(´・ω・`)「しかし、終わった。やっと終わってくれた。
さぁ、ラウンジの天下がやってくる。天下はもう、すぐそこにある」
(;゚ω゚)「うああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
(´・ω・`)「そんなに悲しかったか? 俺がラウンジの人間だったことが」
(´・ω・`)「憤りか? どっちでもいいがな……。
クラウン=ジェスター様の命を受けてから、実に31年。
あまりに長すぎた。クラウン国王には申し訳ない限りだ」
(ヽ´ω`)「イヨウさんが…」
(;゚ω゚)「……最初から……ラウンジに寝返っていたのかお……?」
(´・ω・`)「違うな。そもそも俺がヴィップに忠誠を誓ったこどなどないのだから、寝返りではない。
本来居るべき場所に帰るだけさ。少々、長くかかりすぎたがな」
(´・ω・`)「俺のようなやつを、クラウン国王は何人もヴィップに送り込んでいた、ということさ。
プギャーもそうだ、ということに気付くのには時間がかかったがな」
(´・ω・`)「これで東塔の将官は全滅だ。全く、愉快で堪らんな」
(;゚ω゚)「……まだブーンがいるお」
(´・ω・`)「あぁ、お前も今から殺すのさ。当然だろう」
(´・ω・`)「お前には期待していたんだ、俺は。いつかラウンジに寝返らせようと思った。
お前は俺を信頼していただろう? だから可能だ、と思ったんだがな……。
やはり、お前の初陣を西塔に預けるべきではなかったな。
あれ以来、お前がジョルジュの手先に見えて仕方なかった」
(#゚ω゚)「お前の好きにはさせないお!!」
(´・ω・`)「吼えたいだけ吼えろ。どうせ最後だ」
(#゚ω゚)「降りて来いお!! お前を殺してやるお!!」
(´・ω・`)「冷静さを欠いたか。まぁ、お前のそんなところは嫌いじゃなかった。
お前はいい部下だったさ。だからこそ、ラウンジに連れて行きたかったんだが」
(´・ω・`)「まぁ、もう無理だろうな。分かっているさ。だから殺すしかない。
そこで待っていろ。すぐに殺してやるさ」
(;゚ω゚)「な……なんで……」
(´・ω・`)「これは、驚いた……まさかお前が……」
(‘_L’)「ジョルジュ大将の、言った通りになってしまいましたか……」
(´・ω・`)「なるほど。しかし、まさかお前が来るとは思わなかった」
(‘_L’)「できることなら、私も来たくはありませんでした」
(‘_L’)「……貴方が裏切ると、思いたくありませんでした」
(‘_L’)「ブーン少将、お逃げください」
(‘_L’)「貴方は生きなければ。ヴィップのために、生きつづけなければならないのです」
( ;ω;)「フィレンクトさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」
(´・ω・`)「待っていろ。すぐそっちへ行ってやる」
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