夏奈「年頃なのです。」(262)
夏奈「んあー……」ごろごろ
夏奈「なー春香ー。」
春香「なーに?」
夏奈「春香はさ……恋したことあるか?」
春香「えっ?……こ、恋?」
夏奈「うん。恋。」
春香「そ、そうね……し、したことあるようなないような……」
夏奈「なんだそれー。」
春香「……か、夏奈はどうなの?あ!もしかして今してるとか?」
夏奈「なにを?」
春香「だから恋。」
夏奈「ん……してるのかな?たぶん……よくわかんないけど……」
春香「そ、そうなの?夏奈もそういう年頃だもんねー!」
春香(まさか……そんなこと……よりによって夏奈が……?
い、妹まで恋をしてるというのに……私はいまだに……)
春香「い、いやあああ!!!」ガタン!
夏奈「ど、どうしたんだ!?急に!」
春香「し、しょうがないのよ。だって私には妹達の面倒をみる義務が……
できないんじゃなくてしないのよ……うん、そうなのよ……」ぼそぼそ
夏奈「な、何をぶつぶつ言ってるんだ……」
千秋「春香姉さま。そろそろ買い物に……」
春香「ぶつぶつ……」
千秋「……おい……夏奈これはどういうことだ?春香姉さまが……
お前何かしたろう!」
夏奈「なんもしてねえよお。」
千秋「ウソつけ!もういいよ!お前かわりに買い物行ってこいよ!」
夏奈「へいへい。」
夏奈「……」
夏奈(どうなんだろうね……実際……」
夏奈(これもあいつがあんなこと言うから……」
藤岡「あ……み、南……」
夏奈「!」
藤岡「こ、こんにちは……お買いもの……?」
夏奈「ま、まあそんなとこ……」
藤岡「そっか……」
夏奈(くそぅ……なんでこいつこんな普通に話しかけてこれるんだ?……
昨日あんなこと言ってきたのに……)
昨日の夕方
藤岡「やばいやばい……教科書忘れちゃったよ。明日からテスト週間だってのに……」
がらら
夏奈「ん?おお藤岡。どうした?お前も忘れ物か?」
藤岡「う、うん。明日からテスト週間なのに教科書忘れちゃって。はは。」
夏奈「バカだねえ。まあ私も教科書を忘れて取りに来たんだけど。」
藤岡「ははは、なんだ南も一緒じゃないか。」
夏奈「なんだ?私の事をバカとでも言いたいのか?」
藤岡「い、いや。別にそういう事は……」
夏奈「まあいい。教科書持ったらさっさと帰れよー。暗くなってくると何かと物騒だから。」
藤岡「う、うん。そ、それじゃ……」
藤岡(まてよ……これは二人っきりになれるチャンスじゃないか!)
夏奈「えっと……数学の教科書はっと……」
藤岡(南の横顔……夕日が当たって……すごく綺麗だ……)
夏奈「……お!あったあった。ん?なにこっち見てるんだ?」
夏奈「……!ま、まさか私の隙をみているのか?!危ないところだった……」
藤岡「え!?な、なに?」
夏奈「私が教科書を探している隙を見逃すとは……ぬかったな!藤岡!」
夏奈「くらえ!!ターーーックル!!」がしっ
藤岡「え?えーー?!」
夏奈「ちくしょー!倒れねぇーー!」ばたばた
藤岡(なにこれ!?南が俺に抱きついて……え?これなに?なにこれ?)
藤岡(これはもう……)
藤岡「み、南!」
夏奈「わっ!」
ばたん
夏奈「さすが番長……私のタックルが効かないどころか逆に倒されてしまった……」
藤岡(ち、近い!これは……もう唇を突き出せばキスできるぐらい……)
夏奈「……ち、ちょっと?藤岡?その……なんか恥ずかしいから早くどいてもらえない……?」
藤岡(い、今しか……ない!)
夏奈「お、おい……聞いてるのか、んぅ!…………!……」
藤岡(み、南の唇やわらかい……)
夏奈「んぅー!むぅーー!!んーーー!!」(苦しい苦しい!)
