P「Numer0nからオファーが来たぞ」 (15)
律子「え?今何って言いました?」
P「Numer0n」
律子「ヌメリョン?」
P「いやいや、ヌメリョンじゃなくてNumer0nだって」ヤレヤレ
律子「その変に巻き舌で言うの止めて下さい。腹立つので」ギロリ
P「ヌメロンから765プロにオファーが来ました」
P「律子は知ってるか?ヌメロン」
律子「タイトルだけは朧気に…。たしか××テレビの番組でしたよね」
P「あぁ。番組名でもあり、ゲーム名でもある」
律子「ゲーム名というと?」
P「そのままだよ。ヌメロンという名前のゲームで、出演者が対戦をするんだ」
P「他には特に何も無いシンプルな番組。それがヌメロンだな」
律子「なるほど」フムフム
P「ゲームの内容について説明すると、一言で言えば『数字当てゲーム』だな」
P「律子。なんでも良いから俺に三桁の数字を言ってくれ。あ、同じ数字を二回以上使うのは無しでな」
律子「?じゃあ、『765』で」
P「おぉ。流石勘が良いな。0イート2バイトだ」
律子「?」
律子「なんです?そのイートやバイトって」
P「桁と数字が合っていればイート。桁は違うけど数字は合っていればバイトだ」
律子「桁と数字…あぁなるほど、理解しました」
P「おぉっ流石は俺の説明」
律子「いやプロデューサーの説明は寒気がするほど酷かったですけど」ジト
律子「私知ってたんですよ、そのゲームのこと。ヌメロンなんて名前は知りませんでしたが」
P「なんだ、そうだったのか。まぁかくいう俺も最初に知ったの古畑なんだけどさ」
律子「一応答え合わせをさせてもらいますね。プロデューサー『129』は?」
P「0イート0バイト」
律子「フム…では、『768』」
P「ホント勘良いな…。0イート3バイトだ」
律子「じゃ二択ですね。…っていうかある意味一択か」
律子「『876』!」
P「お見事。3イートだ」
律子「よっし。やっぱり私の知ってるゲームと同じでしたね」
P「だな。ちなみに律子のコールを紙に書くとこうなる」サラサラ
765 0E2B
129 0E0B
768 0E3B
876 3E
P「一応解説すると、最初の『765』は7と6が正解に含まれてるけど」
P「両方とも桁の位置が違うから、0イート2バイトとなる」
P「次の『129』はどれも正解に含まれていないから、当然0イート0バイト」
P「そして三手目の『768』は正解の数字が全て含まれているが」
P「またしてもどれも桁の位置が違うので、0イート3バイト」
P「で、言うまでもないが『876』は正解と完全一致してるので、3イートと」
律子「ま、今回はかなり運が良かったパターンでしたね」フフン
P「三手目の時に二択って言ってたけど、もう一つは何なんだ?」
律子「『687』ですね」
律子「プロデューサーの事だから何か意味のある数字にしてると思ったので、実質一択でしたが」
P「『961』とも迷ったけどな。ま、それは何でもいいか」
P「長い導入になったが、この番組のオファーが765プロに来たんだ」
律子「出るのは一人ですか?」
P「あぁ。と言っても、収録日にスケジュールが空いてるのは」
P「>>12と>>14だけなんだけどな」
小鳥さん
あずささん
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