苗木「性別が反転する機械?」 (355)
桑田「なんか見つかったらしいぜ」
苗木「性別が反転って…男が女になるってこと?」
桑田「そうなんじゃねえの?」
苗木「顔とかはそのままで?」
桑田「それはキツイな…」
苗木「誰かもう試したのかな」
桑田「さっき不二咲が機械をまじまじと眺めてたな」
苗木「不二咲くんが女になっても違和感ないよね」
桑田「ほとんど女だしな」
苗木「でもどう変わるか見てみたい気もする」
桑田「行ってみるか」
苗木「あれが例の機械?」
桑田「見たことないけど多分そうじゃねーの」
苗木「誰もいないね」
桑田「いっちょやってみっか」
苗木「やめてよ、桑田くんが女になったら大変なことになる」
桑田「それどーいう意味だ!」
苗木「しかしどういう風に反転するのか分からない限り誰も使えないよね」
桑田「ここは誰かが犠牲になるべきだろ、苗木行け!」
苗木「何で僕なんだよ!」
桑田「俺は女になったら大変なことになるって言われたからやるわけにいかねえだろ?」ニヤニヤ
苗木「いやまあ言ったけど…」
桑田「じゃあやれ!すぐやれ!今やれ!」
苗木「何も僕じゃなくてもいいじゃんか」
桑田「事は一刻を争うんだよ、早くしろ」
苗木「なんでそんな急かしてくるの?なんか怪しいなあ…」
桑田「いやなんもねー!なんもねーぞ!」
苗木「…まあいいけど、これ戻れるんだよね?」
桑田「説明書どっかにあるんじゃねーか?」
苗木「説明書…あった」
桑田「どれどれ?」
1.まず試薬Aを飲みます
2.カプセルに入ります
3.赤いボタンを押します
4.性別が反転します
注:試薬Aが完全に抜け切るまでの2日間、再使用は絶対にしないでください
苗木「怪しい、怪しすぎる」
桑田「ずいぶん簡単なんだな」
苗木「試薬Aってなんだよ、これ未完成なの?」
桑田「でもやり方が書いてあるからそういうわけじゃないんじゃねーの?」
苗木「誰かやった人がいるってことなのかな…?」
桑田「きっとそうだって!だから大丈夫だろ!」
苗木「はあ…じゃあ、やってみようか」
苗木「試薬A…これかな?うわ、思いっきり怪しい色してるよ」
桑田「青汁っぽいな」
苗木「死ななきゃいいけどなあ…」ゴクッ
苗木「ってこれ、どのくらい飲めばいいの?」
桑田「説明書には、試験管1本分て書いてあるな」
苗木「良かった…では」ゴクゴク
桑田「意外と思いっきりいくな」
苗木「結構美味しいんだよね」
苗木「で、次は?」
桑田「カプセルに入る」
苗木「うん」ガチャッ
桑田「赤いボタンを押す」カチッ
苗木「ちょっとそんなあっさりいいいいいいいいいいいい」
桑田「な、苗木!?」
苗木「うええええええええええええひははいいいはいはいいいはいあいいいいい」
桑田「苗木大丈夫か!煙でなんも見えねーぞ!」
苗木「あばばばばばばばおひひひひひひひひひへへへへええええはあああああ」
桑田「なんか声のトーンが上がったような」
苗木「ああああああぁぁぁぁぁ………」
桑田「静かになった…てか最後の断末魔が完全に女の声だった…」
桑田「おーい苗木、大丈夫か?」
桑田「開けてもいいよな?」
桑田「苗木ー…大丈夫かー…」ガチャッ
桑田「!!!!」
苗木「…」
桑田「これは…」
苗木「…ん?」
桑田「…ヤバい」
苗木「えっ、どうしたの桑田くん?」
桑田「うわあああああやめろおおおおお俺は舞園ちゃん一筋って決めてるんだよおおおおおおおおお!!!!」ダダダダ…
苗木「どっか行っちゃった…」
苗木「あ、なんか声高くなってる」
苗木「髪も長くなってるし…」
苗木「胸までおっきくなってる…」
苗木「あといつの間にスカートになったんだよ」
苗木「あ、鏡がある」
苗木「ちょっと怖いけど見てみよう」
鏡「>>10こんな感じですよ」
苗木「…」バタッ
苗木「思わず倒れてしまった…」
苗木「なんだこれは」
舞園「なんか桑田くんが叫びながら走って行きましたけど何かあったんですか?」
苗木「あっ、舞園さん」
舞園「えっ」
苗木「あ、これはね」
舞園「えっ、えっと、苗木くんの妹さんですか?」
舞園「あっ私苗木くんのお友達で舞園って言います」
苗木「違うよ舞園さん」
舞園「えっ苗木くん?えっ?」
苗木「そうだよ、僕はナエギマコトだよ」
舞園「…苗木くん、そんな趣味が…。いえ、似合ってますけど」
苗木「違うよ!女装じゃないよ!」
舞園「いえ、女装にしか見えないのですが…胸の膨らみは何か入れてるんですか?」
苗木「とりあえず話を聞いてほしいんだ」
舞園「大丈夫ですよ苗木くん、私はそんなことで失望しませんから」
苗木「いやだから」
舞園「髪も伸びてますけど…ウィッグですか?」
苗木「違うんだって」
舞園「声も高いですし…ヘリウムガスでも使ったんですか?」
苗木「話を聞こうか」
舞園「まさか、女の子になっちゃったなんてファンタジーじみたことを言うつもりですか?」
苗木(いっつも自分はエスパーだとか言ってるくせに…)
舞園「失礼ですね」
苗木「えっ?」
舞園「エスパーですから」ニコッ
苗木(怖っ)
苗木「そうじゃなくて、僕はほんとに女になってしまったんだよ」
舞園「まだそんなことを…なら、どうやってやったんですか?」
苗木「あそこの機械だよ」
舞園「なんか大掛かりな機械ですね…」
苗木「桑田くんにそそのかされてやったんだけど、桑田くんはなぜか逃げちゃって」
苗木「失礼だよね、人にやっておけって言っておきながらその姿を見たら逃げるなんて」
舞園「…なんとなく、わかる気がします」
苗木「とりあえず信じてもらえたかな」
舞園「まだです、まだ証明された訳じゃありません」
苗木「じゃあどうすればいいのさ…」
舞園「簡単なことです、パンツを脱いでください」
苗木「ちょっ舞園さん!何言ってんのさ!」
舞園「女の子同士なんだから問題ないですよ」
苗木「いや僕元は男なんだからそういうのには抵抗が」
舞園「まあ私はどっちでもいいんですけどね」
苗木(このままだと軽蔑されて終わりそうな気がする…!)
苗木「…わかったよ」
苗木「い、一瞬だけだからね!」
舞園「分かってますよ」
苗木「じゃ、じゃあまずパンツを脱いで…」
舞園「…」
苗木「じゃあ、一瞬だけスカートをめくって見せるからね」
舞園「わかりました」
苗木「…」バッ
舞園「!!!」
苗木「は、はい、おしまい!」
舞園「…」
苗木「わかってもらえたよね?」
舞園「なんか…その…」
苗木「いや、僕も実際ショックだけど…あ、もうパンツはくね」
舞園「最高ですね!!!」
苗木「えっ」
舞園「あっすいません、つい興奮しちゃいました」
苗木「いや、何に興奮するのさ…」
舞園「しかし凄いですね…」
苗木「僕もびっくりだよ」
舞園「でも、思考とかは男の子のままなんでしょうか?」
苗木「わかんないけど、多分そうじゃないかな?」
舞園「口調も変わっていませんし…身体だけ変わるんでしょうか?」
苗木「そうじゃないかな?さすがに脳の中身までは書き換えられないんだと思うよ」
舞園「しかし苗木くん、もう今すぐアイドルやれる可愛さですよ」
苗木「僕が?そんな馬鹿な」
舞園「いえいえほんとですよ、桑田くんは女の子になった苗木くんを見て逃げたんですよね?」
苗木「うん」
舞園「それ、苗木くんを見て一目惚れした可能性が…」
苗木「そ、そんな馬鹿な…」
舞園「桑田くん、逃げ際に何か言ってませんでした?」
苗木「そういえば…」
桑田『うわあああああやめろおおおおお俺は舞園ちゃん一筋って決めてるんだよおおおおおおおおお!!!!』
苗木「とか言ってたよ」
舞園「確定ですね」
苗木「そんな馬鹿な」
舞園「一瞬、苗木くんと私で揺らいだってことでしょう」
苗木「そんな馬鹿な…」
舞園「苗木くん、さっきからそれしか言ってませんよ」
苗木「今日は誰にも会いたくないな…」
舞園「じゃあ今日は私の部屋に泊まりますか?」
苗木「えっ」
舞園「苗木くんの部屋でもいいですよ」
苗木「いや、そういう問題じゃ…」
舞園「じゃあ苗木くんは今日ずっと1人で過ごす気ですか?」
苗木「誰にも会いたくないからできればそうしたいかな」
舞園「1人じゃ分からないこともあるんじゃないですか?」
苗木「そこまで子供じゃないよ!」
舞園「そういうことじゃありませんよ、例えばトイレとか」
苗木「トイレ?…あっ」
舞園「あとお風呂とか」
苗木「お風呂は男も女も関係ないんじゃ…」
舞園「ありますよ、女の子は髪も身体も美しく保たなくちゃいけないんですよ?」
苗木「いや、1日経てば元に戻れるから1日くらい…」
舞園「よくありません!1日でもケアを怠るのは女の子としてありえません!」
苗木「さすがにそれは言い過ぎなんじゃ」
舞園「苗木くんはわかっていませんね」
苗木「分かるわけないじゃん…」
舞園「まあそういうことです、今日は一緒に寝ましょう」
苗木「舞園さん、アイドルがそんなこと言っちゃいけないよ」
舞園「こんな所で何を言おうとアイドルも何もありませんよ」
苗木「とりあえず、トイレの方法だけ…」
舞園「まだわからないんですか!」
苗木「えっ」
舞園「とりあえず今日は私の部屋でお泊まりしましょう、そうしましょう」
苗木「なんで」
舞園「 い い で す ね ? 」
苗木「アッ、ハイ」
舞園「やった」ニコッ
苗木(あまりの迫力に思わず返事してしまった…)
苗木(…今の笑顔可愛かったな)
舞園「どうしたんですか?」
苗木「な、なんでもないよ」
苗木「う」
舞園「苗木くん?」
苗木「…トイレしたい」
舞園「さっそくですね、じゃあトイレへ行きましょう」
苗木「うん」
ーー女子トイレーー
苗木「えっと、どうやればいいの?」
舞園「とりあえずパンツを脱いで便器に座ってください」
苗木「えっ、なんで一緒に入ってきてるのさ!」
舞園「口では伝えにくいことも含まれてるんですよ」
苗木「うう…」
苗木「も、もうしていいの?」
舞園「はい、いいですよ」
苗木「んっ…なんか、変な感じだね」
舞園「普通に過ごしてれば永遠に味わえない感覚ですね」
苗木「…ふう、終わったよ。もうパンツはいていいの?」
舞園「いい訳ないでしょう、拭かなきゃ」
苗木「ふ、拭く?どこを?」
舞園「決まってるでしょう」
苗木「あー…さすがにそれは見ないでほしいかな」
舞園「いえいえ、苗木くんも初めてでよく分からないでしょうし、私がやりますよ」
苗木「ちょっそれは色々まずいよ!」
舞園「拭き残しがあったりしたら大変なんですから、最初はどんなものかちゃんと知っていた方がいいですよ」
苗木「でも…」
舞園「私も最初はお母さんにやってもらいましたし、何も恥ずかしいことじゃないですよ」
苗木「そういう問題なの?」
舞園「そういう問題です、じゃあ、やりますね」カラカラ
苗木(上向いて目をつぶってよう…)
舞園「よいしょ」
苗木「んっ」
舞園「痛かったら言ってくださいね」
苗木「う…うん」
苗木(なんか…変な感じだな)
苗木「っ!」
舞園「苗木くん?どうかしましたか?」
苗木「な…なんでもないよ」
苗木(気持ちいいなんて言えない…!)
舞園(気持ちよくしてますし)
舞園「苗木くん、もう少し我慢して下さいね」
苗木「んっ…う、ん!で、でも早く!」
舞園「もしかして痛いんですか?」
苗木「ちっ、違う、けど」
苗木「んんっ」
舞園「はい、OKです!綺麗になりましたよ!」
苗木「はー…はー…あ、ありがと」
舞園「そんなにハードでしたか?拭いてるだけだったんですけど」
苗木「いっいや、初めてだし、うん」
舞園「そうなんですか?まあ、いいですけど」
苗木「出よう…」
苗木「はあ、なんか疲れちゃったよ」
舞園「まだお風呂が残ってますよ?トイレで音をあげてたら死んじゃいますよ?」
苗木「女の子ってこんな辛いんだね…」
舞園「だから言ったじゃないですか、1人じゃなくて良かったですね」
苗木「うん、ありがとう」
舞園「じゃあ、そろそろ夕食を食べましょうか?」
苗木「そうだね、今日は色々あってお腹空いちゃったよ」
舞園「ふふふっ」
苗木「あ」
舞園「どうしたんですか?」
苗木「食堂に皆いる…」
舞園「あー…どうしますか?」
苗木「できれば行きたくないけど…」
舞園「夕食食べなくちゃ辛いですよ」
苗木「この事知らない人に色々聞かれるのが嫌なんだよなぁ」
舞園「ああ、私のように質問攻めにあっちゃいますもんね」
苗木「どうしよう」
舞園「多分大丈夫じゃないですか?」
苗木「なんで?」
舞園「桑田くんが走り去ってから小一時間は経ってますし、桑田くんがもう広めてることでしょう」
苗木「確かにそうかも」
舞園「もしかしたら苗木くん以外にもあの機械を使った人がいるかも知れませんよ」
苗木「んー…なら大丈夫かな?」
舞園「大丈夫ですよ、行きましょう」
ーー30分前の食堂ーー
石丸「皆で食う食事は美味しいな!」
葉隠「皆って言っても何人か足りねーべ」
十神「おおかたあの性別が反転するというくだらん機械のことで盛り上がってるんだろう」
大和田「山田と腐川がそれでいねーのはわかるけどな」
桑田「よう…」
大和田「おう桑田、…やつれたな」
桑田「俺は…俺は誰を選べばいいんだ」
十神「自惚れも大概にしておかないと後にそれが身を滅ぼすぞ」
葉隠(ブーメランだべ)
石丸「しかし本当に元気がないな…何かあったのか?」
桑田「それがな…」
ーーーーーーーーーーー
大和田「まじかよ」
十神「一体何を考えているんだ」
葉隠「苗木っちが女に…」
大和田「全くイメージが湧かねえな」
桑田「見たら度肝を抜かれるぜ」
十神「しかし不二咲とセレスはどこへ行ったんだ」
石丸「そう言えば今日一日姿が見えないな」
セレス「ごきげんよう」ツヤツヤ
不二咲「…」ゲソー
十神「…頭痛がしてきた…」
葉隠「今日はもう部屋に帰るべ…」
石丸「二人ともどうしたのだ?それに不二咲くん、どことなく雰囲気が変わったようだが…」
大和田「セレスも元気そうだな」
セレス「ええ、今日は至福の1日でしたわ」
石丸「何をしていたのだ?」
セレス「それは言えませんわね」
大和田「まあなんだっていいけどな」
石丸「それより不二咲くんの元気が無いが何かあったのか?心なしかいつもより痩せているような…」
不二咲「…セレスさん、今日はもういいよね?」
セレス「ええ、ではまた明日」
不二咲「う…うん」
大和田「おいおい大丈夫か?」
石丸「本当に元気がないぞ?セレスくんに何をされたのだ?」
不二咲「何でもない…何でもないよ。それより霧切さんは?」
大和田「そういえば霧切も今日は見てねえな」
石丸「朝、例の機械の周りをうろついているのを見たぞ」
不二咲「もしかして…」
桑田「おいおい、冗談きついぜ」
不二咲「あ、桑田くんいたんだ」
桑田「どこまで俺を苦しめれば気が済むんだよおおおおおお」ダダダダ…
大和田「なんなんだあいつ」
不二咲「とりあえず僕、霧切さんの部屋に行ってみるね」
石丸「うむ、できれば食堂に連れてきて一緒に食事をしよう」
不二咲「わかったよ、じゃあ」タタタタ…
大和田「ところでよ兄弟、今日の不二咲なんか変じゃなかったか?」
石丸「何も感じなかったが」
ーー食堂前ーー
舞園「苗木くん、不二咲くんが食堂から出て来ますよ」
苗木「ほんとだ」
不二咲「あっ、舞園さんに苗木く…ん???」
苗木「あー…実は僕、あの機械使っちゃって女になっちゃったんだ」
舞園「みたところ、もしかして…」
不二咲「うん、僕もあれを使ったんだ」
苗木「ほんとだ、いつもより若干違う」
舞園「そういえばあの機械、不二咲くんにとってはピッタリの機械ですね」
不二咲「そうなんだ、僕も嬉々として使ったんだけど…」
苗木「もしかして、失敗したり?」
不二咲「いや、成功したんだ」
不二咲「でもそこにセレスさんが来て…」
舞園「あー…」
苗木「うん、不二咲くん、頑張ったね」
不二咲「まあ僕はセレスさんが嫌いじゃなかったから別に何をされようが良かったんだけど」
舞園「その割には暗い表情をしてましたね」
不二咲「…4時間」
苗木「えっ」
舞園「えっ」
不二咲「セレスさんの部屋で…」
苗木「不二咲くん、もういいよ」
舞園「ご心中お察しします」
不二咲「死ぬかと思ったよ…」
苗木「そういえば急いでたみたいだけど用事があるんじゃないの?」
不二咲「あっそうだった」
舞園「すいません、わざわざ辛いことを話してくれて」
不二咲「ううん全然いいよ!それに辛いよりむしろ嬉しかったし!」
苗木「えっ」
舞園「えっ」
不二咲「じゃあ、いくね!」
苗木「…」
舞園「…」
苗木「…舞園さん」
舞園「…私はそんなことしませんよ」
苗木「いやそれはわかってるんだけど」
舞園「?」
苗木「早くご飯食べよう」キュー
舞園「ふふふ、そうですね」
ーー食堂ーー
石丸「おお舞園くんに苗木く…」
大和田「おお、遅かったじゃ…」
苗木「何となく、見慣れてきたね」
舞園「慣れたくはなかったですね」
ーー事情説明中ーー
石丸「そういうことだったのか!」
大和田「桑田の奴、そんなことであんなやつれてたのか?」
舞園「苗木くん、絶大ですね」
苗木「…なにが?」
舞園「色々とですよ」
石丸「しかしどこからどう見ても女にしか見えんな」
大和田「あれ?そう言えば十神は?」
石丸「さっき部屋に戻ったではないか」
大和田「ああ、そうだったな」
苗木「とりあえず食べよう、もう限界だよ」
舞園「そうですね」
4人「いただきまーす!」
ーー霧切の部屋ーー
霧切「やってしまった…」
霧切「興味本位とはいえなんてことを…」
霧切「2日間、誰にも会わないようにしないと…」
コンコン
霧切「?誰かしら」
不二咲「霧切さん、不二咲だよ」
霧切(気のせいかしら、声が変ね)
霧切(…私もだけど)
不二咲「霧切さん?」
霧切「…」サラサラ
不二咲「霧切さーん…ん?」
不二咲(ドアの下から紙が)
霧切『今日は疲れたから、もう寝るわ。ごめんなさい 霧切』
不二咲「…」
不二咲「もしかして霧切さん、あの機械、使ったの?」
霧切「!」
不二咲「僕も使ったんだけど、あの機械すごいよね!」
不二咲「さすがに脳までは変えれないようだけど、完全に女の子の身体になっちゃった!」
霧切(!…不二咲くんも?)
不二咲「そう言えば苗木くんも使ってたよ。本人の前では言えなかったけど、凄く可愛かったよ」
霧切(苗木くんが女性に…?)
霧切「うふふ」
不二咲「あ、霧切さんその声。やっぱり使ったんだ?」
霧切(しまった!)
不二咲「恥ずかしがることはないよ、むしろ、最初に女の子が男の子になろうと試した勇気はすごいよ」
霧切「…」
不二咲「苗木くんの姿を見たら皆使っちゃうんじゃないかな?あはは」
霧切「…」ガチャ
不二咲「あ…霧切…さん」
霧切「やっぱり…変よね、私が男性だなんて」
不二咲「そんなことないよ、とっても素敵だよ」
霧切「無理やりお世辞を言わなくてもいいのよ」
不二咲「ううん、霧切さん元から綺麗な顔立ちだったから、男の子になってなんか…すごい、うん、綺麗だよ」
霧切「男性なのに、綺麗?」
不二咲「うん。中性的か顔立ちって言ったらいいのかな」
霧切「…そうかしら」
不二咲「霧切さんは男の子になっても完璧だね、朝比奈さんや舞園さんが見たら惚れちゃうんじゃないかな」
霧切「うふふ、言いすぎよ」
不二咲「だってほんとのことだもん」
霧切「不二咲くん、あなたもとっても可愛いわよ」
不二咲「僕が?」
霧切「ええ、元から女の子のような顔だったから」
不二咲「ふふっ、なんか照れるなあ」
霧切「ええ、凄く魅力的よ。…ほんとに好きになっちゃいそうなくらいに」
不二咲「…霧切さん」
霧切「不二咲くん、明日空いてるかしら?」
不二咲「うん、大丈夫だよ」
霧切「じゃあ…デート、しましょうか」ニコッ
ーー朝比奈の部屋ーー
朝比奈「…」
大神「…」
朝比奈「桜ちゃん、ドーナツ、食べる?」
大神「うむ…いただこう」
朝比奈「はい」
大神「…」モグモグ
朝比奈「…」
朝比奈(…なんか、お父さんと一緒にいる感じ)
ーー機械のある部屋ーー
葉隠「十神っち、準備はいいっぺか?」
十神「早くしろ」
葉隠「じゃあ、いくっぺ!」カチッ
十神「ぬうううううううううおおおおおおおおおおああああああああ」
葉隠「おお…世にも珍しい断末魔だべ」
十神「あああああああああああああううううううううがああああああああああう」
十神「ああああああああぁぁぁぁぁぁ…」
葉隠「おお…声は段々高くなっていくっぺ」
十神「…」
葉隠「静かになったべ…十神っち?」ガチャッ
葉隠「!!」
ーー食堂ーー
苗木「ふうー」
舞園「ごちそうさまでした」
石丸「やはり皆で食べる夕食は美味しいな!」
大和田「じゃあ兄弟、そろそろ部屋に戻るか?」
石丸「うむ!では苗木くん、舞園くん、また明日!」
苗木「うん、おやすみ」
舞園「また明日」
スタスタスタ…
苗木「えーっと」
舞園「私の部屋か苗木くんの部屋、どっちにしますか?」
苗木「男の僕の部屋じゃ勝手が悪いだろうし、舞園さんの部屋にしよう」
舞園「わかりました、では行きましょうか」
ーー舞園の部屋ーー
苗木「おじゃまします」
舞園「苗木くん、そんなかしこまらなくてもいいんですよ?」
苗木「ほら、女の子の部屋だからさ…」
舞園「ふふっ、苗木くんも今は女の子なんですよ?」
苗木「いやそうなんだけど…やっぱ慣れないなあ」
舞園「じゃあさっそくお風呂、入りましょうか?」
苗木「今更だけど…ほんとにいいの?」
舞園「何がですか?」
苗木「今は女だけど…その、舞園さんの、裸を見ることになるんだよ?」
舞園「それはお互い様じゃないですか」
苗木「そうだけど」
舞園「それに私、苗木くんのこと好きですから問題ないですよ」
苗木「えっ」
舞園「じゃあ、先に行ってますね」
苗木「う…うん」
苗木(…)ヌギヌギ
苗木(あれって、告白なのかな)ヌギヌギ
苗木(それとも、女としての僕が好きってことなんだろうか)
苗木(でも、そんなニュアンスじゃなかったような…)
苗木(勘違いも甚だしい、かな)
苗木(舞園さんに直接聞けばいいんだけど…)
苗木(そんな勇気はない)
苗木「はあ…」
苗木「失礼しまーす…」カラカラ
舞園「あ、遅いですよ」
苗木「ごめんごめん」
舞園「じゃあまずは…」
ーーーーーーーーーーーーーー
苗木「髪を洗うだけでこんな大変だと思わなかった…」チャポーン
舞園「でしょう?」
苗木「いっつもシャンプーだけだからなあ」
舞園「で、なんで背中合わせなんですか?」
苗木「いや、それは」
舞園「私の裸、そんなに魅力なかったですかね」
苗木「そ、そんなことないよ」
舞園「じゃあ、こっち向いてください」
苗木「で、でも」
舞園「大丈夫ですよ、女の子同士ならこれくらい普通です」
苗木「ほんとに?」
舞園「ほんとですよ。ほら、私はもう向き変えましたよ」
苗木「うー…」クルッ
舞園「うふふ」ニコニコ
苗木「やっぱり、恥ずかしい」
舞園「苗木くん、とっても綺麗ですよ?羨ましいくらいです」
苗木「まっ、舞園さんも綺麗、だよ」
舞園「ちょっともどかしいですね…お世辞にしても、ハッキリ言って欲しいです」
苗木「お、お世辞じゃないよ…ほんとに綺麗だよ」
舞園「うふふ、苗木くんに言われると本当に嬉しくなっちゃいますね」
苗木(…今、聞くべきだろうか)
苗木「…」
舞園「どうしたんですか?」
苗木「ちょっと、話があるんだ」
舞園「…どうぞ」
苗木「さっき、えっと、舞園さん…」
舞園「はい」
苗木「僕のこと、す、好きって、言ったよね?」
舞園「言いましたね」
苗木「あれは…どういう意味の好きなのかな、って」
舞園「そのままですよ」
苗木「そのままって…」
舞園「そのまま、本当にそのままです」
苗木「…勘違いしてたら、恥ずかしいけどね」
舞園「大丈夫です、苗木くんの思った通りです」
舞園「私、エスパーですから」
苗木「エスパーかあ」
舞園「どうしたんですか?」
苗木「エスパーなら僕が今何考えてるか、分かる?」
舞園「分かりますよ」
苗木「やっぱりかあ。分かってることを伝えるのって恥ずかしいよね」
舞園「でも、言葉にすると重みが全く違いますよ」
舞園「そうです、女の子の苗木くんが…//」
苗木「うん。知ってる」
舞園「なら、なぜ楽な方法を?」
苗木「…恥ずかしいから」
舞園「ふふふっ、こんな状況でもですか?」
苗木「うん。…そういう恥ずかしさとは、別なんだ」
舞園「知ってますよ」
苗木、舞園「「エスパーですから」」
舞園「あっ、それ私の決めセリフなのに」
苗木「あはは」
舞園「…苗木くん」
苗木「うん」
舞園「女の子を待たせるのはマナー違反ですよ?」
苗木「今は僕も女の子なんだけどなあ」
舞園「でも100%女の子じゃないんですよ、マナー違反です」
苗木「あはは、確かにね」
苗木「じゃあ、うん。言うよ」
舞園「恥ずかしがらずに、お願いしますね?」
苗木「…舞園さん」
苗木「僕は、あなたが好きです」
舞園「…」
苗木「…」
舞園「ふふっ」
苗木「な、なんで笑ってるのさ」
舞園「いや、苗木くん、可愛いって思っちゃいました」
苗木「うー」
舞園「えへへ、苗木くん?」
苗木「うん?」
舞園「…これから、よろしくお願いします」
苗木「うん…こちらこそ」
…女の子同士で始めるのか?
舞園「なんか…変な気分ですね」
苗木「どっちも女の子だからね」
舞園「2日後には、もう1回お願いしますね?」
苗木「ええっ!」
舞園「男としての苗木くんから告白されたいんです」
苗木「…わかったよ」
苗木「でもその時は、舞園さんもだよ」
舞園「私も?」
苗木「うん。僕も男として、舞園さんから告白されたいから」
舞園「そういうことなら、全然構いませんよ。毎日でも言ってあげます」
苗木「それは、僕が嬉しすぎて死んじゃうかな」
舞園「それは私もですよ、苗木くんのそばにいるだけで嬉しくて嬉しくて」
苗木「ふふっ、そう言ってもらえると嬉しいなあ」
ほのぼのした良いssや…
1000まで頑張れ!
ほ
てす
戻ってきたか
再開します
BB2Cから書き込めなくてちんくる購入した瞬間書き込めるようになった
なんだこれは
舞園「じゃあ、そろそろ体を洗いましょうか?」
苗木「そうだね、のぼせちゃいそうだし」
舞園「…苗木くん、女の子として、私はやらなければならないことがあります」
苗木「なに?」
舞園「体の洗いっこですよ」
苗舞のみだと俺得
苗木「えっちょっそれは」
舞園「私は肌が弱いのでそこのスポンジで洗ってください」
苗木「ほんとにやるの?」
舞園「当たり前じゃないですか、女の子なら普通ですよ」
苗木「変なことなしだよ」
舞園「ほら、向かい合って」
苗木「ちょっと、洗いにくいね」
舞園「ちょっと苗木くんどこ見てるんですか」
苗木「ご、ごめん」
舞園「身体は女の子でも中身はやっぱり男の子ですねー」
舞園「でも苗木くんなら構いませんよ」
苗木「気持ちはありがたいけど」
舞園「ほらほら、そんな風に上向いてると…」
苗木「んっ」
苗木「ちょっと舞園さん!」
舞園「なんですか?」
苗木「なんですかっ、じゃなくて!っ!」
舞園「男の子に戻る前に、女の子の喜びも知っておいた方がいいですよ」
苗木「ふっ、んんっ」
舞園「ほらここ、気持ちいいですよ」
苗木「んあっ!」
舞園「ほら苗木くん、自分で触ってみてください」
苗木「…」クリッ
苗木「んっ、んあっ、んん」
舞園「ふふ、苗木くん、可愛いですよ」
舞園「私はこの可愛いおっぱいをいじってあげますね」チュッ
結局、女同士で始めるのか~
苗木「そっ、それやばっ」
舞園「胸も感じるんですね」
苗木「んんっ」
舞園「苗木くん、可愛いです」
苗木「もっ、もう、むり」
舞園「ふふっ」チュ
苗木「!?」
舞園「女の子同士のキスなら、ノーカン、ですよっ」
苗木「んっ、ふっ」
舞園「苗木くん…」クリッ
苗木「んっ、もう、だめ」
苗木「ああぁっ!」
舞園「ふふふ、苗木くん、とっても素敵でしたよ」チュッ
ーーーーーーーーー
苗木「…」グテーン
舞園「そんな疲れちゃいましたか?」
苗木「なんか…すごかった」
舞園「さすがに今日はこれ以上しませんよ」
苗木「これ以上されたら抜けれなくなっちゃうよ…」
舞園「…やっぱりもう一度」
苗木「今の無し!前言撤回!」
舞園「ふふ、冗談ですよ」
苗木「…今日はもう寝よう」
舞園「そうですね、明日はデートでもしましょうか?」
苗木「女の子同士でもデートになるの?」
舞園「多分…なるんじゃないですかね」
苗木「まあ、関係ないよね」
舞園「そうですね」ダキッ
苗木「…おやすみ、舞園さん」
舞園「おやすみなさい、苗木くん」
ーー翌日ーー
苗木「ん~…」
苗木「舞園さん、ぐっすり寝てるなあ…」
苗木(なんか、信じられないな)
苗木(舞園さんと僕が付き合うことになるだなんて)
舞園「スー…スー…」
苗木(朝ごはん、作っておこうかな)
苗木「って朝ごはん作るも何も食堂に行けばあるんだった」
苗木「舞園さーん」
舞園「ん…」
舞園「あ…おはようございまふゅ」
苗木「まだ寝ぼけてるね」
舞園「顔洗ってきますー…」
舞園「ふう、さっぱりしました」
苗木「食堂に行こうか?」
舞園「そうですね」
舞園「あ、苗木くん、服貸してあげますよ」
苗木「うー…やっぱスカートだと慣れないなあ」
舞園「そっちの方が可愛いんですから、我慢です」
ーー食堂ーー
苗木「おはよう」
舞園「おはようございます」
石丸「うむおはよう!今日も素晴らしい朝だな!」
苗木「あれ、石丸君だけ?」
舞園「結構早い時間ですしね」
石丸「皆もじきにくるだろう」
苗木「ほんとだ、さっそく来た」
朝比奈「おはよー!」
大神「今日もいい天気だな」
苗木「おはよう」
石丸「おはよう!」
舞園「おはようございます」
朝比奈「あ、あれ!?苗木?だよね?」
苗木「あー…あの機械のこと知ってる?」
朝比奈「あーあれ使ったのか」
石丸「不二咲くんも使ったらしいぞ!」
朝比奈「そうなんだ!見てみたいな」
苗木「ちょっと気になってたんだけど」
朝比奈「どうしたの?」
苗木「失礼かもしれないけど…大神さん、雰囲気変わった?」
大神「うむ…実はな、我もあの機械を使ったのだ」
石丸「なんと!」
舞園「髪を切ってイメチェンしたんだと思ってました…」
大神「漢になれば更に強くなれるかと思ってな」
朝比奈「ほんとに強くなってたよ」
苗木「成果は聞かないでおくよ、僕の常識が崩れそうな気がする」
朝比奈(苗木、それこそ失礼だよ…)
石丸「しかしあの機械を使った人間は意外に多いのだな」
舞園「今のところ苗木くん、不二咲くん、大神さん。3人ですね」
朝比奈「あたしも使おうと思ったんだけどねー」
他人の部屋で寝たらだめってルールなかった?
モノクマ「」
苗木「なんで?」
朝日奈「ほら、男になればもっと早く泳げそうじゃん!」
石丸「男と女で水泳の結果に差異が出るものなのか?」
朝日奈「出るよ!ほら、アレとか…」
舞園「ああ…わかりました」
苗木「?舞園さん、なんのこと?」
舞園「苗木くん、それ以上は失礼ですよ」
苗木「あっ…ごめん」
大和田「おう」
一同「おはよう」
大和田「なんというか…大神が強くなってる気がするぜ」
苗木「不二咲くんは気づかないのに大神さんは気づくんだ…」
大和田「なんのことだ?」
ーーーーーーーーーーー
大和田「不二咲もあの機械使ったのか、全然気づかなかった」
舞園「まあ無理も無いですね、声くらいしか変化が無かった訳ですし」
朝日奈「それ結構わかりそうなもんだけどね」
セレス「朝から賑やかですわね」
一同「おはよう」
セレス「あら…」
大神「む…どうした」
セレス「なんだか雰囲気が変わりましたわね」
朝日奈「桜ちゃんはね!男になったんだよ!」
セレス「あなたもあの機械を…?」
苗木「意外とあの機械需要あったんだね」
舞園「苗木くんだけは間違った使い方でしたね」
不二咲「おはよう」
一同「おはよう」
セレス「あら、もう元気になってますね」
不二咲「うん、ちょっとね」ニコニコ
セレス「…?」
朝日奈「わぁーほんとだ!女の子だー!」
不二咲「うわっ」
朝日奈「すごーい、前より可愛くなってるよ!」
不二咲「そ…そうかな」
セレス「ちょっと」
朝日奈「ん?」
セレス「困っているでしょう。離してあげなさい」
朝日奈「あっ、ごめんね」
不二咲「ううん、大丈夫だよ」
葉隠「おはようだっぺ!」
苗木「おは…ぶふっ!」
舞園「…?…ふふっ!」
石丸「…」アングリ
セレス「頭痛薬を…」
不二咲「ふふふっ」
朝日奈「えっと…」
大神「貴様、誰だ?」
葉隠「葉隠だっぺよ!」
朝日奈「えっと…何で、その」
セレス「…黒人になっていますの?」
葉隠「実はな…」
朝日奈「まあ、予想はつくけど」
大神「あらかたあの機械を使ったといったところだろう」
苗木「それにしても…ふふっ!」
葉隠「この髪が影響したんだっぺか…」
舞園「なんともまあ…」
葉隠「まあこの方が占い師っぽくていいべ!」
苗木「心なしか的中率が跳ね上がりそうだね」
朝日奈「民族的な模様とかつければ完璧なんじゃない?」
葉隠「そこまで本気にする気はないっぺよ…」
葉隠「そういや十神っちは?」
石丸「今日はまだ来てないな」
葉隠「あれを見たら驚くっぺよ~」
舞園「まさか…」
セレス「彼も使ったのですか」
苗木「一番使わなさそうな感じなのにね」
大和田「おおかた『俺は女になっても完璧だ』とか考えてんじゃねーの?」
苗木「あー…あり得るね」
セレス「彼ならではですわね」
舞園「葉隠くんはなぜ女性に?」
葉隠「興味本位だべ!」
苗木(良かった、僕よりひどい理由だった…)
腐川「…お、おはよう…」
一同「おはよう」
腐川「…これは一体なんの冗談なのかしら」
苗木「あー…えっとね」
ーーーー事情説明中ーーーー
腐川「そこの黒人…バカじゃないの?」
葉隠「あっお前!バカにバカって言ったらダメなんだべ!」
朝日奈「それじゃ認めちゃってるよ…」
腐川「びゃ…白夜様は?」
石丸「まだ来てないぞ」
山田「おおう…久しぶりに見た彼らは別人だったでござる」
苗木「あ、山田くん」
山田「な、苗木殿???」
葉隠「おはようだべ」
山田「僕は誰なんだ」
舞園「山田くん落ち着いて、それは葉隠くんですよ」
葉隠「『それ』ってひどいべ…」
山田「ああ言われてみれば面影が…」
石丸「皆集まってきたな」
大和田「あとは霧切と十神だけか?」
不二咲(霧切さん…大丈夫かな)
朝日奈「ね、ねぇ…なんか凄い人が歩いてくるよ」
セレス「…?…ええ、あれは凄いですわ」
苗木「どれどれ…うん、納得」
石丸「あれは一体誰なのだ?」
葉隠「消去法で行ったら1人しかいねえべ!」
十神「…」デデーン
山田「oh...」
腐川「白夜様…!素敵…!」
大和田「これが十神だぁ?冗談きついぜ」
苗木「でも…これが霧切さんな訳がないし」
舞園「間違いなく十神さんですね」
苗木「美人秘書かと思ったよ」
舞園「確かに、そうですね」
葉隠「わざわざスーツとストッキングはいてるとこを見るとまんざらでもないっぽいべ」
朝日奈「うわー…大人の女性って感じ」
保守
ほ
舞園が桑田の殺害に成功し、学級裁判で何も知らないふりをしながら
苗木を責めるが舞園が見たいのは俺だけじゃないはず
>>259
あっという間に論破されるだろうけど、苗木はへこむよね。
多分モチベ(=モノクマヘイト)も変わると思う
超見たい。あと舞園のオシオキも見たい
>>260
だよな、だれか桑田の殺害に成功した場合のss書いて欲しい
>>1
戻るのかな…
おはようございます
まさか残ってるとは思いませんでした
今日の17~18時ごろに書いて行こうと思ってますがさすがに落ちてると思うのでその時は次スレを建てるという形で続けたいと思います
一応酉つけておきます
ではまた
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
>>1
はよ
ほ
ほ
ほんとに残ってたwww
じゃあ書いていきます
あとさるよけってどうやったらいいんですかね…
桑田「うーっす!」
一同「おはよう」
桑田「何で決心した時に限って…」
葉隠「なんか落ち込んでるべ」
桑田「うわああああああああ黒人だあああああああ」
苗木「よく見て、葉隠くんだよ」
桑田「ほんとだ…」
大和田「で、なんで来るなり落ち込んでんだよ」
セレス「彼(葉隠)を見てショックを受けない人はいないと思います」
桑田「違う違う、俺は舞園ちゃん一筋って決心したんだけど…」
十神「なるほど、俺か」
不二咲「すごい自信だね」
桑田「えっお前十神なの」
桑田「なんだ、十神かよ。ねーわ」
十神「貴様それはどういう意味だ」
苗木(女王様を彷彿とさせるなあ…)
山田「素晴らしいですな、創作が捗りますぞおおおおおおお」
腐川「ふふ、ふふふ…女になった白夜様…うふふ…」
舞園「この2人は幸せそうですね」
苗木「そういえば霧切さんは?」
石丸「昨日から全く姿を見ていないな」
大和田「不二咲昨日霧切の部屋に行ったんだろ?」
セレス「」ピクッ
不二咲(寒気が…)
不二咲「うん、ちょっと元気が無かったけど大丈夫だと思う」
桑田「ならそろそろ来るんじゃねーの?」
山田「霧切さんが男性になってたら生涯最高の作品ができそうな気がしますぞ」
霧切「…」
一同「おはよう」
セレス「なぜ帽子を被っていますの?」
霧切「ちょっと寝癖がひどくて」
十神「髪も短くなっているが」
霧切「イメチェンよ、それより十神くん…なの?」
十神「ああ」
舞園「苗木くん、不二咲くん、大神さん、十神くん、葉隠くんがあの機械を使って性別が反転しているんですよ」
霧切「ああ…それで、葉隠くんはどこに?」
葉隠「ここだべ!」
霧切「…少し目まいがしてきたわ」
葉隠「そういう反応はもういいべ!」
腐川「こんなものを見せられたら無理もないわね」
霧切「大神さんは…殆ど変化がないのね」
大神「うむ。だが、前より強力な力を手に入れた」
霧切「モノクマも倒せそうな気がしてきたわね」
苗木「霧切さん、他人任せはよくないよ」
霧切「苗木くん」
朝日奈「私の中では苗木と十神と桜ちゃんは反転大成功だと思ってるよ」
セレス「不二咲くんも大成功ですわ」
不二咲「ちょっ、恥ずかしいよ」
セレス「うふふ」
霧切「とりあえず朝食を食べましょう?お腹が空いたわ」
石丸「それより、霧切くんの声が変な気がするのだが…」
霧切「今日はちょっと喉の調子が悪いのよ」
不二咲(霧切さん、あくまで隠すつもりなのかな)
大和田「まさか霧切まであの機械を使ったとかじゃねえよな?」
霧切「例え気の迷いでもそんなことはしないわ、メリットがないもの」
苗木「あはは…」
一同「いただきます」
ーーーーーーーーーーー
一同「ごちそうさまでしたー!」
舞園「さて苗木くん、行きましょうか」
苗木「うん」
朝日奈「桜ちゃん、今日はどうする?」
大神「ふむ…」
大和田「兄弟、暇だしなんかしねーか?」
石丸「今日は羽を伸ばしたい気分だな」
葉隠「じゃあ3人でどっか遊びに行くべ」
腐川「びゃ、白夜様…」
十神「今日はいい気分だ、ついてくるだけなら構わない」
山田「さて、部屋に戻って昨日の続きと行きますぞ」
このSSまとめへのコメント
苗舞は素晴らしい
だがセレス不二咲とな?
接点なさすぎて草不可避
おre……葉隠の扱いがいつも酷いべ!!
葉隠ww