ハルヒ「え?」
キョン「そういう訳だ、今日は先に帰らせてもらうぞ」
古泉「…正気ですか」
長門「…」
みくる「キョ、キョン君女の子になっちゃうんですかぁ!?」
キョン「ええ。団長命令ですから」
ハルヒ「あんた、ちょっとは逆らったり躊躇ったりしないの?」
キョン「お前に言われたら仕方ないさ。じゃあちょっと行ってくる」
ガチャ
バタン!
ハルヒ「…」
古泉「行ってしまわれましたね」
みくる「ふぇぇ…キョン君、本当に女の子になるつもりでしょうか…?」
長門「…」
ハルヒ「冗談で言ったのに…あいつ、何考えてんのかしら?」
みくる「お、女の子になるって、どうやって…?」
長門「性転換手術と思われる。最先端技術ならば一日で性器や声帯、ホルモン分泌量まで変えられる」
古泉「長門さん、またそんな嘘を…」
ハルヒ「それホントに!?」
長門「間違いない。確かな情報」
ハルヒ「へええ…すごいわね。明日が楽しみだわ!」
古泉(ふむ…これはマズイですね)
【翌日・部室】
古泉「始業前から彼に呼び出されましたが…。はてさて」
古泉「いや、彼女と呼んだ方が適切でしょうか」
古泉「それにしても、彼女も何故自ら進んで問題を起こすような真似を…」
コンコン
古泉「…おや、ご登場のようですね。どうぞ、開いています」
ガチャ
キョン「よっ。おはよ」
古泉「……おぉ…!」
キョン「古泉?おはようって」
古泉「は?あ、ああ、おはようございません」
古泉「これはまた…なかなかの美人に変身しましたね。正直、驚いていますよ」
キョン「だろうな。俺もだ。しかも金もほとんどかからなかった」
古泉「まず間違いなく涼宮さんの影響でしょう。しかし、髪まで伸びていますね」
キョン「そうなんだよ。見ろよこれ、俺って意外に髪質良いみたいだ」さらっ
古泉「…で、ポニーテールという訳ですか」
キョン「当然だ」
古泉「女子用の制服なんてよく用意出来ましたね?」
キョン「ああ、買ったんだこれ。なかなか似合ってるだろう?」くるくる
古泉「ええ、非常にお似合いです。些かスカートが短すぎるような気もしますがね」
キョン「まぁな。せっかくだし、男に色目使ってやろうかと思って」
古泉「ふむ。あまり感心しませんね」
キョン「そう言うなって。お前ならパンツぐらい見せてやるぞ?どうだ」
古泉「………………んふっ」
キョン「はは、正直だな。ほれ」ピラ
古泉「ふふっ、これは実に…いやなかなかよろしいかと」
キョン「だろ?わざわざパンツまで買いに行ったんだからな」
古泉「おっと、失礼しました」
キョン「しょうがないさ。さて、そろそろ教室行くか」
古泉「ですね。今回はれっきとした性転換ですし、堂々としていて問題ないでしょう」
キョン「いやいや、一日でだぞ?皆びっくりするだろ」
古泉「…そうでしたね。すみません、正常な判断が出来なくなっているようです」
キョン「はっは、俺もなかなかのもんらしいな」
古泉「ええ、素晴らしく可愛いと思いますよ。北高では間違いなくトップでしょう」
キョン「そうか。自分で見ただけじゃ自信なかったんだが、お前が言うなら安心したよ」
古泉「うふふ、それはどうも。では、また放課後に」
キョン「お、またな!」
表記キョン子にした方が良い?
【教室】
ガラガラ
キョン「おっす。おはようさん」
国木田「…えっと、キョン?」
キョン「よう国木田。どうだ?女の俺もなかなかのもんだろ?」
国木田「…うん。突っ込みたい所はいろいろあるけど、まず可愛いよ。すごく可愛い」
キョン「はは、ありがとな。さて、谷口あたりに会いに行くか」
国木田「ああ、谷口は…」
キョン「ん?」
国木田「キョンの顔を見るなり、トイレに駆け込んだから…多分…」
キョン「はは、人にオカズにされるのもなんだか新鮮だな」
ガラガラ
キョン「おっ、来たな」
国木田「涼宮さんだね。ふふ、今のキョンを見たらなんて言うだろ」
キョン「楽しみだな。今日の目的の一つだ」
ハルヒ「…」
キョン「よう。おはようハルヒ」
ハルヒ「これは想像以上だわ…。参った、完全に可愛いじゃない」
キョン「ほう。お前が俺を誉めるのは初めてじゃないか?」
ハルヒ「そんな事ないわよ。でも実際可愛いもの」
キョン「そりゃ光栄だな。有り難き幸せだ」
ハルヒ「でもあんた、どうすんのよ?」
キョン「何がだ?」
ハルヒ「一時間目体育よ?」
キョン「ははん、望む所だ。これを見ろ」
ハルヒ「ブ、ブルマ…」
ガラガラ
岡部「ホームルーム始めるぞ。席につけー」
ハルヒ「あ!もうこんな時間か」
キョン「だな。なんだか朝から目まぐるしい」
岡部「あー…今日は一つ連絡事項がある。学籍に関する事なんだが、皆も既に見た通り…」
岡部「……が今日から、性別を女として学籍登録する。つまり、正式に女の子という訳だ」
ハルヒ「そうなの?」
キョン「ああ、昨日手続きしたからな」
ハルヒ「あんたどんだけ本気なのよ…」
岡部「という訳だ。皆もこれから女の子として扱ってやってくれ。抵抗はあるだろうが…」
キョン「ま、そういう事だ。よろしくなハルヒ」
ハルヒ「…はぁ」
【1時間目・体育】
キョン「さて、着替えるかね」ヌギヌギ…
ハルヒ「ちょっとキョン!まだ男子出てない!」
谷口「ッッ!」ダッ
キョン「ああ、すまんすまん。はは…谷口め、またトイレ行きやがったな」
ハルヒ「あんたねぇ…!女なんだからちょっとは気をつけなさい!」
キョン「悪かったって。ほら、見てくれ。結構胸あるだろ?」ぽよんぽよん
ハルヒ「う…な、なかなかじゃない」
キョン「昨日ブラジャー買いに行ったら、なんとFカップだとさ」
ハルヒ「私より2サイズも…」
キョン「あれ?おかしい…」
ハルヒ「どうしたのよ?」
キョン「女子と着替えるの、結構楽しみにしてたんだが…」
ハルヒ「だが?」
キョン「どうした事だ。裸を見てもなんとも思わん」
ハルヒ「当たり前じゃない。あんた女なんだから」
キョン「それもそうか。仕方ない、後で古泉にでも裸になって貰うか」
ハルヒ「…!このっアホキョン!」
キョン「ふむ、今女子はマット運動やってるのか」
ハルヒ「そうよ。あんたマット出来たっけ?」
キョン「それなりにな。ハンドスプリングやら伸膝前転くらいまではできる」
ハルヒ「ホントに?運動音痴のあんたがねぇ…」
キョン「言ったな?見てろ、逆立ちだってちゃんと止まれるんだぞ」
キョン「よっと」
すたっ
ハルヒ「ちょ、キョン!バカ!」
キョン「なんだよ?」
ハルヒ「体操服めくれてるっ!男子が見てるじゃない!」
ちょっと休憩
キョン「これって恥ずかしいことなのか?」
ハルヒ「当たり前よ!もう。あたしが抑えてあげる」
キョン「悪いな。確かに野郎どもの視線は痛かったな」
ハルヒ「それにしても、いいブラを付けて居たわね」
キョン「店員がにこにこしながら持ってきたのを買ったのさ」
ハルヒ「ふーーん。そうだ。今度買いに行かない?みんなと一緒に」
キョン「俺は良いけど。お前らは恥ずかしくないのか」
ハルヒ「もう女なんでしょ?仕方ないじゃない」
キョン「そうか。お前も切り替え早いな」
ハルヒ「ねえ。いいでしょ?有希?」
長門「・・・問題ない。私も彼のを選ぶ」
キョン「おお、長門居たのか?」
長門「体育は合同」
ハルヒ「こらキョン!」
キョン「何だハルヒ?」
ハルヒ「女子は俺って言わないの」
キョン「じゃあ、何て言えばいい?あたしか?」
ハルヒ「そう、それで良いわ」
キョン「分かった」
ハルヒ「名前も変えるわ」
キョン「あれは名前じゃない!不本意なあだなだ」
ハルヒ「そうねえ。キョンだからキョン子!凄いわあたし。最高のセンスだわ」
キョン「安直すぎる」
ハルヒ「キョン子で決定よ。良い?」
キョン「分かった。ん?何だ長門?」
長門「・・・有希」
キョン「はあ?」
長門「有希」
キョン「分かった。有希って言えば良いんだな?」
長門「(コク)」
ハルヒ「それにしても逆立ち長いわね
キョン「あ、そうだ。忘れていたな。よっと」
ハルヒ「次はあたしよ。足を押さえて」
キョン「了解。っと、よし持ったぞ」
ハルヒ「キョン子!」
キョン「何だ?」
ハルヒ「じろじろ見るんじゃないわよ」
キョン「何だってんだ?只の生足とブルマじゃないかって、おおお!!」
ハルヒ「エロキョン」
キョン「(逆さになった女子を見下ろすとはエロすぎるな)」
ハルヒ「終了(ストン)」
キョン「(もう終わりか?)」
ハルヒ「エロエロキョン子には女性が何たるかを教え込む必要があるわね」
キョン「お前が女性らしさを?冗談だろ」
ハルヒ「うるさい。するって言ったらするの。有希。準備よろしく」
長門「・・・分かった」
キョン「体育も以外に大変だった。おお、もう放課後か?」
ハルヒ「行くわよ!」
キョン子「どこへ?って部室に決まっているか・・・引っ張るな!」
長門「・・・・」
キョン子「な・・・有希。お前は走ってどこに行っているのだ?」
長門「部室」
キョン「お前楽しそうだな?」
長門「気のせい」
ハルヒ「さあ、着いたわ。有希、閉めて」
キョン「へ?・・・・お、おい、長門?」
長門「心配ない。誰も気づかないように処置済み」
ハルヒ「ふふふふ。飛んで火にいる何とやら葱しょった鴨でいらっしゃい?」
キョン「意味が分からない。おい!それはいつぞやのバニースーツじゃないか」
ハルヒ「そうよ。有希に寸法を直して貰っているわ」
キョン「ええい、近寄るな。こら、有希もだ!」
ハルヒ「よし、いいわ。抵抗する気ね。希望通りのシチュだわ」
キョン「(バニーはだめだ。玄関前のビラ配りはさすがに死んでしまう。)・・・有希?」
ハルヒ「良くやったわ有希。そのまま抑えておきなさい」
キョン「有希、離せ!な?今度奢ってやるから、逃がしてくれ」
長門「ダメ」
ハルヒ「やはり、ことは長机の上が良いわね」
キョン「ことって何だ?それとよだれ拭け。有希、ベルトを外すな!」
ハルヒ「有希は下をお願い。あたしは上を脱がすわ」
長門「承知」
キョン「待て待て待て!!お前らやめろ!着替えるから、な?な?」
長門「却下」
ハルヒ「そうよ。ここは抵抗してなんぼよ。はい。万歳のポーズ♪」
キョン「うああ、ってもうセーラの上下が脱がされている!効率よすぎだあ」
ハルヒ「こ、こらアホ。バタつくな。(パチン)貰ったあ!!」
キョン「あ?ブラを取るな。返せ!え、え、え?有希?こら、パンツから手を離せ」
ハルヒ「・・・・良いわ。キョン子。裸にされて恥らう女子。鼻時出そうだわ」
長門「・・・・極上」
キョン「お前ら、見るな。バニー着るから、それ寄こせ!」
ハルヒ「うーん。バニーは中止」
キョン「は?」
ハルヒ「その代わり・・・」
キョン「代わり?」
ハルヒ「キョン子がどこまで女になったかを調査するわ。行くわよ(ニギニギ)」
長門「(ワキワギ)」
キョン「手がいやらし過ぎる。こら、寄るな」
ハルヒ「まずは胸からね。ただ大きいだけじゃだめなのよ。エイ!(揉み)」
キョン「あん・・・・・・・・・・って今のは無しだ。」
ハルヒ「あん♪ですって、やるわねキョン子。ひょっとして素質あり?」
落ちたと思って諦めてた
つづき書いてくれてるみたいだし、俺も書ける状況じゃないのでお任せします
とりあえず保守thx
>>145
書けよ!
