京介「桐乃を無視し続けたらどうなるか」(1000)
その場合桐乃も京介を無視するから話にならないであろうことが予想できる
スネ夫「爆弾設置には最低でも三人は必要・・・」
ジャイアン「俺は行くぜ!ここで引いたら男が廃るってもんだぜ!」
のび太「そそそそそうだ!僕だって男だ!やる時はややややるんだぞー!」
しずか「フフッ、のび太さん足が震えてるわよ?」
スネ夫「ママのためにも、グスン、僕もやるよ!」
ジャイアン「おしっ!!!!みんなで、すべてに決着をつけにいこうーーー!!!」
ブルルルルルルルル
バシッ!ドッスーン!
のび太「痛っ、なにすんだよ!」
ジャイアン「・・・ただしのび太お前はダメだ、お前には俺の妹を幸せにする義務がある!!!
・・・ジャイ子を、ジャイ子を頼んだぞ・・・今だスネ夫!出せ!!!!!」
ブルルルルルルルル
のび太「待って"よ"!み"んなどお別れな"んて嫌だよ"っ!!!僕も乗ぜでよ"ーーーー!!」
スネ夫「悪いな、この車は3人乗りなんだ」
のび太「・・・バカヤローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
京介「ただいま」ガチャ
桐乃「!」
桐乃(来たっ!)
桐乃「おっそい!あんた、この前貸したゲームまだクリアしてないでしょ!その辺ふらついてる暇あったら早くゲームやんなさいよ!」
京介「…」
桐乃「ちょっと、返事が聞こえないんだけど?」
京介「…」スッ
桐乃「…え…?ま、待ちなさいよ!」ガタッ
京介「…」
桐乃「はぁっ!?何シカトこいてんのよクソ兄貴!!」
京介「…」ガチャ
桐乃「…何よ…」
パタン
桐乃「…」
桐乃「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
桐乃「ムカつくムカつくムカつくムカつくっ!!」
桐乃「何アイツ、何様のつもりよ!!あたしがせっかく話かけてやったっつうのに無視!?ばっかじゃないのっ!?」
桐乃「はぁっ…はぁっ…」
桐乃「チッ…気分悪い…」
桐乃「…それにしても…」
桐乃「…今までこんなこと無かったはず…」
桐乃「…心当たりも全く無いし…」
桐乃「…」
桐乃「…ちょっと探り入れてみよう」
桐乃とハルヒが一緒になったら毎日が面倒くさそうだよな
ガチャッ
京介「…」チラッ
桐乃「ちょっと、あたしのノーパソ返して欲しいんだけど!」
京介「…」
桐乃「聞いてんの!?ノーパソ返せっつってんでしょ!!」
京介「…チッ…」
桐乃「っ!な、何よ、なんか文句あんのっ!?」
京介「…」
桐乃「無視すんなぁっ!気に入らないことあんなら言えばいいでしょ!?ほらっ!言ってみなさいよ!!」
京介「…」
桐乃「~~~~っ!!」
桐乃「もういいっ!死ねっ!勝手にしろ馬鹿兄貴!!」
バターン
~学校~
ハルヒ「はあ?早くしなさいよ!」
ハルヒ「そんなこともできないの?あんた馬鹿ぁ?」
~家~
桐乃「チッ、もういい」
桐乃「いいからノーパソ返してよ。早くしてくんない!」
毎日耐えれんだろな
桐乃「ふっざけんなっ!!」
桐乃「兄貴のくせに調子乗んな!!」
桐乃「アイツがその気ならいいわ、やってやろーじゃないの!」
桐乃「アイツとはぜっっっっったいに話してやらないんだから!」
桐乃「謝っても許してあげないし!」
メルル「ぴんぽーん!メールが届いたよ!」
桐乃「あっ、兄貴からだ…」 カチッカチッ
タイトル:・・・・
本分:(なし)
桐乃「えっ?えっ?」
京介「親父を無視し続けたらどうなるか」
明日提出のレポートが終わらんので誰か頼みます
無視されていたのは俺たちだったのか
桐野「綾瀬を無視し続けたらどうなるか」
黒猫「長年にわたり築き上げられた絆という城塞も、ほんの一時の不信感から崩落する……」
京介「えーと、つまり?」
沙織「親友や幼馴染みにわざと冷たくあたって、その絆を確かめよう、という訳でござるな」
桐乃「じゃあアンタ、あの地味子をひたすら無視しなさいよ」
京介「麻奈美を?」
黒猫「ならば貴女は、オタクへの偏見にまみれたあの女で試してみるべきだわ」
桐乃「綾瀬を?」
沙織「絆の強さで勝負でござるな。より長い間、その方を無視し続ける事ができたら、欲しいものを何でも一つプレゼントするでござるよ」
つまり、こういう事か。
黒猫「長年にわたり築き上げられた信仰という名の城塞も、ほんの一時の不信心から崩落する……」
京介「えーと、つまり?」
沙織「これまで控えていた一般人の親友や幼馴染みを勧誘して、その信仰を確かめよう、という訳でござるな」
桐乃「じゃあアンタ、あの地味子を学会に勧誘しなさいよ」
京介「麻奈美を?」
黒猫「ならば貴女は、創価学会への偏見にまみれたあの女で試してみるべきだわ」
沙織「信心の強さで勝負でござるな。より多くの新規入信者を獲得する事ができたら、板まんだらを一つプレゼントするでござるよ」
京介「そうかそうか」
京介「黒猫を無視し続けたらどうなるか」
最初は闇の契約が~とか黒の眷属が~とか電波撒いてるけどスルーじゃなくてガチで無視されてるって分かってぐじゅぐじゅ泣きながら意味もなく謝る黒猫が見たい
田村家祖母「おじいさんを無視し続けたらどうなるか」
沙織{きりりん氏の機嫌が悪い?}
京介「ああ、しかももの凄く、だ。何か知らないか?」
沙織{拙者もきりりん氏とはそこまで連絡を取り合っておらぬゆえ何も……京介氏の方に心当たりは?}
京介「全く無い」
沙織{ふむむ……では京介氏、きりりん氏がどういう風に機嫌が悪いのかを教えていただいても?}
京介「いつも通りだよ。出会い頭にすねを蹴ってきたり、『死ね!』とか『ロリコンキモい』とか言ってきたり」
沙織{ほうほう、京介氏はロリコン、と……めもめも}
京介「メモるな!!」
沙織{うーむ、何か気に触るようなことでもしたんでは?}
京介「そうは言っても、俺はいつも通り過ごしてただけだぞ」
沙織{謎が謎を呼ぶとはこの事でござるな。ふむ、京介氏}
京介「なんだ?」
沙織{とりあえず、今日一日の行動について教えてもらってもよいでござるか?}
京介「別にいいけど……本当に何も無いぞ」
―― 夕方
桐乃「ただいまー」
京介「えーっと……知・ら・ね・ぇ・よ、っと。送信」
桐乃「……ただいま」
ピロリロリン
京介「返信早っ!」
『from 黒猫
件名 Re.Re.Re.Re.Re.Re.Re.
本文 知らないんじゃない。貴方はまだ気付いていないだけ
いつか貴方にも分かる筈よ、世界の真理はすぐそこにあるという事が……』
京介「またわけのわからん返信が……」
ドゴッ!
京介「痛っ!! い、いきなり何を!!」
桐乃「……ふん」
――
―― 晩
親父「食事中に携帯を弄るな」
京介「ああ、悪い」
『to 黒猫
件名 悪いけど
本文 飯食ってるからメールはまた今度な』
京介「よし、送信!」
ピロリロリン
『from 黒猫
件名 Re.悪いけど
本文 もう少しだけ』
京介「……」
親父「京介」
京介「分かってるよ。電源切っとく、これでいいだろ」
母親「熱心ねぇ。彼女?」
京介「いや、なんていうか……その、後輩みたいな感じの奴、かな」
母親「へぇ、どんな子なの? 可愛い?」
京介「とにかく変わってる奴だよ。黒猫っていって……」
ガタン!
桐乃「……ごちそうさま」
母親「あら、もういいの?」
―― 夜
京介「ふぃー……これでこのルートはCGコンプ。後は二人のBADルートか……」
ガチャ
桐乃「……」
京介「……な、なんだよ。見ての通り渡されたエロゲーは進めてるぞ」
桐乃「アンタさ。何勘違いしてるか知らないけど、現実でそういう趣味に走るのはやめなさいよ」
京介「……なんだよ、いきなり」
桐乃「いいから黙って聞け! いい? アンタがもし実際に中学生に手を出したらそれはただの犯罪なの! わかる!?」
京介「言われなくても分かってるよ」
桐乃「ふん、どうだか。可愛い可愛い黒猫ちゃんからのメールに鼻の下ダラダラ伸ばして返信してるくせに!!」
京介「伸ばしてねぇよ。つーか、なんだよ、いきなり部屋に入ってきて文句って」
桐乃「とにかく!! 二次はともかく三次のロリコンはただの犯罪! いい? 三次のロリコンなんて、精神病患者で、犯罪者で、ホンットにどうしようもないクズ人間なの!
もし、三次の中学生相手に欲情したりしたら3回……ううん、5回は殺すから」
京介「へーへー。言われなくても分かってるよ」
桐乃「……ふん」
バタン
京介「なんなんだよ、一体。機嫌悪いのか?」
――
京介「ってな感じで」
沙織{ヤキモチでござるな}
京介「……は?」
沙織{きりりん氏はきっと、黒猫氏に兄上を取られるのが嫌でヤキモチを焼いてるんでござるよ!}
京介「桐乃が? 俺を取られるのが嫌?」
沙織{うむ!}
京介「……あのなぁ。人の相談ってのは真面目に」
沙織{おやおや、京介氏。もしや拙者がなんの根拠も無しに言っているとでもお思いで?}
京介「違うのかよ」
沙織{ふっふっふ。拙者を見くびってもらっては困りますなぁ! 拙者、憶測で物を言った事は一度もないでござる!}
京介「……一応聞くけど、根拠は?」
沙織{女の勘}
京介「よし、電話切るぞー」
沙織{わわわ! 京介氏、冗談、冗談でござるよ!}
京介「俺の親父がこんなに可愛いわけがない!」
こっから
桐乃の機嫌を取るため桐乃を贔屓→黒猫無視
ってのをやりたかったが俺には荷が重すぎた
それもこれもバジーナが可愛すぎるのがいけない
桐乃が留学してたりすると無視させにくいから中学時代の設定で行ったけどやっぱ高校生黒猫のが良かったみたいだね
夜通し
黒猫「だから、今度も手伝ってもらえたら嬉しいなって......」
京介「............」
黒猫「......ちょっと先輩?ちゃんと話を聞いているの?」
京介「............」
黒猫「...どうしたの?どこか具合でも悪いのかしら?」
京介「............」
黒猫「......もしかして私をからかっているつもり?やめておきなさい、時間の無駄よ。あくまで一介の人間の貴方が闇の眷族であるこの私を弄ぼうなんて考えないことね」
京介「............」
黒猫「............」
京介「............」
黒猫「あの......
京介「じゃあ俺、家こっちだから」
黒猫「え、あ...うん。......また明日」
早く誰か書いてくれよ
桐乃「はぁーほんとにアイツどうしたんだろ、今までこんなことなかったし。」
桐乃「もしかしたら今日何か怒らせること言ったのかも・・・」
桐乃「そうよだから無視なんて」
桐乃「明日になったら許しくれるかな」
桐乃「寝よ・・・」
翌朝
桐乃「おはよう!」ニコッ
京介「・・・おはようお袋って今朝も鮭かよ・・・」
母「文句言わない!ささっと食べちゃいなさい」
父「そうだぞ。桐乃も早く席に着きなさい」
桐乃「…うん」
桐乃「ねえ、人生相談があるんだけど」
京介「……」
桐乃「ねえ」
京介「……」
桐乃「ねえ、聞いてるの?」
京介「……」
桐乃「ちょっとアンタ、聞こえてんでしょ!」
京介「……」
桐乃「何なのよ!何シカトこいてるわけ!!!?」
京介「……」
桐乃「もういい!!!」
京介「……」
桐乃「……」
京介「……」
桐乃「ちょっと……」
京介「……」
桐乃「ね、ねえ、」
京介「……」
桐乃「……うう……」(グスン)
京介「……」
何これ、面白い
なので書いてみた
桐乃「ねぇ、ちゃんとシスカリやったの?」
京介「…」
桐乃「ちょっと!何シカトしてんの!!」
京介「…」
桐乃「何よ、その目!!」
京介「…」
桐乃「マジ、意味わかんない、キモッ」
京介「…」
桐乃「あーもー、何が不満なワケ!?
あたしがあんたになんかした?」
京介「…」
京介「…あっそ、もういい!!」
~夕飯にて~
京介「いただきます」
桐乃「…いただきます」
佳乃「どうぞ、召し上がれ」
大介「京介、最近勉強のほうはどうだ」
京介「まあまあかな」
佳乃「何がまあまあよ、最近は遊んでばっかじゃない」
京介「遊びながらも暇を見つけて勉強してんの」
佳乃「どうだか…」
大介「くだらんことばかりしてないでたまには勉強しろ」
京介「…へいへい」
佳乃「少しは桐乃を見習ったらどうなの。ね、桐乃」
桐乃「!?」
桐乃「そ、そうよ。あたしなんか部活に仕事もしてるのにテストでは毎回上位をキープしてるのよ
なのに部活もしてない、バイトもしてないあんたがなんで成績伸びないのか不思議で仕方ないわ」
京介「…」
桐乃「ほんとのこと言われて言い返せないワケ?ダッサ」
京介「…」
桐乃「悔しかったら言い返してみれば!?」
京介「…」
京介「…ごちそうさま」
佳乃「あら、もういいの?」
大介「どこへ行く」
京介「勉強するに決まってんだろ」
佳乃「桐乃、いくら事実だからって言い過ぎじゃない?
そうとうこたえてたわよ」
桐乃「…」
~高坂家2階廊下~
桐乃「あーあ、ほんとどうしようもないわね
あんだけ言われて言い返せないとかホントに男かっつーの!!」
桐乃(こんだけ煽れば言い返してくるわよね…)
京介「…」
桐乃「変態ドM野郎には何言っても無駄ね。あー、キモキモ」
京介「…」
桐乃「っ!!」
バタンッ!
桐乃「ホントに何!?あの態度!ずっとシカト決め込んじゃってさぁ
あー、イライラする、イライライライライライラ
マジ、ムカつく!!!!!!」
>>217
黒猫『そう……、じゃあここ2,3日ずっと口きいていないの?』
桐乃「うん……」
黒猫『理由はわからないのかしら?』
桐乃「うーん……」
黒猫『わからないのね?』
桐乃「うん。」
黒猫『どうせあなたがロリコンとか言って怒らせたんじゃなくて?』
桐乃「そ、そんなこと言ってないわよ……!」
黒猫『だったら何故あなたのお兄さんは無視するのよ。あなたが怒らせた以外考えられないんだけど?』
桐乃「怒らせたって……」
黒猫『本当に心当たり無いのね?』
桐乃「だからそうだって言ってんじゃん!わかんないわよ!」
黒猫『そう、じゃあ私があなたのお兄さんに聞いてみようかしら?』
桐乃「うん。」
――
黒猫「ねえ、先輩。あなた最近妹と喋っていないみたいね?」
京介「……」
黒猫「理由を聞いていいかしら?」
京介「何でもねえよ」
黒猫「……。あなたは嘘をついているわね。」
京介「……」
黒猫「あなたが理由もなくあの妹と口をきかなくなるわけ無いでしょう?」
京介「お前に何が分かるんだよ」
黒猫「わかるわよ。」
京介「……」
黒猫「あなたの妹があなたの事を考えている位にはわかっているつもりよ」
京介「それって何も(ry
黒猫「ふんっ、とにかく、理由を言ってごらんなさい?楽になるわよ」
京介「……」
「あいつに……桐乃に彼氏が出来たみたいなんだ……」
黒猫「……え?」
京介「今度その彼氏を家に連れてくるらしい」
黒猫「そ、そうなの。」
京介「なあ黒猫、あいつに彼氏がいたなんて知ってたか?」
黒猫「私は聞いたことないわね」
京介「だよな……」
黒猫「ただ、あの子に彼氏がいても不思議じゃないわ。かなりモテると知ってはいたけど」
京介「ぅぅぅ……」
黒猫「ねえ先輩、妹を無視し続ける理由って……」
京介「うっ!」
黒猫「はあ、つまり妹に出来た彼氏が気になってずっと無視し続けてたの?」
京介「ああ……」
黒猫「あなたって本当にシスコンね(プークスクス」
京介「わ、悪いかよ///!!」
黒猫「(プププ」
京介「///」
黒猫「で、気になっているけど聞けない、と?」
京介「ああ、そうだよ」
黒猫「ズバッと聞いてみたらいいじゃない。こうして悩んでいてもどうしようもないでしょう?」
京介「それが出来たら苦労しねえよ」
黒猫「あなたの妹はあなたに無視され続けてどういう気分かしら?あの子は自分が原因じゃないかと酷く落ち込んでたわ」
「あなたがウジウジ悩んでいる間あの子も悩んでいたのよ?」
京介「そうなのか……桐乃はそんなに……」
黒猫「ええ、だから思い切って聞いてみることね」
京介「よし、わかった」
「今夜桐乃に聞いてみるわ」
黒猫「頑張ってね。シスコンのお兄さん(笑)」
京介「ぐぬぬ」
――
ガチャッ
京介「……おい」
桐乃「!!」
「な、何よ!!勝手に入らないでよ!!」
京介「あ、あのさあ……お前って、この間彼氏がいるって言ってたよな?」
桐乃「え、ああ……うん」(ドキドキ)
京介「どんな奴だ?」
桐乃「はあ?何であんたに会わせなきゃいけないわけ?」(ドキドキ)
京介「い、いいだろその位」
桐乃「……プッ」
「あんた、それをずっと気にしてたの?(プププ」
「それでずっと私をシカトしてたわけ?」
京介「だって……」
桐乃「プププププププアーーーハッハーーーーァァァwwwwwwマジワロスwwww釣られてやんのーーーーwwwwwwwwwww」
京介「笑い過ぎだろ……何が面白いんだよ!」
桐乃「だってだってぇwwぜぇーんぶ嘘なんだもんw」
京介「は?」
桐乃「彼氏なんて嘘嘘ー♪私に彼氏なんていないよw」
京介「マジか……?」
桐乃「うん」
京介「じゃあ何で嘘ついたんだよ!」
桐乃「えっ、そ、それは……//」
京介「?」
桐乃「あんたの事が好きだからよ///」
京介「俺も好きだ///」
桐乃「じゃあつきあおっか」
京介「うん」
はいはい良かったね
地味子を無視するのは許さないよ?
あやせ「桐乃に手を出したらブチ殺しますから」
京介『ひとがここまでやってんのに何だこの態度は…やってられっかよ』
京介『もうこいつらにかかわるのは止めよう…人生相談とやらも終わりだ』
京介『俺は普通の生活がしたいんだよ。念のためにアドレスも変えとくかな』
~その後~
あやせ「お兄さんに『仲直りに協力してくださってありがとうございました。』ってメールしようかな・・・」
♪♪~~~
あやせ「え?『送信できませんでした 宛先を確認してください』…?」
あやせ「アドレスは…合ってる筈…だよね?桐乃に聞いてみようかな。」
桐野「アタシも今電話したんだけどあのバカ兄貴着拒してやがんのよ。アドレスも勝手に変えてるみたいだし…」
あやせ「そう…なんだ…わかったアリガトね」
あやせ「何でメアド変えたり、着拒したりするんですか?」
京介「……」
あやせ「ちょ、ちょっとお兄さん!?」
京介「……」
あやせ「あくまで無言を貫きますか……。 お兄さん、調子に乗るのもいい加減にしないと通報しますよ?」
京介「調子に乗る…だと……? おい、俺が調子に乗っているって言うのか?」
あやせ「え?(何か急に空気変わった?)」
あやせ「そ、そうですよ! 私が話しかけているのに無視したりして!」
京介「ふざけるのも大概にしろ、この糞ジャリがあああああああああああああああ!!!!!1!!1!」
京介「ぶち殺すどぉぉぉぉぉぉォォォ!!!!」
あやせ「…じゃあ明日直接会ってお礼言わなきゃ」
~翌日 高坂家前~
あやせ「何だろう…何か私緊張してきたな…でもちゃんとお礼言わなきゃ。」
あやせ「よし!覚悟決めてっと!」
京介「じゃあ行ってきまーす」ドアガチャ
あやせ「あ…」 京介「…」
あやせ「あ あの!お兄さん!!先日は仲直りに協力してくださってありがt」
京介「…チッ…」テクテク
あやせ「え?あの…お兄さん…?」
まで想像してニヤニヤしてた なんかゴメンナサイ
寝てた
>>233の続き書いたほうがいいかな??
~一時間後~
コンコン
桐乃「ねぇ…、入っていい?」
京介「…」
桐乃「…入るからね」
ガチャ
京介「…」
桐乃「…さっきはごめん、言い過ぎた」
京介「…」
桐乃「ちゃんと謝るから口きいてよ」
京介「…」
桐乃「ごめんなさい」
京介「…」
桐乃「ねぇ、何が不満なの?」
京介「…今日の授業のとこ麻奈美に聞いとこ」
トゥルルル…
桐乃「何勝手に電話してんのよ!話はまだ終わってないでしょ」
京介「あ、もしもし」
麻奈美『こんばんは~、京ちゃん。でどうしたの?』
桐乃「…」
京介「今日の数学寝てたからさー、やり方聞いとこうと思ってな」
麻奈美『授業寝るのは良くないけどちゃんと聞きにくることはいいことだね』
京介「そんな感じだから頼むわ」
麻奈美『いいよー、今日の授業は………』
京介「ふむふむ」
麻奈美『…によってそうなるんだよ』
京介「へー」
麻奈美『でも今までの応用だから京ちゃん真面目に授業受けてたから大丈夫だと思うよ』
京介「そっか、わざわざありがとな、麻奈美」
桐乃「!?」
麻奈美『いえいえ、どう致しましてー』
桐乃「地味子か…、あたしとは話さないのに地味子とは話すんだ!!」
麻奈美『ねぇ、京ちゃん?』
桐乃「全部地味子がいけないんだ」
京介「どうした麻奈美?」
麻奈美『桐乃ちゃんいるの?』
桐乃「あんたもあんたよ!あんな地味子の何がいいよの!!」
京介「なんで?」
麻奈美『いや声がするから…、しかもすごい怒ってる…』
京介「はぁ?何言ってんだ、桐乃が?俺の部屋に?いるわけねぇじゃん」
桐乃「!?」
麻奈美『でも声が…』
京介「気のせいだろ、麻奈美疲れてるんじゃないか?」
麻奈美『そ、そうかな』
京介「そうだよ、そうに違いない」
京介「だから今日は寝とけ」
麻奈美『じ、じゃあそうしよっかな…』
京介「そうしとけ、じゃあおやすみ」
麻奈美『あ、うん。おやすみなさーい』
ブツッ…ツーツー
京介「よりによってあいつが俺の部屋にね
ありえないでしょw」
桐乃「…」
京介「さーて勉強するかな」
桐乃「わかった、ごめん…」
バタン!
桐乃「………」
~一週間後~
桐乃「おかえり兄貴」
京介「…」
桐乃「まだシカトするんだ…」
京介「…」
桐乃「あたしあんたになんかしたかな?」
京介「…」
桐乃「してないよね?
じゃあなんでシカトすんの?」
京介「…」
桐乃「…うっ、シカトしないでよぉ!!兄貴ぃ!!」
京介「…」
桐乃「なんで…なんでシカトす…すんの…よ!!
い、今まで…み…みたいに話してよ!!」
京介「…」
桐乃「お兄ちゃん!!」
桐乃を自殺まで追い込むの希望
京介「…」
桐乃「…なんで…なんでなんでなんで…無視すんの…」
京介「…」
京介「…あ!」
桐乃「!?」
京介「沙織にこの前のゲームの感想言うの忘れてた…電話するか…。」
桐乃「…………。」フルフル
>>342
お前マジでツマンねー
――京介の部屋――
京介「…あはは!こんどうちに来てあそこの攻略方法教えてくれよ!」
京介「あぁ!わかった日曜日な!じゃ…」
京介「……妹を無視するのがこんなにも快感だったとは…最高だ…」
――京介の部屋の前――
桐乃「…お兄ちゃん」
>>343じゃぁてめぇが書けよゴミ虫
京介「…」
桐乃「すん…すん…」
京介「…」
桐乃「えーん!!なんでシカトするの、お兄ちゃん!!」
京介「…」
子供のように泣き叫ぶ桐乃。
それすらもシカトする俺。
この泣き声は部屋に戻った俺にも鮮明に聞こえた。
またこの日の事件は流石の桐乃にもこたえたらしい。
そして一週間けして話すことはなく桐乃はみるみる窶れていった。
>>347
邪魔なんだよカス
>>352ごめん
コンコンッ
桐乃「はいってますか?」
京介「……」
桐乃「はいってますか?」
京介「今出てる」
ちょっと所用で書けないからもう一人の書き手さん頑張って
麻奈実で書きためてみる。
>>369
や、やめろぉ!
それだけは! なんでもするからそれだけはやめてくれ!!
麻奈実自殺endがいいなぁ
地味子とかキモイし需要ないし面白くするには鬱にして殺すしかないよな
自殺END希望
駄目だまだ3000バイトしか溜まってない。
だれか1レスで終わるあやせnice boatでもいいから書いてくれ。
>>199の続き作ったけど需要ある?
ー黒猫宅
黒猫(......彼があんな態度を取るなんて始めてね......気のいい彼が突然口も聞いてくれないなんて......)
黒猫(......私の話がうっとおしかったのかな......いや、でも今までこんなこと......)
黒猫(...何か悩みでもあるのよね、きっと。今まで散々助けてもらったんだし、ここは私がなんとかしてあげないと...!)
prrrrr prrrrr prrrrr ...................
黒猫(......もう寝ちゃったのかな......)
ブリジット「かなかなちゃん、今日も一緒にお仕事頑張ろうねっ!」
加奈子「…」
ブ「えぇっと・・・かなかなちゃん?」
加「…」
ブ「グスッ…私かなかなちゃんに嫌われちゃったのかな…」
ブ「あれ?かなかなちゃんは?」
あ「…」
翌日ー教室
黒猫(自分から来るのは始めてね...周りの視線が気になるけど、今はそんな場合じゃないわ)
黒猫「せ、先輩、帰りましょう」
京介「............」
黒猫「その、先輩昨日から元気がないから、何かあるなr
京介「真奈実ー、帰るぞー」
黒猫「!」
真奈実「え?京ちゃん、今日は黒猫ちゃんと帰らないの?」
京介「......黒猫は今日は部活で忙しいそうだ」
黒猫「え...?」
真奈実「京ちゃんも同じ部活でしょ?一緒に行ってあげなよー」
京介「......その、今難しいところで、今日は俺役に立てそうにないから、先に帰ってて欲しいそうだ」
黒猫「え?あ、いや、そんなことn
京介「じゃあな、黒猫、ゲーム作り頑張れよ。真奈美、行くぞ」
真奈実「う、うん...じゃあ、また明日ね、黒猫ちゃん」
黒猫「あ.............」
ー部室
ガラッ
真壁「あ、こんにちは、五更さん」
三浦「おうっ、久しぶりだな五更」
黒猫「......こんにちは」
瀬菜「こんにちはってあれ?珍しいですね、今日は高坂先輩はいないんですか?」
黒猫「.........その......今日はちょっと忙しくて来れないって......」
真壁「そうですか、付き合い始めたばかりというのに放ったらかしだなんて、先輩も心ないですねえ...」
三浦「は?!あいつ付き合ってたの?!じゃあファナたんは?!ファナたんへの愛は偽りだったのかよ!!」
真壁「相変わらずアホですね、部長。一遍死んだらどうです?」
三浦「......まあ、それはともかく、今下の方で女と一緒に歩いてるのは正しく高坂じゃないか?」
黒猫「!」
真壁「また何を言って......って......あれ?本当に先輩ですね」
瀬菜「えー、もしかして浮気ですか?それともいい加減電波に着いてこれなくなって、早速ふられちゃったとか、なーんて」
黒猫「..................っひ......ふぇ.........」グスッ
瀬菜「えっ?!ちょ、ちょっとごめん、冗談だって!」
黒猫「.....ぇっ......うぁぁぁぁぁん」
ー黒猫宅
黒猫「...っ.........」ズズッ
黒猫(......完全に避けられてた......無視されてた......嫌われてた......)
黒猫(なんで?やっぱりこの話し方がうざかったの?それとも話の内容?そうよ、彼は元々ゲームやアニメとは無縁の人よ、一方的に此方の趣味を押し付けてきたんだから、嫌われるのも当然じゃない............)
黒猫(......どうしよう、謝って許してくれるかな......電話するのも怖いよぉ......)
黒猫「..........先輩............」グスッ
翌日ー教室
黒猫「先輩っ!」
京介「............」
黒猫「返さなくもいいから話だけでも聴いて!」
京介「............」スタスタ
黒猫「待って!」ガシッ
黒猫「私、貴方のこと何も考えてなかった!彼女になった後も痛々しいことばかり......」
黒猫「変な話し方もやめる...!ニメやゲームの話もしない...普通の女の子になるから............一緒にいさせてよぉ...!」
桐野を無視し続けた場合、以前の冷えきった関係に戻るだけじゃないの
ザワザワ............
京介「おい、こんなところで......!」
黒猫「ごめんなさい!ごめんなさい!......何でもするから......何でもするから嫌わないで!!」
京介「黙れ」
黒猫「!」ビクッ
京介「何でもするなら黙っててくれ。二度と俺に話しかけるな」バッ
黒猫「ま、待ってよぉ!置いてかないでぇ!」
黒猫「お願いだから......何でもするからぁ......」
黒猫「......先輩.....................
