美琴「せーんぱいっ」一方通行「あァ?」(239)

美琴「この問題について教えてほしいんだけど」

一方通行「お前にわからないような中二程度の問題があンのかよ」

美琴「いくら私でもそれくらいあるわよ!悔しいけど!」

一方通行「そォは見えねェがなァ」

美琴「そそ、そう?」

一方通行「……ったく、貸せ」

美琴「なんだかんだ言いつつもやってくれるのね、ありがとう!」

一方通行「……チッ」

美琴「あの……ところで」

一方通行「上条なら月詠に呼び出されて職員室だ」

美琴「なっ!ななな何でいきなりソイツの話になるのよ!」

一方通行「言っておくが、バレバレだ」

美琴「は?」

一方通行「このクラス全員が知ってるから」

美琴「……何をよ」

一方通行「お前が昼休みの度、上条に会いにクラスまで乗り込んでいること」

美琴「ぶほっ?!!……はあ!?」

一方通行「ついでに全て空回りしてンのも周知の事実だ」

青ピ「後輩まで手懐けているなんて……カミやんめ!」

土御門「しょうがないぜい……超電磁砲は出会った時からフラグが立ってたからにゃー」

吹寄「ああいうだらしない奴がいるから日本の政権は安定しないのよ。一度シめるべきね」

姫神「政権云々は関係ないと思うけど。後半は同意」

美琴「な……!」

一方通行「ほらな」

美琴「バカじゃないの!?アイツ目当てだなんてそんな訳ないじゃない!」

一方通行「あァ、隠さなくていい。気付いてないのはアイツぐらいだから」

美琴「隠すって……!」

美琴「……はぁ、もういいわ。本当、バカ……」

一方通行「ご苦労なこった」

美琴「……とにかく、いつぐらいに帰ってくるのよ」

一方通行「今日の昼は帰ってこねェよ」

美琴「え?」

一方通行「弁当持って行ったから、そのまま屋上で飯だろォなァ」

美琴「そうなの……」

一方通行「落ち込むな。一緒に弁当食ったらいいじゃねェか」

美琴「アイツに用事なんてないもん……」

一方通行「変な所で消極的だよなァ」

美琴「うう……って、アンタはどこ行くの?」

一方通行「屋上。上条と約束してンだよ」

美琴「ふぅん……いいわね、仲良さそうで」

一方通行「野郎に嫉妬してんじゃねェ」

美琴「してないわよ!ただ何というか」

一方通行「ハイハイ。言い訳はいいからさっさと準備しろ」

美琴「?」

一方通行「お前も行くンだよ」

美琴「え……?」

一方通行「アホみてェな面するンじゃねェ。早くしろ、置いてくぞ」

美琴「ま……待って!」

一方通行「フン……」

美琴「……一方通行ってさぁ」

一方通行「あン?」

美琴「昔より丸くなったよね」

一方通行「うるせェ」




禁書「とうま!今日のお弁当は何でしょう?」

上条「んー?そうだなぁ、オムライス?」

禁書「ぶっぶー!正解はラーメンでした!」

上条「どうしてラーメンをお弁当にしたの!?いくら食べたかったとしても無理するな!」

禁書「水筒に入れてきたお湯を乾麺にかけて、具をトッピングすれば完成なんだよ!」

上条「本人が満足すればいいんだろうけどさ……」

禁書「いただきまーす!」

上条「いただきます」

上条「お味はどうだ?」

禁書「うん、やっぱりラーメンは出前に限るね!」

上条「自分のしてきたこと全否定!?」

禁書「ていうかあまり美味しくないかも……」

上条「せっかく頑張って工夫したのにな……。でもそのチャレンジ精神はいいと思うぞ」

禁書「あっ、とうまも食べてみる!?」

上条「自分の不味いと思うもの人に勧めるなよ」

禁書「気にしなくていいんだよ。私もとうまのお弁当食べるから!」

上条「そっちが目的かあああああ!!」

禁書「あっ、とうまも食べてみる!?」

上条「それじゃあ遠慮なく」

禁書「あっ…私のことは食べちゃだめかも…んっ…」

上条「全部食うんじゃねぇ!」

禁書「この煮付け美味しいね!前より味が深くなってるんだよ」

上条「返せ!」

禁書「あっ!」

上条「やっと自炊を覚えたんだからちゃんとした弁当ぐらい作ってきたらどうだ!?いつもいつも無茶しやがって……」

禁書「私だって朝早く起きて努力してるんだよ。でも何故か家を出る時にはなくなってるの」

上条「それ朝食と一緒に食ってるんだ!絶対そうだ!」

禁書「えー?それにしては二時間目くらいにはお腹空いてるんだけど」

上条「俺、お前の胃袋が四次元に繋がってると言われても驚かない」

禁書「でも味付けはどうやってるの?作り方聞かせてほしいかも」

上条「いいでしょう!不肖、この上条当麻が直々に伝授してやるーっ!」

禁書「わくわく」

上条「といってもこれ五和から教わったんだけどな」

禁書「へ?」

上条「最近色々と学んでるから料理スキルがどんどん上がってるなー」

禁書「……最近?」

上条「そうだ!久し振りにうち来るか?腕によりをかけてご馳走するぞ」

禁書「…………」

上条「……インデックスさん?どうして不機嫌そうな顔をしてらっしゃるので?」

禁書「別に」

上条「嘘だー!明らかにイライラしてんじゃん!」

禁書「何でもないもん」

上条「……あ!ははーん、さては俺がお前より上手になるのが嫌なんだろ?

