綾波「ヘイ!カモンカモン!バーンナッコゥ!」(330)

シンジ「独り暮らしします」

ミサト「どうしたのよ急に」

シンジ「いや、元々こっちに来たとき、1人で住む予定だったじゃないですか。
    父さんが用意したネルフの施設に。そこに住みます」

ミサト「だからどうしてって。理由を聞かせてちょうだい」

シンジ「……べ、別に理由なんてありません」

ミサト「嘘おっしゃい、理由なく急にそんなこと言うわけないでしょ」

シンジ「……。」

ミサト「うちがイヤなの?」

シンジ「う、うちって言うかその…」

ミサト「あたしが嫌い?」

シンジ「そ、そんなことありません!別に…ミサトさんは…」

ミサト「ん?『ミサトさんは』?じゃあ何よアスカ?」

シンジ「……。」

シンジ「と、とにかく僕は1人で住みます。元々そういう予定だったんだから問題ないでしょう?」

ミサト「だーめ」

シンジ「なんでですか!」

ミサト「元々がどうあれ今のあなた達の保護者はあたしなの。勝手は許しません」

シンジ「いやだ!僕は1人で住む!」

ミサト「まあまあ、アスカとケンカなんていつものことじゃない」

シンジ「いつもだからだよ!!」

ミサト「!?」

シンジ「いつもいつもいつもいつも!!もういやなんだ!!」

シンジ「常に人を見下して!自己中心的で虚栄心と自己顕示欲のカタマリで!
    些細なことで殴る蹴るの暴行をはたらき!
    ご飯の時だって自分はテレビ見てるだけのくせに毎回文句つけるし!
    テストで僕の方が1点でも高かった日には天才のシンジ様は~』だの
    『無敵のシンジ様は~』だの1日中ネチネチ嫌味を垂れる!もういやだ!もうたくさんだよ!!」

ミサト「お、落ち着いてシンちゃん…とりあえず今日のところは、ね?
    アスカが帰って来たらあたしからちゃんと…

シンジ「だめだよそんなの!ミサトさんがそんなこと言ったら
    『あたしに直接言わないでミサトに陰口~』だの
    『みんなしてバカシンジの味方して~』だので
    また僕に矛先が向けられるじゃないか!ああああああああ!!」

ミサト「シンジくん…」

シンジ「もう限界なんだ!ミサトさんがダメって言っても出て行くからね!
    じゃあ!さよならミサトさん!」ダッ…!

ミサト「あっ、待ちなさいシンジくん!!」

シンジ「離して!はなしてよ!!」

ミサト「えいっ」ドゴッ!

シンジ「うっ…!」バタリ…

ミサト「ふう」

ねrv・・・・・・・・・・・


ミサト「…ってことが昨日あったのよ」

リツ子「あなたも大変ね」

ミサト「まったく…シンジくんがいなくなったら誰がうちの炊事洗濯掃除やるって言うのよ」

リツ子「……シンジくんが逃げ出したくのもわかるわね…」

ミサト「シンジくんは言わないでって言ったけど、アスカにはちょっちきつく言ってやんないとダメだわねコレ」

リツ子「で?今朝はどうしたの?シンジくん」

ミサト「いつも通り学校行ったわ。アスカと一緒にね。いつも通りちゃんとお弁当も作ってくれたし
    一晩寝て頭冷やしてくれたのよきっと」

リツ子「…そうかしら」



学校・・・・・・・・・・・


アスカ「シンジー!早く帰るわよ!」

シンジ「…ア、アスカその…今日は1人で帰ってくれないかな…?」

アスカ「ハァ!?なんでよ!」

シンジ「ぼ、ぼく今日はトウジと約束があって…(嘘だけど)」

アスカ「またあのバカとぉ?いっつも一緒じゃない何よホモなのアンタ?」

シンジ「ち、違うよ!そんなわけないじゃないか」

アスカ「でしょ?だったらさっさと帰るわよ!」

シンジ「(なんだよその理屈…もうイヤだ…誰か助けてよ…!)」


トウジ「センセも毎度毎度タイヘンやなぁ」

ケンスケ「見てる分には羨ましいけどねえ。ま、トウジには委員長がいるからいいだろうけどさ」

トウジ「な!なな、べ別にワイとヒカ…委員長はそそんなんやああらへんぞ!」

ケンスケ「はいはい」


綾波「……。」

帰り道・・・・・・・・・・・


アスカ「でさ!案外おっちょこちょいなのよねヒカリって」

シンジ「へえ、そうなんだ(今日の晩ご飯なににしようかな…)」

アスカ「ちょっとぉ!何よさっきからボーっとしちゃって!あたしの話聞いてるの!?」

シンジ「き、聞いてるよ…
    (ヒカリ…委員長か…。
     そういえばアスカって委員長ぐらいしか友達いないよね。
     当然か。委員長は優しいな、ホント。
     委員長も苦労してそうだな…そうだ、今度委員長に相談してみよう。このバカのこと)

アスカ「で、もらっちゃったんだ、その映画のチケット。2枚」

シンジ「え?映画?」

アスカ「アンタやっぱり話聞いてなかったでしょ」

シンジ「ご、ごめん…」

アスカ「ヒカリはこの日曜は鈴原とデートで、別の場所に予定入れてるから
    この映画は行けないんだって。あたしにくれたの」

シンジ「へえ」

アスカ「あーあ、いいわよねえ青春って感じで。うらやましいわ」

シンジ「そうだね」

アスカ「というわけで次の日曜日!ちゃんと用意しといてよね」

シンジ「……は?」

アスカ「べ、別にあたしだってアンタなんかと行きたいわけじゃないんだからね!
    2枚あるから、ホラ、捨てるのも勿体ないでしょ、仕方なくよ仕方なく!」

シンジ「(日曜日までアスカと一緒だなんて冗談じゃない!)
    い、いや僕は日曜はケンスケと第三新秋葉原に行く約束してて…(嘘だけど)」

アスカ「~~っ!!アンタねえ!!」

シンジ「! な、なに…」

アスカ「二言目には相田だの鈴原だの!あたしとあいつら、どっちが大事なの!!」

シンジ「な…そ…
    (そんなのトウジとケンスケの方が大事に決まってるじゃないか…何言ってるんだ
     …でもそう言ったらまた殴られるんだろうな…)
    …アスカが一番大事だよ」

アスカ「///あ、あったりまえじゃない!わかってればいいのよ!
    じゃあ日曜日!忘れないでね!」

シンジ「(だからなんでだよ…もう限界だ、今夜中に最低限の荷物だけ持って出て行こう)」

・・・・・・・・・・・


シンジ「はーなーせーよ!!やーめーろーよぉ!!」

黒服の人「あー、こちら諜報部。サードチルドレン捕獲しました」

ミサト「そう、ありがとう。丁重にね」

シンジ「くっそう!ミサトさんの仕業だな!?ちくしょう!はーなーせーよ!!」

黒服の人「こら、暴れるな」

シンジ「いやだ!僕はもう絶対あそこに戻らない!離せえええ!!」

黒服の人「えいっ!」ブスッ!

シンジ「うっ…!」バタリ…

黒服の人「ふう」

アスカ「シンジが夜逃げ!?」

ミサト「大丈夫よ、いま諜報部から捕まえたって連絡あったから」

アスカ「どうして…」

ミサト「…ねえアスカ」

アスカ「なに?」

ミサト「……いえ、ごめんなさい、なんでもないわ…。
    シンジくんが帰ってきたら優しくしてあげてね」

アスカ「?」

・・・・・・・・・・・

ミサト「シンジくんは?」

リツ子「暴れたから鎮静剤を打って、今はベッドで寝てるわ」

ミサト「そう」

リツ子「しっかりしてよミサト、あなた保護者でしょ。
    アスカにはちゃんと言ったの?」

ミサト「いえ…。何も言えないわ。
    あれはね、アスカなりの愛情表現なのよ。
    アスカがあんなに裏表なく感情をぶつけるのはシンジくんだけだもの」

リツ子「そんなことに気付けるほどシンジくんはまだ大人じゃないわ。アスカもね」

ミサト「……。」

リツ子「1人暮らし、させてあげればいいじゃない。
    今のままじゃこっちも困るわ。シンクロ率もここずっと右肩下がりよ」

ミサト「…はぁ。またコンビニ弁当暮らしか…。」

・・・・・・・・・・・

コンコン

ミサト「入るわよシンジくん」

シンジ「……。」

ミサト「1人暮らし、してもいいわよ」

シンジ「!! ほんとですか!」

ミサト「でもね、シンジくんが使う予定だった部屋はもう他の人が使ってるの。
    別の部屋が空くまでもう少し待ってくれないかしら」

シンジ「…わかりました」

ミサト「だからその間、アスカと少し話し合ってほしいの」

シンジ「話す?何をですか?話し合いになんてなりませんよ。すぐ手を出してくるんだもの」

ミサト「アスカもシンジくんのことが嫌いなわけじゃないのよ」

シンジ「嫌いじゃないのに罵ったり殴ったりしませんよ。
    もしそうだったらただのキチガイですよ」

ミサト「…とにかく今日はもう帰りましょ」

・・・・・・・・・・・

ミサト「たっだいまー」

シンジ「…ただいま」

アスカ「! シンジ!あんたなんで…

ミサト「アスカ」

アスカ「あ…うん、そうね…その話はとりあえずいいわ
    とりあえずご飯食べましょ!あたしが作ったのよ!」

ミサト「え?アスカが作ったの!?へえ、珍しいこともあるもんね」

シンジ「(嫌な予感しかしない…)」

シンジ「アスカ…これ何?」

アスカ「ビシソワーズよ。じゃがいもの冷製スープ」

シンジ「(ゲロにしか見えない…)い、いただきます…」パクッ

アスカ「どう?」

シンジ「(まっずううう!!)お、おいしいよ…」

アスカ「ホント!?よかっ…あ、いや、あたしが作ったんだから当然よね!」

シンジ「そ、そうだね…
     (なんだよコレ…ビシソワーズみたいに単純なスープをどうやったらここまで不味く作れるんだよ…
      明らかに意図的じゃないか。そんなに僕に嫌がらせして楽しいのアスカ?)」

ミサト「(うわっ、まずっ!)」

アスカ「ねえ、よかったら明日の朝もあたしが作ってあげよっか?」

ミサト「(ゲッ!それは勘弁してちょ)

シンジ「い、いや、どうせ僕はお弁当も作るし、いいよ、僕が作るよ」

アスカ「そう?なんかね、あたしコレ作ってて料理に目覚めちゃったかも」

ミサト「(…やっぱりシンジくんを1人暮らしさせるわけにはいかないわ…)」

・・・・・・・・・・・
キーンコーンカーンコーン

アスカ「さっ!今日はシンクロテストよ、行きましょ」

シンジ「あ、いや、綾波が掃除当番だから、待ってから一緒に行こうよ」

アスカ「…ちっ」

綾波「……。」

シンジ「(綾波がいればアスカの矛先が綾波に行くんだよね。
      アスカは綾波のことも嫌いなのかな。ごめんね綾波。僕も辛いんだよ)

・・・・・・・・・・・

アスカ「…でー、初めて作ったにも関わらず天才的な出来のビシソワーズだったのよ!ね、シンジ」

シンジ「うん…」

アスカ「ファーストは料理とか出来るのぉ~?」

綾波「いえ。出来ないわ」

アスカ「よねー。アンタはエヴァしか取り得ないものね!」

綾波「……。」

アスカ「といってもそのエヴァでもあたしの方が断然シンクロ率上なんだけどね!ほほほ!」

綾波「……。」

シンジ「(ごめんね綾波…ごめんね…)」

アスカ「アンタって趣味とかあんの?いっつも1人で何してんの?」

綾波「別に。何もしてないわ」

アスカ「さすがお人形さんねー。だからアンタは友達いないのよ」

シンジ「(アスカだって委員長しか友達いないじゃないか…)」

アスカ「友達もそうだし、男だってアンタみたいな女には寄り付かないわよ。ね、シンジ」

シンジ「うん…(すまぬ…すまぬ綾波…)」

綾波「……。」


・・・・・・・・・・・

リツ子「シンクロテストおつかれさま。今日はもう上がっていいわよ」

アスカ「ねえリツコ、どうだった今回?」

リツ子「79%。さすがね、アスカが断トツ1位よ」

アスカ「ま、当然よね~!」

リツ子「それよりシンジくん、どうしたの?」

シンジ「え?」

リツ子「ここずっと下がりっぱなしで今回はついに26%。もう起動可能指数ギリギリよ」

リツ子「このままじゃパイロット降ろされるわよ」

シンジ「!」

アスカ「ちょっと!なにやってんのよアンタ!しっかりしなさいよね!」

シンジ「あの…パイロット降ろされたらどうなるんですか?」

リツ子「解雇よ。初号機には代わりのパイロットが乗るでしょうね」

アスカ「え…」

シンジ「(そうか…その手があったか!)」

帰り道・・・・・・・・・・・

アスカ「ちょっと!どうすんのよアンタ!」

シンジ「え?どうって何が…?」

アスカ「何がじゃないわよ!アンタこのままじゃパイロット降ろされるのよ!」

シンジ「…まあ、仕方ないんじゃないかな。なるようになるよ」

アスカ「何言ってんの!もし本当に降ろされたらどうするつもりなのよ!?」

シンジ「前住んでた所に帰るよ。先生の所」

アスカ「え?」

シンジ「パイロットじゃなかったらミサトさんの所に住む理由もなくなるし。
     いや、ミサトさんはいいって言うかもしれないけど、そんな迷惑はかけられないよ」

アスカ「ダメよ!」

シンジ「え?」

アスカ「そんなの許さないわ!なんとかしなさいよ!」

シンジ「なんとかったって…こればっかりはどうにもならないよ
     (トウジやケンスケ、ミサトさん、綾波…もう会えなくなるのは辛いけど…
      でも…これでもうアスカと顔を会わせなくて済む!)」

アスカ「……。(あたしがなんとかしなきゃ…!)」

飯食ってくる。

         ┼ヽ  -|r‐、. レ |
         d⌒) ./| _ノ  __ノ

―次回予告―

綾波「あなたのせいよ」

アスカ「はぁ!?」

綾波「もう碇くんには極力話しかけないで」

アスカ「なんでアンタにそんなこと…

綾波「ヘイッ!」 パシッ!

アスカ「きゃっ!ちょっ、なに…

綾波「バーンんナッコォ!」 ボゴォッ!

アスカ「痛ッッ!あ、あたしに喧嘩売ろうっての!?上等じゃない!」

綾波「ヘイ!カモンカモン!」

シンジ「懐かしいなー、僕よくチャン・コーハン使ってたよ」

綾波「パゥワーダァンッ!」 ドカァーン

アスカ「ATフィールド!?」


―次回、最後のシ者―
ミサト「この次もサービス、サービスゥ!」

・・・・・・・・・・・

リツ子「シンクロ、開始して」

シンジ「(今日の晩ご飯は何にしようかな~)」

リツ子「シンジくん、前回も言ったけど、もう後がないのよ。頑張ってちょうだい」

シンジ「え?ああ、はい。(久々にさんまでも食べたいなー)」

マヤ「先輩…」

リツ子「なに?」

マヤ「シンジくんのシンクロ率……に、2%です…」

リツ子「2%!?シンジくん、真面目にやってちょうだい」

シンジ「え?ぼかぁ真面目にやってますよー」

リツ子「…もうダメかもしれないわね」

・・・・・・・・・・・

ミサト「ただいま」

シンジ「あ、おかえりなさいミサトさん。晩ご飯できてますよ」

ミサト「シンジくん、今日のシンクロテストのこと聞いたわよ」

シンジ「え?ああ、あれ。まあ仕方ないですよ」

アスカ「え?なに、どうしたの?」

ミサト「シンクロ率2%。もう起動すらしないわ」

アスカ「なんでそんな急に!?」

シンジ「いやあ、これが僕の元々の実力だったんですよ
    それよりホラ、ご飯冷めちゃいますよ」

ミサト「…どうしてそんな嬉しそうなのシンジくん?」

シンジ「え!?きき、気のせいじゃないですか?
    まあ、何はともあれ僕はこれでお役御免って訳ですね」

ミサト「!! シンジくん!あなたそれが目的で…

ピンポーン

ミサト「っ!誰よ大事な話してる時に…!
    …はーい

綾波「こんばんは」

ミサト「レイ!?珍しいわね」

シンジ「綾波?どうしたの、ご飯食べてく?」

綾波「…心を開かなければ、エヴァは動かないわ」

シンジ「え?僕のこと?」

ミサト「今ちょうどその話してたのよ。ま、上がってちょうだい」

綾波「…お邪魔します」

アスカ「げえっ、ファースト!」

シンジ「心を開くったって…僕は今この上ない程解き放たれてるよ。
    いや、解き放たれるのはこれからか。(アスカから)」

ミサト「シンジくん、あなたが何を言ってるのかわからないわ」

綾波「エヴァには心がある。シンクロしないのは、碇くんがシンクロしようと思っていないから」

ミサト「やっぱりそう。シンジくん、あなた意図的にシンクロ率下げてるわね」

アスカ「意図的に!?なんでそんなことするのよアンタ!」

シンジ「しし、してないよ!ホントホント!」

綾波「嘘」

シンジ「いやいやホントホント!これ本当!」

ミサト「(傍から見ても嘘なのは丸わかりよ…。
     そんなにアスカから離れたいのシンジくん?それなら…)」

プルルルル…

ミサト「はい、もしもし。リツ子?」

ミサト「そう。はい。わかったわ。ええ。伝えておくわ。はい。はい。」 ガチャ

アスカ「リツ子?」

ミサト「ええ。シンジくんの代わりのパイロットが送られてくることが決まったって」

シンジ「キタ!」

アスカ「は?」

シンジ「あ、いや、なんでもない、うん。
     と、とにかくそうと決まったら荷物まとめないと」

アスカ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!そんな急に…」

ミサト「何言ってるのシンジくん」

シンジ「え?いや、代わりのパイロットが来るなら僕はもうここには…」

ミサト「そんなわけはないでしょう。あなたは予備ってことになるだけよ。今までと大して変わらないわ」

シンジ「ええ!?だってリツ子さんは解雇だって…」

ミサト「それはあなたを奮い立たせるための方便よ。
    仮に解雇だとしても機密保持のためにネルフの監視からは抜けられないわ。
    そうなると監視役は私。何はどうあれ結局シンジくんここに住むことになるのよ」

シンジ「そんな!じゃあ僕は何のためにこんな芝居打ったんだよ」

アスカ「芝居!?」

シンジ「あっ」

ミサト「語るに落ちたわねシンジくん」

シンジ「ちちち違うんだ!違うんだよ!」

綾波「何故そんなことをしたの?」

シンジ「な、何故って…(アスカの前で言えるわけないじゃないか…!)」

アスカ「バカみたい!なんのためにそんなことしたのよ!」

ミサト「いい機会よシンジくん、ちゃんと話し合いなさい」

アスカ「何よ、ミサトは何か最初から知ってたわけ!?」

ミサト「まあ、ね。ほら、シンジくん。
    (なんとしてもシンジくんは手放すわけにはいかないわ。
     いざとなったらアスカに出て行ってもらわないと。アスカは居なくても別に構わないし)」

シンジ「う…うう…」

綾波「……。」

シンジ「うわあああああああ!!!!」 ダッ!

アスカ「あ、逃げた!」

ミサト「いいわ放っといて。どうせまたすぐ諜報部に捕まるわ」

アスカ「ミサトは全部知ってるんでしょ?教えなさいよ」

ミサト「いや…こういうのはあたしが言ってもねえ…。シンジくんが帰ったら直接聞きなさい」

アスカ「ふん」

ミサト「レイ、今日はもう遅いから泊まっていきなさい。シンジくんのベッド使うといいわ」

レイ「はい」

・・・・・・・・・・・

レイ「碇くんの匂いがすりゅ」

・・・・・・・・・・・

ミサト「まだ捕まらないの!?もう3日よ、諜報部は何やってるのよ!」

リツ子「自分で逃がしておいてよく言うわ」

ミサト「アスカの料理には耐えられないのよもう…。あの子レトルトものだと文句つけるし」

リツ子「シンジくん自身のことはどうでもいいの?最低ね」

ミサト「ほんとアスカはどうでもいいからシンジくん…はっ!
    そうだわ!アスカを1人暮らしさせればいいのよ!これで万事解決じゃない!」

リツ子「シンジくんはあなたと同居したままで?アスカがOKするかしら?まず無理ね」

ミサト「うーん…何はともあれまずシンジくんが帰ってこないことには話しにならないわね…
    ほんとにどこに隠れてるのかしら」

リツ子「一度捕まったから工夫凝らして潜伏してるのねきっと」

・・・・・・・・・・・

シンジ「…もう3日か…。アスカと会わないとこんなに心が軽いなんて…。
     でももう体が限界だ…石の上で寝るのは痛い…食べ物もロクに摂ってない…
     このまま死ぬのかな…それもいいかもしれない…」

「フーンフンフフーン♪」

シンジ「…チャン・コーハンの勝利時の鼻歌だ…誰だろう」

カヲル「歌はいいねえ」

カヲル「歌は心を潤してくれる。リリンが生み出した文化の極みだよ。そう感じないか?碇シンジ君」

シンジ「僕の名を?」

カヲル「知らないものはないさ。失礼だが、君は自分の立場をもう少しは知ったほうがいいと思うよ」

シンジ「そうかな…?あの、君は?」

カヲル「君と同じ、仕組まれた子供。フィフスチルドレンさ」

シンジ「あ、僕の代わりのパイロットって…きみが…」

カヲル「僕は渚カヲル。「カヲル」でいいよ、碇君」

シンジ「あ、僕も…シンジでいいよ///」

カヲル「しかし随分と疲れているようだね。どうしたんだい?」

シンジ「実は…

・・・・・・・・・・・

カヲル「…そう、それは大変だったね。よかったら僕の部屋に住むといいよ」

シンジ「え!?そ、そんな、いま会ったばかりなのに…」

カヲル「僕は全然構わないよ。君とは友達になれそうな気がするよ。シンジくん」

シンジ「…カヲルくん」

カヲル「じゃあとりあえず一度帰ろう。みんな心配してるよ」

シンジ「うん…でも、帰るのは怖いな…。…アスカ…ミサトさん…きっとすごく怒られるんだろうな…」

カヲル「心配ないよ。僕が一緒だからね」

シンジ「カヲルくん///」

・・・・・・・・・・・

アスカ「(もう3日…。バカシンジ…どこほっつき歩いてるのよ…)」

ピーンポーン

アスカ「(シンジ!?)」 ダッ!

ガチャ

カヲル「やあ、こんばんは」

アスカ「…誰よアンタ」

カヲル「ほら、シンジくん、おいで」

アスカ「!?」

シンジ「た、ただいま…」

アスカ「シンジ!?」

シンジ「(ビクッ!)」

アスカ「このバカシンジ!!…心配…してたんだからね…うっ…ぐすっ…」

シンジ「…え?」

風呂入ってくる

          ┼ヽ  -|r‐、. レ |
          d⌒) ./| _ノ  __ノ

―次回予告―

シンジ「僕はエキストラかな」

レイ「私はアドバンスト」

カヲル「僕は初代からやってるからね、エキストラ派なんだ」

レイ「そう。なら私の敵ではないわ」

シンジ「僕は小学生の頃にやってただけで最近のはあまり知らないんだけど…」

カヲル「じゃあまず僕と対戦しようよ」

シンジ「うん…あれ?」

カヲル「どうしたんだい?」

シンジ「チャン・コーハンが…」

レイ「このシリーズにはチャン・コーハンはいないわ」

シンジ「ええ!?じゃあチョイ・ボンゲは…」

レイ「いないわ」

シンジ「そんな…それじゃ僕は誰を使えばいいんだ…」

―次回、世界の中心でアイを叫んだけもの―
ミサト「この次もサービス、サービスゥ!」

アスカ「ぐすっ…。と、とにかく入りなさいよ」

シンジ「う、うん…。
    (あれ、てっきり殴られると思ったけど…よかった。
     ってかなんで泣いてるんだろうアスカ)」

アスカ「で?アンタは誰?」

カヲル「僕はカヲル。渚カヲル。君と同じ、仕組まれた子供。フィフスチルドレンさ」

アスカ「え?じゃあアンタがシンジの代わりに来たって奴…?
    (なんかわからないけどイケ好かない奴…)
     ま、まあいいわ。入りなさいよ」

カヲル「ふふ、おじゃまします」

シンジ「(うわっ、部屋きたなっ!たった3日でどうしてここまで散らかせられるんだよ…)
    ミ、ミサトさんは…?」

アスカ「まだ帰ってきてないわよ。ってかアンタ今までどこに…いや、いいわ。
    聞きたいことは山ほどあるけど、後で聞かせてもらうわ
    とりあえずご飯作ってるから食べなさいよ」

シンジ「え!?」

アスカ「ご飯よご飯。フィフス、アンタも特別に食べていっていいわよ。
    あたしの手料理食べられるなんて二度とないんだから、感謝しなさい」

カヲル「あ、ありがとう…」

シンジ「ア、アスカ…これ…」

アスカ「シチューよクリームシチュー、見ればわかるでしょ」

シンジ「(クリームシチュー!?どちらかと言えばビーフシチューに近い色合いだけど…)
    い、いただきます…」

カヲル「いただきます」

パクッ

シンジ「…ッッッ!!」

アスカ「どう?」

シンジ「(まっずうううう!!何コレ!?昆布の味がするよ!)」
    お、おいしいよ…アスカ、昆布使ったの…?」

アスカ「ええ、よくわかったわね。普通の水使うより出汁使った方が美味しいと思って」

シンジ「(本や箱の説明書き通りに作ればいいのに
     なんで料理出来ない人に限ってアレンジしたがるんだろう…?うわ、すごい不味い…)」

カヲル「うわ、まずいねコレ」

シンジ「!!」

アスカ「…は?」

カヲル「とてもじゃないけど食べられないよ」

シンジ「(カ、カヲルくん…!)」

アスカ「な・な・なんなのよアンタは!
    人ん家上がりこんでご飯食べた挙句けなして!
    ケンカ売りに来たの!?そもそもなんでアンタがシンジと…

ミサト「たっだいま~」

ミサト「シンジくん!?」

シンジ「…お、おかえりなさい…」

ミサト「シンジくぅーん!!」

シンジ「わっ、く、苦しいよミサトさん…」

ミサト「おかえりなさいはこっちのセリフよー!
    やっと帰ってきてくれたのねーん(これでアスカの地獄料理から解放されるわ!)
    あれ?これ、シンちゃん?さっそくご飯作ってくれたの?」

シンジ「い、いや、これはアスカが…」

ミサト「(うえっ)そ、そう…」

ミサト「あれ、あなたは…」

カヲル「僕は渚カヲル。フィフスチルドレンです。初めまして葛城三佐。シンジくんから話は聞いてますよ」

ミサト「あなたが渚くん!?でも、何故ここに?」

アスカ「そいつがシンジ連れてきたのよ」

ミサト「そうだったの…ありがとう、ってどうしたのよアスカ、そんなブスっとしちゃって」

アスカ「どうもこうもないわよ、そいつ頭おかしいわよ」

ミサト「何があったってのよ、初対面から険悪な雰囲気ねえ…」

カヲル「あ、シンジくん、葛城三佐にもシチューお出ししてあげたら?」

ミサト「え!?あ、ああいや、私は外で食べてきたから…」

カヲル「ほら」

アスカ「ッッッ!!!ほらじゃないわよ!
    聞いたでしょミサト!こいついきなりウチ上がりこんで
    図々しくもご飯食べた挙句「まずい」だの抜かして!アタシにケンカ売ってんのよ!」

カヲル「ケンカ売ってるつもりはないよ。でもこれは豚のエサだよ。それは事実だ」

アスカ「シンジもミサトもいつも美味しいって言ってるわよ!アンタの舌がおかしいんじゃない!?」

カヲル「やれやれ、これじゃあシンジくんも出て行くわけだ」

アスカ「…は?「これじゃあ」って何よ「これ」って!シンジが出て行ったのとどう関係あんのよ!
     シンジィ!」

シンジ「は、はい!」

アスカ「全部話しなさい!!エヴァのパイロット降りようとしたことも
    家出したことも、コイツのことも、全部!」

シンジ「え…いや…で、でも…」

カヲル「大丈夫シンジくん、僕が付いてるよ」

シンジ「カヲルくん…///」

ミサト「?」

シンジ「……ア、アスカが嫌だからだよ」

ミサト「(シンジくん!?なぜ急に!?)」

アスカ「…は…ど、どういうことよソレ…」

シンジ「アスカが嫌いだからだよ!もう嫌なんだアスカにつき合わされるのは!!」

アスカ「…シ、シンジ?」

シンジ「パイロット降りようとしたのはアスカと一緒に住みたくないからだ!
    家出したのもアスカと一緒にいたくないからだよ!」

アスカ「…え…な、なんで…あたしが何…

シンジ「何じゃないだろう!いつもいつもいつもいつも!!
    があああああああ!!!!
    [※:以下>>3の冒頭のセリフ繰り返し]」

シンジ「はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ…」

アスカ「あ、あたしはそんなつもりじゃ……」

カヲル「と、いうわけで。シンジくんは僕と一緒に住みます」

ミサト「え!?」

カヲル「シンジくんから聞きましたが、既に1人暮らしの件は認めたそうじゃないですか。
    ただ部屋が空いてないからと。だから僕の部屋に住みます」

ミサト「ちょ、だ、だめよ!」

カヲル「何故ですか?何か問題でも?」

ミサト「そ、それは…
   (私が困るのよ!ご飯誰が作るのよ!この汚れた部屋誰が掃除するのよ!)

カヲル「無いですね?それじゃあ、行こうかシンジくん」

シンジ「うん…」

アスカ「うっ…うぅ…わ、私はそんな…全然そんなつもりじゃ…うっ、うああっ…」

シンジ「アスカ…」

アスカ「…?」

シンジ「もうネルフや学校でもぼくに話しかけないでね」

アスカ「!!」

ミサト「(うわキッツ!)」

カヲル「じゃあ、お邪魔しました」

プシュン

アスカ「う…うああ…ああああああああ!!」

ミサト「(アスカもちょっち気の毒ね……ま、自業自得か…)」

・・・・・・・・・・・

リツ子「…で、今度はアスカが家出したと」

ミサト「はぁ~、もうホントやんなっちゃうわ」

リツ子「アスカがその状態ではエヴァとのシンクロなんてまず無理でしょうね。
    シンジくんの場合は演技だった分、今回の方が深刻よ」

ミサト「ま、だいじょぶでしょ。あの子強いもの」

リツ子「…あの子が他人に攻撃的なのは、自分が打たれ弱いからよ。
    悪い結果にならなければいいけれど…」

ミサト「ちょ、ちょっと不吉なこと言わないでよリツ子!」

リツ子「……。」

ミサト「あの子に万が一があったら、私の監督不行き届きってことになるじゃない。
    貴重なエヴァパイロットだもの、下手したら降格されちゃうわ。せっかく昇格したばっかなのに」

リツ子「…最低ねあなた」

・・・・・・・・・・・


ギシギシ

シンジ「あァ…んっ……ハァ…ハァ…カヲルクン……」

カヲル「シンジくん…気持ちいいかい…?」

シンジ「んっ…カ、カヲルくんは……」

カヲル「キミが気持ち良ければ、僕も…気持ちいッ…イイよ…シンジくん…」

シンジ「ぁ…んん…カヲルくん…」

ピンポーン

カヲル「…だ、誰だろう…んっ…丁度いいときに…

綾波「こんばんは」

シンジ「あ、綾波ィっ!?ちょっ、な、なんで…わ、服…ちょっ

カヲル「ふふ、君は僕と同じだね。君も混ざるかい?」

綾波「…ええ」

シンジ「綾波…」





綾波「あァん…碇くん…っあ……んんっ…!」

シンジ「すごい…綾波の中っ…溶けそうだ…っっ…」

カヲル「ふふ、シンジくんの中もだよ…」

シンジ「アッー」

なんだこの展開はwwwwwww

こうして、3人はいつまでも仲睦まじく暮らしました…

一方アスカは、廃人状態で廃屋のバスタブに漬かっているところを諜報部に発見され
病院に搬送されましたが、植物状態のまま数週間のち、静かに息をひきとりましたとさ…



                                          ┼ヽ  -|r‐、. レ |
                                          d⌒) ./| _ノ  __ノ

アスカ「ちょ、ちょっとあんた達!な、何やってんのよッ!?」

カヲル「おや、突然ドアを蹴り破るなんて失礼だな」

シンジ「チッ……なんでアスカがここに……」

レイ「見ればわかる」

アスカ「え……これ……ゲーム?」

カヲル「KOF98、人類が作り出した至高の格闘ゲームさ」

アスカ「で、でも中がどうとか溶けるとか!!」

カヲル「中段攻撃だよ」

レイ「しゃがみガードが出来ないの」

シンジ「ビリーの6Aで固められるときついよ……」

カヲル「そこを読みあうのが気持ちいいんじゃないか」

アスカ「あ、あんた達バカァ?いい年してこんなのに夢中になって大声出してたってワケ!?」

カヲル「その様子だと格闘ゲームをやった事も無いみたいだね。一度やってみるかい?」

アスカ「冗談じゃないわよ、ゲームなんて!そんなオタクみたいなの、この私がやる訳ないじゃない!」

シンジ「……けよ」

レイ「…碇くん」

アスカ「え、シンジ、何?」

シンジ「だったら出てけよッ!!」

>>233
・・・・・・・・・・・

カヲル「僕は今とても満たされているよ…」

シンジ「うん…」


カヲル「ねえ、二人で海に行かないかい?」

シンジ「え?(急にどうしたんだろう…)」

~海~

カヲル「綺麗だね…」

シンジ「うん…」

カヲル「海が夕焼けで真っ赤に染まって…まるでLCLのようだね…」

シンジ「…(なんだかいつもと様子が違うな…)」

カヲル「…君に頼みがある」

シンジ「え?」

カヲル「ここで君の手で、僕を殺して欲しい」

シンジ「!??」

カヲル「これを見てくれ」

パキィィイーーーン!!

シンジ「え、ATフィールド!?」

カヲル「ATフィールドは、誰もが持つ心の壁。僕はそれを具現化させることが出来る。」

カヲル「もうわかっただろう?僕は人間じゃない。使徒なんだ…」

シンジ「そ、そんな…」



カヲル「僕の使命は、自らの命と引き換えにサードインパクトを起こすこと。逆らえばゼーレに消される」

カヲル「僕に与えられた唯一の自由は、死をどのように迎えるのかということだけなんだ。」

カヲル「だから僕は、君に死を与えてもらいたいんだ。」

シンジ「そ、そんなこと…」

カヲル「迷うことはないさ。僕にとって、生と死は等価値なのだから」

ドサッ(仰向けになって倒れこむカヲル)

カヲル「さあ、君の手で、この僕の首を締めてくれ…」

カヲル「僕の首の内部には、脆弱なコアがある。苦しむことなく最後を迎えることが出来る」

カヲル「このLCLのような海の音を聞きながら、君に首を絞めてもらいたい」

シンジ「カ、カヲル君…ぼ、僕は…」

カヲル「さあ…」

カヲルの上にまたがったシンジは、そっとカヲルの首を握り締めた…

シンジ「う…うぅ…」

ポタッ、ポタッ…

カヲル「君の涙…とても暖かいよ…」

シンジの頬をそっと優しく撫でるカヲル

シンジ「う…う…ぅう…」


  
カヲル「きもちいい」



 
グシャッ

・・・・・・・・・・・

シンジ(……)

シンジ(……)

シンジ(一人きりの部屋…誰もいない部屋…)

シンジ(…カヲル君…)

シンジ(僕は生きていて…いいのかな…)

ガチャッ

シンジ(?誰だ?)

アスカ「探したわよ…シンジ…シンジ…」

シンジ「ア、アスカ!!」

アスカ「フィフスがいないようだけど?」

シンジ(……)

アスカ「まあいいわ、好都合ね」

アスカ「本当に、本当に探したんだから、シンジ…」


シンジ「出て行けよ!!」

アスカ「いらない」

シンジ「??」

アスカ「…あなたの全部が私のものにならないのなら、私何もいらない」

シンジ「もう!もう誰とも関わりたくないんだ!!」

アスカ「…だから私の全部をあなたにあげる」

シンジ「ち、近寄るなああああ!!」

アスカ「シンジ…」

シンジ「な、何をする気だ!は、離せ!」

プスッ

シンジ「痛ッ…!な、何を…」

アスカ「即効性の麻酔…すぐ楽になるわ」

シンジ(う…だんだん…意識が…遠のいて…う…)

ガクッ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・
~数時間後~


シンジ(う…あ、頭がボーッとする…あ、あれ?て、手の自由が利かない…どこかに固定されてるような…)

シンジ(こ、これは…手錠??い、いつの間にか拘束されてる?)

アスカ「おはよう、シンジ」

シンジ「ア、アスカ、な、なんだよこれ!」

アスカ「シンジはここで私とずっと一緒に暮らすの。ずっとずっと…。」

シンジ「な、何言ってるんだよアスカ!この手錠を外してよ!」

アスカ「いま、服を脱がしてあげるわ」

エロシーン書けないので誰か頼んだ

アスカ「無心!ひたすら無心であれ ハルヤハッセイヤー!」

シンジ「ワアアア かあさーん」

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