あやせ「お兄さんを無視したらどうなるか」
このタイプのSSはツンデレかヤンデレ相手のパターンが一番ニヤニヤできる
黒猫みたいな産廃は放置してあやせ編かもう一度桐野編やれ
俺「待たせたな」
黒猫「あなたは…?」
俺「君を迎えに来たナイトさ」
黒猫「素敵!結婚して!」
俺「あぁ」
~END~
・
・
・
「おいっ・・・・・黒・・・・・・・起き・・」
黒猫「......はっ」
京介「やっと起きたか......大丈夫か?随分うなされてたぞ?」
黒猫「...え?え?......ええ?」
京介「ゲーム作りもいいが、あんまり無理するなよ」
黒猫「え......と......夢?」
京介「ん?寝ぼけてるのか?」
黒猫「............」ジワッ
黒猫「うぁ............先輩っ」ダキッ
京介「お、おい、いきなりどうした?何だ?怖い夢でも見たのか?」
黒猫「先輩大好き、先輩大好き、先輩大好き、......うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」
おわる
桐野もう一回かあやせ頼む
初めてなんだよ
これで勘弁してくれ
あやせって京介に対する第一印象よかったんだから、無視してたらいずれニュルッとデレが出てくるはず
乙
乙
どんな夢なのか京介が聞いて冗談半分で無視してみたら
黒猫大泣き、先輩のばかぁ…!!からのあまあまとかいいね
>>438
禿げ上がるほど同意。
>>438
京介「……落ち着いたか?」
黒猫「…ええ、ありがとう。落ち着いたわ。」
京介「で、どうしたんだよ。お前があんなに泣くなんてさ。よっぽど怖い夢だったのか?」
黒猫「…別に。大したことじゃないわよ。」
京介「大したことないってことないだろ…。……まあ、無理に言えとは言わねーけどさ。」
黒猫「……。…抱きしめなさい。」
京介「え? あ、ああ。…こうか?」ギュッ
黒猫「………………別に、ただの、夢なのだけれど。」
斯く斯く然々
京介「それで、夢だと分かって安心して泣いちまったと。」
黒猫「だから、ただの夢だって言ってるでしょう。あんなの、別に…。」
京介「目ぇ真っ赤にして言っても説得力ねーよ。……分かった分かった、泣いてねーな。全然泣いてねーな。」
黒猫「~~~~~~っ!」
駄目だもう無理だ!!
地味子→俺の嫁
>>459
(#@益@)=≡○)Д`)*∵"
桐乃「ねえ」
京介「……」
桐乃「ねえ」
京介「……」
桐乃「ねえってば!」
京介「……」(シーン)
桐乃「ちょっと!何シカトこいてるワケ!?マジで意味わかんないんですけど!」
京介「……」
桐乃「もう!何なのよアンタ!あーキモイキモイ!」
京介「……」
桐乃「……」
桐乃「……」
京介「……」
桐乃「うぅ……」(グスン)
桐乃「ねえ」
鏡「……」
桐乃「ねえ」
鏡「……」
桐乃「ねえってば!」
鏡「……」(シーン)
桐乃「ちょっと!何シカトこいてるワケ!?マジで意味わかんないんですけど!」
鏡介「……」
桐乃「もう!何なのよアンタ!あーキモイキモイ!」
鏡介「……」
桐乃「……」
桐乃「……」
鏡介「……」
桐乃「うぅ……」(グスン)
桐乃「バカ兄貴!もう知らない!」
京介「……」
桐乃「……」
京介「はあ」
桐乃「!」
京介「あーあやせたんに会いたいなあ」
桐乃「!!」
京介「今頃何やってるかなあ」
桐乃「!!!ちょっとアンタ!何言ってんの!?」
京介「あやせたんと結婚したいよお」
桐乃「絶対ダメ!!あやせに手を出したらタダじゃ済まないからね!」
京介「チッ!うるせーなあ」(ボソッ
桐乃「……え?」(ビクッ
京介「……」
桐乃「……」(グスン
prrrr...
あやせ『はい、もしもし?』
京介「おお!あやせたん?」
桐乃「!!!!」
あやせ『うわ、やめてくださいその呼び方。警察呼びますよ?』
京介「ふははは、あやせたんは手厳しいなあ」
桐乃「……」イライライラ
あやせ『うわー……気持ち悪いです……。それで、何なんですか?』
京介「ああ、ちょっとな……」
あやせ『?』
京介「あやせたん、俺と結婚してくれないか?」ドキドキ
あやせ『!!!!』
桐乃「えっ……」
あやせ『なななななに言ってんですかあああああああなたはあああ!』
京介「///」
桐乃「こんのぉーばかぁー!!!!(鉄拳制裁!!!!!」
京介「うわ!何やってんだよお前!」
「人がプロポーズしてる所邪魔してんじゃねえ!」
桐乃「アンタバカァ!」
「何妹の友達にプ、プ、ププロポーズしてんのよ!しかも目の前で!」
京介「おわ!もう電話切れてる!最悪だ……」
桐乃「最悪なのはアンタでしょ!信じらんない!」
京介「邪魔すんなよ!俺の一世一代のプロポーズを!」
桐乃「絶対ダメ!あやせはダメ!」
京介「何だあ?お前あやせに嫉妬でもしてんのかあ?」ニヤニヤ
桐乃「そ、そんな訳ないでしょ」
京介「へえ、どうだか」
桐乃「と、とにかくダメ!リアルJCは犯罪なんだから」
京介「何だよこいつ、顔真っ赤にして……」
桐乃「だ、大体ね、あんたなんか誰も相手にしてくれないわよ!」
京介「ああそっか」
終了ー
地味子が可愛い、京介がかっこいい、面白くなくてもそれだけでいいじゃないか
>>474
あくしゅ。
京介「今日の黒猫さんマジ白猫。前は妹の代わりにしてごめんな。俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
京介「あーやっぱあやせかわいいよあやせ!流石ラブリーマイエンジェルは格が違った、俺の妹がこんなに可愛いわけがないからな!」
京介「何だかんだ麻奈美といると落ち着くなー。やっぱり一番頼りになるぜ。(性格的に)俺の妹がこんなに可愛いわけがないもんな」
京介「素顔の沙織、マジで半端ねーぞ。プロポーションは抜群、気配りも出来てしっかりした奴だし、ほんとスゲーよ」
「本物のお嬢様ってのは沙織みたいな奴のことを言うんだろうな。俺の妹がこんなに(お嬢様みたいに)可愛いわけがないからな」
桐野「('A`)」
朝
通学路
麻奈「ふんふ~ん………あ、おはよ~、きょうちゃん」
京介「…………」
麻奈「あ、あれ? えっと…、おはよ~?」
京介「…………」スタスタ
麻奈「あ、あれぇっ? ねぇ、きょうちゃんってば、どうしてお返事、してくれないの~?」トテトテ
つか単発とうかもうやめてくれ
>>491
ごめん。
見直ししてるからもちょっとまってね。
京介「…………」スッタカタ
麻奈「ねえってば、まってよ~、うう……」
京介「お、よう五更、おはよ」
黒猫「あら、おはよう先輩……と、それと……」
麻奈「ああっ、黒猫さん。ううっ、ねえ聞いてよう、きょうちゃんが………」
黒猫「あなた、そんなところで隠れてないでこちらへ来たらどうなの?」
瀬菜「えへへ、バレちゃいましたか」
黒猫「バレバレよ。むしろ、不審すぎて目立ってたくらいだわ」
地味「」
京介「それにしても瀬菜、なんだって俺の後ろを隠れて付けてたんだ?」
瀬菜「いえですね、先輩。なんだか今日は周りからの視線を感じませんでしたか?」
京介「ん? あぁ、確かに、なぜか知らんがこっちを見てるやつが多いような気もするな」
黒猫「正確には、あなたのやや後ろに視線が集まっているわね」
瀬菜「でしょう? ですからあたし、先輩と周りの殿方たちとで視姦プレイでもしてるのかなーって思って。その、先輩の後ろを狙う男どもと怯えながらもその視線に犯されて感じてしまう先輩、みたいな感じで」
京介「朝っぱらから何てこと考えていやがんだテメエは!!?」
瀬菜「それを見守ってたんですけど。あ、やっぱり違いましたかね?」
京介「やっぱりもクソもねえよ! あとそれは見守るとはいわねえ! …ったく、ホントにこの後輩は……」
黒猫「またあなたは……。ある程度予想はしていたけれど、もう少し自重と云うものを憶えてはどうなのかしら?」
瀬菜「むー、なんですか二人して。五更さんだって常時邪気眼発動してるじゃないですかー」
黒猫「ふん、私はこの世の真の在るが儘を捉え行動しているだけよ。まぁ、魔眼遣いとはいえども、解らないのなら、仕方ないわね」
瀬菜「ほーらでた。先輩、いーんですか? こういうのは」
京介「いや、コイツのは周りにダメージ与えたりしないし」
瀬菜「あたしだって人に迷惑かけずに自分の中だけで楽しんでるじゃないですか」
京介「ついさっき俺に対して妄言をのたまったその口でもういっぺん今の台詞を言ってみろ!」
ワイワイギャーギャー
地味「」
麻奈「あ、あの……」
瀬菜「ん? あ、おはようございます、先輩」
麻奈「え? あ、えっと、は、初めま」
真壁「おはようございます、赤城さん、五更さん、それに、高坂先輩」
京介「おう、おはよう、真壁くん」
黒猫「おはようございます、真壁先輩」
地味「」
瀬菜「聞いてくださいよ真壁先輩、高坂先輩が五更ばっかり贔屓するんですよー」
黒猫「人が加わって早々、なに味方を増やそうとしているのかしら、あなたは……」
真壁「あー……。でも、それは仕方ないんじゃないんですか? ねぇ、高坂先輩」
京介「なんだよお前ら。別に贔屓なんてしてねえよ。なぁ、瑠璃?」
黒猫「……ッ!! ……その名前は、ふ、二人だけの、ときに、と、い、言ったでしょう……」
京介「ん? そうだったかな? 忘れてた。わりぃな、瑠璃」
黒猫「……ッ、だからッ……!!」
瀬菜「あー、はいはい、お互いそーゆーのは学校に着いてからにしてくださいねー」
黒猫「べ、別に私はっ……」
瀬菜「なにいってるんです。デレデレじゃないですか、瑠 璃 ちゃん?」
黒猫「……っく、…………あなた、後で憶えておきなさい……」
真壁「いやあ……、随分と愛されてますねえ、先輩?」
京介「まあな、…………俺にはもったいないくらいの、自慢の恋人だよ」
ワイワイアハハハ
地味「」
夕方
田村家
麻奈「今日のきょうちゃん、どうしちゃったんだろう……」
麻奈「それに、黒猫さんも……」
麻奈「わたし……、なにか…、気に障ること…、しちゃったのかなぁ……」
( 中 略 )
麻奈「うん、あやせちゃんに、相談しよう」
麻奈「いいよね、なんでも相談に乗ってくれるって、言ってたし」 プルルルル
麻奈「あ、もしもし、あやせちゃん? あのね、えっと。うん、相談。えっとね、きょうちゃんがね………」
麻奈「え? 今一緒にいる? そ、そっか、じゃあ、できれば替わって………」
麻奈「手が離せない? ええっと、今なにして………」
麻奈「もう電話切る? そ、そっか。ごめんね、忙しいときに………」
麻奈「あ……きょうちゃんの声……。えっと……、なに………?」
麻奈「えんじぇる……? え……、でーt」ブツッ
麻奈「切れちゃった………」
( 中 略 )
麻奈「どうしよう………」
麻奈「やっぱり……、直接会って……、聞いてみないと………」
麻奈「でも……、迷惑がられちゃったら嫌だし………」
麻奈「…………」
( 以 下 割 愛 )
結末
十数年後
高坂京介は、長い黒髪の美しい妻と、妹たちと共に、幸せに暮らしてました。
和菓子屋「たむら」へは、その子供たちが、毎日学校帰りに集まって、楽しく、過ごしているようです。
めでたし めでたし
麻奈「ふんふ~ん………あ、おはよ~、きょうちゃん」
京介「…………」
麻奈「今日英語の宿題の提出日だけどちゃんと持ってきた?」
京介「…………」スタスタ
麻奈「私は危うく家に置き忘れてくるところだったよ~」
京介「お、よう五更、おはよ」
麻奈「おはよ~」
黒猫「あら、おはよう先輩……と、それと……」
黒猫「あなた、そんなところで隠れてないでこちらへ来たらどうなの?」
瀬菜「えへへ、バレちゃいましたか」
黒猫「バレバレよ。むしろ、不審すぎて目立ってたくらいだわ」
地味「私全然気付かなかったよ~」
原作知らんがこんな感じでむしろ無視されてること自体に気付かず普通に喋り続けるイメージ
マトモな麻奈実√を切望していた人にごめんなさい。
最初は麻奈実√で書こうとしてたんだが、シカトしてからハッピーエンドってのは、初SS書きの俺には難しすぎたんだ。
あとは口調確認のために原作読み返してたら1巻で京介が「ユル顔近づけんな眼鏡」とか言ってたり、麻奈実がぷんぷん(笑)とか繰り返してるの見てたら少し心が動いてしまったというか。
まぁ一番の決め手は最新刊の黒猫改め白猫が可愛すぎたからです。
白猫ぺろぺろ。
だれか、デレ到来後のあやせ√を頼む。
桐乃「ねぇ、なんでアンタずっと黙ってるわけ……」
京介「……」
桐乃「なんとか言いなさいよ!」
京介「……」
中略
桐乃「……無視しないでよぉ…おに…い…ちゃん…」グスン
京介「…もう一回言ってくれ」
桐乃「……え?」ビクッ
京介「だ か ら!もう一回おにいちゃんって呼んでくれ!!!」
桐乃「お……おにい…ちゃん…」ボソッ
京介「好きだ!桐乃結婚しよう!」
桐乃「あ、あたしもおにいちゃん大好き!!」ガバッ
こんな時間になに妄想してんだろ俺……ほしゅ
日曜日昼間―高坂家―
京「おい桐乃?居るんだろ入るぞ?」コンコン
桐「ウザッ!今、取り込み中だから入んないで」
京「…ウザって……またギャルゲーですか?はいはいお前も飽きないねぇ」
桐「アンタには関係ない……って、あぁぁあぁぁ!」
京「おわっ!?」ビクッ
バタバタバタ!!バタン!!
桐「どうしてくれんのよ!アンタのせいで選択肢ミスったじゃない!!」
京「はぁ?俺なんもしてねぇし」
桐「アンタが話し掛けて邪魔したじゃない!私の1時間かけて進めたゲームどうしてくれんの!?」
京「あのさ、それはお前のクリックミスじゃね?それにロードすりゃ良いだけじゃねぇ………」
桐「うっさい!口答えすんなバカ兄貴!」
京「何?」カチン
桐「私の話を聞いてた!?アッ!ンッ!タッ!が話し掛けたからミスったの!」
京「……」
桐「で、どうしてくれんの?」
京「……わかったよ」ボソ
桐「ハァ?何?聞こえないわよ、もっとはっきり言って」
京「……話し……ねぇから」
桐「はぁ?何聞こえないんですけど?謝る気があるなら土下座くら……」
京「うるせぇよ!!」
桐「ヒッ!」ビクッ
京「俺もそこまで言われたら流石にキレたわ!」
京「良いか!?1度だからよぉぉく聞けよ!!!!」
桐「あっ……」
京「俺は妹と2度と関わらねぇえぇぇぇ!!!!」
のりで書いたスレ汚しすんません
~~翌日朝―高坂家―~~
桐「昨日はあのバカ兄貴があんなに怒るとは思わなかった……」
桐「確かにちょっと言い過ぎたけど私から謝ったらあのバカ兄貴調子に乗るわよね……」
桐「ハァ……考えるだけバカらしい学校行こ」ガチャ
京「……」ガチャ
桐「……あっ」ビクッ
京「……」
桐『どうしよ!同時に部屋出るとかあり得ないんですけど!』
京「……」ガチャン
桐『そっ、そうだ!朝だからとりあえず挨拶ね、挨拶!』
桐「お、おはよう!」
京「……」スタスタ
桐「……無視され……た…?」
~~同日―高坂家食卓―~~
桐「おはよ……」ガチャ
母「おはよう桐乃、今日は元気ないわね?」
桐「ん…大丈夫…」チラッ
京「…ごちそうさま」ガタッ
母「あら?さっき食べ始めたばかりなのにどうしたの?」
京「ん、何か気分悪いから早めに出て外の空気でも吸うわ」
母「え、大丈夫?無理だったら学校休んでも良いのよ?」
京「大丈夫だよ、もしかしたら“この部屋の空気”が悪いだけかも」
桐「……」
母「ちゃんと掃除はしてるけど?まぁ気をつけなさいよ」
京「りょーかい、行ってきま~す」
桐「……」
~~同日学校~~
桐『あれってやっぱり露骨に避けられたよね……挨拶も無視されるし……』
あ「桐乃?どうしたの元気ないよ?」
桐「あやせ、何でもないよ……」
あ「嘘、今にも死にそうな顔してるじゃない」
桐「死にそうなって大げさな……ハハッ…」
あ「ほらまた無理な笑いして、私で良ければ力になって言ってるでしょ。それとも私じゃ頼りにならない?」
桐「そんな事ないよ……じゃあ、相談乗ってもらおうかな……」
あ「うん、何でも言って!!」
桐「……実は昨日兄貴と派手に喧嘩しちゃってさ」
とりあえず学校落ち。ノシ
ちょっと書いてみようかと思って今書き溜めてるんだが
投下ってどのくらいのペースですれば規制されないんだ?
あ「じゃあね、桐乃。うん、また明日学校で」
(スタスタ・・・)
『あれ?あそこにいるのはお兄さん…ですね。―そうだ!後ろから声をかけて驚かしてあげましょう♪』
(コッソ~リ)
あ「こんにちは!お兄さん、学校からのお帰りですか?」
京「…」(スタスタ)
『えっ!?』
あ「あ、あの・・・お兄さん・・・?」
京(ガチャッ)「ただいまー」(バタン)
あ「無視・・・された・・・・?ううんきっとあのお兄さんのことですし、どうせまたえっちな事考えてぼーっとしてたに決まってます!」
あ「家帰ったら、電話…してみようかな。」
京介「桐乃を無視し続けてみようと思う」
沙織「ほほう?放置プレイでござるな?」
黒猫「あまり推奨は出来ないわね。報復が怖いわよ」
京介「何他人事みたいに言ってるんだ?お前らも協力してもらうぞ」
沙織黒猫「へ?」
>>1「恐らく無視し始めたら、きりりん氏も京介氏を無視するから
話にならないであろうことが予想出来る」
京介「そういうことだ。そうなったときに力を借りたい」
沙織「うーむ、大体理解しましたが……ほどほどにするでござるよ?」
黒猫「ま、あの高飛車が日頃の行いを反省するいい機会になるかもしれないわね」
─街─
桐乃「……」スタスタ
桐乃「!」ピタッ
桐乃(あっちから歩いてくるのって……兄貴!?こんな街中で偶然会うなんて)
京介「……」スタスタ
桐乃「あ、あら!奇遇ね!」
京介「……」スタスタ
桐乃「……!?」
ママーアノヒトダレニハナシカケテルノー?
シッ!ミチャケマセン!
シカトサレテヤンノーマジウケルー
桐乃「~~~!?」カーッ
─家─
京介「ただいまー」ガチャ
桐乃「ちょっとあんた!なんでさっき無視したわけ!?」
京介「……」
桐乃「あんたのせいで笑いものになったんだからね!?この私が!」
京介「……」ガチャ
桐乃「ちょっと聞いてんの!?」
京介「……」バタン
桐乃「……はぁ!?何なのよ!?」
─夕飯─
桐乃「いただきます」
京介「いただきまーす」
桐乃「はっ、頭が悪すぎて喋り方がわからなくなったわけじゃないんだ?」
桐乃(さすがに家族の前じゃ無視出来ないでしょ)
京介「親父、醤油取ってくれ」
桐乃「ちょっと!なんか言い返しなさいよ!」
親父「京介。桐乃が何か聞いてるぞ」
京介「今無視してるんだ。ちょっと許せないことがあってさ」
桐乃「!?」
母「あらあら。最近仲が良くなったと思ったらこれですか」
桐乃「な、仲良くなってなんかない!」
親父「……兄妹喧嘩はほどほどにな」
京介「へいへい。まぁコイツ次第だな」
桐乃「気安くコイツとか呼ぶな!」
京介「ダメだコリャ。ごちそうさん」ガタッ
桐乃「ちょっと待ちなさいよ!」
京介「勉強してくるわ」ガチャ バタン
母「あら珍しいわね」
桐乃「……」
─二階廊下─
桐乃「ちょっと!さっきの話本当なわけ!?」
桐乃「私があんたに何したっていうのよ!」
桐乃「はっ、ずっとこき使われてた鬱憤が爆発しちゃったのかしら?」
桐乃「それとも今更何もかも完璧な私に対して嫉妬心が芽生えちゃったとか?」
桐乃「何よ!何も言い返せないわけ?だっさ!」
京介「……」
桐乃「……もういいっ!!」ドガッ
桐乃「むっかつくわねー、兄貴のくせに!」
桐乃「最近ちょっと喋ってあげてたからって調子に乗っちゃってさ」
桐乃「いいわ元々私が無視してたんだから!」
桐乃「別に兄貴と会話がなくたって今までやってこれたんだもん!」
桐乃「謝ってきたってもう話してあげないんだから!」
京介(でけー独り言だな…そしてやはりこうなったか)
prrrrrrrrrr
京介「もしもし、黒猫か?作戦A始動だ」
黒猫『あら、随分と早いのね。了解したわ』
京介「おう、手筈通り頼むぜ。明日でいいか?」
黒猫『構わないわ』
─翌日、リビング─
京介「……」
桐乃「……」
桐乃(前は当たり前だった静けさが気まずい……)
桐乃「ちょっと、ソファ一人で独占しないでy
ピンポーン
桐乃(……タイミング悪いわね)
桐乃「はーい」ガチャ
黒猫「お邪魔します」
桐乃「!?」
桐乃「きょ、今日来るなんて言ってなかったわよね!?」
桐乃「まったく、アポなしで来ちゃうほど私に会いたかっ
黒猫「あなたじゃないわ」
桐乃「!?」
京介「おーっ、来たか。上がってくれよ」
黒猫「……お邪魔します」
桐乃「!?」
京介「俺の部屋行こうか」
黒猫「ええ」
桐乃「~~~!?」
桐乃「……」ビター
↑壁に耳くっつけて聞き耳立ててる
アッハハハ…
…トコロデ…
桐乃(くっ、他愛もない話ばっかりね……)
桐乃(何かヒントになるようなこと……)
桐乃(私のこと……話しなさいよ……!)
黒猫「そういえばあの子」
桐乃(きたっ!)
黒猫「なんだかいつもと様子が違ったみたいだけど?」
京介「ああ、桐乃か?」
桐乃(ナイスよ黒猫……今日ばかりは褒めてあげるわ……)
黒猫「何かあったの?」
京介「ああ、実は……」
桐乃「……」ドキドキ
京介「前から言ってたアレでさ。最近お互い無視してるんだ」
黒猫「アレ?」
京介「アレ」
黒猫「ああ……例の……なるほどね……」
桐乃「!?」
京介「まぁあんなのどうでもいいからさ。いつもの頼むぜ」
桐乃(あんなの!?……いつものって何よ!)
黒猫「もう……せっかちね」
ドタドタ
桐乃「……?」
京介「……おおっ……相変わらず上手いな……」
黒猫「……今日は一段と固いわね……」
桐乃「!?」
京介「そうか?……あっそこ気持ちいい……」
黒猫「ちょっと変な声出さないで!あの子隣にいるのでしょう?」
桐乃(あんのバカたち何始めようとしてるわけ!?)
ドタドタドタッ
桐乃「ちょっと!!!!」ガチャ
京介「…」
黒猫「…」
桐乃「……へ?」
黒猫「本当に今日は肩こってるわね」モミモミ
京介「そうだろ…あっそこもイイ!」
桐乃「……あ……っと……」
黒猫「どうかして?」
桐乃「ノ、ノーパソ!私のノーパソ返してもらうから!」ガッ
黒猫「それだけ?」
桐乃「そうよ悪い!?それじゃ!!」バタン
ガタガタガタッ
桐乃「私としたことが変なキモい想像しちゃったわ……」
桐乃「あのヘタレ兄貴がそんなこと出来るわけないわよね!」ビタッ
↑再度壁ピタ
黒猫「よかったの?いくつか起動中のアプリケーションがあったようだけど」
京介「いいんだよ。これでやりたくもないエロゲせずに済むし」
京介「何よりあいつが勝手に俺の部屋に入る口実がなくなったしな」
桐乃「~~っ!!」
桐乃「…………うぅ……」ポロポロ
黒猫「それじゃあ、お邪魔しました」
京介「おう、またな」バタン
桐乃「ねぇ」
京介「……」
桐乃「あんた黒猫が何歳か知ってるわよね?」
京介「……」
桐乃「分かってると思うけど、あんたの歳考えると」
京介「腹減ったー」ガチャ
桐乃「無視すんなぁ!」ドガッ
桐乃「もう我慢出来ないわ!」グイッ
京介「!」
桐乃「言葉は無視出来ても、胸倉掴まれちゃ無視も出来ないでしょ」
京介「……」
桐乃「はっ、無視だなんて女々しい真似しちゃってさ」
桐乃「言いたいことがあるならはっきり言えばいいじゃない!」
京介「……」
桐乃「何とかいいなさいよ!」
パァン
桐乃「きゃ!」ドサッ
桐乃「……?」
桐乃「?」「?」「?」「?」「?」「?」
桐乃「???????」
桐乃「ぶった……?」
桐乃「あんた今妹にビンタしたの……?」
京介「……」
桐乃「……いたい」
桐乃「……うぅ…ぅえええぇ……いたいよぉぉ……」ポロポロ
肉食系になる薬の人?
京介(しまった…対応策が思い浮かばずつい手をあげてしまった……最低だ)
桐乃「ふぇええぇ……うええぇぇぇ」ボロボロ
京介(ここらが潮時か……)
??(待たれよ)
京介(何奴!?)
沙織(まだ私の出番がないでござろう)
京介(ノリノリじゃん!お前冒頭でほどほどにとか言ってたじゃん!)
どうする?
1.まだだ、まだ終わらんよ
2.もういい、もういいんだ……
ちなみに書き溜めはここまでですすみません
では続きは書き溜めてからまた一気に投下します
×無視する○いじめる
になりそうですけど・・・
>>589心当たりありません
じゃあ1に期待しつつ支援がてら>>560の続きでも
と言っても少ししか書けてないけど
―同日夜
あ「ん~、とりあえず明日の予習はこのくらいでいいかな・・・っと」
(チラッ)
『電話…かけたいけどなんて言ってかけたら…そもそも出てもらえなかったら……?』
あ「…そうだ!進路の相談に乗ってもらいましょう。一応お兄さんだって高校生ですし?」
(ピッ プルルルル…)
(…)
(…ピッ プツッ)
あ「いくらコールしても出てくれない…私、もしかして本当に…」
あ(ブンブンッ)「いやいやっ、きっと…そう、お風呂!まったく、タイミングの悪いお兄さんです!」
あ「私もお風呂入ってこよっと。そうしたらお兄さんも携帯見て気づくでしょうし」
『着信拒否はもう解除したって知ってるはずだし、かけてきてくれます・・・よね?』
あ「あ、一応携帯も…まったく、世話の焼けるお兄さんです」
(ガチャッ バタン トタトタトタ…)
―ここから限定版Blu-rayBOX用特典映像―
―特典映像ここまで―
あ「結局、電話…かかってこなかった…」
あ「まだ寝るような時間じゃないはずだし…うん、もう一度だけかけてみよう」
(ピッ)『―お客様がおかけになった番号は 電波の入らないところに―』(ピッ プツッ…)
あ「さっきまでかかったのに…なんで?」
あ「もしかして……私からの着信に気づいたから…!?」
…
あ「きっと…いや絶対何か理由があるはず…じゃなきゃあの優しいお兄さんが…」
あ「あんなに私に優しくしてくれた京介さんがこんなことするはずないっ!」
……グスッ
『メール…メールならいつでも見れますし返事くれますよね…?』
あ(ゴシゴシッ)「えーっと…『相談があります、お返事待ってます』っと」
あ「どうせお兄さんのことですし勉強そっちのけで寝てしまっているんでしょう、仕方のない人です」
あ「…明日はお話、してくれますよね?」
―翌日 放課後
《新着メールはありません》
あ(パタン)「結局あれからなんの連絡もなし…か」
『私のなにがいけなかったのかな?…って当然ですよね、私がいままでしてきたことを考えたら。』
加「あやせ~、なに携帯見つめたまんま凹んでんだよぉ~?」
あ「…加奈子?ふぅ…悪いけど今は相手してあげられる気分じゃないの。そっとしておいてくれる?」
加「チッ…なんだよつれねぇなぁ~。あ、もしかしてオトコがらみか?(笑)」
あ「!?」
加「なぁんてね。そんな態度じゃまず近寄ってくる相手がいねぇか―ってオイオイ!なにマジな顔しちゃってんの!?」
あ「…グスッ…う…うわぁあああん」
桐「こら加奈子!あんたなにあやせ泣かせてんのよっ!」
加「うぇ、桐乃!?つか加奈子なんも悪いことしてないし~!」
あ「あ~ん、桐乃ぉ~!きりのぉ~」(ガシッ)
桐(ナデナデ)「よしよし…私でよかったらさ、話聞くから。…親友でしょ?」
加「へぇへぇおあついことで…つか加奈子完全に悪者にされてね?」
支援に名乗りを上げたくせに申し訳ないがここまでしか出来てないですorz
京介「入るぞー」コンコン
京介「この前やっとけって言われたゲーム終わったぞ。今回のは設定やらが複雑過ぎて――」
桐乃「はぁぁぁっ!?」
京介「と、突然どうした!?」
桐乃「あんたのせいで上書きしちゃったじゃない! ここのデータもうすぐ空ちゃんがレイプされる場面だった奴なのよ!?」
京介「レイプって……お前なあ……」
桐乃「この責任どうやって取ってくれんの!? ねえ、どうしてくれんの!?」
京介「わ、悪かったよ。もう一度やり直せばいいだろ?」
桐乃「もう一度やり直せですって……?
わかってない! あんたは全然、これっぽっちもわかってない!
いい? あたしはね、この√で可愛い可愛い空ちゃんがレイプされることを知っちゃってるの!」
京介「そ、そうなのか……まあ、いいんじゃねえの? その方がショックは少なくて済むだろ」
桐乃「そういう見方もあるかもね。
けどねっ、その未来を知ってるからこそ、空ちゃんをそんな目に遭わせる選択肢を選ぶのはもうどうしようもなく苦痛なのよ!」
京介「じゃあ俺がそこまでやってやるからさ。それで勘弁してくれよ」
桐乃「はぁ!? 信じらんない! エロゲは自分でやってこそでしょうが!!」
京介「俺にどうしろと……」
桐乃「責任……責任取りなさい」
京介「だからそれを訊いてるんだって……」
桐乃「それくらい自分で考えられないの? これだから馬鹿は嫌なのよ。
そのちっさい脳みそフルに使ってよ~く考えてみなさいよ、ふんっ!」
京介「……チッ」
桐乃「それだけ? 痛いとこ突かれたからってだんまり?
芸がないのよ、あんた。言い返すなりしてみたら?」
京介「お前が――」
桐乃「何よ、聞こえなーい」
京介「お前が急かすから俺はやりたくもないエロゲーを徹夜でやって、その上で更にわざわざ妹さまのご機嫌取りまでやりにきたのによ!
信じらんないだ? そりゃあこっちの台詞だ! 自分のミスを棚に上げて喧嘩売りやがって!」
桐乃「な、何よ……あんたはシスコンなんだからそんなの当然でしょ……?」
京介「ああ、そうかいそうかい。俺が悪かった。
終わり。シスコン終了。はい、さようなら。お疲れ様でした、俺」
桐乃「何ひとりで完結させてんのよ! キモッ! 意味わかんないんだけど!」
京介「じゃあな」バタンッ
桐乃「…………」ビクッ
桐乃「…………」カチッ
桐乃「あー……」カチッカチッ
桐乃「何よ何よ何なのよ、あいつぅ!」
桐乃「あたしに対してあの態度はありえないんだけど!?」
桐乃「……そりゃあたしもちょっとは……」
桐乃「でも超ムカつく……!」ガタッ
桐乃「…………」スタスタスタ
桐乃「調子に乗ってんじゃないわよ――ッ!!」ドンッ
ドゴンッ!!
桐乃「ひぃっ……」
桐乃「……もうっ、何よぉ……」
桐乃(昨日は頭に血が上ってたからあれだったけど、やっぱあたしも悪かったよね……)
桐乃「…………」
桐乃「よしっ! あいつも謝ると思うし、そしたらあたしも謝ろう……!」
桐乃「……でももうすぐ朝ごはんなのに、起きてる気配がないわね」
桐乃「しょうがないっ! この可愛い妹さんが特別に起こしてやろうじゃないの!」
桐乃「あれ……いない……」
桐乃(今日は早くに出て行ったって……)
桐乃(何? まさかあたしのこと避けてんの?)
桐乃(ダメだ。朝からずっと思考がループしてる……)
桐乃「……もうすぐあいつが帰ってくる時間か……」
ただいまー……
桐乃(――来た!!)ガバッ
桐乃(どうしよう……なんて言えば……)
京介「ただい……あれ? お袋は買い物か?」
桐乃「う、うん。おかえり!」
桐乃(やっばー……今の超不自然だったよね……)
京介「はあ、喉渇いた……」スタスタ
桐乃「え……?」
桐乃(もしかして無視……されてる……?)
桐乃(……きっと勘違いよね、うん!)
桐乃「ちょ、ちょっとあんた……」
京介「……寝るか」
桐乃「待ちなさいよ! 大体寝るって今何時だと思ってんの?」
京介「…………」クルッ
桐乃(振り向いた……!)
桐乃「そ、そういえばあんたさ、あたしに何か言いたいことがあるんじゃないの?」
京介「……テレビ」
桐乃「へ?」
京介「消しとくか」ピッ
桐乃「……あっ! ちょっと!」ガシッ
京介「……チッ」パシッ
桐乃「あ、ごめん……! じゃない!」
京介「…………」
桐乃(兄貴のこんな顔みたことない……無関心な……。
それに、さっき手を掴んだ時の嫌そうな表情も……)
桐乃「な……何で?」
京介「…………」
桐乃「何か言いなさいよ」
京介「…………」クルッ
桐乃「――口を開くまでいかせないから!」サッ
京介「……はあ」
桐乃「ほら!」
京介「……お前」
桐乃「……?」
京介「邪魔」グイッ
桐乃「きゃっ……って、待って……!」
桐乃(あの後は部屋の前まで付いていったけど、結局最後まで無視され続けて……)
桐乃「……何そんなに怒ってんのよ」
桐乃「いつもの……そう、いつものことじゃない……」
桐乃「…………」
桐乃(調子に乗ってたのはあたしの方かも……)
桐乃「いやいやっ!」
桐乃(でもこのままじゃ人生相談もできなくなるし……)
桐乃「な、仲直りしてあげてもいいのよ!?」
桐乃「…………」
桐乃「うう……」
ドゴンッ!!
桐乃「っ!?」
桐乃「い、一体何……?」
桐乃「あ……寝てるんだった……」
佳乃「あら、京介。今日は箸が進んでないわねえ」
京介「ああ……誰かさんのお陰でな……」
大介「母さんや桐乃に移されては困る。今日は早めに休むんだな」
京介「風邪じゃないけど、そうするよ……」
桐乃「あ、風邪薬飲んだ方が!」
京介「…………」
佳乃「桐乃ったら、心配しすぎよ」
桐乃(お父さんとお母さんの前でも……)
京介「おい」
桐乃「……え? あたし?」
京介「食うか?」
桐乃「ブリ……た、食べる食べる!!」
佳乃「優しいのねー、お兄ちゃん」
京介「残飯処理だよ。ごちそうさま」
桐乃「…………」
桐乃(残飯処理……)
桐乃(だけど、ちょっと嬉しいかも)
桐乃(普通に話してくれたしね、にひひ!)
桐乃「あいつもちょっとは許してくれだったことだもんね……ここからちょっとずつ仲直りしていこう……」
桐乃(あ、多分あいつ戻ってきた……お風呂が空いたのは訊かなくてもわかってるけど……!)ガチャ
桐乃「……あ、お風呂空いた?」
京介「…………」スタスタスタ
桐乃「ね、ねえ……」
京介「…………」ガチャパタンッ
桐乃「…………」
桐乃「そう……だよね……」
桐乃「……………………」
桐乃「……ううっ」
桐乃「あーもう……!」
桐乃(兄貴が冷たいなんて、誰にも相談できないし……)
桐乃(いや、あれは冷たいなんてものじゃない。私に関心が――ない)
桐乃「……嫌だ」
桐乃「…………」
桐乃「あああああっ! 段っ々イライラしてきたあ!」
ドゴンッ! ドゴンッ!
桐乃「ごっ……ごめんなさいっ……!」
一応完結まで書き溜め終わり。
とりあえずこういう場合他に書き手がいなくなるまでROMった方がいいんだよね…?
>>638
退散します
じゃあすみません、お先に投下させてもらいます!
今日は夕方から予定があるので…
ID:fbet85u1Oさんありがとう!そしてごめんなさい!
>>592の続きから
京介(うん。まぁいいや。ここは開き直ろう)
桐乃「うぇええん……ひっく……うあああぁぁん……」ボロボロ
京介「うるさい」
桐乃「ひっ」ビクゥ
京介「なぁお前昨日大声で言ってたよな?俺を無視するって」
京介「それなのに今日はなんだ?勝手に部屋入ってきたり黒猫がどうこうわめいたり」
桐乃「ごめんなさい……」
京介「きこえねえよ!」バンッ
桐乃「!!ごめんなさい……!!」
京介「いいじゃねえかお互いに無視」
京介「お互いに嫌な気持ちにならないで済むだろ?」
桐乃「……ヤだよぉ……」
京介「あ?」
桐乃「無視されるのヤだああぁあ!!うぁああああん!」ポロポロ
京介「……」
桐乃「謝るからぁ!今までのこと……ひっく……全部謝るからぁ!」
桐乃「もうほったらかしにしないでよぉ……うぅ……」ポロポロ
京介「……」バタン
桐乃「うぅぇえええん!!」
京介(正直心折れかけた)
─食卓─
桐乃「……」
京介「……」
母「あら?桐乃目赤いわよ?……誰かに泣かされたの?」
京介(うっ)ドッキンコ
桐乃「……へっ!?ううん!違う違う!さっき泣ける映画見ててさー」
桐乃「大体私が人に泣かされるわけないじゃない!」
母「それもそうね」
桐乃「ご、ごちそうさま!美味しかったよー宿題やってくる!」ガタッ
親父「……」
親父「京介」
京介「は、はいっ」(く、くるか!?)
親父「お前は桐乃を、桐乃の趣味を守るために大嘘をついたことがあったな」
京介「へ?あ、あったっけ?」
親父「あの時は桐乃を心配する反面、お前に一人の兄として感心するところもあった」
親父「勘違いするな。別にあのような趣味を認めたわけではないぞ」
親父「……話はそれだけだ」
京介「お、おう……」
京介(早く仲直りしてやれって言いたいんだろうな……)
京介「ごちそうさま。俺も勉強してくるよ」
─2階─
京介「さて……と」
京介(うーんさっきのはさすがにキツく言い過ぎたかもしれんな)
京介(あれじゃあ次に黒猫作戦のようなものを使ってもからんでこないかもしれん)
京介「となると……」
prrrrrrrr
京介「沙織か?作戦Bだ」
沙織『はやっ!まだ2日目でござるよ!?』
京介「思ったより効果覿面でな。このいたずらも折り返し地点は越えたみたいだ」
京介(親父の忠告もあるしな)
沙織『把握したでござる。作戦の決行はいつにします?』
京介「明日の夜にしよう」
沙織『わかりました。いやーそれにしても京介氏も人が悪い!』
京介「お前楽しそうだなー」
桐乃「あいつが助けてくれなかったら……きっと今頃私は……」
桐乃「せっかく……せっかく仲良くなれたと思ったのに……うぅ……」
桐乃「お兄ちゃん……」ポロポロ
─翌日─
地味「きょうちゃんおはよ~」
京介「お~地味k……麻奈美!」
地味「」
あやせ「どうしたの?桐乃元気ないよ?」
桐乃「そ、そんなことないよ」
あやせ「うそ!うそうそうそ!なんでうそつくの?ねえ!桐乃知ってるよね?私が嘘つかれるの(ry」
桐乃「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなs(ry」
─夜─食卓─
京介「はぁ…」
桐乃「はぁ…」
母「何よあんたたちため息なんかついちゃって…美味しくなかった?」
京介「いや……今日は疲れてさ……」
桐乃「ご飯はおいしいよ……」
京介「あ!そういや学校にケータイ忘れた!」(大嘘)
母「あら。まぁ一晩くらい平気でしょう」
京介「んー、まぁ。今日は早寝すっかなーごちそうさん!」
桐乃「わたしも……ごちそうさま……」
桐乃「はぁ……あやせにも誤解されっぱなしだし……どうすればいいのかな……」
prrrrrrrr
桐乃「……沙織から……」ピッ
桐乃「もしもし?」
沙織『きりりん氏でござるか?京介氏は近くにいらっしゃいますか?』
桐乃「ん…っとー、な、何で?」
沙織『いやー実は本人のケータイに何度もかけているのですが、繋がらなくて』
桐乃「あ…そういえば学校に忘れたとか言ってたかも」
沙織『なんと!』
沙織『ではでは、京介氏にお電話を代わっていただけますかな?』
桐乃「あ、それが……その……」
沙織『むむ?どうかされましたか?』
桐乃「実は……」
沙織『ごくり』
桐乃「実は……!!…今……あいつに無視されてて……」
桐乃「そ、その……私が電話、って持ってっても……出てくれないかも……」
沙織『……』
桐乃「だからその……ごめん無理」
沙織『またまたーご冗談を♪』
桐乃「え?」
沙織『私の知る限り、京介氏はそんなことをする方ではございません』
桐乃「でもホントなの!だからごめん……」
沙織『うーむ、けっこう急ぎの用事なのですが』
桐乃「ほんとにほんとにごめん!」
沙織『……きりりん氏』
桐乃「……うん?」
沙織『見損ないましたよ』
桐乃「え……?」
沙織『仮にその話が事実だったとしましょう』
沙織『でもどーせ、あなたがいつものように心にもない罵詈雑言で京介氏を怒らせたのでしょう?』
沙織『それなのに毎回あなたはまるで自分に非がないような言い様をなさる』
桐乃「そんなこと……!」
桐乃(そんなこと……あるんだよね……)
沙織『はっきり言ってうんざりです』
桐乃「そんな……」
沙織『もういいです。頼み事も頼まれ事も今後はなしってことで』
桐乃「まっ」ブツッ ツー ツー ツー
桐乃「何で……?」
桐乃「私が何をしたの……?」
桐乃「ううん……最初から私がいけなかったんだよね……」
でもこのままなんて、ヤだ
コンコン
京介「んー」
桐乃「……」ガチャ
京介「……」チラッ
京介(泣いてるのか……沙織の奴相当上手くやったな……)
桐乃「あの、沙織がね、急用があるって、でも、ケータイ学校だから、それで、」
桐乃「私にかかってきたんだけど、私、無視されると思って、」
桐乃「それでね、それで、沙織もう私と、私を、」ポロポロ
桐乃「みっ、みそこなったって、う、うえぇぇえぇぇ……」ポロポロ
京介「桐乃が死んでもう三年か…」
黒猫「…えぇ……まさか自殺するなんて…」
沙織「……」
バイバイさるさん。だそうです。
\(^o^)/
わかりづらくなってしまうと思いますが残りケータイに転送してこっちから書きますね……
京介(文脈がめちゃくちゃだけど言いたいことは理解出来た)
京介(しかしどうするか……)
桐乃「でも、その、急用だけは、きいた方がいいよね?私のケータイ使っていいから、」
桐乃「ここに、置いてくから……」
京介「……」
桐乃「……してよ……」
桐乃「返事してよぉ……お兄ちゃあぁん……」ポロポロ
京介「!」
京介「……」
桐乃「もう悪口言わないからあ…いい子にするから…」
桐乃「私のことほったらかしにしないでよおぉ……」
桐乃「……助けてよぉ……うぇえぇええええ……」ポロポロ
京介(さようなら嗜虐心、おひさしぶり良心)
京介「桐乃」
桐乃「!?」ビクッ
京介「おいで」
桐乃「お兄ちゃん……?」
京介「お兄ちゃんだなんて嬉しい呼び方してくれるじゃねーか」
桐乃「お兄ちゃん……!」ブワッ
京介「ほら、おいで」
ダキッ
桐乃「うああああああああん!ばか!ばかばかばか!」ポカポカ
京介「ああホント、俺は大バカ野郎だよ。こんな可愛い妹を泣かせるなんてな」ギュッ
桐乃「今度……無視なんてしたら……絶対許さないんだから……!」ボロボロ
京介「ああ」
桐乃「絶対の絶対なんだから…!」
京介「ああ」
桐乃「……お兄ちゃん」グスン
京介「ん?」
桐乃「……どさくさに紛れておしり触ってる」
京介「ばれたか」
桐乃「……変態」
京介「おう」
桐乃「……でも好き」ギュッ
京介(頑張れ、頑張れ俺の理性!!!!)ギュッ
結局この件、桐乃が落ち着いてからネタばらしをすると、
当然鬼神の如き怒りを見せ、俺はしばらく逆に無視されることとなった。
だがそれも次第に元通りになり、桐乃も当時よりも少し丸くなった気がする。
あとから聞いた話だが、あのときはあやせちゃんとも少しもめていたらしく、
何もかもを敵に回したような錯覚を受け、相当こたえたのだろう。
それに
桐乃「お兄ちゃん!歩くのおっそい!」
京介「へいへい」
呼び方が「お兄ちゃん」になっただけでも今回の悪戯は大成功だ。
そうは思わんかね?諸君。
黒猫「私たちにはまったくおいしいところがなかったわね」
沙織「完全な悪役でしたよ~トホホ!」
京介「お前はノリノリだっただろうがい!」
沙織「これは手厳しい!」
end
以上です!最後駆け足ってか後半ほとんど無視してませんが!
読んでくれた人ありがとうございました!
そして>>643さんありがとうごめんなさい!続きお願いします!
あ、それから麻奈実の名前について指摘ありがとうございました!
ぶっちゃけあそこのみ登場なのでやっつけでした!
すみませんでした!
―――その後――
俺の妹が行方不明になった
一件落着と思っていた矢先の出来事である
>>610からの続き書きあがったけど投下してもおk?
気持ち悪いスレだな
レイプ自殺鬱エンドじゃないとかゆとりか?
桐(スッ)「はい、温かいミルクティー。季節はずれだけど温かいやつの方が落ち着くと思うから」
あ(グスッ)「あ、ありがとう…桐乃は本当にやさしいね」
桐「私も昔泣いてたときに、よくこうして温かい飲み物作ってもらったり頭撫でてもらったりしてたからさ」
あ「…お兄さんに?」
桐「…!ま、まぁ昔は今と違って?あいつも別にキモいシスコンってわけじゃなかったし?」
あ「ふふっ、そういうことにしておくね」
桐「だ~か~らぁ~違うんだって!でもやっと笑った。やっぱあやせは笑顔が一番可愛いって」
桐「さ、これで涙も拭いて。せっかくのその可愛い顔が台無しだよ?」
あ「も、もうっ!桐乃ったらからかわないでよ~」
桐「ごめんごめん。でも私に出来ることだったらなんでも相談してよね。私あやせのためだったら頑張るから」
あ「ありがとう桐乃。…じゃあ、話聞いてくれる?」
桐「もっちろん。ただ遅くなっちゃうといけないから歩きながら話そうか」
桐「―つまり自分に覚えはないけど友達に避けられているかもしれない、ってこと?」
あ「(さすがにお兄さんのこととは言えないや。ごめんね、桐乃)う、うん…そういう感じ」
桐「とりあえず私がそいつぶっ飛ばしてこようか?」
あ「えぇ!?」
桐「第一なにも悪いことしていないあやせを無視するなんてありえなくない!?」
あ「で、でも…今まで多少強く当たってきちゃったのは私の方だし…」
桐「そんな前のことは関係ない!第一そいつは『それ』を受け入れてきたんでしょう?今更文句言う筋合いなんかないって」
あ「たぶんそれは私を傷つけないために…」
「……」
(スタスタ ピタッ)
『あ、もう桐乃の家に着いちゃった…お兄さん帰ってきてるのかな…?』
桐「…やせ…ねぇ、あやせってば」
あ「えっ!?あ、うん…なに、桐乃?」
桐「…っあー、ここじゃあれだからちょっと寄っていきなよ」
あ「…!?…うん、わかった」
―ガチャッ
桐「ただいまー」あ「おじゃましまーす」
桐「あぁ、まだ親帰ってきてないはずだし気にせず先に私の部屋上がってて」
あ「あ、うんわかった…えっと、お兄さんは?」
桐「アイツ?さぁ~、まだ帰ってきてないみたいだけど?最近は地味子のとこで勉強教えてもらってるみたいだし」
あ「そっか、いないんだ。(地味子ってお姉さんのこと…かな?でもとりあえず顔合わせずに済みそうで)良かった…」
桐「え?あ~、安心して。あやせに変なことしようとしたらただじゃおかないから」
あ「あ…あはは、そのときは頼りにしてるね(これじゃお兄さんが悩みの原因だなんて言えないよね)」
(ガチャ バタン)
桐「で、あやせ。さっきの話の続きなんだけど…あやせはどうしたいの?」
あ「どうって…それはもちろん―」
桐「だったらさ、さっきみたいにでもだのなんだのうじうじ悩んでても解決しないと思うんだ」
桐「相手から明確な拒絶があったわけじゃないんでしょ?その――『あの時のあやせ』みたいに」
桐「あのとき私はあやせのことを諦められなかったから必死でもがいた!親友を失うことが一番つらかったから!」
桐「一人じゃどうにもできなかったけど『兄貴』が味方してくれたから乗り越えられた!だから安心して!―」
あ「『―私は絶対あやせの味方だから』…か。ふふっ、本当に桐乃は優しいよ」
あ「昨日もこのくらいの時間だったしそろそろ帰ってくるはず…あ、来たっ」
京(スタスタ)「…」
あ「お、お兄さんっ!」
京(スタスタ)「…」
あ「ま、待って!おに…京介さん!」(ガシッ)
京(クルッ)「!?…あ、あやせ?」
あ「ごめんなさい!」
あ「私が何をしたのか分からない…いや、今までのことを考えたら十分ひどいことをしてきたと思います」
あ「『あの時』のことだって桐乃と私のためにあんな嘘をついてくれたって言うことはわかってたんです!でも…恥ずかしくて素直になれなくて…」
あ「それなのに!そんな私の相談をたくさん聞いてもらえて嬉しかった!私なんかのわがままにたくさん付き合ってくれて嬉しかった!」
あ「私には…私にはもう京介さんがなくてはならないんです!今京介さんに嫌われてしまったら私…わた…グスッ」
(ナデナデ)
あ「(ヒック)えっ…?きょ、きょうすけ…さん…?」
京「とりあえず今は満足するまで泣いておけ。話はそれからでも出来るだろ?」
京「ほれ、…温かいお茶でよかったか?」
あ「クスッ…本当に似たもの兄妹です」
京「ん?…それより、どうしたんだいきなり。いや、あやせの気持ちが聞けてすげー嬉しかったんだけどさ」
あ「どうしたって…昨日きょうす…お兄さんが私を無視して…」
京「俺がお前を無視だって!?なんの冗談だいきなり!?」
あ「したじゃないですか!昨日桐乃と別れた後お兄さんを見かけたから後ろから声をかけて―」
京「えーっといまいち事態が……あっ!すまん、それはたぶんこいつのせいだ」(スッ)
あ「これは…ipod?」
京「あぁ。桐乃たちが―あぁ、たちって言うのはあいつのオタク友達の奴らのことなんだが―受験のお守り代わりにって」
あ「…それが?」
京「受験勉強自体は一応ある程度余裕はあるんだが、英語なんかは量をやるしかないだろ?だからこれに例文集を入れて聞いていたんだよ」
京「時間の有効活用、って思ったんだけど集中しすぎちゃって周りが見えなくなってたみたいだな」
あ「でも昨日電話やメールしたのになにも返してくれなかったじゃないですか!」
京「あー、昨日の電話はあやせだったのか!実は休憩のためジュース取りに行って部屋に戻ったら携帯が鳴ってて」
あ「鳴ってて…?」
京「慌てたせいでジュースこぼして携帯壊れた。そっかー、あやせのほうからなんてあまりかかってこないし思いつかなかったぜ」
あ「……」(プルプル)
京「…あやせ?おーいラブリーマイエンジェルあやせたーん?」
あ「……ど」
京「ど?」
あ「どんだけ私が悩んだと思ってるんですかこのどじっ子が死ねェェェェェェェェェ!」
京「タンマタンマ!お、俺が何をしたって言うんだ!?」
あ「なにもかにもありません!私がっ!私がどんな思いでっ!勇気を出して!さっきの…さっきの?」
あ「あ…イヤアアアアアアアアァァァァァァ!さっきのはなし!なしです!聞かなかったことにしてくださいぃ!」
京「そ、そんなこと言われても…俺、思いが通じたと思って本当に嬉しかったのに」
あ「え?ま、またまたすぐそうやって冗談を言うんですから!からかうのはやめて下さい!!」
京「冗談なんかじゃねぇよ。はぁ、わかった。じゃあ…」
京「あやせ、お前が好きだ。俺の彼女になってくれ。」
あ「え!?あ…う、嘘じゃないんですよね……はい、京介さん」
――
桐(コソッ)「結局アイツが原因だったのね。ま、まぁ今回は特別に許してあげるけど、次からあやせを泣かしたりしたら本当に…許さないんだから」
桐「それにしても―あやせには笑顔が一番似合うと思ったけど、あんな嬉しそうな泣き顔ならあり…かもね」
桐乃「………」
兄「死ね」
桐乃「………」
兄「早く失せろよ気持ち悪いな。お前みたいな自意識過剰女は一度死なないと直らないよ。俺が殺してやるから」
桐乃「……うん」
兄「いや、殺す前に一度犯した方がいいな。おい!俺のチンホ〇舐めろ」
桐乃「……うん」
桐乃「レロレロレロレロレロレロレロレロレロ♪」
兄「おっ…意外と上手いじゃねぇか!麻奈美も黒猫も沙織もこんなに上手くなかったぞ?」
桐乃「えっ…?」
兄「クソ女が喋るな!!こっちに尻向けろ!!」
桐乃「……うん」
兄「すっかり濡れちまって……この変態女!!俺に犯されて興奮してんのか!!」パンパンパンパンパンパン
桐乃「うんッッ……!!ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」ぷっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
あぁすみません>>712で〆です。
思いつきで加奈子登場させたせいで風呂敷広げすぎて無理やりな感じになってしまいました。
あやせのおもいこみだったってのがやりたかっただけです。
読んでくれた方ありがとうございました。
桐乃「ねえ、人生相談があるんだけど」
京介「……」
桐乃「ねえ」
京介「……」
桐乃「ねえ、聞いてる?」
京介「……」
桐乃「ねえってば!!」
京介「……」
桐乃「ちょっと!!」
京介「……」
桐乃「え……?」
「死んでる……」
京介「そうか、お前には俺が死んでるように見えてるわけだ」
桐乃「!?」
京介「悪いが、目ぇ盗ませてもらった」
桐乃「……ペットボトルの蓋つけてなにやってんの?」
―――桐乃の墓前――
京介「…あんなくだらないことしなければ…桐乃は自殺なんかしなかった……」
京介「俺が馬鹿だった…俺が間違ってた…」
京介「桐乃はただ俺にかまってほしかっただけなのに…」
黒猫「……優しいお姉ちゃん…そんな存在だった…」
黒猫「……桐乃…」ポロポロ
京介「……桐乃ごめんな…自殺なんて…するなんて考えもしなかった!」
京介「俺が馬鹿だった……っく…。」
沙織「……まぁまぁ落ち込んでてもきりりん氏は戻って来ませぬ…」
沙織「……この件は拙者も悪かったゆえ…京介氏一人の問題ではないでござるよ…」
黒猫「…」ポロポロ
京介「沙織……すまねぇ…俺が馬鹿な考えなんてしなければ…」
沙織「………」
京介「なんで無視なんてしたんだろうな俺……あいつのことなんて何も考えちゃいなかった…」
京介「世界にこんなくず兄貴は俺くらいだろうな……」
京介「桐乃ぉ……本当にすまねぇ……」フルフル
黒猫「…もぅ日が暮れるは…京介…帰りましょ」
京介「………」
沙織「京介氏…夜は冷えるでござる…体調を崩されてはきりりん氏も悲しむでござろぅ…」
京介「あぁ……」
こうして俺達は桐乃の墓参りを済まし無言のまま皆でカラオケをしに秋葉原まで向かったのであった
END
~田村家 朝食時~
TV『― キャスバル槇島の誕生月占いのコーナー ―』
TV『―続いて12月生まれのアナタ!駆け引きがとても重要な一日になるでしょう。特に意中の相手がいる場合は追いかけてばかりじゃなく、時にはつれない素振りで相手の気を惹いてみましょう』
麻奈実「…ふーん」
~同日学校 朝~
京介「おーい麻奈実~。今日なんで勝手に先行っちまったんだよ?」
麻奈実「…」
京介「麻奈実?…おーい、聞いてんのか~?」
麻奈実「…あ、先生のところに行ってこなくちゃ」スッ
京介「え?あ、ちょっと待てって…どうしたんだあいつ?」
赤城「なんだ、お前またなんか田村さん怒らせるようなことしたのか?」
京介「またもなにも怒らせた事なんかねぇよ!」
京介「…ったく、なんだってんだよ…」
~同日 昼休み~
京介「なぁ麻奈実。今日さ、息抜きもかねて学校終わったらどこか遊びに行かないか?」
麻奈実「え!?うん、行く行く!(きょうちゃんから誘ってもらえるなんてあの占い効果抜群だよ~)」
桐乃「へぇ…黒猫とは生でして妹のわたしにはゴムつけるんだ」
みたいなのを誰か書いてよ
hosyu
桐乃に無視され続けて精神的に辛くなって麻奈美を心の拠り所にする展開がみたい
>>771
桐乃「(兄貴を無視し続けて、ある程度までいったら、振り向いてあげてニャンニャンする…!)」
やり過ぎたために、京介が地味子とニャンニャンし始める
桐乃「あ、あれ…?」
>>760
沙織「では拙者はドムで」
むしろ露骨にデレデレな兄貴も見てみたいな
原作はどっちかっていうと口ではやれやれと言いつつも後方支援って感じだし
京介「桐乃可愛いよ桐乃」って感じで
京介「(今日はバレンタインデーなわけだが)」
黒猫「え、っと……あの、その……」
京介「(黒猫にこうして"約束の地"に呼び出されてから30分が経った……しかし、)」
黒猫「………///」
京介「黒猫……どうしたんだ? さっきから、もじもじしてばっかりで、」
黒猫「な、なななんでもないわよ。もう少しだけ待ってなさい!」
京介「(……30分間、この会話を繰り返しているだけ……さてどうするか)」
俺には此処までで限界のようだ
>>349の続き
桐乃「起きてお兄ちゃん、朝ご飯冷めちゃうよ」
京介「!?」
桐乃「起きたー?おはよう、お兄ちゃん」
京介「…」
桐乃「お弁当作っといたから、じゃああたし行くからね」
京介「…」
京介「…」
佳乃「京介、ほら遅刻するわよ」
京介「あ、もうそんな時間か」
佳乃「ほらこれお弁当、桐乃が作ってくれたのよ」
京介「あー、うん」
佳乃「あとでお礼ぐらい言ってあげなさいよ」
京介「…、いってきます」
京介(どうしたんだあいつ、気でも狂ったか?)
京介「でもまだ時ではない」
私の名前は高坂桐乃!
ルックス・学力・運動神経。すべてバッツグンの素敵女子中学生☆
でも私……、
桐乃「あ、兄貴……!」
京介「……チッ」
大好きなお兄ちゃんにガン無視されてます。
~昼休み~
赤城「高坂、飯食おうぜ」
京介「おう、いいぞ」
…
赤城「お前、今日の弁当は随分可愛らしいんだな」
京介「」ま、まぁな
パカッ
赤城「うお、ハートがやたら多いな、愛妻弁当かー?」
京介「…」
赤城「羨ましいなぁ、俺も瀬奈ちゃんに作って欲しいよ」
赤城「って高坂、何してんだよ」
良いスレだ
京介「何って、捨てるに決まってんだろ」
赤城「なんでだよっ、おま」
京介「あんな女の作った弁当なんか食えるか」
赤城「あんな女って?」
京介「桐乃だよ」
赤城「桐乃ちゃんがせっかく作ってくれたんだぞ」
京介「あいつが俺のために弁当作ると思うか!?」
赤城「…」
京介「毒でも入ってるに違いない」
赤城「なんかあったのか」
京介「べつに」
~放課後~
京介「どうしたんだ、マイスイートハニーあやせ?」
綾瀬「気持ち悪い呼び方しないでください、警察呼びますよ」
京介「冗談だよ」
綾瀬「目が本気でしたよ」
京介「気のせいだ、でどうしたんだ」
綾瀬「あ、はい、最近桐乃がおかしいんですよ」
京介「…」
綾瀬「最近なんか幼くなったというかなんといか、とにかく変なんですよ」
綾瀬「お兄さん、何か知ってるんじゃないですか」
京介「話はそれだけか?」
綾瀬「ちょ、話はまだ終わって…」
京介「強いて言うなら俺は何にもしてない。」
京介「麻奈美ー、弁当分けてくれー、弁当忘れちまってさ」
麻奈美「しょーがないなぁ、じゃあ私のあげるよー、ちょっと食べちゃったけど…」
京介「すまんな恩に着る」
麻奈美「いいよー。気にしないで」
京介「やっぱお前の飯が一番だよ」
麻奈美「えへへー、ありがとう、京ちゃん」
俺が原作既読なら書くのに…
もどかしいあまりだ…
~高坂邸~
ガチャ
桐乃「おかえり、お兄ちゃん」
京介「…」
桐乃「お弁当食べてくれた?」
京介「…」
桐乃「食べてくれた?」
京介「…」
桐乃「食べてくれたよね!?」
京介「…」
桐乃「…」
桐乃「食べてないの?」
京介「…」
桐乃「そっか…、またあの地味子かぁ」
桐乃「あの地味子がいけないんだ、全部全部全部全部全部」
弁当を粗末にする話は許せない
>>819
桐乃は正確以外は完璧超人だぞ
恐らく料理も人並み以上にできるだろ
>>820
性格がアレっていうけど、いまどきの中学生ってあんなもんだよな
>>776
桐乃「ねぇ、人生相談があるんだど」
京介「マイラブリーエンジェル桐乃たんきたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!人生相談だって?!
さあ話なさい!さあさあ兄者に話しなさいぃぃぃ!!ハッハッ!!」
桐乃「・・・・キモッ」
京介「キモいただきましたあぁぁぁぁっぁ!!!いいよ!かわいいよ!
桐乃たんのキモかわゆすなあああぁぁぁ」
桐乃「・・・やっぱやめとくわ」
会話が成り立たないので諦めた
何か設定を間違ってる気がするが
京介「おお、遅かったな」
黒猫(嘘、も、もう来てる!! えっと、えっとまず挨拶して、それで、えっと)
京介「ん? どうした?」
黒猫「……早いのね」
京介「ああ、別にやる事も無かったし。ちょっと早めに家出たら十分くらい早めに着いちまったんだよ」
黒猫(やっぱり靴とか下着とかで迷わずにすぐに家出ればよかった……そしたら十分も一緒に居られたのに……
で、でも、一番可愛い服着てきたし、お気に入りのブーツだし、可愛い下着だし、見た目は大丈夫よね?)
京介「しかし、お前、いっつも同じような服着てるよなぁ」
黒猫「……黒の眷属はその身に纏う衣服の一つ一つにも意味があるの。色は勿論、形が似ているのも当然よ」
黒猫(だ、駄目だった!? もしかして、黒い服とかゴス系とか嫌い!?)
京介「へぇ。まぁ、俺としては遠くから見ても一発で分かるからその恰好でもいいと思うがな」
黒猫「……それはけなしているの?」
京介「まさか。褒めてるよ」
黒猫(……えへへ、褒められた……)
みたいな内心は地味子並な黒猫誰か書いてくれよ
桐乃「兄貴......」
麻奈実「あ、桐乃ちゃんこんにちh
桐乃「あたしに話しかけるな!」
ビクッ
麻奈実「あ、ご、ごめんね......?」
桐乃「......兄貴、まだこんな奴と付き合ってるの?」
京介「......」
桐乃「いっつも寄生虫みたいにベタベタベタベタくっついて気持ち悪い......そんな女のどこがいいの?」
桐乃「あたしの方が頭いいし、あたしの方がスタイルいい」
桐乃「人望だって、将来性だって、こいつに無いもの全部持ってるのに!」
桐乃「なんでそんな奴なのよ」
桐乃「......ねえ兄貴、いい加減誑かされてるって気づかない?」
京介「............お前がそんなだから...」
桐乃「......ふーん、やっと返事してくれたね」
桐乃「そんなに地味子が貶されるのが我慢ならなかった?」
桐乃「ほんとに侵されちゃってるね」
桐乃「でも兄貴のこと一番分かってるのはこのあたし!」
桐乃「あんたのことが好きだからこんな事いうのよ?」
桐乃「今なら全部なかった事にするから、いい加減目覚ましてよ」
京介「........................」
桐乃「............あっそ............じゃあもういいよ......」
桐乃「あんたらにはもう付き合ってらんない」
桐乃「......死ぬわ......こんなの認めるくらいなら死んでいっそやるわ......」
麻奈実「お、落ち着いて、桐乃ちゃん、そんなこと言わないで、ね...?」
京介「......勝手にしろよ」
桐乃「っ!」
麻奈実「きょ、京ちゃん!」
京介「死にたいならさっさと死んでくれよ」
京介「お前がしっかり反省したら、それで許してやろうと思ってたけど......こりゃ無理だわな」
京介「俺もいよいよ無視することさえ疲れてたんだ」
京介「ほら、早く死んでみろよ、そんな事までお兄ちゃんは手伝ってやれないぞ?」
桐乃「......っ...死ね!消えろ!馬鹿兄貴!!あんたら二人とも死んでしまえ!!!」バッ
京介「......」
何かいてんだろ俺......
京介(幼少期)「桐乃を無視し続けたらどうなるか」
京介(思春期)「桐乃を無視し続けた結果、オタクになってた」
京介(更年期)「桐乃が部屋から出てこない」
黒猫「私もこれからは”きょうちゃん”って呼ぶわね?」
ソゴル「カミナギィィィィイイイイイイ」
凪様「まだまだ地・味・だ・NE!」
麻奈実「え、えぇぇ!?わ、わたし?」
桐乃ヤンデレルート続き
京介「…」
桐乃「あの地味子がお兄ちゃんをたぶらかしたんでしょ
たかだか幼なじみ風情が付け上がって!!」
京介「…」
桐乃「あ、ごめんね…
ご飯食べてなかったんだよね、今作ってあげるからちょっと待ってて」
スタスタ
桐乃「部屋に行っちゃうの?
じゃー、部屋まで持ってくね」
京介(確かにおかしくなってる…
でもまだ許すわけにはいかない)
コンコン
桐乃「入るよー」
京介「…」
桐乃「あ、勉強してたんだ、ごめんね
はい肉じゃがよ、私の一番の得意料理なんだー」
京介「…」
桐乃「勉強忙しくて食べれないかな…
でも出来立てを食べてほしいし…」
京介「…」
桐乃「あ、じゃああたしが食べさせてあげるね。はい、あ~ん」
京介「…」
桐乃「どうしたの?あーんしないと食べれないよ」
京介「…」
桐乃「ほらあーん」
京介「…」
桐乃「ねぇ!!早くあーんして?」
京介「…」
桐乃「ねぇってば!!」
京介「…」
桐乃「ねぇねぇねぇねぇ!!
早く口開けて?ほらあーんは??」
京介「…」
桐乃「何?お腹空いてないの?
あぁ、そっか地味子のお弁当食べたんだっけ…
ほんと全部地味子のせいだね、」
京介「…」
桐乃「あ、お兄ちゃんは悪くないよ
あの地味子が全部いけないんだもん
そうだ、地味子の弁当食べたんだよね早く吐き出さないと」
ヤンデレCDじゃねえかwwwwwwwwwwwwww
どこかで見たと思ったら
そうだよ、それだよw
京介「…」
桐乃「なんか友達が地味子のとこの和菓子食べたら食中毒になったんだって
早くしないとお兄ちゃんも食中毒になっちゃうよ?しかも吐けばあたしの肉じゃがも食べれるもんね
だから早く吐いて?…ね?」
京介「いい加減にしろ!!」
桐乃「あ、あたしはお兄ちゃんのことを思って…」
京介「…」
桐乃「ごめんなさい。怒らないで…
嫌いにならないで…」
京介「…えろ。」
桐乃「ど、どうしたの?」
京介「早く消えろって言ってんだよ!!」
あやせ無視なら俺が書いてやらんこともない
>>858
よろしく頼む
原作読んでないしアニメもうろ覚えだからあやせがオリキャラっぽくなるかもしれん
それでもいいなら
京介「ん、メールだ」
【from あやせ】
今度の日曜日あいてましか?
京介「桐乃と秋葉原に行く約束してたような・・・」
【to あやせ】
ごめん、無理だわ
【ayase】
どうしてですか?
【toあやせ】
先約の用事があるんだ
【fromあやせ】
誰とですか?
京介「なんだこいつしつこいな・・・無視しちゃおう」
―――翌日 朝
京介「起きた」
「ん、携帯が光ってるぞ」
不在着信:567件
新着メール543件
京介「こいつ・・・ひでえことしやがる・・・」
「無視・・・してもいいよな」
あやせ「おはようございます。なんでメール返してくれなかったんですか?
どうして電話にも出てくれなかったんですか?私のこと嫌いなんですか?」
「よし、これでいい あとは先輩が来るのを待つだけ・・・・」|ω・`)
京介「あ あれはあやせ・・・?」
「気まずいから違う道から行くとするか・・・」
「げっ気付かれた」
あやせ「待ってくださいよ どこへ行くんですか」
京介「・・・・・」タッタッタ
あやせ「え?ちょっ・・・待ってください!!!」
京介「・・・・・」タッタッタ
あやせ「私の何がいけなかったんだろう・・・」
その日あやせは学校を休んだ
さぼった
京介「やりすぎたかな・・・」
「でも俺の命も危なかったしな」
「精神的正当防衛が成立するはずだ、というか成立する。俺の中では」
「メールで謝っとくか・・・でも怖いな・・・っと」
着信:999件
メール9件
京介「っ・・・・!!」
カチカチ
カチッ
――拒否リストに登録しました
>>868メールの数は適当に補完してくれ
―――次の日
あやせ「おはようございます先輩いいお天気ですね濡れないように気をつけてくださいねあっそうだ携帯見ましたかわたし何度もメールして何度も電話かけたんですよ」
京介「・・・・ッ」ゾクッ
その日も、次の日もあやせは毎朝家まで迎えに来、暇を見つければ京介のもとへと来ていた
――夜
京介「はぁぁぁぁぁぁっ・・・今日も疲れた・・・」
新着メール:数件
【from ayase_beautiful@yahoo(ry】
ねえ
【ayase(ry】
ねえ
【ry】
ねえ
京介「こいつ・・・・ッ」
カチカチッ
アドレス帳外受信拒否にせってイしました
―――日曜日
桐乃「いやー、やっぱ秋葉原はいいわね!」
京介「俺にはさっぱり分からんがな」
桐乃「じっくりオタク色に染めてやるわよ」
京介「はいはい・・・ん」
あやせ「ブツブツ・・・」
京介「桐乃、こっちから行こう」
桐乃「え?ちょっと待っ・・・あれあやせじゃない?」
京介「いいから行くぞ」グイッ
桐乃「待ちなさいよ!フィギュア壊れちゃうじゃない!」バッ
京介「桐乃!(こいつを囮にすれば逃げ切れるかも)悪い、用事思い出したから先帰るわ!!」
桐乃「えっ?ちょっ・・・あ、あやせ・・・・」
あやせ「ブツブツブツ・・・」
桐乃「なによ、アタシを無視する気?」
あやせ「無・・・視・・・」ギロッ
桐乃「どうしちゃったのよあやせ!?」
あやせ「ブツブツブツ・・・」
桐乃「言っちゃった・・・」
京介「ここまで逃げれば大丈夫だろっ・・・」ハァハァ
あやせ「先輩」
京介「!!!」
あやせ「今日は私はデートの予定でした。待ち合わせ場所もメールで送りましたよね?」
京介「・・・・ッ」ガクガク
あやせ「送 り ま し た よ ね ?」
京介「・・・・・」ガクガク
あやせ「いつまでもそうやって私を無視し続けるんですね。わかりました」
桐乃って兄貴って呼んでたっけ?
「ねぇ」とかばっかだったような気が
あやせ「私を無視できても痛みは無視できないでしょう?」
あやせは懐から何かを取り出した
京介(ナイフで刺す気かっ・・・!?)
ソレ、は京介の想像とは違った
しかし使いようによってはナイフなんかよりも
もっと苦痛を与えることもできる代物であった
あやせ「ね、先輩」
「いま謝ってくれたら許しちゃうかもしれませんよ?」
「その代わり一生奴隷になってもらいますけど」
あやせは何かを構えた
京介(あれは・・・・・)
(フォー、ク?)
>>876
基本「あんた」呼ばわり
要所では兄貴
1巻「ありがとね、兄貴」
4巻「じゃあね、兄貴」
京介は驚きのあまり一瞬言葉を失った
あやせ「こうまで言っても無視ですか・・・・」
「まあいいや」
ヒュッ ザクッ
京介「っぐ!!」
あやせの突き出したフォークは京介の右肩に深く突き刺さった
あやせ「先輩のお肉ってどんな味なんでしょうね・・・?」
あやせは刺さったまま手のほうへとフォークをスライドさせた
グチュッ
肉の裂ける嫌な音と共に
京介は意識を失った
―――
京介「いっ・・・」
京介は右半身の痛みに目を覚ました
あやせ「おはようございます先輩。早速ですがはじめますね、拷問」
拷問とはいっても某SSのような大層なものではない
家庭にあるものを集めた漢字である
京介は柱に縛られていた
あやせ「フォーク痛かったですか?」
「次はこれですね」
そういうとあやせはタバコに火をつけた
あやせ「ふぅー・・・はい、先輩」
今日すけ「!?」
手の甲などを焼かれると思っていた京介は
あやせが口元にタバコを持ってきたことに驚いた
フィルターはあやせ側であった。
京介「がっ・・・・・げほっげほっ」
タバコの火を口の中に放り込まれた京介はむせ返った。
あやせ「反応が面白くないです。あきました」
血まみれのフォークを取り出し、不敵な笑みを浮かべるあやせに対し京介は
京介(縄が少しゆるい・・・・!!隙を見て逃げ出そう・・・)
あやせ「フッ!!」ズチャッ
京介「っぐぁぁあああああああああああ!!」
あやせの投げたフォークは京介の腹部につきたてられた。
抜いて、刺して、抜いて、刺す
京介はもはや虫の息であった
もういちど投げようと、あやせが元の位置に戻ろうとした
京介(いまだ!!)ダッ
あやせ「さーて次はどこを・・・・ッ!!」
京介「ひぅっ、ふゥッ!!ハァッ!!」
あやせの家を飛び出し、京介は走り出した
京介「助け、た、た、たたた助けてえええええええええぇぇぇ!!!!!!」
あやせ「チッ」カチャッ
あやせは銃を構えた
あやせ「もっと楽しみたかったな。」
あやせ「好きだったよ。大好きだった」
「日曜日は私の誕生日だったの。大好きな先輩と一緒にすごしたかったの。
ごめんね、桐乃。
ごめんなさい、先輩のお父さんお母さん
ごめんなさい、先輩のお友達のみなさん
先輩。
あやせはゆっくりと引き金を引いた
完
乙
あやせが撃ったのは果たして京介だったのか、それとも自分だったのか…
ヤンデレと思いきや病んでるだけで終わったでござる・・・
>>894
京介。分かりづらくてスマソ
あやせを無視してはみたけど
あまりに恐いから志半ばで断念
あやせと仲良くなれたと思ったら
今度は桐乃が(ry
みたいのを期待してたのに
>>898
処女作だからそこまで期待されても困るが・・・
死ぬほど暇なときはスレ立てて書くかも
保守
まだ告ぎすれには早い?
確かに
もっと勢い上がって>>980とかいって俺が起きてたら立てるわ
なんとなくほしゅ
このスレのことをすっかり忘れていた
もしも残っていたらその時は続き書く
>>637
桐乃(兄貴に無視されて今日で二日目……)
桐乃(ううん、そんなの今日で終わりよ!