禁書「何でもないって」

上条「ふっ、そもそも一人暮らし数年の上条さんについ最近まで穀潰し同然だったインデックスが」

禁書「ぷちっ」

上条「かなう訳があああああああああああああああ!!?」

禁書「はんへほはひっへひっへふんはほ(何でもないって言ってるんだよ)!」

上条「勝てないからって実力行使!?見苦し……ってぇ!痛い痛い!」

禁書「ふがー!」

「……アンタら」



美琴「学校でイチャついてんじゃないわよー!!」バチバチバチ

上条「ぎゃあああああ!!?」

禁書「あれ?みこと!」

美琴「インデックスも食事中にはしたない真似しないの!」

上条「ていうかどうしてここに御坂がいるんだよ?」

美琴「何よ、居ちゃ悪いの?」

上条「そういう訳じゃないけど。珍しいなーっと思って」

一方通行「俺が誘ったンだよ」

禁書「あ!やっと来たんだね!」

上条「よお一方通行。悪いな、意外に先生の用事が早く終わってさ。先に食ってたよ!」

一方通行「気にすンな。食に関してインデックスが待てる筈ねェもンなァ?」

禁書「むっ」

上条「あ、ベンチ座る?」

一方通行「いや、地べたでいい」

上条「んじゃあ御坂座れよ」

美琴「私もいいわ。そしたらアンタの席がなくなるじゃない」

上条「お前スカートじゃねぇか。下に座る訳にはいかんだろ」

美琴「短パンだから気にしないわよ。ほら」

禁書「みっ、みこと!?」

上条「……………………」

一方通行「………………」

美琴「ちょ、いきなり黙り込まないでよ!」

上条「自分からスカートの下見せつけるとか……」

一方通行「ダメだな……わかってねェよ」

美琴「えっ?」

上条「ふとした拍子に見えちゃった☆みたいなのがいいんだろうが!それをお前……見損なったぞ!」

禁書「でも短パンなんだから結局関係ないでしょ?」

一方通行「短パンだったことを残念に思う楽しみもあンだよ」

禁書「…………わー」

美琴「そ、そう……でも意外ね。一方通行もそんなこと考えてるのね」

一方通行「俺ァ一介の性少年だぜェ?知らないなら教えてやる。高校生の八割がなァ、一日中エロいことを考えている」

美琴「うえぇっ……」

一方通行「しかも男女問わずだ」

美琴「うえぇー!?」

禁書「何で私の方を見るの!?みこと違うよ!?私はそんな事考えてないんだよ!」

美琴「えっ、でも……」

一方通行「インデックスも例外じゃねェ」

禁書「献身的なシスターは色欲なんて持ってませーんー!」

美琴「私は誰を信じればいいの……!?」

黒子「た、たしかに・・・ですの」

美琴「はっ!」

上条「ん?」

美琴「<●> <●>」

上条「ななな何でございましょう御坂先生!?」

美琴「インデックスが残り二割に入るとしましょう」

禁書「ホッ」

美琴「でもアンタは……」

上条「えー!?俺にとばっちりが来たのですがー!?どうしてくれんだそこの二人!」

禁書「私も気になるかも」

一方通行「俺も気になるかも」

上条「『かも』じゃねぇよ!あと一方通行が首傾げても怖いだけだぞ!」

一方通行「………………」

美琴「で?どうなのよ」

上条「はいっ?!」

美琴「アンタは……えー、そのぅ……同級生の女の子見てそういうこと妄想してたりする?」

上条「そ、それは……」

一方通行「正直になっちゃえよ」

禁書「黙って!」

一方通行「………………」

上条(くっ……どうする俺!ノリに乗っちまったが正直俺みたいなシャイボーイに答えられる訳ねぇ!)


一方通行『正直になっちゃえよ』


上条(俺もさっきの一方通行みたいに吹っ切ってオープンスケベになりたいが……でも無理……、あれ?)


