澪「ねぇ、りちゅ」(723)

律「……いまなんて?」

澪『うぅ……ぐしゅ…』


 ある日曜日の朝。
 前日から夜更かししていた私は、冬の遅く昇ってきた朝日を顔に浴びていると、一本の電話を受けた。

 ケータイのディスプレイに表示されるのは、『秋山 澪』の名前。
 私の幼なじみで、親友で、将来を誓い合った相手だ。

律「こんな朝はやくに珍しいな。今日は何も約束してないはずだけど」

 仲が良いと言っても、四六時中いっしょにいるわけじゃない。
 もし今日、澪と遊ぶ約束をしていたのだったら、私は夜更かしなんかしない。大事な澪との約束だもん。……夜更かしなんかしない、多分。

律「あー澪? どーしたこんな朝はやくに。夜更かしでもして眠れなかったのかー?」

 寝ていないから、自然とテンションが上がってる。ナチュラル・ハイ!
 つい語気にも、澪からの電話に嬉しがっている気持ちが混じる。
 イカンイカン。落ち着け私、餅つけ私。

澪『……律……』

──澪の様子が、おかしい。

 どんな時でもクール(ぶってる)、みんなをまとめる姉御肌(アナゴ肌と似てる)、押しに弱くてつい流されちゃう寂しがり屋(かわいい)、ドジもしちゃうけどそこがチャームポイント──な、澪じゃない。

律「…どうした、何かあったのか?」

 電話の向こうにいる相手に、いまの私に出来る限り優しい口調で話しかける。

 少し間を置いて、澪は言葉を返してくれた。

澪『…ふぐっ……り、りつぅぅぅ……』

 泣いていた。
 澪が、私の澪が、泣いていた。

律「どうした! なにがあった!?」

 さっきと同じことを、もう一度尋ねる。
 けど澪は私の声を聴いて安心したのか、嗚咽ばかりが返ってくる。

 ああ、埒があかない。


律「いま家にいるんだろ? いますぐいくから、待ってろ」

 幼なじみで、家も近いんだから、会って話した方が、話しやすい。
 なにより、澪の傍にいたい。泣いている澪を、私になにか求めている澪を、独りにさせたくない。

澪『だ──ダメッ!!』

一応言っておくけど代理でたててるんで

慌てて、拒否られた。

 意外な、しかも力強く否定をした澪の反応に、私のテンションは急速に落ちていく。
 レールを踏み外したドンキーのトロッコ並みに落ちていく。

律「な、なんだよ、困ってるんじゃないのか?」

澪『こ、困ってるぞ。いままでの人生でいちばんってくらい困ってるぞ』

 人生で一番。
 いつも言葉の一つ一つを大事にしてしゃべる澪が、「一生のお願い」って言葉を本当に一生に一回しか言わないような澪が、人生で一番困ってるらしい。

律「なら、なおさら行く。そんな澪を放っておけるか」

 すこし、強く出てみる。

澪『だ、だから…来たらダメなんだよ…』

律「なんでダメなんだ? 電話した理由があるなら、ハッキリ言ってくれよ」

澪『………』

 澪が沈黙する。
 沈黙もくもく、もくもく☆時間。

澪『……笑うなよ?』

 おっ、話す気になったみたいだ。

澪『お…驚くのも、ダメだからな?』

なんだ……やけに念をおしてくるな。

律「澪。私は、澪のことが大好きだ」

澪『……ふぉあっ!?』

律「どんなことだって、澪を笑ったり驚いたりなんて、しない。大事な澪を傷付けることなんか、するはずないだろ?」

 ──言った! 私言ったよ!!
 サクラ大戦的に言えば澪を「やる気充分!」に出来るくらいのキザ台詞言ったよ!!

澪『…ぁぅぁぅ…』

 案の定、あしたのジョー、澪さんが慌てております。

律「だから……話してくれよ、澪」

 なんか澪の対応から察するに、事故とか事件ではなさそうだ。
 でも、私なんかに電話して、安心して泣いちゃうくらいの事があったなら、ちゃんと話してほしい。

 澪のことが大好きっていうのは、本当なんだから。

澪『……朝、起きたらな?』

律「ふむふむ」

澪『……体がちっちゃくなってた』

律「ふむふ……なんですと?」

律「……いまなんて?」

澪『うぅ……ぐしゅ…』

 なにを、なにを言っているんだこの子は。
 そう言えば、確かに声がいつもより幼い気がするし、しゃべり方も舌足らずなかんじがするけど……いやまさか。

律「ははっ、澪ってば、エイプリルフールは季節外れじゃないか?」

澪『うわーん! 笑わないって言ったじゃないかー!!』

 電話の向こうで澪が叫ぶ。
 むむ…冗談じゃない…のか?

律「じゃあ、いまからそっち行くね」

澪『な、なにっ!?』

律「とりあえず、直接話さなきゃ埒があかない。澪も、そのつもりで電話したんだろ?」

澪『うぐ…』

 澪は、なんでも独りで出来る子だ。
 私と違って頭も良いし綺麗だし、判断力もあるから、多少のことは独りで片付けられる。
 でも、“私に電話を”してきたんだ。
 いつも勉強を見てもらっているくらい頭の悪い、器量だってそんな良くない私を、頼ってきたんだ。
 そうとう、心細かったんだと思う。それこそ、泣き出しちゃうくらいに。

 ああ、澪に逢いたい。
 私になにが出来るかなんてわからないけど、逢って、その細いカラダを抱きしめてあげたい。

>> mjqVPREaO
たてた。早く来てください。

続きは?

>>16
mjqVPREaO待ちです。

あげ

 で、身仕度をして急いで出てきたわけだけど。

澪母「澪ー? 律ちゃんが遊びに来てくれたわよー?」

澪『………』

 澪の家、澪の部屋の前。
 愛しのお姫様は、起きているはずなのに籠城戦を繰り出してた。

律「…朝はやくに来た私が悪いですから、お母さんはもう戻ってください」

澪母「でも、せっかく律ちゃんが来てくれたのにねぇ…」

律「私が、なんとかして開けさせてみますから」

澪母「まぁ、律ちゃんのアメノウズメにかかれば、アマテラスな澪も出てくるわよね」

 ウズメ? アマテラス?
 ……なんかおとぎ話で聞いたことある気がする。

律「あはは、私はタヂカラが良いところですよー」

 そうした軽い談笑をしてから、澪のお母さんは台所に戻っていった。

 私は、歌も踊りも出来やしない。
 力任せに、自分勝手に、ドラムを叩くしか出来ない。
 私がアメノウズメなもんか。
 私なんか、力がすべてのタヂカラノミコトがお似合いだよ。

支援!

律「みーおー。入れてくれよー」

 コンコンと、ノックをする。
 きっと澪は、“お母さんに見られたくない”んだ。
 私だけなら、入れてくれる。たぶん。

澪『………』

 キィ、と扉が開いた。
 少しだけ開いたまま固まる扉の隙間から、スルっと体を滑り込ませた。
 入った直後にバタンと音がして、澪が私以外の人間を入れる気がないのがよくわかった。

律「…澪、いくらなんでも警戒し…す、ぎ──」

 昔から恥ずかしがり屋の澪のことだ、電話のことが本当なら、たとえ家族でも、恥ずかしいんだろう。
 やれやれと、ため息をついて振り返る。

 振り返って、私は、その瞬間、呼吸という行為を、忘れてしまった。

澪「…お、お前いがいに見られたら、色々とやっかいだから……しっ、しかたないだろ!」

 えらい美少女…いや美幼女が、ブカブカなパジャマ姿で立っていた。

おなにいしてる

>>30
おいwwwwwwwwwww

もう>>1が書いて!

>>40
まあ待とうぜ

>>1
たの…んだ……。

>>44
俺は文才ないから無理だ。
せっかくの良作を台無しにしたくない。
保守ならするしどうしても落ちたらもう一度スレをたてて待つ。

あげ

ほほ

 息が、できない。

律「………」

 大好きな幼なじみの、変わり果てた姿を見て。
 言葉を、失った。

澪「……やっぱり、驚くよな。私自身、いまでもまだ信じられないんだ」

 そんな私の様子を見て、しょんぼりとうなだれる幼女。

律「あ、う、や…」

 なんだ、この生き物は。
 なんなんだこの──破 壊 力 は ! !

律「うっひゃああああぁっ! 澪ってばかわいいぃぃぃぃぃ!!」

 堰を切って、溢れ出すリビドー。

 可愛いかわいいカワイイ! 抱きしめたい抱っこしたいハグハグしたいチューしたぁぁぁい!!

澪「うぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

 おっと、考えが行動に出ちゃってる。

律「ひゃ~、ひゃふぁはほふふぁひははひぃほわ…」

澪「ほ、ほっぺを吸いながらしゃべるなバカぁ!」

 ただでさえブカブカなパジャマを乱して、息を切らせてる幼女澪。うん。アグネヌが来そう。

律「痛いです澪さん」

澪「急に抱きついてくるからだバカっ!」

律「だって可愛かったから…」

 ペチペチたたかれたほっぺをさする。あぁ、幸せな痛み。

澪「……なぁ、驚かないのか?」

律「へ?」

澪「よく見ろ。私、こどもになってるんだぞ?」

 そんなの、よく見なくてもわかりますって。

律「でも、澪は澪なんだろ? だったらいいじゃん、かわいいは正義じゃん」

澪「………」

 あれ? 澪がすごく遠い眼をして私を見てるぞ? よせやい、照れるじゃないか。

澪「──ありがとう──」

律「うん?」

澪「な、なんでもないっ!」

澪「とりあえず、なんでこどもになったのか、その原因がわからない」

律「お着替えしましょうねぇ、はーいばんざーい」

 キャミソール姿の幼女澪…ハァハァ…。

澪「んっ……ただの高校生がいきなり小学生、もしかしたらもっと小さいこどもになるなんて、非科学的すぎる」

律「澪たしかクローゼットにこども服のこしてあったよな?」

 って言うか、普段から澪はパジャマの下にこんなエロい肌着を着てたのか?
 ……なんか み な ぎ っ て き た 。

澪「こ、こら! ひとのクローゼットを勝手に…ってわー!! なんてもの出してるんだ、それは…!!」

律「あ、甘ロリ……」

 こんな小さいの…昔は着てなかったはずだけど…?

澪「そ、それは将来……娘ができたら、着せたいなぁって…」

律「………」

澪「り、律…?」

律「やっぱり澪はかわいいなぁーもぉー!!」

 クンカクンカクンカクンカ、スリスリスリスリ!!

律「痛いです、澪さん」

澪「あぁもう、話が進まないから要件だけ進めていこう」

 結局、澪の服は甘ロリに決まった。

澪「寝るまえは、なんともなかったんだ。寝て起きたら、ちっちゃくなってた」

律「また寝たら戻るんじゃない?」

澪「ざんねん。私もそう思って、すでに二度寝ずみなんだ」

律「うーん……なにか変なもの食った?」

澪「思いあたるものは……無いな。強いて言えば、きのうは休日でも部活をしたから、その時出されたムギのケーキくらいだ」

 部活動強化の名目で、土曜日も集まった私たち。
 結局、ほとんど演奏はしなかったけど。

律「あー、そう言えば昨日のケーキはいつもと違ったよなー」

澪「いつも同じのを人数分もってくるムギが、きのうはバラバラのケーキを人数分もってきたからな」

律「澪が食ってたヤツ、見た目のわりにすごい美味そうに食べてたもんなぁ」

澪&律「あははははははっ」

 ムギは、家の人に頼んでたらバラバラのが入ってて、すごく申し訳なさそうにしてたけど──。

澪&律「──あやしい、よな」

律「どうする?」

澪「……どうしよう」

律「いまからムギに連絡するか?」

澪「いや…まだムギのケーキが原因って決まったわけじゃないから…」

 思考が、行き詰まった。

律「…じゃあ、今日はなんとかしのいで、明日になったら学校でムギに訊いてみよう。案外、明日になったら元に戻ってるかも知れないし」

澪「う、ん……」

 澪が明らかに、気落ちしてる。
 明確な原因が見えてきた分、解決法ばかり考えてしまって、気が滅入ってるんだ。

律「──そうと決まったら、私の家にいこう」

澪「うん……え?」

律「えっ?」

 ぱちくりと、目を見開く。
 クリクリまなこがキュートだぜ!

律「だって、澪ん家で1日過ごすのは無理だろ?」

 家族と会えないんじゃ、どんなに頑張っても限界がある。
 だったらいっそ、ウチに来たほうが何かと誤魔化しやすいじゃないか。

澪「でっ、でも、明日までって…泊まりになるじゃないか」

 不安そうな、ちょっと慌てた表情。

律「まかせろ。たったいま、名案が思い浮かんだ!」

 その不安を、私が拭ってやる。

澪「………」

 しばらく、意気揚々としている私を見つめていた澪がトコトコと近寄ってきて、私を裾を掴み見上げながら

澪「まかせた、からな」

 と、舌足らずな口調で言ってきた。

 あの脆くも気丈な澪が、私にすがってる。
 頼れるのは、私しかいないんだろう。
 任せられるのは、私しかいないんだろう。
 こうして澪の信頼を受けることの出来る今が、とても幸せで、とても嬉しい。

律「──まかされたっ!」

 こんな私は、なんてズルいやつなんだろう。

律「じゃあ澪は先に玄関から出ててよ。バレないようにさ」

澪「な、なに?」

律「私が帰り際、お母さんに外泊の理由を伝えてさり気なく出る。そしたら、一緒にウチにいこう」

澪「…いきなり外泊だなんて、許してもらえないかも知れないぞ?」

 困惑気味のお姫さま。
 まぁ見ててくださいな。とっておきの台詞を聞かせてあげる。

律「私を信じなよ。これ以上、澪に迷惑かけたりしないからさ」

澪「……わかった。じゃあ、先に出てる」

律「当面の着替えやら持って、ちゃちゃちゃっと済ませちゃお」

 パタパタパタ。私と澪、2人の足音が廊下に響く。

 迅速に、慎重に。
 足音に気付いた澪のお母さんが、玄関にやってくるまでが勝負。

 荷物は私が持っている。
 澪は甘ロリをまとった小さな天使。その姿をお母さんは捉えることが出来ずに終わる。

澪母「…あら律ちゃん、もう帰るの?」

律「あ、お母さん。…すみません、ちょっと澪と出掛けてきます」

澪母「まぁあの子ったら、朝ご飯も食べないで出掛けたの?」

律「すこし急ぎの用事があって…」

 あえて、何か隠し事があるかのように(実際あるけど)語尾を弱らせる。
 そして相手がそれに気付いた瞬間、私は、いままでの人生で最高にカッコイイ(と思う)真剣な表情を、澪のお母さんに向けた。

律「──今日から澪は、しばらくの間私のウチに寝泊まりさせます」

澪母「え……えぇ…?」

 突然の急展開についてこれていない。
 もちろん、もとより“それ”が狙い…!

律「帰ってくるのは、早ければ明日。遅ければ、もっと先になります」

澪母「ちょ、ちょっとまって……なんで急に、そんな事を2人だけで決めたの?」

律「許してください澪のお母さ──いやさ、お義母さん!!」

澪母「!!」

澪『…!?』

律「澪は、ウチに花嫁修行をしにくるんです!!」

澪母「……なん…だと……」

律「我が家の修行は厳しくて、修行中の帰宅は厳禁なんです。…でも! 澪はそんなウチでも! お嫁にきてくれるって!!」

澪母「…澪…」

律「私の、お嫁さんになってくれるって! 言ってくれたんです! ……だから、お義母さん…!!」

 強く、強く頭を下げる。
 罵詈雑言が飛んでくるのを予想していた私を包んだのは意外にも、優しい義母の腕だった。

澪母「…やっと…やっと決心したのね澪……律ちゃんも、あの子を受け入れてくれてありがとうね…」

律「──いえ! 澪と私は、将来を近いあった仲ですから!」

>>110そういう態度は保守人達に失礼

やる気ないみたいだから続き書くわ


唯「とある魔術の演奏会」


「あいつ、いつも一人だよな」 「気持ち悪くね?」 「つーか、迷惑なんですけどw」
「クラスの輪が乱れるよね」 「俺ら誰もいじめてねーし」 「ウチらへの嫌がらせ?」  
「おまえ、声かけてみろよ?」 「ちーっすwww最近どうっすか?ww」 「キャハwwww」
「あたしなら辞めちゃうな」 「普通じゃないよね」 「止めなよ。聞こえちゃうよ?」
「つーか、絶対聞いてるよなw」 「アレも個性でしょ?認めてあげようよw」
「昼休みとか、どっか行って欲しいよね」 「あいつ、いつもラノベ(笑)とかいうキモいアニメ小説読んでるよな」
「学食で食べてるの見たことねえし」 「なんかブツブツ言ってるんですけど・・・」


梓「う~ん…やめてやめて…やめてえ!!!!」ガバッ


梓「はあはあ……夢…か」

上条「はあ?トラウマぁ?」


インデックス「トラウマを操る魔術…?」

黒子「そんな超能力者なんて知りませんわ」


梓「そ、そうですか、すいません…」


 涙の和解の後、満面の笑顔で澪の家を出た私を迎えてくれたのは、塀に登ってから飛び降りた、自由落下の勢いを利用した、澪のグーパンだった。

律「へぷっ!」

 顔面直撃。

澪「な、な、な、なにが“名案”だバカ律ー!!」

 ロリロリなスカートをひるがえして着地する様は、正に、地上に舞い降りた黒髪の戦乙女。チラリとパンツを見せることも忘れないその視聴者サービスには、毎回毎回頭が下がる思いだ。
 ……あぁ、鼻血が止まらない。(物理的な意味で)

律「えー。だって澪、私のお嫁さんになってくれるって言ったじゃんかよー。」

澪「言ってない! いつ言った!?」

律「小学校の調理実習の時、私がろくに料理できなくてイラついてたら」

『そんなことじゃ、立派なお嫁さんになれないぞ』
『えー、じゃあ澪が私のお嫁さんになってよー』
『まったく、しょうがないな』
『よっしゃー』

律「…って!!」

澪「そんなに前から約束してたの!!?」

一方、唯と憂は…

憂「クチャ…クチャ…おへぇひゃ~ん…」

唯「クチャ…ん…憂…んん…憂…」

濃厚なキスをしてましたとさ☆

律「帰ってきました我が家!」

 玄関の戸を開けて、叫びながら敷居をまたいだ。……うぅん、なんか変なテンションだなぁ。
 あ、そっか。私寝てないんだった。

律「ま、上がって上がって」

澪「うん……ふぅ、サンダルとは言え歩きづらかったなぁ」

 澪はちぃちゃくなって足のサイズまでキュートになっているので、ブカブカのサンダルでウチまで歩いてきた。
 途中、転けそうになって足をもたつかせる仕草とか、マジで可愛かったです。
 あぁ、もっと澪にラヴコールを贈りたい。

澪「まだ朝はやいけど……親御さんとか聡はまだ寝てるのか?」

律「……誰、それ」

澪「……え?」

律「そんなヒト、ウチにはいないぞ?」

澪「誰って、律の弟…」

律「ヤだなー、私が一人っ子なのは澪が一番よく知ってるだろー?」

澪「……あぁ……うん、そうだったな……」

 (この世界には存在しないことになっています)

 玄関口でダベってたら、私を生んだこの家の最高権力者であるマミーが現れた。

律母「あら、こんな朝からどこ行ってたの……あら?」

澪「…!」

 いきなりの遭遇に驚いて、澪が一気にカチンコチンに固まっちゃった。

 ……澪が一気にカチンコチン……澪がカチンコチン……澪が……。

律「うわー! エロいな私ぃ!!」

澪&律母「!?」

 …おっと、うっかり声に出しちゃった。
 ナチュラル・ハイって怖いね。

律「あー……この子、私と澪の子供だから!」

律母「はい!?」

 先手必勝! まずは相手の思考力を削る!

澪「(おまえはそーゆう事しか言えないのかぁっ!!)」

律「……ってのは冗談で、澪のトコに遊びに来てる親戚の子なんだ」

律母「あ…あぁ、そうなの。お母さん、一瞬喜んでお赤飯炊こうかと思っちゃったわ」

澪「!?」

律「ちょっと、澪ん家が急な用事あるって言うから遊んであげようと思って、連れてきた」

律母「そう……せっかく遊びにきたのに、澪ちゃんと遊べなくて残念ねぇ」

澪「だ、だいじょうぶです。律…お姉ちゃんが、一緒ですから」

 ──律……お姉ちゃん…だと…!?

律母「まぁ、偉いわねぇ。…お名前は?」

澪「あ……れ、『零(れい)』。 零って言います」

律母「れいちゃんね。なんにも無い家だけど、ゆっくりしていってね」

澪「はっ、はい。ありがとうございます」

律母「……律? ちゃんと面倒みてあげるのよ?」

律「………」

 律お姉ちゃんってことは私が澪のお姉ちゃんなわけで、妹や弟からしたら姉は絶対な存在なわけで、たとえばお医者さんごっこと称して未成熟になった澪の体を至るところまで“触診”する「お医者さん」の権利を得たという……。

澪&律母「?」

律「──うわー、お医者さんってヤラシい職業だなぁー!!」

保守代わりにちょっと投下

唯「シギンズロメニハッ」
澪「WO!WO!」

唯「スゥモゥルロッ」
澪「WO!WO!」

唯「ルクメニウェー」
澪「WO!WO!」

唯「ドンビークールー」
澪「ドンビークール」

唯「トゥハンザトゥルー」

澪「WoooーWoooーWoooーWooo」

唯「クロスマイハッ」


きゃー きゃー


和「凄い人気……頭になんかついてるけど」

憂「お姉ちゃんかっこいい…頭になんかついてるけど」

保守代わりに書いてやってんのに支援すらしないのか


もう書くの止めるか?

律ちゃんのラブプラス。確かに出来は良かったんだが…


http://www.nicovideo.jp/watch/sm8224186

気を取り直して保守代わりに続き


唯「パワプロ!」


紬「律ちゃんレジスタンスフォークを覚えない?」

律「レジスタンスフォーク?」

紬「ええ…ジャイロフォークと言われる場合もあるわ」


どうする?


練習する

練習しない

さわ子「澪ちゃん、バレンズエラが投げるらしいから見にいきましょう」


澪「バレンズエラ?」


さわ子「スクリューボールの使い手よ。澪ちゃんもサウスポーならスクリューくらい覚えなきゃ」

安価で決める
スクリューボールを覚えますか?

はい
いいえ


律「──まぁ、そんなわけだから」

 母親も上手く丸め込んで、無事にちぃちゃな澪を認めさせることが出来た。

 …なにが気に入らなかったのか、隣にいる澪が、母親の死角でスカートの上から私のお尻をつねってる。

 すごいつねってる。

 アザになりそうなくらいつねってる。

 ……気持ちいい。

澪「律お姉ちゃん、いこ?」

 小首をかしげて、天使のような笑顔を向けてくるマイ天使。
 あぁ、攻めに回った澪がこんなにサディスティックだったなんて…!!

律母「あとでお菓子でも持っていくわね」

澪「あ、どうかお構いなく…」

律「そーだよそーだよ! これから私は部屋でこの子と『ドキッ! 美少女だらけのお医者さんごっこ~ポロリしかないよ~』をするんだか」

 ギュウゥゥゥゥッ。

律「ちょっと2人でゆっくりお話しするから、なるべくそっとしておいてくださいお母さま!」

 そして、私の部屋。

澪「…ふぅ、やっと一息つけるな」

律「………」

 モジモジ。モジモジ。

澪「? どうしたんだ、律」

律「あ、あの……澪さま、次はどんなお仕置きをしてく──へぷっ!」

 顔面に枕がヒット!

澪「ちょーしにのるなー!」

律「いたたた……なんだよ、ノリが悪いなぁ」

澪「そんな調子で律に付きあってたら、ぜんぜん話が進まないだろうが」

 私のベッドに腰かけて、腕を組む澪ちゃま。
 謀らずしも、ロリボディに傲岸不遜な態度という……この子はどんだけ萌へ要素を自分に付ける気だ。

律「とりあえず、明日までは様子見だろ?」

 確かにふざけてても埒があかないので、真面目に話しを進めよう。

澪「うーん、ちゃんと明日手がかりが掴めれば良いけど……」

 む。弱気だ。
 やっぱりどれだけいつもの調子に“戻して”も、直面してる問題、それに対する不安は拭ってやれないか…。

律「元気だせって。絶対、私が元に戻してやるから」

 澪の隣に座って、肩を抱いて。

律「ほらほら、律お姉ちゃんがチューしてあげるチュー」

 ペチペチペチペチ。

律「なぁ澪ー、本なんか読んでないでおしゃべりしようってー」

澪「………」

 ぐぬぬ…。
 澪が家から持ってきた小説を食い入るように見てる。
 読み途中だったから、って言っていたけど、たぶん本当は、何かに没頭して少しでも気を紛らわせたいんだろうと思う。

 …だからって、徹夜明けで助けに参じた幼なじみを無視するのは、あまりに非道い仕打ちじゃないか?

律「………」

澪「………」

 よし、イタズラしてやろう。

律「フーッ」

澪「くひぁっ!?」

 キシシ、本を読むために髪をかきあげて無防備になった耳元にブレス!

 「くひぁっ」だって。

 聴いた? 「くひぁっ」だって!

 澪は驚く仕草もいちいち可愛いなぁ。
 もう襲っちゃおうかなぁ。

1が来ないみたいだから保守代わりにちょっと書く


和「けいおんビーバップ予備校!」

律「は?朝四時から練習?」

唯「絶対起きれないよ~」

澪「さすがちょっと早過ぎるんじゃないの…」

紬「14時間の間違いなんじゃなくて?」

ギャー

ギャー


和「貴方たち、ホームラン球の馬鹿ね」

一同「…!」


和「このままでいいの?貴女たち、ゴミクズのままでいいの?」

澪「なにするんだいきなり!」

律「澪を驚かせて興奮しようとおもって」

 ペチペチペチペチ。

澪「まったく……暇なんだったら勉強でもしたらいいじゃないか。わからないところがあったら、私がおしえるよ」

律「うわー、唯一の親友に対して平気で拷問すすめてきたよこの子は」

澪「勉強いこーる拷問って、現代社会はおおきな監獄みたいな言いかたするなよ」

律「ごうもん!」

澪「唯のまねするな。……それと、律は親友じゃないからな。ゆいいつでもない」

律「……え?」

 え? …親友、じゃないの?
 ずっと幼なじみを続けてきて(腐れ縁とも言う)、お互い隠し事もなくて(澪の秘密はすべて知っています)、毎日毎日あんなに愛し合って(セッション)……。

 それなのに、私は……親友じゃ、ないの…?

澪「わ、私は律の……お、お嫁さん…なん、だろ?」

 …!!

律「──こいつぅ!! チューしてやる、そんな可愛いこと言う澪はチューしてやるぅぅぅぅぅっ!!」

律「………」

澪「………」

 避けようとしない。
 それに気付いた私も、止める気はない。
 すぐに2人の距離はゼロになって、お互いの体温を直で感じる。

 澪の肩に手を当てて、乱暴にしないように、そのままベッドに押し倒した。

律「……なんで避けないんだよ」

 見つめながら、ポツリとつぶやいた私の言葉に、澪は優しい、けどすこし意地悪な笑みを返してくる。

澪「よけてほしかったのか?」

律「…そんなこと、ないけど」

 やっぱり、澪は避けれたのに、避けなかった。

 ──私を、受け入れてくれた──。

澪「……ちょ、ちょっと、なんで泣き出すんだ…!」

 え? 私、泣いてる?
 そう思った瞬間。ほほから垂れた雫が、澪のほっぺたに落ちた。

律「ご…ごめ……まさか、ほんとうに澪に受けいれてもらえるとか、かんがえてなくて……つい、うれしくて…」

 拭おうとした手を澪に止められ、代わりに首に腕を回されて、私は覆いかぶさるように澪に密着する。

>>320
じゃあ打ち切りでもいいので終わらせたらいかがでしょうか…?
あまりに引き延ばしすぎです…
私達の闘いはこれからだオチでも僕はかまいません…

澪「バカだな律は…。いつもあんなにアプローチしてるくせに、受けいれてもらえたくらいで泣いたりして」

 よしよし、よしよし。
 まるで母親が子供をあやすみたいに、背中に回された澪の手が、私を撫でてくれる。
 いま澪は小さな子供で、私は高校生だっていうのに。私、情けないなぁ。

律「だ、だって……やっぱり、女の子同士って気持ち悪いかなとか、しつこくして澪に嫌われたらどうしようとか。…毎日色々かんがえちゃって、不安だったんだよぉ…」

 あー。恥ずかしい。
 いつもみんなには明るいサバサバした態度で接してる分、こう言う、澪と2人っきりの時は抑えが利かなくなる。

澪「……私としては、どうでもいいんだけどな」

律「?」

 どうでもいい…ですか?

澪「女の子同士とか、しつこいアプローチだとか、そんなことは、詰まるところどうでもいい」

 な、なんでだよぉ。私の苦悩全否定かよぉ。

澪「私は、律が好きだから。気がついたら好きになってたから。ほかのことなんて、どうでもいい」

>>323はアンチだからスルーしとけ

 ドクン、ドクン、ドクン。

澪「ん……」

 熱い。
 嬉しくて、恥ずかしくて、顔から火が出そうなくらいに、熱い。

 お互い見つめ合ったまま、もう一度2人の距離をゼロにする。

 澪から伝わってくる熱。触れている澪の肌から感じられる熱も、とても熱かった。

律「あはは……なんだか、子供を押し倒してるみたいで変な感じだな」

澪「悪かったな、こども姿で」

 紅いほほが、ぷくーっとふくれる。

律「…なぁ、ギュッてしていい?」

澪「いいけど、あんまり強くするなよ? 苦しいから」

 さっきから私は上に重なっていたけど、今度は並ぶように横になって、澪の背中と腰に腕を回した。

 ちょうど鼻先にくる澪の頭。
 すこし両腕に力を入れると、抱き枕みたいで気持ちが良い。
 等身大澪抱き枕。天使の薫り付き。

 ……クンカクンカクンカクンカクンカ。

澪「に、においをかぐなぁ!」

澪「律、ちょっとドキドキしすぎ」

 胸元で、澪がつぶやいた。
 そっか、密着してるから澪にも聞こえちゃってるんだ。

律「…恥ずかしいから、言わないでください」

澪「ふふ…」

 意地悪そうにな笑い声。
 隊長、やはり澪は攻めになると恐ろしいであります。

澪「んー、これがうわさにきく『乳枕』か……これはなかなか」

 なんですか、乳枕って。

律「澪に胸のこと言われると、イヤミのような気がしてならない」

澪「…私は、律の胸好きだぞ」

 言いながら、グリグリと顔を胸にすり当ててくる。ちょ、澪にそういうことされると反応に困るから。

律「……くそぉ……“戻ったら”、100倍にしてやり返してやるからなぁ…」

 ……あ……まずい……さすがに…眠くて……意識…が……。

澪「あぁ、いいよ。律のココは私のもので、私のココは律のもの、そう言うことにしよう。…んー」

 澪にグリグリとされながら、ここで私は意識が途切れる。
 天使に抱かれたまま、抱いたまま、静かな眠りにつく。

律「…かにみそっ!!」

 目が、さめた。
 窓から射し込む光は橙。時刻は、16時を過ぎている。

澪「やっと起きたのか」

 夕陽に照らされた部屋。
 四角形の部屋の、ベッドとは対角線上にある机のイスに腰かけた、澪の姿。
 澪は、子供のまま。

律「……夢じゃなかった」

澪「夢であってほしいけどな」

律「それはダメだ」

 夢オチなんて、許さない。
 折角、プリティーキュートな澪が見れたのに。折角、曖昧な片思いから抜け出せたのに。夢オチなんて、許さない。

澪「……そうだな。私も、夢オチはいやだ」

 イスから下りて、近寄ってきて。私の手をとると、引っ張って起こしてくれた。

澪「おばさんが、起きたら下りてこいって言ってた」

 伝言を告げると、澪は先に1人で部屋を出て行った。
 …寝顔、みられた。

 ……恥ずい。

律「ん~、おはよ…」

律母「おはようって…いま夕方よ?」

律「じゃあ、おそいよう」

澪「そんなあいさつはないよ律お姉ちゃん」

 リビングにいくと、お母さんと澪(零)がテレビを観ながらお茶をしばいていた。

律「……」

 あぁ、澪が番茶を飲んでる。
 片手じゃ持てなくて、両手をつかってコクコク飲んでる。
 ヤバ、萌える。

律母「どうしたの、そんなトコに突っ立って──ちょっとあんた、どうしたの服よれよれじゃない」

律「へ…?」

 言われて、やっと自分の服、その違和感に気付いた。

 寝るまえにあんなに体温が高かったせいで、汗をいっぱいかいたんだ。そして、それが乾いて服がヨレてる。

律母「髪もボサボサだし…しょうがないわねぇ、女の子なのに」

 言うと、お母さんは浴室給湯器の電源を入れた。

律母「お風呂入ってらっしゃい。…あ、せっかくだから零ちゃんもどう?」

澪「……えぇっ!?」

 満足そうにお茶をすすっていた澪が、不意をついた提案に慌てふためいた。

 お母さまナイス。
 これは、いまだ幼き澪の肢体を弄ぶチャンス…!!

澪「あ、いや、でも、その…わ、私、1人で入れますからっ!」

律母「遠慮しないで。私、いまから晩ごはんの準備しなくちゃいけなくて構ってあげられないから、そのあいだ律とお風呂にはいっていって。ね?」

 押しに弱い澪が首を縦にふるのに、時間はそうかからなかった。

なんでこの作者は「遅くなりました」とか「もう寝ます」とか言えないの?

澪「ねぇ、りちゅ」

律「んー?」

澪「>>1はいつくるのかな?」

律「さぁなぁ…」

澪「みんなまってるのに>>1はわるいこだねっ!」

律「そうだな悪い子だな」

澪「みおはいいこだからちゃんとまつよ」

律「そっかそっか」ナデナデ

澪「えへへー…」テレテレ



はやくこいばか

律「ぷりぃどんせっゆーあーれいじぃー」

 脱衣場。
 鼻歌まじりに服を脱いで、洗濯カゴにスリーポイントシュート。
 …3Pシュートって書くとそこはかとなくやらしぃ。

澪「………」

 澪が、ため息まじりに隅っこのほうで服を脱いでる。

律「どうしたんだよ澪ー。風呂なんて、合宿のときとか一緒に入ってるじゃんかー」

 私が一歩近付くと、澪は一歩離れた。
 不思議におもって問いただしてみると、答えはなんとも澪らしいもので。

澪「よ、よるな! …どうせおまえ、私がちぃさくて非力なのをいいことに、変なことするつもりだろっ!」

 なんと。心が読まれていた。

律「変なことってどんなことー?」

澪「なっ…!」

 ふはははは。顔を真っ赤にしてうろたえておるわ。

澪「どんなことって…それは……」

 む。澪の頭から湯気が出てきた。
 これはいけない。

律「ほらほら、変なことなんてしないからさ、いつまでもそんな恰好じゃ風邪ひくし、さっさと入ろうぜ」

澪「え…?」

 ……「え」って澪さん。
 なんですかその残念そうな表情は。

律「…もしかして、してほしかった?」

澪「──そそそそんなわけないだろ! わ、私はただ、風邪はひきたくないなぁって思っただけだ!」

 ぷりぷりと、紅潮したほっぺたを怒った素振りで誤魔化しながら服を脱いでいく。
 かわいいなぁ。

律「じゃあ、ゆっくり温まるとしますかね」

澪「ん」

3日ルールは消えていたのか

ぽしゅ

保守

保守

律「こーぼぉれおちるゴォージャースはー、プーリーンスゆえとめーらーれぇなーい」

澪「うるさい、気が散るだろ」

 ワシャワシャと、頭いっぱいに泡をたてて髪を洗っている澪。シャンプーが入らないように、ギュッと目を閉じているのがまた可愛い。

律「………」

澪「……な、なんだ? きゅうに静かになるなよ」

 注文の多い澪たま。

律「ねぇ澪」

澪「んー?」

 ワシャワシャワシャワシャ。

律「おっぱい触っていい?」

澪「だれが許すか」

律「こたえはきいてないっ!」

 ──ツンツンプニプニ。

澪「うぁひゃっ! …ひ、ひきょうだぞ律!!」

律「にひひ、私のテクにお前が泣いた……性的な意味で!」

ktkr

律「…ちべたい」

 湯船の中から、澪の柔肌とまだ膨らんでいない双丘をツンツンしていた私。
 いや、調子のってました。

 子供のころは見れなかった澪の裸身が目の前にあって、軽く理性が消えていたようです。

澪「バカなことするからだ」

 バカなことする体。

 シャワーによる冷水攻撃を受けた私は、泡を流した澪からものっそい説教をくらいまして、ただいま2人で浴槽に浸かっております。

律「いやぁ、この胸がいずれあんなに大きくなるんだなって考えると、なんかこう込み上げてくるものが」

澪「おやじか。しかもロリコンのセクハラ」

 縦長い浴槽に私が足を伸ばすように入って、その太ももの上に澪が腰かけてる。
 あぁ、澪のお尻の感触はなんとも言えぬ綿菓子みたいなふわふわ感。

律「澪限定でなら、ロリコンにもセクハラおやじにもなれるぜ」

澪「……ばか」

 もじもじする澪。その度お尻がふわふわ☆時間、ふわふわ☆時間。

ほす


  __,冖__ ,、  __冖__   / //         ,    -――- 、 _ _.
 `,-. -、'ヽ' └ァ --'、 〔/ /        ':  /: : : :/───    !-.
 ヽ_'_ノ)_ノ    `r=_ノ    /.      /: : :: : : : : : :.´_:\  ヽ\ : : ヽ
  __,冖__ ,、   ,へ    /  ィ    /: : : :/: : : : : /´  ^^ ヽ,─、',: |: : : : ヽ
 `,-. -、'ヽ'   く <´   .7_i//   /: : : :/: : : : :/           ヽ|: : :: :: :',
 ヽ_'_ノ)_ノ    \>     /   /: : : :/: : : : :/ _/     \__ | : : : : ::j
   n     「 |      /   /: : : :/| : : : : /ix---ミ        |: : : : : :!
   ll     || .,ヘ   /    /: : : ::: ! : : : : |  ( )      z--ヾ|: : : : ::!
   ll     ヽ二ノ__  {     ̄/: : : : | : : : : :| ――_      ( ) |: : : : ::}
   l|         _| ゙っ  ̄フ /: .::|:.ヽj : : : : :|   /:`ヽ_  ー- |: : : : : :|
   |l        (,・_,゙>  /  ̄ /: : : :| :: : : : |  /:::::::::::::::::::::/  丶: : : : :|
   ll     __,冖__ ,、  >  ̄ /: : : : ::| : : : : | /:::::::::::::::::::::/    !: : : : :|
   l|     `,-. -、'ヽ'  \   <: : : :|: : : : : |、j::::::::::::::::::::/   ノ|: : : : /
   |l     ヽ_'_ノ)_ノ   トー    / : /\|\| ` ーrー-イ--‐ ' :.:.:|: : : /
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 n. n. n   `,-. -、'ヽ' i          /`ー|∧|  |\/\|  ∨\|
 |!  |!  |!  ヽ_'_ノ)_ノ   {         / \  ヽ |爪,/ ハ
 o  o  o            l         /   ヽ  <|Λ//∧

保守

約一週間立ってやっとこさ470レス台とは。

この速度でよく一週間も持ったな

>>1「書いてやってんだからしっかり保守しとけよカスども」

陽が沈みます。
もう落として存在を転してくださいおねがいします。

お風呂からあがると、私のお母さんが作ったおいしそうなビーフシチューにサラダが机の上に並べられていた。
律「あ~そういえば私たち朝からまともなご飯食べてないな」
澪「私は律が寝てる間に少し食べたけどなぁ~」
律「なにっ!?私より先に食べるだなんてお仕置きが必要って澪さんつねらないで痛いよ~」
澪「律がずっと寝てるのが悪いんだっ!!」
澪「一応不安だったんだからな……」

なんと可愛い発言をする澪さん。
やっぱり独り占めしたいっ!

律母「あら?お風呂長かったわね。さ、れいちゃんも律もたくさん食べてね」
澪「わ~い!ありがとうおばさん!」
みんなでいただきますをして食べるご飯。
澪の一生懸命に食べる姿が可愛くてご飯三杯いけます!!
律母「それにしてもれいちゃんはお風呂あがりの髪型可愛いわね~」
当たり前だぞマミー。
澪は将来わたしのお嫁さんだ!

澪「照れますよ……でもおばさんの作るご飯は本当においしいですねっ!」
律母「あら!ありがとう!良ければれいちゃんも一緒に作る?」
澪「はい!お願いします!」

澪はきっと将来私のためにご飯を作ってくれるんだろうなー。
律「楽しみにしてるぞ!」
あ、思わず声にでちゃった。
律母「なに言ってるの!あなたも一緒に作るわよ!じゃないと良いお嫁さんになれないんだから!」
私は良いんだよ~澪がお嫁さんにきてくれるし!

そんなやりとりがあっての時間は終わった。澪が後かたづけをしたいと言っていたけれど

上はミスです。

そんなやりとりがあって夕食の楽しい時間は終わった。
澪が後片づけをしたいと言っていたけれど、今の澪の体じゃいろいろと不自由だ。
お母さんが説得して私たちは部屋に戻ることにした。

 特になにを話すでもなく。
 2人で静かに、肌を合わせて。

 澪は少しだけ体重を私にあずけて、私は受けとめるように手をまわして、軽めに抱きついてた。

澪「ねぇ、律」

律「んー?」

 澪が私の、名前を呼ぶ。

澪「…もうすこし、つよく」

 最初、意味がわからなかった。
 けど、すぐに理解する。

澪「……ふふっ」

 ギュウッて。強めに、抱きしめた。

澪「…あったかいな…」

 澪がそう言って、私は、湯船のお湯が冷めているのに気がついた。
 肌が重なってる私の体のほうが、あったかいんだ。

律「そろそろ、出よう」

澪「……わかった」

 すこし残念そうな澪と一緒に、私は風呂から上がった。

澪「なぁ……これからどうするんだよ。さすがにこの体じゃ不自由だ」
律「んあー?別に良いんじゃねえの?可愛いから問題ないよ」
澪「お前なぁ!もし戻れなかったこと考えろよ!部活のみんなとどうやって会うんだ……もうベースが弾けないかもしれないんだぞ……うぅ…」
本日ずっと情緒不安定の澪さん。
こんな澪も可愛いけれど、やっぱり笑っていてほしい。
律「心配するな!必ず戻るから!明日まで様子見ようって話したじゃないか。焦らなくて良いよ。」
澪「うん……」
幼い体の澪を抱きしめる。
律「不安な時はずっと一緒にいてやるからな」
澪「うん……」

ちなみに自分は>>1じゃないです。

戻ってきたみたいだから消えます。

律母「おかえり。ずいぶん長湯だったのね」

 お風呂から上がって、パジャマに着替えた私と子供服に着替えた澪は、リビングでテーブルに向かっていた。
 確かに、1時間は余裕で経ってる。

澪「すみません、お手伝いしなくて」

律母「なに言ってるのぉ!? そんな、よその子にごはんの準備なんかさせられないわよぉ!」

 私たちが来たときには、もう晩ごはんの準備が粗方済まされていた。
 お米がまだ炊けていないけど、主菜副菜などは万全。

律「そうそう、上げ膳据え膳でいいって」

律母「あなたはもっと手伝いなさいね」

 そんな会話をしていると電子ジャーから炊き上がった音がして、私たちは晩ごはんを食べはじめた。

 お父さんは残業で遅くなるそうです。

律母「ところで……」

 ごはんを食べ終わって、2人でテレビを観ていたところで、後片付けをしていた母が声をかけてきた。

 なんの話なのか、私たちは瞬時に察した。
 澪が、ギュッと私の手を握る。

律母「零ちゃん、秋山さん家に帰らなくて大丈夫なの? 帰るのなら、送っていきましょうか?」

 予想通りの質問だった。
 手から、澪の不安が伝わってくる。
 ココを追い出されたら、行き場がなくなること。私が傍にいないと、不安に潰されそうになること。

 …大丈夫。ぜんぶ、わかってるから。

律「ねぇ母さん。今日、この子泊めていい?」

律母「え? どうしたの?」

律「実は澪ん家が用事あるからって、じゃあ私にまかせなよって引き受けちゃったんだよねぇ」

律母「あなた……なんでそんな大事なことを今更言うの!! 猫を拾ってきたりするのとは、話しが違うんだからね!?」

 おぉう、ママ・サンダーの降臨だい。

律母「あなたって子はいつも、そうやって大事なことを後回しに──」

律「ごめん、言い出すの遅れちゃったのは謝るよ。けどお願い、この子ウチに泊めさせて」

 母さんの言葉が止まった。
 いつもなら、言われるがままに罵倒万雷を聞き続ける私だけど、今日はそうはいかない。
 澪を独りにさせるなんて、出来るもんか。

律母「……もう受けちゃったなら、断るわけにはいかないでしょう。向こうには向こうの都合があるわけだし…」

 よしっ。ため息まじりだけど、了承してくれたぞ。

律母「一応、秋山さん家には私が電話して確認をとるわ。あなたたちは、部屋に言ってなさい」

律「ありがとう、母さん。…いこう」

澪「う、うん…」

澪母『はぁーい、秋山ですが』

律母「あ、秋山さん? 私、田井中ですけど」

澪母『まぁー、こんな時間にどうかしました?』

律母「あのウチの子がお宅の(親戚の)子を…」

澪母『あ……な、なにか迷惑起こしましたか?』

律母「迷惑? そんな、とんでもない。ウチの子が寝てるあいだ私とお話しして、肩を揉んだりしてくれてとても楽しかったわ」

澪母『…よかったぁ』

律母「けど…いいの? ウチなんかに預けたりして」

澪母『──そんな! あなたの家以外に(花嫁修行を)頼めるところなんてないわよ!』

律母「? そ、そう?」

澪母『ええ! …申し訳ないけれど、本人が決めたことだから……よろしくお願いします』

律母「ウチのことそんなに仲がいいの?」

澪母『ええ、それはもう!』

律母「わ、わかったわ。…それで、泊めるのはいつまでになるのかしら?」

澪母『(…これは、親である私の覚悟を試している…?)』

律母「…奥さん?」

澪母『──いつまでも!!』

律母「はい!?」

澪母『お宅が“これでいい”って思えるまで、徹底的にお願いします』

律母「(これでいい? 徹底的?)わ、わかったわ、それじゃあ、しばらくはウチが責任をもって預かりますから」

澪母『はい! よろしくお願いします!!』

律母「それじゃあ」

 ツー、ツー、ツー、ツー…。

律母「秋山さん、なんかやけに機嫌よかったわねぇ」

 ソファに座り、テレビをつける。

律母「……まぁ、あそこまで昔の澪ちゃんに似てたら、新しい娘ができたみたいで嬉しいかも。澪ちゃん可愛いものね」

 お茶をすする。

律母「ウチは一人っ子で充分だわぁー」

なんかつまんないから飽きたしさっさと終わらせて落とせよカスが

百合で気を引かせて保守させようとする魂胆が気にいらない

 私の部屋。
 なにもすることがなく、2人してまた、ベッドの上で抱き合っております。

 どうやら澪たまはこの態勢が気に入ったご様子。

澪「だいじょうぶかな」

律「…なにが?」

澪「律のお母さん……うちに、電話するって」

律「あー」

 そう言えば。
 澪の家には花嫁修行って言ってあるから、相互に情報交換されると面倒、かも。

律「ま、大丈夫だって」

澪「なんで言いきれるんだ?」

律「ウチの母さん、澪が子供なことにも気がつかなかっただろ? そんなふうにちょっと間が抜けてるとこあるから、多分平気でしょ」

澪「……それは、そもそも“こどもにもどる”なんて非科学的なことが起きるなんてかんがえてないからじゃないのか?」

 ……あ。

澪「一応、しんせきの子だって言ってるわけだし、ふつうは疑わないとおもうぞ」

律「だ、大丈夫だって! もしなにか有っても、私が誤魔化してみせるからっ!!」

律「…お母さーん?」

律母「なに?」

律「どうだった? 澪の家、忙しそうだった?」

 澪の家が用事有りっていうのは私の捏造したものなので、忙しいはずがないけど。

律母「確認はとったわ。しばらくの間、あの子はウチで預かることになったから」

 ほっ…よかった…。

律「ご、ごめんね、急な話しで」

律母「もういいわ……あなたが秋山さん家によく行ってるのは知っていたし、あなたに託したってことは、それだけ信用されているんでしょ?」

 信用……嘘をついている側としては心が痛む一言です。

律母「…ほら、いつまでもあの子を独りっきりにしないの」

 おぉっと……お母さん、本当にありがとう。

ほらもう続かねぇ…

やっぱりクソだな

つまんないもんでいちいち保守させんなよ

>>622保守してるから、ゆっくり書き溜めてくれ


和「けいおんビーバップ予備校!」


律「は?朝四時から練習?」

唯「絶対起きれないよ~」

澪「さすがちょっと早過ぎるんじゃないの…」

紬「14時間の間違いなんじゃなくて?」

ギャー

ギャー


和「貴方たち、ホームラン級の馬鹿ね」

一同「…!」


和「このままでいいの?貴女たち、ゴミクズのままでいいの?」

支援していた奴いただろ…

こんなの今さら支援する気にもなれん…

もう誰か乗っとっても良いから終わらせろよ

唯「パラレルワールド」


原作紬「梓ちゃん、今年のバレンタインは澪ちゃんにチョコレートあげないの?」

梓「………………………………………はい?」




紬「こら!私!」

原作紬「あらあら、じゃあね」

梓「ム、ムギ先輩が二人…」
原作梓「ム、ムギ先輩が二人…」

唯「http://www.nicovideo.jp/watch/sm8224186



梓「律先輩の、ギャルゲですね」

律「いやあ、なんか照れるなあ」ゲヘヘ
澪「ラスト釣り動画だろ…なんで松岡修造だよ」



和「修造さん、カッコイイ……」


一同「」

>>636
支援

>>622
というか、ずっと書いてなかったくせに、誰かが書き始めたときいきなり書くとか性格悪すぎ
乗っ取られたくないんだか知らないけど、ここまでどうせ糞SSなんだから乗っ取りに終わらせてもらう方がいいと思わなかったの?
あ、信者の擁護レスはいらないです念のため^^;

 さあって、愛しのマイお嬢様のところに戻るとするか…

律「澪ちゃ~ん~」

 返事がない…寝ているのか…?

律「澪~澪…はっ!死んでる…!?」

 私のマイお嬢様は永遠の旅に立ってしまわれたのだった…


終わり

澪「お母さん、なんて?」

律「大丈夫だって。うまく話しが噛み合ったみたい」

澪「そうか…」

 私も澪も安心して、ベッドの上でゴロゴロしだす。
 特に澪が、私の服を掴んで放そうとしない。

律「なんだ澪、ちぃちゃくなってからやけに甘えんぼさんだなぁ」

澪「う、うるさい、こうしてると落ちつくんだ」

 私の胸に顔を埋めてグリグリ、お返しに澪を抱きしめてギュウギュウ。

 あぁ、私ってば幸せ者っ。

澪「…あした、学校どうしよう」

律「明日一日は、具合が悪くて休みってことにしよう。私が先生に言っておけば、電話で確認されても澪のお母さんが口裏を合わせてくれるんじゃない?」

澪「うぅ…ウソにウソが重なっていく…」

なんで他の人が書き出すと書くの?
しかもせっかく完結してくれたのに
本当に性格悪すぎ
念のため信者の擁護レスは(ry

澪「ムギや唯たちには?」

律「…澪がこうなったことを話したいから、澪がいないとどうにもならないんだよなぁ」

澪「けど、こどもがいたら追い出されるだろうし…」

律「年端もいかない澪を独りで出歩かせるわけにもいかない。だからここは、放課後になったらウチの母さんに連れてきてもらおう」

 こんな可愛い子、1人で歩いてたら変質者に狙われるっ…!

澪「えっ、でも、お母さんに悪いような…」

律「母さん澪のこと気に入ってるから、“澪お姉ちゃんに会いたい”って言えば、きっと連れてきてくれるはず!」

澪「そんなに上手くいくかなぁ」

律「まぁ、来れなかったら来れなかったで私が説明して、みんなにウチに来てもらえば問題ないんじゃない? ちょっと手間が増えるけど」

澪「……うん、わかった」

律「じゃあ、おやすみ」

澪「おやすみ」

>>673
せっかく終わったのに書き始めるってなんだよ
お前マジきめぇよ…

 翌日の、あーさー。

律「いってきまーす」

律母「気をつけなさいよー」

澪「いってらっしゃい律…お姉ちゃん」

 いってくるよおぉぉぉぉ! my sweet heart──!!

 *

律母「…今日はやけに早起きだったわねぇ、あの子。休み明けはいつもギリギリまで寝てるのに」

澪「が、がんばって起こしました」

律母「ごめんねぇ、だらしのないお姉ちゃんで」

澪「いいえ。……そういう律お姉ちゃん、好きです」

律母「(…かわいいわぁ…)」

すみません。
いいかげんいいかげん、終えます。
>>669が終末と云うことで、よろしくお願い致します。

申し訳ありませんでした。


ありがとうございました。

>>677(笑)

ク ソ す ぎ る

おいふざけんな、ツンデレに気づけよ

しかし、>>677自体偽物だったら俺ら本当に釣られてんなぁ…

>>679
俺はツンデレじゃなく普通に終わらせて欲しかった

まぁ、気持ち悪い、つまんない保守スレが終わって良かったよ…

しかしこの書き手クソすぎる…情けなさすぎて腹痛えぇwww

さらしあげ保守
1000までいくぞおらー^^

ドアラアァァァァ!
まとめサイトに載れー^^

>>1さん…(笑)
続きをお願いします…(笑)
僕一人でもずっと保守しますから…!(笑)

いい加減落とせよカスが…
目障りだからさっさと落とせよ

マジでなんで保守されてたかもわからない内容
昔同じようなSSを一日保守させただけで叩かれた俺からしたら許せないキリッ
だからこそ保守

早く続きを!
息子が!
娘の命が!



うわああああああああ!!! ぐにゃああああああ

内海って誰

保守したりageたりする奴何なの?馬鹿なの?死ぬの?

ところで最近またけいおんSS面白いの増えてきたね

パシり先輩
唯達が演技するやつ
ギコ
憂が可愛くてムカつく

全盛期ほどではないが

>>707
俺たちvipperには晒しあげという重大任務があるのさ…フッ…(遠い目

>>709
お前なら支援出来る…

こんなくだらんSS書く暇あったら勉強のひとつでもしたらどうです(キリッ(笑) 

それはない
あいつこんなに文才ないし
めちゃくちゃ語彙少ないだろ自称S(笑)

しかも毎回キャラ変わってるしな
名前借りただけのSSだよ

時間の無駄だと思うぞ保守

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