眠くなるまでちょっと書く。
キョン「…ったく。体操服くらい構わんだろ、ヘソくらい見られても減るもんじゃない」
ハルヒ「あんた、ホンっトに自覚ないわね。見なさい、あの男子の下心丸出しの視線を!」
キョン「良いじゃないか。あいつらの目の保養になるんなら」
ハルヒ「…谷口なんて、鼻の下伸ばしてるじゃない」
キョン「あいつはもとよりそういう奴だろ。俺がヘソ出そうが出さなかろうがいつでも伸びてるよ」
ハルヒ「あんたねぇ…そのうち襲われるわよ」
キョン「ははっ、ばっちこいだ。次行こうぜ次」
ハルヒ「まったく!」
キョン「よっ。次は開脚後転だな…。ストレッチしとくか」
ハルヒ「へぇ?あんた意外に身体柔らかいじゃない」
キョン「みたいだな。女の子になってから関節の可動域が広がったみたいだ」
ハルヒ「女の子は柔軟な子が多いからね」
キョン「見ろ、左右に180°広がるぞ」ぺちゃっ
ハルヒ「うわっ!バレリーナみたいね。…ん?」
キョン「ん?」
ハルヒ「キョン!あんたちゃんとブルマ穿きなさいよ!」
キョン「はいてるだろ。何がおかしいんだ」
ハルヒ「はみ出てんのよ、横から!早く直しなさい」
キョン「おお、ハミパンって奴だな。案外自分では気付かないもんだな」
ハルヒ「慣れてないからよ。女の子は誰だって気にしてるわ」
キョン「そんなもんかね…女の子も大変だな、色々と」
ハルヒ「良いからぐだぐだ喋ってないで直しなさい」
キョン「へいへい。こう、指でブルマを正すのって憧れてたんだよな」
ハルヒ「…バカ?」
キョン「俺も男だったからな。女の子がこんな風に指でブルマのお尻の所を直すのを見て、ささやかな幸せを感じたもんさ」
ハルヒ「だったらそんな姿をわざわざ男に見せるな!バカじゃないの?」
キョン「さて、いくぞ?よっこらせっと」
ころん
ハルヒ「やるじゃない。身体も柔らかいし、綺麗な開脚後転だわ」
キョン「わっと。髪が邪魔だな」
ハルヒ「そりゃそれだけ長かったらね。あんた髪質柔らかそうだし」
キョン「これは体育の時不便だな…何か考えないと」
うっ!ぅうっ!ふ……ふぅ……
【休み時間】
国木田「キョン、お疲れ様」
キョン「おう、お疲れさん。なんだか新鮮だな、国木田に見下ろされるなんて」
国木田「あはは、キョンはちっちゃくなっちゃってるもんね。身長いくつなの?」
キョン「さあなぁ。この分だと150センチあるかないかじゃないか?」
国木田「へぇ。20センチもちっちゃくなっちゃったんだ」
キョン「みたいだな。ま、これもまた一興だろ。なかなか体験できないぜ」
国木田「それもそうだね。そういえばキョン、体育の時は注目の的だったね」
キョン「?」
キョン「そんなに注目浴びてたか?」
国木田「そりゃあね。そのルックスであんなに動き回ってたら、誰だって見ちゃうよ」
キョン「ああ、逆立ちとか開脚か。まぁそれもそうか」
国木田「ヘソまで出して、開脚もかなり際どかったしね。皆、相当興奮してたみたいだよ。谷口なんか特にね」
キョン「はは、アイツは相変わらずだな。…そういえば国木田、お前も興奮したか?」
国木田「えっ」
国木田「えっ」
キョン「えっ」
キョン「へぇ。やっぱりお前でも興奮するんだな」
国木田「…ま、まぁね。僕だって健康な一男子高校生だからね」
キョン「はは、そうかそうか!じゃあもっと見せてやろうか」
国木田「…え」
キョン「お前とは中学からの旧友の馴染みもあるしな」
国木田「もっと見せるって、どういう…」
キョン「下着くらいなら見られても平気だぞ?見たいか?」
国木田「そ、そりゃあ…見たいか見たくないかで聞かれたら…見たいかな」
キョン「はは、素直だな。心配すんなよ、冗談だ」
あとはまかせた
コラ
>>180
まてまて ←オイw
>>180
まかせた、って誰にまかせるつもりだよ ←オイw
これはいいな
>>180 ←オイw
~放課後、教室にて~
国木田「ほ、ホントにいいの?」
キョン子「あぁ、構わん。さっきは周りの目線が痛いからな」
モミモミ………
国木田「柔らかいよキョン………」
キョン子「んっっ!!思った以上にすごく感じる………これが濡れるって感覚か」
国木田「はぁはぁ…」
ガラッ!
ハルヒ「ちょっと何やってんのあんた達!!」
キョン子「おぉハルヒ、お前も参加するか?」
ハルヒ「バカじゃないの//帰るわよ!」
たーそーすー
キョン子「お前が一緒に帰ろうなんて言い出すとは珍しいな」
ハルヒ「アンタがあまりに楽観的だからよ。夜道に女の子一人で帰るのは危険なんだから。さっきみたいに襲われても知らないわよ」
キョン子「まさかとは思うが心配してくれてるのか?」
ハルヒ「違うわよ//あくまで団長の身として団員を心配してるだけよ」
ベルト無くても短くできるけどな
腰帯の部分が堅い素材になってるからそれを折り曲げて履けばいいだけだと
で、それを防ぐために最近では腰の部分も全部素材の柔らかさを同じにしてるスカートが出て来てるんだと
それだと折り曲げて短くできないんだと
部室にて
ハルヒ「アンタはもう女の子なんだからいくら中学からの友人でも男にあんなことさせちゃ駄目よ」
キョン子「そんなもんなのか?」
ハルヒ「そりゃそうよ。アタシが谷口に胸揉ませたり下着見せてたらアンタどう思う?」
キョン子「そりゃ・・・まぁ、な」
ハルヒ「だ、だからって別に谷口は友達ってわけじゃないからね。あんなの火曜サスペンス劇場に出てくる通行人A、こち亀のモブキャラみたいなもんなんだから」
キョン子「あぁ、そう言えば一応は昔の彼氏になるのか」
ハルヒ「!!??・・・どうしてそれを?」
キョン子「前にお前の中学時代のことを聞いたことがあってな」
ハルヒ「べ、べべべ別になにも無かったわよ。その日の夕方には別れたし」
保守ついでに投下。スレ主じゃないよ
キョン「どうした古泉?お前の番だそ」
古泉 「・・・えっ?あっ、はい!」
キョン「人の顔をジーと見つめて、変な奴」
ハルヒ「どうしたのキョン?」
古泉 「いや、古泉が固まっていただけだ」
ハルヒ「ふーんそう」
みくる「あの涼宮さん、それよりキョン君がその・・・」
ハルヒ「どうしたのみくるちゃん、いくらキョンの言葉遣いが変だからて君呼びは無いじゃないの?キョンだって女の子なんだし」w
みくる「へっ!?あっあの、ゴメンねキョン・・・ちゃん」
キョン「いいですよ朝比奈さん、気にしていませんから」
古泉 「これは困った事になりましたね」ニコニコ
キョン「お前のキングが詰まれる事がか?」
古泉 「・・・そうですね」ニコニコ
ハルヒ「じゃ今日これで解散、キョン、一緒帰りましょ!駅前のクレープ屋に新メニューが入ったのよ」
キョン「わかったよ、じゃ古泉また明日な」
古泉 「はい」
キョン子「ハハッ、ムキになって否定するのが逆に怪しいな」
ハルヒ「うーーーー・・・もぉアホキョンなんてどうなっても知らない。ガチムチの体育会系に男子トイレの一番隅の個室で前も後ろも開発されてオイスター的展開にでもなって公衆便所として学園生活をマンキツすればいいのよ。フンだ」
キョン子(やれやれ、本当に怒らせちまったか)
キョン子「なぁハルヒ、悪かったよ。謝る、この通り」
ハルヒ「うっさい、話かけんな」プィ
書き手が来たのでまた保守時間になるまで投下しないでおきます。
続かないようなので再開します。>>225のハルヒの台詞「ガチムチ~」の前に「アンタなんて」をつけて再生して下さいませ
キョン子「・・・(気まずいな。誰かくるまで避難しとくか)」
キョン子「・・・トイレに行ってくる」ガタン
ハルヒ「・・・」ムス
部室棟トイレ
ガチャ
キョン子「やれやれ団長様のご機嫌はいつ戻ることやら。長門か朝比奈さん辺りになんとか・・・」
サッカー部員A(以下部員A)「・・・なんだこの女?」
サッカー部員B(以下部員B)「ここは男子便所だぜ?」
サッカー部員C(以下ry)「もしかしてこいつアレじゃね?ほら、一日で女になったっていう」
キョン子(ヤバい、いつもの習慣で男子トイレに)
キョン子「ハハッ、間違えました。じゃあこれで」
部員A「おいおいこいつ滅茶苦茶可愛くね?」
部員B「そうだな、顔も良いし、背も低いでもオッパイはデカい・・・何よりポニーテールだしな」
キョン子(そこなんだ。でもポニーテール好きのとこは評価するぞ。いやまて、なんだこの流れ)
部員C「放課後・・・体育会系・・・男子トイレに迷い込んだ美少女・・・この後の展開は」
部員A「そうだな・・・」ジュルリ
キョン子(おいおい短略的すぎるだろ・・・ハッも、もしかして)
部員ABC『オイスター的展開だな』
キョン子(ハルヒの願望実現能力!!??)
部員A「ちょうど隅の個室だけ空いてるぜ?」
部員B「まじかよ・・・これぞ神の思し召しってやつか?」
部員C「おぉ我らの全知全能の神よ・・・ザーメン」
部員AB「ザーメンwwwバカスwww」
部員B「フヒヒ」
キョン子(なんだこいつら、でも全知全能の神ってのは間違いではないなウン。いや待て冷静にツッコンでる場合じゃないだろ)
キョン子「お前ら、俺は元男だぞ?そんなの相手にしたら気持ち悪いだろ?」
部員A「俺だと?・・・俺っ娘とか最高に萌えるんですけど?www」
部員B「元男?・・・そうだな女の子がこんなに可愛いハズないからな」
部員C「いいから早いとこやっちまおうぜ」
部員A「そうだな」
キョン子「ヒッ・・・だ誰か・・・助け・・・」
キョン子「(そうだ、隣の個室に)誰か入ってますよね」ドンドン
キョン子「助けて下さ」バシィ
キョン子「キャッ・・・い、痛い」
部員A「ガタガタ五月蝿ぇんだよ。いい加減諦めろや」
部員B「おいおい女を殴るなよww」
部員C「誰が入ってるか知らねぇけど静かにしてたら後から楽しませてやるからよ」
隣の個室「・・・・・・」
キョン子「・・・ヒック」ガタガタ
部員A「泣いたって無駄だよ。騒がなけりゃヒドくはしないからよ」
キョン子(ハルヒの願望実現能力は絶対・・・女になって浮かれてたけどまさかこんなことになるなんて)
キョン子「・・・」コクン
部員A「これで同意の上でだなフヒヒ」
同時刻 文芸部室
古泉「失礼します・・・おや麗しの我が姫はおいででない?」
ハルヒ「なによ、古泉君まであんな奴のことちやほやして」
古泉「おや失礼・・・私は女王様の忠実な部下ですよ。さしずめ朝比奈さんはメイド、長門さんは王国付きの魔法使いといったところでしょうか?」
ハルヒ「ふん調子いいのね。まぁいいわあんな奴のことは」
古泉「なにかおありで?」
ハルヒ「別に・・・あいつが私をからかったから男子トイレで公衆便・・・ちょっと酷い目に遭えばって言っただけよ。」
古泉「・・・で彼、いやキョン子さんは?」
ハルヒ「・・・トイレに行くって出てったわ。そう言えば長いわね。大きいのかしら?」
古泉「な、なんてことを」ガタン
古泉「これはまずいですね・・・僕もトイレに」
ハルヒ「ちょっとなによ古泉君まで」ムカムカ
男子トイレ
キョン子「シクシク」
部員A「まじ興奮してきた。ちんぽバキバキだぜ」
部員B「だな、まさかこんな成人向け漫画みたいなことがあるとはな」
部員C「お前そんなの読んでるのかよww」
部員B「うっせ、たまにだよ」
ガチャガチャ・・・バンッ
古泉「お待ちなさい」
キョン子「こ、古泉・・・助けに?」
部員A「誰だお前・・・今は貸し切りだっつーの」
部員B「なんだ彼氏か?俺らの後なら使わせてやるぜフヒッ」
古泉「それには及びません、全員ぶちのめしてあげますよ」
部員C「なんだと、ボコボコにして女のヤられてる様を見てセンズリこかしてやんよ」
古泉(なんてエロ漫画的思考ですかまったく)
prrrrr
古泉「・・・失礼、電話です。もしもし・・・え?特大の閉鎖空間が?いや、今はちょっと。ハ、ハイ。わかりました。・・・失礼バイトが入りましたので僕はこれにて」ガチャバタン
キョン子「こ、古泉~~~」
部員A「なんなんだ?まぁいいやこれで邪魔者はいなくなったな」
