犬夜叉「白夜叉…だと…?」(526)
新八「寒いですね銀さん、神楽ちゃん」
銀時・神楽「…」
新八「こんな寒い日は鍋とか食べたいなあ」
銀時・神楽「…」
新八「あ、今日の夕飯は家で鍋にしません?そうすれば買い物に行く必要なくなるし」
銀時・神楽「…」
新八「このまま家に行きましょうよ。人がたくさんいたほうが姉上も喜びますし」
銀時・神楽「…」
新八「お前ら何か言ええええええええ!!!僕寂しい人みたいでしょうが!!!!」
銀時「うるせぇぇえええええ!!!寒いんだよ!こっちは寒くて死にそうなんだよ!!口開いたら内臓凍るんだよ!!」
神楽「そうアル、内臓シャーベットになるアル。お前一人で喋ってろヨ、私達は先に姉御の家に行くネ」
銀時「さ、行こうぜ神楽」
神楽「早く鍋食べたいアル!」
新八「…ちくしょぉぉぉおおおおお」
お妙「あらあらいらっしゃい銀さん、神楽ちゃん」
銀時「鍋食いにきたぞ」
神楽「鍋食べたいアル!」
お妙「ふふふ、ちょうど今晩は鍋にしようと思ってたところなのよ。腕によりをかけて作るから楽しみに待っててね」
銀時「おい、鍋にかわいそうなことするな」
お妙「何か言いました?」
銀時「あ、いや、なんでもないです…あ、でもあの、野菜とお肉を切ってくれるだけで僕達充分楽しめますし…」
お妙「何遠慮してるんですか、こたつに入っててください。よーし、頑張るわよ」
神楽「おい新八なんとかしろアル」
新八「なんとかできてたらメガネかけてないよ…」
銀時「ふう、食った食った」
神楽「お腹いっぱいアル」
お妙「あら、そうかしら。どこかの通りすがりのゴリラが全部食べちゃったように見えたけど…」
銀時「ききき気のせい気のせい!上手かったぜ、背筋が凍るほど」
お妙「もう、銀さんったら!」
神楽「あいつもたまには役に立つアル」
お妙「まだまだおかわりがたくさんあるから遠慮しないで食べてね。今持ってくるわ」
銀時「あ、あー俺ほんと満腹だから!もうほんと満腹!ごちそうさまでしたシェフ!そ、そうだ、俺ジャンプ買ってこなきゃ!」
神楽「ずるいアル!私も逃げ…行くアル!」
新八「あ、じゃあ僕も行こうかな。姉上何か買ってくるものあります?」
お妙「あら、みんな行っちゃうの。落ち着きのない人達ね。ハーゲンダッツのクッキー&クリーム」
新八「わかりました」
神楽「じゃあ行ってくるアル姉御!」
お妙「気を付けてね」
新八「何ふざけた格好してるんですか姉上ェェェェ!」
かごめ「・・・・・・・」
銀時「あんなかわいそうな鍋見たの久しぶりだぞ、どうなってんだお前の姉ちゃん」
新八「でもいつもより美味しかったですよ。みんながいるから張り切ったんでしょうね」
銀時「…」
神楽「あ、猫アル!待つアル猫!」
銀時「おい神楽!あーもうあのクソガキ…おーい!そこの神社危ないから気を付けろよってもういねえし」
新八「ここ不気味な噂がたくさんあるんで誰も近寄らないんですよね」
銀時「はあ…おーい神楽ー神社で遊ぶとおしっこが甘くなるぞー。ったくこんな階段登らせやがって」
新八「結構急な階段ですよね」
神楽「銀ちゃーん、新八ー、こっちアル!」
銀時「おいお前勝手に走っていくなよお子様」
新八「うわあ、やっぱり噂通り不気味なところですね…広いのが余計になんか不気味」
神楽「あのデブ猫すばしっこくてムカつくアル」
銀時「すばしっこいデブってのはなあ、たまにいるんだよ」
新八「何の話ですか」
神楽「あ、いたアル!あの木の下!」
新八「顔つきがどことなく腹立ちますね」
銀時「神木の下で人間様を挑発たあ罰当たりな猫だなおい」
新八「あ、奥にも何か建物があるみたいですね」
神楽「ほんとアル」
新八「せっかく来たんだし、探検でもしてみましょうよ!」
銀時「嫌だよめんどくせえ」
神楽「銀ちゃん、なんか膝が不自然に震えてるアルよ」
銀時「ああん?これはなあ、あれだよ、寒いんだよ、あと武者震い」
神楽「銀ちゃんもしかして怖いアルか?」
銀時「はあああ?怖くねえし!全っ然怖くなんかねえし!!ほら行くぞ先に行け!」
新八「何やってんですか」
新八「鍵はかかってないみたいですね…開けてみますか?」
銀時「開けるとメガネが割れる呪いがかかるってよ」
神楽「銀ちゃん怖がりアル」
銀時「怖くなんかないからね、銀さん別に怖くなんかないんだからね」
神楽「じゃあお前が開けるアル」
銀時「ちょ、なんで俺、お…ちくしょう見てろよてめーら、開けちゃうからな、ほんとに開けちゃうからな」
新八「早くしてください、寒いです」
銀時「お前最近なんかムカつくなメガネ」
神楽「いいから早く開けるアル!」
銀時「うお!ちょ、うわ!」
新八「…!」
銀時「…う、うぎゃァァァアアアアアア井戸とかこれなんてお約束!やめてやめて破りたい!!井戸ォォォオオオオ」
神楽「こ、これ映画で見たアル…ここから髪の長い女が出てくるアル…!」
銀時「やめてそんなこと今言わなくていいじゃないやめてやめて」
ごめん今からお風呂入ってくる
需要あれば風呂あがってから携帯で書く
遅くなってごめんありがとう
書きます
あ、あとメリークリスマス
銀時「お、おいほんともう行こうぜ。ほら、夜遊びしてると新八君のお姉さんに殺されちゃう」
神楽「ただの井戸アル。銀ちゃ、…!」
新八「…!」
銀時「ちょ、ちょっと~…やめてよそういうの頼むからさ~…やめて視線を俺の背後で停止させるのやめてください!!」
新八「ぎ、銀さん…あれ…」
銀時「おいしつけーぞてめえら!そんなに俺を怖がらせたいか!!ああわかった、銀さん優しいから怖がってやるよ仕方ねえな!!」
神楽「銀ちゃん、後ろ…」
銀時「あーあー何も聞こえない感じない!!でも仕方ないから怖がってやるよああ怖い怖い怖すぎるゥゥウウウ…だから早く行こうってば…」
新八「違います銀さんちょっと見てください!井戸!井戸が!」
銀時「井戸からなんだよその先早く言えよ!!お前に焦らしプレイはまだはえーぞメガネ!!」
神楽「そうだぞむっつりダメガネ」
新八「く…!はあ…後ろ、井戸光ってます」
銀時「はあ?なんで井戸が光るん…えぇぇぇえええええ」
神楽「銀ちゃん、なんで井戸光るアルか!宝物埋まってるかもしれないアル!見に行ってくるヨロシ!」
銀時「いやいやいやいやいやいやいやいやいや無理無理無理無理無理無理無理無理」
神楽「臆病な男はチンカス以下だって誰か偉い人が言うはずアル」
銀時「うるせーよ意味わかんねーよお前が行けよォォォォオオオオオ」
新八「銀さん落ち着いて!」
神楽「銀ちゃん、落ち着いて見てくるアルよ!」
新八「…あれっ何か聞こえる」
銀時「ちょ、ほんとさあ新八君そういうのやめてくれない?何?お前霊感設定とかあったっけ?メガネじゃ地味すぎるからってキャラ変更?」
神楽「マジアルかキャラ変更アルかダメガネ」
新八「僕傷付きそう!メガネで守られてるハートが傷付きそう!」
銀時「何言ってんだお前」
神楽「メガネで守られてるハートって何アルか気持ち悪い」
新八「…」
銀時「ん?」
神楽「何か聞こえてきたアル」
新八「だから言ったでしょ」
銀時「は、ははは~俺まで霊感キャラになtうお!」
神楽「光が消えたアル!」
新八「しっ!」
?「なんであんたまでついてくるのよ!」
?「ああ?なんだっていいだろうが!」
?「よくないわよ!私は試験勉強のために帰ってきたの!あんた邪魔するだけなんだから帰ってよ!」
?「なんだと!てめえいつも勉強勉強言いながら机に突っ伏して寝てんじゃねえか!」
?「ちょ…なんで見てんのよ!!」
新八「ケンカ…してますね…」
銀時「幽霊でもケンカするんだな…」
神楽「あれアル、昔ケンカ中に井戸に落ちて死んだけど今なおケンカを続けてる感じのあれアル」
銀時「おいおいおいこんなときそういうこと言うのやめてくれない」
新八「どうしましょう…えっうわ!!」
銀時「どどどどどどうした!」
新八「手…!井戸から手が…!!」
銀時「し、新八く~ん…」
神楽「呪われるアル」
?「そこに誰かいるの?じいちゃん?」
銀時「おい、幽霊に話し掛けられたぞ」
?「よいしょっと!あなたたち…誰?」
?「よっと!あ、誰だてめえら」
新八「ぎぎぎぎ銀さん!!幽霊じゃないです、妖怪ですよあれ絶対!!」
銀時「幽霊なんかいない妖怪なんかいない何もいないみんな天人だ…そうだ天人だ天人!天人!」
?「知り合いか?かごめ」
かごめ「ううん…あのすみません、ここ一般の参拝客は立入禁止なんですよ」
新八「あ、えっと…あっ関係者の方々ですか!そうかよかった!」
銀時「なんだよびっくりさせやがって!」
神楽「期待して損したアル!」
