苗木「ん?や…や、安価?でこ、殺人?する。」 (516)


苗木「難しい字はよめないや。
よし、>>3を殺すか!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379253852

不二咲


苗木「よし、不二咲さんを殺すか!
あんなチビならボクでも簡単に殺れるや!

凶器は>>6にしよう!」

苗木くんの苗木クン


苗木「ククク、そうだボクの苗木くんで!


ボクの苗木……


ボクの苗木……?



ボクに苗木なんてないぞ?


あるのは……大木だ!」ジャキーン


苗木「さて、どうやって殺そうかな?>>14

残姉をちんこで洗脳して刺殺させる


苗木「そうだな、僕が直接手を下してもいいが…誰かに殺させるのも一興。」


苗木「江ノ島さんに殺させるか。

ボクの大木で洗脳してやる!
思い立ったが吉日!いざ出陣!」ガチャ


苗木「とは言ったものの、江ノ島さんの部屋は何処だ?
ネームプレートの字が読めん!

適当に入るか。」


苗木「ここにいるのは誰だ!!」ガチャ


桑田「ん?苗木?」


苗木「なんでお前なんだよアポ野郎がッ!!」


桑田「は?
お前何しに来たんだよ!」


苗木(くそぅ、なんでこんな流れに!!)


苗木「それは>>25するためだよ」

>>23


苗木「桑田クン、君と夜の千本ノックがしたくてさ」


桑田「夜の…千本ノック…」ゴクリ


苗木「そう、君の大好きな千本ノックさ!

さぁ、君はボクの弾丸を全て受け止めることが出来るかな?」


苗木(ボクは何を言ってるんだ…)


桑田「た、試してみてぇ!
お前の全てを受け止めてやる!!」


苗木「なーに言ってだこいつ」

もう限界寝る
なんかいろいろすみません。
続き待っててくださるのなら明日書きます。


――――――
――――
――


苗木「はぁ…はぁ…さすがスポーツやってるだけあるね、最高のしまりだよ!」パンパン


桑田「苗木!苗木!苗木!」


桑田「もう、お前なしじゃ、生きていけない!」


苗木「そう……」


苗木「じゃあ1つお願いがあるんだけど」


桑田「苗木きゅんのお願いならなんでも!」


苗木「じゃあ、不二咲さんを殺してきてくれないかな?」


桑田「うへ、うへへ、仰せのままに」



桑田「よおおおおし、不二咲待ってろよおおお!!」バタン


そう言って桑田クンは全裸で部屋を出ていった。


苗木「さて、ボクも部屋にもどるとするか。」


ボクは桑田クンを見送った後、部屋に戻り服を来
る。


苗木「お腹空いたな。夕食でも食べに行こうか。」


そうボクは独り言を呟き、部屋を出た。

その時――


朝日奈「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」



ピンポーン――

モノクマ「死体が発見されました! 一定の捜査時間後、学級裁判を開きます!」


苗木(発見されたか……)


部屋の前には、朝日奈さん、大神さんと石丸くん、それに……


性器にドライバーで貫かれて気絶している全裸の桑田クンがいた。


朝日奈「苗木、苗木、不二咲ちゃんが!」


苗木「殺されちゃった……みたいだね。」


部屋の中には腹部を包丁で刺された不二咲さんが死んでいた。


石丸「全裸で食堂に入ってきた桑田君を注意したが、無視して包丁を持っていったので朝日奈君と大神君と一緒に追いかけたのだ。」


大神「しかし、意外にも足が速くてな、不覚にも見失ってしまったのだ。」


朝日奈「やっと見つけたと思ったらこんなことに…うぅ……」



葉隠「おいおい、ついにさ、殺人が起きちまったのか!?」


セレス「そのようですわね。」


十神「この状況からすると犯人は桑田のようだな。」


気が付くと、いつの間にか皆ほとんどが集まっていた。
やっと皆の絆が深まりはじめた頃の事件、ショックはかなり大きいだろう。
どうしてこんなことが起こってしまったんだッ!



霧切「そんなことより桑田君の治療が先だわ。」


モノクマ「それについてはボクにお任せを!」


いきなり現れたモノクマはそう言うと、これこそどこから現れたのかわからない数体のモノクマと一緒に桑田クンを運んでいった。


霧切「さて、それでは捜査を始めましょう。
大神さんに大和田君、現場の見張りをお願いしてもいいかしら?」


大神「うむ。」


大和田「おう!」


十神「ふん、今回の事件、捜査など必要ないと思うがな。」


霧切「それと苗木君、あなたに聞きたいことがあるのだけれど、いいかしら?」


苗木「ななな何かな?」


霧切「事件が起きる少し前に、貴方が裸で桑田君の部屋から出ていくのを見たのだけれど、何があったの?」


苗木「ああ、それは>>44してたんだよ!」

桑田君に不二咲さんを[ピーーー]ように洗脳



苗木「ああ、それは桑田クンに不二咲さんを殺すように洗脳してたんだよ!」


霧切「!!」


苗木「やべっ」


霧切「苗木君、つまり貴方は何かしらの方法で桑田君を洗脳、不二咲さんを殺させた。
そう言うことかしら?」


苗木「たぶん、そうなのかな。」


霧切「……貴方の言っていることが真実なのか嘘なのかはわからないけど重要な証言として頂戴しておくわ。
それじゃあ私は他に調べることがあるから失礼するわね。」


苗木「あっ、うん。」


霧切(苗木君の証言が真実だとすれば実行犯の桑田クンがクロ……十分にあり得るわね。)


苗木「あわわわわわ」


苗木(さて、ボクはどうしようか。
うん?あそこで>>52が考え事をしている……話し掛けてみるか。)

十神



苗木「十神クンどうしたの?考え事?」


十神「俺に気安く話し掛けるな愚民め?」


十神「まあいい、大した才能もない可哀想なお前に俺が何を考えていたか特別に教えてやろう。

桑田の性器に刺さっていた物についてだ。」


苗木「桑田クンの性器に刺さっていた物?
……それって確か、>>55だったよね?」

模擬刀



苗木(これだ!!)


苗木「確か、模擬刀だったよね。」


十神「……どうやら貴様は本物のバカだっ・・・
ん?待てよ?よく思い出してみれば模擬刀だったのかもしれないな。」


十神「つまり俺が抱いていた疑問はどうして模擬刀が刺さっていたか、という事だったのか。」


苗木「確かにそれは何か引っ掛かるね。」


十神「まあ、桑田が居ない今はどうしようもない疑問だな。」


苗木「いや、待って十神クン。
まだ諦めるのは早いよ。
模擬刀と言えば、あの人が、あの人がいるじゃないか!」


十神「何?」


苗木「あの人に、>>63に話を聞きに行こう!」

だべ



苗木「葉隠クンに聞きに行こう!」


―――――
―――


苗木「葉隠クン!」


葉隠「ん?苗木っちに、と、十神っち!?
これはまた異色の組み合わせだべ!

それはそうと、何か用か?」


苗木「…………模擬刀」ボソ


葉隠「へ?」


苗木「模擬刀の?」


葉隠「先制攻撃だべ!」


苗木「…………」


葉隠「…………」


十神「……ふんっ、成る程な。」


苗木「どうやらそう言うことらしいよ十神クン。」


十神「まあいい、俺はもう行く。」


葉隠「??」


苗木(最後に>>69のところに行こう)

大和田



苗木(大和田クンのところに行くか。)


―――――
―――


大和田「お、苗木じゃねぇか。ちゃんと捜査してるか?」


苗木「いや、正直微妙だね。」


大和田「ま、別にこれ裁判がメインじゃねーから適当に安価にそってやっていきゃ大丈夫だろ。」


苗木(大和田クンが何を言っているのかわからない。)


苗木(ん?これは……工具セット?
どうして不二咲さんの部屋に?


これは…かなり重要な事な気がするぞ。)



ピンポーン――
モノクマ「えー皆、そろそろいいよね?
始めちゃっていいよね?
じゃあ始めちゃいまーす!!
それでは、校舎1階の赤い扉に来てくださーい!」



僕と大和田クン、大神さんが赤い扉の前に来た時には既に皆揃っていた。
朝日奈さんや舞園さんはかなり滅入っているみたいだ。


でもこんなことに負けていられない。
黒幕に屈することなく、前に進んでかなくちゃいけないんだ!!


学級裁判――開廷!!



モノクマ「まずは、学級裁判の(ry


モノクマ「それじゃあ、議論を開始してくださぁーい!」


霧切「まずは貴方に話を聞きましょうか、桑田君。

事件の前、貴方は何をしていたのかしら?」


桑田「……それがよー、あんまり覚えてねーんだわ。」


桑田「っつかさ、何で俺は全裸だったんだ?」


腐川「こ、こっちが聞きたいわよ!!
あんな汚い物さらけ出して!!」


石丸「それよりも何故君は包丁を持ち出したのかね!!」


朝日奈「そうだよ!確かあれが凶器だったんだよね?
犯人なんて桑田で決まりだよ!」


桑田「包丁?
ちょっと待ってくれって!!
俺は何もしらねーよ!」


霧切「ねえ、桑田君。貴方、いつから記憶がないの?」


桑田「えっと……うーん、苗木が部屋に来たくらいだったかな。」


皆「!!」


霧切「……どうやら苗木君が言っていた事は本当のようね。」



大和田「苗木の言っていたことだぁ?」


霧切「そう、苗木君は『桑田クンに不二咲さんを殺すように洗脳してた』と言ったのよ。」


十神「どういう事だ、説明しろ苗木!」


苗木「それは……」


霧切「つまり、苗木君は何かしらの方法で桑田君を洗脳し、【桑田君が犯行におよんだ】
そう言うことではないかしら。」


苗木「!!」


【葉隠の証言】


苗木「それは違うよ!」


break!!

寝ます
また明日書けたら書こうと思います



苗木「そうとは限らないんじゃないかな、霧切さん。」


霧切「どういう事かしら?」


苗木「桑田クン以外にも不二咲さんを殺した可能性がある人がいるって事だよ。」


苗木「ねぇ、葉隠クン?」


葉隠「お、俺!?」


苗木「葉隠クン、君は誰よりも模擬刀に精通しているよね?
そして【桑田クンに刺さっていた模擬刀】、偶然にしてはできすぎじゃないかな。」


霧切「!!」


【ドライバー】


霧切「それは違うわ!」



霧切「貴方は1つ勘違いをしてるわ。」


苗木「? 勘違い?」


霧切「よく思い出してみて、桑田君に刺さっていたのはドライバーよ。」


苗木「あれ?霧切さん頭おかしくなっちゃったの?
桑田クンの性器に刺さっていたのは模擬刀だよ。
そうだよね、十神クン?」


十神「ああ、一瞬ドライバーも頭を過ったがあれは模擬刀だったはずだ。」


霧切「……貴方たち、本当にどうしたの?」


霧切「他の皆は覚えてないのかしら?」


江ノ島「うーん、覚えてないなー。」


セレス「あんな汚い物の記憶など、すぐに消去しましたわ。」


石丸「すまない…僕としたことが!」


霧切「………」


十神「諦めろ霧切、多数決で決めても2対1だ。あれは確実に模擬刀だったんだよ!」


桑田「なんだかよく分かんねぇけど、葉隠も容疑者なんだな!?」


葉隠「ちょっと待ってくれって~!」



葉隠「俺は無実だべ!」


苗木「口では何とでも言えるよ。」


葉隠「も、模擬刀だって、不二咲っちが刺したかもしれねーだろ?」


苗木「それは違うよ!」


苗木「葉隠クン、君なら分かると思うけどあの模擬刀の金箔は触るとすぐに剥がれちゃうんだ。
でもおかしいよね、不二咲さんの手には金箔がついていなかった。」


霧切(それは模擬刀じゃなくてドライバーだからよ…)


十神「つまりお前が模擬刀で桑田を刺し、奪った包丁で不二咲を刺したということだ。」


桑田「よかった!!やっぱり俺は殺ってねーんだな!」


葉隠「お、俺は殺してねーべ!信じてくれ!」



葉隠「ん?」


葉隠「いや、ちょっと待つべ……

そうだ!!よく考えたら俺にはアリバイがある!!
事件の時、>>85と一緒にいたんだったべ!!」

自分



葉隠「そうだべ!俺は自分と一緒に……居たん……だ……べ…」


苗木「……」


十神「……」


葉隠「……」


朝日奈「うそ……葉隠なの?」


葉隠「違うべ、俺は殺ってねーべ!」


苗木「もう終わらせよう、不二咲さんのためにも。」


苗木「事件の1時間ほど前、ボクは桑田クンの部屋に行ったんだ。
もちろん、『桑田クンに不二咲さんを殺させるように洗脳をするため』にね。」


苗木「そして見事洗脳に成功したボクは桑田クンの部屋を後にしたんだ。殺人は桑田クンに任せてね。
ちょうど事件の5分くらい前だったと思うよ。」


苗木「ボクに洗脳された桑田クンはそのまま食堂に行き、包丁を手に入れて不二咲さんの部屋に向かった。
それを目撃した葉隠クンは模擬刀を桑田クンの性器に刺し、奪った包丁で不二咲さんを刺したんだよ。」


苗木「これが事件の全てだ!」


霧切「ちょっと待って!」


霧切「まだ、解決していない事があるわ。」



苗木「何かな。」


霧切「現場にあった工具セットよ。」


苗木「それがどうかしたの?」


霧切「あの中にはドライバーが入っていなかったのよ。」


苗木「そんなの犯人、葉隠君が自分の部屋にあったものをドライバーを抜いて偽装したんだよ。」


苗木「桑田クンの性器にドライバーが刺さっていたと思わせるためにね!」


霧切「いいえ、あれは葉隠君の物ではないわ。
そうよね?山田君。」


山田「そうですとも!僕が男子の部屋を全て見て回りましたが全員の部屋に工具セットがありましたぞ!」


十神「つまり、どういう事だ!?」


霧切「彼女、いや彼は男だったということよ。」


皆「!!」


霧切「不二咲君はいきなり包丁を持って入ってきた桑田君に応戦するため、工具セットの中のドライバーを使った。
争っているうちにドライバーは刺さったけど包丁も刺さってしまった、ということよ。」


苗木「ちょっと待ってよ、不二咲クンが刺した時に落とした包丁を葉隠君が拾って刺したのかもしれないじゃないか!」


霧切「あんな扉の前だったのよ?桑田君が気絶した時点で扉を閉めるに決まってるわ。」



霧切「つまりこの事件の犯人は桑田君、貴方なのよ!」


苗木「それに賛成だ!」


桑田「へ?お、俺?
嘘だろ!?何でだよ!俺は何にも覚えてねーのにクロなんて、そんなのありかよ!!」


桑田「なあ!モノクマ!助けてくれよ!きっかけは苗木じゃねーか!」


苗木「桑田クンごめん」


桑田「全部苗木がわりーんじゃねーかよおおおお!!」


桑田「この、アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ!!」


モノクマ「でもねー、実際殺したのは桑田君なわけだし、言い訳無用だよ!」


モノクマ「それじゃあ投票に入りましょう!」


桑田「アホアホアホアホアホアホアホアホアホ!!」



―――――
―――



モノクマ「投票の結果、桑田怜恩君がクロに決定しました!
そして大正解!!
そうです、罪のない同級生を殺したクロは桑田怜恩だったのですー!!」


桑田「アホアホアホアホ………アポ……」


モノクマ「それでは皆さんお待ちかねのオシオキターイム!!」



千 本 ノ ッ ク

今日は寝ます。
他スレで生きてる桑田頑張れ
また明日書けたら書こうと思います。



昨日の桑田クンのオシオキ、悲惨だった。
でもこんな事で絶望なんかしてちゃいけないね!
希望は前に進むんだー!


苗木「てか誰かに殺させても僕、卒業できないんだよね…
よし、>>97を殺そう。」

セレス



苗木「よし、セレスさんにしようかな。
>>101に呼び出そう!」

>>99



苗木「まあ、別に場所なんてボクの部屋でいいよな別に。
あとはせめて凶器くらいは決めたいな。
ズバリ凶器は>>107だ!!

頭のアンテナ



苗木「……ふふ、やっぱりボクといったらこのアンテナだよね。」


苗木「少し調節して硬度を最大にすれば……

立派な凶器になっちゃうんだよね!」ジャキーン!!


苗木「さて、さっそくセレスさんを呼び出すか。
食堂に居そうだな。」


――食堂――


苗木(食堂に来たはいいが、セレスさんが珍しく朝日奈さんや大神さんと一緒にしゃべってるな。
ここは怪しまれないように>>113って言って呼び出すしかない!!)

大事な話があるんだ



苗木(よし、大事な話があるって言ってみるか。)


朝日奈「あ!苗木だー!苗木もご飯食べに来たの?」


苗木「元気だね朝日奈さん。
昼食はもう済ませたよ。
ちょっとセレスさんに用事があってね。」


セレス「わたくしに用事ですか?
一体何のご用でしょうか?」


苗木「セレスさん、大事な話があるんだ。」


朝日奈「なになに?私も聞きたい!!」


大神「朝日奈よ…察してやるのだ。」


朝日奈「え?………あっ、……//
そ、そっか、……そうだ、あたしちょっと泳いでくるね!い、行こっ、さくらちゃん!」


大神「う、うむ。」


苗木(朝日奈さんと大神さんは走って行ってしまった。
うまくいったみたいだ。)


苗木「セレスさん、ボクの部屋に来てくれないかな?」


セレス「まあ、二人が居なくなった今することもないですしね、わかりました。行って差し上げますわ。」


苗木「ありがとう、セレスさん。」


苗木(極めて順調である)

今日はここまでにしよう。
見ていて下さった方、ありがとうございました。



セレス「一体何の用でしょうか、苗木君?」


苗木「君を呼び出した理由、それはね……

君を殺すためだよ!」


そう言ってボクはセレスさんのお腹に頭突きをした。


セレス「ぐっ!?
苗木君が……どうして……」


苗木「あまり人を信じないほうがいい。
ま、今さら忠告しても遅いけどね。」


セレスさんはその場に力なく崩れ落ちた。


苗木「さて、シャワーでも浴びて血を洗い流さなきゃな。」


―――――
―――


苗木(急いで洗い流したけど大丈夫だろ。
よし、>>120に罪をなすり付ける為に部屋に>>120>>124を置いておこう!)

モノクマ



苗木「よし、この前落ちていたなんかよく分からないこの物体を置いておこう。
多分モノクマの何かだとは思うんだけど。」


苗木「ふぅ、この部屋にいつまでも居るのはさすがにダメだから夕食まで誰かの部屋で暇を潰そうかな。」


苗木(誰の部屋に行こうか>>128

ぼく



苗木「……やっぱり外に出るのは面倒だし、部屋の中に居るか。」


それからボクはお腹がすくまでの4時間ほどを寝て過ごした。


苗木「んー、よく寝た。
さて、食堂にでも行こうかな。」


―――食堂―――


食堂には石丸君とほとんどの女子が集まっていた。


朝日奈「あ、苗木!セレスちゃん見なかった?」


苗木「セレスさん?ごめん、見てないよ。
どうして?」


朝日奈「今日ね、女の子たちで一緒に晩御飯食べようって話してたの。
腐川ちゃんはともかく、セレスちゃんが来てないのは何かあったんじゃないかなって。」


舞園「心当たりのある所は全て探したんですけど……」


苗木「もしかして他の人の部屋に遊びに行ってるかも……なーんて」


霧切「危険な目に遭っている可能性も考えられるわね。
苗木君の言う通り皆の部屋に聞きに行きましょう。」


苗木(やらかした……)



朝日奈「山田!山田!」ドンドン


山田「な、何事ですか朝日奈葵殿。
まさか夕食に誘ってくれるのですかな?」


朝日奈「違うに決まってるでしょ!
アンタ、セレスちゃん連れ込んでないでしょうね?」


山田「そ、そんな事するはずがありませんぞ!
僕は2次元限定なので。」


朝日奈「あっそ。」


朝日奈「山田の部屋には居なかったよー」


江ノ島「大和田の部屋にも居ないみたい。」


大神「一体、どこへ消えたのだろうか…」


霧切(……?苗木君の部屋、鍵が開いてるわ。)ガチャ


霧切「!!皆、こっちに来て!」


舞園「キャッ!」


大神「うっ……」


朝日奈「え、嘘ッ……」


江ノ島「うわ……」


ピンポーン――

モノクマ「死体が発見されました! 一定の捜査時間後、学級裁判を開きます!」


苗木(見つかったか)



苗木(とりあえず行くか)


―――苗木の部屋前―――


石丸「死体が見つかったというのは本当かね!」


葉隠「ま、また起きちまったんか~!」


十神「ふん、今回の被害者はセレスか。」


苗木「そうみたいだね……」


霧切「外傷はお腹と胸の2ヵ所、致命傷は胸のほうね。倉庫にあったアイスピックで心臓を一突き。
お腹の傷はもう少し太いもので刺されたみたい。」


霧切「そして現場は苗木君、貴方の部屋よ。」


苗木(!!お腹と胸の二ヵ所?致命傷は胸の傷?そして)


苗木「僕の部屋か。」

少なくてすみません
寝ます。



十神「はぁ、今回の裁判はすぐに終わりそうだな、苗木?」


苗木「十神君、どういう意味かな。」


十神「そのままの意味だ。」


苗木「この野郎……」


霧切「まず苗木君、貴方に聞きたい事があるわ。」


苗木「何かな?」


霧切「貴方、食堂に来る前は何処にいたのかしら?」


霧切「自分の部屋に居たわけではないでしょう?」


苗木「なんだそんな事か、>>140に居たよ。」

僕の部屋に居たよ



苗木「ボクの部屋に居たよ。」


霧切「!!」


十神「くくく、もう裁判をする必要もないな。」


苗木「十神クン、まだいたんだ。」


十神「…貴様!!」


霧切「つまり、貴方が部屋を出て食堂に行き、私たちがここに来るまでにセレスさんが殺されたという事かしら?」


苗木「さあ、ボク寝てたからわかんないや。
ボク、部屋の鍵もかけないしね。」


霧切「寝てたとしても部屋から出るときに見るはずでしょ?
死体があったのはドアの前なんだから。」


苗木「しつこいなあ、分からないんだって。」


苗木「ボク、もう行くから。」


霧切「ちょっと、苗木君待ちなさい!」


苗木(犯行があったのはボクが寝ていた時と食堂に行っている間のどちらか。
範囲が広すぎるな……
よし、とりあえず誰かに話を聞きに行くか。)


苗木(>>144の所に行こう。)

