上条「やべっ!ハンターだ!」(610)
色々とおかしい点は有ると思う。時系列とかも考えないで書くからな
まあ、寛大な心で見てってくれ
。。。。。。。。。。。。。。
黒子「皆様ご機嫌麗しゅう。司会の白井黒子と申しますの」
黒子「只今より、学園都市主催の超人気イベント、『逃走中』を開始致しますわ」
黒子「まず、企画の簡単な説明を致しますわ」
黒子「といっても、ルールは非常に単純ですの。やることはズバリ、『鬼ごっこ』」
黒子「通常の鬼ごっこと大きく異なる点は2つ。60分の制限時間が有り、逃げ切れば賞金100万円。能力の使用が可能。この2点ですわ」
黒子(このルールだとわたくしの能力はチートなので、無理矢理司会役を任されましたの)
黒子「尚、本家の『逃走中』とは違い、自首制度は御座いませんので悪しからず。他にも本家様とは異なる部分が有るのでご注意を」
黒子「そして逃走可能範囲ですが、このイベントの為に設定された『特設学区』の中に限定します。範囲外に出れば、もちろん失格ですの」
黒子「あとはこの企画の目玉、『ミッション』ですが、これはおいおい説明致しますわ」
黒子「それではここで、選手紹介に移らせて戴きますの」
逃走勢力
・上条当麻
・一方通行
・御坂妹(10032号)
・佐天涙子
・木山春生
・青髪ピアス
・姫神秋沙
・神裂火織
・風斬氷華
ハンター勢力
・御坂美琴
・土御門元春
・黄泉川愛穂
黒子「ハンターが少ないと思われるでしょうか?ご心配なく、これだけでは終わりませんわ」
黒子「さて、これにて下準備は終わり、と言ったところでしょうか」
黒子「それでは、これから逃走者の方々に散って戴きます。1人で行動するのも良し、チームを組んで行動を共にするも良し、ですわ」
黒子「彼らが特設学区に入ってから10分後、ハンターを解放致します。そこから60分逃げ切ることが出来れば、逃走者の勝利ですの」
黒子「全員を捕獲すればハンター全員に賞品が与えられますので、ハンターの方も頑張って下さいまし」
黒子「それでは逃走者の皆さん、用意はよろしいですわね?」
黒子「ではここに、第一回・学園都市主催『逃走中』の開始を――宣言致しますの!」
黒子「さあさあ、逃走者の方々はさっさと逃げて下さいまし!」
PM12:50 逃走者、特設学区内へ
上条「さて、どうするか。とりあえずスタート地点から一番遠い場所を目指すのがベストだろうか……」
御坂妹「あの」
上条「ん?御坂妹か。何だ?」
御坂妹「行動を共にさせて戴きたいのですが、とミサカは率直にお願いしてみます」
上条「え?あ、おう。いいぞ」
御坂妹「ありがとうございます、とミサカは深く頭を下げます」
上条「そんな大袈裟な。まあ、女の子一人じゃ心細いだろうからな。上条さんなんかで良ければお共しますよ」
御坂妹(あなたと一緒にいたいだけで、心細いなんて微塵も思っていないのですが、とミサカは心中で呟きます)
御坂妹「よろしくお願いします、とミサカは再度頭を下げます」
上条「そんな固くならなくてもいいんですがねえ。ま、いいや。じゃあ、どこに逃げるか決めようぜ」
御坂妹「あなたはどこに逃げるか決めていなかったのですか?とミサカは尋ねます」
上条「いや、とりあえずスタート地点から離れようかと思ってたんだけど……どうかな?」
御坂妹「安直な考えですね、とミサカはあえて辛口でコメントします」
上条「は、はは……」
上条(意外とハッキリ物を言うんだな……)
御坂妹「しかし間違ってはいないと思います。強いて言えば、隠れられる場所を探しつつ逃げるのがベストではないでしょうか、とミサカは提案します」
上条「うん、そうだな、そうしよう。ってあれ?建物の中って入っていいんだっけ?」
御坂妹「いえ、先程の司会の方は言っていませんでしたが、事前に配られたルールブックには屋内は侵入禁止と書いてありました、とミサカは出来る女をアピールします」
上条「そうか。白井も意外と抜けてるところあるんだな」
黒子(抜けてるのは>>1ですの。ふざけんなですの)
上条「ま、方針も決まったし早速逃げますか!」
御坂妹「まだ焦る必要は有りません。体力を温存しながら行きましょう、とミサカは頭の良さをアピールしつつ進言します」
上条「っと、それもそうだな」
上条(アピールってなんだ……?)
。。。。。。。。。
青ピ「ひっめがっみちゃ~ん!」
姫神「どうしたの」
青ピ「ボクと一緒に行動せん?」
姫神「……嫌。メリットが無い」
青ピ「ひどいこと言うなあ、姫神ちゃんは。メリットなら有るで!いざってときは我が身を犠牲にしてでも姫神ちゃんを守り通す覚悟やさかい、姫神ちゃんの生存率がグーンとアップするで!」
姫神「……まあ。それなら」
青ピ「やっほう!ほな、さっさと逃げようか!」
青ピ(よっしゃあ!こりゃあフラグ確定や!姫神ちゃんと愛の逃避行やぁぁぁあ!)
姫神「ちょっと。あまり引っぱらないで。痛い」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一方通行「……ったくよォ、なンで学園都市第一位の実力者様がこンなくだらねェイベントに参加しなくちゃならないンですかァ?」
一方通行「あのチビ、勝手に選手登録しやがって……。金ならいくらでも有るってのによォ、無駄な好奇心働かせやがって」
一方通行「ああ移動すんのめんどくせェ。この辺で待機すっか。すぐに見つかるかもしれねェが、まあ能力でなンとかなるだろ」
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木山「さて……運動には自信がない私が生き残るには、うまく隠れてやり過ごすしかないだろう……」
木山「あの子たちの為に、なんとしても研究費を獲得したいものだ」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
佐天「どうしよ、知ってる人いないや。初春も来れば良かったのになぁ、『その日は大切な用事があるので……』とか言っちゃって」
佐天「さて、無能力者の私が1人で逃げ切るにはどうしたものか」
佐天「う~む……」
佐天「……ま、考えてても仕方ないか!とりあえずテキトーに逃げよ~っと」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
風斬「どうしよう……」
風斬(………………)
風斬「あっ、と、とりあえずここから離れなきゃ」
科学サイドばっかの中にねーちんが混じってるのはなぜだ?
>>16 最後のPM要らねえわな
まあこういう細かいミスいっぱいするだろうが、気にしないようにしてくれ
ちょっと飯食ってくる
すぐ戻るよ
帰還
>>33 偶然……ってわけでもないかな
>>1は禁書・レールガン共にアニメしか知らんのよ
つまりこのSSにはアニメに出たキャラしか出せない=魔術サイドの出番は少ない
はまづらとかあわきんを期待して見てくれてたヤツがいたらゴメンな
んじゃ、再開する
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
黒子「……もうすぐ10分経過ですわね」
黒子「さてハンターの皆さん準備はよろしくて?」
美琴「ばっちりよ。私が全員とっちめてやるわ!」
黒子「勇ましいお姉様……素敵すぎますのぉぉぉぉお!」ダキッ
美琴「ちょ、くっつくな!」バチッ
黒子「おっと、マイクとインカムが壊れてしまいますの」サッ
美琴「あ、ごめん黒子」
黒子「大丈夫ですわ。ですが、張り切り過ぎて街を破壊しないようにお気を付け下さいまし」
美琴「な!わ、私がこんな遊びで熱くなるわけないじゃない!」
黒子(……ムキになりやすい性格ですし、お姉様は冗談抜きで、真剣に監視せねばなりませんね……)
土御門「オイ司会者さん!もう間もなく13時だぜい!」
黒子「あらいけない!それではハンターの皆様は所定の位置へお願いしますわ」
黄泉川「遊びだからって、手加減はしないじゃん!」
黒子「いいですわね?それでは……スタートですの!」
――13:00 ハンター解放
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――観客席
イン(ry「とーま大丈夫かなぁ。不幸体質なだけに心配かも」
舞夏「兄貴は無駄に運動神経良いからなぁ。上条当麻じゃ多分敵わないよ」
イン(ry「むっ!とーまだって筋力は結構あるんだよ!なんだかんだで毎日筋トレしてるもん!」
舞夏「筋力だけじゃなぁ~」
イン(ry「む~っ!」
鉄装「黄泉川先生がんばってくださいね~」
重福(佐天さん……頑張って……)
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美琴「さて、と。どうしようかしら」
美琴「他の2人はさっさとどっかいっちゃったしなぁ……」
美琴「とりあえず適当に……って、この企画って能力使って良いのよね?」
黒子「はい、ケガを負わせない程度でしたら攻撃も可能ですの」
美琴「ふーん、思ったより過激ねぇ……って黒子!?なんであんたがここにいるの!?」
黒子「わたくし、リポート役やら監視役やら、色々と兼任しておりますの。不正行為などは見逃しませんので、妙な事は考えないで下さいまし。では」
美琴「しないわよ!……って消えちゃった。黒子も大変ねえ~」
美琴「ま、気を取り直して」
美琴「能力が有りなら……!」ビリビリ
美琴「成功!私の能力なら簡易レーダーも作れんのよ!範囲は大したことないけど……って!」
美琴「早速1人ひっかかった!ラッキー!」
美琴「ええと……こっちか!絶対逃がさないわよ~!」
美琴(この角を曲がってすぐのところにいるわね……)
美琴(それにしても、なーに堂々と大通りに立ってんだか)
美琴(馬鹿か、自信過剰の馬鹿ね)
美琴(よし、勘付かれない内に飛び出して一気に捕まえるわ。……せーのっ!)
美琴「見付けたわよっ!」バッ
一方通行「!?」
美琴「げっ!?」
一方通行「っ……てめェかよ……!」カチッ
美琴(~~~っ!考えるのは後っ!)
美琴「覚悟おおおおおお!」バッ
一方通行「おっとォ!?俺の能力忘れちゃいませんかァ!?」
美琴「しまっ……!」パキィン!
一方通行「馬鹿野郎が!三下なんぞに捕まる気はねェよ!じゃあな!」ビュン
美琴「痛……った~!」
美琴「しくったわ……。ベクトル反射、厄介ね……」
美琴「ってか触れないなら絶対捕まえらんないじゃない!卑怯だわ、なんでアイツに参加許可出たの!?」
美琴「……って愚痴ってもしょうがないか。ああでも悔しい!」
美琴「後を追いたい……けど、もうレーダーに反応なし、か。これじゃ無理ね~」
美琴「つーか移動もやけに速かったわね。どうせベクトル操作だろうけど」
美琴「ま、とりあえず、対策が思い付くまでアイツは後回しね」
美琴「そういやアイツ、ここで何を……って」
美琴「自販機?」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一方通行「あンのババア、最悪のタイミングで出てきやがって!おかげでコーヒー買い損ねたぞクソっ」
一方通行「……っと、もう撒いたな」
一方通行「正直、能力制限はツライぜェ……、節約しねえと持たねェな……」カチッ
一方通行「さァて、どうすっかなァ」
Prrrrrrrrrrrrrr
一方通行「……あン?」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「!?」
上条「な、なんだ!?……って携帯か、びっくりさせやがって」
御坂妹「ミサカの携帯電話も同時に鳴りました、とミサカは報告します」
上条「同時に?どれどれ……っと、メールか」
メール『ミッション1』
上条「ミッション?」
メール『逃走者の皆様にお知らせですわ』
メール『このメールには1つの課題が記されています』
メール『課題に挑めば、捕まる危険が高まります。ですので、その課題にチャレンジするか否かはあなた方の自由ですわ』
上条「ん?それなら、こんなもの誰も挑戦しないだろ」
メール『課題はこちらですわ↓』
メール『柵川中学校の校庭に有る2つのスイッチを、2人で同時に押せ』
メール『もし仮にあなたが単独行動をしていても、仲間を集める為に携帯電話を利用することは一向に構いませんの』
メール『さて、ご理解戴けたましたでしょうか?』
メール『最後に、大事な情報を教えて差し上げます』
メール『スイッチの解除に失敗した場合、特設学区の中に新たなハンターを2名放ちますの』
メール『もう1度申し上げますが、この課題に挑戦するか否かはあなたが決めてよろしいんですのよ?』
メール『それでもチャレンジする方は、頑張って下さいまし』
メール『では』
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
佐天「え、柵川って私の学校じゃん」
佐天「う~ん、どうしよう……」
佐天「ハンターが増えるのは嫌だけどなぁ」
佐天「……ここからだとちょっと距離あるし、せっかくいい隠れ場所見付けたから動きたくないし、そもそも仲間がいないし……」
佐天「ん~……ここは他の人が解除してくれることを祈ろう!お願いします!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一方通行「めんどくせェ、無視だこンなもン」
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木山「私には荷が重いな……」
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風斬「ちょっと自信ないなぁ……」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
神裂「ふむ……」
神裂「後々の為、ここは解除しに向かいましょう」
神裂「問題は……仲間」
神裂「……上条当麻……」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
青ピ「どうする?姫神ちゃん」
姫神「ここは。止めておくべき。だと思う」
青ピ「せやなぁ、姫神ちゃんを危険な目に遭わせとうないし、ここはスルーしとこうか」
青ピ「というか、どうせかみやん当たりがやってくれるとボクは踏んでんねん」
姫神「……その可能性は。高いかも」
青ピ「やろ?」
青ピ(期待しとるで、かみやん!)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
御坂妹「どうしましょう、とミサカはあなたの反応を待ちます」
上条「……やろう、俺とおまえで」
御坂妹「あなたならそう言うと思っていました、とミサカは優しく微笑みながら暗に同意します」
御坂妹(先程のあなたのセリフに少しドキッとしたことを、ミサカは必死に隠します。赤面していないでしょうか)
上条「よし、それじゃ……」
Prrrrrrrrrrrrrrrr
上条「ん?今度は電話か。はい、もしもし」
神裂「あ、あの……か、上条当麻ですか?」
上条「そうだけど。おまえ、神裂か?」
神裂「は、はい」
上条「なんからしくねえな、大丈夫か?」
神裂「い、いえ、そんなことはありません、大丈夫です。それより、先程の電子メールの件なのですが」
上条「ああ、あれは俺が行く」
神裂「え?」
上条「俺が行くって言ったんだよ」
神裂「し、しかし仲間が……」
上条「それなら問題ない、一緒に行動しているヤツがいるんだ」
御坂妹「先程のミッションですが、制限時間が設けられているようです、とミサカはそれとなく急かします」
神裂(女性の声!?)
上条「何!こうしちゃいられないな!悪い、切るぞ!」
神裂「え、あ、あの、私も」ブツッ
神裂「…………」ツー・・・ツー・・・ツー・・・
神裂「………………」
神裂「…………………………」ショボーン
上条「というか、柵川中学ってどこだ!?」
御坂妹「既に調べてあります、とまたもミサカは器量の良さをアピールします」
上条「おお!でもどうやって?」
御坂妹「事前に配られた地図を見ただけです、とミサカは種明かしをします」
上条「な、なるほど。そういやそんなもんあったな。で、目的地まではどのくらいだ?」
御坂妹「走れば5分で着きます、が、制限時間も残り5分です、とミサカは冷静に報告します」
上条「マジかよ!急ぐぞ!」
御坂妹「諦めるという選択肢を最初から排除している所がとてもあなたらしいです、とミサカはこっそり呟きます」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「はぁ、はぁ……見えた!」
上条(あのごついロッカーの中にハンターがいるんだろうな……)
上条「ってあと10秒しかねえ!くっそおおおおおおお間に合ええええええええええ」
御坂妹「待って下さい」ガシッ
上条「げふぁ!!!」
御坂妹「この建物の陰に隠れましょう」
上条「ちょっ……ゲホッ、待て……」
御坂妹「落ち着いて下さい、あの距離ではどうしても間に合いませんでしたよ、とミサカは諭します」
上条「!」
御坂妹「あのまま行けば、解放されたハンターに捕まっていたでしょう、とミサカは推測します」
御坂妹「それならば、ここからこっそりハンターの情報を掴む方が建設的です、とミサカは意見を述べます」
上条「……うーん……ま、お前が言うなら間に合わなかったんだろう。ありがとな、助かったよ」
御坂妹「それより、ハンターがボックスから出て来ましたよ、とミサカは絶妙な照れ隠しを実行します」
上条「!」
初春「うぅーーーん、日差しが気持ち良いです~」
初春「いやぁ~、この中で待機するのも中々しんどかったですね、固法先輩」
固法「そうね。ただじっとしているだけ、ってのも意外と疲れるわ」
初春「それじゃあその分、ハンターとして思いっ切り活躍してきて下さいね!」
固法「もちろん!……って、初春さんは行かないの?」
初春「私は特設学区の監視カメラをハッキングして、情報をハンターの皆さんに流します!」
固法「はは……えげつないことするわねぇ」
上条「なんだって……!監視カメラって、そんなの反則だろ……!」
御坂妹「そうですね、しかしこの情報を手に入れられた私たちはとても幸運です、とミサカは重要な事実に気が付きます」
上条「……そうか!監視カメラがまずいってわかってるなら、それを避ければ……!」
御坂妹「! お静かに、眼鏡の女が何か喋っています」
固法「じゃ、私はそろそろ行くわ。バックアップは任せたわよ、初春さん」
初春「了解です!任せて下さい!……あ」
固法「どうしたの?初春さん」
初春「固法先輩、ちょっとここら一帯を透視してみたらどうでしょう」
固法「? まあ、やってみるけど、どうして?」
初春「このミッションを遂行しようとした人が近くにいるかもしれないじゃないですかぁ」
上条「あの眼鏡の人、透視能力者か!?まずい、逃げるぞ!」ガシッ
御坂妹「!」
上条「ってこの路地裏、すぐにいきどまりじゃねえか!」
上条(くそっ……!何か手はないか!?)
上条(この距離だと、飛び出してダッシュしても、俺はともかく御坂妹が追い付かれちまう可能性がある……)
上条(……仕方ない、俺が囮に……!)
御坂妹「囮作戦は却下です、とミサカはあなたの心中を読んで先回りします」
上条「!」
御坂妹「あなたが犠牲になってミサカ1人が助かっても、ミサカは嬉しくありません、とミサカは進言します」
上条「おまえ……」
上条「……わかった。じゃあ、あっちが気付いた時点で猛ダッシュだ。いいな?」
御坂妹「了解しました、とミサカは頷きます」
固法「……演算、終了!」ギィン!
固法「さて、と……」
上条(……あの人が何か反応を見せた瞬間、走る!)
固法「ん~……」
上条(まだか……?もしかして、気付かないふりして近付いて来てるのか?でも、足音は……)
固法「残念!」
上条「!!!」グッ!
固法「この辺には誰もいないみたいね」
上条「!?」
初春「そうですかぁ~、良いところに目を付けたと思ったんですけどねぇ~」
固法「ふふっ、そういうのは自分で言うことじゃないわよ」
上条(どういうことだ……?)
初春「やっぱりそうですかね?あはははは」
固法「まったくもう、私そろそろ行くわよ?」
初春「はっ!そうですね、ハンターのお仕事しなくちゃ!」
固法「そうね、それじゃお互い頑張りましょ!また後でね!」ダッ!
上条「! しゃがめ!」
タッタッタッタッタッタ……
上条「…………」
御坂妹「…………」
上条「……行ったみたいだな」
御坂妹「ええ、脳天花畑さんも移動したようです、とミサカは報告します」
上条「ふう、とりあえず助かったみたいだな」
上条(脳天花畑さん……?)
上条「……まあいいや。でも、なんであの人は気付かなかったんだ?まさかハッタリだったのか?」
御坂妹「おそらく、あなたの右手のおかげではないでしょうか、とミサカは推測します」
上条「俺の右手……?そうか、幻想殺し……!」
上条「……いや、でもおかしい。俺はともかく、御坂妹は見付かっちまうはずだろ?」
御坂妹「あなたの右手に触れていたからではないでしょうか。というか、今も手を繋いだ状態のままですが」
上条「! っと悪い!」
御坂妹(離してほしくなかったなぁ、とミサカは心中でうなだれます)
上条「すまん、悪気はなかったんだ……。でも、いつだ?上条さんは繋いだタイミングをまったく覚えていないんですが」
御坂妹「あの脳天花畑さんが固法先輩とやらに余計な提案をした瞬間です、とミサカは記憶を遡って答えます」
上条「……ああ、あの時か」
御坂妹「もしあの時に耳打ちでもされていたら、2人も助からなかったでしょう、とミサカは考えます」
上条「そうだな、あぶなかった……」
御坂妹「脳天だけでなく、脳内もお花畑な方で助かりました、とミサカはさりげなく渾身のギャグを放ちます」
上条「は、はは、そうだな」
上条(脳天花畑さんに恨みでもあるのだろうか……?)
Prrrrrrrrrrrr
上条「! またミッションか?」
御坂妹「いえ、どうやらハンターが解放されたという情報が一斉に送信されただけの様です」
上条「なんだ、俺たちには必要ない情報だな。……っと、そうだ」ポチポチ
御坂妹「何をしているんですか?とミサカは唐突にメールを打ち始めたあなたに疑問を抱きます」
上条「いや、監視カメラのことをみんなに教えとこうと思って」
御坂妹「なるほど……、とミサカはあなたの気配りに感心します」
上条「よせよ、こんくらい当り前さ。……よし、送信完了!俺たちも移動しよう、ここだと場所が悪い」
御坂妹「そうですね、とミサカは同意します」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
青ピ「あちゃー、ハンターが増えてもうたみたいやね」
姫神「残念。でも。仕方ない」
Prrrrrrrrrrr
青ピ「ん?メールやな。……はっはっは、やっぱりかみやんはチャレンジしたんやな」
青ピ「まあ解除には失敗したけど、ハンターの情報を掴んでくれた、と。かみやんにしては上出来やなぁ」
青ピ「姫神ちゃん、監視カメラには気ぃつけような」
姫神「言われなくても。わかる」
青ピ「さて、ますます移動しにくくなったな……っと!姫神ちゃん!」グイッ
姫神「!?」
黄泉川「くそ、スタートしてからまだ誰にも会ってないじゃん。かくれんぼが好きな根性無しばっかりで面白くないじゃん」
青ピ(黄泉川先生かぁ……、見付かったら逃げ切れんなぁ)
青ピ(アカン、ますます移動しにくくなった……。でもここもいずればれるやろうしなぁ)
青ピ(せめて姫神ちゃんだけでも逃がさな、せっかく建てたフラグが台無しや)
青ピ(……うーん)
青ピ(よし!)
青ピ「姫神ちゃん、聞いて」
姫神「何?」
青ピ「このままやと2人共見付かってまう。それを避ける作戦があるんや」
青ピ「まず姫神ちゃんはこの路地の一番奥に隠れてもらいたいんやけど、ええかな?」
姫神「いいけど。青髪くんは。どうするの?」
青ピ「ボクはその手前の十字路の真ん中に立っとる、要するに囮役や」
青ピ「いや、かまへん!姫神ちゃんの為なら喜んで捕まったるわ!気にせんでええ!」
青ピ「それに……約束やしな」キリッ
青ピ(……決まった。完全に決まったでこれは。フラグ完全成立や。ひゃっほう)
姫神(私は。何も言ってないのだけれど)
青ピ「そういうわけや、姫神ちゃんは大人しく隠れとるんやで?」
姫神「……わかった」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
初春『御坂さーん、きこえますかー?』
美琴「!? う、初春さん!?なんで!?」
初春『さっきハンターとして解放されたんです』
美琴「初春さん、ハンター予備軍だったんだ。いきなりだったからちょっとびっくりしちゃった」
初春『へへー、びっくりさせようと思ってたので、成功ですね。佐天さんにも内緒にしてたんですよー』
美琴「へぇ、つまり初春さんの中ではトップシークレットだったってことね」
初春『あはは、そうですね。ってそうそう、その佐天さんなんですが』
美琴「?」
初春『いま御坂さんがいる場所の近くに隠れている可能性が高いです』
美琴「!」
美琴「それ、ホント?」
初春『100%ではないですが、かなり信憑性はあると思いますよー』
初春『さっき監視カメラのハッキングを完了させましてですね、録画をちょっと巻き戻してみたんです。そしたら……』
美琴「……わかった、この近くのカメラに佐天さんが写ってて、」
初春『はい、それ以降、今まで写ってないんです。つまり……』
美琴「この辺りから離れていない可能性が高い、ってわけね」
初春『さすがですね、御坂さん。その通りです』
美琴「ありがとう初春さん、やっと1人捕まえられそう」
初春『えへへ、どういたしまして。佐天さんには申し訳ないですけど……』
美琴「これも勝負、ってことで諦めてもらいましょう」
初春『やっぱり御坂さんは負けず嫌いですね~』
美琴(……これは、褒められてるのかしら)
初春『でも、佐天さんが監視カメラの死角をくぐって移動した可能性もあるので……』
美琴「ないわ」
初春『え?』
美琴「ばっちり1人、レーダーに引っ掛かってるわ」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
Prrrrrrrrrrrr
佐天「うわっ!びっくりさせないでよも~」
佐天「またメール?さっきハンター解放のお知らせが来たばっかりなのに……」
佐天「ま、どうせミッションだろうから無視でいいや」
佐天「…………つまんないなー」
佐天「どっか別のとこ行こうかなー」
佐天「でもハンター増えて危なくなってるしなー」
佐天「うーん」
佐天「………………」
佐天「こうして悩んでいる内に時間が過ぎて行って、いつの間にか」
美琴「私に見付かっちゃうわけね」
佐天「そうなんですよねー」
佐天「…………」
佐天「ひゃああああああああああああああああああああああああ!!!!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
――スタート地点
黒子「佐天さん、残念でしたわね」
佐天「あっ、白井さん。いやぁ~、御坂さんには敵いませんでした。あはは」
美琴「ま、サポートしてくれた人のおかげなんだけどね」
佐天「サポート?って、誰がですか?」
美琴「それは……あっ、あそこにいるわよ」
佐天「へ?……って、あれってまさか……!」
初春「あ、佐天さん、お疲れ様です~」
佐天「う、初春ぅぅぅぅ!?」
佐天「ちょっと、なんで初春がここにいるのよ!っていうかサポートって!?」
初春「えへへ、実は……」カクカクシカジカ
佐天「うっそ~、信じらんない。私初春にはめられたんだ……」
初春「どういう意味ですか、佐天さん!」
佐天「あははははは。ま、今回は完全に私の負けだわ、初春の作戦勝ち」
初春「えへん!これでわかりましたか?私だってやるときはやるんです!」
佐天「で・も」バッ!
初春「へ?」バサァ・・・!
佐天「まだまだ調子に乗るのは早いかもねぇ~」フフン
初春「ひいいいいやああああああああああああ!!!///」
イン(ry「わあ!あの人のパンツ、いちごパンツだったよ!おいしそ~」
舞夏「そういうこというなよー、マナーわるいぞー」
黒子(相変わらず騒がしいお2人ですの……)
黒子「まあ、それはさておき……まずは、1名ですわね」
――13:15 佐天涙子、脱落
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
神裂「……上条当麻は失敗したようですが、良い情報を入手してくれました」
神裂「監視カメラ、幸いそこまで数が多いというわけではありませんね」
神裂「これなら、上条当麻を探すことが出来ます」
神裂「…………」
神裂「――っ!?わ、私は何を言っているのでしょうか。か、上条当麻を探す必要性がどこにあるというのでしょう」
神裂「お、落ち着きなさい、神裂火織じゅうはっさい」
神裂「そう、私は神裂火織18歳、まだ慌てるような年齢じゃない……」
神裂「大丈夫、私は冷静です」
神裂「落ち着いて、移動しましょう。いえ、上条当麻を探す為ではありません。あくまでも状況を見た判断をした上でのk」
黄泉川「おっと!やっと1人見付けたじゃん!」
神裂「!?」
神裂(マズい……!)ダッ!
黄泉川「逃がさないじゃん!」ダッ!
神裂
神裂さんじゅうはっさいの混乱が>>1にも感染ったらしい
ちょっと休憩
みんなレスthx
励みになる
SS書くのって面白いな
休憩っつっても、多分寝落ちはない
多分
一旦乙
ねーちんと黄泉川じゃ勝負にもならんわな
そして寝落ちの予感・・・
>>126 そげぶ
ありがとう、頑張るぜ―
神裂(相手は1人……それなら)
固法「! あなた、逃走者ね!」
神裂「!?」
神裂(挟まれた……っ!)
神裂(くっ、一旦路地へ入るしかない)ダッ!
黄泉川「おっと、多人数相手にそれは悪手じゃん!そこの赤い革ジャン!挟み撃ちにするじゃんよ!」
固法「わかってますよ、私はこっちに」
黄泉川「頼んだじゃん!」
神裂(この先は……十字路のようですね、まだ追いつめられたわけでは――)
青ピ「ん?ハ、ハンターか!?」
神裂「なっ!」
青ピ「って、おねーさん逃走勢力の人やないか。そんなに慌ててどうしたんや?」
神裂「ハンターが来ます!」
青ピ「なんや、ハンターかい。さすがにハンターはボクの守備範囲外y……ってホンマかいなそれ!」
神裂「他に私が逃げる理由がありますか!」
青ピ「そりゃごもっともや!ならはよ逃げな!真っ直ぐか左、どっち逃げる!?」
神裂「右は!?」
青ピ「行き止まりや!」
神裂(二者択一ですか……!)
神裂(……おそらくハンターは挟み撃ちを狙って片方が先回りしているでしょう)
神裂(時間・距離を考えれば――)
神裂「前へ逃げ……!」
美琴「あっ!みっけた!」
神裂「っ――!?」
神裂「このタイミングで……!」
固法「逃がさないわよ!」
黄泉川「もう逃げられないじゃん!」
青ピ「えええええええええ!?囲まれとるやないか!アカン、さすがにこりゃ無理や!」
神裂(――仕方ありません、ワイヤーで上へ……!)
美琴「絶対逃がさないんだからっ!」バチバチッ!
神裂(電撃!?)
神裂「危ないッ!」バッ!
青ピ「うわっ!?」
黄泉川「ちょっ……!?」
美琴「あっ……!」
黄泉川「ぐうっ!」バチッ!
美琴「やっば!って――」
固法「えっ!?」
美琴「ちょっ……!」
ガツン!
神裂(――今しかない!)
神裂「口を閉じなさい!」
青ピ「へ?」
バシュッ!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
固法「いった~い」
美琴「痛たた……、吹っ飛んだの今日2回だわ……」
固法「って、あなた御坂さんじゃない!」
美琴「え?あっ!固法先輩!大丈夫ですか!?」
固法「わ、私は大丈夫だけど……」
黄泉川「レェェェェルガンンンンッ!!!」
美琴「ひっ!?」
。。。。。。。。。。。。。。。。。
美琴「……すいませんでした……」
黄泉川「次はちゃんと狙って撃つじゃん!レベル5だからって調子に乗りすぎんのは良くないじゃん!」
美琴「……はい……」
固法(撃つこと自体は構わないんだ……)
固法(御坂さんがお説教受けるシーンなんて珍し……じゃなくて)
固法「とっ、ところで、あの人どこにどうやって逃げたんでしょうねぇ~?」
黄泉川「知ったこっちゃないじゃん。ここにいないってことは逃げられた、次は捕まえてやる。そんだけじゃん」
固法「ま、まあ確かにそうですね!それじゃ、また別れて探しましょうか!行きましょ、御坂さん!」
美琴「わかりました……」
黄泉川「気を付けるじゃんよ!」
固法「は~い」
黄泉川「……さて」
黄泉川(………………)
黄泉川「……燃えてきたじゃん」
タッタッタッタッタッタ・・・・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
青ピ「いやあ、なんとか逃げられたなあ。おねーさんのお陰や、ありがとうな」
神裂「構いません、元はと言えば私の責任ですし」
青ピ「あんなもんただの偶然や、しゃーないしゃーない。……ところでおねーさん」
神裂「……なんでしょう」
青ピ「さっきビューンで空飛んだのなんなんや?ワイヤーアクションっぽい感じがしたんやけど」
神裂「ま、まぁその類の物です」
青ピ「ふ~ん。……ま、あんまり突っ込んで欲しくないみたいやから詳しくは聞かんよ」
神裂(……!)
神裂き「助かります……」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
青ピ「いやあ、なんとか逃げられたなあ。おねーさんのお陰や、ありがとうな」
神裂「構いません、元はと言えば私の責任ですし」
青ピ「あんなもんただの偶然や、しゃーないしゃーない。……ところでおねーさん」
神裂「……なんでしょう」
青ピ「さっきビューンで空飛んだのなんなんや?ワイヤーアクションっぽい感じがしたんやけど」
神裂「ま、まぁその類の物です」
青ピ「ふ~ん。……ま、あんまり突っ込んで欲しくないみたいやから詳しくは聞かんよ」
神裂(……!)
神裂「助かります……」
青ピ「いやぁしかし」
神裂「?」
青ピ「良くもまぁあんな状況から逃げだせたなぁ」
神裂「……そうですね」
青ピ「まったくもう、ラッキー以外の何物でもあらへん。もしかしておねーさん、幸運の女神なんとちゃいます?」
神裂(……!)
神裂「そんなことは、ありません」
神裂(妙に勘の良い少年ですね……)
青ピ「はは、冗談やがな。そんなまじめに返さんでもええのに。……おっと!『女神』のところは冗談じゃないでぇ?」
神裂「申し訳ありませんが、私はそろそろ移動します」
青ピ「え?せっかくビルの屋上なんていう絶好の隠れ場所に来たんにか?」
神裂「ええ、ここにいても進展がなさそうなので」
青ピ「うおっ、急に振られた!さすがのボクでも不意打ちには弱いんやでぇ~」
神裂(……何を言っているのでしょう?)
神裂「何か無礼を申し上げたのなら、謝ります」
青ピ「かまへんよ、ってかおねーさんホントまじめやなぁ」
神裂「すみません……」
青ピ「いやいやいや、ここ謝るとこちゃうで?……ま、ええわ。人探し、頑張ってな」
神裂「なっ!何故人探しなどと……」
青ピ「なんとなくそんな気がしただけさかい、深く考えんとき」
神裂「………………」
青ピ「………………」
神裂「……それでは、私は行きます」
青ピ「気ぃつけてなぁ」
神裂「……あなたも、お気を付けて」スッ
青ピ「…………」
青ピ「あーあ、行ってしもた。ま、フラグ立つ気配がまったくなかったからなぁ」
青ピ「……それにしても、えらいミステリアスな人やったなぁ」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「……なんか、そろそろハンターに出くわす気がする」
御坂妹「それは死亡フラグですか?とミサカは確認を取ります」
上条「いやいや、不吉なこと言うなって。そういうのはな、口にすると現実になっちまうものなんだって」
御坂妹「初めに言ったのはあなたですが、とミサカは鋭く切り返します」
上条「……、…………」
土御門(ククク……やっとみつけたぜい、かみやん!)
土御門(誰か仲間がいるようだな、ここからだとちょうど陰に隠れて見えないが)
土御門(さーて、どう近付くか……)
土御門(あの建物とあの路地を利用して……いや、待て)
土御門(これは所詮ゲーム!何も本気になる必要はないにゃー。楽しくやるのが一番に違いない)
土御門(そうだ、楽しまなければ意味がない!そうと決まれば……)
土御門「見付けたぜえええええ!かみやああああああああああん!!!」
土御門(純粋な『鬼ごっこ』で勝負だぜい!かみやん!)
上条「!!!?」
上条(つ、土御門!?なんであんな遠くから!?)
上条「と、とにかくやばい!逃げるぞ!」
御坂妹「もう逃げていますが」スタコラ
上条「ちょっ、置いてかないでくれ!」ダッ!
土御門「待ちやがれぇぇぇぇ!かみやぁぁぁぁぁぁぁあん!」ドドドドドドド
御坂妹「右」タッタッタッタ
上条「はい!」タタタタタタ
御坂妹「左」タタタタタタタ
上条「なんの!」ダダダダダダ
御坂妹「左、と見せかけて右、とミサカは余裕もないのになんの意味もないフェイントを入れてみます」シュタタタタタ
上条「なにやってんですかぁぁぁぁぁぁ!」ドドドドドド
土御門「まぁぁぁちぃぃぃぃやぁぁぁぁぁがぁぁぁぁれぇぇぇぇえええええ!!!」ドゴゴゴゴゴ
御坂妹(キリがありませんね、とミサカは暴れる心臓を抑えながら判断します)
上条「やばい、どんどん距離が縮まってるぞ!」
御坂妹「ミサカの体力はもう限界に近いです、とミサカは報告します」
上条「な!?いつまでも表情変わんないから上条さん全然気付きませんでしたよ!?頼む、もうちょい頑張ってくれ!」
御坂妹「もう無理」
上条「おおおおおおい!諦めんな!キャラ変えんな!」
御坂妹「何か光明があるのですか?とミサカは尋ねます」
上条「ない!けど考えてる!」
御坂妹(それはないのと同じですね)
土御門「うひょおおおおおおおう!楽しいなぁぁぁ!かみやぁぁぁぁん!」
御坂妹(……仕方ありません)
御坂妹「賭けに出ます。この角を曲がったら話を合わせて下さい。3、2、1」
上条「え?何!?」
御坂妹(いきます)バッ!
御坂妹「つっかまーえたっ!」ダキッ
上条「は!?っと、え?は!?早く逃g」
御坂妹「合わせなさい」ギロリ
上条「はい」
土御門「かぁぁぁぁぁみやぁぁぁぁあ…………ん?」ズササササササ
御坂妹「この御坂美琴様から逃げようったってそうはいかないんだから!甘いのよアンタは!」
上条「え、えっと……」
上条(これは一体……って御坂美琴?――そうか、わかったぜ!御坂妹!お前の作戦が!)
御坂妹(どうやら伝わったようですね)
上条「くそー、ビリビリめー待ち伏せとは卑怯なー」
土御門「…………」
上条「ちくしょーう、せっかく土御門から逃げ切れると思ったのになー。ビリビリに捕まっちまったー、くそー」
土御門「…………」
御坂妹(こいつはひでェ)
つーか、>>1は12時間もくもくと続けてんのか・・・?
御坂妹(あまりの演技力のなさにミサカは絶望しかけますが、一縷の望みを胸に無理矢理作戦を続行します)
御坂妹「……ちょっとあんた、何見てんのよ」
土御門「はっ!?あ、いや、俺は……」
御坂妹「あんたもハンターでしょ?こいつは私がスタート地点まで連れてくから、あんたは他の逃走者探しなさい」
土御門「い、いや、しかし……」
御坂妹「何!?文句あんの!?」バチバチ
土御門「い、いや、すまん、なんでもないんだ!それじゃ、俺は行くから……」
御坂妹「あっそ。ばいばーい」
上条「…………」
御坂妹「…………」
上条「……行ったな」
御坂妹「ええ」
>>177にびっくりしたwwww
俺12時間もやってんのかよwwwwwwアホスwwwwwww
なんか保守してくれとか言いにくいなあと思ってたら12時間wwww
普段は集中力ねーのになんぞこれwww
あえてこのタイミングで言うわwwwww
保守お願いします
とりあえず失踪はしてませんよ、と
みんな保守thx
ちゃんと続き書けるのは夜になりそうだけど、出来る限り投稿してくよ
ほんとにちょっとづつになりそうだけどな
,.. ≦.:. ̄ ̄ ̄.:.:.ミ:...、
/.:.:.;.:.:..---.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
/.:::/,.. -‐zァ一- ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
{:.// /´ { `i 、:\.:.:.:..ヽ
∨ // : { l| i \丶:.:.:∧
/ //_ \ヽ. ヽ l! i i丶:ヽ.:.∧
i /´ ̄ミ` ≦キ ト i }| ヽ.:::.:.:.}
| ,イ,ァ了心、 ´,z==ミノ .′ i ∨::/ 「結局、>>1によると夜は何時からな訳よ?期待」
|/,}ヘ. ヒ.ツ {ぅ:.リ V { | Y
}/.| ,,,` ー' チ | ∨l|
ノ | ′ '' .′ il V{
/i 人 { i リ | ヽ
/ .イ {..{..\ ^ ,Ⅵ ,′ | 廴
( イ.人. |..|/..:::丶 _ . イ } / { { ヽ ヽ
{ {/ ハ.{...、....::N..:二「 廴} i{ 乂 '. }i i }
∨ ,..::ト...:V斗く i /l 人 ヽ ミ Vノ }′
{ i...::} V´ノイ:.〉 /} / {′/\\ \ノ
乂 {...::|ハ.:.:.:.:.く .′ ーム ハ/.:.:.:.:.\ヽ \
ヽ:.リト }.:.:.:.:.{ }|/´ブ__,} { {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉. ヽ
ノ}:ノ:}ノ:.:/.:.:.V7≦__ 人人廴..:/.:.:.:|/..} }
ー≦彡イj .:V..:.:/ Lハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:. |..ノ/ /
{/ V.:.:i.:.:/ /} |i V.:.丶:.:{:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:} ノ /
人 }.:. {.:i ' !|l 、 V.:.:.:.:.l:.′.:.:.:ヽ::.j / 廴__ノ
|.:ハ:廴_,小 _}.:.:.:八}:.:.:.:.:.:.:.:V 人 _ノ
ん彡.:.:.i:.:| | |:.:.:、:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.:./ 人廴ノ
} .:.:.:.:.:イ}.:| | {:.:.:.:\::.}.:.:.:.:.:.:.:} ´
/ .:.:.:.: 小:.} | |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ヘ
すまん、ちょっと書類(って言うほど大袈裟なものでもないけど)に手こずってる
そっちが片付き次第、って感じだから何時再開とは言えないんだ
気長に待っててくれると嬉しい
てこずっているようだな・・・尻を貸そう
>>220
興<やらないか? 尻を貸そう>干
終わんない
つか進まない
うあああああああああああああああああああああああああああああ
>>214屋上
待たせたな!
じゃなくて、待っててくれててありがとう!
ぼちぼち書いてくよー
>>179から
上条「あっっっぶなかったなぁ……」
御坂妹「作戦は成功ですね」
上条「ああ、お前がビリビリ……ま、ハンターの振りをするっていう作戦だったんだよな?」
御坂妹「はい、やはり一応伝わってはいたのですね、とミサカは『一応』を強調しながら答えます」
上条「ん?まあな。だけど、なんで土御門のヤツあんなあっさり騙されたんだろうな」
御坂妹「彼は私の姿を見ていなかったのでしょう。とにかく曲がり角を曲がって撒こうとした事が幸いしました、とミサカは状況を分析します」
上条「な、なるほど。あと、土御門がアホモードだったこともラッキーだったな」
御坂妹「なによりミサカのハイレベルな演技が成功の鍵だったのではないでしょうか、とミサカは自画自賛します」
上条「ま、俺の演技も結構レベル高かった自身あるけどな。能力者で言ったらレベル4……いや、もしかしたらレベル5だったかもな!なんつって」
御坂妹「」
上条「?」
御坂妹「いやいや ね - だ ろ ……とミサカは全力で否定します」
上条「……え?」
御坂妹「敢えてこれ以上は言いません、とミサカは無理矢理流れを断ち切ります」
上条(え、俺の演技そんなにひどかった?)
マチナサーイ!
御坂妹「!」
御坂妹「一旦路地に隠れましょう」グイッ
上条「うお」
御坂妹「今どこからかお姉さまの声が聞こえました、とミサカは報告します」
上条「!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
美琴「とりゃ!」ガバッ
風斬「わ」ヒョイ
美琴「うりゃ!」バッ!
風斬「きゃ」サッ
美琴「はぁ、はぁ……~もう!すばしっこいわね!」
風斬(さっきからこの調子……)ダッ
美琴「! 逃がさないって言ってんでしょ!」
風斬(頑張るなあ、この人)
美琴(……なにかしら、さっきから変な感じがする)
美琴(なーんか見下されてるというか、なめられてるというか……とにかく、なんか悔しい)
美琴(……まさか)
美琴「ちょっと、アンタ!」ダダダダダ
風斬「? なんでしょう?」スタタタタタ
美琴「本気、出してないでしょ!」ダダダダダ
風斬「! え、えっと、その……」スタタタタタ
美琴(っ~!)
美琴「やっぱりそうなのね!おとなしそうな顔して生意気な真似してくれるじゃない!」ダダダダダ
風斬「だ、だって……」スタタタタタ
風斬(私は普通の人とは運動能力が違うから……フェアじゃないっていうか……)
美琴「私なんかに本気出す必要ないって思ってるわけね!いいわ、それなら――」バチバチ
風斬(で、電気?)
美琴「意地でも本気出させてやるんだからっ!」バリリッ!
風斬「わっ!」バッ
美琴(私の電撃を避けた!?)
風斬(痛そう……。あれは当たりたくないなぁ……)
美琴「っ――まだまだっ!」バチバチバチッ!
風斬「わわわ」ササッ
美琴「な、中々やるじゃない……!」
美琴(あの子、普通の運動神経じゃないわね……。肉体強化の能力者かしら)
美琴「それなら、私もちょっと本気出させてもらうわよ!」バチバチ
風斬(キリがないなあ)
美琴「おりゃああああああ!」ピシャーン!
風斬「きゃっ!?」
美琴「この攻撃範囲なら……!」
風斬「わ、とっ、と」ヒョイヒョイヒョイ
美琴(うっそ!?今のも避けるの!?)
風斬(段々避けるの大変になってきた……)
美琴「~っ、もう怒った!本気出す!」ピィィン
風斬(コイン?)
美琴「ちょっと、びっくりしてもらうわよ!」
ズガアアアアアアン!
風斬「きゃっ!……な、なに今の……?」
風斬(すごい威力……、道路がえぐれちゃってる)
美琴「隙ありっ!」バリリッ!
風斬「――あっ!」
風斬(避けられな――)
上条「風斬ィィィィィィィィィィ!」バッ!
風斬「!!!」
美琴「なっ!?」
上条「おりゃぁぁぁぁぁあ!」パキィン
美琴「な、なんでアンタが!」
上条「風斬、大丈夫か!?」
風斬「わ、私は大丈夫。でも、どうして……」
上条「おいビリビリっ!」
美琴「っ!」ビクッ
上条「お前やりすぎだ!今の当たってたら気絶じゃすまなかったんじゃないのか!?」
美琴「あ……」
上条「こんな遊びごときで熱くなってんじゃねえよ!少し頭冷やせ!」
美琴「う……」シュン
美琴(い、今のは確かにやりすぎだったかも……、い、いや、やりすぎだったわ……)
美琴(アイツが止めてくれてなかったら……私……)
上条「おい、なんか言うことはないのかよ」
美琴「……ご、」
上条「…………」
美琴「……ごめんなさぃ……」
上条「はあ……」
上条「謝んのは、俺にじゃないだろ?」
美琴「! そ、そうね……」
美琴「えっと……あ、あの」
風斬「は、はい」
美琴「ごめんなさい……私、無駄に熱くなっちゃってたわ」
風斬「…………」
美琴「えっと、とにかく、危ないことして本当にごめんなさい……」
上条「はあ……、おまえ、謝るのに慣れてないのが見え見えだぞ?」
美琴「う、うっさいわね!これでも真剣に謝ってんのよ……!」
上条「ま、そういうわけだ。本人は反省してるっぽいしさ、許してやってくれないか?」
風斬「う、うん。わたし別に怒ってないし……」
上条「よし!それじゃ、一件落着だな」
美琴「…………」
風斬「…………」
上条「…………」
美琴「…………」
風斬(……え、えっと……)
上条「…………」
美琴「…………」
御坂妹「この空気をぶち壊すべく、ミサカは颯爽と登場します」
上条「!?」
美琴「!? あ、あんたここでなにしてんのよ!?」
御坂妹(お姉さまは無視します)
御坂妹「お姉さまが呆けている内に逃げましょう、とミサカはこっそり提案します」
上条「……? ってそうだ!あいつハンターだった!」
美琴「あ!」
御坂妹(なぜわざわざ口に出すのでしょうか。お陰でミサカの目論見が失敗しました)
美琴「……さーて、もうゲーム再開しても、いいわよねぇ!?」ダッ!
上条「やっべ!行くぞ2人共!」ダッ!
美琴「逃がさないわよ!」ダダダダダ
上条「うおおおおおお!ど、どうする御坂妹!?」ダダダダダ
御坂妹「二手に分かれるのが定石ではないでしょうか、とミサカは答えます」スタタタタ
上条「そ、そうだな!じゃあそこのT字路で分かれるぞ!俺は左!おまえと風斬は右だ!」ダダダダダ
御坂妹「!? い、いえ、ミサカはあなたと」スタタタタタ
上条「絶対捕まるなよ!」ダッ
御坂妹「ちょ」
風斬「行きましょう!」グイッ
御坂妹「え」
美琴(あっ、二手に……!どうしよ)
美琴「…………」ダダダダダ
美琴(……ゲームって、雑魚から潰していくのがセオリーよね……)
美琴(……つまり)
御坂妹「お姉さま!」
美琴「!?」
風斬「ど、どうしたんですか?早く……」
御坂妹「この方は!」ビシッ
風斬「えっ?」
美琴「?」
御坂妹「あの幻のスーパーゴールデンゲコ太ストラップを持っています!とミサカは大声で報告します!」
美琴「!!!」
風斬「???」
御坂妹「これで餌撒きは充分です、行きましょう」ダッ
風斬(な、なんだったんだろう?)
美琴「…………」
美琴「…………」
美琴「…………」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「はぁ、はぁ」クルッ
上条「……って、追ってきてないじゃねえか。風斬たちの方に行ったのか」
上条「あいつら大丈夫かな……」
Prrrrrrrrrrrrrrr
上条「ん?」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
御坂妹「やはり来ましたね」タタタタタタ
美琴「…………」ダダダダダダ
風斬「な、なんでわざわざあの人を呼んだんですか……?」タタタタタタ
御坂妹「考えがあってのことです、とミサカは簡潔に答えます」タタタタタタ
御坂妹(あの人とミサカなら、ミサカの方が逃げ切る可能性が高いと踏んだのですが)
御坂妹(よく考えれば、特に根拠はありませんでした、とミサカは反省します)
御坂妹(さて)
御坂妹(どうすればお姉さまから逃げ切り、かつあの方と再会出来るでしょうか、とミサカは作戦を練ります)
御坂妹「…………」タタタタタタ
風斬「あ、あの」タタタタタタ
御坂妹「はい?」タタタタタタ
風斬「私たちも二手に分かれた方がいいと思うんですけど……」タタタタタタ
ん~ちょっとぐぐるか
え、あふわあああああああああああああああああうほyぽpkpdさいfjmkl:ゆ¥IVl;・
くぁzwxsdせfgvrtbhyんjむいk、お。l;p
御坂妹(……仮に二手に分かれたとしたら、お姉さまはどちらを追いかけてくるでしょうか)
御坂妹(先ほどのゲコ太の件を考慮すれば、この女性を追いかけるでしょう)
御坂妹(しかし、お姉さまとの攻防を見でいた限りでは、おそらくこの女性の方がお姉さまよりも1枚上手)
御坂妹(お姉さまの負けず嫌いな性格を考えればもう1度挑みそうなものですが、先のお説教の影響でこの女性を避けたがるような気もします)
御坂妹(ミサカが確実に逃げ切るには……)
御坂妹「…………」タタタタタタ
御坂妹(……止むを得ませんね)
御坂妹「路地に入りましょう」サッ
風斬「え?あ、わかりました」サッ
美琴「逃がすか!」ダッ
御坂妹(都合良く先はT字の分かれ道ですね。運が良いです)
御坂妹「では、あそこで二手に分かれましょう。私は左に行きます」
風斬「わかりました。……あの、気を付けて下さいね」
御坂妹「ええ。では」バッ!
風斬「はい」バッ!
御坂妹「……」クルッ
御坂妹「申し訳ありませんが」バチバチ
御坂妹「ミサカはどうしても捕まりたくないのです」バリッ!
風斬「!?」バチッ!
ドサッ
美琴(あーどうしよ!どっち追いかけるべきかしら)
美琴「って考えても仕方ないか!見て近い方を追うわよ!」バッ!
美琴「……え?」
風斬「痛たた……」
美琴「あ、あなたどうしたの?」
風斬「な、何故か急に体が痺れて……」
美琴「…………」
御坂妹「……」クルッ
御坂妹(どうやら作戦は成功したようですね)
御坂妹(あの女性には悪い事をしましたが、これも運命だったのです、とミサカはひどく強引に自分を納得させます)
御坂妹「……さて、とりあえずあの方に連絡を取ってみましょう、とミサカは携帯電話を取り出しm」
黄泉川「おっと!見付けたじゃん!」
御坂妹「!!!」
御坂妹(油断しました)ダッ!
黄泉川「アンチスキルの体力なめたらいけないじゃん!」ダダダダダダ
御坂妹(……え?こんなにあっさりミサカの出番は終わってしまうのでしょうか。そんな馬鹿なことがあっていいのでしょうか。いえ、そんなことは決して)
黄泉川「捕まえたじゃん!」ガシッ
御坂妹「あ」
黄泉川「いやぁ、やっと1人捕まえた。すっきりしたじゃん」
御坂妹「…………」
御坂妹「…………」
御坂妹(……自業自得、という言葉がミサカの脳裏をよぎりました)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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/.:.:.;.:.:..---.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
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{:.// /´ { `i 、:\.:.:.:..ヽ
∨ // : { l| i \丶:.:.:∧
/ //_ \ヽ. ヽ l! i i丶:ヽ.:.∧
i /´ ̄ミ` ≦キ ト i }| ヽ.:::.:.:.}
| ,イ,ァ了心、 ´,z==ミノ .′ i ∨::/
|/,}ヘ. ヒ.ツ {ぅ:.リ V { | Y
}/.| 〇,` 〇' チ | ∨l| 「結局、>>336が書いてくれればいいわけよ。
ノ | ′ '' .′ il V{ 私がハッピーエンドを迎えられるSSをね」
/i 人 { i リ | ヽ
/ .イ {..{..\ ^ ,Ⅵ ,′ | 廴
( イ.人. |..|/..:::丶 _ . イ } / { { ヽ ヽ
{ {/ ハ.{...、....::N..:二「 廴} i{ 乂 '. }i i }
∨ ,..::ト...:V斗く i /l 人 ヽ ミ Vノ }′ 続きまだー?
{ i...::} V´ノイ:.〉 /} / {′/\\ \ノ
乂 {...::|ハ.:.:.:.:.く .′ ーム ハ/.:.:.:.:.\ヽ \
ヽ:.リト }.:.:.:.:.{ }|/´ブ__,} { {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉. ヽ
ノ}:ノ:}ノ:.:/.:.:.V7≦__ 人人廴..:/.:.:.:|/..} }
ー≦彡イj .:V..:.:/ Lハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:. |..ノ/ /
{/ V.:.:i.:.:/ /} |i V.:.丶:.:{:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:} ノ /
人 }.:. {.:i ' !|l 、 V.:.:.:.:.l:.′.:.:.:ヽ::.j / 廴__ノ
|.:ハ:廴_,小 _}.:.:.:八}:.:.:.:.:.:.:.:V 人 _ノ
ノ .:.∧:.:} | ∨{:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:〉i { ノ′
ん彡.:.:.i:.:| | |:.:.:、:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.:./人廴ノ
} .:.:.:.:.:イ}.:| | {:.:.:.:\::.}.:.:.:.:.:.:.:}´
/ .:.:.:.: 小:.} | |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:ヘ
/ .:.:.:.:.:.:ノ 〈` i V:.:.:.:.:.:.j:.:.__ノ:.:.ノ
ノ.:.:.:.:.:.:./ }\}__,〉 :.:.:i´:.:.:.:.:.:. ∧
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
美琴「黒子ー、捕まえたわよー」
黒子「流石ですわお姉さま!黒子の予想通り、大活躍ですわね!」
イン(ry「あー、ひょうか!捕まっちゃったの!?」
風斬「うん……ごめんね」
イン(ry「しょうがないなぁ~。もうとーまに望みを託すしかないんだよ」
黄泉川「こっちも1人捕まえたじゃん」
御坂妹「…………」
黒子「あら、ここにきて2人同時確保とは。わからなくなってきましたわね」
13:40 風斬氷華・御坂妹 脱落
ちょっと休憩ー
寝落ちはしないよ!
原作組ではあわきんが気になってるんだけど、フレンダもかわええなぁ
再開
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
メール『御坂妹選手が脱落しました』
メール『風斬氷華選手が脱落しました』
上条「…………」パタン
上条「くそ、あいつら2人共捕まっちまったのか……」
上条「ビリビリ1人で2人捕まえたのか?おそるべし常盤台のレベル5……」
上条「ま、こればっかはどうにもんらねえし、俺に出来るのはあいつらの分も頑張ることぐらいだな」
上条「さて、当面の問題は……ミッション2だな」
上条「困ったことに、ミッションの内容がメールに書いてなかったんだよな……」
上条「場所は俺の高校の校庭だけど、仲間が必要なのかもわからない」
上条「……でもま、とりあえず行ってみるしかないか。時間もないしな」
Prrrrrrrrrrrrrrr
上条「っと、電話か」ピッ
上条「はいもしもし」
神裂「か、上条当麻」
上条「おお、神裂!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「お、いたいた。おーい」
神裂「!? か、上条当麻!あまり声を張らないで下さい、ハンターに気付かれます!」
上条「っと、そうだな……、すまん神裂」
神裂「まったく……。ま、まあ無事合流できたので良しとしましょう」
上条「案外近くにいて助かったな」
神裂「そうですね。では早速、ミッションの場所に行きましょう。あまり時間も有りません」
上条「そうだな、行こう」
神裂「監視カメラには気を付けて下さい」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
――校庭
上条「あった!けど……これは……」
神裂「……どうやら、もう1名の人員が必要なようですね」
上条「くそ……!」
上条「い、いや、まだ諦めるには早い!誰かこの近くにいるかもしれないからな。片っ端から電話するぞ。神裂も手伝ってくれ!」
神裂「は、はい」
上条(まずは……青髪ピアスだ)
青ピ『はいは~い』
上条「青髪ピアス、お前いまどこにいる?」
青ピ『どうせミッションのことやろ?残念ながらボクは協力出来んで』
上条「――っ!そうか、わかった」ピッ
青ピ(……悪いなあ、かみやん。ここは高見の見物させてもらうで。ビル降りればすぐに合流出来るんやけどな)
青ピ(ってかあのおねーさんの探し人ってかみやんだったんかい……。ホントかみやんのフラグメイクも大概にしてほしいもんやわ)
上条(次は……一方通行!)
Prrrrrrrrrrrrr
上条「…………」
Prrrrrrrrrrrrrr
上条「…………」
Prrrrrrrrrrrrrr
上条「くそっ、無視かよ!」ピッ
上条「次は……」
神裂「不味いです、上条当麻!もう残り時間が!」
上条「!? ……ちくしょう、間に合わないか……!?」
神裂「離れましょう!」
上条(くそっ……!)
青ピ(あらら、やっぱ無理やったか。これでハンターは7人になるわけやね。厳しいなぁ)
青ピ(ま、とりあえずここで新入りハンターさんのお顔を拝見させてもらいましょ)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
土御門「見付けたぜい、一方通行!」
一方通行「! 土御門か……、テメエじゃ俺を捕まえらンねェよ。じゃあな」バッ
土御門「!? ……くそ、さすがに俺には屋上から飛び降りるなんて芸当は出来ないにゃー」
土御門「しかし一方通行のやつ、ずっとこのビルの屋上に隠れていたのか……。缶コーヒーの空き缶が大量に散らかってるぜよ」
一方通行「……撒いたな」
一方通行「って、いつの間にか残り10分じゃねェか。これならもう後は能力発動したままで乗り切れるな」
一方通行「これでこのゲームは俺様の勝利確定だァ。アホみたいに退屈なゲームだったぜ」
Prrrrrrrrrrrrr
一方通行「あン?メールか。……ハンターが増えました、ねェ。俺様には関係な……っ!?」
一方通行「この感覚は……!」
一方通行「…………」
一方通行「…………」
一方通行「…………」
一方通行「まさか」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
青ピ「アホな……」
青ピ「解放されたハンターが……」
青ピ「ロリ×2やとぉ!?」
打ち止め「うう~ん、やっと出られたぁ!ってミサカはミサカは伸びをしてみる」
小萌「さーて、先生はりきって捕まえちゃいますよ~!」
上条(こ、小萌先生!?マジかよ……。つーか傍からみたら子供2人が出てきた様にしか見えねえな……)
打ち止め「…………」ブツブツ
小萌「打ち止めちゃん?何してるんですかぁ?」
打ち止め「……よし、これであの人は能力が使えないようになったよ!ってミサカはミサカは満面の笑みを浮かべてみたり!」
ちょい離れる
すぐ戻る
小萌「?」
打ち止め「簡単に言えば、携帯電話を遠隔操作で利用停止にするようなものだよ!ってミサカはミサカは絶妙な比喩を交えて説明してみる!」
小萌「うーん、よくわからないけど凄いんですねぇ、打ち止めちゃん」
打ち止め「えへへへへ、ってミサカはミサカは照れてみたり」
青ピ「こ~も~え~先生ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」ドドドドドドド
小萌「あっ、青髪ピアスちゃん」
上条(な!?青髪ピアス!?この近くに隠れてたのか!?)
青ピ「小萌せんせぇハンター役やったんかぁ~!びっくりしたでぇ~」
小萌「そうですかぁ?って、確か青髪ピアスちゃんは逃げる人でしたよね?」
青ピ「――ええ、確かにボクはハンターから身を隠し、背を向け、全力で出し抜く狡猾で冷徹な逃走者ですわ」
青ピ「しかし!」
青ピ「小萌先生みたいなプリティーキュートビューティーエンジェルなハンターを相手に」
青ピ「――どうしてそんな卑怯な真似が出来るだろうか!?いや出来ん!!!」
青ピ「小萌先生、ボクのハートは既に小萌先生に捕まっておる。どうか、ああどうか!この心が奪われた空虚なカラダも捕まえてやって下さいなっっっ!」
小萌「はーい」ガシ
青ピ「……ぼかぁ幸せやぁ……」
――13:51 青髪ピアス、脱落
上条(……敢えて何も言うまい……)
神裂(……本当に変わった少年ですね……)
ピンポンパンポーン
上条「ん?」
スピーカー『どうも、司会の白井黒子ですの。早いもので、残り時間もいよいよ10分を切りましたの』
スピーカー『ここで、逃走勢力の皆様にお知らせが御座います』
スピーカー『これまで逃走可能範囲とされていた建物の屋上ですが……最後の5分は屋上に侵入することを禁止致しますの』
スピーカー『残り時間が5分を切った際に屋上にいた場合は失格と致しますので、お気を付け下さいませ』
スピーカー『それでは残り僅かですが、両勢力の皆様、頑張って下さいまし』
スピーカー『では』
上条(屋上ってアリだったのか……、上条さんは今初めて知りましたよ)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一方通行「なんだと……!クソ……!」
一方通行(こいつはマズイ状況になっちまったなァ……)
一方通行「……っ上等じゃねェか!後10分間、能力なしで正々堂々逃げおおせてやるよォ!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
木山「まずいな……」
木山「ここまでハンターたちの盲点になっている屋上を利用して逃げ切ってきたが……もうその手は使えないのか」
木山「……仕方ない、時間ぎりぎりまで粘って、残り5分は天に運を任せるしかないか……」
木山「科学者の私が神に祈る羽目になるとはな……ふふふ」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
なんか全然ねむくならねーんだけどwww
でも、ちょっとだけ休憩します
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
小萌「それじゃあ青髪ピアスちゃん、牢屋のあるスタート地点へ戻りましょー」
青ピ「あ、その前に耳寄りな情報をいっこ小萌先生にプレゼントするで」
小萌「? なんですか?」
青ピ「実はこの近くにかみやんと、もう1人女性が隠れとる可能性が高いんよ。ボク上から見てたからな、ばっちりわかるねん」
上条「な!!?」
神裂「!!!」
,.. ≦.:. ̄ ̄ ̄.:.:.ミ:...、
/.:.:.;.:.:..---.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\
/.:::/,.. -‐zァ一- ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶
{:.// /´ { `i 、:\.:.:.:..ヽ
∨ // : { l| i \丶:.:.:∧
/ //_ \ヽ. ヽ l! i i丶:ヽ.:.∧
i /´ ̄ミ` ≦キ ト i }| ヽ.:::.:.:.}
| ,イ,ァ了心、 ´,z==ミノ .′ i ∨::/ 「友達を売るなんて、最低な奴ね」
|/,}ヘ. ヒ.ツ {ぅ:.リ V { | Y
}/.| ,,,` ー' チ | ∨l|
ノ | ′ '' .′ il V{
/i 人 { i リ | ヽ
/ .イ {..{..\ ^ ,Ⅵ ,′ | 廴
( イ.人. |..|/..:::丶 _ . イ } / { { ヽ ヽ
{ {/ ハ.{...、....::N..:二「 廴} i{ 乂 '. }i i }
∨ ,..::ト...:V斗く i /l 人 ヽ ミ Vノ }′
{ i...::} V´ノイ:.〉 /} / {′/\\ \ノ
乂 {...::|ハ.:.:.:.:.く .′ ーム ハ/.:.:.:.:.\ヽ \
ヽ:.リト }.:.:.:.:.{ }|/´ブ__,} { {.:.:.:.:.:.:.:.:.:.} 〉. ヽ
ノ}:ノ:}ノ:.:/.:.:.V7≦__ 人人廴..:/.:.:.:|/..} }
ー≦彡イj .:V..:.:/ Lハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /.:.:.:.:.:. |..ノ/ /
{/ V.:.:i.:.:/ /} |i V.:.丶:.:{:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:} ノ /
人 }.:. {.:i ' !|l 、 V.:.:.:.:.l:.′.:.:.:ヽ::.j / 廴__ノ
|.:ハ:廴_,小 _}.:.:.:八}:.:.:.:.:.:.:.:V 人 _ノ
ノ .:.∧:.:} | ∨{:.:.:.:.:.:.:.:.| :.:.:.:.:.:.:.:〉 i { ノ′
ん彡.:.:.i:.:| | |:.:.:、:.:.:.:.j.:.:.:.:.:.:.:./ 人廴ノ
} .:.:.:.:.:イ}.:| | {:.:.:.:\::.}.:.:.:.:.:.:.:} ´
------------キリトリセン----------------
小萌「え、それは本当ですかぁ?」
青ピ「ボクを信じてぇな」
青ピ(これで小萌先生の中でボクの株がぐーんと上がったで)
打ち止め「それじゃ、ミサカがこのあたりを探索してくる!ってミサカはミサカは意気揚々と挙手してみる!」
ちょっと風呂入ってくる
リスカはねーよwww
ついでに朝飯も食ってた
再開する
上条「許すまじ青髪ピアス!」
神裂「上条当麻、早くここから離れましょう」
上条「っと、そうだな」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一方通行「――っ!」サッ
土御門「あ、黄泉川先生」
黄泉川「ん?ああ、小萌先生んとこの」
土御門「土御門元春ですにゃー。どうです、逃走者は見付かりましたかい」
黄泉川「どいつもこいつも隠れてばっかで面白くないじゃん。ま、レールガンの妹ならさっき捕まえたけどな」
土御門「超電磁砲の妹……?」
土御門「……!!!くそ!やられた!やっぱり何か妙だと思ったんだ!」
黄泉川「なんの話だ?」
土御門「いえ、その超電磁砲の妹にうまくやられたんですにゃー。姉の振りをして、上条ってヤツ共々捕獲をまぬがれた……」
土御門(あの時感じた違和感は、頭のゴーグルだにゃー。……まったく、この土御門元春を演技で欺くとは、恐れ入るぜい)
黄泉川「それはお前の詰めが甘かったってだけの話じゃん」
一方通行(クソ、よりによって土御門と黄泉川かよ……!どうする?逃げるか?)
土御門「ごもっともですにゃー。まあ、せめて上条当麻だけは俺が引導を渡してやりたいですにゃー」
黄泉川「上条当麻?ああ、あのツンツン頭の。お前たち仲が良いんだったな」
一方通行(……ここだと他のハンターに見つかるかもしれねェ……、慎重に移動するべきだな)ソローリ
ガタッ
土御門「!」
黄泉川「そこにいるのは誰だ!?」
一方通行(!!?)
一方通行(馬鹿な!俺の周りに音を立てる物なンて――)
打ち止め「ひゃっ!ってミサカはミサカは素直に驚いてみたり!」
一方通行「!!!」
土御門「子供?」
一方通行(やっぱりあのチビ、ハンター側で参加してやがった!)
一方通行(なンで俺を参加させたか、これでハッキリしたぜ……。そういやこの間、急にスニーカーが欲しいなんて言い出したのもこの為かァ……!)
黄泉川「おいおい、特設学区は関係者以外立ち入り禁止のはずじゃん」
打ち止め「む!私はれっきとした関係者だもん!ってミサカはミサカはハンターの証を提示してみる!」
土御門「……本物だにゃー。能力者もいるってのにこんな子供を参加させて大丈夫なのか
打ち止め「あんまり子供扱いしないでほしいかも!ってミサカはミサカは憤慨してみる」
黄泉川「まあ、学園都市には小萌先生みたいな存在だっているんだ。どうせこの子もただの子供じゃないんだろう」
土御門「……まあ、それもそうですにゃー」
打ち止め「むむむ!この路地裏に誰かが隠れてそうな気がする!ってミサカはミサカは直感を信じて行動してみたり!」サッ
土御門「あ、行っちまったにゃー」
黄泉川「ほっとけ。私たちも捜索に戻るじゃん」
土御門「ですね。じゃ、俺はこっちに」タッタッタッタッタ
黄泉川「油断禁物じゃん!」タッタッタッタッタ
一方通行(……あぶねェ、なんとかやり過ごしたぜェ)
一方通行(残り7分か……、これなら)
打ち止め「あー!」
一方通行「なっ!!?」
打ち止め「まさか最初にあなたを見付けるとは思ってなかったって、ミサカはミサカは目を丸くしてみる!」
一方通行(なんで……って、路地かァっ!俺の背後の横道に繋がってやがったのか!)
打ち止め「待てー!ってミサカはミサカは猛ダッシュ!」トタタタタタ!
一方通行「クソ!」ダッ!
打ち止め「待て待てー!」
一方通行「誰が待つか!ガキに捕まってたまるかよォ!」
打ち止め「能力が使えなければ、あなたの運動能力は極端に低いでしょ!ってミサカはミサカは断言してみる!」
一方通行「だ、誰が……はっ、運動音痴だってェ!?……はっ、はっ、」
一方通行(クソ、息が……!)
打ち止め「息切れするの早すぎない?ってミサカはミサカはちょっと本気であなたの体を心配してみたり……」タタタタタタ
一方通行「よ、余計な、お、世話だァ……!」
一方通行(だ、大体、なんで俺はガキと追いかけっこなンかしてんだァ……!?)
打ち止め「はぁ、はぁ、待ちなさーいって、ミサカは、ミサカは、」
一方通行「って、お前ももう息絶え絶えじゃねェか……!」
一方通行(…………)
一方通行(……なンだ?この胸が熱くなる様な気持ちは……?)
打ち止め「ま、待って、って、はっ、ミサカは、ミサカは、」
一方通行(……必死で追いかけてくる打ち止め……)
一方通行(汗で顔濡らして、足がもつれそうになってて、少し涙目で、顔が火照ってて)
一方通行(……可愛いなァ)
一方通行(って何考えてンだ俺は!ち、違う!俺は決してロリコンなンかじゃ――)
打ち止め「あっ!危ない!」
一方通行「あ?」
ガ ツ ン ッ !
一方通行「…………」チーン
打ち止め「もう、前向いてないから風力発電機なんかにぶつかっちゃうんだよ!ってミサカはミサカは保護者面してみる!」
打ち止め「そして、つっかまーえたっ!ってミサカはミサカは勝利宣言!」ダキッ
一方通行「…………」
一方通行(……なンでだろうなァ)
一方通行(不思議と、悪い気分じゃねェ……)
――13:54 一方通行、脱落
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
木山「そろそろ時間か……」
木山「さて、とりあえず適当な場所に……ん?あれは……」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
小萌「んー、上条ちゃんどこにいるんでしょうねー」
小萌「やっぱり路地裏とかにかくれてるんでしょうか……?」
木山「君」
小萌「ふあっ!?な、なんですかあなた?」
木山「いや、怪しいものじゃない。君は迷子になってしまったんだろう?」
小萌「え?」
木山「今、このあたりは危ないんだ。攻撃的な能力に巻き込まれてしもう可能性があるからね」
小萌「いえ、私は……って!あなた逃走者の木山晴生さんですね!」
木山「? そうだが、なぜそんなことを君が……」
小萌「私はハンターですっ!はい、捕まえた!」
木山「……な……」
木山(こ、子供ということを利用して私をおびき寄せたのか……。卑怯な……)
小萌「やったー!先生1人捕まえちゃいましたー!」
木山(……子供はこうやって、無邪気に人を陥れる……)
木山「やはり子供は……嫌い、だ……」
――13:55 木山春生、脱落
上条「なになに……?木山って人が脱落か……」
上条「うわ、なんか一気に減ったな……」
上条(というか、一方通行はどうやって捕まったんだ……?)
神裂「あと4分です。頑張りましょう」
上条「! そうだな。どうする?ここでこのまま隠れてる方が良いのか?」
神裂「4分は意外と長いです。4分間走り続けることになれば、人数で負けてる分こちらが不利でしょう」
上条「なら、このまま隠れてたほうが得策か……」
神裂「はい。……と、ところで上条当麻、少し、……その、尋ねたいことが」
上条「ん?なんだ?」
神裂「あの……、1度目のミッションの時に、電話をしたと思うのですが」
上条「え?……あ、ああ。あの時か。うん」
神裂「そ、その時に……その、電話越しに女性の声が……」
上条「え?」
神裂「つ、つまりですね……その一緒にいた女性は、あ、あなたの……こ、こ、恋び」
固法「覚悟しなさいっ!」バッ!
神裂「!!!」
上条「うげっ!」
固法「あ、あれ?2人?さっきは1人しか見えなかったのに……」
上条「逃げるぞ!」
神裂「え?あ、あの、話がまだ……」
上条「そんなもん後だろっ!」ダッ
神裂「そ、そうですね」ダッ
固法「あっ!待ちなさい!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
初春「……あっ!やっとカメラに映った!追いかけてるのは……固法先輩!」
初春「えっと、場所は……!」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ピピッ!
初春『ハンターの皆さん聞いてください!』
初春『いま、監視カメラが2人の逃走者を捉えました!場所は地図でいうC-4エリアの南西です!』
初春『現在1名のハンターが追跡中!至急応援に向かって下さい!』
上条「うおおおおおおおおおおお!」ダダダダダダ
神裂「……不味いですね。監視カメラで我々の位置情報は筒抜けです」
上条「げっ!そうだった!何か良い方法はないんですかぁ!?」
神裂「後3分、とにかく逃げ切るしか……!」
土御門「! 見付けたぜかみやぁぁぁぁぁぁん!」
小萌「あっ、上条ちゃん!」
上条「げ! まずい、右から2人来た!左曲がるぞ!」バッ!
神裂(早くもこれで追手は3人……!やはり監視カメラとナビゲートで……!)ダッ!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
初春『黄泉川さん!その角を左です!』
黄泉川「了解じゃん!」バッ!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
土御門「おいおい、ねーちんも一緒かにゃー!2人共絶対に逃がさないぜい!」
神裂「土御門……っ!」
黄泉川「発見じゃん!」バッ
上条「! やばい、挟まれた!」
黄泉川「覚悟おおおおおお!」
神裂「くっ……!」
上条(! そこに横道がある!)
上条「こっちだ!」グイッ
神裂「わ……!」グラッ
神裂(て、て、手を握られて……!///)
上条「ぐううううううううう!」ダダダダダ
神裂「か、上条当麻……!」ガッ!
神裂(――え?)グラリ
ドサッ!
上条「! 神裂!?」
神裂「痛っ……!」
神裂(この私がつまづいた!?)
土御門「ねーちん、確保ぉ!」ガシッ!
神裂「――っ私はもう駄目です!早く逃げなさい上条当麻!」
上条「――っ!すまん!」ダッ!
・・・・・・・
土御門「運が悪かったな、ねーちん!」
神裂「!!!」
神裂(幻想殺し……!)
上条「うおおおおおおおおおおお!」
残り10秒
黄泉川「逃がさないじゃん!」
初春『御坂さん!その建物です!』
美琴「了解!」
打ち止め「あ、お姉さま!」
美琴「!?」
残り5秒
上条「ぜってえ逃げ切ってやらああああああああああああああ!」
3
美琴「ちょっと!今は忙しいの!」
2
打ち止め「ぶー、じゃあいいもんってミサカはミサカは――」
1
イン(ry「とーまあああああああああああああ!」
上条「う お お お お お お お お お !」
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
上条「くっそおおおおおおおおおおおおおお!」
黒子「惜しかったですわね」
打ち止め「わーい!私がこの人を捕まえたんだよ!ってミサカはミサカは自慢してみたり!」
美琴「し、知ってるわよ」
青ピ「最後の最後で不幸体質が災いしたなぁ」
上条「不幸だあああああああああああああ!!!」
黒子「こほん。静粛にお願いしますの」
黒子「それでは改めまして」
黒子「これにて、今大会は終了ですの!」
黒子「結果は――」
姫神「私の。独り勝ち。100万円。ゲット」
姫神「……でも。あまり嬉しくないのは」
姫神「なぜ?」
――END
おわた
いやー、色々と不自然なとこあったし、反省点いっぱいだー
展開も読まれまくったしなwwwwwww
気にせずそのままいったけどwww
いやでも、初SS楽しかった!
やっぱみんなのコメントが嬉しかったぜー
読んでくれてありがとう!感想とか書いてってくれたら嬉しいんだぜ!
乙!!!
しかしすごいよな
俺なんか始めて書いたとき100レスちょいで落ちたぞwww
しかもそのうち60レスは自分という…
あれ?なにこれこわい
どうしてこうなった…
乙
ところで原作読んでない俺に一方通行さんの能力が無くなった理由と能力の規制を詳しく教えてくれ
>>545
結局、IDでバレバレって訳よ
>>547
一方通行「普段は無敵な俺様だが、これから打ち止めの治療のために全身無防備になるから銃とかで撃つなよ!絶対打つなよ!」
木原「そうはい神裂」
一方通行「ぐわー、やりやがったな!しかし俺はこの打ち止めを頂点とするMNWに脳をつなぐことで30分だけ本来の力を使うことが出来るのだー!」
>>552
woo…
このSSまとめへのコメント
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