上条「寮監……ですか」(1000)
コンコン
上条「あのー、こちらでアルバイトの募集をしていると聞いてきたんですが」
-「おお、待っていたぞ。さあ入りなさい」
上条「失礼します。上条当麻と申します」
寮監「ふむ、さっそくだがこの書類に目を通してもらってもいいか?」
上条「あ、それはいいんですが『誰にでもできる簡単なお仕事です』としか書かれていなかったので……」
寮監「そうだったか?それはすまなかった。君にお願いしたいのは1週間だけの寮監代理だ」
上条「寮監……ですか」
上条「……って、えええぇ!?」
みたいな感じでよろしくお願いいたします
そこまで書けるのになぜ書かない
誰か…誰か……
>>3
妄想だけは膨らむ一方なんだが、原作もちょろっとしか読んでないニワカだから確実にキャラ崩壊する
ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
/ /
(^o^)/ >>1が何にも
/( ) 書く気が無いってなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
幻想をぶち殺す
寮監「ん?待遇に不満か?それなりの条件を用意したと思ったのだが」
上条「いや!不満なんてこれっぽっちも!思いっきり頭を下げてお願いしたいです」
上条(上条さんにとっては正直破格すぎるくらいですよ。これなら食費で破綻しかけたうちの財政も持ち直せる!)
寮監「では決まりだな」
ヘ(^o^)ヘ いいぜ
|∧
/ /
(^o^)/ >>1が本気で
/( ) 書くってんなら
(^o^) 三 / / >
\ (\\ 三
(/o^) < \ 三
( /
神スレを支援する
寮監「なに、仕事はそんなに多くない。一週間だけ住み込みで簡単な仕事をしてもらうだけだ」
上条「はぁ…具体的にはどういったことを?」
寮監「主な仕事は、そうだな門限を寮生に守らせること、消灯時間後の見回りなどだな」
上条(門限?予備校の寮か何かか?)
上条「それならできそうですね。それにしてもこんな年齢の寮監代理でいいんですか?」
寮監「……いつだったか歳は関係ないと誰かに教えてもらったことがあってな」
ーーーーーー
ーーー
ー
上条「こ、ここって常盤台中学……」
上条「まさか上条さんは女子寮の寮監代理を引き受けてしまったというのでせうか?」
上条「ふ、不幸だああぁぁぁぁ~~~!!」
ー「一体どなたですの!?エントランスで騒いでいるのは?」
上条「あ、すみません、って白井?」
黒子「あら?どなたかと思えばどこぞの類人猿ではありませんか。こんなところで何をしてらっしゃいますの?というか部外者の殿方が入っていいような場所ではございませんですのよ」
上条「いや、その……なんといいましょうか、これには深い訳があって」
黒子「まさかあろうことかお姉さまを追いかけて!?」
上条「だから話を聞けって!」
ー「黒子~?さっきから何を騒いでんの?」
上条「あ」
美琴「へ?」
美琴「なっ!?なんであんたがここにいんのよ!?」
黒子「お姉さま!その類人猿に近づかないでくださいですの!きっと不法侵入ですわ!ジャッジメントにお任せくださいまし!」
上条「とりあえず落ち着け!な?」
美琴「あのシスターだけでは飽き足らず……今度は女子寮ごとってこと?」ビリビリ
ダメだ妙に理系な僕には書けないよ
導入部分だけで勘弁してください
上条「」
バリバリバリドッシャーン
上条「ぐっ…」
黒子「な!?お姉さまの電撃を片手で!?」
上条「待て!これ…この書類を見ればわかる!」
美琴「何よ……え?これって?」
黒子「あら?これは常盤台中学の正式な書面ですわね」
美琴「なになに……上条当麻を一週間の臨時寮監代理に任命する…?え?ええぇー!?」
黒子「」
上条「な?ちゃんとした仕事なんだって」
黒子「こんな欲望の塊の類人猿が寮監代理ですって!?」
上条「俺だって女子寮の寮監代理だって知ってた引き受けてなかったんだって」
黒子「寮監も寮監ですわ。こんなわたくしたちとそれほど歳も変わらない殿方を寮監代理にするだなんて」
美琴「今回ばかりは黒子の意見に賛成ね」
上条「そこはちゃんと確かめたさ。何でも誰かに年齢なんて関係ないって強く諭されたみたいだったな」
黒子「」
美琴「」
美琴(でも、これってチャンスだわ…!一週間もあいつと一緒に暮らせるわけじゃない!)
黒子(お姉さまから何やら不穏な空気を感じますの)
美琴「うふっ、うふふ…」
上条「どうしたビリビリ?顔真っ赤だぞ?」
上条「熱でもあるんじゃないのか?」ピトッ
美琴「!?」
美琴「めぎゃん」ヘロヘロヘロヘロ~
美琴「う、うぅ~ん?あれ?」
上条「お、目が覚めたか。よかったよかった。急に貧血起こしたみたいだったから心配したぞ」
美琴「へっ!?はっ!?あ、あたしのベッド?」
上条「白井が運んでくれたんだぜ?ビュンって。テレポートって便利だなぁ」
美琴(ちょっと…ベッドとかさっきの妄想のままじゃない!)ピィ
黒子「お姉さま!実は私もここにいましてよ」
美琴「えっ?あ、ええ、大丈夫気づいてたわ」(120%無視してたわ…)
黒子(この顔は完全にこの類人猿しか見えてなかったようで)
上条「ところでそろそろ門限の時刻だな。門限を破った寮生には罰を与えるように言われてるんだが、庭の草むしりとかでいいのか?」
黒子「チキンウイングヘッドロックとかでよろしいのではないですの?」
上条「へっ?」
上条「なんだそれ?」(料理の手伝いか何かか?)
黒子「あら?ご存知ありませんの?ではこちらへいらしてくださいまし」チョイチョイ
上条「おぅ」スタスタ
黒子「ここをこうして…こうですの!」ギュウ
上条「」パクパクパク
美琴(羨ましすぎるわ黒子)
美琴(今なら私も抱きついてもいい流れなんじゃ…)ソロリ
上条「」パクパク…パク……
上条「」ダラリ
美琴「はっ!ちょっと黒子!?キマってるキマってる!!」
黒子「あら?わたくしとしたことがつい」チッ
上条「」ピクピクピク
美琴(アイツが私のベッドで寝てるわ……変な匂いとかしないわよね!?)ドキドキ
黒子(わたくしが招いた結果とはいえ、類人猿が…類人猿がお姉さまのベッドに)チッ
上条「ううぅん…はぅ!特売に行かないと!!」ガバッ
上条「あれ?ここは?」
美琴「大丈夫!?」
黒子「記憶障害を起こしておりますわね」ニヤリ
――――――
―――
―
上条「…という夢をみたんだ」
禁書「そんな話じゃお腹いっぱいにならないんだよ!そもそも一週間もトウマが留守にしたら私のご飯はどうするつもりだったのかな?」フルフルフルフル
上条「ま、待て!だから夢だっt」
禁書「そんなことは関係ないんだよ!」ガブッ
上条「ぎゃああぁぁぁ~~~!不幸だあああぁぁぁ!!!」
おわり
ピン……ゴシュアアアァァァァ
ユウヤ「なっ!?あの少女、生身で試製99型電磁投射砲と同等の破壊力だと…!!」
冥夜「これなら…これならBETAに勝てる!」
00ユニット「タケルちゃん!」
武「冥夜!純夏!最優先であの娘を保護するんだ!」
美琴「ふぅっ、こんなもんかな?」パンパン
超電磁砲と戦術機が交わるとき、物語は始まる…
上条「何で俺寝てんだ? って今何時だ!?」
黒子「えーと、午後7時ですわね」
上条「あれ? 門限って19時だったよな?」
美琴「ん、そうね。でも別にいいじゃない」
上条「いや、よくねーよ。こっちは生活費かかってんだよ!」
美琴「ちょっとくらい多めに見てあげた方が女の子たちに喜ばれるわよー?」
上条「う………………」
黒子「揺らいでますわね……」
おい>>1どこいった
え、ごめんバイト。
おい>>1どこいった。誰か続き書いてよー
黒子「もうすぐお食事の時間ですわね!お姉様行きましょ!」ガシッ
御坂「あ、うんいいけど……あんたはどうすんの?」
上条「え………え~~と~……(どうすればいいんだ……?)」
御坂「ハアー~…しょうがないわね~~食堂までつれてってあげる!」
上条「けどさ~女の寮の食堂に男がいるのは、さすがにまずいだろ?」
御坂「じゃあさ、私の部屋で一緒に食べない?」ドキドキ
上条「いいのか?」
御坂「当たり前でしょ!(当麻と一緒に食事……♪)」ワクワクドキドキ
黒子「よくありませんの!」
御坂「なんでよ!」
黒子「お姉さま、今は寮監と言えど殿方は殿方ですの。部屋に殿方をいれるなんてことは許されませんの。」
御坂「いいじゃない!そのくらい!」
上条「ん、まぁそうだよな。男の俺が女の部屋に入るなんてヤバイよな。」
御坂「わ、私の部屋なら気にしなくていいわよ!」
上条「なんでお前の部屋ならいいんだ?そういうわけにもいかんだろ、ちょっと寮監に電話して聞いてみる。」
黒子「それがいいですの、」
御坂「(…もう!せっかくのチャンスがぁ~)」
上条「……はい、わかりました。」
黒子「寮監はなんですって?」
上条「ん、寮監室で食うのが一番いいだろうってさ、」
黒子「まぁ、それがベストですわね。食事は私が持っていって差し上げますわ。」
上条「お、悪いな。じゃ、頼むわ。」
御坂「わ、私も行く!」
上条「いや、白井1人いれば十分だろ、白井はテレポートできるんだし…」
御坂「う……(もう!せっかくのチャンスなのにアイツに全然近づけないじゃない!)」
黒子「では、直ぐにお持ちいたしますわ。少々お待ちを…」
上条「あぁ、ありがとう白井、助かるよ。」
御坂「(うぅ、黒子だけ『ありがとう』なんて言われてぇ……)」
上条「ん、いや、ちょっと待った!」
黒子「どうかしたんですの?」
上条「あのさ、消灯時間後の見回りがあるけど、俺がいきなり行ったら確実に変態扱いされるだろ?」
黒子「…まぁ、そうですわね。」
上条「悪い白井、せっかく飯運んでくれるって言ってくれたんだけど、俺自分で食堂まで取りに行くわ。
で、ついでにそこで軽く自己紹介しとくよ。」
黒子「まぁ、そのほうが安全ですわね。分かりました。着いて来てくださいですの。」
―――食堂
上条「えぇ~、本日より1週間、寮監代理を務めさせていただきます。上条当麻と申します。
まだ分からないところもあるので、教えてくれると幸いです。不束者ですがよろしくお願いします!」
寮生全員「おねがいします。」
女子生徒A「ねぇ、結構感じよさそうで良くない?」
女子生徒B「うん、っていうか私結構あの人タイプかも♪」
御坂「」ピクッ
女子生徒C「彼女とかいるのかな~♪」
御坂「」ピクッ!
女子生徒B「あとで聞いてみよっか♪」
女子生徒A&C「いこういこう♪」
御坂「」ガタン!
黒子「ど、どうしましたのお姉さま!?食事中ですのよ。」
御坂「はっ!い、いや、なんでもないのよ……ハハ」
―――消灯時間
上条「ふぅ、さて、そろそろ見回りの時間か…それにしても、案外あっさり受け入れてくれて助かったな。これなら上手くいきそうだ♪」
―――廊下
上条「まぁ、端っこから端っこまで順番にやっていけばいいだろ、」コンコン
――「はーい、」
上条「消灯時間ですので、そろそろ寝床についてください。」
――「あ、ねぇねぇ、上条先生来たよ!」ワイワイ
――「ねぇ、さっきの聞いてみようよ!」ワイワイ
上条「ほ~ら、いいからさっさと就寝してくれると上条さんは助かるのですが…」
――「は~い、わかりました。」
上条「ふぅ、お嬢様といってもやっぱ中学生は中学生だな」
生徒「ねぇ先生、そんなことよりお茶でもしていきません?」
上条「いえ、そういうことはちょっと…って、いいから寝てください!」
~~
生徒「先生歳いくつ~?」
上条「ほら、いいから早く寝て、」
~~~
生徒「ん~、先生と一緒なら寝る~♪」
上条「…からかわないでください、ほら、もう中学生なんだから1人で寝なさい。」
~~~~~~
上条「はぁ、はぁ、……め、めんどくせぇ…」
御坂「(アイツ…はやくこないかな)」ワクワクドキドキ
黒子「お姉さま、消灯時間過ぎてますの。早く寝てくださいですの。」
御坂「も、もうちょっとくらいいいじゃない!」
黒子「はぁ、あの殿方…いや、今は寮監ですが…あの方を待っておられるんですの?」
御坂「ちっ!ちがうわよ!なんでアイツなんか待たなきゃいけないのよ!」
黒子「でしたら、さっさとお眠りになってください。」
御坂「う…(もう、アイツとお話できると思ったのに…)分かったわよ…」
―――コンコン
御坂「!!!」
上条「消灯時間ですので、もう寝てくださいね~」
黒子「了解ですの。」
上条「ん、なんだ白井の部屋か、」
御坂「わ、私もいるわよ!」
上条「はいはい、ビリビリもね。」
御坂「ちょっと!寮監なんだからちゃんと生徒は名前で呼びなさいよ!」
上条「はいはい、わかりましたよ御坂さん。じゃぁ、貴方も上条さんのことは上条先生って呼ぶんですよ?」
御坂「え?(か、上条先生って…やだ…なんか恥ずかしい///)」
上条「ま、いいから早く寝てくださいね。」
御坂「ちょ、ちょっと待って!」
上条「はぁ、なんですかさっきからドア越しで会話続けてるのなんか変な感じするんですが…
それに、他の生徒から誤解を受けるかもしれないので、ちゃんと上条さんには敬語使ってください、御坂さん、」
御坂「う…わ、わかったわよ。」
上条「け・い・ご!」
御坂「わ、分かりました。」
上条「よし、これから1週間よろしく頼むぞ、じゃ、早く寝るんだぞ?」
御坂「ちょ、ちょtt……」
黒子「お姉さま、あのお方は今『仕事中』ですの。邪魔をしてはいけませんわ。」
御坂「ぅ…」トボトボ
黒子「では、電気消しますのよ?」
御坂「いいわよ…」
~~~~~~~~
上条「ふぅ、これで全部まわったな…結構大変なんだなぁ、寮監の仕事って…あの人女なのによく1人でやってるなぁ~
………あ゛!しまった、明日の朝食、どうしよう…白井に頼んどきゃ良かったな……寝よ…」
―――翌日
上条「はぁ、食堂に行くのやっぱ気が引けるな…でも朝飯食いてぇしな…行くか…」
生徒「あ、上条先生、おはようございます!」
上条「おはよう、朝から元気そうでいいな、」
生徒「今から朝食ですか?」
上条「ん、まぁ、そうだな。」
生徒「よければご一緒しませんか?」
上条「ん、いいのか?」
生徒「勿論です♪」
上条「ん、でもなぁ、男の俺が女子生徒と一緒に…って訳には…」
生徒「嫌ですか?」
上条「いや、勿論嫌って訳じゃないけど!」
生徒「なら問題ありませんわ。私達も決して嫌じゃありませんもの。」
上条「ん~、ま、1人で飯食うのも寂しいし、そうさせてもらうか。」
生徒「はい、喜んで♪」
―――食堂
御坂「はぁ~あ、眠い……」
黒子「昨日早く寝ないからですの。それに欠伸なんてみっともありませんのよ。」
御坂「わかってるわよ…うっさいわね~」
生徒「みんな~、上条先生連れてきたよ~♪」
上条「っとと、引っ張るなって…」
――「あ、先生おはようございます!」
――「おはようございます!」
~~~その他複数名省略
上条「お、おうおはよう。」
生徒「先生、何食べます?お持ちしますわ。」
上条「いや、悪いしいいよ、自分でとりに行くから…」
生徒「では、ご一緒いたしますわ♪」
――「えぇ~ずる~い、私も行く~」
――「ちょっと、抜け駆けはずるいわよ~」
~~~その他複数名省略
御坂「」
黒子「……………大人気ですわね」
御坂「ちょ、ちょっと!アn……か、かか上条先生!」
上条「ん?なんだ御坂さんか、どうした?」
御坂「そ、そんなに女子生徒といちゃいちゃするのはどうかと思います!」
上条「ん…べ、別にいちゃいちゃしてるわけじゃないぞ!ただ、一緒に食事を…と、」
御坂「だったら私と…!」
上条「悪いな、今はこいつらに誘われてるんだ、こいつらと食べるよ。」
御坂「(…………なんか上手くいかない)」ショボーン
~~~~~~
上条「さて、じゃぁいただくとするか、いただきます。」
生徒「いただきます♪」
~~~その他複数名省略
上条「……ん、上手い、いいなぁ、毎日こんなもの食ってるのかぁ~」
生徒「普段、こういったものを食べることはないんですか?」
上条「ん、そうだな、上条さん貧乏ですから、ハハハ、それに家に猫と飯漁り猛獣がいるんで…」
生徒「はぁ~、結構苦労してらっしゃるんですね…。」
上条「ん、まぁ、別に嫌なわけじゃないけどね。」
生徒A「先生って彼女とかいないんですか?」
御坂「」ビクッ!
黒子「お姉さま!落ち着いて!」
上条「な、なんですかいきなり…」
生徒A「え~、だって気になるじゃないですかぁ~♪」
上条「残念ながらモテない上条さんに彼女は生まれてこの方一度もいたことがないのです。」ショボーン
御坂「」ホッ
生徒B「うっそ~、先生モテないことはないでしょ?」
上条「本当ですよ、むしろ嫌われます。はぁ、なんでなんでしょうね。」
生徒C「私は先生のこと好きですよ♪」
御坂「」ガラガラガッシャーン
黒子「お姉さま!大丈夫ですの!?」
上条「う……い、いきなりそういうこと言われると流石にドキッとしちゃいますね…」
生徒B「わ、私だって先生のこと好きですよ!」
ー「わたしもー」
ー「わたしもー」
~~~その他複数名省略
上条「ははは、先生も皆とこうして仲良く出来て嬉しいですよ。」
黒子「お姉さま!?しっかりしてくださいまし!」
御坂「%&’$%&#%&%&’$(’)」ピー
~~~~~~
上条「それじゃ、勉強頑張ってくるんだぞ~」フリフリ
生徒複数「「「はい♪行って参ります♪」」」フリフリ
上条「…ふぅ、これで後は俺が学校行く支度しねぇと…」ワタフタ
御坂「(もう!なんでこう上手くいかないのよ!私だって…アイツと…)」
教師「御坂ー、これの答えは?」
御坂「(いや、落ち着くのよ私!まだ6日もあるわ!そうよ!チャンスはいくらでもあるわ!)」
教師「御坂ー?これの答えはぁ~?」
御坂「(よし、待ってなさい!必ずアイツに近付いてやるんだから!)」
教師「Ms.Misaka,please answer this question!!」
………なんとなく書き出してしまったら辞めるに辞められなくなって閉まった…。
勉強しなくちゃいかんのに……だ~れ~か~た~す~け~て~><
国語の勉強だろ?
御坂「ああ、もううるさい!」
教師「…御坂…教師に向かってなんだその態度は!」
>>113
投げやりな展開にならずきちんと終わらせるって言うんなら
>>114
国語って俺が一番嫌いな教科やん…もう二度とあんなの勉強したくない。
>>115
続き頑張れない?
>>116
言うんなら?
―――夕方、学校が終わる頃、
御坂「よし!(今日こそアイツと…!)」
黒子「なんかお姉さま気合入ってますのね、どうかしましたか?」
御坂「え?い、いや、別になんでもないのよ!(やば、半分声出てた///)」
―――女子寮
寮監代理とか普通バイトで募集しねえだろが
上条「結構急いで戻ってきたけど急ぐ必要なかったかな…」
生徒「あの、上条先生。」
上条「ん?どうした?」
生徒「………あの、言いにくいんですけど……」
上条「なんだ?」
生徒「あの、実は…ちょっと家族の内輪もめみたいのがあって、今月の寮の家賃が…期日に払えなさそうなんです……」グスッ
上条「なんだ、そんなことか。家賃ならいつでもいいぞ。それより内輪もめって、大丈夫なのか?上条さんでよければ相談に乗りますよ?」
生徒「!! せ、せんせぇ~ありがとぉございます!!私、断られると思って…」ウルウル
上条「そこで、駄目だ払えなんて言うわけないじゃないですか。困った時はお互い様ですよ。」
生徒「せんせぇぇぇ!」ダキッ
上条「よしよし、今は家族の方だけ考えてればいいから、なんか力になれそうだったら上条さんも力を貸すから、ほら、泣くなって、」
生徒「ヒグッ、あ、ありがとうございます」
上条「よしよし」ナデナデ
御坂「」
>>123 そんなこと俺に言われても困る…
―――御坂・白井の部屋
御坂「」ガンガン!
黒子「お姉さま!壁に頭を打ち付けるのはやめてください!隣に迷惑ですわ!」
―――寮監室
上条「えっと、○○さんが、家賃滞納…ね」カキカキ
上条「……はぁ、なんかいつもはやかましいのが部屋にいるから静か過ぎるなこの部屋……。」
上条「…そういうやスフィンクスとイン…イン……なんだっけ?……まぁ、いいや。あいつら元気かなぁ~」
猫が膝に乗って寝ちゃったのでとりま、今日終わり^^;
猫うp
>>135
写真とろうとすると顔そむけちゃうww
あ、後、続き書いてくれる方、大絶賛募集中です^^;
ところで、俺の携帯(docomo)から書き込みできないんだけど…規制されてたっけ?
>>140
茸は永久規制じゃなかったっけ?
>>143
まじか・・・携帯仕えればある程度続けられると思ったんだが・・・
じゃ、落ちます。
誰か続き書ける人書いちゃってください^^;
docomoは全鯖規制かな。
docomoが全く対応してくれないので、
年360日ペースで規制されかねない状況かも。
>>148
あ~、やっぱそうなんだ・・・畜生、めんどくせぇ。
―――夕飯の時間
上条「さて、1人で食べるのも寂しいしまた一緒に食べさせてもらうかな…」
~~~
御坂「(よし、今度こそ!今度こそ!アイツを夕飯に誘うわよ!)」
黒子「お姉さま、食堂にいきますわよ。」
御坂「ん、あぁ、わかってるわよ。(いざ!)」
―――食堂
御坂「(アイツは!アイツは!アイツは!?)」ギロギロ
黒子「お、お姉さま、目が、目が恐ろしいことになってますの!皆逃げてますわ!」
御坂「(アイツは!アイツh…いたあぁ!!)」ダッ
上条「さて、今日は何食うかなぁ~、飯まで出るのがこのバイトいいよな~」
御坂「(うおおおおおおぉぉぉ!!)」ダダダダ
ネコは起きたのかい?
中途半端に書き逃げしてすみませんでした
生徒「あ、あの、上条先生、」クイッ←服の袖をつまんで引っ張る
御坂「!!!?」
上条「ん、おぉ、さっきの…どうした?」
生徒「あ、あの、先ほどのお礼にご飯をご馳走させてください!」
上条「へ?別に上条さん、お礼されるようなことは…」
生徒「お願いします!私!なにかしないと気がすまなくて!」
上条「そ、そんなに言うんだったらじゃぁ是非…」
生徒「ほ、本当ですかぁ!」パァッ
上条「あ、でもこの仕事、もともと飯ついてるんだよな…」
生徒「え、そ、そうなんですか・・・」ショボン
上条「あ、そうだ。あのさ、実は昨日1人で飯食ってて寂しかったんだよね。良かったら一緒に食べてくれない?」
生徒「え?」
御坂「」ウワノソラーン
>>151 起きたよ。っていうか飯食っててキムチに手を伸ばしたら臭いで逃げたww
>>152 いえいえ^^ でも書いてくれると嬉しいです。ww
上条「だめかな?」
生徒「い、いえ!そんなことありません!願ってもいないことです!」
上条「ん、じゃあ俺と一緒に夕飯食ってくれ、それでお礼の話は終わりな?」
生徒「せ、先生・・・」ジワッ
上条「さて、じゃさっさと食っちゃおうぜ、俺腹減っちまった。」
生徒「はい!」スタスタ
御坂「」
黒子「お、お姉さま!?そんな口を前回まで開けてボーっとしないでくださいまし!」
変換ミス発見
前回→全開 訂正頼みます;
上条&生徒「ワイワイキャアキャア♪」
御坂「……」ジーッ
上条「…それでさ、その赤髪の奴がロリコンだったのよwww」
生徒「えぇ~、そんなことあるんですかぁwww」
御坂「(いいなぁ、っていうかアイツも楽しそう…)」ジーッ
黒子「お姉さま、箸がすすんでおられませんわよ?」
御坂「……」ジーッ
黒子「……なんかお姉さまへの想いが別の方向へいきそうですの・・・」
その文章なら 限界まで が正しいだろ
全開を使うなら 全開にして とか
上条「はぁ~、楽しかったよ、ありがとうな、」
生徒「い、いえ、とんでもありません!私のほうこそ楽しませてもらっちゃって…結局お礼も…」
上条「だからお礼はもうこれで終わりでいいって、」
生徒「で、でも!」
上条「…俺はもうお前と一緒に食事させてもらって楽しませてもらった。それで十分だよ」←イケメン
生徒「はぅ…/// わ、わかりました」
上条「さて、じゃ俺は部屋にもどるから、ちゃんと消灯時間には寝るんだぞ?」
生徒「あ、あの!」
上条「なんだ?」
生徒「ま…また、食事を誘ってもいいですか?」
上条「もちろん!こっちからも頼むぜ!」
御坂「…(どうしてこうなった…)」ゲンナリ
>>160 指摘thx!!なんか自分でも違和感あったww
―――消灯時間
上条「さて、今日はちゃっちゃと済ませちゃいますかね。」
――コンコン
上条「消灯時間です、もう寝てくださいよ~」
◇以下ループ◇
~~~~~~~~~
――御坂・白井の部屋
―コンコン
上条「消灯時間ですよ、早く寝てくださいね。」
――ガチャ
上条「へ?なんだ?」
御坂「」グイッ
上条「うおっ!!?」
――バタン
上条「…いつつ、なんだいきなり引っ張り込むなよ!」
御坂「しっ!静かにして!」
上条「ん?御坂?…あ、そうかここお前の部屋だったな…てか白井は…?」
御坂「く、黒子ならもうぐっすり寝てるわ!」
上条「ほぉ、白井は偉いな、ほら、お前もさっさと寝ろ!」
御坂「ちょ、ちょっと待って!話があるのよ!」
wktk
上条「なんだよ?」
御坂「えっと…その…あ、あのね、なんか体がだるいなーって、思って…」
上条「え?なんだ?熱でもあるのか?」ピトッ
御坂「(あ、アイツの手が…しかも顔近い///)」
上条「……そんな熱くないぞ?」
御坂「!!(しまった!)いや、でも確かに体がだるいのよ、だからどうも寝付けなくて…」
上条「そうなのか?ん、まぁ、病気かなんかじゃ大変だからな。病院…って言いたいところだけどもうやってないだろうからな…
仕方ない。御坂、今日は寮監室に来い。」
御坂「!!!」
上条「このままじゃ白井に移すかもしれんしな。確か寮監に病人が出たら寮監室って教わったし…」
御坂「(ぃっよし!!来た!来た来た来たぁぁぁぁ!)」
今日はここまでだな…うん、
いや、頑張ったよ俺!うん、頑張った俺!パソコンMEなのによく頑張ったよ!
さ、続き書いてくれる人引き続き募集!!
ま、明日残ってて誰も書く人いなくて需要あるなら書きます…はい。
乙ー面白かったよ!
土御門「かーみやーん」
黒子「杖をついた男…」
上条「いい加減にしろォォォ!!」
を読んだことある人なら分かるでしょう。所詮俺なんてその程度です。
ま、また明日~
よしよし保守だ
さすがID:LPjaMzcf0は>>1なんかとは違うな!
惚れまくる
>>188
おいまててめえ
>>188
続き書けいや書いてください
上条「ん?」
美琴「…」コソコソ
上条「こらビリビリ!もうとっくに消灯時間すぎてるだろが、どこ行く気だよ」
美琴「な、ばれたかー」
上条「あれでばれないつもりだったのか…?まあいいや規則だからな、罰則な」
美琴「わ、わかってるわよ!」
上条「じゃあ寮官室までこいよな」
美琴「はいはい(ここまでは計画通り)」にへら
わっふるわっふる
>>193
続きマダー?
美琴「…」カキカキ
上条「ふわ~あ」
美琴「…」カキカキ…チラ
上条「すーすー…ハッ」カクン
美琴「くす」
上条「終わったか?」
美琴「んーもうちょい」カキカキ
上条「つか、常盤台ってほんとに厳しいというか面倒臭いというか」
美琴「終わったー!…しかたないんじゃない?一応名門校で通ってんだから」
上条「まあ時給がいいから文句は言いませんよ」
美琴「はい書けたわよ、反省文原稿用紙10枚分」
上条「ん、たしかに…じゃ、部屋帰ってさっさと寝ちまえ」
美琴「…アンタは?寝ないの?」
上条「いや、まだまだすることがあるから」
美琴「ふうん、…て、手伝ってあげてもいいけど?」
上条「ん~ありがたいけどな、気持ちだけ受け取るよ」
美琴「いいから!手伝うっつってんでしょ素直に甘えなさいよ」
上条「いいのか?じゃあ…コレとコレにはんこ押してってくれよ」
美琴「多っ!…わかった」
美琴「…」ペタペタ
上条「…」ペタペタ
美琴「…」ペタペタ…チラ
上条「なんだよ」ペタペタ
美琴「べ、別に…」ペタペタ
上条「なあビリビリ」ペタペタ
美琴「何よ」ペタペタ
上条「どんだけ努力したらさ、レベル5になんてなれちまうんだ?」ペタペタ
美琴「努力?…別に努力なんてしてないけど」
上条「手を止めんな、してないって…あれ、お前って最初はレベル1だったんだよな?」ペタペタ
美琴「そうよ」ペタペタ
上条「だったらやっぱしてるんじゃん」ペタペタ
美琴「努力ったって、ただ人より2倍勉強して、人より3倍薬品漬けになって、人より5倍電極ぶっ挿しただけじゃない」ペタペタ
上条「…いや、すげーよお前」ペタペタ
美琴「最初は死ぬほど踏ん張ってやっと静電気レベルの電気が発生するくらいだったんだから」
上条「はは、そうなのか?」
美琴「そ、んでもってレベル2になると携帯の充電器が要らなくなったの」
上条「そりゃ便利だな!」
携帯の充電器www
レベル2って地味www
上条「で?で?レベル3ってーと御坂妹ぐらいか?」
美琴「確かそうね、軽い電子ロックはないに等しかったし」
上条「へえ」
美琴「壊せない家電製品は無かったわね」
上条「エコじゃねえな」
美琴「レベル4になったら電流だけじゃなくて磁力なんかも制御出来てきたの」
上条「ああ、あの物騒なやつか」
美琴「超電磁砲、レベル5に認定されてから知らない後輩からお姉様~なんて呼ばれだしてさ」
上条「へえ」
上条「そういや常盤台にはレベル5がもう一人いるんだろ?」
美琴「げ…アイツの事は嫌い…」
上条「あれ?仲良くねーのか?レベル5同士、話も合うんじゃねーの?」
美琴「んー…アイツはね」
美琴「心理掌握って能力なんだけど…これがまたえげつないのなんのって」
上条「響きからすでにやばい臭いだな」
美琴「私がお姉様ならアイツは女王様よ、だって他人の脳に干渉して自分の事を好きにさせたりとか…もうやりたいほうだいなんだから」
美琴「でも…(ちょっと羨ましいかも)」チラ
上条「なんだよ?」
美琴「べつにー…そうそう他にもレベル5とは面識があるわよ、さすがに全員じゃないけど」
上条「へーそりゃ興味ぶかいな」
美琴「ま、アンタも知っての通りだけど、くそ第一位のくそ一方通行でしょ?」
上条「はは…あんまり思い出したくねーな」
美琴「あと第4位と第7位とはあったことある」
美琴「第4位の人はとある研究で一緒になった事があってね」
上条「研究?」
美琴「うん、その人私と同じで電気使いの派生系だから」
勝手に書かせてもらおうと思ったけど
原作をあんまり読んでいないからそこまで書けないっていうねorz
4位って誰だ…
1位と3位しか知らないのですが…
口調だけでもググってきます
上条「…さて、話し込んじゃったけどそろそろ夜も遅いからな」
上条「そろそろ寝たほうがいいんじゃないのか?」
美琴「んー…そうね、そろそろ寝ようかしら」
美琴(本当はまだ一緒に居たかったけど…仕方が無いわね…)
上条「それじゃあな、仕事の手伝いありがとよ」
美琴「じゃあね。アンタもあんまり夜遅くまで起きてるんじゃないわよ?」
上条「…美琴!」
上条「…おやすみ」
美琴「…うん、おやすみ!」
―――朝
黒子「お姉さま、もう朝ですわよ?」
美琴「…んん…黒子…あと…5分…」
黒子「いけませんわお姉さま。朝食の時間に遅れてしまいます」
美琴「…んー…」
黒子「まったく…あの殿方に会いに行くのもいいのですが、時間を見て行動してくださいまし」
美琴「!?」
美琴「…どうしてそれを…?」
黒子「最近のお姉さまの行動を見ていれば簡単にわかることですわよ?」
黒子「ささ、早く着替えて朝食へ向かいましょう。お姉さま」
黒子「…あの殿方の近くの席も埋まってしまいますわよ?」
急に黒子がみことの行動を認めるようになったり
唐突にみさか→みことにかわったのがおかしいような気もするけど
シエン
―――食堂
美琴「さーて、アイツは…っと」
美琴「おっ、居た居た」
上条「ふああ…徹夜明けはきついけどやっぱり朝食は食べなければ…」
上条(そーいえばスフィンクスとイン…グランド?はどうしてんのかな…)
美琴「…アンタ、結局夜更かししたの?クマが凄いわよ…?」
上条「お、ビリビリ、おはよーっす」
美琴「今日は名前で呼んでくれないんだ…」ボソッ
上条「ん?なんか言ったか?」
美琴「いや、なんでもないわ。朝ごはん一緒に食べない?」
上条「別にいいぞー」
黒子(…やっぱり私が空気になるのですわね…この類人猿が…!)
>>247 眠くて色々狂ってます ココまで書いてくれた方に申し訳ないです
―――女子寮
上条「にしても、毎朝こんなに良い物食べれるなんて幸せだなあ…」
美琴「あれが良いものって…アンタ普段何を食べてるのよ…?」
上条「居候のシスターさんや猫が片っ端から食べていくのでいつも食べる物は少ないのですよ…」
美琴「へ…へぇ…大変なのね、アンタも」
上条「…ところで、白井は?」
美琴「あ…どこいったんだろ?ちょっと探してくるね」
上条「わかった、しっかり探してこいよー」
美琴「犬や猫じゃあるまいし…すぐに見つかるでしょ」
上条「それで、」
上条「白井は見つからない…と」
美琴「どこに行ったのかしら…外に行ったのか確かめるにも確かめられないし…」
美琴「まったく…瞬間移動能力も、こういうときは面倒ね…」
上条「本当だな…っていうか今何時だ?」
美琴「…8時42分…」
上条「…まずい、非常にまずい…」
上条「このままでは…遅刻する!!」
美琴「私も学校行く準備しなきゃ!」
上条「ってか学校あるんだったらもう学校にいるんじゃ無いのか?」
美琴「そうね!学校行って黒子のクラス見てくるわ!」
上条「頼んだ…って足早っ!」
支援してもらってすぐにで悪いのですが、
布団の中に瞬間移動させて頂きます。
もし明日まで残っていたら続きを書きたいと思います。
遅くまで付き合っていただき、ありがとうございました。
だんだん設定が霞んできたな。楽しいわ
>>256
そう言ってもらえると嬉しいです。
それでは、お休みなさい。
寮監「年上の女性はどう思います?……例えば私みたいな」
上条「年は関係ないと思います。その人を尊敬できれば」
こういう展開かと思った
おはようございます^^ ID:LPjaMzcf0 です。
ID:kyfEVIcm0 さん、引継いでくれてありがとう。^^
じゃ、俺はTOEICの勉強やってきます^^
ID:kyfEVIcm0来ないのか…?
>>167からじゃないと書けないよ?
上条「よし、じゃあ先に1人で寮監室に行っててくれ、俺まだ見回りしないといかんからな…」
御坂「うん、わかった、待ってる。(よっしゃああぁぁ!!)」
上条「さて、じゃあ続きいきますか……」バタン
御坂「…………っし!!アイツと二人きり♪アイツと二人きり♪」ルンルン♪
~~~~~~~~
上条「さて、これで一通り終わったな。御坂が調子悪いみたいだしさっさと戻ろう…。」
―――寮監室
御坂「あ、ご苦労さま♪」
上条「おう、横になってなくて大丈夫か?」
御坂「うん、まぁ…一応、」
上条「とりあえず…ほら、熱測ってみろよ」
御坂「ん…」
~~~~~
―――ピピピッ
御坂「…はい」
上条「ん、どれどれ…37,7…微妙にあるな…ほら、横になっとけって、」
御坂「う、うん(電気で上手く熱出すなんてはじめてやってみたけどやってみるものね…)」
上条「夕飯は…食ったんだよな?なんか飲みたいものあるか?」
御坂「うん…じゃぁポカリ……」
上条「わかった、ちょっと待ってろ…」バタン
~~~~御坂の妄想開始
上条「ほら、ポカリ買って来たぞ」
御坂「うん、ありがとう」
上条「あ、起きなくていいぞ、そのまま、俺が飲ませてやるから」カポッ
御坂「え?ちょっと、なんでアンタが飲んでんのよ」
上条「」グッ
御坂「んっ」グッ
上条「ほーふれば、いいあお?(こうすれば、いいだろ?)」トロン
御坂「んぐっ、んあ、ふぁ」トロン
~~~~~~~~~
御坂「なんちゃってなんちゃって♪」キャハハ
上条「………御坂?」
御坂「」
御坂「あ、あああ、アンタ!いつのまに!?(き、聞かれた!?)」
上条「いや、ついさっき戻ってきたけど…なに両手頬に当てて体クネクネしてたんだ?」
御坂「っ!い、いや、なんでもないのよ!」アセアセ
上条「大丈夫か?熱上がってきたんじゃないのか?」ピトッ
御坂「はぅ!」
上条「……さっきより高い気がするな、ほら、ポカリ、ストロー挿しておくから、」
御坂「うん…」
上条「えっと、熱さまシートみたいのが確かここらへんに…」ガサゴゾ
御坂「………あのさ、」
上条「ん、なんだ?」
お早うございます…ってもうお昼ですね。
御坂「…アンタ、結構女子たちに人気あるみたいよね…?」
上条「ん、人気あるかどうかは分からんけど受け入れてもらってるみたいだな。」
御坂「…アンタってこういうときまで鈍いのね…」
上条「はい?なんですと?」
御坂「はぁ、不幸不幸言ってるけどアンタ結構幸せなやつよ…本当」クスッ
上条「何言ってんだ?俺が幸せって…そんなわけ……」
御坂「まぁ、確かにアンタは不幸な部分もあるわよ。…あるけど…さ、」
上条「?」
御坂「私達…いや、わ、私が……アンタの……」
――prrrrrrrrr!
御坂「!?」
上条「おっと、――はい、もしもし?あ、寮監さん、」
寮監『どうだ?調子は?』
上条「えぇ、今のところ何の問題もなくやってますよ。」
寮監『そうか、仕事にも慣れてきたところすまないんだがな…』
上条「はい?」
>>291 おはよう、続き期待wktk
―――ガチャ
御坂「寮監、なんだって?」
上条「ん、なんか…向こうの予定が早く終わったらしい…。」
御坂「え?…それって…」
上条「あぁ、明日いっぱいでこのバイト終了だな、」
御坂「…そう。なんだ…。」
上条「はぁ、かなりいい待遇だったからしっかり1週間やりきりたかったなぁ~」
御坂「………明日、」
上条「ん?」
御坂「明日、寮生全員集めてアンタのお別れ会やりましょう!」
上条「はい?」
上条「おい、お別れ会って…たった3日の仲だぞ!?」
御坂「いいじゃない!皆アンタのこともう好きみたいだし、」
上条「んなこと言ったって…後1日じゃ無理だろ…」
御坂「なんとかするわよ!とりあえずアンタは明日の朝、ちゃんと全員に報告するのよ!」
上条「あ、あぁ…わかったよ。」
―――翌日
上条「ふぁ、はぁ、今日で終わり。ね。さて、飯食いにいくか。」
―――食堂
上条「え~と、どうすっかな~」
生徒「あ、先生!おはようございます!」
上条「お、おう。おはよう。」
上条「どうすっかな…全員が席につくの待つか…ええいもう!めんどくさい!」
上条「スゥッ、」
―――皆さん!!聞いてください!話があります!!
生徒全員「?」
上条「えぇ、はい。皆さんおはようございます。」
生徒全員「おはようございます。」
上条「今日は皆さんにお知らせがあります。…え~本日限りで私上条当麻は寮監代理の勤務を終了することになりました。」
生徒全員「ええぇぇ!!」
上条「昨日の夜、寮監から連絡がきて、予定よりかなりはやく帰ってこられるとのことです。」
生徒全員「ええぇぇ!!」
-「うっそー、最悪ー」
-「上条先生いっちゃうのー?」
-「え~やだー」
上条「たった3日でしたが、皆さんと仲良く出来てよかったです。ありがとうございました!」
生徒全員「………」ショボーン
上条「でわ、失礼します。」スタスタ
生徒「ワイワイガヤガヤ」
-「どうするのー?」
-「えー、なんかこのままじゃ嫌じゃない?」
-「このままサヨナラってのもなんかねー」
御坂「あ、あのさ!!」ガタン
生徒全員「!?」
御坂「今日、学校が終わったら直ぐ帰ってきて皆でアイt…上条先生の送別会やらない!?」
-「あぁ、それいい!」
-「賛成賛成!」
-「やろやろ!」
―――放課後
-「そこ、もっと右」ワイワイ
-「これそっち持っていって」ガヤガヤ
―――夕飯
上条「…はぁ、ここの上手い飯もこれで最後ね。」トボトボ
―パァン!パァン!
上条「!!?」
生徒「」パチパチパチ
-「先生、今までありがとー!」
-「先生お疲れ様ー!」
上条「こ、これは一体…まさか、御坂の奴本当に…」
御坂「だから、やるっていったじゃない!」
上条「御坂…」
御坂「ほら、みんなアンタのこと本当に慕っているからできるのよ。」
-「先生、いかないでー」
-「先生、ずっと寮監でいてよー」
-「あの寮監じゃやだー」
上条「みんな…」
御坂「ほら、最後くらいちゃんと楽しみなさい!」グイッ
上条「おう!」
糸冬
ごめんなさい、最後無理矢理です。一週間も続けるのちょっと無理です…ごめんなさい。
ごめんなさい、本当許してください。ごめんなさい…。見てくれた人ありがとうございました。
ごめんなさい。
面白かったです!
本当ごめんなさい。次なんか書く機会があったらしっかり考えてからやりたいと思います。
なにも考えず即興で書いてるので…結末がつけにくくなってしまいました。
ほのぼの系を書いてみたいと思ったことあるんですけどあれ難しいですね。
海原「なぁ、」
一方「ン?」
海原「……アッくんって呼んでもいい?」
一方「殺すぞ?」
海原「…ごめん。」
ここで詰まった
上条さんが寮監室で片付けをしていたら寮監から結局後4日頼むって言われる
のを考えたけど無かったことにした
>>310
いい加減始めようぜ!
つーかSS書ける人うらやま
>>311
ただ単にこのキャラはここでこういうこと言いそうだなーとか、ここでこういうこと言うと面白そうだなー
とか即興で考えて書き連ねてるだけだよ。
国語力は関係ない…多分。
───寮監室
上条「ふう…片付けはこんなもんでいいかな…?」
上条「にしても、楽しい3日間だったなあ…」
コンコン(ドアをノックする音)
上条「あ、はーい、どうぞ」
上条「って、ビリビリか」
御坂「ビリビリとは何よ…いい加減名前で呼びなさいよ…」
上条「わかったよ御坂…それで何か用か?」
御坂「用ってわけでも無いけど…」
御坂「やっぱり少し寂しいな…って」ボソッ
上条「??何か言ったか?」
御坂「何でもない…って、電話入ってるんじゃないの?」
上条「お、本当だ、サンキュービリビリ」
御坂「だから名前で呼びなさいって」
上条「もしもし」
寮監『ああ、上条か、実はな──』
寮監『と言う理由で結局最後まで続けて欲しい。すまないな』
上条「構わないのですが…今日実h」
寮監『それじゃあ電話を切る。引き続き頼むな』
上条「ちょっ…まt」
ブツッ
上条「こういう時は声をそろえてーせーの」
上条「不幸だ…って言っていいのか…?」
御坂「どうしたの?」
上条「実は…結局後4日寮監やることになったんだが…」
御坂「いいんじゃないの?なんで不幸?」
上条「せっかくお別れ会やってプレゼントも貰ったのに」
上条「結局留まるって気まずいだろ…」
御坂「確かに…」
上条「はぁ…どうするんだよ…」
御坂「…この部屋から出なければいいんじゃない?」
御坂「ご飯は私が持ってくるし、見回りも変わりにやるわよ?」
上条「それなら良さそうだけど…御坂はいいのか?」
御坂「私は別に…ってやっと名前で呼んだわね」
>>315
俺がSS書くと上条さんがものすごく鈍感になる
一方通行がセロリって皆にいじられまくる
土御門が上条さんをボコボコに殴りまくる
そしてなぜか予定にない羊が出てきたりする、これが一番謎
俺の場合はキャラ崩壊じゃなくて世界観が崩壊してる気がする
ID:kyfEVIcm0には期待してるよ、支援
黒子の出番が圧倒的に足りない
>>319 あんまり期待しないでくださいorzコレ初SSなのでorz
>>320 テレポートで旅に出ました 出来れば探してあげてください
上条「…じゃあ、頼んだ御坂、お礼は今度何かするよ」
御坂「お礼ね…それじゃあ、私とデートにでも行ってもらおうかしら?」
上条「」
御坂「なんてね」
御坂「それじゃあ、今日は夜更かししないで早く寝なさいよ?」
バタン
上条「…デート…ね、俺は歓迎なわけですが…」
───朝
御坂「ふああ…って、黒子より早く起きれるなんて珍しいわね」
御坂「今何時かな…って、5時…二度寝してもギリギリお釣りがくるわね…」
御坂「…黒子も寝ているし、アイツの所へ行ってこようかな…」
御坂「でも早いから迷惑かな…どうしようか…」
黒子(類人猿が…私のお姉さまに…)
御坂「ためしに行ってみよっと」
バタン
黒子「行ってしまいましたわね…」
黒子「あの類人猿のどこがいいのか、黒子にはまったくわかりませんわ…」
黒子「…そういえば、あの類人猿、昨日で帰ったんじゃ…」
黒子「ちょっと着いていってみましょう」
このまま書き進めるとえっちいシーンも入れれるわけですが…
入れたほうがいいのでしょうか?それとも普通に平和な感じでやればいいのでしょうか?
───寮監室前
御坂「…アイツ、起きてるかな…?」
コンコン
御坂「…」
御坂「やっぱり、こんな時間に起きているわけが」
上条「はい、どーぞー」
御坂「起きてた…?」
ガチャッ
上条「どうかしましたか…って御坂か、どうかしたか?
御坂「別に特に用は無いけど…起こしちゃった?」
上条「いや、ちょうど今起きたところだから大丈夫だ」
御坂「ならよかった」
御坂(寝癖…可愛い///)
訂正 上条「どうかしましたか…って御坂か、どうかしたか?
↓
上条「どうかしましたか…って御坂か、何か用か?」
御坂「それじゃあ、そろそろ帰るね」
上条「おう、またな…って、朝飯頼めるか?」
御坂「いいわよ」
上条「それじゃ頼む。お礼は…デ、デートで…いいのか?」
御坂(///)
ご飯食べてくるのでここで一回休憩しますね
gdgdですみませんでした。脱いじゃった人は一回着替えてください
食べてきました。
ネタがそろそろ厳しいですね…
3時に一回猫を洗うので書き込めなくなります と
先に言っておきますね
御坂「じゃあね」
ガチャッ
黒子(不味いですわ!テレポート!)
御坂「…?今黒子が居たような…気のせいかな?」
───御坂・黒子の部屋
ガチャ
御坂(黒子は…寝ているみたいね)
御坂(もう6時40分だし、起こしてあげましょうか)
御坂「黒子、もうすぐ7時よー、起きなさい」
黒子「ん…お姉さま、ずいぶんとお早いことで…」
黒子「朝からあの殿方の所へでも行ってたのですか?」
御坂「そ…そんなわけ///」
黒子「何故顔を赤らめているのですか?お姉さま」
黒子「あの殿方は昨日で寮監の仕事を終えて帰ったはずですが…」
御坂「と、とにかく、そろそろ朝食の時間だから支度して行こうよ!」
黒子「…わかりましたわお姉さま、先に行っててくださいまし、後で行きますので」
御坂「わかったわ、じゃあお先に」
ガチャ バタン
黒子「…知らないフリをするのも案外大変な物ですわね」
黒子「これを餌にお姉さまとあんな事やこんな事もするのも良いのかもしれませんが」
黒子「なぜか乗り気になれないですわね…」
黒子「…さて、いい加減に着替えて行かないと遅れてしまいますわ」
ちょっと早いですが先に猫を洗って来たいと思います
途切れる間隔が早くてすみませんorz
御坂「いっただきまーす」
黒子「…お姉さま」
御坂「?どうしたの黒子?」
黒子「朝からそんなに食べるのですか?」
御坂「え…ええ、食べるわよ?」
黒子「なんだかお姉さまと男性一人分ほどの量ですが…」
御坂「ギクッ」
黒子「…お姉さま、正直に言ってくださいまし」
黒子「寮監室に、まだあの殿方はいるのですね?」
御坂「…いつ、知ったの?」
黒子「朝、お姉さまが独り言を言っていたのを聞いてしまいましたの」
御坂「…はぁ、聞かれちゃってたか…」
御坂「黒子の言う通り、今寮監室にアイツが居るわ」
御坂「昨日、寮監に電話で後4日頼む って結局言われたらしくて…」
黒子「なら直接ココへ来ればいいものを。お姉さまを使うなんてあの類人猿が…」
猫を探して来いと親が煩いので
探してきます…切れる間隔早すぎて本当にすみません…orz
ただいま戻りました
回収&洗浄してきました
では、今から書かせていただきます
御坂「類人猿…?まあいいわ、そういうことでご飯を届けることになったの」
黒子「私も手伝いますわよ?」
御坂「んー…いいわ、私一人で大丈夫だから」
黒子「わかりましたわ」
黒子「そういえば今日は土曜日ですし、たまには初春や佐天さんとどこかへ行きませんか?」
御坂「いいわね、それ、私も行くね」
黒子「じゃあ後で電話を入れておきますわ。お姉さまはあの殿方に食事を渡してきてくださいまし」
御坂「ありがとね、黒子」
ヴェーゼ
黒子「お礼は熱い口付けでいいでs」
御坂「それじゃ、渡してくるね」
黒子「ああっ!お姉さま~!」
黒子「行ってしまいました…」
───寮監室
御坂「入るわよ…ってアンタ何やってるの!?
上条「!??入るときくらいノックしろよビリビリ!」
ってノリにしようかと一瞬考えたけど止めた
───寮監室
コンコンッ
御坂「朝ごはん持ってきたわよ」
上条「おお、ビリビリか、サンキューな」
ガチャ
御坂「だから人をビリビリって呼ぶな…ってもういいわ」
御坂「はい、朝ごはん。好みわからないから適当でごめんね」
上条「いや、十分だよ。ありがとう御坂」
御坂「はいはい。それじゃ、昼ごはんは自分で食べてきてね」
上条「わかったよ」
御坂「それじゃあね」
上条「…あ、御坂、今日用事あるか?」
御坂「あー…今日黒子と初春さん達と遊んでくるんだ。ごめんね」
上条「ならしょうがないか」
上条(たまには猫達に会いに行かないとな…小萌先生の所へ行かなきゃな…)
───御坂・黒子の部屋
御坂「ただいま」
黒子「お帰りなさいませ、お姉さま」
御坂「初春さん達には電話したの?」
黒子「もちろん済ませましたわ。集合はクレープ屋前(超電磁砲1話の)だそうですわ」
御坂「ん、わかったわ」
御坂「さあて、今日はどこへ行こうかしらね」
黒子「それなら今日は地下街へ行ってみませんか?お姉さま」
御坂「地下街ね…たまにはいいかもね、行ってみよっか」
仕事に出かけてまいります
やるだけやって逃げてすみませんでした
仕事終わって残ってたら書きたいと思います
>>318
朝の食堂にて
上条「みなさん、おはようございます」
生徒「あれ? 上条先生?」
--「帰ったんじゃなかったんですかー?」
上条「えーとですね」
上条「実は昨日寮監さんからまだししばらくは帰れないとの電話をいただきまして」
上条「昨日お別れ会をしてもらったのに、みっともないですが結局一週間分ここにいることになりました」
生徒「それってほんとですか!?」
上条「はい、あと4日間よろしくお願いします」
生徒「やったーー♪」
--「まだ上条先生といられるんだーー」
--「先生よろしくー♪」
美琴(まだ4日チャンスが・・・それまでに・・・っ)
黒子(さっさと帰ってくださればよかったものを・・・)
隠れてるよりもこんなんがよかった
>>369
期待しながら待ってます!
>>369
生徒1「先生っ、あの、一緒に食べましょう」
上条「お、誘ってくれんのか。ありがとな」
御坂(はっ 出遅れた!!)
上条「実家の方は大丈夫か? 悩んだりしてないか?」
生徒1「大丈夫です・・・あの、仕送りが入ればすぐに納入しますから!」
上条「気にすんな。金よりも生徒の身内のが大事だろ。滞納は寮監さんが許さなくても俺がなんとか説得してやる。」
上条「君自信が悩んでたら、俺でよければどんな相談にも乗ってやるよ。いつでも頼ってくれ」ニコッ
生徒「!!////」ドキッ
生徒「あ、ありがとうございます!////」
御坂(いいな~いいな~ あいつに微笑んでもらえて・・・・)
ktktwktk
>>378
生徒「1」に脳内変換してくれ
生徒「行ってきま~す」
上条「おう、しっかり勉強してこいよ。」
御坂「・・・ねえ」
上条「御坂さん? ほらお前も早く登校しろよ。」
御坂「きょ、今日の夕食、わっ私と一緒に食べない!?」
御坂(ああ~ 言っちゃった~ 恥ずかしいっ!)
御坂(でもこいつと食べるにはこうやって予約入れるのが確実! こうするしかない!)
上条「ん? ああ、別にいいぞ。俺も一人で食うのはさびしいし」
御坂「!! ほ、ほんと?」
上条「ほんとだって。ほら、早く登校しないとお前も俺も遅刻しちまうぞ」
御坂(やっ・・・やった!!)
御坂「言ってきま~す!!」
上条「おーおー、朝から元気なこと」
>御坂「行ってきま~す!!」に変えてくれ
御坂(今夜はあいつとご飯食べれるんだ~♪)
教師「じゃあここを、御坂」
御坂(なに話そうなに話そうなに話そう)
教師「御坂」
御坂(こないだゲコ太のボールペン当たったこと・・・子供っぽいって思われるかな・・・)
教師「御坂」
御坂(あの公園の自販機にバナナ汁粉っていう新商品が出たこと・・・しょぼいかな)
教師「御坂!!」
御坂「なによ! 邪魔しないで!・・・って・・・」
御坂「すっすみません!!」
教師「・・・あとで職員室こい」
さあ、俺のターンは終わりだ。
次はお前らの書くターンだ。
というわけで、お目汚し失礼。
>>386
そんな事言わずに頑張ってくださいよ!
wktkしちゃいますよ
いい加減書きたいと思います
犬の散歩が終了次第、FFの誘惑に勝てたら書きます
───クレープ屋前
黒子「ここでいいはず…なのに遅いですわね…」
御坂「まぁもう少し待とうよ黒子。あ、ほら」
黒子「遅いですわよ!」
初春「す、すみません…」
『ネーコモエ、クレープタベテイイ?』
佐天「いやー、ちょっと迷っちゃいまして」
『ダメデスヨ、シスターチャン』
黒子「…まあいいですわ。今日は皆で地下街へ行きません?」
『イイジャンイイジャン!』
佐天「お、いいですね!大賛成です」
『クレープハカミジョウチャンニカッテモライナサイ!』
初春「私も賛成です」
『ハーイ…』
御坂「それじゃあ行きましょうか」
犬にFF…じゃなくて犬の散歩行ってきます
10分ほどお待ちを
段々話がおかしくなってまいりました…
───地下街
佐天「テレポートでも時間かかりましたね…」
黒子「仕方がありませんのよ。4人運ぶのはかなり疲れるのですから」
初春「まあまあ、無事来れたしいいんじゃないんですか?」
黒子「ですわね…あれ?お姉さまは?」
佐天「あれ、本当だどこへ行ったんだろ?」
初春「地下街入り口までは居たのに…」
黒子「あ、お姉さまー」
御坂「…」
初春「御坂さん何を見ているんですか?」
佐天「…ゲコ太のぬいぐるみ…?」
御坂「!?み、皆いつの間に…」
黒子「お姉さま…またそんな子供っぽいものを…」
御坂「い、いいじゃない!私の勝手でしょ!」
黒子「この間だってガチャガチャで1万円分使ってゲコ太シリーズを狙って…」
御坂「!…なぜそれを…」
黒子「ちゃーんと知ってますのよ?」
初春「…先行きます?佐天さん」
佐天「…そうしよっか、初春」
晩御飯食べてきます
ついでにバトンタッチしたいですが、立候補者は居ませんか?
明日の試験が終わってからで良ければまた書く
>>404
ではお願いします。
ここまでのご観覧、ありがとうございました。
倒れ死に、とも言う
ありがとう、そしていただきます
上条「困った……」
女生徒A「あら、上条先生、どうされたんです?」
上条「いや、トイレ行きたいんだけどさ、女子トイレしかないわけでして……」
女生徒A「入れば良いじゃないですか?何か問題でも?」
上条「いや問題だらけでしょうに。俺男だし」
女生徒A「気にしませんよ、むしろ大歓迎です」
上条「キミは気にしないかもしれないけど俺が気にするんだよ……」
女生徒A「でしたら他の生徒たちが入って行かないように見張ってましょうか?」
上条「そうだね、悪いけど頼めるかな?」
女生徒A「お安いご用ですわ上条先生」
しかし中には既に女生徒が入っていたのだった!
しかも幸か不幸かオ○ニー中の女生徒であった!
それに気付かずトイレに入ってしまう上条さん!
上条さんは一体どうなってしまうのでしょうか!
……いや、まずは何であんなトコに干してあったのか
上条(小用の便器なんてないですよね~……女子トイレ初めて入った……っていかん、駄目だぞ上条当麻!
変態的思考に走ってはならない!早くトイレをすましてここからでなくては……)
??「はぁ……ん…かみじょぉ……せん…せぇ……ぁんっ……」
上条(ん?誰かが俺のこと呼んでる?外で待っててくれてる子かな?)
??「もぉ…だめぇ……いっちゃう………いっちゃうよぉ……はぁっん……」
上条(ってこのトイレの中人がはいってんじゃん!?やばい、もしばれたら風紀委員に……
いや、それどころか学園都市から追い出されるに違いない……はやく脱出せねば)
??「はぁ……はぁ……かみ…じょぅ……せんせ……はぁ……」
上条(しかもこれって……もしかしなくても……自慰だよな……見つかったら
覗き魔になっちまう……一刻も早く脱出せねば……)
しかし不幸かな上条当麻、早く出ようとすれば持ち前の不幸体質で滑ってしまう。
ツルっ ステーン
上条「いてて……」
??「だ、誰か居たの?」
上条「ヤバい、ばれた!?」
??「……えっ……外にいるのって……上条、先生?」
上条(なんで声出しちまったんだ俺!?本格的にばれちまったじゃないか!?)
66の続きでも書こうかと思ったけど飯食ってる間に超電磁砲始まりそうだ
>>434
録画して書けいや書いてください
対アニメ好き県に住んでいる私には意味の無いことだった
レールガンも近所のGEOで借りないと見れないっていう
後で投下します。妨害が無ければ
>>436
wktkして待ってる
>>436
期待
バトンタッチの予定でしたが… >>400から開始です
と、言いたいのですが、先にアンケート
このままではオチがつかないまま終わりそうなので、先に考えてた違う方を投下したいと
思うのですが、皆さんはどうでしょうか?
後ついでにトリップというのもつけたほうがいいのでしょうか?
そんなルールないしなー
好きなように書いてくだしあ
トリップは着けるなら半角の#うって適当な文字列
あってもなくてもどっちでもいいんでないかい?
好きなように ということで考えてた方にさせてもらいます
よく考えるとここは複数の人でやっていくスレですし、トリップを一人だけつけるのは
アホらしいので止めておきます。
それでは、>>369さんのから始めさせていただきます
上条「はあ…やっぱりこのおいしいご飯が食べられるって幸せだ…」
御坂「珍しいこともあるのね。いつもの口癖の『不幸だー!』っていうのは無いんだ」
上条「たまには幸せに浸りたい上条さんなんですよ」
御坂「ふーん…まぁいいわ」
御坂(このまま会話を繋げてデートに誘ってみよ///)
御坂「あのさー、アンタ…」
生徒A「あの、上条先生、今日暇ですか?」
上条「ん?暇だけど…何か用か?」
生徒A「よかったら、今日一緒に出かけませんか?土曜日ですし」
上条「お、いいぞ。他に連れて行きたい人が居たら勝手に誘ってくれていいからな」
生徒A「いえ…あの、二人っきりっていうのは…///」
上条「えーっと…あ、そうだ、御坂何か言いかけてなかったか?」
御坂「…もういいわ、ご馳走様」
上条「…?」
───通路
御坂「まったく…アイツったら…」
黒子「お姉さま~」
御坂「…?黒子、どうかしたの?」
黒子「今日時間あります?」
御坂「んー…そうね、暇と言えば暇ね」
御坂(どっかの誰かさんのおかげで時間が余りまくりだからね…)
黒子「今日、Seventh mistへ行きません?」
御坂「Seventh mistね…うん、そうね、新しいパジャマも欲しいし行こうかな」
黒子「お姉さまのセンスを毎回疑いますわ…」ボソッ
御坂「な ん か 言 っ た ?」ビリビリ
黒子「ななななななな、何でもありませんわ!」
お風呂入ってきます
リフレッシュしないと自動熟睡(オートスリープ)Lv3が発動してしまいますので…
風呂で熟睡したか?
女の子だから長風呂なんだよ
お風呂でうとうとしていたらこんな時間に…
今から少しだけ書かせていただきたいです
>>453
すみませんがハズレです
───Seventh mistからの帰り中
黒子「ふう…まさか、お姉さまがあんな下着を…」
御坂「あんただけには言われたくないわ」
黒子「あんな熊の絵がプリントされたパンツなんか古めかしすぎますわ」
御坂「うっさいわね!気に入っちゃったんだからいいでしょう!」
御坂「大体アンタのにいたっては99%ヒモじゃない…」
黒子「あら、別に熊の絵のプリントされたパンツよりはマシですわ」
御坂「あんたねえ…」ビリッ
黒子「…?あんなところに類人猿…じゃなくてあの殿方が」
御坂「ん…?本当だ、アイツが居る…」
御坂(そーいえばデートへ行ってたんだったなあ…いいなあ…)
黒子「お姉さま、あんまりぼーっとしていますと、置いていきますわよ?」
御坂「うん…わかった…」
しえn
まとめて書いてたメモがフリーズして消えた…
HPが0になったので今日は寝ます…
gdgdにしまくって寝るって最低ですねorz
保守
保守がてら>>66に続きまして
美琴「1週間とは言え優しい寮監代理でいれば人気者になれるかもよー?」
上条「うう…………」
美琴「常磐台中学の女の子とお近づきになれるチャンスかもよー?」
上条「常磐台のお嬢様……」ゴクリ
美琴「…………ッ」ビリビリ
黒子「お、お姉様!? 寮内での能力使用はー!」
美琴「あの寮監がいないってことは問題ないじゃんないの?」バチンバチン
上条「ななな何!? 何で!? ちょ、ちょっと御坂サンさっきまであんなにノリ良かったくせに何でお前いきなり不穏な感じに帯電してんのー!?」
やっぱ寝る。 ID:237aiAkJ0がんばれ
寮監は美人なんだよね
ごちゃごちゃしてるよね
はい、すみません、風邪を引きましたorz
今日はパソコン等をやらないで、ゆっくり寝かせていただきますorz
支援の人でも、自由に書き進めてください。批判する人は居ないと思います。
それでは、お休みなさい
しっかり残ってるとは……んじゃ>>465の続きから消化
黒子「お姉様! 今は寮監がいなくてもこの殿方のから寮監に伝わってしまったら大変なことになりますのよ!」
美琴「おっと、そうか。うっかりしてたわ」
上条「ほっ……(助かった……)」
黒子「この件については1週間後に外でじっくり話すのがよろしいんじゃないかと思いますの」ニコッ
上条(ヤバイ! なんだか知らないけどヤバイところに来てしまった!)
上条「って時間がねえな。と、とりあえず俺は寮監室に戻らせてもらうぞ!」
御坂「密室殺人にでも遭遇しそうな感じね」
黒子「ああ、死亡フラグですの……」
──19時20分
上条「幸か不幸か、初日の門限破りはなしか。えーと何すりゃいいんだっけか?」
上条(面接の時に言われたのを簡単にまとめると……)
06:30 - 寮監室の簡単な掃除
07:30 - 朝食前の点呼
19:00 - 門限破りのチェック
19:20 - 夕飯前に各部屋周って点呼(該当日のみ)
23:00 - 消灯の確認見周り
(ってことにしておく)
・合間で日誌など雑務
・問題がなければその他の時間は自由
・能力使用の反抗を受ける可能性あり
・罰則の内容は最低ラインで60分の拘束となる事柄
・違反レベルに応じて時間追加
・能力で楽をされないように配慮すること
・そのために学生名簿(能力データ付)を参照しておくこと
・その他のブラックリスト
──19時30分
上条「つまり能力で暴れたりする生徒がいるかもってことだよな」
上条「常磐台っつったら最低でも強能力者の集まりだったはず……」
黒子「それも2~3人で一気に、なんてこともありましたのよ」
上条「本当にヤバイとこに来ちまったな……って何でいるんだよお前!?」
黒子「何かと不慣れでしょうから、ここは風紀委員として補佐させていただこうかと」
上条「補佐って……いいのか? 生徒にこんな仕事手伝わせるだなんて」
黒子「別に問題ありませんのよ。あともう夕飯の時間ですのよ?」
上条「もうそんな時間!?」
黒子「点呼周りとかは要りませんの?」
上条「点呼って何だっけ? えっと資料資料……」
黒子「……そんなんで大丈夫ですの?」
上条「ああ、夕飯前に各部屋をチェックってやつか。今日はやんなくていいみたいだな」
黒子「じゃあ早く食堂に向かいませんと」
上条「ああ、悪いな。助かったよ」
黒子「そんな調子でいられて寮の規律が乱れる方が困りますわ」
上条「すいません……」
美琴「黒子、アンタどこ行ってたの……」
上条「あ」
美琴「…………って二人で何してたわけ?」
黒子「お、おねっ!? わわわたくしはただ風紀委員として寮監代理のお手伝いを……ねぇ?」
上条「ああ。まぁ手伝いっつーか、飯の時間知らせてくれた」
美琴「……。ふーん?」
上条(ってあれー、また不機嫌ですかー!?)
黒子「わたくしはお先に食堂に行きますので!」
上条「あっ、逃げ……」
美琴「はぁ……。で、アンタ食堂で夕飯取るの?」
上条「い、いろいろやることあるし、適当に食えるもの貰って部屋戻るよ」
美琴「夕食にかかる時間なんてちょっとでしょうに」
上条「まぁ自己紹介くらいはしとかないといけないけどさ」
上条「その後女の子に混じって飯を食う勇気なんてねえよ!」
美琴「そんなんで寮監代理が務まるのかしらね……」
──19時40分
自己紹介終了後
生徒A「寮監代理って言ってもいくらなんでも若すぎない?」
生徒B「なんかビクビクしてましたよね」
生徒C「というか、あの方どこかで見たような気がするんですけど」
生徒D「あれなら門限破ってもちょっと御小言もらって終わる程度で済むんじゃないかしら?」
黒子「まぁこうなりますわよね」
美琴「すっかりナメられちゃってまぁ」
黒子「お、お姉様? 落ち着いてくださいですの」
美琴「あん? 別に私は落ち着いてるわよ」
黒子「すごい帯電っぷりですけど!?」
生徒B「た、確かにちょっと優しそうな方でしたよね」
美琴「…………」バチン
黒子「おね!?」
生徒A「てか能力とかで脅したらあっさり開放してくれそうじゃない?」
美琴「…………」バチバチ
黒子「ひいィィィィいいいい!?」
──19時40分
寮監室
上条「人前に出るってのは慣れないなー。それも女の子ばっかりだし」
上条(やたらと熱視線送ってくるあのキモチワルイ坊主刈りのおっさんは何だったんだ?)
上条(あと吹き飛ばされていく青髪ピアスの姿が思い浮かぶんだけどなぜだろう……)
上条(しかし作り置きがなかっただなんて不幸だ。いやバナナがあっただけマシか……)
上条「さて、資料資料っと。いや先に名簿見といたほうがいいかな?」
上条「いや先にやることを確認するために資料か?」
上条「くそ、時間ねーのにやること多すぎる」
──20時10分
上条「仕事内容って指定が細かいだけで結局やることは門限破りのチェックと決められた時間の見周りくらいなんだな」
上条「んー、日誌? いや日誌書けって代理が書いてもいいもんなのかコレ?」
上条「これか、日誌……。うわー綺麗な字だなオイ。これに俺の字並べるってすごい抵抗があるんですけど」
上条「こっちはブラックリスト? そういや面接ん時に208号室の連中に気をつけろって言ってたな」
上条「208……って御坂と白井かよ!?」
上条「主に白井が何かした時は別室に隔離、か。……効果絶大そうだな」
コンコン ガチャ
上条「にしても風紀委員が目つけられてるだなんて」
黒子「悪いことをしてるつもりなんてないんですが、どうも間が悪いというか」
上条「いつも突然だなお前!?」
黒子「あら、わたくしは空間移動の使い手ですのよ?」
上条「寮則第九条──」
黒子「普通にノックして入ってきましたのよ!?」
上条「都合のいいことを言って……」
黒子「ノックしましたわよね!? 音聞いてましたわよね!?」
上条「したっけ……? まぁいいけどさ」
黒子「それで寮監代理様? 何かお仕事はありまして?」
上条「大体やることはわかった。常になんかしてなきゃいけないわけでもないんだな。」
黒子「まぁ寮の規律を守らせるというのが大事なわけですし」
上条「そっか。あとは時間忘れないように気をつけなきゃいけないけど」
上条「それと名簿をチェックしとかないといけないくらいか」
黒子「名簿? なぜまた名簿ですの? もしも流出なんてさせたら」
上条「しねーよ。ここって能力者だらけなんだろ? 罰の内容考えたりするのに情報がいるんだよ」
上条「反抗されたりしたら面倒だし」
黒子「ああ、それはありますわね」
上条「やっぱあるのか。否定してほしかったんですが」
美琴「つーかアンタ、結構ナメられてるみたいよ」
上条「どう見たってただの男子高校生だし無理もねーよな……。ていうかお前も突然だな!?」
美琴「あの寮監に比べたら確かにヌルそうに見えるわよね」
上条「人様のことをじろじろ見ながらその上ボロクソ言いやがって……」
黒子「あの寮監と比べること自体が間違ってるのでは?」
上条「……あの寮監そんなにスゴイのか?」
黒子「わたくしの記憶の限りだと大能力者3人相手にしても余裕そうでしたわよ」
美琴「やったことはないけど、多分私でも無理ね」
上条「第3位の超能力者で無理ってどういうことだよ!?」
美琴「殺る気で行かないと殺られるって感じよ」
上条「想像できないくらい恐ろしい世界を感じるな。まぁとにかくあの寮監に比べて俺はヌルそうってわけか」
黒子「殿方というだけで、あとは歳も大して違わないような方をあの寮監と比較してしまったら……」
黒子「まぁなんというか当然といった感じですわね」
上条「なんつーか、不幸だ……」
美琴「まぁどうしようもなくなったら私が止めてやるわよ」
上条「いやー、いいよ」
美琴「いいよってアンタ……」
上条「俺に手を貸したら、お前の立場がまずくなったりしねーか?」
美琴「な、何でアンタが私の立場を気にするのよ!?」
黒子「まぁまぁお姉様。ここは風紀委員のわたくしが」
上条「白井も同じだ。別に能力が優れたってだけでそれ以外の部分はただのお嬢様なんだろ?」
上条「だったら2~3人くらいなら何とかなるかもしれないし」
黒子「だ、大丈夫ですの? ってその右手の動きは何です? 犯罪の香りが……」
美琴「その手だけで何とかなるのかしら?」
上条「まぁ大丈夫だろ。つーか結構良い時間だし、お前らはもう部屋に戻れ」
上条「寝る時間までこんなとこいても仕方な……ってベッドどこだ? 俺どこで寝るんだ!?」
黒子「寮監ならよくロビーのソファーに座ったまま寝てるようですけど」
美琴「座ったまま? たまに立ったまま寝てない?」
上条「それは寝てないんじゃないのか……?」
黒子「たまに立ったままの時もありますわね……」
上条「それは寝てないんじゃないの!?」
黒子「いろんな意味であの寮監に常識は通用しませんのよ」
上条「俺、なんかあの寮監のことがよくわからなくなってきた」
美琴「まぁ空き部屋使えばいいんじゃない?」
上条「いいんかね? 勝手に使っちまって」
黒子「メイドの実習生が定期的にメンテナンスしてますから問題ないと思いますわよ」
上条「ふーん、じゃあちょっと見てくるか。まぁお前らは帰れよ」
黒子「わかりましたわ、ではお姉様?」
美琴「あ、ちょっと!」
ガチャ
生徒C「あ、あの!? 寮監代理様!」
上条「ん?」
美琴「あら? どうしたの?」
生徒C「御坂様も! ロビーの方で先輩方が言い争いを……」
黒子「寮監がいなくなった初日からこれですのね……」
上条「ううー、やっぱり平和のまま終わってはくれないのですね……」
美琴「何を現実逃避してんのよ。ホラ行くわよ黒子」
上条「ちょっと御坂サンそれ俺の仕事なんですけどー!?」
──20時30分
生徒B「で、ですがこんな時間にわざわざ行かなくても!」
生徒D「せっかく寮監がいないんだから細かいことは言わないの!」
生徒B「で、でも!」
黒子「はいはい、そこまでですの」
生徒D「あら、白井さん? 何か御用かしら?」
黒子「そんなに派手に口論していては止めに入ってもおかしくはないでしょう?」
上条「一体こんな時間にどこに行こうってんだ?」
生徒D「あら、よく見たら頼りにならなそうな寮監代理様までひきつれちゃって」
美琴「…………ッ」ズイ
上条「ちょちょちょストップ御坂! 何でお前キレてんの!?」
美琴「だ、だって!」
上条「いやいやなんでお前が涙目なの!? もういいから、俺の仕事だし!」
生徒D「失礼、寮監代理。ちょっと急用がありますので」
上条「急用? どんなの?」
生徒D「お友達から呼び出しがありまして」
黒子「寮監だったら瞬殺されてますわね……」
上条「さすがにそれじゃ認められないな」
黒子「というか後で寮監に報告すればいいんじゃ?」
生徒D「!? と、とにかくこっちは急いでるんです!!」
上条「何か随分焦ってるな? もしかしてその友達の命が危ないとか?」
美琴「はぁ? アンタの基準で物事考えんなよ……」
生徒D「・・…? そ、そうなんです! だから急がないと!!」
黒子「うわー、脆い嘘ですわね……」
生徒D「う! どうせ嘘は下手よ!!」
上条「嘘なのかよ!?」
美琴「アンタ馬鹿か!?」
上条「んじゃ、止めるしかないんだな」
生徒D「くっ……」
美琴「結局こうなるのね……」
上条「白井、あの娘の能力わかるか?」
黒子「発火能力でしたわね」
上条「なるほど」
上条(何か得体のしれない能力とかじゃなくてよかった。右手使ってハッタリかませば……)
上条「ま、嘘ついただけなら罰はないから、すぐに部屋に戻れよ」
上条「変なこと考えるなよ。俺だって伊達に寮監代理に選ばれたわけじゃねえんだ」
生徒D「どいてください!!」 ボウッ
上条「ってうおーい!?」
美琴「何で避けてんのよ……」
上条(よく見ればコイツなかなかの上玉だな…)
生徒D「この炎で!」ボウッ
上条「…ふん」ジュッ
生徒D「え…?」
上条「グヘヘ…悪い女の子だなぁ…」グイッ
上条「いやいや何だあの出力!?」
黒子「強能力ですし、多少手加減したところであんなものでしょう」
生徒D「あら、口だけだったんですか?」
上条(つーか防ぐ防がないよりも大火傷しそうなんですけどー!?)
生徒D「まだまだ!」ゴッ
上条「ぬおっ!?(よけれねぇ!)」 バキン
生徒D「え?」
上条(あれ、思ったほど熱くねーや)
美琴「はー? ホント不思議なもんねー」
黒子「炎まで叩き消すだなんて……お姉様? あれって一体どういう能力ですの?」
上条「ふぅ……」
生徒D「くっ!!」ボッ
上条「うおい!? っと悪い! け! ど!」バキン
上条「俺はそういうの効かないから、大人しくしてくれな?」
生徒D「そんな、はずは!?」ボン
上条「ちょ!? 効かないって言ってんだろッ!? (こえええ! はやく止めてー!?)」バキン
美琴「まーいろいろあるのよ。いろいろね」
黒子「説明が面倒なだけですのね。にしてもいつまで続ける気ですのアレ……」
上条「ちょ、いい加減に!? やめ!? (誰か助けてくれえええ!!)」バキン
──21時00分
黒子「あんなこと言ってしまって大丈夫ですの?」
上条「なにがだ?」
美琴「しかも自覚なしか……。アンタさ、さっきの生徒の罰はどうする気よ?」
上条「だから考えとくって言ったろ?」
黒子「それが甘いんですのよ」
上条「そうなのか?」
黒子「そうですの。ただでさえ甘そうだとか思われてるのに実際にあんな判断下したら……」
美琴「この1週間、どんだけ規則破り出す気よ?」
上条「いやいや、明日ちゃんと罰与えればそれでいいだろ?」
黒子「それでは、明日になったら厳しい罰を与えるつもりでいますの?」
上条「うーん……」
美琴「甘っちょろいわね。あの寮監なら即締め落とし。で何時間もかかるような掃除とか押し付けてくるのに……」
上条「お前、そんなの食らったことあんのか?」
美琴「門限破りで無駄に広いプールを2人で掃除したりしたわね」
黒子「しかもその掃除が原因で門限を破ってしまい罰を追加……」
上条「ひでえ……」
黒子「ただの門限破りでそれだけやらされますのよ?」
上条「ちなみに最初の門限ってどんだけ時間オーバーしたんだ?」
黒子「…………」
美琴「…………」
上条「……相当やらかしたようだな」
黒子「しかし! 寮監への攻撃だなんて、門限破りより大問題ですの!」
美琴「それにアンタ、一方的に攻撃防いでただけでしょ?」
黒子「まぁ女性に手を上げないというのは殿方としては立派だと思いますけど」
黒子「あの生徒が無傷でいることで『あの寮監代理は強くない』だとか」
黒子「とにかく余計に甘く見られることになりますのよ」
美琴「まぁ普段はあの寮監の一撃が待ってるわけだしね。」
美琴「それに能力が効かないだなんて、その身で体験したって納得するまでには時間かかるわよ?」
上条「何!? そんな理由で俺は低温火傷しかけたの!?」
美琴「低温火傷って何か意味違わない?」
黒子「あの生徒がなかなか攻撃を止めなかったのはそういうことでしたのね」
美琴「本気を出してないだとかそういう風に自分で理由づけちゃえば『気のせいかも』ってことになったりするかもしれないし」
黒子「そうなると余計に面倒ですわね」
上条「んー? あの娘は自分の能力が効かなかったって誰かに言ったりしないかな?」
美琴「はぁ? ……アンタ人の話聞いてた?」
上条「あの生徒の口から、能力が全然通用しなかったって広まったら、それでいいんじゃね?」
黒子「何か突拍子もない話ですが、確かにそれが広まったら……」
美琴「でもあの人確か強能力よね……。大能力の人は『自分は違う』ってなるんじゃないの?」
上条「よし、罰としてそういう風に広めてもらうか!」
美琴「さっきからアンタ話聞いてんの!?」
──22時20分
上条「これで雑務関係は終わりか?」
上条「しっかし疲れた…………」
上条「つーか夕飯にもらったバナナのことを忘れていた……」
上条「どこいっちまったんだ? まさかこの資料の山の中か?
上条「御坂と白井がいろいろ動かしてたからわかんねえな……」
上条「すごいデジャヴュを感じるんですけど。くっそ、夏休み最後の日もこんなだったよな……」
──22時50分
上条「結局見つからねえ。紛失というより消失じゃねえかコレ……」
上条「しかももう消灯時間来てるし!?」
上条「見周り行かなきゃな……」
──23時00分
上条「消灯時間だから寝てるはずだよな。ならうっかり着替え中とかにはならないよな……」
上条「と、とにかく行こう。とっとと済ませよう」
コンコン ガチャ
上条(暗ッ!? って当たり前か。よし、二人とも寝てるな)バタン
上条(時間通りきっちり寝てるだなんて流石お嬢様だなぁ……っと次だ次)コンコン
?『ちょ!?』
上条「ん?」ガチャ
生徒B「き……」
上条「あ」
生徒B「きゃあああああああ!!!」
上条「失礼しましたー!!」
上条(何だ何だよ何最初の部屋でまんまと油断させられてるんですか俺ー!!)
──23時10分
(きゃああああああ!!)
美琴「3度目ねー……」
黒子「たった10分で3回とはとんでもない野郎ですわね」
美琴「どうせこうなるだろうとは思ってたけど……」
黒子「ていうかわざとなんじゃありませんの?」
コンコン
?『あー、見周りの者ですが今このドアを開けたりしても大丈夫でございましょうか?』
美琴「どんだけビクビクしてんのよ!?」
ごめん、さるったので書き込みテスト
つーかさるさんってどんくらいのペースで書けばいいんだ
ガチャ
上条「ああ、ここお前らの部屋だったっけ」
美琴「アンタ、夕方までここにいたじゃない……」
上条「てかお前ら全然寝る感じじゃねーな」
美琴「別に騒いだりしてるわけじゃないしいいでしょ?」
黒子「わたくしは風紀委員の仕事で徹夜しないといけないので」
上条「てかお前全然仕事する感じじゃねーな」
黒子「当然お姉様とお話する時間の方が大事ですの」
美琴「つーかアンタが一方的にしゃべってるだけでしょ……。私は普通に寝たいんだけど」
上条「白井、とりあえず御坂は寝たいそうだから、お前も仕事があるならそっちに集中しろって」
黒子「寮監代理だからって偉そうに! わたくしたちの憩いの時間をぶち壊そうたってそうはいきませんのよ!」
上条「あのなぁ、風紀を守るとか何とか言ってた風紀委員がそんなんで……」
黒子「キィィィィ! これ以上ごちゃごちゃ抜かしたら変な噂ばらまいてやりますわよ!?」
上条「やめろよ!? てか何で逆ギレしてんだよ!?」
御坂「眠いんですけど?」
黒子「ま、風紀委員と言われては仕方ありませんわね。寮監に報告されても困りますのでオフザケはこれくらいにしておきますわ」
上条「テメェさっきまで本気で暴れ回ってたじゃねぇか……」
美琴「寝たいんですけど?」
上条「何で!? 俺が悪いの!? もう! 上条さんだって早く寝たいのでアナタタチも早く寝てください!」
バタン
美琴「初日からあんなんで1週間も持つのかしら?」
(きゃああああ!!)
黒子「あら、4度目……」
美琴「あ…の野郎……」
黒子「ていうかわざとなんじゃありませんの?」
美琴「ま、まさかねぇ……」
(きゃああああ!!)
美琴「ちょっと黒子!? 寮の風紀を守るためにあの痴漢野郎を撃退してきてもいいかしら!?」バッ
黒子「ちょ! おおおおおねおねえさま! あんなに眠そうにしていらしたのに!?」
美琴「いいわよねッ!?」バチバチ
黒子「おねおねおねえさま!? その電撃はひっこめてくださいですのー!?」
23時20分
上条「これはきっと不幸なんだろうな。ノックしたり声かけたりしてんのに……」
上条「でもやっと3階も半分だ。もうすぐ終わりだ!」ガチャ
美琴「オラ待たんかあああああァァァァああ!!」
上条「ふげっ!?」
生徒A「あら御坂様……華麗なとび蹴りですわ」
美琴「やっぱり着替え中か、危ないところだったわね」
生徒A「えっと、寮監代理様、大丈夫でしょうか?」
上条「不幸だ……」
美琴「平気ですよー、消灯時間なんで早く寝てくださいねー」バタン
美琴「ホラ、いつまで寝てんのよ?」
上条「待てよテメェ!? いきなり何なんだよ!?」
美琴「うっさいわね! アンタしまいにゃノックすら忘れやがって……」
上条「は? したろ?」
美琴「いや普通にあけたわよ今!?」
上条「……いやよくわかんなくなってきた……」
美琴「ったく。あと3階だけなんでしょ? とっとと済ませるわよ」
上条「いやそれ俺の仕事……」
コンコン ガチャ
美琴「消灯点検代理です。もう寝てくださいねー?」
生徒C「あの、寮監代理の悲鳴が聞こえましたけど……」
上条「ああ、うん。平気ですのよ……」
生徒C「御顔が腫れてますけど大丈夫ですか?」
美琴「寝てくださいねー!?」 バタン
上条「よくわかんないけど、女の子の優しさが心に染みる……」
美琴「コラいつまで座り込んでる気だ!!」
上条「何!? 何でお前はキレてんの!?」
──23時30分
美琴「ただいまー。ったく何なのよアイツ……」
黒子「わたくしも影から見てましたけど、お姉様空回り気味でしたわよ?」
美琴「そ、そんなことないわよ!?」
黒子「着替え中の突撃も問題ですけど、お姉様がどつき回したことで逆に心配されてませんでした?」
美琴「うー……。確かにやりすぎたかも。なんか逆に仲良くなってるように思えたし……」
黒子「いっそお姉様は関わらない方がよかったのでは?」
美琴「だからって寝巻に着替える人も多いこのタイミングでアイツがドア開けまくってるのは納得いかないんだけど!?」バチバチ
黒子「おおおおねおねおね! お姉様! 勝手に思い出しギレしないでッ!?」
美琴「はぁー、疲れたわ……」
黒子「しかしあのクソ野郎ったら、初日からどんだけフラグ立てたら気が済みますの」
美琴「明日って実習生の来る日よね。そっちにまで及びそうで恐いわ」
黒子「外の人間はまずいですわね。わたくしたちで死守しませんと」
──23時50分
上条「やっと、終わったぁー。思ったよりずっと結構辛い…。腹減った」
上条「冬休みだってのに6時に起きなきゃいけないってどういうことだよ」
上条「あー、空き部屋……。今から確認しに行くのも面倒だしな、もうソファーで寝よう……」
ここまで俺の妄想1日目、2日目はネタ探してるけど不足ヤバイ
SSとか書いたの初めてなんだけどこんなんでいいのか?
そしてもう投げたいんだけど上で書いてた人たちどこいった?
超のんびりでいくわ
2日目──05時00分
上条「あれ、今何時だ?」
上条「5時ぴったり…。自然に目が覚めるなんてどういうことだ……」
上条「何か二度寝する気も起きないくらいバッチリ目が覚めてる」
上条「ソファーのくせにあまり体痛くなったりしてないし……」
上条「ただ腹が減ったな。ってよく考えると昨日何も食ってねえじゃねえか!?」
上条「朝食まで、うっ……あと2時間半……。不幸だ……。」
上条「……朝の仕事済ませちまうか」
──07時30分
上条「全員いるみたいだな。んじゃ飯の時間な」
上条(俺は適当にもらって帰ろう、死にそうだ)
上条「適当に寮監室で食えるもんとかありませんか?」
おばさん「あら寮監代理、とりあえずおにぎりくらいしか作れないけど」
上条「それでいいです、とりあえず食えればなんでもいいくらいです」
おばさん「あら? ご飯、ちょっと足りなくなってるみたいだからちょっと待ってね」
上条「う、嘘だ…………」
──07時50分
舞夏「みさかみさかー。何か寮監がいないって聞いたんだけどホントなのかー?」
美琴「1週間ほど休むんだってさ。あと土御門、一応アンタはメイドさん見習いなんだからタメ口はまずいでしょ」
舞夏「みさかみさかー。その代理が男だってのはホントなのかー?」
美琴「あー……、そうよ。あと土御門、一応アンタはメイドさん見習いなんだからお客さんを無視しちゃ」
舞夏「みさかみさかー。その代理がすごい若いってのはホントなのかー?」
美琴「聞けよ!? 若いっつーか、大して歳変わんないような……」
上条「さっすが常磐台。メイドさんまでいるのかよ、って舞夏じゃねーか!?」
舞夏「あれ? みさかみさかー。何で上条当麻がいるのかー?」
美琴「私に聞くな! っつかアンタら知り合いだったのか!?」
黒子「いろいろ練った対策も無駄でしたわね」
上条「何だよそれ?」
美琴「で? アンタらどんな関係なのよ!?」
舞夏「みさかみさかー。すごい食い付きっぷりだけどそんなに気になるかー?」
美琴「なっ!?」
舞夏「みさかみさかー。すごい赤くなってるけどどうしたのかー?」
美琴「あ、赤くなんて!!」
上条「ま、舞夏! あんまり刺激しないでやってくれ……」
黒子「あらあら、随分仲がよろしいこと。うらやましいですわね」
美琴「…………ッ」バッチン
黒子「ぎゃあああ!? わたくしの髪があああ!?」
上条「いや、だから! 舞夏って俺のクラスメイトの妹なんだよ!」
美琴「は?」
上条「いや、は?って言われても……」
黒子「(ああ、一部すっごいハネてますの……)」
美琴「あ、ああ、それならそうと言えばいいじゃない」
上条「お前電撃出かけてて聞く気なかったよな!?」
舞夏「というか、そこに尊い犠牲者がいるなー」
黒子「(ああ、わたくしの髪は焼かれ損でしたの……?)」
美琴「で、アンタやっぱり妹って言葉がそんなに好きだったわけ?」
上条「何の話だ!? つかいつの話題引っ張ってんだよ!?」
黒子「(ああ、つい先週ストパーかけたばかりですのに……)」
舞夏「みさかみさかー。私はとりあえず仕事の続きがあるからまたなー」
美琴「はいはい。で、何? やっぱり妹キャラが好きなの、お兄ちゃん?」
黒子「ハッ!?」
上条「何で突然ノリよくなってんだよ!? やめてくれそんなキャラ!」
美琴「えー? てっきりこういう趣味だと思ったんだけど違うの、お兄ちゃん?」
上条「やめろおおオオオおおお!! お前の妹キャラなんてもう見たくねえェェェえええ!!」
黒子「オラアアアア!? 『もう』ってどういう意味だァァァあああ!?」
上条「お前ヘコんでたと思ったら何だいきなりー!?」
──08時10分
上条「朝っぱらから災難っつか、うん、不幸だ……。」
美琴「ああなったら、私でも止めるのは無理ね。というか関わりたくないし」
上条「よくわからないやつだな……んーと?」
上条「朝は点呼取って終わりか。あとは大騒ぎするやつがいなければいいんだけど」
美琴「それは大丈夫ね。なんだかんだいってもお嬢様学校なんだし」
上条「なら良かった。夕方までは俺も自由になれるし、ってまた御坂いたの!?」
美琴「何よ、毎回毎回大げさなリアクションしちゃって」
上条「音もなく背後に立たれたらびびりますのよ!? ってあれ? 白井は?」
美琴「……何? アンタ、黒子がお気に入りだったの?」
上条「何だよその飛躍は!? しかも何で不機嫌そうなんだよ!?」
美琴「ツインテール属性?」
上条「どっから単語拾ってくるんだテメェ!? ……で、何か用でもあんの?」
美琴「い、いやー別に? アンタ暇なのかなーって思って」
上条「そんなに暇じゃねーよ。一応泊まり込みだし、使える時間はそん時使っとかないと夏休みの二の舞になりかねないしさ」
美琴「何々? また宿題? 手伝ってあげよっか?」
上条「物珍しさだけで食い付いてくんじゃねー!! あと寮監室に生徒をずっと入れとくのもまずい!」
美琴「何よ別に。細かいことはいいじゃない」
上条「よかねーよ……。って悪い、電話が来た」
美琴「はいはい、じゃー私は昼間で立ち読みでもしてくるわ」
上条「はいはい。……昼間までって買えよ……流石に」
ピッ
上条「はい、上条です」
?『はいはいカミやーん? 高1の冬休みはエンジョイしとるー?』
上条「げ、青髪ピアス……。ただいま上条さんは宿題に追われてお馬鹿なトークしてる余裕はありません。ピーという音の後にご用件をお」
青髪『常磐台のお嬢様と宿題に囲まれてるだなんて、カミやんも随分大胆な真似しとるやないかー?』
上条「何でテメェ知ってんだよ!?」
青髪『知らないとでも思ってんか? お気楽やねー』
上条「ふざけんな! 何で知ってんだ答えろ!」
青髪『ははは! 死ねハーレム野郎☆』
ブツ ツーツーツー
上条「それ言うためだけに電話かけてきたのかよ!?」
上条(ちくしょー、休み明けが恐い……)
上条「……不幸だ……」
上条「っと、いけね。昨日の子の罰のこと忘れてた」
──08時30分
上条「じゃあ、昨日のことなんだけどさ」
生徒D「そ、その、申し訳ありませんでした!」
上条「ま、まぁそれはいいんだけどさ。えーと、まず俺に能力効かないってのは理解してくれたのかな?」
生徒D「え? えーと、昨日は興奮しててわからなかったんですけど……」
上条「まぁあれくらいの力なら変な連中に絡まれた時とかに使ってるんだろ?」
生徒D「あ、はい。……確かにそれをあんなにあっさり防がれるのは確かにおかしいのかも」
生徒D「でもあんな風に防がれたのは初めてですし」
上条「まぁ仕方ないよな。御坂も同じようなこと言ってたし……」
生徒「御坂さんが? ももも、もしかして超能力者の電撃まで防いだことあるんですか!?」
上条「まぁあいつだって手加減してるだろうけどさ」
生徒D「寮監代理様があの御坂さんと渡り合えるほどの方だったなんて!」
上条「え、えーと……?」
生徒D「どうぞ罰をお申し付けください! 反省します!」
上条「え、えーと? じゃあ発火能力が利かなかったっていう事実だけそれとなく広げてもらいたいかなー?」
生徒D「は? どういうことでしょう?」
上条「俺って随分軽くみられてるって聞いたからさ。監督者が弱そうだからってだけで規律が乱れるなんてつまらないし」
上条「一応代理できるだけの力はあるんですよ? っていうのをそれとなくわかってもらいたいなーだなんて」
生徒D「な、なるほど。わかりました! 他には!?」
上条(えー!? 何なんですかこのやる気は!?)
──10時00分 寮の脇の袋小路
上条「こんなもんでいいか」
生徒D「そうですね。にしてもなぜ寮監代理様まで一緒になって罰を受けてるんですか?」
上条(メインの罰は別にあるし。大変じゃなさそうなところの掃除を、と思ったらすげー広いんだもん…)
上条「うー、昨日御坂達に散々甘いと言われたワケがわかった気がする」
生徒D「それに発火能力者に草むしりさせるだなんて」
上条(どうせ能力と罰の関連性なんてすっかり忘れてましたよ!)
上条「あー、まぁそれでも1時間はかかったし、十分かなーなんて」
生徒D「まぁ能力は使いませんでしたけど」
上条「気を使わせちゃってすいませんでした!」
生徒D「何で寮監代理様が謝ってるんですか!?」
──11時30分
上条「何もない時間は帰宅してもいいみたいだし、一度帰るか」
上条「腹減ってきたし、風呂にも入りたいしな……」
──12時00分 大通り
上条「何か辺りからすげー殺気を感じるんですけど。つかこんな遠かったっけ、ウチの寮……」
──13時00分
上条「ひと段落だな」
上条「ヤバイ、すごい眠い。ってか5時に起きたんだもんな……」
上条(しかしここで寝たら取り返しのつかないことになりそうな気がする)
上条「戻るか。つか帰ってもいいって言われたらほとんど手ぶらで行ったけど」
上条「やっぱ最低限の着替えとかは持ちこんでおいた方がいいよな……」
──13時10分
上条「よし、こんなもんでいいかな。……さて、行くか」
──14時00分 大通り
上条「って何なんですかコレー!?」
上条(何で表通り歩いてただけなのにこんな大勢の野郎に追われてますか俺はー!?)
上条「不幸だー!!」
──14時30分
黒子「風紀委員ですの。何があっか知りませんが、人一人追いかけるには多勢が過ぎますわよ」
上条「白井!? 警備員まで!? ちょっとこれどうなってんの!?」
黄泉川「つか、追われてんのって月詠先生のとこの悪ガキじゃん」
黒子「貴方一体何しましたの?」
上条「何もしてねえよ!? ただ歩いてたらいきなり声かけられて、そのまま能力とかで襲撃されたんですけど!?」
黒子「能力者相手なら大丈夫だったんじゃありませんの?」
上条「あの数に無茶言うなよ!? いつのまにかあんなに増えてるし!」
黒子「わけがわかりませんわね。じゃあ面倒なので事が落ち着くまであの車の中で待っててくださいですの」
上条「え? 警備員の車両って身柄拘束されちゃうの? 完全にとばっちりなんですけどー!?」
──19時10分
上条「さすがに2日目だし、もう大丈夫だぞ、うん!」
黒子「門限の時間までぐっすり寝てたくせに何を……」
美琴「アンタ忙しいとかで人を追い払っておいて……」
上条「忙しかったはずなんですよ!?」
上条「でもわけのわからないことばっかり起きたんですよ!?」
美琴「少し聞いたけど、アンタも人気者になったもんね」
上条「そんな人気いらねえよ!?」
上条「しかしおっかなくて外出れないな、着替え持ってきて良かった……」
黒子「それで、点呼周りとかはありませんの?」
上条「んーと、うん、今日もないな」
黒子「なら夕飯は食堂で食べて行かれては?」
上条「いや、女の子ばっかりなんだろ? そこに混じる勇気はないですよ」
黒子「料理長とご一緒するというのもありますわよ」
上条「なに? その人、男なの?」
美琴「ああ、何だっけ? 野郎趣味の源蔵さんだっけ?」
上条「やっぱり寮監室で食います」
黒子「チッ……」
──19時40分
上条「飯もらいに行かなきゃな」
上条「ん、何だ?」
上条「あれ? 昨日のバナナじゃん。……もうこれでいいや」
──19時50分
上条「昨日は確認することだらけで余裕がなかったけど」
上条「ホントにすげー寮だな……」
上条「ただの廊下なのに……、このロビーなんて完全にホテルみたいだよな」
──19時50分 寮前
生徒A(何で普通に入口にいるの!? もしかして門限破りがバレてる!?)
生徒A(いや、でも! 今日は見周りはなかったって聞いたし、そんなことないはず)
生徒A(となれば! 強行突破しかないわね!)
上条「しかし昨日のなのにうまいバナナだ……。さすが常磐台だなぁ……。」
生徒A(よし、あっち向いてるうちに全身固めて金縛り状態にしてやる!)
上条「ん?」ポト
生徒A「(よし!今だ!)」ダッ
上条「おっと、バナナの皮が」
生徒A(やば、こっち向いた! ってええ!? ……『こっち向いた』!?)
上条「お、おい! 足下あぶな!」
生徒A「えっ!?」
ズルッ ドン
──20時10分
美琴「で、たまたま落ちたバナナの皮がトラップと化した、と」
黒子「しかも滑ったあとは寮監代理に思い切りタックルかます形になった、と」
美琴「ギャグ漫画かよ……」
生徒A「うう…………」
黒子「にしても、寮監代理が入口で張ってるってのに正面突破とは大胆ですわね」
美琴「貴女って確か念動力で金縛り状態を作り出すんだっけ?」
生徒A「はい、それで振り向けなくして後ろを通過しようと思ったんですけど」
黒子「念動力で金縛りだなんて。ま、この方が相手じゃ分が悪すぎましたわね」
美琴「で、こいつが気絶してるあたりギャグよね。てか全身動かなくなんて出来るの?」
生徒A「相手の力次第ですけど。不意打ちなら多少の時間は稼げるかなって……」
生徒A「でも寮監代理に能力が全く効かないだなんて知らなかったし」
生徒A「首回りだけ固めようかとも迷ったんですけど、一応全身を……」
美琴「あー……。(むしろそっちじゃなくて正解だったのかしら)」
黒子「まぁ朝から出かけてらしたんじゃ知らないのも無理ありませんわね」
上条「……う……ん?」
生徒A「!?」
美琴「ああ、起きた?」
上条「どこだここ?」
黒子「またもや記憶障害ですのね」
上条「何で俺寝てんだ? って今何時だ!?」
美琴「まだ8時過ぎよ」
上条「もう8時過ぎじゃねーか。なんか毎日気絶してる気がするんだけど」
生徒A「あ、あの寮監代理? 大丈夫ですか?」
上条「あれ、君は確かさっきの……門限破り?」
生徒A「申し訳ありません……」
上条「あー、まぁいいか、一応反省はしてるようだし」
生徒A「いえ、罰は受けますので……。それにぶつかってしまって……」
上条「いや、そっちは気にするなよ」
黒子「なんか昨日と違って随分あっさり行きましたわねってお姉様? おねっ……」
美琴「…………」
上条「それはそうと怪我とかないか?」
生徒A「は、はい! 寮監代理がかばってくださったおかげで」
美琴「……!?」ピキ
黒子「ひっ!? わたくしはーお部屋にー戻らせていただきますわー」
上条「何だよその棒読みな……って御坂サン!? 何その恐い顔!?」
生徒A「!?」
美琴「べーつにィ?」
上条「ななな!? そそそそっちの君、罰は後で伝えるから戻っていいよ、ごごごご飯まだだろ!?」
生徒A「は、は、は、は、はい!!」ダッ
美琴「ふーん…………?」
上条「みみみみ御坂サンちょっと!?」
美琴「アンタは!向かってくる子なら誰でもいいのかあああああ!?」
上条「何がだあああああ!?」
美琴「もうどんな罰でも受けてやるからいっそここで最大出力食らえボケー!!」
上条「何でだあああああ!?」
(ぎゃあああああああああああ)
黒子「お姉様ったら……、あんなにムキになられて……」
黒子「せっかく広まった能力無効化の話がパーになったら困りますのに……」
──23時00分
上条「死ぬかと思った……。何なんだあいつ……」
上条「結局重い罰は嫌なのか、電撃じゃなくて回し蹴りだったし」
上条「結局一発避けて終わりだったけど電撃よりずっとこえーし……」
黒子「見周り終わりましたわよ」
上条「ああ、悪いな。仕事押しつけちまって」
黒子「引き受けた以前にそもそも申し出たのはわたくしですから」
黒子「ただでさえお姉様があんな状態だというのに、貴方に昨晩のような様子で見周りされたら、わたくし今晩寝られなくなりますわよ」
上条「というか何であんなに突然キレるんだよアイツ」
黒子「はぁ、無自覚とは流石ですわね」
上条「はぁ?」
黒子「なんでもありませんの。ではおやすみなさい」
上条「は? ああ、おやすみ……」
──23時30分
黒子「お姉様、いつまでそうしてるんですの?」
美琴「いいじゃない別に」
黒子「早く着替えてお休みになってくださいな」
美琴「…………」
黒子「あの方のことを気にしてるんですの? お姉様の心内は存じませんが」
黒子「黒子から見ても最近のお姉様は空回りしすぎですわよ」
美琴「う……わかってるわよ」
黒子「そんな調子ではあの方にとってお姉様はただ暴力的な少女という風にならなくて?」
美琴「……わかってるわよ……」
黒子「まぁわたくしがとやかく言うことではありませんわね」
黒子「いっそその方があの方を遠ざけたりして妨害を働く必要もなくてわたくしにとっては好都合ですし」
黒子「このお姉様の下着をあの殿方にわざわざお見せしなくともぐえ!?」
美琴「その辺わからないからよく聞かせてもらいましょーか!?」
黒子「お、お、おねえさま! 暴力はおや!? め、に! ギブ! ギブですの!!」
──23時30分
上条「よーし、今日も終わりか」
上条「しっかし疲れた……。のんびり宿題やるつもりだったのに」
上条「なんで追い回されたりしなきゃなんねーんだ。つーか誰だあいつら?」
上条「あー、また知らないところで面倒なことになってる気がするなー」
上条「不幸な予感がする。ちくしょう、全部忘れてとっとと寝よう……」
上条「ソファーで……」
俺の妄想2日目及びストック終了
明日のことは明日考えるので丸投げしとくわ
yが大文字ならキレイだったろーに
トイレの個室から出てきた少女はトイレで滑って転んでる上条を見て……
女生徒B「なんで上条先生が……」
上条「いえ、違うんですよ、決して覗きではなくてですね信じてくれますか信じてくれませんねどうもすいませんでした!」
言い訳のはずがいつの間にか土下座の姿勢に移行している上条。
その間わずか数秒、ギネス級の素早さである。
女生徒B「……聞こえちゃいましたよね、上条先生……」
上条「な、なんのことやら上条さんには全く見当がつかないのですが」
女生徒B「その、私が、………してるとこ」
上条(これは一体どうすべきなのでせうか、正直に白状すべきか嘘をつくか……)
正直者上条当麻、彼は嘘を貫くのではなく正直に白状してしまおうという結論に達した。
上条「誠にすいません!小便しようとしてここに来たら聞こえちゃいました……」
いわゆるジト目で上条を見つめている女生徒。
上条は続けてこういった。
上条「本当にすいません!何でもするんで許して下さい!」
女生徒B「なんでも……ですか」
上条「そりゃもう愛玩奴隷上条当麻なんでもいたしますのでどうか俺を犯罪者にしないでください!!」
女生徒B「だったら……先生?」
上条「はいなんでしょう!」
女生徒B「私だけ見られるのってずるいですよね?」
正確に言えば、上条は彼女の自慰行為の声を聞いただけで実際に見たわけではない。
しかし、この状況についていけなくなりつつある上条は混乱するばかりであった。
上条「な、何を仰るのでせう?」
女生徒B「上条先生、トイレに来たんですよね、はやくした方がよろしいのでは?」
そう言いながら上条の方へにじり寄ってくる女生徒。
彼女の視線は上条と下半身、より具体的に言えば股間に集中していた。
上条(ヤバい……確かにそろそろ膀胱がピンチになりつつありますよ……でも見られてるのに出来るわけないでしょうに……)
女生徒B「どうしたんです上条先生?早くしないと叫んじゃいますよ?」
くすくす、と上品に笑う女生徒。
発言の黒さとはかけ離れたきれいな笑顔であった。
女生徒B「早く見せてくださいよ、上条先生のアレを、ね?」
上条(どうする!?魔術師との戦いよりもヤバい状況だぞ!?)
彼が選べる選択肢は三つ。
一つ目は女生徒の指示に従いアレをさらけ出すこと。
二つ目は踵を返しもうダッシュでトイレから脱出すること。
三つ目は女生徒を説得して他の方法で許してもらうこと。
上条(トイレから逃げだす前に叫ばれたら待っててくれる女生徒Aさんが来て覗き扱いされるに違いない……)
二つ目の選択肢は選ぶことができなかった。
上条(だったら説得する?聞いてくれそうにないしなぁ……)
三つ目の選択肢を選んでも状況が改善されるとは思いにくい。
上条(この子の指示に従うしかないのか……でも恥ずかしいし……どうすりゃいいんだ神様……)
女生徒B「脱がしちゃいますね、上条センセ?」
上条「へっ?ってうぉ!」
どうすればいいものかと考え込んでいる間に女生徒は上条の目の前まで来ていたのだ。
彼女は上条に声をかけながら既にズボンのベルトに手をかけていた。
女生徒B「とりあえず尿の方を出しちゃいましょうか」
上条「ぱ、パンツ降ろさないで、頼むから!」
頼みこむもののあっという間に上条の下着はずり降ろされた。
彼は気づいていない、女生徒が『とりあえず』尿をだそう、と言ったことに。
女生徒B「知っていますか、上条先生?」
上条「何のことだよ!?とりあえず手を離してくれ!」
女生徒B「球袋の裏にあるツボを押すと尿が出やすくなるんですって。保健体育で習ったんですよ」
そう言いながら女生徒は上条の袋の裏側を人差し指で押し込んだ。
もともと小便に行きたくて仕方なかったせいもあり、上条は辛抱たまらず放尿してしまった。
上条「ぁ……(出しちゃった……しかもかかっちゃってる……)」
上条の前に立っていた女生徒は当然のごとく尿がかかってしまっていた。
にもかかわらず彼女の顔は恍惚としていた。
既にお分かりの方もおられるかもしれないが、彼女は変態お嬢様であった。
まだ続けた方が良い?
これ以上やってもおもしろくならない気がするんですけど
誰か引き継いでくれた方が面白くなると思うんですが
上条「ご、ごめん!かけるつもりなんて全くなかったんだ!」
女生徒B「べつに構わないですよ、上条先生のですもの。それじゃあ、次は……」
球袋に添えていた右手を竿の方へとずらし、優しく包む。
左手も添え両手で男性器を擦り上げる女生徒。
初めての感覚に上条はすぐに勃起してしまった。
上条「な、なにを……」
女生徒B「次は精液出しちゃってください。私だけ自慰を見られたのでは不公平でしょう?」
言いながらも手の動きは止まる様子を見せない。
そのいやらしく甘美な手つきに上条はあっという間に……
上条「やめてくれ、でないと……」
上条の自宅には女性の居候がおり、家では抜くことができない。
しかし高校生であるため、性欲旺盛でありどんどんと溜まっている。
そこに手コキである、彼のモノからは既に先走り液が出ていた。
女生徒B「そうですか、イキそうなのですね。でしたら……」
手の動きはそのままに、彼女は顔を上条に近づけ、彼の耳元で囁いた。
女生徒B「良いよ、イッて」
そのささやきに呼応するかのように、上条のモノは達した。
女生徒A「上条先生、遅いですけれどいかがなされました?」
外で上条を待っていた女生徒Aがトイレの中で見たのは……
上条「はぁ……はぁ……はぁ……」
女生徒B「いっぱい出ましたね、上条センセ。もっとキモチイイこと、しませんか?」
下半身を、もっと言えば精液まみれの一物をさらけ出している上条の姿。
そして、精液を制服のスカートで受け止めていた同級生である女生徒Bの姿だった。
最早自慰じゃない件
>>724
そうだった……吊ってくる
女生徒A「お二人とも、何をなさって……」
女生徒B「あら、貴方も混ざりません?上条先生の、まだまだ元気なんですよ」
女生徒Bの能力は物体移動。
白井のテレポートと違い、あらかじめ印をつけておいたものを手元に出現させる能力である。
白井の能力が自分が振れているものを飛ばすのに対し、彼女の能力は自分のもとへと飛ばす能力なのだ。
彼女がこの場面で出現させたのは、縄であった。
女生徒Bはイったまま立ち尽くしていた上条を便器に座らせ瞬く間に縛りあげた。
そしてさらにあるものを出現させた、それは猿轡だった。
なぜそんなものにあらかじめ印が付いていたのかは彼女が変態だから以外に理由の説明しようがない。
彼女はそれを上条の口へ装着させた。
女生徒B「これで上条先生は身動きとれないですわ」
女生徒A「な、何をするつもりなの?」
女生徒B「上条先生って御坂さままで狙われてるのですよ。早いうちに奪わなければ奪われてしまいます」
そう言って女生徒Bは穿いているショーツを下ろした。
ショーツには糸が引いており、彼女の膣が既に濡れていることを表していた。
女生徒B「貴方も上条先生がお好きなんでしょう?でしたら一緒にしませんこと?」
女生徒Bは上条のモノを膣にあてがいながらそう尋ねた。
そして…………女生徒Bは不意に気を失った。
禁書「とうま、私の出番は?」
女生徒Aの能力は精神感応系。
一言で言えば常盤台中学もう一人の超能力者。
彼女の手にかかれば記憶をいじることなど朝飯前である。
彼女は能力を利用して目の前の痴女を眠らせたのである。
彼女は上条の拘束を解きながら尋ねた。
女生徒A「上条先生、大丈夫でしたか?すいません、気づくのが遅れてしまって……」
上条「助かった…………ありがとう、ホントに助かったよ。なんかお礼をしないといけないな」
女生徒A「でしたら先生、私と付き合っていただけますか?」
上条「へ?いや、そういう礼じゃなくて他の」
女生徒A「快諾して下さらなければこのことを周知いたしますわ」
こうして上条は一人の変態から解放される代わりに他の女性の所有物となってしまった。
この日のことを知るのは上条当麻と彼女だけである。
終われ
禁書「『誰』!? 『誰』ってどういうこと! 私はこれでもメインヒロインなのであって少しはそういったシーンも描いてくれないとショックを受けてしまうと言うのに!!」
ってなわけで終わり、ってか終われ
3Pにしようかとおもったけど心理掌握なんて能力者もいたなって思い出した
だから女生徒Aエンドで終わらせました
心理掌握と上条当麻の濃厚な絡み合いは省略されました
続きが読みたい方は全力で他の方に期待しましょう
またどこかで会うかもしれないですのでまた会いましょうノシ
3日目──05時00分
上条「ん……。朝? また5時ジャストかよ」
上条「飯まで2時間くらい余るけど、やっぱり二度寝しようとは思わないし」
上条「…………朝は平和だよなぁ……」
上条「現実逃避してないで、掃除でもするか」
上条「……今日は大変なことにならないといいんだけどなー」
──07時30分
上条「全員いるし朝食はじめー」
黒子「なんかだんだん適当になってきてる気がしますの」
上条「気のせい気のせい。さて飯もらってくるかな」
黒子「また寮監室で食べますのね」
美琴「ところで黒子?」
黒子「あら、お姉様、どうしましたの?」
美琴「寝癖ついてるわよ?」
黒子「…………ええ、おかげ様で」
美琴「はぁ?」
──07時40分
舞夏「みさかみさかー。寮監代理はどこだー?」
美琴「アイツならその辺にいない? あと土御門、一応アンタはメ」
舞夏「いたいたー。うーい、上条当麻ー」
上条「あ? 舞夏か。何か用か?」
舞夏「いやー、用っていうか伝言ー」
上条「伝言? 誰から?」
舞夏「兄貴から。『死ねハーレム野郎☆』だってさー」
上条「テメェが言いふらしたのか!?」
黒子「あら、おはようございま……ちょ!? 落ちついてくださいまし!?」
上条「す、すいませんでした……」
黒子「というか、ここの代理の仕事って割と希望者多かったらしいですわよ」
美琴「何よ希望者って? まさか募集でもしてたっての? アルバイトじゃあるまいし」
黒子「そのまさかだったようですの」
上条「つーか具体的な仕事内容も書かれてなかったな」
美琴「どうなってんのよ……」
黒子「その募集も割と早い段階で決まってしまったようでして」
美琴「へー? ああ、なるほどね」
上条「は? どういうこと?」
美琴「つまり、面接で落ちた人だとかいろんな人が揃ってアンタのこと恨んでるってことでしょ?」
上条「何で!? 俺のせいなのそれ!?」
黒子「さらには『募集してる』という話だけ広まってしまったようですの」
美琴「んで期待したのに、既に結果が出てたってわけね」
上条「それで襲われたの!? 意味わからないんですけど!?」
美琴「お嬢様に囲まれてお仕事。それで給料もすごいんでしょ?」
黒子「無能力者だとか高校生だとかっていう話も疑問視されてますし、噂は形を変えますから」
美琴「はー。じゃあもう代理の事とか知らない人もアンタのこと恨んでるんじゃない?」
上条「何でだ!? もはや俺カンケーねーだろそれ!?」
黒子「まぁそうなれば昨日の大人数も納得ですわね」
黒子「顔までしっかり割れてるようですから、もう立派な有名人ですわね」
上条「嘘だ……。もう学園都市には安全な場所はないのか……?」
美琴「いいじゃない、外に出なきゃいいだけでしょ」
上条「1週間で放り出されるんですけど!? つか俺の個人情報どうなってるんだよ!?」
黒子「昨日の集団の中に貴方のクラスメイトを名乗る人物がいましたわよ」
上条「青髪の野郎か!? つーかアイツなんで妙に事情に詳しいんだ!?」
舞夏「青髪のやつなら昨日m」
上条「やっぱ言いふらしたのか!? あいつに余計なこと吹き込んだのはテメェか!?」
舞夏「おおう!?」
美琴「ちょっと落ち着きなさい、こんの馬鹿!!」ガバ
上条「ちょ! 首はヤメ!? ぐげげげげ!!」
黒子「お姉様何を!? 密着しすぎですわよ!!」
美琴「え? (うわ近っ!? どどどどどうしよう!?)」
上条「stygさdf!j」
黒子「それ以上はまずいですのよお姉様!?」
美琴「ハッ! …………」ドサ
上条「うぐ……」
美琴「…………だ、大丈夫デスカー?」
黒子(……お姉様に後ろから……この野郎幸運すぎますわよ)
上条「…………………………不幸だ」
舞夏「ちなみに見かけただけで何も言ってないぞー」
上条「………………さいですか……」
舞夏「藁人形と金づち持ってたけど何なんだろー?」
黒子「わ、藁人形って……」
上条「どうせ藁人形に俺の名前が書いてあるんだろうな!?」
美琴「何だっけ? 藁人形って」
上条「なんか呪いみたいなやつ。つか科学の街で何してんだアイツ……」
──10時00分
上条「あれ? 白井、今日も風紀委員か?」
黒子「いえ、今日は非番ですの。」
上条「どっか行くのか? そういや御坂もさっき出てったけど」
黒子「お姉様はお買い物があるそうですの。ご一緒したかったのですが、わたしくは今日は美容院に行こうかと」
上条「美容院?」
黒子「ええ、昨日ちょっとありまして、ストレートパーマが取れてしまったので」
上条「ふーん、それでいちいち美容院とか大変だな」
黒子「一応身だしなみには結構気を使ってますのよ」
上条「とはいえ美容院だとかパーマだとか言われてもピンとこないな」
黒子「わたくしは元々クセっ毛ですの。ずっとストレートパーマにはお世話になってますのよ」
上条「ふーん、しかしそんくらい長さあると大変だろうな」
黒子「そりゃ大変ですわよ。ストレートパーマの維持のために気を使ったりして」
上条「で、なに? アフロだっけ?」
黒子「ストパだっつってんだろ!!」
──11時00分
上条「悪い悪い、罰のこと忘れてた」
生徒A「い、いえ。あの、本当に昨日は申し訳ありませんでした」
上条「まぁ済んだことは仕方ないとして罰だけど」
生徒A「は、はい!」
上条「じゃー、まぁ昼飯食った後でいいから食堂前の清掃な」
生徒A「え? そんなのでいいんですか?」
上条「あれ? 嫌だった? 食堂前アレルギーとか?」
生徒A「え? い、いえ! やります!」
上条「じゃ、頼んだぞ」
生徒A「は、はい! そ、その……」
上条「どうした?」
生徒A「い、いえ!? その、失礼しました!」バタン
上条「何だ? まいっか、宿題やっかな」
生徒A「(……優しい人だな……)」
──12時00分
上条「宿題すすまねえし腹が減った。というわけで飯もらってくるかな」
上条「よく考えたらここでまともな飯を食うの初めてじゃねーか俺」
料理長「お、寮監代理。今日はこっちで食うんですか?」
上条「生徒も少ないですし。(出たなムキムキ角刈り頭!?)」
上条「ってかちゃんと挨拶してなかったっすね。すいません」
料理長「最初の自己紹介は聞いてたから大丈夫ですよ」
料理長「でも夜も朝も食いに来ないし、心配しましたよ」
上条「やっぱ女の子ばかりなんで居辛いっていうか……(何なのこの熱視線!?)」
料理長「なるほどなぁ、それで持ってってたんですか」
上条「あ、あはは……。まぁ……」
料理長「まぁそんならちゃんと運びやすいように作っときますから」
上条「なんだかすいません、気を遣ってもらっちゃって。(良い人なのに何か寒気がする……)」
料理長「まぁのんびり食ってってください、じゃあ」
上条「は……、はい。(い、嫌な汗が止まらねえ)」
──16時00分
上条「何もなかった割に宿題が進みません。そして眠い。料理長がやたらと甘いもん持ってくるし……」
美琴「体に悪そうな生活してるわねー?」
上条「なんだ帰ったのかよ。あと入ってくるときはノックしろな?」
美琴「細かいわねえ……」
上条「あれ? 白井は一緒じゃねーの?」
美琴「アンタ、マジで黒子がお気に入りなの?」
上条「ちげーよ!? つーかいつまでその話引っ張ってんの!?」
美琴「黒子なら美容院行くって言ってたわよ」
上条「あ、言ってたかも。そんな時間かかんの?」
美琴「終わった後遊びに行ったんじゃないの? 同僚の子も非番だったみたいだし。で、何か用があったの?」
上条「というかお前が俺に用あったんじゃないのかよ?」
美琴「べ、別にアンタ暇そうにしてるんじゃないかと思っただけで」
上条「暇じゃねーよ……。宿題だってまだまだ残ってるし、夜の見周りの件だっていろいろ考えるところもあるし」
美琴「そう言う割には昨日はしっかり昼寝してたわよね」
上条「予定外に走り回って疲れてたんだから仕方ないだろ!?」
美琴「予定外に走り回らなかった今日もずいぶんお疲れに見えるけど?」
上条「……あー、料理長にいろいろ絡まれてさ、ちょっと疲れてるかも」
美琴「うわー、源蔵さんだっけ?」
上条「オイ待て!? 野郎趣味の源蔵さんってアレかよ!?」
美琴「なるほどねー。帰ってきたらアンタと料理長の噂がちょくちょく聞こえたのってそういうわけだったのね」
上条「何!? 嫌な予感しかしないけどどんな噂になってんの!?」
美琴「いやー、内容は知らない方がいいわね、まぁ大丈夫よご愁傷さまー」
上条「お前慰める気ねーだろ!?」
美琴「あっはっは! 良かったじゃない、数少ない男の人からの善意よ?」
上条「いいや今ようやく理解した! あの熱視線! あれは善意じゃなくて下心だ!!」
上条「つかテメェ爆笑してんじゃねーよ!」
黒子「ただいま戻りましたの」
美琴「あ、黒子! ちょっと聞いて聞いて!」
上条「もうやめてくれえええ!!」
黒子「あら寮監代理様? 見境のない方だとは思っていましたが、まさか料理長のような殿方まで守備範囲内だなんて驚きましたわ!」
上条「何で!? 今帰ってきたばかりのお前にまでそんな情報が行きわたってるの!? ていうかテメェに言われたくないぞ!?」
黒子「わたくしはお姉様一筋なだけですの。貴方と一緒にはしないで欲しいですわ」
上条「泣きたい。本気で泣きたい……」
美琴「あっはっは! ま、胸なら貸してやるわよ」
黒子「お、お、おねえさま! それは黒子だけの場所ですのよ! というか貸すだけのボリュームに欠けふごっ!!」
美琴「ッ!?」
美琴(い、勢いで変なこと言っちゃった!!)
黒子(ぐ……今の一撃、すごい勢いでしたの……)
上条「何でこんなことに…………不幸だ…………」
──16時30分
上条「眠すぎるので一度帰ってシャワーを浴びてきたい!」
美琴「アンタ外は危険とか言ってたじゃない」
上条「そうなんだよな。昨日みたいに襲撃されるのも怖いし、外に出て噂の実態を知るのも怖い」
美琴「噂の発信源はココじゃないの」
黒子「というかシャワーだけなら部屋についてますでしょ?」
美琴「そうそう、空き部屋の使えばいいじゃない」
上条「そういえば空き部屋のこと忘れてたな」
美琴「はぁ? アンタどこで寝てたの?」
上条「ロビーのソファーだけど」
黒子「よくあんなところでまともに眠れますわね……」
美琴「まともに眠れてないから今眠そうなんじゃないの?」
上条「ま、いいや。なら空き部屋行ってくるわ」
美琴「はいはい、部屋間違えんなよー?」
上条「いや、流石に……気をつけます」
黒子「では何かあったら一時的にわたくしの方で何とかしますので」
上条「ありがとう、白井」
美琴「まぁ、任せときなさい」
上条「ああ、じゃ頼むわ」
バタン
美琴「私にはお礼ないわけ!?」
黒子「何で黒子に当たりますのー!?」
──19時20分
上条「あれ? 今何時?」
黒子「あら起きましたの? あと10分ほどで夕食ですわよ」
美琴「っつかアンタ眠いからシャワー浴びたんじゃないの? 油断しきった顔で寝ちゃって……」
黒子「けっ、その顔に見入ってたのはどなたでしたかしら?」
美琴「う、うるさいわね!」
上条「19時20分か……げっ!? そういえば今日は見周りしなきゃいけないんだっけ? えっと資料は……」ペラッ
黒子「今日は点呼周りしないといけませんわよ。あとその辺の資料ならもう見ました」
上条「ええ?」
黒子「巡回なら今からでも余裕ですわ。さあ行きましょう」
上条「は……、はい」
美琴「ちょっと待ちなさい。黒子と私で行くわ。つかアンタは行くな」
上条「は? なんでだよ?」
美琴「アンタ、またうっかり生着替えとか目撃したいわけ?」
上条「え? …………、」
黒子「素の反応でしたわね……」
美琴「私と黒子でアンタの代わりに見てきて報告してやるから食堂で待ってろ」
上条「はい」
黒子(電撃も出してないのにこの迫力は何なんですの!?)
──19時30分
上条「全員いるなー?」
黒子「点呼も終わりましたの」
上条「おう、サンキュー」
美琴「…………黒子ばっかり」
黒子「ちょ、お姉様こわッ!?」
上条「んじゃちょっと連絡させてくれー」
美琴「は?」
上条「消灯確認の時間だけど、10分遅らせようと思う」
黒子「どういうつもりですの?」
上条「消灯の時間になって着替える奴って多いんだろ?」
上条「だから10分ずらす。どうかお願いですからそれまでに着替えて寝てくれ!」
上条「と、まぁこんだけなんだけど何か質問とかあるか?」
生徒A「あ、あの」
上条「何?」
生徒A「御坂さんに勝ったことがあるって本当ですか?」
上条「は?」
美琴「え?」
生徒A「噂ですけど、本気の御坂さんを片手であしらったって」
上条「えーと?」
生徒D「あ、言ってましたね」
上条「言ってないよ!?」
生徒D「それに炎も効きませんでしたし」
生徒C「それは私も見てました! あれって何かの能力なんですか!?」
上条「いや、その」
美琴「逆にまずいんじゃないのコレ?」
黒子「なんだか面倒なことになりましたわね……」
ザワザワ
生徒E「でも代理は無能力者だって最初にry
生徒F「噂といえば料理長とはry
生徒G「こちらで食事されないのはry
生徒B「………………」
ザワザワ……
生徒E「しかもただの高校生だとry
生徒F「ホモが嫌いな女の子なんて
生徒G「よかったら私たちとごいry
生徒B「…………」ジーッ
こんな朝っぱらから
ハァ━━━━(´Д`)━━━━ン
支援
上条「ちょちょちょ!?」
ガヤガヤ……
美琴「あらら……」
黒子「困りますわね……」
料理長「早く食え! 飯下げちまうぞ」
「………………………………」
上条「! と、とりあえずこの話は置いといて! 夕飯にしよう!」
黒子「あの料理長が出てくるなんて……」
美琴「本気でアイツに気があるんじゃ」
黒子「これは手ごわいライバルですわね、お姉様」
美琴「…………すごい複雑なんですけど」
黒子「いろいろな意味でそこは否定してほしかったのですが……」
──19時40分
上条「すいませんでしたホント」
料理長「寮監代理のせいじゃないでしょう?」
上条「いやいや、俺がしっかり言わなきゃいけない場面だったのに」
料理長「まだガキとはいえ女ってーのは噂とかに振り回されて面倒臭えったらないですよ」
上条「あー……、ははは……。 (ヤバイ! この人やっぱ本物だ!?)」
料理長「あとせっかくだしこっちの席で食べてってくださいよ」
上条「え、えーと……。 (まずい! これはまずい!)」
──20時10分
上条「結局ご一緒してしまった……」
上条「あの食堂どこを見ても変な視線と噂ばっかりだし……」
上条「シャワー浴びたのに嫌な汗が出てきてキモチワルイ……」
上条「どうせ門限破りもいなかったし、もっかい入ってくっかな?」
生徒A「あの寮監代理、料理長が探してましたけど」
上条「え? ああ、ありがとう」
上条(もっかい入ってくっかな!)
──20時50分
上条「良い湯でございました……」
生徒D「あ、寮監代理様、何かお手伝いできることはありませんか?」
上条「は? 何で急に?」
生徒D「もう3日目とはいえ突然代理を任されたとなっては慣れないことも多いでしょう?」
生徒D「ここが共同生活の場である以上、寮監代理様を寮のみんなで助けていくべきだと思いまして」
上条「みんな?」
生徒「ええ、夕食後に他の3年生や、あと先ほど寮監室で御坂さんたちとも話し合いました」
上条「あいつら……。 (何で寮監室に入り浸ってんだ)」
生徒D「白井さんは風紀委員で、御坂さんもとても優秀ですから彼女たちに頼るのはいいことだと思います」
上条「えー、と?」
生徒D「でもそういう補佐を彼女たちだけに押し付けてしまうのもどうかと思うんです」
生徒D「私達も大丈夫ですけど、『2人は寮監代理の機嫌取りをしている』と思う人だっているかもしれません」
生徒D「ですから、困ったことがあったらぜひ他の生徒にも頼っていただきたいとお伝えしたかったんです」
上条「そ、そっか……」
生徒D「それで、今何かお困りではないかと思ったんですけど……」
上条「あ、ああ、もう見周りする以外何もないから大丈夫。あ、ありがとう……」
生徒D「そうですか……。失礼しました」
上条「やっぱあの2人ばっかりにいろいろ頼むのはよくないよなぁ……」
──23時00分
上条「ということで、お前らは部屋に戻れと言ってるんだけど」
美琴「意外とこの部屋快適なのよねー、テレビがあるし」
黒子「あら、こっちの本棚とかも、隙間から化粧品のチラシが出てきたりして面白いですわよ? 寮監の趣味でしょうね」
美琴「うっそ!? 見せて見せて!!」
上条「お前らなぁ……消灯の時間なんですけど?」
黒子「あら失礼、お仕事の邪魔でしたわね。じゃあわたくしたちは戻りましょう?」
美琴「えー? 別にいいじゃない少しくらい」
上条「…………」ピキ
──23時20分 208号室
美琴「何よアイツ、いきなり叩き出しやがって」
黒子「まぁ正直、あれはわたくしたちが悪かったですわね」
美琴「そりゃそうだけどさ。だからってあんなに怒んなくてもいいのに」
黒子「罰がないだけよかったではないですの。むしろ素直に謝った方がよろしくなくて?」
美琴「うー……。でも」
黒子「やっぱり素直じゃありませんのね。別に黒子の知ったことではないですけど」
美琴「うー…………」
コンコン
黒子「どうぞー?」
ガチャ
上条「失礼しまーす」
上条「ってどうぞじゃねえだろ!?」
上条「ったく、2日続けて見周り頼んじまったからあまり言えないけどさ」
上条「お前らいつもそんな感じなのか?」
美琴「うー……」
黒子「さすがにあの寮監相手ではこんなの無理ですわね」
上条「何だよそれ? ナメられるからとか言ってたけど、結局お前らも俺のこと馬鹿にしてんじゃん」
黒子「………………」
美琴「そ、そんなことは」
黒子「そうかもしれませんわね。まぁお手伝いした分として多少多めに見ていただければとは思っていましたが」
美琴「ちょっと黒子……」
上条「確かにお前らには手伝ってもらったけど、てそれと引き換えにお前らを特別扱いする訳にはいかねえだろ?」
黒子「あら、それでいいじゃありませんの?」
美琴(ちょ、なんで挑発気味なの!?)
上条「よくない、確かにお前らは実力だってあるかもしんねーけどさ」
上条「だからって特別扱いすれば周りの生徒がどう思うかなんてわかんねーだろ」
黒子「わかってませんのね。わたくしは風紀委員として、お姉様なんか超能力者ですのよ」
上条「そんなこと関係ねえっつってんだよ!」
美琴「!?」
上条「それがお前らにとってどうでもいいことだったとしてもだ。俺はこれでも仕事としてやってるんだよ。
上条「俺の都合でお前らを特別扱いしたりして、周りのやつらとの間に溝を作るような真似なんかできるか」
黒子「な、何もそこまで……」
上条「こんなの! 俺の思い込みかもしれねーけど、」
美琴「わ、悪かったわよ!」
黒子「へ?」
上条「は?」
美琴「だ、だから、その、ごめんってば……」
黒子(ちょ、お姉様!?)
上条(えー!? 何で泣きそうなの!?)
上条「え、えーと?」
美琴「アンタがそこまで考えてくれてるとか思わなかったし……」
美琴「そ、その、勢いとかもあったけどつい攻撃しちゃったりして……」
上条(えー!? 何だこのキャラ!?)
黒子「お、お姉様……。(な、何ですのこの表情、この破壊力は……!!)」
美琴「だから、……ごめんなさい……」
上条(な、なんだかよくわからないんですが……)
上条「あー、べ、別に怒ってるわけじゃないからな?」
美琴「え……」
上条「だから感謝してるんだって。その分余計なことさせたくないっていうか……」
美琴「そ、そう…………」
黒子「………………何ですのこの雰囲気」
黒子(なんかすごいバカバカしくなってきましたの。ちくしょー、寝ますわ)
黒子「はぁー。お先に失礼しますの」
上条「………………」
美琴「………………」
上条「え、えーと。じゃあ寝ろよ……?」
美琴「あ、う……、うん……」
上条「……おやすみ、御坂」
美琴「!? お、おや!」
バタン
美琴「す……」
美琴「み………………」
美琴「…………………………」
黒子「プッ! ククククク……」
美琴「ッ!?」
黒子(ああ、たまりませんのあの表情! お相手があの野郎なのが気に入りませんが)
黒子「やっぱり素直になりきれませんのね、お姉様?」
美琴「うっ、うっさい!! 寝るからね!!」
黒子「はいはい。おやすみなさいませ、お姉様」
美琴(あーもう! 恥ずかしい恥ずかしい! 恥ずかしすぎる!!)
──23時50分
上条「終わった終わった! 10分スライド作戦は成功だったな」
上条「……御坂たちの部屋で時間を食いすぎたけど」
上条「……御坂たちの部屋でちょっと大声出しすぎたかもしれないけど」
上条「しかし、御坂のやつ何かおかしかったな」
上条「まぁあれこれ考えても仕方がねえしな」
上条「……このソファーを見ると突然眠くなるのはなぜだろう」
ここまで俺の妄想3日目
1週間とか無茶ぶりすぎんだろ
4日目──05時00分
上条「ん……。5時か……? 5時か……」
上条「もう驚かなくなってきたな。なんというかずっとこのリズムで生きてたような気すらする」
上条「結局掃除も30分くらいで終わっちまうから2時間は暇なんだよな」
上条「つまりこれは宿題をやる時間になるわけか……」
上条「あれ? 電話?」
上条「こんな時間にかけてきやがって」
上条「はい? もしもし」
?『あ、とうまの声だ!』
上条「この声……ってインデックス!?」
禁書『そうだよ! とうま元気だった!?』
上条「ああ、ばっちり目が覚めたところですよ?」
禁書『あれ? そっち朝なの?』
上条「は? 時差とかあるだろ?」
禁書『うん、魔術的な通信を使えば普通に話せるんだけど、とうまの右手があるからできなくて』
上条「あれって両者に何か要るだろ? そもそも俺一人でそんなの用意できないし」
禁書『でもコクサイデンワを使えば、時差を消して同じ時間帯になるって聞いたから』
禁書『わざわざ使い方教わってとうまも私も夜ご飯食べ終わるくらいの8時を狙って連絡したんだよ』
上条「どう考えても微妙に睡眠妨害狙ってきやがったよな!?」
禁書『え? そうなの?』
上条「その適当なことほざいたのは誰だ!? どうせあの腐れ神父なんだろうな!?」
?『(代わってくれるかい? ちょっとその男と話しておきたいことがあるから)』
上条「噂をすれば……ステイルか……」
ステイル『久しぶりだね、上条当麻』
ステイル『あんまり君と長話なんてしたくないんで手短に言う。インデックスの調整がもうそろそろ終わるんだ』
上条「調整ってリハビリみたいなもんなんだろ? もう終わるのか?」
ステイル『疲労が異常に蓄積したような状態だったからね。調整を始めたころは大変だったがもう大丈夫だ』
上条「そうか、良かった……」
ステイル『それで、個人的には大反対なんだが……、この子の希望でね』
ステイル『少しでも早くそっちに送ってやりたいんだが都合は大丈夫かい?』
上条「早くっていつくらいだ?」
ステイル『明日でも問題ないんだが』
上条「流石に早すぎんだろ!?」
上条「あー、悪いんだけどさ。家計がヤバイんで泊まり込みでバイトしてて」
ステイル『泊まり込み?』
上条「ああ。あと3日は部屋に戻れない」
ステイル『なるほど。部屋を荒らすチャンスか』
上条「やめろよ!?」
ステイル『ふん、君のためにそんな時間を割くほど暇じゃない』
上条「テメェが言いだしたんだろーが!?」
ステイル『何を言ってるんだ君は? まあ事情はわかった。では4日後に改めて連絡しよう』
上条「こんの野郎……。まぁ頼んだぜ」
ステイル『ああ』
?『(終わったの? じゃあ私もいっぱい話したいことが──)』
ブツッ ツーツーツー
上条「何だ? まぁいいか」
上条「掃除掃除っと」
──07時30分
上条(慣れちまえばなんてことないもんだな。仕事もここで飯食うのも)
上条(確かにこういう生活ってぱっと見た感じだとうらやましいんだろうな)
上条(選り取り見取りだとかハーレムだとか、そんなもんとは程遠いのに)
料理長「………………」(キラキラ)
上条(実際はものすごい寒気との戦いなんだけどなぁ……)
美琴「あ……、お、おはよう」
上条「ん? おう、おはよう」
黒子「おはようございますですの。昨日は失礼いたしましたの」
上条「昨日?」
美琴「ッ………………」
上条「ああアレか。別に気にすんなよ」
黒子「じゃあそうしますの」
上条「お前なぁ……」
──09時00分
上条「あれ? お前ら出かけんの?」
美琴「え!? えーっと」
黒子「わたくしは今日は風紀委員のお仕事がありますの」
上条「そっか、がんばれよ」
黒子「ええ。……お姉様?」
上条「御坂は買い物か?」
美琴「いや! え? ああ、うん! そうなのよ」
上条「気をつけてな」
美琴「う、うん。……あ、行っちゃった……」
黒子(お姉様ったら意識しすぎですの……)
黒子「それでお姉様はどうするんですの?」
美琴「とりあえず立ち読みして時間つぶすしかないかな……」
黒子「またですの? あんなに読むのですからたまには買われては?」
美琴「い、いいじゃない別に」
黒子「それで? せいぜい昼間で持てば良い方でしょう? その後はどうしますの?」
美琴「…………。うー……」
黒子「全く仕方ないですわね。お昼の時間になったらご連絡しますわ」
美琴「うー…………?」
黒子「お昼御飯は初春と3人で食べましょう」
美琴「なんか、ごめん……気遣わせちゃって」
黒子「ある意味ではわたくしのせいみたいなものですし」
美琴「は?」
黒子「なんでもありませんわ。では後ほど」
美琴「あ、うん。じゃあね」
──10時00分
上条「進まない。夏に比べたら量は少ないはずなのになぜか全然進まない」
上条「というか、夏休み中からいろいろありすぎたからな……」
上条「仮になかったとして、この状況を回避できたとは到底思えないんだが……」
上条「電話? って俺のじゃないな。どこで鳴ってんだ?」
上条「げ……こんなところに隠すように置いてあるだなんて……っとはいはい」
上条「はい、こちら常磐台中学学生寮です」
上条「…………清掃?」
──10時20分
生徒A「あの、寮監代理。どうしたんですか?」
上条「なんでも清掃会社の人がトラブルで来れなくなったとかなんとかで」
生徒A「ああ、定期的にロビーなどの清掃に来てる人達ですね」
上条「そんなよく来てたのか……」
生徒A「週2回くらいだったと思いますけど……。それで寮監代理が清掃をしてるというわけですか」
上条「まぁロビーだけでも綺麗にしておいた方がいいかと思ってな」
生徒D「ならば私達がお手伝いします!」
上条「突然すぎてびっくりするんですけど!?」
生徒D「あら、昨晩お話ししたじゃないですか。こういう時こそ私達を頼っていただきたいんですけど?」
上条「あ、ああ。そうだったな。じゃあ悪いけど、」
生徒E「では、どこから始めればらry
生徒F「ところで、料理長ry
生徒G「今日こそご一緒にry
ガヤガヤ
上条「いつのまに集まったんだ!? というか集まりすぎじゃね!?」
生徒D「これだけいればあっという間に終わりますよ。ロビーと廊下全域でしたよね?」
上条「う、うん」
生徒D「ではチーム分けしてしまいますね」
上条「なんか、すいません……」
生徒A「今日は白井さんや御坂様もいないからちょうど良かったかもしれないですね」
上条「ああ、そっか。そうかもな」
生徒D「できました、もう始めても?」
上条「恐縮です。た、頼みます」
生徒A「何でかしこまっちゃってるんです?」
お、進んどるな
しぇー
──12時00分
上条「しかしあっという間だった。40分くらいか?」
上条「つかロビーだけで1時間は行くと思ってだけに驚きですよ」
上条「というわけで、昼飯食ったら今度こそのんびり宿題を進めたい!」
上条「どうしようかな。やっぱ寮監室で食おうかな」
上条「とりあえず見つからないように食堂に」
料理長「あ、寮監代理!」
上条「!?」ビクゥ
上条(いきなりゲームオーバーですかー!?)
──12時30分 外
美琴「あ、電話だ」
ピッ
美琴「もしもし? 黒子?」
黒子『遅くなって申し訳ありませんの。今から昼食をと思ってるんですがお姉様はもう済ませました?』
美琴「まだよ、てか誘ってくれたのアンタじゃない」
黒子『普段はスルーばかりなのに覚えていてくださるなんて光栄ですわお姉様!』
美琴「だって初春さんいるんでしょ?」
黒子『おのれ初春ー!!』
?『(ちょ、ちょっと白井さん頭はやめっ)』
美琴「やめなさい、馬鹿。でどこに行けばいいの?」
黒子『佐天さんも来てくださるそうなので、いつものところにでも……』
黒子「……」
上条「ん?どした?」
黒子「あ、いえ……なんでもありませんの。では」
上条「ああそういや」
黒子「へ?」
上条「やっぱお前のツインダーボ似合ってるよな」
黒子「なッ!?」
上条「ワリ、それだけ言いたかったんだ。じゃな」
黒子「……」
あ、誤爆した
ちょっと吊ってくる
──12時40分
ピッ
美琴「どうしようかな、これ。大した荷物でもないから持ってってもいいんだけど」
美琴「つーか深いこと考えずに服なんて買っちゃったのは失敗ね」
美琴「だけど今日あのチャンスを逃したら買えなかったかもしれないわけだし……」
美琴「うーん、今から寮に戻るのも時間がかかるし、今は戻りたくないし……」
?「お姉様」
美琴「え?」
美琴「…………ねぇアンタ、今暇?」
──12時40分 食堂
上条「ごちそうさまでした」
料理長「お粗末さまでした」
生徒D「寮監代理様、他に仕事とかないですか?」
上条「ああ、もう夕方まで何もない予定だよ」
生徒D「何かあったら手伝いますね」
上条「ホントすいません」
生徒A「代理って何か可愛いですね」
生徒F「やっぱ受けなんですか?」
料理長「……………………」(キラキラ)
上条「あー、(よし、逃げよう)」
上条「眠気覚ましにちょっと外の空気吸ってきます!」
料理長「いってらっしゃい!」
──12時50分
上条「ちくしょー、仕事より疲れる昼飯だ…………」
上条「でも基本的に良い人なんだよなぁ……」
御坂妹「貴方には野郎趣味があったのですか、とミサカは軽蔑の視線を送ります」
上条「どっから出た噂だそれ!? 何でお前まで知ってんの!?」
御坂妹「ここが発信源なのでは? それとこの学区内には知れ渡ってるようです、とミサカは報告します」
上条「できればそんな報告は聞きたくなかった!」
上条「つーか随分久しぶりじゃん。お前こんなところで何してたんだ?」
御坂妹「ミサカはお姉様からお使いを頼まれたのですが、とミサカは預かった品物を差し出しました」
上条「何これ?」
御坂妹「部屋に置いておいて欲しいと頼まれたのですが」
御坂妹「警備の厳重そうな建物だったのでどこから侵入していいかわかりませんでした、とミサカは正直に語ってみます」
上条「……多分、ゴーグル外したら普通に入っていけると思うけどな」
御坂妹「では、ガラスをたたき割って入る必要はないのですか、とミサカは目をつけていた窓を指差します」
上条「やめてくれ。そしてそのとばっちりを受けるのは美琴の方だ」
御坂妹「ところで貴方はこんなところで何をしているのですか、とミサカは不審者に対する視線を送ります」
上条「一番最初に聞くべきだよなそれ。俺はここの監督の代理だよ」
御坂妹「つまりそれはハーレムルートということですか、とミサカは確認を取ります」
上条「お前といい美琴といいそんな言葉どこで覚えてくるんだよ!?」
御坂妹「ということはこの荷物は貴方に預けても問題ないのですね、とミサカはお姉様の都合を適当に投げます」
上条「お前って意外と強引だよな。ちょっと待ってろ。今美琴に聞くから」
御坂妹「電話ですか…………」
御坂妹「気軽にいつでも連絡を取り合える仲にあるとは流石お姉様、とミサカは改めて強敵の存在を実感しました」
──13時00分
初春「へー? 寮監さんいないんですか」
黒子「代わりに来たのがなぜか高校生で、仕事のお手伝いも大変ですのよ」
佐天「しっかりお手伝いもこなしてるなんて、さすが白井さん」
初春「でも風紀委員の仕事の間とか大変なんじゃないですか?」
黒子「昼間は仕事が全然ないみたいで、普段は学校の宿題とやらをやってるみたいですわよ」
初春「とやら、って……。そう言えば常磐台は宿題がないんですよね」
佐天「ええ!? ないんですか!?」
御坂「普段からやってるから必要ない、ってことなのかな?」
黒子「ええ、その代わりサボったりすれば痛い目を見ますのよ」
佐天「でもいいなぁ、ウチなんかすごい量出てるし」
初春「というか冬も夏も多すぎですよね。結局夏なんて時間足りなくなりそうでしたし」
黒子「あら、お姉様、電話ですわよ」
美琴「ホントだ。誰よ? えーと、かみj……」
ガタン
佐天「!?」
初春「ど、どうしたんですか御坂さん!?」
美琴「…………。 スー……ハー……スー……ハー……」
黒子「まさかあの野郎ですの……?」
ピッ
初春「す、すごい、これがお嬢様スタイルな電話の取り方……!」
美琴「もしもし?」
上条『悪い、御坂。お前の部屋って勝手に入っても平気か?』
ピッ
黒子「どうしたんですの?」
美琴「なんでもないわ」
佐天「ところで白井さん! 今『あの野郎』って言いましたよね!?」
美琴「!?」
黒子「え?」
初春「まさか! 男の人だったんですか!?」
ガタン
黒子「お、お姉様……。動揺しすぎですわよ……」
佐天「ほほう、これはそういうことなんですね!」
美琴「黒子……。アンタはまた余計なことを……!!」
黒子「ちょ!? 電撃はおやめになって!?」
──19時00分
上条「もう門限か、白井と御坂のやつはどうしたんだ?」
黒子「ぬおおおおおおおお!!」ズサー
上条「ちょ!? 何だよあぶねえ!?」
黒子「セーフ!! ですわよね!?」
上条「19時ジャスト……」
黒子「…………セーフ?」
上条「……セーフでいいよ」
黒子「っしゃあぁ!!」
上条「…………」
上条「あれ? 御坂は?」
ちょっとごめんブルースクリーンと戦ってる。4日目一部と5日目飛んだけど何とかする
──19時30分
上条「んじゃ夕飯はじめー」
黒子「寮監代理様?」
上条「何だ? 白井」
黒子「あちらの方々が夕飯ご一緒したいそうですわよ」
上条「うそ!?」
生徒G「………………」ニコニコ
上条(一人で黙々と食ってる分にはいいけど、完全に輪に入るのはまだハードルが高すぎる!!)
美琴「………………」イライラ
料理長「…………」(キラキラ)
生徒G「!?」
上条(あれ!? これはどっちに転んでも不幸なんじゃないですか!?)
上条「あれ? そういえば御坂いつの間に帰ってたんだ?」
上条「あ、忘れてた。なぁ御坂」
美琴「ッ!? ゴホゴホッ!!」
上条「だ、大丈夫か……?」
美琴「な、何よ?」
上条「妹に何か預けなかったか?」
美琴「……あ」
上条「あの袋、寮監室で預かってるんだけどさ、後で取りに来てくれよ」
美琴「わ、わかった。……あの子ったら…………」
上条「人に押し付けておいてお前……」
美琴「しょうがないじゃない……居づらかったんだもん」
上条「はぁ?」
美琴「なんでもない!」
上条「おい……。行っちまった。なんなんだ……?」
上条「ていうかアイツ門限破ったりしてないだろうな……」
生徒G「御坂様なら夕方の内に戻られてたみたいですけど」
上条「あれ? 全然気付かなかったな」
生徒G「それで、えっと、寮監代理……」
上条「ああ。え?」
料理長「………………」
上条(すっごいなんかうずうずしてる感じが!?)
生徒G「ひっ……。ま、またの機会に」
上条「結局こっちのルートですかー!?」
──19時50分
上条「はい? 確かにその学校に通ってますけど何か?」
料理長「大覇星祭のときにちょっと見てたんですよ」
上条「ええ!?」
料理長「寮監代理って1年生なんでしょ? それなのに棒倒しの時なんか完全に中心にいましたよね」
上条「そこまで見てたんですか……? (……バッドエンド一直線な気がしてきた)」
料理長「一人で敵軍に突っ込んでっちゃって、いやぁすごいもんですよ」
料理長「最初ん時、もう一人すぐそばを走ってる少年がいましたね。」
上条「もう一人……?ああ、青髪ピアスか……?」
料理長「ああ、そうそう髪の青い・・・・・・。彼はなんていうんです?」
上条(ん……? 棒倒しの時の青髪………。!?)
料理長「い、いきなりこんなこと言うのもアレなんですけど、ちょっと彼が気になってて・・・・・・」
上条(お!おもいだしたー!!)
料理長「よ、よかったらその人の連絡先とか教えてもらえたらなーって・・・・・・」
上条(大覇星祭の某倒しの時青髪に熱烈ラブコール送ってたのこいつかー!?)
──21時30分
黒子「あら、どちらに行ってましたの?」
上条「シャワー浴びてたんだけど、どうしたんだ?」
黒子「わたくしじゃありませんの。ホラお姉様」
上条「御坂か、どうしたんだよ」
美琴「荷物を…………」
上条「ああ、ちょっと待ってろ」
上条「えーと、これか?」
美琴「え、ええ」
上条「服でも入ってんのか?」
美琴「! まさか見たの!?」
上条「そんなことするかよ。大体重さと感触でわかるっての」
美琴「そう。とりあえず、あ、ありがとう」
上条「? ああ」
黒子「ところで、今日はいつもほど疲れてる様子がありませんのね」
上条「ほとんど予定外の仕事がなかったからな。」
上条「おまけに大きなプレッシャーが消えた」
美琴「プレッシャー?」
上条「…………こっちの話だ」
黒子「噂は消えそうにありませんけどね」
上条「……………………」
──23時20分
黒子「で、お姉様? その袋の中身は何ですの?」
美琴「ただの寝間着よ」
黒子「寝間着? もしかしてまたお子様みたいなデザインのを買われたんですの?」
美琴「いいじゃない! ひ、一目見て買わずにはいられなかったんだもん」
黒子「で、あの方には見られるのが嫌ですって? 既に3日も寝間着姿見られてますのに」
美琴「………………そうだった。どうしよう」
黒子「何を今更赤くなってるんですの?」
美琴「赤くなんかなってないわよ!」
黒子「……。でも何で部屋に置かずに寮監室になんて」
美琴「ちょっと都合があったのよ」
黒子「都合?」
コンコン
美琴「!?」
ガチャ
上条「白井、起きてたのかよ」
黒子「今日は割と大事な仕事がありますの。お姉様は……。早々に寝てしまわれましたし」
上条「そうか、まぁ無理すんなよ」
黒子「お気遣いどうも」
バタン
黒子「寝たふりだなんて小学生じゃあるまいし」
美琴「…………うるさい」
黒子「意識しすぎててもう面白いですわよ、今日のお姉様」
美琴「うー……。 よ、よし! じゃあ明日こそ」
黒子「は?」
美琴「明日こそがんばろう、うん」
黒子(あれ? またわたくしの発言は裏目に出ましたの!?)
──23時30分
上条「嗚呼、こんなことがあってもイイんでしょうか!?」
上条「予定外らしい予定外といえば清掃だけだし、それもみんなの協力で即終了」
上条「さらには料理長の真意もわかった!」
上条「いつもの不幸がウソみたいに平和な1日じゃないですか!」
上条「よーし! なんか良い夢見られそうだ! 後は日誌だな」
上条「待ってろよソファー!」
5日目──05時00分
上条「昨日のハイテンションがウソみたいに体の節々が痛む朝でございます」
上条「くそ、はやく起きれるのはいいけど、徐々に疲労が溜まってるような感じがしてきた」
上条「とはいっても今日で5日目か。がんばってるよな、俺も」
上条「とりあえず昨日全く手が出なかった問題をサクっと掃除してしまいますか」
──7時30分
美琴「どうしたの? すごい元気ないけど」
上条「ほっといてください。上条さんは難題にぶち当たってるのです」
美琴「難題?」
上条「そういうお前は元気になったみたいだな?」
美琴「え? ああ、まぁね! いろいろあんのよいろいろ!」
上条「ふーん?」
舞夏「うーい。上条当麻ー」
上条「あん?」
舞夏「兄貴が『宿題やるの面倒だから見せてくれ』って言ってたぞー」
上条「叶うことならこっちが見せてもらいたい。その前に一発殴りに行きたい」
舞夏「私にまで手伝わせようとしてたからなー。しつこかったから一応一発叩き込んどいたぞー」
上条「よし、よくやった」
美琴「ていうか中学生に手伝わせる高校生ってどうなのよ」
上条「それを言うな……」
美琴ハァ━━━━(´Д`)━━━━ン
支援
無理に収めなくてもいいじゃない。むしろ寮監代理が延長になる方向で頼む!
──09時00分
美琴「ああ、今日は風紀委員だっけ?」
黒子「ええ、行ってまいりますの」
上条「気ぃつけてなー」
ヒュン
美琴「空間移動って絶対便利よね」
上条「無能力者に言わせれば、何でも便利に見えるけどな。つかお前は出かけないの?」
美琴「べ、別に今日はいいかなーなんて」
美琴(むしろ今日はずっとこっちにいたいし……)
上条「そっか。んじゃ俺は戻るかな」
美琴「私は先にシャワー浴びてくるね」
上条「おう (…………先に?)」
(生徒A「!?」)
(生徒D「!?」)
(生徒C「しゃしゃしゃしゃわーって!?」)
生徒B「……………………」
──10時00分
美琴(何かバカみたいに気合入れてきてしまった……)
上条「この問題だけで丸2日くらい使ってる気がしてきた。どうしよう」
美琴「うん? 随分苦労してるわね? ただの復習なんでしょ?」
上条「俺にとっては『ただの』なんてもんじゃないんです!」
上条「ていうか、結局来たのかよ」
美琴「うう。しょうがないじゃない。暇なんだから」
上条「全く……。どこ行くわけでもない癖にいつも異常に身だしなみ整ってるし」
美琴「!? ちが! ひっ、暇だからこそよ!!」
上条「ったく。あんまりうるさくしないでくれよ」
美琴「てか、まさか朝言ってた難題ってそれ?」
上条「そうだよ。明らかに場違いな問題が混ざってやがる」
美琴「ちょっと貸して」
上条「お、おい!?」
上条(何か夏休みの時みたいになってるんですけどー!?)
上条「………………。もう勘弁してください」
美琴「何がよ」
上条「上条さんのプライドはもうズタズタなんです……」
美琴「確かにコレ結構難しいし、アンタみたいな奴には解けないようにできてたんじゃないの?」
上条「何だそれ!? 俺の宿題を終わらせないようにするための罠か!?」
美琴「はぁ? ていうかわかんないなら後回しにすればよかったじゃない」
上条「……………………(ソンナ手があったんですね)」
美琴「本気で頭の心配していい?」
上条「もう許してください」
美琴「まぁそう落ち込むなって! 手伝ってあげるわよ!?」
上条「くそう、くー、屈辱だ…………」
──14時00分
上条(と、いうかですよ。なんか良い匂いしてきて集中できないんですけど!?)
上条「…………………」
上条「ちょっと息抜きさせてくれ」
美琴「は?」
上条「表の空気吸ってくる」
美琴「ちょっ」
上条(ダメだ、あの空間は俺をいろいろダメにする空間だ!)
上条「あー、今日はいい天気だなー? って、あれ?」
上条「警備員がこんなところうろついてるなんて……」
上条「え? 俺ですか?」
警備員「ええ、ちょっと聞きたいことが」
警備員「10歳くらいの女の子を追い掛け回してる男がいるって聞きましてね」
警備員「たぶんこっちの方に来てると思うんですけど、見てないですか?」
上条「んー? ずっと中にいましたし、見てないですね」
警備員「そうでしたか……。どこいったんだろ」
(こンのクソガキがあああああァァァァァ!!)
(へへーん! ってミサカはミサカは)
警備員「あっちか! どうもありがとうございました!」
上条「今の声…………まさかなぁ?」
──18時50分
上条「終わった…………だと?」
美琴「案外ちょろいもんじゃない?」
上条「終わってる!? 本当に終わってる!!」
美琴「これでアンタも本格的に昼間にすることなくなったわけね。……も、もしよかったら明日――」
上条「う・・・・・・ウソみたいだ。毎年毎年何か不幸なことになって終わったことなんてないのに」
美琴「ちょ、ちょっとー? 聞いてんの?」
上条「俺はこの冬休み、宿題に終われる必要がなくなったのか」
美琴「聞いてんの!?」
上条「よし! 俺、この仕事が終わったら遊ぶんだ!!」
美琴「聞きなさいよ!?」
──19時50分
上条「ひょっとすると、最近仕事が楽になったのは俺が進歩したからなのかもしれない」
黒子「絶対違いますわね」
上条「言ってみただけです」
美琴「最初は嫌がってたくせに、今じゃ普通に女の子に囲まれて夕飯だなんて」
黒子「そうやって不機嫌になるところは最初から変わりませんわね……」
美琴「ぐっ」ピリ
黒子「ひっ!?」
上条「電撃の音なんて随分久しぶりに聞いた気がする。つーかお前ホントに元気になったんだな」
美琴「だ、だからいろいろあったのよ」
黒子「というか、今のは咎める場面だと思いますけど……」
上条「まぁ今のは許容範囲だろ。そんじゃ俺は戻るからな」
黒子「なんだかんだいっても甘いですわね…………」
生徒B「……………………」
──20時00分
生徒A「それにしても御坂様って寮監代理と仲いいですよね?」
生徒C「そうそう、今日も寮監室にずっといましたよね!」
美琴「なっ? ええ!?」
黒子「何ですと…………?」
生徒B「………………あ」
黒子「どうしましたの?」
生徒B「お! 思い出しました!!」
美琴「え?」
生徒B「寮監代理さんって! 大覇星祭で玉入れの時に御坂さんのこと押し倒してた人じゃないですか!?」
美琴「ブッ!」
黒子「なななな、なななな何だとオオオオオ!?」
生徒C「ああ、それ私も見ましたよ! そのあと顔が急接近して!!」
黒子「おおおお、おね、おおお、おねおねおおおお、おねえ、おおお!!」
生徒D「ホント!? それで!? どうなったの!?」
生徒G「あのときの御坂さんの表情は最高でしたわ」
黒子「おねええさままあああどういうことですのおおおおお!?」
美琴「……………………」
生徒A「あら御坂さん、どうしましたの? 口をぱくぱくさせて」
生徒B「あ、そういえば」
黒子「な、何ですの!?」
生徒B「借り物競争の時に一緒に走ってもらったのって、寮監代理だったんですね!」
美琴「!?」
生徒D「あ! それなら見た! そっか、どっかで見た気がしたのってそれか!」
黒子「あ゙あ゙あ゙! その日の恨み! すっかり忘れてましたの!!」
生徒B「そういえば」
黒子「!?」
美琴「!?」
生徒A「なんですかなんですか!?」
生徒B「夏休みに寮の前で男性と待ち合わせしてましたよね!」
生徒D「それも見た見た!」
黒子「はぁー…………。はぁー…………」
生徒C「し、白井さん大丈夫?」
生徒B「あ! あとは!」
美琴「まだあんの!?」
生徒B「衣替えの日だったと思いますけど、寮監代理と手繋いで歩いてましたよね!」
生徒A「す、すごいですわ、さすが御坂様!」
黒子「そ、その日は確か……!」
生徒D「それは見れなかったなー。ツーショット写真撮ってるカップルがちょっと似てたような気がするけど」
美琴「あがががががが、がが…………」
黒子「そ、そそそ、それだああああああああ!!」
生徒D「やっぱり本人だったの!?」
生徒A「是非その話も!! もっと聞かせてください!!」
黒子「お、おの、おお、おのれ、あんの若造がああああああああ!!」
生徒C「ちょ、ちょ、白井さん!? どこいくんですかー!?」
(こんの腐れ類人猿がああああああああああ!!)
(何なんですかいきなりー!?)
美琴「……………………」パクパク
生徒D「御坂さーん?」
──23時00分
上条「死ぬかと思ったぞ…………」
黒子「我を失っておりましたの」
上条「ったく……」
黒子「あそこは一度引いて立て直すべきでしたわね」
上条「そっちじゃねえだろ!?」
上条「能力全開でいきなり襲撃してくるだなんて…………」
美琴「むしろ初日でそうならなかったのがすごかったのかも」
上条「ていうかお前ももっと早く来てくれればよかったのに……」
美琴「だ、だ、だって、わっ、わわわ、私は食堂で」
上条「食堂で?」
美琴「ッ………………」プシュー
上条「何だ? 大丈夫か?」
上条「こんだけ派手にやったら流石に見逃せないですよー?」
黒子「どうぞ煮るなり焼くなり御好きにしてくださいな」
上条「反省の色が見えないんですけど……」
上条「んー、そうだな。明日、風紀委員は?」
黒子「非番ですのよ」
上条「んじゃ清掃業者の手伝いな」
美琴「は?」
黒子「そんなことでよろしいんですの?」
黒子「ちょ、ちょっとお待ちを!? なぜそのようなことを!!」
上条「寮監からの伝言で、お前の罰の一つに指定されてた」
黒子「そ、そんな!! ど、どうかお情けをおおお!!」
上条「必死すぎてこえーよ! とはいえ、すごい効果抜群だな」
美琴「いやー、今日は静かに眠れそうね!」
黒子「お姉様あああああああああ!!」
美琴「いや、ちょっと待って!?」
黒子「お姉様!!」
美琴「その部屋ってアンタが使ってるんじゃ!?」
上条「いや寝るときはソファーだし」
美琴「あ、ああ、そっか。驚いたわ。それならいいわ」
黒子「おねえええさまあああああああ!!」
上条「こんだけ派手にやったら流石に見逃せないですよー?」
黒子「どうぞ煮るなり焼くなり御好きにしてくださいな」
上条「反省の色が見えないんですけど……」
上条「んー、そうだな。明日、風紀委員は?」
黒子「非番ですのよ」
上条「んじゃ清掃業者の手伝いな」
美琴「は?」
黒子「そんなことでよろしいんですの?」
上条「あと、今夜は白井は332号室に隔離だな」
──23時50分
上条「お、おい。流石にもう寝ろよ。というか着替えろよ」
黒子「お、おね、お姉様……、お姉様……ぐす」
上条「いつまでベッドの脇で落ち込んでるんだ」
黒子「おおおお、おねええ、おねえさまあああ」
上条「…………なんか放っておいたほうがよさそうな気がしてきた」
上条「はぁ、んじゃな。抜け出したりするなよ」
黒子「ちょ、ちょっと待って欲しいんですの!?」
黒子「このまま返すわけには行きませんのよ!!」
上条「は…………は?」
黒子「今晩はここに居てもらいますわよ!?」
上条「はぁッ!?」
6日目──00時00分
上条「………………」
黒子「………………」
上条(…………ここで寝ろってことか? 一体何考えてんだ!?)
黒子(…………お姉様が部屋に一人の状態で、この方から目を離すのは危険ですわ)
上条「お、お前、一体どういう……」
黒子「せっかくですの機会です。この際はっきり聞いておきますわよ」
黒子(とはいえ、聞き方を工夫しなければお姉様の想いを漏らすことにもなりますわね)
黒子「……お姉様のこと! どう思ってらっしゃいますの!?」
──01時00分
黒子「うっかりドストレートに聞いてしまったのに、本気で鈍感でしたのねこの方」
上条「すー…………すー…………」
黒子(結局、黒子の不満を一方的にぶちまけただけになってしまいましたの)
黒子(この方の言い分はただお姉様とその周りの世界を守るというだけ)
黒子(全く! 叩き起こしてでも怒鳴りつけてやりたい気分ですわね)
黒子(どうしてその世界の中にご自分を含まないのか…………)
黒子(それだけお姉様に信頼されているというのに、鈍感にも程がありますの)
上条「う………………すー……」
黒子「まったく、この季節そんな状態で寝ては洒落になりませんわよ」
黒子「ベッドでゴロゴロしているうちに寝てしまうだなんて…………」
黒子「でも、こういうとき空間移動とは便利ですわね」ヒュン
黒子「この方には効かずとも掛布団の方を移動させればいいだけですし」
黒子「…………おやすみなさい、上条さん」
──07時00分
上条「え、えーと」
黒子「お、おねえさま?」
美琴「で、これはどういうことかしら?」
上条「今、何時?」
黒子「し、7時ですけど」
上条「うそ!? ここのところ5時起き連発だったのに!?」
美琴「シカトしてんじゃないわよコラー!!」バチバチ
黒子「ヒィィィィ!?」
上条「ちょ、ちょっと待てー!?」
──08時30分
上条「なぁ御坂」
美琴「何よ変態。黒子といろいろ話してるうちにうっかりそこで寝ちゃった? それを信じろって? 信じたとしてどうしろって?」
上条「というかなんでお前そんな怒ってんだよ!?」
美琴「別に怒ってま・せ・ん!」
上条「お前な……つーか食堂の空気が一変しててやりにくいんですけど!?」
美琴「う…………」
生徒D「あら? 痴話喧嘩って奴?」
生徒A「ほほえましいですわ」
黒子「噂は形を変えやすいですから」
上条「完全に別モンになってねーか!?」
美琴「あ、黒子、今日は非番だっけ?」
黒子「ええ、ですが昨日の罰がありますので」
美琴「ああ、そうだったわね」
7日目の朝で終了のつもりだった。
故に実際スレ立てるほどの量が残ってるわけでもないんだけどなー
いっそどっかにtxtあげようかと思うくらいなんだけど
SS初めてだからよくわからん
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