ブリジット「なんですかあなたは!ウチの真似しないでくださいよ」(870)

ブリジット「どうみてもウチのパクリじゃないですかぁ!」

インデックス「そんなことないんだよ!
わたしはわたしなんだよ!誰の真似もしてないオリジナリティなんだよ!」

ブリジット「そんなシスターみたいな格好して街中歩いてる人なんてウチ以外いませんよ
大体なんですかその頭に付けてる頭巾は
まんまパクリじゃないですか」

インデックス「うううううっ!!
ちょっともう許せないんだよ
お仕置きに噛みついてやるんだよ!!」

ブリジット「あっ それ以上近づくと危ないですよぉ?」

バコッ

インデックス「うぎゃっ」

ブリジット「色んな所にヨーヨー配置してますからウチに危害を加えないでくださいね
じゃあウチは上条さんのお家に戻るのであなたはイギリスに帰ってくださいね」

っていうのは需要あります?

ブリジット「ただいま帰りましたぁ」

上条「おう、お帰りインデック・・・ス・・・?
あ、あなたはだ、誰でせう?」

ブリジット「えっとですねぇ
話せば長くなるんですけどパクリキャラを排除してきました」

上条「・・・はい?」

ブリジット「あっ 気にしないでください
イギリスに帰ってもらいましたから
オリジナルはウチなので今日からここで居候させてください上条さん」

上条「え・・・はぁ・・・
話しが錯乱しまくってるけど俺の家でよければどうぞ(この子インデックスのヤツより可愛いし礼儀正しいな)」

ブリジット「はい
おじゃましまーす」

ブリジット「上条さんお腹へってますかぁ?」

上条「え?
あ、ああそれなにり・・・」

ブリジット「じゃウチが何か作ってあげますよー
居候だしそのくらいしないと失礼ですし」

上条「お、お構いなく」

ブリジット「じゃあ冷蔵庫を拝見させてもらいますねぇ
ってキャベツしか入ってないじゃないですかぁ!」

上条「誰かのせいで食費がかさんでたので・・・」

ブリジット「これじゃ何も作れないですよぉ!
上条さん買い物行きましょう」

上条「買い物って
今月ピンチすぎてお金ないんだが・・・」

ブリジット「いいですウチが出してあげますから」

ブリジット「誰かとお買い物なんてウチ久しぶりです
えっと豚バラ肉2㎏とトマトとニンジンとエシャロット」

上条「おいホントに大丈夫なのか
マジで金持ってないんだが」

ブリジット「やだなぁ
大丈夫って言ってるじゃないですかぁ
こう見えてウチはお金持ちなんですよ
あっ でも重いのは上条さん持ってくださいね
ん~と牛ミンチ500グラムにラム肉2㎏にエビとあさりと」

上条「はぁ・・・」

ブリジット「荷物全部持てますかぁ?」

上条「あ、ああ
人を担いでると思えばなんとか」

ブリジット「でも上条さんってどうしてあんなワガママな子を居候させてたんですかぁ?
聞いた話だと家事もなにもしない穀潰しだったらしいじゃないですか」

上条「まあ色々とありまして・・・」

ブリジット「ふぅーん
あははは上条さん変な人ですねぇ」

上条「ははは・・・」

御坂「ちょっとあんた!」

上条「うおっ!?なんだビリビリかよ
何か用か?」

ブリジット「??」

御坂「うるさい!そんなことより・・・・そ、その女の子誰よ!」

上条「ん?ああ一緒に居候してる子だよ」

御坂「!?」

ブリジット「はじめましてー
ブリジットっていいますよろしくです」

御坂「よ、よろしく・・・(なにこの子・・・あたしより可愛いじゃないの)」

御坂「あんたこないだまであのインデックスって子と居候してたじゃないの!
それもシスターばかり何人住まわせてんのよ!」

上条「ああ、俺が誰を居候させようと別にお前には関係ないだろ」

御坂「!!・・・」

ブリジット「上条さんこの人とどういう関係なんですかぁ?」

上条「関係って
いつも俺に電撃浴びせてくる変な中学生と貧乏高校生ですよ」

御坂「・・・・」

ブリジット「ふぅーん
でも御坂さんは上条さんのことを好きみたいですよ?」

御坂「なななな!?」

上条「はぁ?ビリビリが俺のことを?
そんなふうには見えないんだけど」

ブリジット「この人は好きな子に素直になれずに反発してしまうタイプなんですよぉ」

上条「ああ、土御門が言ってたツンデレってやつか」

ブリジット「損ですよねぇそういう性格って」

御坂「・・・・」

ブリジット「ほら上条さん
図星を刺されてうつむいちゃってますよ
なにかフォローしないんですか」

上条「フォローって言われても別にビリビリのことそんなふうには思ってないしな」

御坂「っっっ!!」

ブリジット「あーあ」

御坂「っう・・・・うぅぅぅっうっ・・・もういいわよっ!!!!」
タッタッタッタ…

上条「お、おい御坂!」

ブリジット「上条さんデリカシーがないですねぇ
最低です」

上条「え?いまの俺のせいなんでせうか?」

ブリジット「もう少し女の子の心情を勉強してください」

上条「はぁ・・・」

ブリジット「はやく帰りましょう
食材が痛んじゃいます」

御坂「・・・・グスン」

ガチャ

黒子「お帰りなさいませお姉さまぁぁん」

御坂「・・・ただいま」

黒子「お、お姉さまどうかしましたの?
目元が腫れてますの」

御坂「・・・えっ?あ、あああの目にゴミが入っちゃって」
ゴシゴシ

黒子「・・・なにかありましたのですわね?
黒子の目はごまかせませんの」

御坂「・・・ううん
ほんとになんでもないから
あたしシャワー浴びてくるから」

黒子「・・・お姉さま」

少し落ちますの

ブリジット「少し待っててくださいねー
ちゃちゃっと作っちゃいますから」

上条「お、おう」

ブリジット「なんですかぁ?もしかしてお腹へってないとか」

上条「いや、こんな可愛い女の子が家でご飯作ってるのなんて未だかつてなかったからな・・・」

ブリジット「あれぇ~?
なんか勘違いしちゃってますよぉ上条さん」

上条「は?」

ブリジット「まあそれは後でゆっくり話してあげますからあっち行ってください
上条さんがそこに突っ立ってるとウチの気が散ります」

上条「はぁ・・・」

ジュワー

ブリジット「ん~とえっとあとはエシャロットをみじん切りにしてっと」

トントントントントン

ブリジット「ねぇロジャー
袋からパプリカ取ってくれない?」

ロジャー「雑用に使うな」

ブリジット「ごめんねぇ
いま手が離せなくって」
トントントントン

ロジャー「何を作っているのだ」

ブリジット「お母さんから教えてもらったの全部」

御坂「はぁ・・・・」

黒子「お姉さま!!」

御坂「うわっ!ななななによ黒子いきなり」

黒子「わたくしとお姉さまの絆はその程度の物だったのですか?!」

御坂「ちょっ何言ってるのよ
絆ってあんた」

黒子「だってお姉さま帰ってきてから元気ないじゃありませんの
このままでは黒子心配で心配で眠れたものではありませんの!何があったかわたくしにだけは正直に話してくださいませ」

御坂「黒子・・・
ありがとうね
でもこれはあたしの問題だから黒子が気にすることはn」

黒子「正直にお話しになってくれるまでわたくしここを動きませんの」

御坂「・・・」


ーー。

黒子「・・・やはりお姉さまはあの類人猿を気にかけてらしたのですね
薄々感づいていましたけど」

御坂「・・・」

黒子「お姉さまはあの殿方とどうなりたいんですの?」

御坂「ど、どうって・・・べつにあたしはアイツが他の女の子と居るのが嫌なだけで」

黒子「この際はっきり申し上げますの」

御坂「えっ?」

黒子「お姉さまはその殿方に対する行動も言葉も遠回し過ぎて空回りしていますの
そんなんではあの殿方も好きと思うよりむしろお姉さまを鬱陶しく思っていらしてるんではないでしょうか」