上条「そういや打ち止めは?最近見ないけど」

一方通行「小学校に行き始めたンだよ。芳川が『同年代の友達が欲しいだろうから』つってなァ」

上条「ふーん。ずっと高校までついてきていたからなー。一方通行とワンセットで見てたし寂しくなるよ」

一方通行「ッ?!!」

上条「言っておくがお前が思ってるような意味はないから。癒し系マスコットだから」

一方通行「ンだとゴルァ!!?癒し系マスコットだとォ!?その通りじゃねェか!」

上条「同意ならキレんなよ!」

一方通行「俺よりも的確な例えをしたお前が憎い……ただ、それだけだ」

上条「動機は軽いですが気持ちは重いですね!?」

一方通行「お前をグッチャグッチャの人形にして祭りたいぜェ!」

上条「言葉は軽いですが気持ちは重いですね!?」

一方通行「あァ……お前の顔面に付いた血をペロペロ舐め取って嫌われたいなァ……」

上条「言葉は軽いですが気持ちが悪いですね!!?」

一方通行「冗談だ」

上条「一応訊くけどどこからどこまで?」

一方通行「………………」

上条「目を逸らすな!」

一方通行「そういえば上条」

上条「なんだよ!」

一方通行「弁当見ろ」

上条「ん?……ああああああ!!?インデックスてめー!俺の飯食ったろ!?」

禁書「モグモグモグモグごくん……何を言っているのとうま?」

上条「まさかその頬っぺたにご飯つぶを付けておいて、食ってないなどとほざきませんよね?」

禁書「この世は弱肉強食なんだよ!」

上条「はーい頂きました暴食シスターさんのありがたいお言葉ー!」

上条「という訳で御坂悪い俺の満腹のために礎となってくれ!」

美琴「え?……あー!大好物のナポリタンがー!」

上条「うまー!」

美琴「最後のお楽しみだったのに……返しなさいよ!」

上条「残念ながら貴様のスパゲッティは俺の腹の中だ!悔しかったら吐き出させてみるんだなー!」

美琴「ぐぬぬぬ……」

一方通行「たこさンウインナーはもらった」

美琴「あっ!隙見て奪われた!?くっ……こうなったら私だって……」

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org819533.jpg
こんな感じか

>>81
kwsk

かわいいいいいいいいいいいいいいいいいかたなかなたきなさかななきさはらまたあなさないさたあさまか

禁書「私にもちょーだい!!」

美琴「あああああああ!?真正面から弁当を取られた!?」

禁書「この世界は弱肉強食!強者だけが食べれるんだよ!モグモグモグモグ」

美琴「あっ……あああああ……」

禁書「ごちそーさまでした!」

美琴「ううっ……少しも残ってない……」

禁書「あ……ゴメンね?美味しい物には夢中になっちゃうの。代わりにラーメン食べる?」

美琴「うん……ってこんな伸びきったラーメンなんぞいるか!!」

上条「一方通行、卵焼きくれ」

一方通行「おォ」

上条「代わりにカレーパンやるよ」

一方通行「サンキュー」

美琴「そこ!仲良くおかずトレードしない!」

一方通行「ンだよ、イライラしてんじゃねェよ。糖分足りてないのか?」

美琴「腹減ってんのかもしれないわねぇ誰かさん達のせいで!」

上条「全部食って悪かったなぁ御坂。メロンパン食う?」

美琴「え、いいの?」

上条「ああ、俺も少し食べちゃったし」

美琴「うん……」

美琴(コイツ、いきなり優しくしてくれるからビックリするのよね……。そこが好きなんだけど)

美琴「じゃ、いただ……」

上条「これで糖分足りるだろ?」

美琴「まふまふまふまふまふまふまふ」

上条「全部食ったー!全部食べよったー!悪いのインデックスなのにー!」

禁書「あ!それ軽い皮肉!?」

上条「真実だ!」

美琴「ふん!お返しよ!」

上条「それはインデックスにやってくれよ」

美琴「だってあんなラーメンなんかいらないし」

禁書「あんなラーメン?……ズルッズルッ……今あんズルッズルッ……あんなのいらないって?」

美琴「雑食ってこの子を指す言葉なんだ」

禁書「ズルズルズルッ……ごくっ、ごくっ、ごくっ……ぷはぁっ!」

上条「流石に満足になったかー?」

禁書「うん!でも甘い物は別腹かも」

上条「はっはっは。今日もジョークが冴えてるな」

禁書「ジョーク?本当のことを言っただけなんだよ」

上条「うんうん。じゃあ俺は残りのカレーパンでも食うとしましょうかね」

一方通行「ホラ」

禁書「きらーん」

上条「目を輝かせてもあげませんからね?」

禁書「けちくさいかも」

上条「聞こえなーい。(ぱくっ)……ん?」

美琴「どうしたの?」

上条「これ……中身がない……」

禁書「た、ただのあげぱんになってる!」

上条「一方通行……どういう食べ方したらこうなるの?」

一方通行「あン?普通に食っただけだが?」

上条「普通なら一口食っただけでカレーを全部抜き取るなんてしないぞ!?」

一方通行「……そういやァちょっとベクトル操作使ったかもなァ」

上条「ひどい……、てかそんな事もできるんだ」

一方通行「舌の上でちょちょいと」

>一方通行「舌の上でちょちょいと」







>一方通行「舌の上でちょちょいと」




「ふぁっ……はふっ……」


強引に押し付けられた口元で感じるのは相手の唇だった。熱っぽいそれが自分のをなぞるように吸い付く。
彼の胸を必死に叩くが全く効いておらず、逆にある感情を燃え上がらせていくようだ。


「……ふっ……だ……だめっ……」

「聞こえねェなァ……」


その声を聞いたとたんに体がビクンッと跳ねたのがわかった。触れ合う肌を通じて快感をベクトル操作して
いるのだ。吐息が顔に当たり、口内を長い舌が舐め回る。押し出そうとしたが、いつの間にか自分のものと絡んでしまっていた。

「…………ハハ」


それに気付いた彼が野獣の如く瞳を輝かせ、行為を激しくさせる。


「…………は……ンあ」

「…………ん………………ふぁっ!?」


突然大量の唾液が流し込まれた。同時に彼はパッと離れ驚く様子を眺めては笑うが、しかしそれを咎める暇
はない。溜め込んでいる二人分の唾液を吐き出す訳にはいかず、喉を鳴らせて飲み込んだ。


「大好きな一方通行の味は旨かったかァ?」


①打ち止め
②妹達
③御坂美琴

>>118-120

①~③選んでほしい

じゃあ①

①うわぁぁぁぁああん!!ミサッ……ミサカはっ……!うわぁぁぁぁあああああん!!

②美味しい訳あるか、シネ!とミサカはクソ野郎に暴言を吐きながら一一〇番通報します

③中学生はババア……なんだっけ?言っておくけどジジイには興味ないの。また会いましょう、裁判所で

それ以外:お礼にお返ししよう。後ろを向くのである

一方通行「文句あるなら全部返してやるよ、面倒くせェが」

上条「いらねぇよ!腹に手を当てるな逆流させる気!?しょうがないからこれで我慢しますよ!」

禁書「いらないんだったら私が」

上条「うんうん。いらなくないから落ち着こうね、インデックス」

美琴「あ!今何時!?」

一方通行「一時過ぎになるが」

美琴「ヤバい、行かなくちゃ!この後移動教室なの!」

上条「おー。行ってらっしゃい」

美琴(そういえばコイツに何か質問した気がするんだけど、なんだったかしら)

美琴「まぁいいわ……じゃーね!」

上条「また一緒に食おうなー」

美琴「!……うん」

禁書「今度はもっと大きなお弁当を持ってきてほしいんだよ」

美琴「ほどほどにしときなさい。……せんぱい」

一方通行「あァ?」

美琴「ありがとね」

一方通行「また来いよ」

美琴「また来るわ」




 おわる

途中でよく分からんテンションになった
たぶん眠いからだと思う
(´;ω;)ノシ<支援ありがとう
おやすみなさい


そして保守!誰か続きを書く者はおらぬか!!

一方「上条なら職員室だぞォ」

美琴「!」ギクリ

美琴の休み時間はいつものように上条の教室に遊びに行くこと。
いつもなら、親友の一方通行と土御門と青髪ピアスでわいわい騒いでいる。
しかし、教室には一方通行と他のクラスメイトしかいなかった。

美琴「またあのデルタフォースは呼び出し?」

一方「あァ」



さぁ、誰か続きを書き英雄になれ!

美琴「何で呼び出し?まぁ、大体予想は付くけど」

一方「課題未提出だと」

美琴「やれやれ」

美琴は一方通行の隣の空いている席に座る。
そこは上条の席で、そのまま机にぐだっと突っ伏す。
休み時間で教室内は騒がしい。

一方「居座る気かァ?」

美琴「悪い?」

一方「悪い」

美琴「なによ、意地悪ね」




一方美琴が読みたい、誰かかいてくらさい
ボクはこれからレジ打ちしなくちゃならないのれす

一方通行「毎回毎回こんな所まで来て……友達いないンですかァ?」

美琴「失礼ね!アンタに言われたくないわよ!」

一方通行「ンだとゴラ。友達ならいるぞ、たくさんいるぞ。上条とか土御門とか青ピとか冷蔵庫とか海原とか」

美琴「明らかに変なのが混じってなかった?一つ家電製品だよね?」

一方通行「例え冷蔵庫だとしても友達は友達だ。人間じゃなきゃいけない理由でもあるンですかァ?」

美琴「う……氷華さんの事もあるから反論できないけど、でもおかしいわよ」

一方通行「そォいうテメェはどォなンだよ」

美琴「へ?」

一方通行「テメェの友達って奴を言ってみろ」

美琴「ふ……ふん、天下の超電磁砲をナメんじゃないわよ」

一方通行「へェ?」

美琴「黒子でしょ、初春さんでしょ、佐天さんでしょ、それに……」

一方通行「それに?」

美琴「……………………」

一方通行「あァ……さすがの超電磁砲サマも友人関係には乏しいンですねェ?」

美琴「……………………あと妹達!」

一方通行「ッ!!?ズリィ!?一万人もの友達なんて誰が作れるンだよ!?」

美琴「文句ある訳?」

一方通行「ありまくりだなァありまくりだよおィ」

美琴「何よ……だって私にはそれぐらいしか気楽に話せないし」

一方通行「……妹達はどっちかといやァ家族じゃねェか?」

美琴「……そうね。一万人も家族がいるなんて私幸せね!」

一方通行「羨ましい限りだぜ」

美琴「ふふふ、良かったらアンタも仲間に入れてあげるわよ」

一方通行「養子になれってかァ?お前の父親はおっかねェ、お断りだ」

美琴「違う違う」

美琴「御坂家の誰かと結婚すればいいの!」

一方通行「はァ!?」

美琴「だから、ケコーンよ」

一方通行「……何だそりゃ」

美琴「婿養子になればアンタも私達の一員ね。一方通行ならみんなも歓迎するわ」

一方通行「……くっだらねェ」

美琴「そう?良い考えだと思ったのに」

一方通行「ありえねェし。そのアホみたいな発想はどこから出ちゃうンだァ?つかみんな同じ顔なンだし選ぶンだよ」

???「せんぱぁーい!せんぱぁーい!!」

一方通行「ン?この声は………まさか!?」

美琴「その点なら問題はないのよ。アンタが結婚可能な年齢になる頃には個性も出てるだろうし」

一方通行「アイツらが個性、ねェ」

美琴「打ち止めや番外個体は言わずとも、尾行趣味、変態マゾ、北欧出身、一方通行偏愛娘……なーんて子も現れるかも」

一方通行「ハッ……そりゃ変わった人達ですこと」

美琴「……実はもういたりして」

一方通行「まさか。だがそォか……今は分からねェがきっと二年後には色んな妹達がいるンだな」

美琴「そう!大変よー、顔や名前も覚えなきゃならないんだから!」

一方通行「フン……そンなの簡単だな」

美琴「……アンタはあの子達の友達なんだから、しっかりしなさいよ」

一方通行「おォ。宣言した通り守ってやるよ。アイツらも、テメェも含めてな」

美琴「っ!……ふぅん、頼もしいわね」

一方通行「と言う訳で友達は俺の方が多いってこった」

美琴「ちょ、はぁ!?何言ってんの!?」

一方通行「妹達。俺は友人お前は家族。俺一万人お前三人」

美琴「……今すぐアンタも家族にしてやるーっ!二年後首洗って待ってなさいよ!」

一方通行「残念ながらソイツらも結婚出来ないンだなァ。まだ十六になってないから」

美琴「え?じゃあ結婚出来るのって」

一方通行「………………」

美琴「……………………」

美琴「……………………」

一方通行「……ミコト、ヨロシクネ」

美琴「バカ!!バカ!!バーカバーカ!!!」

一方通行「照れてンじゃねェよ。プロポーズしてきたのはそっちだろォが」

美琴「バーカバーカ!!バカバカ!」

一方通行「……それぐらいにしろよ。俺にも我慢の限界ってもンが」

美琴「ぶぁぁぁぁぁぁか!!!」

一方通行「いい加減にしろ表出ろやァ!!!」

美琴「上等よ第一位!アンタをその学園都市トップの座から引きずり降ろしてやる!」

一方通行「下剋上かァ?せいぜい楽しませてもらうとするぜェ」

美琴「慢ってられるのも、今のうちよ!」

一方通行「………………」

美琴「……………………」


キーンコーンカーンコーン


美琴「あっ、鐘鳴った。帰る」

一方通行「じゃあな」

美琴「うん。またねー」

禁書「あっけないね」

姫神「まあいつもの事。一方通行も。このクラスに慣れたみたいで良かった。その分。私の陰が薄くなった訳だけど」

上条「姫神……」

新たな書き手が来てくれた!
初めて人のぬくもりを知りました
ありがとう!
バイト終わったら読むぞ!

一方通行「よォ。戻ってきたか」

上条「長い時間正座させられて、俺の足はヤバイ。痺れて痛い」

禁書「すごい震えてるかも。他の二人はどうしたの?」

上条「……階段辺りで転がってるんじゃないかなぁ」

一方通行「情けねェ」

上条「いやぁ、昼休み丸々潰れて説教ってのはキツいもんがあるですよ?」

禁書「うーん。自業自得かも」

上条「お、良いもん食ってんな。くれ」

禁書「やだ」

上条「ケチ!まぁそろそろ授業の用意でもするか」

禁書「あ、私は学食でおばさんにプリン貰ってくる」

上条「……………………」

一方通行「上条、飛ぶンじゃねェ。今の発言はお前の空耳でも魔法使いの呪文でもない」

上条「……まだ食べるの?」

禁書「まだ八分目だよ?」

上条「わあ。インデックスさん、最近食欲がさらに旺盛になったよね」

一方通行「学園都市から食費を貰える事になって、本当に良かったなァ」

上条「あれ?このピンクのハンカチは何だ?」

禁書「そのカエルの絵はみことのだね!」

一方通行「アイツ忘れていきったなァ……ベタなモン落としやがって」

上条「仕方ない、後で届けてやろうぜ。御坂ってどこのクラスだったっけ?」

一方通行「確か六組だったような気がするが」

上条「……スミマセンが位置も教えて下さるとありがたい」

禁書「中等部B校舎の三階だよ。高等部校舎の西にある」

上条「うわー……めっちゃ遠いじゃん」

一方通行「お前、御坂のクラス知らなかったのか?」

上条「何回か聞いてるんだけどさ、どうしても覚えれないんだよ」

禁書「この街で一番の人数を誇るからね」

一方通行「まァ中等部は広いし、今日放課後の帰り道で嫌でも会えるだろ」

上条「うん、ここんとこ毎日御坂と遭遇するし、そん時に渡せばいいか」

禁書「毎日会ってるんだ……」

上条「そうそう、何故か俺の行く場所に偶然御坂が居るんだ」

禁書(……………………)

一方通行(そりゃ偶然じゃなくて待ち伏せされてンだよ)

禁書「うーん……聞きたい事はたくさんあるんだけど今はプリンが大事!じゃあね、二人とも!」

上条「早く帰ってこいよー……さて、五限はなんだっけ」

一方通行「日本史だ。良かったな上条、食後の睡眠が充分とれるぞ」

上条「う……いやいや上条さんも次ぐらいは頑張っちゃいますよ。何なら賭ける?」

一方通行「居眠りするに八兆円」

上条「はち!!?……一方通行がそこまで賭けるってんなら、俺もそれに見合った物を用意しなきゃなぁ!