キョン子「・・・もう駄目だシクシク」
長門『・・・聞こえる?』
キョン子「!!??長門か?今どこに?」
部員C「なんだいきなり喋りだしたぞ」
長門『長門ではない有希と呼んで・・・あなたにしか聞こえないように喋っている。あなたも考えるだけで私に伝わる。いわばテレパシー』
キョン子『わ、わかった。大変なことになっているんだ、助けてくれ』
長門『状況は把握している。これはなかなかないエロ漫画的現象、胸が高まる』
キョン子『なにを悠長な事を・・・貞操の危機なんだ。今どこにいる?・・・ヒッ、首筋を舐められたぞ。早く助け・・・』
部員A「諦めたみたいだな、さぁやるか」ベロォォォ
部員B「どれどれパンツは?」ピラッ
部員C「誰が一番にやるよ?」
長門『あなたの隣の個室にいる』
キョン子「なん・・・だと?」
┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙┣゙
長門『部室で読書をする以外にも部室棟男子トイレで本を読むこともある。この場所では様々なドラマが生まれる可能性が高い』
キョン子『いろいろツッコミたいがまぁいい、助けてくれ。それも早く、もぅ俺のパンツ下げられてる・・・なんかベルトをカチャカチャやってチャックがジイィィィって・・・デカッ』
長門『そんなに細かく伝えなくても先程からこの目で確認している。上を見て』
キョン「長門ーーーー見てないで助けろ。なんだそのビデオは?」
部員B「なんだ、誰かいんのか?」キョロキョロ
長門『不可視スクリーンを張ってある。あなたにしか私は見えない。しかし私の使命は観測にある。よって助けることは出来ない。わかって』
キョン「わかるかーーーー」ッ
長門『大丈夫、しっかり録画する。手ブレ補正モードON、周囲の空間つまりこの男子トイレを周辺空域より隔離、よって邪魔は入らない。楽しんで』ドキドキ
キョン子『もぅ駄目だ・・・このままバキバキに犯されて録画されて某巨大掲示板に晒されて祭られて・・・生きてけないな』シクシク
部員A「じゃあまずお口でご奉仕してもらうかな」
長門『異常事態、隔離空間に何者かが強制アクセス・・・ん、駄目・・・突破される?』
ボガァァァン
部員C「なんだ、邪魔しやがって」
キョン子「朝・・・倉?」
仕事なんでまた暇みて投下します
長門『コードネーム朝倉涼子、あなたは私のバックアップにすぎない。邪魔をしないで』
朝倉「ごめん、それ無理」
キョン子「朝倉・・・助けに?どうしてここが?」
部員A「ぐだぐた喋ってんじゃねーーーー・・・おい眉毛、早く消えないとお前もグベェ」バキャ
部員B「何しやが・・・ヒデブ」ボコォ
朝倉「・・・いつまでも汚いもの晒してるんじゃないわよ」シャキーン
キョン子「おい、いくらなんでもナイフはまずい」
部員C「ひ、ひいぃぃぃ」ダダダダダ
朝倉「逃げられちゃった・・・キョン君、いやキョン子ちゃん大丈夫?」
キョン子「うん、ありがとう助かった。本当にありがとう・・・どうしてここが?」
朝倉「長門さんに用があって部室にいなくて・・・そうしたら隔離された空間があってピーンときてね・・・キョン子ちゃんは可愛いから変な男に言い寄られて困ってるんじゃないかって」
キョン子「・・・まさかハルヒの力でこんな目逢うなんてな。それより長門・・・どうゆうつもりだ?」
長門「有希って呼・・・仕方のないこと。これは情報統合思念体の望んだ事・・・一端末にすぎない私には断れない。信じて」
キョン子「そうなのか?・・・そうだよな、でも本当に危なかったんだぞ」
長門「ごめんなさい」
朝倉「・・・キョン子ちゃん、全部嘘よ。そんな指令受けてないわ」
キョン子「・・・どうなんだ長門?」
長門「有希と・・・彼女は以前あなたを殺そうとした・・・信じては駄目。パーソナルネーム朝倉涼子の連結解除を申請」
朝倉「長門さん・・・無駄よ。情報統合思念体の意思に背いたあなたは既に能力の95%を制限されているわ。私の侵入を許した時に気づくべきね。つまりあなたが私のバックアップってことよ。」
長門「(非常にマヅい)最後には助けるつもりだった。」
キョン子「最後じゃ遅いだろ・・・信じてたのに」
朝倉「・・・なにか煮え切らないわね。長門さん、あなたもしかして革新派に取り込まれたんじゃない?」
長門「・・・」フルフル
キョン子「どういうことだ?」
朝倉「つまりあなたを男子生徒に襲わせて涼宮ハルヒにショックを与え・・・情報爆発を起こさせる。昔の私みたいにね。」
長門(どうしてこんなことに)「・・・」ダラダラ
キョン子「長門、そうなのか?本当のことを教えてくれ」
朝倉「・・・革新派に取り込まれたなら始末しなきゃいけないわね。大丈夫、痛くしないから」シャキーン
長門「・・・」ビクッ
長門「・・・あなたが成人向け漫画的現象に陥りそれを録画して後から楽しみたかった。」
キョン子「よくわからん、つまりどういうことだ?」
長門「新しい自慰のネタが欲しかった。今回の現象があれば当分は困らない。」
朝倉「・・・最低ね。」
長門「あなたの趣味の方が酷い。聞いて、彼女は同性あ・・・(喋れない)」パクパク
朝倉「そんなにエッチな展開が希望なら自分で味わったらどう・・・そこの人達もじきに起きるでしょ。体の動きを制限させてここに置いてきぼりにしてあげる。行きましょ、キョン子ちゃん」
キョン子「で、でも・・・」
朝倉「この子は少し痛い目に合って懲りるべきなのよ」
長門「(助けて)」パクパク
廊下
キョン子「・・・あんな長門でもやっぱり黙って見過ごせないよ。助けてくる」
朝倉「フフッ、大丈夫よ。さっきのは脅し。すぐに動けるようになるわ」
キョン子「そっか、良かった。朝倉って優しいんだな」
朝倉「女の子同士なんだし涼子でいいわ・・・あなたの方が優しいわキョン子ちゃん。あんな目に遭わせた長門さんを心配するなんて」
キョン子「いろいろと世話になってきたしあいつもストレス溜めるタイプだしな。」
朝倉「信頼してるのね・・・羨ましいな、そういうのって・・・私は前のことがあるから」
キョン子「朝・・・涼子」キュンキュン
朝倉「ごめんね、今のは忘れて」
キョン子「・・・そんなことない。これからはお前も信じる。前の時は仕事だったんだもんな、しょうがない。俺はそう思う」
朝倉「キョン子ちゃん・・・ありがとう」グスッ
キョン子「なんで泣くんだよッ」
朝倉「嬉しくって。えへへ・・・さ、部室に戻って涼宮さんにお仕置きしましょ」
キョン子「お仕置き?元々俺にも非があるしあんまり酷いことは・・・」
朝倉「そんなんじゃないわ。ちょっと耳を貸してゴニョゴニョ」
文芸部室
ハルヒ「まったくどうなってるの。みくるちゃん以外まともに来ないじゃない」プンスカ
コンコン ガチャ
みくる「は~い、どうぞ~・・・え?キョン子ちゃんどうしたんです?その格好、ボロボロじゃないですか~」
ハルヒ「えっ?キョンがどうかしたの?」ガタン
朝倉「キョン子ちゃんはちょっとショックが大きいみたいだから私が説明するわ。」
さっきのゴニョゴニョ話
朝倉「つまり涼宮さんにはあなたが男子トイレに連れ込まれて乱暴されそうになったって教えるわ。もちろん途中で私が助けて大事には到らなかったことにするけど・・・」
キョン子「・・・ハルヒは自分の発言のせいではないにしろ少しは責任を感じて今後は俺を強姦させるようなことは言わなくなるってとこか?」
朝倉「当たりッ。キョン子ちゃん頭良くって好きよ。」チュッ
キョン子「おいおい///・・・答えが出てたようなもんじゃないか」
朝倉「じゃあ最後の仕上げするわね。あとから直してあげるからね」
キョン「え?ちょっ・・・どこ触って、やめ・・・んっ」ビリビリ
文芸部室
朝倉「・・・ってことがあったのよ。」
ハルヒ「そんな・・・本当に襲われるなんて」
朝倉「あなたは悪くはないわ、でも彼女も女の子なんだから冗談でもオイスター的展開になれとか言っちゃダメよ。ね?」
ハルヒ「うん・・・ごめんね、キョン」シクシク
キョン子「ううん、俺も言い過ぎた。謝るよ、ゴメンなハルヒ」
ハルヒ「・・・キョン」
朝倉「ふふっ・・・仲直りも済んだし一件落着ね。このままじゃキョン子ちゃん帰れないし私の家で替えの制服貸してあげることにするね。さっ行こっか」
キョン子「うん・・・ありがとう涼子///じゃハルヒ、今日は帰るね」
ハルヒ「うん・・・気を付けてねキョン」ションボリ
ハルヒ「朝倉さんっていい人ね・・・今まで気付かなかったわ。」
みくる「そうですか~?わたしには薄汚い女狐に思えましたけど~胡散臭いにもほどがあります~」
ハルヒ「ちょっと、みくるちゃん聞き捨てならないわね。キョンの恩人に向かってなんてこと言うの?そんなことを言う口はこうしてやるわ」ギューギュー
みくる「ふえぇえぇん痛いです~涼宮さん止めて下さい~~」
廊下
朝倉「ハックチュン・・・嫌ね。風邪かしら」ズルズル
キョン子「きっとあいつらが涼子っていい人ねって噂してるんだよ。」
朝倉「意外ともうバレてて性悪女って噂してるのかも」
キョン子「ププッ」
キョン子、朝倉「フフフ・・・アハハハッ」
部室棟男子トイレ
長門「・・・襲われはしなかったが未だに身動きはとれない。外部との連絡手段もない。お腹減った」グウゥゥゥ
長門は便座とTFEI端末との間でそのうち考えるのをやめた。
朝倉のマンション
朝倉「さっ上がって・・・散らかってるけど」
キョン子「長門の部屋はよく行くけど涼子の部屋って初めてだな、なんか緊張する・・・って全然汚れてないじゃないか。長門の部屋みたいな感じかと思ったら全然違う、なんか女の子の部屋って感じね」
朝倉「そりゃ女の子ですもの。お風呂沸かしちゃうから入っちゃって。制服は直すから籠に入れておいて」
キョン子「いいよ・・・服借りたらすぐ帰るし。そこまで迷惑かけられない」
朝倉「迷惑なんかじゃないわ・・・それに今帰ったらまた男に襲われて公園に連れ込まれたりするかも。」
キョン子「ハルヒはもうそんなこと望んでないと思うけど・・・」
朝倉「でも可能性は0じゃないわ。お家には私が電話しとくから・・・今日は泊まってって」
キョン子「涼子がそこまで言うなら、じゃお世話になるよ。お風呂借りるね」
朝倉「ごゆっくり」ニヤリ
朝倉宅風呂場
キョン子「はぁ~~~今日はいろいろあって疲れたな。まさか男に襲われるのがあんなに怖いとは・・・思い出したら寒気が」ブルブル
朝倉「キョン子ちゃん~入るわよ~」
キョン子「えっ?ちょっと待っ・・・うおっ既に全裸かよ」ゴクリ
朝倉「女の子同士なんだから恥ずかしがらなくてもいいじゃない。長門さんとはよく一緒に入ってるわよ」
キョン子「そんなもんなのか・・・いやでも俺、心はまだ男なわけで。」ブクブク
朝倉「そうかしら、今朝に比べて言葉遣いも女の子みたいになってるわよ。」ザバァ
キョン子「このサイズの浴槽に二人は狭・・・///」
朝倉「へーきへーきっ」
朝倉「じゃお互いに洗いっこしよっか?」
キョン子「・・・ちょっとそこまではさすがに///」
朝倉「もぉ~恥ずかしがり屋なんだから・・・(でもそこが堪らなく可愛い)」ウヘヘ
キョン子「!?涼子・・・今なんか凄く邪悪な顔になったけど」
朝倉「(ヤバッ)え?そう?たぶん眉毛のせいね、よく言われるのよ~。」
キョン子「そう、見間違いかな(・・・)」ドキドキ
朝倉(危ない危ない・・・キョン子ちゃんの裸体を目の前にして気を抜いたわ。今は些細なミスさえ許されない・・・一瞬の気の緩みが命取りになるわ)
朝倉(それにしてもなんて愛らしい顔、髪の毛もツヤツヤしてるし、背は小さいのに出るとこは出て引っ込むとこは引っ込んでる体つき・・・)ゴクリ
キョン子(なんかさっきから涼子の目ツキが)ドキドキ
朝倉(それにあの胸・・・反則よあんなの。凄く大きいのに形は崩れてないしとてもキレイ・・・色素もピンクだしとっても張りがありそう・・・正にバストレヴォリューション)グヘヘ
キョン子(またあの邪悪な顔に!?)