御坂「・・・・っ!!」

黒子「わかりました
要はその殿方から一緒にいた居候の小娘を引き離せばいいのですね?」

御坂「うん・・・えっ?
く、黒子いったいなにを・・・!」

黒子「お姉さまの悩みの種のその小娘を消してきますの」

御坂「はあ!?ちょっあんたなに怖いこと言ってんのよ!」

黒子「お姉さまの悩みは黒子の悩み
お姉さまの敵は黒子の敵ですのよ?
任せてくださいませ」

御坂「いやちょっと止めてよ!!
そんなことしてもらう為にあんたに相談したんじゃないんだから」

黒子「心配はいりませんの
消すといってもそれは最終手段ですし
まずはそのお相手と話してみなくては」

御坂「・・・・」


ーー。

ブリジット「よいしょっと
ちょっと張り切っちゃいましたけど上条さんどうぞ遠慮なく食べてください」

上条「・・・いや、美味そうだけどいくらなんでも多すぎだろ
何人前あるんだよ」

ブリジット「やだなぁ
上条さんて育ち盛りの高校生なんですよねぇ?
たまにはこのくらい食べないとダメですよー」

上条「って言ってもなぁ」

ブリジット「あのパクリ女のせいで悲惨な食生活だったんでしょう?
これが普通の食生活というものですよー」

上条「・・・・はぁ」

ブリジット「冷めます
はやく食べてください
ちなみにこれ全部ウチのお母さんから教えてもらったお料理なんです」

上条「へぇー 家庭的なお母さんなんだな」

ブリジット「えへへ」

上条「んじゃいただきまーす」

ブリジット「どうぞどうぞ」

パクッ
上条「・・・」

ブリジット「口に合いませんかぁ?」

上条「美味い・・・久しぶりにまともで家庭的な物食った」

ブリジット「あはは
田舎の味付けですけどねぇ」

上条「いやぁインデックスとはえらい違いだな
アイツは食うだけだったし」

ブリジット「嫌なら居候なんてしなければよかったじゃないですかぁ
大体人の家に住まわせてもらって何もしないなんてそんなのただの礼儀知らずの最低人間です」
パクパク

上条「いや、俺もなんでアイツが居候なのかよく覚えてないんだけどな
まあ成り行きで」

ブリジット「上条さんってやっぱり変な人ですねぇ
致命的です」

上条「・・・不幸だ」


ーー。

上条「ぐおっ・・・なんとか全部食べたがもう動けねえ」

ブリジット「ウチお皿洗ってきますから」

上条「ごちそうさまでした」

ブリジット「いいえー
当たり前のことをしただけですからぁ」

ガチャガチャガチャ

上条「・・・まったく
同じ女の子でもインデックスとここまで違うもんなんだな」

ブリジット「はい?
何か言いましたかぁ」

上条「いや何でもない」

ブリジット「~♪」

上条「・・・風呂でも入ってくるか」

ブリジット「ん~♪」

ロジャー「で、これからどうするのだ
居候になるというのは本心ではないのだろう」

ブリジット「そうだけどさぁ
どうしよっかなー
上条さんて意外と一緒に居て楽しいしこのまま居候しててもいいかなって違う考えが浮かんできてる最中だよぉ」

ロジャー「やるのなら今夜しかないぞ
いい加減覚悟を決めるんだな」

ブリジット「そんなのロジャーが決めないでよぉ!」

ロジャー「まったく
バウンティーハンターには向いてないな」

ブリジット「わかってるよ
ウチだってみとめて貰えるのなら何だってするって決めたんだから」

ガラガラ
上条「ふぅ・・・」

ブリジット「お風呂入ってたんですかぁ?」

上条「おお、お前も入ってこいよ」

ブリジット「お前じゃないですよ
ブリジットって呼んでください」

上条「ああ悪い悪い」

ブリジット「でも着替え持ってきてないので今日はお風呂いいです」

上条「パジャマでいいのならインデックスのがあるぞ」

ブリジット「んー
あんな女の服なんて着たくないですけど仕方ないですね
上条さんお風呂借りますね」

上条「おう」

ブリジット「あっ そうだ
上条さん」

上条「の、覗かねぇよ!」

ブリジット「あはは
違いますよぉ
そのクマのぬいぐるみには触らないでくださいね」

ガラガラガラ

上条「あ、ああ」

上条「・・・アイツいったい何歳だ
ぬいぐるみ持ち歩いてるなんて
そういやぁ買い物行ったときもくっ付いてたな」

上条「まあ触りはしないけど・・・気になるな」

ロジャー「・・・」

上条「まっ約束破るわけにもいかないし
冒険するのはやめとくか」

ロジャー「・・・」

上条「ってアイツ・・・寝間着持ってってねぇじゃん!!」

上条「持ってくしかないよなぁ
不幸だ・・・」

ーー。

上条「おーい、ブリジットー」

ブリジット「はーい!なんですかぁ?
まさかほんとに覗きに来たんですか?」

上条「ち、違ぇよ!!
寝間着忘れてってるからここに置いとくぞ」

ブリジット「あっ そっちで着替えようと思ってたから別にいいですよ?」

上条「い、いや俺がよくねぇよ!!
とりあえず置いとくぞ」

ブリジット「はーい
ありがとうございまぁーす」

ちょっと落ちますの


ーー。

ブリジット「いい湯加減でした」

上条「その寝間着のサイズちょうどいいみたいだな」

ブリジット「はい
でもウチのほうが背が高いみたいで足がちょっとスースーします」

上条「まあそこらべんは勘弁してくれよ」

ブリジット「あはは
別に上条さんを責めてるわけじゃないですよぉ」

上条「湯冷めする前に布団入っとけよ
そのベッド使っていいから
んじゃ俺明日も学校だからそろそろ寝るから」

ブリジット「えっ ちょっと待ってください上条さん」

上条「ん?」

ブリジット「どこ行くんです?」

上条「風呂場だけど」

ブリジット「お風呂ならさっき入ってたじゃないですか」

上条「ああ、風呂場で寝ようと思ってるんだけど」

ブリジット「な、なんでお風呂場で・・・?」

上条「そりゃあ女の子と一緒の空間に寝るなんて出来ねぇから」

ブリジット「別にウチは一緒のベッドで寝ても気にしないですよぉ?」

上条「いや、だから俺が気になるんだって!!」

ブリジット「ウチは居候してる身なんですからベッドは上条さんが使ってください
お風呂場ではウチが寝ますから」

上条「い、いやちょっと待てよ!
女の子にそんなことさせられるわけないだろうが!!
いいからベッド使ってくれ」

ブリジット「あっ
そっか
上条さん勘違いしてるんでしたね」

上条「へ?」

ブリジット「ちょっとウチの前に来てください」

上条「な、なんだよいったい」

ブリジット「ウチの寝間着の裾上げてみてください」

上条「はあ?!
そ、そんなことででできるわけないだろ!!なに考えてんだ」

ブリジット「仕方ないですねぇ
じゃあ上条さんよく見ててくださいね」

スルスルスル

上条「お、おいやめろ今なら間に合う!!
お年頃の女の子がそんなはしたない真似するんじゃない!」

ブリジット「上条さん?なにが見えますか」

上条「えっ?
・・・・んっ?なんかよく見慣れたモノが・・・・」

ブリジット「あははは
ウチは男ですよぉ?」

上条「・・・・・」

ブリジット「あれれ?
上条さーん?」

上条「・・・だ」

ブリジット「はい?」

上条「不幸だああああああああああああああああああああああ!!」

友人に男の子なんだよって言ったら悲しい目をしていた
何も知らないって結構幸福なことなのかもしれない

鰤は弱すぎて可哀想

>>101
なまじ女の子として普通に可愛ったからな…

>>102
無印~青リロは強かっただろ

ギルティギアそんな詳しくないが、鰤てそんな自分は男だってアピールする子だっけ
男らしくならないとと思ってるてのは知ってるけど

>>108
そもそも村の人間に男だと認めてもらうために賞金稼ぎになった

本当はテスタももっと女らしい体格になるはずだった
鰤が見た目完全な女の子なのは石渡がスタッフに男だと知らせなかったせい

「男の娘は女にちんこ付けただけ」って言ってる人はカスカベアキラのイラストを見てもらえばよくわかると思う。あれは本当に良い教科書

>>119
もともと女としてデザインしたけど右が面白くねぇからって言っていきなり性別変えたんじゃなかったっけ?

元々興味が薄いジャンルなせいでいまいちわからんな・・・

女装ショタと男の娘の定義をよろしく頼む。

>>128
女装ショタ→女装したショタ
男の娘→見た目女の子なのに性別男の子

女装ショタの本質は「女装していること」であり、可愛いかろうがそうでなかろうが女装しているなら女装ショタ


男の娘の本質は「女の子と見間違えてしまうような男の子」であり、男の子っぽさが出すぎてはNG。


美少女キャラクターというジャンルにさらに萌えキャラというジャンルが存在するように、女装ショタというジャンルの中に男の娘というジャンルが存在すると考えていい

ちなみに本人の意思は考えなくて良い。例えばブリジットが女の服装をしているのは村の事情であったり親にそういう風に育てられたからだけど、ブリジットは男の娘界の草分け的存在、ブームの火付け役と言われる

長文スマソ

深いな
鰤って長年女として生活させられたため女っぽさが抜けない男だよね
となるとどっちとも言い難い

まだ比較的新しい言葉だしツンデレみたいに
人によって色んな意味持つように細分化されると思う

未だに意地っ張りな天邪鬼をツンデレと呼ぶのに抵抗あるわ

>>136
精神面で考えれば男か女かよくわからない存在だよな
女として育てられたけど、一方で自分の本質は男だと自覚していて性別通り男として生きたいと思ってたり
まるで自分を人間だと思っているチンパンジーみたいな


>>139
そのツンデレの拡大解釈は許せないよな。
海原雄山みたいに本心をなかなか言えないで反対にツンツンしちゃうのは正統派なツンデレだと思うけど、ハルヒやかがみをツンデレとか馬鹿じゃねーのって思う

>>143
まったくだよね、男として生きていかないとと決心したのも両親のためなんでしょ?
鰤自身は自分の性に対してどう感じているのかよくわからない

>>146
確か村の迷信を無くせれば両親も負い目を感じることもないみたいな感じだったはず
それより>>1はまだか

ブリジット「そんな叫ばなくてもいいじゃないですかぁ
近所迷惑ですよ」

上条「もう嫌だ
世の中の何も信用出来ない」

ブリジット「なに訳の分からないこと言ってるんですか
それよりも明日朝早いのなら早く寝ましょう?
男同士なら大丈夫でしょ」

上条「頭痛い・・・」

ブリジット「ウチ先に寝ますね
おやすみなさい上条さん」

上条「あ、ああ・・・・」

ブリジット「・・・」

上条「もうどうでもいい
こういう時はさっさとふて寝するに限る・・・」

ブリジット「・・・」

上条「・・・男だと分かっていても女の子と寝てるようにしか感じない
なんたる不幸・・・」

ブリジット「上条さんさっきからブツブツとうるさいです
眠れないじゃないですかぁ」

上条「わ、わるい・・・」

ブリジット「・・・」

上条「・・・はぁ」



ーー。


上条「ぐーぐー」

ブリジット「・・・・・上条さーん?
寝ましたか?」

上条「ぐがー」

ブリジット「寝てますね
ではとっとと済ませちゃおっと」

上条「ぐー」


ブリジット「上条さん悪く思わないでくださいねぇ
この魔除けの不思議な腕を持って帰ればとても名誉なことなんです
ロジャー、ノコギリ持ってきて」

ロジャー「しかし大丈夫なのか?
いくら寝てるとはいえ腕を切り落とすとさすがに飛び起きるだろう」

ブリジット「うん
大丈夫だよぉ
ご飯に痛み止めと睡眠薬いっぱい入れといた」

ロジャー「お前にしてはなかなか考えたな」

ブリジット「ロジャー最近生意気だよ」

ロジャー「やるならさっさとやらないと不味いのではないのか」

ブリジット「そうなんだよねぇ
この人って薬の効果が表れるまで結構時間かかったし
効果が切れるほうも早いかも」

上条「ぐーぐー」

ブリジット「んーと
手首らへんからでいっか」

ブリジット「・・・・・」

ロジャー「おい、どうした」

ブリジット「う、ううん
なんでもない」

あれだな
幻想殺しでおにんにんを消されるわけだな

幻想殺しで封炎剣を無力化はするけどソル自体が化け物なので…って感じだな

バイト終わるまで待っててくれます?