夏奈「……ぷはぁ!!はーっはーっ……」
夏奈「い、いきなりなにすんだ!」
藤岡「ご、ごめん!そのあまりにもかわいくてつい……」
夏奈「……い、いきなりなにを……」///
藤岡「……み、南。いや、カナ。俺は……お前の事が好きだ!」
夏奈「え?なに言ってんだよ……また前みたいに隙だらけって
藤岡「違う!!」
藤岡「俺は本気で南を……」
夏奈「じ、冗談だろー?また前みたいに……」
藤岡「黙って聞けよ!」
夏奈「!」びくっ
藤岡「俺はずっと好きだったんだよ!南……カナのことが!」
藤岡「前の告白も本気だったんだ。なんか変な風にとられてたみたいだけど……」
夏奈「本気!?じゃあ隙だらけって意味じゃなく……」
藤岡「隙だらけって……?」
夏奈「あー……や、なんでもない……」
夏奈(千秋のバカヤロウ!)
一旦寝ます。
もう頭が働かない……
∩_∩
/ \ /\
| (゚)=(゚) |
| ●_● |
/ ヽ
\__二__ノ
__ ,,l_"l. | __ ,/l/l´:.
_,,.. -―ト、 r廾.'ー _ノ(/) ,/,メ/,メ/::: __
r ''"´ |{j|: __,,,,. /` 7匕匕´___l,,,,,,|__,,、 _,,_
.i __,,,. ...y- ―l/.:l_,,,..l -‐k:. / /:r'' .l: :[___ __|lリ _,r''" .lヽ
":´:::::::::::::::/ /:::l ̄ __lノ: / /::::l |:: ::::::::::: /l l::::::,' '" _,, - 、 j |
,r-、 / /:::└..''T二[.: -k.,/ /:: ::| |::: ./ .,| |::l ,∠:::::'''''':::l_ノ
( \ /:::: r‐ ''" _,,..レ' ./::: ::| |:/ /:.l |::レ'::::::
\ \_1 _,,..+ 「;:::::/ /::. :| |\. ,/:::::| |::
\ /rj|".::::::| |;:::/ _//:::: :| |ヽ/:: :::| |::
'、,ソ:: |_i_i.|;::(_ ._):: r''フ::: ..'r―.l
ヽ_,,.)::  ̄  ̄ `''''´
夏奈の中の人と話したことがある俺。ファンとしてでなく
>>32
う、うらやましい……
保守ありがとうございます。昼間は少しゆっくり目の投下に
なってしまいますがご勘弁を。
夏奈「……てかいつまで乗っかってるんだ……早くどけよ……」
藤岡「あ……ご、ごめん……」
藤岡(ちょっと怒ってるのか?ああああああ俺はなんてことを……
キスはまずかったよなああ……)
夏奈「じ、じゃあ私は帰るから……」
藤岡「あ……お、送るよ!もう暗くなってきてるし……」
夏奈「い、いいって……悪いよ……」
藤岡「俺は大丈夫だから。さあ行こう。」
夏奈「う、うん。」
すたすた
藤岡(学校からでて10分……一言もしゃべってない……ああああああ!やっぱりキスは
まずかったのか!?俺のバカ!……ていうか南に俺の気持ちは伝わったんだろうか……?」
夏奈(ま、まだドキドキしてる……藤岡のバカ……!いきなりあんなことして……
本気……なのかな……?でもこういう時なんて言えばいいか分かんないし……
藤岡……なんか喋れよ!)
