憂「ウイトラマン」(967)

キーンコーンカーンコーン

憂「じゃあまた明日ね!」

梓「うん、バイバイ」

純「最近、すぐ帰るね憂」

梓「きっと家事が忙しいんだよ」

純「偉いなぁ」





憂「早く帰ってウルトラマン見なきゃ」

部室

梓「こんちはー」

律「うーす」

澪「おー」

紬「今紅茶入れるわね」

梓「どうも……あ、唯先輩」

唯「ん?」

梓「最近、憂忙しいみたいですね」

唯「えー、そうかな」

梓「今日もすぐ帰りましたよ、家事じゃないんですか?」

唯「さぁ?最近結構部屋に籠ってるし、よく解んない」

梓「そうなんですか?」

唯「まぁ憂なら心配無いよー、家事をサボったりしてるわけじゃないし」

澪「むしろ唯がもっと手伝ったほうが良いんじゃないか?」

唯「最大の敵は出来の悪い味方なんだよ」

律「自慢気に言うなよ」

梓「……」



平沢家

ダイゴ『僕は救世主なんかじゃない!』

憂「わー……」ドキドキ

ティガ『タァッ!』

憂「スカイタイプは夜景に映えるなぁ……」

唯「ただいまー」

憂「わっ、わっ!」

ガタガタ

唯「憂?何か見てたの?」

憂「な、何でもないよ」

唯「ふーん……それにしてもおなか空いたよー」

憂「すぐご飯にするね」

唯「カレーが良い!」

憂「はーい、待っててね」

~~~~~~~

憂「出来たよー」

唯「みてみてー、スプーンを目に当ててウルトラマーン」

憂「!」

憂「も、もう……子どもみたいな事して」

唯「ごめんちゃい」

憂(解っててわざと……?まさかね)

唯「カレー美味しー!」

その夜、憂の部屋

レナ『今なら私……見えてないよ……』

ダイゴ『……』

憂「格好良い……」

レナ『ダイゴォォォォ!』

憂「ああっ!ティガが石像に……!」

憂「世界はおしまいだ……」ガク

ダイゴ『光よーーーー!!』

憂「!?」

少年『ぼくがティガだ!』

少女『わたしがティガよ!』

レナ『私が……ティガになってる……』

憂「おおおお」

ダイゴ『人は誰でも……自分の意思で光になれるんだ』

憂「うぅ……ぐすっ……」




唯(憂の部屋からすすり泣きが……)

翌朝

憂「お姉ちゃんおはよう」フラフラ

唯「か、顔色悪いよ憂……それに隈が」

憂「ちょっと寝不足なだけだから大丈夫だよぉ」

唯「……」

憂「心配してくれてありがとう、先に行くね」

唯「うん」

ガチャン

唯「やっぱり憂に家事を任せすぎなのかなぁ」

唯「昨日も何かあったみたいだし」

唯「よーし!もっと憂を手伝おっと!」フンス

教室

純「うぉーっす」

梓「おはよ」

憂「はよー」

純「なんか元気無いね」

憂「眠い……」ウトウト

純「優等生の憂らしくない」

梓「誰かさんは居眠りばっかりなのに」

純「誰がよ」

梓「憂大丈夫?」

憂「うん平気」

純「無視しないでよ」

憂「光になりたい……」

梓「……」

純「……平気じゃないでしょこれ」

体育

先生「ドッヂボールしまーす」

梓「おりゃー!」ブン

憂「……」バシッ

純「おお!片手キャッチ!」

憂「いくよ梓ちゃん!」

梓(くる!)

憂「ヘアッ!」ブン

梓「ふえ?」

ベチン!

純「梓、アウトー」

梓「ボールの速さより掛け声に驚いた」

憂(ウイバルト光弾……ふふふ)

放課後

憂「じゃ、またねー」

純「乙」

梓「ばいばい」

憂(今日はダイナを借りて返ろう!)

梓「やっぱり憂ちょっと変だよ」

純「そう?」

梓「なんか憂らしくないというか妙に浮かれてるような」

純「男でも出来たのかな」

梓「下品」

純「うるさいなー」

憂「ただいま」

憂「って、誰もいないんだけど」

唯「あ、憂おかえり」

憂「お姉ちゃん!?」

唯「今日は部活休んだんだー」

憂「な、なんで」

唯「いつもいつも憂にだけ家事をやらせて悪いからね、たまには私がやるよ」

憂「あ……ありがとう」

唯「お姉ちゃんに任せなさい!」フンス

憂(ありがたいけど……これじゃあリビングのテレビが使えないよぉ)

憂「じゃ、じゃあ私、部屋にいるね」

憂(ダイナ観たいし)

唯「えへへ……ご飯作るの手伝って」

憂「……」

唯「……ダメ?」

憂「お姉ちゃん、人として出来る事を精一杯しないとダメだよ」

憂(って、ダイゴさんも言ってた)

唯「お願ーい」

憂「……」

憂「……手伝うだけだよ」

唯「わーい!」

憂「ごちそーさまでした」

唯「結局ほとんど憂にやってもらっちゃった」

憂「まぁまぁ、最初から全部は無理だよ。洗い物よろしくねー」

唯「了解」

憂「部屋いくね」

唯「うん」

バタン

唯「……」

唯「食後の姉妹トークはどうしたのかな?」

憂の部屋

ウォウウォウダイナ♪

憂「正義のためたたーかえー♪ウルトラマンダーイーナーウォオー♪」

ダイナ『ジュワッチ!』

憂「ティガとは違って熱血漢な感じだ」

アスカ『ピッチャーは孤独だ……』

憂「つるのさんがこんなに格好よかったなんて」

ダイナ『ジョワ!』

憂「ミラクルタイプ強すぎるよね……でもストロングのがダイナに似合ってる」


唯「なんかブツブツ言ってる……」

翌朝

唯「うーいー、朝だよー」ユサユサ

憂「うーん……平沢憂浮上せず」

唯「遅刻するよー」

憂「むにゃ……」

唯(疲れが溜まってるのかなぁ?)

憂「はっ!」

唯「お、おはよう」

憂「もうこんな時間……ワープしなきゃ!」

唯「え?」

憂「あ……」

憂「お、お姉ちゃん先に行ってて!」

唯「う、うん」

唯(憂がおかしくなっちゃう……)

憂(危ない危ない……)

憂(夜中に観るのは危ないなぁ……なんとかしないと)

憂(しかし残りは本編後半と映画……我慢出来ない!)

唯「……って感じなの」

澪「憂ちゃんがねぇ」

唯「心配だよぉ」

律「唯にも姉らしいとこがあったんだな」

澪「茶化すなよ」

律「だが私は謝らない」

澪「……」ゴン

律「冗談なのに……」

紬「それで、唯ちゃんはどうしたいの?」

唯「憂の負担を減らしてあげたいけど、なかなか上手くいかない」

紬「でもその心掛けがあれば、きっと憂ちゃんもわかってくれるわ」

澪「うんうん」

律「やはりそういうことか」

唯「うん!頑張るよ!」

憂「あ、和さん。生徒会ですか?」

和「うん、毎日毎日会議で嫌になるわ」

憂「お疲れ様です」

和「みんなが憂みたいに素直なら楽なんだけどね、特に部長同士の意見の擦り合わせなんて大変よ」

憂「あはは、頑張ってください」

和「ありがと、じゃあ行くわ」

憂「あ、和さん、ちょっとだけメガネ借りていいですか?」

和「いいけど……壊さないでよ」ヒョイ

憂「分かってますよ……デュワ!」

和「……」

憂「ありがとうございました。一回やってみたかったんです」ペコリ

和(なんか段々唯に似てきたわね)

平沢家

憂「よーし、今日は帰宅一番乗り」

憂「お姉ちゃんが帰ってくるまでに映画観よう」

憂「DVDいれて、と」

憂「わ、派手な特撮……お金かかるんだろうなぁ」

憂「ダイナが負け……逃げた……そんな……」グス

アスカ『どしてティガは無敵だったのか……もしも本当にティガが無敵だったなら、俺はティガになりたい!』

イルマ『ティガは決して無敵ではなかった……彼は、人として出来ることをしただけよ』

憂「……」ドキドキ

アスカ『俺はもう逃げない!』

憂「いけーー!!」

ダイナ『デュアー!』

デスフェイサー『……』

憂「勝ったー!」

クイーンモネラ『……』

憂「そんな……こんなの……無理だよ」グス

少年『ぼくのお兄ちゃんが言ってた。人は光になれる、ティガになったって』

憂「え……?光が集まってる?」

ティガ『……』コクリ

ダイナ『……』コクリ

憂「わああ!ティガだーー!」

唯「ただいまー」

憂「わああ!お姉ちゃんだーー!」

唯「!?」

唯「う、憂?どうしたの!?」ドタバタ

憂「な、なんでもない!」ゴソゴソ

唯「何か隠した?」

憂「う、ううん……あはは」

唯(怪しすぎる……まさかえっちなビデオ?)

憂「さ、さぁてご飯ご飯」

唯(まさか憂に限って、ね)

憂(いいとこだったのに……また夜更かししなきゃ)

~~~

深夜

憂「やっぱりティガは格好いいなぁ……もうこの勢いで最終回まで観ようっと」

アスカ『この卑怯者をぶちのめすまで、俺は死なねぇ!』

アスカ『俺は今、君だけを守りたい』

憂「素敵……」ポー

ダイナ『俺は俺だ!ウルトラマンダイナだ!届けぇぇぇぇぇっ!!』

リョウ『アスカは……今も飛んでるわ……』

憂「…………」




唯「今日は何の声もしないなぁ」

翌朝

憂「おはよう……」

唯「お、おはよう」

唯(くらっ!)

唯「どうしたの?」

憂「ちょっと……」

唯「ほ、ほら、こんなにも明るい良い天気なんだから元気出して!」

憂「明るい……光……アスカ……」グスッ

唯(えー)

憂「うぅ……悲しいよぉ」

唯(もしかして好きな人に振られたとか!?)

唯「う、憂、また良い人に会えるはずだよ!別れは出逢いの始まりだよ!」

憂「お姉ちゃん……ありがとう」

教室

和「憂が振られた?」

唯「多分」

律「もう一度言ってみろ……私はそいつをぶっ殺す!」

澪「はいはい、危険人物は撤去」ズルズル

律「離せ!私を誰だか知らないのか!?私は田井中律だぞ!!」

澪「知り尽くしてるよ」

紬「本当なの?」

唯「確証は無いけど」

和「じゃあ唯の早とちりかもしれないわね」

唯「それならそれで良いんだけど」

紬「ふふ」

唯「なーにー?」

紬「お姉ちゃんらしい唯ちゃんって新鮮ね」

唯「むー」

和「拗ねない拗ねない、褒められてるんだから」

澪「まぁ憂ちゃんなら引きずる事もないと思うけど、しばらくは唯が支えてあげなよ」

唯「うん!」

律「私は鬼のように男を愛してきた、だから私が憂ちゃんをサポートしよう」

澪「……」

律「あ、ごめん、嘘です。流してください」

ヨドバシカメラ

店員(女子高生がウルトラマンコーナーに……珍しいな)

憂(せめてダイナの人形でも買って帰ろう)

憂(フラッシュタイプだけか……ん?)

憂(なんだろう、あれ)

子ども1「行け!ウルトラマンゼロ!」

ゼロ『ジュワ!』

子ども2「ウルトラマンしか使わないのは甘え」

子ども1「うるせぇ」

憂(大怪獣……バトル?)

ゼロ『デュワー!』

子ども1「やったー!」

憂「……」ウズウズ

子ども2「お姉ちゃんもやるの?」

憂「へっ!?う、ううん、見てただけだよ」

子ども1「やるんならいらないカードあげるよ」

憂「や、大丈夫だから……」タタタ

子ども2「かっこつけー」

子ども1「うるせぇ」

憂(何あれ凄く面白そう)

憂(でも今日はとりあえず帰ろう)

憂(ん……ウルトラアクトが二千円!?)

憂(買うしかないよ!)

店員(あの子、選別してる……出来るな)

憂「ただいま」

唯「おかえりー、遅かったね」

憂「買い物してたの」ニコニコ

唯(良かった、機嫌良いみたい)

唯「ご飯出来てるよ」

憂「わーい」

唯「今日は一人で作ったもんね!」フンス

平沢母「そうね、野菜切ってサラダ作った以外はお母さんがやったけどね」

唯「あぅ……バラさないでって言ったのに」



憂「マン兄さんと御対面」ガサゴソ

憂「か、かっこいい……」

憂「こんな良いものがたった二千円なんて、どうかしてるぜ」

憂「BANDAI様ありがとうございます」

憂「ところでこのマントは何だろう?」

憂「かっこいいから良いや」

ゾフィー「説明しよう!憂ちゃんは作品順に視聴しているため、まだ銀河伝説を知らないのだ!」

ゾフィー「ゆえにブラザーズマントも知らないぞ!」

ゾフィー「いたいけな少女にネタバレする輩は私が敗北を教えてやる!」

ゾフィー「なお初代~ゼアスまでは視聴済みという設定だ!説明終わり!」シュワッチ!

憂「ヘアッ!」

憂「シュワッチ!」

憂「許さんぞバルタン星人!くらえ八つ裂き光輪!」

憂「……」プルプル

憂「楽しい」

憂「動かしてるだけでウルトラマン気分だ」

憂「でも子どもみたいだよね……」

憂「……あ、ガイア観ないと!」




唯「バルタン……?八つ裂き……?」ブルブル

翌日

梓「はよー」

純「グッ、モーニン」

梓「うざ」

純「おい」

憂「止めなよー地球から見れば小さいことだよ」

純「え」

憂「地球を救うには人間を消すしかない……悲しいけど」

純(憂、頭でも打ったの?)

梓(いや知らないよ!)

憂「人は海を知ろうとはしない……」

唯「はぁー……最近憂が解らないよ」

律「おい唯!平沢家の妹は何をするんだっけ!?」

唯「野菜を切り裂き……」

律「聞こえねぇよ!」

唯「野菜を切り裂き!食事をもたらす!」

律「きっついなぁ、お前の期待に応えるのは」

唯「出来るよ……だって憂は、憂だから」

和「……」

紬「……」

澪「気はすんだか?」

律「おう」

和「もう面倒だから直接憂に聞きなさい!」

唯「えー」

和「えー、じゃないの」

紬「まぁまぁ」

澪「何か唯なりに心当たりとか無いのか?男関係以外で」

唯「んー、私やお母さん達は別にいつもと変わらないし」

澪「じゃあやっぱり憂ちゃん自身の事か」

唯「話してくれたら良いのにー」

和「だから聞きなさいってば」

憂「……」コソコソ

子ども2「あ、昨日のお姉ちゃん」

子ども1「マジかよ」

子ども2「お前顔赤いぞ」

子ども1「うるせぇ」

子ども2「ま、ほっといてやろうぜ」

子ども1「お、おう」

憂(ふむふむ……ああやってプレイするのか)

唯「おかえり~」

憂「ただいま~」

唯「ご飯にする?お風呂にする?それとも……」

憂「あ、お風呂入る」

唯「はいよー、沸いてるよー」

憂「ありがとー、お姉ちゃん大好き!」

唯「どういたしまして」

憂(お風呂でアグルごっこしよ)

ブラザーマントって一応タロウのムルロア登場回で映っtンンッデッ!!

