田中「俺の名前は田中卓志、超高校級の苔栽培師」
田中「そんな俺の超高校級の才能が認められて、今日から希望ヶ峰学園に通うことになったんだ」
田中「あれ、なんか眠くなってきたぞ~」
田中「zzz…や~ま~ね~ムニャムニャ…」
教室
田中「はっ!」
田中「あれ~、ここどこ~?」
田中「窓ガラスが鉄板で塞がれてるし、監視カメラがついてるよ~」
田中「んも~、またドッキリなの~?ちょ、や~ま~ね~」
キンコンカンコーン
田中「おわああああああああああああ!!」ビクッ
田中「ちょっと、変な音でおどかさないでよ~」
モニター「オマエラ、体育館にお集まりください」
田中「んも~、行けばいいんでしょ~体育館に~」
タッタッタッタッ
体育館
石丸「君も新入生かね?」
田中「あ、はあ~」
石丸「今日から宜しく」
十神「これで15人か」
葉隠「キリがいいしこれで全員だな」
???「オマエラ全員揃ったようだね」
モノクマ「うぷぷぷ、オマエラ希望ヶ峰学園へようこそ」
田中「おわあああああああああ!ぬ、ぬいぐるみが喋ってる!」
モノクマ「今日から一生この学園で過ごしてもらいます」
田中「え、ええ~!それじゃ家にある苔はだれが育てるの~?」
モノクマ「しかし、卒業をすればここから出れます」
田中「卒業~?」
モノクマ「みなさんでコロシアイをして、誰にも犯人気付かれなければ卒業です」
田中「んも~、そんなのむ~り~で~しょ~」
モノクマ「では、僕から生徒の簡単な紹介をしておきます」
モノクマ「右から石丸くん、十神くん、大和田くん、山田くん、葉隠くん、桑田くん、舞園さん、江ノ島さん、霧切さん、朝日奈さん、腐川さん、大神さん、セレスさん、不二咲さん…」
ガラガラ
苗木「すみません遅刻しました」
モノクマ「あれ、苗木くんが遅刻ということは」
モノクマ「オマエはだれだい?」
田中「ええ~?」
モノクマ「なんだいキミは、もしかして予備学科の生徒が混ざっちゃったのかな」
田中「んも~、俺は超高校級の紅茶入れなの~」
モノクマ「まあいいや、それではオマエラ16人のコロシアイ学園生活がスタートです」
モノクマ「因みにここからはネタバレ含むから、バラされて絶望しないようにね」
田中「んも~、とにかく大変なことになっちゃったよ~」
桑田「よろしくな、俺は超高校級の野球選手の桑田怜恩だ」
田中「俺は超高校級のカープファンだからよろしくね~」
舞園「田中くん、私は超高校級のアイドル、舞園さやかです」
江ノ島「私は超高校級のモデル、江ノ島盾子、あんた顔がヤバイね~」
田中「んも~、顔のことは言わないでよ~」
石丸「君たち、今日はゆっくり休むとしよう」
次の日
食堂
朝日奈「あ、田中だ~」
田中「おはよ~、あれ~舞園さんは~?」
セレス「そういえば今日は見かけませんね、それより紅茶を入れてくれません?」
田中「ええ~、俺が入れるの~?」
葉隠「じゃ、田中っちが起こしてきてくれ」
田中「んも~、なんで俺がパシリみたくなってるの~?」
田中「舞園さん、朝だよ~」
田中「あれ、鍵が開いてるよ」
ガチャ
田中「舞園さ~ん入るよ~、はあはあ」
田中「いないな~、バスルームかな~?はあはあ」
ガチャ
田中「おわあああああああああ!?」
ドタドタドタドタ
石丸「どうした田中くん、慌てて部屋から飛び出して?」
田中「ま、舞園さんが、タヒんでる!!」
モノクマ「事件が発生しました、一定の捜査時間の後に学級裁判を始めます」
江ノ島「はあ?なにほざいてんの?ぬいぐるみのくせに」ガスガス
モノクマ「やめて、蹴らないで」
江ノ島「うるせえ」ガスガス
モノクマ「それならこっちも!グングニルの槍」
グサグサグサ
江ノ島「え?ぐは?なんでわたしが?」
バターン
田中「おわああああああ!江ノ島さんが串刺しに~!」
バターン
不二咲「ああ!田中くんが気を失って倒れたよ!」
霧切「早く捜査を開始しましょう」
苗木「だけど田中くんをこのままには」
大神「我が田中を見てよう」
苗木「ありがとう」
数分後
田中「はっ!俺はたしか気を失って…」
大神「田中よ、大丈夫か?」
田中「おわああああああああ!」
ガシャーン
朝日奈「ど、どうしたの?」
大神「田中が我にモノクマボトルで殴りかかったのだ」
キンコンカンコーン
モノクマ「それではオマエラ、学級裁判を行いますので理事長室にお集まりください」
学級裁判
モノクマ「では学級裁判を開始します」
十神「舞園が頃されたのは苗木の部屋だな」
腐川「な、なんで、あんたの部屋なのよ、あんたが犯人でしょ」
苗木「それは違うよ!」
苗木「昨日舞園さんと部屋を交換したんだ」
山田「何故ですか、苗木誠殿?」
苗木「どうやら舞園さんは隣の部屋の住人がキモいから、部屋を変えたかったようなんだ」
大神「して、舞園の隣りの住人とは誰なのだ?」
苗木「それは田中くんだよ!」
十神「それじゃ、田中が犯人で決まりだな」
腐川「ス、ストーカーの犯行ね」
田中「ええ~!?それは違うよ~!!」
田中「俺じゃないよ~、助けてや~ま~ね~!!」
桑田「うっせえ、てめえしかいねえだろ!」
田中「んも~違うよ~」
桑田「うっせ、アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホキモアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ」
田中「だ~か~ら~」
桑田「キモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモ」
霧切「ちょっと待って」
霧切「私の推理だと桑田くんが怪しいわ」
苗木「それは違うよ!」
霧切「!」
苗木「だって田中くんの顔を見なよ!いかにもストーカー犯罪を犯しそうだよ!」
霧切「」
田中「」
霧切「そうね」
田中「ちょ、んも~」
モノクマ「じゃあ投票タイムといこうか」
桑田:8 田中:8
苗木「しまった!投票結果が割れたぞ!」
モノクマ「正解は桑田くんでしたー」
霧切「この場合はどうなるの?」
モノクマ「本来だと不正解なんだけど、犯人は当ててるから、田中くんもついでにお仕置きしちゃおうかな」
田中「え、ちょ、な~ん~で~」
お仕置きタイム
千本ノック(バットは田中)
田中「いたたたたた、ちょ、振り回さないで!」
ドスドスドスドス
桑田「」ピクピク
田中「」ピクピク
次の日
田中「はっ!」
不二咲「あ、気がついた」
大和田「あれくらいでダウンとは情けねえな」
田中「んも~、本気でタヒにそうだったんだけど~」
大和田「そんなことより田中、お前に頼みがある!」
田中「頼みって~?」
石丸「僕と大和田くんとの勝負の立会人になってくれないか?」
大和田「サウナで我慢比べをすんだよ」
田中「んも~、見るだけならいいけどさ~」
石丸「よし、早速サウナにいこう」
サウナ
大和田「おい、そろそろギブアップしたらどうだ?」
石丸「まだまだこれしきの熱で」
田中「はあはあはあ」フラフラ
バターン
田中「」ピクピク
石丸「うわ、田中くんが熱中症で倒れたぞ!」
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