べる「いつも私を支えてくれてありがとう。これからは私があなたの力になるわ。大好きよ……おと」
べる「ありがとうございます///私も、べるさんのこと……!」
ジリリリリリリリ
おとは「!?」ガバッ
おとは「…………」
おとは「夢……か。そうでした、べるさんはフランスに留学して……」
おとは「べるさん……会いたいです」
~
わかな「おとは、どうしたにゃ?顔色が悪いけどさ」
おとは「今朝、べるさんの夢で目が覚めました。とても幸せな夢でしたのに……だからこそ、この現実が辛くて……」
わかな「…………」
わかな「最近おとは、ちゃんと寝てる?いつも目にクマができてるけど」
おとは「毎晩毎晩……べるさんのことばかり考えてしまって……寂しくて……涙が止まらなくて……」
わかな「おとは……」
わかな「……今夜は、うちに泊まらにゃい?」
おとは「え?」
わかな「パパが出張でさ、しばらく帰ってこないんだにゃ。だから……」
おとは「よろしいんですか?」
わかな「うん。……正直言うとさ、私も最近夜寂しくて眠れないんだ。べるに……会いたい」
おとは「わかなさん……」
その夜
わかな「じゃ、電気消すにゃ」
おとは「はい。おやすみなさい」
わかな「おやすみ。……ねえおとは、一緒のベッドで寝ない?」
おとは「一緒の……?え、えっと、その、一緒のベッドですか!?」
わかな「や、やっぱり今のは忘れてくれにゃ!」
おとは「……私でよろしければ、是非ご一緒させてください」
わかな「いいの?」
おとは「はい。わかなさんなら……私の心の隙間を埋めてくれ……わ、私ったら、変なこと口走って!ごめんなさい!」
わかな「おとは……」
わかな「……おいで」
おとは「……はい」
その晩、私はわかなさんと一緒のベッドで、わかなさんと手を繋いで眠りました。
私は今までべるさんに依存して生きてきました。
べるさんが私のすべてで、べるさんと一緒にいることが私の喜びで。
そんなべるさんがいなくなってしまった今……私は新たな依存先を見つけてしまったのかもしれません。
わかなさんも、もしかしたら……
私たちは
傷を舐め合ってる堕天使
おわり
本日9月15日は小鳥遊おとはちゃんの誕生日です
おめでとうございます
http://i.imgur.com/qAMxsfR.jpg
http://i.imgur.com/o4CeKdD.jpg
http://i.imgur.com/Y6SsJXR.jpg
ここで最新話のべるさんを振り返ってみましょう
>>16
うわああああああああ……
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません