打ち止め(17)「ねえ、一方通行……」(201)
打ち止め「タバコ買ってきて」
一通「……ハァ?」
打ち止め「聞こえなかったの?タバコよ、タバコ!」
一通「……タバコ…体に良くねェンだぞ」
打ち止め「はぁ?だから何なの?」
一通「だから……体に良くねェモンは止めろ。タバコ吸う事なンざ!」
打ち止め「いーじゃん、タバコぐらい。説教のつもり?三段論法ですってか!」
打ち止め「馬鹿じゃないの?1万人も人殺しした人間が何タバコの説教すんの?」
一通「っ……」
打ち止め「しかも説教の相手が一万人全員の妹よ?」
打ち止め「ふざけないでよ。無能力者」
一通「……」
打ち止め「じゃ、バカな無能力者クンに問~題~☆誰のおかげでアンタみたいな無能力者をレベル5の能力者のままにしてあげてるのでしょーか?」
一通「……オメェだろォが」
打ち止め「はい?」
一通「……ミサカネットワークの管理人の打ち止め」
打ち止め「そーそー。今みたいな回答を打ち出せる演算と言語機能があるんだからねー」
一通「……」
打ち止め「私が居なけりゃアンタ無能力者どころか池沼だしーw」
打ち止め「で、タバコは?」
一通「……ッチ、買ってくりゃァ良いンだろ…」
打ち止め「ああ、そうそうタバコはNA〇Aのだよ。いい?わかった!?」
一通「……」
ガチャ バダン
一通「ちきしょォ!何でああなっちまったんだァ!」
一通(昔は良かったなァ…素直で、舌っ足らずで、ちっこくて、ペッタンコで…)
一通(それが今じゃ口うるさいババァだ!)
店員「いらっしゃいませー」
一通(……コーヒーも買っていくか)
一通「N〇NAのタバコ(わかんねェけど言えばわかるよな……?)」
店員「(えっと……7番と)お会計〇〇〇〇円になります。ありがとうございましたー」
一通(……)
「…!……!」
「止めなさい!人を呼びますよ!」
一通「…?路地裏からか…なんだァ?」
不良「けへへ…嬢ちゃん、俺ァレベル4の能力者だぜ?大人しくこの冬期五輪のクマーちゃんぱんつを履いてくんねぇかな~?」
「ううっ…絶対に嫌ですっ!」
一通(憂さ晴らしに丁度良いかァ)
一通「オィ、ペド野郎。失せろ」
不良「ああ!?なんだてめぇ…」
一通「ロリコンは紳士に自室で自慰でもしてな」
不良「かっ!わかってねぇな!幼女ってのは汚してこそナンボなんだぜ?真っ白の紙に汚れやシミを付けていく事で名画が生まれるんだよ!」
一通「そォいう名画ってのは立派な筆の持ち主だから出来るンだろ?テメェのなンざ幼稚園児の使うきったねェクレヨンじゃねェか」
不良「言うじゃねぇか!!食らえっ!」ドドドドドドドド!!!
一通「それに」パアン!
不良「って!うわああああ!!!!!」
一通「…俺ァまっさらなキャンバスが好きなンだよ」
「す、すごいです!レベル4を簡単に!」
一通「おィ、ガキ。とっとと帰ンな」
「わ、私はガキじゃありませーん!!」
一通「あァ、そォかい。ンじゃァな」
「あ、ちょっと…!?行っちゃった…」
~~~~~~
打ち止め「これマル〇ロじゃないの!!」
一通「あァ?」
打ち止め「何でNAN〇のタバコじゃないワケ!?」
一通「〇ANAって言ったらそれ出されたンだよ!」
打ち止め「私が欲しいのはブ〇ック・ストーンなの!マ〇ボロじゃない!!」
一通「詳しく言わなかったお前が悪ィだろォ!」
打ち止め「いいから買い直してきてよ!!この無能力者!!」
一通「(ぶちっ)テメェ……人の親切をそォいう態度で踏みにじりやがってェ!!このババァ!!!」
打ち止め「なっ…ば……ババァって」
打ち止めって本当なら何歳だっけ?
支援
打ち止め「ふっ、ふざけんなーッ!!確かにちょっと老け顔って言われるけど私は17よ!!?ってか、あんたみたいな白髪頭に言われたくないわよ!!!」
一通(気にしてンのかよ……)
打ち止め「アンタなんか……アンタなんか……!」ジワッ
打ち止め「アンタなんか出てけー!!!!!!」
~~~~~~~~~
一通(勢いで出てったけどよォ……)
一通(…何で俺が出て行くんだァ?)
一通(逆だろォが……フツー…)
>>11 普通に7歳くらいだと思ってた。17ってのは見た目で。
大体10年後くらい……という設定
「あっ!さっきの!」
一通「あァ?」
「さっきはどうもありがとうございました」
一通「(さっきのガキか……)なンだよ、まだうろちょろしてたのか」
「ここは天下の往来ですよ?歩いてちゃいけないんですか?」
一通「今10時だぞ?ガキがおつかいする時間じゃねェ」
「だから…わたしはガキじゃありません!」
一通「(……夜に一人で外出させるなンて親はどンな感覚してンだァ?)わかったわかった。良いから帰ンな」
「あなたは帰らないのですか?」
一通「……どっか泊まれる所があれば良いンだがなァ」
「(家出少年!…少年?少女?)なら私に任せなさい!!今から私の家に案内します!!」
一通「(……とりあえずこいつを家まで送って親の顔殴ってやる)わかった。オメェの名前は?」
小萌「私は小萌、月詠小萌です」
~~~~~~~~~~~~
小萌のアパート
小萌「ここが私の家です。さ、どうぞー」
一通「(随分古ィな…)親はどこだ?」
小萌「?居ませんよ」
一通「出かけてンのか」
小萌「一人暮らしです!」
一通「」
小萌「ささっ、早く上がって下さいな」
一通(こいつ…身寄りがねェのか)
小萌「今日は焼き肉をしましょー!」
一通(酒で体を温めて暖を取っている…となると相当貧乏なのかァ……?)
小萌「お客さんが来るときは大抵焼き肉なんですよねー」
一通(……チッ、またガキに振り回される生活かァ)
小萌「って……聞いてます?」
一通「…しばらくここに泊まるけど構わねェな?」
小萌「ええ、良いですけど……」
~~~~~~~~~
打ち止め(どうしよう……本当に一方通行が出てっちゃった……)
打ち止め(てか一方通行の事だから『お前が出てけ!』ってくらい言うと思ってた…)
打ち止め(むしろこういう場合出て行くの私じゃない?…自分で言うのもなんだけど)
打ち止め(一応能力とかは使えるし大丈夫だろうけど……)
打ち止め(とりあえず美琴姉さんに相談してみるか……)
~~~~~~~~~
pipipipi……ガチャ
当麻「はい、上条です」
打ち止め「ああ、当麻兄さん?打ち止めです。美琴姉さんいますか?」
当麻「あー今代わるよ。おーい美琴ー!」
美琴「はいはい、誰から?」
当麻「打ち止めだってよ。はいよ。」
美琴「ん…もしもし……?」
打ち止め「美琴姉さん?久しぶり!ちょっと今時間あるかな?」
美琴「今って……もう10時よ!?一応大丈夫だけど……どうしたの?」
打ち止め「とりあえず長くなりそうだからジョセフまでいい?」
美琴「ん~…わかった。じゃあ今から行くから、じゃあね」pi
当麻「打ち止めに何かあったのか?」
美琴「さあ…?でも呼び出して相談って事なんだから何か重要な事だと思う」
当麻「ま、専業主婦なんだから遅くなっても大丈夫だからな。打ち止めの力になってやれ。」
美琴「当麻……ありがと。じゃ、行ってくるね」
当麻「ああ」
美琴「あっ、そうそう」
美琴「右側の鍋が私たちのだからね」
当麻「あいよ。インデックスー!お前の鍋は左側だってよー!!」
禁書「ごっつぁんです!!!」
~~~~~~~~~~~~~
ジョセフ
打ち止め「ごめん、夜遅くに呼び出して」
美琴「いいのよw可愛い妹の為なんだからw」
美琴「は~、それにしても打ち止めももう高校生かぁー。昔が懐かしいわねー」
打ち止め「美琴姉さんは高校生の頃はどうだったの?」
美琴「フツーよ普通。たまに黒子の手伝い名目で電撃ぶっ放してたりするだけで後は普通。」
美琴「当麻ともあんまり関係は進展しなかったわ」
打ち止め「えーっと、当麻兄さんとは大学からだっけ?」
美琴「そうねーw大学入って付き合いだしてから当麻に対する態度が変わったわホント。」
打ち止め「……」
美琴「一気にベタベタのラブラブよぉーwwwまったくもうwwww」
美琴「まあ今でもラブラブだけどね~www」
ところで上条夫婦の第一子登場はまだですか?
みことうまだな
>>37
巫女と馬・・・エロいな・・・
打ち止め「……その、付き合いだしてからとか、付き合う前とかってどうだった?」
美琴「ん~…まあしいて言うなら当麻が女の子助けたりとかして揉めたね~」
美琴「今でもインデックスが家に居候してるしさ~w今はもう全然慣れたけど付き合い始めた頃大変よw」
美琴「だって同棲始めたら居候付きよ!?しかも同世代のかわいい女の子!!」
打ち止め「よくそれで破局しなかったよね…」
美琴「そうね~同棲始める前に5日ほど言い争いや殴り合いが絶えなかったわ。同棲始めてもしばらく喧嘩してたし」
打ち止め(それでも同棲して結婚しても居候させてる美琴姉さんも美琴姉さんだよ……)
美琴「でもね」
打ち止め「ん?」
美琴「私はあの時…ううん、今でも当麻を愛してるからあのイザコザを乗り越えられたんだと思うの」
打ち止め「……」
美琴「あのときは愛想をつかして別れようと何度も思ったわ」
美琴「でも私は当麻を愛してる。離れられなかったのね。だから色んな事を許せたしインデックスとも仲良く出来てる」
打ち止め「……(愛か…)」
美琴「なーんてwちょっとくさかったかな?まっ高校生にはまだ早い話だったねーw」
打ち止め「っ!そ、そんなことないもん!」
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④ <コトッ
| ミ ピャッ!
| ④
美琴「ふふっ、あーやっぱりw」
打ち止め「!?……あっ」
美琴「…今日呼び出したのはどうせ一方通行と喧嘩したとかそんなところでしょ」
打ち止め「……(こくり)」
美琴「ふふっ…わかった。じゃあ話してくれるよね?」
~~~~~~~~~~~~~
小萌「いただきま~す!」
一通(焼肉が食えるって事は金があるンだな……仕送りとかか?)
小萌「ほらほら、遠慮しないで!食べてないんでしょ?」
一通(そういやァ、晩飯はまだだったな…)ヒョイッ パクッ
小萌「ああ~~~~っ!いけません!いただきますって言ってないでしょう!」
一通「チッ……いただきます」
小萌「そうそう!さあ召し上がれ!」
一通「……」
打ち止め(幼)『あ~~!いただきますって言うんだよー!ってミサカはミサカは注意してみたり!!』
一通(そんなこともあったなァ…なのに)ホロリ
小萌(ふふっ…きっと何日も食べてなかったのね。涙なんか流しちゃって…)
小萌「ほらほら!そこもういい具合に焼けてますよ!」
一通「あ、ああ…」
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・
・
小萌「ごちそうさまでしたぁ!」
一通「あぁ、ごちそうさン」
小萌「じゃあ食後の散歩でも兼ねて、お風呂にでもいきましょう!」
一通「ん、あァ…(この家に風呂はねェのか…ガキに夜道を歩かせる訳にはいかねェよな…)」
~~~~~~~~~
銭湯
小萌「じゃ、お先に~」
一通(流石に一人で大丈夫だよなァ……?)
一通(銭湯か…そォいやァまだ打ち止めがガキの頃に来たことがあったなァ…)
一通(あン時は俺と入るってきかなかったンだよなァ…結局一緒に入ったけど)
一通(……)ホロリ
「おや……?あれは……」
ガラッ
一通(一応体洗うか…)
一通「……」ゴシゴシ
御坂妹「珍しいですね」
一通「!!!!あァ!?……オメェ…ここ男湯だぞォ!?」
御坂妹「私はここの従業員で今は男湯の清掃時間ですよ?とミサカはさも当たり前かのように答えます」
一通「あまり知らねェけどよ……そういうのってのは客に話しかけないんじゃねェのか……?」
御坂妹「まあ、今は客もあなた一人と奥に居るお爺さんだけですし……それにしても」
一通「?……何ジロジロ見てンだよ。てか見ンな!」
御坂妹「いえ、もう24時間能力が使えるようになったあなたなら汚れを反射できるのでは――」
一通「あぁ…別にツレと一緒に来ただけだ。それに体から出る油もあるしなァ」
御坂妹「――と、ミサカはぶら下がってる一般男性と比べると遥かに逞しく
それと呼ぶには余りにも大雑把過ぎるモノを見ながら打ち止めとの営みを想像しつつ疑問を呈します」
一通「見ンなつってんだろォーが!!てかいつもより長くしゃべンじゃねェ!!!」
御坂妹「それにしても変ですね。打ち止めはこの近くには居ませんよ」
一通「…ツレは打ち止めじゃねェよ」
御坂妹「(男湯にそれらしい居ないということは……女湯)浮気ですか?とミサカは若干軽蔑の目で見ながら聞き返します」
一通「んなっ……!!ばっ、ち、ちちげェよ!!!!!」
御坂妹(これは…打ち止めに情報を送信した方が…?)
一通「ホラ、あっち行ってろ!掃除中なンだろ!」
御坂妹(あのロリコンの事だから浮気相手は幼児でしょうか…?まあおもしろそうなのでしばらく監視してましょう)
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
小萌「ぷふぁあ~~~っ!やっぱり風呂上りは牛乳ですぅ!!」
黄泉川「おっ、今日は早いじゃん!」
小萌「あっ!黄泉川先生。これから入るんですか?」
黄泉川「今日はどうする?一丁飲みに…」
小萌「いや~、今日はやめときます。また家出した子をみつけてきましてねぇ~」
黄泉川「ハァー…そういうのもうやめなって言ってるじゃん。今回はどんな子よ?」
小萌「えーっとですねー。ちょっと生意気な子でいつも釣り目でツンツンしてるけどとってもいい子ですよ!」
黄泉川「生意気ねぇ…数年前まで同居してた奴にそんなのが居たな」
小萌「へー。もしかしたらその子かもしれませんね!なーんてw」
黄泉川「ないないwだってソイツ今20代後半だから!」
小萌「あーじゃあ違いますねwあの子は…15~16かな?」
黄泉川「ふーん。まあいいや。じゃあな」
小萌「はーいwそれじゃまた」
~~~~~~~
一通「ン…もう上がったのか」
小萌「はい!さあ帰りましょう!」
一通「ちゃんと入れたか?」
小萌「?……ああ、よく言われますよ。湯船で溺れないかってw私そんなに身長低くないですよw」
一通「そォかい」
御坂妹「」
御坂妹(ハッ!あまりの事態にスパークしていました。…しかしこれはまさか)
小萌「寒いですねぇ。はーっ。ホラ、息がまっしろですよ。」
一通「……ほらよ」スッ
小萌「?」
一通「…寒ィンだろ?手ェ貸せ」
小萌「ふふっありがとうw手をつないで歩くなんて久しぶりですよーw」
御坂妹「……これはアウト」
~~~~~~~~~~~
ジョセフ
美琴「アンタねぇ…一方通行に対して強く当たりすぎだって」
打ち止め「だって…なんか今まで通りになれないのよ…」
美琴「あ~つまりあんたの想いは一方通行だったわけね」
打ち止め「姉さんそれ面白い?」
美琴「あっれえ~?駄目かーwwwww」
美琴「それより」
コツン
打ち止め「イタッ!」
美琴「駄目でしょ!未成年なのにタバコ吸おうとしちゃ!」
打ち止め「だって!私は吸うなんて言ってないんだもん!」
打ち止め「みんなだって持ってるだけなんだよ!」
美琴「そんなもの興味本位で手出して吸わずにいられると思う?」
美琴「漫画の影響を受けて持ってるだけでなんとなく気分がよかったけど、その漫画だってタバコを吸ってるんでしょ?」
美琴「だったら遅かれ早かれ真似して吸い始めちゃうわよ」
打ち止め「だって……」
美琴「いーい?そういうのはまず20歳になってから。背伸びしたくなるのはわかるけどね」
打ち止め「……」
美琴「それに……一方通行も反対したんでしょ?あいつも心配してんのよ」
打ち止め「……うぅ…ご、ごめんなさあぁいい!!!!うわあ~ん!!」ポロポロ
美琴「…よしよし、大丈夫大丈夫。若いうちはよくある事よ。」なでなで
打ち止め「ごめん…ヒック…なさ…ぁい……ううぅ…ヒック」
美琴「うんうん、それは一方通行に言いなさい(あー若いっていいわねー)」
打ち止め「うん…うん!」
美琴「自分の気持ちに素直になるのよ!アンタのはちょっと強く当たりすぎ。一方通行が好きなんでしょ?」
美琴「だったらもう大丈夫じゃない。あとは一歩、足を出して進むだけよ。」
打ち止め「美琴姉さん……ありがとう!」
美琴「ふふ……今度は一方通行にならないようにね!」
打ち止め「だからおもしろくないってw」
美琴「あっれえ~?w」
~~~~~~~~~~~~
御坂妹「さて……ついて来てしまいました」コソコソ
小萌「はー。つきましたぁ!」
一通「ォラ、早く寝な。明日学校があるンだろ?」
小萌「あれ?何で学校に行くって知ってるんですか?(私教師だって言ってないのに)」
一通「…?学校に行くんだろ?(不登校なのか?)」
小萌「……まあいいです。それにまだ12時前ですよー!これから飲みましょう!!」
一通「オィ!酒はやめろ!体に良くねェぞ!!」
小萌「まあまあ、未成年でも(あなたが)飲みたくなるでしょ?」
一通「ふざけンな!!未成年(小萌)には毒だ!!」
小萌「えーだって…こういうのってやってみたくなる年頃ってあるじゃないですか」
一通「な……」
小萌「こういうのって必要な時期がありますよーw」
打ち止め『いーじゃん、タバコぐらい。』
一通「……(もう少し寛大に見てやりゃァ良かったかもな…)」
小萌「…?どうしました?」
一通「今夜だけだぞ…付き合ってやらァ」
御坂妹「!!付き合うって…!しかも子供にお酒を…!」
小萌「じゃあ乾杯ー!」
一通「お前結構悪いンだな」
小萌「流石に教え子にはこんなこと勧めませんけどねー今夜は特別です!」
一通「(教え子…?)…コーヒーしか飲まねェけど酒もそンな悪くねェな」
小萌「…昔未成年でタバコ吸ってる人と知り合いましてねー知ったときはショックでしたけど考えが変わったんです」
一通「……」
~~~~~~~~~~~~~
上条宅前
打ち止め「じゃあ私はここで」
美琴「家まで送ってもいいのよ?コイツの車で」
当麻「俺がかよ!」
美琴「アンタ男でしょ~?女の子を一人で帰らせる気?」
打ち止め「大丈夫よ。いざとなればミサカネットワークがあるし」
当麻(それはシャレにならんな1万人の能力者に囲まれリンチされる変質者か…)
打ち止め「それじゃ…ん?」
打ち止め「……え!?」
美琴「どうしたの?」
打ち止め「…」
当麻(何か嫌な予感しかしないぞ)
打ち止め「当麻兄さん…やっぱり車出してもらえる…?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一通「そろそろ寝ンぞ」
小萌「う~…お酒強いんですね…寝ましょうか。お休みなさ~い。あ、そうそう」
一通「?」
小萌「私に変な事しようとしたらただじゃおきませんよ?」ニコッ
一通「いいから寝ろ」
・・・・・・
一通(コイツの事見てるとガキの頃の打ち止めを思い出すなァ…)
一通(…打ち止めは俺をどう思っている?)
一通(能力を盾にパシられたり…説教も出来なくなっちまった)
男の威厳パーだな
一通(情けねェ…ううっ…)
一通「…うっ…うううっグスッ……チクショォ…うう…」
小萌(……)
ゴソゴソ
一通「ううっ……グスッ…!?」
小萌「……」ギュッ
一通「なっ…何しやg」
小萌「無理しなくても良いんですよ」
一通「…グスッ…お、俺は無理なンざ」
小萌「大丈夫……何も聞かないですから。だから良いんですよ?」ニコッ
その時!!一方通行の股間に電撃が走るッッ!!!
一通(あぁ、そうだった……俺は他人に甘えた事が…)
一通(どこかで俺は打ち止めに甘えたかったのかも知れねェな……だが)
一通「弱いところなンざ見せるかよ…」ギュッ
小萌「ふふ……そう言いながら抱きしめてるじゃあないですか」
一通「うるせェ…今日だけだ……」
小萌「はいはい…よしよし」なでなで
御坂妹(おっおおお!!!!なんてはしたない!!布団の中でゴソゴソと!!打ち止め早く来てええええ!!!!)
キキーッ!!!
ガチャ
打ち止め「!」
御坂妹(打ち止め!修羅場的に最高のタイミング!!)グッ
当麻「小萌先生のアパート?」
美琴「って、打ち止め!どこに行くの!?」
打ち止め「…ここね」バリバリバリバリ
バキン!バタン!
小萌・一通「「!?」」
打ち止め「一方通行…これはどういうこと?
一通「あっ…お前どうしてこk」
打ち止め「なんで?」
一通「なんでって…」
打ち止め「私が一方通行に辛く当たったから?タバコを吸ういけない子になったから?」
一通「誤解d」
打ち止め「私がババアになったから?」
一通(まだ気にしてンのかよ…ってそれどころじゃねェ!)
小萌「こ、この子誰なんです!?」
打ち止め「私がババアだからこんなガキにホイホイついてったのね!!!!」
一通「違ェ!!俺はお前を」
打ち止め「うるさいうるさいうるさい!!!!!」バリバリバリバリッ
一通「!(しまった!打ち止めのせいで能力が使えねェ!)」
美琴「打ち止め!!!やめなさい!!」
打ち止め「うわあああああああああーっ!!!!!」バリバリバリバリッ
一通(クソッ…)
ドカッ!
当麻「はあっはあ……ま、間に合ったか…」
打ち止め「お兄ちゃんどいて!そいつを殺せない!」
当麻「ここでそれを言うか!」
御坂妹「まあ!いきなり打ち止めを押し倒して…上条当麻はなんて大胆だとミサカは」
当麻「言うてる場合かーっ!!!」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
・・
・
御坂妹「ではこのことは御坂の勘違いが原因なのですねとミサカは素直に自分の非を認め反省します」
当麻「いや、そんなこと無いんじゃないか?ほら、本当に一方通行が女児に淫行してたりしたら」
美琴「トウマ!」
当麻「あ……すまん」
打ち止め「ごめんなさい月詠さん…私とんでもないことを……」
小萌「ははは…だ、大丈夫ですよ…それに傷一つ無いですし」
一通「……」
打ち止め「一方通行…今までごめん……私…」
一通「いや…俺の方こそ悪かった……」
一通「オメェを俺みたくさせたくなかったンだよ…今まで言い過ぎてた…すまねェ」
打ち止め「!そんなことない!一方通行は私を心配してくれたんでしょ!…悪いのは私だよ…辛く当たってごめんね?」
一通「打ち止め…」
小萌「はわ~よかったですー!どうなるかと思いましたー」
当麻「先生もなんでこんな奴を家に入れてたんですか?」
小萌「え?この子は家出少年なんじゃないんですか?」
当麻・美琴・御坂妹「「「ぶふぉっwwwwwww」」」
小萌「え?え?」
当麻「先生wwwwwこいつもう20代後半ですよwwwwww」
美琴「20代後半の少年wwwwwwww」
御坂妹「逆から読むと年少出家wwwwww一休さんwwwwww」
当麻「いや、笑うツボがおかしいだろ。てか面白いのかそれ」
小萌「えー!?全然20代後半に見えませんよー!!」
一通「そりゃァ能力のせいで体に悪いモン反射したり血流やリンパ液の流れをいじくってりゃァ老化しにくいだろォよ」
一通「それよりオメェさっきからこのガキを先生って呼んでンのは何だ?」
当麻「?小萌先生は俺の高校の時の先生だぞ?」
一通「ハァ?…幼稚園児で大学卒業とかそんなモンか?」
小萌「…私とっくに成人してますよ?」
当麻「黄泉川先生より年上でしたっけ」
一通「…能力者か?細胞の成長か何か止」
当麻「いや、能力開発の専門だがそういった能力者じゃない。」
一通「」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・
後日
打ち止め「あのね」
一通「あァ?」
打ち止め「美琴姉さんって当麻兄さんと同棲するまで喧嘩したりいろんなことがあったんだって」
一通「……」
打ち止め「でも私たちもう同棲して付き合ってるじゃない?だったらまた喧嘩したりしたときどうするのかなって」
一通「いいンじゃねェの」
打ち止め「えっ」
一通「アイツの言った事で大切なのはお互い好きあってりゃァ喧嘩しても別れないってことだろ」
一通「別れるのが怖いから結婚したりすンのは違ェだろォが」
打ち止め「ふふっ」
一通「……何ンだよ」
打ち止め「私の思いは一方通行じゃなかったってことよw」
一通「……それ面白くねェ」
f i n
そげぶ
みなさん拙い文章に対してありがとうございます!
徹夜明けなので寝ます。
このスレがぷん太かゴールデンタイムズに載ったら俺結婚するんだ…
その数年後
一通「何で俺がおめェみてェなヤツを‘兄さん’なんて呼なきゃなンねェンだよ!!」
当麻「なんでってそりゃお前が婿養子だからに決まってんだろ」
打ち止め「そうだよ一方通行!私たち家族になったんだから、ちゃんと呼ばなきゃダメだよ?」
美琴「トーマー。晩御飯のしたくできたわよー?」
当麻「んー、今行くー」
インデックス「一方通行!打ち止め!早くしないとご飯が冷めちゃうんだよ!」
打ち止め「わかったわ、さっ一方通行行きましょ?」
一通「ったく・・・いきゃあいいンだろ」
みたいな続編は無いのか?
言い忘れてた乙!!
>>145から
インデックス「やっぱり美琴の作るご飯はとーまが作るのより美味しいんだよ!」バクバクバク
美琴「ありがとっ、それよりがっつき過ぎ。喉に詰まらせてもしらないわよ」パクモグモグ
インデックス「がっつかなきゃやってられないんだよ!!ヤケ食いなんだよ!!」バクバクバク
当麻「まぁ、何が原因かは知らないけど、早くステイルと仲直りしろよ(冷蔵庫の残りが心配だ・・・)」パク
打ち止め「あれ?ついこの前までデレデレだったのに。どうしたの?」
インデックス「大した事じゃないんだよ。最近ステイルは仕事仕事で全然かまってくれないのが原因なんだよ!」
一通「つまんねェ事でケンカしてんじゃねェよ」
インデックス「うるさいんだよ!!」
需要ないみたいですね。寝ます
______
'"´ `丶、
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/ f_ -―  ̄ ̄ ─- 、⌒'、
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. ,′ │ | |
| | __, -ァ┬: ァ!: :.7T: ァ=: ┬、l |
| 「 / -/|:/!:メノ |: / レハ⌒/l =- |
| |/!: 斗==ミ ∨ ノ'x==ミ. j∧ │ ごっつあんです
| |:.| 〃//iハ f//j }!:「 |
| /: | ` 弋)_ソ 弋)ソ ' :ト │
| , /| : | ,,,, 、 ,,,, i:.|∧ |
_ l/ /`| : | ,':│ ヘ}
く、\ j ∧: :!: :|丶、 `ー ' .イ: :.| '.
. \、>''つ { ',:.|: :レ(、|> _ <j:│: :! ', r‐-、
/ /゙ヽ }:|: :| \ヽ__`ニ〔人:i : i: |: : | 〉 ゝ<`ヽ
{ /´)、 !'|: :| \ ト} ヽ、:」i : | / r( `ヽ }
\ ´ < ノ |: :ト、 丶 j ,〉rヘ: | ( {. ` ,′
. /゙ヽ ト \|: :| \ 、_/ / マ'| ト、 〉 {. /
_レ=7 |/\\! \(匸〉 /匸]) ヘ| |/}廴 r} イ
/{∨{. ハ }\> ヽ ∧ .,' j |ノ } 「〈. |\
/ V ヘ、 / } j/|:| ∨∧∨ |:| ∨| \ │ ハ
」/「入. ∨ │ | :|:| 〈´∨`〉 |:| 厂∧∨ \| } |
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