    金なんて寂しい程に持ってない貧乏学生だが、命くらいは出せるぞ!どうなんだよ一方通行!
    てめぇは金だなんてあいまいに終わらせておいて満足なのか!?それとも納得のいくまで己と戦ってみるのか!
    どっちにするかは自分の心に聞いてみろ!」

一方通行「……熱くなってンなァ」

上条「……やっぱり今の無しで」

一方通行「いいじゃねェか、テメェの命と俺の金。面白ェ暇潰しになりそォだ」

上条「えっやだやだ」

一方通行「あン?何だァ?男が簡単に自分の発言を曲げていィと思ってンのかァ?」

上条「……ッ!こんな所でッ!命を捨てたくはッ!ありませんッッッ!」

一方通行「コーヒーが飲みてェなァ」

上条「買ってくるっス一方通行さんッ!」

一方通行「自動販売機行こォぜ」

上条「イエス・サー!」




 おわれ

おめーらも飯食って昼寝しようぜ
おやすみなさい

上条「一方通行さんはブラックで宜しいですね!?」

一方通行「あァ・・・」

上条「じゃあ上条さんは・・・あれ?御坂」

美琴「また会ったわね・・・偶然ね!」

一方通行「上条がなンかおごッてくれるッてさァ」

上条「いつ上条さんがそんな事いったのでせうか・・・」



こうですか?

一方さんは小さい「っ」はカタカナにはならないのだ
まめちしきな

俺がやっても伸びねえもん


美琴「じゃあ私はイチゴ牛乳」

上条「ずいぶんかわいらしいのを飲むんだな」ゴトッ

美琴「かわいいって///何言ってんのよ///」

一方通行(裏声)「ジャアワタシハイチゴギュウニュウwwwwwwwwwww」

美琴「あんたらあああああああ」ビリビリッ

>>187
そうなンですか・・・気をつけます


上条「と、ところでなんでこんな遠い自販機に買いに来たんだ?」

御坂「そっ・・・それは・・・(アンタに会えるかもって思って来たなんて言えない///)」

一通「こっちの自販機のイチゴ牛乳の方がうまいンだよなァ・・・」

上条「えっ?一方通行さんもイチゴギュウニュウ飲むんですか?wwwwww」

御坂「え・・・やだキモイこのモヤシ・・・」

一通「てめェらァ・・・」

御坂「先輩に失礼でしたね・・・訂正しますセロリさんwwwwww」

上条「wwwwwwwwwwww」

一通「・・・」

ホウカゴナンダヨー

土御門「かぁみやーんやっとこさ放課後だにゃー」

青ピ「新しくできたメイドカフェいこーあーくんもいこーよー」

一通「ロリメイドもいるンだろうなァ?」

上条「さすがに小学生はいないだろ・・・」

土御門「メイドはもう間に合ってるにゃー・・・」

青ピ「じゃあさじゃあさぁー久しぶりにあーくんち行こうよー」

上条「そういやぁ最近行ってなかったな」

一通「誰が許可すると思うンだよ」

土御門「じゃあ早速出発だにゃー」

一通「無視すンな!」


だれかやってくんないすか?

これは…三馬鹿+一方のやつを思い出すな

>>193
kwsk

>>194
多分したらばの方のSSのこと

>>196
サンクス

上条「そういや、打ち止めと芳川さんは最近どうなんだ?」

一方通行「どう……ってなンだよ」

土御門「だから二人の様子だぜい。黄泉川の方は学校で見てるからわかるけどにゃー」

一方通行「普通に元気だよ。それ以外に言うこたァねェな」

青ピ「ああ!あの二人に会うの楽しみやなぁ!もちろん打ち止めちゃんは小さいままですよね?」

一方通行「………………」

土御門「芳川さんは仕事見つけたのかにゃー?あのままだとお嫁さんになる以外に行く道はなくなるたい」

一方通行「………………」

上条「そういやこの前変な夢見たんだ。黄泉川先生が出てくるんだけど」

やっと来たか本物

一方通行「………………」

青ピ「えー?なになにー?」

土御門「他人の夢の話なんて大して面白くないぜい」

上条「まあ聞け。実はさ……」

一方通行「おィ」

上条「はい?」

一方通行「そこのバカ野郎三人、もしもアイツらに手を出したら…………ケスヨ?」

青ピ「いややなぁ、手を出すなんてありえへん!ただちょっとお話するだば」

一方通行「………………」

土御門「…………あ」

上条「青髪ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!」

土御門「あの青髪ピアスが川向こうまで吹き飛ばされただと……!?」

土御門(ま、全く見えなかった……なんて素早さ!これが学園都市第一位・一方通行ッ!)

一方通行「…………いいかァテメェら」

上条・土御門「「ヒィ!?」」

一方通行「物覚えの悪ィ馬鹿共に何度も教えてやるが………………ケスカラネ?」

上条・土御門「「はい!!」」

俺「セロリこわいよって俺は俺は言ってみる」

上条「哀れ青髪ピアス……安らかに眠れ」

土御門「まー、どうでもいいからさっさと一方通行ん家行こうぜい」

一方通行「うちには何もねェが」

上条「ケーキ買おうケーキ!友達の家で頂くお茶うけといえばショートケーキに緑茶だ!」

一方通行「そんなもンなのかァ?」

土御門「もちろん一方通行のおごりだにゃー!」

一方通行「はァ!?」

上条「え……それだったら肉的なものが欲しいのですが……」

一方通行「知らねェよ!」

青ピ「……………………」

姫神「……………………」スタスタ

青ピ「あ」

姫神「……………………」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ

青ピ「あっけなく通り過ぎた!?何で転がってるのか質問はあらへんの!?」

姫神「興味ない」スタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタスタ

青ピ「くそぉぉぉぉぉぉ!ここがカミやんとの違いかぁぁぁぁぁ!!」


美琴「…………ゲーセンにはいない、か。あてが外れたなぁ」

美琴(そうそう上手くはいかないわよね。今までのが奇跡みたいなものだったんだし)

美琴「…………帰ろ」

「あれ?お姉様!」

美琴「……あら?アンタ何でこんな場所に?」

打ち止め「UFOキャッチャーにかわいいぬいぐるみがあるって聞いたから連れてきてもらったの!
      ってミサカはミサカはくまさんを見せびらかしてみる!」

美琴「へぇ……いいわね」

打ち止め「えへへ!」

美琴「こんな大きいぬいぐるみを打ち止めが取ったの?」

打ち止め「ううん、取ってもらったの!」

美琴「その人はすごいわね……誰?」

「ミサカだよ、お姉様」

美琴「番外個体……アンタが打ち止めをここに?」

番外個体「そう。行かせろ行かせろミサカの耳元でうるさくて」

打ち止め「正確に言うとミサカネットワーク内なんだけどね!ってミサカはミサカは間違いを正してみる!」

美琴「ふーん。アンタがねぇ」

番外個体「何だよお姉様。笑わないでよ」

番外個体「小学生の入店には十六歳以上の保護者同伴が必要なんだって」

打ち止め「だから番外個体頼んだの!ってミサカはミサカは番外個体の腕に抱きつく!」

美琴「アンタも柔らかくなったわねー」

番外個体「……あのね、ミサカが行くハメになったのはお姉様や妹達が大人に見えないからなんだから」

美琴「はいはーい。子どもっぽくて悪かったわね、大人なミサカさん!」

番外個体「何かミサカがばかにされてない?」

打ち止め「えー?気のせいだよ、ってミサカはミサカはとぼけてみたりー。大人なミサカさんジュースおごってください!」

美琴「私にもお願いしますミサカさん!」

番外個体「やっぱりミサカがばかにされてる……」

20000「せんぱぁーい!せんぱぁーい!!」

番外個体「でもミサカあんまりお金持ってないんだけど」

美琴「あ……本気にしなくていいのよ?ここは私が買ってくるわ」

打ち止め「わーい!ミサカはオレンジジュースがいい!ってミサカはミサカは希望をあげてみたり!」

番外個体「じゃあコーラとファンタと三ツ屋サイダーとてりたまとナゲット」

美琴「ちょい待ち。それおかしい」

打ち止め「む……番外個体がそんなに頼むなら……、ミサカはミサカはポテトとシャカチキ追加で!」

美琴「アンタも張り合うな!」

美琴「それにそんなに食べたら夕飯食べれなくなるでしょ」

打ち止め「ぶー、ってミサカはミサカは不満ぶー」

美琴「生意気言う子は誰かなー?」

打ち止め「やー!ってミサカはミサカはほっぺプニプニされてりゅー!」

美琴「打ち止めはオレンジジュースね。で、番外個体はどうするの?あらかじめ言うけど、どれか一つよ」

番外個体「カルピスがいい」

美琴「……オッケー。私は買ってくるから、ベンチ探しはアンタ達に任せたわよ」

打ち止め「任されたー、ってミサカはミサカはお姉様に敬礼!」

番外個体「ベンチなんていらないよ。歩きながら飲めばいいじゃん」

美琴「お嬢様はそんな事しないの。しかもアンタは手ぇ空いてないでしょ、その景品の山で!」

番外個体「………………」

美琴「何でそんなに取ったの?」

番外個体「……だってかわいいんだもん」

打ち止め「番外個体はミサカより夢中になってたんだよ、ってミサカはミサカは下位個体の秘密をバラしてみたり!」

番外個体「上位個体の言ってる事は聞かなくていいからねお姉様!ミサカがこんなガキんちょよりハマってる訳ないじゃん!」

美琴「はいはい。打ち止めも番外個体もゲームなんかに興味ないわねー」

打ち止め「もう!」

上条「ケーキ屋ってこんなに入りにくい店だったんだな……」

一方通行「野郎四人にファンシーな店内……どぎついにゃー」

青ピ「ていうかあれやね!始めっからコンビニに行っておけば良かったやん」

一方通行「誰だァ?最初に言い始めた奴」

上条「……………………誰でしょうな」

一方通行「テメェだよ。罰として買い出し宜しく」

上条「へいへい」

青ピ「カミやん十八禁聖本も頼むでーっ!」

上条「アホか!変なもん買わせるんじゃねえ!」

土御門「オレらは先行ってるぜい」

青ピ「カミやんには期待してるで?僕は黄泉川先生と芳川さんでにゃんにゃんしてるから!」

上条「青髪ピアス、黙ろうぜ」

一方通行「じゃあな上条。青髪は俺と屋上」

土御門「は?一方通行はカミやんと一緒に買い出しだにゃー」

一方通行「あン?何言ってやがる」

土御門「いやだにゃー、サイフ……じゃなくて主人はちゃんと出すもの出さないとだぜい」

上条「……何かその言い方は犯罪臭がする」

一方通行「……ったく。面倒くせェが、とにかくさっさと行くぞ」

打ち止め「んー、ベンチ見つからないね、ってミサカはミサカは探索を続行中」

番外個体「あまり離れ過ぎるとお姉様とはぐれちゃうし。打ち止めは携帯持ってる?」

打ち止め「もちろん!番号も交換したよ、ってミサカはミサカは携帯の画面をかざしてみる」

番外個体「いいなぁ。ミサカも軍用通信機じゃなくて携帯が欲しい」

打ち止め「あの人に頼めばすぐに買ってくれると思うよ、ってミサカはミサカはアイデアを出してみる」

番外個体「……一方通行にはミサカの弱みを握られたくない」

打ち止め「いつこの人達は仲良くなってくれるのでしょう、とミサカはミサカはおよよよと時代劇の物真似をしてみたり」

番外個体「あ、あそこに公園ミッケ!」

打ち止め「わーい!公園公園!ってミサカはミサカは全速力で突入準備!」

番外個体「ミサカを置いてきぼりにしないでよ?」


「よう!御坂妹じゃねぇか!」


番外個体「ん……?」

打ち止め「あれ?どうしてここにいるの?ってミサカはミサカは訊いてみる」

上条「俺達はコンビニで食い物買ってたんだ」

一方通行「お前らこそその荷物どうしたンだァ?」

番外個体「一方通行には関係ないでしょ」

一方通行「は あ ァ ! ?」

打ち止め「抑えて!こんな所でキレないで!ってミサカはミサカは腰の辺りを押さえてみたり!」

上条「で?そのぬいぐるみはUFOキャッチャーか何か?」

打ち止め「ご名答!よくわかったね、ってミサカはミサカはくまさんと拍手してみたり!」

上条「だってゲーセンの袋持ってるし」

一方通行(打ち止めかわえェ……)

一方通行「それだったら俺がついて行って山ほど取ってあげたのによォ」

番外個体「あなたに出来る訳ないじゃん」

一方通行「 あ ァ ン !? 」

番外個体「あと打ち止めを変な目で見ないでよ。キモかったよ」

上条「……この二人さ、仲悪い?」

打ち止め「うん……いつも会うたび喧嘩しちゃうの、ってミサカはミサカは溜息をついてみたり……」

番外個体「ミサカは一方通行と馴れ合うなんて一生しないから」

一方通行「何ナメた口聞いてンだァ?いいのかそんな事言って」

番外個体「どういう意味?」

一方通行「…………携帯欲しいンだっけかァ?」

番外個体「っ!!?」

一方通行「この前高等部に編入した日さァ、メアド聞かれたけど答えられなかったらしいな?傍から見ても落ち込みっぷりがわかったぜェ?」

番外個体「くっ……」

打ち止め(頑張って……、ってミサカはミサカは心の中で祈ってみたり)

上条(物で釣る気か……)

番外個体「あなたからの贈り物なんて……!」

一方通行「楽しいぜェ。毎日携帯夜携帯。友達とメールや電話やなんたら色々」

番外個体「くおぉぉぉ……!」

一方通行「いくら生まれて一年だとしても高校生だもンねェ?携帯欲しいねェー?」

番外個体「…………くっ」

一方通行「さらに、何と!今携帯を買えば!」

番外個体「………………」





一方通行「俺とお揃いの一方通行写真入りストラップをプレゼントだ!」

番外個体「やっぱいらない」

一方通行「何でだ!?何でテメェは欲しくねェんだよ!?」

上条「いやあ……」

打ち止め「その反応は正しいよね、ってミサカはミサカは作戦失敗に肩を落としてみたり……」

番外個体「あなたは何で自分の写真を入れてるの……?そこは打ち止めでしょ」

一方通行「見ろ」

番外個体「うげっ……ちゃんと二つ付いてる……」

一方通行「これで二人はいつも一緒だ……そして打ち止めストラップはオンリーワン」

上条「さすがの俺もこれは友達やめたいと思った」

番外個体「ミサカもこれは憎しみが倍増した」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom