上条「野球大会、か……」(127)
禁書「とーま! ちょっとコレを見てみるんだよ!」
上条「何々……学園都市野球大会のお知らせ?」
上条「野球がしたいのか?」
禁書「違うんだよ! ほら、優勝者の賞品を見てみるんだよ!」
上条「……最高級焼肉食べ放題、ね。なるほど」
禁書「コレは参加しないとダメなんだよ! 神様からの天罰が下るんだよ!」
上条「まあ、俺も焼肉喰いたいし……参加するだけなら、な」
黒子「野球大会、ですの?」
美琴「そうよ。野球大会。やるわよ、黒子!」
黒子「……何故にいきなり野球など? お姉様に野球の心得があるとは……」
美琴「そんなのはどうだっていいのよ! とにかく参加するわよ!」
黒子「はぁ。……ちなみに優勝賞品の焼肉が目当てですの?」
美琴「ち、ちが。違うわよ!? まさか限定生産激レアゲコ太が欲しいなんて思ってないんだから!」
黒子「そうですの。参加するぐらいならば私も」
上条「しかしな、インデックス。野球ってのを知っているのか?」
禁書「ふふーん。甘いんだよ、とうま。私の記憶能力を舐めてもらっちゃ困るんだからね」
野球(やきゅう)は、得点を競うチームスポーツである。球技と称されるものの一種。英語ではベースボール (baseball)。
主に競技の発祥国とされているアメリカ合衆国を始め、キューバやドミニカ共和国などのカリブ海周辺の諸国、日本や韓国、台湾などといった東アジア地域の国や地域を中心に行われている球技スポーツである。日本で最も人気の高いスポーツは野球である
禁書「うぃきぺでいあ"野球"より抜粋なんだよ!」
上条「へぇ。つーことはルールも把握済みか。珍しく頼りになるな」
禁書「へへーん。っていうことでメンバーを集めるんだよ! 私ととうまで残り7人!」
禁書「とりあえず、とうまの周りに野球が出来そうな人はいないの?」
上条「野球、ねえ……あー、まあ、運動神経の良さそうな奴らなら幾らかいるけどな」
禁書「そういう人達でもかまわないんだよ! さ、早く交渉に行くんだよ!」
上条「―――という訳だ。吹寄、頼む!」
吹寄「野球ねー。私のピッチングの才能を見抜いたのは評価するわよ」
吹寄「面白そうじゃない。いいわよ、やってやろうじゃないの!」
上条「! サンキューな、吹寄!」
上条「えーっと、後6人か」
土御門「よーよー、カミやん。何か随分と面白そうな話してるにゃー」
青ピ「野球大会? そんなのワイに任せえな。幼馴染を甲子園に連れてくでー!」
上条「参加してくれるのか!?」
土御門「勿論やでー。で、残りメンバーは後何人かにゃ?」
上条「えっと、後4人か。なんか集まりそうな気がしてきたぜ」
姫神「ここで。私の。登場」
上条「舞華は?」
土御門「ケガでもしたら責任とれんのかにゃ? つーか、そしたらテメーらぶっ殺す」
上条「……小萌先生」
青ピ「あんなロリが野球なんてできるわけないやろー? チアリーダー役やでー」
青ピ「そういえば大星覇祭の時の小萌先生、可愛かったなー。ほれ、カミやん。見てみい」
上条「うわ、待ちうけかよ……」
土御門「流石の俺でもコレは引くぜい」
上条「んー。結構集まらないモンだな」
姫神「だから。私が。いるから」
土御門「学校外の人にでも聞いてみるかにゃー。カミやん、知り合いは?」
上条「どうだろ。ぶっちゃけ、野球やりそうな奴はいねーし」
姫神「だから。私が。いる。って」
吹寄「……秋沙は?」
上条「秋沙……? ってだr、あー、姫神か! 姫神は……」
上条「おお、こんな所に。どうだ、姫神、野球やらないか?」
姫神「やる。絶対。やる」
土御門「さぁて、本格的に手詰まりだぜい」
上条「つーかさ、この野球大会って能力使用アリなんだよな」
吹寄「それって私達、不利じゃない。誰かレベル4ぐらいの知り合いとかいないわけ?」
土御門「レベル4ねぇ……それなりに高レベルの奴は知り合いにいるんだぜい」
上条「おお! それじゃあさ、ソイツら呼べないか?」
土御門「オーケーだぜい。さて、早速連絡するにゃー」
Prrrrrrrrrrrrrrrr!!
コノセカイハカブウェブミエナイアミメヲタドッテショセンコドクジャナイネットワークデ
【土御門元春】
一方通行「……こンな真昼間から何だってンだァ?」
一方通行「おォ、どうしたァ? ……仕事か」
土御門『任務だ。一方通行。……野球大会がある』
一方通行「はァ? 何言っちゃってンですかァ?」
土御門『詳しい事情は後で話す。……明日午後4時、第七学区河川敷グランドに集合だ』
ガチャ ツーツー...
一方通行「切りやがった……野球大会、だァ?」
一方通行(何かの作戦コードネームか? 河川敷にソイツらのアジトがあるのかァ?)
土御門「さて、一人は確保っと。まあ、説得は後で幾らでも出来るぜい」
上条「さて、残るは三人か。つーかさ、もういなくね?」
吹寄「もう出し尽くした感があるわね」
土御門「はぁ、仕方ないぜい。残りは俺がどうにかするにゃー」
上条「本当に頼もしいな、土御門。頼んだぜ!」
土御門「任されたんだぜい!」
学園都市第七学区常盤台中学校にて。
美琴「さーて、メンバー集めするわよ~!」
黒子「メンバーなどこちらが集めずとも自然に集まってくるでしょうに」
美琴「甘いのよ。私はね、そんなんで集まったメンバーでゲコ太、じゃなかった優勝を獲れるとは思わないわ」
美琴「選び抜かれたメンバーで勝ち抜く必要があるのよ! わかった?」
黒子「……わかりましたの。で、最初のメンバーはどうしますの?」
美琴「ほら、この大会って能力使用アリでしょ? それならある程度は能力者を集めるのが定石だと思うのよ」
黒子「……悪い予感がしますの」
婚后「野球大会? 私を常盤台の婚后光子と知っての狼藉ですの?」
黒子「当たってしまいましたの。もっと湾内さんとかいるでしょうに……何故にこの女を」
婚后「まあ、どうしても。私のPerfect powerが必要でしたら、参加してあげてもよろしいですわよ!」
美琴「本当!? いやあ、婚后さんはいざという時に頼りになるわ。是非お願いできる!?」
婚后「ええ! 私の力を存分に発揮してみせますわよ!」
美琴「さて、あと6人ね。って言っても、目星はついてるんだけどね」
佐天「野球大会ですか!? いいですね! 行きましょう、やりましょう!」
初春「わー。面白そうですねー」
固法「たまには野球っていうのもいいわね」
春上「野球って面白そうなの」
美琴「これで残り二人!」
湾内「野球大会ですか。流石、御坂様!」
泡浮「是非、参加させて頂きますわ!」
美琴「よし、これで全員揃ったわね!」
黒子「……投げやり感が酷いんですの」
美琴「さーて、練習よ。練習!」
上条チーム
・上条当麻、インデックス、土御門元春、青髪ピアス、吹寄制理、姫神秋沙、一方通行、???、???、???
美琴チーム
・御坂美琴、白井黒子、婚后光子、佐天涙子、初春飾利、固法美偉、春上衿衣、湾内絹保、泡浮万彬
翌日 午後4時 第七学区河川敷グランドにて
上条「さて、練習を始めるぜ!」
全員「「おー!」」
一方通行「"おー!"じゃねェよ!」
上条「ん? どうした一方通行。いやあ、学園都市最強のお前がいてくれれば勝ったも同然だな」
上条「かといって練習しないとかはナシだぞ。皆で協力して優勝を目指すんだからな」
一方通行「目指さねェよ! つーか任務って言われて来てみれば……何だコレはよォ!?」
結標「何って……野球大会じゃないの」
海原(偽)「どうしたんですか? もしかして、野球が出来ないとか?」
一方通行「……テメェらもチャッカリ参加してンじゃねェぞォ!?」
姫神「個性の。強すぎる集団は。嫌い」
青ピ「いやぁ、露出ツインテールっ子、最高やでー!」
吹寄「……えらく不健康そうなのがいるわね。っていうか杖ついてるんだけど」
海原「これで優勝すれば焼肉、ですね。(御坂さんと二人で……!)」
結標「小さい(男の)子ってお肉とか好きよね……これなら……!」
インデックス「皆で焼肉目指して頑張るんだよ!」
上条「まあさ、一方通行。打ち止めだって、焼肉とか好きじゃねえのか? 連れて行ってあげたら喜ぶぜ」
一方通行「……! た、たまにはな、協力ってのも悪かねェな。仕方ねェ、ヒマ潰しで遊ンでやらァ」
ロンドン 必要悪の教会女子寮
五和「あのー、女教皇様に土御門さんからお手紙を預かっていますが」
神裂「……土御門から? 直接話せばいいものを。で、その手紙というのは」
五和「あ、ハイ。それと一緒にこのチラシが入っていたんですけど……」
五和「学園都市野球大会、って何でしょうね?」
神裂「何がやりたいんでしょうね。で、手紙はの内容は……」
ガタッ
五和「!? どうしたんですか? いきなり立ち上がって……」
神裂「五和。大至急残りの7名を。……行きましょう、学園都市へ!」
なんだかんだで野球大会当日。
上条「さーて! ついに当日だぜ!」
一方通行「あァ。ここまで来たンだ。負ける訳にはいかねェよなァ」
上条「それじゃあ、参加受付してくるな」
イマジンブレイカーズ
1(左)土御門元春
2(遊)上条当麻
3(一)吹寄制理
4(投)一方通行
5(三)海原光貴(エツァリ)
6(中)結標淡希
7(二)姫神秋沙
8(補)青髪ピアス
9(右)インデックス
一方通行「俺が投手で四番か。それでいィのかァ?」
上条「お前は動ける時間が限られてるからな。とりあえず投げたらそのままでいい」
上条「打撃は一撃、デカイのを頼む。とにかくこのチームの主力はお前だからな」
一方通行「任されたぜ。……後は頼ンだぜ」
上条「ああ。で、俺らの一回戦の相手は……えーと、ジャッジライツ?」
美琴「さぁて! 行くわよ!」
黒子「ですの!」
佐天「いっちゃいましょうか!」
ジャッジライツ
1(中)白井黒子
2(二)佐天涙子
3(右)婚后光子
4(補)固法美偉
5(投)御坂美琴
6(右)湾内絹保
7(左)泡浮万彬
8(三)初春飾利
9(一)春上衿衣
学園都市野球大会ルール
基本的には普通の野球と同じ
メンバーは9名。補欠は3人まで
能力の使用はアリだが、ボール、グランド、ベース、グローブなどの用具に干渉してはならない。
また、能力を使って相手をケガさせるのも禁止。
上条「ジャッジライツって……ビリビリ!?」
美琴「な、何でアンタがここに……!?」
上条「……お前が相手か! いいぜ、最高じゃねえか!」
美琴「ふ、ふん! 今回ばかりは逃げられないわよ!」
上条「上等だ……! 勝負だ、御坂!」
一方通行「初戦だが緊張してンじゃねェぞ。相手は女だけだが、油断しねェで確実に勝つ」
上条「ああ。それじゃ……、その幻想を……」
一同「「「ぶち殺す!」」」
一回表 攻撃:イマジンブレイカーズ
土御門「さーて、ここは手軽に塁に出ておくぜい」
美琴「いくわよー!」
『プレイボール!』
美琴「っはっぁっ!」
土御門「な、早……!?」
『ストラーイク!』
『ストライク!』 『ストライク! バッターアウト!』
上条「な、なんだ!? あの球速……! 女子中学生の投げる球じゃねえぞ!?」
一方通行「流石はレベル5第三位、超電磁砲って所だなァ。身体に微弱な電流を流して筋肉をフル活用してやがらァ……」
一方通行「さらに投げる際に電撃によって衝撃波を作りだし、更にボールを加速、ねェ」
上条「さぁ、来い! 美琴!」
美琴「み、美琴って……!! な、なに言ってるのよ……!」
ひょいっ
固法(すっぽ抜けた……!? マズイ……!)