朝倉(今にあの愛くるしいキョン子ちゃんが私の物にッ)ブシューボタボタ
キョン子「涼子ッ、鼻血が溢れてお風呂が血の池地獄みたいになってるわよッ」
朝倉「あらやだ逆上せたかしら」ウフッ
キョン子「・・・先に上がるね」コソコソ ガチャ
朝倉(お尻も可愛い///)ブシュー
キョン子「・・・なんかさっきから嫌な予感がする。ううん、きっと気のせい。友達を疑うなんて」ゴソゴソ
朝倉『キョン子ちゃ~ん、籠に着替え入れといたから~』
キョン子「ありがとう・・・ってなんでYシャツとパンツしかないんだ」
ガチャ
朝倉「ごめんなさい、ブラジャーはサイズ合わなそうだし。明日の朝には洗っておくから、今夜はノーブラで我慢して」
キョン子「うん・・・でもなんでYシャツ?下はなにかないかな?パンツだけじゃ恥ずかしいよ」
朝倉「・・・いいから着てみて着てみて」
キョン子「う、うん」ガサゴソ シュッ
朝倉「Oh・・・much beautiful」ブシュータラタラ
キョン子「涼子、鼻血鼻血ッ(なんで英語?)」
朝倉「ね、ね、そこでフワっと一回転してみて。お願い」ハァハァ
キョン子「・・・(なんかさっきから様子がおかしい・・・でも。ううん気のせい気のせい)」クルッ
朝倉「グハッ・・・なんたる破壊力・・・これは取り調べが必要ね」ハァハァ
キョン子「気のせいじゃなかった!!??」
朝倉「キ、キョン子ちゃん、ご飯にしましょ」ハァハァ
キョン子(なんとか隙を見て逃げなくちゃ)
朝倉「・・・ハイ、今日のご飯はオデンよッ」オデーン
キョン子「あ、・・・ありがとう(なんで涼子はパンツとエプロンしか着けてないのよ。この家にはまともな衣類がないの!?)」
朝倉「ハイ、キョン子ちゃん・・・あ~ん」
キョン子(なんかいろいろ隠さなくなってきたな。ともかくこのままじゃ危ない。でも下手に抵抗したらもっと危ないかも)
キョン子「ありがと。」パクッ
朝倉「・・・じゃ次は竹輪ね・・・あ~ん」
キョン子「ねぇねぇ涼子・・・ポッキーゲームみたいに竹輪を両端から食べよっか///」
朝倉「なん・・・だと!!??(まさかキョン子ちゃんの方から積極的に)」
キョン子「・・・恥ずかしいから先にくわえて待ってて・・・あと目もつぶってて欲しいな」
朝倉「うんうん待ってる待ってる」パクッ ジーッ ドキドキ
朝倉マンション前の道路
キョン子「ハァハァ・・・危ないとこだった」
キョン子「冷静に考えたらよくわかることだったのに・・・危なかった。なんか口調も変わってたしな、意識するってのは恐ろしいぜ。」
キョン子「・・・携帯だけ持って逃げたけどさすがにこの格好は危ないな。でも早く逃げないとすぐに見つかってしまう」
キョン子「・・・長門は危ないか?とりあえず近いし電話を」trrr trrr trrr ガチャ
長門『もしも~し有希リンです☆ごめんね今、電話に出れないのグスン・・・発信音の後に貴方の思いの丈をぶつけて。私・・・待ってるから』ピー--ッ
キョン子「・・・あ、うん・・・また電話する」ガチャ
キョン子(なんだあの留守電の応答メッセージ・・・意外ってレベルじゃねぇゾ)
キョン子「長門はまだ帰ってないのか・・・まぁあの留守電聞いた後じゃどんな顔して合えばいいかわかんないしな。他に頼れる人は・・・朝比奈さんとかどうだろう」trrr trrr trrr
みくる「あ、キョン子ちゃんですか~?どうしたの~こんな時間に?」
キョン子「朝比奈さん、良かった。ええと朝倉に頼って着いていったら大変な目に遭いそうになってですね・・・」
みくる「だと思いました~朝倉さんってば滅茶苦茶怪しかったですよ。涼宮さんは信じてくれなかったんですけどね~」
キョン子「今大丈夫ですか?急いで逃げてきて着てるのがYシャツとパンツだけでして」
みくる「え?今はちょっと・・・アンッ、ヤメッ。今・・・電話ちゅ・・・んっ、アッ・・・ん駄目だったら」
キョン子「・・・・・・」ガチャ
キョン子(あれ、なんか目から涙が溢れて・・・グッバイマイファーストラブ)ゴシゴシ
キョン子「朝比奈さんの事はもう忘れよう・・・他に頼れる人・・・古泉、谷口、国木田はちょっと無理だな。なんか恐ろしい」ブルブル
キョン子(あとはハルヒ・・・佐々木ぐらいか?佐々木の方がまだ安心かな)trrr trrr trrr
佐々木「もしもし」
キョン子「あぁ佐々木か?良かった通じて・・・」
佐々木「ん?キョンから電話と思ったけど誰?イタヅラなら他の人にしてよ。私は塾で忙しいんだから・・・せっかくキョンから電話かと思ったから電話に出たのにフンッ」ガチャ
キョン子(そっか佐々木は俺が女になったって知らないのか・・・てか今の佐々木か?えらく印象が違うな)prrr prrr prrr ガチャ
キョン子「佐々木、聞いてくれ俺だ。お前は知らないと思うが今朝から女になっちまったんだ。信じてくれ」
佐々木「・・・そうやって私の知らない女の子を使ってからかおうっていうのね・・・誰か知らないけどそこにキョンがいるんでしょ?替わって」
キョン子「佐々木だから俺が・・・」
佐々木「・・・私の気持ちも知らないでこんな酷いイタズラ・・・もうキョンなんて知らないグスン」ガチャ
キョン子「佐々・・・」プーップーッ
キョン子(いつもの佐々木と違ったな。泣かしちゃったな。今度謝ろう。でも佐々木の気持ちって一体?)
キョン子(なんか今日は親しい人の違う面ばっか見ることになったな・・・明日から複雑な心境で会わなきゃな)
キョン子「それよりも今夜をどうにかしなくちゃ・・・そうだ鶴屋さんはどうだろう。あの人なら女になったことも知ってるだろうし細かいことも気にしなさそうだ」prrr prrr prrr
鶴屋さん「おっす・・・キョン君、いやキョン子ちゃんだっけか?どうかしたニョロ?こんな時間に」
キョン子「良かった、鶴屋さん。え~とかくかくしかじかなんですが。とても困ってまして」
鶴屋さん「そいつは大変っさ。すぐ迎えに行くよ、今どこだい?」
キョン子「ありがとうございます(良かった話が早い)・・・え~とここは・・・」ピーッピーッ
キョン子「あれ?鶴屋さん・・・って電池が切れたーーーッ」
キョン子「ヤバいヤバい・・・とにかくここから離れよう」タタタタタッ
キョン子(ハァ~充電しようにも財布持ってないし、家に帰ろうにも遠いし・・・何しろこの格好じゃあな。危なくてとても無理だな)トボトボ
キョン子「・・・どっかで明るくなるまで隠れて待つかハァ」トボトボ
キキィーーーーブーーン
キョン子「!?」
ヴィィィィン
新川「探しましたぞ」
キョン子「新川さん・・・どうして?」
新川「もともと古泉から話は伺ってましてね。それに鶴屋財閥のご令嬢から機関に連絡がありまして。あなたを探して欲しいと・・・それで探知したらこの辺りにいるかと思いまして・・・まぁお乗り下さい」ガチャ
キョン子「はぁ、鶴屋さんが・・・失礼します。」(助かった・・・のか?)
新川「機関にお連れ致します。シートベルトをお付け下さい」
キョン子「はぁ・・・わかりました」(疑っちゃいけない・・・でも俺の第六感がシートベルトをするなと全力で訴えているッ)
新川「ではお連れします」ブーーン ポチッ ウィィイン
キョン子「なんだこのガラス、後ろ側に閉じ込めるつもりか?」ドンドン
新川「こちらニューリバー、対象を確保。直ちに本部に戻る」ザーザー
古泉『こちら本部、了解した。』ザーザー
新川「ということです。では睡眠ガスを使わせていただきます。」ポチッ ブシューー
キョン子「そうはいくか」
新川「なんと・・・シートベルトをしてなかったのですね。私としたことが迂闊でした。ですがドアは中から開きません、諦めて下さいませ」ブシューー
キョン子「ゴホゴホ・・・確かにこのままじゃマズい・・・うおぉおぉ」ガシャーーン ガチャ バッ・・・ゴロゴロゴロ
新川「携帯電話で窓を・・・そして外からドアを?そこまでするとは・・・ハッいけません。」キキィイィ
新川「あまりスピードは出てませんがあの衝撃なら遠くには逃げれないでしょうに」タッタッタッ
新川「いませんね・・・本部、こちらニューリバー・・・対象をロスト、繰り返す対象をロスト・・・」
キョン子(・・・もぅ駄目だ。全身が痛いし、逃げる気力もない・・・なんで機関が俺を)ドサッ
ジャリジャリジャリ
キョン子(・・・誰か近づいて来る。もぅどうにでもしてくれ。俺は逃げない、てか逃げれない)
藤原「ふっくっく、ボロボロだな。まるで死にかけのゴキブリみたいだ」
キョン子(なんでこいつが・・・)
キョン子「なんだ、笑えよ・・・散々な目に遭ってボロボロだよ。どうとでもしてくれ」
藤原「・・・弱ってる女を痛めつけるのは趣味じゃない。周防・・・治してやれよ」
九曜「ーーーホイーーーミ」ピカーーッ
キョン子「うっ・・・痛みが引いてく・・・変な呪文かと思ったら改変か?よくわからないが礼を言うよ、ありがとう」
九曜「ーーー気にーーーしないで」
キョン子「どうして俺を?」
藤原「話すと長くなる・・・それに禁則だ」
キョン子「そうか・・・助けてもらったし深くは聞かない」
藤原「しおらしくしてれば見れる顔だ・・・一つ言うなら心配しなくても近いうちに男に戻れる。」
キョン子「・・・いいのか喋っても。そこは重要なとこだろ?」
藤原「・・・かもしれないにしておく。可能性だ。フフン、まったく下らない事だな。男が女になったりなど。付き合いきれない。周防は置いていく、家まで送ってもらえ」
キョン子「・・・お前にも礼を言っておくよ。助かった」
藤原「・・・規定事項だ。じゃおわかれだ」ジャリジャリジャリ
キョン子「いいやつなのか?えーーーと周防、悪いけど家まで送ってくれるか?」
九曜「ーーー九曜ーーーって」
キョン子「あぁ・・・九曜。家まで送って欲しい、わかるか?」
九曜「コクリーーー手をーーー握って」
キョン子「こうか?」ギュッ
九曜「ーーールーーーラ」バビューーーン
キョン子「うおぉおぉっ・・・空を・・・飛んで」
バビューーーン スタッ
九曜「ーーー到ーーー着」
キョン子「ありがとう・・・ってどこだよここは?少なくとも俺の家じゃない。・・・てかこの景色地球上なのか?」
九曜「ーーー我がーーー家ーーー天蓋ーーー領域」
キョン子「ウオォオォイ・・・待てぃ、普通は家に送るっていったら俺の家に送るだろぉおぉお?」
九曜「ーーーあなたの家ーーー知らない」グスン
キョン子「・・・確かにそうだが・・・さすがにこっからは一人じゃ帰れないしな」
九曜「ーーー泊まるーーーもしくはーーーバシルーラ」
キョン子「なにそれこわい・・・わかった、九曜がいいなら泊めてくれ」
九曜「ーーー嬉ーーーしいーーー着いてーーーきて」ニパー
キョン子「天蓋領域ってどこにあるんだろう?それにこの景色・・・妹に石でも持って帰ってやるか。なんかキレイだし」トコトコ
九曜「おかーさーん、おとーさーん、お友達連れてきたのー」
キョン子「なん・・・だと・・・普通に喋ってやがるッ」
九曜パパ(以下パパ)「よく来てくれました。いやはや地球からのお客様なんて初めてですよ」
九曜ママ(以下ママ)「そうですね、あなた。九曜を地球に向かわせたものの娘ときたら本当に小さい頃から内気で」
九曜「おかーさんったらそれは言わないでよ」
パパ「なんにせよよく来てくれました。良かったら地球の話しでもお聞かせ下さい」
キョン子「は、はぁ」(なんだろう・・・凄くいい人みたいだが九曜より更に黒い靄みたいで認識できない)
パパ「ここでは時間の概念はありません。まぁゆっくりしていって下さい」
ママ「お腹はすいてないかしら?九曜が帰ってくるって聞いたから急いで料理したのよウフフ」
九曜「キョンちゃんご飯どうするー?」
キョン子「・・・ありがとう、でも少し休ませてくれないか?色々あって疲れたよ」
パパ「では寝室を用意しよう・・・九曜案内してあげなさい」
九曜「ハーーイ」
