fatezeroのキャスター組の立ち位置に水紡機の開発者で産業革命を導いたリチャード・アークライトと科学者の設定で参戦させるSSです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380003933
科学者「〇〇を電子制御で△△することによって効率が倍になります更にエネルギ消費は従来の大型機の3分の1まで減らすことができます」
上司「それを導入する際のコストはどうするつもりかね?」
科学者「コストは掛かりますが試算では3年でそのコストを上回る利益が出ます」
上司「その通りに行くとは限らんだろう」
科学者「はい、しかし最悪の状態でも5年あれば黒になる計算です」
上司「わかったこの案は一度上に掛けあってみるとしよう」
~その後~
科学者(会議室で上司と役員が話しているようだ盗み聞きは良くないが私の案件なのだ聞いても問題あるまい)
上司「〇〇を電子制御で△△することによって効率が倍になります更にエネルギ消費は従来の大型機の3分の1まで減らすことができます」
役員「素晴らしいじゃないか、コストと利益はどうなる?」
上司「最速三年でもとが取れます」
役員「エクセレント!即刻採用だ!しかしこれほどの案をいくつもいくつも誰が考えているのだね?」
上司「すべて私でございます」
科学者(!?)
役員「そうか、君の昇進も考えて置かなければならないな」
上司「ありがとうございます」
科学者(どうなっているんだ・・・)
上司「科学者くん、あの案ダメだったよコストが掛かり過ぎるとかで役員会議で通らなかった」
科学者「そうですか・・・」(この糞野郎抜け抜けと!)
上司「君の案はいつもいいものばかりなのだがね、まぁこれからも頑張ってくれたまえ」
科学者「そうですね」
科学者(何度、計画案を出しても一度も通らず、それにもかかわらず、俺が首にならなかったのはこのクズのせいだったのか)
科学者の家
科学者(子供の頃から新しいものが好きで特に機械に関しては楽しいとしか感じなかった、好きな事を勉強しているうちに所謂名門と呼ばれる大学に入っていた)
科学者(高学歴かついくつかの特許も持っていたので、簡単に就職することはできた、しかし憧れていた開発の仕事についても何も楽しくなかった)
科学者「もう、科学とはおさらばしよう機械なんてうんざりだ」
科学者(こんなこと口では行っているが、心ではこんなことこれっぽっちも思っていない)
科学者「熱っ!」
手の甲に焼けた鉄板を押し付けられたような痛みが走り、驚いてそこを見るとそこには、古いルーン文字のような赤い模様が刺青のように張り付いていた
本日はここまでです処女SSですので至らないところもあると思いますがよろしくお願いします
史実通りにすると、セイバーさんにすぐ切られてしまうのでかなり美化します
科学者(調べてみたところ、この紋章は聖杯戦争という古の魔術師たちの戦いの、参加証明書のようなものらしい)
科学者「馬鹿らしい、この科学の時代に魔術などと」
アークライト「その通り!私が水紡機を開発してから、この世界は科学が王道となった」
科学者「」
アークライト「自己紹介が遅れましたな、我が名は、リチャード・アークライト今回の聖杯戦争においてはキャスターとして、現界しました」
科学者が振り向くとそこには 、恰幅のいい、絵に書いたようなイギリス紳士が立っていた
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