夏奈「……あ……」
藤岡「ど、どうしたの南!?」
夏奈「もう家ついてた……」
藤岡「え?……ああ!ほ、ホントだ!」
藤岡「そ、それじゃ南!またね!」たたっ
夏奈「う、うん……バイバイ……」
夏奈「……家……呼べば良かったかな……」
藤岡(伝わってたよな……あの様子だと……キスはたぶんまずかったろうけど……
さすがの南もあれぐらい強く言えば……)
藤岡「!……返事聞いてない……はあ……」とぼとぼ
フユキじゃないのかよ
>>47
気持ち悪
みなみけ
夏奈「……もぐもぐ……はあ……」
春香「どうしたのカナ?元気ないね。」
千秋「お前らしくないぞ。今日はすき焼きだってのに。この肉もらっちゃうぞ。」
夏奈「どうぞ……」
千秋「!?」
夏奈「……ごちそうさま……今日は食欲ないや……ごめんね春香……」
春香千秋「!?」
千秋「ど、どうしたんでしょうか……カナの奴……お肉をとっても怒らないし……」
春香「カゼでもひいたのかしら……」
夏奈「……はあ……」
夏奈(ってことがあったのに……)
藤岡「み、南?どうしたのぼーっとしちゃって……」
夏奈「へ?な、なんでもない!じゃあ私買い物があるから!じゃ!」たたっ
藤岡「あ……南……」
藤岡「……返事聞くのは……明日でいいかな……」
夏奈(あーーーもう!昨日の事思い出しちゃってあいつの顔まともにみれないよう……
と、とりあえず帰ったら千秋にでも……いや!千秋はダメだ!……春香にしとくか……)
支援
夏奈「ただいまー。」
春香「お、おかえり。カナ。」
夏奈「ハルカー。相談したいことがあるんだけど……」
春香「な、なに?なんでも言ってごらん!」
夏奈「さっき恋をしてるのかとか聞いたよな?あのな。実は昨日クラスの奴に告白されて……」
春香「!……そ、そんな……い、妹に先を越されるなんて……」ぶつぶつ
夏奈「?」
春香「そ、そうよかったわねーカナ。」すいー
夏奈「それでな……そのことなんだけどな……ってハルカー?どこ行くんだー?おーーーい!」
男子「あの、南さ…」
保坂「<●><●>」
春香「なに?」
男子「い、いえ!なんでも!」
こういうことだろ
千秋「なんだ?帰ってたのか。」
夏奈「あ、チアキ。まあいいちょっとそこに座ってくれ。」
千秋「なんでだ?」
夏奈「いいからいいから!ちょっと聞いてほしい事が……」
千秋「またバカなことか?」
夏奈「ちがうよ!昨日の事なんだけど……ふ、藤岡にね……告白されたんだよ……」
千秋「……なんの?」
夏奈「あ、愛の……?」
千秋「あ、あい?」
>>63
そういう事にしておいてください……
てかハルカがモテてる設定普通に忘れてた……
千秋「……そ、それは一体どういう状況で?」
夏奈「口で説明するのは難しい……チアキそこに立て!」
千秋「座れと言ったり立てといったり……めんどくさいな……よっこらしょ……」
夏奈「よし。お前が私の役だ。私が藤岡な。」
千秋「はいはい。」
夏奈「とりあえず私にタックルしてきてくれ。」
千秋「え?こ、こうか?」トンッ
夏奈「違う違う!もっと激しく!私のタックルはこんなものではない!」
千秋「ていうかお前ら二人でなにしてたんだ……」
夏奈「ほら!早く早く!」
千秋「おらー!」どんっ
夏奈「全然ちがう!こう腰に手を回してだな……」
1時間後
夏奈「はあはあ……やるじゃないかチアキ。こんな短時間でマスターするなんて……
お前きっとラグビーの世界でやっていけるよ……」
千秋「はあはあ……こんなもの朝飯前だよ。バカ野郎!」
夏奈「よし!もういっぺんいっとくか!こい!チアキ!」
千秋「上等だ!バカ野郎ー!」
夏奈「……あれ?なにこれ?なんか忘れてるような……」
千秋「……!そうだよ!お前が告白された時の状況再現してたのにどうしてこんなことになってんだよ……」
夏奈「……ああ、そうだった。忘れてた……」
千秋「で、こっからどうなったんだ?」
夏奈「藤岡は倒れなくて……こう……逆に倒されたと……」がば
千秋「うわ!」どて
>>63
男子「あの、南さ…」
保坂「<●><●>」
春香「なに?」
男子「い、いえ!なんでも!」(なんだ、あのイケメン…///)ドキドキ
夏奈「で、こうキスされたと……はむっ。」
千秋「~~~~~!?ぷはっ!なにすんだバカヤロウ!」ぼかっ
夏奈「あぁん!」
千秋「はあはあ……藤岡め……なんて恥ずかしい奴だ……」ごしごし
夏奈「それで告白されたんだ……前の告白も本気だったらしい……」
千秋「そ、そうか。」
なんと
千秋「で?どうするんだ?」
夏奈「うぇ?なにが?」
千秋「なにがじゃないよ。返事。どうするんだ?」
夏奈「返事?いや……私こんな風に告白とか……されたことないし……どうすれば……」
千秋「好きならOKすればいいんだよ。そうじゃなければ断ればいい。お前は藤岡の事好きじゃないのか?」
夏奈「嫌いではない……と思う。」
千秋「なんだそれ。はっきりしろよ。」
夏奈「だって!……私……人を好きになったことないし……好きになるっていうのがイマイチわかんないんだ……」
千秋「うーん。」
千秋(こりゃあ藤岡も苦労するよ。)
夏奈「そりゃあ藤岡にキ……キスされたときとか……ドキドキして……不思議と嫌な気分じゃなかった……
告白された時も……でもそれが好きって気持ちなのかは分かんなくて……」
じゃあ千秋はおれがもらっていくよ。
夏奈「チアキー……私どうすれば……うぇえん……」
千秋「よしよし。まあすこし落ち着け。」
千秋(なにこれすごくかわいい)
千秋「あせることはないさ。藤岡に少し時間をもらおう。あいつは優しいから少しぐらい待っていてくれるさ。
ゆっくり考えていけばいいんだ。私も力になるからさ。」
夏奈「ち、チアキ……」
千秋「ちょうどいい事に明日は日曜日じゃないか。藤岡を家に呼ぼう。二人でゆっくり話すといい。」
夏奈「え?明日?そ、そんな……」
千秋「ダメなのか?」
夏奈「いや、ダメじゃないけど……は、はずかしい……」
千秋「なにをいまさら。早く電話してこいよ。」
夏奈「で、電話?!む、無理……なんかはずかしいもん……」
千秋「急にしおらしくなっちゃって。」
夏奈「おねがいだよう……チアキが電話してきて……」
千秋「わかったわかった。してくるから。明日は家にいろよ。無理とかいってどこかに逃げるんじゃないぞ。」
夏奈「わ、わかった。がんばるよ!」
千秋(普段からこれぐらいかわいらしかったらいいのに)
日曜日
藤岡「お、おじゃまします。」
千秋「よく来たな。まあ上がってくれ。」
夏奈「!///」
藤岡「み、南……」
冬馬「あ、藤岡来たのか。」
藤岡「ああ、トウマ。おはよう。」
千秋「カナ、今日はたっぷり時間がある。トウマはもう少ししたら私が外へ連れ出すから。がんばれよ。」
夏奈「ひゃ、ひゃい!!」
千秋「大丈夫か、全く……」
冬馬「あれ?チアキ。今日は藤岡に座らないの?」
千秋「……もう私が藤岡に座ることはないよ。くやしいけど。」
冬馬「?」
千秋「……あのバカを見てあげていられる男は藤岡しかいないんだ。くやしいけど。」
冬馬「???」
夏奈「ふ、藤岡!と、とりあえずここに座りなさいな!」ささっ
藤岡「う、うん。ありがとう……」
いい加減報われよう
冬馬「じゃあ今日はオレが藤岡に座ろうかな!」
千秋「何!?お、おい!」
冬馬「へへっ。よいしょ。」
藤岡「トウマ?どうした?」
冬馬「いやー。久しぶりに座りたくなっちゃって。あ!昨日のアルゼンチン対ドイツ戦みたか?