普段とは違うけど、なんか調子出てきたわ!)
桐乃「……あいつ、まだ行ってないよね?」
桐乃(これだけ早起きしたんだから大丈夫よね……)
桐乃「…………」
桐乃(隣からの音が聞こえるように無音でエロゲでもしてよう)
桐乃「……あ」カチッ
桐乃(今、兄貴が寝返り打った! ベットが軋む音が聞こえた!)
桐乃(これだけ聴覚が敏感になってるなら、絶対大丈夫よね!)カチッカチッ
桐乃「…………」
桐乃「……、まだかなぁ」
ミシシッ……
桐乃「あ!」
桐乃(……足音も聞こえるし、うん。起きたっぽい!)
桐乃(どーしよー……緊張するな……)
桐乃(落ち着けあたし! ただ挨拶するだけなんだし!)
桐乃「…………」ガチャ
桐乃「…………」ソワソワ
京介「…………」ガチャ
桐乃「あっ……ふぁあ、あんたも今起きたとこ? おっ、おはよ!」
京介「…………」
桐乃「……相変わらず冴えない顔してるわね。もっとシャキッとしなさいよ! って、寝起きじゃしょうがないかー……あはは……」
京介「…………」スタスタ
桐乃「か、顔洗いに行くんだよね? 私も一緒に……いい?」トテテ
京介「…………」スタスタ
桐乃「…………」トテテ
京介「…………」シャコシャコ
桐乃「…………」シャコシャコペッ
桐乃(何も言わないけど、別に邪魔者扱いされてないわけだし……)ゴロゴロゴロペッ
京介「ふ……」
桐乃(っ……!?)
京介「ふぁ~あ……」シャコシャコ
桐乃(な、なんだ欠伸か……何か言うのかと思った……)
佳乃「あら、二人とも今日は早いのね」
京介「ん、おはよう……」
佳乃「はい、おはよう。二人して並んで歯磨きなんてあんた達どうしちゃたの?」
桐乃「……あ、あたしら兄妹は仲いいんだからこれくらい当たり前よ!」
桐乃(らしくないこと言っちゃった……でも、これなら反応してくれるはず……)
兄貴「こいつが割り込んできたんだ。俺に嫌がらせをしたいんだろうよ」
桐乃「ち、違……」
佳乃「ふふっ、そうなの」
桐乃(朝食でも相変わらず無視……お父さんとお母さんに話題振って兄貴にも喋らせようとしたけど、全然ダメだったし……)
桐乃(でも誰かが間に入れば、兄貴も無関心ではいられないみたいね)
桐乃「これからどうしよう……」
あやせ「桐乃、どうしたの?」
桐乃「あやせ……別になんでもないよ!」
桐乃(あやせに話したらややこしいことになりそうだし、悟られないようにしないと)
あやせ「本当に?」
桐乃「本当よ。ただ今日の仕事のことを考えてただけ」
あやせ「そっか。そういえば、昨日桐乃のお兄さんとメールしたの」
桐乃「なんでっ!?」
あやせ「な、なんでって……なんとなくだよ? あの時もそうだったけど、桐乃のお兄さんって面白いこと言うよね」
桐乃「う、うん……」
桐乃(なんであやせと……それに昨日は眠いって……)
桐乃(あ、あたしとは話してくれないくせに!!)
桐乃「……あ、それで今日の仕事のことなんだけどさ」
桐乃「いつもより数倍疲れた気がする……」
桐乃(頭の中、兄貴のことばっかで………)
桐乃「……なんか馬鹿馬鹿しくなってきた」
桐乃「大体っ、なんであたしがあいつとの関係修復に必死になってるわけ!?」
桐乃「ふざけんなっ! このっ! このっ! 死ね!」ゴッゴッ
桐乃「はぁはぁ……一人じゃ傾かないわよね……」
桐乃(実際二人でも傾かないわよ、電柱なんて。アニメの見過ぎね)
桐乃「あー……黒猫と沙織にメールして週末は秋葉で気晴らしでも……」
桐乃「……メール?」
桐乃「そうよ! これよ!」
桐乃「メールなら……!」
桐乃「ただいまー」
桐乃「…………」
桐乃「…………」スタスタ
桐乃「……ね、ねぇ」コンコン
桐乃「今、帰ってきた……それだけ……」
桐乃「…………」
桐乃(相変わらず無視か……)
桐乃(こんなことでめげてないでメールよ、メール!)
桐乃「さて……」
桐乃(しかしどうしたものかしら……)
桐乃(メールって言ってもどんな文章を送ればいいか)
桐乃「う~ん、ここは顔文字をいっぱい使ってフランクに!」
桐乃「……シカトされてる相手にそれはないか」
桐乃(癪だけど、やっぱり謝らなきゃね!)
桐乃(あたしが大人になってやらないと)
桐乃「……………………」
To 兄貴
題 一昨日は……
text
ごめんね。
あのあとよく考えてみたら、悪いのはあたしだった。反省したの。
そしたら無視されて、もっともっと反省した。
ごめんなさい。
また人生相談にも乗ってもらいたいし、よかったら許してほしいです。
桐乃「……できた!」
桐乃「見直ししてたら終わらない気がするし、早く送っちゃおう」
桐乃「……いけっ!」
桐乃「よし……メールなんだから、返信はなくてもちゃんと見てくれるはず」
桐乃(でも返信があった方がそりゃあ嬉しいけど……)
桐乃「まだかなまだか……あれ? も、もう返信が……!」
× センター
題 送信エラー
ユーザーが見つかりません。
User Unknown
宛先: 京介
件名: 一昨日は……
桐乃「…………」
桐乃「う……うう……」
桐乃「そっか……だから、あやせとメールしたんだ……」
桐乃「…………」
桐乃「……あはっ!」
桐乃「あははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
ドゴッ!!
桐乃「…………」
桐乃「ヤバイ……泣きそう……」
桐乃「……ううん! これくらいされても当然だもん!」
桐乃(あやせから……いや、沙織からあいつのアドレス教えてもらおう)
桐乃「うん、そうしよう」
桐乃「泣くなあたし……!」
桐乃(沙織には色々訊かれたけど、なんとか誤魔化してアドレスをゲットできたわ)
桐乃「…………」
桐乃「……にひひ」
桐乃(なんか超嬉しいんだけどっ!)ゴロゴロ
桐乃「っと、早く送らなきゃ。件名には桐乃って入れなきゃね」
桐乃「……、よしっ! 完璧だわ!」
桐乃(あとはこのボタンを押すだけ……でもまた……)
桐乃(それはなくても、メールを開いてすらもらえなかったら?)
桐乃「……なんか緊張で胸が苦しい」
桐乃「そっ、送信……ッ!」
桐乃「ふー……」
桐乃(……隣の部屋で携帯が鳴ってるのが聞こえる!!)
桐乃(見てくれるかな……お願いだから見てよ、見てよね……!)
桐乃「…………」
桐乃「…………」カパッ
桐乃「…………」パタン
桐乃「きてない……」
桐乃「…………」カパッ
桐乃「…………」パタン
桐乃「……そんな早く返信できるはずないしね」
桐乃「…………」カパッ
桐乃「…………」パタン
桐乃「……ううう……」
桐乃「…………」カパッ
桐乃「…………」パタン
桐乃「こない……」
桐乃「…………」カパッ
桐乃「…………」パタン
このスレ読んでたらふと沙織が妹になるネタもありかなって思えた
「兄者~!」とか言いながら過度なスキンシップを図る沙織
思い出したように眼鏡外して「お兄様」って言いながらしおらしくする沙織
それを見ながら実妹の桐乃がぐぬぬ
そんなハートフル
桐乃「……もしかしたら」
桐乃(もう寝てる……?)
桐乃(寝てて気付かないだけとか……)
桐乃(それなら返信や反応が逢っても明日になるのか……)
桐乃「…………」
桐乃「……待てない」
桐乃「ほ、本当に寝てるのかな……?」
桐乃「…………」スタスタピトッ
桐乃(こうやって耳を澄ましても、何も聞こえない……)
桐乃「…………」
桐乃「あ、兄貴……」コンコン
ドゴンッ!!
桐乃「わっ!?」ドテッ
桐乃「…………」
桐乃(……そうだ! 大声出さなくても、こうやって壁に両手を当てて)ピトッ
桐乃「……お、おーい」
桐乃「起きてる……? いや、起こしちゃった……?」
桐乃「メール!」
桐乃「読んで……!」
桐乃「本当はちゃんと、直接謝りたいけど……ほら、色々と難しいから……」
桐乃「ごめんなさい」
桐乃「許して……兄貴……」
桐乃「…………」
コンコンッ!
桐乃「――!?」
>>933あなた最高です
桐乃(い、今の空耳じゃないよね!?)
桐乃(あっちも壁ノックしてくれた……!)
桐乃(やっ……やったぁ……!)ピョンッ
桐乃(やったよ、メルル! あたしついにやったんだ!)
桐乃(やった……けど、ここからどうしたら……)
桐乃「と、とりあえず……」コンコン
コンコンッ!
桐乃「っうう……はぁ……」コンコンッ
コンコンッ!
桐乃「……に、にひひひ」コンコンッ
ドゴンッ!!
桐乃「ひゃあっ――!?」
桐乃「なっ、何今の……!?」
桐乃「もしかしてあたしの妄想……?」
桐乃「ううんっ、そんなわけないっ!」コンコンッ
桐乃「…………」
桐乃「…………」コンコンッ
桐乃「…………」コン
桐乃「……ドンドンでもいいからノックしてよぉ……」
桐乃「うう……頭痛い……」
桐乃「……………………」ピトッ
桐乃「おやすみ、兄貴……」
京介「…………」
京介「くっ……」
京介「なんだよあれ……」
京介「くぅ……」
京介「そんな馬鹿な……!」
京介「俺の妹がこんなに可愛いわけがない!!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
桐乃「いきなり可愛いってあんた……はっ! なんだ夢だったのか……」
桐乃「…………」
桐乃「もう一回寝てみよう……」
桐乃「……うーん、朝だぁ……」
桐乃(昨日のあれはなんだったんだろ……)
桐乃(またコンコンしてみようかな……でもまた反応が無かったら嫌だし……)
桐乃「また夜にやってみよう!」ガチャ
京介「…………」
桐乃「あ……」
京介「…………」
桐乃「ごめんなさいっ!!」
京介「…………」スタスタスタ
桐乃(やっぱり昨日のことは夢……?)
桐乃「兄貴……」
京介「…………」プルプル
桐乃「ん……?」
桐乃(後ろ姿だったからよくわからないけど……笑ってた……?)
桐乃(気のせいだよね)
まぁ、俺敵には面白いスレだったよ
桐乃「ごめんなさい…、肉じゃがは置いておくからよかったら食べて…」
京介「…」
パタン
京介「おかしいにも程があるぞ…」
京介「てかこの肉じゃがどうすっかなー、ちょっとだけ食べてみっか」
パクっ
京介「おぉ!なかなか美味いな、もうちょい食べよ」
京介「あいつ料理も上手くなったんだなぁ」
…
京介「な、なんだ!?急に眠気が…」
ガチャ
桐乃「…」
sien
もうすぐ1000か
なんか寂しくなるな...
京介「桐乃っ…てめ…」
桐乃「おやすみ、お兄ちゃん」
バタッ
桐乃「ごめんねお兄ちゃん、あの地味子からお兄ちゃんを守るにはもうこうするしかないの」
…
京介「どこだ…ここは」
桐乃「おはよう、お兄ちゃん」
京介「この部屋…」
桐乃「そうだよ、あたしの部屋」
京介「この写真…俺か?」
桐乃「そうだよ、あたしの大好きなお兄ちゃんだよ」
京介「桐乃…」
桐乃「生まれた時からずっと一緒にいてくれたあたしの優しくてカッコイイお兄ちゃん
あの時は幸せだったなぁずっとあの時のままがよかった」
桐乃「だけどあたしがちょっと大きくなった時からかまってくれなくなったよね
すっごく寂しかった、嫌われたと思って何度も泣いたよ
辛くて何度も死のうかと思った」
桐乃「でもお兄ちゃんに振り向いて欲しくて努力した
可愛くなったでしょ?あたし」
桐乃「それでも地味子は…
お兄ちゃんをたぶらかして!!」
桐乃「だからもうだめ、限界」
京介「桐乃…お前」
桐乃「お兄ちゃんあたしと一つになろう」
…
バシッ
桐乃「痛っ」
京介「馬鹿野郎!!それは一番言っちゃいけない言葉だぞ!!
これからもっと大切な人かできるんだよ
俺みたいな妹すらろくにかまってやれないようなダメな奴じゃなくてもっといい人がいるんだよ!!」
桐乃「あたしはお兄ちゃんが一番大切なんだよ?
今も昔もこれからもずーっとずーっと」
>>919
兄貴「こいつが割り込んできたんだ」
ワロタ
ID:C5y050D/O
きめえんだよゴミ
性格口調呼称全部無視して原形留めてないキチガイキャラで糞投下してんな死ね
ツンデレ多いな
>>979
そうだね^^
京介「それ…ほんとか?」
桐乃「本当だよ」
京介「そっか…、桐乃今までごめんな、かまってあげられなくて
ほんと言うとさお前がどんどん可愛くなっていくのに俺がついていけなかったんだ」
京介「俺はなんの変哲もない普通の人間だ、だから可愛くなったお前に釣り合わないんじゃないかと思ってな」
桐乃「…」
京介「でもな初めの人生相談から変な感じだったけどまたお前と関わりを持てて悪くねぇって思えたんだ」
つぎすれ
京介「それってやっぱお前のこと好きだからそう思えたんじゃねぇかってな」
京介「だからな桐乃、俺はお前が好きだ…大好きだ!!愛してると言っても過言ではない!!」
桐乃「本当?」
京介「お前の兄貴が嘘ついたことがあったか?」
桐乃「ない…」
京介「だろ?だからいつものお前に戻ってくれ
いつものお前が大好きなんだ」
桐乃「うん///」
京介「それとコレはまだ先…最低でも高校生になるまでお預けな」
桐乃「ならせめて…」
ちゅっ
桐乃「約束…破んないでよ」
桐乃「破ったらあんたが妹に手出した変態シスコン兄貴ってみんなにいいふらすから!!」
京介「わかってるよ」
桐乃「あと今までごめん…」
京介「こっちこそシカトしちまってごめんな」
桐乃「全くだよ」
京介「へいへい、じゃそろそろ部屋戻っていいか?」
桐乃「そうね、あたしも明日部活あるし」
京介「じゃあおやすみ」
桐乃「おやすみ、変態シスコンバカ兄貴」
こうして桐乃ヤンデレ化事件は幕を閉じた
そして後日
京介「なぁ、桐乃今日はどこ行くんだ?」
桐乃「そんなのあんたが決めなさいよ、男でしょ」
京介「そういや前も同じこと言われたんだな」
京介「んー、じゃあ秋葉に行くか」
桐乃「いいんじゃない、あんたが行きたいなら」
京介「桐乃、手繋ぐか?」
桐乃「調子乗んな、変態バカ兄貴!!」
京介「どっちなんだよ」
桐乃「…ほら//」
京介「ありがとな、じゃあ行くか」
桐乃「ほらさっさと行く、メルルの新作フィギュアが待ってるのよ!」
京介「ちょ、走んなって…」
桐乃「いいから走る!!」
END
乙!
>>1000なら後日談
寝て起きたらここまで埋まってたか
乙
>>1000ならあやせに手錠をはめられる
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