憂「良いお湯だったー」

唯「憂」

憂「なにー?」

唯「悩み事があるならいつでも言ってね?私はお姉ちゃんなんだから、何でも聞くからね」

憂「うん?あ、ありがとう」

唯「よし!んじゃあ晩ご飯食べよう!」

憂「おー!」

~~~

憂「お姉ちゃんなんだったんだろ……ま、いっか」

憂「続き続き」

藤宮『アグルの光も合わせろ……ちょっとはマシに戦える』

我夢『藤宮……』

藤宮『俺にはもう、守るものは無い』

憂「寝るタイミングが無い……」

アツコ『ガイアが……変わる』

ガイア『デェィア!』

憂「わあぁ」キラキラ

ガイア『ジョワーーー!!』

憂「スプリームヴァージョンは無敵だ……」キラキラ

藤宮『俺はもう一度戦いたい』

藤宮『アグルーーー!!』

ガイア『デュア!』

アグル『……』

憂「つ、ついに二人のウルトラマンが並び立ったよ!」

我夢『どうして僕を信じてくれたんです?』

コマンダー『理由などいるか?』

憂「ふえぇ……」ウルウル

スプリームは本当に無敗だからな

民衆『ウルトラマンは人間だったんだ……』

憂「正体がバレちゃった」ハラハラ

コマンダー『地球の怪獣からエネルギーを集めて、もう一度君達をウルトラマンにする……名付けて、オペレーション・ガイア!』

憂「め、目が放せないよ!」

アツコ『どうしていつも何も言わずに行っちゃうの?見送るくらい……させてよ』

我夢『……いってくるよ』

憂「はぁはぁ」

藤宮『俺達はなんで二人なんだろうな』

我夢『え?』

藤宮『悪い意味じゃない、どちらかが倒れても、もう一人いる』

我夢『藤宮……』

藤宮『俺はお前と戦えることを、誇りに思う』

憂「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ!!」フンスフンス!

我夢『来るぞ!』

藤宮『ああ!』

我夢『ガイアァァァ!!』

藤宮『アグルーーー!!』

憂「ガイアァァァ!」

~~~

唯「なに!?」ビクッ

~~~


玲子『ウルトラマンが戦っています!私達の……地球のために!』

憂「頑張れ……頑張れっ!」

ガイア『いくぞ!』

我夢『そうか……これだ、これなんだ……おーーい!!』

憂「地球は……地球はウルトラマンの星だったんだ……」

一瞬憂が別の方向に逝きそうになってひやひやした

翌日、体育

先生「今日はソフトボールです」

純「私の球が打てるかな?」

梓「打ってやる!」

女子「梓のホームラン予告だ!」

ズバンズバンズバン!

先生「スリーストライク、アウト!」

梓「にゃあ……」

女子「あらら」

憂「大丈夫だよ」

梓「打てそう?」

憂「ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張ってみるよ」

女子(憂かっけー)

憂「愛さえ知らずに育った純ちゃん、叫びはあなたの涙なの?」

純「意味わかんないし、酷いし」

憂「自惚れた邪悪な投球……大切なものを守るため、一球も通さない!」

女子「憂ってあんな熱血キャラだった?」

梓「さぁ……」

純「大した自信だけど」

ズバン!

先生「ストライク!」

純「打てなきゃ負けよ?」

憂「ヤバイなぁ不味いなぁピンチの連続」

純(ささやき戦術?そんなのには乗らないよ)

憂「そんな時……」

純「ふっ!」

ガキン!

先生「ファール!」

憂「いたた……」

純「ふふん」

女子「当てた方の手が痛むとか、どんだけ重い球投げてんのよ」

梓「憂ー!無理に大きいの打たなくていいよ!」

憂「梓ちゃん……」

梓「合わせていこう、合わせて!」

憂「守るものなら……いくらでもあるよ!」

梓「ダメだ、会話通じない」

憂「すいませんちょっとタイム」

憂「はぁー……」

女子「腕あげて何してんの?」

梓「平沢姉妹は常識では測れない」

憂(スプリームヴァージョン……気分!)

ウルトラ支援

憂「いつでもいいよ」

純(雰囲気が変わった……?威圧感の中に潜む仏の様な優しさ……呑まれたら負ける!)

女子「二人だけスポーツ漫画状態だね」

梓「だねー」

憂(そんな時……ウルトラマンが欲しい!)

純「であっ!」ビュン

憂(ウルトラマン……)

憂「ガイアー!」

カキーン!

唯は80派
梓はセブンの息子(名前忘れた)
律と澪はエース派だと勝手に思う
2ちゃんはどこも仮面ライダーが人気あってウルトラマンの話題がないのが悲しい

MAXメトロンを見た憂ちゃんのリアクション期待


女子「さ、サヨナラホームラン!?」

純「うそぉ……」

憂「フォトン・ストリームに砕けぬものは無いよ」

梓(何言ってんだろ)

純「くっ……負けたわ」ガクリ

憂「立って純ちゃん、あなたがいたから強くなれたとやっと解った」

純「憂……」

女子「イイハナシダナー」

梓「うん?うん……うん」
先生「いいから平沢は塁を回れ」

りっちゃんはレオ派 もしくはセブン デコ的に

>>118
スレ前半の「俺はライダー派だから」的なレスに心が痛んだ
ライダーもカッコいいが、なんか円谷嘗められてる気がしてな

     ::|v⌒ヽ、_/(/⌒ヽ
     ::|ヾ.〈l  ヽ:ヽ`ヽ:、;7 l
     ::| )ヾ 〈l l::l l l::);7/
     ::|ノヽ_ヽ_ノJ l l//l
     ::||ヾ||::ト\_  o _ノiヽ
     ::|.|:::|\ヽ_\|/_/| |     >>118
     ::|.ヾj.:::. .'' ̄ ヽ|/ ̄:|/      俺の名はゼロ!ウルトラマンゼロ!
     ::|  ';::::: ┌===┐/       こんどの主役だ!!
     ::| _〉 ヾ ヾ二ソ./
     ::||ロ|ロ|.  `---´|____
     ::|:|ロ|ロ|_____/ロ|ロ|ロ,|`ヽ
     ::| |ロ|旦旦〉l´l`l〈旦//ロ|:旦,ヽ
     ::|ロヽ旦旦〔(●)〕旦/ロ/|::旦旦)
     ::|ヾ.旦旦旦l. l .l旦旦,/::|、 旦旦|

放課後

唯「へぇー、憂がそんな活躍を」

梓「まぁちょいちょい変なこと言ってましたが」

律「あれだろ、アドレナリン出まくってたんだよ」

澪「憂ちゃんそんなタイプか?」

紬「でも元気そうで良いじゃない」

唯「まぁねー」

梓「確かに元気ではありましたけど……ベース踏む時も土煙上げてましたからね」

律「ウルトラマンかよ」

唯「あははは」

なんだかんだで今の特オタは恵まれている
ウルトラライダー戦隊+αの新作が見れるし、各種DVD、動画サイトもある

70年代後期は、戦隊しか特撮が無かったと聞くし

>>125
名前欄見たら……あれ? 目からスペシウムが……?

ヨドバシカメラ

憂「……」ドキドキ

憂「お金を入れて、と……おお!カードが出てきた!」

憂「ウルトラマンメビウス……なんか可愛いなぁ」

子ども1「あっ」

憂「あ……」

子ども1「お姉ちゃん、早くスキャンしないと」

憂「あ、う、うん」

メビウス『セアッ!』

子ども1「あちゃー普通のメビウスか」

憂「ダメなの?」

子ども1「いや、ダメってことはないけど」

憂「君詳しいんだよね、教えてもらって良い?」

子ども1「い、いいけど」

店員(俺の方が詳しいよ)

>>127
東映が粗製濫造してたイメージがあるがな

忍者キャプターやズバット何かはゆとりの俺が見ても名作と思うが

RRになって単純になったのは確かかもしれないが、子どもにも手軽に
遊べるようになったのはいいと思う
好きなキャラ好きなカードで勝てるし

子どもが一生懸命ボタンを押しているのに、あっさり敵に押し込まれて
負けてしまうのを見ているのは少し辛かった

憂「メビュームシュートだ!」

メビウス『セヤー!』

モチロン『ウギャー!』

憂「やった、やった!君のアドバイスのお陰だよ!」ギュウ

子ども1「べ、べべべ別に!」

店員(おい坊主、一万ポイントやるから代われ)

憂「メビウスがなんだか頼もしく見えるよ」

子ども1「時代はゼロだよゼロ、ほら」

憂「なんか不良みたい」

子ども1「そこが良いの!女の人にはわかんないかなー」

憂「君、生意気だねー」

子ども1「へっ!」

憂「ふふ」

ウルトラマンがマスコミから非難されたのってティガだっけ?

>>131
調べると結構本数あるのね
ただ昔の作品が見れるというのはやっぱ恵まれていると思う

>>135
中の人の事情で一時放送中止になったのはコスモスだけど、
それのことか?

しばし寝る
なんか妙に長くなりそうだ、三部作だけでこんなにかかるとは
飛ばせば早いけど、どのウルトラマンも好きだから飛ばし難い……話は決めてるけど


ウルトラアクト良いよね、個人的にはもう少し手首大きくても良かったと思うけど
早くべリアルとゼロ欲しい

>>137
おやす

平沢家

憂「ただいまー」

澪「おかえり」

紬「おじゃましてます」

唯「おじゃまされてます」

律「うむ、苦しゅうない」

梓「調子に乗っちゃダメです」

憂「皆さん……どうしたんですか?」

律「音楽室が空調点検でさ、追い出された」

唯「そのまま帰るのもなんだから、皆呼んだんだよー」

憂「そうなんだ、今お茶淹れますね」

唯「早く早くー」

梓「どうしようもないですね」

憂(皆さんがいたら迂闊に動けないなぁ)カチャカチャ

唯「夕方にテレビ観るなんて久しぶりだなー」

バンカイ! ナン……ダト?

紬「これは?」

梓「ジャンプ原作のアニメですよ」

澪「この時間帯はアニメかニュースが多いよね」

紬「へ~、私アニメってあんまり観ないから新鮮だわ」

律「昔はこの時間は特撮やってたんだよな。ウルトラマンとか戦隊とか」

憂「!!」

唯「そうなの?」

律「うん、土曜とか金曜とか、弟が観てたから一緒に観てたよ」

梓「だから少年みたいに育ったんですね」

律「ウェーイ! ちゃんと女の子っぽいのも観てたって!」

澪「たとえば?」

律「魔弾戦記リュウケンドーとか」

梓「男の子向けの雰囲気しかしないんですけど」

律「黙れ! 私に逆らうな! 私は常に正しい!」

梓「……」

唯「でもなんでやらなくなったんだろうね? 日曜の朝に仮面ライダーやってるのは知ってるけど」

憂(そうだそうだ!)

律「さぁ? 多分もう流行らないんじゃないか?」

憂「そんな事ありません!」

紬「憂ちゃん!?」

憂「あ、いや、その」

一同「……」ジー

憂「ほ、ほら、今の子がそういうの卒業しても、新しい子が入ってくるんじゃないでしょうか?」

紬「確かにね、ターゲット層は回転するものだわ」

唯「ほぇ?」

紬「あとは単純にお金がかかるんじゃないかしら?」

紬「小さい頃、父の繋がりで特撮映画の撮影を見せてもらったけど、凄く大掛かりだったもの」

梓「採算が合わなくなってきたと」

澪「かといって粗末なのを乱造すればファンが怒りそうだし」

唯(皆話が難しいよぉ)

律(とりあえず解ってるふりしとけ)

憂「つ、紬さんが観た映画って何だったんですか?」

梓(妙に食いついてるなぁ)

紬「よく覚えてないけど……何だか黒くて大きな……ゴ……ゴジ……」

憂(なんだ……ウルトラマンじゃないのか、残念)ガクリ

紬「怖くて泣いちゃった事は覚えてるわ」クスクス

律「あー、ヒーローショーとかで怪人が近くに来ると意外と怖いんだよな」

唯「へー、行ってみたいかも」

梓「そういうのを否定はしませんが、華の女子高生が集まってヒーローショー観覧ってどうなんですか」

唯「彼氏いない時点で全員同じだよー」

澪「それは禁句」

紬「さて、そろそろお暇しましょうか」

澪「そうだね、憂ちゃん、お茶ありがとう」

憂「いえいえ、大したことないです」

梓「律先輩、帰りますよ」

律「今こそ平沢家を……振り切るぜ!」

梓「なぜ普通にさよならと言えないのか」

その夜

憂「知らなかった……特撮ってそんなにお金が掛かるんだ」

憂「それに今の子達って他の事に夢中なのかな」

憂「うぅ……今の子になって私のウルトラマンに会いたかった」グスン

子ども1『ま、また来たら教えてあげるよ』

憂「でも……今の子も好きだよね、きっと」

憂「さぁコスモス観よう。映画の一作目が前日譚になってるんだよね」

憂「バルタン星人ってこんなにスマートだったかな?」

ムサシ『夢……? 僕も飛んでみたいけど……無理、だよね』

コスモス『……』

憂「わ! わ! いいなあ……コスモスに乗せてもらってる」

博士『数学ともう一つ……音楽は、宇宙共通なんだよ』

憂「なんだか……優しい話だなぁ」

バルタン『……』

憂「地球を奪う!? 全然優しくないよ!! いくら子どもの為とはいえ……」

憂「コスモス早く来て!」

ムサシ『嘘じゃない! 本当にウルトラマンに会ったんだ!』

憂「私も……もしこんな状況だったら、信じないのかな?」

憂「あぁ! 街が……」

ムサシ『ウルトラマンコスモス……ウルトラマンコスモス……!!』

コスモス『シュゥワッ!!』

憂「ほわー……」

バルタン『……』

コスモス『シェアッ!』

憂「おお……コスモス強い……」ドキドキ

コスモス『ハアァ……』

憂「赤くなった!?」

バルタン『……』

ネームレーネームレーハーハーノムーネーデ

憂「……」ポロポロ

ムサシ『真の……勇者……』

憂「涙が止まらないよぉ……優しさこそが強さなんだね」




唯「またブツブツ言ってる……」

翌日、部室

唯「というわけで、憂の様子はどうだった?」

澪「特に何も」

律「いつもの憂ちゃんだったよな」

梓「強いて言うならムギ先輩の話に食いついてましたね」

澪「物珍しかったからじゃない?」

梓「でしょうね」

紬「憂ちゃん、好きなのかしら?」

唯「何が?」

紬「特撮?」

唯「まさかぁ、そんなの観てるの見たこと無いよ」

梓「そう言えば憂ってあんまり趣味の話しませんね」

唯「家事が趣味みたいな部分あるからね」

澪「見習いなさい」

唯「ムギちゃんの淹れてくれた紅茶は最高だね」

紬「うふふ、ありがと」

梓「逃げたな」

律「ヌゲタカ」

澪「え、何が?」

律「アキヤマサン! ナゼェミテルンディス!?」

澪「訳が解らん」

律「いや、特撮は面白いよというアピール」

梓「奇人変人にしか見えませんよ」

ヨドバシ

憂「こんにちは」

子ども1「ど、どうも」ドキドキ

子ども2「にやにや」

子ども1「お前帰れよ」

子ども2「そう言うなって」

子ども1「まぁいいけど」

子ども2「お姉ちゃん、ガンバライドはやらないの?」

憂「仮面ライダーはよく解らないから……」

子ども2「ちぇ、そっちのが俺の守備範囲なのに」

憂「ふふふ、その内ね」

店員(なんなのあの坊主共)

平沢家

唯「……」コソコソ

唯「憂のいない内に……」ガチャ

唯「部屋はいつも通りだ」

唯「……」キョロキョロ

唯「本棚とかも特に変わりない」

唯「後は……クローゼットとか、鞄とか」

唯「夜中にブツブツ言ってるなんて変だよ」

唯「きっと何か秘密があるに違いないよ!」フンス

唯「…………」

唯「……やっぱり止めよう、こんなの卑怯だよね」

唯「頑張って憂に、直接聞こうっと」

憂(なんかよく解んないけど、ウルトラレア? ってカードが当たっちゃった)

憂(キラキラしてて綺麗だなぁ)

憂「ただいま」

唯「お、おかえり」

憂「最近お姉ちゃんのが早いね」

唯「そ、そうだね」

憂「すぐご飯作るからね、今日はミートソースだよー」

唯「ねぇ憂」

憂「?」

唯「えっと……最近、夜更かししてるみたいだけど、何かあった?」

憂「え……」

唯「たまに泣き声とかも聞こえるしさ」

唯「ブツブツ言ってる時もあるし」

唯「心配……なの」

憂「お姉ちゃん……」

唯「何も出来ないし、頼りないけど、お姉ちゃんなんだから少しは憂の役に立ちたいんだよ?」

憂(ごめんね……心配掛けて)

憂「あ、あのね……笑わない?」

唯「笑わないよぉ」

憂「ド、ドラマ観てたの」

唯「ふぇ?」

おなじく

たまにウルトラマンスレ見るとナイスのことも忘れないでくださいって言いたくなる

唯「ドラマ?」

憂「うん、それでちょっと声が出たり、泣いたりしてたのが聞こえたんだと思う」

唯「な、なんだ、そうだったの」

憂「心配掛けてごめんね」

唯「いいよいいよ、何も無くて安心した」

憂「ありがと、お姉ちゃん」

唯「あれ? でも何で夜中に? 普通にリビングで観れば良いのに」

憂「うっ……えっと」

憂「ほら、泣いてるのとかはしゃいでるのがお母さん達に見られたら恥ずかしいから」

唯「あ、なるほど」

憂(なんで私……正直に言えないんだろ)

     ::|      ./|
     ::|     ./.|:|
     ::|    .イヽ|::|ヽ
     ::|.  /.| ヽ .|:::|. ヽ
     ::|. / .<| ヽ|()|. |ヽ
     ::|〈  ..<|___ヽノ_|>|_   >>187
     ::||ヾ ||┌--、ヽ|/,-┐| |   俺の名前を言ってみろ
     ::|.|::: |\ヽ--イ.|ヽ-イ:|ソ
     ::|.ヾ/.|.   ̄ ̄| ̄ ./
     ::|  ';:ヽ┌===┐./
     ::| __.〉ヾ ヾ二ソ./
     ::|´〈::〈ヽ::::`---´:ト 、_
     ::|ヽ ヽ::ヽヽ::::::::::::::::/ 〉:〉`〉(⌒ヽ
     ::| ::ヽ ヽ::ヽヽ:::::_::ノ /::/,/:l<:ヾヽヽ
     ::|,,ヽ::ヽ ヽ::ゝ<◆>:::ノ ,/::||:ヽ:::ヾヽ)
     ::|丶ヽ::ヽ .ノ:/ Vヽ::ヽノ:::/|::::ヾ::::::〈



憂「ふぅ、お姉ちゃんに心配掛けるのも悪いから、静かに観ないとね」

憂「でも考えてみれば」

憂「いつもすぐに寝るお姉ちゃんがなんで聞こえてたんだろ? 用事で起きてたのかな?」

憂「ま、いいや……ついにテレビ本編のスタートだよ」

ムサシ『リドリアスー!』

憂「……」ドキドキ

憂(そう言えばこの人、ヘキサゴンの旦那さんだ)

憂(ウルトラマンのお嫁さんとか良いなぁ)

ユメヲオイカケテ、スーベーテーガ、カーワールー

憂「あーいーはーどこにーあーるー♪」

憂「はっ、いけないいけない。静かにしないと」

コスモス『シュェア!』バッ

憂「コスモスはアクションが格好良いなぁ」

憂「荒ぶるコスモスの構え」バッ!





唯「今度は暴れてる?」

ドイガキ『カオスヘッダーはコスモスをコピーしたんだ!』

憂「そんな!」

憂「あぁ……コスモスが負けちゃった」

ムサシ『真の勇者……本当に勇気ある者!』

ムサシ『コスモース!!』

コスモス『ジュアッ!』

ナレーション『優しさと強さ、そして勇気が合わさった時、コスモスは新たな力を得たのだ』

憂「……」キラキラ

フブキ「カオスヘッダーだけを消し去ったのか!?」

憂「……!!」

憂(エクリプスモードが格好良過ぎて寝られないよ!)バンバン!

憂(静かに……静かに……)フンスー!!

翌朝

憂「おはよう」

唯「お、おはよ、またドラマ観てたの?」

憂「うん」

唯「そんなに面白いなら、今度私にもみせてよ」

憂「う、うん、考えとくね」

唯「……」

憂「そう言えばお姉ちゃんも遅くまで起きてたの?」

唯「あ、あぁ、うん、ちょっとギターの練習を」

憂「そうなんだ、頑張ってね」

唯「うん……」

憂(ん? でもそれこそ物音がしそうなのに……私がヘッドホンしてるから聞こえないだけかな?)

教室

純「ボンジュール」

梓「はいはい」

純「梓って絶対私に冷たいよね」

梓「三日に一回くらいデレてあげるから」

純「まぁ別にいらないけど」

梓「なにーーー!」

憂「二人とも、めっ!」

純「憂?」

憂「優しさから始まるパワー、それが勇者だよ」

梓「ドラクエ?」

憂「時に拳を、時には花を」

憂「本当は敵なんかいない事に気付かないと」

憂「えへへへへ」

純(夏の暑さで頭が……)

梓(唯先輩の妹だしなぁ、変なとこがあってもおかしくないよね)

~~~

唯「へっくし!」

和「夏風邪?」

~~~

憂「そう言えば、ここって中国拳法部とか無いのかな?」

純「無いよそんなの」

憂「えー、手から火を出したり、高速移動したりしたかったのに」

純「マンガ読み過ぎ」

ドラクエ9のラスボス戦の曲が帰マンの劇伴に聞こえる

放課後

憂「ばいばーい!」

純「じゃあ」

梓「……」

純「かまってかまって欲しいの?」

梓「泣き真似するぞ」

~~~

ポツリポツリ、ザザーン

憂「あ、雨だ」

憂「今日もあの子来てるのかな……この雨だし、来て無いよね」

憂「私もスーパー寄ってすぐに帰ろう」

~~~

子ども2「帰ろうぜー」

子ども1「もうちょい」



憂「ウルトラマンを観るために一瞬で宿題終わらせた」

憂「我ながら凄まじい速度だった……マッハ3は出てたね」

憂「さてさて」イソイソ

コスモス『デュワ!』

カラミティ『ドゥワ!』

憂「……」ドキドキ

アヤノ『ムサシが……死にかけてる?』

フブキ『カオス大戦だ……』

コスモス『ムサシ、これ以上一緒には戦えない』

憂「そんな……酷いよこんなの……」

ムサシ『僕はカオスヘッダーも救いたい! コスモース!!』

コスモス『ハアァ……』

憂「優しさの勝利だ!」

コスモス『君はもう、一人で飛べる』

ムサシ『また、会えるよね?』

憂「ひっく……ぐす」

憂「コスモスが……行っちゃった……」

憂「でも大丈夫! 続きの映画があるもんね!」

憂「それにしても何で同じ内容っぽいのに、二つあるんだろ?」

憂「ムサシ少年編……いや、やっぱり続きの方にしよう」

シャウ『あれはスコーピス!』

ムサシ『こんな時、コスモスがいてくれれば!』

憂「え? 今のコスモスは……? げ、幻覚?」

憂「結局コスモスは来てくれないの……?」フルフル

ジーン『人間は醜い』

憂「むぅ、勝手な事ばっかり言って」

シャウ『スコーピスの群れが来る!』

ジーン『……』

憂「なんだ、手伝ってくれるんだ」ホッ

憂「でもこの怪獣の群れ……コスモスがいないと……」

憂「ああっ! ジーンとレイジャが! 北九州が……世界が滅んでいく……」ガクリ

少年『来てくれるんよね? ウルトラマンコスモス、来てくれるんよね?』

憂「コスモスはもう」

ムサシ『なぜ夢を奪うんだ!! お前達にそんな権利があるのか!?』

憂「ムサシ……」

ムサシ『僕に力を! もう一度……皆を守る力を! コスモース!!』

コスモス『デュウアッ!!』

憂「うう……信じてたよぉ」ボロボロ

> 憂「それにしても何で同じ内容っぽいのに、二つあるんだろ?」
世の中知らない方がいいこともある

サンドロス『力あるものが正しい、それが宇宙の絶対的な掟! 真理だ!』

コスモス『違う! 心無き力は……やがて滅びるだけだ!』

憂「……」ハラハラ

シャウ『宇宙には、光り輝く神がいる……』

ジャスティス『デュワ!』

憂「え!? 誰!?」

コスモス『デェイア!』

ジャスティス『ジュワ!』

憂「な、何でも良いや! 同じウルトラマンだし、味方だよね」

ムサシ『おおーい! コスモース!』

憂「また別れが……でもでも、次の映画があるもんね!」

憂「え……コスモスvsジャスティス……? どういう事?」

ジュリ『人間はやがてサンドロスと同じになる』

憂「どうしてこう、宇宙人さんは勝手に決め付けるのかな」ムカムカ

憂「ムサシまで……いなくなっちゃった」

憂「チャイルドバルタン! それに皆……!」

ジュリ『自分以外のために必死になる……これが人間、か』

ジュリ『おおおおおおおお!!』

ジャスティス『ジェアッ!』

グローカー『……』

憂「女の人がウルトラマンって珍しいなぁ……何にせよ良かった」

憂「って……このグローカーって倒してもキリが無いよぉ、このままじゃジャスティスが」

憂「でも」

ムサシ『この光は……』

コスモス『シュウワッ!!』

憂「いつだってコスモスは来てくれるもん!」

悪じゃない敵役って、劇場版では珍しいよな

コスモス『デェア!』

ジャスティス『シュワ!』

グローカー『……!』チュドーン!

憂「やったぁ!」

ギガエンドラ『……』

コスモス『フウゥ……』

ジャスティス『ハアァ……!』

フブキ『もういいムサシ! もういいんだ……!』

憂「ウルトラマンが、溶けていく……」

レジェンド『……』

憂「光り輝く……神」

デラシオン『しばらく様子を見るとしよう、さらばだ』

憂「なんで偉そうなのかな」ムカムカ

翌朝

唯「おはよー」

憂「おはよー、ご飯出来てるよ」

唯「わーい!いただきまーす!」

唯「お味噌汁美味しい」

憂(愛されたよりも愛して……)

憂「お姉ちゃん、愛してる」

唯「ぶばっ!」

唯「な、なんなの急に?」ゴホゴホ

憂「え、特に意味は無いよ」

唯「そ、そう」ドキドキ

憂「あ、そうだこれ」ゴソゴソ

唯「アメ?」

憂「甘いよ」

唯「えへへ、ありがと」パクリ

憂「あ!?」

唯「な、なに?」

憂「そこは『君がもらった物だから』って断ってよ」

唯(全く意味が解らないよ……アメ甘い……)

唯(これもドラマの影響なのかな?)

唯(うーん、これはいよいよチェックしないといけないね)

ヨドバシ

憂(今日は土曜日だから学校はお休みです)

子ども2「あ」

憂「やあ」

子ども1「……」

子ども2「こいつ昨日ずっと待ってたんだぜ、約束もしてないのに」

子ども1「うるせぇ」

憂「そうなんだ……ごめんね、大雨だったから来ないと思ってた」

子ども1「別に」プイ

子ども2「何拗ねてんだよ」

憂「お詫びにアイス奢るから、ね?」ナデナデ

子ども1「……」

子ども2「何照れてんだよ」

店員「ちくしょう! フィギュアーツ激情態、整理券配布はこちらですバカ野郎!」

子ども1「お姉ちゃん、今日はやらない方が良いよ」

憂「どうして?」

子ども2「土日は子ども連れた家族が多いからね」

憂「君達も子どもでしょー」グリグリ

子ども2「むー、それに、今日は良くないんだ」

憂「なんで?」

子ども1「人気の玩具の発売日だから、ライダー大戦という多々買いが始まるんだよ」

憂「確かに凄い行列……」

客「保存用に三つ買わせろや!」

店員「一個だっつってんだろ!」

客「転売してやろうかコラァ!?」

店員「テメーのポイント消去しちゃうぞあぁん!?」

憂「殺気立ってる……」

店員ちょっとかわいいwwwww

子ども1「ああいう大人にはなりたくないなー」

子ども2「だなー」

憂(うわぁ、子どもの方がしっかりしてるよ)

子ども1「時代はネットショッピングだよな」

子ども2「でも佐川は使えないからなー」

憂(あはは……生意気)

子ども2「そういう訳だから、収まる夕方までは近付かない方が良いよ」

憂「そうみたいだね……お昼ご飯でも食べようか?」

子ども2「奢り?」

憂「えっ」

子ども1「よせよ格好悪い」

子ども2「格好つけー」

子ども1「うるせぇ」

憂「ふふふ、じゃあ行こうか」

マクド、誰が何と言おうとマクドだ

子ども1「ハッピーセット」

子ども2「俺も」

憂(この辺は子どもなのね)

子ども1「席取ってくるよ」

憂「ありがとう」ニコリ

子ども1「……」タタタ

憂「まだ怒ってるのかな?」

子ども2「いや照れてるんだよ」

憂「ふーん、どうして?」

子ども2「お姉ちゃんが可愛いからじゃね?」

憂「君はそういう事サラッと言えちゃうんだ」

子ども2「俺には寧々さんいるし」

憂(彼女かな? 最近の子は進んでるなぁ)

ませガキが

子ども1「こっちこっち」

憂「はーい」

子ども2「窓際にしろよ」

子ども1「うるせぇ」

憂「まぁまぁ混んでるから、仕方ないよ」

子ども1、2、憂「いただきまーす」

子ども2「そういやさ」モグモグ

憂「うん?」ムシャムシャ

子ども2「お姉ちゃん、彼氏とかいないの? せっかくの休日に俺らなんかと遊んでて良いの?」

憂「なかなか失礼な事を聞くなぁ」

純「いないから遊んでるんだよね」

憂「そうそう……ぶっ!」

梓「うわ!」

>>237
そういう問題か?

憂「純ちゃん!? 梓ちゃん!?」

梓「暇だから純とプラプラしてたら」

純「まさか憂にこんなショタ趣味があったとはねー」

憂「ち、違うよ!」

子ども1「誰?」

憂「高校の友達」

純「で、憂の旦那さんはどっち?」ニヤニヤ

憂「もー!!」

梓(無駄にイキイキしてるな)

純「冗談だって、でもなんでまたこの子達と? どういう関係?」

憂「え、えと……その……趣味が一緒で」

梓「趣味って?」

憂「あうう」

子ども1(どうする?)

子ども2(別に俺らはどうなっても良いけど……お姉ちゃんがバレたくないなら黙っとくべきじゃね?)

子ども1(オタ趣味の辛いとこだな……)

子ども2(適当に口裏合わせようぜ、ボランティアのゴミ拾いの休憩中とかで)

子ども1(俺らはお姉ちゃんに面倒みてもらってる設定だな)

子ども2(おう、さすがだな相棒)

梓「カードゲーム?」

純「あははははは!! 何してんの憂!?」

憂「うう……」

子ども1「あれ?」

子ども2「テンパると嘘つけないタイプだったか」

純「まさか憂がそんなのにハマってたとはねー」モシャモシャ

梓「ここ最近の変な言動もその影響?」ペロペロ

憂「まぁ……そんな感じ」

子ども1(意外と受け入れられて助かったな)

子ども2(お姉ちゃんがな)

純「別にゲームをバカにはしないけどさ、子どもの遊びでしょ?」

子ども2「む」

憂「そんな事無いよ、やってみたら面白いよ」

純「はいはい、じゃあ後で皆で行ってみようか。どうせ暇だし」

純「君らも綺麗なお姉さんが二人も追加されたら嬉しいよね?」

子ども1「綺麗な?」

子ども2「お姉さん?」

梓「こっち見ないでくれる? 君達より年上なんだよ?」

二時間後、ヨドバシ

純「……ぷっ」

純「憂のハマってるゲームってウルトラマン?」

憂「……うん」

純「ぷくく……男の子じゃないんだから」

憂「お、面白いし! 格好良いし!」

純「私らの年だったらイケメン俳優とかのが格好良くない?」

憂「ティガのイケメンフェイスをバカにしないでよ!」フンスフンス

梓(真剣だなぁ)

子ども1「ここに百円入れるんだよ」

純「はいはい、と……まぁ話のネタに一回くらいね」

~~~

純「え、わ、私の負け!?」

子ども2「順番守って後ろの人に交代しなよ」

純「もう一回並ぶ……」

梓「純ー」

純「勝つまでやる、すぐ終わらせるから」

憂「あはは……」

梓「ミイラ取りがミイラの典型だね」

子ども1「ロン毛お姉ちゃんはやらないの?」

梓「ていうか私は梓だから、こっちは憂で、あっちは純。名前はキチンと呼びなさい」

子ども1「は、はーい」

梓「よろしい」

憂「子ども相手に威張る梓ちゃん可愛い」

梓「う、うるさいよ」

純「か、勝てない……」

子ども2「純姉ちゃん、ボタン叩きゃ良いってもんじゃないからね」

>>256
ネクサスは大好きだがあれかなり人を選ぶ作風だしどうかな……
どうせネクサスみるならまず先に2004年の映画 「ULTRAMAN」 を見るべき。マジで。これは万人に勧められる
ちなみに一応ネクサスの前日譚

>>259
旧来のファンにはとっつきにくいけど、ウルトラシリーズを知らない人には大丈夫だろう
むしろ子ども向けのイメージを払しょくしてくれるはず

憂「しばらく掛かりそうだから、別のとこ見てようか」

梓「そうしよ」

子ども1「あ、俺もいくよ……あず姉ちゃん……」

憂「……」

子ども1「う、憂姉ちゃん」

憂「うん」ニコニコ

憂(なんか新鮮だねー)

梓(いつもは年上の人としかいないからね、汚れを知らない純粋さが眩しい)

~~~

さわ子「うぇっくし!!」

~~~

憂「約束通り、アイス奢るよ」

子ども1「うん!」

店員「だからもう台座はねぇよ! バンダイに言えよ!」

客「お願い! お願いお願いお願い!!」

数時間後

純「……」

梓「子どものゲームにムキになってやんのぷぷぷ」

純「うるさいなー」

憂「面白かったでしょ?」

純「ま、まぁまぁね」

子ども2「純姉ちゃんセンス無さ過ぎだよ」

純「うるさい」グリグリ

子ども2「いてて!」

子ども1「じゃ、また今度」

憂「うん、バイバイ」

純「……結構、可愛かったね」

梓「……うん」

確かに外れはない
どれも面白いと思う

梓「ね、憂」

憂「ん?」

梓「この事、唯先輩にも内緒にしてる?」

憂「実は、ね」

梓「あんまり口を挟む事じゃないけどさ、言った方が良いと思うよ」

梓「憂の事、凄く心配してるから」

梓「それに唯先輩なら、変な偏見も無いだろうしね」

憂「そうだね……ありがとう梓ちゃん、言ってみるよ」

純「ほらほら二人とも、急ぐよ!」

梓「どこに?」

純「ツタヤ行ってビデオ借りなきゃ!」

梓「ハマってんじゃん」

憂「あはは……」

店員頑張れw

平沢家

憂「ただいま」

唯「おーかーえーりー」ゴロゴロ

憂「……」

唯「うーいーお土産のアイスはー?」

憂「今日のお土産はこれだよ」

唯「DVD?」

憂「うん、私がいつも観てるドラマ」

唯「おおー! 今日は私も一緒にみせてもらおうと思ってたんだよ!」

憂「その前に、ちょっと聞いてもらって良い?」

唯「ほえ?」

店員の人気にsit

先入観とチャイヨー問題の背景知らなきゃハヌマーンは普通に面白いと思うけどなぁ

憂「あのね、なんで私がこれを見始めたかと言うと」

唯「うん」

憂「寂しかったんだ」

唯「……」

憂「お姉ちゃんが部活で、お父さんお母さんは仕事で帰りが遅くて」

憂「でも寂しいから構ってなんて言えないし」

憂「で、時間を潰すのに何でも良いから楽しそうなのをと思って借りてきたの」

憂「そしたらハマっちゃって」

憂「だけど、それで返ってお姉ちゃんに心配掛けてたら本末転倒だよね」

憂「ごめんなさい」ペコリ

唯「いいよー、許す」

憂「お姉ちゃん」

唯「私もコソコソしないで最初から直接聞けば良かった」

唯「お互い様だよー」

憂「うん……」

唯「さ、過ぎた事は忘れて、一緒に観ようよ!」

憂「うん!」

唯「ちなみに何なの? まさかえっちなのじゃ」

憂「違うよー」

唯「えーと、う……うる……うると……」

唯「ULTRAMAN? なんか聞いた事あるような」

唯「ん? あのシュワッチでスペシウムのウルトラマン!?」

   /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|

   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ―――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ

憂「そ、そうです」

唯「ふーん、ほー、へー、憂がねー」

憂「こ、子どもっぽいよね」

唯「……」

唯「いやいや、良いと思うよー」

憂「ほんと?」ホッ

唯「実は私も……だし」ボソリ

憂「へ?」

唯「何でもないよ! さっそく観ようよ!」

憂「はーい」

唯「……なんか知ってるのと違う」

唯「わっ! トカゲの怪物!」

ザ・ワン『ハアァ……』

唯「こ、怖いよ……ウルトラマンってもっと明るい感じじゃなかった?」

憂「こ、この作品はちょっと作風が違うみたいだね」

唯「あ! ウルトラマンのおじさんが自衛隊にさらわれた!」

憂「現実だとこんな感じなのかな」

唯「……」トントン

憂(お姉ちゃん、リズム取ってる?)

唯「音楽が良い感じだね」

憂「有名な人が曲を作ったらしいよ」

唯「スーパー戦車とか出てこないのー?」ブーブー

憂「他のだと出てくるんだけどね」

これは本当にカッコよかった

[ULTRAMAN]Theme from ULTRAMAN
http://www.youtube.com/watch?v=YnYfd0wvBi8

ウルトラマンあんまり知らないけど
ネクサスの英雄と青い果実は好き

だってBGM監修が天下のB’z様だもの
それ抜きにしてもULTRAMANはほんといい作品。埋もれた名作になっちゃってるのがもったいない

唯「どんなに喧嘩しても、空を飛ぶ日だけは見送ってきた……」

憂「……ぐすっ」

唯「トカゲが集まって……わわ、でっかくなっちゃった!」

真木『俺はお前を……許さなぁぁぁぁい!!』

憂「おお! 格好良い!」

唯(憂が夢中だ!)

沙羅『銀色の……巨人』

唯「あ、ちょっと生っぽいけどいつものウルトラマンになった。ナマトラマンだ」

沙羅『悪魔……』

唯「あわわ……こんなの勝てっこないよ」

憂「大丈夫! ウルトラマンは負けないよ!」

>>294
GFWとかちあった上にジブリが作るの遅らせやがったからなぁ

ネクスト『飛べる……俺は、この空を飛べる!』

ザ・ワン『ギャオオオン!』

憂「……!!」フンスフンス!

唯「はぁはぁ!!」フンスフンス!

憂「目にも止まらぬ空中戦……!」

唯「ぷはぁ! 息するの忘れてた!」

ザ・ワン『バカが! もう限界か!?』

唯「ああ! カラータイマーが!」

憂「エナジーコア……らしいよ」

唯「ナマトラマンが落ちていく……」

憂「お願い……」ギュウ

真木『俺にはまだ、やらなくちゃいけない事がある』

真木『こいつを倒す事……それが俺の、ラストミッションだ!!』

ネクスト『ジュワッ!!』

唯憂「うおおーーーー!!」

唯「真木ぃぃぃぃっ!!」

憂「くるよ!」

ネクスト『デェア!』

唯「スペシウム光線だ!」

憂「エボルレイ・シュトローム!」

唯「噛みそうな名前……」

アナウンサー『あの事件から数カ月、子ども達はあの銀色の巨人に、憧れを込めてこう呼んでいます』

アナウンサー『ウルトラマン、と』

憂「!!」

唯「わー! わー! なんか今ゾクってきたよ!」

憂「ここで初めてウルトラマンって呼ばれるんだ……」

沙羅『ありがとう、ウルトラマン』

唯「どーんせーりーべー♪」

憂「ねーばーぐーばーい♪」

http://www.youtube.com/watch?v=ts6JBswrMOU

ナマトラマンって言われるとシンさんは生ライダーなんだなぁと思う

ちょいと飯を作る

>>282
一部グロいけど確かに面白かった
しかし、今では正規の手段で見る方法がほとんどないという

>>304
まぁ実際ナマモノだしな

ただ噂によると、後に特殊装甲を身につけるという構想があったらしい

たーたたたーたたたーたたたーたたたーたたたーたた
たかたかたかたか

>>327
何の曲だっけそれ?

ヤプールマジ異次元

唯「はー!面白かった!」

憂「でしょでしょ!」

唯「じゃあ今度は私のオススメの……」スッ

憂「よし、ご飯にするね!」

唯「かめ……うん」

唯「おのれディケイド」ボソリ

憂「何か言ったー?」

唯「何でもなーい」

憂(お姉ちゃんも楽しんでくれて良かった)

憂(明日は日曜日だし、徹夜でネクサス観ちゃおうかな)

憂(ダイナみたいに熱いのだと良いなぁ)



憂「ネクサスはULTRAMANの数年後の話なんだよね」ワクワク

理子『弧門くーん』

憂「あれ?なかなかウルトラマン出てこないなぁ」

憂「最後に手だけ出てきた……」

憂「何だかシリアスな感じだよ……いつもとは違うね」

憂「それにしても副隊長怖いなぁ」

 ,´⌒ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
彳 /ノヽ) < 私が真のヒロインよ
|ハ¬,¬|    \________
从 -_ノ       ⊿¬
⊿ l二○ヰi≡.i≡>ニ[〔()〕
( |⊃_|_||_丿\_皿[〔()〕
 |__| |__|
 [___)___)

姫矢『お前たちに捕まる気はない、俺は俺で戦う』

憂「主人公がウルトラマンじゃないって珍しいなぁ」

溝呂木『絶望を見せてやる』

憂「悪い人!」ムカムカ

ファウスト『弧門……くん』

憂「えっ……え……嘘でしょ……?」

ネクサス『シェア!』

憂「や、やめて!」

弧門『うわああああっ!!』

溝呂木『はーーはははは!』

憂「…………うぷ」

憂(は、吐きそう)

凪『このまま戦い続ければ、あなたは死ぬわ』

姫矢『……』

憂「初めてだ……こんな悲壮なウルトラマン……」

そういえば、平成セブンとセブンXはどういう扱いなんだ。ここでは

>>343
故郷は地球
超兵器R1号
怪獣使いと少年
MAC全滅

何でもない

>>346
重い作品が入ることもあったけど、1話完結だし、全体的にそういった作風が
ずっと続くことは稀

しいて言えばレオが近いかもしれないが、今までのウルトラシリーズに比べて
随分悲壮感が強いと思う

誕生日が命日なんてもはやネタにすら出来ないレベル

>>349
・グロい捕食シーン
・リコ関連の恐怖を煽る演出
・ま た ノ ス フ ェ ル か
・溝呂木の嫌らしい策略
・毎回死にかけの姫矢

だしな1クールは

>>356
精神崩壊した幼女追加で

弧門『ウルティメイトバニッシャーが完成すれば……』

憂「ナイトレイダーが意外と強いなぁ」

憂「にしても同じ怪獣が何体も……」

姫矢『これは俺の戦いだ!』

憂「……」ドキドキ

溝呂木『この女は貰う』

憂「人質とかそんなのばっかり卑怯だよ!ヤプールみたいな人、嫌い!」ムカムカ

憂「今の姫矢さんが、勝てるわけないよ……」

ネクサス『……』

憂「ほら……だから言ったのに」グスン

イラストレーター『ウルティメイトバニッシャーをエナジーコアに照射すればあるいは……』

弧門『僕が……撃ちます!』

ナイトレーダーめちゃめちゃ強いよな

すまねぇ、明け方まで帰ってこれない


なんか普通にウルトラマンスレになってるな
全然構わないどころか嬉しいくらいなんだけど

>>362
いくらでも待つよ

銀河伝説まで書ききるつもりがあるなら保守するが

>>361
俺が毎日『ナイトレーダー出撃』を再生しながら通学してること
皆には内緒な?


>>631
ばやろう……>>1が死んで堪るか! >>1は生きてるきっと生きてるんだ!
そしていつか元気な姿で戻ってくる……!

>>364
え……VSダークロプスまでで許して

そう

コスモス~大怪獣バトル一期までの主題歌挿入歌をほとんど担当してた

タロウの首チョンパも当然トラウマ

個人的一番トラウマは雪山における帰りマンバラバラ事件。

>>411
その後、等身大の宇宙人を巨大なジャックが一撃で粉砕したのには笑った

FE3はレオが強すぎて困る

HTT五つの誓い

一.お茶をせぬまま練習をしないこと
一.天気のいい日には水槽を洗うこと
一.ライブに出るときにはシールドに気を付けること
一.金持ちの力を頼りにしないこと
一.ステージの上では全力でPlay(遊ぶ)こと

もうちょいで帰宅出来る

ネクサス『シェア!』

憂「ウルトラマンが復活した!」

メフィスト『光が闇に……勝てるはずが無い!』

ネクサス『光とは無限に繋がっていく絆、それを理解出来ないお前が、勝てるはずが無い!』

憂「元気なネクサスってこんなに強かったんだ……」

憂「うう、速くて目が追い付かないよ」

ネクサス『ハアァ……! デェヤッ!!』

憂「勝った!」

弧門『逃げろ! ウルトラマン!』

ネクサス『……』

姫矢『ありがとう、弧門』

憂「え……爆発して……え……姫矢さんは……?」

翌朝

憂「おはよう……」ヨロヨロ

平沢母「あら、憂にしては珍しくお寝坊ね。日曜だから良いけど」

憂「お姉ちゃんは?」

平沢母「それが……『チハルが来るよぉ』とか言って部屋に籠ってるわ」

平沢母「何だか妙に怯えてたわね」

憂「怖い夢でも観たのかな?」

平沢母「さぁ?」

24話の熱さは異常

駅前

澪「なぁあれ……」

律「ん……? おーい、憂ちゃーん!」

憂「あ、律さんに澪さん、こんにちは」

澪「一人? 唯は……って聞くまでもないか」

律「日曜だし暑いし、ゴロゴロ転がってるんだろ」

憂「当たらずとも遠からずです、お二人は?」

律「澪が買い物付き合えってうるさくてさー、一人じゃ怖いからって」

澪「そんな言い方はしてない」

律「憂ちゃん暇だったら一緒に行く? 憂ちゃんがいたら澪もあんまり私をボコボコにしないと思うしさ」

澪「お前は私を何だと思ってるんだよ」

三時間後

律「あっちぃ~」

澪「夏だから仕方ないだろ」

律「黒のロングヘアーでよく平気だな」

澪「慣れればね」

憂「……」ニコニコ

澪(どうでもいいけど憂ちゃんの私服って変に露出高いなぁ)

律「どっか涼しい所入ろうよ」

憂「喫茶店でも行きますか?」

律「それも良いけど……カラオケいきたい」

澪「あー、しばらく行ってないな」

律「これ以上こんな暑さのせいで誰かに泣いて欲しくない! だから聴いて下さい、私の歌!」チラッ

憂「い、良いですよ」

律「うっしゃー! どうせならムギと梓も呼ぶか」カチカチ

憂「あ、じゃあお姉ちゃんも連れてきますね」

律「頼んだー」

澪「呼ぶんじゃなくて、連れてくるってのが凄いよね」

三十分後

紬「皆でカラオケなんてワクワクするわね」

梓「休日までこのメンバーですか」

律「文句言いつつも来ちゃうのが義理固い」

唯「……」ガタガタ

澪「唯?」

憂「昨日怖い映画観たみたいで……」

律「あ、貸してやったthe・nextか」

唯「わ、わわわ私絶対ヘッドホンしないからね」

梓「カラオケでそんなのつけてる人いないですよ」

カラオケ

唯「最初に誰か入れるまでって微妙な空気が流れるよね~」

澪「わかる」

梓「この番号を入力して、このボタンを押すんです」

紬「なるほど」

憂(来たのは良いけど、何歌おうかな……)

憂(最近の歌って実はあんまり知らないんだよね)ペラペラ

憂(特撮……いやいや、さすがにないよ)

憂(私しか解らないだろうし)

律「誰も入れないなら入れるぞー」ピピピ

~~~♪

律「迫るーショッカー♪ 地獄のぐーんだーん♪」

梓「さすが部長は格が違った」

紬「誰の曲?」

憂「おそらく……仮面ライダーというヒーロー番組の曲です」

紬「そうなんだ」

澪「お前空気読めよ」

律「空気ってのは読むもんじゃなくて作るもの」

梓「キリッ」

律「お金払ってるんだから好きな歌を歌えばいいんだよ」

唯「おおー、格好良い!」

憂「……」

憂「つ、次、私入れても良いですか?」

律「オフコース」

憂(そうだよ、恥ずかしがったり隠したりしなくて良いんだ)

憂(好きなものを好きと言わなきゃ!)

憂「……」ピピピ

~~~♪

憂「静かな朝焼けが大地を包んでいく♪ いつもと、変わらぬ夜明け♪」

憂「見えない今日の風に、立ち向かっていくよ♪ いつまでも守りたい、その微笑みを♪」

憂「ガナティガ、テイミーテイクミーハイヤー♪ 光る瞳を信じて……♪」

澪(え、え?)

唯(憂はウルトラマン大好きなんだよー)

梓(あ、ちゃんと言ったんですね。偉い偉い)

紬(楽しそうだし良いんじゃないかしら)

律(そうだそうだ! 皆も自分の趣味を隠さなくていいんだぞ!)

唯「んー、いやー、歌ったねー」

澪「あ、ああ、そうだな」

梓(澪先輩がポーニョポニョポニョ言い出した時は笑い死ぬかと思った)

紬「また誘ってね、りっちゃん」

律「この街では小さな幸せも、大きな不幸も私が運んでくる……」

唯「サイクロン」

律「ジョーカー」

紬「?」

梓「無視して良いと思います」

澪「でも憂ちゃんが特撮好きだったなんて意外」

憂「えへへ……にわかですけど」

紬「何でも最初はにわかよ」

律「そーそー、気にする事ないって」

憂「はい!」

梓「あ」

憂「あれは……」



子ども2「あれって憂姉ちゃんの友達かな?」

子ども1「多分な」

子ども2「レベル高過ぎだろ」

平沢家

唯「たっだいまー!」

憂「ただいま」

平沢父「おかえり。憂に荷物が届いてたぞ、部屋に置いておいた」

憂「うん、ありがとうお父さん」

唯「お菓子?」ジュルリ

憂「残念ながら違うよー」

唯「ちぇー」

平沢母「今日の夕飯はキムチ鍋よ」

唯「おかしい、今は夏のはずだ」

憂の部屋

憂「……」ガサゴソ

憂「えへへ……買っちゃった……」

憂「ウルトラマン秘密大図鑑……ネットの力は偉大だね」

憂「足型まで載ってる凄い本だ」

憂「でも怪獣の内臓って……どうやって調べたんだろ?」

憂「へぇ、やっぱりゾフィー兄さんが一番強いんだね」

憂「メビウスのページは……ネタバレになるから今度読もうっと」

憂「ネクサスの続き観ないと」

憂「明日は月曜日だから、ちょっとだけ」

憐『俺は千樹憐、よろしくな』

弧門『彼が新しいデュナミストなのか……?』

憂「姫矢さんとは違うタイプだ」

ネクサス『シェアッ!』

憂「速い!青い!強い!」

瑞緒『私はメモリーポリスの……わあ!』

憂「お姉ちゃんみたいな人」クスクス

憂「大人の姫矢さんと違って明るい感じだなぁ」

憂「まさに後ろなんか見ずに走り続けてるようだよ」

イラストレーター『彼の命は長くはない』

憂「……え?」

憐『プロメテの子だから……仕方ない』

凪『だからあんな無謀な戦い方を?』

瑞生『憐……』

憂「そんな……どうにかならないの……?」

溝呂木『俺は……』

憂「またこの人!」ムカムカ

メフィストツヴァイ『ジャッ!』

メフィスト『……』

ネクサス『シェアッ!』

憂「一緒に戦っても……許してあげないもん……」

イラストレーター『アンノウンハンドの正体が解れば……』

憂「イラストレーターと一緒にいるおじさんが怪しい」

憐『はぁ、はぁっ……!』

瑞生『憐!』

憂「デュナミストは……消えなきゃいけないの?」

憂「17歳で死んじゃう運命……」

憂「今死ねって言われたら私……」

憂「梓ちゃん……お姉ちゃん達ともお別れなんだね」

憂「私は、嫌、だな」

弧門『ラファエルが間に合うかもしれない!』

憂「むー……ところで弧門くんは最後まで変身しないのかな?」

凪『生きなさい!』

憐『……!』

ネクサス『シュワ!』

弧門『……』

憂「ナイトレイダーとネクサスが、街を守るために!」

やっぱり夕焼けの戦いは素晴らしいよな

ウルトラマンって面白いのかね

イズマエル『オオオオオ!!』

和倉『今までのビーストが合体しているのか!』

憂「ええ!?そんなのどうやって……」

瑞生『憐……生きて帰ってきて』

憂「……」ドキドキ

憐『うおーー!!』

ネクサス『シュゥワ!』

憂「頑張って……憐くん!」ギュウ

イズマエル『……』チュドーン!

憐『……へへ』

憂「良かった……本当に……良かった」グス

憂「あれ?次で最終回?」

憂「ちゃんと終わるのかなぁ?まだアンノウンハンドの正体も解らないのに」

憂「観てのお楽しみだね」

石堀『ご苦労……復活の準備は整った』

憂「……え?」

憂「こ、この人がアンノウンハンドだったの!?」

憂「解るわけないよそんなの……」

凪『全部お前が!』

弧門『ダメです副隊長!』

憂「ああ!光がとられちゃった!」ハラハラ

石堀『ふははははは!』

ダークザギ『フシュウゥゥゥ……』

イラストレーター『世界の終わりだ……』

憂「ウルトラマンももういない……」




あきらめるな!!

憂「!!」

弧門『副隊長、あなたの厳しさが僕に勇気を与えてくれた』

弧門『だからあなたも……あきらめるな!!』

憂「弧門くん!」

和倉『ナイトレイダー……出動!!』

憂「一人で……凄い……」
憂「でもストライクチェスターだけじゃあいつには勝てないよ!」

憂「ウルトラマンがいないと……」

凪『……』コクリ

弧門『絆……ネクサス!』

憂「あぁ……ついに、ついにこの時が!」

イラストレーター『もしもこの戦いで、ウルトラマンが勝利するなら、運命を……変えられるかもしれない!』

>>466
正直聞き捨てならんな
かれこれ、五十年名前を忘れられていないのは何でか考えてみろ

民衆『あれは……』

ネクサス『デアッ!』

ダークザギ『ハアァ……』

憂「黒いのが強すぎるよ!」

姫矢『立て弧門!何度倒れても立ち上がるお前の姿に、俺も勇気をもらった』

ネクサス『シェアッ!』

憂「ジュネッス……」

憐『負けるな弧門!お前のお陰で、俺も最後まで戦えた……ウルトラマンとして』

ネクサス『ヘアッ!』

憂「ジュネッスブルー!」

ダークザギ『ハアッ!』

和倉『イズマエルを倒した技も効かないのか……!』

凪『いいえ、ウルトラマンは負けません』

民衆『ウルトラマンは……俺達を守ってくれてるのか?』

民衆『思い出した……』

少年『そうだよ……前にも新宿で、悪い怪獣をやっつけてくれたもん!』

主婦『私も……守ってもらった』

民衆『俺も……俺もだ!』

首藤『……』

憂「……」ポロポロ

少年『ウルトラマン……頑張れぇぇぇぇっ!!』

ネクサス『ハアァ……!』

ノア『……』

ダークザギ『ノアァ……』

憂「あれが……ネクサス?」

ノア『フンッ!』

憂「宇宙まで吹っ飛ばした!?」

ノア『フン! ハアァッ! ジェアッ!』

憂「地球から狙い撃ち!?さ、最強のウルトラマンだ……!」ドキドキ

ダークザギ『……!』

理子『弧門くんは……皆を守る人になるんだね』

ノア『……』

憂「うぅ……ぐすっ……ひぐ……」

弧門『僕達は生きる。どんな困難な運命が待っていようと』

弧門『昨日まで信じていた世界が崩れ去ろうとも』

弧門『あきらめるな!!』

憂「ただそれだけ、出来れば、英雄さ……」

しかしよくセリフを覚えているなあ

>>481
好きだと繰り返しみるからな
某アニメ監督はセブンの最終回全後編を1人で完璧に演じるらしいぞ

憂「よくわかった……」

憂「全てはこの最終回のためにあったんだ」

憂「ネクサスがノアになった時……あれで今までの戦いが無駄じゃなくなったんだ」

憂「絆……ネクサス」

憂「はぁ……最初は怖かったけど、面白かった」


チュンチュン

憂「朝だ……まるで朝日もノアの勝利を祝福してるみたい」

憂「ん~、いい天気」

憂「……」

憂「……眠い」

昼休み

憂「……」スヤスヤ

純「完全に死んでるね」

梓「試してみよう」ツンツン

憂「……」

純「ピクリともしない」

梓「てい!」バシッ

憂「……」

純「効果無し……スカートでもめくってみる?」

梓「なんでそうなるのよ」

純「…………あ、ウルトラマン」

憂「ふえっ!?」ガバッ

純「いるわけないでしょ」

憂「う~~純ちゃんの溝呂木!」

梓「なにそれ?」

放課後

憂「ふあぁ……やっと終わった」

梓「夜更かしもほどほどにしなよー」

純「梓って憂に甘いよね」

梓「日頃の行いじゃない?」

純「いや私に厳しいだけか」

梓「軽音部に入れば優しくしてあげるよ?」

純「梓の愛は入部届け一枚あれば手に入るのか」

梓「え、ちゃんと、真剣に検討するのやめて」

純「するか!」

憂「あははー」

残りはマックス メビウス セブンX 大怪獣バトル 超8 銀河伝説か

帰り道

憂「梓ちゃんの言うように、平日は早く寝ないとね」

憂「マックスは一話完結らしから、途中で切りやすくて安心」

憂「それにしても眠い……歩きながら寝そう」

憂「あ……」

子ども1「あ」

憂「こんにちは」ニッコリ

子ども1「こ、こんちは」

憂「学校の帰り?」

子ども1「ううん、お使い頼まれてさ」

憂「そうだ、私も夕飯の材料買って帰らなきゃ……一緒に行っていい?」

子ども1「別に……良いけど」ドキドキ

スーパー

憂「卵とにんじん、ピーマンと」ブツブツ

子ども1「……」

子ども1(超良い匂いする)

憂「そう言えば1くんのお家は夕飯なんなの?」

子ども1「は、ハンバーグ」

憂「おお、良いねぇ」

子ども1「でも母さん、ちょっと料理苦手なんだよ」

憂「こらこら、作ってくれてるお母さんにそんな事言わないの。めっ!」

子ども1「は、はい」ドキドキ

憂「ごめん、財布出すからちょっとカバン持って」

子ども1「いいよ」

子ども1(うおお!手が当たった!)

憂「またねー」

子ども1「はーい……」ポケー

子ども1(手、洗わないで寝よう)

平沢家

唯「お腹空いた~」ゴロゴロ

憂「もう、子どもでもお使いに行ってるのに」

唯「未成年だから子どもだもーん」ゴロゴロ

憂(でもゴロゴロしてるお姉ちゃん可愛いから許しちゃう)

平沢父「うちの娘可愛い過ぎて生きてるのが辛い」



憂「さぁてマックス観るぞ」

ガチャン

唯「うーいー」

憂「お姉ちゃん?」

唯「えへへ……宿題教えて」

憂「良いけど……」チラリ

唯「あ、憂はウルトラマン観ながらで良いよ」

憂「むしろお姉ちゃんが釘付けにならないか心配なんだけど」

唯「むぅ、大丈夫だよー」

憂「ほんとかなぁ」

~~~~~

マックスマックスマックス!マックスマックスマックス!

唯「ウルトラマンマーックス♪」

憂「案の定……」

唯「そこはかとなく漂う昭和の香り」

憂「ネクサスと違って明るく楽しい感じだ……お姉ちゃん、手が止まってる」

唯「ふえぇ……あ、レッドキングだ!知ってるよ!」

憂「有名だよね。その問題はこの公式ね」

ショーン『ショーン特性のバズーカさ!』

コバ『俺の射撃からは逃げられないぜ!』

エリー『分析します』

唯「面白ーい」

憂「もう、お姉ちゃん宿題……あ、終わってる」

憂(餌で釣った方が良いのかな?)

トミオカ『DASH、出動!』
ヒジカタ『了解!』

憂(この長官、ハヤタさんだ)

唯「色んな話があって面白いねー」ワクワク

憂「うん、バラエティ豊かだね」

カイト『マックスは人間が最大まで努力した時に、その力を貸してくれるんだ』

憂「こういうさりげないメッセージが良いよね」

唯「……」

憂「どうしたの?」

唯「最強最速なのに、いつもカラータイマーが鳴るよね」

憂「それは言わないお約束だよ」

唯「もっと分身とか巨大化とかしないのー?」

憂「あはは、それじゃ敵の方が大変だよ」

ゼットン『ゼッ……トォン』ピロロロロ

憂(こいつは昔ウルトラマンを倒した……)

唯「ゼッ……トォン」

マックス『ジュワッチ!』

ゼットン『……』

憂「マクシウムカノンが効かない!?」

唯「もう駄目だぁ!」

ゼノン『ヘアッ!』

唯「……どちらさま?」

憂「き、きっと助けに来てくれたんだよ!」

ゼノン『ダアッ!』

ゼットン『……』ピロロロロ

唯「あれ?危ないよ?」

憂「やっぱりゼットンには勝てないの……?」

ゼノン『シュワ!』

マックス『デアッ!』

唯「新しい武器!」

憂「……」フンスフンス

マックス『ジュワッチ!』

ゼットン『ゼッ……ト……』ドカーン


憂「ゼットンに勝った!」

唯「凄い凄い!やっぱり最強最速だ!」

マックス『デアッ!』

キングジョー『……』チュドーン!

唯「キングジョーも粉砕した!」

憂「マックス格好良い……」ウットリ

唯「ゼットンもキングジョーも倒すなんて、もう無敵だよ!」

憂「うんうん!」

イフ『……』

カイト『攻撃が効かない……違う、攻撃を受けるたびにパワーアップしている』

憂「え?」

カイト『こうなったら……』

マックス『シュワッチ!』

憂「……」ドキドキ

イフ『……』

マックス『ヘアッ』

ヒジカタ『マクシウムカノンまでコピーされたのか!』

唯「た、倒せないじゃんそんなの!」

憂「ギャラクシーカノンなら……」

唯「街が壊滅だ……」

憂「もう一回戦えば勝てるよ!」

唯「待って!」

憂「えっ」

アッコ『♪♪♪』

憂「演奏してる?」

唯「見て、怪獣が」

イフ『♪♪♪』

憂「大人しく……それに……楽器みたいに」

マックス『シュワッチ!』

イフ『♪♪♪』

アッコ『♪♪♪』

唯「戦うだけじゃ、ないんだね」

憂「うん……コスモスが教えてくれたのに、忘れてたよ」

憂「そろそろ寝よっか」

唯「待って、あと一話だけ」

憂「それズルズルいくパターンだよ」

唯「宇宙あずにゃんが出るんだよ」

タマミケクロ『……』チリン

憂「梓ちゃんが聞いたら怒るよ」

マックス『ヘア?』

唯「必殺技が出せなくなってる」

憂「凄い展開だ」

エリー『あなたは、ウルトラマンマックス!』

マックス『……シュワッチ!』

タマミケクロ『……』チュドーン

唯「ああ!宇宙あずにゃんが……飼いたかったのに」

憂「地球が滅ぶからいけません」

唯「ふぁー、眠い」

憂「もう深夜だからね、明日も学校だし、ちゃんと寝よう」

唯「だね……おやすみ」

憂「おやすみ」

ガチャン

憂「……」

憂「……ちょっとだけ遊ぼう」

憂「ウルトラアクトはいつ触っても楽しいなぁ、怪獣と同じサイズなのが良いよね」

憂「ヘアッ! シュワッチ!」

憂「今日は枕元に置いて一緒に寝ちゃうかな」

憂「おやすみマン兄さん」

しばし休憩するでござる

リアルタイムで観てた時はノアの強さとかっこよさに脱糞したでござる

和倉隊長が1人で「出動――っ!」って叫んだシーンがかっこよすぎて泣いた

そう
アローレイシュトロームだな

いまだにティガ、ダイナ、ガイアの区別がつかないんだが

>>513
憂ちゃんがちゃんとマン兄さんを尊敬していることに、心を打たれた

とりあえずカラータイマーが妙な位置にあるのがナイスってのは分かる

>>527
「は? 全然ちがうじゃん」としか言えない自分が悔しい

俺がどっちかといえばライダー派だからなんだろうけどね
ライダー詳しくない人がZOとJの見分けつかないみたいな感じなのかな

>>536
やっぱり「いや違うから。旧一号と桜島一号くらいちがうから。
はぁ!?だからこっちがクウガでこっちがアギトだろうが!」

としか言えない俺はウルトラノック戦法で爆発するしかない

ZOとJの違いを説明する時、
「かっこいい方がZO。かわいい方がJ」と答えてる

このスレ見てウルトラマン見たくなってきた。昭和しか見てないがティガから見てみようかな

>>540
ゼアスから見るんだ!

大きく強く保守
パワーは全開支援

このスレでUSAやキッズの評判を聞いてみたい。
USAの主題歌大好きなんだが知名度がな…

俺の記憶違いかもしれんが
怪獣倒したあとに逆さま(腹を上に向けてる状態)で飛んでいったウルトラマンいなかった?
パワードとかグレートだったような

アニメ。もう視聴方法は殆ど無いけどね。
スコット、チャック、べスの三人のウルトラマン(ウーマン)が出てくる奴。
♪愛こそが ヒーローになるための 条件だと~♪


キッズは澪が唯一視聴できそうなウルトラだと思うんだ。

>>562
グレートがそんなんだった希ガス

>>562
グレートだな、光線の描写以外は軒並み高水準。
特にグレートや怪獣、セットの巨大間と重量間がたまらん。

>>563
ウルトラニャンェ…

突然だが今週の土曜はすごい

朝9時~10時まで
TBSチャンネルでダイナ コスモス
10時~12時まで
ファミ劇で初代 セブンX 80 セブン
しかも初代とセブンはデジタルリマスター版
16時~
チャンネルNECOで超時空の大決戦 メビ兄弟 超8兄弟の3本立て
これに加えてUSAもあるらしい

もう土曜が楽しみで仕方ない

>>568
ナニ TBSちゃんねるの方でもやってたのか
報告ありがとう 先週は80見忘れたから思い出してよかった

>>567
忘れてた…いやでもあいつ銀河伝説に出てこなかったし

何かウルトラマン派と仮面ライダー派って分かり合えない者同士と思ってたけど
そんな事無かったんだな。ちょっと嬉しいね。

>>571
優しさを失わないでくれ
弱いもの(厨)をいたわり
どんな国の人(信者)とも友達になろうとする心を
失わないでくれ
例えその気持ちが何百回裏切られても
それが私の最後の願いだ

>>564
>>566
やっぱあったよな!?
ウルトラオタの友人に言っても「ねーよwwwww」とか言われるし
ちなみにそいつはエースが好きだと

見たことないから分からんけど子どもっぽいってどういう風に?

翌日、教室

唯「ふぁー」ウトウト

澪「ずいぶん眠そうだな」

唯「憂と夜更かししてたからね」

律「憂ちゃんにも真仮面ライダー見せなきゃなー」

唯「あれ怖くて最後まで観れなかったよ……もっと可愛いのがいいな、剣とか」

澪「すっかり律は影響されて……」

唯「えへー」

ワイワイ

紬(何話してるのか解らないわ……)ショボン

>>577
今で言うところの平成ライダーと戦隊の違いみたいなもん

ヨドバシ

純「みてみて、ウルトラの母って梓と同じ髪型」

梓「あんまり嬉しくない」

子ども2「お姉ちゃん達、暇なの?」

純「たまたま部活の休みが一緒だったの……あんたらのが暇でしょ」

子ども1「子どもなりに忙しいしー」

純「腹立つー」

梓「……」

憂「タロウが気に入った?」

梓「タロウが私を気に入ってる気がする、そんな気がする」

憂「へ?」

ワイワイガヤガヤ

店員(なんなの? 今女子高生の間でウルトラマンがきてるの?)

澪に真とNEXT見せたらどうなるの?



憂「ごちそうさまでした」

唯「でしたー」

平沢母「唯、後片付け手伝いなさい」

唯「えー、憂はー?」

平沢母「いつもは憂がしてるでしょ」

唯「ちぇー」

憂「頑張ってお姉ちゃん」

平沢父「ちゃんと出来たらハーゲンダッツ買ってやるぞ」

唯「やったー!お父さん大好き!」

平沢父「ははは」

憂「298円で釣られるお姉ちゃん可愛い」

律「エメリウム光線!!」ピカー

憂の部屋

憂「早くマックスの続き観なきゃ」

マックスマックスマックス! マックスマックスマックス!

憂「この歌は元気が出るなぁ」

憂「あ!ゴモラだ!私でも知ってる怪獣が出てくると嬉しい」

憂「胡蝶の夢……」

憂「……」

憂「うーん……不思議な話だ」

憂「ティガのうたかたの……みたいだね」

超獣というより合成獣と言ったほうがソレっぽいだろ

>>592
オイル超獣オイルドリンカーは
怪獣のアストロモンスに……
いや、大怪獣だから仕方ないか

つか子供っぽいのはみんな駄目なの?
鬱な時にモチロンとか火頭見てると最高だぞ

>>599
おい

















おい

超獣って地球の物と宇宙の物が合わさってできたって聞いたことあるような

>>601
バキシム→芋虫
ドラゴリー→蛾

だっけ

今でもドラコリーが蛾というのが信じられない

メトロン『私はかつて君とは違うウルトラ戦士と戦った』

カイト『……』

憂(セブンの事?)

メトロン『地球はもう、奪う価値のない星になってしまった』

メトロン『さらばだ』

憂「なんだか考えさせられる話が多くなってきた」

憂「味のあるウルトラマンだ」

カイト『ルガノーガーを倒す!』

憂「かといって油断してたら直球ヒーローになるから油断出来ないよ!」

コンコン

平沢父「憂ー、抹茶とバニラ、どっちが……」

憂「わ、わ!急に開けないでー!」

平沢父(やっぱりストロベリーのが良かったか)

憂「怪獣は何故現れるのか……タブーへの挑戦だ」フンス

ラゴラスエヴォ『ガオオオン!!』

憂「ぎゃ、ギャラクシーカノンより強い!?」

マックス『シュワッチ!』

憂「勇気を胸に!」フンス

モエタランガ『燃え尽きるがいい!』

トミオカ『私達の情熱は……枯れることはない!』

憂「ハヤタさん素敵」ポー

憂「怪獣や星人も強くなってきたけど、マックスは最強最速だから大丈夫だよね」

ダークバルタン『フォッフォッフォッ……』

ヤプール「ふははは! 超獣と怪獣の違いなど分からない。分かるはずがないんだよ!
愚かな人間どもにはな!」

メビウスには合体ヤプールしか出てこなくてさみしかったな
次元の歪みに蠢く不気味なトンガリ帽子を最新技術で見てみたかった

メビ兄弟では蠢いてなかったっけ

>>620
だっけ? 見返すしかない

なるほど



俺ならヤプールに土下座して二次元に(ry

ダークバルタン『地球人は危険だ、排除しなくてはいけない』

憂「むぅ、そっちのが危険だよ」ムカムカ

タイニーバルタン『バルタンの科学の前では、マックスも……』

カイト『人類を滅ぼさせはしない!』

マックス『シュワッチ!』

憂「頑張れマックス!」

ダークバルタン『バルタンの科学はウルトラの星以上だ!』

憂「分身……巨大化……でもマックスだって負けてない!」フンス

憂「ギャラクシーカノンが返された!?」ハラハラ

マックス『ヘアッ……』

ダークバルタン『どうした地球人、いつもの様に言わないのか』

ダークバルタン『ようこそ地球へ、と』

ダークバルタン『フォッフォッフォッフォッフォッフォッ』

三ヵ月後

そこには元気に二次元の町を蹂躙する超獣>>623の姿が!

ルナチクス「なんか心のマグマが目覚めた」

憂「マックスが……負けた……カイトさんも傷だらけで……」

憂「あんなの反則だよぉ」

タイニーバルタン『バルタンの科学で、マックスにエネルギーを与えられるかもしれない』

憂「そ、そうだよ!パワーアップすれば!」

マックス『シュワッチ!』

ダークバルタン『フォッフォッフォッ……』

憂「パワーアップしても互角なんて……」

タイニーバルタン『古代のバルタン星人が残した銅鐸……バルルン♪』

ダークバルタン『……』

ダークバルタン『どうやら間違っていたのは私のようだ』

マックス『……』

憂「帰ってった……勝ったの……?」

>>1は死んで帰っていくのだろうか?
もしそうなら、>>1を殺したのは俺達VIPPERだ
奴は傷ついた体で最期の最期まで住人のために続きを書いてくれたんだ
>>1を殺したのは俺達だ。あんないい奴……

純「バルルン♪」

>>631
ばかやろう……! >>1が死んで堪るか!
>>1は生きてる。きっと生きてるんだ!
そしていつか元気な姿で戻ってくる!

リビング

憂「お父さーん」タタタ

平沢父「ん?」

憂「バルルン♪」

平沢父「……え」

憂「アイスもらってくよー」

平沢父「あ、ああ」

平沢父(う、憂だよな……唯じゃないよな)

憂「いよいよ終盤だ!」フンス

デロス『地球を元に戻す』

マックス『私はこの戦いには干渉出来ない』

憂「人類が地球を汚したからなの?だからって……」

デロス『バーサークシステム、発動』

憂「ええ!?なにこれ!?大きすぎ!!」

マックス『ヘアッ……』

憂「マックスが磔に……」

カイト『俺達でマックスを助けるんだ!』

ショーン『マックスギャラクシーに太陽エネルギーをチャージしよう!』

憂「そういえば、マックスって絶望して諦めるシーンがあんまりないなぁ」

カイト『俺だってマックスだ!』

マックス『シュワッチ!』
憂「出た!超巨大マックスだ!」

マックス『ジュウワッ!』

憂「ギガバーサークが真っ二つだ!」

ミズキ『マックスに会ったら伝えて、私達は……未来をつかんだよって』

憂「爽やかな終わりだ……」

憂「…………ゼノンさんの出番あれだけ?」

飯をパクパクする

ウルトラ話で盛り上がってて嬉しいけど、銀河伝説までに埋まりそうで怖い
次からメビウスだし……

メビ兄弟のナックルの最期はちょっと笑った

メビウスでタロウが教官になってたのがなぜか凄く泣けた
あの過保護っ子が「私をみくびるな!」なんて言ったり大人になったんだな~としみじみした
タロウはシリーズ中でも群を抜いて子供向け感が強いが嫌いになれない作品
銀河伝説序盤のいつもの直立からじゃなく腰の入ったスタイリッシュなストリウム光線はめちゃくちゃかっこよかった

かわされたが

>>680
ありす
ティガ以降見て無いけど ネクサス見てみようかなぁ・・

>>683
それならまず「ULTRAMAN」を見るべき

タロウ<インペライザー<メビウスバーニングブレイブ
タロウ<インペライザー<ガンフェニックスストライカー

正直メビウスのフォームチェンジはいらなかった
昭和を引き継いでるんだからやっちゃだめだろ

翌日

唯「あ!タマ!」

梓「はい?」

唯「ミケ?」

梓「……」

唯「クロ!」

梓「何なんですか?」

唯「宇宙あずにゃんだよ」

梓(最近暑いからなぁ……)

>>687
その辺は主人公補正と思って大目に見とかないとゾフィー兄さんががががが

ヨドバシ

憂「とうとうマックスまで見終わったよ」

子ども2「早すぎだろ」

憂「次はウルトラ兄弟が出てくるメビウスだよ!」フンス

子ども1「あぁ……懐かしい」

子ども2「もう五年近く前なんだなー」

憂「おじさんみたいな話しないでよ」

憂「メビウスはカードも持ってるし……」

憂「凄く楽しみ!」

店員(メビウス商品の発注増やしとくか)



憂「フンスフンス!」

唯「憂が興奮してる……」

ウルトラの父『行け!かけがえのない星、地球へ!』

憂「メビウスは40周年記念作品なんだよ!」

唯「40年……私が倍生きても足りない」

ミライ『僕と一緒に戦って下さい!』

唯「おお!まるで出会った頃のあずにゃんのような綺麗な瞳!」

憂(え、今は?)

ミライ『メビウース!』

少年『あれは……パパが昔見たって言ってた』

父『あぁ……ウルトラマンだ!』

メビウス『セアッ!』

リュウ『バカヤロー!!』

唯憂「えっ!?」ビクッ

唯「怪獣やっつけたのに怒られた!?」

リュウ『何も守れてねぇじゃねぇか!』

憂「あ……」

リュウ『俺もだ……セリザワ隊長……』

唯「怖いけど、悪い人じゃなさそうだね」

憂「うん」

リュウ『俺達の翼だ』

ジョージ『ウルトラマン好きに悪いやつはいない』

テッペイ『本物のウルトラマンだ!』

マリナ『イカルガさん』

コノミ『ミクラス、お願い!』

ミライ『GIG!』

憂「……」ドキドキ

ツルギ『邪魔をするなメビウス!』

硫酸は「怪獣よりたちの悪い巨大ヒーロー」に突っ込んだ珍しい人

リュウさんはせめてジョージくらいの落ち着きがあれば普通の熱血キャラだったのに

マックスはミケタマクロと太陽系第三番惑星の奇跡をすごく覚えてるなぁ

そういえばネクサスは最後の方は話短くされて微妙につながってなかった気がするけどDVDとかじゃ全部見れるのかい?

>>711
幽声のディレクターズカットとExで詩織って話がある
よくわからない伏線とかは公式サイトでけっこう補完できる

リュウ『メテオールを使うぞ!』

唯「凄い凄い!あれ欲しい!」

ツルギ『俺はボガールさえ倒せればそれでいい』

メビウス『ツルギ!』

憂「ガイアとアグルみたいだ」

唯「ねぇねぇ憂」

憂「なに?」

唯「あのサドラっていう怪獣、何匹いるの?」

憂「さぁ……」

唯「あ、またあずにゃんだ!」

ツインテール『……』

憂「梓ちゃん泣くよ?」

サコミズ『これはGUYSの誇りを賭けた任務だ』

ミライ『GIG!』

>>716
>よくわからない伏線とかは公式サイトでけっこう補完できる
これはあんまほめられたもんじゃない気が
ネクサスは基本面白いんだがなんとかバリアだとか来訪者だとかイラストレーターだとか用語の説明が劇中で全くなされないのはよくない

関係ないがティガは神
全話はティガしか見てないがww
実際どうなの?

ミライ『爆発する前に倒すしかない!』

セリザワ『いいだろう』

ミライ『メビウース!』

メビウス『セアッ!』

ツルギ『フン!』

ボガールモンス『ガルルル……』

唯憂「フンスフンス!」

ウルトラの母『復讐は終わりです』

ヒカリ『メビウス、後はお前に任せる』

唯「青いウルトラマンだー」

憂「ゾフィー兄さんと同じスターマーク!」

ミライ『宇宙大怪獣ベムスター……僕は勝てるのか?』

憂(ウルトラマンも不安なんだ)

銀河伝説でミクラスがベムスターに勝っちゃったのは衝撃的だった

>>724
ウルトラマンは神では(ry

実際面白かったけどね
でも他のウルトラマンもかっこよくて面白いし至高だとは思わない

メビウス『テアッ!』

憂「新しいメビウス!」ワクワク

ボガール『……』

唯「またこいつだー」

ヒロト『せめて船だけでも……』

メビウス『……』

ミライ『息子さんの姿をお借りしました』

テツロウ『帰ってくれないか』

ミライ『ぼく、なにかいけないことをしたんでしょうか』

サコミズ『人間の心は、複雑で難しいものだ』

テツロウ『君の日々の未来に、幸多からんことを』

ミライ『はい!』

憂「……」グスッ

憂「ぐす……今日はここまでにしよう」

唯「えー、続き見たーい」ブーブー

憂「ダメだよ、次からはヤプール編だから先に映画を観ないと」

唯「じゃあ映画観ようよ」

憂「それもダメ、マン兄さん達が出るんだもん、明日ベストコンディションで観ないと」フンス!

唯「んじゃ明日あずにゃん達も呼んじゃお」

憂「うん!皆で観よう!」

翌日

憂「いらっしゃーい」

梓「練習しないで全くもう」

律「たまにはいいだろー」

澪「サボりはたまにじゃないけどな」

紬「私、お友達と映画観るのが夢だったの」

唯「そうなの?」

紬「とりあえずこれ言っておかないと……」

憂「早く早く!」グイグイ

梓「わ、わかったから」

憂「……」ワクワク

澪「憂ちゃんの目が輝いてる……」

律「お、始まったな」

マン『シュワッチ!』

セブン『デュワ!』

ジャック『ヘアッ!』

エース『デェーン!』

憂「ウルトラ兄弟が動いてる……」キラキラ

紬「どれが誰なのか解らないわ……」

唯「その内解るよ」

ミライ『これが、二十年前、ウルトラ兄弟最後の戦いだった。そして……』

テンペラー『メビウスを倒せばワシが宇宙人連合のリーダーだ!』

ガッツ『いいだろう』

律「あー……このパターンは」

メビウス『セアーッ!』

テンペラー『ウギャアー!』

澪「やっぱり」

紬「あの可愛い感じの人が主役なのね」

タカト『ウルトラマンなんて嫌いだ!』

ミライ『タカトくん!』

唯「むぅ……」

ミライ『……』

『人間の心は複雑だ、光の国で教わらなかったか?』

憂「……!」ユサユサ

梓「揺らさないで」

ミライ『もしかしてあなたは!!』

ハヤタ『ウルトラマン……地球での名は、ハヤタだ』

憂「ハヤタさん!ハヤタさんだよ梓ちゃん!」フンス

梓「うんうん」

紬「あらあら」

ミライ『なかなか上手くいかなくて……』

ハヤタ『ミライ、我々ウルトラマンは、決して神ではない』

ハヤタ『どんなに頑張っても届かない想いもあれば、救えない命もある』

憂「……」ドキドキ

ダン『だが信じて諦めない勇気……それが、不可能を可能にする』

ミライ『はい!』

唯「ミライくん可愛い」

ミライ『一番強いウルトラマンは誰だと思う?』

タカト『ゾフィー?』

ミライ『皆で力を合わせたウルトラマンが、一番強いんだ』

ミライ『一番強いウルトラマンは誰だと思う?』

タカト『ゾフィー?』

ミライ『実は、ゾフィー兄さんは一番弱いウルトラマンなんだよ』

テッペイ『どうしてメビウスが……』

ニセメビウス『……』ニヤリ

サコミズ『よく見てみろ、目付きが悪い』

律「……」

澪「こっち見るな」

メビウス『テヤッ!』

ザラブ星人『グギャー!』

メビウス『……』

紬「勝利のVサインね、約束してたから」

メビウス『アァッ!?』

唯「つ、捕まっちゃった」

梓「油断大敵です!」

ハヤタ『メビウス……』

北斗『よぅし!』

ダン『待て北斗!』

郷『変身すればどうなるか……』

北斗『そんな事はわかってます!我々に残されたエネルギーは少ない!戦えば死ぬかもしれない!』

北斗『でも……黙って見ているなんて出来ない!出来ません!』

郷『……勝てば良いんですよ、メビウスがいない今、邪悪な宇宙人と戦えるのは我々ウルトラ兄弟だけです』

ダン『これは、本当に最後の戦いだ』

憂「はぁはぁ」ギュウ

梓「く、苦し……」

ハヤタ『……』ピカッ

憂「う、ウルトラ兄弟!本物のウルトラ兄弟だ!」ギュウギュウ

梓「た、助けてウルトラ兄弟……」

ガッツ『メビウスなど貴様らに最後の変身をさせるための囮に過ぎん』

マン『ヘアッ……』

唯「あ、今度は兄弟が捕まっちゃった」

律「磔はもはや様式美だな」

タカト『僕、勇気が出せたよ』

ミライ『タカトくん……安全なところへ』

憂『……』ドキドキ

メビウス『セヤッ!』

ナックル『バカな!貴様には変身する力など残っていないはず!』

メビウス『最後まであきらめず、不可能を可能にする……それが、ウルトラマンだ!』

一同「おおーー!!」

梓「なんかこう、ドキッとしました」

紬「男の子向けの作品も面白いのね」

ナックル『Uキラーザウルスの復活だ!』

メビウス『これが兄さん達の封印した究極超獣……』

ナックル『ふはははは!銀河を支配するのはこのナックル星じうぎゃあ!』


梓「ぷっ」

律「敵でかすぎだろ」

澪「こっちはもうボロボロなのに」

紬「大ピンチね」

唯「あのクネクネで皆やられちゃうよー」

ゾフィー『遅くなった』

タロウ『今エネルギーを分け与えます』

憂「ゾフィー兄さん!」

梓「タロウ!」

律「反撃開始だ!」

兄さんまさかわざと遅れてないよね?

>>783
メビウス最終回といい、どうみても確信犯

マン『ジョワ!』

セブン『デュワ!』

ジャック『シュワ!』

エース『デェア!』

タロウ『ストリウム……光線!』

ゾフィー『……』

律「ウルトラ兄弟TUEEEEE!!」

憂「はぁはぁはぁはぁ!」

紬「だ、大興奮ね二人とも」

メビウスインフィニティー『ダアーーッ!!』

ヤプール『ぐわああああ!!』

唯「勝ったー!」

メビウス『……』ピース

六兄弟『……』

リュウ『ウルトラ兄弟……?マジかよ』

ジョージ『グラシアス、ウルトラ兄弟』

澪「エンディングだ」

憂「うぅ……」グスッ

梓「歴代の映像が流れるのは良いですね」

紬「想像してたより面白かったわ!」

律「うんうん」

憂「……」ポケー

澪「憂ちゃん放心してるぞ」

翌日

純「なんで私も呼んでくれなかったの!?」

梓「周りは先輩ばっかりだよ?」

純「そうだけど……寂しいでしょ!」

憂「あはは」

純「あははじゃなーい!」

先生「うるさいですよー授業始めますよー」

憂「GIG」

憂と違って俺の夜更かしが限界
そろそろ埋まるか落ちるかしそうだ

子ども二人組を出してあげたい

ヨドバシ

憂「メビウスとマン兄さんのウルトラコンビネーション!」

子ども1「おお!」

子ども2「憂姉ちゃんも随分慣れたねー」

店員「そろそろガンバライドに手を出す頃合い」

憂「それはちょっと……お金が」

店員「じゃあガンプラは?」

憂「ガンダムってよく解らなくて」

店員「フィグマとかリボルテックとかロボ魂は組み立てもいらないし、クオリティも高いよ」

憂「でもやっぱり知ってる作品の玩具の方が」

店員「うーむ」

子ども2「いや仕事しなよ」

帰り道

憂「店員さん良い人だったね」

子ども1「……」

憂「?」

子ども1「憂姉ちゃん、週末暇?」

憂「今のところ予定は無いよ」

子ども1「じゃ、じゃあこれ行かない?」

憂「ウルトラマンフェスティバル?」

子ども1「憂姉ちゃん好きそうだからさ……で、でも別に俺が行きたいだけだから! 勘違いすんなよ!」

憂「何も言ってないけど」

子ども1「……」

憂「……いいよ、行こうか」

子ども1「え、マジで」

憂「うん、マジマジ」

子ども1「こ、これチケット」

憂「ありがと、楽しみにしてるね。じゃあまた」タタタ

子ども1「……」

子ども1「…………っし!」グッ

~~~~~

平沢家

ミライ『お前は僕と兄さん達が倒したはず!』

憂「ヤプールはしつこいなぁ」

メビウス『セヤーッ!』

憂「おお、ゼットンより強い!」

憂「メビウスも段々強くなってきたなぁ、地球は安心だね」

ミライ『光の国への帰還命令……』

憂「え?」

憂「大いなる危機……なんだろ?」

インぺライザー『……』

トリヤマ『なんだこいつは……』

憂「メビウスブレイブがやられちゃう!」

憂「ヒカリもいないし、どうすれば」

デデンデンデデン♪

タロウ『メビウス! 何故帰還しなかった!?』

憂テッペイ『ウ、ウウウ、ウルトラマンタロウだーーー!!』

タロウ『ストリウム光線!』

インぺライザー『……』ボカーン

憂「やった!」

憂「さ、再生した……」

タロウ『ウルトラダイナマイト!!』

憂「やっつけたけど……タロウもボロボロだ……」

インぺライザー『……』

憂「また出た!」

ミライ『僕が……メビウスなんです』

タロウ『インぺライザーは、私が倒す!』

メビウス『僕も戦います! 勝って……仲間達の元へ帰るために!』

タロウ『そうか……そうだな!』

憂「あの可愛いメビウスがこんなに勇ましく……」

メビウス『ハアァ……セヤッ!!』

憂「ファイヤーシンボルがメビウスの胸に!」

ミライ『……』

リュウ『帰ろうぜ、ミライ』

ミライ『はい!』

憂「正体を明かしても……リュウさん格好良い」ドキドキ

憂「これでメビウスも一安心だね、タロウも認めてくれたし」

ゲン『タロウ兄さんは許したらしいが、俺は許さん!!』

憂「ええ!? レオがメビウスをボコボコにした!? 酷い!」ムカムカ

ゲン『その涙はなんだ! そんなものでリフレクト星人が倒せるのか!? 地球を守れるのか!?』

憂「メビウスだって頑張ってるのに!」

ミライ『あの人の言う通りです、僕はもっと強くならなければいけない』

憂「ミライくん……」

サコミズ『レオは何度負けても立ちあがって戦い続けた。どんな辛い事があっても』

憂「そう言えば仲間が円盤生物に……だから厳しく……レオさんごめんなさい」

リフレクト星人『手を出せばお仲間はお終いですよ?』

ゲン『レオーー!!』

レオ『イヤーー!!』

メビウス『ハアァーーー!!』

憂「原始人キックだ!!」

ゲン『お前達になら託せる、俺の……第二の故郷をな』

憂「素敵な笑顔……」

ヒカリ『俺は宇宙の危機を調査する』

憂「ヒカリも認められて良かった」

ジャシュライン『ジャーシュジャッシュジャッシュ』

憂「ウルトラの父降臨祭?」

イサナ『とっつぁん、元気でな……あとメビウスによろしく』

憂「爽やかな人だなぁ……絶対に人を騙したりしないよね」

幸夫『こうしていると、地球を持ち上げてるみたいじゃないか?』

憂「この学校は……」

80『シュワ!』

憂「80!」

メビウス『セアッ!』

80『シュア!』

リュウ『ミライ、お前のお兄さんの人形を持ってきてやったぞ』

憂「リュウさん……それはよく解んないよ」

ミライ『兄さん、生徒さん達と会ってあげて下さい』

80『それは出来ない。怪獣を倒すためとはいえ、私は勝手に彼らから離れてしまった』

憂「……」ウルウル

ホー『……』

メビウス『テアッ!』

憂「怪獣が泣いてる?」

80『シュア!』

生徒達『あれは……80! 俺達の、ウルトラマンだ!』

幸夫『矢的先生……矢的先生ーー!!』

80『マイナスエネルギーが生み出した怪獣なら、私が倒す』

生徒達『あおーげばーとおーとしー我がー師のー恩ー』

コノミ『あの学校が……最後に生徒を80に会わせてあげたのかもしれませんね』

憂「うう、ぐすっ」ボロボロ

憂「あと少しだけ観たら寝よう、ゴモラとか出るしね」

ゾフィー『シュワ!』

憂「ゾフィー兄さんがUFOの群れを追い払ったよ!」

メフィラス『皇帝の御命令が下りましたねぇ』

グローザム『我ら暗黒四天王の手にかかれば』

デスレム『地球など容易く滅ぼせる』

ヤプール『しかしメビウスはやっかいだ』

憂「……」

憂「ヤプールか……」

憂「寝よう」

翌日、調理実習

先生「今日はクッキーを作りましょう」

梓「えいえい」カチャカチャ

純「混ぜるの下手」

梓「うるさいなー」

純「憂を見習って……あれ?」

憂「ふんふん」

純「チョコで何描いてるの?」

憂「ファイヤーシンボルだよ」

純(また始まった)

梓「後は焼くだけだね」

憂「私達の翼だね」

純「空飛ぶクッキーとかノーベル賞狙えるよ」

純「美味しい!」パリパリ

梓「そりゃー自分で作ったのは美味しいよ」ポリポリ

純「生意気な事言いつつも手が止まらないくせに」

梓「そう、こんな風に」ヒョイ

純「私の分取らないでよ!」

憂「喧嘩しないのー」

憂(いくつか持って帰ってお姉ちゃんにあげよう)

放課後

憂「ちょっと遅くなっちゃった……早く帰ってご飯作らなきゃ」

子ども1「憂姉ちゃん」

憂「あ、またお使い?」

子ども1「いやー今日は塾」

憂「大変だねぇ」

子ども1「ガキも楽じゃないんだよ」

憂「あはは……そうだ、これあげる」

子ども1「クッキー?」

憂「調理実習で作ったの。お姉ちゃんにもあげるから、1枚だけだけど」

子ども1「あ、ありがと」

憂「疲れた時には甘いものだよー、じゃあね」

子ども1(ガキで良かった……)

平沢家、リビング

ヒルカワ『お前がメビウスなんだなぁ!』

唯憂「なんて悪い人!!」

エース『それが私の、変わらぬ願いだ』

平沢父「懐かしいなぁ」

ジャック『メビウス、デスレムを倒せ!』

平沢母「この郷さんはダンディな方ね」

セブン『ウルトラマンには、人間の力が必要なんだ』

憂「メビウスってよくやられるけど、そこが可愛い」

テッペイ『これは違う!』

平沢父「お、なんか見た事ある敵だ」

メフィラス『ウルトラマン!』

マン『シュワッチ!』

平沢父「いや懐かしいなぁ……ウルトラマンってこんなに強かったっけ?」

平沢母「娘と一緒にウルトラマンに夢中なお父さん可愛い」

トリヤマ『インぺライザーが13体ぃ!?』

憂「あんなのが13体もいたら地球はお終いだよぉ」

メビウス『ハァ、ハァ……』

唯「メビウス一人じゃ……」

ヒルカワ『GUYSはメビウスの存在を隠していたんだ!』

平沢母「あらあら」

平沢父「現実的に考えればこうなるよなぁ」

少女『メビウスを、信じています』

少年『頑張れメビウス!』

トリヤマ『ヒビノミライは、私の大切な部下だ!』

唯「おおー」

エンペラ星人『もうよい、余が手を下そう』

憂「……」ドキドキ

メビウス『ウアアアアーーーー!!』

唯「メビウスが消された!」

平沢父「昔でいうゼットンみたいな奴か」

憂「ゼットンならメビウスが倒したよ」

ザムシャー『助太刀する!』

ツルギ『いくぞ!』

憂「皆が来てくれた!」

唯「でも皇帝は動かないで相手してるよ」

ザムシャー『これが……守るという事なのだな』

ミライ『ザムシャーーーー!!』

ヒカリ『惑星アーブよ……感謝する!』

リュウ『セリザワ隊長!』

唯「あ……ああ……」

憂「誰もエンペラ星人には勝てないの……?」

平沢母「他のウルトラマンさんは別のお仕事なのね」

唯「もうダメだぁ、全員負けちゃったよー!」

憂「ぐすっ」

平沢父「よしよし」ナデナデ

ミライ『人間との絆が……僕らの力……』

リュウ『いこうぜ……皆で!』

テッペイ『リュウさんにナイトブレスが!』

ジョージ『いくぜアミーゴ』

マリナ『うん!』

コノミ『はい!』

サコミズ『GUYS! サリィゴー!!』

GUYS『GIG!! メビウーーース!!』

憂「わあぁ……」

メビウスFB『……』

エンペラ星人『人間と融合したか……』

サコミズ『ファイナルメテオール、起動!!』

メビウスFB『セアアーーー!!』

平沢父「おお、スペシウム光線」

憂「ちょっと違うよ」

エンペラ星人『ぐぬぅ……』

唯「まだ倒せないの!?」

憂「ファイナルメテオールまで使ってるのに……」

サコミズ『このままでは……』

?『サコミズ……サコミズ……』

平沢母「あら? 新しいウルトラマンさん?」

ゾフィー『ヘアッ!!』

平沢父「ゾフィー!」

エンペラ星人『ぐぐぐ……』

憂「効いてる! ゾフィー兄さんのおかげだ!」

サコミズ『皆……今だ!!』

ミライ『了解!』

エンペラ星人『余が……光になっていく……』

唯「さらばエンペラ星人! もう来ないでね!」

ミライ『皆さん……本当に、ありがとうございました!!』

憂「……」ボロボロ

平沢母「ほら憂、ティッシュよ」

憂「うん」

平沢母「さ、もう寝なさい」

唯憂「はーい」

平沢父「……」

平沢母「どうしたの?」

平沢父「いや、親子でこういうのも悪くないなって。うち男の子いないからさ」

平沢母「ふふふ、そうね」

憂「じゃあおやすみ、お姉ちゃん」

唯「おやすみー」

憂「……」

唯「……」

憂「……」

唯「ミライくんは私の旦那」

憂「ずるいー!」

唯「憂にはティガがいるでしょ!」

憂「既婚者だし……」

翌日

憂「そんな感じで家族皆で盛り上がったんだー」

梓「スッカリとハマっちゃって……」

純「そんなに面白いの?」

憂「面白いよー、純ちゃんも観てみたら?」

純「この前DVD借りようと思ったけど、さすがに恥ずかしくてレジに持っていけなかったよ」

憂「慣れれば平気だよ、いちいち店員さんも気にしてないだろうし」

梓「確かに」

純「でもなかなかね」

純「そうだ、憂が借りたのみせてよ」

憂「いいよー、超8兄弟は映画だからすぐだしね」

純「あんたも付き合いなさいよ」

梓「はいはいにゃんにゃん」

帰り道

純「お待たせ」

梓「わざわざ部活終わるまで待ってなくても」

憂「別に平気だよー図書室で時間潰してたから」

純「じゃあ私の家で良い?」

憂「うん」

子ども2「あ、姉ちゃんズ」

梓「変なあだ名つけないで」

憂「最近よく会うねー」

子ども1「う、うん」

純「もしかして憂に会いたくて、わざとこの道を通ってたりして?」

憂「ほえ?」

子ども1「そ、そそそそそんなんじゃねぇし!!」

純「そうかそうか」

梓「そっかそっか」

子ども2「なるほどなるほど」

憂「……」ニコニコ

子ども1「2! 行こうぜ!」

子ども2「へいへい……じゃあね、姉ちゃんズ」

純「青春だねー」

梓「チビッ子青春日記」

純「自分の事?」

梓「来年はさわ子先生みたいなスタイルになってるから」

憂「それは……無理、じゃないかな」

純の家

純「どうぞー」

梓「きゃっほーい」ドサッ

純「ベッドに飛び込むな!」

憂「DVDセットするよー」

純「その間飲み物でも取ってくるね」

憂「ありがと」

マン『DVDを投げたりしてはいけないぞ』

マン『映画を観ている時は、光線を出さないようにしよう』

梓「凄い注意だ」

純「おまたせー」

憂「始まるよー」

ダイゴ『ウルトラマンがテレビに現れた時、僕らはメチャクチャ興奮した』

憂「ダイゴさん……」キラキラ

純「あ、ジャニーズの人じゃん」

梓「本当だ」

アスカ『ボールボーイの、アスカ・シンです』

我夢『展示品には手を触れないで下さーい』

純「ウルトラマンなのに夢破れた話なの?」

憂「最後まで観ないと解らないよ」

梓(私達は絶対武道館いこう)

純「ていうかウルトラマンまだ出ないの?」

憂「まぁまぁ、ウルトラマンがいない世界だから、しばらくかかるんだよ」

純「ふーん」

ダイゴ『この世界は……?』

メビウス『セアッ!』

ダイゴ『本物のウルトラマン!?』

純「やっと出てきた」

ダイゴ『ゲスラの弱点は背びれだ!』

ミライ『あなたですか、僕を応援してくれたのは』

純「あ、ルーキーズだ」

憂「もー」

少女『探して、七人の勇者を』

ミライ『君は……』

梓「意外と複雑な話なんだ」

憂「本当ならメビウスの世界とティガの世界は別物だからね」

ダイゴ『七人の勇者……もしかしてあの人達が?』

純「この人はウルトラマンじゃないの?」

憂「まだ解ってないんだよ」

ミライ『ジャック兄さん! 新マン兄さん! 帰マン兄さん!』

郷「……」

梓「あちゃー」

ミライ『どうして兄さん達は……』

ダイゴ『この世界に怪獣はいないよ』

キングパンドン『ピギャー!』

純「言ってるそばから!」

メビウス『セヤー!!』

純「おお、メビウス強いね」

スーパーヒッポリト『フフフ……』

メビウス『……』

梓「固められちゃった」

スーパーヒッポリト『これでもう邪魔者はいない、この世界はこのヒッポリト星人の物だ!』

純「ブサイクな顔して!」

ダイゴ『教えてくれメビウス……僕はどうすればいい?』

梓「怪獣が大暴れして……」

純「ウルトラマンがいないとどうにもならないじゃん」

憂「……」ゴソゴソ

郷『俺はアキを守れなかった……』

梓「……」ウルウル

純「泣きそうだね」

梓「純だって涙溜まってるよ」

少女『思い出して、本当のあなたを』

ダイゴ『……』

レナ『人として出来る事を、信じて下さい』

ダイゴ『レナ……』

アスカ『……』

我夢『……』

憂「……」ドキドキ

ダイゴ『そうか……七人の勇者、その最後の一人は、僕だったんだ!』

憂「くるよ!」バッ

純(なんか取りだした?)

ダイゴ『この世界を……僕が守る!!』

ダイゴ『ティガーーー!!』

憂「ティガーーー!!」

梓「ま、真似してる」

純「しかも変身アイテムまで」

パパパパー♪ パーパーパーパパパパー♪

憂「ウルトラマンティガだよ梓ちゃん! このファンファーレが最高なんだよ!」ユサユサ

梓「う、うん」

純「夜に映えるね」

民衆『ウルトラマンだ……ウルトラマンが来てくれた……頑張れ! ウルトラマン!』

ティガ『タアッ!!』

憂「ティガが戦ってる」キラキラ

純「夢中すぎる」

梓「月夜をバックに宙返りは格好良いね」

我夢『あのウルトラマンは、ダイゴだ』

アスカ『ああ』

スーパーヒッポリト『お前もブロンズ像になるがいい!』

ティガ『ジャッ!』ドンドン

憂「さすがに三対一じゃ……」

梓「世界の滅びは近い」

純「戦いは終わった」

憂「そんな事ないもん!」フンス

我夢『この世界は、滅んだりしない』

アスカ『本当の戦いは、こっからだぜ』

憂「……」フンスフンス!

我夢『待ってろダイゴ!』

アスカ『今行くぜ!』

我夢『ガイアァァァ!!』

アスカ『ダイナァァァ!!』

ダイナ『シュワッチ!』

ガイア『ディアーー!』

純「土煙の着地格好良い!」

ダイナ『大丈夫か?』

ガイア『立てるか?』

ティガ『二人とも……来てくれると信じてた』

梓「三人揃うと壮観だね」

郷『戦ってるんですね……あの三人が』

純「おじさん達は変身しないの?」

憂「あぁ……ティガ……」キラキラ

純(聞いてないし)

郷『後はあの宇宙人だけだ!』

ティガ『タアッ!!』

純「おお、全滅させた」

梓「勝った?」

ティガ『……』

梓「うわ! 変なオバケ!」

純「怪獣が合体した?」

ギガキマイラ『ギャオオオン!!』

純「でかい!」

梓「三人だけじゃ無理じゃない?」

純「あれ? 他の勇者は?」

ハヤタ『我々もいこう、彼らとともに』

ダン『ああ!』

梓「ウルトラ兄弟!」

純「あ、メビウス生き返った」

純「これで八人揃ったね!」

梓「うん!」

マン『ヘアッ!』

ティガ『ジャッ!』

純「おお……なんて派手な」

梓「八人いると強いなぁ」

マン『いくぞ!』

ティガ『はい!』

憂「これが観たかった……」

セブン『デュワ!!』

梓「怪獣がバラバラに!」

純「そして木端微塵!」

影法師『恐れよ……恐れよ……』

梓「またオバケ!?」

民衆『頑張れウルトラマン!』

憂「光が集まって……グリッターだ!」

ティガ『どんな絶望の中でも、人の心から光が消え去る事は、無い!!』

影法師『闇は……消えぬ……』

憂「今度こそ勝った!」

ミライ『ありがとう、別の世界の兄弟達』

梓「お別れだ」

ダイゴ『行こう! ウルトラの星へ!』

憂「はい!」スタッ

純「待て待てどこへいく」

梓(ん? あのオバケの親玉は結局何だったの?)

純「ウルトラの星に行くのは今度にしなさい」

憂「はーい」

梓(行く当てがあるのか)

憂「で、どうだった?」

純「正直最初は退屈だった」

梓「タロウが出なかった」

憂「うっ」

純「でもまぁ、また別なのも観てみたくなったかな」

梓「後半夢中だったくせに」

純「梓もでしょー」

憂「えへへ……良かった」

平沢家

唯「えー! なんで私も呼んでくれなかったの!?」

憂「ご、ごめんね」

唯「憂のいじわるー」

憂「そ、そんなつもりじゃないんだよ」

唯「罰として食後のアイスは私がもらうもんね!」フンス

憂「……それはいつもの事だよ」

唯「あ、そういえば」

憂「?」

唯「ムギちゃんがまたウルトラマンみたいって」

憂「紬さんが?」

唯「うん」

唯「良ければうちのホームシアター使って良いってさ」

憂「さすがお嬢様……」

唯「どうする?」

憂「せっかくだからお言葉に甘えようか」

唯「わーい! ムギちゃんのお家ならきっと豪華なおやつが出るよ!」

憂「そっちが主目的?」

憂「銀河伝説を観るならゴーストリバースで予習しておかないと!」

メビウス『セヤッ!』

憂「光の国だー」

メフィラス『皇帝復活の為に一役かってもらいますよ』

ヒカリ『悪いなメビウス、俺はこっち側につく』

メカザム『勘違いするな! 俺はお前の強さの秘密を知りたいだけだ!』

憂「アクションがいつも違う感じだ」

メビウス『ありがとうメカザム』

メカザム『勘違いするな!』

憂「口癖なのかな?」

EXゼットン『……』

メビウス『僕が奴を引き付ける! その間にギガバトルナイザーを!』

メビウス『なんとかギガバトルナイザーを手に入れたぞ』

メフィラス『渡してもらいましょうかねぇ』

デスレム『これで皇帝が復活するぞ!』

メカザム『グワアアア!!』

憂「せっかく仲良くなったのに……」

タロウ『メカザムを倒すしかない!』

メビウス『僕が……やります!』

メビウス『ウオオオオ!!』

憂「……」グスッ

憂「あれ……ギガバトルナイザーは?」

ザラブ星人『……』

憂「はっ!!」

チュンチュン

憂「結局大怪獣バトルも全部みてしまった」ウトウト

憂「まぶたが重いよぉ」

憂「リトラに乗りたいよぉ」

憂「クマさん良い人だった……ふあぁ」

憂「うぅ……日光が眩しい」

憂「余が光になっていくー」

ガチャン

平沢母「憂、そろそろ起きなさい……何をしてるの?」

憂「な、なんでもない」

教室

憂「っていう事なんだよ」

純「私も行って良いの?」

梓「良いんじゃない? ムギ先輩なら許してくれるよ」

純「じゃあお邪魔しちゃおう」

憂「うん!」

三年の教室

律「私らも良いのか?」

紬「ええ、是非来て」

唯「和ちゃんもいこうよー!」

和「わ、私はそういうの興味無いし」

澪「観てみるくらいなら良いんじゃないか?」

和「ま、まぁ観るくらいならね」

翌日

唯「いやー、休みの日は最高だねー」ゴロゴロ

憂「そろそろ約束の時間だよ」

唯「あと3ゴロゴロしたらね」ゴロゴロ

憂「もう」

唯「焦らない焦らない」ゴロゴロ

憂「置いてくよー」

唯「それは困る」ゴロゴロ

憂「モチロンになっちゃうよー」

唯「もっちもちー」

道路

唯「暑いよぉ」トボトボ

憂「夏だからねー」

唯「かといってクーラーも嫌だ」

憂「体質的にね」

子ども1「あれ? 憂姉ちゃんが二人いる?」

子ども2「バカ、蜃気楼だよ、暑いからな」

憂「あ」

唯「誰?」

子ども1「こっちの憂姉ちゃんはなんかふわふわしてるぞ」

子ども2「ふにゃふにゃもしてそうだ」

唯「むー、失礼な子達だ」

憂「あはは……私の友達」

子ども2「冗談だって、この前も見かけたし」

子ども1「憂姉ちゃんの妹さんだよね?」

唯「……」

憂「お、お姉ちゃんね! 唯お姉ちゃん!」

子ども2(マジかよ)

憂「どこか遊びに行くの?」

子ども1「いや、暇だから適当にウロウロしてるだけだよ」

憂「そうなんだ」

憂「……ねえ、お姉ちゃん、この子達も紬さんの家に招待しちゃダメかな?」

唯「んー、私じゃ決められないからメールするね」カチカチ

唯「『憂ちゃんのお友達なら変な人じゃないわよね。歓迎するわ』って」

憂「良かったね!」

子ども1,2「?」

琴吹家

紬「いらっしゃーい」

律「ホームシアターっていうか」

澪「もはや小さな映画館だな」

和「音響設備も随分立派よこれ」

子ども1「……」ポカーン

子ども2「……」ポケー

純「どう? 世の中広いでしょ?」

梓「純が威張る事じゃないけどね」

紬「私、お友達をいっぱい呼んで映画観るのが夢だったの」

唯「……」

紬「本当よ」

憂「じゃあこれ、ディスクです」

斎藤「かしこまりました」

紬「皆、座って座って」

和「……」ストン

澪(何気に一番良い場所取ったな)

子ども2「お前これ観た?」

子ども1「いんや、実は観てない」

律「静かにしろよー」

子ども1「はーい」

梓「さすが弟さんで慣れてますね」

憂「始まるよ!」

斎藤『映画館での録画、録音は……』ドゥケドゥケ

純「この前振りいります?」

メビウス『セアッ!』

ベムラー『……』

憂「ベムラーだ!」

子ども1「おお、おお!」

子ども2「かっけー」

紬「微笑ましいわね」

和「静かに」

唯「和ちゃんがマジだ」

ナレーター『覚えているだろうか? かつて地球を救った戦士達を……』

憂「フンスフンス!」

梓(あ、タロウだ)

ナレーター『いま、人類とウルトラマンの新たなる伝説が始まろうとしていた』

澪「格好良い曲だな」

和「マイケル・バーターって人が楽曲を担当してるのよ」

マン『あいつを呼び戻すか?』

セブン『いや、まだ早い』

律「あいつ?」

子ども1「ゼ……」

和「ネタバレはダメよ」

ウルトラの父『プラズマスパークが揺らいでいる……何も起きなければいいが』

唯「光の国ってこんなだったんだー」

ニセウルトラマン『フン!』

モブトラマン『ぐわぁーー!!』

梓「あらー」

ザラブ星人『最強最悪のウルトラマン、ベリアルよ! ギガバトルナイザーで共に宇宙を制するのだ!』

ベリアル『確かに本物だ……』

紬「ウルトラマンなのに悪人なのね」

純「何だか聞いた事のある声ですね」

タロウ『ベリアル! 牢獄に戻れ!』

梓「タロウ!」

ベリアル『真面目にやれ……つまらんぞ!』

タロウ『ベリアル! 許さんぞ!』

ベリアル『貴様は楽しめそうだな!』

律「ベリアルつえー」

梓「ああ! タロウが!」

唯「あ、マックスだ! ……やられちゃった」

憂「光の国がメチャクチャだ……ゾフィー兄さん達まで……」

ハヤタ『ミライ、地球のレイオニクスに力を借りるのだ』

憂「さすがマン兄さんとセブン兄さんは無事だったんだ」

唯「レイオニクス?」

子ども2「怪獣使いの事だよ」

和「レイブラッド星人に仕組まれた戦いを乗り越えた戦士よ」

澪(和は突っ込み待ちなのか?)

レイ『いけ! ゴモラ!』

紬「まぁ! 凄いペットね!」

純「ちょっと違うと思います」

ミライ『お願いします! 僕達と一緒に戦ってください!』

レイ『レイブラッド星人は滅びたはずだ』

ミライ『お見せしましょう、光の国の歴史を』

憂「……」

子ども1(夢中になってる……)

ミライ『かつては僕達の祖先も地球人達と変わらぬ姿でした』

ミライ『希望の光、プラズマスパーク……それを奪われたままでは、銀河は滅びてしまいます』

レイ『行こう……仲間の為、宇宙を救うために!』

ミライ『はい!』

唯「二人だけで大丈夫なのかなぁ? あのベリアルってメチャクチャ強いのに」

レオ『いくぞ!』

ギアゼロ『ちっ! こいつを外せ!』

レオ『それも修行の内だ』

キング『……』

律「誰?」

憂「まさか……」

レイ『ここが光の国……』

ミライ『行きましょう』

べムスター『ピー!』

梓「変身しないとやられちゃう!」

子ども1「メビウスブレスが壊されたから無理なんだ!」

澪「バトルナイザーも谷間に……」

ダン『ミクラス! ウィンダム! アギラ! いけ!』

唯「おお! ミクラス可愛い! 強い!」

和「昔は弱かったんだけどね」

ハヤタ『ミライ、よく戻ったな』

レイ『ウルトラマン……ウルトラセブン!』

ハヤタ『あいつがいれば……』

レイ『あいつ?』

ミライ『まだ若いけれど、無限の力を秘めた戦士がいるんです』

ミライ『力に溺れかけて……今は……』

ダン『バカな奴だ』

ミライ『正義無き力は危険なんです』

レイ『正義無き……力……』

憂(そうか、レイもよく暴走してたもんね)

タロウ『後は……頼んだぞ』

梓「タロウ……」

純「タロウ気に入り過ぎでしょ……勝てば元気になるわよきっと」

ハヤタ『これはプラズマスパークを取り戻す、最後のチャンスだ』

ミライ『メビウース!』

律「おおおお!!」

紬「満身創痍でも敵地に乗り込む……それが戦士なのね」

ベリアル『甦れ……怪獣どもよ!!』

澪「いや……多過ぎるだろ」

クマ『怪獣墓場までどれくらいかかると思ってるんだ!』

澪「援軍も期待できないし」

オキ『宇宙竜ナースだ!』

ゼットン星人『お前達にはここで消えてもらう』

律「卑怯な奴らだ!」ムカムカ

唯「誰か来たよ!」

アスカ『ゼットン星人……俺が相手だ』

憂「アスカ!」

純「つるの!」

梓「ダイナ!」

アスカ『見たか! 俺の超ウルトラファインプレー!』

憂「……」ドキドキ

アスカ『本当の戦いは、こっからだぜ! ダイナーー!!』

ダイナ『いこうぜ! 準備はオーケーかい?』

子ども1「ダイナかっけー」

憂「うんうん」

ベリアル『お前ら、相手をしてやれ』

岡村『プレッシャー!!』

澪「今変なのいたよね?」

和「まさか、プレッシャー星人でしょ」

マン『ジュワッチ!』

ゼブン『デュワー!』

メビウス『いくぞ! ゴモラ!』

レイ『ゴモラ! メビウスを援護しろ!』

唯「皆頑張ってるけど」

紬「数が違い過ぎるわ……」

レイモン『俺も戦うしかないようだな』

純「悪役みたいなのに変身した?」

ベリアル『やっぱあいつ、面倒くせぇな』

レイモン『うおおおおーーー!!』

ベリアル『はーはっはっは! 暴れろ、暴れろ!!』

憂「あぁ……また……」

澪「ますます悪い状況に」

クマ『あいつ……暴走してるのか?』

ダイナ『奴は俺に任せろ!』

ヒュウガ『レイ! いい加減に目を覚ますんだ!』

唯「そんな事してる場合じゃないよ!」

子ども1「確かに」

ゴモラ『キシャアア!!』

セブン『グゥッ!!』

憂「セブンが!!」

ベリアル『セブンに止めをさせ!』

律「もう終わりだー!」

セブン『……デュワ!』

憂「アイスラッガー……どこへ……」

ギアゼロ『こんなギア着けてたって、負ける俺じゃねぇ!』

ピグモン『ピー』

ギアゼロ『危ねぇだろ……あっちへ行ってな』

紬「粗暴に見えるけど優しいのね」

レオ『お前は今、その小さな命を助けたな?』

ギアゼロ『セブンが同じ事を……』

キング『セブンのアイスラッガー……怪獣墓場でベリアルが暴れている、息子であるお前に助けを求めているようだ』

ギアゼロ『セブンが、俺の親父って事か!?』

唯「セブンの子ども!?」

キング『どうやら時が来たようだ……いけ、ウルトラマンゼロ!』

ギアゼロ『……』

澪「でも一人増えても……」

和「ふっ……観ていなさい」

レイ『俺のせいで……セブンが……』

ベリアル『つまらんな……お前ら、止めをさせ』

ダイナ『ベリアル……まだ俺がいるぜ!』

律「まだあいつ来ないのかよ!」

憂「来ましたよ!」

澪「一撃で大群を薙ぎ払った!?」

マン『戻ったか!』

ベリアル『貴様……何者だ?』

ゼロ『ゼロ! ウルトラマンゼロ! セブンの息子だ!』

律「ゼロkakkeeeeeeeeeeeeeee!!」

憂「格好良い……」ギュウ

子ども1(うええ! 来て良かった!)

子ども2(この野郎)

ベリアル『セブンの息子だと? だったら親父同様、地獄におくってやる!』

ゼロ『いくぞ!』

憂「いけ! ウルトラマンゼロ!」

ゼロ『ハアァァァッ!!』

ゼロ『デアアア!!』

ゼロ『ジュウワ!!』

律「ゼロtueeeeeeeeeeeeeeeee!!」

澪「一人で殆ど……」

和「セブンから継いだ才能とレオの特訓、そしてセブンを倒された怒り」

和「何よりウルトラ戦士に目覚めた誇りがゼロの強さを後押ししているのよ!」

唯(テンション高いなぁ)

ベリアル『小僧、今度は俺様が相手だ!』

ゼロ『貴様だけは許さん!』

憂「ベリアルまで倒しちゃった……」

ベリュドラ『逃がさんぞ貴様ら!!』

純「怪獣が合体した!」

レオ『ゼロ、お前がやるんだ!』

ゼロ『ああ!』

マン『聖なる光がゼロを選んだか……ゼロを援護するぞ!』

ダイナ『やってやるぜ!』

梓「やってやるです!」

ベリュドラ『俺は……宇宙の王だ!』

ゼロ『その野望、俺が叩き潰す!』

ベリュドラ『俺は……不死身だーーー!!』

憂「勝った!」

唯「良かった良かった、光の国も元に戻ったよ」

子ども1「でもセブンが……」

セブン『さすが、俺の子だな』

ゼロ『……』ガシッ

唯「生きてた!」

憂「良かった……良かったねゼロ……」グスン

澪「最後のあれ……」

和「冬に期待って事で」

紬「素敵な歌ね」

憂「星のように……」

唯「それにしても和ちゃんはしゃいでたね」

和「さぁ? 何の事かしら?」

律「この期に及んで」

憂「じゃあ、ありがとうございました!」

紬「いえいえ、こちらこそ」

和「帰るわよ」

律「へーい」

子ども1「誘ってくれて」

子ども2「どうもありがとうございました」

澪「ちゃんとお礼言って偉い偉い」

憂「1くん、またね」

子ども1「う、うん」

唯「さー、帰ってご飯食べてゴロゴロしよう!」

帰り道

唯「皆楽しそうだったね」

憂「うん、良かった」

唯「綺麗な夕焼け……」

憂「お姉ちゃん」

唯「なにー?」

憂「ウルトラマンが本当にいたら、素敵なのにね」

唯「……」

憂「なんてね、あれはお話だよね」

唯「……いるよ」

憂「え……」

唯「憂の心の中に、いつでもね」

憂「お姉ちゃん」

唯「なんちゃって~、さぁ帰ろう」

憂「うん!」

翌日、ウルフェス会場

憂「お待たせー」

子ども1「いやあんまり待ってないけど」

憂「そう?」

子ども1「入場はあっちだって」

憂「はーい」

男「ちょっとすいません」

憂「はい?」

男「アンケートにご協力願えませんか?」

憂「でも……」

子ども1「それくらい待つよ」

男「ではお願いします」

憂「はい」

・メフィラス星人は最高だ?

・メフィラス星人に地球をあげるべきだ?

・メフィラス星人に支配されたい?

憂「……え?」

男「とりあえず全部イエスで良いかと」

憂(こういう会場だから、ジョークだよね)

憂「はいはい、地球をあげま……」

老人「いかんな、そんなことをしては」

男「!!」

憂「あ、あの……」

老人「お嬢さん、この男に関わってはいけない。早くいきなさい」

男「邪魔をするな……」

老人「そうはいかない」

憂「……」

老人「お嬢さん、この事は忘れなさい。世界には君たちがまだ知るべきでない事もある」

憂「……はい」

憂「助けてもらって、ありがとうございます」

老人「気にすることはない、我々は人間が大好きなだけだ……さぁいくぞ」

男「ちっ! また失敗か……卑怯もらっきょうもないのによ」

子ども1「なんだったの?」

憂「さぁ……忘れた方が良いみたいだよ」

子ども1「ふーん」

憂「さ、早く入ろう? 初代マンが観たいなぁ」

子ども1「うん!」

憂「楽しみだねー」

憂(ありがとうございます……ハヤタさん)

子ども1「何か言った?」

憂「ふふふ……秘密」

憂「私とあの人だけの、ね」


おわり

やっと終わった

SSとしてウンコなことくらい百も承知しとるわい
SS部分には何を言われてもどうしようもない

しかしこんなにウルトラマン好きが多いとは思わなかった
さらにネクストの評価が高くてとても嬉しい
飛ばした作品は別に嫌いとかじゃないんだよ……俺が抜けてるだけだよ

後は雑談スレにでもしてくれ
長々と付き合ってくれてありがとう
こんなに伸びたのは皆のウルトラ愛が全てだ

じゃあ優しさを忘れずに冬の映画を楽しみにな

あ、憂と子ども1は良い友達になると思うよ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom