【けいおん!】 憂「もう、お姉ちゃん、こんな所で脱がないでよ」(1000)

憂「お、お風呂入るなら、ちゃんと脱衣所で……///」

唯「あ、ごめんごめん」

――タタタ(脱衣所に向かっていく唯)

――ガララ

憂(お、お姉ちゃんったら……)ドキドキ

憂「……あ」

憂(……お姉ちゃん、また服脱ぎ散らかしてる)

――ササッ

憂(脱いだものは洗濯カゴの中に入れないと……)

憂「……」

憂(……お姉ちゃんのはいたパンツ)ドキドキ

憂「――スンスン」(パンツの匂いを嗅ぎ始める)

憂「……はっ!」

憂(わ、私ったら、一体何をやってるのかしら)ドキドキ

――パン!(自分で頬を叩く憂)

憂(ダメよ、正気になりなさい憂!)

憂(おかしいわ、実の姉の下着が気になるなんて……)

憂(それに、こんなパンツなんか、いつも見慣れてるじゃない!)

憂「……」ドキドキ

憂(こんなパンツなんか……)ドキドキ

憂「……」

憂「――スンスン」

憂「――スンスン」

憂(こ、これは、別におかしなことじゃないわよ

  洗う時の手間を考えて、どの辺に汚れがあるのか把握しておこうと思って……)

憂「あぁ……お姉ちゃん……お姉ちゃんの匂い……」ドキドキ

憂「――スンスンスン」(夢中になって匂いを嗅ぐ憂)

――ガララ

唯「ごめん、憂、石鹸取って……」

憂「……!!」

唯「……な、何やってたの?」

憂「お、お姉ちゃん……」

憂「い、いや、これはね、その……」

憂「ふ、服が脱ぎ散らかってたから、片付けてたんだけど……」

憂「ちょ、ちょっと汚れが気になっちゃって」

憂(こ、これは苦しいかな……)ドキドキ

唯「そっかー、また私、脱ぎっぱなしにしちゃったんだ」

憂「……!!」

憂(……ま、全く疑ってない!?)

唯「いつもありがとね、憂!」ニコッ

憂「……う、うん」

憂(ああ、お姉ちゃんの純粋な笑顔がまぶしすぎる……)

すぐ落ちそうだったからもう放置しようと思ってたんだけど、レスあったんで続き載せてみる


憂「ごちそうさまでした」

唯「うーん、憂のご飯はやっぱり美味しいな」

憂「そ、そんなことないってば……///」

――カチャカチャ

唯「あ、後片付け手伝おっか?」

憂「い、いいよ、お姉ちゃんは部活とかで疲れてるんだし、ゆっくりしてて」

唯「うん、ありがと、憂!」

――カチャカチャ

憂「……」ソワソワ

憂(お姉ちゃん、自分の部屋行ったよね……)ドキドキ

憂「……」ドキドキ

憂(お姉ちゃんの使ったお箸……)ドキドキ

憂「……あぁ、お姉ちゃん」レロレロ

リビングでテレビを見ている二人

唯「あははは」

憂「……」ドキドキ

唯「ねえ憂、明日の休み、久しぶりに二人でどっか行かない?」

憂「……え?」ドキッ

唯「部活のみんなも予定あるってゆうし、一緒に服でも買いに行こうよ!」

憂「う、うん……行く、行きたい」

憂(お、お姉ちゃんと二人で買い物……)ドキドキ

唯「私ちょっと○○って店に行ってみたくて――」

憂(こ、これはデートって言っていいのかな……いや、でも……)ドキドキ

唯「う、憂、聞いてる?」

――次の日、服屋にて――

唯「ねえ憂、この服どうかな?」

憂「う、うん、かわいいと思う///」

――カシャ

唯「あ、あの服を試着してみよ!」

唯「よいしょ……と」

唯「これはどうかな、憂」

憂「う、うん、まぁまぁかな……///」

――カシャ

唯「どしたの憂、さっきから写メールばっかり撮って……」

憂「あ、いや、私が着たときの参考にしようかと思って……」

唯「……? そっか」

憂(お姉ちゃん、可愛いよ、可愛すぎるよぉ……)ドキドキ

憂(もっと、もっと……)ドキドキ

――カシャ

唯「あはは、見てよ憂、このスケスケの下着、憂つけてみようよー(笑)」

憂「ちょ、ちょっと、私がそんなのおかしいよぉ……///」

唯「えー、似合うと思うのに……」

残念そうな顔をしながら、
何となくその下着を服の上から、自分にあてがってみる唯

憂「……!!」

唯「ほら、どうかな」

ふざけながらセクシーポーズを決める唯

唯「う、憂、ど、どうしたの、鼻血はなぢ!」

――ガララ

唯「憂、お風呂上がったよー!」

憂「う、うん」

唯「ふぁー、あついよー」

憂「お、お姉ちゃん、そんな格好で歩き回ったら……///」

唯「……ん、あぁ、ごめんごめん」

憂(だ、ダメだよお姉ちゃん、刺激が強すぎるよぉ……)ドキドキ

唯「あぁ、そういえば、憂……」

憂「……ん?」

唯「いつも先お風呂入っちゃってごめんね、たまには憂も最初に入りたいよね」

憂「う、ううん、気にしないで」

――

――ザパーン

憂「……」ドキドキ

憂(お、お姉ちゃんの浸かった後のお風呂……)ドキドキ

憂(……今日のお姉ちゃんの汗がしみこんだ)ドキドキ

憂(ま、まるで聖水に浸かってる気分……)ドキドキ

唯「ふわぁ……もう寝ようかな……」

憂「ね、寝る前にはちゃんと歯磨きしなよ」

唯「はーい」

――タタタ

憂「……」ソワソワ

憂(お姉ちゃん、ちゃんと磨いてるかな……
   
   いつもめんどくさがって、すぐすませちゃうから……)

そろー

憂「……え?」ドキッ

――シャカシャカ

憂「お、お姉ちゃん、それ私の歯ブラシだよ」

唯「……え?」ドキッ

唯「ご、ごめん、気付かなくて使っちゃった」

憂「お、お姉ちゃん……」ドキドキ

唯「ご、ごめん憂、本当にゴメン!」

憂「お、お姉ちゃん……お姉ちゃんが私の歯ブラシを……」ドキドキ

唯(憂……すごいショック受けてる……)

唯「ご、ゴメン、新しいの買って取り替えておくから!」

憂「ダ、ダメ!!」

唯「……え?」

憂「あ、いや……その……」オロオロ

憂「そ、その歯ブラシはお気に入りだったから……その……」

唯「……そっか」

唯(お気に入りだったんだ……本当に悪いことしちゃったな……)

憂(お、お姉ちゃんと……お姉ちゃんと間接……間接……)ドキドキ

――シャカシャカ

憂「……」ドキドキ

憂(きょ、今日は、いいことづくめだったな……)

――シャカシャカ

憂(デートも出来たし、お姉ちゃんの写真コレクションもいっぱい増えたし……)

――シャカシャカ

憂(そ、それにこの歯ブラシ……)ドキドキ

――シャカシャカ

まず憂が変態じゃねーかww


期待age

――深夜――

――ムクッ

唯「むにゃ……うーん」


――ガララ

唯「トイレトイレ……と」

――シャカシャカ

憂「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」ボソッ

唯「う、憂、いつまで歯磨いて……」

――朝――

――唯の部屋――

そろー

憂「……」

唯「……ZZZ」

憂(お姉ちゃん、寝てる……よね)

唯「……ZZZ」

――カシャカシャ

憂(け、今朝の寝顔はまた格別よね……)ドキドキ

――カシャカシャ

憂(い、いままでのベストショットかも……)ドキドキ

唯「う、うーん……」

憂(……し、しまった!!)

唯「ムニャムニャ……zzz」

憂(ふう……セーフ……)

――カシャカシャ

憂「……」

憂(……よし、そろそろかな)

憂「お、お姉ちゃん、朝だよー!」

――キーンコーンカーンコーン――

憂「……よし、次は体育ね」

憂「……!!」

憂(し、しまった……間違ってお姉ちゃんの体操着持って来ちゃった!)

憂(そうか、昨日明け方までお姉ちゃんの体操着の匂いでたから、
  
  ついそのまま自分のバックに……)

憂(ど、どうしよう……)オロオロ

――ガララ

唯「憂、いるー?」

憂「お、お姉ちゃん、どうして……」

唯「ごめん、間違って憂の体操着持ってきちゃってたみたい」

憂「あ、私の体操着……」

憂(た、助かった……)

唯「あ、それ私の体操着?入れ違いになってたんだね!」

憂「い、いや、これは洗うはずの体操着で、ちゃんと洗ったのはお姉ちゃんの部屋に……」

唯「次、私も体育だから、困ってたんだよー!良かったぁ!」

憂「い、いや、それは洗ってないから……その……」

唯「いいよーそんな一回くらい洗ってなくても、じゃあね」

――ガララ

憂「あ、お姉ちゃん、待って……」

憂(まずい……あれには私のよだれがべったりついてて……)

憂(どうしよう……お姉ちゃんに私のよだれがついた体操着を着せる訳には…………ん?)

憂(わ、私のよだれがついた体操着をお姉ちゃんが……)ドキドキ

憂(私のよだれのついた体操着を……)ドキドキドキ

憂(ハァハァ……ハァハァ……)ドキドキ

クラスメイト「ひ、平沢さん、鼻血出てるわよ、大丈夫!」

憂(お、お姉ちゃんが……私の……ハァハァ……)

クラスメイト「ちょっと、誰か保健室に連れてってあげて!」

次の授業、憂は体育を欠席しました

教師「……で、あるからして……」

――ピ、ピッピッ

憂「うふふ……」ニヤニヤ

教師「……そこでここがポイントだ」

――ピ、ピピ

憂「……えへへ」ニヤニヤ

教師「こら、平沢!何ニヤけてるんだ、ちゃんと聞いてろ!」

憂「は、はい、すみません!」

教師「全く……で、次の式が……」

憂(お、怒られちゃった……)

憂(もう、授業中にお姉ちゃんの写メール見るのはやめよ……
  
  ……どうしたって顔が緩んじゃうもん)

――憂の部屋にて――

憂「よし、録音……と」

――ぴっ

憂「憂、大好きだよー!」←唯の声マネ

憂「再生……と」

――ぴっ

携帯「憂、大好きだよー!」

憂「やだもう……お姉ちゃんてば……」モジモジ

憂「もう……お姉ちゃん……」モジモジ

――モジモジ、バタバタ

憂「……」

憂「も、もう一回……」ドキドキ

――ぴっ

憂「憂、ちゅーしよう」ドキドキ

唯「ただいまー」

憂「お、おかえりー」ドキドキ

唯「あのね、さっき公園で小さい子供がおままごとしててね」

憂「おままごと……懐かしいねー」

唯「ねー、見てたらなんだかやりたくなってきちゃうよね」

憂「あ、いや、やりたくはならないかな……」

唯「えー、なんでなんでー!」

唯「いいじゃん、ちょっとやってみようよ、『お嫁さんごっこ』とかさ」

憂「……お、お嫁さん!?」ドキッ

唯「ほら、昔やらなかった?」

憂「い、いや、さすがにそれはちょっと……」ドキドキ

唯「うーん、まぁ、ちょっとさすがに幼すぎたかな、ごめんごめん」

憂(お、お嫁さん……お姉ちゃんとお嫁さんごっこ……)ドキドキ

唯「ねえ、ところで今日のご飯何ー?」

憂(お、お嫁さん……)ドキドキ

唯「ねえ、聞いてる、憂?」

憂「ち、ちなみにさ……」

唯「……ん?」

憂「ど、どっちがお嫁さん?」

――憂の部屋――

憂(お姉ちゃんとお嫁さんごっこ……)ドキドキ

憂「はぁ……」

憂(なんで断っちゃったんだろう……私)

憂「……」ドキドキ

憂(ど、どっちがお嫁さんになったんだろ……)ドキドキ

憂「……」ドキドキ

憂「う、うん、あー、あー!」(いきなり発声練習を始める憂)

憂「……」ドキドキ

憂(わ、私がお嫁さんだったら……)ドキドキ

憂「お、おかえりなさい、あなた♪」

憂「た、ただいま、憂」←唯の声マネ

憂「お風呂にする、ご飯にする、それとも……私?」

憂「憂にするー♪」←唯の声マネ

憂「も、もう……あん♪」

憂「……」ドキドキ

憂「きゃー、きゃー!」(一人でテンションがmaxに達してしまった憂)

――ギッタンバッタン

――ギシギシ

――グラグラ

唯「あれ、地震?」

――ガチャ

憂「……!!」

唯「唯、ちょっといい?」

憂「な、ななな、何、お姉ちゃん///」

唯(……何でこんなに汗だくなんだろう?)

唯「あ、あのさ、ちょっとこれから出かけてくるから、留守番お願いね!」

憂「……え?」

憂「お姉ちゃん、出かけちゃうんだ……」

唯「うん、まあ夕飯までには戻るから、じゃあよろしくね」

憂「……うん」

――バタン

憂「……」

憂「さて……と」

斎藤「私の息子が膨張して破裂する前に早くしてください」

――唯の部屋――

――ガチャ

憂(お姉ちゃんの部屋……お姉ちゃんの匂いがする……)ドキドキ

憂「――スンスン」ドキドキ

憂(お姉ちゃんがいつも寝てるベット……)ドキドキ

憂(お姉ちゃん、めったにシーツかえないから……こんなに匂いが染み付いて……)ドキドキ

憂「――スンスン」ドキドキ

憂(あぁ、お姉ちゃん……お姉ちゃん……)ドキドキ

――ガララ

唯「忘れ物わすれもの……」

憂「……!!」

唯「あれ、憂、何で私の部屋に……」

憂「お、おお姉ちゃん、いや、これは、その……」

憂「へ、部屋が散らかってたから、ちょっと掃除を……」

唯「……」ジー

憂(こ、今度こそもう駄目だ……)

――なでなで

憂「……え?」

唯「憂ありがと……こんな妹を持って私は幸せ者だよ!」

憂「……お、お姉ちゃん」ドキドキ

憂(ま、全く疑われてないのは良かったけど……)

唯「……よしよし」ナデナデ

憂(……さ、さすがにちょっと心が痛む……)

澪「そういえば、梓、こないだのテストどうだった?」

梓「わ、私ですか?……ま、まぁまぁでしたけど……」

律「何だよ、まぁまぁって!」

梓「あ、いや、その……」

梓「そ、そういえば、憂はすごくいい点数でしたよ」

唯「えー、憂、私にはあんまり出来なかったって言ってたのに……」

律「お姉ちゃんの点数聞いた後だったから、いいにくかったんじゃないのか?」

唯「むう……」

――ガララ

憂「あ、お姉ちゃん、お帰りなさい///」

唯「憂、ちょっと来なさい!」

憂「……?」

唯「何か私に隠してることない?」

憂「……え?」

憂(お姉ちゃん……怒ってる?)

唯「ほら、正直に」

憂「……か、隠し事?」

唯(全く、憂ったら、良い点とったのに誤魔化すなんて……)イライラ

憂(か、隠し事かくしごと……)

憂(こ、心当たりが多すぎて……)ドキドキ

憂(な、何がバレたんだろう……)ドキドキ

憂「え、えっと、ごめんなさい」

唯「……よし」

満足気な顔をして自分の部屋に行く唯

憂「……え、え?」

憂(い、意味が分からないけど……)

憂(……何かがバレたのよね)

――タタタ

――ゴソゴソ

憂「……あった」

憂(私の部屋にお姉ちゃんの下着を隠し持ってたのがバレた訳じゃなかったのね……)

憂(……じゃあ後は)

――タタタ

――ガララ

――ガチャ(お風呂の排水溝をあさる憂)

憂「……違う、ここでもない」

ごめんなさい、寝ます、ごめんなさい!
明日まだ残ってたら続きのせます

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┗━━┛  ┗┻━━┻┛┗━┛  `   .` -  ..イ       ┗┻━┻━┛  ┗━┛┗━┛  ┗┛┗┛┗━━┛┗┻┻┛
                            〕 ´   l、

前にみなみけ書いてない?
春香と夏奈のやつ

やっぱりID変わってる……何でだろ

>>111 よく覚えてるな、あれ結構前なのに…… 
     まあ内容大分かぶせてしまったからな
     久しぶりにこういうのが書きたくなったんだ

続きはちょっと待ってくれ

憂(うーん、あとは……)

唯「――♪」(リビングで紅茶を飲んでいる)

――ガララ

梓「お邪魔します」

唯「あ、あずにゃん、どうしたの?」

梓「忘れものです、はい」

唯「おー、わざわざありがとぉ!」

――なでなで

梓「つ、ついでだから届けただけです///」

憂(お姉ちゃん、行っちゃった……)

憂「……」

憂(い、今だ……)

――カチャ

憂「お、お姉ちゃんの使ったカップ……ハァハァ」ペロペロ

憂「……はっ!」

憂(こ、こういうのがバレたんじゃないわよね……)

憂「……」チラッ

憂(で、でも、お姉ちゃん、全然警戒してないし……)

憂「……」

憂「お姉ちゃん……」ペロペロ

――

唯「まあ、上がってきなよ、あずにゃん」

梓「ちょ、ちょっとだけですよ///」

唯「じゃあ先リビング行ってて」

――ガララ

梓(唯先輩の家……)ドキドキ

憂「お姉ちゃん……お姉ちゃん……」ペロペロ

梓「う、憂……何やってるの?」

憂「あ、あああずさちゃん、どうして!?」

憂「あ、あああのこれはね、ちょっとカップが汚れてたから綺麗にしようと……」

梓「嘘!そんな掃除の仕方があるわけないじゃない!」

憂「う……」

憂(さ、さすがにお姉ちゃんとは違って、簡単に誤魔化されてくれない……)

梓「……もしかして、これ唯先輩が使ったカップ?」

憂「う、ううん、これは私が飲んでる途中だったもので……」

梓「……」ジー

憂(う、うう……)

――次の日、部活にて――

――ガチャ

梓「こんにちは」

唯「あ、あずにゃん、遅かったねー」

梓「ちょ、ちょっとクラスの用事で……ってまたお茶会してるんですか?」

唯「ち、ちが……今から練習しようと……ね、律っちゃん」

律「うん、そうそう、これから練習しようと……」

梓「そ、そんなこと言って、全然動こうとしてないじゃないですか!」

――カチャカチャ

梓「ほら、片付けますよ」

唯「あぁ、あずにゃん……」

澪「梓の言うとおりだよ、ほら、みんな練習しよ!」

唯「……あ、私ギー太教室に置きっぱなしだった」

――タタタ

澪「全く、何しにきてるんだか……」

澪「……今のうちにトイレいっとこうかな」

律「あ、私も行く!」

――ガララ

梓(ひ、一人になっちゃった……)

――カチャカチャ

梓「……」

梓(それにしても、憂があんな人だったなんて……)

梓(唯先輩の使ったカップを舐めまわすなんて……あんなの、あんなの……)

――カチャカチャ

梓「……あ」

梓(唯先輩の使ったカップ……)

梓「……」ドキドキ

紬の代名詞「お茶にしましょ?」の真実


紬「お茶会?もちろんアバ茶よ?」

ジョロンジョロン
紬「みんな、お茶にしない?」
唯「あれ、なんかしょっぱいな…」
律「…」
澪「…」
梓「…ウッ」
さわ子「あらー、美味しいわね、リプトンかしら」

――カチャ

梓(唯先輩の使った……)ドキドキ

カップをそろっと自分の口元へ近づけていく梓

梓「……」ドキドキ

梓「……はっ!」

梓(な、何やってんのよ、私)

梓(ち、違う、これじゃ憂と一緒じゃない)

梓(わ、私はもっと正々堂々と……)

梓「……」ドキドキ

梓(わ、私は……私はもっと……)

梓「……」ドキドキ

梓(せ、正々堂々と……)ドキドキ

またもカップを口元に近づけていく梓

――ガチャ

梓「……!!」

律「わ、梓、何やってんだ!」

梓「い、いや、これはその……」

梓「の、飲み残しがあったので、もったいないと思って……」ドキドキ

律「何だ、結構いやしいんだなー、梓」

梓「あ、あはは……」

梓「……」ホッ

梓(な、何やってるんだろ、私///)

梓(い、今まであんなこと考えた事もないのに……)

梓「……」ドキドキ

――その日の帰り――

律「うーん、やっぱり練習あとのソフトクリームは美味しいな」

唯「美味しぃ♪」

梓「……」

律「なあ、梓は食べないのか?」

梓「あ、当たり前です!大体、校則違反じゃないですか、帰りにこんな店に寄って……」

律「でもいつも付いてはくるんだよなー……」

梓「う……」

唯「あずにゃん、一口あげるよ」

梓「……え?」ドキッ

唯「はい、あーん」

梓「……え、え?」ドキドキ

梓(こ、これって、間接……)ドキドキ

梓(う、ううん、先輩はただ好意でやってるだけ、別に変な意味じゃ……)

梓「……」ドキドキ

梓(だ、だめよ、意識しちゃ、このくらい誰でもやってるじゃない)

梓(お、落ち着くのよ、私、もっと冷静に……)

唯「ほら、あーん♪」

梓「……」ドキドキドキ

梓(れ、冷静に……)

――パクッ

唯「どお、美味しい?」

梓「ま、まあまあですね……」ドキドキドキ

梓(せ、先輩と、間接……間接……)ドキドキ

梓(ち、違う、私はアイスを一口貰っただけで、別にそんなこと考えてなんか……)ドキドキ

梓(い、意識しちゃダメ……別におかしなことなんて……)

――ペロペロ

梓(ああ、私が食べた後を、何の躊躇もなく舐めて……)

梓(い、いや、だからそういうの考えちゃダメよ)

唯「うーん、美味しい」

梓「……」ドキドキ

澪「なあ、梓、何一人で百面相してるんだ?」ボソッ

律「……さぁ」ボソッ

梓(ち、違うの、私はただ……)ドキドキ

ごめん、少しの間放置します

早くしろー!
間に合わなくなってもしらんぞー!

勝手に続きを書く

紬「あらあら~」

――ガチャ

紬「……!!」

澪「わ、紬、何やってんだ!」

紬「あ、あの、これはその……」

紬「い、家に使われてないカメラがあったので、もったいないと思って……」ドキドキ

澪「何だ、結構物大切にするんだなー、紬」

紬「う、ふふふ……」

梓「……」ホッ

梓(な、何やってるんだろ、私///)

梓(い、今まであんなこと考えた事もないのに……)

梓「……」ドキドキ

和「ハァハァ、唯、ゆいいいいいい!!」

――ガチャ

和「……!!」

唯「?呼んだ?のどk…え?…」

和「あ、あの、これはあのその……」

唯「最近暑いからねえ 私も裸になろっと」

唯がういたちに
襲われていろいろあって終了

――休日、マックにて――

憂「それでね、昨日もお姉ちゃんが可愛くてね」

梓「……」

憂「それからね、お姉ちゃんが……」

梓(なんとか憂と仲直りできたのはいいけど……)

憂「その時のお姉ちゃんがまた可愛くて♪」

梓「そういえば憂、いつも唯先輩の話ばっかりだな……いままで意識してなかったから」

――ウイイン

唯「二人共、こんなところにいたんだ」

梓「せ、先輩?」ドキッ

憂「お、お姉ちゃん、どうして……」ドキッ

唯「えへへ、外歩いてたら二人が見えたから、入ってきちゃった」

唯「あ、私も何か食べよっと♪」

憂「お、お姉ちゃん……」ドキドキ

梓「せ、先輩……」ドキドキ

ちゅー

梓「……」ジー

唯がジュースを飲んでいるのを凝視してしまう梓

憂「……」

唯「……ん?何だ、しょうかないなぁ、あずにゃんは……」

――サッ

唯「はい、一口だけだよ!」

梓「……え!?」ドキッ

憂「……!!」

梓(ゆ、唯先輩が口をつけたストロー……唯先輩が……)ドキドキ

梓(い、いや、違……そんなこと考えちゃダメ……)

梓(わ、私ったら、せっかくの先輩の好意になんてことを考えて……)ドキドキ

梓「せ、せっかくですけど、私は自分のがあるので……」

唯「何だぁ、飲みたかったんじゃなかったんだ」

憂「……」ホッ

梓(ダ、ダメ……こんなところで飲んでしまったら、また変な気分に……)ドキドキ

憂(お、お姉ちゃんが口をつけたストロー……)ドキドキ

憂に洗脳されてたんだなあずにゃん

唯「ふー、ごちそうさま」

憂「あ、お姉ちゃん、私が片付けるよ」

――サッ

唯「あ、ありがと、憂」

梓「……」

――ガタタン

梓「……ん?」

梓(憂ったら、あんな影で何を……)

憂「――ちゅうぅぅぅ」

憂(お姉ちゃんの……お姉ちゃんのつかったストロー……)チュパチュパ

梓「何やってんだろ?……まあいっか」

和「MUGIは支援を提示しているわ」

唯「さて……と」

唯「これからどうしよっか?」

梓「……え?」ドキッ

梓「こ、これから……?」ドキドキ

唯「うん、二人は何か予定とかある?」

憂「えっと、これから二人で買い物に行く予定だったんだけど……」

唯「えー、いいないいな、どこ行くの?私も行っていい?」

憂「……え?」ドキッ

梓「しょ、しょうがないですね、いいですよ///」

唯「わーい、行こいこ!」

憂「う、うん……」ドキドキ

梓(ち、近い……近いです先輩……)ドキドキ

唯「あー、この服可愛い!」

梓「そ、そうですね……」ドキドキ

唯「ちょっと試着してこよっと」

梓(し、試着……?)ドキドキ

――もぞもぞ

梓(い、今頃、このカーテンの向こうでは、先輩が……)ドキドキ

梓(ち、違っ、何考えてるのよ、私)

梓(た、ただ試着してるだけじゃない、別におかしいことなんて……///)

憂「……」

――カチャ

憂(これは今スカートをおろした音……)ドキドキ

梓(ダ、ダメ、変なこと考えちゃ……)ドキドキ

なぜか試着室のそばから離れない二人

唯「じゃーん、どう、これ、似合う?」

梓「……!!」ドキッ

梓「ちょ、ちょっと派手すぎませんか///」

唯「えー、そうかなぁ?」

梓(て、てっきり、天使が現れたのかと……)ドキドキ

――カシャ

憂「わ、私は、すごく可愛いと思う……///」

唯「えへへ、そう?」

――カシャカシャ

梓「……?」

梓「う、憂、何で写メールなんか撮って……」

憂「あ、いや、これは……」

唯「憂はいつも、自分の参考のために、私が着た服を撮ってるんだよ」

梓「え……な……」

憂「えへへ、そうそう」

梓(参考にって……そんなわけないじゃない……)

梓「ちょっと憂、そんなこと言って……」

憂「ほら見て、これなんか、すごく良いと思わない?」

そう言って、唯の改心の一枚を梓に見せる

梓「……!!」ドキッ

梓「……」ドキドキ

見とれてしまう梓

梓「……す、すごくいいことだと思う」ドキドキ

ごめん、またちょっと離れる

紬「えぇ、今こそMUGIシステムを発動するわ」

唯「家出しちゃった…」

>>193
そっちから飛んできて転がってる俺

憂「もう我慢できない!」

ガラッ

唯「う、憂!?なに?」

憂「おねえちゃん ハァハァ」

続きはWEBで

梓「……」ウホッ

梓(な、何やってるんだろ、私///)

梓(い、今まであんなこと考えた事もないのに……)


唯「屋羅内科」
梓「アー」

      ,. -─ '' "⌒'' ー- 、           __,,. -──- 、.
    ./ ,r' ´  ̄ ̄ `'' ‐-r--、     r=ニフ´  ̄ ̄ ~`` ‐、 \

   /      ,r--‐''‐ 、.._,,二フ-、  ,. -‐゙ー-‐ ''、'ー--''-_、     \
 /       /     , '´    ,.イ ヽ__     }ノ´二 -‐ヽ._    \
        {       i     >{    L    ,'ー 'ー ''´ ̄}
         ト、     !.     〈/     }   /      ,.イ
         ヽ、___ヽ、  ./ カパッ   ̄レ'   _, ‐'
  、             " `,二ヽ!        r''二  ̄
    ` ‐- 、..__,. -‐─┴─'         ゙─‐'--''─- 、..___ ,.
                    ∥∥

                    ∥∥

                   ´ ̄ ` ̄` 丶、
               /   /        \
          .     /  / /   ,イ、  ヽ ヽ ハ
              /  / /   /|ヽ  ',     l  +
               /ィニ  /)ノニゝ  |  l |
              {  { /从/〃   ∨ /  ′| +
               V __     __  V   l  l
             ',. V'⌒    ⌒ヾ/ l   { ノ    +
                ∨ }""  '   " " {ノ   V
              )八   t‐┐   / /  ', +        まだかしら~
              {  \      ィ' /     }       

                          }\:.:.:.:.:>───<:.:./V  っ
     ┏┓            ┏┓┏┳┓ ∨/ヽ:.::::::::::::::::::::::::::: `く/    っ
 ┏━┛┗━━━┓    ┃┃┃┃┃ ,ゝ、/:/:::/::::{::::::::::::ヽ::::::ヽ
 ┗━┓┏━┳┳╋━━┛┗┻╋┛/:::イ :::|::::|::、∧::::::: }:ハ::::::: ト、   ┏━┓  ┏━┓  ┏━┓  ┏┳┳┓
 ┏━┛┗━┛┗╋━━┓┏━┛._/::::/八::::|::::|∨ ':::: /|:/| :: |:j:::ヽ ┏┻━┫┏┻━┫┏┻━┫  ┃┃┃┃
 ┃┏┓┏┓┏┓┣━━┛┃〃: .:/: ::,′ .V|::│> ∨< |:::::jハ::::i.┗━┓┗╋━┓┗╋━┓┗┓┃┃┃┃

 ┃┃┃┣┛┃┃┃┏┓  ┃^⌒7:::::/ヽ   ヾi:::|⌒)‐ーー(^Y!::::リ j::::|   ┗┓┃  ┗┓┃  ┗┓┃┃┃┃┃
 ┃┗┛  ┏┛┃┃┗┛  ┃.  /:::::∧::.:ヽ ∧:|'^´___ `^レく.  | ::|   ┏┛┃  ┏┛┃  ┏┛┃┗┻┻┛
 ┗━┓┏┛┏┛┣━━┓┃  {:::::{ \:.∨`ーイ( \\.   ヽ. | ::|. .┏┛┏┛┏┛┏┛┏┛┏┛┏┳┳┓
     ┗┛  ┗━┛    ┗┛.  '::::::':、 「/∨_ノ| ヽ, ∨}   V:.:/.  ┗━┛  ┗━┛  ┗━┛  ┗┻┻┛
                       \:::\〈//\/|  ノ}   \_   ∨

紬「そのまま続けて」

「嗅ぐ女」
「ストーカー」
「近親相姦」
「お姉ちゃんをお料理」

主演
平沢憂

学祭一週間前…

唯「う゛~い~、ごべんね~」

憂「ううん、しょうがないよお姉ちゃん。ほら、お姉ちゃん、チーン」

唯「」チーン

憂「ん…」ズズズ…ジュルルル…

憂「っぷはぁ…美味しい…」

唯「私の鼻水なんて、おいしい…?」

憂「うん、すっごく美味しいよ」

憂ならこれくらいやってくれそう

>234
ティッシュとか使わないで鼻から直飲みだろ。

>>234
ピクにあった4コマネタだが

唯「うぃ~ムラムラしてきた~」
憂「仕方ないなぁお姉ちゃんは」脱ぐ


唯「うぃ~おしっこもれる~」
憂「え、ちょっとまって飲むから!」ゴクゴク
唯「あー」


くらいやりそうだ

>>235
いやいや、ジュルルル…ってのは直飲みしてる表現だぜ!

>>236
後者の方と全く同じ事考えててワロタ

すまん、結構経っちゃったからもうてっきり落ちたものかと思ってたんだが、残ってたんだな、感動した
ゆっくりかもしれないけど続きのせてきます

寝る前に保守と思ったらきただと!?
チクショウ、お前等後は任せた!

梓「お、おじゃまします……」

唯「上がってあがって!」

梓「い、いいんですか、お邪魔しちゃって……」

唯「うん、今日は楽しかったし、夕飯食べていきなよ!」

梓「……え、夕飯!?」ドキッ

唯「憂の作るご飯は美味しいよぉ」

憂「え、えへへ……///」

梓「う、憂が……?」

梓(ふ、不安だ……ものすごく不安……)

――グイグイ

唯「ほら、食べてきなよぉ♪」

梓「え、ええ、それじゃあ……///」

キタ━━(゚∀゚)━━!!!

――トントントン

憂「――♪」

唯「じゃあ、憂が料理してる間、何かして遊んでよっか」

梓「何かって……何するんですか?」

唯「うーん、それじゃあね……」

梓(憂が料理作ってる真後ろでこんなことを……さすがに手伝った方が……)

唯「お、お嫁さんゴッコとか(笑)」

梓「お、お嫁さん……!?」ドキドキ

憂「……!!」ピクッ

――ザクッ

憂「い、痛っ……!!」

唯「う、憂、大丈夫? めずらしいね、憂が包丁で指切るなんて……」

憂「あたた……」

唯「ほら、見せてみて」

――ちゅぱっ(憂のケガした指を舐めだす唯)

憂「……!!」

梓「……な、な」

憂「……」ドキドキドキ

――ちゅぱっ

憂「お、お姉ちゃ……」ドキドキ

憂「……」ドクンドクンドクン

唯「うーん、なかなか血、止まらないね」

――ちゅぱっ

憂(も、もう死んでもいい……///)

唯「ば、絆創膏とってくる」

憂「……」ポー

――タタタ

憂「……」ドキドキドクンドクン

梓「う、憂、大丈夫、どんどん血が溢れてくるけど……」

憂「……」ポー

梓「ほ、ほら、たれてくるよ、拭かないと……」

――ぐい

憂のケガした指を拭こうとする梓

梓「……あ」

梓(ゆ、唯先輩が舐めた指……唯先輩が舐めた……)ドキドキ

梓(い、いや、ダメよ、変なこと考えちゃ、早く血を拭かないと……)

これが指をくわえるあずにゃん画像の真実か

――フキフキ

梓「もー、こんなに血たらして……」

憂「……はっ!」

憂「……あ、梓ちゃん、ありがと」

梓「……」キョロキョロ

憂「あ、ゴミ箱そこにあるよ」

梓「わ、分かった……」

梓「……ん?」

拭き終わったティッシュを捨てる直前になって、

何かに気が付いた梓

梓(ゆ、唯先輩が舐めた指を拭いたティッシュ……唯先輩の舐めた……)ドキドキ

――タタタ

唯「憂、お待たせー!絆創膏持ってきたよ」

憂「あ、ありがと、お姉ちゃん///」

梓「……!!」ササッ

梓(わ、私ったら、何でティッシュをとっさにポケットに……)ドキドキ

梓(い、いや、これは家に持って帰って捨てるのよ)

梓(そうよ、ここで捨てたら迷惑かなって思って持ち帰るだけよ)

梓(け、決して変な意味じゃ……)ドキドキ

憂「……よし、じゃあ料理の続きするね」

唯(憂、大丈夫かな……?)

唯「よし、ここは憂に代わって、私が料理を……」

憂「い、いいよ、大丈夫だから、お姉ちゃんは遊んでて!」

唯「そ、そぉ……?」

憂「う、うん、大丈夫大丈夫!」

唯「……よし、じゃああずにゃん、遊んでよっか?」

梓「……い、いいですけど……その……」モジモジ

唯「……?」

憂「――♪」(前よりも上機嫌で食材を運び出す)

梓「……ほ、本当にやるんですか?///」

唯「……ん、何を?」

梓「だ、だから……その……」モジモジ

唯「……?」

梓「……お、お嫁さんゴッコ///」

憂「……」ピクッ

――ガッシャーン

唯「憂、憂、大丈夫?」

憂「だ、大丈夫だよ、ちょっとお盆落としちゃっただけだから……」

唯「そ、そう、良かった」ホッ

唯「で、あずにゃん、何だっけ?」

梓「だ、だだだから……あの……///」

唯「……?」

梓「お、おおお、おお嫁さん……お嫁さん……」ドキドキバクバク

唯「ああ、そうそう、こないだ、公園でお嫁さんゴッコしてる子共がいてね

  懐かしいなーって思ってたらやりたくなっちゃって……」

憂「……」ドキドキ

梓(そ、そっか……そういうことだったのか)

梓(べ、別に先輩は変な意味で言ったんじゃないのに、私ったら……)

梓「い、いいいですよ、先輩がやりたいなら……///」

唯「おー、あずにゃん、意外とノリがいいね」

梓「な、なんですか///」

唯「てっきり、『そんな幼稚なこと……』みたいに言うのかと……」

梓「わ、わわ私だって、やるときはやりま……」

梓(い、いや、何考えてるのよ、私!)

梓(先輩は純粋に私と遊ぼうとしてるだけなのに……)

梓(わ、私ったら、何考えて……)ドキドキ

唯「……?」

梓「……」ドキドキ

唯「よーし、じゃあまず配役を決めよっか!」

梓(は、配役……)ドキドキ

唯「じゃあね、お嫁さんは……」

憂(……お、お嫁さん!?)

憂(い、嫌だ……例え遊びでも、
  
  お姉ちゃんに他の人のお嫁さんなんかになって欲しくない)ドキドキ

憂「あ、あのさ、お姉ちゃん……」

唯「よし、憂がお嫁さん!」

憂「……え、私?」ドキッ

梓「……う、憂も入れるんですか?」

唯「うん、だって料理してるからお嫁さんっぽいでしょ?」

梓「ま、まあ確かに……」

唯「それで……あずにゃんがダンナさん」

梓「わ、私が相手?……じゃあ先輩は誰をやるんですか?」

唯「うーん……じゃあね……」

唯「二人の娘で、全く働く気のない家事手伝いの役!」

憂・梓(……ぴ、ぴったりすぎる)

梓「そうなると、二人はある程度の熟年夫婦ってことになりますよね……」

梓「……ある程度、冷めた感じにした方が面白みが……」

唯「ちょ、ちょっとあずにゃん、細かすぎるよ」

憂「そ、そうそう、そこまで考えなくても……」

憂(……って、頭の中でお姉ちゃんとのお嫁さんゴッコを何十回もシュミレートした
  
  私が言うのもなんだけど……)

――パン

唯「はい、スタート!」

梓「……え、え?」

唯「ご飯まだー?」

憂「はいはい、後で部屋に持ってきますよ」

梓(あ、あれ、この二人、あまり変わってないような……)

憂「ちょっとお父さん、テレビばっか見てないで、たまには唯のこと叱ってやって下さいよ」

梓(あ、あれ、憂、意外と乗り気だ……)

梓「……よし、唯、ちょっと来なさい」

唯「ほい」

唯「なーに?」ダラダラ

梓「ふざけないで、ちゃんとこっちを見なさい!」

唯「はーい」

梓「う……」ドキッ

唯「なーに、お父さん?」

梓(じ、直に見つめられると……///)

梓「ゆ、ゆゆゆ、唯、あ、ああのな、その……///」

唯「……?」

憂「はい、ご飯できたよ!」

梓「わ、遊びながらなのに、早っ!」

唯「憂はこういうのすっごい手際いいからねー」

憂「えへへ♪」

――カチャカチャ

唯「よし、いただきまーす」

梓「い、いただきます」

――ぱくぱく

唯「お母さんの料理、やっぱり美味しいよ」

梓「……あれ、まだ続いてたんですか?」

憂「ありがとぉ、唯!」ナデナデ

唯「わーい、ママ大好き♪」

憂「……!!」ドキッ

憂(こ、こういうのも悪くない……かも)ドキドキ

梓(……普通に美味しい)

唯「ほら、お父さんも何か言ってあげなよ!」

梓「……うん、おいしいよ」

憂「えへへ、ありがと」

梓(……何か悔しいな)

――ぱくぱく

梓(……それにしても)

梓(唯先輩とこうやって同じ食卓を囲える日が来るなんて……)

梓(それに、遊びとはいえ、こんな家族みたくして……)

梓(こ、このまま、本当の家族になれたら……)ドキドキ

唯「ごちそうさま!」

梓「あれ、もうこんな時間……帰らないと!」

唯「えー、お父さん、帰っちゃうの?」

梓「い、いつまでやってるんですか、もう八時ですよ!」

唯「じゃあ、今日は泊まっていったら?」

梓「……え?」ドキッ

梓(ゆ、唯先輩の家にお泊り……唯先輩の家に……)ドキドキ

梓(い、いや、冷静になるのよ、私、そんなのダメよ!)

梓「ご、ごめんなさい、せっかくですけど、私はこれで……」

唯「えー、あずにゃん冷たいよー!今日は家、誰も居ないから大丈夫だよ!」

梓(だ、誰も……?い、いや、やっぱり……)ドキドキ

梓「い、いや、でもやっぱり……」

唯「えー、さみしいよぉ」

憂「よ、よーし、唯、寂しいなら、今日はママと一緒に寝よっか?」ドキドキ

梓「……!!」

梓(憂のやつ……どさくさにまぎれてなんてことを……)

憂(い、言えた……しかもふざけながら自然に……)ドキドキ

唯「わーい」

憂「……」ドキドキ

梓(……ほ、本当に一緒に寝る気なの?)ドキドキ

梓「……」

梓(ダ、ダメ、気になって帰れない、唯先輩が汚れてしまったら……)

梓「あ、あの、その……」ドキドキ

唯「……ん?」

梓「や、やっぱり泊まっていっていいですか?」

――

唯「じゃあ、パジャマとかは私の貸してあげるね」

梓「は、はい、ありがとうございます……」ドキドキ

梓(ゆ、唯先輩のパジャマが着れる……)ドキドキ

梓(ち、違っ……好意で貸してくれるんだから、変なこと考えたら失礼に……)ドキドキ

唯「よし、じゃあ時間もあるし、さっきの続きやろっか」

憂「……う、うん」ドキドキ

梓(つ、続き……?)

唯「じゃあ、これからお父さんとお母さんのラブシーンを……」

憂「ラ、ラブシーン……?」

梓(ラ、ラブ……)ドキドキ

梓「あ、あの、その……」ドキドキ

唯「……ん、どしたの、あずにゃん?」

梓「……は、配役を代えてみませんか?」ドキドキ

憂「……!!」

唯「配役かぁ……このままでもいいと思うけど……」

梓「ゆ、唯先輩がお嫁さんやったらどうですか?」ドキドキ

憂「……!!」

梓「憂と先輩の役を代えて……」

憂「わ、私お父さんがいい、あ、あいては私、私!」

梓「……!!」

唯「う、憂、どうしたの、落ち着いてよ」

憂「あ、いや、その……ごめん」

唯「じゃ、じゃあそれでいっか、私がお嫁さんで、憂がその相手役、

   で、あずにゃんが……」

梓「……全く働く気のない家事手伝いの役」

唯「よし、じゃあそれでやってみよう!」

憂(や、やった……)ドキドキ

梓(……う、憂のやつ……くそっ……)

唯「はい、スタート!」

――パン

憂「ただいま、唯♪」

梓(う、憂のやつ、あんなに楽しそうに……)

憂「ほら、ただいまの……」ドキドキ

唇を前に突き出す憂

梓「……!!」

唯「……」プイッ

憂「あ、あれ……?」

唯「……もう食事は済んじゃったから、これから吉野家でも行ってくださいね」

憂「お、お姉ちゃん……何で……」

唯「い、いや、さっきあずにゃんが冷めた感じのが面白いって言ってたから……」

梓「……」ホッ

憂(う……せっかくのチャンスなのに……)

唯「はい、今月のお小遣い」

憂「……おいおい、たったの5000円かよ?」

憂「勘弁してよ……こっちは毎日汗水垂らして働いて……」

唯「そういうのは、もっとまともな金額稼いでから言って下さいよ」

憂「……だったら、お前も働きに出たらどうなんだ?」

唯「私は……ほら、子育てとか……色々と忙しいから」

憂「色々とってなんだよ、色々とって!大体、梓はもう大きいんだから、家にいる必要ないだろ!」

唯「うるさいわね、あんたがそうやって梓を放っておくから、あんな風になっちゃって……うぅ……」

憂「そ、それは……その……」

――ガチャ

梓「ご飯まだー?」

唯「はいはい、もう少し待っててね」

梓(こ、ここまでしなくても……)

憂(ぜ、全然楽しくない……せっかく……せっかくお姉ちゃんの相手役なのに……)

憂(……ええい!)

――ガバッ

憂「……唯、愛してるよ」ドキドキ

唯「……お父さん、いきなり何を!?」

憂「いままでは悪かった、これからは、もっとお前にふさわしい……ハァハァ」

唯「……ちょ、憂、近い、本当に近いよ」

憂(お、お姉ちゃん……)ドキドキ

憂「唯……んー」ドキドキ

強引にキスを迫る憂

梓(ちょ、ちょっと憂、何を……)

憂「ハァハァ……唯……唯……」ドキドキ

唯「ちょ、憂、目が本気……」

梓「だめー!!!ストップストップー!!」

憂(な、何よ、いいところなのに……)

唯「ちょ、ちょっと、憂、本気になりすぎだよ」

憂「あ、あはは、ちょっと本気でやりすぎちゃった……かな///」

唯「し、芝居なんだから、そこまで熱入れなくても……」」

憂「て、てへへ……」

梓(な、何がてへへよ。絶対あれ、芝居じゃなかったじゃない!)

梓(や、やっぱり、私帰らないで良かった……)

梓(先輩は私が守らないと……)

憂「で、でもほら、ある程度、ラブシーンとかやったほうが面白く……///」

唯「そ、そうかな……」

梓「いえ、私は最初の流れでよかったと思います」

憂「で、でもさっきお姉ちゃんもラブシーンやりたいって言ってたし……」

梓「それは別の話ですよね!配役が代わったんだから、流れが変わるのは当然で……」

唯「ちょ、ちょっとケンカしないでよ、二人とも」

――ぎゅっ(憂に抱きつく唯)

憂「べ、別にケンカじゃ……///」

梓「……」ムスッ

唯(そ、それにしても、二人がおままごとにここまで本気になってくれるとは思わなかった……)

ごめんなさい、寝ます!
明日は結構遅くなるかもしれないけど、
なんとか10時までには間に合うようにはしたい……と思う

10時…問題なのは、朝なのか夜なのか、だ

寝る前に

>>335
スレ立てたの土曜日の22時だから、
明日の22時までに終わらせないと落ちちゃうって意味で書いたんだ

今は三日たっても落ちないよ

憂可愛いよ(*´Д`)ハァハァ

>>337
そうなのか、いつ変わったんだ?

まあ、出来るだけ早くするようにします
後はこのスレが落ちないように祈るだけ……

いや、寝るまえになんとなく気になって……

よし、もう本当に寝ます、おやすみ

ちゅーとかギー太花束とか家出とかピカチューとか免許証とか
この数日のけいおんSSは何か神がかってるのが多いぜ支援

紬「斉藤、全力で保守なさい」

警備王ニート

梓「まーだー?」

憂「……///」ドキドキ

梓(憂のやつ、いくらなんでもくっつきすぎじゃ……)イライラ

唯「ほ、ほら、続きやろ、続き、ケンカしないで!」

憂「う、うん……///」

梓「あ、あの私、やっぱり配役に不満が……」

憂「わ、私はこのままでいいと思うけど///」

梓「わ、私が嫌なんです、こんなニートみたいな役……」

梓(っていうか、先輩の相手役がやりたい……)

唯「もー、しょうがないなぁ、あずにゃんは……」

唯「じゃあ憂と交代で……」

憂「じゃ、じゃあ、あずさちゃんはもっと幼い子供の役ね、それだったらいいでしょ!」

梓「……え?」

憂「そ、それで、私たちも新婚さんってことにして……///」

梓(う、憂のやつ……ずるい……)

かなり遅くなって申し訳ない




梓「い、いや、私は……」

憂「よし、そうしよう!はい、始め!」

――ぱんっ

唯「……え、え?」

憂「唯ー♪今帰ったよー♪」

唯「あ、お、おかえり」

梓(くそ、憂のやつ、強引に……)

憂「唯、んー……」ドキドキ

唯「……え?」

憂「ほ、ほら、新婚さんなんだから……ほら……///」ドキドキ

唯「……え、そ、そうか」

唯「お、おかえり、あなた♪」

――ちゅっ

憂「……!!」ドキン

梓「……な、な!?」

梓(ほっぺたにキス?……なんてことを……)

憂(ゆ、夢にまで見たシチュエーションがついに現実に……)ドキドキ

唯「はい、ご飯できてますよ、あなた♪」

憂(も、もう……今死んでもいい……///)

梓「……」イライライラ

唯「は、あなた、あーん」←食べさせるフリ

憂「あ、あーん///」

憂(こ、こんなに幸せでいいんだろうか……///)

梓「……」イライライラ

唯「お仕事は大変だった、疲れたでしょ?」

憂「う、うん……///」ドキドキ

梓「……」

梓「ねえ、パパは、『ぱちぷろ』って言うおしごとなんだよね、

  ところで『ぱちぷろ』ってなぁに?」

憂(ちょ、梓、一体何を……)

唯「そ、そうだったの、あなた?」

憂「……え、いや、これはその……」

唯「私には公務員って言ってたのに……あれは嘘だったのね?」

憂「ち、違うんだ、唯、話を……」

憂(……って、あれ、いつの間に……?)

梓(……そんなラブラブにさせるもんですか)

梓「ご、ごめんパパ、そういえばママには内緒って言ってたのに……」

唯「……そうだったのね、あなた」

憂(も、もう、あずさちゃんがいらん設定を加えるから、おかしなことに……)

憂(し、仕方ない……)

――がばっ

唯「きゃっ」

憂「すまなかった、唯……でもキミにだけは嫌われたくなくて、つい嘘を……」

唯「う、憂……近い……」

梓(ちょ、ちょっと、憂……)

憂「あ、ああ、愛してるよ、唯……///」ドキドキ

唯にキスをしようとする憂

梓(ま、また力技……ずるい……)

梓「あー、パパとママ、ちゅーするの、ちゅー?」

唯「い、いや、その……///」

唯「ほ、ほら、あなた、梓が見てますから……///」

憂(くそ、あずさちゃん、また邪魔を……)

憂「梓、ちゅーすることは一種のコミュニケーションなんだ
  
  別におかしいことじゃないんだよ……」ドキドキ

梓(う、くそっ……憂のやつ、完全に開き直って……)

梓(な、何か考えないと……何か……)

梓「じゃ、じゃあパパ、こないだいた女の人とやってたのも、

  『こみゅにけーしょん』だったんだね?」

憂「……え?」

唯「……ちょっとあなた、どういうことですか」

憂(な、なんでまたドロドロした方向に……)

梓(あ、危ない危ない……)

唯「……梓、ママに話してもらえるかなぁ?」ニコッ

梓「うん、あのね、こないだがっこうからかえったらね、

  パパとしらないおんなのひとが、そこでちゅーしててね」

憂「こ、こら、梓……」

梓「でね、しごとのうちあわせだったんだよって言ってね、かえっていったの」

唯「……ちょっとあなた、どういうことかしら」

憂「い、いや、その……」

梓「ママ、パパをしからないであげて!おしごとなんだからしょうがないんだよ」

梓「『ぱちぷろ』ってそういうおしごとなんでしょ? パパいってたもん」

唯「ちょっとあなた、梓にまで何を教えてるんですか」

憂「いや……その……これはだな、あの……」シドロモドロ

憂(く……、ここからラブラブに持っていくのはさすがに……)

梓(……ここまでやっとけば、安心かな)

何この泥仕合もっとやれ
殺伐としてるはずなのにニヤニヤしてしまうwww

唯「私がパートに出てる間に、そんなことを……」

憂「……」

唯「信じてたのに……あなたの事は本当に信じてたのに……」

憂「……」

唯「……ちょっとあなた、何か言ったらどうなの!ねえ!」

憂「……愛してるよ、唯」

唯「……え?」ドキッ

――ぎゅううぅ

唯を抱きしめる憂

唯「ちょっ……あなた、いきなり何を……」

憂「……愛してる」

唯「……ずるいわよ、こんな時に……///」

憂「……好きだよ、唯……」

――ぎゅうぅぅぅ

唯「……もう」ドキドキ

梓(……あれ、あれ?)

梓(ま、まさかの大逆転!?)

――ぐぃっ

憂「唯……」ドキドキ

唯「あなた……」ドキドキ

梓(……ってあれ、唯先輩、素でちょっと赤くなってない?)

梓(も、もしかして、先輩は、こういう強引なシチュに弱かったりするのかな……)ドキドキ

梓(だ、だとしたら、私ももっと強引に行けば、まだ可能性が……)ドキドキ

憂「唯……」ドキドキ

唯「う、憂……ち、近いってば……///」

梓(……ってそんなこと考えてる間に)

梓(し、しかも唯先輩、今度は結構素でテレてるし……マズい)

梓「とぅるるるる、とぅるるるる」←自分で電話のマネ

梓「がちゃっ、も、もしもし」

梓「ぱ、ぱぱー、でんわだよー!おんなのひとから!」

憂「……パパは今いないって言っておいてくれ」

唯「……ちょっと、何よそれ」

梓「……はい、はい」←電話で話してるフリ

梓「わ、わかりました……がちゃ」

梓「ね、ねえパパさっきのひとがね、おくさんとはいつ、りこんしてくれるのかきいてくれって!」

憂(ま、また余計なことを……大体、子供にそんなこと言うのはおかしいでしょ!)

憂(……あずさちゃんも、ゴリ押しになってきた)

唯「ちょっと、離婚ってどういうこと?」

憂「い、いや、その……」

梓「さっきのひとはね、ぱぱとりこんのやくそくしてるんだって!
 
  やくそくはまもらないとだめだって、せんせいがいってたよ」

梓「ねえ、ところでりこんってなぁに?」

唯「梓、ちょっと部屋に戻っててくれるかな、ちょっとパパと二人でおはなしがしたいの」ニコッ

梓「うん、わかった!」ニコッ

憂(く、くそ……)

――

唯「ふぅ……楽しかったね」

憂(……く、くそ、結局あれからあずさちゃんにペ-ス掴まれっぱなしだった……)

梓「つ、次私、ダンナさんやりたいです」

梓「そ、それで……その……相手は先輩で……」ドキドキ

憂「ちょっと梓ちゃん、次は私が……」

唯「ふ、二人とも、もう遅いから、お風呂はいっちゃおうよ」

梓「……あ、あれ、いつの間にもう10時……」

憂「そ、そうだね……私、お風呂沸かしてくる!」

――タタタ

唯(な、何で二人は、こんなにおままごとに一生懸命なんだろう……)

唯「お風呂、誰から入る?」

憂「お、お姉ちゃんから入っていいよ///」

唯「いやいや、最初はまずお客さんからじゃない?」

憂「そ、そうかな……」

憂(ダ、ダメ、お姉ちゃんだけが浸かったお湯じゃないと……)

梓「せ、先輩が先に入っていいですよ、ここは年功序列ってことで……」

憂「そ、そうだね、それがいいよ///」

唯「そうだ、もうみんな一緒に入っちゃおっか?」

憂「……!!」

梓「……!!」

梓「え、せ、せせせ先輩、今何て?」ドキドキ

唯「……ん?いや、だから一緒に入っちゃおうって……」

梓(な、なななに動揺してるのよ、私……女同士なんだし、一緒に入っても特に問題は……)ドキドキ

憂「で、でも、うちのお風呂狭いし、3人も一緒にはいれないよ」ドキドキ

梓「……え?」

唯「うーん、そっかぁ」

梓「……そうですよね、狭いですよね」

梓(……って私、なにがっかりしてるのよ)

梓(べべ、別に期待してなんか……)

憂「そ、そうだねー、一緒に入るなら、せいぜい二人くらいまで……じゃないかな」ドキドキ

梓「……!!」

憂、それはダメフラグだwww

唯「うーん、二人かぁ……」

梓(ふ、二人……唯先輩と二人っきりでお風呂……)ドキドキ

憂(お、お姉ちゃんと……お姉ちゃんと、数年ぶりに一緒にお風呂に入れるかもしれない……)ドキドキ

唯「じゃあ誰が一緒に……」

梓・憂「じゃあ私が……」

唯「よし、じゃあ憂とあずにゃん、一緒に入っちゃおっか!」

梓「……え?」

憂(し、しまった……はやりすぎた……)

梓(……な、何で憂と……)

――脱衣所――

――ぬぎぬぎ

梓(全く……何で憂と一緒に……)

憂「あずさちゃん、洗い物は、ここの置いといてね、洗濯しておくから」

梓「う、うん、ありがと……」

憂「あ……」

憂(お姉ちゃんが、さっき脱いだ靴下……)

憂「……」スンスン

憂(ああ……お姉ちゃんの匂い……)ドキドキ

梓「う、憂……何やってるの?」

憂「……はっ!」

憂(し、しまった、あずさちゃんがいたんだった、ついいつもの癖で……)

憂「い、いや、ちょっと汚れてたから、どんなもんか気になって……」

梓「……」ジー

憂「う……」

憂「ちょ、ちょっと私、お風呂の前に、トイレに行ってくるね」

――ガチャ

梓(……逃げた)

梓「それにしても……」

梓(憂のやつ、靴下の匂いを嗅ぐなんて、どうかしてるわ)

梓(いくら唯先輩がはいた靴下だからって……)

梓「……」ジー

梓(い、いくら唯先輩がはいた靴下たからって……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

梓(い、いくら唯先輩が……)ドキドキドキ

梓「……」キョロキョロ

梓(こ、これが唯先輩のはいた……)ドキドキ

――そろー

靴下をおそるおそる嗅ごうとする梓

梓「……」ドキドキ

憂「……何してるの、あずさちゃん」

梓「……う、憂、いつの間に!?」

梓「い、いや、これは、その……」

憂「……」ジー

梓「わ、私も汚れが気になっちゃって……」

梓「う、憂もこういうの気になるタイプなんだよね、さっき言ってたもんね」

憂「……え、わ、私?」ドキッ

憂「う、うんそう、気になるよねー、すっごい汚れてると」

梓「う、うん、そうそう」

梓「あ、あはは」

憂「え、、えへへ」

――ガララ

二人で笑いながらお風呂へ入っていく

ちょっとだけ離れるけど、寝るわけじゃないよ
もうちょっとだけ続けます

おい



髪下ろした憂って唯そっくりなんじゃ…!?

>>538 展開を先に読まないで戴きたいw


梓(こ、ここで唯先輩はいつも裸になって……)ドキドキ

梓(……って、何考えてるのよ、私、もう)ドキドキ

憂「あずさちゃん、先に洗っていいよ、はい、タオル」

梓「う、うん……」

――ごしごし

梓「……」

梓(そういえば、憂って、実は結構やさしいよな……私が先輩のこと好きだって、

  もう分かってるはずなのに……)

――がちゃ

憂(うふふ……お姉ちゃんの毛……)

梓「……」

憂「……はっ!」

憂(そ、そうだった、ついまた癖で……)

梓(……まあ、へんたいだけど……)

梓「はい、ここ使っていいよ、憂」

憂「……ん」

――しゅる

憂「……ふぅ」

――ざぱーん

梓「……」

梓(……憂って、髪おろすと唯先輩みたい……)

憂「ねえ、あずさちゃん、シャンプーとってくれる?」

梓「……え、う、うん」ドキッ

梓「……」ドキドキ

梓(憂……結構胸あるんだ……)

梓(唯先輩も、このくらいあるのかな……)ドキドキ

梓「……」ジー

憂「……ん、どしたの、梓ちゃん?」

梓「い、いや、別に……」ドキドキ

梓(あ、あれ、私、何動揺してるのよ、憂と唯先輩は全然違うじゃない……)ドキドキ

――がたんっ

憂「ちょっとごめんね、その後ろのスポンジ取らせて」

梓「う、うん///」

梓(う、憂……近いよ……)ドキドキ

すまん、ここからは、投下がゆっくりになると思うが勘弁してくれ



――ちゃぽーん

憂「二人で浸かると、やっぱり狭いねー」

梓「う、うん……///」

憂「……あ、そうだ、聞いてきいて、こないだお姉ちゃんがね――」

梓「う、うん……」

憂「――それでね、お姉ちゃんが……」

憂「大好きー♪」←唯の声マネ

梓「……!!」ドキッ

憂「……って言ってくれてね」

梓(げ、激似……姿も似てるし、なんだか唯先輩に、本当に言われてるような……)ドキドキ

梓「……う、憂、もう一回言ってもらえるかな?」ドキドキ

憂「……ん、何を?」

梓「だ、だから、その……唯先輩は何て言ったんだっけ……///」

憂「大好きー♪」←唯の声マネ

梓「……!!」ドキッ

憂「って言ってくれて……」

梓「……」ドキドキ

梓「そ、そうなんだ……」

憂「うん、だからすっごい嬉しくてね♪」

梓「……」

梓「う、憂、もう一回……」ドキドキ

――

梓「う、憂って、唯先輩のマネ、すごく上手いよね……」ドキドキ

憂「え、えへへ、そうかな……///」

憂(ま、まあ、一人でよくやってるし……)

梓「ほ、他にも何か言ってみて!」ドキドキ

憂「……うーん」

憂「私、憂と結婚する」←唯の声マネ

梓「う……何で憂と……」

憂「え、じゃあ……」

憂「あずにゃん、大好き♪」←唯の声マネ

梓「……!!」ドキッ

憂「あずにゃん、ちゅーしよう!」

梓「……!!」ドキドキ

梓(た、たまらない……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

憂「……」

憂(やっぱり、あずちゃんも、お姉ちゃんのこと好きなのかな……)

憂(……いや、そんな訳無いか、お姉ちゃんに近づいてくる人全員疑ってたらキリがないもんね)

憂(さっきの靴下だって、別に好きじゃなくたって、お姉ちゃんのだったら誰だって嗅ぎたくなるよ)

憂(……それだけの魅力がお姉ちゃんにはあるんだもん)

梓「憂、ほ、他には……?」ドキドキ

憂「あずにゃん、可愛いよぉ♪」←唯の声マネ

梓「……」ドキドキドキ

憂「……でも、あずさちゃんって、髪長くていいよねー」

梓「……」ドキッ

梓(い、いや、今のはモノマネじゃないぞ……何で私、ドキドキして……)

憂「いいなー、私もこれくらいのばせたら……」

梓の髪をさわる憂

梓「……」ドキドキ

――なでなで

梓(……憂)ドキドキ

梓(ち、違う……私は唯先輩が……)ドキドキ

――

梓「お、お先でした……」

憂「お姉ちゃん、次入っていいよ!」

唯「……zzz」

梓「……あ、寝ちゃってる」

憂「ま、まあずいぶん長く入っちゃったからね……」

唯「……zzz」

梓(唯先輩の寝顔……)ドキドキ

――カシャ

憂「えへへ……お姉ちゃん……」ドキドキ

梓「……」ジー

憂(……はっ!、そうだ、あずさちゃんもいたんだった……)

梓(……もう、指摘するのも面倒になってきた)

――ゆさゆさ

憂「ほ、ほら、お姉ちゃん、お風呂はいっちゃいなよ」

――むくっ

唯「……あ、あれ、私、寝ちゃってた?」

憂「う、うん、お風呂入ってきなよ」

唯「う、うん」

寝ぼけながらお風呂へ向かう唯

憂「さて、おふとんひいちゃわないと……」

梓(……でも、なんだかんだ言って、憂も甲斐甲斐しいな)ドキドキ

憂「……そうだ、あずさちゃんの布団はどこにしこう……」

梓(……はっ、そうか)

梓「で、できれば唯先輩と一緒が……」ドキドキ

憂「ダ、ダメー!!」

梓「……!!」ビクッ

憂「……あ、ごめん」

梓「……う、ううん、大丈夫」

憂「……よし、じゃああずさちゃんは私の部屋で一緒に寝よ!」

梓「……え、う、うん」ドキッ

梓(憂と一緒の部屋か……)ドキドキ

梓(……って何ドキドキしてるのよ、私)

梓(結局は、どっちかの部屋になるんだから、唯先輩の部屋のほうが良かったに決まってるじゃない!)

憂(そういえば、誰かと一緒に寝るのなんて、久しぶり……)

憂(……そう考えると、ちょっとだけ、緊張しちゃうな)

――ちらっ

憂(客観的に見ればに、あずさちゃん、結構かわいいし……)

憂(……って何考えてるんだろ、私)ドキッ

憂(いくらあずさちゃんが可愛くたって、お姉ちゃんには敵うはずが……)ドキドキ

梓(わ、私が好きなのは唯先輩で、憂のことは別に……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

憂「……」ドキドキ

限界です、ごめんなさい、寝ます
本当すいません

展開を読むなw困るw

何だか目が覚めてしまった……
ほんのちょっとだけ続き

――憂の部屋――

梓(こ、ここが憂の部屋……)ドキドキ

梓「ずいぶん綺麗にしてるね……」

憂「えへへ、そうかな?」

憂「あずさちゃん、ベット使っていいよ」

梓「……え、いいの?」

憂「うん、お客さんだもん、どうぞどうぞ!」

梓(……やっぱり、唯先輩とは全然違うな)

梓(憂のが気が利くし、優しいし……)ドキドキ

梓(……って、何でいい所をあげてるのよ、私は)ドキドキ

梓(憂なんかより、唯先輩のほうがもっといいところはたくさんあるわよ)

梓(例えば……)

梓(……)

梓(……あ、あれ?)

憂「どうしたの、あずさちゃん?」

梓「う、ううん、何でもない……///」

梓(ええい、私は唯先輩が好きなの!そうよ、そうなの!)

――がちゃ

唯「おーっす」

憂「あ、お姉ちゃん、もうお風呂上がったんだ」ドキッ

梓(お風呂上りの唯先輩……)ドキドキ

唯「なんだよぉ、二人だけで仲良くやって……」

憂「……え?」

梓「べ、別に仲良くやってるわけじゃ……///」

唯「私も混ぜてよー!みんなでパジャマパーティーしよう!」

憂「……パ、パジャマパーティー?」ドキッ

梓(ゆ、唯先輩と一緒に寝れる……唯先輩と一緒に……)ドキドキ

ごめん、やっぱりもう寝ます
おやすみ

誰が何と言おうと>>1です
ちょっと時間空いたので今のうち少しだけ投下



唯「よーし、じゃあみんなで寝るまで恋バナでもしようか?」

梓「こ、恋ばな……?」ドキドキ

唯「よーし、朝まで語り明かそうか!」

憂「ちょ、ちょっと、お姉ちゃん……」

唯「そういえば唯とあずにゃん、最近仲いいよねー、もしかして……」ニヤニヤ

梓・憂「ち、違っ……」

唯「わぁ……息ぴったりだ」

憂(ち、違うよ、私はお姉ちゃんが……)

梓「ち、違いますよ、先輩、そんなわけ……」

梓「ね、憂!」

憂「……え、う、うん」ドキッ

憂(や、やだ、何意識しちゃてんだろ、私……)ドキドキ

梓(そ、そんなわけ……そんなわけ……)ドキドキ

――15分後

唯「……zzz」

憂(やっぱり、お姉ちゃんの寝顔はいいな……)ドキドキ

梓(あんなこと言っておいて、真っ先に寝てるし……)

憂「わ、私たちも寝よっか……明日学校あるし」

梓「う、うん、そうだね」

憂「じゃあ電気消すね、おやすみー」

梓「お、おやすみ……」

――ぱちっ

梓「……」ドキドキ

梓(と、隣に唯先輩が寝てると思うと緊張して寝れない……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

憂(お姉ちゃん……)ドキドキ

――そそそっ

さりげなく唯の布団に近づいていく憂

憂(しょ、しょうがないよね……私は寝相が悪いから……)

憂(ね、寝てる間に、お姉ちゃんの布団に入っちゃっても仕方ないよね……)ドキドキ

――そそそそっ

――もそもそ

憂(お姉ちゃん……///)ドキドキ

唯の布団に入っていく憂

憂(お姉ちゃんの温もり……)ドキドキ

梓(……ん、隣で何だかもそもそと……)

梓(ま、まあいいや……変なこと考えないうちに早く寝ちゃおう……)

梓「……」ドキドキ

憂(お姉ちゃん……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

梓「……」

梓(や、やっぱり眠れない……)ドキドキ

梓「……」チラッ

梓(先輩……唯先輩……)ドキドキ

梓(そ、そうだ、私、寝相が悪いんだった)

梓(寝てる間に唯先輩の布団に入ってしまうかもしれない……)

梓(……そ、そのくらい寝相が悪かったんだった)

――もそもそ

梓(先輩……唯先輩……)ドキドキ

梓(って私、何をしてるのよ、これじゃ夜這いじゃ……)

梓(い、いや、これは寝相が悪いだけ……寝相が悪いだけよ)

梓(そ、それで、そのまま先輩の色んなとこを触ってしまっても……)

梓(ね、寝相なんだからしょうがない……よね)ドキドキ

――もそもそ

憂(お姉ちゃん……)ドキドキ

梓(先輩……唯先輩……)ドキドキ

――さわっ

憂(きゃっ……な、何?)

梓(先輩……これが先輩の……)ドキドキ

憂(あ、あずさちゃん、何やってるの?)

――さわさわっ

憂(……ん、ちょっとあずさちゃん……やめ……)

梓「先輩……唯先輩……」ドキドキ

――ぎゅうぅぅ

憂(な、何であずさちゃんが私に抱きついて……)ドキドキ

梓(先輩……あったかい……)ドキドキ

憂(や、やだ、なんで私ドキドキして……)ドキドキ

すまん、とりあえずここまでだ

和「私の出番はまだかしら?」

紬「……ふぅ、これは保守すべき逸材ね」

和「もういい加減にして…私の心の風紀が乱れるわ」

またid違うけど1だよ
再起動するとなぜかid変わるんだ

すまん、もうちょっとだけ待ってくれ
てゆかこのスレは今日の22時に落ちてしまうのか?

8日ルールだかになったんだっけか
IDかわりまくるなら鳥つけたほうが良いかもよ

梓(先輩……先輩……)ドキドキ

――きゅうぅぅ

>>706 鳥?


憂(……や、ちょっと、あずさちゃん)ドキドキ

梓(……暗くてよく見えないけど……)

梓(唯先輩……寝顔も可愛いな……)ドキドキ

憂(や、ちょっと、顔近いよ……何を……)←薄目開けている

梓(わ、私は寝相が悪いから……)

梓(ちょ、ちょっとだけ……ぽっぺたにちゅーしちゃうくらいなら……)

梓(よ、よくあるよね……寝ぼけて何かにキスしちゃったりくらいは……)ドキドキ

うお、すまん、>>が真ん中に入ってしまった

自分の子供に憂なんて名前つけるか普通

梓「……んー」ドキドキ

憂(だ、だめ……こうなったら……)ドキドキ

憂が半分起き上がる

憂「あ、あずさちゃん、一体何を……」

――ちゅっ

憂「……!!」

梓「あ……」

梓(いきなり起き上がるから、唇にキスしちゃったじゃない……)

梓(……って)

梓(……「あずさちゃん」?)

梓(あ、あれ、これ憂?)

憂「あ、あずさちゃん……何を……」ドキドキ

――ぱちっ

梓(う、憂だ……暗いし、似てたから、てっきり先輩だと……)

憂「な、何を……あずさちゃん……」ドキドキ

梓「い、いや、その、これは……」シドロモドロ

梓「ほ、ほら、私寝相悪いから、つい変なことしちゃったみたいで……」ドキドキ

憂「ね、寝相……?でもさっき目開いて……」

梓「う、憂こそ、何で先輩の布団に……」

憂「……」ドキッ

憂「い、いや、その……」シドロモドロ

憂「わ、私も寝相悪いから……」

梓「……」

梓「あ、あはは、困っちゃうよね、寝相悪いと……」ドキドキ

憂「そ、そうだね……」ドキドキ

テキストの文字で人を殺せると今知ったぜ……死にそうだ

梓「こ、こんどは気をつけるから……」ドキドキ

憂「そ、そうだね、寝よ……」ドキドキ

――ぱちっ

梓「……」ドキドキ

憂「……」ドキドキ

梓(う、憂に……憂にキスしちゃった……)ドキドキ

憂(あ、あずさちゃんに、ちゅーされちゃった……)ドキドキ

梓「……」ドキドキ

憂「……」ドキドキ

憂・梓(ね、寝れない……)ドキドキ

唯「……ZZZ」

>>711
いいかみんな、前にも言ったが
      ( ゚д゚)
     (| y |)

憂(UI)の嫁(YOME)を並べ替えると
  UI  ( ゚д゚) YOME
   \/| y |\/

   唯おめと祝福される
     ( ゚д゚) YUI OME
     (\/\/

憂の嫁は唯、みんな解ったな
      (゚д゚)
     (| y |)

憂(お、お姉ちゃん以外でちゅーしたの、初めてかも……)

憂(……お姉ちゃん以外の人とは、絶対にしたくなかったのに)

憂(あずさちゃん……ひどいよ……)

憂(……)

憂(……あずさちゃんの唇、柔らかかったな)ドキドキ

憂(って何考えてるのよ、私!)