保守してやんよ

ブリジット「・・・・・」

ロジャー「・・・」

ブリジット「ねぇロジャー
ウチ怖くなってきた」

ロジャー「覚悟を決めろと言っているだろう」

ブリジット「うん
わかってるけどさぁ」

ロジャー「成し遂げれば認めて貰えるのではなかったのか
その程度の物だったのか」

ブリジット「・・・・・」

ロジャー「まったく
やれもせずにこの仕事を請け負ったお前の神経が理解出来ん」

ブリジット「うん
ウチやるよ!」」

ロジャー「はやくしろ」

ブリジット「うん
いくぞぉ!」

ロジャー「ああ」

ブリジット「斬っちゃうぞー」

ロジャー「・・・」

ブリジット「起きないと斬っちゃいますよ上条さーん
知りませんよー」

ロジャー「・・・」

上条「ぐがー ぐごー」

ブリジット「・・・・・やっぱり出来ないや」

ロジャー「じゃあ最初からこんな仕事請け負うな」

ブリジット「あはは
これてウチまた認めてもらえなくなっちゃった」

ロジャー「このような血生臭いことで認められても母上は喜びはしないだろう」

ブリジット「・・・・うん」

ロジャー「これからどうするのだ
放棄した以上コイツはもう標的ではない」

ブリジット「ん~
上条さんが高校に行ったら出て行こっか?」

ロジャー「また放浪か
それも悪くはない」

ブリジット「ごめんねぇロジャー
もう少し、もう少しだから」

ロジャー「ああ」

ブリジット「じゃあもう寝よっか?
なんか疲れちゃった」

ブリジット「上条さんお布団少し貰いますねー」
ゴソゴソ

上条「いんでっくすぅぅぅ~」

ガバッ

ブリジット「きゃあ!!
な、なにするんですかぁ!!」

上条「ぐー」

ブリジット「ちょっ離れてくださいったら
苦しくて眠れないです・・って」

上条「いんでっくすいんでっくすうう」
サスリ サスリ

ブリジット「・・・夢見てるのかな
上条さーんウチはインデックスじゃないですよぉ
お尻触らないでください」

ロジャー「わたしが一発キツいのをお見舞いして起こしてやろうか」

ブリジット「いいよいいよ
本人も悪気があってやってるわけじゃないんだし
はぁ・・・苦しい」


ーー。
ジリリリリリ

上条「・・・・んっ もう朝か
ってのわあああああああああ!」

ブリジット「すぅすぅ」

上条「なんでこんな密着して絡み合ってんだ・・・・
お、おいブリジット離れろって」

ブリジット「もう!朝からうるさいです
誰のせいで寝不足だと思ってるんですかぁ」」

上条「俺のせいかよ!?つーかどういう状況だこれ
足が絡んで離れねぇぞ」

ブリジット「上条さんが強引に絡めてきたんじゃないですかぁ」

上条「覚えてねぇよ!」

ブリジット「いたたた
そんな無理矢理引き抜かないでくださいったら!」

眠くなってきちゃった

上条「わ、わるい・・・よっと」

スポッ

ブリジット「はぁ・・・・上条さんもう起きる時間ですかぁ?」

上条「ああ、お前はまだ寝てていいぞ」

ブリジット「そういうわけにもいきません
ウチは仮にも居候なんですから
朝ご飯作りますねー」

上条「いや、いいって
朝飯なんか毎日食ってねぇから」

ブリジット「朝ご飯がいちばん大切なのに
上条さん馬鹿なんですねぇ」

上条「ははは・・・」

ブリジット「あっ そうだ
上条さんに言わなきゃいけないことがあったんですよぉ」

上条「ん、俺に?」

ブリジット「ウチ今日にはここ出て行きますね
ありがとうございました」

上条「えっ?つーかまだ居候して1日しか経ってないぞ・・・」

ブリジット「実はですねぇ
ここにいる理由がなくなっちゃいまして
上条さんにも悪いですし
あっ でも理由を深く追求しないでくださいね」

上条「別に俺のことなんて気にしなくていいぞ
迷惑でもないし
むしろインデックスがいたときより充実してるしな」

ブリジット「あはは
そんな面と向かって言われると照れます
でもウチ行かないといけないんです
お母さんの為にウチが一人前だってみんなに認めてもらわなくちゃいけないので」

上条「そうかよ。
短い間だったけど俺のほうこそありがとうよ
何かあったらまた戻ってきていいぞ?
どうせ一人暮らしの寂しい学生だからな」

ブリジット「はい。ありがとうございます上条さん
じゃあ朝ご飯ちゃちゃっと作っちゃいますねぇ」

上条「お、おう」

出来れば今日中に終わらせますね




御坂「黒子ぉホントにやる気なの?」

黒子「当たり前です

お姉さまが言えないのならわたくしが代弁するだけですの」

御坂「頼むから物騒な事だけはしないでよ・・・」

黒子「あら、お姉さまほどではありませんの」

御坂「どういう意味よそれ!!」

黒子「着きましたの
ここがあの類人猿の通学ルートですの?」

御坂「まあそうなんだけどさぁ
あの女が今日は一緒って保証もないし」

黒子「居たらいた居ないならいないで構いませんの
とにかくお姉さまは隠れていてくださいませ」

御坂「大丈夫かなぁ・・・・」

ソル「やつはどこだ?」
セロリ「なンだァ?テメェ?」
ソルとセロリってなんかいいよな




上条「んじゃ行ってくるわ
気をつけてなブリジット」

ブリジット「あっ 待ってください
どうせですから一緒に行きましょう
そんなに遠くないんですよねー?」

上条「ああ、構わないけど」

ブリジット「冷蔵庫に入れてる食材は早めに使ってくださいね
みんな生モノなんですからぁ」

上条「おう、すまねえな」

ブリジット「いいえ
じゃ行きましょ上条さん」

ガチャ

上条「それにしてもお前変わってんなぁ」

ブリジット「はい?」


上条「いや、男なのにぬいぐるみなんて持ち歩いてるからな
いったい何歳だよ」

ブリジット「そんな性別とか関係ないじゃないですかぁ
大切なぬいぐるみなんです
あっ ウチは16歳ですよ?」

上条「同い年?!
年下の女の子にしか見えねぇな


ブリジット「そうですかぁ?
上条さん見る目ないですねー」

上条「いや、褒めてんだけど・・・」

ブリジット「ウチは男ですよぉ?
昨日証明したじゃないですかぁ」

上条「未だに信じられないがな」

ブリジット「あはは
でも女の子って言われるのあまり好きじゃないのでもう言わないでくださいねー」

上条「そうなのか、わるい」

ブリジット「さっきから上条さん謝ってばかりです」

上条「ふっ そうだな」

ブリジット「あははは」

上条「はははは」

ブリジット「上条さんてやっぱり変な人ですねー」

上条「ほっとけ」

???「おはようございますの」

上条「うおっ!!」

ブリジット「??」

???「そんなに驚かなくていいのではなくて?
初対面でもないのですし」

上条「お前はたしかビリビリと同じ部屋の」

黒子「白井黒子ですの
あとお姉さまをビリビリと呼ぶのはやめてくださるかしら」

上条「んで?朝っぱらからなんの用だ」

黒子「あなた、昨日お姉さまを泣かせましたのね?」

上条「は?」

黒子「お姉さまが昨日泣いましたの
あなたが原因ですわね?」

上条「いや、ちょっと待てって!
たしかに泣かせた感はあるけど全部俺のせいかよ・・・」

黒子「いいえ」

上条「え?」

黒子「主にあなたが原因ですの」

ブリジット「へ?
ウチですかぁ」

上条「おいちょっと待てぇぇえ
ブリジットはビリビリに何もしてねぇよ」

黒子「でも、間違いなくあなたが原因でお姉さまは酷く落ち込んでいますのよ」

ブリジット「ん~ よく話しの主旨が理解出来ません」

黒子「この殿方のことをお姉さまが好いていらっしゃる事はご存知かしら?」

ブリジット「まあ、それなら昨日のあの人の態度見てて気付きましたよぉ」

黒子「つまりあなたはお姉さまの恋路を邪魔しているお邪魔虫ですの」

ブリジット「・・・ウチお邪魔虫ですかぁ」

上条「アイツが一方的に俺に絡んで来てる理由は昨日わかったけどな
ブリジットに突っかかるのはお門違いだぜ
文句があるのなら俺に言えよ」

黒子「あなたにも非はありますけど
さっきも言いましたがお姉さまは貴方を好いていらっしゃいますの
あなたを傷つければお姉さまがお悲しみになります
ですからわたくしはお姉さまを悲しませている元凶を許しませんの」

上条「・・・・」

ブリジット「なんかものすごく大事になっちゃいましたねぇ」

黒子「黙って手を引くなら良し
引かぬのならあなたを排除しますの
下がりなさい」

ブリジット「えっ あのウチは別に」

黒子「あなたはお邪魔虫ですの
いえ、お姉さまに蔓延る害虫ですの」

ブリジット「・・・・・・」

黒子「さて、話を戻しますの
つまりあなt」

上条「おい、いま何つった?」

黒子「あなたには関係ありませんの
大人しく見物していてください」

上条「聞こえなかったか?
いまコイツに何つったかって訊いてんだよ」

黒子「害虫ですの
お姉さまの敵はわたくしの敵ですの
害虫は排除しなくては」

上条「おい白井黒子」

黒子「馴れ馴れしくわたくしの名前を呼ばないでくださいですの」

上条「俺に対して文句を言うのはいい
俺に対して八つ当たりするのもいい
だがな、俺の知り合いを侮辱するのは絶対許さない」

ブリジット「上条さん・・・・」

黒子「オホホホ
まるでヒーロー気取りですわね
許さないのならどうする気ですの?
初めに言っておきますけどわたくしはジャッジメントですの
危害を加えようというのでしたらその場で拘束しますの」

上条「俺を?拘束?
本気で言ってんのか」

黒子「ええ、お姉さまを何度も退けたといっても所詮はレベル0の無能力者
わたくしはお姉さまほど甘くはありませんことよ?」

上条「何を自惚れてるのか知らねえがな
そのイカレた思考は見過ごせねぇな
ジャッジメントも地に堕ちたもんだ」

黒子「・・・なんですって?」

書き貯めが無くなっちゃった
いまから用事があるので落ちますね

つかカクゲーキャラってみんなセロリみたいな能力常備してるよな、殴ったら壁張り付いたり、バウンドしたり、投げたら地面バウンドしたり、多段ジャンプしたり、空中ダッシュしたり。
リアルで考えると恐ろしいな