九曜「ところでキョンちゃん、素敵な服ね。凄く似合ってるよっ」
キョン子「あぁ・・・ありがとう。でもこの服はもう懲り懲りだよ。いつか彼女が出来ても今日のトラウマで着せることも出来そうにないなハハッ」
九曜「ふーーん、あたしも着てみようかな。えいッ」ボワン
九曜「お揃いだねっエヘヘ」クルッニパー
キョン子「・・・やっぱ裸Yシャツにパンツのみってのは男のロマンだな。うん」
九曜「この部屋よ。地球の寝室に似せてあるから大丈夫だと思うけど」
キョン子「いろいろありがとうな九曜」
九曜「いいのっ・・・じゃおやすみーっ」クルッ ニパー
キョン子「おやすみ(やっぱ裸Yシャツは最高だぜ)」
キョン子「ぐーぐー・・・んがっ・・・ふわぁ・・・よく寝たな」
キョン子「ってなぜ九曜が横に寝てるんだ?」
九曜「///キョンちゃん・・・おはよ」モジモジ
キョン子「なぜ顔を赤らめる?」
九曜「あたしね・・・キョンちゃんの横で寝ていろいろわかった。ありがとうね・・・これで私たち天蓋領域の者たちは次のステップに進めることができるの」
キョン子「俺にはわからない説明してくれ」
九曜「やだもぉ・・・恥ずかしいから無理だよぉ///」
キョン子(なにがあったんだよ俺が寝てる間にッ)
九曜「・・・じゃあ地球に送るね。さっ行きましょ」
キョン子「ずいぶん急だな」
九曜「うふふ・・・おとーさんとおかーさんもよろしくって」
キョン子「そうか・・・まぁ寝ただけだがお世話になりましたとお伝え下さい」
九曜「キョンちゃんのことすっごい気に入ってたよ。あんまり話が長いから地球とは違う銀河系でビックバンが四回ぐらい起こって知的生命体が生まれる可能性が少し出来たんだって」ニパー
キョン子「え・・・?」
九曜「さっ行こうか?ルーラー」バビューーーン
九曜「ーーー到ーーー着」スタッ
キョン子「おぃ九曜・・・ここはどこだ?」
九曜「ーーー出発ーーーから2500ーーー万年後のーーー地球」
キョン子「うぉおぉおぉっ・・・九曜ーーーっ」
九曜「人類はーーー全滅ーーーあなたをーーー除いてーーー」
キョン子「勘弁してくれよ」ドサッ
九曜「心配ーーー無用ーーーこれをーーー使って」スッ
キョン子「なんだこれ?なんかの木の実か?いや、お前の家に落ちてた石に似ているな」
九曜「回数式ーーータイムリープーーーそれで過去へ」
キョン子「なるほど、どうやって使えばいいんだ?」
九曜「まずはーーーこれー潰して」
キョン子「こうか?」グシャ
九曜「ーーーここにーーー残りーーー回数がーーー」
キョン子「あぁ・・・二の腕の裏になんか数字があるな・・・でどうやって過去に?お前も来るんだろ?」
九曜「フルフル・・・私はーーー行けないーーーここでーーーお別れ」シクシク
キョン子「?何を言って・・・」
九曜「最後ーーーだからーーー苦しいーけど」
九曜「ハァハァ頑張って言うね。ハァハァ地球の時間は重すぎて上手く喋れなかったんだハァハァ。でもキョンちゃんを理解したらハァハァ」
九曜「少しは上手く喋れるようになったかなハァハァ」ニパー
キョン子「おい、九曜無理すんなよ」ギュッ
九曜「タイムリープするにはね、ショックを与えるのが一番早いのハァハァ。慣れれば意識するだけで可能だけどハァハァ」
キョン子「もういいから喋るなって」
九曜「ハァハァキョンちゃん・・・こっち向いて・・・大好きだよ」チュッ
キョン子「えっ!?九曜・・・うわぁあぁあぁあっ」
九曜「キョンちゃん・・・バイバイ・・・この子は大切に育てるからね」サスサス
バシューーン
キョン子「九曜ーーーッ・・・ハッ・・・ここは?」ゴソゴソ
キョン「電池が戻ってる・・・時間からすると鶴屋さんにかけた後だが・・・九曜が充電してくれたのかな・・・ううっ九曜」グスン
キョン子「選択肢からするとハルヒだな」prrr prrr prrr ガチャ
ハルヒ「もう遅いから寝るわ。続きはまた起きたらね」
ハルヒ「もしもしキョン・・・どうかしたの?こんな時間に」
キョン子(・・・九曜のことはふせた方がいいよな。あ、思い出したらなんか辛くなった)シンミリ
キョン子「かくかくしかじかで・・・」
ハルヒ「そっか朝倉さんがね・・・辛かったでしょ、いいわ、迎えにいってあげる。どっかに隠れてなさい」
キョン子「うん、ハルヒすまない。この借りはきっと返すから」
ハルヒ「当然よ。百倍返しぐらいが妥当ね。冗談よ、じゃ切るわよ」ガチャ
キョン子「フゥ・・・一番裏がないのはハルヒだったかな・・・最初からハルヒに電話しとけばよかった」
~~~~~~~~~~~~
うとうと
キョン子(う~ん九曜)ムニャムニャ
trrr trrr trrr ガチャ
ハルヒ「もしもしキョン?近くまで来たとおもうんだけど・・・」
キョン子「あぁ、すまないうとうとしてた。え~と・・・」キョロキョロ
ハルヒ「黄色いタクシーよ・・・あれかしら?あんた凄い格好ね。」ガチャ
キョン子「・・・言うな。え~と君は?」
ハルヒ「あぁハカセ君よ。知ってるでしょ。彼の親御さん今夜留守で勉強を教えるついでに泊めてあげたの」
ハカセ「こんばんは、涼宮のお姉さんにはいつもお世話になってます。」ペコリ
キョン子「どうもご丁寧に・・・いいのかハルヒ、お邪魔しちゃって」
ハルヒ「バカ・・・なにをいまさら・・・運ちゃん出してちょーだい」ブロロロロロ
キョン子(そういえばハルヒには機関が24時間張り付いてるんだっけか・・・まぁハルヒと一緒ならおいそれと手は出せないだろう)
朝倉のマンション
朝倉(・・・キョン子ちゃんってばなかなか竹輪食べてくれないわね・・・恥ずかしがり屋さんなんだから)ドキドキ
涼宮ハルヒ宅
ハルヒ「親には友達泊めるって伝えてあるから。泊まってきなさい。あんた明日はどうすんの?」
キョン子「なんか着替え貸してくれたら一度家に帰るよ・・・明日は学校は休む」
ハルヒ「ふぅん、まぁいいわ寝ましょ・・・同じ部屋だからって変なことしないでよね。したら×すわよ」
キョン子「そんな気力も出ねぇよ・・・なぁハルヒ俺いつまで女でいればいいのかな」
ハルヒ「そんなのあんたの自由じゃない。戻りたきゃ勝手戻れば?」
キョン子「・・・だよな。変なこと聞いてすまない」(お前が望まないと完璧には元通りにならないと思うんだけどな)
ハルヒ「変なバカキョン・・・電気消すわよ」カシャ
翌朝 涼宮ハルヒ宅
キョン子「んっ・・・朝か。身体は女のまま異常なしっと」
ハルヒ「おはよ・・・キョン」
キョン子「なんつーか、凄い疲れてる顔だな。どーした」
ハルヒ「考えごとしてたら眠れなかったのよ。別に意味はないわ」
ハルヒ「あんたの昨日の質問だけど・・・別に困ってないなら女の子でいいんじゃない」
キョン子「・・・(困ってるんだけどな)」
ハルヒ「・・・あたし中学の頃から変わり者で通ってたからさ、親しい友人とかいなかったのよね。もちろん今は有希やみくるちゃんがいるけど。何でも言い合えるってのとは少し違うのよね」
キョン子「・・・」
ハルヒ「でも・・・もしあんたが女の子なら何でも言い合えてつまらないことで喧嘩したり仲直りしたり出来るような関係になれるかなって」
ハルヒ「あたしの勝手な考えだけどねっ・・・気にしないで」
キョン子(寝て起きたらなんかシリアスな展開になっていたでござる)
キョン子「そうか・・・俺に出来るなら協力するよハルヒ」
ハルヒ「だからって別に男の時のあんたが嫌いってわけじゃないのよ・・・あれはあれで悪くはなかったわ。でもわたしまだ恋人が欲しいってわけでもなくて」ゴニョゴニョ
キョン子「・・・」ドキドキ
ハルヒ「・・・あたしなに言ってんだろ、着替えましょ。ハカセ君も起こさなきゃ」
ハカセ「おはよーございます」ペコリ
キョン子「おはよう(礼儀正しい子だな・・・この子が未来に大きな影響を持ってるとは、そうだ)」ゴソゴソ
キョン子「ハカセ君、これをあげる」スッ
ハカセ「?なんですかこれ・・・変わった石?ですね。凄く綺麗です」
キョン子「これは遠い宇宙、天蓋領域の石なんだ。まだわかんないか・・・でも君が持ってればいつかは役に立つかもしれないからな・・・うちの妹にあげたら猫の玩具にされちまう」クスリ
ハカセ「はい、大事にします。ありがとうございます」ペコリ
キョン子「でも俺があげたってのは内緒だぞ。ハルヒに知られたらただじゃすまない」
ハルヒ「キョン、着替え用意出来たわ」ガチャ
キョン子「今行く、じゃなハカセ君」
~~~~~~~~~~
キョン子「もしかしたら放課後に顔を出すかもしれないから」
ハルヒ「ふん、まぁいいわ。期待しないで待ってる。ハカセ君行きましょ」
キョン子「俺も家に帰るか」prrr prrr prrr
キョン子「うわ・・・朝倉からだ。もしもし・・・」
朝倉「キョン子ちゃん酷いじゃない。ずっと待ってたのよ。」グスン
キョン子「(いや途中で気付けよ)悪かった・・・でもお前の気持ちには応えられないよ」
朝倉『え?私の気持ちって・・・なんのことかな』ダラダラ
キョン子「一応釘を刺しとこうと思ってな。じゃ」ガチャ
キョン子「これで朝倉は片付いた・・・無事男に戻るにはハルヒに恋人が欲しいと思わせるか、何でも言い合える女友達を他に作るか・・・だな。どっちも骨が折れそうだぜまったく」
仕事なのでまた暇見て投下させて頂きます。
キョン子「・・・どっちも無理だろ。常識的に考えて」トボトボ
おわり
キョン子「いやいやそんなに簡単には諦められない・・・とりあえず誰か当ては・・・(カチカチ)ん、知らないアドレスがある。・・・くーたん?・・・誰だったかな。」トコトコ
キョン子「くーたん・・・?くーた・・・九曜か?でもあいつのアドレスなんていつのまに?他になにかないか」カチカチ
キョン子「あとはカメラて撮った画像だけ・・・九曜いい顔で笑ってるな・・・なんか一方的に理解されたような感じだよ、もっといろいろ話したかった。」
キョン子(あそこまでメールって届くのかな)カチカチ
キョン子「送信・・・っと」ポチ
キョン子「九曜だってすぐ仲良くなれたんだ・・・ハルヒにだって恋人とか友達ぐらいすぐ出来るよな。」
キョン子(制服に着替えたら学校行くか)
放課後 文芸部室
キョン子「おっす」
古泉「おやおや今日はお休みと聞いてましたが・・・昨日は大変でしたね」
みくる「そうですよ~心配してました~」
キョン子(こいつら・・・しゃーしゃーと良く言うぜ)
キョン子「あれ?長門はまだか?」
古泉「長門さんはまだ見えられてませんね」
キョン子「・・・まさかな。ちょっとトイレに」ガチャ
うわ、つまんね(;^ω^)
つまんね( ^ω^)
クソスレ乙
ハルヒ「あ~んヒマぶりぶりあ~ん」
ブスッ
キョン「くっせ」
ブバンブバン
ハルヒ「あ、あれ?」
ドッカーン
●←ハルヒ
∥
∥
∥
△←学校
キョン「オ、オナラで空を!?」
ハルヒ「とまらないのよーーーーへるぷみーーー!!」
ブバンブバンブバン
キョン「まってろハルヒーー!!!!」
こうしてついに警察が動いた
バラララララ
警察「つかまれー!!」
パイロット「お、オナラでプロペラが!」
ひゅーん
どっかーん☆
キョン子「・・・男子トイレに使用禁止の貼り紙が」
国木田「あれ・・・キョン学校来てたんだ。」
キョン子「国木田・・・珍しいな、放課後にこっちの方に来るなんて。で男子トイレは故障中か?」
国木田「なんか今朝から使った生徒が気分悪くなったりおかしくなったりして原因がわかるまで使用禁止みたいだよ。もしかしたら七不思議とかかもしれないね」
キョン子「七不思議・・・(長門、無事か?)」ガチャ
こうしてついに自衛隊出動
「うちおとせーーー」
ハルヒ「いやーーー!!」
ブバッ
ちゅどーん
自衛隊壊滅
キョン「なんてこった……」
キョン「いまいくぞハルヒーーー!!」
ハルヒ「キョン、きちゃダメーーーーーーーー!!!!!!!!」
ふわっ
キョンの くうちゅうふゆう!
キョン「とつげきいぃーーーー!!」
ドビュン
ハルヒ「らめえええ!!」
ブバンブバンブバンブバンブバン
国木田「キョ、キョン危ないよ」
キョン子「平気だって。なんかあったらハルヒでも連れてきてくれ」バタン
キョン子「・・・長門、いるんだろ。開けるぞ」コンコン ガチャ
キョン子「って長門・・・便器と一体化しちまってるじゃねーか、大丈夫なのか?」
長門『あなたにはそのように見えるかもしれない・・・でも多くの男子生徒は私を只の便器と認識し欲望の限りを尽くしていった・・・耐え難い屈辱』
キョン子「そりゃあそこに洋風便器があればすることは一つだからな・・・ってまぎらわしい言い方するな」
長門『云わば肉便器』
キョン子「そうか、大変な目に遭ったな。もう罰は受けたろ、そろそろいつもの長門に戻ってくれよ」
長門『・・・しかし人としての尊厳を奪われ便器として扱われ男子高校生の溜まりきった欲望を吐き出す為だけの存在の中に生きる希望を見つけた。これこそが私の求めた成人向け漫画的展開・・・もう只のTFEI端末としての生き方では満足出来ない。』
キョン子「でも使用禁止の札が貼ってあるから誰もこの便所を使わないぞ」
おい、ID:kgwKjX84O
今俺がSS書いてるんだ邪魔すんな
ID:6w6Oag7vO
黙れ糞携帯
携帯の恥だ
長門『それは困る』
キョン子「なんかウンコした生徒にイタズラしたんだろ?そのせいで体調崩したりおかしくなった生徒が出て使用禁止になったみたいだぞ。なにやったんだ一体」
長門『あまりの劣情的な精神状態に自分の置かれた環境に適応した言葉を発してしまった。迂闊。』
キョン子「わからん、俺にもわかるように教えてくれ」
長門『みさくら語で扇情的に喘いだ。』
>>514
m9(^∀^)プギャーwwwwww
>>517
自演乙
>>519(^p^)
キョン子「みさくら語?聞いたことないな・・・少し喋ってくれ、そのみさくら語とやらで」
長門『・・・無理、素面ではとても恥ずかしい。極限下の状況ならば意識せずに出る。』
キョン子「つまりお前を使ってウンコを出せってことか?」
長門『わかってくれて嬉しい』カタカタカタ
ID:kgwKjX84Oはスルーしましょうね^^
>>524が見えない
>>525が見えない
ドギウューーーン
キョン「うおおハルヒ!!今助ける!!!」
ハルヒ「キョン、きちゃらめええええええ!!!!」
ブバドン
キョン「ぬわーーーーーーー!!」
ひゅるる……
キョン・死亡
ハルヒ「キョーーーーン!!!!!!!!!」
キョン子「・・・でも今は便意が皆無だからな。(あったとしてもさすがに長門型便器じゃ無理だな。出るものも出ないだろ)」
長門『悲しい』チョロチョロ
キョン子「って水が少しだけ流れたが泣いてるのか?意外と器用だな。お、そうだそうだ長門喜べ。当てがあるぞ。」
長門『期待している』カパカパ
キョン子「少し待ってろ」ガチャ
国木田「キョン・・・良かった。無事だったんだね。長かったから心配したよ」
古泉「次は僕の出番ですね」
古泉「こい!!エターナルフォースドラゴン!!」
バサバサッ
エタフォド「ギャース、ギャース!!」
古泉「エタフォド、涼宮さんの所までつれてってくれ!」
エタフォド「ギャースギャース」
バサバサッ
古泉「とつげきいぃいいいいい」
キョン子「国木田ちょっと来てくれ。頼みがある。」クイクイ
国木田「え?曰く付きのトイレだろ、入るのも怖いな」
キョン子「大丈夫だって。男だろ?本当にキンタマ付いてんのかよ。」
国木田「キョ、キョン・・・女の子がキンタマとか言っちゃダメだよ///」
キョン子「いいから来いって」グイッ
国木田「強引だなぁ(でも強く引っ張ってくれる女の子ってなんかいいな)」
ハルヒ「古泉君、きちゃダメええええええ!!」
バサバサッ
古泉「エタフォド、涼宮さんまで近づいてくれ!」
バサバサッ
パクッ
古泉「あ……」
古泉「こら!涼宮さんはエサじゃないぞ!!吐け!吐けーーー!!」
エタフォド「ゲエェ……」
古泉「吐くなーーーー!!!!!!!!!!」
ハルヒ「…ここは?」
神「ここは天国だ」
ハルヒ「嘘…私死んだの?」
神「ああ、だが生き返らせてやろう」
キョン「俺と融合するんだハルヒ!」
ハルヒ&キョン「みなぎってきたwwwwwww」
ぺかーーーーー@@@@@@←まばゆい光
キョルヒ「仮面ライダーみたいに真っ二つ!!!!!!」
古泉「涼宮さーーーーーーーーん!!」
パアァァァア……
古泉「あ、アレは!!」
キョルヒ「…待たせたわね、古泉」
古泉「なんじゃこりゃあああああああ!!!!!!!!!!!」
ガターン
キョルヒ「なんか変なカンジだな」
キョルヒ「そうね」
古泉「仮面ライダーみたいに真っ二つになってる…」
キョルヒ「生きてるってスバラシイ!!」
国木田「で、頼みってなんだい?」ドキドキ
キョン子「そこの真ん中の個室でウンコ出してくれ」
国木田「ちょ、なに言ってんだよキョン。出来るわけないだろ」
キョン子「(あぁ怖いのか)大丈夫だよ、一緒に入って見ててやるから」
国木田「えっ///(キョンってそんな趣味があったんだ)」ドキドキ
キョン子「頼むよ、こんなことお願い出来るのは国木田くらいしかいないんだ」
国木田「(・・・僕だけが?)うん、わかったよ」ゴクリ
生きてるのは素晴らしい
俺達はこの空の下で生きてる
この、空の下で……
~fin~
キョン子『長門、生け贄を連れて来たぞ。』ニヤリ
長門『感謝する・・・あの劣情的快楽を再び味わえるなんて』カタカタカタ
キョン子「さっ、国木田・・・はじめてくれ」
国木田「うん・・・なんか緊張するね」ガチャガチャ ギシッ
長門『んっ』
キョン子(wktk)
国木田「ハァハァ」
ID:kgwKjX84Oさん^^
レスがないのに続けてて恥ずかしくないの?
キョン子(多くの男子生徒を狂わせたみさくら語・・・一体どんな言語なんだ)ドキドキ
長門『私という一個体が知的生命体の概念を踏みにじられ便器として扱われその存在を否定されているーーー高ぶってきた』ブルブル
長門「しゅ・・・しゅご」
国木田「っあっきたぁ…もっもうでりゅ、でちゃいましゅわぁキョオンッ」
キョン子、長門『!?』
国木田「はぁっごめっごめんね!!ごめんねぇ…でもおひり、おひりぃぃキョンが見てりゅのにぃウンコォウンキョ止まりゃないぃい」
キョン子『長門どういうことだ?お前が喋るんじゃないのか?って国木田は何を言ってるんだよ』
長門『これがみさくら語、もちろん私もみさくら語で感想を述べるつもりだった・・・だが』
キョン子『まさか国木田が・・・ってとこか?』
長門『そぅ』カタン
国木田「キョンに見りゃれてぇきもぢぃ゙ーんああっとっ止まりゃないよぉぶりゅぶりゅ…びゅるびゅるでゅーーっ…んあっんあぉっんおおおおっ」
キョン子『いつまで続くんだこれ』
長門『彼が出し尽くすまで』カタタン
国木田「ハァハァ」ドジャァアァ
長門『あ、流される・・・』
キョン子「国木田・・・お疲れ・・・なんというかありがとな」
国木田「凄く恥ずかしかったけど満足してくれたかな?///」
キョン子「・・・あぁ、お腹いっぱいだよ」
国木田「そう言って貰えると僕も嬉しいよ・・・ねぇキョン・・・良かったらまた見てくれないか?僕がするところ///」ドキドキ
キョン子「・・・考えとくよ(なんてこった、目覚めさせちまったか)」
国木田「それじゃキョン・・・また明日///」ガチャ
キョン子「あぁまた明日・・・さて長門、もう満足か?たっぷり出して貰えただろ」
長門『元に戻ることは可能、しかし今の私は朝倉涼子に能力の95%を奪われ抜け殻に過ぎない。少し無口で可愛く読書が好き、でもエッチな事に興味津々。初めては優しい人がいいな…と夢見る女子高生に過ぎない』ポッ
キョン子「さっきまで肉便器とか言ってた奴の言葉とは思えないな。わかったから起きろよ」
長門「了解」ガシャーーン
キョン子「やっぱ便器よりいつもの長門の方がいいな・・・そう言えば長門、お前の留守電の応答メッセージ聞いたぞ。意外だったな、有希りん☆だなんて」
長門「・・・いつ?」
キョン子「昨日の夜な・・・知らなかったか?」
長門「昨日はずっと便器として過ごしていた。携帯は部室。電話には3コール内に必ず出るから留守電の応答メッセージは冒険してみた。迂闊」
キョン子「なかなか可愛い声だったぞ」
長門「そぅ///」
キョン子「長門連れて来たぞ」ガチャ
古泉「ご苦労様です。あとは涼宮さんですね」
キョン子「そうだ、ハルヒについて話があるんだが・・・」
みくる「涼宮さんのことですか?」
古泉「あなたから涼宮さんのことについて積極的に話があると・・・興味深いですね、伺いましょう」
キョン子「俺が女になったのはどうやらハルヒが何でも言い合ったり喧嘩したり出来る女友達が欲しかったからみたいなんだ」
古泉「ふむふむ、一理ありますね、どうしてそれを?」
キョン子「昨夜ハルヒの家に泊まった時に聞いたんだよ。それで考えたんだが俺が男に戻るにはハルヒに俺以外に何でも言い合える女友達を作るか・・・恋人が欲しいと思わせるかだと思う」
みくる「あれ?昨夜は朝倉さんの家に泊まったんじゃないんですか~?」
キョン子「え?朝倉の家から逃げたって朝比奈さんにも電話かけましたよね?」
みくる「?電話?知りませんよぉ~」
キョン子(・・・なにかおかしいな)
キョン子「古泉・・・昨日の夜、機関に鶴屋さんから電話が来なかったか?その・・・俺を探してくれ~みたいな内容の」
古泉「!?」ビクッ
古泉「なかったと思いますよ。本部にいましたが鶴屋さんからの電話はなかったですね、ハイ」ダラダラ
キョン子(なんか記憶が食い違ってるな・・・かまかけてみるか)
キョン子「でも新川さんに俺を捜させてたよな?あのハイヤーで・・・凄いよな、ボタン一つで後部座席が隔離されて睡眠ガスがブシューだもんな」
古泉「どうしてその仕掛けを」ダバダバ
キョン子「・・・俺を捕まえてどうするつもりだったんだ?」
古泉「いやはや参りました。全部バレてるみたいですね。お教えします。・・・今のあなたは涼宮さんの能力が具現化したサンプルの塊ですからね。機関の情報部、科学班、巨乳愛好会にとって垂涎の的なんですよ。ちょっくら監禁してお楽しみといくところでした。んっふ」
キョン子「後半については後でみっちりお仕置きしてやる」
みくる「古泉君、最低です~・・・お友達が大変だったのに」プンプン
キョン子「・・・朝比奈さんは何してました?」
みくる「っッ・・・長門さん、お茶どうぞ~」ビクン
みくる「あ、あたしは家で学校の宿題やって~お風呂に入って~上司に報告書を書いて寝ました~」ダラダラ
キョン子「・・・誰かと一緒だったのでは?」
みくる「!?」ガチャァン
長門「お茶が・・・頭から・・・熱い」ダバダバ
みくる「ずっと一人でしゅ」ガクガク
キョン子「嘘ですよね?男と一緒にいたんでしょ。知ってますよ、全部・・・現地の男との接触は禁則なのでは?」
みくる「禁則でしゅ」ガタガタ
キョン子「誰なんですか?まぁ別に自分から言いたくないなら構いませんが・・・」
みくる「繁華街を歩いてたら~声をかけられて~いつものナンパかな~って思ったんですけど~違う、いつものナンパじゃない。一瞬で爪先から頭まで衝撃が駆け抜けたんでしゅ」
キョン子「・・・」
みくる「それで~これはガイアの意思、つまりスピリチュアルメッセージかな~と思って~結局彼の強引な押しに負けて~ホテルに直行したでしゅ」
キョン子「・・・で運命の人だったんですか?」
みくる「いつも通りの只のナンパでした~」ニパー
キョン子「そっ・・・そうですか、ありがとうございます」
キョン子「って、おいぃ・・・古泉も長門も朝比奈さんもなんでそんなに頭の中が弩ピンクなんだよッ・・・どうかしてるぞ」ガタンッ
古泉「怒んなや~」
みくる「きっとアノ日でしゅ」ケタケタ
長門「月経」
キョン子「ハァハァ・・・話を戻すぞ。まぁ長門、朝比奈さんではハルヒの望んだ友人関係は築けないと思える。長門は無口だし朝比奈さんはハルヒと喧嘩するどころか逆らえないですからね。」
みくる「ひどいっ・・・私だって言うときは言いますよっ」プンプン
長門「・・・ビッチは黙って・・・空気が汚れる」
みくる「長門さんみたいに500年以上処女の蜘蛛の巣が張りまくった干しアワビよりずっとマシでしゅ」ビキビキ
長門「・・・そんなことはないプニプニスベスベキツキツのスジマンk」
キョン子「わかったわかった二人とも静かにしてくれ」
長門「黙らない・・・そしてクラスメイトの男子生徒の排泄行為、しかも大きい方を鑑賞して性的快感を得る性倒錯者のあなたに止められる筋合いはない。」
古泉、みくる「!?」
キョン子「ち ょ っ と 待 て」
古泉「今の話は・・・本当ですか?」
長門「事実・・・国木田と呼ばれる男子生徒もそれに応じた。まごうことなき変態・・・二人はブリキュア」
古泉「うわっ・・・引くわ~」
みくる「スカトロはさすがにないでしゅ」
キョン子「長門・・・どう考えてもそれはないだろ。」