江ノ島



苗木「江ノ島さん。」


江ノ島「あ、苗木……」


苗木「…江ノ島さんもボクを疑ってる?」


江ノ島「疑ってるっていうかさー、あんたかなりヤバイ状況にいるじゃん?
実際どうなの?やっぱり苗木が殺しちゃった?」


苗木「そんな事するわけないよ。」


江ノ島「でも桑田の件もあるしさ、いくら苗木でも説得力ないよー」


苗木「あの時はちょっとどうかしちゃってただけさ。
それより江ノ島さんはアリバイかなにかあるの?」


江ノ島「んー、苗木が食堂に来る少し前まではずっと部屋に居たからね。
アリバイはないかな。」


苗木「そっか。」


江ノ島「あたし、今回もあんまり役に立ちそうにないね。」


苗木「そんなことないよ!
そうだ、もし良ければこれから一緒に行動しない?」


江ノ島「ま、どうせ一人で居ても何も見つけられないしね。いいよ。」


苗木「よし、じゃあぶっちゃけ犯罪おかしそうな>>149の所に行こうか。」

山田



苗木「山田クン、現場にいたんだね。」


山田「これはこれは苗木誠殿と江ノ島盾子殿ではないですか。どうされました?」


苗木「いやあ、山田クンがクロなんじゃないかなって思ってさ。」


山田「なんと!僕はそんなことしませんぞ!
と言うか、苗木誠殿のほうが怪しいでしょう!」


山田「現場を見る限り、移動された形跡もありませんし、現場はこの部屋で確定でしょうしな。」


江ノ島「で、山田はなんか見つけた?」


山田「見つけたといいますか気になった事が。
お腹の傷と胸の傷の血の乾き具合が違いまして、恐らく刺した時間が違いますな。」


山田「それに傷口の大きさが違うのも気になりますぞ。」


苗木「たぶんお腹を刺した時にまだ死んでなくてアイスピックで止めをさしたんだろうね。」


苗木「じゃあ何で凶器を変えたんだろう?」


江ノ島「犯人が違う……とか?」


苗木「えええええええ!!」


苗木「ま、僕は何も知らないけどね!」


苗木「よし、次は>>155の所に行こうよ!」

ぼっち



苗木「やあ霧切さん、何してるの?」


霧切「苗木君に江ノ島さん、ちょっと考え事をね。」


霧切「苗木君、貴方はお腹を刺した凶器、何だと思う?」


苗木「たぶん>>159だろうね。」

のこぎりがたな



苗木「のこぎり刀じゃないかな。」


霧切「のこぎり刀?そんな物あったかしら?」


苗木「有る無いの問題じゃないさ、信じるんだよ。」


霧切「え?」


苗木「要するに僕のアンテナで刺したわけではないということだよ!」


霧切「そ、そう」


霧切「まあいいわ。そんな事より、苗木君の部屋でこんな物を見つけたのだけれど。」


江ノ島「何それ。」


苗木「モノクマの何かみたいだね。」


モノクマ「ちょっと何やってるの霧切さん!
女の子がそんな物持ってちゃダメでしょうが!」


モノクマ「全く、どっかで落としたと思ったら君が盗んでいたんだね!」


モノクマ「次にこんな事したらオシオキだぞ!」


苗木「いきなり出てきたと思ったらいきなり帰っちゃったね。」


霧切「そうね。でも苗木君の部屋にモノクマの物、重要な証拠のようね。」


霧切「さて、私は失礼するわ。」


苗木「じゃあね、霧切さん。」


江ノ島「じゃあ次は>>164の所に行こうよ苗木!」

山田



苗木「山田クン、」


山田「苗木誠殿と江ノ島盾子殿、どうされましたかな?」


苗木「何かわかったかなって。」


山田「僕も皆と話しましたが、気になる事が2つありましてな。」


江ノ島「何?」


山田「1つは大神さくら殿から聞いたのですが、朝日奈葵殿とプールで遊んでいたときに朝日奈葵殿がトイレに行くためにプールから一旦あがった事。」


山田「もう1つは石丸清多夏殿が倉庫に入っていく>>169を見た、という事ですぞ!」


苗木「>>169、怪しいな。」

朝日奈



苗木「朝日奈さん、怪しいな。」


山田「まあ、こんなところでしょうかな。」


苗木「ありがとう山田クン、助かったよ。」


苗木(さて、最後にまだ話をしてない>>173に会っておこう!)



苗木「舞園さん!」


舞園「苗木君に江ノ島さん、どうしました?」


苗木「いや、舞園さんは何か気になっていることあるのかなって。」


舞園「そうですねえ、苗木君が寝ている時の犯行は有り得ないと思うんです。
さすがに部屋を出るときに気付きますもんね。」


舞園「そうなると部屋を出た後の犯行、
誰かがセレスさんを苗木君の部屋に呼び出してセレスさんを殺害。」


舞園「つまり食堂に集まっていた女子には無理ですね。」


江ノ島「それじゃあ苗木以外で男子の中で一人だけ部屋に居なかった>>177が怪しくない?」


苗木(僕の印象をこれ以上悪くしたくないからなぁ。お腹の刺し傷、誤魔化さないとな。)

だべ



苗木「え、じゃあもう葉隠クンが犯人なんじゃないの?」


江ノ島「え?マジで!?」


ピンポーン――
モノクマ「えー、ぶっちゃけもう捜査とかあきたので始めちゃいまーす!!
それでは、校舎1階の赤い扉に来てくださーい!」


舞園「葉隠君がクロなのかどうかは学級裁判でわかりますよ、行きましょう。」


―――――
―――


扉の前には皆が既に集まっていた。
二回目ということもあり前回ほど取り乱している人も少ない。

セレスさんを殺し、ボクに罪をなすり付けようとしている犯人は誰なんだ。
ボクは許さない、許さないぞ。


学級裁判――開廷!!

亀ですみません、
いろいろ忙しくて。
寝ます
また明日書けたら書きます。
見てくれてた人ありがとうございました。



モノクマ「まずは、学級裁判の(ry


モノクマ「それじゃあ、議論を開始してくださぁーい!」


十神「議論なんつする意味も無かろう。犯人は苗木で決まりなんだからな。」


朝日奈「確かに苗木はかなり怪しいよね。」


苗木「ちょっと待ってよ、ボクは関係ないんだって。」


霧切「そんな事を話していては切りがないわ。
そうね、まずは犯行時間について議論しましょう。」


霧切「苗木君、貴方が食堂に来る前に死体はあったのかしら?」


苗木「ふぅ、さっきも言ったよね、寝てたからボクは覚えてないって。」


十神「覚えていないだと!?
はッ、そんなバカな話が通用すると思っているのか?」


大和田「いや俺も寝ぼけてて覚えてねーこと、よくあるぜ?」


十神「程度というものがあるだろうがこの単細胞!」


大和田「んだとゴルァ!」


霧切「そのくらいにして。
じゃあ仮に苗木君が部屋から出た後に事件が発生したとしましょうか。」


朝日奈「じゃあ女子には犯行が無理だね!
だってみんな食堂に居たもん!」


霧切「みんな?
腐川さん、貴女は何処にいたのかしら?」


腐川「あ、あたしはずっと部屋にいたわよ。」


江ノ島「じゃあ一人だけ部屋に居なかった葉隠が怪しいね。」


葉隠「また俺!?」


霧切「待って、部屋に居なかっただけで彼だけ疑うのは間違っているわ。
現場は苗木君の部屋よ?寄宿舎に居れば誰にでも犯行可能だと思うけど。」



大和田「つまり男子にはアリバイが無いわけだな。」


葉隠「俺は殺ってねーぞ!」


石丸「これでは議論が進んでいかないではないか!」


霧切「そうね、じゃあ次は苗木君が部屋に居たときに殺された場合。」


山田「死体を動かした形跡もありませんし、苗木誠殿が犯人でしょうな。」


十神「苗木が部屋に居たんじゃあ【誰も部屋に入れない】しな。」


苗木「!!」


【苗木の証言】


苗木「それは違うよ!」


Break!!


十神「何だと!?」


苗木「十神クンは知らないかもしれないけど、ボクはいつも部屋に鍵をかけないんだ。
それに部屋に居る時、ボクは寝ていた。
誰にでも犯行は可能なはずだよ。」


十神「お前がいつも鍵をかけていないという証拠はあるのか?」


舞園「私がこの前苗木君に部屋の交換を頼もうとした時、確かに鍵は開いていましたよ。
部屋の交換は断られてしまいましたけど。」


腐川「へ、部屋の交換!?」


石丸「それは風紀委員として容認できないぞ!」



苗木「舞園さんが言った通りボクは鍵をかけていない。
つまり誰にでも犯行は可能なんだよ。」


十神「確かにその可能性もある。」


十神「だが、お前が殺してないという理由にはならないぞ!」


苗木「ボクは殺してないよ。」


葉隠「つーか、何でセレスっちは苗木っちの部屋に居たんだべ?」


苗木「さあ?【ボクが寝てる間に誰かが連れ込んだ】んじゃない?
鍵が開いている事を知っている舞園さんとかがさ。」


山田「!!」


【朝日奈の証言】


山田「それは違いますぞ!」



苗木「何が違うの?」


山田「苗木誠殿、僕は知っているのです。
事件が起きる前、セレス殿は朝日奈葵殿と大神さくら殿と一緒に食堂で談笑していた。
そこに苗木誠殿が来て大事な話があると言いセレス殿を呼び出した。」


山田「間違いないですな?朝日奈葵殿。」


朝日奈「その通りだよ!」


十神「つまり、セレスを呼び出したお前はアイスピックでセレスを刺し殺害。
その後何食わぬ顔で部屋を出てきたというわけだな。」


霧切「確かにそれだと辻褄が合っているように思えるわね。」


霧切「でもそれじゃあ傷口の大きさが違うお腹の刺し傷の説明が出来てないわ。」


十神「そんなもの、腹を刺して死ななかったから胸を刺したんだろ。」


霧切「凶器を変えた理由は?」


十神「そんな事、どうでもいい!
犯人は苗木だ!」


霧切「感情的になって、十神君らしくないわね。」


十神「何だと?」


霧切「私はこう考えるわ。お腹を刺した人と胸を刺した人は別人なんじゃないかって。」


霧切「そしてお腹を刺したのは苗木君、貴方じゃないのかしら?」



苗木「なんでそう思うの?」


霧切「まずセレスさんを自室に呼び出した貴方は何かで腹部を刺した。
セレスさんの息の根を完全に止めたと思った貴方は安心して眠りについたの。」


霧切「しかしセレスさんはまだ死んではいなかった。
苗木君が部屋を出てからセレスさんに止めをさしたのならセレスさんは少なくとも4時間くらいは生きていたということになるわ。」


霧切「そんな長い間生きていたのならセレスさんも何らかの動作をしたと思うわ。でもそんな痕跡は何処にもない。
つまりセレスさんは苗木君が寝ている間に他の誰かによって殺されたのよ。」


十神「成る程な。
しかし苗木、お前が腹を刺した時の凶器は何なんだ?」


苗木「嫌だなあ十神クン、ボクはセレスさんに何もしてないよ。」


苗木「だってボクの部屋にそんな怪しい物なんて無かったでしょ?」


十神「いや俺は捜査してないからわからん。」


石丸「確かに苗木君の部屋に怪しいものは無かった。僕が断言しよう!」


葉隠「苗木っちの部屋に何も無いなら苗木っちは>>193を使ったんだべ!!」

謇句?

文字化けひどいねー
安価上でいきます



葉隠「苗木っちは『超高校級の亀棒(きぼう)』を使ったに違いないべ!」


霧切「……」


十神「……」


葉隠「あ、あれ?」


腐川「あ、あんた最低ね!アンタが死ねば良かったのに。」


朝日奈「え?どういう事?」


山田「葉隠康比呂殿、もう少し簡単に説明してあげたほうがよろしいみたいですぞ?」


霧切「別にいいわよ。」


葉隠「要するに苗木っちのちn


大神「葉隠、少し黙っていろ。」バキッ


十神「成る程な、つまり苗木はその棒でセレスを刺したのか。」


山田「ほう、意味深ですな。」


江ノ島「ねぇ、もうそんな事どうでもいいからさ、殺された時の話しない?」


舞園「そうですね。
苗木君が寝ている時間の犯行でしたら女子のアリバイは消えてしまいますね。」


大和田「てか、ほとんどの奴が犯行可能じゃねーか?」



大神「お主、それは違うぞ。」


大和田「あ゙?何がちげーんだよ!」


大神「少なくとも我と朝日奈にはアリバイがあるのだ。」


朝日奈「そうだよ!私たちは苗木と別れてからすぐにプールに行ったんだよ。」


大和田「プールだぁ?」


朝日奈「だから私たちは犯人から除外!【犯行は不可能】なんだよ!」


苗木「!!」


【山田の証言】


苗木「それは違うよ!」


Break!!



苗木「確かに大神さんには犯行は不可能かもしれない。
でも朝日奈さん、君はどうかな?」


大神「何が言いたいのだ苗木よ…」ゴゴゴ


苗木「朝日奈さんは確かトイレに行くために一旦プールからあがったんだよね?」


朝日奈「そ、それがどうかした?」


苗木「本当にトイレに行ったのかな?」


朝日奈「どういう意味よ!」


苗木「もしかしてセレスさんを殺すために…」


朝日奈「そんなはずないじゃん!」


大神「苗木よ、推測で人を疑うのはあまり感心せんぞ?」


苗木「ボクも推測なら良かったんだけどね。」



【石丸の証言】


苗木「石丸クン、ちょっと確認したいことがあるんだ。」


石丸「何かね?」


苗木「石丸クンは倉庫に行く朝日奈さんを見たんだよね?」


石丸「ああ確かに見たぞ。ドーナツを箱ごと持っているのを倉庫から出てきた時に注意したのだ!
そんなにドーナツばかり食べていては不健康だとな。」


苗木(箱か……)


朝日奈「えへへ、プールから上がったらさくらちゃんと一緒に食べようと思ってさ、トイレに行ったついでに持っていったんだよー」


朝日奈「わかったでしょ?私はアイスピックなんて持ち出してないし、ましてやセレスちゃんを殺してなんかないんだよ!」


霧切「ドーナツの箱ね。」


朝日奈「……え?」


霧切「ドーナツの箱にアイスピックを入れておけば石丸君にも見つからずに持ち出せる。」


朝日奈「な、何言って……」


霧切「苗木君、もう終わらせましょう。」



苗木「これが事件の全てだ!」


苗木「まず、昼過ぎにボクは食堂に行き、セレスさんに大事な話があると言ってセレスさんをボクの部屋へ呼び出した。
その時にはもう朝日奈さんと大神さんはプールへと出掛けていたよね。」


苗木「部屋にセレスさんを入れたボクは大事な話をしようとした。
すると突然セレスさんのお腹に穴が開いてセレスさんが倒れたんだ。
ちなみにボクは恐くなって寝た。」


苗木「一方プール、大事な話の内容が気になった朝日奈さんは『トイレに行く』と大神さんに嘘をついてボクの部屋を見に行ったんだ。」


苗木「そこで鍵の開いているボクの部屋を覗くと、なんとボクが寝ていてセレスさんが血を流して倒れていた。
セレスさんに近寄った朝日奈さんはまだ息がある事に気づいたんだ。」


苗木「そこで朝日奈さんは考えたんだ。このまま自分が殺せばセレスさんに傷を負わせた人に罪を被せることができる。ってね。」


苗木「そこで朝日奈さんは倉庫にあったアイスピックをドーナツの箱に入れて持ち出し、セレスさんを殺した。」



苗木「何か反論はある?朝日奈さん。」


朝日奈「あるに決まってんでしょ!!
だいたい何よ!何でセレスちゃんのお腹にいきなり穴が開いて倒れるのよ!
明らかにおかしいじゃない!」


苗木「あ、そこ?
あれは実はのこぎり刀でボクが刺したんだ。
はい終わり、この話終了ー!」


苗木「てかそこ論破されても朝日奈さんが殺した事に変わりはないんだよね!」


苗木「よし、モノクマ投票やろう!」


朝日奈「ま、待って!私は殺してなんか……」


霧切「のこぎり刀の有無とか気になる点もあるけど、朝日奈さんで決まりのようね。」


モノクマ「それでは投票に移りましょう!」


―――――
―――

モノクマ「投票の結果、朝日奈葵さんがクロに決定しました!
そして大正解!!
そうです、今回セレスティア・ルーデンベルク改め、安広多恵子さんを殺したクロは朝日奈葵さんだったのでーす!!」


大神「朝日奈……」


朝日奈「さくらちゃん、ごめんね。
さくらちゃんと一緒に過ごした日々、とっても楽しかったよ。」


モノクマ「それでは皆さんお待ちかねのオシオキターイム!!」


朝日奈「さくらちゃん……ありがとう。」


大神「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオァオ!!!!」


朝日奈葵さんがクロに選ばれました
オシオキを開始します

『ウォーター・イリュージョン・ショー』



セレスさんと朝日奈さんの死から数日経った。

大神さんは朝日奈さんの死からまだ完全に立ち直れてはいないが、みんなとの会話の回数も増えてきている。
きっと以前の大神さんに戻る日も近いだろう。

ボクは今回も卒業出来なかった。
でも諦めるわけにはいかない。


苗木「今日も清々しい朝だ!
よし、>>209を殺そう!」

霧切

ごめんなさい
少し遅くなります。



苗木「霧切さんにしよう!
裁判で一番危険なのは霧切さんだもんね。」


苗木「次は凶器だけど、うーん無難に>>220にしようか。」



苗木「鉈なら華奢なボクでも殺せるな。」


苗木「確かベッドの下に……あったあった。
よし、都合よく鉈が手に入ったぞ。」


苗木「次は場所をきめるか。
霧切さんを殺す場所は>>225以外ありえない!」

寄宿舎の廊下



苗木「寄宿舎の廊下」


苗木「誰にでも殺すことが出来る場所、であり見つかる確率も高い。」


苗木「これは楽しくなってきたぞ。
よーし、まずは霧切さんを探すか。」ガチャ


苗木(とりあえず廊下に出たわけだが、霧切さん何処にいるんだ?)


トントン


苗木(肩を叩かれた?誰だ?)


苗木「>>230じゃないか!どうしたの?」

モノクマ



苗木「モノクマじゃないか!どうしたの?」


モノクマ「苗木君また誰か殺そうとしてるんでしょ?
ちょっと手伝ってあげようと思ってね。
全く、鉈なんか持って歩いて!僕じゃなかったら取り押さえられてたよ!」


苗木「は?手伝う?バカな事言うなよ。
絶望なんかの手なんて借りるつもりはないから早く散ってくれない?」


モノクマ「うぷぷぷ、そんな事言わずにさ、霧切さんの居場所教えてあげるよ。
こっちは苗木君のおかげでコロシアイがサクサク進んで嬉しいんだよ!」


苗木「じゃあ早く言えよ。」


モノクマ「霧切さんは>>237にいるよ!」

トイレ


今日はここまでです。
見て下さった方々ありがとうございました。
また明日書けたら書きます。
霧切さんバイバイ



モノクマ「霧切さんはトイレに居るよ!」


苗木「ありがとうじゃあね。」


モノクマ「教えてやったのにあの態度は何だよ!
困った子だなあ苗木君は。」


―――――
―――


苗木「トイレに来たぞ。
モノクマの情報によるとここに霧切さんがいる。」


苗木「ん?誰か出てくるぞ?」


葉隠「よう、苗木っち!苗木っちも小便か?」


苗木「は、は、葉隠君!?」


葉隠「おう、そうだけど?」


苗木「な、何でここに?」


葉隠「何でもなにもトイレに行く理由は1つしかねーべ。」


苗木「………き」


葉隠「き?」


苗木「…霧切さんを殺したのか!!」


葉隠「は?」


苗木「中で霧切さんを殺したのか!!
貴様ァ!!なんて事を!」


葉隠「ま、待つべ!どうしてそうなるんだ!?」


苗木「………殺す」


苗木「君を、殺すよ。」


葉隠「なななな何で!?
俺は何もしてねーって!!
つーか殺すも何も霧切っちが男子トイレにいるはずねーべ!」



苗木「へ?男子トイレ?」


葉隠「そうだべ!
一体どうしちまったんだ苗木っち。
立て続けのコロシアイでおかしくなっちまったのか?」


葉隠「ん?
な、苗木っち!その手の鉈、どうしたんだべ!」


苗木「何でもないよ。
じゃあね葉隠クン。」


葉隠「行っちまった……」


葉隠「苗木っち、怪しいべ。」



―――――
―――


苗木「よし、女子トイレについたぞ。」


苗木「モノクマの情報によればここに霧切さんがいる!」


苗木「出てきたところをこの鉈で一思いに殺る!
完璧なさくせんだ。
さあ、出てこい!」


ガツン!


苗木「………へ?」


苗木(何が……起きた?
ヤバイ、意…識……が………)ガク


??「………」



―――――
―――


「―――くん!」


「な―――くん!」


「苗木くん!!」


苗木「う………
ま、舞園…さん?」


舞園「苗木くん大丈夫ですか!?」


苗木「痛たたた、ボク、何してたっけ?」


舞園「私が見つけた時には女子トイレの前で寝ていて。」


苗木「ん?
そ、そうか!殺そうとしてたんだ!」


舞園「はい?」


苗木(あれ?鉈が無いぞ?)


苗木「鉈が無いと殺せないじゃないかああああああああ!!!」


舞園「え!?」



舞園「ど、どうしちゃったんですか!?苗木くん!」


苗木「舞園さん!」


舞園「は、はい!」


苗木「ボクを見つけるまでに怪しい人、見なかった?
鉈を持った人とかさ。」


舞園「そうですねえ、
あっ、鉈ではないですけど>>250を持った>>254さんなら見ましたよ。」

グングニルの槍

十神



舞園「そうですねえ、
あっ、鉈ではないですけどグングニルの槍を持った十神くんなら見ましたよ。」


苗木「…………のかよ。」


舞園「え?」


苗木「鉈じゃないのかよ!!」


舞園「え、苗木くん!?」


苗木「はあ、もういいよ舞園さん。
あーあ、こんなくだらない事でボクの時間を使っちゃったよ……」


舞園「えっと、ごめんなさい…」


苗木「まあいいよ。」


苗木「ん?あっちから誰か走ってくるね。」


舞園「>>259さんですね。」

桑田



苗木「桑田クン!?あれ
?死ななかった!?」


舞園「ほら、桑田クンですよ!」


苗木「……マジや」


桑田「霧切ちゃん……食堂……殺された……」シュウゥゥ


苗木「消えた?」


舞園「…消えましたね。」


苗木「何だったんだ。」



苗木「何か言ってたね。」


舞園「言ってましたね。」


苗木「幽霊になって出てきてまで伝えたい事があったなんてね。」


舞園「何て言ってたんでしょうか?」


苗木「うーんよく分からないけど、要約するとたぶん>>264って事だと思うよ。」

ぼっちがぼっちで世界がぼっち



苗木「たぶん『ぼっちがぼっちで世界がぼっち』って事じゃないかな?」


舞園「謎ですね。」


苗木「いや、ぼっちと言えば霧切さんだ。
つまりぼっちを霧切に変換すれば?」


舞園「『霧切さんが霧切さんで世界が霧切さん』ですか。」


苗木「こんな事を伝わるためにわざわざね。」


舞園「そこまで桑田くんが霧切さんを想っていたなんて……」


苗木「ま、お腹すいたしとりあえず食堂に行こうか。」


舞園「そうですね。」



―――食堂―――


苗木「さあ、何食べようか舞園さん。」


舞園「そうですねえ。
じゃあ私が手料理作っちゃいます!!」


苗木「おっ、いいねぇ。」


苗木「ん?あそこで誰か倒れてない?」


舞園「嫌な予感がします…」


苗木「こ、これは……」


舞園「き、霧切……さん?」


ピンポーン――

モノクマ「死体が発見されました! 一定の捜査時間後、学級裁判を開きます!」



そこには、背中に鉈が刺さった変わり果てた霧切さんの姿があった。


舞園「霧切さん、ど、どうしてこんな事に……」


苗木「外に出たいという私利私欲のために人を殺す、そんな下劣で最低な奴をボクは許さない!」


大神「ここか!!」


石丸「また殺人が起きてしまったのか!!」


十神「ちっ、霧切か。」


苗木「みんな、霧切さんが…」


葉隠「おいおい、霧切っちがいなくなったら、裁判どうするんだべ……」


山田「ごちゃごちゃ言っていても仕方ありませんぞ!
霧切響子殿のためにも、しっかり捜査をするのです!」



山田「被害者は霧切響子殿。致命傷は背中の傷ですな。
恐らくこの鉈でつけたものでしょう。」


石丸「誰か朝食後に霧切君を見た者は居ないのかね!」


シーーン


苗木「居ないみたいだね。」


十神「つまり、朝食後から昼前の現在までに殺されたということだな。」


十神「俺は行くぞ、貴様らもくれぐれも俺の足を引っ張るなよ。」


江ノ島「はぁ、相変わらず偉そうなやつね。」


苗木「さて、僕も捜査するか。
>>275のところ(場所も可)に行こうかな。」

現場



苗木「よし、まずは現場を調べなきゃな。」


苗木(昨日まで元気だった霧切さんがまさか殺されるなんてな。
桑田クンのためにも頑張らなきゃ!)


