【安価】女神「世界を救った勇者に世界を創造します」Ⅲ(268)



女神「これは私の創造した世界で織りなす勇者の物語です」


前スレ
女神「世界を救った勇者に世界を創造します」
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女神「世界を救った勇者に世界を創造します」Ⅱ
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登場人物紹介

――勇者――

とある世界の勇者として魔王と戦い、相討ち力尽きたこの物語の主人公
女神によって創世された新世界に召還され、この物語は始まる
剣術と新規会得した気功術を武器に戦うも、その力は未だ完全ではなく常時苦戦を強いらている
過去に闇の魔法使いと深い因縁を持つ
初めて得ていく仲間を大事に思い、女神には特別な感情を抱く

――女神――

世界の創世、または創造を司る神。勇者を新世界に召還、自らもまた現界し旅に同行する
慈愛溢れる姿はまさしく女神。しかし気を抜くと素がでる他、少々天然気質
動きやすいという理由で裸ワイシャツをプッシュする
しかしその存在は徐々に世界から拒絶されることが発覚
地下要塞にて誰もが戦いに集中する中、誰にも見届けられる事なく時間を迎える
勇者に抱く特別な感情は、この物語の根源でもある

――メタ狼――

物語当初から勇者に同行し、人語を解するメタルウルフ
常に冷静で仲間思い。面倒見もいいため多くの人物、特に子供に好意を持たれやすい
その姿は銀色の狼。体は金属で構成されている
時には人、時には剣とその姿を自在に変える特性をもつ

――セレ――

精霊と人間のハーフのまだ幼い少女。かつての少女B
行方知れずの両親を捜すため、勇者一行の旅の仲間となる
人見知りが激しかったその性格も、旅の中で成長し改善されていく
旅の途中に闇の魔法使いの罠にかかるも、風の精霊シルフィードとして覚醒した
自然と心を通わせ、風を思うがままに操る精霊としての能力を持つ
腰まで届く白銀の髪と白い肌に、ノースリーブの白いワンピースを着ている

――アイ――

魔法の素質を持つセレと同年代の幼い少女。かつての少女A
数々の悲劇を目の当たりにし、明るく元気な性格は成りを潜まている
変身魔法及び氷結魔法を得意とし、成長後への変身は自己暗示による魔力補正がかかる
成長後は羽衣を纏う和服姿。その姿は弁財天を彷彿させる

――女導師――

気功術と体術を得意とする女性の導師。
自らを勇者の師と称し、その技は勇者に受け継がれる
狂王の地下要塞にて再開。闇の魔法使いに操られ多くの精霊を殺めてしまった
抜群のスタイルを華やかな導師服で包み、朱色の髪を団子状に束ねている

――メイド――

ロボ娘の姉妹機ロボットメイド。一見おしとやかだが天然ボケ
大海原を泳いで渡り、隕石と対決し、某巨大ロボの翼を装備するチートスペック
その他様々なスキルを有するそれは万能メイド型兵器といえる
同胞の仇である闇の魔法使いの存在を知り、復讐心を燃え上がらせる
長い髪をツインテールにし、戦闘時にドリル変形。普通の髪留めではそのつど壊れる
今は専用髪留めが破損、素直なストレートヘアーとなっている

――半神――

半神半人の幼い少年でアルテ帝国の伝説の存在
世界に存在を許された神といわれている
誰にでも優しく、剣と魔法はもとより神の力を自在に操る
極限にまで力を使い果たしても数日後には復活できる生命力をもつ


――少年A、少年B、少年C――

アイとセレと同じく人間の国で学び舎に通っていた少年達
勇者とメタ狼と夢を語り絆石を作った
狂王の地下要塞にて再開。闇の魔法使いに操られ多くの精霊を殺めてしまう
今や殺めた精霊の呪いに蝕まれ、アイの氷結魔法により一時難を逃れるも未だ危険な状態
その体は氷の棺に閉じられ、その精神は『夢魔の国』にある

――魔法使い――

自らを闇の魔法使いと称する謎の人物
数々の高度な魔法を操るが、そのほとんどは禁忌とされるものである
勇者を唯一の『友達』と公言し目的とするが、その真意は不明
新世界の創造を企むのもその手段に過ぎないという
魔法使いそのものの装い。眼深く被るフードで顔は隠され年齢性別共に不明


――エリマキトカゲ――

片言で喋るエリマキトカゲ。幼初期の勇者の唯一の友達だった
正体は魔法使いの使役魔で、かつての魔法使いの体


――魔王――

・勇者の世界において
  強大な力と魔の大群で世界を侵略した海魔の化物
  闇と光の力を有し魔力を喰らって成長。決戦において勇者と相討つ
  その後勇者の体に自らの魂を潜ます転生術を施し復活の時を待つ

・創造世界において
  この世界に魔王と呼ばれる姿はなく、お伽話や古書、伝説などでその存在を仄めかす
  伝説では四精霊を屈服させている

  闇の魔法使いの手により勇者世界の魔王レプリカが召還されたが、倒れる
  その魔力総量と出力は退魔の指輪による魔力吸収を一時超える程に強力

―――道具―――


勇者の持ち物

E 聖なる釘
   ・夢魔黒山羊の夢の欠片。戦闘時に聖釘剣に姿を変える
   ・風の力を遮断する効果持ち
             
E 退魔の指輪
    ・エルフの店で購入した純銀製のシンプルな指輪
    ・強大な術者に接近すると敵味方問わず魔力を吸い尽くす
    ・勇者はレプリカ魔王にて使用を決意。効力に巻き込まれ死にかける
      
E 絆石のネックレス
    ・虹色の樹脂紐と虹色に色の変わるルピー型の宝石のついたネックレス
    ・少年Bと少年Cとの絆により、タカの目、宝発見、限定的瞬間移動が可能に
      
  信義の腕輪
    ・『信義の加護』を宿す金色の腕輪
    ・使用時に浮き彫りに施されたルーン文字が淡く光る
    ・メタ狼を武器として手にした際、重さを克服する
          
  星のアクセサリー
    ・『勇気の加護』を宿す未知の材質で構成されるアクセサリー
    ・太陽と、住んでいる星と、その衛星である三つの月がくっついた形
    ・毒、麻痺、混乱、幻惑などから守護する
   
   女神不在の状況では『加護』は使用不可となる

メタ狼の持ち物 
      
E 絆石のネックレス
    ・自らの体を材料とし、狼の頭から首にかけてのレリーフが施されたネックレス
    ・アイと少年Aとの絆により、変身精度と武器変化時の威力が高まる


セレの持ち物 
           
  青い水晶玉
     親から子へと代々受け継がれる水晶玉
     能力を大きく底上げする精霊の切り札

  女神のラブレター
    ・女神が昔書いたとされる未開封ラブレター。秘密裏に持ち歩く
     
  絆石のネックレス
    ・究極的破壊耐性を備えた女神の加護の大理石と天使の片翼で形成される
    ・光の翼の結界が仲間が包み、攻撃を防ぐ効果を持つ
    ・女神不在の状況では使用不可

  真実の鏡
    ・あらゆる幻影を払うといわれる夢魔の国の国宝
    ・力の有る者が持てば効果範囲は広くなる

女導師の持ち物 
  
  聖アルテ公のアミュレット
    ・中央に深い群青色の宝石が埋め込まれたアミュレット
    ・一度だけあらゆる攻撃から味方全員を護ることができる
    ・代償に使用者の魂は永遠の闇を彷徨うだろう
   
  転移のクロス
    ・魔法の糸で織られた天衣
    ・装備者は精霊の許しと力を借り、その範囲内に転位が可能となる
    ・女導師の使用には精霊への償いを果たさなければならない

  破滅のビキニ
    ・恥ずかしいデザインのビキニ。人々の目を引き付けて離さない
    ・身体能力を飛躍的向上させ、不可視の障壁が魔法干渉を一切無効にする

ふくろ

  リクルートスーツ
    ・防具精霊の店で購入した女神お着替えセットのひとつ
    ・上質な生地で出来ており丈夫。それは希望と絶望の象徴

  夢のズボン
    ・防具精霊の店で購入した女神お着替えセットのひとつ
    ・夢魔隊長の夢の欠片であったことが発覚した

  森羅の聖杯
    ・女神が別世界で作った『命の加護』を宿す聖杯
    ・狂王に胎児を用いた人体実験に悪用されるるも回収に成功
    ・女神不在の状況では効果が不明だが、生命力が極度に弱った勇者の命を救った

@前章のあらすじ@


狂王の地下要塞から帰還した勇者達


眠りから覚めた勇者を待ち受けるもの

それは愛する者の消失という抗えようのない現実だった

人知れず決意を胸に秘め、勇者は再び立ち上がる


他の者達も心身共に傷ついた体を引きずり街を闊歩していた

立ち止まればもう二度と、再び歩き出せないと誰もが理解していたために



その頃、魔法使いは一つの世界を手にしていた



記録された冒険の書から続きを始めますか?

→はい
 いいえ

得れば望みの世界が手に入る

ならば血で血を洗う争いを


得れば望みの全てが手に入る

ならば全てを失うとも戦おう


屍の大地と紅血の海


それが彼女の創った初めの世界の結末

誰もが幸せな世界を創ろうとした結末だ




――――――――――――――――――――――――――――

―――アルテ帝国・海岸・船


カーーン カーーン カーーン


船精霊「……よし」

見習い「もう、いいんだな?」

船精霊「ああ。……先祖代々永遠と続けられた船が……オレの代で……ついに……」フルフル


船精霊「完成したああああああぁーーーーーーーーー!」


パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!


ヨット精霊「さすがだぞ船精霊!」 

浮き輪精霊「ついに身を結んだんだ……ちょっと感動しちゃったわ!」

ダンサー「OH! オメデトウゴザイマース!」

勇者「僕からも言わせてもらうよ。おめでとう!」

船精霊「おっ、来たなお前ら! 見ろよこの船すっげぇだろ!」

メタ狼「フム、改めてみても立派な帆船だ」

メイド「ご褒美にナデナデしてあげますね~!」ナデナデ

船精霊「だから気安く触ってんじゃねー!」ペシッ

メイド「そんな~……ショタ君は喜んでされてくれますノに~……」シュン

船精霊「んなの知るか!」

メイド「それでは、セレさんがどうぞ~」

セレ「……う、うん。 ……ど、どうかな?」ナデナデ

船精霊「……」プシュー

メイド「男ってやつぁ~」

船精霊「う、うっせぇーーー///」

船精霊「と、とにかくだ! 約束通り船は使わせてやるよ!」

勇者「ああ、本当にありがとう」

船精霊「ふ、ふん! 俺は船上で悪さした奴が許せないだけだ!」

アイ「……」ナデナデ

船精霊「……おい、何してんだお前」

アイ「背、もう少し伸ばした方いいと思う」スタスタ

船精霊「ああっ!?」

セレ「……ア、アイちゃんも頑張ったねって……ま、待ってアイちゃん!」スタスタ

メタ狼「フム、堪えろ船精霊。背は小さくとも器は大きく持て」

船精霊「くそぅ……今に見てろよこんちくしょー……」

ヨット精霊「ふぅ……。船精霊、出航準備はすべて終わったよ」

船精霊「お、悪い。結局そっちは全部やらせちゃたな」

浮き輪精霊「賢者の石の調整で手が離せなかったんでしょ? 仕方ないわ」

ヨット精霊「そのとおり。といわけでコレを受け取れ」スッ

船精霊「ん? なんだよコレ………って! 精霊水晶じゃねぇか!?」

勇者「精霊水晶……セレちゃんも持ってる水晶玉のこと?」

メタ狼「精霊の根源的力を増幅させる先祖代々からのものだな」

浮き輪精霊「私の水晶は見ての通りの浮き輪型だけどね」

船精霊「なんでこんなもの俺に預けるんだよ!」

ヨット精霊「俺たち兄妹の代わりだ。悪いが航海を手伝えなくなった」

船精霊「ああ!? なんだよそれ!?」

ヨット精霊「実は近々、精霊騎士団が結成される。俺たち兄妹はそれに参加する」

勇者「精霊騎士団?」

ヨット精霊「狂王の悪事が最近露見したろ? それに対する組織だ」

浮き輪精霊「本拠地は綺麗さっぱり消えたけど、狂王の影響が未だに酷いのよ」

ヨット精霊「奴は地下要塞のある自分の州だけじゃなく、他の州にも手を出していたんだ」

勇者「それってつまり……」

浮き輪精霊「アルテ帝国のいくつかの州は、既に奴の手に堕ちてたってわけ」

ヨット精霊「偵察に行った精霊の話だと、その州は狂化された精霊とモンスターの巣だってよ」

船精霊「し、知らなかった……」

ヨット精霊「大丈夫。俺たちがいなくても精霊水晶があれば船は動かせる」

船精霊「それじゃ水晶渡す理由にはなんねーだろ! 力の根源なんだぞ!?」

メタ狼「同感だ。精霊騎士団は力を必要としている筈だと思うが」

浮き輪精霊「話は簡単よ。私達は期待しているの」

メタ狼「期待だと?」

ヨット精霊「狂王はもはやアルテにいない。かといって国の危機を放って追う訳にもいかない」

浮き輪精霊「しかも諸悪の根源は狂王の他にもいるっていうじゃない」

ヨット精霊「そんな連中俺たちじゃ手も足も出ない。現に国は徐々に乗っ取られていた」

浮き輪精霊「こんな奴ら相手にまともに戦えたのは……あんた達だけ」


ヨット精霊「君達の旅に、俺達は期待している」

ヨット精霊「頼む。狂王は精霊の面汚しだ。だから……」
 
船精霊「ヨット精霊……」

勇者「……任せてくれ、とは言えない。一人を守ることさえ必死な僕だから。……けど」

ヨット精霊「……」

勇者「頑張らせてくれ」スッ

ヨット精霊「……ああ。それでいいさ」ギュッ


ダンサー「ソレデハMeモ騎士団入団ノ手続キシテキマース!」

見習い「お前も降りるのか!?」

ダンサー「Meハ シャッター係デシタケド ヤッパリ精霊ノ事ガ気ニナルノデーーーー!」ダダダダー

メイド「私を散々痛めつけてくれた記録がありますが~」

メタ狼「フム。……そういえば女導師と半神の姿が見えんな」

メイド「それなら教会に行くとショタ君が言ってましたよ~」

―――アルテ帝国・教会


神父「もうよろしいのですかな? 女導師殿」

女導師「ええ。無理を聞いて子供達に会わせてくれたこと。本当に感謝します」

神父「いえ……私は貴女が来ることをお待ちしていました」

半神「途中何度も引き返そうとするから苦労したよ!」

女導師「……半神様、ありがとうございます。ここまで、手を引いてくださって……」

半神「師匠ちゃん、手を握ってないとすぐ逃げ出しちゃいそうだったんだもん!」

女導師「……本当に、本当に……こんな穢れた……師匠の手を…」

半神「もー! だから師匠ちゃんの手は……」


精霊「はんしんさまー! 今日も一緒にあそ…きゃっ!?」コケッ

半神「わわ! 大丈夫!?」

女導師「見せてください。……足を擦り剥いていますね」

精霊「……っ…いたい……あし……うっ…」

女導師「大丈夫ですよ。治癒気功」ポゥ

精霊「ひぐっ……うっ………あれ……いたく……ない?」

女導師「これで、少し安静にしてればもう大丈夫ですよ」ナデナデ

精霊「あ……」

女導師「す、すみません勝手に頭を! 師匠の穢れたこの…」

精霊「お姉ちゃんの手って凄い! 痛くなくなっちゃった!」

女導師「……っ!」


―――先生の手って凄いんだな! 痛くなくなったよ!

精霊「お姉ちゃんありがとねー!」フリフリ

女導師「こ、今度は気をつけるのですよ」

精霊「はーい♪」タタッ

神父「ああもう、走ったらまた転びますぞー!」

女導師「……」

半神「ほらね? 僕の言った通りだったでしょ?」

女導師「……ええ。出航前にここに来て……本当に……良かったです」

神父「少年達の体は動かすことが出来ませんからな。責任を持ってお預かりします」

女導師「ええ……よろしくお願いします」

神父「それはそうと半神様にお聞きしたいのですが」

半神「え、ボク?」

神父「半神様もまた、勇者殿の時の航海に同行なされるのですか?」

女導師「それは師匠も聞いていませんね」

半神「うーん、それが迷ってるんだ。メイドちゃんは行くみたいだけど」

女導師「迷っている、ですか?」

半神「勇者について行けば魔法使いに言いたいこと言えるけど……」

半神「この国も今大変な状況だしー……うーん……」


半神同行安価

1、勇者の旅に着いていく
2、この国に残る

>>23

半神「……うん、ボクは残ることにするよ」

神父「それでは」

半神「ボクはこの国が好きなんだ。やっぱり放っておけない」

半神「精霊を見守るのはボクのお仕事なんだ!」

神父「……! 私は……私は今日ほど聖職に就いたことを誇りに思ったことはありません……ぐっ」

半神「という訳でゴメンね師匠ちゃん」

女導師「いえ、それではどうか師匠の生徒達のことも……」

半神「もちろんだよ! だから安心して旅に出てね!」

女導師「……感謝します。半神半人、精霊の守り神よ」

―――アルテ帝国・海岸


メイド「ショタ君は一緒に来れないのですか~……」

半神「メイドちゃんごめんね。この国を離れるわけにいかないんだ」

メイド「仕方がありません~。ショタ君の邪魔は出来ませんから~」

半神「ボクの代わりに勇者。魔法使いのことは頼んだよ!」

勇者「ああ、あいつとは必ず決着をつける」

メタ狼「フム、女導師の件。礼を言うぞ」

半神「師匠ちゃんはもう大丈夫だよ! ね!」

女導師「ええ。半神様もですが、ワンちゃんも特に気遣ってくれましたので」

半神「お友達も僕が見てる。こんどは皆で遊ぼうね!」

セレ「……うん」

アイ「……」


船精霊「さあ船を出すぞーーーー!」

船精霊「見習い! 賢者の石起動!」

見習い「ああ!」ポチッ


ヴィィイイイイイイイイイイイイイイイ!


見習い「おお! すごい魔力だ!」

船精霊「時渡りは大海原に出てからだ! 準備はいいかーー!」


メタ狼「フム、もちろんだ」

セレ「う、うん」

アイ「あたしも」

メイド「打倒魔法使いなノです~」

女導師「精霊よ。罪の償いは必ず果たします」


勇者「この『時の航海』で、すべての決着をつける!」



「「「「「「   出航!  」」」」」」

半神「すごい早い船だ。これじゃすぐに見えなく……あれ?」

料理精霊『おーーーい! セレっちアイッちーー!』バサッ バサッ


セレ「……あ」

アイ「リョッチーだ」


料理精霊『手伝ってくれてありがとーーー! これお礼ーーー!』ビュン


勇者「ゲフッ!? ふ、袋が弾丸みたいに飛んで……き…」ガクッ

メタ狼「フム、中身は大量の葉のようだが」


料理精霊『お母さんのことゴメンねーーーー!』バサッ バサッ

料理精霊『アイッちまたホッペタプヨプヨさせてねーーーー!』バサッ バサッ


セレ「……も、もう大丈夫だよーーーーー!」

アイ「嫌だけど……普通の料理出してくれたら考えるーーーー!」


料理精霊『にははーーー! きっとだからねーーーー!』バサッ バサッ

――――海・船内


勇者「あっという間にアルテ帝国が見えなくなったね」

セレ「……」

アイ「……」

メタ狼「フム、セレにとっては二度目の故郷との別れだな」

メイド「心配いりません~。ここには用事を残しているノですから~」

女導師「ええ。また必ず訪れなければ」

船精霊「あともう少し進んだら時渡りを始めるぜ」

見習い「そんなに進む必要があるのか?」

船精霊「ああ。事故を防ぐためにもな」

船精霊「じゃあ時渡りについて軽く説明な」

メイド「時渡りノ原理ノ説明ですか~?」

船精霊「そんなの説明してもわかんねーだろ。基本的なことだよ」

船精霊「この船は未来や過去にいける。けど場所は時渡りした場所固定だ」

メタ狼「フム、当然といえば当然か」

女導師「海上に出るのも時間先が陸地になっている場合を恐れて、ですね」

船精霊「そゆこと。これが処女航海だから俺も何が起こるかは分からない」

船精霊「覚悟しといてくれ」

セレ「……ごくっ」

アイ「未来に行くんだよね? でもどれくらい先の未来なの?」

勇者「そうだね。それじゃあ……」

年単位時間指定 
>>30

10年後
皆や各国は無事なんだろうか

勇者「……10年後」

船精霊「10年後ね。まぁ妥当だろうな。もっと数千年先とか覚悟してたんだけど」

勇者「これでいい。10年後世界は……皆や各国がどうなっているかを確認したいんだ」

メイド「ちなみに100年経ても私ノボディは劣化しないノです~」

船精霊「よし見習い! 賢者の石の出力を上げろ!」

見習い「任せろ! おおおおおおおおお!」ポチポチポチポチポチポチ


ヴィィイイイイイイイイイイイイイイイーーーー!


女導師「船をただ動かすよりも更に凄まじい力……! これが賢者の石!」

船精霊「そうでなきゃ時渡りなんか出来っこねーぜ!」


勇者「魔法使い……世界を超えようとする力を持つお前ならきっと……」


――――――――

―――――
――…
……

―――10年後の世界・船内


メタ狼「セレ、セレ起きろ。着いたようだぞ」

セレ「……ん……あ、あれ? わたし……」

アイ「セレちゃん! よかった……なかなか起きなかったらからあたし……」

セレ「……だ、大丈夫。し、心配かけてごめんね」

メタ狼「フム、皆無事のようだな。時渡りとはなかなか荒っぽいものだ」

メイド「機能が停止ししてしまうかと思いました~」

船精霊「怪我人はいねーな? 処女航海にしちゃ上出来だぜ!」

見習い「……指攣った」

船精霊「あれくらいの連打で指攣ってたら見習い返上できねーぞ!」

アイ「そもそも何でボタン連打なの」

セレ「……あれ? お、お兄ちゃんと先生は?」

メタ狼「甲板だ。外の様子を見にいってる」

アイ「セレちゃんも起きたし、あたしたちも」

メイド「10年後の世界の様子を活目しましょう~」



女導師「勇者君、どう思いますか。この世界を」

勇者「……世界は」


1、空全体に黒い霧が立ち込め、赤い海が広がっていた
2、空は灼熱の太陽が燃え盛り、海の水は干上がっていた
3、特に変化は見られない
4、自由安価
>>34

3

勇者「……見た限り、変化は特にないです」

女導師「青く広がる空も、蒼く染まる海もその姿に陰りはない。……しかし」

セレ「風が……おかしい……」

女導師「セレ……」

勇者「セレちゃん。良かった、今度はちゃんと起きてくれたね」

セレ「う、うん……あの……」

女導師「……風が、おかしいのですね?」

セレ「……」コクッ


メタ狼「フム、本当にここは10年後なのか。海の上だと判別つかんな」

アイ「カレンダー機能とかないの?」

メイド「時渡りの影響かエラー発生中です~」

女導師「地脈の流れなら専門ですが海上は勝手が違います。セレ、風の何がおかしいのですか?」

セレ「……なんでだろう。……か、風の声が聞こえない……」

アイ「風の声……」

メタ狼「フム、風の精霊が風を御せていないということか」

メイド「精霊ノ力を無くしてしまったノですか~?」

セレ「……そ、そんなことない……と思う……」

勇者「空も海も変化はない……風か…」



船精霊「ああーーっ!? なんだよこれ!?」

メイド「ショタ君2号機どうしたノですか~」

船精霊「変な渾名着けんな! それどころじゃねーんだよ!」

メタ狼「フム、船に異常でも起きたか」

アイ「穴があいちゃったとか?」

セレ「え、ええ!?」

船精霊「違う! 俺の造った船がそう簡単に壊れてたまるか!」

勇者「落ち着いてくれ。いったい何が起きたんだ」

船精霊「俺は冷静だっつーの! おい見習い!」

見習い「私も驚きを隠せない。まぁまずコレをみろ」ポチッ


ブゥン!


メイド「おお~! 世界地図ノ立体映像ですね~」

勇者「世界地図……そうか、これが僕が今いる……女神が創った世界……」

船精霊「なあっ、おかしいだろコレ!」

勇者「えっ、どこかおかしいの?」

船精霊「わかんねーのかよ! 普通一発で気付くぞ!」

アイ「セレちゃんわかる?」

セレ「……わ、わからないかな」

船精霊「わ、わからないのか? ……ま、まあ仕方なよいな。普通気付かないし!」

メイド「……私は今分かりました~」

メタ狼「……まぁ無理もない。主は地図をみる機会がなかったからな」

女導師「……ええ。これは『ふしぎな地図』。世界を常に正確に記載するもの」

勇者「三人は何がわかったんだ。教えてくれ」」

女導師「勇者君、問題です。この地図のどこに……『人間の国』はあるでしょうか」

勇者「えっ?」

メイド「……『ロボットの国』でもいいと思いますよ~」

メタ狼「フム、『花の国』でもな。もちろん『アルテ帝国』でもだ」

船精霊「こいつらは分かってるみたいなだな。ほら、当ててみろよ」

勇者「そう言われても……えっと、この羽のマークが現在地?」

船精霊「そうだ」

勇者「よし、現在地は時渡りしても変わらないはずだから……」

女導師「全問不正解です」

勇者「あの、降参です……」

セレ「ぜ、全然わからない……」

アイ「あたし人間の国から出たこともないのに……」

船精霊「ま、この問題に答えられる方がどうかしてるんだけどな」

勇者「それってどういう……」

船精霊「ないんだよ。答えなんかどこにも」

セレ「……え?」

アイ「なにそれ」

船精霊「そのまんまの意味。答え、つまりそういう国がどこにも」

メタ狼「主、アルテ帝国はここだ」

勇者「……そういうことか」

セレ「……え、えっと。そこ……なにもないよね?」

アイ「うん。海しかないよ」

見習い「ならばこれを見るがいい。10年前、つまり私達の時代の地図だ」ポチッ

セレ「……あ」

アイ「……うそ」

船精霊「見ての通り! アルテ帝国が、いや他のいくつかの国も!」

女導師「綺麗に切り取ったかのように、今のこの地図から消失している」

メタ狼「それも陸地も何も残さずにな」

メイド「私ノ国がある場所もなぜか……空白になっているノです~……」


勇者「これはいったい……」

勇者「この地図が誤っている可能性は……?」

女導師「可能性はあります。ですが考えにくい」

船精霊「『ふしぎな地図』。それも俺の船に搭載した奴だ」

船精霊「俺の船は嘘をつかない! 船が言っている! これは本当だ!」

女導師「……10年後、アルテを始めいくつかの国が……世界から抜け落ちている」

セレ「……き、消えちゃたってことなの?」

女導師「……」コクッ

セレ「そ、そんな……アルテには……A君たちが……」

メイド「……ショタ君」

アイ「……」

メイド「たった10年でいったい何が~……」

勇者「……あらためてみると……大陸には穴が開いたような場所がいくつもある」

女導師「どうしますか勇者君。この世界を周ってみますか?」

メタ狼「それも滅びた国ではなく、現存する国へ」

セレ「……ア、アルテは?」

メタ狼「恐らく行くだけ無駄だ。海が広がるのみのはず」

セレ「……そんな」

勇者「事情は現存する国に住む人からしか聞けない、か」

メタ狼「そういうことだ」

船精霊「とにかく進路をとる。行き先に当てとかあるか?」

女導師「それでは……」


船の行き先となる国を安価


簡易テンプレ
【 国 名 】:自由に(できれば系統に関する)
【種族 系統】:その国に住まう主な種族や系統 既存のもの以外
        (登場済み種族:人間、精霊、エルフ、夢魔、ロボット)
【 備 考 】:その他自由な設定
        国内の地形、現在の状況、特徴、文化などや       
        簡単な設定など


>>45

【 国 名 】:森羅の国
【種族 系統】:妖精       
【 備 考 】:遥か神話の時代から続いていると言われている伝説の国
        大海の中の孤島に存在すると言われているが、行き方を知るものは少ない
        他の国・種族との交流は全くなく、実態は謎に包まれている

女導師「進路は妖精の治める国へ」

船精霊「は?」

メタ狼「フム、妖精の国か」

女導師「この中で誰か妖精と出会ったことのある者はいますか?」

メイド「精霊さんならお知り合いが沢山できたノですが~」

勇者「あります。『花の国』の店頭で妖精の召喚石を見させてもらったことが」

女導師「ならば話は早い。妖精とは精霊に非常に近い者たちのことです」

メイド「精霊と何が違うノですか~?」

女導師「大まかな説明をするならば、『妖精は一、精霊は全』といいますか」

女導師「精霊は万物や自然の化身、妖精はそれらの『個』」

女導師「大きく違うのは妖精には『核』があり、存在には外部からの力の供給を必要とするということ」

セレ「……え、えーと」

アイ「妖精はきっと、自分で魔力を作れないんだよ」

メタ狼「フム、つまり精霊に近い存在ならば事の事情に詳しいと踏んだわけか」

勇者「そっか。もしかしたら精霊もそこに避難してるかもしれないね」

メイド「そういうことですか~! 考えましたね導師さん~!」

船精霊「ばーか。行けるわけねーだろそんなとこ」

勇者「えっ?」

船精霊「妖精の住む国がどういうのか。お前ら揃いも揃って知らねーのかよ」

勇者「むしろ知ってる国が少なすぎて……。教えてくれるかな」

船精霊「はぁ……。伝説だよ、伝説」

アイ「伝説? 本当はそんな国ないの?」

船精霊「いやある。その国、いや島は海のどこかに必ずな」

メタ狼「フム、その物言いだと妖精の国の所在は」

船精霊「謎だ。その島を見つけるのは船乗りの永遠の夢でもある」

女導師「そう、遥か神話の時代より有るとされるソレは、多くの船乗りや冒険者を海に駆り立てたのです」

セレ「……な、なんかかっこいいね」

船精霊「だ、だろ! お、俺もいつか探し出すのが夢の一つなんだぜ!」

見習い「私はそんな国の話全然知らなかったぞ」

船精霊「船乗りなら『森羅の国』くらい知っとけよ馬鹿!」

勇者「ちょっ!? 今なんて言った!?」

メイド「不思議と聞き覚えノある名前が~」

メタ狼「フム、妖精の国の名前は森羅というのか」

船精霊「そうだけど。なんか問題でもあるのかよ」

勇者「……師匠。まさか」

女導師「はい。勇者君の命を繋ぎとめた『命の加護』。それを宿すものもまた」

勇者「……『森羅の聖杯』」

アイ「めたろーとあたしが取ったのだよね。……あの部屋から」

セレ「……わ、わたしのために……あ、ありがとうね、アイちゃん」

アイ「ううん、いいの」

メタ狼「『命の加護』は主を救ったがその詳しい効果は未だ不明。森羅とは謎だらけだな」

勇者「船精霊君、なんとか『森羅の国』に舵を切れないか」

船精霊「だからさぁ、場所も航路も分かんないんだって」

勇者「そこをなんとか。頼む」スッ

船精霊「頭下げられても……。時は超えられても知らないところへは……」

アイ「セレちゃん出番」

セレ「……え、えっと……だめ、かな?」

船精霊「何か方法があるはずだ! 野郎ども何でもいいから案だせ!」

メイド「かっこつけながら人任せですか~」

女導師「これだけの人数がいるのです。適切な回答は必ず存在します」


森羅の国へ赴く方法を安価
1、手元にある精霊水晶を使ってみる
2、勇者、女導師が『気』を辿ってみる
3、自由案亜

>>51

3
運任せの棒倒し

メイド「あ~! いいこと思いつきました~!」

メタ狼「フム、お前のナビでも使うのか」

メイド「森羅ノ国も10年後ノ世界もデ~タはありません~。準備物として棒を用意してください~」

勇者「もう嫌な予感しかしないんだけど」

女導師「同じく遥か古来よりあるであろう方法。関連性を模索したわけですね」

勇者「本気で言ってます?」

女導師「いえ」

メイド「ではいきますよ~! と~!」コト


カターン


アイ「倒れたね」

セレ「……た、倒れたけど」

メイド「倒れた先にきっと何かがあります~! きっと何か~!」


何があったのか自由安価
>>53

再安価
>>55

モンスター出現

モンスター安価


【参考種族】:黒い霧より発生したモンスターの参考種族
【 容姿 】:外見や体の特徴など
【 能力 】:有する能力
【 備考 】:性格、口調、弱点、人数などその他簡単設定


>>57

名前 プチムーン
性別 無し
体型 直径1mのまんまるおつきさま
種族 岩石族・衛星
職業 願いを歪に叶える者
攻撃方法 願いに対する歪な奇跡という呪い 月光レーザー 小さな分身を作って飛ばす 体当たり
性格 システマチック

船精霊「いやあるわけねーだろ!」

メタ狼「フム、至極当然の意見だがまずは地図をみろ」

勇者「倒れた方向にはちょうど陸地があるみたいだね」

メタ狼「どうせ当てもない。メイドの運のよさに賭けてみるのもよいだろう」

船精霊「マジかよ……」

メイド「カジノでは大儲けしてます~。大船に乗ったつもりでいてください~!」フンス

船精霊「確かに俺の船は立派だけどよ……。見習い、舵を切れ」

見習い「任せろ。……ところで後で必勝法を教えてはくれまいか」

メイド「ではまず機械の体を得てきてください~」

見習い「なんだそれは!?」


女導師「稼いだ金銭は果たして綺麗なものなのでしょうか」

セレ「……す、すごい早い船だね」

アイ「精霊って凄い。あんな子供でもこんなの造れちゃうんだもん」

船精霊「お、ようやく俺を見直す気になったのか?」

アイ「……見直す?」ジッ

船精霊「な、なんだよ。じっと見るなよ気持ち悪ぃ!」

メイド「おやおや~? 皆さん少し横に並んでみてください~」

セレ「……う、うん。こうかな?」

船精霊(お、俺の隣にあの子が!)

メイド「身長測定機能~」ウィ~ン

船精霊「っておい!? お前今なんつった!?」

アイ「あっ、測っちゃうんだ」

メイド「身体測定結果発表~!」

勇者「身体測定? そういえば君たち3人は背が殆ど同じだね」

船精霊「俺のほうがでかいに決まってんだろ!」


メイド「体重は『 ショタ2号 > セレ >= アイ 』と出ました~」


船精霊「その2号表記やめろ!」

セレ「わ、わたしアイちゃんより重いんだ……」

勇者「成長期なんだしあまり気にしなくて大丈夫だよ」

アイ「女の子にそういうの関係ないと思う。ねぇ身長は?」

メイド「高いほうより1cmずつ差が出まして~」

船精霊「そんなの聞くまd」


メイド「『 アイ > ショタ2号 > セレ 』と出ました~」


船精霊「」

勇者「つまり見直すどころか」

メイド「見下ろされてたわけですね~」

セレ「わ、わたしアイちゃんより小さいのに……」

アイ「もしかしてと思ったけどやっぱりそうだった」

船精霊「」


メタ狼「フム、身長などそこまで気にするものなのか」

女導師「もちろんです。学び舎の庭にある木では、生徒達が成長の過程を刻んでいます」


船精霊「………くっそぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」




???『願いの波動確認』

船精霊「これで終わったと思うなよ! お前なんかすぐ追い越してやるんだからな!」

アイ「……」ズイッ

船精霊「ち、近寄んなこのやろう!」

アイ「がんばってね」ナデナデ

船精霊「」

メイド(止め刺しにいきましたね~)

勇者(実は本質的にSだったりして)

船精霊「……だぁあああああああーーーー!」

アイ「今度はなに? あ、セレちゃんも撫でてあげたら?」ナデナデ

セレ「……え、えっと」オロオロ

船精霊「誰かこいつより俺をでかくしてくれチクショーー!!」


???『受諾。その願い、歪な奇跡をもちましてお叶えします』フワフワ


船精霊「は?」ポカン

プチムーン『以下、???にかわりましてプチムーンがお送りします』フワフワ


船精霊「な、なんだありゃ!?」

アイ「まだお昼なのに……月?」

セレ「……しゃ、喋ってる?」

勇者「っ!? みんな離れろ! そいつはっ!」

女導師「この忘れもしない邪悪な気。間違いない、モンスター!」


プチムーン『願い、流星にかわりましてプチムーンがお叶えします』ピカッ


アイ「ま、まぶしい……!」

セレ「あ、アイちゃん!?」

女導師「くっ、しまった! アイ!」


 ボン!

ァィ「……うっ……あれ……痛くない?」

セレ「……そ、そんな……あ、アイちゃんが……アイちゃんが……」

メイド「なんとぉ~!」

ァィ「眩しくて目を瞑っちゃたけど……なんとも……え? あれ?」ゴシゴシ

ァィ「セレちゃん!? なんでそんなに大きいの!?」

セレ「アイちゃんがお人形みたいに小さくなっちゃった!?」

勇者「えっ!?」


プチムーン『『対象より大きく』、プチムーンがお送りしました』


船精霊「はぁ!? なんだよそれ!?」

メタ狼「何者だ貴様! アイに何をした!」

プチムーン『質問受諾、当方は皆様に歪な奇跡をお届けするモンスター『プチムーン』』


勇者「そんなことはどうでもいい! お前いったい何をしたんだ!」

ァィ「……また……また……モンスターなんかに…!」


プチムーン『回答続行、当方は流星に代わりまして皆様に歪な奇跡をお送りします』


女導師「……先ほどの船精霊の願いに奇跡を起こしたと?」

メイド「アイさんよりでかくと言っていましたね~」

船精霊「いやおかしいだろ! それでなんでこいつが小さくなんだよ!?」

セレ「……う、うん! おかしいと思う! アイちゃんを元に戻して!」


プチムーン『受諾、その願い、歪な奇跡を持ちましてお叶えします」ピカッ


セレ「……え!?」

メイド「あ、危ないです~!」ダッ


ボンッ!

メタ狼「セレ! メイド!」


プチムーン『「対象とのサイズ感覚修正』、プチムーンがお送りしました」


メイド「うう~! 間に合わないどころか私まで~……」

セレ「……わ、わたしも小さく……」

ァィ「モンスター……もう絶対許さない……!」


メタ狼「歪な奇跡とはそういうことか!」

女導師「またしても目の前でむざむざと!」

勇者「……っ!」キッ



プチムーン『以下、皆様に歪な奇跡をプチムーンがお送りします』

女導師「船精霊、3人を連れて船室へ」

船精霊「え、船室?」

メタ狼「早くしろ。これ以上好き勝手にさせるわけにはいかん」

勇者「船室には鏡がある。それを使ってくれ」

セレ「……そ、そっかあの鏡を使えば」

ァィ「もとに戻れる……そしたらアイツを!」

メイド「2号機ダッシュです~!」

船精霊「わ、分かった! よくわかんねーけど掴まれお前ら!」

女導師「セレとアイを……お願いします」

メイド「メタ様~! お役に立てなくてすいません~」

メタ狼「気にするな。早く行け」

船精霊「お、おう!」ダダダダッ



【船精霊たちは逃げ出した!】

プチムーン『願望、歪な奇跡を持ちましてプチムーンがお送りします』


勇者「おまえ! 何が目的だ!」

メタ狼「フム、10年後のモンスターとは自棄に無機質なものだな」

女導師「答えなさい。返答によってはこのまま海に沈めてあげましょう」


プチムーン『……』


プチムーンは……

1、いきなり襲いかかってきた!
2、逃げ出した!
3、セリフループ
4、自由安価

>>76

予言めいたことをほのめかして2

プチムーン『数百海里先、願いの波動再確認』フワフワ


メタ狼「ついに痺れを切らしたか」

勇者「逃げ出す気だろうけどそうはいかない!」

女導師「日も届かぬ深海で、その身の輝きが偽りであることを知りなさい!」グッ

勇者・女導師「「 気功波! 」」ポゥ


ゴォオオオオオオオオオオオーーーーーーーー!
  

メタ狼「モンスター相手に容赦はせんぞ!」


シュウゥゥゥ………


プチムーン『世界に歪な奇跡の影を』

プチムーン『以上、主にかわりまして真の世界の使者がお送りしました』ビュン


【プチムーンは逃げ出した!】


勇者「くそ! 溜めが不十分だったか!」

女導師「不覚。接近に気付かず、あまつさえ取り逃がすとは」

メタ狼「フム、いろいろと気になることを言っていたな」

勇者「『世界に歪な奇跡の影』、それと『真の世界の使者』……か」

メタ狼「プチムーンの言った『主』は十中八九、奴であろうがな」

勇者「たぶんね。今はセレちゃん達の様子を見に行こう」

女導師「……無事に元の姿に戻れていればよいのですが」

船精霊「あぁもう葉っぱしかでてこねぇ!」ガサガサ

メイド「ショタ2号機~! 鏡はまだ見つからないノですか~!」

船精霊「だからそれうるせー! お前ら袋整理くらいしとけよ!」ガサガサ 


キラン


船精霊「おっ! 何か光ったぞこれか!」つ夢のズボン

船精霊「なんだゴミか」

見習い「おい」

セレ「……あ。か、鏡ってわたしが持ってたような……あ、あの!」

             
全世界の私に謝れ! やだよ意味分かんねぇ!
                           
2号機遊んでる暇はないです~!  キレるぞいいかげん!

それだから背があたしよりちっちゃいの!  今はお前のほうがチビだろがぁああ!
                                  


セレ「……じ、自分で取りにいこう」

セレ「え、えっと、わたしとアイちゃんの部屋……」トコトコ

セレ「……ドアは……よかった、少し開いてる」


セレ「……え、えっと鏡……わたしの荷物のなか、だよね」ガサガサ

セレ「……あった! あ、あとはこれを見れば……」


【セレは真実の鏡を使った!】 ボンッ!


セレ「……も、もどれた! ……はぁ……よ、よかったぁ……」


――――鏡どこだぁあーーーーーーーーーーーーーー!!


セレ「……は、はやく戻らなきゃ」タタッ

セレ「……モ、モンスターは今どうなって……あっ」


勇者「セレちゃん! よかった元に戻れたのか!」


セレ「……う、うん。……か、鏡はわたしが持ってたの忘れてて……それで…」

勇者「なら早く2人も戻してあげないとね」

セレ「……モ、モンスターは?」

勇者「はは、ごめん……逃げられた……」

セレ「……そ、そうなんだ」

勇者「この頃また……負け癖がついてきたみたいだ」

セレ「……え?」

勇者「最近は敵に負けて逃げられての繰り返しだ」

勇者「君と約束も交わしたのに……情けないったらない」

セレ「……わ、わたしとの約束?」

勇者「正確には君のご先祖様的なアレとだけど」

セレ「……も、もしかして水晶玉のこと?」

勇者「そうそう。これじゃあ怒られても仕方がないね」ナデナデ

セレ「ん……お話出来たの?」

勇者「セレちゃんが起きる前に少しね。その時は道案内してくれたよ」

セレ「……そう」

勇者「っとゴメン、愚痴聞かせちゃって。さぁ早く行こうか」

セレ「……」


セレは……

1、いつか花の国で見た本を思い出した
2、女神のことが頭に浮かんだ
3、自由安価
>>86

そっと女神のラブレターを手渡した

セレ「……そ、そうだ。……あ、あの……これ」

勇者「ん、どうしたのセレちゃん」

セレ「……さ、さっき鏡を探してた時に一緒に出てきたの」

勇者「これは……手紙?」

セレ「……ラ、ラブレター」

勇者「はっ?」

セレ「……い、いま渡さなきゃいけない気がして」

勇者「ラブレターってあれ……えっ? ……ちょっ……マジで!?」

セレ「……」コクン


勇者(セレちゃんが僕に……マジで!?)

セレ「……た、大切に持ってたの……つい……忘れちゃってて……」

勇者(ちょっ、何これ!? 何が起きてんの!?) 

セレ「……あ、あの時からずっと」

勇者(あの時っていつ!? 最近まで口も聞いてくれなかったよね!?)

セレ「……わ、わたしが持ってても……い、意味がないし……」

勇者(いやいやいや!?)

セレ「……い、今のお兄ちゃんに……ひ、必要なものだと思うから……」

勇者(僕に必要!? ま、まさか落ち込んでる僕を励まそうとその小さい体を……)

セレ「……だ、だからあげるね」モジモジ


勇者「……Yesロリータ」


1、NOターーッチ!
2、GOターーッチ!
>>89

1

勇者「NOターーッチィ!」

セレ「……ひ、ひうっ!?」ビクッ

勇者「世界は越えても一線を踏み越えてはいけない」

セレ「……へ?」

勇者「セレちゃんは僕にそれを教えてくれた。ありがとう」

セレ「……う、うん。……ど、どういたしまして?」

勇者「それに僕はめが……」

セレ「……」

勇者「……僕の部屋に『ある』。……会っていく?」

セレ「……ううん。そこには『いない』から」

勇者「……そっか。……ははっ、本当に情けないな僕は」

セレ「……だ、だから受け取って。お、お姉ちゃんのラブレター」


勇者「は?」

勇者「えっ、これ君のじゃ……」

セレ「……む、夢魔の国の塔で会った宝箱さんから貰ったの」

勇者「た、宝箱さん!?」

セレ「……お、お姉ちゃんが昔書いたものだって」

勇者「思いだした。どんな荷物も預かる万能倉庫とかいってたあの」

セレ「……う、うん。まだ開けてないし、誰に書いたのかも分からないけど……」

勇者「ラブレター……か」

セレ「……あ、開けてみる?」

勇者「……」

メタ狼「みな無事か」


「「「「  無事じゃない(です~)!! 」」」」


メタ狼「フム、まだ戻れていなかったか。ひどい有様だな」

船精霊「鏡見つかんねーんだよ! 袋に葉っぱとかゴミとか入れんなよな!」

見習い「ゴミじゃない! ゴミじゃないんだぁーーー!」

船精霊「うるせぇ!」

ァィ「モンスターは!? モンスターはどうしたの!?」

メタ狼「生憎と取り逃がした」

メイド「メタ様に怪我がないようで一安心です~」

メタ狼「幸い被害は特にない。この状況が改善されればの話だが」


ァィ・メイド「「  怖いこと言わないで(ください~)!! 」」

女導師「お待たせしました。皆さん席に……勇者君とセレの姿が見えませんね」

メイド「そういえばセレさんがいません~!」

ァィ「えっ……そんな!」

女導師「むっ、どうやら勇者君と大事な話の最中のようです」

メタ狼「フム、分かるのか」

女導師「いずれの『気』も分かりやすく大きいため、探るのは容易です」

メイド「大事な話とはなにやら妖しい響きですね~」

船精霊「おい待てそれどういう意味だ!?」

女導師「心配無用です。漂う『気』は至って穏やか。不純異性交遊ともなればすぐに分かります」

メイド「どんな感じに分かるノですか~?」

女導師「こう、どことなく桃色に……コホン」

女導師「セレは元に戻れた様子。鏡はセレが持っていたのですね」

メイド「必死に探したノが馬鹿みたいなオチですね~」

船精霊「お前ら騒いでただけだろーが!」

女導師「それはそうとプチムーンの動向について気になることが」

ァィ「……あいつの」ギリッ

女導師「実はあれからプチムーンの『気』を追跡していたのですが……」

メイド「『気』って便利なノですね~」

女導師「これも基本にすぎません。相手の速さもそれなりでしたから」

メタ狼「ならば接近にも気付けたのではないか」

女導師「こちら側の移動速度が早すぎたんです」

メイド「では2号機ノ責任なノですね~」

船精霊「お前のインチキな運のせいだろ!」

女導師「まず、プチムーンの言動について」


―――プチムーン『数百海里先、願いの波動再確認』


女導師「察するに、元々は他者の波動を追っており一度見失っていたと思われます」

メイド「あの瞬間に願いの波動を再確認したわけですね~」

メタ狼「フム、地図を出せ見習い」

見習い「ゴミじゃない……ゴミじゃない……」ポチッ

女導師「しかし御覧の通り。プチムーンの進行先範囲内に陸地は確認できません」

船精霊「……妙だな。俺たちが向かってた陸地とは正反対だし」

メタ狼「大方そこから海に出たのだろう。遭遇したのは運が悪かったな」

メイド「運ノ尽きでしたか~……月だけに~!」

ァィ「魔法使ってないのになんだか寒い」

女導師「そして追跡していたプチムーンの気。奇怪なことに忽然と気配を絶たれてしまいました」

メイド「遠すぎて追えなくなったノでは~」

女導師「気功波の際ひっそりと印を施しています。この世界、どこにいても追える筈です」

メタ狼「フム、マーキングのようなものか」

女導師「……ワンちゃんが言うと意味が違って聞こえますね」

メタ狼「どういう意味だ」

メイド「そこは察するところです~」

船精霊「あー! つまり小べ…」

ァィ「えいっ!」

船精霊「地味にいてぇ!? 足の小指に攻撃すんな!」

女導師「何もない筈の海域で突然気配が途絶え、瞬間移動などの力も感じられなかった」

女導師「更には願いの波動再確認という言葉。察するに……」

メイド「もったいぶらずに先をお願いします~」

女導師「完全なる憶測ですが。ここに気配を遮断する結界があるのではと」

メタ狼「海域に……気配遮断の結界だと?」

アイ「海に必ずあるのに誰も見つけられない……」

メイド「あらあら~。どこかで聞いたお話ですね~」

船精霊「……おいおいまさか! その結界の中にあるのって!?」

女導師「あまりに荒唐無稽で都合のいい話。しかし可能性がある」


船精霊「森羅の国!」


女導師「……勇者君の話が済んだようですね」

勇者「……確かに行く価値がある話だ」

アイ「すごい。本当に元に戻れた」

メイド「助かりました~!」

セレ「……お、遅くなっちゃてゴメンね」

メタ狼「だが危険だ。単に敵の巣窟という可能性もある」

女導師「そう。得られるものがあるにせよ、危険は付きまといます」

船精霊「森羅の国があるかもしれないんだ! 俺は絶対行きたい!」

メタ狼「フム、もう少し進めば陸地だ。どうする主」

勇者「……手がかりが他にない以上、行ってみるしかない」

―――謎の海域


女導師「やはり結界が張られています。それも広大な範囲に」

メイド「私ノ機能でも察知不能な結界ですか~」

セレ「……し、自然の声も聞こえない」

女導師「気の経験を積めばおのずと感覚をつかめます」

船精霊「くぅ~っ! まさかこんなところで森羅の国に行けるなんて!」

アイ「もう行ける気になってる」

メタ狼「フム、それで結界内に入る手段は」

女導師「手段は不要。この結界は身を隠すものであり、護るものではありません」

勇者「出入りは自由ってことか……よし、行こう!」


結界内に侵入。結界内の光景は

1、島を発見。一見平穏に見える
2、島を発見。と、同時に悲鳴が聞こえた
3、自由安価
>>100

3
島を発見。
妖精達がそれぞれ持つ属性をめいっぱい振るって、神秘的な演出をするお祭りが開かれている模様

パリパリパリパリパリッ


勇者「この感覚は覚えがある。確かに結界があるみたいだ」

セレ「……ぱ、パリパリする」

メタ狼「フム、入るのは容易ではなかったのか」

女導師「容易です。身を護る結界ならば進むほどに体力を奪われるでしょう」

船精霊「『我こそ汝が化身。汝の力は我が力』」ポゥ

アイ「なにしてるの?」

船精霊「俺の船にだって対外敵用に結界ついてら」

アイ「えらいえらい」ナデナデ

船精霊「俺のほうが年上だっていい加減理解しろよ!?」

アイ「背」

船精霊「ぐふっ!」バタッ

メイド「ショタ君2号機は不憫すぎます~」


勇者「……見えた!」

船精霊「なんだと!」ガバッ

女導師「間違いない。文献にあった島の形に酷似しています」

セレ「……き、きれい。 ……し、島から光が上ってる」

アイ「空から何か……雪? ……違う、赤く光ってる」

メタ狼「フム、火の粉のようだが。触れても熱を感じんな」

メイド「海もなんだかキラキラ輝いています~」

勇者「あれが……森羅の国、か」


らららー♪


セレ「……えっ? ……な、なに?」

アイ「セレちゃん? どうしたの」

セレ「……う、歌が聞こえる」

らららー♪


私はあなたの可愛いお人形♪

さあダンスを踊りましょう♪

葉っぱのお洋服が揺れてるわ♪


あなたは私の美味しい夕御飯♪

さあダンスを踊りなさい♪

裁縫針の長剣が狙っているわ♪


踊れ♪ 踊れ♪ 踊れ♪ 踊れ♪


ずっと踊り続けましょう♪

私はあなたの手の平で♪

壊れるまで踊り続けなさい♪

あなたは棘のある花園で♪

セレ「……こ、この歌……なに…」

アイ「聞こえた。……すごく楽しそうに歌ってる」

メタ狼「フム、よもやモンスターに占領され、黒い霧に」

メ女導師「どうでしょう。妖精はそもそもがこのような存在です」

メイド「といいますと~」

女導師「存在に他者の力を必要とする妖精は、常に飢えているようなものです」

メイド「お腹すき過ぎて頭に血が上っていないノですね~」

勇者「さすがにその理解は酷い」


船精霊「イヤッホォォーーーーー! ついに見つけてやったぜぇぇーーーー!」

勇者「さっそく上陸といきたいけど……ちょっと危なそうだね」

メタ狼「フム、しかしプチムーンのこともある。悠長にはしてられんぞ」

船精霊「さっそく海図に! って、ああその前に島の周辺を……」ブツブツ

女導師「では船精霊と見習いさんは船に待機ということで」

見習い「なっ!? ちょっと待て私だって上陸しt」

船精霊「忙しくなってきやがったぜ! 行くぜ見習いぃぃぃぃ!」ダダダー

見習い「話を聞けえぇぇぇぇぇーーーーー!」

メイド「頑張ってくださいね~」

セレ「……ま、前にもこんなの見たような」

アイ「そうなの?」


勇者「以前見た妖精も結構怖かったし、ここは……」


1、普通に上陸する
2、身を隠しながら上陸する
3、自由安価
>>110

3
妖精に変身して上陸

勇者「妖精に変身して上陸するのはどうかな」

メイド「それはそれは楽しそうですね~」

メタ狼「フム、変身と言うがこの中でそれができるのは俺と」

アイ「あたしでしょ。いいよ」

女導師「……しかしそれでは2名しか島に」

勇者「妖精と契約してるって誤魔化せばやり過ごせるじゃないかと」

女導師「一応の用心にはなるとは思いますが……」

セレ「……わ、わたしは大丈夫だと思う。……せ、精霊だから」

勇者「島に入るのは僕とメタ狼、アイちゃん。それと……」


1、この3人で島に上陸
2、セレ、メイド、女導師から更に選ぶ(複数可)
>>112

3、3で丁度良いし1

メイド「小舟の用意が出来ました~。結局3人ですね~」

勇者「ありがとう。師匠、船とここに残る仲間を頼みます」

女導師「はい。何かあれば直ぐに合図を送ってください」

アイ「いい? 危ないことはしちゃ駄目。分かった?」

セレ「……し、心配するのはわたしのほうじゃないかな」

メタ狼「フム、それでは行くとするか。小舟に移るぞ」

アイ「あ、待ってよめたろー!」タタッ

女導師「……アイ」

アイ「……」ピタッ

女導師「怪我などせぬよう、気をつけるのですよ」

アイ「……」

セレ「アイちゃん」


アイ「……いって……きます」

船精霊「お、島に向かったのは3人だけか」

セレ「……こ、この船は皆の帰るところだから。……ま、守らないと」

船精霊「心配しなくても俺の船は沈んだりしねぇぜ!」

女導師「もとよりあなたには全幅の信頼を置いていますよ」

メイド「暇です~。私にも何かお仕事を~」

船精霊「おわっ!? いきなり出てくんなビックリしたろ!」

メイド「ショタ君もメタ様もいなくて暇なノです~。お掃除も終わりましたし~」

セレ「……あ、いつの間にかピカピカになってる」

女導師「見事な手際ですね。感服しました」

メイド「炊事洗濯掃除裁縫にドリル~。メイドに求められるスキルは一通り揃っています~」

船精霊「最後のは誰が求めてんだよ」

アイ「……」

勇者(やっぱり師匠とは気まずいまま、か)

メタ狼「そろそろ岸だ。ここで姿を変えるわけだが」

アイ「うん。でもどんなふうに変身すればいいの?」

勇者「花の国で見た花妖精は手の平サイズだった。出来るかな」

メタ狼「なに? 俺ではそこまで小さくはなれんぞ」

アイ「やってみる。変身は一番得意な魔法だし………一度小さくなってるし」

勇者「アイちゃんは大丈夫として、メタ狼は武器に化けるとか」

メタ狼「フム、『信義の加護』無しに俺を手にすると?」

勇者「……手が疲れそうだね」

アイ「妖精のイメージ……。小さくて可愛くて……それで……」


アイ「んっ!」ポゥ

ァィ「周りが大きい……小さくなれた」

メタ狼「見事だ。やはりこと変身においては俺より上か」

勇者「どれどr……なんか露出激しい格好になってる!?」

ァィ「妖精のイメージを浮かべたらこうなったの」

勇者「いやいやいや!? どうイメージしたら羽衣を体に巻いてあるだけの格好になんの!?」

メタ狼「フム、丁度いいではないか」

勇者「なにが」

メタ狼「妖精の歌にあったであろう。葉ならそれこそ腐るほどあるわけだが?」

勇者「……ああ!」ポン

ァィ「?」

ァィ「なに、これ?」ヒラヒラ

勇者「勇者仕立ての羽衣ならぬ葉衣妖精服」

メタ狼「フム、少々歪で質素だが、間に合わせとしては上出来だ」

勇者「デザインは成長アイちゃんの和服を参考にして、妖精風にアレンジしてみたよ」

ァィ「うん、ちょっと似てるかも」

勇者「羽衣であたかも本当の妖精のように見える一品さ!」

メタ狼「文字通りの羽か」

ァィ「服は可愛いと思う」

勇者「お、気にいってくれた?」

ァィ「でも羽衣ならぬ葉衣って寒いよね」

勇者「……そうですね。氷の突っ込みありがとう」

ァィ「それにこの葉っぱって……モンスターのだし」

勇者「剥ぎ取り装備品も結構いいもんだよ。あとはメタ狼か」

メタ狼「この際サイズは置いておけ。俺の能力では大きさの匙加減に限界がある」

勇者「……よし。それじゃあ」


1、仕方ないので元の姿のまま
2、コボルト風に化けさせる
3、武器に(内容指定)
4、鎧
5、自由安価

>>119

3
ヌンチャク的な

メタ狼『何に化けさせるかと思えば……なんだこれは。自分が今何なのか全く分からん』

勇者「一度使ってみたかったんだよね。機会が全くなかったんだけどさ」

ァィ「先生の部屋で見たことある」

勇者「これはね、振り回す程に威力が上がるロマンな武器なんだ」

メタ狼『フム、『信義の加護』は忘却の彼方か』

勇者「刃物よりか見た目安全だし、持つだけなら大丈夫さ!」

ァィ「うーん。危ない人にしか見えないと思う」

メタ狼『場合によっては俺は会話に参加できんかもしれんな』

勇者「それじゃあ岸に上がるよ。くれぐれも気をつけてね」

―――森羅の国


勇者「……どう思う、メタ狼」

メタ狼(フム、岸に上がった途端に歌声が止んだ。妖精は外来者に敏感のようだな)

ァィ「だったら直ぐに出てくればいいのに」


クスクス オキャクサン エサガキタ フフフ ドウスル? マヨワセチャオウヨ アハハ アノコ……ヨウセイ?


ァィ「歌声の代わりに笑い声がする」

勇者「……小さい気配がいくつもある。囲まれてるな」

ァィ「どうするの?」

勇者「一応襲いかかってくる気配は無いみたいだけど……」


1、自己紹介をする
2、構わずに先に進む
3、自由安価
>>122

1

勇者「もう見つかってるんだ。とりあえず自己紹介から」


クスクス ドウスル キマッテルヨ ハヤイモノガチ デモアノヒト モウ、ヨウセイツキ ウバッチャエバイイジャナイ


メタ狼(果たして会話が成り立つかどうか)

勇者「僕は勇者。訳あって世界を旅している。そしてこっちは……」

ァィ「アイ。旅に連れてってもらってるの」

勇者「妖精の君たちに是非聞きたいことがあるんだ。よかったら姿をみせてくれないかな」


クスクス ドウスル? ダメ オモシロクナイ フフフ ホラ アトモウヒトリクライヘイキ ズルイ ナラボクモ


勇者「出てこないか。警戒されてるというより、この状況を楽しんでいるみたいだ」

メタ狼(それに付き合っている暇はない。誘き出すぞ)


1、アイのあたし仲間だよ作戦で誘き出す
2、勇者の葉っぱの服ブティック作戦で誘き出す
3、自由安価
>>124

3
隠れんぼと鬼ごっこを合わせた遊技で、妖精100人(匹?)捕まえたら話して貰えないか交渉する

ァィ「ねぇ、もうこっちから探しちゃおうよ」

勇者「うーん。探して見つかるような相手でも無い気がするけど」

ァィ「あたし探すのは得意だよ。だから……」


ァィ「妖精さん、勝負しよう」


ザワッ……


勇者「アイちゃん!?」

ァィ「あなたたち妖精を探して捕まえたらあたしの勝ち。お話を聞かせて」


アハハ サガスダッテ ボクタチヲ クスクス ムリムリ デキルワケナイワ


ァィ「逆にあたしが負けたら。このお兄さん好きにしてもいいよ」

勇者「アイちゃーーん!? なに言ってんのねぇ!?」


ドウスル? ワタシハイイヨ ウン オモシロソウ クスクス コレデソトニイケルワ

ウフフ イイヨ ワタシタチ100ニン ツカマエテゴラン デキルモノナラネ クスクス…… 


ァィ「それじゃあ100秒数えたら探しにいくから。よーい……ドン!」


ソレー ニゲロォ アハハ! サァドコニカクレマショウ クスクス  アハハハハハ!


勇者「いろんな意味で待ってくれーーー!」

メタ狼(しかしこれで合法的に探せると思えば妙案といえるな)

勇者「それで探し切れなかったら僕がヤバいことになるんだけど!」

ァィ「平気だよ。あたし、かくれんぼのコツ知ってるもの」

メタ狼(フム、誰からか聞いたものか?)


―――おいら、宝物探すの得意だからな。うまい隠れ場所とかもよく分かるんだ


ァィ「……べつに」

勇者「100秒経った。いいかい、絶対探し出すんだ!」

ァィ「うん」

勇者「とりあえず島の奥に進めば一匹くらい……」ザッザッ

メタ狼(妖精全体の内の100匹か。これだけならば簡単そうに思えるのだがな)


クスクス


ァィ「鬼を逆に見張るのが一つのコツ。お兄さん、後ろ」

勇者「えっ? ……あっ!」


ッ!?  ガサッ


勇者「そこの茂みか!」

メタ狼(フム、背後をとって見物か。遊戯好きにはありそうな話だ)

勇者「よっしとったぁあーーー!」ギュッ


クッ……マサカツカマルナンテネ アト99 セイゼイガンバレバ スゥゥ……


メタ狼(フム、姿が消えた。なるほど小さく、実態が他にある存在か)

ァィ「まず一匹だね」

勇者「アイちゃん君だけが頼りだ! この調子で頼むよ!」

ァィ「任せて。えっと、次に隠れてそうな場所は……」


妖精の隠れ場所を自由安価

>>129

何だか仲良くなった殺人鬼の家

ァィ「そうだ。木の上とかも探すといいかも」

メタ狼(妖精の小さい体には絶好の隠れ場所かもしれんな)

勇者「じゃあ試しにそこの木でも揺らしてみようか。……セイッ!」ゴッ!


ズシーーーン 



?「でゅわぁああああああ!?」ヒュー ゴトッ



勇者「!?」

メタ狼(フム、随分とでかい妖精が降ってきたものだ)

ァィ「なにあの格好……」

?「あばばばばばばば………」

ァィ「これも妖精なの? あたし信じたくない」

勇者「気持ちは分かる。パンツ一丁に覆面マント。どうみても変態だもの」

メタ狼(フム、しかしコレで2匹目。残りは……)


クスクス オバカサン ソレハワタシタチジャナイ ソウヨ タダノ ヘンタイヨ フフフ


メタ狼(99匹だな)

ァィ「よかった」

勇者「なんだろうこの安心感。体と心が満たされるようだよ」


?「ブクブクブク……」ポトッ


勇者「これは……地図?」

―――?の家


?「いや~助かったべ! おめさんが気絶したオデをば家まで運んでくれたんだな!」

勇者「え、ええまぁ……」

?「オデ、木さ登って果物採ってたらなぁ。急に地震がきてなぁ。落っこちまっただよ!」

勇者「(やば……)はは、それは災難でしたね」

?「おめさんはオデの命の恩人じゃ! なんもねぇ家だが茶飲んでゆっくりしっててけろ!」

勇者「それじゃあお言葉に甘えて……ズズッ」

?「あ、オデは殺人鬼じゃ。気安くさっちゃーんて呼んでええぞ!」

勇者「ぶっふぉぉおおおおおおおおおお!!」

ァィ(……さつじんき?)コソッ

殺人鬼「……てなことがあってなぁ……大変だっただ」

勇者「なるほど。一仕事した後に定期船で国外逃亡ねぇ………」

殺人鬼「だけんども乗ってた船に空から急にでっかい岩が降ってきてな。海の藻屑になっちまっただよ」

勇者「それでそのまま海に……。よく生きてたね」

殺人鬼「本当に死ぬかと思っただよ。それで流れ着いたこの島でずっと暮らしとる」

勇者「そっかー………まじで?」

殺人鬼「オデは嘘は嫌いだべ。ほれ、これが愛用してた自慢の斧だ」キラン

勇者(刃先に黒染み。間違いなくアレです)

殺人鬼「今は木を切るときくらにしか使ってねぇけんどもな!」


メタ狼(フム、しかし何やら既視感のある話だ)

メタ狼(どうする主。歴とした悪人な訳だが)

勇者(少し様子を見る。今は妖精探しに集中しよう)

殺人鬼「しっかしまともに人と話すんのも10年ぶりだべ!」

勇者「10年!? 船が難破したのってそんくらい前なの!?」

殺人鬼「んだ。時効までは隠れてねぇと」

勇者(既に実質島流しの刑だよねこれ)


クスクス


ァィ「この家……狭いけど妖精がたくさん隠れてそう」ヒョコ

殺人鬼「おおう!? 妖精がオデの前に出てくるなて珍しいべ!」

勇者「アイちゃんっていうんだ。この家荒探ししてもいいかな?」

殺人鬼「恩人の頼みは断れねぇべ! 別に死体とか出てこねぇから安心してけろ!」

勇者「そう願うよ……」

ヒドーイ ヤクタダズノサツジンキ エサニモナレナイ ヒトヨケニモナレナイ ソンザイイギサエハタセナイ ナンノヤクニモタチハシナイ 


勇者「随分と大量に捕獲してしまった」

殺人鬼「オデの家にこんなに隠れてたんか。にしても少し酷いだよ」

勇者「全部でひーふーみー……20匹かな。家の中じゃ自由に逃げられなかったみたいだね」

殺人鬼「まさかオデの替えのパンツにまで隠れてるとは思わなかったべ!」


シクシク… ゲンキダシテ ヨゴレチャッタ…… ミズアビスレバヘイキ イカクサイ…… ゴメン ヤッパリスコシハナレテ


ァィ「うわぁ……知らずに隠れちゃったんだね」

メタ狼(フム、同情を禁じ得んな)

勇者「殺人鬼、長くこの島にいるなら知らないかな。妖精が隠れそうなところ」

殺人鬼「良く分からねぇけども、それなら……」


妖精の隠れ場所を自由安価
>>139

花弁の閉じてる(これで咲いた状態)でっかい花の中

殺人鬼「少し離れた所に、でーーっけぇ花があるべ」

勇者「でっけぇ花?」

殺人鬼「んだ。んで、たまにそこから声が聞こえることがあるだよ」

ァィ「それって妖精の声?」

殺人鬼「分かんね。なんせ妖精はオデの前には出てこねぇからなぁ」

勇者「それだけ聞ければ充分だよ。今から行ってみる」

殺人鬼「気ぃつけてな。……ところでものは相談なんだけども」

勇者「……まさか情報料に腕一本とか言わないよね」

殺人鬼「違うべ。おめさんの持ってるその銀の棒とオデの斧。交換してみねぇか?」

メタ狼(フム、主よ。まさかとは思うが)

勇者「す、素敵な申し出なのですが断らせてください……」

メタ狼(俺とあの屑斧が同価値だとでも思ったのかあの男は)

勇者「うんうん。普通の店じゃあメタ狼には値段付けられないと思うよ」

メタ狼(当然だ。しかし本当にいいのか、殺人鬼を野放しとは)

勇者「今はいいんだ。下手に刺激したら存在意義を果たそうとするかもしれない」

ァィ「襲いかかってくるの?」

勇者「……どうだろう。僕の世界の『殺人鬼』なら迷いなく斧を振り上げるだろうね」

ァィ「え?」

勇者「けどこの世界の殺人鬼は……僕にはわからない」

ァィ「……さつじんき。……ねぇ、もしかしてあたし」

勇者「そう、それは覆面マントにパンツ一丁で野を駆け山を越え民家に忍び入りタンスを開けてエッチな下着を」

ァィ「うん。あたしじゃない絶対違う」

勇者「その通りだよ」


勇者(君は殺人鬼なんかじゃない)

勇者「さて、言われて見にきたはいいけど……これって」

メタ狼(フム、膨らんだ蕾に見えるがあれで咲いてる状態だというのか)


ボフッ ボフッ


ァィ「おっきい。お兄さんくらいある」

勇者「変な音もしてるし……これが妖精の声?」

ァィ「よく見ると綺麗なのに。なんかやだな」


ボフッ ボフッ

……


メタ狼(いや、声らしきものは確かに聞こえる。よく耳をすませろ)

勇者「というかメタ狼、武器状態でどうやって見聞きしてるの?」

メタ狼(企業秘密だ)


聞こえてきた声を自由安価
>>144

かくれんぼから、花の濃厚なアロマ浴に蕩かされてる感じの声

イイヨウ キモチイイ ウフフ ア゙ア゙ア゙ア゙ ナンテイイニオイ アハハ ハダガビンカン ヘンナキモチ クスクス トケテシマイソウ


勇者「なんか艶があって……蕩かされてるみたいな声が……」

メタ狼(アイよ、お主は聞かんほうがいいかもしれん)

ァィ「なんで? あたしが聞いちゃダメなの?」

勇者「なんでって、そりゃもちろ……っ!」


ボフッ! ボフッ! ボフッ! ブシュウゥウウウーーーーー!


メタ狼「何事だ!?」

勇者「花だ! 花が何か吹き出し……アイちゃん口を塞げ!」

ァィ「この香り……なに…? ……なんか……へん…だよ」ゾクゾク

メタ狼「閉じた花弁に香りを内包していたようだな。獲物を引き付けるために」

勇者「ただ香りを出すだけなのか? ……それとも」

花弁が閉じた花の概要を自由安価
>>146

10分待ったし

普通に虫での受粉用

クスクス ウルサイ ソトニダレカイルノカシラ? フフフ ユックリサセテヨ~


メタ狼(フム、花弁の中にいる妖精は特に変化がないようだが)

ァィ「ふにゅぅ……らんらろほれ~……ひっく……」


アー イイワー アロマヨクデ リフレッシュ~ イチニチイッカイ アロマヨクー


メタ狼「もしやこれは妖精の湯浴みに該当するのか」

勇者「え」

ァィ「らんらか……ふわふわ……ふわふわ……ふわふわふわふわ……」バタッ

勇者「ちょっ!? アイちゃん!?」

ァィ「くー……zZZ]

メタ狼(どうやら妖精は俺達のことが忘却の彼方らしいな)

勇者「なんて気まぐれなんだ……。まぁでも……」

ァィ「ふわふわが……ふらふら~……zZZ」

勇者「アイちゃんに安らぎをくれたことには感謝かな」

メタ狼(フム、そうだな)


ヤッパリ ココロモ カラダモ リフレッシュガ ヒツヨウナノ~ ウフフフ


メタ狼(妖精は安らぎから怠けになっているが)

勇者「……さっさと捕まえちゃおうか」

ナンカツカマッタミタイ ナニソレ? サァ? ソレヨリモット フフフ ハイシャフッカツセンハ? 


勇者「抵抗すらされなかった。いいのかこれで」

メタ狼(フム、いい加減にも程がある)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

クスクス ヨクアタシヲミツケタネ スゴイ ナニモノ? アナタハヨウセイナノ?


勇者「木の洞は結構ベタな隠れ場所らしいからね」

ァィ「あたし? あなた達が話してくれたら教えてあげる」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

クスクス ワタシヲ ツカマエルナンテスゴイ ニゲアシ ジシン アッタノニ フフフ


勇者「ぜぇぜぇ………さ、さすが……自分から出てきただけはあるよ……」

ァィ「はぁはぁ……」

メタ狼(フム、あらかた捕まえたな。残りは……あと一匹か)


最後の妖精の隠れ場所を自由安価
>>151

島の中央に存在する祠の中

勇者「順調だ。……僕の身が守れそうでよかった……」

メタ狼(案外楽に捕まえてこれたな)

ァィ「妖精ってすぐ飽きちゃうんだね。何匹かお昼寝してたもの」

勇者「見つかりにくい所で、だけどね。アイちゃんの功績はやっぱり大きいよ」

ァィ「でも少しつまらない。あたしだったらもっと……」

メタ狼(フム)

勇者「頼もしいね。それじゃあ最後の一匹を捕まえに行こうか」

ァィ「うん。えっと、次はね……」

勇者「待った。実はもう次に探す所は決まってるんだよね」ペラッ

ァィ「地図?」

―――森羅の国・妖精の祠


ァィ「これ……お家?」

メタ狼(フム、祠のようだが。この大きさならば人間が複数人収まるだろう)

ァィ「妖精はみんなちっちゃかったのに……」

勇者「殺人鬼の地図には二つの建物が記載されていたんだ。片方は殺人鬼の家」

メタ狼(もう片方がこの祠か。島のほぼ中央に位置するとは如何にも、だな)


クスクス


ァィ「あっ、屋根!」

勇者「予想的中。君が100匹目だ」


【妖精種類】:何の妖精か(花、火、水、草など自由に)
【 性別 】:
【 容姿 】:外見や体の特徴など
【 能力 】:有する能力
【 備考 】:性格、口調などその他簡単設定
>>154

【妖精種類】:島自体の妖精
【 性別 】:妖精って基本女型だよね
【 容姿 】:他の妖精より二周りくらい大きく、服は緑系。羽は虹色をしている
【 能力 】:基本の自然属性全ての操作。習得率次第で覚えた属性的な力を使える様になる
【 備考 】:おしとやかで清らかな性格・性質。だが思考に芯はしっかり通っている

勇者「姿を現したってことは、逃げ足のほうに自信があるのかな」

島妖精「私、逃げません」クスッ

ァィ「いいの? 捕まえちゃうよ?」

島妖精「いま、屋根から降ります。手、前に出してください」パタパタ

ァィ「綺麗な羽……それに少し大きい」

勇者「えっと、こうかな?」スッ

島妖精「ありがとう。みんなと遊んでくれて」クスクス

勇者「妖精が僕の手の上に……。どうなってるのこれ」

メタ狼(フム)

島妖精「私、島の妖精です。この島にいる、ではないです」

ァィ「この島にはいないの?」

島妖精「この島が私です。意味、わかりますか?」

勇者「この島自体が君、言うなれば島妖精ってことかな」

島妖精「はい、そう呼んでいいです」

ァィ「なんでわざと掴まるの? 飽きちゃったの?」

島妖精「アイちゃん、一生懸命遊んでくれました。もう、満足です」クスッ

ァィ「なんであたしの名前……」

島妖精「鬼さん、そう呼んでました」

勇者「鬼さんじゃなくて、お兄さんね。今的にどっちでも正しいけど」

島妖精「私、皆の代わりにお話聞きます」

勇者「あの約束ちゃんと承諾してくれてたんだ」

島妖精「はい。なんでも聞いていいです」クスクス

ァィ「いいの? この祠のこととかも?」

島妖精「もちろんです。ここ、神代を祀る祠です」

ァィ「……」

島妖精「……」

ァィ「……それだけ?」

島妖精「そうです」

ァィ「かみしろ、ってなに?」

島妖精「神代は神代、神様の依代です」

ァィ「いじわるしてない?」

島妖精「してないです」クスクス

島妖精「鬼さん、説明してあげてください」

勇者「神の依代……。ごめん、説明してほしいのは僕も同じだ」

島妖精「?」

ァィ「不思議そうな顔してるね」

島妖精「いいえ、鬼さんがとても不思議です」クスクス

メタ狼(主、埒があかん。この際質問攻めだ)

勇者「そうしよう……。島妖精、僕からも色々と聞きたいことがあるんだ」

島妖精「はい、なんでも聞いていいです」クスッ

勇者「手始めにこの島のことから頼むよ」

島妖精「わかりました」クスクス

島妖精「この島では妖精、自由に動けます」

勇者「言われてみれば不思議だ。いつかの花妖精は魔力不足で姿を維持できなかった」

島妖精「妖精、この島の外では生きていけないです」

ァィ「そうなの?」

島妖精「妖精、魔力がご飯です。この島、妖精の為の魔力で溢れています」クスッ

勇者「妖精の唯一の適応地がこの島、ってことかな」

島妖精「でも島の外に出たい妖精、たくさんいます」

勇者「……なるほど。そのための『召喚石』か」

島妖精「そうです。休眠中、ご飯いりません。ご飯貰えれば仮の姿出せます」クスッ

島妖精「そしてこの島、森羅の国は始まりの地です」

ァィ「始まりの地? 何が始まったの?」

島妖精「世界、です。世界で一番最初出来たのがこの島です」クスッ

メタ狼(フム、女導師も言っていたな。太古よりあると)

勇者「……ちなみに『森羅の聖杯』って知ってるかな?」

島妖精「原初の命産み出す伝説の神器。かつて、世界に存在しました」

ァィ「それあたしたち持ってるよ?」

島妖精「嘘、いけないです」クスクス

勇者(始まりの地に原初の命、か)

メタ狼(フム、『森羅』の意味することが分かってきたな」

島妖精「鬼さん、本当に不思議です」クスクス

勇者「そんなに不思議かな。僕って」

島妖精「不思議です。鬼さん、不思議の塊です」

ァィ「お兄さんは知ってないと駄目だったの?」

島妖精「そうです。鬼さんの体、神代です」クスクス

勇者「……え?」

島妖精「神代の体。神様が創り出した体。神様が世界に現界する為の体です」

勇者「神代……神の体……。今の僕の体って……」

メタ狼(フム、確かこの世界において主の為に用意されたものだったな)

ァィ「あたし、全然わからない……」

島妖精「神様でないのに、神代の体。とても不思議で、羨ましいです」クスクス

島妖精「神代は消耗品。神様が神代に宿った瞬間、世界は神代を傷つけます」

勇者「……世界は神を拒絶する」

島妖精「悲しいです。神代は傷つき、神様はその度に新しい神代に移ります」

勇者「傷ついた神代はその後どうなる?」

島妖精「役目を終えて、石になります」クスクス

メタ狼(主、花の国で立ち寄った湖の神殿を覚えているか)

勇者「……ああ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
―――泉の神殿・最深部・源泉


――勇者『ここが源泉……』

――セレ『……あっ、ここにもお姉ちゃんの像がある』

――女神『この像が泉の源泉です。神殿各地にあるのは普通の岩から掘られたレプリカ』

――勇者『じゃあこれは?』

――女神『……そんなことよりも勇者。目的の達成を』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勇者「あれは遥か昔に使い捨てられた神代」

メタ狼(フム、間違いないな)

勇者(そして、僕の部屋にも……)

ァィ「セレちゃんから聞いた。……別の世界を見たって言ってた」

島妖精「知ってるなら話、早いです」クスッ

勇者「……さっき、神代を祀る祠だと言ったよね?」

島妖精「はい。いいました」

勇者「それは……『どっち』だ」

島妖精「なにが、です?」クスクス

勇者「祀られている神代は既に傷つき、石に成り果てたものか。それとも……」

島妖精「鬼さん、不思議なこと聞きます」クスッ

ァィ「もう、妖精さんのほうがずーっと不思議だと思う」

勇者「どうなんだ島妖精」

島妖精「祀られし神代、既に石です」

メタ狼(フム、主よ何を考えている)

勇者「……もしかしたら、そう思ったんだけど……」

島妖精「でも、未使用品です。傷ついて、ないです」クスクス

ァィ「え? でもさっき石になったって……」

島妖精「神様、既に世界に干渉できません。神代、力を持てないだけです」

勇者「……っ!」

島妖精「この世界残された、最後の神代、です」クスッ

勇者「ちょっと待っ……」

島妖精「この神代探して、霧は世界覆いました」

ァィ「霧って……黒い霧のこと!?」

島妖精「そうです。既に国、いくつも滅んでます」

勇者「……花の国に……アルテ帝国」

島妖精「その国。湖の神殿、古代遺跡あります。使い捨てられた神代ありました」

メタ狼(フム、古代遺跡か。確か半神絡みで存在だけは知っていたが……)

島妖精「他の至る国にも使用済み神代、有ります。有るの知らない国も、あります」

ァィ「あたしの……国にも…」

島妖精「でも、違います。霧探すのはこの神代。傷ついていない、神代です」クスッ

メタ狼(なに!?)

ァィ「霧が祠にあるものを探してるって……それ本当!?」

島妖精「間違い、ないです」

勇者「これまで霧……いや、モンスターがこの島を襲ってきたことは!?」

島妖精「ないです。結界が霧を探知、島ごと逃げます」クスクス

ァィ「えっ、島ごと!?」

島妖精「私、島妖精です。できます」クスッ

メタ狼(フム、不可視の結界に移動する島。見つけられぬ訳だ)

島妖精「でも……」



『以下、妖精に代わりましてプチムーンがお送りします』



島妖精「悲しいです。逃げる、ここまでです」

勇者「……そのようだね」

―――船


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………



     『以下、???にかわりまして……『以下、???にかわ『世界に歪な奇跡の影を』


『願いの波動……『世界に歪な奇跡の影を』 『 当方は皆様に歪な奇跡をお届けするモンスター』

                『真の世界の使者がお送りします』
『皆様に歪な奇跡を』
                             『流星に代わりまして……』
      『歪な奇跡を持ちましてお叶えします」



セレ「……そ、空いっぱいに!」

メイド「嫌というほどお月見が出来そうですね~」

船精霊「呑気なこと言ってんじゃねーよ!? 何だよあの大群!?」

女導師「なんて……皮肉」

セレ「……え?」

女導師「闇夜の灯りが一転、陽を遮り影を落としている」スッ……

プチムーン『望み、歪な奇跡を持ちましてお送りします』


ァィ「あのときはよくも……!」

勇者「島妖精、今になって見つけられた理由は?」

島妖精「霧、数多すぎます。結界、来るもの拒めません」

メタ狼(フム、天を覆うほどの数に虱潰しに照らされてはな)


プチムーン『神代、妖精に代わりましてプチムーンが貰い受けます』ビュン



島妖精「私、許可できないです」クスッ


島妖精 行動自由安価
>>171

>>1がさせたい事

島妖精「この島、私です。すきにさせないです。――uir――tine――」


ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオ―――


プチムーン「目的、主にかわりましてプチムーンが遂げガガガ%@’+)%#!?」


ァィ「熱っ……!」

勇者「地面から火柱!?」

島妖精「この島、私です。島の自然の理、私の理です。――uisce――」


ザァアアアアアアアアアアアアアアア――――


プチムーン「ガガガガガガ”#%”%”’!」


勇者「今度は滝のように水が!? ……妖精の力か!」

島妖精「去ってください。――gaoith――」


プチムーン「いびいび歪き奇跡――――………」

勇者「突風でプチムーンを遥か遠くに……君の力、だよね?」

ァィ「いろんな魔法使えるんだ……」

島妖精「少し、違う力です。それより……」


『願いの波動……『世界に歪な奇跡の影を』 『 当方は皆様に歪な奇跡をお届けするモンスター』

                『真の世界の使者がお送りします』
『皆様に歪な奇跡を』
                    『流星に代わりまして……』


島妖精「このままでは森羅、滅びます」

ァィ「そんな……さっきみたいに戦えば!」

島妖精「戦闘までの魔力、賄えません。精製追いつかないです」

メタ狼(フム、契約者のいない妖精の限界か)

勇者「……こうなったら僕が」



島妖精「なので、最終手段使います」クスクス

―――船

女導師「破ッ!」ゴォッ!


プチムーン『当方は歪な奇s……』ゴトッ 


メイド「拳で粉砕とは恐れ入ります~」

女導師「肉体の力に上乗せしてこそ『気』の本領発揮というものですから」

セレ「……で、でもまだ……たくさんいる……」


プチムーン『当方は皆様に歪な奇跡をお届けするモンスター、プチムーン』

プチムーン『願い、歪な奇跡をもちましてお叶えします』


女導師「それでも全体からいえば極僅か。泣きごとは言えません」ヌギヌギ

メイド「えっと~? 何故いきなり服を~?」

女導師「勇者君が戻るまで、船は何としてでも死守しなければなりません」パサッ

セレ「……せ、せんせい?」

女導師「これより師匠は―――破滅を纏いて修羅となる」

勇者「――君の考えは分かったよ。まさしく最後の手段だ」

島妖精「はい。とっておきです」クスクス

ァィ「でもそれって、あたし達も早く島の外に出ないと危ないんじゃない?」

島妖精「そうです。鬼さん達、逃げた方いいです」

勇者「最後に確認するけど、妖精達はそれで本当に大丈夫なんだよね?」

島妖精「……」クスッ

勇者「どうなんだ」

島妖精「鬼さん、本当の本当に不思議です。安心しました」クスクス

勇者「もう不思議でもなんでもいいさ。置いて逃げるような真似をしたくない」

島妖精「アイちゃん、森羅の聖杯。あれ、実は嘘ではないですか?」

ァィ「え? うん。あたしとめたろーが……」

島妖精「本当の本当に、持ってるですか?」

ァィ「本当の本当だよ。ね、めたろー」

メタ狼「フム、その通りだ。主、見せてやるといい」

勇者「ちょっ!? いきなり普通に喋っちゃ!」

メタ狼「心配せずとも既に気付かれている」

島妖精「はい。わたし、最初から気付いてました」クスッ

勇者「えー……」

メタ狼「もっとも今は石化しているがな。本物と言い張るには無理があるか」

島妖精「これ、本物です。……わかります」

島妖精「鬼さん、祠にある神代、欲しいですか?」

ァィ「え!? もらってもいいの!?」

勇者「正直なところ是非欲しい。けどなんで急に……」

島妖精「必然、です。聖杯、祠に向けて構えてください」クスッ

メタ狼「主、くれるというのだ。もらっておけ」

勇者「……分かった。けどなんで聖杯を? 今は石化して何の力も……っ!?」



キィィィィイイイイイイイインン――――


ァィ「祠が光って……!?」


島妖精「神代、鬼さんに預けます。――Danu――」


キィィィ………―――




勇者「光が……聖杯に吸い込まれた……?」

勇者「これはいったい……」

島妖精「神代、聖杯の中です」クスッ

ァィ「それって……さっきの光が神代ってこと?」

島妖精「そうです。それより鬼さん、時間、無いですよ?」




プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』



メタ狼『フム、この数。まともに相手にできんな』

島妖精「敵の狙い、神代です。鬼さん、逃げ切れますか?」

勇者「――ああ。こう見えても、逃げるのは得意なんだ」


島妖精「それではサヨナラ、ですね」クスクス

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』

勇者「道を開けろ! おおーーーーりゃああああああああ!!」ブゥン!

プチムーン『ガガガガ’W%%Q6!?』ゴトッ

ァィ「すごい。めたろーが変身したヌンチャクが……」

勇者「ぜぇっ……ぜぇっ ヌンチャクって両手で振り回すもんじゃないんだけどね」

メタ狼『フム、重さと遠心力によるパワーもなかなか侮れんな』

勇者「急ぐぞ! 島妖精がアレを発動させたら僕達も危ない!」

ァィ「うん。早く帰らないとセレちゃん達も………あ」


殺人鬼「……」


メタ狼「殺人鬼か。そういえば奴がいたな」

勇者「ちょうどいい、お前も島を脱出しろ! ここはもう危険だ!」


殺人鬼は……
1、いきなり襲いかかってきた!
2、どうやら気絶しているようだ
3、自由安価
>>184

3
この島に居た事で目覚めた暖かき心を持ってして、島妖精と強制契約し、その存在は森羅守(しんらもり)へと昇華され

見た目も、神と見紛うかの如く絶世の金髪美形で、逞しく、誰であろうともつい見惚れてしまう様な美丈夫となった
武器や防具は、神秘の力が心の求めるままに形を持ち、常に淡く神々しい光を発する。その輝きは、神秘の力の込め具合で増減する

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』

プチムーン『神代、妖精にかわりましてプチムーンが貰い受けます』


メタ狼『フム、息をつく暇もないとはこのことだ」』

勇者「次から次へと……さぁ早く逃げ……!?」


殺人鬼「……」ザッザッ……


ァィ「そっちじゃない!」

勇者「殺人鬼! 島の奥じゃない、外に逃げろ!」


殺人鬼「……」ズンッ


勇者「……斧? ……お前、まさか!」


殺人鬼「早く島から出るといいべ。走んねぇと間に合わねぇだよ」ダッ

殺人鬼「オデが相手だぁーーーーー! ふんぬわーーーーーっ!」ブンッ カッ!

プチムーン『警告 警告 警告』ドクン

殺人鬼「……なっ!? お、オデの斧が通らねぇ!? ま、まとわりつくんでねぇ!」ググッ

プチムーン『警告 警告 警告』ドクン

殺人鬼「う、うるせぇべ! 今まで平和な島だったのによぉ! この島はなぁ! この島はなぁ!」

プチムーン『障害、歪な奇跡にかわりまして安らかなる死をお送りします』ドクン 


勇者「っ! 殺人鬼!」

ァィ「へ、変身魔法!」ポゥ

メタ狼『待て! もう間に合わん!』


ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドク……――――カッ!


殺人鬼「こんなオデを受入れてく……――――」


――――――……
――――……
――……

――――――
――――
――


メタ狼『主、アイ! 無事か!』

アイ「……うっ」

勇者「な、なんとか……何が起きた」

メタ狼『自爆だ』

アイ「じ、自爆?」

メタ狼『歪な奇跡、そして死。いらんものばかりを押しつけてくる』

勇者「……くそっ」

アイ『ねぇ……自爆って……殺人鬼……死んだの?』

勇者「……急ごう。次の瞬間にも空の敵が一斉に降りてくるかもしれない」

メタ狼「アイ、殺人鬼は言っていた筈だ。走れ、とな」

アイ「……」コクッ


島精霊「契約、間一髪です」クスッ


?「――」

島精霊「殺人鬼、血潮染まる名。もう、いならないです」

?「……お」

島精霊「心、感じました。力、与えます。森羅守る力です」

?「よう……せい……?」

島妖精「普通、逆です。貸し、一つです」クスクス

?「……いきてる……み、みず……かわ………」


――――
―――


?「ーーーーーー!?」



島妖精「時間、稼ぐです。『森羅森』」クスクス

メタ狼「フム、妙だな。プチムーンの襲撃が止んでいる」

勇者「僕たちを見失ってるのかもしれない。この隙に船へ、ここを抜ければすぐだ」

アイ「はぁっはぁっ……!?」


?『破ッ!』


プチムーン『!#”$”$&UJ%M%(hahtr――――――?!』ヒューーー


アイ「何か飛んできた!?」

勇者「プチムーン! 襲撃さいか……い……いや、これ…」

プチムーン「ガガガガ………―――」プスプス…


メタ狼「フム、地に墜ちたぞ。どういうことだこれは」

勇者「上からじゃない。地面と平行する形であっちから……あ」


メイド『メタ様ご無事でひゃぁ~~?』

セレ『……ん!』ポゥ


アイ「船にプチムーンが……セレちゃんが戦って……は、早く行かなきゃ!」

勇者「じゃあこの堕ちたプチムーンは………ふぶふぉっ! し、師匠!?」


女導師『――ッセイ!――破ッ!』ドゴォ!


メタ狼「フム、あの数のプチムーンに引けをとらぬとは。驚きだな」

勇者「むしろ格好に驚くんだけど! ほぼ全裸に見えるんだけど!」

プチムーン『願い、歪な奇跡をもちましてお叶えし……ハガガ&%Q%U2!?』プスプス


女導師「歪な奇跡、黒い霧。集いし闇の滴。―――この師匠が手を出すとでも?」

メイド「さすが伊達に脱いでいないですね~」

女導師「……この着衣は私の趣味ではありません。一応人並み以上の羞恥心は持ち合わせています」

メイド「『限りなく紐』ですからね~。巻いたようにしか見えません~」ジー

女導師「……あ、あまりジロジロ見ないでいただけますか」

メイド「でも一番気になるノは肝心な部分にかいが~……」モゴモゴ

女導師「後生ですからそれ以降は口に出さないでください!」

セレ「……せ、先生。……ア、アイちゃん達が戻って……」

女導師「し、師匠は一時船内に退避します! それではっ」

セレ「……な、なんであんな格好してたのかな?」

メイド「はて~? おっぱいが大きいからではないでしょうか~」

セレ「……あ、アイちゃん。……わ、わたし怪我してないから」

アイ「本当に本当? 嘘ついてない?」

セレ「……う、うん……あれ? わたしが心配するほうなんじゃ……」

勇者「皆無事のようで安心したよ。師匠の姿が見えないけど……」

メイド「お帰りなさいませ~。導師さんは船内で補給中です~」

メタ狼「フム、あれほどの戦闘だ無理もない」

勇者(きっと別の理由なんだろうね……)

メイド「何があったノですか~? プチムーンの殆どが島に降りてますが~」

勇者「そうだ急がないと。船精霊に島から出来るだけ離れるよう伝えてほしい」

メイド「あ~あ~。 聞こえましたか2号機~」


船精霊『―――お、おう! みみ、見習い! き、気絶してねーで早く起きろぉ!』プツン


勇者「……もう、そろそろか」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


セレ「……な、なんか変な音が……それに揺れて……じ、地震?」

勇者「島精霊の最後の手段だ」

メイド「何ノ話ですか~?」

勇者「詳しい事は後だ。要約して話すと……」

メタ狼「このままでは森羅は滅ぶ。各国の消滅にはプチムーンが直接関わっていた」

セレ「……ほ、滅ぶって……それじゃあアルテや人間の国も……」

アイ「あいつの仕業。……もう絶対許さない」

勇者「厄介な能力の上に数知らずだ。だから島妖精は……」

―――島・祠


島妖精「森羅、目に見えぬ国土。神代、見失うの無理ないです」クスクス

プチムーン『警告、警告、警告』

島妖精「木に林檎。川に蜂蜜酒。食べても尽きないお肉」

プチムーン『警告、警告、警告』

島妖精「そして湖の底に黄金。船乗り言います。楽園、宝島、理想郷」

島妖精「10年住んだ感想、聞いていいですか? 『森羅森』」

森羅森『……』

島妖精「森羅、滅びません。この国、始まり続けます」クスッ

プチムーン『障害、歪な奇跡にかわりまして安らかなる死をお送りします」ピカッ


森羅森『……』ダッ!


森羅森行動自由安価
>>203

光になれえええええぇぇぇっ!!!

島妖精「神秘、発動承認です。――Tir na nOg――」クスッ

森羅守「……」ポゥ


プチムーン『各個体、当方にかわりまして障害の排除をお送りせよ』

プチムーン『承認、これより安らかな死をお送り――――ガガガガ$hj’)>e’<1?』プスプス


森羅守「……」ブンッ

島妖精「黄金の燐光放つ大戦斧。森羅守、そればかりです」クスッ


プチムーン『警報発令、障害排除を最優先にお送りせよ』

プチムーン『承認、奇跡に代わりまして安らかな死をお送りします』ドクン

プチムーン『承認、奇跡に代わりまして安らかな死をお送りします』ドクン

プチムーン『承認、奇跡に代わりまして安らかな死をお送りします』ドクン


ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン

島妖精「爆発、させないです。魔力核、摘出します」クスッ

森羅守「……」ブゥン

島妖精「天空、放たれた大戦斧。それは月光遮る雨雲」


ザシュ! ザシュ! ザシュ! ザシュザシュザシュザシュ――――――!


プチムーン『ガガ”TUあhjら)bfggUK’――――!?』

プチムーン『ガガ’うい)!フ#ハj#<’――――!?』

プチムーン『ざqwsxcでt$(Pじゃ4ゅき――――!?』


島妖精「斧槍、雨の如く。核、湿り撃ち抜き取り除く。爆発できません」

森羅守「……」ポゥ


キィィイイイン―――――――――


島妖精「偽光、神秘の光の前に滅びます」クスクス

プチムーン『と、当方はいび歪なっきき奇跡kirehdががが』


森羅守「……!」ダッ

島妖精「森羅、奇跡には頼りません」クスッ



森羅守『……っ!』ガキンッ!


プチムーン『ガガガき喫奇跡絵tのおおお送りてしし―――――』



森羅守「光になれえええええええええええぇぇぇーーーーっ!!」



――――――――――

――――――

―――

メイド「見てください~。島から光が登っています~」

メタ狼「フム、島の中央付近……祠の辺りか。どう思う」

勇者「分からない。けどプチムーンの歪な奇跡の光とは違うものだ」

アイ「それじゃあ……島妖精なのかな……」

勇者(島の揺れも激しくなってる。島妖精、本当に大丈夫なのか……)

メイド「それにしても~」

セレ「……ど、どうしたの?」

メイド「なぜか対抗意識が湧くノは気ノせいでしょうか~」

島妖精「祠周りの月、沈みました。光子となって」クスッ

森羅守「……」

島妖精「でも全体のほんの一部、です。危機、去ってないです」

森羅守「……」

島妖精「島にいる妖精、すべて神代無き祠に避難しました」クスクス

森羅守「……」

島妖精「あとは最後の手段、使うだけです。……森羅守?」

森羅守「……」

島妖精「……無視、よくないです」



森羅守は

1、殺人鬼の頃と変わらぬ性格・口調 
2、性格・口調が改変。内容を自由安価
>>216

まるで闇の魔法使いのよう...

森羅守「……て……くれ……ね……」

島妖精「森羅守、やっと喋りました」クスッ

森羅守「『やってくれたね。妖精風情が』」

島妖精「はい? 今なん……っあ!?」

森羅守「『ようやく使うに値する神代を見つけ出したのに』」ググッ

島妖精「い……いた、いです……! し、森羅守……離してくだ……あっ!」

森羅守「『随分と弱ってるみたいだね。急ごしらえの契約なんてするからさ』」

島妖精「し、森羅守……違う、あなた……っぐ……だれ……」

森羅守「『初めまして。僕は魔法使い。闇がつく……ね!』」クグッ

島妖精「かはっ!?」

森羅守「『大した力と体だ。精神干渉も容易じゃなかったよ』」

島妖精「や、闇の…ぐっ…魔法使い……あなたがっ……!」

森羅守「『おや。さすがに10年経つ世界ともなると僕の名も知れ渡るのか』」

島妖精「はぁはぁっ…………知らない、者は……うあっ!?』」

森羅守「『不愉快の一言だよ。僕を知った気でいる奴が溢れ返る世界なんてね』」ギュッ

島妖精「ぐぅっ………くっ……!」

森羅守「『僕を知るのは彼だけでいい。彼でしかありえない』」ポゥ

島妖精「……斧っ!? わ、わた…し……の力……うっ!」

森羅守「『消えろ』」スッ


島妖精「っあ……いや、です…! ―――seala―――」


――――――――――
―――――――
――――……
――…

―――船


セレ「……え」

メタ狼「フム」

メイド「なんということでしょう~。ゴゴゴと揺れてピカッと光って今度はパァっと~」

セレ「……き、消えちゃった……島が……」

アイ「島妖精の言ったこと、本当だったんだ」

セレ「……し、島から離れたから結界の外に出たのかな?」

アイ「違うよ。島は本当に消えたの」

メイド「プチムーンに消滅させられたのでしょうか~? それにしてはプチムーンも慌てているように見えますが~」

アイ「それも違う。島妖精がしたことだから」

メタ狼「普段は国外に出る為の手段でしかない。しかし緊急時には種の存続の役割を果たす」


勇者「妖精特有の自らを封じる『召喚石』。それが島妖精の切り札だ」

―――――
―――
――

勇者「島を丸ごと召喚石に封印する!? ……そっかこの島って」

島妖精『この島、私の本体です。 動かすことができても、遅いです』

メタ狼『フム、馬鹿でかい本体を逃がすには骨がいる。ゆえに召喚石か』

島妖精『そうです。召喚石、石じゃなくてもいいですけど。袋に入れるサイズ、なれます』クスッ

勇者『……確かに今よりは敵の目から逃れやすいかもしれない』

アイ『それってこの島がここから無くなるってこと?』

島妖精『そうです。島、召喚石に封印します』

アイ『なら他の妖精達が危ないじゃない。だって……』

メタ狼『島が消えれば、その他大勢の妖精は海に放り出されることになるぞ』

島妖精『大丈夫です。妖精、圧縮して同じ召喚石に封印されます』クスクス

勇者『圧縮って……大丈夫なのそれ』

島妖精『ですが問題、あります。召喚石封じられた後、動けないです』

メタ狼『フム、その召喚石は回収する必要があるわけか』

島妖精『お願い、できますか?』クスッ

勇者『もちろんだ。プチムーンの手に渡ればそれこそ終わりだ』

アイ「あたしも、あいつの思い通りになるのは嫌」

島妖精『お礼、いいます』クスッ




―――――
―――
――

メイド「最終手段とはそういうことなノでしたか~」

勇者「島は召喚石に封印された。奴らの手に渡るまえに回収する」

セレ「……ど、どうやって?」

メイド「そもそもその召喚石とは今どこにあるノですか~?」

勇者「え、それはもちろん…………あれ」

アイ「そういえば島妖精は何も言ってなかったね」

メタ狼「フム、仮に同じ位置に召喚石が現れるとすればどうだ」

セレ「……そ、それって……いまごろ海に沈んじゃってるんじゃ……」チラッ

勇者「」ダラダラダラ

セレ「……ね、ねぇ……お兄ちゃ」


森羅守「『もしかしてこれを探しているのかな。勇者』」ポゥッ


ヒュン!


セレ「……えっ!?」


ガキンッ!


勇者「はっ……!」

セレ「………あ、あれ?」

森羅守「『お見事。よく斧槍の弾丸を弾いたね、さすがは勇者』」

勇者「おまえ、何者だ。なぜセレちゃんを襲った」ギュッ

セレ「……え……えっ!?」

森羅守「『理由は特にないけれど。あえて言えば前に仕留めそこなったからかな』」

メタ狼「フム、何事だ。 ……貴様」

アイ「な、なに!? あいつ誰!? セレちゃんに何しようとしたの!?」

メイド「私の直ぐ真横に刺さっている斧と何か関係があるもノと見ました~」ブルブル

森羅守「『勇者。元気そうで何よりだよ。地下要塞では随分とダメージを受けてたからね』」

勇者「……魔法使いか」ギリッ

森羅守「『ああ。友達さ』」

アイ「魔法使い!?」ピクッ

セレ「……あ、あの人が魔法使い……は、花の国で見たのと違うみたいな……」

メタ狼「フム、他人の精神を侵し傀儡とする奴御得意の魔法だろう」

森羅守「『君はメタルウルフだね。親近感が湧くよ。かつての僕よりよく喋る』」

メタ狼「同列には程遠い。貴様のような下種とはな」

森羅守「『褒め言葉として受け取るよ。時の彼方まで彼に尽くすその忠義に敬意を表して』」

勇者「……僕達が時渡りしてきたことはお見通しか」

森羅守「『当たり前さ。僕は君の魂を追ってこの世界に干渉しているんだから』」

メイド「『国ノ仇……!」

アイ「……」ポゥ

メタ狼「メイド、アイ。迂闊に動くな。奴に隙などない」

森羅守「『時を越えたって無駄だ。僕は君を見失わない』」

勇者「時を越えた先にまで、意識を飛ばせるのか』」

森羅守「『感謝するよ勇者。君がここいるお陰で、本来10年待つ筈の物を見つけ出した』」

勇者「……神代! おまえ、その10年の内にどれだけの国が!」

森羅守「『関係ない。勇者、神代を渡してくれ」

勇者「断る!」

森羅守「『なら代わりに、この召還石と交換するというのはどうだい?』スッ

アイ「えっ!?」

メタ狼「召還石だと。まさかそれは」

森羅守「『大人しく交換するか、それともお互い奪い合うか。君が決めてくれて構わないよ、勇者』

勇者「なんでお前がそれを……!」


1、神代と召還石を交換する
2、神代と召還石を賭けて戦う
>>228

このレスの秒数が奇数なら1、偶数なら2

アイ「嘘っ! あんたが石を持ってるわけない!」

勇者(……その可能性はある。神代欲しさに偽物を……いや)

森羅守「『誰かと思えば……友達を犠牲に檻から逃げた女の子か。覚えているよ』」

森羅守「『まさかあの後、寝食を共にした友達を氷漬けにして殺して見せるなんてね』」

アイ「うるさい……! あんたが……あんたのせいで……!」ジワッ

森羅守「『手を下したのは僕でなく君じゃないか。そうだろ、友達殺しちゃん?』」

アイ「っ!」

セレ「……ち、ちがう……アイちゃんは……!」

森羅守「『やれやれ。さて勇者、君は知っているよね。僕は君に嘘をつかない』」

勇者「……」

森羅守「『これは紛れもない。森羅の召喚石だ』」


メイド「メタ様~、我慢の限界です~!」

メタ狼(最悪の事態か。こうなっては島妖精の策は裏目だ)

森羅守「『君が望めば与えよう。こんな物、僕には必要ない』」ポゥ

勇者「……必要はなくても有用ではあるはずだ。下手に傷をつけるな」

森羅守「『そう、交換材料にはなるね。君がこれを欲する限り』」

勇者「交換には応じる。神代はこの聖杯の中だ」


メイド(メタ様。これではあノ下郎ノ思い通りです~)

メタ狼(止むを得ん。実質、人質を取られているようなものだ)


森羅守「『それじゃあ手渡しといこうか。互いに互いの望む物を同時に受け取ろう』」

勇者「先に渡せ、とは言わないのか」

森羅守「『僕は君の上でもなく、下でもないつもりだよ』」スッ

勇者「……」スッ

メタ狼(神代はともかく召喚石は死守する。それが主の決断。……あとは)


森羅守「『確かに受けとったよ勇者。聖杯には確かに神代が内包されている』」


メタ狼(人質という縛りが消えた今、どう行動するかだ)

メイド(私はいつでもOKです~)

アイ「あたしはっ……」


勇者「……」


1、魔法使いに剣を向ける
2、魔法使いに語りかける(内容追記)
3、自由安価
>>234

3
召喚石を仲間に渡してから、2で気に食わないから八つ当たりさせろ(要約)と1

勇者「メタ狼、預かっててくれ。たぶん本物だ」

メタ狼「フム、これが召喚石か。まるで宝石だな」

セレ「……き、きれい。……み、緑色に輝いて……」

勇者「頼んだよ。……聖なる釘よ!」


 【聖なる釘は聖剣へと姿を変えた!】


森羅守「『夢に巣食いし悪魔の一欠片、風を断つ夢幻の聖剣か。……困ったなぁ、君と争うつもりはないのに』」

勇者「……」スッ

森羅守「『けど君の意志を尊重しここに問おう。僕に向けるその刃、それに何を映す』」

勇者「気に食わない。これはただの―――八つ当たりだ」ダッ

森羅守「『……ははっ!』」

キィイイイイイン!


森羅守「『嬉しいよ勇者』」グググッ

勇者(……! 渾身の一撃を簡単に受けきるかっ!)ググッ

森羅守「『そう、君は君であるべきだ。『勇者』なんてものに染まる必要は無い!』ポゥ

勇者「っな……姿が!?」ダッ

魔法使い「少しばかりなら付き合おう。これも友達と過ごす時間に変わりない」


セレ「……あ、あれって」

メタ狼「フム、神殿で見た容姿だな。演出のつもりか」


魔法使い「なかなか都合のいい体だよ。それと……」パチン

プチムーン『当方、主にかわりまして対象以外の排除をお送りします』

プチムーン『当方、主にかわりまして対象以外の排除をお送りします』

プチムーン『当方、主にかわりまして対象以外の排除をお送りします』

メイド「また湧いて出てきましたね~。宿敵がそこにいるというノに~」

セレ「……こ、こんなに」

メタ狼「フム、奴め戦いに参加させんつもりか」

アイ「……じゃまっ……あいつ……ぜったい……あたしは……!」


魔法使い「君との時間に水を差されたくないからね。―――さぁ、楽しもうか」

勇者「お前との戦いを楽しむつもりはないっ!」ダッ


勇者行動

1、さらに正面より斬りかかる
2、瞬間移動で背後へ
3、気弾掃射
4、自由安価
>>238

4未来の暴君となった半神を召喚してしまう

長らく放置してすまん
安価スレにあるまじき執筆の遅さに自己嫌悪
保守には感謝してもしきれない

魔法使い「それは残念。なら簡単に接近させるわけにはいかない」パチッ

勇者「また投斧か! こんなものっ!」キィン!キィン!

魔法使い「お見事。けど真正面だけに気をとられすぎだ」

勇者「な……上か!」タッ


ザクッ!


勇者(…っ! 左腕に掠ったか! それより体制が…!)

魔法使い「崩れたね。早く立て直したほうがいい。でないと」パチッ

勇者「しまっ……」

魔法使い「全方位から襲う槍斧を全身に浴びることになる」


ヒュン! ヒュン! ヒュン! ヒュン! ヒュン!


勇者(避け切れない……! やられ……)



???「10年、か」ポゥ


ゴォオオオオオオオオオオオオ――――!!!!


???「ようやく姿を現したな。待ち侘びたぞ」

勇者「なっ!? ……黒い……炎……お前は……!?」

魔法使い「へぇ。妖精の力を具現した武器を燃やしつくされたか」

???「我を覚えているか? 魔法使い」

魔法使い「お呼びじゃないんだけどね。邪魔をしに来たのかい、半神様?」

半神「なに。我もそこの男同様、憂さ晴らしに来ただけだ」

勇者「半神? おまえ……アルテの……半神君、なのか?」

半神「貴様は神を見間違うのか。あまり我を失望させてくれるなよ」


勇者「その姿……成長、したのか。少年の姿だった君が」

プチムーン『当方、主に代わりまして歪な奇跡をお送りします』

プチムーン『当方、主に代わりまして歪な奇跡をお送りします』


セレ「……風よ、お願い!」ポゥ


ザシュ! ザシュ!


プチムーン『ガガガッ……主に代わりまして歪な奇跡をお送りします』

プチムーン『ガガg方、主に代わりまして歪な奇跡をお送りします』

セレ「……あ、あまり効かない」

メタ狼「セレ、1体に集中しろ。奴を一度に仕留めきるのは無理がある」

メイド「ですね~。ドリルも半分掘った所で勢いを止められてしまいますし~」ウィィィィン!

プチムーン『ガガガUUM%O歪な奇跡をお送りしガガガ$”#!?』

メイド「ドリルからロケットパンチの連続攻撃でやっと一体ですね~」

セレ「……す、すごい。……あ、アイちゃん一緒に……え!?」


アイ「……なきゃ……あいつを! 変身魔法!」ポゥ

セレ「……お、大人のアイちゃん……」

アイ「邪魔! 凍れ!」ポゥ

プチムーン『…………!?』

プチムーン『…………!?』

プチムーン『…………!?』

メイド「プチムーンが一度に氷漬けに~!?」

メタ狼「プチムーンの包囲網に穴を! この魔法は……!」


アイ「魔法使い!」ダッ


セレ「……あ、ま、待ってアイちゃん!」

メイド「魔法使いに挑む気ですか~!? ずるいです私も~……」

プチムーン『当方、主にかわりまして歪な奇跡をお送りします』

メタ狼「くっ、立て直されたか! アイ、戻れ!」


アイ(あたしが……てやる……! そうすればもう……!)タタッ

半神「勇者、貴様は我のこの姿に異論を唱えるか」

勇者「……姿だけじゃない。何もかもが……違いすぎる」

半神「無礼にも程があるな。地べたに頭を擦るなら今のうちだぞ?」

勇者「この10年の間にいったいなにが……」

魔法使い「とんだ邪魔者だよ。興がそがれ……っ!?」ピキピキッ


アイ「ぜんぶ凍らせてやる!! エターナルフォース……!」ポゥ


勇者「アイちゃん!? いけない逃げろ!」

魔法使い「両足が凍らされるとは参ったね。―――お返しだ」スッ

勇者「くそっ! 止めろ魔法使い!」ダッ

半神「……」

半神行動
1、魔法使いに攻撃
2、勇者に攻撃
3、アイに攻撃
4、全員に攻撃
5、自由安価
>>248

2+3
狂王の影を示唆しつつ...

半神「この不届き者どもが」ポゥ


アイ「ブリザー……えっ? きゃっ!」

勇者「なに!? 魔法使い……じゃない!? 半神く……熱っ……くっそ!」ダッ


魔法使い「……?」


ゴォォオオオオオオオオオオオオオ――――――!!


アイ「そんな……あたしの……氷……全部……溶かされっ!? いやあああああぁぁぁ!!!!!」

勇者「なぜ僕たちに! アイちゃん!」ギュッ


半神「そのまま黒焔の糧になるか」


勇者(なってたまるか! 本当に半神なのかあいつは!)

勇者行動
1、海に飛び込む
2、アイと共に氷龍召喚
3、自由安価
>>250


大人半神を信じて向き合う。何かのために決死の覚悟で自分の思いをかかげて、説得を開始

勇者「おまえが本当に半神なら………! 十年の間に……ぐっ……何があった!」


半神「命乞いの一つでも吐くのかと思えば……何があったのか、だと?」


勇者「アルテの……滅亡……!」


半神「……」


勇者「……おまえはアルテの……くっ……守護神だった筈だ。……精霊はっ……! 精霊騎士団の皆はどうしたっ!」

アイ「……うっ」

勇者「正気を失っているのか!? お前は……! 何を見てきた……! 何があったんだ……!!」


半神「……」


勇者「答えろ、半神! 僕はまだ死ねない! だからって今のお前もほっとけないんだ!」



半神「>>252

ほっとけない、だと?何を言い出すかと思えば...くだらない。本当にくだらない。
貴様が何かを為し遂げたことなどあるのか?

半神「ほっとけない、だと? 何を言い出すかと思えば……くだらない」ポゥ


勇者「ぐっ……! あああっ……!」


半神「本当にくだらない。貴様が何かを為し遂げたことなどあるのか?」


勇者「……っ!! ……ぼ、僕はっ……!」グッ

アイ「……っ」


半神「女から手を放すがいい。黒焔は女を糧にし燃え盛る。なれば憂い無く魔法使いを相手に出来よう」


魔法使い「戦いに水を差す者、差される者は死ねってことか。仮にも神様なのに随分と無茶苦茶だね」


半神「所詮貴様は世界はおろか、愛した女の一人でさえも護れなかった男だ。問題あるまい」



勇者「……ぼ、僕は……たとえ……何を言われようと……!」

アイ「……うっ……あれ……あたし……?」

半神「さぁどうした。今更何を守れずとも、成し遂げられぬ一つになるに過ぎぬ」


勇者「……もう……決めたんだ……!!」グッ

アイ「……!? 熱く……ない……」


魔法使い「せっかくだ。さっさと手を放しちゃいなよ。邪魔者が消えるのは悪くない」


勇者「……もう誰一人……仲間を……おまえも………失わない! そして愛する人も………!」

アイ「熱く……ない……力……湧いて……」


――――勇者


勇者「今度こそ……守るために取り戻すって……そう……決めたんだ!」

アイ「っ……!」


勇者・アイの行動自由安価

>>255

半神にこれ以上失望させない覚悟で半神に自分の覚悟を見届けさせ、お互いを守り合いながら、魔法使いを攻撃。

勇者「凍てつく力よ、凍土に眠る龍となせ!」

アイ「氷龍召喚!」ポゥ


シャアアアアアアア――――――――!


半神「黒焔を呑み消したか。大したものだ、神の焔と相打つとはな」


勇者「見ていろ半神、この誓いは成し遂げる。成し遂げ続けて見せる!」

アイ「あんなことして許さない! けどもっと許せないのは……!」キッ


魔法使い「結局、僕は勇者との時間を過ごせない。嫌になるよ本当」


勇者「アイちゃん。お互いあいつに因縁がある身だ。また協力してくれるかい?」

アイ「いいよ。あいつを……殺せるなら」ポゥ

半神「我を目前にして勝手に事を進める愚者共が。等しく罰を与えたいところだが……」

女導師「その罰、いずれ師匠が謹んでお受け致しましょう。既に幾重の罪を背負った身です」

半神「なに、貴様にはむしろ褒美をくれてやりたいところだ。我の背後をこうも簡単にとるとはな」

女導師「それでは何卒この戦い、傍観に徹するようお願いします」スッ

半神「くくっ……心地の良い殺気だ」

女導師「プチムーンとの戦いの最中に貴方様の気配を感じ、もしやとは思いましたが……残念です」

半神「そう言うな。半分は人間なのだ。それでも神であることにも変わりはないがな」

女導師「半神様には感謝しております。しかし師匠は……」

半神「神殺しの罪すら背負う覚悟か。よかろう、聞き届けてやる」

女導師「ありがとうございます」

半神「さて。退屈させてくれるなよ、勇者」

女導師(……勇者君、どうか早めの決着を)

魔法使い「君も懲りないね。力の差が分からないのかい?」パチン


ヒュン! ヒュン! ヒュン!


アイ「うるさい! 氷結……模倣……変身……! いけっ!」ポゥ


ヒュン! ヒュン! ヒュン!


魔法使い「へぇ。氷でこっちの武器を真似るなんて器用じゃ……って危な!」キィン

勇者「ようやく近づけたな、魔法使い!」ググッ

魔法使い「酷いなまったく。剣は本職じゃないってのにさ」

勇者「職に拘るなよ。お前が言ったことだろ?」

魔法使い「あはは。それもそうだ。一本取られたよ」

勇者「動きは封じた! アイちゃん!」

アイ「……!」


アイの魔法使いへの攻撃。自由安価
>>259

魔法使いの体中の全水分を凍結させてダメージを与える

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