古泉「・・・え?」
森「もう、5か月でね」
古泉「(5か月?え、まって、そもそも僕は森さんとそういう関係はもったことないぞ?)」
古泉「(ははーん、これは森さん流のジョークなんだな?)」
森「5か月前・・・そう、あの夏休みの無人島に行った時だねぇ」
古泉「あぁ、あの時ですか」
森「!!こ、古泉知ってるのか!?」
古泉「?え、えぇ(知ってるも何もあなたのでっち上げでしょう)」
森「そうか・・・」
古泉「(いつネタばらししてくれるんでしょうか)」
森「・・・うぅっ!」
タッタッタッ・・・
古泉「つわりまで・・・演技がうまいですね、森さんは」
新川「ん?古泉こんなところでどうしたんだ?」
古泉「あぁ、新川さん。実は森さんがですね・・・」
新川「ん?古泉も知っていたのか、森の身体のことを」
古泉「・・・はい?」
古泉「(新川さんまでグルになって?今日はエイプリルフールでもないぞ?)」
新川「森にはあまり苦労をかけられないな。はっはっは」
古泉「え、えぇそうですね」
新川「ところで、森は?」
古泉「洗面所の方に行きました」
新川「ふむ、つわりがひどくなってきたみたいだな」
古泉「大変ですね(嘘のくせにwwww)」
新川「心配だ。見に行こう」
古泉「ご一緒します」
森「はぁ・・・はぁ・・・」
新川「つらそうだな」
森「あ、新川・・・」
新川「無理はするなよ」
森「はい・・・」
古泉「大丈夫ですか、森さん」
森「大丈夫・・・とは言いにくいかな・・・」
古泉「(息の荒げ方がうまいなぁ)」
森「あっ・・・」
古泉「どうしました?」
森「いま・・・おなか蹴ったわ・・・」
古泉「」
新川「本当か?」
森「はい、こう『ぽこっ』って」
新川「元気がいいな」
古泉「(5ヶ月で子供がおなかを蹴るのかよ。もっと遅いだろ?)」
※胎動は5ヶ月目ぐらいから起こります
森「古泉、触ってみるか?」
古泉「え?」
森「恥ずかしがらなくても、私は大丈夫よ」
古泉『では、失礼します』
そっ
古泉『あれ、何も感じませんが』
森『プギャーwwww騙されてやんのーwwwwwww』
新川『こいつ女の子のお腹触ったぞwwwセクハラですぞwwwwピーポーポーポーwwww』
森『それ救急車だからwwwwきゃー古泉くんのエッチーwwww』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古泉「(きっとこうして僕をだますつもりだ)」
森「古泉、どうした?」
新川「うーん、服の上からじゃわからんな」
森「そうですか・・・じゃあ」
シュッ プチッ プチッ
新川「おいおい、別にお腹を出さなくたって・・・」
森「古泉には刺激が強すぎるかな・・・でも、今さらか」
古泉「(森さん太ったなー・・・今更?)」
新川「それじゃ、失礼するぞ・・・お、動いた動いた」
森「ふふっ、ほら、古泉」
古泉「え?」
古泉「(この人本気ですか?太ったお腹を僕に触らせるとか)」
古泉「(でも僕はあえて・・・釣られる!!)」
ぴとっ
ぽこっ
古泉「!!!!!???!!111」
森「どうだ?」
古泉「う、動いた・・・」
森「ふふっ」
新川「ほら、森。そんなにお腹を出していると子供に悪いぞ」
森「そうでしたね」
古泉「(ど、どういうことだ!?まさかほんとうに・・・赤ちゃんが!?)」
古泉「(だとすると、5か月前の無人島の時何があったんだ!?)」
古泉「ちょ、ちょっと部屋へ戻ります」
新川「あぁ、わかった」
タッタッタッ バタン
古泉「・・・話を整理しよう」
古泉「森さんに赤ちゃんができた・・・これはほぼ確定事項ですね」
古泉「問題は、いつ、た、種付けをしたか・・・」
古泉「無人島の時・・・何かあったっけ・・・」
古泉「そういえば、涼宮さん達が眠った後、機関のメンバーでミーティングがありましたね」
古泉「ミーティングが終わった後に、圭一さんがお酒をもってきて、酒盛りになったんでした」
古泉「それで、新川さんや森さんも飲み始めて・・・僕も飲まされましたね」
古泉「ん?そこからの記憶があいまいで・・・えーっと・・・」
古泉「思い出せない・・・まさかその時に僕が・・・」
ガチャッ ピッピッピッ・・・
prrrr・・・・
古泉「・・・もしもし、圭一さん?聞きたいことがあるんですが」
古泉「・・・ありがとうございます」
ピッ
古泉「僕がお酒を飲んで暴れたなんて・・・」
森「新川さんが森さんに指示し、森さんは自分の部屋へ避難した」
古泉「新川さんや圭一さん、裕さんが僕をなだめて、疲れて寝た僕を寝室まで運んでくれた」
古泉「そこからは圭一さんも知らない・・・つまり」
古泉「酔った僕が何かの拍子で森さんの部屋へ・・・」
古泉「・・・・うっ・・・うぅ・・・」
古泉「僕は、どう責任をとればいいのでしょう・・・」
古泉「新川さんに相談しよう」
キィィ・・・
古泉「新川さんはリビングルームにいるのかな・・・」
新川『・・・だ・・・きょ・・・そう・・・』
古泉「(ん?誰かと話をしている?)」
カチャ
古泉「(新川さんと・・・森さん?二人で何を話しているんだ?)」
新川『・・・森には悪いが、降ろさせてもらうぞ』
古泉「(降ろす・・・?ま、まさか・・・)」
森『・・・仕方がありませんね・・・これも彼のために・・・』
古泉「!?」
ちょっと仕事が入った。ペースダウンします。
古泉「新川さん!!」
バァン!!
新川「古泉!?どうした!」
古泉「ひ、ひどいじゃないですか!?」
森「あなた、私たちの話を聞いていたの?」
新川「それなら話は早い。実は森をな・・・」
古泉「だめだ!!そんなこと僕がさせない!!」
新川「古泉!!」
古泉「森さん逃げて!!」
森「え?」
古泉「いいんですかあなたも!このままで!!」
森「だって・・・それが最善の選択よ・・・」
古泉「新川さんが許しても、僕が許しません!!」
新川「古泉、森の気持ちも察してやれ」
古泉「できません!!」
新川「古泉、いい加減にしろ!」
古泉「森さん、逃げましょう!!」
森「え?」
古泉「こっちです!」
タッタッタッ
新川「古泉!!待て!!」
古泉「(降ろしてたまるか!僕が・・・僕が森さんを守らないと!!)」
森「こ、古泉・・・どうしたんだ!?」
古泉「はぁ・・・はぁ・・・」
森「ま、待て古泉・・・おなかの子が・・・」
古泉「はっ!し、失礼しました!」
パッ
森「全く、どうしてこんな所へ連れ出してくれたんだ?」
古泉「すみません、でも、どうしても・・・」
森「・・・はぁ、全く」
ぽん
森「古泉、お前が心配しなくてもちゃんと戻ってくるよ」
古泉「森さん・・・戻ってtt」
森「その前に、元気な赤ちゃんを産まないとね」
古泉「う、産むんですか!?」
森「当り前でしょ、せっかく授かった命だからね」
古泉「(よかった・・・本当によかった・・・)」
古泉「僕もちゃんとしないといけませんね」
森「ん?あぁ、そうだな、しっかりしてもらわないとね」
古泉「僕は、ちゃんと守れるでしょうか・・・」
森「古泉ならできるさ」
古泉「ありがとうございます。森さんも、頑張ってください」
森「うん、頑張って彼との子を産むよ」
古泉「ん?」
古泉「あの、彼って?」
prrrrrr
森「もしもし?あぁ、新川」
森「うん、今河川敷。え?申請降りた?わかったわ、戻るね」
森「車出してくれるの?悪いわよ・・・え?身体のため?んー、じゃあ甘えちゃおうかな♪」
森「・・・さ、戻りましょ古泉」
古泉「」
森「古泉?どうしたの?」
古泉「(彼って誰?)」
ブロロロロ・・・
森「悪いわね、新川」
新川「全く、なんで古泉が走り出したかと思えば・・・」
森「まぁ、古泉は私を応援してくれてるみたいだし、別に気にしてないわ」
新川「そうか、古泉」
古泉「はい・・・」
新川「来週から、森はサブの方に入る。つまり我々のチームから降りることになった」
古泉「・・・へ?」
新川「聞こえなかったのか?森は、子供を預かっている身だから、前線にはだせん」
新川「だから、機関の事務方の方にしばらく専念してもらうことになった」
森「あんまり事務仕事好きじゃないけどね」
新川「わがまま言うなよ」
古泉「降りる・・・チームから?」
新川「そうだ」
森「私の抜けた分もがんばりなさいよ、古泉」
森「まぁ、産んだらなるべく早めにチームに復帰するから」
古泉「は、はい・・・」
古泉「(あれあれ?これはまさか僕の勘違い?)」
古泉「(というか一方的に迷惑をかけた気が・・・?)」
古泉「(じゃあ、森さんのお腹の子は誰の子?)」
古泉「(・・・まさか、新川さん・・・!?)」
新川「さて、もうそろそろ戻るが・・・森」
森「何?」
新川「あいつに会っていかなくていいのか?家近いぞ」
古泉「!?」
古泉「(こ、この近辺に森さんに種付けをした野郎の家が・・・)」
古泉「(・・・ということは、新川さんじゃないのか・・・ほっ)」
森「いいわよ、明日会うし」
新川「そうか。それにしても仲良しだな、お前ら」
森「ふふっ、からかわないでよ新川」
古泉「(誰だ、森さんに手を出した奴は・・・)」
森「どうした古泉、顔が険しいぞ?」
新川「とりあえず、産休の申請は済んだから、いつでも休んでいいぞ」
森「ありがとう、新川」
古泉「森さん、先ほどはすいませんでした」
森「いいわ、気にしてないし」
古泉「それで、森さん」
森「ん?」
古泉「森さんの相手とは?」
森「あれ、私言ってなかったっけ?」
古泉「はい、全く聞いてないもので、てっきり僕の子かと思いました」
森「ぷっ・・・あっはっはっは!!私と古泉の子ぉ!?そんなわけないでしょ!」
古泉「ははは、そうですよね・・・」
古泉「(思いっきり笑われるとへこむ・・・)」
森「あのね、この子はね」
新川「森、明日は早いんだろ?早く休め」
森「はーい。それじゃ、古泉、また明日話すわ」
古泉「あ、も、森さん!」
森「おやすみ、古泉」
バタン
古泉「・・・これは明日、森さんについていかなければなるまい」
古泉「(そして、僕に恥をかかせた罪を、そいつにぶつける!!)」
翌日
森「いい天気ね、それじゃ行ってくるわ」
新川「いってらっしゃい」
新川「・・・おかしいな、今朝から古泉を見かけないな・・・」
新川「せっかくミートパイを作ってやろうかと思ったのに」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古泉「森さんは、昨日の例の場所へ向かったようですね」
ササッ
古泉「ふふふ・・・森さん逃がしませんよ」
森『~♪』
古泉「のんきに鼻歌を歌ってますね。さすが500m離れていても鼻息すら聞き分けることのできる集音装置ですね」
古泉「機関からの支給品は便利ですね」
古泉「おや?カフェに入っていきましたね。待ち合わせでしょうか」
古泉「この角度だと、ガラスが反射して見えませんね・・・」
古泉「多少危険ですが、変装して中に入りましょう」
古泉「あってよかった、機関からの支給品の変装セット」
がさごそ・・・
古泉?「ふふふ、完璧です」
古泉?「どこからどう見ても古泉じゃありません。イケメンです。僕には劣りますけど」
古泉?「それじゃ、入店しますか」
カランカラン♪
喜緑「いらっしゃいませ、おひとり様ですか?」
古泉?「はい」
喜緑「・・・?」
古泉?「何か?」
喜緑「いえ、失礼しました。こちらの席になります」
古泉?「ふふふ、ありがとうございます」
喜緑「(なんか見たことあるなー・・・誰だったかしら)」
古泉?「(ここからなら森さんが見えますね)」
古泉?「(ふふ、普段着の森さん、かわいいじゃないですか)」
ごめん、実は今日休日出勤なんです
5時まで席を外します
古泉「(しかし、僕の森さんの相手・・・もう絞れた気がする)」
古泉「(まずは、今妊娠5か月、夏休みの無人島の時にできたとなると)」
古泉「(そこに参加した人があやしいのはもちろん)」
古泉「(この中で、男なのは僕と新川さん、田丸兄弟、そして・・・)」
古泉「(キョンくん)」
古泉「(そのうち白だと思われるのは、新川さんと田丸圭一さん、そして僕)」
古泉「(残るは、田丸裕さんとキョンくん・・・)」
カランカラン♪
喜緑「いらっしゃいませー」
喜緑「あれ、いつものメンバーじゃないんですね」
?「えぇ、今日は別の人と待ち合わせで」
古泉「(誰か来たようですね)」
森「・・・!こっちですよ~」
古泉「(森さんが手を振った!!ということは今僕の後ろにいるのが・・・)」
チラッ
キョン「待たせてすいません」
古泉?「やっぱりお前かあああああ!!!」
キョン「うお!?ど、どちら様!!?」
古泉?「あ、あなたが森さんを・・・」
キョン「えーっと、どちら様でしょう?」
森「どうしたんです?」
古泉?「森さん!なんでキョンくんと関係をもったんですか!?」
森「だ、誰あなた!?」
古泉?「僕ですよ!もう忘れたんですか!?」
森「え?えーっと・・・?」
キョン「・・・お前、古泉か?」
古泉?「そうですよ!!なんでわからないんですか!」
キョン「いやー、そんなひげ面で変装されちゃなぁ・・・」
古泉「で、森さんのお腹にいるのはあなたの子なんですか?」
キョン「そうだ」
森「そうです」
古泉「・・・なぜです?」
キョン「いろいろはしょりすぎだ。何が言いたい」
森「あなたと私の馴れ初めを聞きたいんじゃないの?」
キョン「そういうことか」
古泉「そうです。場合によっては許しませんよ」
キョン「やれやれ、何をもって許してもらえるのやら」
キョン「あれは、今年の夏の無人島旅行のことだった・・・」
ちなみにまだ仕事場にいるよ。それに俺一人だけだし。
元日に何書いてるんだろうね、俺。
森『古泉があんなに酒に弱いとは・・・』
森『さて、私も明日朝早いし、寝ようかな』
森『おやすみなさい・・・』
森『(それにしても彼、ちょっと抜けているところがあるけどかっこいいなー)』
森『(あんな子と付き合ったら、ヘンかな・・・歳が離れt・・・ZZZ・・・』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キョン『・・・ん』
むくっ
キョン『ションベンいきてぇ・・・』
ごめん、帰りたい
でも帰るとおそらく8時まで書き込みできない
どうしよう
携帯ある
保守しかできない
帰りに1時間かかるんだよね、車で
意味はないと思うけどコテつけた
8時から再開します
帰ります
みんな保守ありがとう
これからご飯なので、8時に再開します
保守ありがとうございます
これで心おきなく
エロシーンが書ける
森『・・・んにゅ』
森『・・・おといれ・・・』
ずるずる
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ジャー・・・ゴポゴポ・・・
キョン『ふぃー、すっきりした』
キョン『ちょいとジュース飲み過ぎたかな』
ガチャ
森『・・・』
キョン『うお!?も、森さん』
森『・・・』
キョン『森さんもトイレですか?空きましたんでどうぞ』
森『きょんくんとはいる』
キョン『は?』
森『えい』
ドン!
キョン『ぬふわ!!』
バタン
森『へへっ』
キョン『も、森さん?寝ぼけてませんか?どうして俺ごとトイレに閉じこめるんですか?』
森『だってきょんくんにげるでしょ?』
キョン『何から逃げるんですか?』
森『きょんくんのまわりには、あんなにおんなのこがいっぱいいるのに、なんできょんくんてをださないんですか?』
キョン『て、手を出すって・・・』
森『きょんくんは、おんなのこにきょうみがないんですか?』
キョン『そんなことは断じてありません。俺だって正常な男ですから』
森『じゃあ、わたしをすきになれますか?』
キョン『・・・何をおっしゃってるんですか?』
森『はぐらかさないでください』
キョン『はぐらかすも何も・・・』
森『としうえのじょせいは、きらいですか?』
キョン『・・・嫌いじゃありません・・・むしろ好きな方です』
森『はつこいのひとは、きんじょのおねえさんでしたっけ?』
キョン『・・・何故知ってるんですか』
森『きかんのじょうほうりょくはぁぁぁぁせかいいちぃぃぃぃ!!』
キョン『何を言ってるんですか森さん・・・とりあえず、俺を離してください』
森『それはできません』
キョン『・・・何がしたいんですか?』
森『わたしはね、いつもいつもことばをにごすきょんくんに、いらいらしてます』
キョン『申し訳あr・・・いや何故謝る俺』
森『そんなことだと、おんなのこはにげちゃいますよ』
キョン『逃げるって・・・どういうことですか?』
森『・・・ほんとうににぶいんですね』
森『でも、そんなにぶいきょんくんがすきです』
キョン『・・・え?なにをいっt』
むちゅー
キョン『!?』
森『きょんくんがだれもえらばないなら、わたしがえらびます』
キョン『森さん・・・く、くちびr』
森『んー』
むちゅー
キョン『qあwせdrftgyふじこlp;』
森『これですきになりましたか?』
キョン『・・・十分です』
森『へへ』
キョン『(森さんってこんなに甘えてくる人なのか?)』
古泉「森さん・・・」
森「そ、そんなことがあったんですか私・・・?」
キョン「やっぱり覚えてないんですか?」
森「寝ぼけてたみたいで・・・」
古泉「(なんでこのニブチンばっかりモテるんだこのやろう・・・)」
キョン「その後が大変でしたよ」
森「え!?そそそそそのことも話すんですか!?」
古泉「何があったんですか?」
キョン「大声じゃ言えないんだけどな・・・」
キョン『そろそろ離してください』
森『だめです』
キョン『やれやれ・・・何が望みですか?』
森『わたしとつきあって』
キョン『・・・それって交際のことですか?俺はかまいませんが、いいんですか?』
森『なんで?』
キョン『俺なんかでいいんですか?俺はこのとおりのずぼらな人間ですよ。自分で言うのもなんですけど』
森『わたしはきょんくんがすきなんです』
キョン『答えになっていないと思うんですけど・・・』
森『だからにぶいっていわれているんです』
森『そのせいかくやこせいもふくめて、きょんくんがすきなんです』
キョン『・・・まぁ、その、ありがとうございます・・・?』
キョン『でもその、具体的に「付き合う」って何をすれば・・・』
森『んー・・・』
ぬぎぬぎ
キョン『ちょ!?なななんで脱ぎ始めてるんですか!!』
森『つきあう?』
脱ぎ脱ぎ
キョン『は?だから「付き合う」っていうのはどうすれば・・・』
森『つきあう』
ちょんちょん
キョン『なんで俺の股を指さすんですか・・・はっ!!』
×付き合う ○突き合う
キョン『お・・・親父ギャグだぁぁぁぁ!!』
森『きょんくんはじめて?』
キョン『は・・・はい・・・』
森『ここはおねえさんにまかせて』
キョン『というか、なぜこういう方向になったんですか・・・』
森『だいじょうぶ、わたしもはじめてだから』
キョン『え?』
森『ちゃっくー』
ジー・・・
ぽろんっ
森『・・・!!』
キョン『あの、あんまりジロジロ見ないでください・・・恥ずかしいんで』
森『おおきいとおもいます』
キョン『あ、ありがとうございます・・・』
キョン『(って喜んでいい物だろうか?)』
森『・・・』
さすさす
キョン『う・・・』
森『おぉ・・・』
さすさす
キョン『(森さんの手、すべすべで気持ちいいな・・・)』
森『くわえられるでしょうか』
キョン『え?』
ぱくっ
キョン『!!?』
キョン『(な、なんだこの感触は!!)』
キョン『(ねっとりとからみついてくる・・・手でやってる時の数倍気持ちいいぞ!!)』
森『あむ・・・んんっ・・・』
じゅぶっ ずずっ
キョン『(やばい、この気持ちよさは異常だ・・・背筋がぞくぞくするぜ・・・)』
森『んっ・・・ぷは、きょんくんのおおきくてあごがつかれますね』
キョン『(あぁ、もう少しでいけそうだったのに・・・)』
森『なめればいいでしょうか?』
キョン『あ、ぜひ・・・じゃなくて!!』
森『ぺろっ』
キョン『はふぅ』
キョン『(やばい、この裏筋をチロチロと舐められるのはかなりくる・・・)』
森『ひほひいいへふか?』
キョン『何を言ってるかよくわかりませんが気持ちいいです』
森『ほんほ?』
チロチロ ちゅっ
キョン『(ホント森さん初めてなんだろうか・・・俺童貞だけどうまいと思う)』
森『んっ・・・』
キョン『(ん・・・よく見たら森さんなんかモジモジしてるな・・・)』
キョン『そういえば森さん、用を足しに来たのでは?』
森『え?』
森さんと国木田で3Pしたい
キョン『なんかモジモジしてますし』
森『こ、これはね・・・』
キョン『俺見てませんから、どうぞ用をたしてください』
森『え?え?』
キョン『(本当はもう少し味わっていたいけど、森さんが漏らしたら大変だしな)』
キョン『(ここは男して我慢しなきゃな。俺だって空気ぐらい読めるわ)』
森『えっと・・・』
キョン『目もつぶってますし、耳も塞ぎますよ』
森『・・・きょんくんきこえない?』
キョン『ええ、聞こえませんよ』
森『・・・』ドキドキ
森『(きょんくんがめのまえにいるのに・・・)』
森『(わたし、おしっこしようとしてる)』
森『(もうだめ・・・でちゃうぅ)』
森『ふぁ・・・はぁぁぁぁ・・・』
チョロッ ジョボボ・・・ショァァァァァ・・・・
森『(あたまがぼーっとしてくる・・・おおきいおとたたて、はしたないよわたし・・・)』
キョン『(まだかなー)』
チョロロロ・・・
森『はぁ・・・はぁ・・・』
森『・・・あれ、私いつの間にトイレに・・・』
キョン『森さーん、まだですかー?』
森『(・・・なんで目の前にキョンくんがいるのかしら?)』
古泉「キョンくんの目の前で用を・・・」
森「古泉!言わないで!!」
キョン「あれは強烈だったなぁ」
古泉「なんてうらy・・・いやけしからんことを」
キョン「そういうなよ、俺だって不可抗力だぜ?」
森「あのときは顔から火が出るかと思いました」
キョン「火じゃないものがでましたけどね」
森「キ、キョンくん!!」
古泉「何がでたんですか!?」
森『あの・・・キョンさん?』
キョン『ん?終わりましたか?』
森『なぜここに・・・?』
キョン『何を言ってるんですか、自分で誘っておきながら』
森『(私が誘った!?どういうことなの・・・?)』
キョン『用が終わったところですいませんが、出来れば続きをお願いしたいなと』
森『続き・・・?』
キョン『生殺しは勘弁してくださいよ』
もろんっ
森『!!?』
森『(おおおおおおちんt・・・!?)』
キョン『(ん?ちょっとがっつきすぎたか?)』
キョン『(そうだ、マンガで言えば次は俺が奉仕する番か!)』
キョン『失礼しました。今度は俺の番ですね』
森『へ!?』
キョン『(えーと、まずはキスか?)』
ちゅっ
森『!!!??』
キョン『(ある程度唇の感触を楽しんだあとは、舌をねじ込む・・・)』
森『(し、舌が!舌が入ってきましたぁぁ!?)』
キョン『んっ・・・はぁ、どうです、森さん』
森『は・・・ひゃい・・・』
キョン『(すごい目がとろーんとしてる・・・メガトロン・・・)』
森『(なんで私、トイレを覗かれたりキスされたりしてるのかしら・・・?)』
キョン『(次は、えーと)』
キョン『(よし、胸でも揉んでおくか)』
キョン『(朝比奈さんほどではないが、まぁハルヒとどっこいくらいの大きさか?)』
キョン『森さん、失礼します』
森『ふぇ?』
ぽよん
森『!!』
キョン『やわらけぇ・・・』
森『(む、胸揉まれてるぅぅぅ!!)』
森『(でも、全然嫌じゃない・・・心地いいというか・・・気持ちいい・・・)』
キョン『(胸の揉み方がよくわからんが、とりあえず乳首あたりを攻めればなんとかいけるか?)』
さすっ さすっ
森『!!』ビクビクッ
森『はぁ・・・はぁ・・・』
キョン『(森さんの息が荒くなってきたな)』
森『(胸だけしか触られていないのに・・・全身が感じるっ・・・)』
キョン『(やっべ、森さんの今の顔すげぇかわいい・・・)』
キョン『森さん・・・』
ちゅっ
森『んんっ!』
森『(だめっ!!今キスされたら・・・我慢できない・・・っ!)』
森『んんーっ!!』ビクンッ ビクンッ
プシュッ パシャァァァ・・・・
キョン『(え!!おしっこ漏らした!?)』
キョン『(違うな・・・アンモニア臭がしない・・・まさか、これが潮か!?)』
キョン『(キスでイくなんてマンガだけかと思ったら、本当にあったんだな)』
キョン『森さん、大丈夫ですか?』
森『はぁっ・・・はぁっ・・・』
森『(キョンくんに見られちゃった・・・恥ずかしい・・・)』
森『・・・ぐすっ』
キョン『な!?も、申し訳ありません!調子に乗りすぎました!!』
キョン『すいません、何でもしますから、ごめんなさい!!』
森『・・・なんでもしてくれるんですか?』
キョン『はい!でも、死ねとかは無しですよ?』
森『なら・・・もらってください』
キョン『な、何をでしょう?』
森『私の恥ずかしい物を見たんですから、責任取ってください』
キョン『どどどどうやって責任を取りましょう!?』
森『・・・お嫁さんにしてください・・・』カァァ
キョン『・・・え?』
キョン『お、お嫁さんば?』
森『何でもしてくれるんですよね?』
キョン『そ、そうは言いましたが、俺はまだ結婚できる歳じゃ・・・』
森『歳なんて関係ないです!!』
キョン『はいそうです!』
森『こんなことされて、将来キョンさんのことを忘れられるわけがありません』
キョン『は、はぁ・・・』
キョン『(ん?キョンさん?)』
森『(あー何言ってるんだろ私・・・バカみたい)』
キョン『でも、俺と森さんは、さっき付き合うって約束しましたし、俺もそれだけは守りたいです』
森『・・・え?付き合う?』
キョン『自分で言ったじゃないですか』
森『(い、いつの間に私とキョンくんは付き合っていたのでしょう?)』
キョン『それに、付き合ってるんだから、さん付けはやめましょうよ、互いに』
森『・・・それって』
キョン『俺も男です。ここまでくれば責任取りますよ』
森『・・・キョンくん・・・っ』
キョン『(本名で呼んでくれないかなー)』
森『本当に、私でいいんですか?』
キョン『はい』
森『(私とキョンくんが付き合ってることをみんな知ったら、怒られるかな・・・)』
キョン『(俺と森さんが付き合ってるってなったら、古泉驚くだろうなぁ)』
森『(きっと古泉や新川から別れさせられるんだろうな・・・)』
森『・・・そうだ』
キョン『ん?』
森『既成事実を作りましょう』
キョン『既成事実とは?』
森『私とキョンくんが別れないようにするんです』
キョン『何を言ってるんですか。俺が森さんを捨てるわけないでしょう』
森『名前』
キョン『っと・・・えーと・・・園生?』
森『ふふっ、ヘンな感じですね』
キョン『そうですね・・・で、既成事実とは?』
森『きっと、新川や古泉が私たちを別れさせようとします』
キョン『それって、機関の絡みですか?』
森『・・・はい』
キョン『内緒にしていれば?』
森『内緒にしていても、いずればれます』
キョン『・・・で、園生が取ろうとしている行動は?』
森『子供が出来てしまえば、別れさせることはできないでしょう!』
/' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
森『ど、どうしたの?』
キョン『そりゃ・・・そうでしょうけど・・・』
森『いい案だと思いません?』
キョン『えっと・・・』
森『・・・百聞は一見にしかず、です』
キョン『・・・というと?』
森『こうです!』
んちゅー
キョン『んん!?』
森『お返しです』
キョン『・・・どうなっても知りませんよ』
がばっ
森『あぁんっ』
キョン『園生、ここもうびしょびしょだぞ』
森『だ、だってさっき・・・』
キョン『初めてでしたよね?俺も初めてなんで、ゆっくりしましょう』
森『う、うん・・・』
森『(あれ、なんで初めてって知ってるの?)』
キョン『いいですか?いれますよ?』
森『うん・・・』
キョン『(ここでいいのかな?)』
ぐにゅ くにゅ
森『んっ・・・早くぅ・・・』
キョン『ふぅぅ・・・』
ずにゅっ・・・ぐにゅにゅ・・・
森『あ・・・あぁ・・・っ!』
キョン『っくー・・・やべぇ・・・ヌルヌルしてる・・・』
森『(股がじんじんする・・・初めては痛いって聞くけど、思ったより痛くない・・・)』
キョン『痛くないですか?』
森『大丈夫・・・・』
キョン『動きますよ。俺も正直我慢できないです』
森『いいよ・・・』
ぐちゅっ・・・ぬちゅっ・・・
キョン『(うぉぉぉ!めがっさ気持ちいいんだけど!!)』
キョン『(人間ってすごいな。無意識の内に腰が動く)』
森『んっ・・・あっ・・・』
キョン『(園生も気持ちよさそうな顔してる・・・下手じゃないってことか)』
キョン『(すごいな俺。まさか古泉よりも優れた能力を持ってるんじゃないか?)』
森『(今私、キョンくんとエッチしてる・・・すごい幸せなんだけど・・・)』
キョン『(こんなにもキョンくんが近いなんて・・・あぁ、キョンくんの匂いがする)』
あ、失敗した
キョン『動きますよ。俺も正直我慢できないです』
森『いいよ・・・』
ぐちゅっ・・・ぬちゅっ・・・
キョン『(うぉぉぉ!めがっさ気持ちいいんだけど!!)』
キョン『(人間ってすごいな。無意識の内に腰が動く)』
森『んっ・・・あっ・・・』
キョン『(園生も気持ちよさそうな顔してる・・・下手じゃないってことか)』
キョン『(すごいな俺。まさか古泉よりも優れた能力を持ってるんじゃないか?)』
森『(今私、キョンくんとエッチしてる・・・すごい幸せなんだけど・・・)』
森『(こんなにもキョンくんが近いなんて・・・あぁ、キョンくんの匂いがする)』
キョン『園生、限界が近いんですけど』
森『私も・・・お願い・・・』
キョン『あー・・・もし出来なかったらどうします?』
森『決まってます。出来るまで何回もするんです』
キョン『俺としては、今は作らないで、何回かしたいなーなんて・・・』
森『もう・・・キョンくんはエッチな人ですね』
キョン『自分に正直なもので』
森『自分に正直な人は好きですよ』
ぎゅっ
キョン『あ、ちょっと今抱きつかれたらやb』
どぷっ びゅるっ びゅーっ
森『あっ・・・』
古泉「・・・で、出来たというわけですか」
キョン「そういうことだ」
古泉「(ちくしょう、僕ですらまだ童貞なのに、この人はもう捨てたのか!!)」
キョン「まぁ結局その日に子供ができたかどうだか分からないから、1週間くらいぶっ続けでしたけどな」
古泉「え!?じゃあ森さんその日の週『街の巡回がある』って言ってたのは!?」
森「その・・・彼に会うために・・・」
古泉「そ、それってつまり新川さんもだましていたわけですか!?」
森「うん」
古泉「うんって・・・」
キョン「で、できたんだよなぁ」
森「私と、キョンくんの子供がね」
古泉「・・・新川さんはいつから知っていたんですか?」
森「4ヶ月目に入ったときかな」
古泉「つい先月じゃないですか。そんな遅くですか?」
森「だって、4ヶ月もなれば降ろすことできないんだもん」
古泉「そうなんですか?」
キョン「妊娠22週を過ぎると、できないらしいんだ」
古泉「森さん恐ろしい人ですね。計算していたんですか」
森「もちろんよ」
森「新川は特に怒ったりしなかったわ」
古泉「そうなんですか?」
森「『できたもんは仕方がないな。さすがの私も手をだせんよ』ってね」
古泉「上層部は黙っていなかったでしょうね」
森「まぁね」
古泉「よくクビになりませんでしたね」
森「私が仕事をやめたら、どうやってこの子を養うのよ。キョン君もまだ高校生だし」
キョン「俺は働いてもよかったんだがな」
森「ダメよ。しっかりと勉学に励んでもらって、いいパパになってもらうんだから」
キョン「高校生のパパか。悪くないな。それに園生だって頭がいいじゃないか。いいママになるぞ」
森「もう、キョンくんったらぁ」
古泉「もしもーし」
古泉「しかし、我々機関はいいとして、涼宮さんにはどう説明するのですか?」
キョン「それなんだよなぁ」
森「古泉何とかしなさいよ」
古泉「いやあなたたちの問題でしょう?なんで僕がでてくるんですか?」
キョン「お前の超能力でどうにかなるだろ」
古泉「なりませんよ!」
森「うーん、ばらしたらきっと涼宮さんヤキモチするだろうなぁ」
キョン「なんで?」
森「もー、鈍感ね本当に」
キョン「すまん、園生にしか興味ないから」
森「んもう、すぐそうやって逃げるんだからぁ」
古泉「真面目に話聞けよコラ」
コトッ
喜緑「コーヒーお持ちしました。あと話は聞かせてもらいました」
森「ウェイトレスさん?」
喜緑「ヒューマノイドインターフェイスの喜緑江美里です」
キョン「長門の仲間か」
喜緑「そうです」
古泉「何かいい案はありませんでしょうか」
喜緑「ありますよ」
古泉「本当ですか!?で、その方法は?」
喜緑「黙っていることです」
古泉「ちくしょー!期待した僕がバカだった!!」
森「まぁ、彼女の勘が異様にさえないことを祈るのみね」
喜緑「私たちも極力強力します」
キョン「長門達が味方につけば、とりあえず安心かな?」
古泉「何も無ければいいですけどね」
キョン「ま、俺としては無事に生まれてくれればいいさ」
森「そうね」
キョン「俺はまだ18歳以下だから結婚できないが、誕生日を迎えたらすぐに籍をいれるからな」
森「まずは高校卒業できるまでね」
古泉「そうですね」
キョン「なぁ、古泉」
古泉「なんでしょう」
キョン「俺は、間違ってないよな?」
古泉「間違い、とは?」
キョン「なんというか、お前等が望んでいる方向じゃないと思うんだ」
キョン「必死にハルヒに機嫌をとったりだとか、神様を敬わなければならないんだろうが」
キョン「俺はこうして、園生を選んだ」
古泉「・・・えぇ、我々の望んでいる方向ではないのは確かです」
古泉「しかし、これはあなたの選んだ道です」
古泉「それに、森さんもあなたと結ばれるのを望んでいます」
古泉「これ以上、あなたを苦しめることはできません」
キョン「・・・悪いな、古泉」
森「じゃあ、黙っている方向でいいのね」
喜緑「はい」
古泉「まぁ、森さんの妊娠は問題ないでしょう。彼との子と気づかれなければ」
キョン「キョンくん、あなたの演技にかかっていますよ」
キョン「うまくいくけばいいけどな」
森「がんばってね、キョンくん」
カランカラン♪
ハルヒ「あれー!?キョンに古泉くん!!それに・・・森さん?」
古泉「(おぉ、神よ・・・)」
ハルヒ「珍しいメンバーが集まってるじゃない」
古泉「え、えぇ・・・」
キョン「どうしたんだお前は」
ハルヒ「そ、それはあんたの顔が見えたからよ」
キョン「どういうことだ?」
ハルヒ「団員がこんなところで何やってるのか気になったから来たのよ!」
古泉「(おぉ、ツンデレツンデレ)」
森「(これがツンデレかぁ)」
ハルヒ「ところで、なんでここに森さんがいるのよ?」
森「えぇと・・・」
キョン「町で偶然会ったんだよ」
古泉「(ナイスですキョンくん!)」
ハルヒ「ふぅん・・・ところで森さん」
森「なんでしょう?」
ハルヒ「ちょっと太った?」
キョン「おい!ハルヒ、失礼だろ」
ハルヒ「でも、顔は変わってないわよね」
古泉「(何だこの勘は・・・)」
ハルヒ「あ、妊娠したんでしょ!!」
森「そ、そうなんです」
ハルヒ「相手はどんな人なの?」
森「えぇっと・・・」
チラッ チラッ
古泉「(そんなにキョンくんを見ていたらばれるでしょ!!)」
森「・・・言えません。ごめんなさい」
ハルヒ「・・・そっか、プライベートがあるものね」
古泉「(ほっ・・・助かった)」
ハルヒ「キョン、森さんはもう人の物だから手を出しちゃだめよ!」
ハルヒ「まぁ、どうしても手を出したいのであれば私が気を利かせてあげなくもないわよ」
キョン「何を言ってるんだ。園生は俺のもんだぞ」
ハルヒ「」
古泉「(あぁ、やはりあなたはバカだ・・・)」
-終わり-
俺「森さん!やらせて!」
谷口「森さん!やらせろ!」
いやー外は大雪で明日6時に起きなきゃならんので、終わらせたよ。ごめんね
帰ってくる途中もひどい天気だったよ
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org519554.jpg
俺は東北じゃない!東北地方と一緒にするな!
保守したってもう書かないよ
ネタないもん
まかせろ
>>183まかせた
さっきまでエンドレスかいてたんだよな
でも俺書いたら時々ハルヒちゃん風になったりするぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ハルヒキャラの中で森さんが一番すき
>>186あなたの好きにしていいのよ
俺は寝るから
それじゃみんな、良いお年を
無理か
パプリカ
コリコリコリアンダー
錯乱してサフラン
ちょこっとチョコレート
|∧∧
||◕ω◕)<それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?
|とノ
二つ名:デベデベデイ
チョコはうまいぞー
でもあーしたがあるもんシナモンカルダモン
おししいカレーの 出来上あーがーりッ
>>199 ちょうど千秋verにしたかったんだwwwwwwwww
>>198みなみけ カレーの歌
>>204
至って普通に学生生活過ごして、至って普通に社会人になるだろうな
どちらかといえば、リア充より俺らよりだから彼女とかも積極的にならない限りできないな
>>205うむ
>>206
結局ここを引き継ぐのか? 消失長門のスレを引き継いだりするのか?
>>207消失長門のSS今までで八回くらい書いたからあきたwwwww
さっきのエンドレスとは全然違う感じのやつ
ほ
ハルヒ「はぁ!?あんた何言ってるのよ」
キョン「(しまったああああああああああああああああ)」
喜緑「今のは腹話術です」
ハルヒ「なんだ腹話術か」
古森キ「(助かった…)」
キョン「(喜緑さんありがとう!!)」
喜緑「」ニッコリ
ハルヒ「じゃあ私は家庭教師があるから帰るわね」
古泉「そうですかそれでは…」ホッ
ハルヒ「森さん頑張ってね!」
森さん「! は…はいい!!」
ガー
古キ森「ほっ…」
古泉「あなた何考えてるんですか!!いきなりばらして!」バンッ
キョン「いやぁ…ちょっと熱くなって…喜緑さんマジありがとうございます」
喜緑「気にしないで下さい」
森さん「これでひとまず一安心ね…」
古泉「もう…熱くならないでくださいよ」
キョン「俺はもうクールだぜ」
古泉「何いってr」
森さん「もう!」ギュー
キョン「おいおい…みんなが見てるぞ///」
古泉「」
森さん「だってもし彼女にバレたらお腹の子もキョンくんとの関係も…」
キョン「ごめんな…もう大丈夫だから…」ギュー
森さん「うぇえええん」
キョン「」ナデナデ
古泉「(上司のこんな姿見るのも酷です)」
森さん「…グスッ」
キョン「ごめんな」ナデナデ
森さん「うん…あ」
キョン「?」
森さん「キスしてくれたら許してあげる」
古泉「(上司が女の子になってる姿を見るのも酷です)」
キョン「」チュー
森さん「ん…ちゅ…はぁう」
森さん「ふゅうん///」
キョン「これでいいな」
森さん「うん///」
古泉「(今の気持ちは親のセックスを見た時の絶望感と同じです)」
こっから絶望エンドと永久(とわ)に幸せエンドの2パターンがあるけどどっちがいいかな
森さんが大好きな俺が絶望エンドを書くのは少しキツいが頑張る
絶望エンドを書いた後に>>220からみんな幸せハッピーエンドをかけばいいんだな?
古泉「やめてくださいよー」
キョン「すまんすまん」
一度「わっはっは」
ハルヒ「…」
ハルヒ「やっぱり」
森さん「今日はもう帰りますね」クラッ
キョン「おっと大丈夫か?」
森さん「少しお腹が痛かっただけ…大丈」バタッ
キョン「おい…おい!!」
古泉「救急車を今よんできm」
古泉「しまった…」
古泉「涼宮さんの後ろ姿が」
キョン「まだいたのか!!!!!…ちくしょう!!」
古泉「森さんのお腹の中の子が下動いています!!!」
森さん「う…うぅ…」
キョン「ちくしょう止まれ!!!」
喜緑さん「私の能力が効かない…」
キョン「くそおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!止まれぇえ!!!!!!!!」
古泉「救急車はまだですか!!!!!!!!!!!」
キョン「頑張れ!!」
森さん「あ…あぁう…」
キョン「ハルヒィ!!!!!!!てめぇ!!!!!!!!!!!くそ野郎!!!」
古泉「閉鎖空間…」
森さん「行きなさい…ゴフッ」
キョン「血が…」
森さん「おぇええ!!」
キョン「…」
森さん「う…お腹が…」
森さん「あ…」ゴポゴホ
キョン「うわああああああああああああああああああああああああああ!」
森さん「血が止まらない…止まってぇ…まだ生まれないで…」ゴポゴホ
キョン「まだか…救急車はまだか!!!!!」
古泉「電話が…電波が…」
キョン「長門だ…長門をよべ!」
長門「よんだ?」
キョン「園生を助けてくれ…頼む…」
森さん「おぇええ…」ビタビタ
長門「お腹の子供は死んでる」
森さん「そんなぁああああああああ…」
キョン「…」
長門「今は出血を止めるのが先」
長門「中の子供は消去する」
森さん「そんなぁ…まだ生きてるかも…」
長門「…その確率は皆無」
キョン「…園生が死なないなら…頼む」
長門「*§☆★∈-・・.#%£?」
森さん「お腹が…軽くなったはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
はらいでえぎゃあぁああああああああぁああああああああぁああああああああぁああああああああ
ピ
な
が
ま
ぴやああい
夜までまってく
れ
___
,;f ヽ
i: i
| |
| | ///;ト,
| ^ ^ ) ////゙l゙l;
(. >ノ(、_, )ヽ、} l .i .! |
,,∧ヽ !-=ニ=- | │ | .|
/\..\\`ニニ´ !, { .ノ.ノ
/ \ \ ̄ ̄ ̄../ / .
あ
な
仕方がない
昨日の夜からの続きを書くか
>>274俺のスレじゃないからどうぞ!
ハルヒ「キョン今なんて言った?」
キョン「(しまったぜ)」
森「あ・・・っと・・・」
古泉「(こればかりは僕もフォローできませんよ)」
キョン「・・・ハルヒ、お前には黙っていて悪かった」
ハルヒ「な、何がよ」
キョン「園生は・・・俺の許嫁なんだよ」
古泉「な、なんだっt(ry」
古泉「(本当ですかキョンくん!?)」
キョン「(んなわけないだろ!!)」
ハルヒ「は・・・は?キョン、ウソをつくならもっとマシなウソをつきなs」
森「そうなんです、涼宮さん・・・私は、キョンくんと昔結婚の約束をしたんです」
キョン「(森さんナイスアシスト!!)」
ハルヒ「な・・・なによ・・・森さんまでキョンのウソに肩を貸すの?」
古泉「(これ以上怒らせると閉鎖空間発生しちゃいますよ!!)」
キョン「ハルヒ、前に俺、初恋の人は近所の高校生って言ったよな」
ハルヒ「え、う、うん・・・」
ハルヒ「(言ってたっけ?)」
古泉「(言ってたっけ?)」
___
,;f ヽ
i: i
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| | ///;ト,
| ^ ^ ) ////゙l゙l;
(. >ノ(、_, )ヽ、} l .i .! |
,,∧ヽ !-=ニ=- | │ | .|
/\..\\`ニニ´ !, { .ノ.ノ
/ \ \ ̄ ̄ ̄../ / .
キョン「その人が、そう、園生なんだ」
ハルヒ「・・・ホント?」
キョン「あぁ、そのときにな、子供ながら『結婚しよう』って言ったんだよ」
キョン「まさか、相手が本気にしてくれたなんて、思わなかったぜ」
森「私はちゃんと覚えていました。昔キョンくんの家の近くに住んでいて、キョンくんが言ってくれた言葉も」
森「でも、私も子供の言ったことだから、『いいわよ』なんて気軽に言ってしまって・・・」
古泉「(本当の話っぽく聞こえてきたぞ)」
ハルヒ「・・・」
森「それで、5ヶ月前の無人島で、久しぶりにキョンくんに会って・・・びっくりしたんです」
キョン「園生は高校卒業して上京しちゃったからな・・・俺は約束をすっかり忘れてたよ」
森「最初に会ったときが小さいときだったので、キョンくんはすっかり変わってて、最初は気づきませんでしたよ」
キョン「俺は園生の顔を見て、すぐに思い出したぞ。いやー、人間って頑張れば思い出せるもんだな」
古泉「ということは、キョンくんからアプローチを?」
ハルヒ「すいません、コーヒー1つ」
喜緑「かしこまりました」
キョン「・・・ハルヒ、話聞いてるのか?」
ハルヒ「聞いてるわよ。最後まで聞いた後にウソかホントか見極めてあげるわ」
キョン「そうか」
森「キョンくん、私ってそんなに変わってなかった?」
キョン「あぁ、高校生の頃とほとんど変わってなかったぜ。可愛さも綺麗さも」
古泉「(とりあえず、涼宮さんは二人の話に食い入ってるようですね)」
キョン「あまりの懐かしさに、思わず声をかけてしまったさ」
キョン「その・・・昔のように『園生姉ちゃん』って」
森「私もその言葉を聞いてすぐに思い出しましたよ」
古泉「園生姉ちゃんですか」
ハルヒ「・・・ねぇ、森さんに会ったとき私たちもいたわよね」
キョン「ん、んん」
ハルヒ「なんでそのときに呼ばなかったの?」
キョン「確信が持てなかったからだ。間違ってたらどうせお前がバカにするだろうと思ったから」
キョン「園生が一人になった時がチャンスだと思って、思い切ったんだよ」
古泉「(さっきは思わずと言ったのに?まぁいいか)」
ハルヒ「ふーん・・・」
キョン「それで、思い出話に花が咲いてな」
ハルヒ「いつよ」
キョン「少し眠ったあとだから・・・何時だった?」
森「私も時計を見ていないのでわかりません」
キョン「まぁ、夜中だ。明日の準備をしていたときに声をかけて悪かったとは思っていたが」
森「いいの、キョンくんと話ができたから」
ハルヒ「(むかつくほどいちゃついてるわね)」
キョン「で、しばらくしていたら、あの約束を思い出してな」
キョン「『今でも有効か?』って聞いたんだ」
森「私は上京して、一度もキョンくんを忘れたことがなかったわ」
森「だから『ダメなわけないじゃない』って返したの」
キョン「で、俺と園生はこうして付き合ってるわけだ」
古泉「(よくまとめましたね)」
ハルヒ「・・・で」
キョン「ん?」
ハルヒ「お腹の子はどうしたのよ」
キョン「それは・・・その・・・そのときの・・・若さ故の過ちというか・・・」
ハルヒ「・・・最低」
森「違うんです、涼宮さん。これは私が望んだのです」
ハルヒ「森さんが望んだ?」
森「私、どうしても我慢できなくて・・・キョンくんをいっぱい好きになりたくて・・・」
古泉「(やべぇ、今の森さん最高に可愛い)」
ハルヒ「(何よ、森さん可愛いじゃない・・・)」
キョン「俺だって最初は拒んださ。俺はまだ高校生だし、責任を負える自信がなかった」
キョン「でも、園生がどうしてもって言うから・・・」
ハルヒ「そんなことで簡単に子供作っちゃうの!?バッカじゃない!?」
キョン「ま、待てハルヒ!話を最後まで聞け!」
ごめん、ご飯
今の内に俺の方終わらせていい?
じゃあいいや
書けよ!
ただいま
10時までには終わらせたいから、その後なら>>290好きに書いていいのよ
キョン「確かに、結果的に園生のお腹に俺の子ができた」
キョン「でも、園生は俺と別れて数年間も、ずっと俺のことを覚えてくれていたんだ」
キョン「俺は忘れてしまっていたのに・・・俺が自分が情けないと思った」
キョン「『二度と忘れはしない』って、そのとき俺は誓ったさ」
ハルヒ「・・・」
古泉「(迫真の演技・・・ですよね?本心じゃないですよね?)」
キョン「だから、園生を、これからも愛するって、誓ったんだ!」
森「キョンくん・・・」
古泉「(ここファミレスですよ。愛するって大きな声で言わないでくださいよ・・・)」
キョン「俺は後悔していない。園生も、お腹の子も、俺が守る」
ハルヒ「キョン・・・」
キョン「ハルヒ、これで納得してくれたか?」
ハルヒ「・・・まだね」
古泉「(やはり、無理でしたか・・・)」
ハルヒ「キョンと森さんが、本当に相思相愛なのか」
キョン「何を言ってるんだハルヒ」
ハルヒ「キョン、実は森さんを無理矢理襲ったんじゃないでしょうね?」
キョン「はぁ!?」
ハルヒ「で、キョンは森さんに話を合わせるように脅してるんじゃない?」
キョン「そんなわけあるか!!」
古泉「(涼宮さんは納得したくないようですね・・・キョンくんと森さんとの付き合いを)」
ハルヒ「森さん、本当に昔からキョンを覚えていたのなら、キョンの好きな物とか知ってるわよね!?」
森「も、もちろんです!」
ハルヒ「なら、私が質問するから、二人同時に答えて頂戴」
ハルヒ「それで答えが一致したら、納得してあげる」
古泉「え・・・涼宮さん、今涼宮さんが納得してないのは、二人の関係ですか?」
ハルヒ「そうよ」
古泉「お腹の子のことは?」
ハルヒ「できちゃったものは仕方がないわよ!」
ハルヒ「だから、キョンが無理矢理森さんを犯して孕ませたかもしれないでしょ!」
古泉「す、涼宮さん女の子なんですからそんな乱暴な言葉は・・・」
ハルヒ「いい!?答えなさい・・・キョンの子供の頃の好きな食べ物は!?」
キョン「子供の頃か・・・」
森「・・・」
ハルヒ「はい、せーの!!」
キョン・森「「ういろう」」
古泉「う、ういろう・・・?」
キョン「名古屋名物だぞ。知らないのか?」
古泉「い、いや、知ってますが・・・また渋いものを・・・」
森「私よくお裾分けもらってました」
キョン「あのねっとりした触感が好きでなー。よく親にわがまま言って買ってもらったぜ」
古泉「(う、ういろうはともかく、よく森さん知ってましたね)」
森「(こんなこともあろうかと、事前にキョンくんの過去のデータを調べておいてよかった)」
ハルヒ「ぐ、偶然よ!」
古泉「答えが『ういろう』って偶然はそんなに無いと思いますよ」
ハルヒ「次!キョンが小さい頃好きだったヒーローは!?」
キョン・森「「仮面ノリダー」」
古泉「それヒーローじゃなぁい!」
ハルヒ「・・・どうやら本当のようね」
キョン「信じてもらえたか」
ハルヒ「・・・仕方がない・・・のね・・・」
キョン「・・・ハルヒ」
ハルヒ「何よ」
キョン「園生との間の子が生まれたら、SOS団に入団させていいか?」
ハルヒ「・・・!」
古泉「キョンくん・・・」
ハルヒ「・・・いいわよ。その代わり、森さんも連れてきなさい」
キョン「いいのか?」
ハルヒ「キョンだけじゃ、子供がかわいそうだからね」
キョン「ったく、相変わらずひどいな。俺はそんなに頼りなく見えるか?」
ハルヒ「見えるわよ。それじゃちゃんとパパになれるか心配ね」
古泉「(よかった。涼宮さんのストレスによる世界崩壊はとりあえずなさそうです)」
古泉「(涼宮さんなりの改心と、キョンくんの一言で落ち着いたようですね)」
キョン「いやー、一時はどうなることかと思った」
古泉「森さんよくやりましたね」
森「ふふ、古泉、私の力を思い知った?」
キョン「まあ、よく分からんが世界の崩壊が防げてよかったな」
古泉「(この人本気で言ってんの?)」
森「(本当に鈍いのね、キョンくん)」
キョン「どうした、二人とも?」
古泉「い、いえ何でも・・・」
森「ねぇ古泉、今なら涼宮さんと付き合えるんじゃない?」
古泉「え!?」
キョン「なんだ古泉、お前ハルヒのこと好きだったのか?」
古泉「どどどどこからそんな話がでてくるんですか!?」
キョン「違うのか?」
古泉「違・・・うといえばウソになる・・・いやしかし僕は別に涼宮さんを」
森「照れなくていいのよ、古泉」
キョン「俺と園生が支援してやるよ」
古泉「いやですから・・・」
タッタッタッ・・・
ハルヒ「おーいキョンと森さーん!これ私からの餞別なn」
古泉「別に僕は涼宮さんは好きではありません!」
ハルヒ「!?」
ドサッ・・・
古泉「え?」
ハルヒ「古泉くん・・・どういうこと・・・?」
キョン「あちゃー・・・」
森「タイミングが悪かったわね・・・」
古泉「こ、これは違うんです涼宮さん!」
ハルヒ「・・・ごめん、二人の餞別落としちゃって」
ひょい ぱっぱっ
ハルヒ「はいこれ」
キョン「あ、あぁ・・・すまん」
ハルヒ「じゃ・・・」
古泉「ま、待ってください涼宮さん!」
ハルヒ「古泉くん、もうSOS団来なくていいよ。私に会いたくないんでしょ」
キョン「(園生、もしかして閉鎖空間できた?)」
森「(はい。しかも特大のです)」
キョン「これって、俺のせい?」
森「いえ、私のせいです・・・」
古泉「二人のせいではありません」
キョン「古泉、すまんからかいすぎた」
古泉「いえ、これはウソをついていた僕への天罰でしょう」
森「古泉・・・」
古泉「閉鎖空間へ行ってきます」
森「待て、古泉。私も・・・」
古泉「これは僕の問題です。それに森さんはお腹に子供がいるでしょう」
キョン「古泉・・・俺はお前に謝ることしかできない」
古泉「気にしないでください」
古泉「今度は、僕が格好を付ける番ですから」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
古泉「いつにもまして神人が大きいですね」
古泉「ふんっ!!」
ドゴォ!!
古泉「はぁ・・・はぁ・・・手強い・・・」
隊員「古泉!大丈夫か!?」
古泉「だ、大丈夫です」
隊員「しかしでかい神人だな・・・またあのキョンとやらか?」
古泉「いえ、今回は自分のせいです」
隊員「どういうことだ?」
古泉「この戦いが終わったら、涼宮さんに謝ろうと思います」
隊員「・・・よくわからんが、今はこいつを倒すことに専念しないとな!」
古泉「(僕はウソをついていました)」
古泉「(一目見たときから、涼宮さんのことが好きでした)」
古泉「(でも、仕事上僕は彼女に恋心を持ってはいけないことになっている)」
古泉「(彼女の機嫌を取るためなら何でもしてきました)」
古泉「(それが心苦しくなり、彼とくっついてしまえばいい・・・そう思っていました)」
古泉「(でも、諦めきれなかった)」
古泉「(彼女が彼に向ける笑顔は、そのたび僕の心を締め付けていった)」
古泉「(あぁ、僕は本当に涼宮さんが好きなんだなぁって・・・)」
隊員「くそっ!!手強いぞ・・・!」
ドォォォォン!!!
隊員「ぐあああああ!!」
古泉「だっ大丈夫ですか!?」
隊員「くっ・・・左腕が・・・」
古泉「ここは僕に任せて、後へ避難してください!!」
隊員「まだだ、まだ右手が・・・」
古泉「大丈夫です!僕はやれますから!」
古泉「それに、こいつは僕が倒さないと意味がないんです!!」
隊員「・・・わかった、生きて帰ってこいよ」
古泉「ふっ・・・向こうで待ってくれている人がいるので、そうそう死ねませんよ」
古泉「さぁ来い!僕が相手だ!!」
古泉「(手強い・・・でも僕は勝たなくちゃいけないんだ!!)」
古泉「(生きて帰って・・・涼宮さんに謝らなくては!!)」
古泉「(そして・・・僕は告白するんだ!)」
古泉「僕は・・・涼宮さんが・・・好きです!!!」
ドッゴォォォォォン・・・・
キョン「ハルヒ、今帰りか」
ハルヒ「うん」
ハルヒ「森さんは順調?」
キョン「あぁ、もうすぐ10ヶ月だ」
ハルヒ「もうそろそろね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「元気が子が生まれるといいわね」
キョン「そうだなぁ・・・」
ハルヒ「もう、あんたしっかりしなさいよ!森さんに笑われるわよ!?」
キョン「・・・なぁ、ハルヒ」
ハルヒ「何よ」
キョン「お前の方はどうなんだ?」
ハルヒ「どうって・・・何がよ」
キョン「とぼけるな、古泉のことだ」
ハルヒ「古泉くん・・・ね・・・」
キョン「びっくりしたぞ。文系部室でいきなりあいつがお前に告白したときは」
ハルヒ「私だってびっくりしたわよ」
キョン「しかも、その告白して数日後に転校ときたもんだ」
ハルヒ「・・・うん」
キョン「連絡は取り合ってるのか」
ハルヒ「一応ね・・・」
キョン「そうか、よかったな」
ハルヒ「そうね・・・どこかに行っても、彼はSOS団の副団長よ」
キョン「お似合いだぜ」
ハルヒ「・・・バカ」
キョン「じゃ、俺はこっちだから」
ハルヒ「あれ?あんたん家こっちでしょ?」
キョン「この間から園生と同棲し始めたんだよ」
ハルヒ「そっか・・・よく親が許したわね」
キョン「許嫁だからな」
ハルヒ「いいわね、ラブラブで」
キョン「おまえらもそのうちこうなるぞ」
ハルヒ「バ、バカ言わないでよ!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キョン「ただいま」
森「おかえり、キョンくん」
キョン「ハルヒは順調に古泉と付き合ってるようだ」
森「そう・・・よかったわ」
キョン「あの日ボロボロになって帰ってきた時はどうなることかと思ったが」
キョン「まぁ、古泉なりに決着を付けたようだな」
森「そうみたいね。うまく鞘に収まったみたいね」
キョン「それで、いつまで俺たちの家にいるつもりだ、古泉」
古泉「もう少し僕をかくまってください・・・」
キョン「断る」
キョン「ったく、なんで転校したことにして俺たちの家に来るんだよ」
古泉「あんなことしたらまともに涼宮さんに会えませんよ・・・」
キョン「あのなぁ・・・結果的に誤解が解けたんだからいいじゃないか」
森「そうよ。どうどうとしていればいいじゃない」
古泉「しかし、いざ涼宮さんと付き合うとなると・・・恥ずかしくて・・・」
キョン「なんだ、ハルヒと付き合うのが恥ずかしいのか?」
古泉「違います!ただ、こ、交際というのがよくわからなくて・・・」
森「・・・はぁ、奥手ですね古泉は」
キョン「だから死にかけるんだよ、神人に」
古泉「そ、そんな」
キョン「ま、ハルヒはもう過去のことを気にしていない」
森「今更戻っていくのもヘンですけど、ちゃんと会ってあげなさい」
古泉「善処します・・・」
キョン「まったく、お前がいたら園生が気をつかっちまうだろ」
森「大丈夫、全然気にしてないから」
古泉「恐縮です」
キョン「ところで園生、お腹はどうだ?」
森「ちゃんと育ってますよ」
キョン「もうそろそろだな」
森「えぇ・・・」
キョン「大丈夫だ。生まれるときは学校があろうと園生のところに行くからな」
森「キョンくん・・・」
古泉「(あーすごい居づらい・・・)」
キョン「・・・古泉、気を利かせて向こうを向けよ」
古泉「あ、すいません」
ちゅっ ちゅー むちゅっ・・・
古泉「(うひゃー・・・ぼ、僕もいずれは涼宮さんと・・・!)」
キョン「古泉、行ってこいよ」
古泉「・・・いいんでしょうか」
キョン「多少のウソも、許してやるだろあいつなら」
森「行ってきなさい、古泉」
古泉「・・・」
古泉「・・・行ってきます!」
ばたん!!
キョン「元気がいいなぁ」
森「まぁ、後悔するよりいいんじゃないの?」
キョン「そうだな、これが古泉の選んだ道なんだ。それでいい」
キョン「朝比奈さんには悪いけど、未来ってのはそう簡単に決まらないと思うんだよな」
森「誰がどんな道を歩むのかなんて、わからないからね」
キョン「俺が園生を選んだのも、もしかしたら違った道かもしれないしな」
森「それは神様にしかわからないわ」
古泉「はぁ・・・はぁ・・・」
古泉「す、涼宮さん!!」
ハルヒ「え?・・・こ、古泉くん!?どうしてここに!!」
古泉「はぁ・・はぁ・・・はは、超能力を使ってきました・・・」
ハルヒ「・・・ふっ、あっはっはっは!古泉くんったら、そんな冗談つくのね!」
古泉「ははは・・・その・・・涼宮さん・・・」
ハルヒ「・・・別に私は怒ってないわよ」
古泉「え?」
ハルヒ「なんとなく、近くにいるような気がしたのよ」
古泉「(僕が遠くに行きたくてもいけなかったのは・・・涼宮さんの力?)」
ハルヒ「古泉くん」
古泉「は、はい!」
ハルヒ「私に心配かけた罰よ」
古泉「・・・なんなりとお申し付けください」
ハルヒ「明日から、一緒に学校にきてもらうわよ」
古泉「そ、それだけですか?」
ハルヒ「そうよ。手をつないで、一緒にね」
古泉「・・・っ」
ハルヒ「だ、団長命令よっ!」
古泉「・・・ありがとうございます、涼宮さん」
ハルヒ「キョンがこれからは森さんに付きっきりになるだろうから、悪いけど古泉くんは副団長兼雑用ね!」
古泉「やれやれ、困ったものです」
古泉「(なるほど、空いたキョンくんの枠に僕が入ったわけですか)」
古泉「(キョンくんの後釜と考えると、ちょっといやな感じがしますが・・・)」
古泉「(でも、もっと涼宮さんと一緒にいられるなら、それでいいかな)」
古泉「それじゃ涼宮さん、家まで送りますよ」
ハルヒ「当然よ!古泉くんは雑用でもあり、私の・・・か、彼氏なんだからね!」
古泉「す、涼宮さん・・・!」
キョン「やれやれ、ハッピーエンドと言った感じか?」
森「みたいですね」
キョン「わざわざ古泉の後ろをついて行くなんて、何やってんだろうな」
森「まぁ半分私たちが押したようなものですし」
キョン「そうですね・・・よし、長門。もういいぞ」
長門「了解した。仮装モードを解除する」
シュゥゥゥゥ・・・
森「ふぅ、ご苦労様でしたキョンさん」
キョン「いえいえ、こちらこそ森さん。お世話になりました」
キョン「長門もありがとうな」
長門「かまわない」
キョン「しかし、古泉がハルヒを好きなんてよく気づきましたね」
森「長年やっていると勘づくものですよ」
森「それにしても、長々とありがとうございました」
キョン「いえいえ、これで古泉が幸せになればいいんですよ」
キョン「でもまぁ、最初に森さんからこの話がきたときはビックリしましたよ」
森「私とキョンさんが付き合ってることにすれば、共通の知り合いである古泉は焦るだろうなぁって」
森「まさかここまでうまくいくとは思いませんでした」
キョン「森さん演技うまいですね」
森「キョンさんこそ」
キョン「でも、なんでわざわざ妊娠なんてしたんです?」
森「そっちの方がよりせっぱ詰まるかなと思って・・・」
キョン「おかげでハルヒにはすごい睨まれましたけどね」
森「申し訳ございませんでした」
キョン「まぁ結果オーライですから、いいですけどね」
森「長門さんの協力が得られて本当によかったです」
長門「森園生の腹部を改変し、あたかも胎児がいるように見せかける技術・・・興味深かった」
森「子供ができるとあんなに大変なんですねぇ」
キョン「俺もちょっと楽しめましたし、いい夢を見させてもらいました」
森「・・・いい夢のままで終わりですか?」
キョン「え?どういうことですか?」
森「なんでもありませんよ」
キョン「・・・そうですか」
森「私たちのことは、後で古泉に知らせます」
キョン「俺もハルヒに説得しますよ。長門、協力してくれよな?」
長門「努力する」
キョン「それじゃ、森さん失礼します」
森「・・・はい、ありがとうございました」
森「(・・・私も古泉に習って、積極的にいかなきゃいけないわね・・・)」
- END -
途中で「書き込みすぎ」って怒られて書き込めませんでした
こんな終わり方でいいのかなーと思いつつ、明日も早起きなので失礼します
二日間ありがとうございました
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