上条「何だか良くわかんねぇけど、チャンス……!」
カキーン
土御門「おぉし! いい当たり!」
吹寄「完全にホームランね。まずは一点――――
一方通行「いや、まだだなァ。……おかしくねェか? 敵の守備位置を見てみやがれ」
結標「守備位置って……アレ? 何か内野が多くないかしら? 確か各塁に遊撃手で四人じゃなかった?」
海原「明らかに六名いますね。ライトとレフトの方でしょうか」
姫神「……つまり。そういうこと。ね」
美琴「黒子ぉ!」
黒子「はい、お姉様!」
シュン 瞬間移動でボールの目の前に現れる黒子。
上条「……!? な、ボールを空間転移で……!」
黒子「完璧ですの。これならば打ち合わせ通り、ライトとレフトは必要ありませんわね」
『アウトー』
『ストラーイク バッターアウト!』
吹寄「あんなバケモノみたいな球、撃てるわけないじゃない!」
一方通行「ッそ……! 完全にやられたぜ……!」
一方通行「超電磁砲より数段厄介じゃねェか……!」
上条「でもさ、結標も空間転移系の能力者だろ? 同じ事だって……」
結標「ムリね。私、自分自身を転移できないから。ボールを転移させたら反則になるし」
上条「マジかよ……どうすりゃいいんだ!?」
一方通行「落ち着け。……少なからず手はある。今はこの回を無失点に抑えるンだなァ……」
1回裏 攻撃:ジャッジライツ
黒子「攻撃ですの!」
一方通行「早速来たか、空間転移。テメェに俺の球が打てンのかァ!?」
一方通行(ボールには直接干渉せず、操るのは、その周囲の空気ッ!)
一方通行「うォらァ!」
黒子「打つ必要は無いんですの」
コンッ
一方通行「な、バント……!?」
黒子「甘いんですの」
シュンッ シュンッ シュンッ
一方通行「ッ……! 一瞬でベース間の移動を……!」
佐天「さーて、続くわよ~!」
『ストラーイク バッターアウト』
『ストラーイク バッターアウト! チェーンジ』
婚后「なんですの、あの球は!? 私を常盤台の婚后光子と知っての狼藉ですの!?」
二回表 4:一方通行 5:海原光貴 6:結標淡希
一方通行「流石に空間転移でホームには突っ込まねェか。……助かったぜ」
一方通行「さァて、打開策発見ってなァ! 反撃開始だ、クソ共が」
美琴「やれるものならやってみなさい! とりゃぁっ!」
一方通行「……確かになァ、テメェの超高速の球は脅威だけど、忘れてねェか?」
一方通行「テメェの前にいンのは学園都市最強の能力者なンだぜェ!」
ブワァッ 強大な風がボールの勢いを弱める
美琴「……そんな事したって黒子が!」
一方通行「甘めェンよォ! 三下がァ!」
一方通行(狙うは……人物が集中している一塁と三塁の間ッ!)
佐天「うわ、来た!」
初春「ひ、ひええ~!」
泡浮「あんなのとれませんの~!」
佐天「やば、向こう転がっていったよ!」
初春「佐天さーん!」
泡浮「御坂様ー!」
上条「よっしゃぁ!」
自らのベクトルを操作して塁間を一歩で跳ぶ一方通行。
黒子がボールを手にした時には一方通行はホームに立っていた。
一方通行「舐めてンじゃねェぞ」
イマジンブレイカーズ 1 0 ジャッジライツ
海原「いやぁ、アレは打てません。万が一、御坂さんに当たったら……」
結標「バケモノと同じ扱いはやめて欲しいわね。あんなのムリよ、ムリ」
『チェンジ』
その後。
一方通行の力投により、イマジンブレイカーズの浴びたヒットは結局、一回表のバントのみ。
打撃では一方通行を温存しながら1点を守り通して……
『ゲームセット! 勝者、イマジンブレイカーズ』
「「ありがとうございましたー!」」
「お姉様が負けましたか」
「あのチームは連携がなっていませんでした、とミサカは冷静に分析します」
「一方通行という存在も脅威ですね、とミサカは付け足します」
「けれども、私達なら何とかなりそうです、とミサカは自信を持って言います」
神裂「やはり上条当麻のチームが勝ちましたか……」