>>270
格ゲーには飛び道具も何でも当身できるやつが最近はいるくらいだしな

>>275
命は投げ捨てるものではない

              , -‐‐ ¬ー- 、
              /.r ' ´r‐' ̄ 7_ 、 ` 、
            / /  └,__,、/  ヽ  !
         ,ノノ‐‐ァ― ァ、- 、   |  |
         /ィ i , -、 |/ i__l ` 、 !  |
        ,'/ { {/, -< {  ,⊥.`ヽ} |  |
        {| .V V (_,)   , ‐、Vソ !   !
       ハ /{       ゙ー' '/ノ/    |
        /  l  >、  ヮ    ク /    |
      /  i| / ノ,L>,、‐r ァ .フ /|    |
      /,__ ∧|  />イ |_} \ / ! r‐┐ |
    /,/ / .'  ’ /ト'f'‐iー ' |イ  |‐=!  L. |
   /<  /.'  ,.tく/ | |   ヽ ヽ、| |_  _| !
  く `/ / .' / | ` ー---―¬ ´ 」  |  |......|
   ` 、`  /  ` r--r---、--‐ '>´ '.´ _ニ -- '
      ̄    ー r''' T ''ヽ、 '´|   ´
            t‐ ァ    ゝ '
            `´


今日中にはやっぱり無理かな


上条「お前みたいな奴がジャッジメントなんて世も末だって言ってんだよ
風紀どころか迷子の世話も出来そうにねぇな」

黒子「今すぐ訂正しなさい
そのような事を何の取り柄もない学園都市の恥部である無能力者のゴミに言われたくはありませんの」

上条「お嬢様学校に通ってるエリートってお前みたいな奴しかいないのか
お前がさっきのを訂正しろというのならこっちもさっきブリジットに言いやがった事を訂正しろ」

黒子「おほほほ
ちゃんちゃら可笑しいですわ
事実を述べたまでですの」

ブリジット「・・・・・」

>>293
これかわいい

上条「はぁ・・・
行くぞブリジット
頭のおかしな奴の文句なんてスルーしちまっていい
時間の無駄だ」

ブリジット「は、はい」

黒子「待ちなさい
まだそちらの害虫に話しがありますの」

上条「・・・・」

ブリジット「・・・はい?」

黒子「先程わたくしが述べた勧告に対する返答をいただきたいですの」

ブリジット「いいですよ」

上条「ブリジット?」

ブリジット「だってどうせウチ今日出て行くんですもん
どっちにしろ手を引くことになりますし」

黒子「あら?そうでしたの
そうならそうと初めから言えばいいですのに」

ブリジット「でも、一つだけ」

黒子「なんですの?」

ブリジット「さっき上条をゴミ呼ばわりしたのは許しません」

ドカッ

黒子「ゴハァッ!」

上条「!!」

ブリジット「ウチも無能力者だけどあなたになんか負けませんよぉ」

上条「おまえ・・・」

ブリが上条さんを呼び捨てにした
いったいなにが

ブリジット「えへへ
こう見えてもハンターですからねぇ
強かったりするんですよー」

上条「すまなかったな
嫌な思いさせて」

ブリジット「いいえ
こういうのはウチ慣れてるので
上条さんのせいじゃないし
そんなことよりそろそろ急がないとまずいんじゃないですかぁ?」

上条「ん?・・・うおっ!!
はやくいかねぇと変なお仕置きをくらう羽目になっちまう」

ブリジット「ウチはここまでです
上条さん急いでください」

上条「おお、じゃあ待たなブリジット
困ったことがあったら俺んとこに顔出せよな」

タッタッタッ

>>312
うるさいわね
眠いから脱字しただけよ!!