苗木「霧切さんの人差し指が血で染まっている。
ん?これは……ダイイングメッセージ?」


>>280
1.クズ
2.苗木っち
3.レオン

1



苗木「死体で隠れてちょっと見にくいけど、これは『クズ』かな。」


山田「おや、苗木誠殿は捜査をしに行かないのですかな?」


苗木「うん。現場を調べようと思ってね。」


山田「そうですか、それは丁度良かった。
苗木誠殿、これを見てもらえますかな?」


苗木「鉈の柄が…少し折れてる?」


山田「どういう事なのでしょうかな。」


苗木(ボクが持っていた時はまだ折れていなかった。
犯行時に折れたのかな?)


苗木「さ、次は>>285のところに行くか。」


以後、捜査の安価は場所もおkです。

朝日奈



苗木「よし、朝日奈さんに会おう。」


苗木「でもどうやって会うんだ?
呼ぼうかな。」


苗木「おーい、朝日奈さーーん!!」


大神「何をしているのだ、苗木よ。」


苗木「あ、大神さん!
朝日奈さんを呼んでるんだよ。一緒にやる?」


大神「……苗木よ、霧切が死んでショックなのはわかるが、少し休んだらどうだ?」


大神「朝日奈は……もう居ないのだ。」


苗木「ボクもそう思ったんだけど桑田クンが…」


大神「桑田?桑田がどうかしたのか?」


苗木「さっき会ったんだよ。
信じられないかもしれないけど。」


大神「うむ、しかし苗木が嘘をつくとは思えんしな。」


苗木「桑田クン、霧切さんの事が好きだったみたいなんだ。」


大神「なんと、それは気付かなかったな。」


大神「桑田のためにも真犯人を見つけなければな。」


苗木「そうだね。
よし、次は>>301のところに行こうかな。」

ミス>>292

十神



苗木「十神クンのところに行こうかな。」


―――大浴場―――


苗木「はあ、はあ、十神クン、こんな所にいたんだね。探したよ。」


十神「なんだ貴様、俺に何か用か?」


苗木「ちょっと十神クンに聞きたいことがあってさ。」


十神「いいだろう、言ってみろ。」


苗木「十神クンって何でグングニルの槍なんか持ってたの?」


十神「…お前に言う必要はない。」


苗木「もしかして十神クンが霧切さんを?」


十神「愚民め。凶器は鉈だぞ?」


苗木「じゃあ何で持ってたの?」


十神「はあ、体育館を調べてたら見つけたんだ。
危険だからトラッシュルームに置いておいた。
あそこなら掃除当番しか取り出せないからな。」


苗木「危険って、意外だね。」



十神「用はそれだけか?」


苗木「いや、十神クンと捜査しようかな…なんて。」


十神「そうか、それは好都合だな。
苗木、これを見てみろ。」


苗木「こ、これは鉈の柄?
どうして大浴場のロッカーなんかに。」


十神「さあな、しかしもうここには何もないぞ。
次は>>298の所に行ってみるか。」

誰が生きてるんだっけ?
葉隠死んでたら下

霧切



十神「霧切の所にいくぞ。」


―――食堂―――


苗木「また現場に戻って来た。」


苗木「あれ?大和田君もここを調べに来たの?」


大和田「お!苗木と十神か。
まあな、俺だけじゃねぇ、全員の命がかかってるんだ。真剣にやんねぇとな。」


苗木「そっか。で、何か見つけた?」


大和田「いや、さっぱりだ。
でもな、1つ重要な事を知ってんだ。」


十神「何だ、言ってみろ。」


大神「10時半くらいだったか?
鉈持って走ってる大神を見たんだよ。」


苗木「大神さん?」


十神「ふッ、お前にしてはやるじゃあないか。」


大和田「だろ?絶対関係あるぜ。」


苗木(10時半か。女子トイレの前に着いたちょっと後くらいだな)


十神「さて苗木、次はお前の行きたい所を言ってみろ。」


苗木「そうだなぁ、>>303はどうかな?」

>>296

生存者

苗木
石丸
大和田
十神
山田
葉隠
舞園
大神
江ノ島
腐川

葉隠

さくらちゃん


今日はここまでで。
また明日書けたら頑張ります。
見て下さった方、ありがとうございました。



苗木「大神さんの所に行こう。」


―――ーー
―――


苗木「大神さん!」


大神「苗木と十神か、どうした?我に何か用か?」


苗木「大神さんはアナウンスが鳴った11時半には何処に居たのかな?」


大神「その時間なら我は体育館で石丸に格闘技を教えていた。一時間近くな。」


大神「たしか途中で十神が入ってきたな。」


苗木「槍を持っていった時だね。」


十神「ふん、確かに大神と石丸が居たな。」


苗木「あ、それと大神さん。
ボクたちの中でクズっていったら誰だと思う?」


大神「クズか……
そうだな、おぬしらの中にクズなど居りはせぬだろう。」


苗木「……そうかなあ?」


十神「少なくとも俺たちの中にいる黒幕の内通者はクズだと俺は思うがな。」


大神「………」


十神「よし苗木、次行くぞ!」


苗木「最後は>>309だ!」

クズのところ



苗木「クズ、葉隠クンの所に行こう。」


―――ーー
―――


苗木「葉隠クン!」


葉隠「ひっ!な、苗木っち!」


葉隠「さ、殺人鬼が何の用だべ!」


苗木「殺人鬼!?」


葉隠「十神っちあぶねーべ!
苗木っちに殺されちまうぞ!」


十神「…お前は何を言っているんだ?」


苗木「やっぱり君はクズだね葉隠クン。」


葉隠「クズは苗木っちだべ!
鉈持って霧切っち探してたなんて、クズ殺人鬼だべ!」


十神「おい、全く話が読めないぞ!!」


ピンポーン――

モノクマ「えーみなさん、捜査お疲れ様でした!!
そして次は待ちに待った学級裁判です!
張り切っていきましょーう!
それでは、校舎1階の赤い扉に来てくださーい!」


葉隠「苗木っちの犯行を俺が華麗に見抜いてやるべ!
覚悟しとけよ!」


苗木「じゃあボクたちも行こうか。」


十神「……ああ。」



―――――
―――


扉の前には葉隠クンしか居なかった。
葉隠クンはボクを睨んで妙に張り切っている。


十神「苗木。」


苗木「何?十神クン。」


十神「さっき葉隠が言っていた事は本当か?」


十神「お前が鉈を持っていたのか?」


苗木「はぁ、残念だよ十神クン。
君はボクより葉隠クンなんかを信じるんだね。」


十神「そういう訳ではない。
可能性の1つとして聞いたんだ。」


苗木「そんなことよりさ、皆来たみたいだよ。
さあ、頑張るぞ。」


ボクが卒業するまで、なんびとたりとも卒業させない!!


学級裁判――開廷!!


モノクマ「まずは(ry

モノクマ「それじゃあ、議論を開始してくださぁーい!」


十神「まずは現場の様子からだな。」


石丸「断言しよう。殺されたのは、>>315だ!」

いつも手袋付けてるぼっちでコミュ障っぽい娘だ!



石丸「断言しよう。殺されたのは、いつも手袋付けてるぼっちでコミュ障っぽい娘だ!」


大和田「んなこたぁ分かって……え?」


江ノ島「石丸?ど、どうしちゃったの?」


十神「騒ぐ必要もない。こいつが常日頃からそう思っていただけの事だろう。」


苗木「ま、まあ間違ってはないからいいんじゃないかな。」


大和田「……苗木」


腐川「そ、そんな事どうでもいいから、さ、さったと議論始めなさいよ!」


石丸「し、失礼した。」


十神「さて、仕切り直すぞ。
凶器は霧切の背中に刺さっていた鉈で間違いない。
何者かにいきなり後ろから襲われたんだろうな。」


十神「そして第一発見者は苗木、お前だな?」


苗木「うん、そうだよ。
ボクと舞園さんが食堂に入ったときには霧切さんは殺されてたよ。」



山田「苗木誠殿、ちょっと宜しいですかな?」


苗木「何?山田クン。」


山田「霧切響子殿の遺体を発見したのは苗木誠殿と舞園さやか殿の二人でしたな?」


苗木「そうだけど何か?」


山田「そうなるとおかしいですねぇ。」


大和田「何がだ、さっさと言えよ。」


山田「宣言しますぞ。
第一発見者は、他に居る!!」


苗木「え?」


舞園「どういう事ですか!?」


十神「これだから愚民は。
いいか、アナウンスが鳴るのは3人が死体を発見した時。
つまりお前たち二人が見ただけでは鳴らんのだ。」


山田「そういう事です。
ですから見た人は挙手を!」


シーン


十神「誰も……居ないだと!?
そんな事はあり得ん!
絶対に【この中に居る】はずなんだ!
さっさと名乗り出ろ!」


舞園「!!」


【桑田の証言】


舞園「それは違います!」


Break!!



十神「何だと!?」


舞園「この中に居ない人が死体を発見する。
その可能性はありますよ。」


山田「ま、舞園さやか殿?」


舞園「そうですよね、苗木君?」


苗木「え?」


舞園「え?」


舞園「…もう、苗木君たら覚えてないんですか?
桑田君ですよ、桑田君。」


大和田「は?桑田なら死んだんじゃなかったか?

も、もしかして生きてんのか!?」


舞園「いえ、残念ながら桑田君は死んでます。
でも、桑田君は幽霊になって私たちに霧切さんの事を教えてくれたんです!」


葉隠「ゆ、幽霊!?
俺は信じねーぞ!」


十神「今回は葉隠に同意せざるをえんな。」


舞園「でも桑田君が『霧切さんがどうのこうの』って言ってたのは間違いありません!」


苗木「正直、何の役にも立たなかったけどね…」


山田「さすがの僕でもこれは信じがたいですな……」


大神「しかし舞園が嘘をつく必要もなかろう。
死体を見た者が名乗り出ない以上、現時点ではこの線が濃厚だな。」



十神「ま、まあいいとするか。」


葉隠「俺は信じてねーけどな!」


山田「では次は凶器の鉈についてですが、何かありますかな?」


葉隠「はい!犯人は苗木っちだべ!」


江ノ島「はいはい、葉隠の話は裁判の後で聞くから。」


石丸「葉隠君、裁判の時くらい黙っていてくれないか。」


葉隠「ちょっと待ってくれよ!!
俺は見たんだべ、苗木っちが鉈持って霧切っちを探してるのを!」


腐川「こ、こんなバカ放っておいてさっさと続けましょ。」


山田「いやしかし万が一、葉隠康比呂殿の証言が正しいとしますとスルーするわけにはいきませんぞ。」


石丸「では苗木君、彼の言っていることは本当かね?」


苗木「いやいや、ボクがそんな事するわけないじゃないか。」


葉隠「どの口が言うんだべ!!」


石丸「やっぱり君が嘘つきじゃないか葉隠君!!」



大神「いや恐らく葉隠が言っていることは正しいぞ。」


葉隠「お、オーガ!!
やっぱオーガはいい奴だべ!」


十神「では貴様は苗木が犯人だと?」


舞園「苗木君はそんな事しませんよ!」


大神「いや、そうではない。
しかし苗木が鉈を持っていたのは事実だ。」


十神「ほう、どういう事か説明してもらおうか、苗木。」


葉隠「そんなの霧切っちを殺すつもりだったに決まってるべ!」


苗木「ちょっと待ってよ!
確かにボクは鉈に見える豆腐なみに柔らかい物を持ってたけどさ、殺すためじゃない、>>326をするためなんだ!」

便所飯



苗木「ちょっと待ってよ!
確かにボクは鉈に見える豆腐なみに柔らかい物を持ってたけどさ、殺すためじゃない、便所飯をするためなんだ!」


山田「便所飯…ですか。」


葉隠「それなら納得………するわけねーだろ!」


苗木「いつもぼっちな霧切さんの気持ちを体験してみようと思ってね。」


苗木「悪いことじゃないと思うけど?
ま、葉隠君が勘違いしちゃったんなら謝るよ。」


大和田「苗木……お前って意外とひどいな。」


葉隠「でも飯なんて持ってなかったべ!」


苗木「ああ、そういえば忘れてたけど、あれは『豆腐なみに柔らかい鉈みたいな物』じゃなくて【『豆腐』だった】んだ!」


大神「!!」


大神「それは違うぞ!」



大神「あれは豆腐などではない。立派な鉈だ。」


苗木「何で大神さんにそんな事わかるんだよおおおおおおお!!」


大神「苗木よ、おぬしは女子トイレの前で気絶した。
そして目覚めたら鉈が無かったであろう?」


苗木「うん。誰かに殴られたんだ。」


大神「……苗木を気絶させ、その手から鉈を奪ったのは我だ。」


大和田「やっぱり【大神が犯人】か。」


石丸「!!」


石丸「それは違うぞ!」


石丸「皆は知らないかもしれないが、事件発覚の1時間前から大神君は僕に格闘技を教えてくれていたのだ。体育館でな。」


石丸「だから大神君に【犯行は不可能】なんだ!」


苗木「!!」


【大和田の証言】


苗木「それは違うよ!」


Break!!



苗木「大神さんが鉈をボクから奪ったのはその前だよ。ね、大神さん?」


大神「ああ。」


葉隠「じゃあオーガが犯人だべ!」


江ノ島「あんた……」


石丸「ど、どういう事だ大神君!」


十神「説明してもらおうか。」


大神「うむ。
苗木から鉈を奪った我はまず大浴場に行った。
そこのロッカーに鉈を隠そうとしたのだ。」


大神「しかし鉈の柄が長く、ロッカーに収まりきらなかった。
そこで柄をへし折って無理やりロッカーに押し込んだのだ。」


大神「そこに石丸が来て稽古を頼まれたということだ。」


石丸「言われてみれば確かに大神君はロッカーの辺りを触っていたな。」


腐川「じゃ、じゃあ苗木から鉈を奪ったのは何でよ。」


大神「もしかしたら苗木が殺人を企んでいるのではないかと思ってな。
朝日奈と同じ過ちを繰り返して欲しくないのだ。」



大和田「そうか、じゃあ苗木と大神はシロか。」


葉隠「いや、オーガは殺してから大浴場に行ったかもしれねーだろ?
絶対にオーガがクロだべ!」


舞園「いえ、そんな面倒な事をするくらいなら苗木君を殺していると思いますよ。」


葉隠「ぐぬぬ…」


山田「時に葉隠康比呂殿、聞いていればさっきからやけに誰かを犯人にしようとしているように聞こえますが?」


葉隠「そ、そんなわけねーべ!!」


十神「証拠うんぬん以前に、ただただ怪しいな。」


葉隠「あ、そうだ!俺の占いによると>>335が犯人だべ!」

闡蛾國


安価下でいいですか?



葉隠「俺の占いによると犯人はあぽ、つまり桑田っちと出たべ!」


舞園「でもそれ当たる確率3割でしたよね……」


大和田「さすがに3割に自分の命はかけれねーよ。」


葉隠「」


江ノ島「てかさ、そもそも幽霊って殺人できんの?」


葉隠「呪いとかいろいろ…」


十神「鉈だがな。」


葉隠「あーもう!犯人は桑田っちだって!」


苗木「みんな、ちょっといい?」


十神「どうした?」


苗木「犯人は何で霧切さんを殺したのかな?」


腐川「は?」


苗木「食堂なんていつ誰が入ってくるか分からないしさ、もしかしたら中に誰か居るかもしれない。」


苗木「鉈を持ってるなら見つからないような場所のほうがいいと思うんだけどな。」



大和田「確かに見つかりにくい場所で殺すに越したことはねーな。個室とか。」


舞園「霧切さんを殺したいのなら霧切さんが部屋で一人のときに殺せばいいですもんね。」


十神「殺すのはあの時間であり霧切でなければならなかった。ということか。」


山田「葉隠康比呂殿。」


葉隠「ひっ、な、なんだべ!」


山田「君は苗木誠殿が鉈持って霧切響子殿を探してるのを見たと言いましたね?」


山田「苗木誠殿に殺人の罪を着せるために霧切響子殿を殺したのでは?」


葉隠「は、はああああ!?
んなわけねーべ!!
そんなの認めねーぞ!
だいたいそんなの証拠になんねーべ!!」


苗木「証拠ならあるよ。」


葉隠「は?」


苗木「葉隠クンが認めざるを得ない証拠、あるよ。」


【ダイイングメッセージ】


苗木「これで証明するよ。」

忙しくて書けなかった、申し訳ない…
ぼちぼち書いていきます。



【ダイイングメッセージ】


苗木「これで証明するよ。」


大和田「ダイイングメッセージ?
そんなのあったのか?」


苗木「うん。霧切さんの死体で隠れてたから分かりにくかったけどね。
この写真を見てよ。」


舞園「これは、『クズ』ですか?」


山田「『クズ』ですな……」


苗木「そう、誰が見てもクズだよね。」


葉隠「それがどうしたんだべ!」


苗木「まだ分からないの?葉隠クン。
この中に居るクズなんて葉隠クン、君しかいないじゃないか!!」



葉隠「は、はあああああ??」


十神「成る程な。
これが決定的な証拠になるわけか。」


葉隠「待つべ!百万歩譲ってクズは俺だとする!
でもそんなの誰かが俺に罪を擦り付けるために書いたのかもしれねーべ!」


山田「それはないですな。」


葉隠「なんで!?」


山田「このダイイングメッセージは死体で隠れていて見つかりにくかったのですぞ?
実際、苗木誠殿以外知らなかったみたいですしな。」


山田「もし葉隠康比呂殿に罪をなすり付けるために書いたのであれば多少なりとも見つかりやすい場所にするのでは?」


葉隠「ぐぬぬ。」


舞園「これで、決まりみたいですね。」


葉隠「ちょっと待ってくれって!まだ」


十神「見苦しいぞ葉隠。」


山田「さて、そろそろ終わりにしますか。
これが事件の全貌ですぞ!」



山田「午前10時半頃、鉈を持って女子トイレの前に居た苗木誠殿は大神さくら殿に殴られ気絶させれます。」


山田「その数分前から怪しい苗木誠殿の後をつけていた葉隠康比呂殿はその現場をみてしまったのです。」


山田「苗木誠殿から鉈を奪った大神さくら殿は大浴場のロッカーに鉈を隠しました。
それを見ていた葉隠康比呂殿は、その鉈を使って霧切響子殿を殺せば苗木誠殿や大神さくら殿に罪を被せられると考えたのであります。」


山田「そして運良く姿を見せた霧切響子殿を食堂で殺害したのです。
しかし、ただでは死なない霧切響子殿は最後の力を振り絞り、あの分かりやすいダイイングメッセージを書いたのですな。」


大和田「ぶっちゃけこの裁判、ダイイングメッセージだけで終わったんじゃねーか?」


葉隠「そーーんなわけねーべ!
俺は殺ってねー!
俺以外の誰かが犯人に決まってるべ!」


江ノ島「はぁー、やっぱり葉隠が犯人か。
モノクマ、さっさと投票して終わりにしよ!」


モノクマ「はいはい、それではみなさんお待ちかねの投票ターイム!」



―――――
―――


モノクマ「投票の結果、葉隠康比呂くんがクロに決定しました!
そしてまたまた大正解!!
そうです、あの超高校級の探偵、霧切響子さんを殺したクロは葉隠康比呂くんだったのです!!」


苗木「超高校の……」


舞園「……探偵?」


十神「どうりで手際が良かったわけだな。」


葉隠「おおお、お、俺が処刑?
そんな、嘘だべ……
モノクマ、助けてくれ!
そ、そうだ!今度無料で占ってやるから!な?」


苗木「……」


モノクマ「そんな事でオシオキ止めるわけないじゃん!
それではいきましょーう!わくわくどきどきのオシオキターイム!」


葉隠康比呂くんがクロに選ばれました
オシオキを開始します


葉隠「待ってくれってええええええ!!!


『クイズ!三割の確率で聞きました!』



―――――
―――


夜、ボクは考えた。


苗木(今までの事件、事の発端は全部ボクだ)


苗木(でも殺人を犯したのは誰だ?
そう、ボク以外の誰かだ)


苗木(何でこんな事になるんだ?)


苗木「こんなの、超高校級の不運じゃないか……」


苗木(もしかしたら、ここで皆と一緒に一生過ごしたほうが幸せなのかな……)


苗木(……なんか考えるのも面倒だ。
夜時間だけど気晴らしにその辺をふらふらしようかな)


苗木(……図書室にでも行くか)


―――――
―――


苗木(別に本を読む気分でもないんだけどな。
ん?なんか体育館が騒がしいぞ!
行ってみるか!!)


―――体育館前―――


苗木(あ、あそこでモノクマと闘っているのは、>>354!!)

江ノ島



苗木(江ノ島さんじゃないか!
でも何で闘ってるんだ?)


苗木(ま、そんな事どうでもいい。
ボクに出来る事は、これしかない!!)


苗木「江ノ島さああああああああああん!!!
頑張れえええええ!!
クマなんかに負けるなあああああああ!!」


モノクマ「!?」


江ノ島「え!?苗木……君?
何で!?」


苗木「動きを止めるなよおお!!
今チャンスじゃんかあああ!!
何してんの!」


江ノ島「えっと、ごめん。」


モノクマ「はあ、苗木君、いろいろぶち壊しだなあ。」


十神「一体何事だ!!こううるさくてはゆっくり読書もできんぞ!」


苗木「やあ十神クン!
十神クンも参戦しに来たの?」


十神「お前は何を言っているんだ。」


十神「とにかく、この状況を説明しろ苗木!」


苗木「>>359

>>358



苗木「世界の命運を掛けた代理戦争だよ!」


十神「……は?」


苗木「だから、世界の命運を掛けた代理戦争だって。」


十神「お前も……やってるのか?」


苗木「何を?」


十神「その……世界の………を。」


苗木「え?」


十神「お前も!!世界の命運を掛けた!!代理戦争に!!参加しているのかと聞いているんだ!!」


苗木(何言ってんだこいつ)


苗木「ま、まあね。」


十神「ほ、ほう。
ならばこの俺も十神財閥の御曹司として、」


十神「参加しないわけにはいかないじゃないか!!」ワクワク


江ノ島「ど、どうしよう盾子ちゃん。
何かよく分からなくなってきた。」ヒソヒソ


モノクマ「面倒くせ。」


十神「おいモノクマ、俺も参戦してやらなくもないぞ。」


モノクマ「は?上から目線で何言ってんの?
てか十神財閥とかもう無いし。」


モノクマ「あーあ、もう興醒めだよ。
ばいばい。」


江ノ島「あっ……」


十神「おいモノクマ逃げるな!」


苗木「………部屋に戻るか。」



江ノ島「苗木!」


苗木「何?江ノ島さん。」


江ノ島「いや、あたしも部屋に帰ろうかなって。」


苗木「そっか。
てか江ノ島さんてあんなに熱いバトルが出来るんだね!」


江ノ島「え?あっ、えっと、その…」


苗木「超高校級のギャルなのにあんなに熱いバトルが出来るなんて、ボク尊敬しちゃうよ!」


江ノ島「そ、そう?」


苗木「そうだよ!
あんなに熱いバトルが出来るなんて、もしかしたら武器持ってたら大神さんに勝っちゃうんじゃない?」


江ノ島「そ、それは言い過ぎだって!」


苗木「いいよそんなに謙遜しなくたって!
あっ、もしかして江ノ島さんて『超高校級の熱いバトルをする人』なんじゃない?」


江ノ島「……何それ?」



苗木「いやー、寝る前にいい熱いバトルが見れたよ、ありがとう。
じゃあ、おやすみ江ノ島さん!」バタン


江ノ島「……いや、何それ?」



苗木「あー疲れた。」


苗木「いやー、殺人の事を考えないのもたまにはいいのかもね。」


苗木「はぁ………」


苗木「……皆で脱出。
多分それが一番良いんだと思うけど、いつになるのか分からないし。」


苗木「実際、本気の大神さんや江ノ島さんだってモノクマに勝てるかわからない。」


苗木「だったらやっぱり、」


苗木「ボクのやり方でここを出るしかないよね。」


苗木「よし、明日>>370を殺そう!」

十神



苗木「よし、十神クンを殺そうかな。」


苗木「凶器は>>376にしよう。」

バナナの皮



苗木「よし、凶器はバナナの皮にするぞ!」


苗木「要するに殺害方法は>>381だ!」

1.バナナの皮でビンタ
2.バナナの皮で転んだところを殺す
3.バナナの皮に毒を塗って皮を食べさせる



苗木「バナナの皮でビンタするぞ!」


苗木「そうと決まれば明日はバナナ食べなきゃね!」


苗木「あと、いつも十神クンの近くに居る腐川さんには気をつけないとな。
よし、寝るか。」


寝ます。
また明日、頑張ります。



『オマエラ、(ry


苗木「んー、よく寝た。
さ、今日は何食べようかな?」


苗木「バナナ!」


苗木「食堂に行こう。」


―――食堂―――


苗木「おはよう!」


石丸「おはよう、苗木君!今日も時間通りでなによりだ。」


苗木「十神クン来てないの?」


石丸「ああ、いつも通り来てないぞ!」


苗木「そっか。」


苗木(後で図書室にでも行ってみるか
まずはバナナを食べよう)


江ノ島「よっ、苗木!隣いい?」


苗木「おはよう江ノ島さん!いいよ、座って。」


江ノ島「ありがと。
てか苗木、何でバナナなんて食べてんの?
もしかして、便秘?」


苗木「ははは、違うよ。」


江ノ島「えー、じゃあ何で?」


苗木「>>391

そこにバナナがあったから



苗木「そこにバナナがあったから。」


江ノ島「あ、そうなんだ。」


江ノ島「そ、そうだ苗木!そのバナナ1つくれない?
あたしも食べたくなっちゃってさ!」


苗木「うん、いいよ。」


江ノ島「ありがと。」


江ノ島「ねぇねぇ苗木。」


苗木「何?」


江ノ島「あたしがどうしてバナナ食べたくなったか気にならない?」


苗木「え?いや別に。」


江ノ島「嘘だ、絶対気になってるでしょ!
いいから聞いてよ。」


苗木「う、うん。
どうして江ノ島さんはバナナ食べたくなったの?」


江ノ島「そこにバナナがあったから!」ドヤッ


苗木「はいはい」


江ノ島「え?」


苗木「ん?」


江ノ島「い、いや、何でもない。」



苗木「じゃ、ボクもう行くね。」


江ノ島「えっ、あ、うん。」


江ノ島「…あれ?苗木、皮捨ててかないの?」


苗木「あ、うんちょっとね。」


苗木「じ、じゃあね、バイバイ江ノ島さん!」


江ノ島「あ、うん、バイバイ。」


―――図書室―――


苗木「よし、予想通り十神クンは図書室に居たぞ!」


苗木「でもあの臭いのもいるな……」


苗木「よし、誰かに腐川さんを連れ出してもらうか。」


苗木「>>398に連れ出してもらおう!」

石丸



苗木「よし、石丸クンを使おう。」


苗木「おーい、石丸クーン!」


石丸「ど、どうしたのかね苗木君。」


苗木「>>402


亀でスマソ

>>400


苗木「腐川さんがいかがわしい官能小説書いてるよ!」


石丸「な、何だと!?
そ、それはダメじゃないか!!
ぼ、僕はどうすればいいんだ!?」


苗木「しっかりしてよ風紀委員!!
腐川さんに注意してきてよ!」


石丸「そ、そうだな。
腐川君は何処に居るのだ?」


苗木「腐川さんなら図書室だよ!早く早く!」


石丸「うむ。」


―――――
―――


石丸「腐川君!」


腐川「ひいっ!な、何よ!」


石丸「ちょっとこっちに来たまえ!」


腐川「ちょっと何なのよ!私と白夜様の時間を邪魔しないでよ!」ジタバタ


苗木「もう、いいから早く出てってよ!」


石丸「ふ、腐川君、暴れるんじゃない!」


苗木「早く、あっちに、行、け!!」


石丸「行くぞ、腐川君!」


腐川「ちょっと離しなさいよー!」


―――――


十神「ふぅ、ようやく静かになったか。
全く、ここでも静かにできんのか貴様らは。」


苗木「はぁ、はぁ、やっと……二人きりに……なれたね、十神クン。」


十神「……なんだ貴様、気色悪い。」



苗木「十神クン。」


十神「……」


苗木「ねぇ十神クン!」


十神「読書の邪魔だ。あっちへ行け。」


苗木「そんなこと言わずにさ、一瞬でいいからこっち向いてよ。」


十神「………」


苗木「もう、仕方がないな。
これだけはやりたくなかったけど。」


苗木「十神クンの顔面にバナナのぬるぬるを塗るしかない!」


十神「……」


苗木「……」ヌリヌリ


十神「…貴様ァ!!何をしている!!」


苗木「貰ったああああ!!!」


ペチ


十神「……」


苗木「……」


ペチペチペチペチ


十神「……おい貴様、何がしたい?」


苗木「……死な……ない!?」



大和田「おいおい、何か騒がしいぞ!」


舞園「何かあったんですか、苗木君?」


苗木「ま、舞園さーーん!
助けて、十神クンがボクを殺そうとしてきたんだ!」


大和田「何だと!?」


十神「おい待て、それは貴様だろ!」


舞園「苗木君、何されたんですか?」


苗木「バナナの皮で首を……」


舞園「バナナの皮で!?」


十神「俺は何もしてない!」


苗木「それは違うよ!」


十神「何!?」


苗木「君のそばに落ちているその皮、そして君のそのぬるぬるな顔が、なによりの証拠だよ。」


大和田「確かに……ぬるぬるだ!
こいつ危険だな、縛っとくか。」


舞園「ロープ持ってきました!」


十神「おいやめろ、離せ愚民が!!」ジタバタ


大和田「この野郎、暴れるなバナナくせぇ!」バキッ


―――――
―――


大和田「ふぅ、これで大丈夫だな。」


苗木「ありがとう、ふたりとも。」


大和田「とりあえず十神は>>410にでも置いとくか。」

苗木の部屋



大和田「苗木の部屋にでも置いとくか。」


苗木「ボクの部屋!?
今の流れで!?」


苗木(まあいいか、これで殺しやすくなったな)


―――――
―――


大和田「―――と言う訳で、これから十神は苗木の部屋に置いておく事になった。」


大和田「苗木だけじゃいろいろ大変だと思うから皆でサポートするぞ。」


大神「まさか十神が殺人を企てるとはな。」


山田「まぁ、いつかはやると思っておりましたがな。」


石丸「まあ皆で協力すれば十神君も考えを改めてくれるだろう、なあ兄弟!」


腐川「兄弟なんてやめなさいよ……
第一、私は女よ!」


石丸「いいではないか、性別など関係ない!
僕は君を兄弟と認めたのだ!」


苗木「あれ?どうしちゃったの二人とも。」


石丸「いや、僕は今まで恋愛小説などは少しも読んだことが無かったのだ。
しかし先ほど兄弟の書いた小説読んだ時、こんなに素晴らしい物書きが居たのかと自分でも驚くほど感銘を受けたのだ!」


石丸「まさか冒頭であれほどまでに引き込まれるとはな。」


腐川「だからその兄弟ってのを止めなさいって!」


大神「ふふ、満更でもなさそうだがな、腐川よ。」


苗木「ははは、ビックリだね。」



それからボク達は時間もいいころだったので一緒に昼食をとった。


苗木(今部屋に戻ったら十神クンに何されるかわかんないかし、>>415にでも行くかな)

トラッシュルーム



――トラッシュルーム――


苗木(今日はボクが掃除当番だからな、入ろうか)


苗木(十神クンが置いていったグングニルの槍があるな、どうしよう)


>>427
1.持っていく
2.そのままにしておく





苗木(持っていくか)


苗木(バナナの皮じゃちょっと厳しいからな、これで十神クンを殺そう)


苗木(さて、凶器は用意できた
次は何処に行こうk


舞園「なーえぎ君!!
何してるんですか?」


苗木「!!」


苗木(この声は……舞園さん!?
ヤバい!!!)


ボクはとっさに、


>>432
1.槍を自分に刺した
2.言い訳を考えた(内容も)
3.焼却炉に飛び込んだ

1



苗木「うおおおらあああああ!!」


舞園「!!今の、苗木君の声?」


舞園「苗木k


舞園「いやあああああああ!!」


苗木「ど、どう……したの……舞園…さん、ぐ、具合でも……悪い……の?」


舞園「苗木君、どうして!
誰にやられたんですか!?
それよりも早く手当てしないと手遅れに!」


苗木「ち、違うよ舞園……さん、ボクは別に……殺人なんて……考えて、ないよ?」


舞園「何言ってるんですか!?」


石丸「どうしたのだね、舞園君!」


江ノ島「もしかして、また殺人?」


舞園「違います!苗木君が、苗木君が!」


江ノ島「わっ、苗木!
手当てしなきゃ!ちょっと石丸、大和田と苗木君を保健室まで運んで!!」


石丸「了解した!」


江ノ島「……良かった、急所は外れてるみたい。
さすが超高校級の幸運だね。」


苗木「江ノ島……さん、」


江ノ島「苗木君、今は喋らないで!」


苗木「で、でも、これ…だけは……」


江ノ島「何?どうしたの?」


苗木「ボクは……殺人なんて……企ててた…わけじゃないんだよ……」


苗木「……別に…十神クンを…殺そうなんて……思って……ないよ…」


江ノ島「何言ってるの!?」



―――――
―――


江ノ島「よし、これで安静にしてればとりあえずは安心っと!」


石丸「江ノ島君、苗木君は助かったのかね?」


江ノ島「一応ね、急所も外れてたし。」


山田「いやーしかし、輸血パックまであって良かったですな!」


大神「それに江ノ島、お主はただのぎゃるかと思っていたのだが、あの手際の良さは見事であったぞ。」


大和田「最近のギャルってのはあんなのもできるんだな。」


江ノ島「ま、まあね。」


石丸「それでは今日の苗木君の看病は僕と兄弟でやろう!」


舞園「腐川さん、ちゃんとやってくれるでしょうか……」


大和田「てか、まず連れてくるところから始めねーとな。」



―――――
―――


苗木(……うぅ、お腹の辺りが痛い……)


苗木(てか、ここ保健室?
ボクは何でこんなところに居るんだ?)


苗木(……あ、そうか!
ボク、自分に槍を刺して運ばれたのか)


石丸「お、苗木君!気がついたのか!
気分は悪くないかね?
傷のほうは大丈夫かね?」


苗木「石丸クン、看ててくれたんだね。
大丈夫だよありがとう。」


石丸「いやいや、僕などこれくらいしか役に立てないからな。
お礼ならいち早く気が付いた舞園君や迅速な手当てをしてくれた江ノ島君に言いたまえ。」


苗木「ふふ、そうだね。
石丸クンは優しいね。」



苗木「ところで、石丸クンは一人で看ててくれてたの?」


石丸「うむ、兄弟には面倒だから嫌だと断られてしまった。」


苗木「……まあ腐川さんなら仕方がないね。」


石丸「時に苗木君、君は誰に槍を刺されたのか覚えてないのかね?」


苗木「ボクだよ。」


石丸「なに?」


苗木「ボクが刺したんだ。」


石丸「……なんと言うことだ!
つまり君は自殺しようとしたという事かね!?」


苗木「そんなわけないだろ!」


石丸「!!」ビクッ


苗木「あまり大声出させないでよ、怪我人なんだからさ。」


石丸「し、失礼した。」


苗木「それより石丸クン、お腹すかない?
食堂行こうよ。」


石丸「食事なら僕が持ってこよう。
君は寝ているといい。」


苗木「そんなの石丸クンに悪いよ。
大丈夫、傷なんてちょっと希望を詰めとけば塞がるから。」


石丸「しかし……」


苗木「大丈夫だって!
ボクも皆に元気な姿見せたいしさ!」

―――食堂―――


苗木「みんな、心配かけてごめん!」


舞園「苗木君!?
体はもう大丈夫なんですか!?」


苗木「うん、もう平気さ。」


大神「平気なわけがなかろう。
苗木の事だ、皆に心配をかけまいと強がっているだけではないのか?」


苗木「あはは、深読みしすぎだよ。
本当に大丈夫だって!」


山田「…まあ本人が大丈夫と言っているのであれば問題ないでしょうな。」


石丸「ところで君たちはそこで何をしているのかね?」


舞園「三人で苗木君の晩御飯を作っているんですよ。」


苗木「わあ、嬉しいな。」


山田「実は僕、意外に料理が得意なのですぞ。」


大神「我も何か手伝おうと思ってな。」


苗木「僕のためなんかに……みんなありがとう!!」


舞園「いえいえ。」



―――――
―――


舞園「さ、出来ましたよ。召し上がれ!」


苗木「うわ、すごい!いただきます!」


苗木(このスープに浮いている茶色くて小さいのは何だ?
食べてみるか)


苗木「うん、マイルド。」


山田「この野菜炒めもどうですかな?
なかなかの自信作ですぞ?」


苗木(うわ、黒いな。
何が料理が得意だよこの豚野郎。
こんなの食べれるかよ。)


苗木「……なんか見られてると落ち着かないから部屋で食べようかな……」


苗木(毒味は十神クンにしてもらおう
お腹すいてるだろ)


大神「ふむ、そうか。
それはすまなかった。
部屋でゆっくり食べるといい。」


舞園「残念です……」


石丸「では僕たちも夕食にするとしよう。」



―――苗木の部屋前―――


苗木「それにしても十神クンの事なんてすっかり忘れてたな。
みんなしっかり世話したのかな?」


苗木「腐川さんならボクよりも十神クンを優先しそうだし、大丈夫だよね。」


苗木「十神クーン、元気ー?」ガチャ


苗木「!!」バタン


苗木「くせええええええええええええええええええ!!!」


苗木「何で?何で?何でボクの部屋臭いの!?」


大神「苗木よ、大声出してどうしたのだ!」


舞園「何かあったのですか?」


苗木「部屋が、部屋が、」


舞園「部屋が?」


苗木「部屋が………臭かったんだ。」


山田「部屋が……臭い?」


石丸「苗木君、もう一度開けたまえ!」


苗木「うん、わかったよ。」ガチャ


ピンポーン――

モノクマ「死体が発見されました! 一定の捜査時間後、学級裁判を開きます!」



死体発見アナウンスが流れている中ボクたちが目にしたのは、


お腹にグングニルの槍が刺さった十神クくっせええええええええ!!


石丸「これは……」


苗木「十神クン……死んでる?」


大和田「おいおい、次は誰だよって、何かくせぇな。」


江ノ島「次は十神か、苗木は無事ね。」


苗木「ボクがしっかりしていれば!」


舞園「そんな、苗木君は悪くないですよ。」


苗木「舞園さん……」


大和田「よし、さっさと捜査始めっか!
十神のためにも早く犯人見つけ出してやろうぜ!」


山田「部屋に争った形跡無し。
そして死因はこの槍のようですな。」


苗木「よし、ボクもくよくよしてられない!
まずは>>450を捜査だ!」

現場

今日はここまでで。
明日(今日の午後?)も書く予定です!よろしく。



苗木「まずは現場を捜査だ!」


苗木「近づいてみると茶色いのが沢山転がってるな。
これは………ウンコだ!!」


山田「ウンコですな。
おそらく臭いの原因はこれかと思いますぞ。」


苗木「十神クンはウンコを漏らしていたのか……
何が超高校級の完璧だよ……」


山田「苗木誠殿!これを見てくだされ!」


苗木「首の後ろ側にアザみたいなのがあるね。」


山田「殺される前に殴られた可能性がありますな。」


苗木「漏らした反動で打ち付けた可能性もあるか……」


苗木「山田クン、他に何か気になることはあった?」


山田「そうですな、この出血の事が少し気になりますな。」


山田「こんな槍を刺されたというのにあまり血が飛び散ってないのは引っ掛かりますな。」


苗木「ふーん。」


こうして山田クンと事件現場を捜査した。
あと、十神クンの口もウンコ臭かった。


苗木「よーし、次は>>460(場所or人物)だ!」

山田

桑田が不二咲
朝日奈がセレス
葉隠が霧切を殺し
今十神が死んでいる

>>461ありがとう


苗木「やっぱり山田クンのところに戻ろうかな。」


―――――
―――


苗木「山田クン!」


山田「おや苗木誠殿、どうかしましたかな?」


苗木「何か新しくわかった事ってある?」


山田「いや、そんな間髪入れずに来られてもあまり変わりませんぞ?」


苗木「なんでもいいからさ。」


山田「そう言われましてもなあ。」


山田「あ!そういえば、十神白夜殿の鼻にこんなものが詰まっておりました。」


苗木「これウンコ?」


山田「そうでありますぞ。」


苗木「うわ、きったね!!
こっち向けんなよ!」


山田「これは失礼。」


苗木「よし、次は>>465に行く!」

体育館



―――体育館―――


石丸「苗木君!」


苗木「石丸クン?どうしたの。」


石丸「ちょうど君を探しに行こうと思ってたところなんだ。」


苗木「…ボクを?」


石丸「ああ。この事件に使われた凶器、グングニルの槍は元々はこの体育館にあった。
どうやらトラッシュルームにあった一本以外はモノクマに回収されているようだ。」


石丸「そのトラッシュルームにあった槍が今回使われたんだ。」


苗木「それで?」


石丸「その槍は今回十神君に刺される前に使われている。そう、苗木君、君にだ。」


石丸「何か繋がりがあるとは思わないかね?」


苗木「別に思わないけど…?」


石丸「苗木君、本当の事を教えてくれ!
君に槍を刺したのは誰なんだ!!」


苗木「はあ、面倒くさいな。
>>470だよ!!
もういい?ボクもう捜査に戻るからね!」



石丸「あ、待つんだ苗木君!」


石丸(……苗木君は自分に槍を?
これまでの殺人に有り得ないほど関わっている苗木君が自殺なんてする可能性は薄い……)


石丸(もしかして誰かを庇っているのか?)


石丸(ふふふ、すなわちその者が犯人というわけだな。
まずは情報収集から!
>>475のところに行くぞ!)

葉隠



石丸(葉隠君のところに行くぞ!!)


石丸(いやしかし葉隠君は死んでしまった……
仕方がない、呼び出すか。僕の努力の成果で!)


石丸「ほおおおおおおおおおおおおおお!!!
はああああぐあくるるるるえええええ降臨!」ピカー


葉隠「だべ」


石丸「おお、葉隠君!久しぶりではないか!」


葉隠「倉庫に行くと新たな発見があるべ!
俺の占いは」シュウゥゥ


石丸「消えてしまったか。」


石丸「よし、ならば倉庫に行くとしよう!」





大和田(石丸キモいな)



―――倉庫―――


石丸「本当にこんなところに手掛かりがあるのだろうか……」


石丸「これといって変わったところはない………ん?」


石丸「これは……アイマスク?
今まで一度も封を開けられていなかったのに1つだけ開いている。」


石丸「一体誰が使ったんだ?
そもそも事件に関係があるものなのかさえ怪しい。
あの似非占い師野郎が!!」


―――――
―――


苗木「はぁ。この事件、さっぱりわからない。
こんな事になるならもっと早くボクが殺しておくべきだったよ。」


苗木「ボクが卒業するにはまずはこの事件を解決しなきゃ!
そして次は殺してボクが勝つ!!」


苗木「よし、>>482のところに行って癒してもらうか。」

葉隠



苗木「葉隠クンに癒……は?」


苗木「……は?」


苗木「……まあ一応呼んでみるか。」


苗木「おーい、葉隠クーン!」


舞園「苗木君?どうしたんですか?」


苗木「あれ、舞園さん?葉隠クン?」


舞園「もう!舞園です!舞園さやかです!」


苗木「ああ、舞園さんか。ボクに何か用?」


舞園「え?いや、苗木君が大声で叫んでたから……」


苗木「はぁ、要するに別に用はない、と?」


舞園「いや、そうではなくて、じょ、情報交換が出来たらなー…なんて……」


苗木「……じゃあボクを保健室に送り届けた後、何処に居た?」


舞園「えっと、ずっと食堂に居ました!
私がハンバーグを作って途中から来た大神さんがスープ、山田君が野菜炒めを作ってました!」


苗木「ふーん。」


舞園「……」


苗木「じゃあね。」


苗木(次は>>488だ)

現場を手分けして手っ取り早く調べつくす

すみません、今日はここまでで。
また明日書こうと思います!
見てくれてありがとう。



苗木「現場を皆で手っ取り早く調べちゃおう。」


―――事件現場―――


苗木「みんな集まった?」


舞園「腐川さん以外は集まりました!」


苗木(あの根暗野郎が)


江ノ島「臭いからさっさと済ませちゃお!」


大晦日「とっとと始めようぜ。」


苗木「よし、じゃあ残り時間頑張ろう!」


―――――
―――


江ノ島「はぁ、十神の近くは汚くて調べられないなあ。」


江ノ島「石丸、あんた調べてよ。」


石丸「な、何故だ!なぜそうなる!」


大神「……ならば我が調べよう。」


大和田「あー、待て待て!女にそんなことやらせれるかよ。
俺が調べる!」


苗木(あんな汚い所よく調べるなあの馬鹿は。)


山田「……おや?これは……」


ピンポーン――

モノクマ「はい捜査終わり!
うぷぷぷ、じゃあ校舎1階の赤い扉に来てくださいねー!」



―――――
―――


石丸「兄弟を連れてきたぞ!」


腐川「…………」


苗木「腐川さん、かなり落ち込んでるね。」


舞園「あんなに慕っていた十神君が死んでしまいましたから……」


大和田「おい腐川ァ!
いつまでも落ち込んでても何にもかわんねーぞ?
あのメガネのことを想ってんだったら、くよくよしてねーでしっかりしやがれ!」


腐川「…………」


大神「では、行くか。」


はあ、なんかどんどん人数が減ってるからなあ。
そろそろ本気で殺しにかからないと殺されちゃうよ。
よし、学級裁判頑張るぞ!!


学級裁判――開廷!!

モノクマ「まずは(ry

モノクマ「それじゃあ、議論を開始してくださぁーい!」


苗木「まずは被害者の特定からだね。」


石丸「断言しよう、殺されたのは>>498だ!」

かませめがね



石丸「断言しよう、殺されたのはかませめがねだ!」


腐川「何よその呼び方は!!」


苗木「ははは、どうでもいいじゃん呼び方なんて。」


石丸「そして現場は苗木君の部屋だ!」


大神「【凶器は十神に刺さっていた槍】のようだな。」


山田「!!」


【出血の量】


山田「それは違いますぞ!」


Break!!


大神「何!?」


山田「凶器はグングニル槍ではありませんぞ、大神さくら殿。」


舞園「え!?」


大和田「どうみてもあの槍だろ!」


山田「皆さん、この写真を見てくだされ。
お腹を刺されて死んだにしてはこの出血の量、明らかにおかしくはありませんか?」


苗木「確かに、少ないね。」


山田「つまり!刺されたのは死んだ後、心臓が止まった後なのです!」



大和田「なんか…微妙だな。」


大和田「つか、何で苗木の部屋は糞まみれだったんだ?」


江ノ島「漏らしたんじゃない?」


大和田「誰がだよ。」


苗木「それはきっと、>>503だよ!」

犯人

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月06日 (木) 00:41:12   ID: 6npBkPtS

犯罪的だ…こんな終わらせ方…

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