女子高生「え?」
娘「お願いします」
女子高生「あなたどこの子?」
娘「そこの子」
女子高生「可愛いけど変わった子ね」
男「すみません、娘がご迷惑をかけて」
女子高生「・・・あっ、あなたは?」
男「え?」
女子高生「ほら、私ですよ中学生の時に家庭教師をしてもらった」
男「え・・・ああ!君か」
女子高生「久しぶりですね、二年ぶりですか」
男「そうだね、志望校に行けてよかったね」
娘「お姉ちゃん、パパと知り合いなの?結婚してくれる?」
男「ごめんね、妻と死別してからずっとこの調子なんだよ」
女子高生「かわいそう・・・、私でよければママになってあげるよ」
男「え?」
女子高生「男さんまってて、両親説得してくる!」
男「冗談でしょ?」
女子高生「娘ちゃん、私がママになるからね、ちょっとまっててね」
娘「うん!」
男「ちょっちょっとまって!」
女子高生「私、家事とか得意なんですよ!ちょっと家に行ってきますから、その後結婚んしましょう!」
娘「お姉ちゃんありがとう!」
男「・・・どうしよう」
娘「よかったねパパ、お姉ちゃんがママになってくれるんだって」
男「本当になってくれるわけないでしょ」
娘「でも・・・お姉ちゃん約束したし・・・」
男「約束してもダメなものはダメなんだよ」
娘「・・・ママ」
男「ほら、娘ちゃんにはパパがいるじゃないか!」
娘「嫌、ママも欲しい」
男「困ったなぁ・・・」
娘「・・・」
男子中学生(なんだあの子、迷子かな)
娘「お姉ちゃん、パパと結婚して私のママになってください!」
男子中学生「え、僕の事?」
娘「私のママになってください!」
男子中学生「よく女に間違われるけど、ママになってくれって言われるのは初めてだな・・・」
娘「ママになってー!」
男「また外にでてたのか!すみません娘が迷惑かけてしまって」
男子中学生「いえ・・・あっあなたは!」
男「え?
男子中学生「ほら僕ですよ、以前家庭教師してもらった」
男「君か!大きくなったな」
男子中学生「はい!びっくりしましたよ、男さんの娘さんだったなんて」
娘「ママになってー!」
男子中学生「・・・僕でよかったら、ママになってあげるよ!」
男「え?」
男子中学生「僕、正直な事言うと、男さんの事好きだったんです」
男「ええっ!?」
男子中学生「こんな僕でも・・・ママになれば・・・男さんの役に立ちますよね?」
娘「わーいママだー!」
男「冗談はやめてくれよ」
男子中学生「僕は本気ですよ、ねぇ僕がママでいいよね?」
娘「うん!」
男「おっおい」
男子中学生「まっててください、今から家族を説得してきます!」
男「いや、無理だろ・・・」
二人ともママになった
完
二人は姉弟で、母親がエルフの女騎士ってことでぶちこんでみようと思ってたのに糞が!
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