ドイツの圧勝だったな!全くメッシはなにを……」
千秋「おい!トウマ!お前は空気というものがわからんのか!」
冬馬「え?今座っちゃいけない空気だったのか?」
千秋「トウマちょっとこっちへ来い!」
冬馬「痛い痛い!ひ、ひっぱんなよ!」
千秋「いいかトウマ。聞け。昨日な……」
かくかくしかじか
冬馬「そ、そんなことが……」
千秋「そうだ。だからお前もくれぐれも空気を読んで……」
冬馬「いや……でもさっきのは無理じゃないか?オレなんにも知らなかったし……」
千秋「まあ過ぎたことは気にするな。」
冬馬「ちぇー。せっかく昨日のW杯の話が藤岡とできると思ったのに……」
千秋「そんなもの私が聞いてやるよ。」
冬馬「お前サッカーわかんないだろ。」
千秋「」
夏奈「……」
藤岡「……」
夏奈「ふ、藤岡!ジュース飲むか?暑い中歩いてきたんだ!喉かわいてるだろう!」
藤岡「う、うん。いただこうかな……」
夏奈「よ、よし!待ってろ!とびきりうまいのを注いできてやる!」
藤岡「ははは、頼むね。」
夏奈(二人っきりとか……いきなりきついよー……緊張して汗でべっとりだよ……)
夏奈(……よし!あとはこれを持っていくだけ……)
夏奈「お、おまたせ!藤岡!」
千秋「ああ、カナ。私とトウマ今から出掛けてくるから……」
夏奈「わあああ!」がしゃあん
藤岡「わっ!」ばっしゃあ
千秋「頭から……」
冬馬「やっちゃったな……」
夏奈「わあ!ご、ごめん!藤岡!い、今なにか拭くものを……」わたわた
千秋「カナ、とりあえず藤岡を風呂に……」
夏奈「そ、そうだな!さあ脱げ藤岡!」
藤岡「えええ!?」
千秋「ここで脱がすな!バカヤロウ!」
夏奈「……あ……ごめん……」しゅん
千秋「全く……さ、とりあえず藤岡は風呂に入るといい。」
藤岡「う、うん。ありがとうチアキちゃん。」
冬馬「……」
冬樹「千秋、いつもの気持ちよか遊びせん?」
夏奈「ご、ごめんなチアキ……」ふきふき
千秋「気にするなよ。失敗は誰にもある。」ふきふき
冬馬「全くカナはドジだなあ。そんなんじゃ嫁に行けないぞー。ははは。」
夏奈「うん……だよね……私なんか……」
千秋「ギロッ」
冬樹「ここが気持ち良かみたいやね」
遅筆本当にごめんなさい……
勉強しながらの投下なので……
冬馬「!……あ、ああ!でもカナにもきっといい相手ができるから!」
夏奈「そ、そうかな……」
千秋「そうだよ!ほらカナ、このタオル藤岡に持ってってやれ。ついでに藤岡の服も洗濯機にいれておいてやれ。」
夏奈「お、おう。」
千秋「洗剤は使いすぎるなよー。」
冬樹「全くカナはドジやね。そんなんじゃ嫁に行けんばい。ははは。」
夏奈「うん……だよね……私なんか……」
千秋「ギロッ」
冬樹「!……あ、ああ!でもカナは僕が嫁にもらってやるばい!」
>>143
おまえの福岡弁はちょっと違う
千秋「トウマ……あんなこと言ったらカナが自信失くしちゃうだろ。」
冬馬「ご、ごめん……」
冬馬(だってなんか気に入らねえんだもん……藤岡がカナの事好きなんて……)
千秋「どうした?トウマ。変な顔して。」
冬馬「な、なんでもない!」
千秋「?……まあいい。そろそろ出かけるぞ。邪魔になるしな。」
冬馬「う、うん。」
冬馬(藤岡……)
ばたん
夏奈「ふ、藤岡。タオルここに置いておくよ。」
藤岡「あ、ありがとう。南。」
夏奈「ふ、藤岡!さっきは……悪かったな……」
藤岡「大丈夫。気にしないで。」
夏奈「よ、よし!お詫びに背中を流してやる!」
藤岡「ええ!!??そ、そんながっつり洗う必要ないからいいよ!」
夏奈「い、いいから!遠慮すんな!」がらら
藤岡「おわあ!なななんで!?」
夏奈「ささ、背中向けてくれ。」
藤岡「!……はい……」
夏奈「汗ぐっちょりだったから私もシャワー浴びようかな……」
藤岡「!!!!!」
夏奈「あ。し、心配すんな。お前が出たら入るつもりだから。」
藤岡「あ、うん……だよね……」
夏奈「じゃあいくぞ……」ごしごし
夏奈(藤岡の背中……洗うの大変だ……案外男らしくがっしりしてるんだな……)
藤岡(み、南が俺の背中を……!こ、これは……!)
夏奈「ど、どう……?気持ちいいか……?」
藤岡「へっ!?き、気持ちいいよ!もっと上の方とか……こすってくれる……?」
夏奈「お安いご用だ!うりゃあ!」ごっしごっし!
藤岡「いたいいたい!」
冬樹(い、今しか……なか!)
夏奈「お、おい……聞いてるのか、んぅ!…………!……」
冬樹(か、夏奈の唇やわらかい……)
夏奈「んぅー!むぅーー!!んーーー!!」(苦しい苦しい!)
夏奈「……ぷはぁ!!はーっはーっ……」
夏奈「い、いきなりなにすんだ!」
冬樹「ご、ごめん!そのあまりにもかわいくてつい……」
夏奈「……い、いきなりなにを……」///
冬樹「……か、夏奈。俺は……お前の事が好きばい!」
>>162
下手な福岡弁ならやめろ死ね
夏奈「じゃあいくぞ……」しこしこ
夏奈(冬樹のちんぽ……しごくの大変だ……案外大きくて太いんだな……)
冬樹(か、夏奈が俺のちんぽを……!こ、これは……!)
夏奈「ど、どう……?気持ちいいか……?」
冬樹「へっ!?き、気持ちいいよかばい!もっと上の方とか……こすってくれん……?」
夏奈「お安いご用だ!うりゃあ!」しっこしっこ!
冬樹「いたいいたい!」
~~~~~~~~~~~
藤岡「あ、ありがとう。南。お風呂貸してもらったうえ背中まで……」
夏奈「気にすんな!じゃあ私もシャワーを……」
藤岡「う、うん。じゃあ……」
夏奈「の、覗くんじゃないぞ……」
藤岡「の、覗かないよ!」
夏奈「な、なるべく早く出るからリビングにいてくれ。」
藤岡(南に背中流してもらったのはよかったけど……肝心の返事が聞けてない……
でも背中を流してくれたってことは嫌われてないのか……?うーん……)
しゃあああ
夏奈(ふ、藤岡すごいドキドキしてたな……背中からもドキドキが伝わるくらい……
な、なんであんなに……や、やっぱり……)
夏奈「……お湯が熱かったのか……?」
ズコー
夏奈「待たせたな藤岡!」
藤岡「お、おかえり。」
夏奈「……」
藤岡「……」
藤岡(い、今しかないよな……返事聞くの……)
夏奈(どど、どうしよう……どう切り出せば……)
藤岡「あ!あの!」
夏奈「ひゃ、はい!なんでございましょうか!?」
藤岡「……この前の返事……聞かせてくれないかな……?」
夏奈(き……きたー!)
夏奈「……え、えっと、えっとねえ……」
夏奈「……私ね……告白されたこと事……今まで一度もなかったんだよ……
だ、だからさ……好きってのもよくわかんなくて……」
夏奈「藤岡に……そ、その……キ、キスされたときとか……
好きって言われたときとか……すごくドキドキしてて……」
夏奈「……でもさ、それが好きっていう感情なのかわかんなくて……だから今は……」
藤岡「うん、まってる。」
夏奈「!」
~~~~~~~~~~~
冬樹「あ、ありがとう。夏奈。お風呂貸してもらったうえちんぽまで……」
夏奈「気にすんな!じゃあ私もシャワーを……」
冬樹「う、うん。じゃあ……」
夏奈「の、覗くんじゃないぞ……」
冬樹「の、覗かないよ!」
夏奈「な、なるべく早く出るからベッドにいてくれ。」
藤岡「南が納得いくまで考えてくれていいから……俺は待ってる……」
夏奈「……お、お前はそれでいいのか……?」
藤岡「いいってわけじゃないけど……でも南がそういうなら……」
夏奈「……よし!決めた!」
夏奈「……わ、わ、私はお前と付き合う!」
藤岡「え??な、なに!?」
夏奈「……お、お前を待たせるのも悪いし……このままでもわかんない気がするんだ……
それにあのドキドキはお前にだけしか感じたことなかったから……お前といればわかる気がする……」
藤岡「じゃ、じゃあ……?」
夏奈「……//」コクッ
藤岡「!……いよっしゃああああああああ!」
夏奈「な……!い、いきなりなんだ?!バカ!!」
おめでとう!
藤岡「ご、ごめん。」
夏奈「お、お前なー。告白してきた時もそうだったけどいきなりびっくりするぞ!……い、いきなりキスとか……」
藤岡「ごめん……あの時はつい……」
夏奈「ついで済むか!わ、私は初めてだったんだぞ!」
藤岡「は、初めて……!ご……ごめん……」
夏奈「や、やだ。」
藤岡「本当にごめん……どうすれば……」
夏奈「……や、やり直し……」
藤岡「……え?」
夏奈「や、やり直しを……」
藤岡「それって……」
夏奈「何度も言わせるなよ……は、早くしろ……」
藤岡「う、うん」
春香「ただいまー!」
ふじかな「……!」ビク!
春香「……二人ともなにやってるの?ぴったりくっついて……」
夏奈「な、なんでもないんだよー!なあ藤岡?!」
藤岡「う、うん!」
夏奈「あ!そういえば藤岡!もう帰る時間じゃないのか?」
藤岡「そうだね!もう帰る時間だね!じゃあ俺はこれで失礼します!」
夏奈「お、おう!じゃあ途中まで送ってくる!」
春香「ちょ、ちょっとカナ?!」
藤岡「お邪魔しました!」
夏奈「いってきまあす!!」
夏奈「……ま、全くハルカのやつは……間が悪いっていうかなんていうか……」
藤岡「ははは……あ、もうこの辺でいいよ。もうすぐだし。」
夏奈「そうか……あ、明日学校で!」
藤岡「うん……南、明日一緒に学校行かないか……?」
夏奈「ん……い、いいよ。そ、それと南はもうやめてよ。付き合ってるんだからさ。カナでいいよ。」
藤岡「じゃ、じゃあカナ。明日8時に家に迎えに行くから。」
夏奈「なんで?お前の家のほうが学校に近いじゃないか!私が行くよ!」
藤岡「いやー。カナは寝坊しそうだし……」
夏奈「な、なんだとーう!」
藤岡「はははは。」
藤岡「じゃあそろそろ……」
夏奈「かえろっか……」
藤岡「じゃあね。み……カナ!」
夏奈「明日遅刻すんなよ!」
藤岡「ははは。カナもちゃんと起きててね。」
夏奈「むー……」
藤岡「ははは。怒んないでよ。じゃあねカナ。」
夏奈「お、おう。」
夏奈「……ふ、藤岡!」
藤岡「?」
夏奈「……あ、あの……や、やり直しはまた後日ってことで……//]
藤岡「あ……うん……///」
夏奈「そ、それじゃあな!//」
藤岡「あ、ああ。じゃあまた明日。」
冬馬「あーあ。色んなとこ回りすぎて疲れちゃったよ……千秋の奴め……」
冬馬「あ、あれはカナと藤岡?あ……カナが帰っていく……なんとかうまくいったのか……?」
冬馬「おーい!藤岡ー!」
藤岡「ああ、トウマ。どこ行ってたの?」
冬馬「チアキと色々ね……疲れちゃったよ……」
藤岡「そう……大変だったね。途中まで一緒に帰ろうか。」
冬馬「おう。」
NTRktkr
冬樹END期待
みなみけ
夏奈「ただいまー。」
千秋「おおカナ帰ったか。で、どうだった?」
夏奈「……い、一応付き合うことに……//」
千秋「そうか!よかったなバカ野郎!」
千秋(……よかったな。藤岡。)
春香「ちょっとカナ!さっきは話も聞かず出てっちゃって!」
夏奈「ご、ごめん!さっきは……」
春香「藤岡君となにしてたの!?もしかしておかしな……」
夏奈「し、してないよお!」
千秋「ハ、ハルカ姉さま!カナは……」
~~~~~~~~~~~~
春香「そ、そうだったの?カナ?」
夏奈「う、うん。」
春香「よ、よかったねえ。」
春香(わ、私も少しはそういうこと考えないと……!)
夏奈「……で……明日なんだけど……少し早めに家出るね……」
春香「なんで?」
夏奈「いや……二人で行くんだ……学校……」
春香「!……そんな……!二人で学校なんて……!」
千秋「割と普通の事だと思いますが……」
すたすた
冬馬「ん?……お!あの公園にサッカーボールが!ちょっとやっていこうぜ!藤岡!」
藤岡「ダメだトウマ!誰のか分からないボールで遊ぶなんて!」
冬馬「とか言いながら蹴ってるじゃないか……体が反応しちゃうんだなあ……」
藤岡「ほら!トウマ!早くしろ!」
冬馬「へいへい。」
藤岡「おっ。トウマ。ドリブルうまくなったんじゃないか?」
冬馬「そ、そうか?」
冬馬(サッカーやってるときの藤岡……すごく笑顔で……なんか……かっこいいな……
いや……かわいくも見える……)
藤岡「ほらほら!トウマ!ぼーっとしてるとケガするぞ!」
冬馬「わっ!」
藤岡「!……あ、危ない!」
どさっ
藤岡「いてて……大丈夫かトウマ?」
冬馬「う、うん。」
冬馬「……な、なあ藤岡。」
藤岡「ん?」
冬馬「……藤岡がカナに告白したってホントか……?」
藤岡「だ、誰から聞いたんだ?」
冬馬「チアキ……」
藤岡「そっか……うん……その話ホントだよ。」
冬馬「そ、そうか。で?カナはなんて言ってるんだ?付き合うのか?」
藤岡「ま、まあ一応……」
冬馬「そ、そう……」
冬馬「……ふ、藤岡……」すっ
藤岡「ト、トウマ?何を」
冬馬「ほら……藤岡……わかるだろ……?オレ、女なんだよ……」
藤岡「トウマ……?」
冬馬「藤岡……オレもお前が好きなんだよっ!カナと付き合っちゃうなんて……そんなのやだよ!」
藤岡「ト、トウマ……俺は……」
冬馬「オ、オレ小学生だけど胸、結構あるだろ……これならカナにも……」
藤岡「やめろ!トウマ!」
冬馬「!」ぱっ
藤岡「もうやめるんだ……」
冬馬「……」
翌日
春香「カナー!藤岡君リビングで待ってるよー!早く用意しなさーい!」
夏奈「い、今してるよー!」
千秋「全くみっともない……」
藤岡「はは。カナらしいよ。」
千秋「藤岡。これから姉が迷惑かけるがよろしくたのむぞ。」
藤岡「あ……いやいやこちらこそ……」
内田「チアキー!おはよう!」
吉野「おはようー。」
冬馬「……!」
藤岡「おはようトウマ。」
冬馬「お、おはよう。」
冬馬(昨日あんなことしたのに……藤岡……優しすぎるんだよ……)
冬馬ぺろぺろ
夏奈「藤岡!準備できたぞー!」
藤岡「じゃあ行こうか。」
夏奈「ほらほら!急がないと遅刻するぞ!そおりゃーーーー!」
藤岡「はは。じゃあ行ってきます。」
千秋「いってらっしゃい。」
ばたん
吉野「よかったね。藤岡君。」
内田「まさかあのカナちゃんを恋愛に目覚めさせるとは……藤岡君やるねえ……」
千秋「ほらほら私たちも行くぞ。」
内田「ほら!トウマ早く!」
冬馬「……ああ……」
冬馬(藤岡……ありがとう。)
夏奈「ふ、藤岡待って……早すぎ……」
藤岡「でもカナ!急がないと遅刻しちゃうよ!」
夏奈「で、でも朝ごはん食べてないから力が……はあはあ……」
藤岡「全く……待っておくか……おーい早くー!」
夏奈「はあはあ……お、追いついたー!」
藤岡「さ!行くよ……―――――――!?」
夏奈「――ぷはっ……へっへー!この前のお返しだ!」
藤岡「~~~~~~??!!」
夏奈「お、おーい……どうした藤岡?藤岡ー?」
おわり
俺は
最後の「俺は」はミスですwww
付き合ってくれた方々ありがとうございました!
保坂「南春香が恋人がいないことに落ち込んでいるだと…?」
保坂「(`・ω・)」
保坂「南春香が落ち込んでるところに俺が現れる」
保坂「そして慰めるために愛の言葉を囁くわけだ・・・」
保坂「するとどうだ!南春香は俺の言葉に頬を赤らめたではないか!」
思ったんだけど藤岡確実に勃起してるよな
様々なシーンで
>>254
千秋を膝に乗せてるときとか
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません