唯「息が出来ない…… くるしぃ」 (19)

唯「なんで… 息ができない… 死n」


唯「ぷはー  息が出来た……」

教室

唯「」

律「おーい  唯?」

唯「」

澪「寝てるのか?」

和「目は開いてるわね」

唯「」パサパサ

澪「何かを訴えてるのか?」

律「おーい唯? 唯?」ユサユサ


唯「」パク


律「ひゃぁっ/// 何するんだ唯!」

澪「ゆ、唯!律の指を舐めちゃ駄目だろ!!」

唯「」もにゅもにゅ

律「や、やめ////」

澪「こ、こら!」

ドン

唯「」

和「ちょっと、唯に乱暴しちゃ駄目じゃない」

澪「ご、ごめん」

律「ふぅ 助かった」

和「ん? それにしても、今の衝撃を受けても顔色一つ変えないのね」

唯「」

律「一体どうしたんだ?」

澪「ど、どうしよう 唯が動かないぞ…」

和「保健室に連れて行きましょう」

律「そうだな」

ゆっさ

澪「わ、私が頭の方持つから、律は足な」

律「OK」

律「よいしょ よいしょ」

澪「動かない人間は重いっていうし、大変だな…」

えっさえっさ

唯「」パク

澪「ひゃぁぁ///そこはダメだぁあ///」

律「」ジー

唯「」もにゅもにゅ

澪「あ、いや//// ん///」

律「いいから運ぶぞ」ムスッ

澪「ご、ごめん」


ゆっさゆっさ




保健室

律「たのもー」ガチャ

保険医「あら?どうしたの?」

律「唯が動かなくて 反応もないんです」

澪「目は開いてるのに」

保険医「寝かしてあげたいところだけど、ベッドがあいにく埋まっちゃってて…」

律「そうですか…」

澪「どうしよっか」

保険医「あなたたち、軽音部よね?」

澪「はい」

保険医「じゃあ、軽音部のソファーで寝かしててあげて? あとで、私も行くから」

律「ソファーって…」

澪「うーん まぁ 仕方ないな 唯を運ぼう」

律「わかった」



ゆっさゆっさ

軽音部

がちゃ

律「よーし ソファーに寝かそう」

澪「そーっとそーっと」

ふわ


唯「」

澪「大丈夫かなぁ 唯」

律「うーん 梓とムギが来たら、みんなで話そう  ムギなら病院を知ってるだろうし」

澪「そうだな」


数分後

ガチャ


律「む、ムギか!?」


梓「えーっと 梓です」

律「なんだ梓か」

梓「なんだってなんですか」

律「ふぅ まあムギを待つか」

梓「何が有ったんですか?」

澪「じつは」

~~~~~~

梓「へぇ 不思議なもんですね」

澪「だからとりあえずムギを待ってるんだ」

律「ムギ、早く来ないかな」

梓「そもそも一緒じゃなかったんですか?」

澪「そういえば、ムギも見てないな」

律「じゃあ、休みなのかなぁ」


梓「おや? これはタクワン?」

ぴろ

澪「なんでタクワンが…」

律「あれ? ソファーの後ろに誰か倒れてる」


澪「誰だろう」


梓「あ、ムギ先輩だ!」

律「なんだって!?」


紬「」


律「おい!ムギ!!」

澪「ムギも動かないなんて…」

梓「ここでいったい何が…」

澪「ムギの周辺を見てみよう」

律「ああ」



梓「こ、これは!?」

澪「なんだ!?」

梓「水です! 大量の水がこぼれてます!」

律「なんの水なんだ?」

澪「あ」

律「どうした澪?」

澪「トンちゃんの水槽の水が少なくなってる」

律「じゃあ、この水は、トンちゃんの水槽の水なのか」

梓「いったい何がなんだか…」


律「あれ? 何かを引きずった跡が有る」


澪「なんだろう  ぺろ」

澪「これはタクワンだ!!」

律「なにぃ!?」

梓「どういうことなんでしょう」


澪「umm」

澪「よーく見るとムギの頭にも、タクワンがついてるな」

律「さっぱりわからない」

和「何が起こったか分かったわ!!」

澪「なんだ!?」

和「これは入れ替わりね」

和「トンちゃんと唯 たくわんとムギが入れ替わったのよ!!」


一同「なんだって~」


和「頭をぶつけて入れ替わったのね」

一同「なるほど~」



くぅつか

終わりです

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