べる「おと、誕生日おめでとう」チュッ おとは「べるさん///」 (17)

べる「いつも私を支えてくれてありがとう。これからは私があなたの力になるわ。大好きよ……おと」

べる「ありがとうございます///私も、べるさんのこと……!」


ジリリリリリリリ


おとは「!?」ガバッ

おとは「…………」

おとは「夢……か。そうでした、べるさんはフランスに留学して……」

おとは「べるさん……会いたいです」



わかな「おとは、どうしたにゃ?顔色が悪いけどさ」

おとは「今朝、べるさんの夢で目が覚めました。とても幸せな夢でしたのに……だからこそ、この現実が辛くて……」

わかな「…………」

わかな「最近おとは、ちゃんと寝てる?いつも目にクマができてるけど」

おとは「毎晩毎晩……べるさんのことばかり考えてしまって……寂しくて……涙が止まらなくて……」

わかな「おとは……」

わかな「……今夜は、うちに泊まらにゃい?」

おとは「え?」

わかな「パパが出張でさ、しばらく帰ってこないんだにゃ。だから……」

おとは「よろしいんですか?」

わかな「うん。……正直言うとさ、私も最近夜寂しくて眠れないんだ。べるに……会いたい」

おとは「わかなさん……」


その夜

わかな「じゃ、電気消すにゃ」

おとは「はい。おやすみなさい」

わかな「おやすみ。……ねえおとは、一緒のベッドで寝ない?」

おとは「一緒の……?え、えっと、その、一緒のベッドですか!?」

わかな「や、やっぱり今のは忘れてくれにゃ!」

おとは「……私でよろしければ、是非ご一緒させてください」

わかな「いいの?」

おとは「はい。わかなさんなら……私の心の隙間を埋めてくれ……わ、私ったら、変なこと口走って!ごめんなさい!」

わかな「おとは……」

わかな「……おいで」

おとは「……はい」


その晩、私はわかなさんと一緒のベッドで、わかなさんと手を繋いで眠りました。
私は今までべるさんに依存して生きてきました。
べるさんが私のすべてで、べるさんと一緒にいることが私の喜びで。
そんなべるさんがいなくなってしまった今……私は新たな依存先を見つけてしまったのかもしれません。
わかなさんも、もしかしたら……

私たちは
傷を舐め合ってる堕天使


おわり

本日9月15日は小鳥遊おとはちゃんの誕生日です
おめでとうございます

http://i.imgur.com/qAMxsfR.jpg
http://i.imgur.com/o4CeKdD.jpg
http://i.imgur.com/Y6SsJXR.jpg

ここで最新話のべるさんを振り返ってみましょう

>>16
うわああああああああ……

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