長門「ブリッキュア~ブリッキュア~♪~」
キョン子「歌うな」
みくる「ブリキュアブリキュア♭・・・」
古泉「二人は・・・」
みくる、長門「ブリキュア~♯」ケタケタ
キョン子「もうやだこいつら」
古泉「ハァハァ・・・長門さんと朝比奈さんは友達になれないとしてなんでしたっけ?」
キョン子「・・・あぁ、でもって他の女友達を探すか・・・恋人が欲しいと思わせるかだな」ゲッソリ
古泉「あなたにしてはずいぶん自意識過剰ですね。涼宮さんが恋人が欲しくなったらあなたが男に戻らされて恋人になるとでも?身の程知らずですね。」
キョン子「ずいぶん厳しいな。まぁ・・・ハルヒの対応見てたらそんな感じだったんだよ。あの場にいたら誰でもそう思うよ。」
長門「涼宮ハルヒが男性のあなたに何らかの好意を寄せている可能性は高い。しかし彼女があなたの性的趣向に対応する可能性は低い」
キョン子「だからそんな趣味はないから」
長門「・・・でも聞いて。わたしならあなたのアブノーマルな性癖にも対応できる。選ぶならわたし。損はさせない」キラキラ
キョン子「・・・長門お前」ドキドキ
みくる「わ、私だっていろいろ出来ましゅ・・・もぉ阿鼻叫喚のみくるスペシャルで赤玉が出るまで搾り尽くしますよ」
古泉「んっふ、僕もいろいろ出来るかと。主にアッーだったりしますけど」ポッ
キョン子「いや、張り合わなくていいから」
キョン子「それじゃカップルの熱々ぶりを見せつけてハルヒに恋人を欲しくさせるってのはどうだ?」
古泉「いい作戦です・・・それしかない、まさに一撃必殺の王道のプランですね。これは成功間違いなし」キリリ
キョン子「じゃ彼氏役は古泉で彼女役は誰がやる?朝比奈さんはどうですか?」
みくる「古泉君ですか~う~ん、悪くはないんですけど~私はもっとガチムチで~危険な香りがする、Vシネマの俳優さんみたいな人が好みですぅ~・・・そんな野獣みたいな人に後ろから組み伏せられて獣のように・・・」ジュン
キョン子「ストップ、ストーップ・・・ハイ、妄想はそこまで~なんでウットリした眼になってるんですかまったく」
キョン子「長門はどうだ?古泉イケメンだろ?」
長門「好みではない・・・かと言ってそこの淫売と一緒にされても困る。私は役に徹する事が可能」
みくる「・・・」ビキビキ
キョン子「いちいち煽るな・・・いいのか好みじゃないんだろ?」
長門「置かれた状況下で対応する。私はあなたに想いを寄せる女子生徒・・・しかしあなたはその想いに気付かず自分の友人である古泉一樹を私に紹介する。あなたの友人であることに安心したが古泉一樹は隠していた本性を表し二人きりの時に私を強姦する」
長門「弱味を握られた私は古泉一樹に交際を強要されしかたなく応じる・・・しかし古泉一樹の要求は次第にエスカレート、薬物使用、輪姦、妊娠、流産・・・」
キョン子「・・・」
長門「身も心もボロボロになったあたし。そしてそれに気付いたあなたが古泉一樹の魔の手から私を救いだし二人は永遠の愛を誓う」ウットリ
長門「パーフェクトプラン」
古泉「黙って聞いてればなんですか、まったく。僕だって拒否権はあるはずです。誰が長門さんみたいなお子ちゃま体型のマッチ棒に興奮しますか」プンプン
長門「もてない男の嫉妬は見苦しい。惨め」
キョン子「じゃあ古泉はどんなんがタイプなんだよ」
古泉「んっふ・・・そうですね・・・髪の毛はサラサラでこの時期ならポニーテールなんて良いですね。顔は可愛いに越したことはなくて身長は低いのに胸は大きい、でも足は細くて華奢・・・性格は結構辛口でズバズバした物言いだと堪らないですね」チラチラ
キョン子「いねーよそんな女、バカじゃねーの?」
古泉、みくる、長門「・・・」
古泉「あなたが言い出しっぺなんですからあなたが彼女役になるのが定石では?」キリリ
キョン子「え~~~なんかやだな・・・古泉とキャハハウフフしてハルヒの恋愛指数を高めるなんて。」
古泉「いやいや・・・役柄に徹して恋人ごっこをするだけですから」
キョン子「恋人ごっこってなんか危なくないか?」
古泉「大丈夫、先っちょだけですから、いいでしょ?お願い、この通り」グリグリ
キョン子「土下座とかやめてくれよ」
キョン子「ハァ・・・長門どう思う?」
長門「危険・・・先っちょだけで我慢する男など存在しない。古泉一樹は中学時代に空気接触で妊娠させると言われた程の悪魔、鬼畜。彼の中学時代の座右の銘は『コーラで洗えば大丈夫』であった」
キョン子「マヂかよ・・・引くわ」
長門「マヂ」
古泉「うわ~~~あん」ガチャ
長門「逃げた」
キョン子「って彼氏役がいなくなっちゃまずいだろ、あいつしか男いないんだし」
長門「迂闊・・・虚偽より真実が人を傷付ける。これが真理だった。」
コンコンガチャ
谷口「おっす、国木田からキョンが学校に来てるって聞いてさ。顔を見に来たぜ」
キョン子「あ、こいつがいた」
谷口「?」
キョン子「なぁなぁ谷口・・・ちょっと手伝って欲しいことがあるんだが」
谷口「お、俺でいいのか?なんだ?何でも言ってくれ」
キョン子「まぁ簡単に言うとだな・・・俺と付き合ってくれないか」
谷口「!!!・・・???」
キョン子「嫌か?」
谷口「・・・今ちょうどフリーだからな。べ、別にいいぜ(イヤッホォウィ)」
キョン子「長門、どうだ?谷口なら安牌だろ」
長門「教科書的童貞坊や・・・危険は少ないと予測される」
キョン子「よし谷口、簡単に説明するぞ。ハルヒが来たら俺とお前のイチャイチャぶりを見せつけてやるんだ」
谷口「ふんふん」フンフン
キョン子「下手な演技とかはいらないからな、ナチュラルなカップルを演出するんだ。オッケー?」
谷口「お、ぉk」
キョン子「朝比奈さんと長門もさりげなく協力してくれ・・・あと谷口が万が一暴走したら止めてくれよ」
長門「了解した」
みくる「わかりました」
キョン子「よし・・・本時刻を持って涼宮ハルヒ迎撃作戦『谷×キョンイチャイチャパラダイス』を開始するっ」
長門「・・・部室棟階段に敵影を確認。パターン赤、涼宮ハルヒに間違いない」
ガチャ
ハルヒ「みんな揃ってる?団長様のお出ましよ・・・あら古泉君の替わりに珍しいやつがいるわね?」
谷口「おっす」ガチガチ
長門「古泉一樹・・・彼は恋の争奪戦に敗れた負け犬・・・敗者は去った」
ハルヒ「ふ~ん、で誰が勝って誰が奪われたの?」
キョン子「谷口が勝って俺が奪われた。」
ハルヒ「!!??」ピシッ
ハルヒ「あ、あらそうなんだ・・・ハハハ、意外ね」ピシピシ
みくる「涼宮さ~ん、お茶です~」コトリ
ハルヒ「あ、ありがとう」ゴクゴク
みくる「キョン子ちゃんと谷口君には特別にこれを用意しました~カップルで飲むトロピカルジュースですよ~・・・勿論カップは一つストローは二本です」ゴトリ
ハルヒ「ブフォオォッ・・・お茶噴いたわ、何よそれ?」ピキピキ
長門「お茶が・・・顔面に・・・熱い」
キョン子「ありがとうみくるちゃん・・・これ彼氏と飲むのずっと夢だったんだ(谷口と飲むなんて悪夢だけどな)」ハァト
ハルヒ「そ、そうね・・・私もこんなの誰が頼むのよ、バカじゃないの?って思ってたけどいつかは彼氏と飲んでみたいわぁ」ガクガク
キョン子(おぉ既に彼氏が出来ることを意識しているのか?これはいける)
キョン子「谷口君飲もっ?」スチャ
谷口「お、おぅ」スチャ
ハルヒ「くーーー!?」ビキビキバキン
みくる「す、涼宮さん湯呑みが割れちゃってますよぉ」
キョン子「ん~美味しっ」ゴクゴク
谷口「・・・」ブクブク
キョン子「・・・?」ゴクゴク
谷口「・・・」ブクブクブクブクブクブク
キョン子「って谷口ぃ・・・なんで吸わないでストローから息を吐き出してんだよ?減ってねぇじゃねぇか」
谷口「す、すまん緊張のあまり」アセアセ
ハルヒ「・・・」ジトリ
キョン子「ハッ・・・もぉ~おっちょこちょいなんだから・・・コノォ」ツンツン
ハルヒ「クンクン・・・なんか臭うわね、あんた達ホントに付き合ってんの」
キョン子(こいつはヤクいぜ・・・さすが神の直感、鋭い)
長門「・・・出るッ」ブボボボモワッ
長門「・・・臭うのは私の放屁、彼らの関係はなんにも臭くない」チラッ
キョン子(長門・・・なんでご主人様の投げたボールをしっかり持ってきましたワン、褒めて褒めてって訴えてる犬みたいな目で俺を見るんだよ?ナイスフォローだと思ってんのかぁ)
ハルヒ「・・・確かに臭いわ。窓開けましょ窓」ガラガラ
長門「誤解しないで。いつもはこんなに臭くない。私はお腹の中で匂いを調節可能、デフォルトではフローラルの香り、ラベンダータイプ・・・希望があれば焼き立ての鰻の蒲焼き、シュー生地、森林浴の澄んだ空気などもいける」コソコソ
キョン子「そうなのか?いきなりで驚いたぞ」コソコソ
長門「あれが最良の選択だった」コソコソ
キョン子「そうなのか、まぁありがとう」コソコソ
キョン子「うっぷ・・・結構な量だな・・・みくるちゃんごちそうさま(結局俺一人で飲んだもんじゃねーか)」ニパー
谷口「・・・ごちそうさま」カチコチ
みくる「せっかくカップルが出来たんだし何かゲームでもしましょうか?」
ハルヒ「っつ・・・そうね何かあるかしら」ピシピシ
長門「これを・・・」スチャ ゴロンゴロン
キョン「恋の話~略してこいばなー。これはあれか・・・何が出るかな何が出るかな・・・小堺なんちゃらのライオン的サイコロだな」
ハルヒ「お、面白そうね。やりましょやりましょ」ピキピキ
長門「今日のピタリ賞も用意した。」
キョン子「おっ用意がいいな、さすが有希ちゃん。なんだ商品は?」
長門「当ててからのお楽しみ・・・当てて」
ハルヒ「よおぉぉぉし、やるわよ・・・一番はキョンね。これは決定事項よ」
キョン「やれやれ・・・行くぞ」ゴロンゴロン
キョン「彼の素敵なところ・・・略してかれすて・・・でいいのか?」
キョン子「そうね・・・(古泉が逃げたから都合良く現れた谷口を彼氏にした・・・都合がいいから?少しオブラートに包んで)彼ってば私が望んだことをしてくれるの・・・でも別にお願いしたからじゃなくてね・・・そう以心伝心っていうか心が繋がってるっていうか」
ハルヒ「あらいいわね羨ましいわ」ビキィ
キョン子「私とっても幸せウフ(うげぇ)」ニパー
谷口「・・・キョン///」ドキドキ
ハルヒ「はいはい御馳走様次行くわ次、谷口ね」ムカムカ
谷口「お、おぅ」ゴロンゴロン
谷口「・・・今日のピタリ賞・・・当たりかこれ?」
キョン子「さすがダーリン・・・商品はなになに?」ギユッ
谷口「うぉう(二の腕に未知の感触が)」ドキドキ
ハルヒ「んぐっ」ギュウウウ
ポタポタ
みくる「しゅ、涼宮さん、唇から血が」ハラハラ
長門「ピタリ賞の商品は最高級スキン・・・通称コンドーm」モガッ
キョン子「なっ長門おぉおぉおーーーやりすぎだろ?これは」ギュウウウ
長門「く、苦しい・・・高校生のカップルには必需品。自分だけは大丈夫、妊娠するわけがない・・・謝った性への認識がお互いの人生を狂わせる。自分たちだけでなく家族、生まれてくる命にも影響する・・・わかって」
キョン子「いや、言ってることは正しい。でも事情を知ってるお前が用意する賞品じゃないだろ?」
谷口「・・・」プクーーッ
キョン子「そこ、風船にして遊ばないっ」
ハルヒ「事情?」ピクリ
キョン子(ヤバい・・・そうだ)
キョン子「うん・・・谷口君とのお付き合いする時の約束でね・・・結婚するまでそういうのはお預けってことにしたの。だから避妊具は必要ないわ・・・有希ちゃんもそういった事情知ってるハズだから。それに結婚したら子供欲しいから付けないし」ドキンドキン
ハルヒ(チラッ・・・谷口は緊張しまくってるみたいで全然表情が読めないわ。)
谷口「・・・」カチコチ
ハルヒ「どうもさっきから胡散臭いわ」ジロリ
キョン『長門、屁だ、発射しろ、蒲焼きでもドリアンでもシュールストリングスでも構わない。やっちまえ』チラチラ
長門『再充填まであと60秒・・・間に合わない』チラチラ
キョン『使えねー・・・作戦失敗かぁ』ガクガク
みくる「えいっ」ブボボボブリッ モワッ~
みくる「しゅ涼宮しゃん、臭いのは私のオナラでしゅ・・・あっ」ブッ
キョン子『朝比奈さぁーーーん』
ハルヒ「・・・臭い」ガラガラガラ
キョン子『朝比奈さん、すいませんこんなことさせて』ヒソヒソ
みくる『いいんでしゅ、私なんていても役に立てないし・・・こんなことしか出来ませんし・・・でもキョン君、この事でお嫁に行けなくなったら・・・責任取って下しゃいね』ヒソヒソ キラッ
キョン子『それとはまた話は別です』ヒソヒソ
みくる『・・・』ガーン
長門『さっきの避妊具の使用について訂正しておく』ヒソヒソ
キョン子『・・・言ってみろ』ヒソヒソ
長門『私には避妊具は必要ない。いつでも中出しオッケー・・・避妊率を100%まで上げれる。もちろん希望なら妊娠も可能。あなたの意思を尊重する。個人的には上が女の子、下が男の子の子供は二人がいい』ヒソヒソ
キョン子「理想の家族構成なんて聞いてねぇってんだろぉがぁ」ガタッ
ハルヒ「なに大きな声出してんのよ」
キョン子「す、すまん」
ハルヒ「・・・次は私ね」ゴロンゴロン
ハルヒ「・・・理想の異性のタイプか」
キョン子「・・・」ドキドキ
長門(理想の異性のタイプ・・・略してリソタ)
ハルヒ「そうね・・・身長は170少し上くらい、あんまり高いのも嫌だな。頭もそんなに良くなくていいわ、でもふとした時に回転が速かったり適応が早いと素敵よね」
みくる「・・・」
ハルヒ「顔もそんなには気にしない、運動神経も人並みでいいかも・・・でもね、私の無茶振りにブーブー言いながらも笑って付いてきてくれるの」
ハルヒ「いなくなって気づくこともあるのよね・・・結構近くにいた気もするんだけど」チラッ
キョン子「!!」
ハルヒ「でもね、いいんだ。理想のタイプなんて曖昧な物よりキョン子っていう最高の友達が出来たんだから・・・グスッ」ガタッ
キョン子「ハ、ハルヒ・・・俺も」
ハルヒ「ごめん、湿っぽくなっちゃった。今日は帰るわ」トコトコトコ
キョン子「待ってハルヒ」ガタッ
ハルヒ「ついてこないで・・・今日は一人で帰りたいの」ガチャ
キョン子「・・・作戦失敗だな・・・女友達優先させちまったよ」ションボリ
みくる「いいとこまで行ったと思うんですけど~」
長門「わからない、可能性はフィフティフィフティ」
キョン子「だといいんだがな・・・寝て起きて男だったらな」ハァー
谷口「キョ・・・キョン。俺きっとお前のこと幸せにするから」キラリン
キョン子「まだいたのか?お疲れさん。帰っていいよ」
谷口「え?」
遅くまで支援、レスありがとうございました。時間が時間なので落ちさせて頂きます。じきに終わりですが起きたらまた投下させてもらいます。では
九曜が好き
谷口「キョン、どういう事だ?俺たちは将来を誓い合った仲だろ?」アセアセ
キョン子「いやお前に付き合ってもらったのはかくかくしかじかでほにゃららなんだ。途中で気付けよ。」
谷口「ひどいっ」ダダダダタ
キョン子「あ、行っちまった」
みくる「キョン子ちゃんの男殺し~」ケタケタ
長門「罪深い女、また一人童貞が人間不信に」
キョン子「ムカッ・・・そんなことを言う悪い口はこの口か?ん?」ギュウウウ
みくる、長門「い、痛い~や゙め゙で~」
みくる「痛かったですぅ・・・涼宮さんのタイプはキョン君でしたけどキョン君はどなたが好みなんですか~」ムスビムスビチラリ
キョン子(朝比奈さん・・・とかいいながらさりげなくポニーテールにしてやがる)
長門「興味津々」チラッ
キョン子「ポニーテールでグラマラスな可愛い子も素敵ですが・・・」
みくる「ですが?」ガビーン
キョン子「最近だと小柄で華奢、普段は無口で」
長門「///」ドキドキ
キョン子「実は明朗快活、溢れるばかりの艶やかな黒いロングがタイプですね///」テレッ
長門「・・・」ズゴォオォォ
みくる「な、長門さんの髪の毛がお菊人形みたいに・・・もの凄い勢いで伸びて、ヒイィィ」ガタガタ
~~~~~~~~~
新川「いやはや・・・今日の閉鎖空間は手強かったですな」
森さん「本部の人材も総動員でしたからね」
古泉「途中で変形するとは・・・あの時はさすがに死を覚悟しましたよ」
ハルヒ「はぁ~・・・なんであたしあんなこと言っちやったんだろ。明日からどんな顔してキョンに会えばいいのかな・・・ハァ、死んじゃいたいわ」トボトボ
ブロロロロロロロロ
ハルヒ「あんなこと言っちゃったけど・・・ホントは私・・・男のキョンと女のキョン、どっちと一緒にいたいのかしら」トボトボ
ブロロロロロロロロ パパアァーーン キキイィィィィ
ハルヒ「え?」
キキイィィィィ ドンッ
~~~~~~~~~~
キョン妹「キョンちゃ~ん、お風呂一緒に入ろ~」
キョン妹「キョンちゃん大きなオッパイいいな~」モミモミ
キョン子「揉むな揉むな」カポーン
キョン妹「わたしも大きくなったらそれぐらいになるかな?」モミモミ
キョン子「どうかな?ハルヒに次会ったらお願いしてみろよ、意外に叶うかもな。さっ髪の毛洗ってやるから上がれよ」ザバァァ
キョン妹「ハアァイ」ザバァァ
~~~~~~~~~~
キョン子「いいお湯だったな。ん、誰かから着信あるが。古泉か」prrr prrr prrr
古泉「もしもし・・・今なにを?え、妹さんとお風呂に?・・・んっふ、羨ましい限りです。ご相伴預かりたいですね・・・ってそれどころではありません。涼宮さんが交通事故に遭われました。危険な状態です、すぐに来て下さい。」
キョン子「なんだと、ハルヒが?すぐ向かう。どこの病院だ?」
~~~~~~~~~~
キョン子「俺が最後か・・・どうしてこんなことに?機関は24時間体制でハルヒを監視してるんじゃなかったのか?」
古泉「えぇ、普段なら只の事故に遭わせることなどありえませんが今日は事情がありましてね。」
みくる「閉鎖空間の神人が強烈で本部の人材も総動員して辛うじて倒したんですって・・・」ホロリ
長門「それでも交通事故に遭う可能性は低い。おそらく彼女は一瞬でも自らの死を望んだ。だから車が来た。」
キョン子「そんな・・・ハルヒお前・・・なんで」ガクッ
古泉「いったい僕が帰ってからなにをして楽しんだんですか?強烈な閉鎖空間が発生したり涼宮さんが死を望んだり・・・女同士で陰湿なヌルヌルキャットプレイで涼宮さんにトラウマでも植え付けたんですか?・・・僕も混ぜてくださいよっ」クワッ
長門「童貞は黙ってろ」
ピコーン バシュー
キョン子「せ、先生・・・ハルヒは?手術はどうだったんですか?」ハラハラ
先生「手術は成功です。ですが危険な状態には違いありません。今夜が山かと・・・」
古泉「・・・今は待つしかありませんね。僕は一度本部に戻り対策を練ってきます。」
キョン子「そうだ、長門・・・お前の改変でハルヒの怪我を治せないか?」
長門「フルフル・・・今の私にはそんな能力はない。それに神への直接介入は出来ない。わかって・・・私も家に帰って能力の解除を申請してくる。」
みくる「私も昨日の彼から今から会えないか?って電話が来たから帰りましゅ」
キョン子「・・・俺はここで待つよ。誰かそばにいた方がハルヒも落ち着くだろ」
キョン子(ハルヒ・・・俺がお前を傷つけちまったのか?自分が男に戻りたい一心でお前を傷つけて・・・最低だな俺)
キョン子「・・・なんだか一気に疲れがきたな、椅子で少し眠らせてもらおう」ウトウト
~~~~~~~~
キョン子『ここは・・・天蓋領域・・・なんで?九曜、いるのか?』キョロキョロ
九曜『キョンちゃん・・・会いたかった、メール見たよ』ギユッ
キョン『どうしてまたここに』
九曜『ここは夢の中、キョンちゃんが私に会いたい、もっといろいろ話したいってメールをくれたから・・・会いに来たの』ニパー
キョン子『そっか、よかった。いろいろ話たいことがあるハズなんだけど今はそれどころじゃないんだ。ごめんな』
九曜『涼宮さんのことね・・・』
キョン子『あぁ、そうだ九曜・・・都合のいい話だけどお前なんとか出来ないか?ホイミだかケアルだかディアだかヒールとかなんとかで』
九曜『・・・』フルフル
キョン子『・・・そっか、ごめんな無理言って』
九曜『私には無理・・・でもキョンちゃんにならきっと出来る。』
キョン子『!?』
九曜『タイムリープ・・・その力で過去に跳んで涼宮さんを事故から救って』
キョン子『タイムリープ、そうかその手が。でも俺に・・・出来るのか?』
九曜『キョンちゃんならきっと頑張れる』
キョン子『九曜・・・ありがとう、また会えるよな?』ギュッ
九曜『うん、またメールして。会いに来るから』スチャ
キョン子『なんだその金属バット』
九曜『タイムリープには衝撃が必要・・・キョンちゃん、好きだよ。えいっ』ボクォ
また仕事なので投下遅くなります
キョン子「ぐはぁ・・・痛ぇ」ゴロゴロゴロ ガシャン
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン、なにおかしな動きしてんのよ・・・急に立ち上がったら横っ飛びにすっ飛んで転がるなんて」
キョン子(ハルヒッ?そうか時間を跳べたのか・・・九曜ッ)ハァハァ
ハルヒ「・・・まぁいいわ、一人で帰るからついてこないで」スタスタスタ
キョン子(このままじゃいけない、なんとか、なんとかしないと)ガバッ
キョン子「ハルヒ、止マレ」
ハルヒ「!?」ピタッ
キョン子「お前は勘違いしている」
キョン子「俺が男だった時でも俺たちは友達だった・・・そうだろ?」
ハルヒ「でも・・・私は女の子の友達も欲しかったの、キョンは悪くないわ。只の私のワガママだってわかってる。」
キョン子「・・・ここ数日しか女じゃないけど、俺はなんか女心ってもんが理解出来た気がする。男に戻ったってきっと今まで通り、いや今まで以上に仲良くできる。」
ハルヒ「・・・キョン」ウルウル
長門「それに私もいる・・・私も友達」ギュッ
ハルヒ「有希」グスッ
みくる「私もいましゅ・・・友達らしくY談に花をさかせることも出来ましゅ」ダキッ
ハルヒ「みくるちゃん」ポタポタ
キョン子「な、だから俺が男に戻ってもなにも問題はない。むしろ恋人候補が出来たりしていいことずくめだ」ギュッ
ハルヒ「・・・バカッ///でも・・・キョン、みんなありがとう。私ずっと勘違いしてた。」シクシク
キョン子「だからハルヒ・・・一人で帰るなんて言うなよ」ナデナデ
ハルヒ「うん///」コクン
みくる「じゃみんなでアイスでも食べに行きましょうか」キュピーン
長門「カレーがいい」ボソリ
ハルヒ「なんでもいいわ・・・今日はキョンの奢りなんだからみんな冬眠前の熊のように食い溜めしなさい、これは団長命令よ」ゴシゴシ
キョン子「おいおい・・・しょうがねぇな。でもやっぱSOS団は最高だぜ」
キョン子「谷口、俺たちは帰るから戸締まりよろしくな」
谷口「お、おぅ」
みくる「で~そのアイスクリーム屋さんがすっごい美味しくて~」キャピキャピ
長門「カレー屋も負けてはいない。食べた翌日の肛門はまさに炎髪灼眼の討ち手、アラストールのフレイムヘイズ」トコトコ
ハルヒ「なによ有希、不吉すぎないそれ?」テクテク
キョン子「ハハハハ」ガチャ バタン
谷口「・・・」ポツーン
谷口「・・・キョンが座ってた椅子」スリスリ
谷口「あったけぇ」ハァハァ
谷口「キョンの使ったストロー」ズゴォオォオォッ
谷口「んめぇ」プハッ
谷口「ハァハァもう我慢出来ない・・・俺はやるぞハァハァ」カチャカチャ ジーーーッ
谷口「俺がこの部室の、いやこの世界の神だぁーーー」シコシコ
見廻り教師「ゴルァ何やっとるかぁ下校時刻はとっくに過ぎてるぞぉさっさと帰らんかぁ」ガチャ
谷口「・・・」
見廻り教師「・・・」
キョンの自宅
キョン子「ハルヒも家まで送ったし少なくともあの未来は回避出来ただろ・・・九曜にメール打っておくかな」メルメル
キョン子「・・・送信っと」ポチッ
キョン子「・・・男に戻れるかな?まさに神のみぞしる、ってやつか?」
prrr prrr prrr
キョン子「(着信、涼宮ハルヒ)・・・ハルヒか?どうした」ドキドキ
ハルヒ『ごめんね、なんか声が聞きたくなってさ・・・あんた男に戻るのよね?』
キョン子「あぁ、そのつもりだ、まぁ元通りになれるかは疑問だけどな。」
ハルヒ『そ、そうよね。男に戻るべきよ絶対。別に深い意味はないのよ、そう私より可愛い女の子がSOS団にいたら団長様が惨めじゃない。』アセアセ
キョン子「心配しなくても団長様が一番可愛いですよ」
ハルヒ『バカッ///・・・あんたも少しぐらい元通りじゃなくていいわよ、別に見た目が悪くたって私は気にしないから。人間は中身よ、うん』
キョン子「ありがとうハルヒ、うん。おやすみ、明日学校でな」ガチャ
キョン子「どうやら心配なさそうだ・・・この顔ともお別れか、せっかくだから写真でも撮っておくかな」パシャ
翌朝 教室
谷口「だからキョンがなぁ~『谷口君、好き、好き、大好き、私と付き合って~』って来たからさ。しょうがねぇ付き合ってやることにしたわけよ?わかる?もてる男はツラいぜ」ニヤニヤ
国木田「へぇ~凄いね谷口は。」(キョンの性癖を知り尽くしてるのは僕しかいないんだよフフフ、真の理解者は僕なんだ)
朝倉「なに言ってんだか。キョン子ちゃんは私のものなんだから。あんた達じゃ全然釣り合わないわよ」
キョン「おぃーーっす」ガララ
谷口、国木田、朝倉「・・・」
キョン「なんだお前ら、間抜け面晒して」トコトコ
キョン「よっハルヒ・・・久しぶり、ってか?」
ハルヒ「・・・最近の医療技術って凄いのね。夜までは女の子だったのに」
キョン「凄いな、自分でも驚きだよ。」
ハルヒ「まぁいいわ、おかえりなさいキョン///」テレテレ
キョン「ただいまハルヒ」
おしまい
また時間が出来たらくーたんを少し追加したいです。
乙
>>713-723 サンクス。昆布に栄光あれ。
キョンが2人いないのはナゼ?
>>735 時間跳躍に関しては時かけに準拠してる感じです。のでキョンは同時に一人しかいません。そうすると九曜はまだ地球に存在するタイムパラドクスが発生しますが・・・その辺は気にしないでくだたい
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません