姉「弟…話があるの」(401)

弟「…何?」

姉「昨日、父さんと母さん喧嘩してたじゃない」

弟「あぁ」

姉「…離婚……するんだって」

弟「えっ?」

姉「…」

弟「……。ふーん」

弟「そんな事より野球しようぜ!」

弟「ま、いーんじゃねーの?いつかこうなると思ってたよ」

姉「弟…」

弟「合わない人間同士が無理に一緒にいること無いっしょ」

姉「……弟は強いね」

弟「別に…。慣れただけだよ」

姉「…」

弟「今までだって家庭内別居みたいな感じだったじゃん。たまには話してると思えば大概ケンカだし」

弟「…と、思ったけど野球しようぜ!」

姉「…やっぱり弟は強いよ」

弟「だからそんなんじゃねーって」

姉「私、そんな風に思えないよ」

弟「…」

姉「私…皆と離れたくないよ……」

弟「何言ってんだよ」

姉「え」

弟「死に別れるわけじゃねーし、会いたくなれば何時だってあえんじゃん?」

弟「…野球」

姉「でも…」

弟「そんな深刻になんなって。ほら、笑顔笑顔!」

姉「…」

弟「スマイル!」

姉「…」ギュッ

弟「ね、姉さん?」

姉「……ダメ。笑顔なんて出来ないよ」

弟「野球してれば自然と笑顔になるよ!」

弟「そういう時こそ笑顔!って昔教えてくれたの、姉さんだぞ?」

姉「……忘れた」ギュッ

弟「嘘つけ」

姉「…」

弟「…」
弟(うーん…どうしたもんか)ポリポリ

弟「そうだ!野球をしよう!」

姉「…」

弟「…」

姉「……」

弟「……」

姉「………グスン」

弟「!?」

姉「うぐっ…!ひぐっ」

弟「ね、姉さ…ん?」
弟(どうすればいいんだ!?)

バットを強く握った音だろ

振りかぶる様に

弟「や……」

姉「グスン」

弟「野球でもする?」

姉「…」フルフル

弟「楽しいよ!」

姉「…」フルフル

弟「……じゃあ」

姉「…抱き締めて」
弟「えっ」

姉「……」

弟「………」

姉「ごめんね……気持ち悪いこと言って………」

やっぱ野球は最高っすよね

弟「そんなこと……」

姉「本当にごめん……でももう限界なんだ…」

弟「……」

姉「凄く不安で……なんだ凄く寂しいよ」

弟「………」ギュッ

姉「!」

弟「……」ドキドキ

姉「……」

お風呂上がった後のコーヒー牛乳飲むぐらい好き

弟「……」ドキドキ

姉「…」

弟「………」ドキドキ

姉「……腕…太くなったね……」

弟「…俺だって成長くらいするよ」

姉「ふふっ……」

弟「笑うなんてひでーな」

姉「………知らない間にこんなに大人になってたんだね」

弟「……///」ポリポリ

姉「…」

弟「………」

姉「…」

弟「…………」

姉「ごめんね……こんな姉さんで」

弟「こんなとか言うな!」

姉「だって」

弟「『だって』じゃねぇ!俺の大事な姉さんを『こんな』とか言うな!」

姉「!?」

弟「姉さんは今までずっと頑張ってきたんじゃんか。こうなったからって姉さんは何も悪くなんかないんだよ?」

姉「……でも弟困らせてる…」

弟「こんくらいじゃ困らねーよ」

姉「……………ありがとね」

弟「そうさ!野球は9回裏からだぜ!」

弟「どういたしまして」

姉「もう少しだけ……こうしてていい?」

弟「好きなだけ」

姉「………」コクッ

弟「………」

姉「…」

弟「……」

姉「ずっと一緒に居ようね」

弟「…うん」

姉「…」

弟「……」

姉「…」

弟「……」

姉「………スー」

弟「………」

姉「…スー………スーッ…」

弟(寝た……か)

弟「さて、野球でもしますか」

弟「…たく。人のベッドの上で……」

姉「…スースー」

弟(……色々思い詰めてたんだな…)

弟(…)

弟「……姉さん?」

姉「……スー」

弟「……まっぱ完全に寝てんな」

弟(仕方ない、このまま俺のベッドで寝かせとくか)

弟(俺は床にねるか…)

姉「スースー…」

弟「電気、消すか」

パチン


弟(…)

姉「スースー」

弟(……)

姉「スースー」

弟(…………)

姉「スースー」

弟(………ね…寝れね~)

弟(なんだろう…胸がドキドキして何か苦しい)

弟(姉さんを抱き締めた時からずっと…)

弟(………)

姉「スースー…」

弟(……姉さんを抱き締めた時…いい香りした)

弟(……それに………細くて……柔らかかった)

弟(………!)ドキドキドキドキ

弟(なんだこれ………嘘だろ!?)

弟(相手は姉さんだぞ……姉弟なんだぞ!?)

姉「スースー…」

弟(………苦しいよ……姉さん)

弟(………)

弟(くそっ………馬鹿じゃねーの!俺!!)

弟(寝ろ自分!ねりゃあこんな気持ち忘れる筈だ)

弟(……………)

姉「……弟」

弟(ビクッ!)

弟「な…何!?」ドキドキ

姉「……むにゃ」

弟(寝言か…)ドキドキ

弟(……)

弟(……………………)

弟(…手、くらい繋いでもいいよな)

弟(……)ドキドキ

スッ
にぎっ

弟(………)ドキドキドキドキ

弟(…………)ドキドキドキドキドキドキドキドキ

ギュウッ

弟(だめだ……俺、姉さんのこと好きだ!!)

姉「……ん」

姉「………あ」

姉(弟が……手握ってる)

姉(……夢?)ギュ

姉(感触ある………夢じゃない)

姉(……………)

姉「…弟」

弟(また…寝言?)ドキドキ
弟「何」

姉「床寒いでしょ?こっちおいで」

弟「えっ?」ドキドキ

姉「一緒に寝よ?」

弟「え…あっ……うん…」ドキドキドキドキ

スクッ
パサッ
スッ

姉「こうして一緒に寝るなんて随分久しぶりだね」

弟「そう…だね」ドキドキ

姉「懐かしいな…」

弟「…」

姉「覚えてる?怖いTVとか見ると『寝れない~』て、弟が私の部屋に来てたの」

弟「はは、あったね」

姉「弟、怖がりだった癖にああいうの見たがるから」

弟「あはは」

姉「でもね、本当は私が助かってたんだよ」

弟「?」

姉「私も一緒にTV見てたから、夜になると怖くなるの。あんなの見るんじゃなかった~っ、て」

弟「…」

姉「それでいつも弟来ないかなって、祈ってた。だから弟が来てくれて助かってたのは私の方」

弟「…」ドキドキ

姉「弟と一緒にいたら怖さなんて吹き飛んだもん」

弟「俺も同じだよ」ドキドキ

姉「ねぇ」

弟「ん?」

姉「もう一回抱き締めて…」

弟「…うん」ドキドキ

ギュ

姉「…ん」

弟「…」

姉「ねぇ…弟とこうしてると凄い落ち着くよ…」

弟「…」ナデナデ

姉「…ぁ」

弟「…」ナデナデ

姉「……ありがとう///」

弟「いいんだよ」

姉「…ずっとこうしてたい」

弟「してていいよ」

姉「///」

姉「ねぇ…弟」ドキドキドキドキ

弟「なに?」

姉「…ごめんね」ドキドキドキドキ

弟「何が」

姉「私、弟の事愛してる」ドキドキドキドキ
弟「!?!?」ドキッ

姉「姉弟ってこと以上に私…弟のこと愛してる」ドキドキドキドキ

弟「……」

姉「ごめんね……こんなこと言われて困るよね………姉失格だ私」

弟「じゃあ俺も弟失格だな。俺も姉さんの事、一人の女性として大好きだから」ドキドキ

姉「えっ///」ドキドキ

弟「姉さん」ドキドキ

姉「は、はいっ///」ドキドキドキドキドキドキ

チュッ

姉「…ぁ///」

弟「んっ…」

姉「ぁっ…ん」

弟「…」

姉「…」

弟「…」

姉「…あっ///」

チュッ

姉「ぁ…はぁ///」

姉「…愛してる」

弟「俺も」

チュ

姉「んあっ…///」

サワッ

姉「あっ!///」

弟「姉さんの胸…やらかい」

姉「//////」

モミモミモミ

姉「やっ…!あっ///」

弟「乳首立ってるね、姉さん」

姉「そんなこと…言わないで///」

ツンッ

姉「ひぁっ!!」

弟「姉さんの声、かわいいな」

クリッ

姉「にゃあっ!///だ、だめっ」

クリクリクリクリ

姉「あっあっアアッ!!」

姉「はぁ…はぁ…///」

弟(か…可愛いすぎっ)

姉「弟は?」

弟「えっ」

姉「あそこ…口でしてもいい?///」

弟「う、うん///」

サワッ

姉「おっきいね…弟の」

姉「…」クポッ

弟「あっ」

姉「んっ……」

弟「うっ……くっ///」

姉「んっ…んっ…んっ」

弟「気持ちいいよ…姉さんっ///」

姉「んっ…」ジュポッ

弟「ぅあっ…ね、姉さん?」

姉「弟、して?」

弟「えっ」

姉「ごめん…私もう我慢出来ないよ」

弟「でも俺ゴム持って無い」

姉「いいの。ごめんね、責任は全部私が持つから」

弟「馬鹿っ!ずっと一緒に暮らすんだろっ、姉さん」

姉「…うん」グスッ

弟「だから心配しないで姉さん…。俺も姉さんとしたいよ」

ヌルッ

姉「ひゃう!!///」

弟「凄い…トロトロしてる」

姉「//////」

弟「…挿れるよ?」

姉「うん///」

グッ

姉「ふぁっ!」

弟「っ……!」

ググッ

姉「うっ…うあっ!///」

弟「くぅっ!」

パンパンパンパン

姉「にゃあぁっ!ら、らめ!そんな…あっ!!!」

弟「はぁはぁ…姉さん!姉さんっ」

パンパンパンパンパンパンパン

姉「あっあっ!大好きっ!!弟大好き!!!」

弟「俺もだよ姉さん!!!」

姉「にゃっ!ふひゃにゃあああああ!」

弟「い、いくよっ!!」

パンパンパンパン

弟「あっ!はっ」ビクンビクンッ

姉「ふぁ…」ビクッ

弟「はぁはぁ…」

姉「うぅ~…」

弟 チュッ

姉「うぅ~…大好き大好き大好き大好き!弟の事がどうしようもないくらい好きっ////」

弟「ありがと、姉さん」ギュッ

姉「うにゃ~~…」

弟「…」

姉(うー、もう死んでもいいかも…)

姉(…………………)

姉(ごめんね…弟………)

姉(こんなお姉ちゃんでごめんね…)

弟「姉さん…」

姉「ん?」

弟「姉さんはどっちについてく?」

姉「……」

弟「………俺は姉さんの行くところなら何処でもついてく」

姉「ありがとう……でももう少し考えさせて」

翌日

母「姉…」

姉「何?母さん」

母「昨日は姉と弟は二人の意思で決めればいいって言ったけど…私は二人とも引きとるつもりよ」

姉「…」

母「私にはあなた達が必要だし、弟にも姉にもお母さんが必要だと思うわ」

姉「…うん」

母「二人には学校辞めて働いて貰うことになると思うけど」

姉「えっ!?」

姉「お願いお母さん!弟だけは学校行かせてあげて」

母「だめよ。田舎のおじいちゃんとおばあちゃんも病気してるの。お母さんはそのお世話だけで手一杯なの。あなたの稼ぎだけで、家族三人とおじいちゃんおばあちゃんを養える?」

姉「お願いお母さん!何してでもお金作るからっ」

母「どうしてもって…風俗ででも働く気?そんなことお母さんが許さないわよ!」

姉「……」キッ

母「……」

姉「させない」

母「は?」

姉「弟だけはあんた達の犠牲になんてさせない!!」

母「親に向かって何よその口のきき方は!」

姉「うるさい。私は弟連れて父さんの方に行きますから」

母「まって!まってちょうだい姉!!」

姉「何?」

母「お願い…お母さんを見捨てないで…」

姉「…」

母「あなたに出ていかれて……私一人でおじいちゃんとおばあちゃんの介護なんて無理よ。そんなことになったらお母さん、おじいちゃんとおばあちゃんと自殺だわ」

姉「…………」

母「あなただって小さい頃お母さんのおじいちゃんとおばあちゃんにお世話になったでしょ?それを見捨てる気!?」

姉「…」

母「あんなにおじいちゃんとおばあちゃんが大好きだったじゃない!」

姉「…分かった」

母「姉」

姉「でも弟はお父さんの方に行かせてあげて。そして学校を卒業させてあげて欲しいの」

母「…」

姉「その代わり私が働いたお金は全部お母さんに渡すわ。おばあちゃんとおじいちゃんと、四人で生活出来るだけのお金は頑張るから」

姉「それが出来ないなら、私はあなたを見捨てます」

母「………分かったわ」

姉「………」

母「…」

姉「…母さん?」

母「なに」

姉「……ありがとう」

母「……」

姉「話があるの…弟」

弟「うん」

姉「私は母さんの方に行くことにしたわ」

弟「そっか。それじゃあ俺も」

姉「駄目。アナタは父さんの方に行って」

弟「…え…?」

姉「昨日の私はどうかしてたのよ。離婚のストレスでどうかしてたんだわ」

弟「…そんな。嘘だろ…姉さん」

姉「本気よ」

弟「そんな嘘が俺に通じるわけ無いだろ!何があったんだよ姉さん」

姉「やめて、迷惑だから。あなたと暮らしてたら私…幸せになんてなれない」

弟「なっ」

姉「だってそうでしょ?私達姉弟だもの」

弟「……頼む姉さん。俺はどんな事でも受け止めるから、本当の事を言ってくれ!」

姉「今のが本心よ」

弟「っ!!」

姉「さようなら。あなたも普通の人を好きになって幸せになりなさい」

姉「私達の記憶全て、無かった事にして生きていくの」

弟「そんなこと出来るわけ無いだろ!」

姉「…」

バタン

弟「姉さん」



姉「………………………………うっ」

姉「うっ……うっ…うっ…うっ………」

姉「うああああああいああああああああああ」

姉「うあああああああああああごめんね」

姉「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

姉「ひぐっ……うっ…うっ………」

姉「私、本当にだめな姉だ…」

姉「お願い……弟だけは幸せになりますように」

数日後

父「お母さんとお姉ちゃんと最後のお別れはしたか?」

弟「……」

父(……)
父「じゃあ…行くぞ」

カチッ
ブルルルルルン!

弟「…」
弟(姉さん…結局あれから何も話してくれなかった…)

弟(でもあの時の愛してるって言葉は絶対嘘なんかじゃない)

弟(なんで…なんでだよ……)

弟(……………)

弟(俺は諦めないよ姉さん。何年かかっても絶対迎えに行くから)

父「弟…これからは二人だけど頑張ってこうな」

弟「……」



教師「今日からうちの学校に編入になった武異腑弟だ。皆仲良くしてやってくれ」

弟「よろしくお願いします」

生徒あ「はいはーい、質問!弟くんは趣味何ですか!?」

弟「う…んと、野球かな」

生徒い「それじゃあ好きな食べ物は?」

弟「カレー…かな」

生徒う「カレーwww めっちゃ子供w」

生徒い「なんでだよカレーうめーじゃん!」

生徒え「はいはいはいはいはーーーい!!!それじゃあ弟くんの好きなタイプはどんな人ですか」

弟(!!!)

生徒お「うはwwwそれ気になるwwwww」

生徒あ「ガッキーと北川景子ならどっち!?」

弟(…………)
弟「あ、新垣結衣かな…」

生徒あ「ガッキー派かあ~」

キーンコーンカーン

ガヤガヤ
じゃあねー!バイバイ

弟「…」トコトコ

女「よっ、転校生!」

弟「あ、クラスの」

女「そっ。名前覚えてる?」

弟「女さん…だっけ?」

女「せいか~い。記憶力いいね君」

弟「いや」

女「君の名前はえーと」

弟「弟」

女「そうだったwアルツハイマーだな私wwwww」

弟「まぁ、珍しい名前だし俺」

女「そうだよねーwwwww弟ってwww自分の弟とか何て呼ぶの!?て言うか兄弟いる?」

弟「っ………!」

女(ん…?今地雷踏むような事言ったか私?)

弟「……」

女「…えーと」

弟「いるよ」

女「…あマジで?弟!?」

弟「いや、姉さん」

女「そうなんだwいいなー姉さん。アタシ下しか居ないから超羨ましいwwww」

弟「はは」

女「姉さん美人!?」

弟「うん」

女「速答っ!?スゲーいいな。写メとか見せてよ」

弟「…いいよ」

カチッ

女「…うおおー!マジすげー可愛い!!」

女「それじゃーアタシこっちだから。今度そのキュートなお姉さんに会わせてよ。じゃあね!」

弟「あ……」

弟(姉さんに会いたいのは俺の方だよ)


弟「ただいまー」
弟(って言ってもまだ父さんが帰ってるわきゃないんだけど)

弟「…」

ピロリーン

弟「っ!」

カチッ

弟(違う。姉さんじゃない…)

弟(姉さん、メールも電話も繋がらない…)

弟(……)

弟(でもめげないぞ)

弟(やっぱ金だ。何にしても金が要る…)


店長「今高一?バイト経験は?」

弟「無いです」

店長(ん~微妙。でも丁度一人抜けるし採ってみるか)
店長「ま、下手に覚えてるよりゼロからの方がいいよ。よろしくね」

弟「は、はい!」

店長「あ、そう言えば煮地屋無高校なんだ。丁度同い年で同じ高校の子がいるよ」

弟「えっ」




弟「あのー、うちの学校ってバイト禁止じゃなかったっけ…?」

女「それはこっちのセリフだしwまさか噂の新入りが弟君とはwwwよろしくね」

弟「こっちこそ」

女「そんじゃ仕事おしえるね。まずはこのペットボトルの段ボールをー」ビキッ

女「イタッ」

弟「大丈夫?」

女「あははは。あちゃー、500のペットちらけちゃったぜwww」

弟「持とうか?凄い痛そうだったよ」

女「あははー、ちょっと怪我してねぃwつーか、弟君優しいw惚れる」

弟「普通だから、これくらい」

弟「て言うか暇ですねこのコンビニ」

女「マジ潰れかけてるからねw」

弟「まだ8時なのに立ち読みもいないもんね」

女「弟君何時まで?」

弟「9時」

女「あたしもあたしもw」

女「あと一時間かー」

弟「だね」

女「適当にだべってようよ」

弟「いいけど、何はなす?」

女「ん~」

弟「…」

女「弟くんのお姉ちゃんの話がいいなっ」

弟「話すような事はないよ」

女「何かあるでしょ何かー」

弟「…いやまじで」

女「ふーん」

弟「…」

女「て言うかぶっちゃけていい?」

弟「え?」

女「家庭事情複雑なの?」

女「何かさー、弟くんいつも悩んでる顔してるじゃん」

弟「そう?」

女「してるしてる。あと何か同類の香りがするw」

弟「同類?」

女「うち複雑な家庭ジジョーだからw」

弟「…」

女「オヤジは酒癖わるいしね。酒飲むといつも私とプロレス試合始まるしw時間無制限の何でもありの試合wwww毎回あたしがボコボコにされて負けんだけどwwww」

弟「…」

女「てワケで複雑仲間どうし仲良くいこーよ」

弟「女さん…」

女「バイト始めたんだって何か関係あるんでしょ」

弟「…」

女「なるほどねー、生き別れたおねーさを連れ戻したいんだ」

弟「うん」
弟(好きだってことは伏せといた方がいいよな)

女「健気だね~。ケナゲの意味分かんないけど。どんな毛?はは」

弟「…」

女「まぁ、事情は分かった!何かあったらアタシに言ってよ。力になるよ」

弟「女さんこそ。俺に出来ることがあったら言ってよ」

女「あいよーwしたらお姉ちゃん帰ってきたらアタシに貸してくれwwwあんなかわいいお姉ちゃんマジ憧れるwwww」

弟「ダメ」

女「ケチwww」

弟「それじゃあお疲れ」

女「おつwwwまたねー」

弟(最初はうざいと思ったけど、何気にいい人だな女さん)



弟「ただいまー」

弟(…まだか……父さん)

弟(いつもなら姉さんがお帰りって言ってくれたのに…)

休みます…
会えたらまた会いましょう

キーンコーンカーン

女「よっ」

弟「よっ」

女「今日のバイトのシフトアタシらだけじゃんww」

弟「そうだっけ」

女「ホントホント」

弟「んじゃ今日楽だね」

女「だよね。ラッキーww」

弟「暇すぎて逆に辛いってのもあるけどね」

女「そんなん話してればいーじゃん」

女「ところでさ、バイト5時からだよね?」

弟「そうだよ」

女「それまで暇?」

弟「うん」

女「んじゃそれまで遊ぼーよw」

弟「いいけど…何して?」

女「なんでもいーよ、楽しけりゃw」

弟「って言われてもなー」

女「ファミレスで話でもしよーよ」

弟「話すの好きだね、女さんは」

女「あはははww」

弟(何故に笑う…?)

女「まあね。でも相手が弟だからだよwなんつーの、やっぱ同類臭?」

弟「でたよそれ。何だよ同類臭って」

女「だから複雑な感じのー」

弟「うんうん、そうだね」

女「なんだよ連れないなー。アタシ達はダチッしょ!?」

弟「え、そうなの?」

女「…っは?」

弟「あはは。ウソウソ。この学校で一番仲いい友達だよ」

女「でしょっ!?やめてよそういうの。面白くない」

弟「う、ごめん」

女「ふんだ」

店員「いらっしゃいませー」

女「わ~い!ファミレスwファミレスw」

弟「…二名、禁煙で」

店員「かしこまりました」



女「アタシドリンクバーと何にしよ」

弟「俺はドリンクバーだけでいいや」

女「えっ!もったいな。ドリンクバーだけだと高いんだよ!?」

弟「知ってるけど、他のも頼んだら結果高くつくじゃん?」

女「ん~、そっか」

女「そんでさーw生徒あが下ネタ連呼でさーwwwしかも机にエロ本入れてるの先生にバレててwww」

弟「あはははwあ、ていうかもう時間じゃん」

女「あ、本当だ!時間たつのはやっw」

弟「んじゃ行こっか」

女「うん!」

カランカラン

弟「ありがとうございましたー」

女「ましたー」

弟「…ふぅ」

女「客、居なくなったねw」

弟「だな。時間は」

女「8時で~す」

弟「またかっ。魔の時間帯だな…」

弟「お、客来るぞ」

女「ヘイヘイww」
カランカラン

弟「いらっしゃいませー」

女「いらっしゃいま……っ!」

男「…」ギロッ

女「……」ビクッ

弟「ん?知り合い?」

男「おう、今日はお前らだけか?」

弟「えっ…あ、はい。そうですけど」

男「そうか……」

女「な、何の用?お父さん」

弟「えっ」

男「おう。女オメー、箪笥の中入れといた俺の2万どうした?」

女「し、知らないよそんなのっ!」

男「んなわけねーだろごるああああ!!!俺は確かに箪笥に2万入れたんだよコラ!!」

女「だ、だって、本当に知らないよワタシ」

男「テメーしらばっくれる気か?」

女「じ…自分で使ったんじゃないの?」
男「あ?」ビキッ

女「っ…」ビクッ

男「おい女、ちょっと裏こい」

女「…やだ」

男「こいっ!!」

弟「あ、あの…」

男「あんちゃんは黙ってろよ。ひとんちの家庭に首突っ込むなや」

女「や…やめて父さん。アタシ裏行くから。トモダチ脅かさないで」

男「さっさとそう言やいーんだよ」

女「弟、すぐ戻るから」

弟「まっ…!」

カラン

弟「……あ」

弟(どうしよう…女凄い怯えてた)

弟(あんな女…見たこと無い)

弟(どうしよう…女が暴力ふるわれたりしたら……)

弟(早く助けないと…!でも、どうやって!?)

男『テメーコラァ』

バキドカ

弟「!?!?」

男「だからオメーのバイト代から2万返せっつってんだろわが!」

女「………」ブルブル
男「おいっ!」

女「シラナイ…ツカッテナイ……」

男「テメー、こらあああ!!!」バッ

女「ッ!!!」ビクッ

弟「うおおおおお!!」グワッ

男「っ!?」

バゴッ!!

ガラガラガラ

弟「どうだ。ペプシ入りの段ボールアタックはよ。おかげで一面ペプシだらけになっちまったぜ」

男「ぐっ…」

女「お、弟」

弟「何やってんだ女!逃げるぞ!!」

女「うん!」

弟「急げっ」

休みます

女「はぁ…はぁ…」

弟「ふぅ……ここまでくりゃ大丈夫だろ」

女「………」

弟「しっかし結構走ったな」

女「あの…」

弟「ん?」

女「ありがとう……そんでごめん」

弟(………ぁ)

弟「謝んなよ。女は何も悪いことしてないんだろ?」

女「でも弟に迷惑かけた…」

弟「こんなん迷惑の内に入ンねーよ」

女「でもバイトだって…それに………」

弟「気にすんなよ。バイトなんて代わり探しゃいいんだし」

女「………」

弟「…」

女「……ありがとう」

弟「…ん」

女「………」

弟「………」

女「しっかし嫌なとこ見られちゃったなーww」

弟「…」

女「こんじゃ普段のアタシが強がってるみたいでかっこわりーよね…」

弟「…」

女「……アタシの事…嫌いになっちまったぜ…?」

弟「そんなわけ無いじゃん。だって『ダチ』だろ俺達」

女「あは…あはははは」グスン

女「あんがと」

>180
ドントマインド
そんなん気にしてたらvipに来ないさっ

女「………」

弟「…」

女「………」

弟「…」

女「……うあー!やっぱどさくさに紛れて言っちゃお!」

弟「ん?」

女「こんな時にこんなこと言うアタシを許して!」

弟「…何が?」

女「弟くん…アナタが好きです」

弟「…!?」

女「君が転校してきた時に一目惚れして、バイトが同じだった時に運命だなって思った」

弟「女…」

女「こんな時にごめんね」

弟(………っ!!)

女「オヤジの事とかでこれ以上弟君には迷惑かけない…だから」

弟「…ごめん」

女「あっ…」

弟「…」

女「……」

弟「…好きな人がいるんだ」

女「…」

弟「………」

女「…お姉さん?」

弟「…うん」

女「……そっか」

弟「……」

女「そりゃ分が悪いわwwwwあんな美人のおねーさんには勝てねーwwwwww」

弟「女だって可愛いよ」

女「やめてよwそういう中途半端に期待さす言葉wwwwww」

弟「…ごめん」

女「いいよw」

女「そっか…」

弟「…」

女「……」

弟「……」

女「でもあたし一途だし、タフだからこんくらいじゃめげないよ」

弟「えっ」

女「ぜってーいつか振り向かせて見せるから」

弟「…」

女「だから一緒におねーさんとこに行こう?」

弟「…えっ!?」

女「弟のお姉ちゃんを取り返す!そんで正々堂々とお姉ちゃんから弟を奪う!」

弟(……!!)

女「文句ある?」

弟「でも…」

女「前に言ったじゃん、力になれることは力になるって!」

弟「…」

女「…第一家に帰れる状態じゃねーしwwwww」

弟「でも…兄弟いるんじゃ」

女「明日オヤジのいない時間見計らっておばあちゃんち預けてくる」

弟「いいの?」

女「うん…今あなし帰ってもシッチャカメッチャカになってかえって危ないし」

弟「…金は」

女「あんなオヤジに貢ぐくらいなら愛した男に貢いでやらあwwwww」

弟「…」

女「だから気にしない!」

弟「金はいつか絶対返す…。だから一緒に来てくれるか?」

女「おうよw」

弟「ただいまー…」
弟(……よし、父さんはまだ帰ってないな)

弟「いいぞー女」

女「おじゃましまーすw」

弟「いらっしゃいw」

女「弟さん、なんかスゲーわくわくするんですけどwwwwwwww」

弟「どうどう」

女「お風呂一緒に入ろwwお風呂wwww」

弟「アホ言え。それに父さん帰って来たらまずいから、お風呂は明日父さんが仕事に行ってからだな」

女「はーいww」

弟「それより母さんの実家までの道調べないと」

女「だね」

ドカッバキッ

男「ごめんなさい」

俺「いいか、今後二度と女を傷つけるなよ」

男「わかりました」

姉「http://www.nicovideo.jp/watch/sm9950903 を見なさい」
弟「これは、俺の黒歴史・・・・・。」

昼までまってくだしあ

カツオ「姉さん仕方ないよ…」
サザエ「そ…そうよね…」
波平「よし!離婚だ!」
フネ「…解りました」
カツオ「それじゃあ、野球しようぜ姉さん!」

弟「つーワケで、昔おばあちゃんから来た年賀状引っ張り出してきた」

女「年賀状なんてどうすんの?」

弟「年賀状に書いてあるおばあちゃんちの住所をグーグルマップに打ち込むんだよ」

女「おお!」

弟「したら…ほら。ここがおばあちゃんちだよ」

女「スゲーwwww」

弟「適当にスクロールして最寄りの駅さがしてみるか」

女「…」

弟「…」カチカチ

女「駅近くに無いねー」

弟「…うん」カチカチ

女「つか、この辺り山ばっかwマジ空気旨そうww」

弟「おっ」

女「駅あった!」

弟「したら今度はこの駅までの経路検索してみるわ」

女(ワクワク)

弟「…」

女「…」

弟「うわっ。長っ!」

女「何回乗り継ぎすんのこれwww」

弟「電車の往復だけで、二人だと3万か…」

女「まーそこはアタシに任せなってw」

弟「ありがとな。でも俺の貯金3万あるから、それは全部電車代に使うよ。それ以上の出費は悪いけど貸してくれ」

女「おうw」

弟「後は駅からおばあちゃんちまでのバスも調べないとな」

女「弟がんば~!」

弟「駅の経路とおばあちゃんちまでの道のり、プリント完了!」

女「いやあ~、大変だったね!」

弟「女は何もしてねーだろw」

女「そーでしたwww」

弟「後は荷造りか」

女「えっ、子作り!?」

弟「っ!?」

女「あはは、いーよwしよっか子作りwwww」

弟「お、女…」

弟「馬鹿」

女「だって荷造りなんてコトバ聞いたこと無かったんだもんwwww」

弟「それはさておき、何持ってけばいいかな?」

女「とりあえずサイフと着替えは必須でしょ」

弟「だな。あとタオルとかビニール袋もあった方がいいな。あとは…」

女(なんか修学旅行の前日みたいで楽しいwww)
女「先生!」

弟「何?」

女「おやつはいくらまでっすかwwwwwwww」

弟「あのな…遊びに行くんじゃないんだぞ」

女「わかってるよ」

弟「じゃあ」

女「でもさ、どんなことするんでも楽しい方がいいよ」

弟「…」

女「こういう時だからこそ楽しまなくちゃ!」

弟(………)
弟「まぁ…それもそうだな」

女「でしょっ?やっぱ笑顔が一番!」

弟「よし。これで一通りの荷造りは終わったかな」

女「ワタシは明日着替えとか持って来るね」

弟「うん」

父『ただいま』

弟「父さんが帰って来たな」

女「アタシどうすればいい?」

弟「女はとりあえず俺の部屋に居てくれ」

女「わかった」

弟「お帰り父さん」

父「おう、ただいま。晩飯はもう食べたか?」

弟「まだだよ」

父「んじゃ丁度良かった。惣菜安かったから大量に買ってきたぞ」

弟「マジ?食べていい?」

父「好きなだけ食べていいぞ」

弟「やった」ゴソッ

父「凄い食うな弟wほとんど俺の分ないじゃねーかww」

弟「…ダメ?」

父「いいぞ。食え食えwww」

弟「あとさ」

父「ん?」

弟「学校の宿題やんないといけないから自分の部屋で食べていいかな?」

父「いいぞ」

弟「わかった!」

ドタドタ

父(離婚のストレスで参ってるかと思ったが…子供は強いな)

女「このコロッケうめーwww」

弟「シッ!静かに。父さんに聞かれるだろ」

女「ごめんwつい」

弟「せっかく顔はいいんだから、もう少しおしとやかにしなよ」

女「どーせアタシはガサツだよww」

弟「まぁ、別にいいけどさ」

男「そんじゃ寝ようか」

女「えー、もう少し話そうよ」

男「寝ながら話せばいいじゃん」

女「それいいねw」

男「んじゃ電気消すよ?」

女「はーいwwww」

パチンッ

男「んじゃお休み」

女「おいwwww話はどうしたよwwwwww」

男「ほんっっと話すの好きな、女は」

女「うー、だって」

弟「飽きない?」

女「飽きないよーw」

弟「凄いな」

女「凄いっしょ。アタシこー見えても人見知りなんだよww」

弟「絶対嘘だww」

女「まじまじw」

弟「だって俺の転校初日に普通に話してたじゃん」

女「そりゃ弟に一目ぼれしたからだよ」

>>321
普通に弟の間違いだったワロタ
て言うかパソコンだと書くのやっぱ楽だ

弟「……」

女「黙るなww」

弟「ていうかとりあえずもう寝な。俺のベッド使っていいから」

女「よっしゃーw」ボスッ

女「うあー、ベッドふかふかwウチ布団だから感動だわw」

弟「シーッ、だから静かに」

女「ご…ごめん」ヒソヒソ

弟「んじゃお休み」

女「あれ…弟どこに寝てんの?」

弟「床」

女「だめだよ弟。一緒にベッドで寝ようよ」

弟「その方がダメだろ」

女「なんで?私なら平気だよ」

弟「俺が平気じゃないの」

女「だってそこ何にも敷いてないじゃん」

弟「まぁね」

女「一緒に寝よ?おっぱいくらいなら揉んでいいからw」

弟「…馬鹿言うな///」

女「どうしてもってんなら、アタシが床で寝るよ」

弟「は?」

女「だって泊めてもらってるのに…」

弟「変なとこは律儀だなー」

女「義理と人情に生きてますからw」

弟「そんなこと言ったら、俺は自分の事で女に助けてもらってんだからさ」

女「……いいの。弟は好きな人だし、恩人だし」

弟「…」

女「だから弟が床で寝るなら、アタシが床で寝る方がずっとマシ」

弟「……」

女「……」

弟「……わかった。一緒に寝よう」

女「…ありがとう」

弟「……俺こそありがとう」

女「……」

弟「……」

女(いざ一緒に寝たらすごい緊張してきた)ドキドキ

弟「……」

女(うー。軽い冗談も思いつかないよ)ドキドキ

女(なんか言うこと……言うこと…)

弟「…」

女「ねぇ、弟…」

弟「…ん」

女「……好きだよ」

弟「っ……」

女「あはは、困ってる」

弟「…」

女「でも好きだよ」

弟「……俺の何が好きなの?」

女「…」

弟「だって、俺が転校してからそんなに経ってないし」

女「雰囲気だよ」

弟「雰囲気?」

女「同類の臭いがしたって言うけど、それ、嘘じゃないよ?」

弟「自分に似てるってこと…?」

女「上辺だけじゃなて、私のこと分かってもらえる気がした」

弟「…」

女「言葉じゃうまく言えないけど、そういうの凄く感じるんだ」

弟「……」

女「アタシは今幸せだよ。しあわせだって感じられる」

弟「…」

女「でも…やっぱり凄い不幸だとも思う」

弟「…」

女「そんな感じだから他のみんなとは何か違うんだなーって。たぶん他の子には私のことは分かんないなって」

弟「…」

女「分かんないなら、いいやって。下の兄弟もいるから迷ってらんないし。表面だけ自分作ってたら自分が良くわかんなくなっちゃったよ」

弟「女…」

女「弟は一目見て分かってくれる人だって思ったよ」

弟「…俺はそんなんじゃないよ」

女「ううん。今までで十分アタシ助けられてるよ?」

弟「女を?」

女「うん。今、こうしてくれてるのが証拠だよ」

弟「……」ポリポリ

弟「……」

女「……お願いがあります」

弟「なに?」

女「手…繋いでいいですか?」

弟「……いいよ」

女「……」

スッ

弟「……」

ギュ

女「やっぱりアナタが大好きです」

弟「……」

女「……」

弟「……」

女「……うあぁ…」

弟「!?」

女「うああああん!ひっく……ひっ」

弟「お、女!?」

女「ひっく…う……ひっく…ごめんなさい抱きつかせて」

弟「えっ!?」

女「う…ひっく」ギュッ

女「うぁぁぁ……ひっく…ひぅ」

弟「……」

女「ひっく……ひっく…」

弟(なんでだよ)

女「ひっ…うぅ……ひっく」

弟(普段はやかましくて、ガキみたいで、姉さんとは真逆の奴なのに)

女「うぁ……う……ひくっ…」

弟(なのにどうしてこんな…姉さんに似てるんだ)

弟「…」ギュッ

女「…!?」

女「…弟?」

弟「なんて言っていいか分かんないけど」

女「…」

弟「俺、女のこと泣かせたくない」

女「…っ」

弟「こうしてることで少しでも君の役に立てるんだとしたら」

女「…」

弟「俺はずっとこうしてたい…」

女「~~~っ」

イ木

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年03月01日 (火) 04:45:25   ID: ir6h17IE

おい!続きは!?

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