銀時「しかし神社を管理してるやつらが夜にコスプレして井戸でナニかしてるとは罰当たりなやつらだな」
新八「急に偉そうに…」
?「ああ?何言ってんだてめえ」
ごめん寝オチしてしまった
保守ありがとう
銀時「ああ?なんだよ猫耳兄ちゃん」
?「んだと…!」
新八「銀さんやめましょうよ、悪いのは僕達なんですし」
神楽「がっかりアル」
新八「不法侵入してしまいどうもすみませんでした」
?「あ、おい待ちやがれ!誰が猫だこのやr」
かごめ「犬夜叉、おすわり」
犬夜叉「がっ…!!」
新八「では、すみませんでした」
銀時「それにしても大変だな、こんな不気味なところを夜中も見回らなきゃいけないなんて」
かごめ「いえ、ここ家だから平気なんです」
新八「えっここに住んでるの?」
かごめ「はい」
神楽「家なんてどこにもないアル」
銀時「コスプレホームレスとは新ジャンルだな」
かごめ「コスプレでもなければホームレスでもないわよ!」
銀時「え、だってこの神社無人だし心霊スポットだし…」
かごめ「ちょっと、人の家を心霊スポット呼ばわりしないでよ!来て、あれが家よ」
神楽「だから何もないアル」
銀時「森の中に住んでんのかお前」
かごめ「え…?」
犬夜叉「お、俺は壊してないぞ!」
かごめ「家が…ない…」
銀時「おい、大丈夫かこいつ」
新八「ちょっと危ない人かもしれませんね」
かごめ「ちょっと犬夜叉、どうなってんのよ!」
犬夜叉「知らねえよ!てめえが行き先間違ったんじゃねえのか!」
かごめ「行き先間違うってなによ!他にどこに繋がってるっていうわけ!?」
犬夜叉「だから俺が知るかよ!…そういえばそいつらの着物、かごめの世界の着物と違うんじゃねえか」
かごめ「え、あ…言われてみれば…でもまさか…。…あのすみません」
銀時「あ?」
かごめ「えっと、変なことを聞いてしまって申し訳ないんですが、今って何時代ですか?」
銀時「…おいおいおいおいおい新八君なんなのこの子達怖いよ銀さん怖くなってきたよ」
新八「ヤバいです、銀さんヤバいですよこの人達たぶんあれですよなんかの病気ですよきっと」
かごめ「あの…」
銀時「え?ああ、うん!今は江戸時代だけどあなた方はどちらからいらしたんですか!」
新八「銀さんがんばれ」
かごめ「え、江戸時代…!?」
犬夜叉「それっていつだ?」
かごめ「あんたのいる戦国の次くらいの時代よ」
犬夜叉「つまりかごめの世界よりは前ってことか?」
かごめ「そうよ。あの、今って何年ですか?」
新八「えっと、2010年ですけど…」
かごめ「…ごめんなさい、今って江戸時代なんですか?」
新八「はい、一応」
かごめ「で、2010年なの?」
新八「は、はい」
かごめ「江戸時代で2010年?」
新八「え、ええ」
かごめ「…」
新八「あの…」
銀時「おいなんか固まってるぞ」
犬夜叉「おいかごめ、どうしたんだ?」
かごめ「えっと…江戸時代で2010年であなた達は…?」
新八「僕達は侍です」
神楽「おい、私を軟弱な地球人と一緒にすんなアル」
かごめ「えっ地球人ってあなたは…?」
神楽「宇宙最強種族をなめんなアル」
かごめ「どうしようわけがわからなくなってきた」
犬夜叉「おいかごめ?」
かごめ「ちょっと黙ってて」
犬夜叉「なっ」
かごめ「あなた宇宙人なの?」
神楽「だったら何か文句でもあんのかコノヤロー」
かごめ「江戸時代で2010年で侍で宇宙人…」
新八「あ、あの、あなた達はどこからきたんですか?」
かごめ「私達は…」
銀時「なんだよ」
かごめ「…私達は戦国時代から来たの」
銀時「おいおいおいおい戦国時代にもセーラー服ってあったんですか」
かごめ「違う、私は現代から来てて…あーもう、なんて言ったらいいのかわからない!」
銀時「現代って今じゃねーのか」
かごめ「私のいた現代は江戸時代じゃないわ」
神楽「じゃあどこアル」
かごめ「江戸、明治、大正、昭和、平成って時代が流れるんだけど、その平成って所から来たの」
新八「え、今って平成ですよ」
かごめ「江戸時代でしょ?」
新八「はい、江戸で、2010年で、平成21年ですよ」
かごめ「意味がわからない!」
神楽「こいつ何言ってるアルか」
新八「あー…えっと、つまりあなたのいう現代から僕達のいう現代に来たってことですか?」
かごめ「わからないけど、もしかしたらそうなのかもしれない」
新八「戦国というのは後ろの方のことですか?」
かごめ「うん、そして私も戦国時代からここに来ちゃったの」
銀時「現代じゃねーのかよ」
かごめ「私の時代は現代だけど、そこから戦国に行ってて、戻ってこようと思ったらなぜかここに」
銀時「タイムトラベラーか何かの方ですか」
新八「結構戦国時代とあなたの世界とで行き来してたんですか?」
かごめ「しょっちゅう…ここ最近はずっと戦国時代にいたけど、テストが近いから一旦帰ろうとして」
銀時「学生生活の楽しみ方間違ってねーか」
新八「あなたの世界では、その、タイムスリップって結構頻繁に行われてるんですか?」
かごめ「ううん、多分私だけかも。うちの神社の古井戸が戦国時代とつながってたの」
新八「ああ、じゃあそれでここでも井戸から出てきたんですね!」
かごめ「うん、でもどうしてこうなったのかしら」
銀時「どんな漫画だよ」
新八「もう一度井戸に入ってみたら?」
かごめ「そうね、やってみる。犬夜叉」
犬夜叉「ふあ~あ」
かごめ「何寝てんのよ!」
犬夜叉「お前が黙ってろっつったからだろ!」
かごめ「ほら、行くわよ」
犬夜叉「どこに行くんだ?」
かごめ「ここはなんだか私達の世界とは違うみたいなの。もう一度井戸に入れば帰れるかも」
犬夜叉「つまり井戸に入ればいいんだな」
かごめ「そう。あの、お騒がせしました。ありがとうございます。じゃ!」
新八「気を付けてくださいね」
かごめ「あのー…」
銀時「んだよまだ行ってなかったのかよ」
かごめ「というか」
新八「どうしました?忘れ物ですか?」
かごめ「ううん、あの、戻れなくなっちゃったみたい」
新八「…」
銀時「…」
神楽「…」
犬夜叉「なあかごめ腹減った」
かごめ「…」
新八「あ、えーっと…家ないんですよね?」
かごめ「…」
新八「あの、ここ寒いしそんな格好だと風引いちゃうから家に来ませんか」
かごめ「でも…」
新八「姉上が作ったご飯もまだたくさん余ってるみたいだし、食べながらゆっくり話でも聞かせてくださいよ」
犬夜叉「飯食えんのか?」
新八「はい」
銀時「お前あれを客にすすめんのかよ」
新八「それプラスコンビニで食べ物買って行けば大丈夫です」
かごめ「江戸時代にコンビニがあるの?」
新八「はい、そこら中にありますよ。あなたの世界にもあるんですか?」
かごめ「それはもうそこら中に」
新八「はは、じゃあ一緒ですね。さあ風邪引かないうちに行きましょう姉上」
かごめ「えっ」
銀時「ぉえっ」
神楽「自分の姉貴と女の子を間違えるとか気持ち悪いにも程があるアル」
新八「あれ、うわごめんなさい!!どうしたんだろう僕」
銀時「シスコンもここまでいくと気持ち悪い通り越して怖いわ」
かごめ「ファミマ…」
犬夜叉「あ!かごめ!これ買おうぜこれ!!」
新八「戦国時代にもカップラーメンってあったんですか?」
かごめ「違うの。私よくお弁当を作って持って行ったりするんだけど、あれが一番好きみたい」
新八「なるほど」
神楽「銀ちゃん、私もカップ麺食いたいアル」
銀時「しょうがねえな、2つまでだぞ」
神楽「うん!あと肉まんとチキンも!」
新八「あと姉上のハーゲンダッツ、と」
新八「もうちょっとで家ですよ」
かごめ「ごめんなさい、お邪魔してしまって」
新八「いいんですよ!人数が多い方が賑やかで楽しいですし」
銀時「おい、お前それ犬だったんだな」
犬夜叉「ああ?」
銀時「それ生えてんの?えい」
犬夜叉「いってぇぇええええてめー何しやがる!!」
銀時「本物だ…もしかして尻尾も本物?」
犬夜叉「ふぎゃぁぁぁぁああああああ」
銀時「あ、悪い強すぎた」
犬夜叉「てめー全力で引っ張っといて何ぬかしてんだ!いいかげんにしやがれ!!」
新八「あの、あの方は…」
かごめ「あ、あれは犬夜叉。私はかごめよ。犬夜叉は妖怪なの」
新八「妖…怪…」
犬夜叉「てめーこのやろう!」
銀時「うおっ危ねーななんだよその爪!」
神楽「うおーかっこいいアル!」
銀時「よくねえよ!なんだよ俺の指ナイフより切れるからってか?どこの殺人一族の末っ子だよ」
かごめ「犬夜叉!」
犬夜叉「おいかごめ、こいつ腹立つぞ」
かごめ「大人しくしてなさい」
銀時「だってよ、犬っころ」
犬夜叉「誰が犬っころだこのやr」
かごめ「犬夜叉、おすわり」
犬夜叉「がっ!」
あれ、犬夜叉って尻尾生えてなかったっけ…?
ごめんなさい出直してきます
尻尾ごめんありがとう
夜中に書きはじめます
トリ間違ったごめん
保守ごめんありがとう
新八「ここです」
かごめ「うわあ、すごく広いのね!」
新八「はは、姉上と二人きりだから余計に広く感じます」
かごめ「あら、道場をやってるの?」
新八「はい、やってました。今は道場を復活させるために二人でお金貯めてます」
かごめ「へえ、大変なのね」
新八「姉上ーただいま帰りましたー!」
お妙「おかえりなさい新ちゃん…あら?」
新八「勝手に連れてきてすみません、この方達に温かいご飯を食べさせてあげてもいいですか」
お妙「いいけど…どなたかしら?」
銀時「それをこれから聞くんだよ」
お妙「まあ…残り物しかないけど、どうぞお上がりください」
かごめ「すみませんお邪魔してしまって」
お妙「いいのよ、人数が多い方が楽しいもの。新ちゃんハーゲンダッツ買ってきてくれたかしら?」
新八「はい、姉上」
犬夜叉「がるるるるるる」
銀時「フシャーーーーーーーー」
神楽「お前らいい加減にするネ」
犬夜叉「おいてめえいい加減にしろよもじゃもじゃ」
銀時「てめーこそいい加減にしとけよ犬っころ」
新八「ほらほら二人とも落ち着いて!」
かごめ「犬夜叉」
犬夜叉「おおおおいかごめちょっと待て、こいつから手出してきたんだぞ!今回ばかりは俺は何も悪くない!」
新八「まあまあ、こんなところにいつまでも立ってないで、中に入りましょうよ」
近藤「そうだぞ、新八君の言うとおりだ!さあみんな、早くこたつにでもあたれ」
新八「…」
銀時「ストーカーは季節関係なく元気だな」
神楽「なんでお前当たり前みたいな顔してそこにいるアル」
お妙「さあ、通りすがりのゴリラ以外のみんなはこたつにでも入ってて。今用意してくるから」
銀時「あ、俺達はもういいぞ。腹一杯だ」
お妙「あら、肉まんやカップ麺は食べれるのに変ね」
銀時「ああ、いや、これは…」
お妙「ふふ、遠慮しないで座っててくださいな」
近藤「はーーい!」
お妙「遠慮しないで永眠してください」
お妙「お待たせ~」
銀時「ぐ…っ」
近藤「いや~冷えた身体が瞬時にあったまりそうですなあ!」
かごめ「あ、あはは…」
犬夜叉「うおお美味そうだな!食っていいか?」
新八「なん…だと…!姉上の料理を美味そうだなんて言う人見たことないぞ…!」
銀時「こいつきっと人じゃねーんだよマジでただの犬っころなんだよ、人間の味覚を持ってねーんだよ、じゃなきゃおかしい」
神楽「腹が減ってるときは泥でも美味く感じるアルからな」
お妙「なんだか万死に値する会話が聞こえてくるけど、遠慮なく召し上がってね」
犬夜叉「もぐもぐもぐ」
かごめ「い、いただきます!いただきます…」
新八「あ、えっと、二人は普段何をしているんですか?」
かごめ「話せば長くなるんだけど―――――」
新八「つまり、四魂の玉を完成させるためにそのカケラを集めてるってことですか?戦国時代で」
かごめ「うん、だいたいはそんなところ」
近藤「その奈落とやらは逃げてばかりで実に情けないな」
犬夜叉「だろ!?いけ好かねえ野郎だ」モグモグ
かごめ「犬夜叉、口にものが入ってるときは喋らない!」
犬夜叉「もぐもぐもぐ」
お妙「じゃあ、戦国時代とかごめちゃんの時代を繋ぐ井戸に何か起きたってことかしら」
かごめ「多分…」
お妙「もしかしたら、その四魂のカケラがこの世界にもあるのかもしれないわね」
犬夜叉「!」モキュモキュ
かごめ「!」
犬夜叉「かごめ、何か感じるか」
かごめ「う…ん、わからない」
犬夜叉「妙の言うことも一理あるな。こっちに四魂のカケラがあるから、あの井戸が俺達を導いたのかもしれねえ」
新八「その四魂のカケラって、所持者に強い力を与えるんですよね?」
犬夜叉「ああ」
新八「そんなものが江戸にあると知れ渡ったら抗争勃発ですね…」
近藤「その時は、俺達に任せろ」
かごめ「でも、気配を感じ取れないの。もやもやしてて、霧がかかってる感じ…」
銀時「ま、明日になったら探してみようぜ。協力する気はないが江戸で戦争が起きるのは困るからな」
犬夜叉「もぐもぐもぐ」
かごめ「あああー…テスト近いのに…」
お妙「あ、そうだ。ここにいる間どこに泊まるの?」
かごめ「あ…まだ探してないです…」
お妙「じゃあここを使ってくれて構わないわよ。部屋はたくさん余ってるし」
かごめ「えっいいんですか!」
お妙「困ったときはお互い様、でしょ」
かごめ「あ、ありがとうございます!!」
九「そうだそうだ」
お妙「九ちゃん!」
銀時「おい、ここの家セキュリティ強化した方がいいぞ」
九「すまない。妙ちゃんに渡す物があって訪ねて来たんだが、何やら取り込み中のようだったものでここで待機していた」
お妙「まあ、気付かなくてごめんなさい!寒かったでしょう、さあどうぞ上がって」
九「お邪魔します」
お妙「お鍋食べる?」
九「妙ちゃんの手作りか?」
お妙「もちろんよ」
九「ではいただこう」
犬夜叉「もぐもぐもぐ」
九「もぐもぐもぐ」
銀時「シュールだ…こんな光景見たことねえ…!」
新八「姉上の料理を美味しそうに食べている人が、ふ、2人もいる…!」
神楽「いや、3人アル」
近藤「もぐもぐもぐ」
銀時「そいつはダメだ」
新八「明らかに無理して食べてるのがまるわかりですもんね」
銀時「いや、表情からするに精神的には至福のひと時なんだろうがそれに身体が追いつかないってとこだろうな」
かごめ「あ、あはは…」
かごめ「今日は本当にありがとうございました」
お妙「いいのよ、今日は疲れただろうからゆっくり休んでね」
犬夜叉「明日さっそく四魂のカケラを探しに行こうぜ」
かごめ「うん」
新八「どこにあるのかだいたいわかったりするんですか?」
かごめ「うん、ある程度それに近付けば気配はわかるんだけど、今は何も感じないわ」
銀時「ま、それも明日になったら考えようぜ。ふあ~あ」
神楽「ぐう」
新八「はは、それもそうですね。じゃあ今日はもうみんな寝ましょうか」
お妙「ええ、そうしましょう。おやすみなさい」
かごめ「おはようございます」
お妙「あら、おはよう。早いのね、もっとゆっくり寝てても構わないのに」
かごめ「ううん、衣食住提供してもらってるだけでも充分申し訳ないのに。何か手伝います」
お妙「まあそんなこと気にしなくていいのに…じゃあ悪いけど朝ごはん作るの手伝ってもらってもいいかしら?」
かごめ「はい!」
新八「おはようございます姉う…えええええええ」
お妙「おはよう新ちゃん、どうかしたの?」
新八「な、なんですかこれは!どうしたんですかこれ!」
お妙「何って…朝ごはんだけど?あ、銀さん達起こしてきてくれない?」
新八「は、はい」
銀時「うお…!どうしたんだこれ!熱でもあんのか!」
神楽「おいしそうアル!」
お妙「何言ってるのよ、いつもと変わらないでしょ。あ、でも今日はかごめちゃんがお手伝いしてくれたのよ」
新八「なるほど…かごめちゃん料理上手なんだね、ありがとう!」
銀時「ありがとう!」
神楽「ありがとう!」
かごめ「い、いえそんな…少ししかやってないですし」
犬夜叉「かごめの料理はうめえぞ、特にあれ、あの黄色いやつ」
かごめ「黄色…あっ、もしかしてたまご焼き!?」ワクワク
犬夜叉「いや、たまごじゃねえんだよな。野菜か?あの固いやつ」
かごめ「もしかして沢庵…」
犬夜叉「そうそう!それだ!かごめの料理の中であれがずば抜けて美味い!!」
かごめ「…」
犬夜叉「かごめ?」
かごめ「犬夜叉…おすわり」
犬夜叉「でっ…!」
新八「なんて贅沢な舌なんだ」
銀時「近年稀に見る最低な男だな」
神楽「お前が言うなアル」
九「妙ちゃんの料理も美味しいぞ、特に黒いやつ」
銀時「全部同じ色じゃねーか」
お妙「銀さん、何か言った?」
新八「さ、さあみんな冷めないうちに食べましょうよ。いただきます!」
神楽「いただきまーす…う、美味いアル!」
銀時「まざかこの家の中でこんな朝食にありつけるなんざ夢にも思ってなかったぜ」
お妙「銀さん、何か言った?」
銀時「言ってませんごめんなさい」
犬夜叉「ってててて…かごめてめえ」
かごめ「ふん」
犬夜叉「なんで誉めただけで怒るんだよ!」
かごめ「誉めた?あんたが誉めたのは私じゃなくて沢庵を作ってる会社でしょうが!」
犬夜叉「ああ?わけわかんねえよ!いつもお前の弁当に入ってんだろうが!」
かごめ「だーかーらー、あれは『沢庵』って商品名であのまま売ってるものなの!」
犬夜叉「だからなんだよ!」
かごめ「つまり私が手を加えてるとしたら、沢庵を包丁で切ってるってことくらいよ!」
犬夜叉「あ、あー…あれだ、切り方が上手いんだな、うん」
かごめ「ふん!」
銀時「近年稀に見る最低な男だな」
神楽「だからお前が言うなアル」
犬夜叉「よし、じゃあ早速探しに行こうぜ」
かごめ「うん」
新八「晴れてよかったですね!」
銀時「じゃあいってくらあ」
お妙「いってらっしゃい、気を付けてね」
新八「最初どこに行きます?」
銀時「不本意だがあのゴリラのところが一番手っ取り早いんじゃねえか」
かごめ「近藤さん?」
銀時「四魂のカケラってやつを持つと強くなんだろ」
かごめ「うん」
銀時「やつらも一応警察だ。ここ最近で急に強くなったり目立ってきたやつを探してもらえばいいんじゃねえの」
新八「なるほど」
土方「あっ万事屋てめえ何しにきやがった」
銀時「ああん?トッシーに用はねーんだよ、ゴリラ出せゴリラ」
土方「誰がトッシーだてめえ…お、そいつらがあれか?昨日近藤さんが言ってた…」
銀時「あのゴリラ何喋ってんだよゴリラ」
土方「話を聞いたのは俺と総悟だけだ。江戸の中で最近目立ってきたやつを何人か調査しておけって」
新八「近藤さんが?」
土方「ああ、明日お前らがここに来るだろうから手を貸してやれということだった」
銀時「あいつ意外とまともに動くんだな…で、その肝心な局長さんはどこ行った」
土方「お上からの呼び出しで出て行った」
新八「ああ、それで土方さん達に」
土方「まあそういうこった。不本意だが、局長命令には逆らえねえ。協力してやるよ」
総悟「土方さーん」
土方「おお総悟、出来たか?」
総悟「ええ、出来ましたよ。ったく、ちょっと人遣いが荒すぎやしませんか」
銀時「なんだ?」
総悟「もう話は聞いたと思いますが、近藤さんから頼まれたやつらの調書です」
土方「っつってもまあだいたい検討はついてると思うが、桂と高杉の一派だ」
総悟「特に高杉は最近なんだかすごい刀を手に入れたそうで、それを部下にあずけてるとか」
銀時「おいおいじゃあもうそれじゃねえか」
新八「それっぽいですね」
かごめ「え、ここって幕末なの?教科書で見たことのある名前ばっかり…」
新八「ま、名前は必ずどこかもじってありますけどね」
かごめ「ますます意味がわからなくなってきた」
銀時「じゃあまずはとりあえずヅラんとこに行ってみるわ」
新八「そうですね、桂さんなら何か知ってそうですもんね」
総悟「あ、じゃあ俺も行きます」
銀時「お前らは来んな、そしてとりあえずバズーカしまってから言え」
新八「あ、そういえば九兵衛さんは?」
神楽「姉御のお手伝いするんだって張り切って家に残ったアル」
新八「ああ、そう…」
土方「まあ頑張れよ」
銀時「おーいヅラーいるかー」
桂「ヅラじゃない、桂だ。どうした銀時」
銀時「最近お前の周りで急に強くなったり目立ったりしてるやついないか」
桂「なんだ突然」
銀時「ちょっとこっちの事情で探してるんだよ」
桂「後ろの二人は…なるほど、また何か面倒ごとに巻き込まれたな」
銀時「まあそんなとこだ」
桂「俺たちの中で最近強くなったり目立ってきたりした者か…」
新八「ええ、何かありませんか」
桂「俺の髪が乾燥に強くなったと思ってたんだが、最近髪の疲労感が目立ってきて…」
銀時「お前のことはどうでもいいんだよっつか髪の疲労感ってなんだよきめえよ」
桂「ふん、天然パーマにはわかるまい」
銀時「ああ?天パにだって泣きたいときとか悲しいときとかあんだぞなめんなこのストレート電波野郎」
桂「意味がわからんな。悲しいのはお前の頭の中じゃないのか脳みそ天然パーマ」
銀時「てm」
神楽「おいうるせーぞ天パ」
新八「桂さん、あと何かありませんか?髪以外で」
桂「そうだな…俺以外の志士に対するエリザベスの態度が大きくなったり、白髪が目立ってきたやつがいたり」
銀時「そういうんじゃねーっつってんだろーがてめー」
桂「いやしかしこれくあいしか思いつかん」
銀時「そんなはずねーだろ、新選組のやつらがお前らのこと言ってたぜ」
桂「やつらが…?ああ、それはおそらく先月辺りから俺がやつらに嫌がらせをしてるからじゃないか」
新八「嫌がらせ?」
桂「ああ、屯所の門の前に消しカスを大量に積んできたり、んまい棒のカスを畳に撒き散らしてきたり」
銀時「お前がカスだな」
桂「あとは枝毛を封筒に入れて送りつけたり、藁で作った人形送りつけたり、生肉を送りつけたりとかだな」
銀時「怖っ!!こえーよ何してんだよ何か辛いことでもあるなら話聞いてやるから少しはテロリストらしいことしてください!!」
新八「陰湿を余裕で通り越しちゃってますよ…」
神楽「さすがに引いたアル」
桂「待て、冗談だ」
神楽「それも冗談ネ」
桂「信じてくれリーダー」
かごめ「あはは…」
桂「あと小耳に挟んだのだが、高杉のやつがおかしな刀を手に入れたらしい」
銀時「わかった、やっぱりあいつだな」
新八「そうですね、高杉さんですね」
桂「やつは今、江戸に潜伏しているらしい。おそらく港に船がついてるはずだ」
新八「ま、また江戸で何かする気なんですか!」
桂「いや、そういった話は聞いていない」
犬夜叉「とりあえずその高杉って野郎をぶっ飛ばせばいいんだろ?」
銀時「まあそういうことだ」
桂「だが危険な真似はするなよ。やつは何を企んでいるのかわからんからな」
銀時「心配いらねーよ、探しもんがなかったら即撤退するからな」
新八「ありがとうございます、桂さん」
銀時「あれが高杉の野郎の船だな」
犬夜叉「あんなでけえ鉄が海に浮かんでる…だと…!」
銀時「そこか」
新八「さすがですね」
銀時「おい犬っころ、刀ぶらさげてるってことはちょっとはできるんだろうな?」
犬夜叉「ああ?てめえなめんじゃねえぞ」
銀時「よし、じゃあ裏から侵入する。新八、神楽、その女を頼むぞ」
犬夜叉「おい、かごめは俺が守る」
かごめ「犬夜叉…」
銀時「なんだよこいつら」
犬夜叉「どっから入ればいいんだ?」
銀時「あそこだよあの船尾だよこのやろー」
犬夜叉「何怒ってんだ?よし、乗れかごめ」
かごめ「うん」
犬夜叉「行くぜ、よっと!…おーい、誰もいないからお前らも早く登って来いよ!」
銀時「ふざけんなァァアアアアアなんだよその能力!!そんなんできんなら最初から言えよちくしょう!!」
犬夜叉「あ?何言ってんだ?いいから早くしろよ!」
銀時「降りて来い!そして俺たちも乗せてけ!!」
犬夜叉「ったくしゃーねえな、かごめ、その箱の陰に隠れてろ」
かごめ「わかった」
犬夜叉「3人一緒にしがみついてくるな…」ゼエゼエ
銀時「その方が早いだろ」
新八「大丈夫ですか、犬夜叉さん」
かごめ「大丈夫よ」
犬夜叉「てめ」
銀時「まあとりあえず侵入成功だな」
高杉「そうか?」
銀時「…」
神楽「…」
新八「…」
銀時「コ、コンニチハ~」
犬夜叉「おい、こいつをぶっ飛ばせばいいのか?」
新八「ちょちょちょちょっと待ってください」
高杉「俺の船は仮装パーティ会場じゃねーぞ銀時」
銀時「ですよね~、よしお前ら帰るぞ」
高杉「まあ待てよ。せっかく来たんならゆっくりしていけよ、なあ?」
銀時「じゃ、じゃあお言葉に甘えようかな~…」
高杉「で、何しに来た」
銀時「だから会場間違って」
犬夜叉「?こいつが高杉って野郎じゃねえのか?ぶっ飛ばすのはこいつだろ?」
銀時「お前は黙ってろよ犬っころォォォオオオオ」
高杉「…新しい連れか?銀時、てめーだんだん珍問屋みたくなってきてるぞ」
銀時「ちげーよお前に言われたくねーんだよばーか」
高杉「で、何の用だ。俺もてめーをぶっ飛ばしたいが、あいにく暇じゃなくてな」
銀時「暇じゃねーか何やってんだこんなところでフラフラと」
高杉「てめーらが外でギャーギャー騒がしいから様子を見に来ただけだ」
銀時「そーかよ」
高杉「悪いが出直せ」
新八「ま、待ってください高杉さん!」
高杉「あ?」
新八「あの、僕達探し物をしてて…それで…」
高杉「なら他のところを探せ」
新八「色々探したんですけど、色んなところで高杉さんが持ってるかもしれないっていう情報を聞きつけて…」
高杉「俺が?」
銀時「とりあえずてめーが手に入れたっていう刀見せろ」
高杉「あの刀が探しものなのか」
新八「いえ、まだそうと決まったわけではありませんが、ちゃんと確認しておきたくて…」
高杉「俺がお前らに簡単に渡すとでも?」
銀時「渡さなくていいんだよ、見るだけだ」
高杉「信用できねえな」
銀時「見るだけ、本当に見るだけだからほんと絶対触んないから!見るだけ!触んない、見るだけ!」
神楽「なんか女の子とヤルのに必死な男みたいアル。気持ちわり」
高杉「断る」
銀時「マジで本当に見るだけだから」
高杉「しつけーぞ銀時、俺は忙しいんだ」
銀時「見せれば1分で済むじゃん!」
犬夜叉「どうだかごめ、何か感じるか」
かごめ「わからない、こっちの世界にきてからずっとこうなの。ぼやけてるというか…」
かごめ「気配は感じるといえば感じるんだけど、この世界の空気中全体から感じ取れるっていうか」
犬夜叉「わからないのか?」
かごめ「いえ、少し気配はある。集中しなければわからない程度に。でもその気配がどこにいっても一定なのよ」
高杉「…そいつらは何者だ?銀時、てめーカルトにでもはまったのか」
銀時「ちげーよ!ああもう、あのな、こいつらは―――――」
高杉「なるほどな。で、なんでその探し物の石のカケラが俺の刀にあるという結論に至ったんだ?」
銀時「その石は血が大好きでな、だからお前が持ってる刀にとり憑く可能性が大きいって結論に至ったんです」
犬夜叉「ちg」
かごめ「おすわり」コソッ
犬夜叉「がっ!」
高杉「随分無理矢理な結論だな」
銀時「だからとりあえず見せてくれ。もしそのカケラがとり憑いてたら、そいつだけもらって帰る」
高杉「その石が強い力を与えてくれるとかそういうわけではないんだな」
新八「…!」
銀時「馬鹿だなてめー中二小説の読みすぎだ」
高杉「本も読まないてめーに言われたくはない」
かごめ「お願いします」
高杉「つーかてめーらもうすでに見てんだろ」
銀時「えっ?」
高杉「なあ」
神楽「もしかして」
新八「高杉さんが腰に差してる刀のこと…ですか?」
高杉「ああ」
銀時「部下にあずけてるんじゃねーのかよ」
高杉「あ?なんだその情報は。俺がこんなものを部下にあずけるわけがねーだろ」
かごめ「!ちょ、ちょっと見せて!」
高杉「ほらよ」
犬夜叉「どうだかごめ、何か感じるか」
かごめ「…ううん」
高杉「だとよ。残念だったな」
銀時「マジかよ、じゃああとどこ探せばいいんだよ」
高杉「俺が知るか。さっきも言ったが俺は今忙しいんだ、用が済んだならさっさと消えろ」
銀時「は~あ、マジかよ…悪かったな、邪魔して」
高杉「じゃーな」
銀時「高杉のところがハズレだったとすると…どうすりゃいいんだ」
新八「また一から調査すればきっと辿り着けますよ」
かごめ「ごめんなさい…」
新八「気にしないでください!一番大変なのはあなた達二人なんですし!」
銀時「とりあえず一旦万事屋戻ろうぜ」
銀時「つーかやべーな、昨日テレビつけっぱなしだったかも」
新八「うわ、電気代が…」
かごめ「…!」
神楽「最後にテレビ見てたの銀ちゃんアル」
銀時「気付いてたんなら消せよ!」
かごめ「い、犬夜叉…!」
犬夜叉「どうしたかごめ!」
かごめ「四魂のカケラの…気配…!」
犬夜叉「なに!!」
新八「ちょ、ええええうちですか」
かごめ「近い…こっちよ」
新八「あっ、待ってください!」
銀時「おいあのオカルト女こえーんだけど」
かごめ「この中から四魂のカケラの気配がする!」
犬夜叉「この建物か…へっ、見た目からして随分ヤバそうな雰囲気じゃねえか!」
神楽「あり?」
新八「ちょ…ここペドロさんちィィィィィイイイイイ!?」
銀時「おいおいおいおい今までの苦労はなんだったんだこのやろォォォオオオオオ!!」
ペドロ「おや、みなさんお揃いで」
犬夜叉「妖怪…!!」
新八「ちょっと待って待って待って!!ペドロさん怖いけどいい人だから!見た目まんま妖怪だけどいい人だから!!」
ペドロ「泣いてもいいですか」
そうだ、ペドロはとなりのペドロだったごめん
かごめ「この中から四魂のカケラの気配がする!」
犬夜叉「この建物か…へっ、見た目からして随分ヤバそうな雰囲気じゃねえか!」
神楽「あり?」
新八「ちょ…ここヘドロさんちィィィィィイイイイイ!?」
銀時「おいおいおいおい今までの苦労はなんだったんだこのやろォォォオオオオオ!!」
ヘドロ「おや、みなさんお揃いで」
犬夜叉「妖怪…!!」
新八「ちょっと待って待って待って!!ヘドロさん怖いけどいい人だから!見た目まんま妖怪だけどいい人だから!!」
ヘドロ「泣いてもいいですか」
犬夜叉「知り合い…か?」
新八「回覧板回す相手です、だからぶっ飛ばさないでくださいお願いします」
かごめ「い、色んな形の方々がいて楽しそうね…」
犬夜叉「で、カケラの気配はどこからだ?」
かごめ「あ、こっちよ!あの、あがらせてもらってもいいですか?」
ヘドロ「ええ、どうぞ見てやってください。私は茶菓子でも用意しましょう」
新八「じゃ、じゃあすみませんがお邪魔しまーす…」
かごめ「こっちよ!上からだわ!」
銀時「なんでこいつんちにそんなものがあるんだよ!」
かごめ「これよ、この木からだわ!」
犬夜叉「どこだ、どこにある?」
かごめ「えーっと…あ!あそこ!あの太い枝の根元!」
犬夜叉「あそこか!」
犬夜叉「あった」
かごめ「よかったー…」
銀時「これが四魂のかけら?」
犬夜叉「ああ」
新八「こんな小さなかけらを集めてるんですか、一つの玉になるまで」
かごめ「そうなのよ、私が砕いちゃったから」
神楽「私も砕けるネ、貸すアル!」
銀時「やめろ」
神楽「イタっ」
新八「もしかして、この大きな木が送り出す酸素にそのかけらの気配がまじってたんじゃないかな」
銀時「なるほどな、それでどこにいても微かにかけらの気配がするってことになるわけか」
かごめ「よかった、これで元の世界に帰れるかも!」
新八「よかったですね!じゃあ早速あの神社に行ってみましょう」
銀時「その前にテレビ消していく」
ヘドロ「おや、みなさんもうお帰りですか」
新八「ええ、すみませんお邪魔しました!」
銀時「わりーな、今度柿の種でもおごってやるよ」
かごめ「お邪魔しました、さようなら」
―神社――
新八「じゃあ…これでお別れだね」
かごめ「色々ありがとう。あとお妙さんにもお礼言っといてもらえる?本当にお世話様でしたって」
新八「うん、伝えておくよ」
犬夜叉「おいもじゃもじゃ、せ、世話になったな」
銀時「ああ?礼には及ばねーよ犬っころ」
犬夜叉「んだと!」
銀時「んだよ」
かごめ「あの、じゃあ…ほんとにありがとう。みんなのこと、そしてこの世界のこと絶対忘れない」
新八「僕もです」
神楽「ん、井戸がまた光ってるアル」
銀時「今回はどうやら帰れるみてーだな」
新八「お元気で。次は僕たちが戦国時代に行ってみたいです」
犬夜叉「おい、来いよ。おもしれえもんいっぱい見せてやるよ」
かごめ「待ってるわ。じゃあまたいつか」
銀時「じゃーな」
神楽「またネ~」
新八「さよなら、またご飯作ってください」
かごめ「じゃ!」
神楽「行っちゃったアル」
銀時「そんじゃあ俺達も帰ろうぜ」
新八「そうですね」
銀時「おい階段凍ってるから気を付けろよ」
新八「銀さんこそ」
神楽「うわ…!」
銀時「おい言ってるそばかr」
三人「うわァァァアアアアアアアアアア」
新八「…はっ!……夢か」
銀時「ふあ~あ…あ?新八?おい今何時だ」
神楽「ぐう」
新八「えーっと今は…2時40分です、夜中の」
銀時「マジかよ、あれ俺たちいつ寝たっけ」
新八「わからないです。でもとても長い夢を見てた気がします」
神楽「私もネ」
新八「あ、神楽ちゃんおはよう」
銀時「…散歩がてらに神社にでも行ってみっか」
新八「…そうですね」
神楽「肉まん食べたいアル」
新八「階段凍ってるんで気を付けてね神楽ちゃん」
銀時「気を付けろよ神楽」
神楽「うるせーアル」
新八「そういえば…あ、あっちで何か光ってます」
神楽「井戸アル」
新八「行ってみましょう」
新八「これって、もしかして呼んでるんでしょうか僕たちを…」
銀時「どこにだよ」
新八「…」
銀時「行くとか言わねえよな、俺は嫌だよあんな犬っころなんざ」
新八「やっぱり、みんな同じ夢を見てたんですね」
今から戦国時代に行くんだけど、連れてってほしいキャラとかいる?
ヅラ、マダオ、バカ、帝王把握
ちなみに帝王ってホストのやつ?
新八「なんだったんでしょう」
銀時「俺達にはわかるめーよ」
神楽「でも、たしかなものは私達の心の中に残ってるアル」
新八「そうだよね、あの出来事は夢だけど夢じゃないんだ。僕たちは約束した、あの二人を忘れないって」
銀時「……ち、…ぱち」
新八「それに、またご飯作ってくれるって約束もしたんですよ。約束は守るためにある、でしょう?」
銀時「…ぱち、……ろ」
新八「だったら、こっちから約束を現実にしに行きましょうよ!この井戸かr」
銀時「新八!」
新八「…はっ!……銀…さん…?」
銀時「おいおい無駄な心配かけんなよ、死んだかと思ったぜ」
新八「ゆ、夢…?なんだか僕今すごく恥ずかしいことしてたぞ…」
銀時「エロい夢でも見てたのか、夢精とか勘弁しろよ」
新八「違いますよ!!ただちょっと切なさにノリノリになってる僕を見ただけです」
銀時「わけわかんねーよ、それよりここどこだと思う」
新八「え?」
銀時「俺達、神社の階段から転げ落ちたよな」
新八「はい…」
銀時「だよな、最終俺達地点はあの神社だよな」
新八「なんですか最終俺達地点って」
銀時「神社の周りってこんなんだったっけ」
新八「……」
新八「じ、神社の周りってこんなに生い茂ってましたっけ」
銀時「…あーもうなんかよく見るとこんなに生い茂ってた気がする」
新八「嘘つけぇぇえええどこだここ!!」
銀時「知らねーよ目覚ましたらここにいたんだよ!!」
新八「こんな、こんな不思議展開あってたまるかァァァアアアアアア」
おk
つーかホストって誰だよ
グダグダにならないように気をつける
>>238
田舎から出てきた整形イケメン
六郎じゃなくて八郎だった
吊ってくる
神楽「うるさいアル…」
新八「あっ神楽ちゃん!起きて、なんだか僕達知らないところにいる」
神楽「ああん?ただの森ネ、何騒いでるアルか」
新八「いやただの森だけど!ただの森だけど僕達森に来た覚えないでしょ!」
神楽「いつの間にか来てたアル」
新八「いつの間にか三人揃って森で睡眠なんてことがあってたまるかァァアアアアア!」
銀時「落ち着けって。とりあえずここどこなんだよ、ちょっとファミマ行って聞いてくる」
新八「お前が落ち着けェェエエエ!!どこにあるんだ!どこにファミマがあるんだ!!どこにファミマが見えるんだ!!」
>>242
ああ鳳仙か
でも鳳仙って死ななかったっけ
尻尾とヘドロと鳳仙ごめん
神楽「うるさいアル、とりあえずもう一眠りさせろヨ」
新八「よく眠れるなこんな状況で!明らかにおかしいでしょ!」
銀時「腹減ったな…おいファミチキ買ってくるけど何か欲しいもんあるか」
新八「ファミマはもういいっつってんだろォォォオオオオオ!!」
神楽「私焼肉食いたいある」
銀時「ああん?そんなんねーよ焼肉屋行け」
新八「ファミマも焼肉屋もねーよ」
今日朝から晩まで集中講義だから夜中に戦国編書きはじめます
自分でも保守します
ありがとう
新八「と、とりあえず誰かいないか探してみましょう」
神楽「それでどうするアルか」
新八「ここがどこなのか確かめなきゃ」
銀時「そしてそなたとコンビに!」
新八「いつまで引っ張ってんだァァァアアアアアア」
神楽「銀ちゃん何か食べたいアル~」
銀時「我慢しろ神楽、誰かいたら食っていいから」
新八「何を!?人か、人なのか!?いい加減しっかりしてくださいよ、ツッコミって体力使うんですよ!!」
神楽「うるせーな、空腹だって体力使うんだヨこのメガネ」
新八「はあ…もう意味わからないよ神楽ちゃん」
桂「んまい棒でよければどうぞリーダー」
銀時「…」
新八「…」
神楽「おお!よくやったぞヅラ!いただこう!」
桂「ここにサラミ味とタコ焼き味とコーンポタージュ味がある、三人で仲良くわけるがいいリーダー」
神楽「難しいネ」
銀時「おい」
桂「銀時、お前は何味がいいんだ」
銀時「……なんでお前がここにいてさも当然のようにんまい棒配ってんだァァァァアアアアアアサラミ味がいいです」
新八「え、か、桂さんなんでここに!?あ、僕は余ったのでいいです」
桂「貴様らが気になって尾けていたんだが、あんな階段から転げ落ちるとはなんたる様だ。おかげで俺まで落ちた」
銀時「なんで尾行してるやつも一緒に落ちるんだよどんな尾行の仕方だ」
新八「ここがどこだかわかる…わけないですよね」
桂「貴様らが気絶している間に少々近辺を調べた」
銀時「おいおいたまにはまともなことしてくれるじゃねーか」
桂「当たり前だ。タヌキとウサギがいた」
銀時「やっぱ前言撤回するわ」
桂「ふん、男らしくないな銀時」
新八「あとは何かありましたか?」
桂「すぐ近くに畑があったな。あと民家らしきものが点々と…小さな集落のようだった」
銀時「それを先に言えよ電波野郎」
桂「電波野郎じゃない、ヅラだ。じゃない間違った桂だ」
神楽「おいヅラ早くそこに案内するアル」
桂「はいリーダー」
銀時「おお、あれか。なんだちょっと歩けばすぐだったんじゃねえか」
新八「そうですね」
神楽「わあ!この景色日本昔話で見たことあるヨ!」
新八「たしかにそんな感じですね」
銀時「安心したら喉が渇いたな…お」
新八「どうしたんですか?」
銀時「あっちにちょうど井戸があるじゃねえか、ラッキー」
新八「えー井戸の水飲むんですか、やめた方がいいですよ病原菌の宝庫ですよ」
銀時「いや、なんかこの風景の中だったらいける気がする」
新八「いやいやいやどんだけ切羽詰まってんですか、ダメですよ。まして知らないところの井戸水なんて」
桂「そうだぞ銀時。というか見るからにもう使われていないだろう、ボロボロだ」
銀時「ちくしょう、じゃあ早くあの集落に行ってみ…井戸?」
新八「…井戸…井戸」
銀時「…い、いやいやいやまさかなそんなはずないってうん」
新八「そ、そうですよね!こんな日本昔話みたいな場所なんて、日本中探し回れば何百箇所もありますって!」
銀時「そ、そうだぜ新八、偶然だって偶然!ちょっとあれのインパクトが強すぎただけだって!」
新八「そうですよね、階段から落ちてタイムスリップとかそんなお約束なことあるわけないですよね!」
銀時「ないない!そんなことしてたら別な漫画になっちゃうもの!」
犬夜叉「誰だてめえら!」
銀時「…」
新八「…」
神楽「あ」
犬夜叉「山賊か!?ぶっ飛ば…あ?」
かごめ「あれ!?」
銀時「あは、あはは…」
犬夜叉「なんだてめえらか」
弥勒「犬夜叉、知り合いか?」
犬夜叉「ああ、さっき話してたやつらだ」
弥勒「ほう、この方達が」
珊瑚「でも、犬夜叉の話では別な世界にいるんだろう?なんでここに?」
かごめ「井戸から来たの?」
新八「あ、さ、さっきぶりです」
銀時「あのー…ここってやっぱその…」
かごめ「戦国時代よ」
銀時「…」
新八「…」
銀時「やっぱりィィイイイ!何この展開!何この展開ィィィイイイイイ!!こんな世にも奇妙な冒険求めてねーんだよ!」
新八「ええェェェエエエエもうなんですかお約束ですか!なんの漫画ですかこれェェェエエエエ」
神楽「タイムスリッパしたアル!初めてアル!!」
桂「リーダー、タイムスリップだ」
今日5時起きだから寝ます
今日~明日で完結する
途切れ途切れでごめんね
おやすみ
豆しば「ねぇ知ってる? 品質はデータ用と全く同じなのに、
JASRACへの補償金が上乗せされてるんだよ」
毎日ひとつ~
ま~め知識 ランランラン♪
豆しば「ふひひwwwwwwww」
かごめ「ね、どうやって来たの?やっぱり井戸?」
銀時「い、いや~その…なあ?」
新八「そ、そうですね、まあ井戸というかなんというか」
かごめ「?」
神楽「こいつら神社の階段から転げ落ちたアル」
銀時「てめっ元はといえばてめーが俺達を道連れにしたんじゃねーか!」
神楽「私は転んでないネ、銀ちゃん達が勝手に勘違いして落ちてったアル!」
銀時「そんな命懸けな勘違いするかァァァアアアアア勘違いで階段から落ちるってどういうことだよォォオオオ」