五和「あの一方通行っていう人は脅威ですね。全体的にもレベルが高いし」
オルソラ「まあ、上条さん達が勝ちましたよ」
舘宮「もう言ったのよ……」
イギリスチーム
1(一)キャーリサ
2(右)シェリー
3(捕)オリアナ
4(投)神裂火織
5(中)舘宮斎字
6(遊)五和
7(三)アニェーゼ
8(二)ステイル
9(左)オルソラ
神裂「一回戦ははまづら?とかいう相手で楽勝でしたが、二回戦は何処でしょうか?」
五和「二回戦の相手は……職員チーム、でしょうか?」
キャーリサ「所詮はお役人なのよ。どーせ楽勝に決まってるわ」
ステイル「警備員だの言っても一般人だからね。僕らが負ける訳が無いさ」
アニェーゼ「つまりは超楽勝って訳ですよ」
オルソラ「次の相手も強そうですねー」
舘宮「ぶっちゃけ、女教皇様と第二王女に任しておけば負けないのよ」
オリアナ「お姉さん、もう少し楽しみたいわねぇ」
シェリー「スポーツは芸術だっ!」
黄泉川「いやぁ、楽勝じゃん! 0-34って! もうちょっと手ごたえのあるチームかと思ったじゃん」
鉄鋏「黄泉川先生、パーフェクトゲームでしたからね」
小萌「あんなノロイ球、絶好のカモなのですよー」
木山「冷静に分析すれば、あのぐらいは容易いだろうな」
芳川「優しい人なら、あそこまでボッコボコにしないわよね。甘いだけかしら」
カエル医者「ボクは昔、少しかじっただけなんだけどね」
寮監「……御坂たちは詰めが甘いのだ」
イギリスチーム 対 先生チーム
神裂「……女性に、老人、子供?」
キャーリサ「ムダ乳女に、ジジーにガキ。楽勝じゃないの」
建宮「まあ、軽く行くのよ。軽~く」
アニェーゼ「ぶっちゃけ、負ける気がしませんね」
オリアナ「あのチーム、前回もタラタラやってたらしいわねー」
ステイル「……!? あの人は!?」
五和「これで勝てば上条さんとですね!」
シェリー「あのガキか。……まあ、目の前の相手を倒してからだな」
オルソラ「まあ、大変ですわ~」
『プレイボール!』
攻撃:先生チーム
小萌「さあ、行くのですよ!」
神裂「子供相手に本気を出すのは気が引けますが……仕方ありませんね」
神裂「ッあ!」
黄泉川「じゃんじゃん打つじゃん!」
小萌「はいなのですよー!」
カキーン
キャーリサ「な……!?」
一回裏 イギリス 0-6 せんせい
二回裏 イギリス 0-10 せんせい
五回裏 イギリス 0-23 せんせい
神裂「な、何が起こっているというのですか……!?」
五和「え……!?」
建宮「この事態を打破できる男はアイツしかいないのよ……!」
8回裏 イギリス 0-45 せんせい
神裂「くッ……これ以上は……!」
-「待たせたのである」
-「絶望的な状況に置かれながらも諦めぬ有志、しかと受け取った」
アックア「微弱ながら、この後方のアックアが助太刀するのである」
黄泉川「何か新しいのが来たじゃん」
芳川「随分と大きな奴ね。まあ、見掛け倒しよ」
アックア「来るのである」
『ストラーイク! バッターアウト』
アックア「アレは何であるか。傭兵人生長いが、あんなバケモノを相手にした事は無いである」
アックア「というかアレこそが魔神であるか。寧ろアレが魔神で無ければ何と呼べというのであるか」
神裂「……こんなときの為に、もう一人呼んであります」
騎士団長「ゼロにする!」
黄泉川「!? 私の球速が落ちて―――!?」
『能力によるボールへの干渉のため反則アウトです』
もうムリ。
超電磁砲最終回の佐天さんに感化されて書いてみたけど、
野球なんかやったことないのに野球系ss書くのが無謀だったわ
このあと、妹達(+打ち止め)チームと上条チーム当てて妹達の完璧コンビネーションとか、
打ち止めの一方通行封じとか書きたかったけどムリ。他の人頼んだ。
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