佐天「無意識に『ちんちんかもかも』と発言させる能力、かぁ…」(170)

佐天「え?何に使えばいいの?」

初春「あ、佐天さんー!聞きましたよー!能力者になれたんですよねっ!?」

佐天「あ、初春。うん、まぁ、ね…」

初春「どうしたんですか?あんまりうれしそうじゃないですけど?」

佐天「まぁものすごいうれしい能力じゃあ無いかもね…あ、そうだ、初春にちょっと試してみようかな、そぉれっ!」

初春「ええっ!?い、いきなりなんですかっ!?」

佐天「…さて、どうなることやら…と言っても実害なんて無いんだけどねー」

初春「ところでどんな能力なんですか?」

佐天「まぁそのうちわかると思うけど…」

シュパッ

黒子「おや、お二人ともこんなところでどうしたんですの?」

初春「あ、白井さん、実はですね、佐天さんがちんちんかもかもなんですっ!………え?」

黒子「…初春…あなたいきなり何を言ってるんですの?」

初春「え、ち、違…さ、佐天さんっ!?」

佐天「あはははは」

初春「ちょっとぉっ!?笑い事じゃ無いですよっ!」

佐天「だって面白かったんだもん、ねぇもう一回言ってみてよ」

初春「い、言いませんよっ!」

黒子「…話が見えませんが…一体どういうことですの?」

佐天「私が能力を使っただけですよ。あ、私能力者になったんです」

初春「いきなり使うなんてちんちんかもかもじゃないですかぁっ!佐天さんっ!!!…はっ!?」

佐天「あはは、あはははははは」

黒子「佐天さん、これは一体どういう能力なんですの?」

佐天「えーとですね、無意識に『ちんちんかもかも』って言わせる能力、ですかね」

黒子「ちんちんかもかも…?確か男女が仲睦まじい様子を表す言葉でしたわね」

初春「え、そ、そうなんですか?」

佐天「あれー?初春、もしかしてエロこと考えてたー?」ニヤニヤ

初春「そ、そそ、そんなことちんちんかもかもですよっ!…はっ!?」

佐天「あはははは、ちょ、初春、笑わせないでよ、あはは、あはははははは」

黒子「…初春、間抜けですの」

初春「う、うわぁぁぁんっ!!!」

御坂「あれ?みんなこんなところで何やってるの?」

初春「あっ!御坂ちんちんかもかもさんっ!」

御坂「え、ちょ、ちょっと初春さん!?な、何言ってるのよ!!!?」

初春「はっ!?す、すみませんっ!!こ、これには訳が…」

黒子「お、お姉さまに…お姉さまにちんちんなどという単語をくっ付けるなんて…初春!やっていいことと悪いことがあるんですの!!!」

初春「ち、違いますよっ!だからこれは佐天さんの能力で…」

佐天「あはは、初春面白すぎ」

御坂「佐天さん、能力者になれたんだ?で、どんな能力なの?」

佐天「ちんちんかもかもって言わせる能力ですよ。あ、御坂さんにも試して見ましょうか、そぉれっ!」

御坂「え、ちょ、ちょっと待ってよ…あれ?何も変わらない?」

初春「み、御坂さんっ!喋っちゃ駄目ですよっ!喋らなければちんちんかもかもですっ!…あああっっっ!!」

御坂「ちょ、ちょっと初春さん?ちんちんかもかも!?………え」

黒子「んまぁっ!?お姉さまが…お姉さまが…ちんちんだなんて!!?!?!」

御坂「ちょっと!なんでそこだけピックアップしてんのよ」

佐天「でも、これ、使い道が無いですよねー」

黒子「いたずらぐらいですの」

初春「っていうか、早く元に戻してちんちんかもかもっ!!」

佐天「あぁ、戻し方知らないんだよねー」

御坂「ええー!?ちょ、ちょっと!!じゃあ私達、これかどうちんちんかもかも!?」

黒子「お、お姉さま…卑猥ですの!!」

御坂「うっさい!」

佐天「まぁそのうち消えると思いますよー…おや?なんか怪しい人がいる…よし、能力使っちゃえ!そぉれっ!」

初春「ちょ、佐天さんっ!?むやみやたらにちんちんかもかもしちゃ駄目じゃないですかぁっ!」

ステイル「…さて、今日も魔術の訓練をしますか…」

ステイル「…『我が名が最強である理由をここにちんちんかもかもする』ッッッ!!!」

ステイル「………?…発動しない…?」

御坂「…あれ?…な、何…この感じ…!?」バチバチ

佐天「どうしたんですか?御坂さん!?」

御坂「な、なんだか、能力がうまく、使えな…きゃあっ!」バチバチバチ

黒子「ぎゃああああああああああああはんっ!」

初春「いつもどおりじゃないですか」

御坂「いや、そういうことじゃなくて…能力の調整が出来ないみたいなの」

佐天「調整が出来ない?勝手に発動しちゃうってことですか?」

黒子「勝手に…?…はっ!?ま、まさか!」

初春「あ、白井さん、無事だったんですね」

黒子「お姉さまの電撃は慣れっこですの!むしろご褒美ですの!!…とまぁそんなことより…佐天さん、あなたの能力、ちょっと問題があるんですの」

佐天「え?こんな能力が?」

黒子「そうですの。ご存知の通り、能力を使う際には演算が必要なんですけど…おそらく、今のお姉さまにはそれが出来ない状態になってるんですの」

御坂「私が?でもどうして突然こんなちんちんかもかもに?」

黒子「…それですの、おそらく、そのちんちんかもかもが原因ですの」

佐天「どういうことですか?」

黒子「演算途中で、お姉さまの脳内に、無意識にちんちんかもかもが組み込まれてしまっている恐れがあるんですの」

初春「…ちんちんかもかもが…組み込まれてる?」

黒子「そうなれば当然、演算結果に影響が出てきますの」

御坂「た、確かに、言われて見れば、さっきから頭が重い感じが…う」バチバチバチ

黒子「んはぁっ!」

初春「も、もしかして私も…?」

黒子「初春程度のレベルではあんまり意味は無いんですの」

初春「ちょ、白井さん、ちんちんかもかもですよっ!」

御坂「そ、そんなぁ…じゃあ私、これからどうすればちんちんかもかもよ…」

黒子「佐天さん、その能力が発現した経緯を教えて欲しいんですの。おそらくそこに解決策が!」

佐天「ちんちんを辞書で引いたら同じページにちんちんかもかもってあったんです」

初春「…え?それだけ?」

佐天「うん、これだけ。次の日、この能力が発現してたんだよねー」

初春「えええっ!?佐天さんが今まで悩んでたのってちんちんかもかもですかーっ!!?」

佐天「なんなんだったんだろうねー。まさか自分でもこんな能力になるとは…こうなるんなら『ちんちん』にすべきだったなぁ…」

初春「そこ重要じゃ無いですってばぁっ!!」

佐天「今からでも変わらないかなぁ…よしじゃあ白井さんに、そぉれっ!」

黒子「っ?!ま、待ってくださいなっ!…お、遅かったんですの…」

初春「だ、だからっ!むやみたらにちんちんかもかもしないでくださいよぉっ!」

御坂「そうよ、解除の仕方もちんちんかもかもなのに…」

黒子「とにかく、今は一刻も早く、ちんちんを見つけなければ………はっ!!?」

ちんかもが「男女」に限定されることから






ぶっちゃけ「ヤる仲」って意味なんだけどな

初春「ちょ、し、白井さんっ!?」

黒子「なんと…なんということですの…ちんちんと…わたくしがちんちんと言ってしまったんですの!!」

佐天「いや、今のはわざとですよね?」

黒子「まぁ確かに、今のはちんちんですが…まさか、言わせる言葉を変える事が出来るとは…」

御坂「まさか、この短ちんちんかもかもに、レベル2に…?」

初春「み、御坂さん、変なところでちんちんかもかもしないでくださいよぉっ!」

御坂「い、今のは仕方ちんちんかもかもよっ!…あれ?でも私達は変わってない…?」

佐天「じゃあ今から変えましょう、そぉれっ!」

初春「ま、またいきなり使わないでくださいよぉっ!…ああもう、それより早くちんちんする方法を見つけないと………きゃあああああああっっっ!!?」

御坂「そ、そうだ!あいつなら…!」

佐天「面白いから御坂さんにも、そぉれっ!」

御坂「ちょ、や、やめてってばっ!」

黒子「おちんちん様っ!」

初春「ちょ、白井さん、何てこと言うんですかぁっ!?」

黒子「ち、違うんですのっ!これは何かの間違いですのっ!」

御坂「と、とにかく、私、このちんちんを打開できるやつを一人だけ知ってるわ!」

初春「ほ、本当ですかっ!?ちんちんさんっ!」

黒子「初春っ!あなたもなんてこと言うんですのっ!」

佐天「御坂さん、どうするんですか?」

御坂「えっとね、そいつのちんちんに触れて貰えればいいのよ!!!!!………はっ?!ち、違、違うって!!!今のは違うんだからっ!!!!」

御坂「保守ちんちん♪」

佐天「えっ?」

黒子「お、おちんんちん様…」

初春「ちんちんさん…卑猥ですっ!」

御坂「だ、だから!違うって!!!っていうか、ちんちんさんとか言わないでよ!」

佐天「あははははは」

初春「佐天さん笑ってる場合じゃないですってばっ!」

御坂「と、とにかく、他に解決方法が無い以上は、そいつのちんちんにすがるしか……あああもうっ!!」

黒子「おちんちん様が…おちんちん様がちんちんちんちんとちんちんを連呼するなんて…はしたないですの!!」

御坂「あんたわざとやってるでしょ!いい加減おちんちん様ってのやめてよ!」バチバチ

黒子「そう何度もちんちんを喰らうわたくしではありませんの!」シュパッ

御坂「く、逃げられたか………ん?」

パサッ

初春「…え…こ、これって…白井さんの、服?」

佐天「ああ、服だけ残してテレポートしたんですね」


黒子「きゃああああああああああっっっ!?!?!?な、なんでわたくし全裸ですのぉぉぉっっっ!?!?!」

初春「あ、向こうのほうから白井さんの声が…」


初春「や、やっぱりちんちんのせいで演算が上手く出来ないんじゃ」

黒子「いやああぁぁぁぁぁぁっ!!」

御坂「黒子ーっ!早くちんちん……じゃなくてこっちに戻って服着なさぁい!!」

黒子「は、はいですのっ!」シュンッ

パッ

初春「あ、戻って来……きゃああああああああああぁぁっ!?」

黒子「え……いやあああああああああぁぁぁっっ!!?」

御坂「ちょ、腕が無いじゃない!?」

通行人「うわあああああぁぁっ!!腕だけが道に転がってるううぅぅぅ!!」

 ギャー ギャー

黒子「腕がああぁぁ、わたくしの腕があぁぁぁあぁぁぁ!!」

御坂「く、黒子ちんちん!! 早く病院ちんちんに行かないと!!」オロオロ

佐天「あはははははは」


黒子「いいぃぃぃ痛い、痛いですのぉぉぉ……」ポロポロ

御坂「だ、駄目よ、動いちゃ! くっ……どうやってちんちんを病院に運んだら……」

初春「と、とにかくちんちん救急車を呼びますね!」ピッピッ

御坂(救急車が来るのを待ってたら……黒子は失血死しちゃう……)ギリ

黒子「うっ…うぅ……ひぐっ……えぐ……」ポロポロ

佐天「あはははははは」

御坂「どうしたら……」

一方通行「スタスタ」

打ち止め「待ってよ~ アナタ歩くの早すぎ!ってミサカはミサカは……」

御坂(! あれは!!)

御坂「ね、ねぇ!!」

一方通行「あン?」

御坂「お願い!!助けて欲しいの!!」ウルッ

一方通行「超電磁砲……」

打ち止め「お姉様が泣いてる!?ってミサカはミサカは驚愕してみる!」


御坂「お願い!ちんちんを……ちんちんを病院に連れてって!」グスッ

一方通行「ちん……あァ?」

打ち止め「あ!あのお姉さん腕がぁアワワワワワ」ガクガク

一方通行「何となく事情は把握したぜェ……」

黒子「あぁあぁぁ……ぁぁ……」ボタボタ

御坂「黒子を……黒子ちんちんを助けてぇぇ!」

一方通行「まずはベクトル操作で止血!そんで腕をくっつける!!」キィィィン

黒子「あ……腕が……」ピタァァ

一方通行「能力でくっつけてるだけだァ…・・・病院に行くぞ、手術で縫合するンだ」

黒子「あ、ありがとうございますの!」パァ

御坂「ありがとう……ありがとう……!」グスグス

一方通行「ケッ」

打ち止め「今のあなたカッコ良かったよ!ってミサカはミサカは笑顔で褒めてみる」

一方通行「よ、よせッ」////


佐天「ねーねー初春ーあの人誰!? すごいね!」

初春「ベクトル操作とか言ってましたね……レベル5でしょうか」

佐天「へぇ!」

初春「何にせよ、白井さんが助かって良かっ……」

佐天「あの人にも私の能力きくのかな!?」

初春「え?」

佐天「えい!」

一方通行「まァ、大した仕事じゃ無かっちんちん……」

打ち止め「え?」

一方通行「あ、あァ? なンだこれちんちん……うゥっ!?」

御坂「ま、まさか!?」

一方通行「あ、が……っ!? 演算が上手く……できね……」タラ…

ボト……

黒子「あ、ひ、あぁぁあぁぁ!? 腕、がああぁぁぁぁ!!?!」ボタボタボタ

佐天「あははははは」


一方通行「ク、クソッ……攻撃……か? 解析して反射し……」タラ

一方通行「あ、が、反射、の演算が……出来ねェ……」

打ち止め「あなた!?しっかりして!!ってミサカはミサカは涙目で……」

佐天「こっちの女の子も能力者なのかな? えい」

打ち止め「だ、誰か助けてあげて!ってチンチンは……え!?」

御坂(打ち止めまで……!?)

打ち止め「ひ、何これちんちん……うぅっ!?」

御坂「さ、佐天さん!!今すぐ止めて!打ち止めは……」

打ち止め「え、演算が出来ないから……この人の生命維持が出来ないよぉってチンチンは……うぅ」ウルッ

一方通行「あ、がァ……? 頭が……重………ァ……」ドサッ

御坂「一方通行チンチン!!?」

打ち止め「いやああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

黒子「あああぁぁぁ……痛ぁぁぁ……助け……ああああぁぁぁぁ」ボタボタ

佐天「あはははははは」


上条「……」テクテク

御坂(!! アイツは!!)

御坂「ね、ねぇ!!チンチン!!」

上条「ん?」

黒子「あぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!」ボタボタボタ

一方通行「………」ピクピク

打ち止め「イヤアアアアアァァァァァ!!!」

上条「な、何だ!?」

御坂「お願いちんちん!助けて!!」ウルッ

上条「な、何があった!?」

御坂「あんたのちんちんが必要なの!!」

上条「ちん……?」

御坂「ち、違……! とにかく助けてちんちん!」ポロポロ

上条「何が何だか分からねーが……ビリビリを泣かせる奴は許さねぇ!!」グオッ


初春「良かった……何だか頼りになりそうなちんちんが……」ウル

佐天「ねー初春ー、私の能力って何文字ぐらい有効なのかなー」

初春「へ?」

佐天「試しに息継ぎ無しでどんぐらい言えるのかとかやってみたいよね」

初春「え、あの、佐天さん?」

佐天「えい」

上条「すぐに助けてや……じゅげむ じゅげむ 五劫(ごこう)のすりきれ……な、何だこれ!?」

上条「海砂利水魚の水行末、雲来末)、風来末、食う寝るところに住むところ……が、はっ!?」

上条(息が……息が出来ない!?)

上条「やぶらこ うじのぶらこうじ、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、シューリンガン……の゙……」ガクガク

上条「グーリンダイ、グーリン……ダ……イ゙ぃ………ぁ………」ガクッ

バタッ

御坂「いやあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

佐天「あはははははは」


初春「佐天さん!どうしてこんな酷いちんちんするんですか!?」グスッ

佐天「えー?だってやっと能力者になれたんだもん ちょっとイタズラしたくて……」

初春「イタズラってレベルじゃないですよ!!」ポロポロ

佐天「そんな大げさな……」

御坂「……いくら佐天さんでも……アイツを殺したんだ、許せない!!」ギラッ

佐天「あれ?御坂さんが怒ってるー」

御坂「制御が効かなくたって……あたしはやれるんだああぁぁぁ!!!」ビリビリッ

御坂(恐らく撃てる電撃は一発……それさえ当てれば……!)


佐天「どうしたもんかなー」ポリポリ

御坂(! 今だッ!!)

御坂「喰らいなさ……」ビリビリッ

黒子「お姉様!!やめてください!!」

御坂「えっ!?」 ビリビリッ バシュン!

御坂「!? し、しまった!外れた!!」

佐天「うわぁーあぶなーい」

御坂「く、黒子!?どうして止めるの!?」

黒子「ふぇぇ……黒子は……黒子は何もしてませんのぉ……」ポロポロ

黒子「佐天さんの能力で無理矢理言わされたんですのぉ……」ポロポロ

御坂「な……!?」

佐天「あははははは」


禁書「まったくー、当麻ったらどこ行っちゃったんだろ」テクテク

御坂「あ、あれは!」

禁書「ん?あそこにいるのは短髪……」

上条「……」

禁書「!? 当麻が倒れてる!?」

御坂「お、お願い!すぐ貴方の仲間にこのことを伝え……」

禁書「な、何がなんだか分からないけどすぐ呼んで来……」

佐天「? あの子にも試してみよ」

禁書「だ、誰かぁ!助けちんちん!!」

禁書「!?」

御坂「あぁ……」

佐天「この子は何文字しゃべれるのかな?」

禁書「な、何で口が勝手に……諸君、私は戦争が好きだ。諸君、私は戦争が大好きだ。」

禁書「殲滅戦が好きだ、電撃戦が好きだ、打撃戦が好きだ、防衛戦が好きだ……!?」

禁書(い、息が出来ない! 苦しいよぉ!)

禁書「包囲戦が好きだ、突破戦が好きだ、退却戦が好きだ、掃討戦……が、ゲホッ……」
禁書「撤……退……せ……が、ひ……」

カッ!

禁書「自動書記モード……」

御坂「! 何か雰囲気が変わった!!」

初春「これなら何とかなるかもしれません!」

禁書「ブツブツ……ブツブツ……」

御坂「物凄いエネルギーが集まってるわ!」

禁書「ブツブツ……ブツブツ……」パァァァ

初春「な、なんて強い光……!!」

禁書「ブツブツ……ブツブツ……」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

御坂(これなら……これなら佐天さんを倒せる!)

禁書「ブツブツ……ブツブツ………ちんちん」

 ドカァァァァァン!!

御坂「シスターちゃんが弾け飛んだ!?」

佐天「あははははは」


初春「シスターちゃんが死んじゃいましたぁ」ポロポロ

御坂「酷い……酷過ぎる……」ポロポロ

佐天「あははははは」

「あの子を殺したのは……お前か」

御坂「こ、この声は!?」

アウレオルス「当然。この子を傷つけた人間は許さない」

御坂「何か強そう!」

佐天「あははははは」

アウレオルス「唖然。ふん、こんな小娘とは。私の魔術で一捻りだ」

初春(魔術……! 佐天さんに対抗出来る魔術!どんな魔術なんでしょう!)

アウレオルス「私は口に出したことを実現することが出来る! フハハハハ!!」

御坂「………」

初春「………」

佐天「あははははは」


アウレオルス「どうだ!ビビったかちんちん!」

アウレオルス「え?」

 ボウン!

御坂「ん……何か股間に違和感が……」

アウレオルス「な、何故口が勝手にちんちん、ちんちん、ちんちん……な、何だこれは!?」

初春「あれ?なんかお股がむずむずします……」

打ち止め「あれれ?ミサカのココ、何か変な感じだよ、ってミサカはミサカは……」

アウレオルス「ちんちん、ちんちん、何だこれは!? ちんちん、ちんちん……」



神埼「おかしいな、何かが股間に生えたような感触が……」

アニェーゼ「へ、変な感じがするのです。」

サーシャ「な、何が起こったのでしょうか」

姫神「これは。何事。」

滝壺「はまづら。なんかココがへん。」

湾内「お、おかしいですわ、こんなの……」

御坂「ちょ、あ、あたしにおちんちんが生えてる!?」
初春「イヤァァァ!!私もです!!」

打ち止め「ミ、ミサカもちっちゃいおちんちんが生えてるー!?」

佐天「あはははは」

黒子「そ、そんなことより……わたくしもう限界ですの……皆さんさようなら……」

御坂「く、黒子! お願い佐天さん!何とかして!!」ポロポロ

佐天「はーい」

アウレオルス「あ、ま、また口が勝手に……『白井さんの腕が生えてくる』」

ニョキニョキ

黒子「助かりましたの……」

アウレオルス「『10本生えてくる』」

ニョキニョキ ニョキニョキ ニョキニョキ ニョキニョキ

黒子「ああああああああぁぁぁぁぁあああ!?」

アウレオルス「『ちんちんは20本生えてくる』」

ニョニョニョニョニョニョニョニョニョニョニョ

黒子「おぼおおおおおおおおぁぁぁああぁぁ!!?!」


御坂「きゃあああぁぁぁぁ!? 黒子!?」

佐天「あはははは」

初春「佐天さん!? 何してるんですか!?」

佐天「初春、あたし思うんだ」

初春「え?」

佐天「みんなでおちんちんをこすったら、世界は平和になるんじゃないかって」

初春「え……」

佐天「えい」

アウレオルス「『世界のみんながちんちんをこする』」


小萌「んっ……あ、これ、気持ちいいれすぅ……////」

風斬「んひゃ、あ、んひぃっ////」

結標「あはぁぁん////」

   こうして世界は平和になった。


           完

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