苗木「犯人はデスノートを使ったんだ」 (61)
苗木「犯人はデスノートを使ったんだ。(このままじゃ、僕がクロにされてしまう。こんなのおかしいよ、時間を稼がないと)」
霧切「・・・」
葉隠「苗木っちどうしたんだべ?」
朝日奈「苗木。頭可笑しくなったの?」
十神「苗木。では、戦場骸殺しの犯人をお前は超常現象だとでもいうんだな?」
苗木「(葉隠くんだけでも騙して時間稼げないかと思ったけど。)」
苗木「待って、そもそも今回の」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380021856
霧切「その可能性はあるわ」
苗木「え?」
霧切「夜神月、通称キラ。全国模試で常に1位をキープしている天才でありながらFBIの操作リストの上位に載っている超高校級の容疑者よ。」
苗木「・・・」
霧切「彼がこの学園に侵入していたとすれば戦場骸殺しの犯人である可能性は高いわ。キラは独善的な選民思想で裁きを行っているの。」
苗木「(合わせてくれてるんだよな?)」
十神「キラか。やつがこの学園にいるとなれば納得できる。」
苗木「え?」
十神「どうした?お前の言い出した話だろう」
苗木「え?あ、そうだね。キラはジェノサイダー翔よりも危険な人物だから戦場骸殺しもやりかねないよ」
葉隠「じゃあ、犯人はそいつで決まりだっべ。17人目の高校生が戦場骸を殺したん」
苗木「それは違うよ」
葉隠「は?」
苗木「(しまった。)」
朝日奈「苗木、どう言うこと?なんで夜神月が17人目じゃないの?」
苗木「そ、それは?」
腐川「さ、さっさと答えなさいよ」
苗木「く、」
霧切「何も犯人が夜神月であるなら、17人目である必要はないはずよ。」
十神「どういうことだ?」
霧切「夜神月はFBIや警視庁から犯罪者リストを手に入れて裁きを行ってるという情報もある。ハッキングに関しても超高校級である可能性も高い。」
モノクマ「プププ、オマエラ当たり前のようにキラだのなんだのいっちゃってるんだけどさ、残念ながらこの学園にオマエラ16人の生き残り以外に生きてるやつはいません」
霧切「なら、苗木くんが犯人ね」
苗木「(くっ、こうなったら)」
苗木「犯人はあのキラなんだ。ノートを使えば学園の外からでも殺人が可能なはずだよ。」
霧切「そういえばそうよね」
十神「キラは名前が分かれば殺せるらしい。つまり、この学園において無名である苗木以外はキラに命を握られているというわけか。」
朝日奈「じゃあさ、苗木がキラと手を組んだ可能性もあるよね?」
苗木「それは、違うよ」
苗木「さっき、モノクマはこの学園には16人の生き残り以外居ないっていったよね。なんでこの6人以外って言わなかったの?」
モノクマ「ギクッ」
苗木「図星か。キラはこの学園に潜んでいる。(もうこうするしか)」
モノクマ「違うよ、キラなんて居ないっていってるよね。大体さーなんで苗木くんはそんな思春期の高校生にありがちなとんでもない妄想はじめたの?」
霧切「確かに何で苗木くんはキラがこの学園にいるなんて考えたのかしら?」
腐川「とっとと答えなさいよ」
苗木「ノートを見つけたんだ。」
スレ二つたたさってるよん
もう一つのほう落としたらん
>>9
間違えて連投。どうやって落とせる?
苗木「そう、犯人は僕を戦場骸殺しの犯人にするため、昨日の夜僕を襲ってきた犯人はが名前を書き込もうとしてノートを」
十神「待て、何故そいつはお前の名前を書き込むために直接襲いに行く必要があるんだ。」
苗木「それは、僕から名前を聞き出そうとして」
十神「ん?まさか。苗木とは偽名だったのか?」
一同「!」
朝日奈「でも、それって苗木が喋らなければ意味ないよね?」
十神「何故キラはおまえにバレるリスクを犯してまでそこでノートを出した?ナイフがあるならそれで苗木を殺してから、死体を戦場骸と相打ちのように偽造しても」
霧切「それは違うわ」
霧切「死神の目。」
霧切「第2のキラは顔だけで相手を殺せる能力を持つ。苗木くんが見たのはその第2のキラよ。」
十神「貴様、何故そこまで知ってる?」
霧切「あなたのジェノサイダー翔に対する情熱ほど熱心ではなかったけど、私は少々キラに関して耳にする機会があったの」
苗木「どういうこと?」
霧切「私の過去が分かったわ。私はワイミーズハウスで育てられて来たLの後継者K。」
一同「!」
モノクマ「(霧切さんがおかしくなった)」
霧切「ここに入学した理由はワタリからLが殺された時のためにこの学園を調査するように頼まれたの。希望ヶ峰学園の経営元は今、キラの最有力候補である四つ葉グループと繋がっているの」
十神「四つ葉、なるほどやつらか」
葉隠「十神っち何か知ってるっべか?」
十神「やつらはここ最近、不自然なまでに急成長を遂げている。有り得ない話ではない」
苗木「(どんどんやばい方向に。なんとかしないと)」
苗木「それでさ、今回の学級裁判なんだけどおかしな」
十神「もう、学級裁判どころではないな。相手は名前を書けば殺せるんだ」
朝日奈「やばいよどうするの」
腐川「キ、キラなんて、そん。バタ」
翔「はーい。ジェノサイダー翔でーす。」
葉隠「こいつにキラを殺して貰えばいいんだべ」
十神「この際止む終えないか」
翔「えー。そのーキラってのが、誰か知らないけどー白夜様の為なら誰でもやっちゃう。」
霧切「それじゃあ、まずはデスノートの所有者を割り出さないといけないわ。」
霧切「デスノートは所有権を放棄すると記憶を失うの。この中にキラ、もしくわキラの協力者がいてもおかしくはない」
苗木「いや、あのさ。霧切さんそれはおかしいよ。この中にキラがいるなんて突然言われても信じられるわけがない。大体、ワイミーズハウスなんて聞いたことないよ」
霧切「苗木くんがいいだした話よ。それともあなたがキラなのかしら?」
苗木「くっ。それなら霧切さんだって記憶を失ってたなんて。ノートの所有権を一時的に放棄してたんじゃないの?」
十神「霧切響子、ならお前がキラなのか?」
モノクマ「もー殺人ノートだのなんだのバカ騒ぎしちゃってクマだけにクマっちゃったよ。ちなみにそのノートと今回の学級裁判は関係ありません。」
霧切「私はまだ死ぬわけには、生き残ってLの後を」
苗木「(霧切さん何かおかしい。というか、あの鍵のことを秘密にして時間を稼ぐだけのつもりだったのにどうして)」
モノクマ「えー、ややこしいのでもう投票」
苗木「待ってよ」
モノクマ「うるさいなー。犯人ほどくしゃべるっていうよね。苗木くんがキラなんじゃないの?(そんなのいないけど)」
苗木「えっと、じゃあもう一度順番に事件を追って見ようよ」
苗木「(もうこうなったら)」
苗木「皆、戦場骸の死体が発見されたのは、今朝の何時だとか言い合ってたよね?」
十神「それが、お前と霧切のアリバイを示すものになりうるからな。」
霧切「でも、それは私が否定したわ。犯人、いや、キラは苗木くんよ。」
苗木「それは違うよ。」
苗木「みんな間違ってるんだ。」
葉隠「どういうことだっべ?」
苗木「キラのノートは死語も有効だ。つまり、犯人はもう、死んでるんだ。これは予め仕組まれてたんだよ。」
苗木「そう、犯人は」
霧切「犯人は誰なの?」
苗木「(誰にする?舞園さんは。くそっ舞園さんに濡れ衣をきせるなんて無理だ。)」
苗木「(大神さんとかいったら朝日奈さんに投票されかねない。あまり怪しくないのは)」
翔「そーんなこといってやっぱりあんたが殺しちゃいまいしたー。なんてパターンなんじゃねーの?」
十神「早くしろ、誰なんだ?」
苗木「(こうなったら目があった写真の)」
苗木「犯人は、江ノ島さんだ。」
モノクマ「」
苗木「彼女は実は、超高校級の殺人鬼であり、ハッカーであり、この学園生活の黒幕である超高校級の神なんだ。」
一同「」
苗木「そうだ。彼女はデスノートを使って新世界の」
霧切「苗木くん」
苗木「え?」
霧切「さすがにそれはないわ。」
十神「全く、何を言い出すかと思えば」
葉隠「きっと疲れてるんだべ」
朝日奈「苗木普通じゃないもん」
苗木「(なんで、皆。デスノートは信じるのに)」
霧切「もう、見苦しいわ。モノクマ、投票を」
苗木「ま、待ってくれ」
苗木「江ノ島さんは本当に」
霧切「根拠があるの?」
苗木「モノクマ、なんとか言えよ」
モノクマ「(全く違うけど結果は導きだしてる。さすが超高校級の幸運。)」
モノクマ「(霧切さんも処刑できなさそうだし。仕方ないか。)」
モノクマ「えーと黒幕の招待は」
霧切さん「そんなことより苗木くんの処刑は?」
十神「早く投票を始めるべきだ。」
葉顔「投票タイムだべー」
モノクマ「え、いや黒幕は」
翔「なーんでもいいけーど、早くキラってやつ殺したいんでー」
朝日奈「大体、霧切さんや十神くんみたいな人しか知らないキラについて苗木くんは知りすぎだよね。それって苗木くんが黒幕だからじゃないの?」
苗木「え?」
霧切「そうね。偽名というデスノート対策を徹底してるところを見るとキラを招き入れた黒幕が用心のために偽名を名乗った辻褄があう」
苗木「そんな」
モノクマ「もう、つべこべ言わず投票タイムだ。(もういいか)」
モノクマ「投票の結果、苗木くんがクロに決まりました。」
モノクマ「超高校級の幸運の苗木くんに相応しいのは」
苗木「はっ」
苗木「夢か。」
苗木「しかし、あんまりにリアルな」
体育館
苗木「あっ、みんな何してるの。そんなことしたら」
十神「安心しろこいつは壊れている」
苗木「(まさか正夢!?)」
モノクマ「それでは学級裁判を始めます」
苗木「(やはりここまで夢で見た通りだ。このまま行くと僕がクロになる。でも、さっきの夢ではアルターエゴが助けてくれた。もし夢の通りなら)」
霧切「私が犯人じゃないのは十神くん貴方が一番分かってるはず。」
十神「くっ」
霧切「苗木くんがロッカールームの鍵を」
苗木「(ここまで夢の通りだったんだ。誰かが罪を背負わなきゃいけないなら。霧切さんには世界一の名探偵Lになるという夢が。)」
苗木「そうだよ。僕がやった。全て僕がやったんだ。」
一同「!」
苗木「デスノートを使って戦場骸の焼死体を作ったのも、この殺し合いの学園生活を作り上げたのも僕だ。」
十神「何をいってるんだ」
葉隠「どうしたんだべ?」
霧切「でも、私にはアリバイが」
苗木「そうだよ、僕がキラだ。」
朝日奈「大丈夫?」
腐川「あ、頭がおかしいの?」
霧切「」
苗木「(これで皆救われる)」
霧切「私はこのどこにでも入れるマスターキーを持ってるわ。」
一同「!」
苗木「霧切さん何いってるの?(このままじゃ)」
十神「おまえがそれを使って部屋を出て戦場骸を殺したでいいのか?」
霧切「私は殺してない。でも、部屋は出たわ。それをもう、どう捉えて貰ってもいい」
一同「!」
苗木「それは違うよ、僕がノートを使って霧切さんをあやつって」
十神「苗木、もういいお前にはアリバイがある。」
モノクマ「じゃあ、霧切が白状してくれた時だし、投票タイムいってみようか」
苗木「違うよ。そうだ、僕は四つ葉のキラだ。、十神くん。四つ葉だよ」
十神「四つ葉。聞かない名だな。」
苗木「え?」
モノクマ「投票の結果、ギリギリさんがクロにきまりました。」
苗木「それは違うよ。それは違うよ。それは違うよ。それは違うよ。」
霧切「ごめんなさい。私は一瞬でも自分のためにあなたを犠牲にしようとしたわ」
霧切「そのせいで精神が錯乱してしまったのね。」
苗木「それは違うよ。それは違うよ。違うよ。違うよ。違うよ違うよ違うよ違う」
十神「葉隠、こいつを頼む。プロの傭兵に襲われてるんだ。脳に何らかの衝撃を受けた可能性がある。」
苗木「(そんなこのままじゃ)」
葉隠「苗木っちこっちにくるべ」
霧切「彼が正気に戻ったら伝えて」
十神「なんだ?」
霧切「この学園の謎がとけるのはあなただけだって」
十神「ふん。どの道今回の学級裁判は普通じゃなかった。お前と苗木は何か確信にたどり着いていたのか?」
モノクマ「じゃあ、超高校級の探偵にのギリギリさんに相応しいお仕置きをいってみよーか」
苗木「なんで、霧切さんが」
モノクマ「苗木くん。いくら何でも夢と現実を混同したらさすがの僕でも笑っちゃうよプププ」
苗木「違う。途中までは。裁判まではデジャヴだったんだ。」
モノクマ「因みにその妄想のせいで犠牲になった霧切さんは探偵の必須アイテムである虫めがねを目の前に固定して強力な光を反射させて脳まで焼ききられました。凄く手が込んでたのに苗木くんたら同級生の最後を」
苗木「黙れ。」
モノクマ「びくっ。でも、いくら超高校級の幸運だからって夢でみたことが当たる確立なんて」
苗木「確かにデスノートが使われたはずなんだ。」
モノクマ「またまたあ」
苗木「そして江ノ島順子が黒幕なんだ。」
モノクマ「びくっ。」
苗木「え?」
モノクマ「バレちゃあしょうがないな」
ーEnd
とりあえず、完結。
他にもデスノとクロスの別パターンこれからかく。
上とは別のSS短いのを何個か書きたかったので。これはデスノに限らずいくつかの漫画からパロる。
苗木「希望ヶ峰学園かー」
苗木「ネットで見る限りではスレの立っている人達がたくさんいるけど僕も含めて知らない人もいるな。」
苗木「超高校級アイドル、弥海砂。そのサクラTVでの謎の出世に枕営業が疑われ・・・」
苗木「・・・」
苗木「超高校級の野球選手、茂野五朗。父親に野球選手を持ち・・・」
苗木「普通に凄いな。でも、なんで野球の強豪校いかないんだろ?」
苗木「超高校級の不良、坊屋春道。」
苗木「なんかヤバそうなやつだな。」
苗木「はあ。行くのやめようかな」
苗木「あれ?僕は確か希望ヶ峰学園にここはどこだ?」
苗木「あれ、君達は?」
夜神「やあ、君も入学者かい?」
苗木「君は?」
夜神「僕は、夜神月。超高校級のハッカーだ。」
苗木「僕は苗木誠。」
苗木「(夜神月。超高校級のハッカーにして成績面でも、全国1位。たしか、テニスでも全国大会に出た。)」
夜神「こんな状況になって大変だね。でも、学園側がなんとかしてくれると思うから。」
苗木「(いい人そうだな。)」
夜神「(事前にサーチしたリストにないやつだな。あいつには目を光らせないと)」
リューク「(くくく。そんな余計な心配抱えるならこんなとここなきゃいいのにな。)」
夜神「(誰も、キラが高校退学になり、改めて全寮制の学校に入る男だとは思わないだろ。父さんは泣いてたが。)」
夜神「(それよりここの構造を調べてこい)」
??「やあ」
苗木「あ(スレに載ってなかった人だな)」
工藤「俺は工藤バーーーローー。超高校級の探偵って呼ばれてる。」
苗木「へー探偵。」
工藤「君は、超高校級の幸運かな?」
苗木「え?なんで分かるの?」
工藤「簡単な推理さ。ホームズはこれを」
バンっ
苗木「イタッ」
弥「ねー、月見なかった?」
苗木「向こうに」
苗木「超高校級のアイドルか。彼氏持ちか。。」
茂野「うっす。俺は茂野五朗。」
苗木「(超高校級の野球選手か)」
苗木「気になったんだけど、茂野くんは何で強豪校蹴ってここに入ったの?」
茂野「え?そんなの野球やるために決まってるだろ。」
苗木「野球?でもどうやって。ここ野球チーム所か生徒もあんまいないよ」
茂野「嘘だろ。」
苗木「もう後はいいか疲れた」
夜神「(とりあえず、学園関係者の名前を全員ノートに書いて監視者が何らかのアクションを起こすように仕込んだが、何も起こらない。となると生徒に監視者がいる。怪しいのは苗木か)」
工藤「?あいつは。ノートを見て何をやってるんだ?」
モノクマ「略」
数日後
苗木「(僕たちは殺し合いをすることもなく、学園生活を送っていた。) 」
起床
苗木「食堂に行くか」
苗木「あそこでスケッチブックもって回ってるのは確か、超高校級の漫画家新妻エイジか」
苗木「あの・・・」
新妻「しゅっぴーん。誰です?知らないです?」
苗木「僕は苗木誠」
苗木「(初日、早急に引き籠もったせいで知らない人結構いるな。)」
苗木「いつまで続けるんだろ」
食堂
苗木「よく考えたら学園長の挨拶以来、あまり外出なかったからな。もう知らないうちに殺し合いが起こっててもおかしくはないし。」
茂野「おーい、苗木こここいよ」
苗木「茂野くんだ。」
カイジ「俺は超高校級の賭け師カイジだ。」
苗木「よろしく」
茂野「俺たち一緒に野球チーム作ろうって話してたんだ一緒に海道倒そうぜ」
カイジ「そうなこといってねぇ」
カイジ「ただ、この学園生活。ただの受け身じゃ生き残れねー。あいつのみてみろ」
苗木「夜神くん。彼はいい人だよ。」
カイジ「与えられたら印象に惑わされるな。やつこそこの学園の危険人物だ。」
苗木「へ、へえー」
苗木「工藤くん何やってるの?」
工藤「あっ、いや何でもない。」
工藤「(夜神の不審な行動はまだ仮定だ。迂闊に言わない方が。)」
工藤「それより苗木は部屋から出てこれたんだな。」
苗木「え、あうん。」
工藤「良かった。じゃあな。」
苗木「他には誰かいないのかな?」
天野「僕は超高校級の占い師天野雪輝。」
苗木「苗木誠。」
枢木「やあ、僕は超高校級の軍人、枢木スザク」
苗木「苗木誠」
苗木「(精神的な負担が大きすぎる。なんで皆なじんでるだろう。もう寝よう)」
部屋
バンバン
苗木「誰だ」
カイジ「部屋を変えてくれないか?」
苗木「お休み」
カイジ「茂野が野球をやろうとうるさいんだ。このままじゃまずいことに」
苗木「お休み」
バンバン
茂野「キャッチボールしないか?」
バンバン
すっ
苗木「手紙?」
苗木「部屋に来てください。弥さんから?でもなあ?彼氏持ちだろ」
バンバン
苗木「うるさいな」
新妻「しゅっぴーん。苗木先生、助け欲しいです。欲しいです?」
苗木「僕は先生じゃないよ。」
翌朝
モノクマ「学級裁判を行います」
死亡
茂野五朗 自室で倒れている所を発見される。
カイジ 学園の立ち入り禁止付近で血まみれになって倒れているところを発見される。
新妻エイジ 苗木くんの部屋の前で死亡
弥海砂 苗木くんの部屋のバスルームで死亡
苗木「何人。死んでるんだー」
苗木「しかも、なんで僕の部屋付近死体まみれなんだよ。バスルームってそんなはずは」
モノクマ「それでは学級裁判を始めます。」
坊屋「そんなのそこの引きこもりに決まってるだろ」
苗木「君は、超高校級の不良」
夜神「残念だよ。苗木くん」
夜神「(ちっ、海砂がしくじったか。計画ではデスノートによる殺人が認められるか分からない以上全員[ピーーー]のがベストだったが。)」
夜神「(まあいいこれで進めて万が一に備え、今回の殺人は海砂にやらせた。うまく行けば海砂が全員を殺し、海砂を僕が[ピーーー]。学級裁判を切り抜けられる予定だったが、今回はお手並み拝見だ。)」
苗木「僕は何もやってない」
枢木「苗木くんそれが君のやり方か?」
天野「。。カチカチ」
苗木「誰も味方がいない。」
苗木「なんとか反論の糸口を見つけないと」
苗木「僕は何も知らない」
工藤「確かに苗木くんが殺したという証拠はない。」
苗木「工藤くん」
工藤「それにまずは現場に行くべきだと思う。ホームズ曰わく事件は現場で起こる。」
夜神「そうだね。確かに決めつけるのはよくなかった。現場に行ってみようか」
夜神「(超高校級の探偵か、こいつはやっかいだな)」
工藤「ああ、だれどさっき各自での検査したのは不十分すぎたから。モノクマ、もう一度調べさせて欲しい。」
苗木「そうだよ。よく調べて見るべきなんだ。それに気になることがあって」
夜神「なんだい?苗木くん」
苗木「モノクマ、今回みたいに複数の殺人が行われた場合は犯人が複数いるとどうなるの?」
モノクマ「ぎく」
工藤「考えてなかったのか?」
モノクマ「ぎく」
モノクマ「」
モノクマ「でも、今回のケースではクロは一人です。」
夜神「(となるとデスノートによる殺人が有効なのか、海砂を殺したやつだけなのかは犯人を特定しないと)」
モノクマ「今回は特例です。お前ら現場も見ずに学級裁判始めちゃうんだもんびっくりくまったよ。」
工藤「じゃあ、何人かに分けていこうか」
苗木、工藤、枢木
苗木の部屋
苗木「ここだよ」
工藤「弥海砂の死体か」
苗木「調べないの?」
工藤「実はもう調べた」
苗木「?」
工藤「さっきのはフェイクだ。夜神のやつ用心深いくせに学級裁判をせかすから何かあると思ったんだ。苗木に全部罪を被せようとしてる」
苗木「そんな」
夜神「(やはり茂野五朗の遺体は指定したものだ。つまりはデスノートによる殺人も有効カウントか?)」
夜神「(工藤はじゃまだ。やはりもうこの場で全員[ピーーー]か。)」
夜神「(保険はかけておくか。サラサラ)」
天野「あいつ。カチカチ。そんな」
天野「(なんとかしないと)」
モノクマ「えー、学級裁判の続きですが、明日に延期します。」
工藤「なんでだ?」
モノクマ「こっちだって3人も死ぬとは思わなかったんだから。しかもそのうち2人はゴニョゴニ」
工藤「やはり、何かあいつに」
苗木「僕の部屋は?」
モノクマ「事件が解決するまではそのままです。」
苗木「どくどく」
苗木「バスルームには弥さんが死んでるし、部屋の前には新妻先生。隣の部屋には茂野くん。カイジくんは死体がここから、離れてはいるものもそういや、昨日来なかったか?立ち入り禁止付近て逃げようとしたんだろうかな。」
苗木「そういや、死亡時刻は、12時?みんな訪ねて来たの何時だったのかな?」
苗木「忘れた。もうここじゃ寝れないし工藤くんに頼んで部屋に入れて貰うか」
苗木「どんどん。工藤くんいないの?」
苗木「あっちで声がするな。ごっ」
苗木「なんか蹴った?」
坊屋「」
苗木「し、死体?」
苗木「うわああああ。」
枢木「君ももうおしまいだ。」
天野「違う僕は。」
苗木「バタンと」
苗木「なんかいろいろ見たけど、希望ヶ峰学園は恐ろしいことだらけだ。」
苗木「僕がおかしいんだろうか。 」
苗木「とにかく明日、工藤くんにはなそう。」
苗木「ん?弥さんのダイイングメッセージ?」
苗木「月、やったよ。」
苗木「・・・」
翌朝
苗木「工藤くん。バンバン」
苗木「もう行ったのか?」
苗木「しかし、あれは夜神くんが何か絡んでいる。」
夜神「ああ、苗木くん探したよ。」
夜神「早くいこう。」
苗木「うん。(警戒しないと)」
モノクマ「えー、学級裁判を再開します。といいたいのですが、死体がお前らのせいでまた増えました。」
苗木「工藤くんはいない?まだ来てないのか」
モノクマファイル
工藤バーーーローー 首つり自殺。
天野雪輝 転落死
枢木スザク 心臓麻痺
坊屋春道 心臓麻痺
苗木「!」
夜神「(名前が分かる奴はあらかた殺した後は苗木、お前のフルネーム漢字が手に入ればこっちのものだ。)」
夜神「(苗木に自殺させ、苗木ごろしの犯人を突き止めて俺は解放。無理なら、黒幕を[ピーーー]まで。第一生徒の中に黒幕がいるならこいつしか居ない。)」
苗木「そ、そんな。」
学級裁判開廷
夜神「工藤くんは首をつり自殺だそうだね。探偵は苦労も多いらしいし。」
苗木「それは、違うよ。工藤くんは殺されたんだ。他の皆も。」
夜神「面白い推理だね。ところで」
リューク「目がいるか?」
夜神「いらない」
苗木「。。(考えろ何かヒントが)」
茂野「野球しようぜ」
カイジ「部屋を変えてくれ」
苗木「ない。どこにもヒントがない。」
夜神「。」
夜神「(さっさとこいつも[ピーーー]か。ただ、これの監視者の意向に沿わない勝ちかたをした場合。どうなるか?)」
このSSまとめへのコメント
クソだな