ブリジット「ほんとに
ここにいると飽きないねロジャー」

ロジャー「悪い意味でな」

ブリジット「なまじ能力が使えるとどうしても高飛車になる人も出てくるのは仕方ないのかな」

ロジャー「そんな事より早く逃げたほうがいいのではないのか
相手が相手だ
追っ手をかけられるぞ」

ブリジット「だね
急いでこの都市から出なくちゃ」

ロジャー「・・・ん?
くっ!
まずい!ブリジット後ろだ!避けろ!!」

ブリジット「えっ・・・・・あっっ!!」







小萌「今月になってもう3回も遅刻なのですよ上条ちゃん!
罰として放課後は先生とスケスケミルミルです」

上条「不幸だ・・・・」

青ピ「なんなら代わってやるでかみやん」

上条「そうか
じゃあ任せるわ」

小萌「聴こえてるのですよ?」

上条「・・・・」

青ピ「幸せ者やで~」

土御門「かみやんかみやん
昨日シスターの服着た女の子と買い物してた?」

上条「どっから見てやがった」

青ピ「なんやー?仲良くインデックスちゃんとお買い物かいな」

土御門「いやどうもあのシスターちゃんはインデックスちゃんとは違う子だった気がするぜよ」

上条「・・・・」

青ピ「許さん、許さんで
また新しく寮に連れ込んだんかいな
かみやん病もここまでくると犯罪や」

上条「何もやってねぇよ!!」

土御門「健全な男子が一つ屋根の下で暮らしてんだから間違いが起こっても不思議でも何でもないにゃ」

青ピ「まるで抜き身のカミソリや」

小萌「それ以上くっちゃべる気でしたら
先生何するかわかりませんですよぉ」

上条「・・・」

土御門「・・・こわ」

青ピ「許容範囲や」

小萌「こまった生徒ちゃんです」

青ピ「もっと俺をなじって~」

上条「・・・・んっ?」
ゾクッ

土御門「かみやんどうかしたのかにゃ」

上条「い、いや・・・・妙な悪寒がな」



ーー放課後。

上条「くそ・・・小萌先生のせいで遅くなっちまった」

上条「それにしても
ブリジットのやつ無事に帰ったんだろうな・・・」

御坂「ちょっとあんた!!
こんな時間まで何してたのよ」

上条「ん?なんだ御坂か
誰も待っててくれなんて頼んでねぇだろ
まあいい
そういやお前に言いたいことがあったんだがな」

御坂「な、なによ・・・」

上条「お前んとこの白井黒子とかいう奴に、今後俺の前に二度と現れるなって言っとけ」

御坂「・・・・・ふっふふふ」

上条「おーい
聞いてんのか?」

御坂「あんたあの子がそんなに大事なんだ?」

上条「は?」

御坂「ほんとは彼女なんでしょ?」

上条「ただの居候だって言わなかったか?」

御坂「でもあんたにとっては大切な女の子だよね?」

上条「友人としてな」

御坂「・・・・」

上条「話しがそれだけなら俺はもう帰るぞ
じゃあな」

御坂「・・・待ってよ!」

上条「ん?」

御坂「あんた・・・あたしの気持ちわかってるんでしょ?
どうしてなにも言ってくれないわけ!?」

上条「ああ、そりゃあお前は変な奴だけど可愛いとは思う」

御坂「っ!!」

上条「でもさ
俺そういうのあまり興味ないんだ
自分のことで精一杯だし
だからお前の気持ちに応えてやることは出来ない」

御坂「・・・・」

上条「悪いな」

御坂「・・・・」

上条「じゃあな」

御坂「はぁ・・・
仕方ないわね
あんたが振り向いてくれないのなら無理にでも振り向かせてやるだけよ」

バチバチ

上条「まったく・・・
不幸だ」

ゲコゲコゲコゲコ♪

上条「ん??」

御坂「あっ 携帯が
もしもし
黒子?どうしたの
ふーん そっかわかった
ちょうどいまアイツの目の前にいるわ
うん、じゃ今からそっち行くから」
プツッ

上条「なんだよ
俺に用か?」

御坂「あんたがあたしに振り向かないのなら
別の手段を取るだけ」

上条「なに企んでるのか知らねぇけど
そんなんで俺がおm」
御坂「あの女の子はあたし達が捕らえたから」

上条「!?」

御坂「ほんとはこういう手段使いたくなかったんだけどさ
あたしもなりふり構ってらんないのよ
無事に返して欲しかったらあたしだけを好きになることね」

上条「・・・・」

アクセル「いやーまたタイムスリップしちまった。」

アクセル「ここは?学園都市?なんだそりゃ?」



御坂「うふふふ
どうする?
あたしの事だけを好きでいてくれる?
それとも人質の顔に一生残る傷を付ける?
選びなさいよ当麻」

上条「ブリジットはどこだ」

御坂「聞いてどうするの?」

上条「お前には関係ない」

御坂「あっそ
教えてあげてもいいけどまずはさっきの問いに答えてよ
どうするの?」

上条「お断りだ
かといってブリジットに危害も加えさせない」

御坂「ほんとにそんなことが出来ると思ってるの?
あたしが黒子に携帯で連絡すればゲームオーバーよ」

上条「いいからさっさとブリジットの所に連れていけ
もしこれ以降お前が携帯に触れたらお前をぶち殺す」

御坂「はぁ・・・・・
はいはい、わかったわよ
携帯には手を触れない
これでいい?」

上条「ああ」

御坂「んじゃあたしについて来なさいよ」

上条「・・・」

ーー。


ブリジット「・・・・・」

黒子「もうすぐあなたの白馬の王子様がいらっしゃいますわよ」

ブリジット「あなた達おかしいんじゃないですかぁ?
こんな強引なことをして人の心をどうにか出来るとでも思ってるんですか」

黒子「言ったじゃないですの
わたくしはお姉さまの為だったら他がどうなろうと知ったこっちゃないんですの」

ブリジット「・・・・・ウチをどうする気なんですかぁ!」

黒子「ふふっ
あの方が来ればわかることですの」

ブリジット「なに言ってるんですかあなたは」

黒子「余興ですの」

ブリジット「はあ?余計わかりません」

黒子「ん~そうですわね
ただ待っているだけでは退屈でしょう?」

ブリジット「・・・はい?」

黒子「少しわたくしの個人的なお遊びに付き合ってくださいな」

ブリジット「な、なにを言って・・・」

黒子「入って来ていいですわよ」

DQN「へへへ
いいのかよ?ジャッジメントが俺たちとつるんでるなんてよ」

黒子「黙っていればわかりませんの」

ブリジット「・・・」

DQN「コイツか?餌ってのは」

黒子「ええ、そうですの
事前にお話しした通り、この小娘を好きにして構いません
しかし、あくまでも餌は餌
あまり傷をつけないでくださいませ」

DQN「へいへい、そうしてやんよ」

DQN「へへへ・・・・それにしてもコイツかなりの上玉だな
久しぶりに楽しめそうだ」

DQN「はやいとこヤってちまおうぜ」

ブリジット「!!?」

DQN「よぉお嬢ちゃん
こういうのは初めてかい?」

さわさわ

ブリジット「ふぁっっ
な、なにするんですかぁ!!触らないでください!」

DQN「へへへ、ずいぶん生きがいいじゃねぇか」

ブリジット「やっ・・・・あっ・・・離して・・・ください・・・いやですっっ」

DQN「こいつ脚スベスベだぜぇ」

ブリジット「触らないでって言ってるじゃないですかぁ!」

DQN「うっせぇんだよ」

パシッ

ブリジット「きゃっ・・・・」

黒子「なんという蛮行ですの
うふふふ、とても凝視できませんの」



DQN「なんならアンタも混ざるかい?」

黒子「結構ですの
それよりあまりあの小娘の顔には傷を付けないように言っといてくださいませ」

DQN「ひゃはは今更難しい注文だがな」

ブリジット「や、やめて・・・やめてくださっ」

DQN「コイツ変わった服着てんなぁ」

DQN「シスターなんじゃねぇのか?
どうみても日本人じゃねぇし」

ブリジット「・・・んっ」

DQN「こいつミニだと思ったらスパッツ穿いてるぜ」

DQN「へへへへ、ケツの形が強調されてんなぁ
誘ってやがる」

なでなで

ブリジット「っ・・・・・」

ごはん食べてくる

DQN「それにしてもこの服脱がしにくいな」

DQN「構わねぇよ破いちまえ」

ブリジット「っあ!やだ、やめて・・・・」

ビリビリビリ

DQN「へへっ、ずいぶん頑丈だったな」

ブリジット「あっ・・・・あ・・・・」

DQN「ん?コイツ貧乳だな」

DQN「これから成長すんじゃねぇの?」

ブリジット「・・・・・う・・・うぅぅ・・・」

DQN「おいおい、泣き出しやがったぞコイツ」

DQN「ひゃはは心配すんなってお嬢ちゃん
俺たちがいっぱい揉んで大きくしてやるからよぉ」

もみもみもみ

ブリジット「や・・・やめて・・・」

DQN「だいぶ素直になってきたじゃねぇか」

ブリジット「・・・」

DQN「ひゃはは淫乱の血でも引いてんじゃね」

DQN「じゃあ下のほうも調教してやるか」

ブリジット「・・・助けて・・・・・・・お母さん」


DQN「この頭巾邪魔だな」

DQN「全部ひん剥いてやっか」

ブリジット「・・・・・や・・・ぁ」

DQN「・・・・」

DQN「あん?どうした?」

DQN「・・・なんか見覚えのあるもんが目の前に」

DQN「なに言ってんだぁ意味わかんねぇ
ちょっとどけ」

ブリジット「・・・」

DQN「・・・・」

DQN「・・・・」

DQN「・・・・」

DQN「つかぬ事をお伺いしますが・・・性別は」

ブリジット「・・・ウチは男です」

DQN「ウソだろ・・・ウソだと言ってくれ」

DQN「認めん
認めんぞ
男に欲情してたなんて認めないんだから」

DQN「あの~黒子さん黒子さん
俺たち用事を思い出したんでそろそろおいとまさせてもらいます」

黒子「はぁ?!もう宜しいんですの?
最後までヤッちゃってよろしいですのに」

DQN「と、とんでもない
僕たち何もやってませんので黒子さんも俺たちの事は忘れてください
おいお前ら帰るぞ!」

黒子「・・・・なんなんですの」

ブリジット「・・・・・ロジャーどこに・・・行ったの・・・」

黒子「なにがあったかは知りませんが運がよかったですわね」

ブリジット「・・・・ウチの・・・大切なぬいぐるみ・・・どこですか」

黒子「ああ、あの汚らしいぬいぐるみならゴミ箱に処分してきましたの」

ブリジット「えっ・・・」

黒子「あらあら
大切なものでしたのね
気が付きませんでしたわ
おほほほ」

ブリジット「・・・・」

黒子「ちなみにヨーヨーも危なっかしいのでこちらで処分しましたの」

ブリジット「・・・・縄が解けたら・・・あなたを絶対に許しません」

黒子「さっきは不意を突かれましたが本来はあなたごとき
わたくしに触れることすら出来ませんわよ」

ブリジット「・・・」

ガチャッ

御坂「黒子ー、連れてきたわよー」

黒子「あら、どうやら本当にノコノコと現れたようですわよ
あなたの白馬の王子さまが」

ブリジット「えっ・・・」

上条「・・・」

疲れた

黒子「いらっしゃいませ上条当麻さん」

上条「・・・」

ブリジット「上条さん・・・」

上条「大丈夫か?」

ブリジット「はい・・・・でも服が」

黒子「お姉さま、やはりダメでしたのね?」

御坂「うん、もう全然だめ
どんだけ脅してもあたしの事なんて全然眼中に無し」

黒子「そうですか
わかっていたことですけど
まだ未練はありますの?」

御坂「ううん、もういいやこんな奴」

上条「顔が少し腫れてるくらいだな」

ブリジット「このくらい全然なんともありません」

上条「そうか
もう少し我慢しとけよ」

ブリジット「・・・はい」

御坂「ねぇ当麻
なんでこんな学園都市から離れた廃工場に連れてきたか分かる?」

上条「ああ、何となくな」

黒子「物分かりが早くて結構ですの」

だって難しいんだもん

黒子「わたくし達の本性を知られてしまった以上
この小娘には死んでもらいますの」

御坂「いやぁあたしも最初はそんなつもりじゃなかったんだけどさ
歯止めが効かなかったのよね」

上条「・・・・」

御坂「あんたが素直に・・・あたしの気持ちを受け取ってくれてたらこんなことにはならなかったのに
うふふっ 馬鹿な当麻」

黒子「お姉さまはあなたを見限りましたの
どうせなら寂しくないように二人まとめて殺してあげますの」

上条「・・・ちっ」

御坂「さすがのあんたもあたしと黒子相手に1人じゃ勝てないわよ
諦めるのね」

ブリジット「上条さんウチのことはもういいので逃げてください!」

上条「出来れば苦労しねぇよ
でも俺は大切な居候を見捨てるなんて選択肢はない」

ブリジット「上条さん
なんで?
なんでですか?
ウチはインデックスを無理矢理排除してまで入れ替わった部外者なんですよ?
会ってまだ1日しか経ってないのにどうしてウチを大切なんて・・・言えるんです」

上条「さぁな。
でもそういうのは理屈じゃねぇんだよ
俺は俺の思った通りに行動してるだけだ
それがお前を救うことになるならな」

ブリジット「・・・上条さん」

御坂「はいはいご馳走さま
もうそういう気持ち悪いじゃれ合いはいいから
とっとと死んでよ」

バチバチバチッ

上条「くっ!!」

バシュン

ブリジット「うわっ・・・・」

黒子「お姉さまの電撃が・・・
これが、どんな異能の力を無効化するという幻想殺しですのね
お姉さまを退けるだけのことはありますの
しかし無効化出来るのは右手で触れた範囲のみ
それも手首まで
わたくしのテレポートであなたの心臓を射抜けば簡単に勝負がつきますのよ」

上条「・・・」

黒子「あなたの能力は調べがついてますの
ジャッジメントの情報網を甘くみないでください」

御坂「うふふ
やっちゃいなさい黒子」

黒子「はいお姉さま!」

上条「・・・・・クククッ」

黒子「な、なにが可笑しいんですの」

上条「やってみろよ
お前らに出来るのならな」

黒子「なんですって?
ずいぶんと舐められたものですわね
いいですわ、お望み通り一瞬で仕留めてあげますの」

上条「・・・」

黒子「さようなら上条当麻さん」

バシンッッ  

黒子「な、は・・・弾かれた・・・どういうことですの
右手ではなく心臓に打ち込んだはずですのに・・・」

上条「ふっ
さっきまでの威勢はどこいった」

黒子「な、何かの間違いですの」

シュン シュン シュン  

上条「・・・」

パシンッッ

黒子「・・・・どうして、ですの」

上条「どうやらお前の能力は俺の体には不干渉らしい
まあ俺が前にテメェの寮に行ったとき薄々気付いてたことなんだがな」

黒子「・・・」

上条「お前は俺をテレポートさせようとして出来なかった
なんでだ?
俺の右手が体と繋がってるからだ」

黒子「・・・」

上条「俺が俺に触れている限りテメェの矢は俺には届かない
諦めるんだな
テメェじゃ俺を殺すのは無理だ」

御坂「・・・」

黒子「・・・・能力が効かないのなら直に刺し殺してあげますの」
シュッ

上条「っと、
フッ・・・遅ぇな
遅すぎるぜ」

黒子「くっ!」

上条「なんだ
やっぱ能力使わなかったらこの程度なんだな白井
依存し過ぎなんじゃねぇのか」

黒子「うるさいですの!レベル0の分際でっ!!」

上条「俺から見ればお前は無力な女の子だ
だが、人を見下すような考えは痛い目見ねぇと改めねぇようだな」

黒子「許しませんの
万死に値します
死ね!死ね!」

上条「これがエリートのお嬢様だっていうんだから笑わせるぜ
テメェが何でも自分の思い通りになると思ってんなら
俺はそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

バキッ

黒子「かはっっ!!」

ブリジット「うわぁ
上条さんつよーい」

上条「・・・・ちっ
後味悪ぃな
ところでよ御坂
なんで白井に加勢しなかった?」

御坂「えっ?
別に深い意味は無いわよ
やっぱアンタとは1対1で勝負したかったからね」

上条「いままでお前が俺に勝てた試しないだろ」

御坂「あれがあたしの全力だと思ってんの?
もうあんたになんか未練はないからもう手加減なんかしないわ」

上条「そうか
じゃあ見せて貰おうか
レベル5第3位の本気って奴をな」

御坂「言われなくても」

バチバチバチッ

御坂「全開でアンタを黒こげにしてやるわ」

上条「ぐっ・・・なんつー力だ
電撃が熱量に変換してやがるっ」

御坂「うふふ
いまのあたしに触れるといくらその右手でも無事じゃ済まないわよ」

バチッ

御坂「ふふふ」

上条「プラズマ・・・・だと
ちっ これがコイツの本気かよ
まずい・・・」

御坂「あたしがただ電撃を放つだけの単純な女とでも思ってたの?
まあ砂鉄で切り刻んでやってもよかったんだけど」

バチバチッッ

上条「うあああっ!」

ブリジット「上条さん!」

御坂「あら?意外にあっけない
全方位じゃあんたも防ぎようがなかったみたいね」

上条「ぐ・・・」

御坂「これが無能力者とレベル5の埋めようのない差なのよ当麻
お互い知り尽くしてるだけに特にね」

上条「はぁ・・・はぁはぁはぁ・・・・」

御坂「まあ今のをまともに食らって立ち上がれる人間なんてあんた以外にはいないでしょうけどね
でももうそれも終わり」

バチッ!

ブリジット「もう、やめてください!
ウチが目障りだというのならウチをやればいいじゃないですかぁ!
標的はウチなんでしょう!上条さんは関係ないはずです」

御坂「まったく
部外者がうっさいのよ
あんたにあたしと当麻のなにがわかるっていうわけ!」

ブリジット「わかりません
わからないけどあなたがやってるのはただの弱いものイジメじゃないですかぁ」

御坂「はあ?」

ブリジット「あなたは確かに強いかもしれないですけど
見下してばかりで人を平等に見れない人って精神的に弱いんじゃないですかぁ?」

御坂「なにがいいたいのあんた」

ブリジット「あなたはまだ精神的に幼稚だってことですよ


御坂「ぶっ殺すぞ小娘がぁ!」

ブリジット「反論しないんですかぁ?
自覚あるみたいですねぇ
かわいそうな御坂さん」

御坂「ゴミが偉そうにほざいてんじゃねぇ!」

バチバチバチバチバチバチ

ブリジット「きゃああああああああああああああ」

上条「ぐっ・・・ブリジット・・・!」

御坂「ひゃはははははは
情けねえ悲鳴あげやがって
対等なこと言ってんじゃねぇよゴミクズが」

ブリジット「い、今もそうです
そんなに・・・耳障りなら・・・・・・ウチの言うことなんか無視すればいいんです
つまんない意地張っちゃって・・・引っ込みがつかなくなっちゃって後悔してるんでしょ」

御坂「・・・」

上条「もういい・・・やめろブリジット」

ブリジット「馬鹿みたい
笑っちゃいます」

御坂「うわああああああ」

バチバチバチッ

ブリジット「・・・・っっ」

上条「ブリジット!」

御坂「はぁはぁはぁ・・・・」

ブリジット「・・・・・か、上条・・・・さん・・・」

上条「ブリジットォォォォォオ!!」

ジリリリリリリ・・・・

上条「ブリジッt・・・ん?なんの音だ」

ジリリリリリリ

上条「・・・・」


ーー

上条「なんだ悪夢か」


ブリジット「おはようございます上条さん」

上条「・・・あ、ああ」

ブリジット「どうしたんですかぁ
なんかすごい寝汗ですね」

上条「いや、質の悪い夢を」

ブリジット「あっ そうだ
上条さんに言わなくちゃいけないことがあるんですよぉ」

上条「ん?」

ブリジット「ウチ今日にはここ出ますね?」

上条「・・・」

ブリジット「上条さん?」


上条「あ、いや何でもない
ずいぶん急だな
どうしたんだ?昨日居候しにきたばかりだろ」

ブリジット「深い意味はないんですけどね
ここにいる理由がなくなっちゃって」

上条「・・・」

ブリジット「??
さっきからどうしたんですかぁ?」

上条「・・・
絶対に今日出て行かなきゃだめか?」

ブリジット「ふぇ?
べ、べつにそういうわけではないですけどぉ・・・」

上条「ならもう少しここに居るといい
お前の事もっと知りたいし」

ブリジット「??」

上条「・・・」

ガバッ

ブリジット「ひゃっ!い、いきなりどうしたんですか上条さん」


上条「俺が何故お前を居候にしたか分かるか?」

ブリジットは驚きながらも慎重に言葉を選んでいるようだ
暫くして口を開いた

ブリジット「・・・インデックスに・・・似てるから?」

 ははははは、ガキだなぁ
 俺は右手の人差し指と中指を真っ直ぐに立てて、ズボンの上からブリジットの尻の穴を抑えた

ブリジット「っっふぁ!?や、やだっ!?」
ブリジットは俺をそそらせるように喘ぐ
俺は衣からアレを取り出した
容器の中は100cc薬液が詰まってる

ブリジットの柔らかい尻肉を片手で広げて割れ目の中央にある窄まりを露にしてやった。

ブリジット「あぁ!?ちょ、ちょっと?な、なにしてるんですかぁ?」

尻の穴が空気に晒されて驚いたか
ハハハ、呼吸にあわせてひくひくと収縮している。ハハハ

俺はロープでブリジットを拘束しにかかった
俺は根っからのSだな
ハハハハ、
そのままブリジットの身体をうつ伏せにひっくり返した
脚も縄で縛っているからM字に固定してある
ちょうど四つん這いの格好だ
不安がるブリジットの裾をまくりあげ下着を少しだけずり下げた
ブリジット「あ・・・」

少しだけだ
臀部が半分程あらわになっただけだ
半ケツってやつか?
はははははは

グリグリと指をこね回し尻の穴を刺激する
いやぁいい感触だな
俺はそれだけでブリジットのケツ穴がまだ未使用だと看破した
こればかりは天性の才能だと自負している

力を緩め
そしてたまに強烈に指を押し込んでやる

ブリジット「ふああああっ
や、やだぁ!やめてください・・・っ」

ブリジットは背筋を伸ばして悲鳴をあげた
容器の先端をブリジットの尻の穴に当てた。
直後ブリジットの体が痙攣する
これが何か分かっていない
ぐっと先端を尻穴に押し込んだ。

ブリジット「ひゃあああ」
ズプッと細い先端は何の抵抗もなく埋没した
肛門に異物を入れられる感覚に喘いだかさて
俺はシリンダーを押し込んだ

ブリジット「うっうううううっっんんっ」

ブチュウゥゥゥっと音が鳴りそうな勢いでシリンダーを押した分だけブリジットの腸内に液が入り込む
はははははは
ブリジットめ
浣腸されて喘いだな

浣腸器を尻穴から引き抜く
ブリジット「あっううううっっっ」
さっそく便意を催したか
ブリジットは身を捩って喘ぐ
どれくらい耐えられるかな?
まぁ、これくらいなら暫く我慢できるだろうが 

ブリジット「な、なにしたんですかぁ・・・・!?」
ブリジットは脂汗を浮かべ切羽つまった表情で俺の顔を見る
いい表情だなぁ

俺は部屋の隅に準備してあったローターを取りブリジットの真横においた

苦しそうに喘ぐブリジットを尻目にローターの先端を未だヒクヒクしているブリジットの尻穴に押し当てる
土御門から譲ってもらったこの超指向性高出力ローターは便利なことに
威力もさることながら自分で振動の強弱を、弱から絶頂まで設定することが出来る優れものだ
だが俺はSだ
出力を絶頂に合わせた
途端に強烈な振動が俺の腕とブリジットの穴に伝わる
我ながら手加減ってものを知らないな
ブリジット「ふっうっああっああっああんわやあっあああっっっ!」
どうやら振動が強過ぎてブリジットの肺にまで響いているらしい
最初からクライマックスの俺は
その喘ぎ声を肴にローターを絶妙のタッチで押し当て、そして離す
緩急を付けた高等テクニックだ
はははははは


ブリジット「いやっいやあああっああああっ」
先ほど注入した浣腸液が堪えきれずに少し漏れてきたようだ
さっきからひっきりなしに腹がゴロゴロいってる
まあ無理もない
ローターの出力をOFFにすると俺は息も絶え絶えのブリジットを抱えてトイレに滑り込んだ
どうやら間に合ったようだな
ブリジット「お腹痛いぃぃ出るぅぅ出ちゃううううっっ!」

途端、水道の蛇口から水が吹き出すような音がした
ブリジット「いやああああ見ないでぇぇ上条さん見ないでくださぃぃぃうわぁぁぁん」
背後からブリジットの脚をM字に持ち上げるような体勢の俺はなんとも言えない高揚感に襲われた
なんだこれは・・・まるで小さな子供に用を足たせているみたいな気分だ
上条「ふっ
見ててやるから全部出しちまえよ」



ーー

ブリジットを抱えたままトイレから出てきた俺は
ブリジットをベッドに寝かすとさっそく服を脱がしにかかった
ブリジット「っあ・・・はぁ・・・はぁはぁ」
排便と羞恥心で肉体的精神的に萎えているブリジットは脱がされながらも俺をずっと見ている
やめろ
穢れた俺にそんな無垢な眼差しを向けるな
心の中で強く叫ぶと腕が思考と同調したのか震えだした
上条「ちっ 俺もまだまだ修行が足りないようだ」


ブリジット「はぁはぁ・・・かみじょう・・・さん」

いままでもこういう事はあった
見どころのありそうな男がいると一晩泊めて遅くまで絡み合った
だがやはり皆俺を変態としか見てくれない
だがコイツはどうだ
軽蔑するどころか俺の名を・・・
素晴らしい素晴らしいぞ
性格もさることながら、いままで相手にした男など比べものにならない程の可愛らしい容姿
しかも昨日見せた家庭的な一面
素晴らしい器量だ
いや、まてよ
だが昨夜俺はコイツの可愛いチンポを見てヒドく人間不信になりそうだったではないか
どういう心変わりだ?

なんなんだ俺は
熱しやすく冷めやすくをエンドレスしてる優柔不断野郎なのか
いいやそんな馬鹿な話しは無い
そうだ
インデックスが居候になってから俺はおかしくなったんだ
あの無防備で自己中な女のせいで俺は攻めから受けに転じてしまったのだ
そうだ
そうに違いない
思い返せばインデックスのやろう
俺を利用するだけ利用しやがって
加えてブリジットはどうだ
いやインデックスと比べることさえブリジットに失礼だ

ん?

ちょっと待てよ
確か俺いま記憶喪失だったな
しかし
さっき俺は見どころのある男を連れ込んでは遅くまで絡み合ってたのではなかったのか
不可能だろ
インデックスが俺んちに朝まで帰ってこないなんてことはほぼ皆無だ
じゃあこの矛盾は何なんだ
待てよ
記憶が戻りつつあるということか
ということはインデックスと出会う前まで俺はやはり男色の気があったということになる
なに過去形にしてんだ俺は
今もだろうが馬鹿当麻

そうだ
間違いない
ブリジットに愛撫した瞬間に気付くべきだった
あの体が覚えているかのような高等テクニック
間違いない
あんなもの一石二鳥で身に付くような軽々しいものではないはずだ
そうだ付け焼き刃などでは決してない
わかったぞ
わかってきたぞ俺という存在が
俺は男と絡み合うのが幸せだった
いつも不幸だらけの人生だった俺が唯一幸せを噛みしめることの出来る考え得る最良の行為だったのだ
だとするなら
俺が今から取る行動は一つ
ブリジットと絡み合って妊娠させる
それだけだ

男が妊娠しないというのは古い考えだ
大昔の負け犬の言った言葉だ
現実から目を背けて魂を捨てた不適格者の戯れ言だ
俺は逃げねぇ俺は捨てねぇ
思い立ったが吉日
まさに特攻精神だ
俺はやるよ親父
上条「ブリジット、俺に身を委ねろ
そなたは美しい」

ブリジット「そ、そんなこと・・・///」ブリジットはまんざらでもないようだ
俺は自らを拘束する邪魔な布を一連の動作ですべて脱いでしまった
これだ、この高揚感
忘れて久しいが俺の中で確かに息づく生命の胎動

              , -‐‐ ¬ー- 、
              /.r ' ´r‐' ̄ 7_ 、 ` 、
            / /  └,__,、/  ヽ  !
         ,ノノ‐‐ァ― ァ、- 、   |  |
         /ィ i , -、 |/ i__l ` 、 !  |
        ,'/ { {/, -< {  ,⊥.`ヽ} |  |
        {| .V V (_,)   , ‐、Vソ !   !
       ハ /{       ゙ー' '/ノ/    |
        /  l  >、  ヮ    ク /    |
      /  i| / ノ,L>,、‐r ァ .フ /|    |
      /,__ ∧|  />イ |_} \ / ! r‐┐ |
    /,/ / .'  ’ /ト'f'‐iー ' |イ  |‐=!  L. |
   /<  /.'  ,.tく/ | |   ヽ ヽ、| |_  _| !
  く `/ / .' / | ` ー---―¬ ´ 」  |  |......|
   ` 、`  /  ` r--r---、--‐ '>´ '.´ _ニ -- '
      ̄    ー r''' T ''ヽ、 '´|   ´
            t‐ ァ    ゝ '
            `´


>>674
先生ー、これの元画像が見たいでーす

>>675

>>551

あと30分ちょっと待っててね

上条「ブリジット・・・・」

ブリジットの可愛い小さな唇に口付けて舌を侵入させる

ブリジット「っん!はむっんんっひゃ、ひゃみひょうひゃ・・・んんっ」

半ば強引なキスだがブリジットは俺の心中を察したのか舌を絡め返してきた
甘いなぁ
もちろん唾液が甘いわけではない
五感を溶かされるような口付けとブリジットの砂糖菓子のような甘い女の子のような匂いに酔いしれる俺は
獰猛にそれでいて冷静にブリジットの白い陶器のような肌を悠然となめらかに手を滑らせる

ブリジット「んんっんはぁっっんっちゅっ」

その肌にはほとんど摩擦がなく吸い付くような柔らかさがある
素晴らしい
今にもロンギヌスが破裂しそうなほど膨張している
少しばかり興奮したか
はははははは

が、もう限界だ
唇を離すと名残惜しそうな甘い吐息がブリジットの口から漏れた
足を縛っている縄を解くとあらためてM字に足を開かせ、その間に身体を割り込ませる
正常位というやつだ

俺はブリジットを見下ろすと、尻穴にロンギヌスを当てがう
先程の浣腸のせいなのか腸液で濡れているようだ

上条「いくぞ?ブリジット」

視線を外された
やはり恥じらいがあるのだろう仕方ない
頬を少し赤く染めて軽くコクンと頷く
それを見届けた俺はまだ侵入を許したことがないであろうブリジットの菊門
もといケツ穴に優しく挿入させる俺

ブリジット「あっあああっふぅんんん」

ブリジットは息を呑んだようだ
ケツ穴がきゅっきゅと締まりロンギヌスを心地よく刺激する
気を抜くともう出てしまいそうだよ

予想以上の締まりの良さに俺は歯を食いしばって耐えながらさらに奥までロンギヌスを侵入させる

上条「・・・全部入ったよブリジット」

ブリジット「うわあっすごい・・・です
こんなにおっきいのがウチの・・・ウチの中にぃああんっ」

可愛く喘ぐブリジットを肴にピストンを開始する
腸が中の異物を排除しようとしているのかロンギヌスが絞られるような感覚に襲われる

思わず腰が早くなる
ブリジットに目をやると気持ちいいのか苦しいのか分からない表情をしたまま唇を噛み締めている
上条「・・・痛いのか?」

ブリジット「っっんんっくううぅん」
首が取れるような激しさで首を横に振る
どうやら初めて味わう快感で言葉にならないらしい
と鋭い俺は看破した
さすがに俺もそろそろ噴火しそうだ
こみ上げてきやがったぜ

ブリジット「んっんっあんっやぁぁかみひょうさんぁぁんウチもうらめぇぇ」

猛然とピストンのスピードを上げるとブリジットを抱きしめ唇を落とした
ブリジットもそれに応えるように俺の首に腕を回して密着させる
気が付けば俺の腰もブリジットの脚に絡められている
これでは離れるのは不可能だな
もとより離れるつもりはないのだが

上条「くっ・・・中に出すぞブリジットっ!」
ブリジット「ふぁっ・・・うんっ、うんっ中にぃウチの中に出ひてくらひゃいかみじょうさんのあっ熱いせーえき・・・んっウチの中でビュッビュッてしてくださいっっ」


上条「あ、ああ受け止めろブリジット
お前を妊娠させてやる」

ブリジット「うんっ!上条さんだったら・・・ウチ、妊娠してもいいです」

上条「うおおおおおっっ!!!」

柄にもなく俺は吠え、インデックスとのオナ禁生活で溜まりに溜まったヌトヌトな精液をブリジットの胎内に撃ち放つ
同時にケツ穴もきゅっきゅと締まりさらに射精を促していく

ブリジット「かはっっっ出てるぅぅぅ熱いのがいっぱいウチの中で出てるよぉぉ
ウチいま受精してるよぉぉ」

上条「・・・・ふぅ」


ーー数ヶ月後

ブリジット「上条さん、ちょっとお話しがあるんですけど」

上条「ん?どうしたんだよ改まって」

ブリジット「えっと・・・・そのぉ」

上条「どうした?」

ブリジット「な、なんといいますか・・・・えっとぉ」

上条「なに赤くなってんだよ
なんかやらかしたのか?」

ブリジット「・・・実はですねぇ
ウチ・・・せ、生理が止まっちゃって」

上条「・・・は?」

ブリジット「で、ですから生理が」

上条「お、お前男なのに生理なんてあったのかよ」

ブリジット「あるわけないじゃないですかぁ!
もう・・・上条さん鈍感ですね
今のは・・・・・比喩表現みたいなものです
ここまで言ったら感づいてくださいよ」

上条「ど、どういうことでせうか?
全然見当がつかないんですが」

ブリジット「や、やっぱりいいです
上条さんが自然に気付いてくれるのを待ちます」

上条「・・・なんだってんだよいったい」

ブリジット「・・・ウチちょっと出掛けますね
夕方までには帰ってきますから」

ガチャ バタン

上条「はぁ・・・」

上条「最近アイツ変だな
食欲も無いみたいだし帰ったら訊いてみるか
っと補習遅れちまう」

ーー。

プルルルルル プルルルルル

ブリジット「あっ もしもしお母さま、お久しぶりです
はい、ブリジットは元気ですよぉ
えっ?はい、心配しないでくださいね
いまは親切なお友達の家に住まわせてもらってます
えっと、実はお母様にお話しがあるんですけど・・・
ウチ、もしかするとそちらには当分の間帰ってこられないかもしれません
いいえ・・・いつかは絶対にみんなを見返したいっていう気持ちは捨ててません
でもちょっと・・・いまウチ・・・な、なんといいますか
あの・・・い、いえ、何でもないんです・・・お母様
一つ質問があるのですけど
ウチ、本当に男なのでしょうか・・・」

ブリジット「・・・で、ですよね
いえ何でもないんです。
はい
お父様とお兄様にもウチが宜しく言ってたって伝えてくださいますかぁ?
はい、ではまた連絡しますね」
プツッ

ブリジット「・・・・」

佐天「おーい、ブリさーん」

初春「遅くなっちゃってすみません」

ブリジット「あっ 佐天さん初春さん
いいえ、ウチもいま来たばかりですから」

佐天「んで~相談って何ですか?」

ブリジット「えっと・・・それは、あの 実はウチ・・・・」

初春「立ち話も何ですからファミレスでも行きませんか?」

ブリジット「う、うん」


ーー。

青ピ「かみや~ん
最近どうなん?ブリジットちゃんと」

上条「いや、それがよ
なんか最近食欲ないみたいで」

青ピ「そりゃあ、あの大食いのシスターちゃんと比べたらみんな食欲ないようにみえるやろなぁ~」

上条「ちげーよ
もう数ヶ月も一緒に住んでんだぞ
普段と最近の食欲にどれくらいの差があるかはだいたい分かってる」

土御門「というと病気とかかにゃ」

上条「俺もそう思ってる
顔色もよくないし
アイツはインデックスの奴みたいに頑丈じゃなさそうだしな」

青ピ「かみやん、ブリジットちゃんとはどこまでいったん?」

上条「は?どこってなんだよ
一緒に出歩くことはあまりないけど
買い物とかには付き合ってるが」

土御門「かみやん鈍過ぎぜよ」

青ピ「俺が聞いてんのはブリジットちゃんとキスとかえっちとかしたかってことや!」

上条「そ、そりゃあ同じ屋根の下で住んでたらいろいろやるだろ」

土御門「どこまで?」

上条「まあ、最後までか」

土御門「俺の七つ道具は役に立ったかにゃー?」

上条「出力はあるけど単2じゃ10分も保たなかったぜ」

青ピ「はは~ん
ブリジットちゃんの食欲がない理由がわかったで」

土御門「普通気付きそうだけど」

上条「な、なんだよ?」


ーー。

佐天「に、に、妊娠したぁぁぁあ!?」

初春「ちょ、佐天さん声が大きいですよっ!」

ブリジット「・・・・」

佐天「それで、もう検査とかしてみたの」

ブリジット「・・・検査?」


佐天「ほらぁ
薬局に売ってるじゃん
病院にいかなくても自宅で出来る妊娠検査用のキットが!」

初春「佐天さんなんでそんことに詳しいんですか」

佐天「女として常識じゃんか」

ブリジット「ううん、まだそういう検査はしてないの」

佐天「えっ、だったらなんで妊娠したなんて判るのさ」

ブリジット「そ、それは・・・ロジャーが・・・」

佐天「ロジャー?」

ブリジット「あっ ううん何でもない
知り合いとても勘の良い知り合いが居るんだよぉー」

佐天「勘って・・・」

初春「そんな大事な事ならちゃんと調べてもらったほうがいいですよ!今後の人生を大きく左右するかもしれないんですから」

ブリジット「う、うん」

佐天「パフェおかわりくださーい」

初春「あっ わたしも」

ブリジット「うわ~」

佐天「ブリさんほんとに食欲ないんですねぇ」

ブリジット「甘いもの大好きなのに・・・
あっ そうだ今日はウチが無理に呼び出したんだからウチの奢りで食べていいですよぉ」

初春「だめですだめです」

ブリジット「ふぇ?」

佐天「ブリさんは病院に行ったりしないといけないから大変じゃないですか
気持ちだけ貰っときます」

ブリジット「うん・・・佐天さん初春さんありがとう」



ーー上条宅。

上条「くそアイツら
変なこといいやがって
男が妊娠なんかするわけねーだろが・・・」
しかし数ヶ月前の俺が口走ってた台詞を思い返し別の考えが浮かぶ
そうだ男が妊娠しないなんて誰が決めた
有り得なくはないはずだ
天文学的な確率だが起こりうるはずなのである
何事も諦めたらそこで試合終了なのだ
と俺は考えている
上条「もしそうだとしたら・・・いや、深く考えても仕方がない」
あれから数ヶ月
事ある毎に絡み合ってきた俺とブリジットだが
中出しはあの一回きりだ
あの甘く魅惑的な、それでいて躍動感のある行為を思い返し思わず口元がニヤケる俺こと上条当麻は
真実を聞き出す為ブリジットの帰還を待っている最中である
上条「フフフフフフフ・・・」


ガチャ

ブリジット「だだいま帰りましたぁ」

上条「おう、遅かったな」

ブリジット「話し込んじゃってて」

上条「そういやさ、聞きたいことあるんだが」

ブリジット「はい?」

上条「お前、もしかしてどっか体調悪いんじゃないのか?」

ブリジット「・・・どうしてそう思うんです?」

上条「いや・・・食欲ないし」

ブリジット「・・・ええ、まあたしかにあまり食べる気がしないです」

上条「もしかして熱でもあるんじゃねぇか」

ブリジット「上条さん」

上条「・・・ん?」


ブリジット「何か心当たりあります?」

上条「・・・・」

ブリジット「実は
その事で今日はお友達に相談してきたんですよぉ」

上条「そ、そうかよ」

ブリジット「聞いてくださいよぉ~
その人たちに今すぐ病院行けって言われたんです」

上条「び、病院?!」

ブリジット「でも、でもですね?
ウチがその手の病院に行って検査してもらうと生物学的に大変な事態を招く予感がするんですよぉ」

上条「そ、その手の病院?」

ブリジット「・・・だからこれ買ってきました」

コトン

上条「・・・これは」

ブリジット「なんでも、自宅で調べられる検査キットらしいです」

上条「・・・」

ブリジット「もしかして何となく気付いてました?」

上条「・・・ま、まあな
有り得ないことだがそんな気は」

ブリジット「これでもしウチがもし・・・上条さん・・・どうしますかぁ?」

上条「ま、まあ責任は取るつもりだが・・・」

ブリジット「ほんとに?」

上条「ああ」

ブリジット「えへへ・・・
じゃあ検査してきますねー」

上条「あ、ああ」

ブリジット「覗かないでくださいよぉ?」

上条「そんなセコい真似しねぇよ」

最後まで書くべきなの?
後は想像にお任せするじゃだめ?



ーー。

ブリジット「・・・」

上条「・・・」

ブリジット「あっ なんか模様が浮かび上がってきましたよぉ
えっと、取り扱い説明書は・・・」

上条「ど、どうなんだ?」

ブリジット「ん~とですねぇ
やっぱり妊娠してるみたいです」

上条「お前のどこに子宮があるってんだよ」

ブリジット「ウチもそれ思いました
だからお母様にも一応確認してみたんですよぉ
そしたら男で間違いないって言ってました」

上条「ま、まあいい
とにかく
こんな事になっちまったんだ
今後の身の振り方を考えねぇと」

ブリジット「あれれ~?
上条さん
ウチ赤ちゃん産んでもいいんですかぁ?」

上条「責任は取るって言ってるだろうが」

ブリジット「うわ~
上条さんて律儀ですねぇ
やっぱ堕ろせとか言ってくると思ってました」

上条「上条さんはそんなチャラ男じゃないですよ
しかし、いちばんの問題は金だな
バイトしないと」

ブリジット「ウチがお母様に仕送りしてもらいましょうか」

上条「いや、そんなことされたら俺のプライドが・・・」

ブリジット「あっ そっか
ウチがバイトすればいいんだ
そうだそうだ
うん 働こっと」

上条「待て待て待てぇ!!
仮にもお前は妊婦なんだ
あんまり出歩くんじゃねぇ
仕事なんてもってのほかですよ」

ブリジット「でも、ほら見てください
メイドのバイトを募集してますよぉ
時給も2500円だし良いと思いませんかぁ?
ほら、メイドなら多分ウチでも男だとバレずに出来そうですし」

上条「メイドだと・・・!?
ゴクリ…
い、いやダメだ!どんな御奉仕させられるかわかんねぇだろ
男だとバレるのは無いと思うが
もしバレたとして主人が男色家だったらどうすんだ
却下だ却下!!」

ブリジット「もう!
じゃあどうやってお金を稼ぐんですかぁ
上条さん学校とか補習で忙しいからバイトする時間もあまり無いです
だったらウチが頑張らなくちゃいけないです
内助の功というやつですよぉ」

上条「まだ結婚してないだろうが!
くそっ どうすりゃいい・・・・・
そうか
金借りればいいんだ
よく考えたら俺は知り合いに金持ってる奴ら多いんだよな
御坂の奴に俺の体を売りつければ・・・」

ブリジット「上条さん
そんなことしたらウチ実家に帰ります」

上条「じ、冗談に決まってんだろ・・・ちっ・・・
ステイルの奴にインデックスの使用済みナプキンでも売りつけるか」

ブリジット「・・・・」

上条「冗談だよ・・・
こうなりゃ最後の手段を」

ーー明くる日

一方通行「あァ!?ナニ言ってんだテメェはァ」

上条「何度も言わせんじゃねぇよ
500万でいいから金寄越せって言ってんだよ」

一方通行「テメェ俺が誰だかわかって恐喝してンのかァ?」

上条「二度は言わないぞ
寄越すか寄越さないかはっきりしろ」

一方通行「ざっけんなテメェェェェ!」

上条「打ち止めがどうなってもいいのか?」

一方通行「なっ!?」

上条「俺が本気になればあんな小娘どうとでも出来る」

一方通行「て、テメェ汚ぇぞコラァ!」

上条「この口座に500万振り込め
期日は今日の14時までだ
一秒でも遅れやがったら・・・クククッ」

一方通行「ち、ちくしょうがァっっ!!」
タッタッタ・・・

上条「ふっ 単純な奴だ」


上条「と、次は・・・」
プルルルル  プルルルル
ガチャ

御坂「・・・もしもし?どなたですか」

上条「御坂ぁぁぁぁあ!」

御坂「っ!!!だ、誰よいったいっ」

上条「俺俺!俺だよ上条だよ!
御坂、今すぐお前に話さなくちゃいけないことがあるんだ」

御坂「あ、あんた・・・なんであたしの携帯の番号知ってんのよ!
てかどうしたの!?」

上条「実はよ・・・俺いま重い心臓病に掛かってるんだ」

御坂「し、心臓病て・・・だだだ大丈夫なの??!」

上条「医者の見立てでは今すぐ手術しないと命は無いらしい・・・」

御坂「そ、そんな
今すぐ、今すぐ手術しなさいよっっ!!」

上条「それがよ・・・・・金が無くて、手術代が払えないんだ・・・
前例のない新種の心臓病らしいから保険適用外とかで」

御坂「ど、どのくらいかかるの?」

上条「500万だとよ」
御坂「なんてこと・・・」

上条「くそ・・・金さえあれば、金さえあれば
・・・ごめんな御坂
最後にお前とどうしても話したかったんだ」

御坂「そんな、そんな最後とか言わないでよバカぁっ!!
グスン スンスン」

上条「今までいろいろあったけど
俺、お前のこと好きだったぜ・・・
俺はもう駄目だ」

御坂「や、やだ・・・そんな・・・そんな弱気なこと言わないでよぉ!!!
あんたらしく無いじゃないっ うっ、ううぅっ グスン」

上条「ぐっ!がはっ ごほっ はぁはぁはぁ」

御坂「と、当麻っ!?」

上条「ぐっ・・・は、初めて俺のことを名前で呼んでくれたな・・・
もう思い残すことはない
じゃあ元気でな、美琴・・・」

御坂「い、いやっ いやぁぁぁあ!!
待ってよ当麻ぁぁ行かないでよぉ
あたしを置いてかないでぇぇ グスン グスン
あたしも・・・当麻のこと好きなんだからぁぁ
うわぁぁあん・・・」

上条「ふふっ お前に迷惑を掛けるわけには・・・いかないから・・・なぁ
ありがとうな」

御坂「あ、あたし当麻が助かるならなんだってするっっ!
なんだってするからぁ迷惑なんかじゃないからあたしを頼ってよぉっ!このまま当麻が死ぬのなんて黙って見てられないんだもんっっ スンスン」

上条「美琴・・・俺なんかの為に力を貸してくれるのかよ・・・・」

御坂「うんっうんっ!何でもするからぁ手術代なんかあたしが出してあげるからだからぁだからっ死なないで当麻ぁぁぁぁんっ」

上条「じゃあ・・・今回だけ頼らせてくれ美琴・・・
今から言う口座に500万振りこんでくれないか・・・出来るだけ急ぎで頼む・・・」

御坂「グスン うんっ!!待ってて今すぐ振り込んでくるから
し、死んじゃ・・・だめだからねっ?」

上条「ああ・・・美琴の為に頑張ってみるぜ・・・うぐっ」

御坂「ああ・・・当麻ぁぁあ
すぐだよ、すぐだからっっ
じゃあ電話切るね・・・
おねがい頑張って・・・」
プツッ

上条「ふ、ふふふ・・・・頭を使えばこんなもんだな
しかしお人好しだなぁ御坂のやつ
さて、俺はATMで待機するとすっか」

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