梓 「…これ…って…」(806)
夏休み…。
梓は忘れ物を取りに一人部室へと入って、ソレを見つけた。
梓「これって…アレ…だよね…?」
いつも皆がお茶を飲む時に使っているテーブルの上。
そこに、その小さな器具が無造作に置かれていたのだ。
梓「…ローター…って言うんだよ…ね?」
別に純情ぶる理由は無い。
知識として名称や形状、そして使用方法は知っているが、こうして実際に目にするのは初めてである。
梓「…誰…のだろう?」
一瞬、脳裏に軽音部の先輩達の姿が浮かんだ。だが直ぐにそれを振り払う。
梓「わ、私ったら何を考えて…」
次に浮かんだのが顧問のさわちゃん先生…。
梓「…あー…」
何となく納得してしまった自分が嫌になる。コレの持ち主がさわちゃんだと決まった訳では無いのに。
梓「でも、こう言った物を普通使うとしたら自宅…だよね…?」
すっかりさわちゃんの所有物として考えてしまった。
梓「いやいやいや!別に先生のモノじゃないじゃない!」
先入観を打ち消す。
梓「これは…、そう!きっと誰かの悪戯!」
誰に言う訳でも無く、一人誰も居ない夏休みの部室内でそう叫んだ。
梓「…そう…、誰かの…」
テーブルの上のローターを凝視する…。
梓「… … …」
そっと、手を伸ばす…。
梓「うん、こんな所に…置きっぱなし…ってのはマズイよね?」
自身に言い聞かすように、コントローラー部分を手に掴む。
梓「… … … …」
思わず真っ赤になってしまった。初めて触るその手の器具に梓は鼓動が早くなるのを感じる。
梓「…これって…、この部分が振動するんだよね?」
コードの先の球体部分を指で突付く。
↓スイッチを入れてみますか?
梓「そうだよね!私ったら何考えてんだろ?」
スイッチに伸ばしかけた指を離す。
梓「でもコレ、一体どうしよう…」
手に持った以上、再びテーブルの上に置き直すのは何だか躊躇われる。
梓「どこかに隠さないと」
そう呟いて自分で『え?』と思った。何故隠すんだろう?
梓「でも、まさかコレを『落し物でーす!』って誰かに渡す訳にはいかないしなぁ」
気温が鰻登りに上がっていく部室で、梓は固まった。
どこに…部室…?倉庫…?その前にどうして部室内に隠さないといけないの?
暑さで思考が纏まらない。流れる汗が頬を伝って顎から落ち、そして喉が非常に渇いてきた…。
梓「… … … …」
そしてそのローターを…、思わず自分の鞄の中に入れてしまったのは…暑、さのせいであると自分にそう言い聞かせた。
帰路を急ぐ彼女の姿は、他人から見たら非常に挙動不審であったと言えよう。
それでも無事に自宅に辿り着き、家族に何も言わないまま自室に駆け込む。
梓「…はぁ…、はぁ…、はぁ…」
ドアを背で押さえるようにして、梓は恐る恐る鞄を開ける。
梓「…持って…きちゃった…」
鞄の底に転がっているローター…。只の小さな機器なのに、梓には異様な迫力を持った機器に見えてきた。
↓鞄から取り出す?
梓「… … …」
そっと、恐る恐る鞄から取り出す。手で掴んだ時、暑さで生ぬるくなった表面の感触が非常に生々しい。
梓「…どうしよう」
今更ながら後悔する。持って帰って一体どうするつもりなんだ。
その時、不意に部屋の外から母の声が聞こえた。
「梓?汗かいてるならシャワーでも浴びなさい。服洗濯しちゃうから」
その母の声に戸惑いながらも『分かった』と短く返事を返し、あわててローターをベッドの引き出しの中に隠し、部屋を出る。
「どうしたの?やけに顔赤いわよ?熱中症とかじゃないでしょうね?」
「だ、大丈夫!平気だから!」
服を脱いでシャワーを浴び、そして夜になって寝床に着くまで梓は上の空であった。
梓「… … …」
深夜2時…。眠れない…。
エアコンが効いた心地良い部屋なのに、じっとりと汗が浮かぶ。
梓「…う~ん…」
寝返りを打つ。その拍子に、例のローターを隠した枕元の引き出しが視界に入った。
梓「… … …」
↓取り出す?取り出さない?
梓「… … …」
薄暗い中ゆっくりと起き上がり、引き出しをそっと開けてみる。そこには梓が入れた時そのままでローターが置かれていた。
梓「… … …」
鼓動が早くなる。そしてローターを凝視する。
もちろん身体が成長を遂げる中、自慰ぐらいは幾度かはした事はある。無いほうがおかしい。
その行為自体は至って普通で健全なのだ。隠すべき事であっても非難される事ではない。
梓「… … …」
↓スイッチON?OFF?
梓「…!」
スイッチを入れた途端、予想以上の振動に思わず声がでそうになった。
手で持っているだけなのに感じられる激しい振動。
梓「!えっ…と!コレ…かな?」
おっかなびっくりでパワー調整スイッチらしき所を弄ると、その振動は幾らか大人しくはなった。
梓「…ふぅ…、びっくりした…」
そして思う。
『もしコレで…、自慰したらどうなっちゃうんだろ…?』
↓する?しない?
梓「… … …」
そっと、パジャマのボタンを外す。そしてパジャマを脱いで下着姿に。
梓「…久々…だよね?」
ブラを外すと小さな胸が外気に触れる。軽音部メンバーの中で一番小さな胸。
梓(…んっ…)
だがそれ故に敏感な胸を優しく手で包む。そして強弱をつけてゆっくりと、そして自ら一番感じる方法で揉み始める。
梓(…っ…はぁ…)
時折指先で乳首を軽く摘む。胸を弄ってるのに、その快感は胸だけでは無く腰から背筋を昇って脳髄を刺激した。
梓(…ふっ…んぅ…)
声を押し殺す。幾ら寝ているとは言え、同じ屋根の下には両親が居るのだ。
梓(はぁ…っ!は…っ…んっ…!)
片方の手をゆっくりと下に移動させる、そしてパンティー越しに大事な、そして一番感じる部分を指でなぞる。
梓(…ふぅ…っ…ん!)
押し殺しても上がりそうになる声を抑えるために、いつもはツインテールで縛っている自らのおろした髪を口に咥えた。
梓(…!…んっ…!)
指が止まらない。身体がもっと快楽を得ようと思考を無視しているようだ。
梓(…このままじゃ…指だけで…)
残された冷静な部分が、目の前に転がるローターを認識させる。
梓(そうだ、コレを使おうと思ったんだ)
胸を揉みしだく手を伸ばし、ローターのコントローラーを操作する。
大事な所を嬲っていた手でローター部分を掴み、振動するソレをパンティー越しに押し当てた。
梓(…!!!!!!!!)
梓の思考が飛んだ。声が出ないぐらいの衝撃。指でするのとは比べ物にならなかった。
梓(な…何コレ!?凄い!)
怖いぐらいの何かが来る。だが、思考とは裏腹に身体はその衝撃をもっと得ようと勝手に動いた。
↓パンティーどうする?
梓は、ゆっくり腰を上げてパンティーを脱ぐと、露になったその部分に軽くローターを押し当てた。
梓(!!!!!)
思わず歯を食いしばる。口に咥えた髪の毛の数本が自らの歯で噛み切られる。
梓(ふぅぅ…っ!!!んんっ!…んはっ!)
軽く押し当ててなぞっただけなのに軽い絶頂が何度も梓の身体を突き抜ける。自分でもこんなに感じやすいと言う事が驚きであった。
梓(…はぁ…はぁ…はぁ… …もっと…)
振動するソレを、最も、そして一番感じる部分へと…。
梓(んんんんんんんんんんっっっ!!!!)
一瞬で身体が仰け反った。涙が溢れる。そして痙攣。
数秒、仰け反ったままで固まり、そして全ての力が抜けてベッドの上で半ば気を失いかける。
梓(はぁ…、はぁ…、はぁ……、んっ…っ!…)
精気を使い果たしたかのようなその目は遠い所を眺め、聞える荒い自分の息遣いが、自分のものじゃないような気がした。
梓(…こんなの…初めて…)
そう思いながら、梓はまどろみに落ちていった…。
一日目、終了…?
夜まで残ってたら安価進行で二日目突入。
わかった。イエスかノーな選択肢でやるわ。
早朝、家族の誰よりも早く目が覚めた梓。全裸で寝ていた事に昨夜の事を思い出す。
梓(…はぁ…、やってしまった)
今更ながら恥ずかしくなる。初めてその手の道具を使ったのだ。
梓(とりあえず、シャワー浴びちゃおう)
汗やら何やらで汚してしまったシーツや下着も洗濯しなければならない。シーツに関しては家族には飲み物を溢したと言い訳しておこう。
梓(… … …)
梓は転がっていたローターを手に取ると、ウエットティッシュで昨夜の汚れを拭き取り、大事な物を扱う様に引き出しに入れた…。
浴室に行き、温めのシャワーを浴びる。
梓(…でも…、凄かった…)
再び昨夜の事を思い出す。そして無意識に手が大事な箇所へと伸びた。
梓(…んっ)
昨夜の火照りがまだ抜け切っていない。思い出しただけで幾らでもその熱は上がっていく。
梓(…また…、しちゃう?)
↓する?しない?
快楽を得ようと触ろうとしたその瞬間だった。
『梓~?入ってるの?』
梓「!」
突然、起きてきた母が脱衣場に現れてそう聞いて来る。
梓「うん、昨日汗かいたから」
『そう?じゃあコレ洗濯しとくわよ~』
そう言って母は洗濯物を抱えて脱衣場から出て行った。
梓(…危なかった…)
やはりこう言った場所でするのはかなり危険である。梓は頭と身体を冷やす為にシャワーの温度を水にする。
梓「ひゃあっ!」
被った水は、予想以上に冷たかった…。
浴室から出ると、母が梓に告げる。
『梓~、今日はお父さんとお母さん、用事で家を空けるから留守番お願いできるかしら?』
梓「え?帰りは?」
『明日には帰ってくるわよ。お夕飯は作って置いておくから』
梓「う、うん…分かった」
そして昼を回った頃、両親は揃って出て行った。
梓「… … …」
↓部室行くor家に居る
梓「今日は家に居ようかな…」
昼の間は適当に買い物行ったりして過ごす。途中憂や純からメールが着たりしてまったりとした夏休みらしい生活を過ごす。
そして夕食を取り、お風呂が沸くまでの間チューニングをしたりして待つ。
梓(…汚れるなら、お風呂とかでもいいかな?)
何となくそう考えてしまった。
↓お風呂でor自室で
風呂了解。だが時間なので続きは夜からだ。
一通り身体を洗った後、梓は風呂場の床にぺたんと座ると、両方の手を己の股で挟み込んだ。
梓「…んっ…」
左手の指で薄い毛に覆われた割れ目を広げ、右手の指でその内側を擦りあげる。
梓「…はっ…あんっ!」
少し仰け反って背を壁に預ける。指はそのまま動かしたままだ。
梓「あっ…あ、うぅ…んっ」
内側の襞を丁寧に掻き分ける。溢れてくる愛液を満遍なく塗りつけるように。
梓「っ…!あふっ!…はっ!」
次第に指の動かす速度が早くなる。指が擦る箇所は襞から小さなクリトリスに変わり、触れて一撫でする度に体に弱い電流が走る。
梓「んぅっ!くは…ぁっ!」
背筋を遡った快感の波が大きくなって、梓を飲み込み始めた。
梓「やっ!駄目っ!来るッ!」
『ぞわっ』とした感覚が断続的に梓を襲う。
梓「あっ!ゃはっ!んっうっ!んんんっ!」
思いっきり叫びたい衝動。だが梓はそれを可能な限り抑えてその身を絶頂の波に委ねた。
梓「…!…は…っ!…は…っ!あ…っ!」
ひくひくと小さく痙攣して、そして大きく息を吸い込む。
梓「はーーーっ…はーーーーっ…はーーーーっ…」
目を瞑って梓は心地良い余韻に浸った。
最後に水をかぶって風呂から出る。
梓「…はぁ…」
あの後、休憩を挟んだとは言え立て続けにもう一度自慰をしてしまい、ほんの少しだけ自分に嫌悪感を抱く。
梓「でも…、何か物足りない…」
自室で考え込む。昨夜のローターで味わった快感にあと少し届かないのだ。
梓(もう一度、ローターで…)
そこで思わずハッとする。
梓「やだ!私ったら何考えて…」
梓「…考え…て…」
そして真顔になって、ローターを隠している引き出しを見つめた…。
↓出す?出さない?
出す了解。
だがその前にちと食事いてくる。
そっと引き出しを開ける。
梓「… … …」
梓は手に取って思わずうっとりしてしまった自分に気が付いていなかった。
昨夜の様にこの器具が与えてくれる快楽が欲しい。半ば無意識にスイッチを入れ、その振動を手の平で味わう。
梓「あっ…」
手の平から伝わる振動だけで、梓のスイッチも入ってしまった。パジャマや下着を脱ぎ去るのももどかしい。
ベッドの上で座り込んだまま上着のボタンを全て外す。フロントホックのブラも止め具を外しただけ。そしてその振動する部分を軽く乳首に押し当てた。
梓「ひゃんっ!あっ!んんんっ!」
微振動がまるでザラザラした猫の舌のような感触で乳首を包み込む。
梓「ふっ…うううんっ!」
↓そのまま乳首をor別の箇所
梓「はぁ…はぁ…はぁ…」
一旦ローターを乳首から離し、そのままなぞるように下腹部へ。
梓「…んっ…」
ゴロンと仰向けに寝転がるとローターの先端は臍辺りで止まる。無駄な脂肪の一切ないその腹は細やかな振動をそのまま子宮に伝えた。
梓「…凄い…、こんな所でも感じる事が出来るんだ…」
変な所で思わず感動した。だけどもっと感じる箇所がそのすぐ下にあるのでここで止める訳にはいかない。
梓「…んはっ」
臍の上にローターを残したまま、パジャマのズボンごとパンティーを膝辺りまでズリ下げる。大きく足を広げる事は出来ないけど、逆に何だか拘束されているような気分を味わった。
再びローターを手に取り、その箇所を目指して這うように動かした。
股の間に潜り込ます様にローターを持った手を差し入れる。
梓「あっ…はうっ!」
そしてその部分に今度は強めに密着させると、手元のコントローラーの強度設定を…。
↓上げる?そのまま?
梓「!んんんんうっ!!!」
強度を上げた途端、まるで電気が走ったかのような衝撃が来た。
梓「やっ…あっ!凄…いっ!」
脳天まで突き抜ける、足先の感覚が消えて無くなったと思える程の痛いぐらいの快感がその箇所から一気に溢れ出る。
梓「あああっ!んんんうっ!!!やああああっ!」
涙目になりながら首を左右に振る。片方の手でシーツを握り締めて歯を食いしばった。
もう何も考えられない。視界が白く染まって…。
梓「イくっ!イッちゃうっ!!!!あ、あ、あ、あ…」
そしてそのまま、梓は失神した…。
梓「あっ!あんっ!あああっ!やっ!また…っ!」
気が付くと、梓は何度もローターで絶頂を繰り返していた…。愛液はシーツを汚し、顔も涙と涎でグショグショになっている。
梓「まだ!もっと!もっとイきたいの!」
四つん這い状態でクリトリスを刺激し、自らの指をしゃぶりながら、そして時にはお尻の穴にまでその快楽の追求は及ぶ。
梓「あっ!!!!またイっちゃうっ!やああああああっ!!!」
そして退廃した一人だけの夜は明けた…。
梓「… … … …」
夜明け…。梓は放心したように全裸でベッドに横たわっていた。傍らには電池が切れて動かなくなったローターが転がっている。
梓「… … …」
無性に泣きたくなった。幾らなんでもこれでは痴女である。だけど一度覚えた快楽は…。
梓「…どうしよう…私…」
腕で顔を覆う。情けなさ過ぎだ。ふだん唯先輩に『しっかりして下さい』とか言っていた自分はどこに行ったのか…。
梓「…最低だ私」
梓「… … … …」
横目で、自分を此処まで狂わせたローターを眺める…。
コマンド
捨てる
捨てない
梓「… … …」
無言でローターを手に取り、キレイに拭くと再び引き出しに入れる…。
梓「…もう動かないんだし、別に捨てなくてもいいよ…ね?」
言い訳のようにそう呟いた。動かなければ使うことも無いし、電池さえ買ってこなければ…。
そして、一晩中その上で乱れたベッドの惨状を目にして。
梓「…また、洗濯しなきゃ…」
謎は全て解けた。
唯「あっ!ピックと間違えてローター入ってる!!
憂が間違えたのかなぁ」
澪「意外とうっかりだな、憂ちゃん」
律「あははは」
紬「うふふふ」
ってことか。
シーツを洗濯し、干してから梓はシャワーを浴びて仮眠を取った。昨夜は一睡もせずに乱れた代償だ。倒れそうなぐらいの眠気が襲ってきた。
そしてまさに泥の様に眠った。気が付けばもう夕方前。そろそろ両親が帰ってきてもいいぐらいの時間である。
梓「あ…」
携帯にメールが数通来ていた。唯先輩からだ。明日の部室での練習と、最新の方には返信が来ない事の心配をする文面まで。
梓「くすっ…唯先輩らしい」
思わず笑顔がこぼれた。そして返信を返した。色々と適当な当たり障りの無い理由で返信が遅れたと書いて。
次の日、メンバー全員が集まっての練習はコレといった出来事も無く終わり、それぞれが帰途に着く。
梓「それでは先輩方、私はここで」
まだ高い太陽が照りつける中、梓は自宅への帰路の途中の雑貨店で買い物を済ます。
そしてレジで支払いを済まそうとした時、レジのすぐ横に電池が置かれているのに気が付いた。
梓「… … …」
↓買う?買わない?
梓「…これ…、いや、うん」
思わず手にとって買ってしまった電池。買ってしまったのはいいが、アレに規格が合うのかどうか…。
梓「ううん!違う!別にアレの電池として買った訳じゃないから!」
もし合わなかったら別の電池として…等と、心の中で言い訳をする。
そして…。
↓電池は合う?合わない?
