かがみ「はぁぁぁ!? うっざ! なんで今ので死ぬわけ!?」 (145)

こなた「……」

「おかしいでしょ、なにこれ!?!? 私ちゃんとやってるのに!!!なんで相手のだけ当たるのよ!!??」

こなた(FPSをやっているワケだが……)

「あぁーーーもうっ! なんでゲームごときでこんなにイライラしなきゃいけないのよぉ!!!」

こなた(ボイスチャットONになってますぜ、かがみさんや……)

ふにゅう

「あっ……! もう、また死んだぁぁぁ……下手くそのくせに不意打ちだけは一人前ぇ……」

こなた(このFPSを教えて三ヶ月……)

こなた(まさかこんな風に出来上がっていたとは……)

こなた「いやー怖い怖い……ほいほいっと」ポチポチ

「また死んだぁぁぁぁ!!!なんっでよ!?」

こなた「もー……うっさいな」

こなた「クランの皆も普段ボイチャしない人ばっかだから我慢してくれてるけど、これはいかん」

こなた「私の手で隔離しますか……」カチャカチャ

こなた(ボイチャで教えたらかがみんが顔真っ赤にして自殺しかねないからメッセージを送ろう)

こなた「……これでよし、と」ターン

「ん? こなた何よ今やっと調子でてきたのに……『ちょっと来て』? あーもう鬱陶しい……」

「行けばいいんでしょ行けば……『わかった』と……」

「……あーーーせいせいするわ!!!!こんなやつらと撃ち合ってても意味ないしっ!!!」バンバン

こなた(騒がしいのぅ)

数分後

Konakona282「ちょっと一騎打ちしよっか」

「はぁ? 呼び出しといて……つまんないでしょ一騎打ちなんか」

Kaga253「別にいいけど」

こなた「どっちやねん」

Konakona282「よしきた。マップとか、どの武器禁止とか、希望ある?」

Kaga253「どこでもいいわよ。ふふん、ぶっ倒してあげる」

「こなた強いのよねー……いや、というかあの三点バーストが強いのよ。私は使わないけど」

こなた(この前使ってたけどロクにキル出来てなかったじゃないですかー)

こなた(その腐った根性、叩き直してくれるわ、かがみん!)

3,2,1……テキヲコロセ


「始まったわね……さて、この建物で……ふふふ、早く来なさい」

こなた(……どうやらどこかに篭ってるみたい……)

こなた(一騎打ちで芋ですか、かがみん……こりゃ恐れ入った)

「またあのヒッッキョーーな武器使うのかしら」

こなた「……」

こなた「言ってくれるじゃないかぁ……かがみんよぉぉーーーー!!!」

こなた「私の愛する三点バーストを馬鹿にするやつは私が許さん!」

こなた「どこだーー……どこだーー……」



バンッ

こなた「なっ……ありゃ、死んだ」

こなた「あそこの建m……」


「よしっ!!!!!!!!!よしっ!!!!!!!」

こなた「!?」

「やったっ!!!先制キルっ!!!!やっぱりスナイパーよね~!!!!」

「今日は調子悪いと思ってたけど、これからね!!!!」

「よしっ!!!!!!!」

こなた(UZEEEEEEE!!!!)

こなた「これはなかなかのウザさ……ウザい、ウザいぞかがみん!!!!」

「次はヘッドショットね……来なさいこなた……!」

こなた「またあそこの建物に篭るのか……」

こなた「場所が分かればこちらのものですな」

こなた「……」

「ふーっ……ふーっ……」

こなた「いたっ」

パパパン


「えっ」

こなた「よし」

「はぁぁぁぁっ!?!?!?」

「え!? どういうこと!?!?!?まるで私の場所が分かっていたかのようなプレイング!?!?」

「ありえない!!!!!!!」

こなた「動かないのが悪いのだよ」

「うーーーー殺す!!!!あんな卑怯な殺され方して納得できるわけないし!!!!!!」

こなた「ひぃーこわいこわい」

「納得できるわけないし!!!!!!」

こなた「なに? 大事なことだから二回言ったの?」

数分後

こなた(そのあと私はかがみを料理し続けた)

こなた「ほい」

「えええええええ」

こなた「ほい」

「もうっっ!!!!!」

こなた「ほい」

「なんっっっでまた後ろにいるのよ!!!!ばーか!!!!」

こなた「そろそろ勘弁してやろう」

こなた「『そろそろ戻ろっか』……っと」カチャカチャ

つかさ「おねえちゃん辞書貸……」

かがみ「うーーーー殺す!!!!」

つかさ「」

「はぁ!? 勝ち逃げってこと!?!? うっざ!!!!!」

『わかったわ』

こなた「わろた」




Konakona282「うーーっす。私の大勝利ってことかね」

「うっざ…… あー、あんな卑怯な勝ち方して喜べるのがうらやましいわ!」

Kaga253「ぐぬぬ……そうね」

Konakona282「わはは」

「~うぁっ!!」バンバンバンバン

こなた「キーボード、かわいそうに……」

支援

Konakona282「さーて、またクランと合流する?」

「はぁ? なんだったのよ? 自分だけ楽しんではい終わり?」

「後味悪いけど今日はもう勘弁ね」

Kaga253「いや、もうパス。しばらくソロで練習しね抜けるわ」

Konakona282「さいですか」


「はぁ……ウザかった。こなたってこういうところあるわよね。無理矢理つれだして自分だけ楽しんじゃって!」

こなた「かがみん?」

こなた(現実の私の悪口言い始めたぞこの人)

Konakona282「おーい。いま見てる?」

「うっさいわね。人がイライラしてるのに。人のことはお構いなしなのね泉こなた!!!!」

こなた「……」

Kaga253「見てる」

Konakona282「そっか」

「『そっか』じゃないでしょ『そっか』じゃ!」

Konakona282「いい加減にしなよ?」

「えっ」

Kaga253「えっ? どうしたのよ突然」

「え、なになになに。私なにかした?」

かがみ「エイリアンウェアすっごーい!サクサク動くわ」

こなた「ステマウゼェ…」

Konakona282「別に上手くなくてもいいからさー、楽しもうよー」

「はぁ?」

konakona282「イライラしても始まらないのだ」

「イライラ……? してないっでしょっが!!!!????」

Kaga253「イライラなんてしないわよ、あんたじゃないんだし。たかがゲームでしょうが」

こなた「はぁ……しかたない」

こなた(ボイスチャットON)

こなた「あーあー。聞こえるー?」

「うわっ、びっくりした。なんなのよもう!」

Kaga253「私ボイスチャット嫌いって言ったでしょ」

こなた「ビックリさせてすまんかったのぅ」

「えっ!?」

「えっ、ちょ、まさかっ」

「……うそ」

プツッ

こなた「あれ、ボイスチャット切ったの?そっちの雨の音聞こえなくなったよ」

こなた「おーい?」

こなた「かっがみーん。メッセージでもボイチャでもいいから返事よろ」

こなた「かがみーん?」

かがこな度によっては最悪の場合死に至る

こなた「まぁいいや。ちょーっと言わせてもらうけど」

こなた「人に聞こえてないからって悪口言っていいってもんじゃないよ」

こなた「クランの皆も相手も迷惑してたじゃん」

こなた「いつからこうなの? こんなこと言ってるからボイスチャット切り忘れなんてバチ当たるんだよ?」

こなた「一騎打ち、嫌だったら言ってくれればいいのに」

こなた「卑怯でごめんねー。でも私、そんなに卑怯だったかな? そっちのほうがよっぽど卑怯じゃない?」

こなた「おーい?聞こえてるんでしょ?」

こなた「うざくてごめんね? 気づかなくてごめん。これからは自重するよ」

もうやめて!
かがみんのライフはゼロよ!

こなた「返事しなさい」

Konakona282「なに、メッセージか? こっちがええのんか?」

Konakona282「おーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーいおーい」

Konakona282「手が疲れちゃうじゃないか」

こなた「ちょっと逃げないよねかがみん? まさか無かったことにしないよね?」

こなた「ぜーんぶバーッチリ聞いてたんだよ」

こなた「泉こなた、けっこう傷ついてるんですが」

こなた「……」

こなた「うー……」

なぜログアウトしないのか
発作的に窓から飛び出したか

こなた「……ちょっと……本当に、いい加減にして欲しい、かなー」

こなた「かが……」


「うるっさい!!!!!」

こなた「へっ」

「あんた、やっぱり聞いてたんだ!? だから位置わかったんだ!?」

こなた「いや、それは最初だけだよん。というか第一声がそれですか、かがみさん」

「あそこから流れが変わったんでしょ!?!?」

こなた「いや、えーっとねぇ……」

「卑怯者!!!!」

こなた「Oh……」

「大体クランに迷惑だとか楽しもうとか気持ち悪いのよっ!!!ゲームでしょうが!!!」

こなた「マナーにバーチャルと現実は関係ないでしょ」

「ぐっ……うるさい!!!! イライラしるのに~~!!!」

こなた(不覚にもこっちまでイライラしてきた)

こなた「あーーもういい加減にしてって言ったよね? そんなことはどうでもいいよ? 私のこと嫌いだったんだね?」

「え、ぁ……それは関係ないでしょっ」

こなた「……はぁ」

「えっと……なによ、言葉のあやでしょうが」

こなた「あー、わかった、もうわかった」

かがみん変に真面目なくせに性根強いだから激昂して言いすぎても謝れずにそのまま消えゆくのを選びそうね

「ちょっと!」

こなた「ふー……」

Konakona282「もうあんまりしゃべりたくない」

「ちょっと!!!! ボイスチャット切らないで!!」

Konakona282「絶交レベルだよこれは。言葉のあやレベルを超えてますな。ちょっと怒ってる」

「……絶交?」

Konakona282「いやまぁ絶交まではしないけど。つかさやみゆきさん困らせちゃうだろうし。でも許せるかちょっと自信ないなー」

「は、別に許して欲しくないんだけどっ」

涙目のかがみんの画像が参考に欲しい

>>78
http://up4.viploader.net/ero2d/src/vlero2d106543.jpg
はいよ

Konakona282「さいですか」

Konakona282「では、乙。一応言っとくけど、クランの皆に謝ってから抜けてね」

「はぁ? そんなみっともないマネできるわけないでしょうが!」

Konakona282「ですよねー」

「でも……まぁ」


ピロン



「あっ?」

「抜けた!? 抜けたの!? はぁぁぁぁっ!?」

「せっかくちょっと謝ろうとしたのに!?ムカムカする!!!!」

「ぅぅぅぅぅ」バンバンバンバン

「はぁ、はぁ……」

「……何やってんだろ、私」

>>81
ごめん。そういうのいいから

かがみ「はぁ……電源切ろ……」

かがみ「まさかバレてたとはね……」

かがみ「……っ」ブルルッ

かがみ(わたし、何てことを……)

かがみ(どうかしてたわ……バレたって分かってからすぐ謝ろうとしたのに……)

かがみ(なんか……イライラしてて……こなたが責めてくる声聞きながら……自分のスコアとこなたのスコアをボーッと見てたりしたら……)

かがみ(あんなこと言ってた……)

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ヽ:.:.:l.:l ,>ー┤  !      !    ,ィ'´ ̄      ̄`ヽ、    i     i / /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
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.:.:.:.:.:.:.:.:|: : : /: : : : /: : : : `>ー- 、______,.  ィ' ´: : : : : : |: : : : : : : : : \.:.:.:.:.:.:.:.:.

かがみ(……)

かがみ(もう、ダメ……絶対にダメ。もう、やめなきゃ)

かがみ(私が私じゃなくなっちゃう……そもそもこなたの言う通り、バレなければいいってものじゃないわよね……)

かがみ「はぁ……」

かがみ「こなた……ごめんなさい……」

このパターンウシジマくんで見たことがある

翌日、朝

かがみ(つかさは日直……)

かがみ(好都合ね……)

かがみ「うぅ、緊張する~……」

かがみ(まず、なんて言おうか……おはよう?それともいきなりごめんなさい?)

かがみ(というか、ちゃんと話してくれんのかなあいつ……)

かがみ「……ごめんこなた、私どうかしてた……ごめんこなた、私どうかしてた……ごめんこなた、私どうかしてた……」

無視ルートは死ねる

かがみ「ごめんこな……」

こなた「かがみん?」

かがみ「たぁぁ!?!? こなっ、たぁぁぁ!?!?」

こなた「どーしたのよ」

かがみ「えええとと、ごめこなっ、私どうかしてぇた!!」

かがみ「なんかおかしくて、それでっ!」

こなた「まぁまぁ落ち着きなされ」

かがみ「……え、あれ?」

かがみ「こなた?」

こなた「んー?」

かがみ「いや、昨日のこと……」

こなた「昨日?」

かがみ「わたし、昨日のこと謝りたくて
……」

こなた「……その話は、まだしたくないかなー」クルッ

かがみ「っ!」ゾクッ

かがみ(目が……怖い)

こなた「かがみあなた疲れてるのよ。その話は私の気持ちが落ち着いてからね」クルッ

こなた「学校行こう」スタスタ

かがみ「……っ」

かがみ(だめ……ここで退いたらダメ……)

かがみ「お願い、ちょっと待って!」

こなた「…」ピタッ

かがみ(そう……今日謝るって決めたから!)

かがみ「ごめんなさい、こなた!!私どうかしてた!!」

こなた「……どうかしすぎじゃないの?」

かがみ「……私、すっかりあの世界に毒されちゃって」

かがみ「なんか、モニター越しだと言いたくないことまで言っちゃって……自分が自分じゃなくなって……」

かがみ「でも、あんなこと思ってないの!!信じて!!」

かがみ「本当にごめんなさい!」ペコリ

かがみ「……っ」

かがみ(どうしよう……もっと言った方がいい……?)

ポンポン

かがみ「えっ?」

こなた「よく言ったな、Kaga253よ」ニヤニヤ

かがみ「こ、こなた……?」

こなた「かわいいなぁ」ニヤニヤ

かがみ「ちょっと?」

こなた「許す!許すって!」

こなた「ちょーっとイライラしたけど、本気で言ってると思うわけないじゃん?」

かがみ「……」

こなた「ネットで豹変する人なんて結構いるもんだよ。まーかがみなんて微笑ましいレベル?」

こなた「こっちこそ意地悪してごめんね?」ニヤニヤ

かがみ「っ……」フルフル

こなた「おっと、逆ギレは禁物だよ? 一応そっちが悪いからね?」

かがみ「わ・た・しがぁ……どれだけ悩んだと……」フルフル

こなた「あ……えと、ごめんね? まさかそんなに私を想ってくれてるとは思ってなくてね……」

かがみ「っ!/// そ、そんなこと」

こなた「……ん~?」ニヤニヤ

かがみ「……う……う……」




「うっざ!!!!!」



おわり


久々のかがこな分じゃった

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