐天「私は学園都市八番目のレベル5。人呼んでラストオール」サッ

佐天「そしてコレはなんだかわかります?」

絶対等速「さ、砂鉄がどうした?」

佐天「これをあなたに投げたらどうなるか?そのくらいわかりますよね」

絶対等速「こ…こっちには人質がいるんだぞ!?」

佐天「あなた、レベル3でしょ?」

絶対等速「そ、それがどうした!?」

佐天「じゃあ分からないかな?私とあなたの違い」

絶対等速「!?」

佐天「解らない?簡単に言えば、あなたには保存できないエネルギーも簡単に保存できるってわけ。」

絶対等速「そ…それはもしや…!?」

佐天「私がコレを全速力で投げたら200kmの砂鉄そのままあなたの身体を貫通…ということですね」

絶対等速「…じゃ、じゃあこの子はどうする!?」

佐天「やっぱり気づいてないのかぁ」シュン

絶対等速「!?」

黒子「任務完了ですわ」

絶対等速「お前は!?あの時のテレポート女!?」


絶対等速「な…なんでここに!?」

黒子「ここは昔から私の管轄ですの」シュン

絶対等速「っ!?」

黒子「今ではこの通り自分も飛ばせます…のっ!!」キック、ドゴッ

佐天「まだ白旗をあげないなら、この砂鉄を床に投げ捨てる羽目に成りますけどどうします?」

絶対等速「不幸だぁ!」

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上条「エスコートっつってもなー」

美琴「もうお昼なんだから、ご飯でしょ!」

上条「…男の奢りとか言う?」

美琴「そ、そんなこと言わないわよ!」

今予定が立て込んでるのであんまり書けません

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年12月26日 (木) 19:20:37   ID: CMt3dAjR

どんな抵抗があっても速度を変えないって事はスカラー量の固定か
一方さんにやっても単純に同じ速度で跳ね返るだけかな?でもレベル5だしベクトルの方向も固定してそうだな…まさに矛盾

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