梓「…入っちゃった…」
電池を入れ替えた途端、元気に復活して激しく動くローター。そして内心『しまった』と思う梓。
梓「…これじゃあ、またやってしまうじゃない…」
慌ててスイッチを切って隠すように握り締める梓。
梓「やっぱり…、今から元あった部室に返そうかな…」
↓返しに部室へor返さないでそのまま
澪を呼ぶ
梓「やっぱり駄目!部室に持って行ってどうするのよ?もし私がコレを置いてるのが誰かにバレたら…」
最悪の結末を想像した。
梓「…もしそうなったら、皆と会えなくなっちゃうかも…」
本来の持ち主が誰かは知らないけど、今のコレはこのまま私が持っておくべき…。
と、そう勝手に結論付けてしまう梓であった。
追記
もし部室に行っていたら…いや、言わないでおこう…。
と、ちと仮眠してきます。眠気が半端ない。深夜ぐらいに復活予定。
ああ、仮眠から起きたら何だか頭痛…。
深夜、電池を入れ替えて再び動くようになったローターを前に考え込む梓。
梓「…このままで…本当にいいの私?」
理性的な部分はこれ以上ローターを使用した自慰に対しての危機感を訴えている。
だが、同時にこれを使った時の快楽を知ってしまった身体は使う事を欲していた…。
梓「… … …うぅ…」
↓自慰する?しない?
梓「…うん、だけど…これで最後にしよう…」
全裸にはならない、パンティーだけの姿でベッドの上に寝転がると手でローターを掴む…。
梓「…んくっ…」
ゆっくりとソレを口に含んだ。まるで飴玉をしゃぶるように唾液を絡ませながら舌の上で転がす。
梓「…んは…っ、んちゅ…」
最低レベルに設定した微振動が舌先に心地いい。妙にローターが愛しく感じた。
梓(…男の人にしちゃう女の人って、こんな感じなのかな…?)
しゃぶりながら梓は何となくそう考えてしまう。そして片方の手でそっと胸を揉み始めた。
梓(…は…っ、んっ)
↓じっくりor早急に
口に咥えたローターを引き抜くともう片方の乳房へと持って行く。唾液で濡れたローターをまるで舌先が胸を責める様に。
梓(んんっ!)
小さな乳輪の上で円を書くように、そして乳首に当たらないように這い回らす…。
梓(はぁ…ん…)
自分でももどかしい責め。だが我慢すればするほど次に来る快感の波は激しい事を知っている。左の乳房はやさしく揉みしだき、右の乳房は乳輪部分のみをローターで責め続ける。
梓(はっ…あっ…あっ…)
このままだとコレだけで軽くイきそうになる。
↓もう少し胸を責め続ける?それとも?
梓(あっ…)
ローターで乳首を嬲る事なく、その先端をそっとパンティー越しの割れ目へと移動させた。
梓(凄い…濡れてる…)
既に軽く触って分かるぐらいにその部分は濡れ、染みを作っていた。ゆっくりとローターを押し当てると。
梓(んんっ!!!あは…っ!)
押し当てた瞬間、軽く身体がビクッと跳ねる。乳房を揉む手を口元に持って行き、軽く曲げた人差し指を噛む。
梓(は…っん…、んっ、ああっ!)
まるで快感が外に逃げないように、太股でローターを持つ手を挟み込む。濡れたパンティーが『クチュッ』と音を立てた…。
梓(あっ…、ふぅっ)
↓もっとorじっくり
梓(あ…んんっ!はっ…、はぁ…)
既にパンティーの上からなぞるだけでは我慢できなくなってきた。梓はパンティーを履いたまま少しだけずらすと。
梓(…もっと…ここを…)
露になった割れ目の中心に潜り込ます様に、ローターを密着させた。
梓(ひっ…んっ!うんんっ!!!)
伝わった刺激に腰が跳ね上がる。そして刺激に反応した身体が勝手にうつ伏せ状態に。
梓(ひゃん!)
枕に顔を埋めて声を抑える。腰はまるでそこに居ない誰かを誘うように高く上げて艶かしく蠢いた。
梓(ああああっ!キちゃう!凄…いっ!)
涙目になりながらもその表情は悦びに満ちており、ローターを持つ手は更に刺激を与えようと溢れる愛液をかき回しながら淫核へと導かれる。
梓(ふぅぅぅっ!!!)
先端に触れた途端、まるで猫が伸びをするように腰を高く上げた状態で背筋がピンと伸びた。
梓(あ、あ、あ、あ…)
↓ローターの強度を強く?そのまま?
ローターの強度は操作しなかった。いや、快楽に呑まれて出来なかった。
梓(あ…っ!ふうっ!)
歯を食いしばって断続的に襲い来る絶頂寸前の波に耐える。そしてどういった拍子だろうか?少しだけずらしていたパンティーが突然元あった位置に戻り始める。
梓(…え?…あっ!)
指で押さえなくても固定されるローター。そして少しずつ蠢いてローターは梓の濡れた割れ目の内部、処女膜が存在する穴の部分へと軽くその身を埋めた。
梓(ひぃっ!ああああっ!やだ!)
コードで繋がっているのでそれ以上の侵入は無いものの、新たな快楽の場所に梓は戸惑った。
梓(んんんんっ!あっはぁっ!はーーーーっ…!)
フリーになった手でパンティー越しにクリトリスを嬲り始める。もう片方の手は乳房に伸びて可愛らしく主張する乳首を摘む。
梓(私もうっ…!もう…っ!)
↓思わず誰を想う?軽音メンバーで
梓(先輩…、…唯先輩!)
絶頂寸前、突然梓の脳裏に唯が浮かんだ。唯先輩が私を気持ちよくしてくれている。
梓(あああっ!先輩!唯先輩ぃぃぃっ!!!)
そう想った瞬間、これ以上無いぐらいの絶頂感が梓を包んだ。四つん這いの姿勢で唸る猫のように痙攣しながら上り詰めた。
梓(はぁーーーー…!はぁーーーーっ…!んはぁ…!)
そのままの状態で倒れこみ、口を大きく開けて肺と脳に酸素を送り込む。股間では未だにローターが蠢いていたがそれすら気にならない位の絶頂感…。
梓(…唯先輩…私、先輩でイッちゃいました…)
完全に力の抜けた放心状態であるが、そっと自らの股間に埋もれているローターを引き抜いた。目の前に持ってくると、愛液まみれのソレは部屋の薄い照明に照らされた。
梓(…唯先輩の…)
何を思ったか、梓は自らの愛液まみれのソレを口に含む。そうする事でまるで唯の大事な部分を愛撫しているような気がしたからだ。
梓(ん…っ、くちゅ…、は…っ、あ…)
まるで男の人のアレを口に含むような動き…。
僅かにする自らの塩っぽい味が絶頂の余韻に包まれた梓を更に狂わせた。
梓(…はぁ…、くふ…っ、んはっ…ぁ…)
梓(先輩…の…、気持ちいいですか唯先輩…?んぁっ!)
今の状態の梓の目は現実ではなく、妄想の中の唯を見つめていた…。
そして、夜が明ける…。
朝…。
梓「うわああああっ!!!」
思わず昨夜の事を思い出し、部屋で頭を抱えて苦悩する梓の姿がそこにあった。
梓(どうしよう!何で私唯先輩で…!?)
もし目の前に唯が居たら卒倒して倒れるレベルだ。
梓(うわあああ…、どうしよう…、どんな顔して会えば…)
当の唯はまさか梓の脳内で自分がこんな事になってるとはまったくと知らないのだが…。
梓(そうですよ!今頃私の苦悩なんて知らずに家で『ほーーげーー…』とか言ってる筈なんだからっ!)
まったくと意味の無い逆ギレをする梓。
梓(私の気持ちなんてこれっぽっちも…気付いてない筈なんだから!)
どうやら今日も真夏日の晴天で暑くなるようである…。
ローター入手から4日が経過。5日目はどうしよう?
よし、それとなく唯に接近で。
続きは夜から。
夏休みも中盤…。
休みの間はそれぞれがローテーションを組んで部室のトンちゃんの世話をしており、(主に唯と梓がメインだが)今日は梓の番である。
梓「はぁ…、あなたは気楽よね…」
水槽を掃除して餌を与える。与えられた餌を食べているスッポンモドキのトンちゃんに梓は愚痴をこぼしていた。
㌧『?』
まるでこちらの気持ちが分かったのか分からないのかは不明だが、水槽越しにトンちゃんは首を傾げた。
梓「…う…、まぁ、唯先輩に対する私の気持ちは絶対に気の迷いなんだから…」
亀相手に心のモヤモヤを打ち明ける梓。傍から見れば亀しか相談相手が居ない少女と思える非常に寂しい光景である。
まぁ、事実人には絶対言えない愚痴を亀に溢している時点で、その認識は間違っては居ないのだが…。
梓「そりゃ、私だって唯先輩の事は…だけど…」
唯「私が、なーに?」
梓「何ってそれは…って!わあああああああああっ!!!」
素っ頓狂な悲鳴を上げて梓は床に尻餅を突く。何時の間にか背後に唯先輩が立っていたのだ。
唯「び、びっくりしたぁ~」
梓「び…!びっくりしたのはこっちですよ!どうして居るんですか!」
唯「え?あれ?今日は私が当番じゃ無かった?」
梓「先輩の当番は明後日の練習の日です!」
唯「そうだったっけ~?あ、トンちゃんヤッホー!あずにゃんにキレイにしてもらったんだ~」
相変わらずと言うか何と言うか…。唯先輩のその挨拶にトンちゃんは口を開けて答えた…。
唯「そして!」
唯先輩はこちらに向くと。
唯「あずにゃ~ん、充電~」
梓「わわわっ!」
いつも恒例のハグ&スリスリが始まった。
梓「あ、暑いですから離れて下さーい!」
そう言いつつも本気では嫌がらない。適度に嫌がる振りをしつつも、気が済むまで好きにさせてやるのが一番なのである。
梓(…はぁ…、唯先輩って相変わらず犬っぽい…)
諦めの境地に達しつつ、ふとどうでもいい事を思う。
梓(もし私が猫だったら、そのまま怒って引っ掻いて逃げるんだろうな)
唯「う~ん、あずにゃ~ん♪」
梓「って!いつまでやってるんですか!いい加減離れて下さい!」
気が付くと普段の倍はスリスリされていた。真夏の部室の気温も相まって流石に暑い。
唯「あ~う~…、たまにしか会えないから大好きなあずにゃん分が不足してるんだよぉ~」
それを聞いて思わず顔が赤くなる。
梓「な、何言ってるんですか!メールしてくれたらいつだって会いに行きますから離れて下さい!」
流石に室内気温30℃越えでこれ以上は無理だった。エアコンはあるけど休み中の私的仕様は学校側からも禁止されている。
唯「ううう、仕方ないから離れるよぉ~」
そして…。
唯「そうだあずにゃん!この後暇?」
↓暇?暇じゃない?
梓「いえ、私この後に家の買い物とかありますから…」
唯「そっか~、帰りに一緒にハンバーガーとか思ったんだけど~。残念」
暇じゃないと言うのは本当だった。だからこそ唯先輩の誘いを断ったさっきの自分がやるせない。用事なんて幾らでも後回しに出来たのだ。
梓「ごめんなさい、また今度誘ってくれれば」
唯「うん!絶対だよ?」
本当に嬉しそうにそう答える唯先輩。何時も見せるこんな無防備な表情や行動が、梓の秘めた思いの満ちた胸にちくりと棘のように刺さった。
梓(…はぁ…、『実は用事なんて無かったんです!』とか言えたら楽なんだろうなぁ…)
それでは、この続きは夜からで…。
>>1
ブーンに関する話題もこのスレでどうぞ
カメラ搭載に関する話題はいい加減他所でやれっての
>>1です。良い子の皆!やったね普通に調べられるよ!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BF_(%E6%80%A7%E5%85%B7)
…あと>>319誰?
梓「そ、それじゃあ先輩。私部室の鍵を返してきますから」
結局言わずじまいで揃って部室を出る。こう言う時の勇気の無さが何だか悔しい。
唯「うん、それじゃよろしくね~」
一緒に部室を出ながら見せた唯のいつも通りのその笑顔が、今の梓には心苦しかった。
梓(…だって!やっぱりこんなのって変よ!女同士なんて!)
職員室に向かう為、そして早く唯から離れる為に先に部室前の階段を駆け下りる。だが、余計な事を考えながら駆け下りたせいか…。
梓(…あ)
最後の数段を残して、階段から足を踏み外した…。
梓(落ちる…?)
全ての景色が一瞬、緩慢になる。
せまる階段の踊り場…。そして今の自分の体勢…。受け身すら取れないまま落ちるのが安易に予想できた。
梓(これ…ヤバイよね?)
まるで人事のようなその感覚が笑いたくなるぐらいに可笑しかった。この後には絶対激痛が待っているのに…。
だが、そうはならなかった。
唯「あずにゃん!」
後ろから誰かに腕を摑まれる。たったそれだけで緩慢だった世界は元の速さを取り戻した。
梓「…ひゃ…っ!ゆ、唯先輩…?」
転落するかしないかギリギリの角度で、梓は唯によって引き止められていた。
唯「だいじょうぶ?危なかったね~あずにゃん」
階段の残りは三段…。低くてもそのまま落ちれば大怪我するかもしれない高さ。
梓「あ…、ありがとうございます…唯先輩…」
↓アクシデントはまだ続く?続かない?
体勢を立て直し、踊り場に立つ梓…。
唯「どうしたのあずにゃん?何だか何時ものあずにゃんらしくないよ?」
心配そうに覗き込む。
梓(ああ、こういった所はしっかりと見てるんだ。…絶対に意識しての行動じゃないと思うけど)
梓「あ、いえ…、少しだけ考え事してた物ですから…。もう大丈夫です!」
笑顔を作り、その場を取り繕う梓。
唯「そう?気をつけないと駄目だよ~?って、いつもしっかりしてるあずにゃんに言ったら怒られちゃうね?」
そう言って笑う唯の姿に梓は。
梓「私は…、いつもしっかりしてる訳じゃないですから…」
唯「…?」
聞えるか聞えないかの小声でそう言うと、一通りお礼を述べてからその場を後にした。
追記…。
続いていればイベントシーn…いや、何でもない。
ちと仮眠取る~。
和「あら?中野…さん?」
職員室へ向かう途中、生徒会長である真鍋和さんに出会った。
梓「あ、どうもこんにちわ」
個人的にはこれといってあまり親しくはないのだが、何故かいつも問題を起こしてしまう軽音部に尽力してくれたりするいい生徒会長だ。
そして、あの唯先輩の幼稚園の頃からの幼馴染みにして一番の親友…。それだけで人間的にも素晴らしい人だとは認識している。
和「あら?今日は中野さんが部室でトンちゃんの世話だったの?」
梓「あ、はい。それで今から職員室に鍵を返そうかと」
私はそう言って手に持った鍵を見せると。
和「ならちょうどいいわ、私も職員室に用があるの。ついでに私が持って行って上げるわ」
梓「え?いいんですか?」
和「ええ、そう言えばさっき唯が来ていたみたいだけど…。あの子の世話当番って明後日…だっけ?」
不意に話題が唯先輩の事になった。
梓「あ、はい。練習の日ですが…」
和はそれを聞くと少し考えるような仕草をし、そして。
和「そう、ありがと」
梓から鍵を受け取ると、その場から去っていった。
梓「…まぁ、いいか…」
↓自宅or寄り道
梓「はぁ…、今日はびっくりした…」
帰ってから昼間の部室での事を思い出す。
梓「もしあの時、唯先輩が助けてくれなかったら…」
摑まれた手首を触る。そこだけがまだ熱を帯びたように熱い気がした。
梓(何だか、唯先輩がかっこよかった…)
思わず顔が赤くなった。いつもはホゲホゲとしてるくせに…。
梓(ここぞと言う時に、かっこいいのって反則だよね…)
部屋のクッションを抱えて顔を埋める。そのまま部屋を転がりまわりたい気分だった。
非常にヤバイのが自分でも分かった。本気で唯先輩の事が頭から離れなくなっているのだ。
梓「あーーーーーっ!もうっ!どうしたいのよ私はーーー!」
やっぱり転がった。
部屋中を堪能するまで転がりまわった梓は我に帰って唐突に停止する。
梓「…何やってんだろ私…」
かなり恥ずかしい事をやってしまった…。家の中に自分一人だったのは幸いだ。家族にこの姿を見られたら暫く再起不能かもしれない。
いや、誰に見られても再起不能になりそうだが…。
梓「…落ち着け私…」
そして何か思いついたのか、立ち上がるとキッチンに向かい、小麦粉やらバターやら色々と準備しだした。
梓「何かに集中していれば!」
↓何を作る?生クリームケーキorクッキー
梓「よしっ!本格的にケーキでも作っちゃおう!」
材料を混ぜてオーブンをセットし、そして出来上がったスポンジにホイップした生クリームを塗りつける。
スポンジの間に挟み込んだり上に飾り付ける果物は家に備蓄してあった缶詰の桃だが、この際種類なんてどうでもいいだろう。
梓「出来た!」
自分でも惚れ惚れするぐらいの完成度。夕食前だが思わず食べてしまいそうな衝動に駆られた。
梓(うう、今すぐ食べたい…でも…)
そこでふと携帯電話が目に入る。
梓(唯先輩、家に居るかな?)
ここで友人の憂の名前が挙がらない事に自分でも気が付いていなかった。
↓メールする?しない?
メールをしたら唯先輩は家に居るようだ。ケーキの事を書くと速攻で『食べたい!』と返ってくる。
梓「それでは…今から家に…持って行きます…っと!」
そう送ってから梓は出来上がったケーキを箱に入れて出発の準備をした。
梓「と、その前に洗い物しなきゃ」
ケーキを作るのに使用した材料や道具を片付け始める。途中ボールの底に残った生クリームの残りを泡だて器ごと舐めたりして。
梓「よし!洗い物完了!」
妙に気合いが入った状態で梓は唯の家に向けて出発した。
梓(美味しいって言ってくれるかな…?)
『ぴんぽーん』
玄関でチャイムを押すと、憂が出てきて家に上げてくれた。
唯「あ!あずにゃんいらっしゃ~い」
リビングに入ると同時、私の姿を確認した唯先輩が飛びついてくる。
唯「う~ん、あずにゃんから甘い匂いがするぅ~」
梓「ちょ!私ケーキ持ってるんですからあまり抱き付かれると潰れちゃいます!」
唯「おっとそうだった!ケーキがあったのを忘れてあずにゃんにスリスリしちゃったよ!」
ケーキの存在を忘れるぐらい抱きつくのが好きなのね…。あ、それは人に抱きつくのが好きなのであって別に私じゃ…。
唯「憂~、お茶入れて~」
憂「うん、梓ちゃんちょっと待っててね?今お皿とお茶を持って来るから」
そう言ってリビングから出る憂。
梓「ところで先輩、何をしていたんですか?」
私はリビングに敷き詰められたやたらカラフルなシートが目に付いた。
唯「これ?家の物置を漁っていたら出てきたんだよ~。ツイスターって言うんだって」
何か、遥か昔に聞いた事があるような…。
唯「さっきまで憂とやってたんだけど結構面白いよ~。あずにゃんもやって見る?」
梓(…唯先輩の目が本気だ)
↓する?しない?
梓「わかりました。…ところで、コレってどうやって遊ぶ物なんですか?」
カラフルな丸い水玉模様にルーレット。ルーレットは回すとして…。
唯「えっと、このルーレットを回して出た色の指示通りに手足をシートの上に置いて行くんだよ?」
そう言って唯先輩はルーレットを回す。右足を赤にで止まった。
唯「ほら、こうするんだよ」
指示通りに右足を赤い水玉の上に置く。
唯「ほら、あずにゃん乗って」
交替するように入れ替わる私と唯先輩。
唯「それじゃ、私がルーレット回すよ~」
右足が黄、左手が青、右手も青が出る。
梓「う…、結構無茶な体勢になりますね…」
シートの上でプルプルしながら指示通りに手足を持っていく。
唯「でしょ?なかなか憂に勝てなくてー」
梓「と言うか、…コレって一人で…遊ぶも…のでしたっけ?」
唯先輩によってどんどんと回されるルーレットに既に私の身体はかなり無茶な体勢になっていた。
唯「あ… … …」
ちょ!何なんですかその今思い出したようなその顔は!
唯「だよね~、憂が戻ってきたら勝負しよう~…あ、あずにゃん左手が赤だよ」
そのまま私は身体を支え切れずにシートの上で倒れてしまった。
憂がお茶とお皿を持って来たので、ツイスターゲームは休憩となる。
唯「う~~~ん、美味しいよあずにゃん~」
憂「うん、すごく美味しい」
梓「あ、ありがとう」
どうやら味の方も好評なようだ。この姉妹にそう言われると素直に嬉しい。
梓「憂の入れたこのお茶も美味しいよ」
そんなこんなであっという間に時間は流れ、お茶会はケーキを完食するという事で終わりを迎えた。
唯「憂!」
甘さの余韻に浸ってまったりしている所に、唯先輩が声を上げる。
憂「何?お姉ちゃん?」
唯「憂に審判の任務を与えます!」
どうやらさっきのツイスターで勝負すると言う約束事はまだ生きているようであった…。
憂「それじゃあ、まずは梓ちゃんから」
向かい合った私と唯先輩の運命を決めるルーレットが憂の手によって回された。
憂「左手、ピンク」
最初から結構遠い所だ。指示された通りに手を持っていく…。
憂「次お姉ちゃん…右足青」
唯「らじゃ!」
ゲームが進む程に、運命の女神である憂によって私達の体勢は交差したり離れたりを繰り返す。
梓(くっ…、けっこうキツイ体勢になってきた…)
まるでブリッジのような体勢で固まる私に…。
憂「お姉ちゃん、次左手オレンジ」
梓(え…?)
唯先輩の顔がブリッジ状態の私の正面に現れる。
まるで私が唯先輩に押し倒されたような体勢。
唯「う~、あずにゃん…もうちょっと身体を低くして~届かないよ~」
梓「む、無茶言わないでくださーーい!」
それでも尚、唯先輩は私の身体を押し潰さんばかりに体重を掛けて左手をオレンジに持って行こうとする。
唯「あうう…、もうちょっと…」
梓「わ、私…も…もう限界…です」
↓頑張るor力尽きる
唯「あ…」
不吉な唯先輩の一言。その体重が一気に私に圧し掛かり…。
梓「ひゃん!」
全身から力が抜けて私はシートの上で唯先輩の下敷きになってしまった。
唯「あ~う~、疲れたよ~」
梓「それは分かりましたから早く退いて下さ~い」
正面から抱きついて倒れこんだような体勢。力尽きた唯先輩を退かそうにも、私も力尽きているのでそれすらもままならない。
唯「このままの体勢でちょっと休ませて~、あずにゃん抱き枕~」
ぎゅっ!とそのまま抱きつかれる。
梓(あわわわわわ…)
思わず目がぐるぐると回る。顔がどんどんと赤くなってくるのが分かった。
憂「もうお姉ちゃんったら…。梓ちゃん、今から退かしちゃうからもうちょっと我慢してね?」
憂がいつものにこやかな笑顔でそう言った。
(え?もう退かしちゃうの…?)
…って、私は何を考えてるのよ!
抱きついて離れない唯先輩を引き剥がし、しばらく談笑した後に私は家に帰ることにする。
日の暮れ始めた平沢家の玄関で。
憂「ごはん食べて行けばいいのに」
梓「ううん、ケーキも食べたし…それに帰るのが遅くなったら心配するだろうから」
唯「あずにゃ~ん、またいつでも遊びに来てね~」
梓「は、…はい。また何か作って来ます!」
帰路…。
電車の中で席に座りながら、先程の事を思い出しては顔が思わずにやけてしまう私がそこに居た。
梓(今度は…何を作って行こうかな?)
今日はここまでです。激しい工口工口期待した人はすまない。次は家に帰ったあずにゃんパート(予定、きっと、多分)から。
梓「えっと…確かこの辺りに…」
帰宅後、梓は自室の押入れの中を漁りだす。以前買ったものの、殆ど使わないまま押入れに直し込んだものがあるのだ。
梓「この中かな…?あった!」
大きな収納用の箱の中から出てきたのは、自身の身長程もある抱き枕。
梓「よかった…、汚れてはないみたい」
ぎゅっと抱きしめて感覚を確かめる。適度な反発性が心地いい。そして抱きかかえたままベッドに横になる。
梓「… … …」
唯に圧し掛かられ、そして抱き枕状態にされた時の事を思い出した。
梓「唯先輩…」
『梓~、お風呂入りなさーい』
階下から母の呼ぶ声が聞こえた。梓は抱き枕をベッドの上に残して部屋を出る。
続きはお風呂から出て、夜中に家族が寝静まった後と決めていた…。
だが続きは真夜中。
梓(はぁ…、はぁ…、はぁ…ぁん…)
深夜、薄暗い部屋のベッド上で蠢く影…。
梓(んぅ…っ!んはっ!)
梓は全裸で抱き枕の下になって艶かしく身体を動かしていた。両足で抱き枕を挟み込んで傍目には正常位で抱かれている様にも見えた。
梓(唯先輩…もっと…)
ツイスターゲームの時の事を思い浮かべながら不器用に腰を動かして、大事な部分を抱き枕に擦り付ける。
梓(あん…っ!…んはっ…!あっ…)
下から腕を伸ばし、抱き枕を抱きしめる。
梓(先輩っ!…好き…!唯先輩!)
抱き枕を唯としての告白…。抱き寄せ、そして今度は梓が上になった。
抱き枕に跨り、前後に腰を動かして擦り付ける。その度にクチュクチュと水音が部屋の中に静かに響く。
梓(はっ…あっ!んんぅっ!)
じわじわと昇り来る快感に声を抑える梓。腰を動かしながらも押さえ込むように抱き枕に密着してその表面で薄い胸の先端を擦り付ける。
梓(あっ…は…、ひんっ!)
布地に乳首が擦れて気持ちいい。抱く相手が居る…。ローターを使うのとはまた違った感情が梓を支配していた。
梓(は…ぁ…っ!もう、イき…そうっ!)
抱き枕と擦れている大事な部分に手を伸ばす。そして割れ目を開き、剥き出しになったソレを直接枕に擦り付けた。
梓(ひ…っ!は…あっ!あ、……!!!)
枕の上で仰け反った。そして果てる…。
梓(はぁ… …はぁ… …はぁ… …)
軽く痙攣しながら、梓は抱き枕に顔を寄せると…。
梓(唯…先輩…)
そこに唯の顔を思い浮かべて、そっと枕にキスをした…。
… … …。
… …。
…。
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|::八if{.r心ハ:::::/ 八:::|::::::::/:::: /::::::::/⌒Y⌒ヽ
|:i:小i:| Vツ ∨ ィ=ミ、∨::: /::::::::/::-=7::::::::::} ペロペロ
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ヽ:.j八 " /:::/:::::::::/ノ/ |:::::i:::::|
_,..,,人|:::::\('> /:::/:::::::::∧'´ |:::::i:::::|
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{{ {{ }} リ /〃 |::::i:::| _∠::::::_ノイ──‐'´ ∨:::::::::::j
Vリ /〃/ j_ '"´ }: /::::/
}リ/'/ / /::/::::/
きっと出会えるぞ
>>512の友情に感動したw
部室にメンバーが集まり練習が始まる。この時ばかりは部室のエアコンも稼動し快適な練習環境が得られているのだが…。
唯「う~、やっぱり冷房は苦手だよ~」
コレでも一応、唯対策に可能な限り室温調整は抑えてはいるのだが、やはり長時間の冷房下での活動は無理な様であった。
紬「唯ちゃん、はい温かい紅茶」
唯「ありがと~ムギちゃん」
休憩中にムギ先輩の入れてくれた紅茶を本当に美味しそうに飲む唯先輩。その幸せそうな顔を見るだけでこちらまで幸せそうな気分になる。
梓「でも、本当に冷房が苦手なんですね…」
唯「うん、このぐらいの温度なら大丈夫なんだけど、直接風に当たったりしたらもうアウトだよ~」
律「どうする?風が当たらない場所に移動するかー?…部室の端っことか」
澪「でもあまり立ち位置を変えたら今度は音を合わせ難いだろ?」
そんなこんなでティータイムは過ぎていった…。
練習後。
唯「あずにゃ~ん、暖めて~」
冷房でへろへろになった唯先輩が抱きついてきた。まるで雪山で遭難したかのようなシチュエーション。
梓「ちょ…!あ、暑いですよ唯先輩!」
そうは言ったものの、私は抱きついて来た唯先輩を引き剥がそうとは思わなかった。たまにはコレぐらい許してあげようと思う。弱ってるようだし…。
紬(キラキラ…♪)
ムギ先輩の視線が何だか凄く眩しく感じた…。そう言えば唯先輩って他の先輩達には滅多に抱きつかないよね?
梓(コレって…、やっぱり私だけ特別?)
自惚れるつもりはない。家に帰ったら憂にも抱きついているんだし、幼馴染みの真鍋先輩にも抱きついている筈だ。
でも…。
梓(今は、私だけよね…?)
そう思うと、やっぱり嬉しいものがあった…。
唯「あ、そうだあずにゃん」
何かを思い出したように唯先輩は私に告げる。
唯「この前のケーキのお礼に憂がウチにご飯食べにきなよ~って」
梓「…え?」
唯「歓迎するよ~?おいでよあずにゃん」
そして。
唯「皆もどう?ウチでご飯」
他の皆にも誘いをかける。…だが。
律「あ~、悪い唯。今日はパスだ」
澪「すまん、私もちょっと都合が悪くて…」
紬「ごめんね唯ちゃん、行きたいんだけどどうしても外せない用事が…」
それぞれ何かしらの理由で都合が悪いようである…。
唯「あ~、それじゃあ仕方ないよね…」
残念そうに、だけど心配させないように笑顔で答える唯先輩…。そして私は…。
↓ 行く!or絶対に行きます!or死んでも行きます!
梓「わ、私は行きますよ?死んでも逝っちゃいますから」
抱きつかれたままそう答えた。ちなみに行くと逝くをかけた言葉にすると分かりにくいジョークを混ぜてみる。絶対に分からないと思うけど…。
唯「そう?それじゃ、あずにゃん一名様ご案内~」
更に抱きしめられた。
唯「それと…、さっきのジョークは分かりづらいよあずにゃん」
梓「~~~~!?」
さっきのはしっかりと聞き分けられていたようである。思わず顔が赤くなってしまった…。これも絶対音感の賜物?
続きは何時もの如く深夜~
一旦家に帰って私服に着替え、両親に食事の事を伝えて出発する。
梓「あ、唯先輩と憂に連絡いれなきゃ」
二人の携帯にメールを飛ばす。手には母が持たせてくれたお土産のちらし寿司。そしてすぐさま返信が来る。
『もう準備できてるよ~』
私は急いで平沢家へと向かった…。
憂「梓ちゃんいらっしゃーい」
前回と同様、訪れた私を憂が出迎えてくれる。
梓「はいこれお土産、ちらし寿司だけど…」
憂は私が持ってきたちらし寿司を受け取ると『ありがとう、梓ちゃんの家のちらし寿司美味しいから好きなの』と言ってくれる。家の味を褒めてくれるのはやっぱり照れくさいけど嬉しい。
憂「さ、上がって!ご飯出来てるよ!」
梓「うん、おじゃましま~す」
そしてリビングに通された。
唯「あずにゃんいらっしゃい!待ってたよ~」
リビングでは唯先輩が既に座って私を待っていてくれていた。
梓「あの、今日は呼んでくれてありがとうございます!」
改めて唯先輩と憂にお礼を述べる。
唯「前のケーキのお礼だから~。あずにゃんの作ったケーキ美味しかったよ~」
憂「うん、今度作り方教えてね梓ちゃん」
元はと言えば心のもやもやを忘れようとして作ったケーキなのに、ここまで絶賛されたら何だか心苦しい物がある…。
梓「えっと…うん」
憂「さ、座って!今ご飯を…あ、ちらし寿司食べようか?」
憂はそう言って、私の持って来たちらし寿司を入れる為の皿を取りにキッチンに向かった。
唯「どうしたのあずにゃん?早く座りなよ~」
梓「え?あ…、はい」
唯先輩が立ち上がり、私を用意された場所に座らせる。唯先輩に肩を軽く触れられただけで心の充実度が上がる。
唯「んふ~」
少しだけ緊張した私を、唯先輩はいつもの笑顔で見つめてくれた。
梓「あの…、凄いですね…」
テーブルの上には様々な料理が並んでいた。ケーキ一つのお礼としては少々大げさと思われるぐらい。
憂「うん、ちょっと頑張っちゃった」
皿にちらし寿司を盛りながら憂は嬉しそうに答える。
唯「憂は人に喜ばれる事をするの大好きだからね~、あずにゃんが来るのが分かった時すごい張り切ってたんだよ~」
憂「お姉ちゃん、それ秘密~恥ずかしいよ~」
二人のその遣り取りを見て、招かれて来て良かったと思う。たったそれだけで唯先輩も憂も凄く喜んでくれているのが分かった。
唯「じゃあ、早く食べよ!いただきま~す」
梓「い、いただきます」
憂「どうぞ召し上がれ」
そうして、楽しい食事が始まった。
そして食事も終わり、まったりとした食後の時間がやってくる。
唯「あずにゃん!またツイスターやろっか?」
梓「えええ?あの、今ちょっと満腹状態なのであの体勢はちょっと地獄ですよ!?」
もし始めたら、あらゆる意味でとんでもない事になりそうな予感がしたので辞退させてもらう。
唯「ええ~?楽しいのに~」
拗ねる唯先輩。私も少し残念だけど、『乙女の威厳』的にそうなる事は避けたかった。
それに憂は今食器を洗っている最中なので審判は出来ないだろうし…。
唯「そうだあずにゃん、何か飲む?」
唐突に唯先輩がそう聞いて来た。まったりした時間を利用して何かしらの行動を取りたいようである。
梓「そうですね…、何でもいいですよ?」
あえてそれに乗る。何かをしたくてうずうずしてる唯先輩を見ていたら自然とそう言ってしまった。
唯「うん、冷蔵庫にコーラがあったから持って来るね!」
まるで玩具を投げて、それを追いかける犬のような勢いでリビングを出て行く唯先輩。
梓「やっぱり…可愛いな唯先輩」
すぐさま唯先輩はリビングに戻ってきた。その手にはコップが二つと、リットルサイズのペットボトルのコーラ。
唯「あずにゃんおまたせ~」
梓「あ、唯先輩!あまり急ぐと危な…」
嫌な予感は的中するものである。リビングと廊下を仕切るほんの少しの段差に、唯先輩は派手に蹴躓いた…。あの、自宅ですよね?
唯「ああああ~~~」
スローで宙を舞うコーラのボトルが見えた。しかも唯先輩の気遣いか、直ぐにコップに注げるようにとその蓋は解放されており…。
梓「ああっ!唯先輩!」
思わず助けようと動き出す私。
そして唯先輩が床にスライディングするのと同時に…。
梓「きゃああっ!」
唯「あう~~~!」
宙を舞ったコーラの中身が、私達に降り注いだ。
憂「お姉ちゃん!梓ちゃん!大丈夫?」
洗い物を手に掴んだままキッチンから現れた憂がそこで見たモノは…。
唯「あ~、大丈夫だよ憂~」
梓「… … …」
コーラを頭から被ってリビングの床に座り込む二人の姿であった。
憂「大変!兎に角二人とも服脱いでお風呂に入って!」
憂のその申し出に私は素直に従う事にした。体も服もコーラの糖分でベトベトなのである。
平沢家のお風呂は結構広かった。そうは言っても『私達』のサイズが小さいからだけど。
唯「あずにゃんごめんね~?私ったらつい嬉しくて~」
反省してるのかしてないのかよく分からないのんびりした話し方で、唯先輩はシャワーを浴びていた。
梓「もう…、気をつけてくださいね?もしこけた拍子に腕や指でも怪我してたらギターどころじゃないですよ?」
頭を洗う唯先輩のその背中を眺めながら私はそう答える。
唯「うん、気をつけるよ~。ほい、次はあずにゃん座って~」
頭を流し終えた唯先輩が立ち上がって私にその場を譲る。そしてシャワーのノズルを手に取ると。
唯「私が洗ってあげるね?」
梓「え?…ひゃあ!」
日本人形のような私の髪を、まるで珍しい物を扱うように、そして意外と丁寧な手付きで流しだす唯先輩。
梓「あの…、別に自分で洗えますから…」
唯「いいのいいの、私の責任だし~、それにあずにゃんの髪って澪ちゃんみたいに長くてキレイだから一度やってみたかったんだ~」
うれしそうに私の髪を洗い始めた唯先輩の姿を見ると何も言えなくなる。
梓「あ、あの…、ではお願いします…」
唯「かしこまりました~お客さん!」
本当に嬉しそうに…。
梓(… … …)
風呂の湯気で分かりにくいが、梓の身体は両方の意味で火照っていた。
梓(…あ…)
唯先輩に触られる髪が気持ちいい…。身体を流れ落ちるシャワーの水滴ですらも。
唯「あずにゃんの髪ってホントにサラサラで気持ちいい~♪」
髪の毛を指ですくのが気持ちいいのか、さわさわと背中側を何度もすすぐ唯。時折背筋に触れるその手に梓の身体はピクッと反応した。
梓(~~~~…)
思わず目を瞑って指を噛む。油断したら声が出そうな状況。
唯「…?」
↓唯の行動!ついでに梓の身体を洗う?洗わない?
唯はそこで何かを思いついたのか…。
唯「あずにゃん!身体も洗ったげる!」
梓「ふぇ…っ!?…あ、ちょ!」
突然裸身に触れた唯先輩の手に、梓は一瞬何の事か分からずにパニックになる。
唯「あずにゃんの肌ってきめ細やかでキレイだね~?あ、ホクロ発見~」
手にハンドソープをつけて梓の背中を撫で始める唯先輩。
梓「え、あの…ひゃああんっ!」
くすぐったさを越した何かが鎌首を上げる。だが、当の唯にはくすぐったくて声を上げているとしか思われていない。
唯「ほれほれ~、りっちゃんみたいにセクハラだぞぉ~」
背中側の全面…。首、肩、上腕、ギリギリ脇、そして腰とお尻の境目まで唯の手はヌルヌルと梓を洗い始める。
梓「ひゃうっ!…うううんん!」
唯「それそれ~、ここかぁ~?ここがええんか~?」
梓が固まって暴れないのをいいことに更に調子に乗り始める唯。
↓梓の行動 身を委ねるor抵抗する
梓(… … …)
唯「…お?」
突然、自分に身体を預けるようにもたれかかって来た梓に唯は一瞬動きを止める。
梓「…何してるんですか?早く洗って下さい…」
顔を上気させて潤んだ瞳でそう言った梓に、唯は思わず生唾を飲み込んでしまった。
唯(あれ?あずにゃんいつもと違う可愛さが?)
多少怯んでしまったものの、ここまで来たらいくら唯でも引っ込みは付かなかった。
唯「あの、それじゃあ…洗わせていただきます!」
まだ冗談の延長上と思いつつ、唯は梓の背中をゴシゴシと手で洗い始める。
梓(…んぅ…っ!…あっ…)
触れられているだけで気持ちいい…。もうこれ以上望んだら絶対に関係そのものが壊れちゃうと思いながら、梓は束の間の幸せを堪能していた。
唯(…何か、あずにゃんが色っぽい…な)
唯「…あずにゃん?」
何時もの口調ではなく、静かに梓の名を呼んだ。
梓「…はい…何でしょう?」
振り返る事無く、同じく静かにそう答える梓。
その雰囲気はまるで、一番最初に会って、そして部に入るか入らないかで悩んでる時の梓にそっくりだった。
唯「…ごめんね?私その…、調子に乗っちゃったみたいで…」
梓の背中に触れているその手はもう動いていなかった。
コマンド
梓「いいですよ?もっと調子に乗っちゃっても」
梓「そうですよ!いつも唯先輩は調子に乗りすぎです!」
唯「…怒っちゃった?」
投げやりにも聞える梓のその台詞に、流石の唯もその手を離す…。
梓「え?あの、別にそう言った意味じゃなくて!」
唯「そうだよね、私先輩としてあずにゃんの事可愛すぎて…つい行き過ぎちゃったみたい」
寂しそうな笑顔…。かなり本気で後悔しているようだ。
唯「そろそろお風呂から出よっか?のぼせちゃうね」
唯はそう言ってお湯を頭から被ると、拭かずに早足でバスルームから出て行った…。
梓「… … …」
お風呂から出て、梓は憂から着替えを借りて帰路に着く…。
ほんの少しだけ気まずくはなったものの、軽音部としての活動は何時も通りにその後も続き、そして唯達は卒業して行った。
軽音部に一人残された梓はその時の事をもう思い出す事も無く、お茶の準備をしながら新しい部員を部室で待ち続けた…。
エンド1【一人の部室】
ロードしますか?
する
しない
ピッ!
コマンド
梓「いいですよ?もっと調子に乗っちゃっても」
梓「そうですよ!いつも唯先輩は調子に乗りすぎです!」
梓「そうですよ!いつも唯先輩は調子に乗りすぎです!」
少し爆発したように強い口調で唯に振り返る梓。
唯「え、あの…その…ごめんね…あずにゃん」
梓のその行動にびっくりし、そして少し悲しそうな顔をする唯。
唯「調子に乗っちゃった…。うん、もうしない…よ…」
お湯を頭から被って立ち上がろうとする唯。
梓「…いえ、違うんです唯先輩…。その…」
梓は、お風呂から逃げるように立ち去ろうとする唯を引き止める為に正面から抱きついた。
唯「…あず…にゃん?」
梓「私…、ホントは唯先輩の事が凄く好きなんです…。だけどさっきは恥ずかしくて…その」
顔を真っ赤にしてそう答える梓に、唯は穏やかな優しい顔で梓を抱きしめた。
唯「うん、ありがとうあずにゃん…」
サッカーか?やたらと重いので続きは次の機会に。
梓「… … …」
抱き合ったまま熱っぽく、頼りない子猫のような表情でじっと唯を見つめる梓…。そして目を閉じて唯からの行動を待つ。
唯も梓の求めている行動を悟ったのか、たった一年早く生まれただけの先輩として、可愛い後輩の為に覚悟を決める。
唯「ごめんねあずにゃん、これからする事は今日だけだよ?明日からは今まで通りだからね?」
そう、これは今だけの夢なのだ…。だがそれでもいいと梓は思った。
梓「…はい、先ぱ…」
言い切る前に唯によって唇を奪われる。普段はいいかげんなキャラとして通している唯もやはり知識だけはあるのだ。
そして予想以上に、少なくとも今の梓の心を蕩けさすには十分なキスであった…。
梓「…ぷは…っ…」
永遠とも思える、だが実際にはたった数秒のキス。梓はまさに天にも昇るような気分だった。
唯「あずにゃん、後ろ向いて」
梓「…え…?あ、はい…」
言われたとおりに後ろを向くと、背中側から包むように唯先輩に抱きしめられる。
唯「さっきの…、身体を洗う続きをするよ?」
そう言って手にハンドソープを付けると梓の前面。胸から腹にかけてその手に付いた石鹸を優しく塗り始めた。
梓「ひゃん…!ゆ、唯先輩…んっ!」
思わず声が出た。バスルームに声が響く…。
唯「駄目だよあずにゃん、声を抑えないと憂に気付かれちゃう」
そう言いつつも、その手の動きは止めない。撫で回すように、そして石鹸の泡と梓の身体を混ぜまわすように。
梓(あ…、んっ…くはっ)
口を手で押さえて声を押し殺す梓。両方の胸を唯の手の平で柔らかく揉みしだかれる度にその身体は面白いように反応する。
唯「あずにゃん、可愛い…」
耳元でそっと囁かれるだけでも感じてしまう。
梓(んんんっ!)
身体が跳ね上がった。不意に耳たぶを甘噛みされて、そのまま首筋にキスされたのだ。
ID:h9k9s5l+Oが自スレ立てる頃ぐらいに再開しますw
その間にちと用事できたので外出~。
梓(ふぅ…っ!ん…ぁ…)
唯に胸を揉まれながら首筋と鎖骨周辺を優しくを吸われて舌を這わされる。
そして時折思い出したかのように乳首を指で弾かれ、摘まれる度に梓は小さく声を上げた。
梓(ゆ…っ、い先輩…。凄く、上手です…)
予想外過ぎる唯の責めに、梓はうっすらと涙を流しながら耐える。
唯(私がこうやってもらったら気持ちいいとか思う場所をあずにゃんにしてあげてるだけだよ?)
そう言いつつ、胸を責めている手の片方をスッと撫でるように下げて梓の下腹にタッチする…。
梓(…あ、ッ…)
あと数センチ動くだけで梓の大事な場所に到達する唯の手。
唯(あずにゃん、いい?)
耳元で優しく囁かれた…。
↓ 「来て…下さい」or「え?ちょ…、まだ心の準備が…」
唯「うん、それじゃいくよ?」
そっと、まるで壊れ物を取り扱うような力加減で唯先輩の指が私の大事な部分に触れた。
梓(あうっ…ん…)
唯(あずにゃん、濡れてる?)
唯先輩に胸や首筋を責められている時から、私のソコは既に潤いを帯びている。唯先輩はそれが石鹸かそうでないかを確かめるように指を動かした。
梓(ひうっ!…だって、あ…っ、唯先輩の、気持ちいい…からっ!)
石鹸と交じり合い、粘着質な音を立てながら息も絶え絶えに答える梓。その姿を見た唯は…。
唯(あずにゃん、やっぱり凄く可愛いよあずにゃん)
そのまま背後から圧し掛かるようにして私をバスルームの床に押し倒した。顔が床に密着してまるで動物が交尾するような体勢。
梓(ひゃん!)
唯先輩が私の背中に密着してお互いの体温を共有する。その間も唯先輩の指は休むことなく私の大事な部分をかき回していた。
唯(あずにゃん、もっと感じて)
キターの弦を操るように唯先輩の指が激しく動き出す。その動きに反応し奏でられるのは私の押し殺した声。
梓(やっ…、あっ、くぅ…んっ!)
リビングに居る憂に聞えないように手で押さえて声を押し殺すのももう限界に近かった。
唯(声抑えるの…辛い?)
指の動きを一旦休め、背後から圧し掛かったまま聞いてくる唯先輩。
梓(あ、唯先輩…、私、我慢しますから…、止めないで下さい…)
唯(じゃあ、コレ咥えてみる?)
唯先輩は身体を離して私の身体を仰向けにすると、私に小さく丸めたタオルを差し出した。
梓(…はい…、あむっ…)
私は言われたとおりにそれを咥えるが、直ぐにタオルは唯先輩の手で引き抜かれる。
梓(…んあっ…え?何…?)
唯(その前に忘れ物♪)
再びキスをされた。
梓(んっ…んんっ!んはっ!)
キスが終わり、タオルを咥えさせられる。
唯(行くよ?)
再び始まる唯先輩の指による責め。今度は仰向けである為に唯先輩のキスが私の胸にも降り注いだ。
梓(んんぅ!っ!あううう…っ!)
くぐもった声がバスルームに静かに響く。乳房の上を舌が這い、乳首を吸われる快感が絶え間無く襲い来るのだから。
唯(あずにゃん胸感じやすいんだ…)
面白いおもちゃで遊ぶように責めは続く。
唯のコマンド
↓もっと胸で遊ぶorそろそろ下に移動
唯(あずにゃん、そろそろこっちもいいよね?)
梓の答えを待たずに、唯は胸から離れて下腹部にその舌を這わせていく。
唯(んっ)
梓(ひっ…!)
割れ目を開き、剥き出しにした突起を唯は舌で舐め上げ始めた。そしてその指は梓の膣口周辺を彷徨い、浅く埋めては抜き差しを繰り返す。
梓(うううっ!うんっ!はあっ!)
股間に埋もれる唯の頭を押さえて悶える梓。絶頂の予感が背筋を伝ってくる。
梓(あんっ!先輩…!お願い…)
タオルを口から離して梓はある懇願をした。
梓(もう、指でもいいです!私の…初めてを…奪って下さい!)
そうする事で、この記憶は夢では無くなる…。
唯(… … …)
梓(唯…先輩…)
だけど、唯の発した一言はその願いを却下した。
唯(駄目だよあずにゃん、これは将来あずにゃんが本当に好きな男の人のお嫁さんになる時に取っておかなきゃ)
梓(だって、私が好きなのは唯先輩で…)
唯(違うよあずにゃん、最初に言ったけどこれは夢なんだよ。あずにゃんと私が見た同じ夢だから、忘れなきゃ駄目なんだよ?)
唯(だから、これが終わったら、忘れようね?)
トドメとばかりに唯は梓の敏感な部分を口に含んで吸い、同時に舌先で転がした。
梓(…!ひっ!あっ!やだっ!あっ!あああああっ!)
世界が白く染まる…。そして…。
梓「…はっ!」
梓は、見慣れない部屋のベッドの上で目を覚ました。
梓「あれ?ここは…?」
そしてベッドの脇に目をやって…。
梓「…唯先輩?」
床に座って、ベッドに頭を預けて寝ている唯先輩の姿がそこにあった。伸ばした手はご丁寧に梓の手を握り締めている。
梓「…あ、あの…先輩…?」
軽く揺さぶって見る。すると唯は目を覚まし、寝ぼけた目で梓の姿を確認した。
唯「あずにゃん目が覚めたんだね?良かったよ~!憂!う~い~!」
そう言ってから部屋の外に居るらしい憂を呼んだ。
その後聞いたらどうやら私はお風呂でのぼせて倒れた…らしい。
でも夢を見た…とは言わない。あれは現実だった。
洗面所で鏡を見て、私の首筋に唯先輩のキスの跡が一つだけ残っていたから。
唯「あずにゃ~ん、もう大丈夫?」
相変わらず後ろから私に抱きつく唯先輩。
梓「あの…先輩?…お風呂での事…」
それを聞いた唯先輩は、少しだけ真面目な口調で…。
唯「駄目だよあずにゃん、その夢は一瞬だけの幻みたいな夢なんだから」
唯「目覚めた今の世界は現実だよ?」
そう言って本当に優しく笑ってくれた。
梓「…そう…そうですよね!夢は覚めちゃわないと!」
ほんの少しだけ涙が出そうになったけど、唯先輩がそう言うならそう言う事にしておこう…。
今の私達軽音部の夢はメジャーデビューなんだから。…限りなく不可能な夢だけど、これぐらいの夢ならいいよね…?
エンド2【夢から覚めて】
エンド3はローターを返しに部室行ったら今度はもっと凄いモノがあったでござる状態な話になる予定でした。
犯人は和ちゃん。唯に拾わそうと思ったら日を間違えて、梓がトンちゃんを世話する日に置いてしまったオチ。
さすがに700越えでロードしたら書ききれんw
>>1
で、当然付き合うハッピーエンドもあるんだろうな?
>>747
え?付き合うハッピーエンド?ここに居る兄弟達を差し置いて?
超オマケ
律「うげ…っ!何だコレ!?」
めんどくさいと思いつつ、仕方無しに部室にトンちゃんの世話をしにいったら…。
律「…これって…やっぱアレだよなぁ?」
部室のテーブル。いつも皆でお茶を飲んでダベっているその上に。
律「バイブ…だよな?」
なんだか凶悪なアイテムがそこに置かれていた…。
律「流石に聡のとは全然違うなー、昔の話だけど」
内心びっくりしながらも、興味深げに観察する律…。
いや、これはローター返しに行った梓が手に入れるアイテムだった。
だけど返しに行かなかったので代わりに律によって拾われていたという話で
つまるところ続かないw
Refrainという選択肢はありませんか
だが処女がどうやってバイブを使うというのかw
さっきの唯梓の風呂シーンで所持していれば発展したとか?
双頭だったりしたらなお興奮
>>762
Refrainと言うか何と言うか、この板は続き物立てると異様に叩かれやすいのはどうしてだろう?
>>763
律が使うなら澪に…言わせんな恥ずかしい。
梓だと快楽に負けて勢いで使っちゃいそうです。所持ルートだと唯は出てこないで、猿のようにオナるあずにゃんルートでした。
律ちゃん僕の使ってください。
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>>769
律「何を…?」
>>766
出る杭は叩かれるという言葉があるのですよ
>>766
SSのジャンルにもよるけどね まともな奴書いても相手にされなかったりするし
結局はクロスオーバーとかエロに走ったほうが人も来るし 書き手の苦労も知らず・・・ね
律澪も悪くない
ならばこのENDでも良かったのかもw
>>1
唯梓を発展させるのなら続きをやってもよい
そうでないならさっさと去れ。どれだけ保守したと思ってんだ
ー=、 、ー-、`ヽ、、ヽ`!i' , ,i",r'",-'"=ミ
`ヽ`ヾ`、 ! ヽ ! l! i! !_i_/_<'"``
`,ゝ、iliー'" "、,"、', i, リ
!/!,li ,;;-=o=-,ッィ=。ゥィ
__ i、`!', '; `ー /;;!i、''; ,!
ー''`ヽ`,ーi'`''"!、ヽ , `一'、 / __
`il `i ! ヽ、  ̄ ̄ / iヽ、/ ,.ヽ_
i! !` `ーァ、-ー' ! ノ!トi,!'",ノ-、
,..=、i! iヽ-、 rィ',;'!ヽー-、! `/_,i' _,.!'、
=ニヽ、 , `, /ヾ=ソ ノ !/ !、`ー`''イ、
-ー-、 `i, / / ヽ `イ_, i -'" ̄`! ! ヽ
ゝノ /-'" ` ' ! ヽ !
>>775
おまえだけの ゆいあずが いるだろう?
和「…私が置いたローター、間違って中野さんが持って行っちゃった…」
和「唯が使ってくれると思ったのに…」
和「でも、流石に私が置いたとか言って取り戻す訳にも…」
和「…はぁ、アレは諦めるか…」
和「鍵を職員室に返すついでに唯のスケジュール聞いてみたけど…」
和「…練習の日と重なるのなら置くのは無理か…」
和「その前に置いたヤツは田井中さんに…高かったのになぁ…」
和「置いて悪戯するのはもう諦めよう」
(とんとん)
和「…?あら?琴吹さん?」
紬「和さん…グッジョブですわ!諦めては駄目!」
和「…え?」(もしかしてばれた!?)
>>786
誰だよw
紬「おかげで唯ちゃんと梓ちゃんの女同士の美しい愛情を見る事ができました!」
和「え?…あの…琴吹さん?」
紬「そして更に律さんと澪さんの新しい関係も披見できそうです!」(ガシッ!)
紬「和さんこそ愛のキューピッドに相応しい人!尊敬します!」
和(何だか分からないけど怪しい趣味に巻き込まれた気がする…)
紬「さぁ!二人で見守りましょう!永遠の美しい百合の世界を!」
和(たーすーけーてー!)
エンド???【見守りし者達】
切ない気持ちがどこかへ消えてしまったw
>>797
未来へと羽ばたきたいから
>>799
切ない気持ちは苦笑いで吹き飛ばします。口直しの漬物です。
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