桂「今回はリーダーの負けだ、俺が見ていた」
銀時「そんでなんで見ていただけのやつまでご丁寧に一緒にここにいんだよ!」
珊瑚「お、面白い人達だね」
かごめ「うん、ちょっとね」
?「その声は…銀さん?おーい銀さーん」
銀時「あ…?」
新八「ぎ、銀さん呼ばれてますよ」
銀時「おいもういいよめんどくせーよなんだよもう次から次へと」
神楽「銀ちゃん、そこの井戸の中から聞こえてくるヨ」
銀時「おいもう井戸いい加減にしろよほんともう井戸」
?「銀さーん!あれ、聞こえないのかな…おーい銀さーん」
新八「求められてますよ銀さん」
神楽「早く行ってこいヨ」
?「銀さーんぎーんさーーん」
銀時「嫌だよ井戸の中から呼ぶやつは大抵めちゃくちゃこえーんだよ」
桂「俺にはとても霊や化け物の類とは思えんが」
銀時「おいなんでサラッと言っちゃうんだよわざとぼかして言ってんのにやめてよ」
?「ぎーんさーん」
神楽「ほら、ご指定アル銀ちゃん」
?「おーい銀さ」
銀時「うううるせェェェェエエエエエ!!」
支援
>>94
銀魂×ローゼンkwsk
>>351
銀時「ヤクルトなんざイチゴ牛乳の足元にもおよばねーよ」
みたいなタイトル。超面白い
ちなみにハルヒとのクロスの
銀時「曜日で髪型変えんのは俺へのあてつけかなんかか?」
ってのも上記と同じ作者らしい。こっちも最高
?「ちょっとこっちきて手貸してくれー」
銀時「どうしよう俺片腕持って行かれちゃうどうしよう新八お前見てこいよ眼鏡なんだから」
新八「なんで僕なんですか、嫌ですよ!」
?「銀さーん」
銀時「わかった、じゃあせーので見ようせーので」
新八「あーもうわかりましたよ」
銀時「せーの、でだかんな。せーのじゃねーぞ、せーの、はい!だかんな!」
新八「めんどくせ!ひどくめんどくせ!!」
銀時「いくぞ、せーのっ」
新八「…あれ?ってなんでェェェエエエエエエ」
銀時「何?何がいたの?」
新八「ちょっ銀さんあれ…ってお前裏切ったなァァァアアアアアアなんでちょっと遠くにいんだよォォオオオ!!」
銀時「ちげーよちょっと忘れ物しただけだ」
新八「忘れ物ってなんですか!脳みそですか!!」
銀時「で、何がいたって?」
新八「あの…なんか長谷川さんみたいな感じの人がいました」
銀時「あ?どれ……なんでてめーがそこにいんだァァァアアアアアア」
マダオ「べふぅッ!!ちょ、石投げんなってうおッ」
犬夜叉「なんだ?知り合いか?」
新八「ま、まあそんな感じです…」
神楽「マダオのせいでまたお腹減ったアルちくしょー」
かごめ「とりあえずここにいてもなんだし、楓ばあちゃんのところに行こう」
かごめ「ここよ」
新八「すごいですね、テレビでしか見たことないですこんな風景」
桂「ああ」
かごめ「楓ばあちゃん、さっき言ってた人達が来たの」
楓「ほう、入れ入れ」
新八「お、お邪魔します」
妙「あら新ちゃん」
新八「姉上ェェエエエエ!?」
弥勒「これはお美しい…!野郎ばかりだと思っていたらまさかこのような美しい方に出会えるとは」
犬夜叉「なんだこいつ急に元気になったぞ」
珊瑚「ほ、法師様…」
弥勒「貴女に出会えたのは運命かもしれない、私の子を…産んでくれないか」サワサワ
妙「新ちゃん、これとそちらの方は?」バキバキ
弥勒「ぐぁ…!」
珊瑚「珊瑚です。新八君のお姉さん?」
妙「ええ、そうよ。私は妙、よろしくね珊瑚ちゃん」
弥勒「も、申し遅れました、私は」
妙「かごめちゃんこんにちは、お邪魔してます」
かごめ「こんにちは、また会えて嬉しいわ。どうやってここに?」
妙「それがわからないの。うたた寝してて起きたらあっちの森に」
新八「そこから自分でここまで?」
妙「ええそうよ。優しいおばあちゃんでよかったわ」
楓「はっはっは、何を言う。当然のことをしたまでだ」
新八「桂さんがいなかったら僕達いまだにあそこでしたね…」
銀時「で、なんでお前だけちゃんと井戸にいたんだよ」
マダオ「いやもうなんか消えちゃおうかなと思ってフラフラしてたらあの神社の井戸が光ってて、どうにでもなれって飛び込んだら…」
新八「ちょっ長谷川さんそれ自殺未遂ィィイイイイイ」
銀時「おいおいおい死んだら女房に会えなくなんぞ」
桂「長谷川殿、それもこれも天人が支配するようになったこの世の中が悪いのだ。我らと共n」
銀時「心の隙につけこんでテロリストの勧誘すんなァァァアアアアアア宗教かてめーらは」
新八「犬夜叉さん達はここで暮らしてるんですか?」
犬夜叉「まあそうだな。でもしょっちゅう旅してるからここにいることの方が少ねえ。今だって出ていく途中だったしな」
かごめ「違うでしょ!私は帰るの!」
犬夜叉「だーからダメだっつってんだろ!てめえがいねえとどうしようもねえだろうが!」
かごめ「2、3日待つだけだもん、そのくらい我慢できないの!?」
犬夜叉「できねえ!」
新八「あ、あの…ケンカの途中だったんですか?」
珊瑚「うん、かごめちゃんはテストっていうやつのために国に帰る必要があるんだけど、それを犬夜叉が」
新八「かごめちゃんがいないと嫌なんですか」
珊瑚「四魂のかけらの気配を感じられるのはかごめちゃんだけだから。…でもまあそれもあるかな」
弥勒「犬夜叉もああ見えて寂しがりやだからなあ」
犬夜叉「聞こえてんぞてめえら…!」
かごめ「とにかく!私は帰るからついて来ないで」
犬夜叉「なっおい!」
かごめ「珊瑚ちゃん弥勒様、お願いね」
珊瑚「うん、いってらっしゃいかごめちゃん。頑張ってね」
犬夜叉「おいこら!離せ!」
弥勒「暴れるな犬夜叉」
かごめ「すぐ戻ってくるからー!新八君達もまたあとでねー!」
犬夜叉「おい!!」
新八「テスト頑張ってくださいね」
珊瑚「いつもあんな感じなんだよ、犬夜叉」
銀時「飼い主に懐きすぎる犬だな」
弥勒「ええまさに」
犬夜叉「うるせえ!!」
犬夜叉「風の傷!」
弥勒「風穴!」
珊瑚「飛来骨!」
かごめ「おすわり!」
銀時「ももパーーーンっ!!」
新八「どうします銀さん、3日もこっちにお邪魔させていただくわけには…」
銀時「そうだな。井戸から出入りできるんじゃね」
新八「そうか!井戸の方に行ってみましょう」
珊瑚「もう帰っちゃうの?」
新八「あ、いや違います!行き来できるか確認した後すぐに戻ってきます!」
銀時「むっつりだなお前」
妙「新ちゃんたら」
銀時「井戸に飛び降りるっつうのも勇気いるもんだな」
新八「そうですね」
神楽「お前が先行ってみてこい」
マダオ「ええ!俺!?」
桂「頼んだぞ長谷川殿」
銀時「てめーさっき死にたがってただろさっさと行ってこい」
マダオ「ちょ、ま、うわァァアアアア」
銀時「…行ったか」
新八「は、長谷川さーん?」
妙「中に誰もいないわね」
神楽「マダオー」
桂「…どうやら成功したらしいな。では俺達も行くか」
銀時「よし、じゃあ俺から行くからついてこいよ」
新八「こういうときはすすんで行くんだ」
妙「気をつけてね銀さん」
銀時「よっ、と!」
神楽「よし、次私アル。ほっ」
銀時「うわ、ちょ待て神gぐがッ!!」
神楽「あり、銀ちゃんなんでまだいるネ」
新八「だ、大丈夫ですか二人とも!」
桂「どういうことだ?」
銀時「わかんねーよなんで戻んねーんだよっつーかどけよクソガキ」
桂「俺がやってみる」
銀時「は?ちょ、待ておいヅrへぶッ!!」
新八「ぎ、銀さん!」
桂「たしかに江戸に戻らないな」
神楽「どういうことアル」
桂「長谷川殿は戻れたようだが…」
銀時「とりあえず人の上で議論すんのやめてくんない」
新八「なんでだろう…とりあえず三人共に上に戻ってきてください」
銀時「で、なんであのおっさんが通れて俺達はダメなんだ?グラサンかけてないから?」
妙「定職に就かずにふらふらしてる人しか通れないのかしら」
新八「姉上、それひどいです」
桂「しかし少々都合が悪いな、明日は重要な会合があるんだ」
銀時「テロリストの会合自体が住民にとって都合悪いだろーが」
新八「とりあえず珊瑚さんのところに一旦戻りましょう」
>>390
定春ぅぅぅ!散歩の時間だぁぁぁぁ!
はいぃぃぃぃ次ぃぃぃぃぃ!!
見せてやるぜ…これが俺の…卍・塊!!
俺が覚えてる限りのゲームでの銀さんの必殺技
後ヅラはマダオの事長谷川さんて呼ぶ
妙「ここにきた時みたいにうたた寝すればいいのかしら」
銀時「じゃあ俺達は階段が転げ落ちないと帰れないのか勘弁してくれ」
桂「そうと決まったわけではないが、その可能性も否定出来ないな」
妙「どうすれば…あら?何か…」
?「妙ちゃん危ない!!」
妙「えっ…き、キャァァアアア」
ザシュッ
妖怪「ぐああ…!」
妙「!?」
>>398
そうだったごめんありがとう
弥勒って犬夜叉と珊瑚以外には敬語だっけ?
妙「ここにきた時みたいにうたた寝すればいいのかしら」
銀時「じゃあ俺達は階段から転げ落ちないと帰れないのか勘弁してくれ」
桂「そうと決まったわけではないが、その可能性も否定出来ないな」
妙「どうすれば…あら?何か…」
?「妙ちゃん危ない!!」
妙「えっ…き、キャァァアアア」
ザシュッ
妖怪「ぐああ…!」
妙「!?」
新八「きゅ、九兵衛さん!?」
妙「九ちゃん!」
九「大丈夫か、妙ちゃん」
銀時「なんでお前までここに…つーかなんだこいつは」
桂「どこから出てきたんだ」
新八「姉上、怪我とかありませんか」
妙「大丈夫よ。ありがとう九ちゃん」
新八「あの、これってもしかして…かごめちゃん達が言ってる、よ、妖怪…?」
銀時「…」
神楽「よ、妖怪なんて怖くないアル」
銀時「お、おおお俺だって怖くもなんともねーぞ」
神楽「嘘付きは泥棒の始まりアル」
妙「九ちゃん、銀さん!何か来るわ!」
銀時「えっなに、妖怪?」
九「何も見えないぞ、妙ちゃん」
銀時「おいおいおいなんだよおどかすなよ」
妙「違うの、何か感じるの。何かが来るわ」
銀時「何が来るんだよ」
九「…いや、何か来た…!」
銀時「どこだよ…ってうわー…」
桂「どうやらこいつの仲間のようだな」
新八「あわわわいっぱい来ましたよどうします銀さん!」
銀時「何あいつら怖!気持ちわる!!」
神楽「なんかぬるぬる動いてるネ、気持ちわり」
桂「死んだふりをするんだ、リーダー」
神楽「おお!ナイスアイディアだヅラ!」
銀時「ちょ、ふりどころじゃなくなりそうな勢いなんですけど」
九「妙ちゃんは僕が守るから安心して」
新八「き、きたァァアアアア!!ええええちょっと僕武器とか持ってないんですけどええええええ」
九「新八君、これを」
新八「これってさっきまでこの妖怪持ってたやつじゃないですか!妖怪の遺品って怖いですよ!!」
銀時「ちくしょォォォオオオ」
ザシュッ
銀時「うお!意外と普通にダメージ受けるんだな!」
桂「ならば天人と変わらんな」
銀時「ああまったくだ」
桂「さっきまで膝が震えていた男が何を言う」
銀時「うるせー天人狩りなら任せと、けッ!っと」ドガッ
桂「ふん」ザシュッ
新八「はあ…はあ…結構やりましたね…!」
桂「残りはあと数匹か」
銀時「一匹めちゃくちゃ動くんだけど!他のやつより強いんだけど!」
妙「銀さん、太ももよ!あの真ん中にいるやつの太ももを狙って」
銀時「ああ?どうしたってんだよ急に」
妙「あいつの左太ももを狙って」
九「わかった」
銀時「えっ何、なんで左太もも?」
九「チッ、うまく狙えん」
新八「すばしっこい上に力強いですね、さすが妖怪…」
銀時「左太ももに何があんだよ、なんであんなきったねえ太もも追い掛けなきゃなんねーんだ!」
妙「何か光ってるの、多分あれが力を与えてるんだわ」
新八「あれっそれってもしかして…!」
神楽「あいつらの言ってる四魂のかけらってやつアルか!」
銀時「おいおいマジかよそれってヤバいんじゃねーのどうやって取り返すんだよ」
仙人「ふふふ…ふははははは!選ばれしもの共よ、今こs」
銀時「おいなんだてめー勝手に語りかけてくんな」
仙人「ちょ、聞いて、今こそ我より受け継ぎし必さt」
銀時「何も受け継いでねーよ勝手に語りかけてくんなっつってんだろ誰だてめー」
仙人「…ゴホン、ゲホッせんにんゲホガハ」
銀時「ゲホゴホいや誰だよゲホゲホ」
仙人「ゲホゴホ仙人ゲホッゲホッ」
銀時「ガハゴホもっかいゲホッ言ってくださいゲホゴホ」
仙人「ゲホッだからゴホゴホ洞爺湖仙人ガハゲホゲホ」
銀時「ゴホゴホえ?ガハゴホ千人?ゲホゴホ」
仙人「ゲホゴホ何このデジャヴュゲホガハゴホ洞爺湖!ガハッ仙人!ゲホゴホゲボルゴゲェェエエエエ」
銀時「なんだてめー」
桂「おい、やつが太ももを気にしだしたぞ」
新八「ほんとだ!ちょっと隠そうとしてる!頑張って服引っ張って隠そうとしてる!」
銀時「ちくしょーてめーがやっても興奮しねーんだよォォオオオオ」
新八「あっ銀さん!」
銀時「喰らえェエエ!」
桂「銀時!」
銀時「もも…パァァアアアン!!」
妖怪「ぐぉああああ!?」
新八「えー…」
犬夜叉「おいお前ら無事か!!」
新八「犬夜叉さん!」
珊瑚「妖怪…だよね?これあんた達が倒したの?」
新八「は、はい」
弥勒「なんと」
新八「あ、なんかあの妖怪四魂のかけら持ってるみたいです」
犬夜叉「なに!?」
新八「姉上が見つけたんです。太ももにあるって」
珊瑚「妙ちゃんが…?」
つ
ごめん軽い検査入院してた
完結まで書きます
犬夜叉「…で、四魂のかけらはどこにあんだよ」
妙「これ?」
弥勒「妖怪の障気が一瞬にして清められた…」
珊瑚「妙ちゃんって…何者なの?」
妙「えっと…」
銀時「ただの暴力キャバ嬢でしかねーだろ」
妙「ふふふ」ゴンッ
銀時「ずびばぜんでじだ」
弥勒「犬夜叉、かごめ様が帰ってくるまでの数日はこの方たちにご同行願ってみてはどうだ」
犬夜叉「ああ!?数日くらい待てねえのかてめえは!」
弥勒「言ってることが先程と矛盾しているぞ。隣の村の件はたしか急ぎだったのではないのか?」
珊瑚「妖怪に村を荒らされてるとかなんとか」
弥勒「早く助けに行かないと最悪の事態になるぞ」
犬夜叉「俺達は人助けのために旅してんじゃねえ!」
弥勒「何を今更」
珊瑚「四魂のかけらがあるかもしれないよ」
犬夜叉「…かごめがいねえとあるかどうかわからねえだろ」
珊瑚「妙ちゃんにもわかるみたいだ」
弥勒「それに先程の戦いぶりを少し見ただろう、すぐに終えて帰ってこれる」
犬夜叉「…」
弥勒「犬夜叉」
犬夜叉「ちっ、勝手にしろ!」
弥勒「すみません」
桂「なんだ」
弥勒「我々はこれから隣の村に妖怪退治に参るのですが、ご同行願えませんか?」
桂「俺達がか」
弥勒「はい、先程の戦いには目を見張りました。是非とも手助け願いたい。もちろんタダでとは言いません」
新八「最後ももパンでしたけど」
桂「しかし我々も妖怪など初めて相手にしたもので、正しい退治の仕方などは何もわからんのだが」
弥勒「いえ、先程ので充分すぎるです」
新八「でも、僕たち邪魔になるんじゃ…」
珊瑚「そんなことないよ、むしろ大助かりさ」
弥勒「どうか。犬夜叉もああいってますし」
犬夜叉「ふん」
銀時「全力で拒否ってんぞ」
このSSまとめへのコメント
続き書いてください
面白いです!
奈落や分身出てきてほしいです。
すいませんが、続き読みたいのですが、
続き書いてください!お願います
続き見たいです❗
マジで面白いです! 続きよろしくお願いします!
弥勒役の辻谷さんのご冥福をお祈りします。