憂(だ、だめだめ、私にはお姉ちゃんが……)ドキドキ

憂(……)ドキドキ

梓(私の初キスは……憂になってしまった……)

梓(……初めては先輩とって決めてたのに)

梓(……)

梓(憂が……憂が初キス……)ドキドキ

梓(ね、何でドキドキしてるのよ、ここはがっかりするとこでしょう!)ドキドキ

梓(……)ドキドキ

梓(ダ、ダメだ、どうしても意識しちゃって寝れない……)ドキドキ

憂(あ、明日は学校だから、早く寝ないといけないのに……)ドキドキ

梓(……)ドキドキ

憂(……)ドキドキ

唯「ムニャ……もう食べられないよ……zzz」

――朝――

――ぴぴぴぴ

――ぱちっ

憂「……」

憂(結局、一睡もできなかった……)

梓(もう朝……全然寝られなかった……)

憂(そ、そうだ、朝ごはん作らないと……)

――がらら

梓(憂、どこ行くんだろう……あんなそーっと出て行って……)

梓(また変なことでもするのかな……)

――とんとんとん

梓(包丁の音……あ、そうか、朝食を作って……)

梓(しっかりしてるよな、憂は……)

唯「いただきまーす」

梓「い、いただきます」

――もぐもぐ

唯「やっぱり、憂のご飯は美味しいな」

憂「え、えへへ……」

梓(……本当に美味しい)

梓(先輩も、毎日こんなのが食べられてうらやまし……)

梓(……違っ)ドキッ

梓(……憂のやつ、先輩に毎日手料理を作ってあげられるなんて、うらやましいよ)ドキドキ

支援しすぎて携帯が持てないぐらい熱い

唯「ね、あずにゃん、美味しいよね」

梓「……え?」ドキッ

梓「う、うん、すごく美味しい……と思う///」

憂「……」ドキッ

憂「そ、そうかな、ありがと……///」

憂(あ、あれ、なんでこんなのでテレてるの、私)ドキドキ

梓(私ったら、何で素直にあんなこと……)ドキドキ

憂「……」ドキドキ

梓「……」ドキドキ

唯「――♪」モグモグ

ごめんなさい、一旦中断します
ちびちび投下ですまん

多分今日の夜もう一回再開します

和「MUGIは賛成1、あずにゃああん1、ういぃぃいいい1で保守の解答を出しているわ」

憂「中学時代のお姉ちゃんの写真っ!」
梓「合宿での唯先輩の水着写真っ!」

になるかと思ってたらニヨニヨが止まらない

紬「ここだけ憂梓唯の部屋 コンマ00で一線越え」

うお、何かすごい伸びてる


――昇降口――

憂「お、お姉ちゃん、またね」

唯「うん、じゃあね」

梓「で、ではまた部活で……」

――

――すたすた

二人で教室へ向かっていく

憂「……」ドキドキ

梓「……」ドキドキ

――すたすた

梓「ね、ねえ、憂……」ドキドキ

憂「……え、な、ななな、何?]ドキッ

憂(あ、あれ、私ったら、二人きりになったとたん何意識して……)ドキドキ

梓「もうここ教室だよ、ど、どこまで行くつもり?」

憂「あ……」

憂「そ、そうだね、そうだよね……」

憂(し、しっかりしないと、何ボーっとしちゃってんだろ、私)

梓「……」

憂「……」ジー

憂(あ、あれ、何で私、あずさちゃんに見とれて……)

教師「それでは、ここの問題を……」

憂「……」ポー

教師「……平沢さん、お願いします」

憂「……」ポー

教師「……平沢さん?」

憂「……あ、は、はい」ドキッ

憂(ど、どうしよう……どうしよう……)

梓「……」

――かきかき

――ささっ

憂(……え、あずさちゃん、この紙は……)

憂「……」

憂「え、えっと、答えは――です」

教師「……そうですね、正解です」

憂(た、助かった……)

憂「あ、あずさちゃん、ありが……」ボソッ

梓「……」ニコッ

憂「……」ドキッ

憂(や、やだ、何で私、こんなに赤くなって……///)

憂(も、もう……)ドキドキ

――体育――

教師「……では、二人組みになって、ストレッチをしましょう」

憂(二人組み、どうしようかな……)キョロキョロ

梓(ど、どうしよう、誰と……)キョロキョロ

憂・梓「あ……」

目が合ってしまう二人

憂・梓「……」

憂「や、やろっか……」ドキドキ

梓「う、うん」ドキドキ

――

梓「じゃ、じゃあ、こっちの手持ってひっぱって!」ドキドキ

憂「う、うん」ドキドキ

――

憂「いちに、いちに……」ドキドキ

憂(あ、あずさちゃんの体、柔らかいな……)

憂(思いっきり引っ張ると、すごく近くまで……)ドキドキ

――ぎゅうぅぅ

梓(お、思ったより憂、力つよい……いたたた)

梓「う、憂、もうちょっと優しく……」

憂「……」ドキドキ

――ぎゅうぅぅ

梓「憂、痛い痛い……」

憂「……はっ!」

憂「ご、ごめん、あずさちゃん……」

梓「う、ううん、大丈夫……」

憂(やだ、私ったら、何夢中になって……)ドキドキ

憂「……」ドキドキ

――

憂「……」ドキドキ

梓「よし、憂、交代しよ!」

憂「……」ポー

梓「……憂、交代……」

――ぎゅぅぅぅ

梓「ちょ、ちょっと憂、いつまで手握って……」ドキドキ

憂「……え、あ」ドキッ

憂「そ、そうだよね、ごめんごめん」ドキドキ

梓「……」ジー

憂「え、な、何?」ドキドキ

梓「いや、だから交代……」

憂「そ、そっか、そうだよね、うん、よし、交代しよ!」

梓「……うん」

梓(憂のやつ、どうしたんだろ……)

――キーンコーンカーンコーン

梓(やっと昼休みか……何だか今日は、すごく長く感じたな……)

梓「……」ゴソゴソ

梓(あ、あれ、お弁当……)

梓「あ……」

梓(そうだ、昨日は憂の家に泊まったから、お弁当持ってきてないんだった)

梓(ど、どうしよ……)

――さっ

憂「はい、これあずさちゃんの分!」

梓「……え?」ドキッ

憂「あ、あれ、もしかして、もうお昼用意しちゃってた?」

梓「う、ううん」

憂「そっか、よかった」

梓「……」ソワソワ

梓「あ、あのさ、このお弁当……」

憂「……ん?」

梓「う、憂が作ってくれたの?」ドキドキ

憂「うん、昨日は家に泊まったから、お弁当とかないだろなーって思って……」

梓「そ、そっか……ありがと、憂」ドキドキ

憂「……」ドキッ

憂「う、ううん、一人分増えたからって、手間はそこまで変わらないし……」ドキドキ

憂(な、なんでこんなにテレてるのよ、私……)ドキドキ

梓(憂……本当に優しいな……)ドキドキ

梓(唯先輩では、こうはいかないもんな……)

梓(……って、あれ?)

梓(い、いや、おかしいわ、私、好きな人と憂を比べるなんて……)

梓(憂のことは何とも思ってない……はずなのに……)ドキドキ

――ぱかっ

梓「……わ、すごい美味しそう」ボソッ

憂「……」ドキッ

梓「ね、ねえ、食べていいかな?」

憂「……」コクッ

梓「……ほ、ほら、せっかくだから、憂も一緒に食べよ」

憂「う、うん……///」

――もぐもぐ

梓「……美味しい///」

憂(あずさちゃん、本当に喜んでくれてる……)

憂(こんなに喜んでもらえたんだったら、私も作ったかいが……)

憂(……い、いや、おかしいわよ)ドキッ

憂(わ、私はお姉ちゃんのために作ってるのよ、あずさちゃんの分は本当にただのついでで……)ドキドキ

毎回小出しにしてすまん
限界です、おやすみなさい

もう次スレの予感…!

新スレのタイトルはそのまんまにするのか?

>>966
その方がいいなぁ
スレタイに2とか入れたらパー速厨沸きますよ><


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     ∧::{:::::::八:::|ァ==ミ  ::::::/   j/    ハ!/:::::::::|///::::::::::::.
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   /::/:::::i:::::ヽ::ゝ V:::::゚ノ        rし.:::::}ヽ刈:::::::::从::/∧:::::::::::::.
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  i::::::::::::从::::::::j       '    ,,,     /::::::::::::/    l::::::::::::::l
  |:::::::::::/ハ::::人                  /::::::::::::/     l::::::::::::::l
  |::::::::::'  ',:::::::::`ト .    、          .イ::::::::::::/      l::::::::::::::l
  |:::::::::!   V:::::::::l斗へ、          .イヘ|::::::::::/        l::::::::::::::l
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  |::::::::::V: : ∧::/: : : : :/  }       /イ:::/: : : :\    j:::::::::::::::!

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  -─フ  -─┐   -─フ  -─┐  ヽ  / _  ───┐.  |
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  __|__    __    l     __|__     l    ヽヽ
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  l         l          |     ┌─┬─┐  ─--
  |    ヽ    |    ヽ     |  _.  ├─┼─┤    __
 |      l   |      l    / ̄   └─┴─┘   ̄  ヽ
 |     |   |     |  (         , l  ヽ        |
  し       し       ヽ__  /  ヽ___,ヽ     _ノ

携帯から
正直、こんなに伸びるとは思わなかったから、次スレとか考えてなかったわ、すまん!
とりあえず、『一部完』ってことにして、続きはまた立てるかな……

                         ,、ァ
                         ,、 '";ィ'
________              /::::::/l:l
─- 、::::;;;;;;;;;`゙゙''‐ 、    __,,,,......,,,,_/:::::::::/: !|        >>984 またまたご冗談を
  . : : : : : : `゙'ヽ、:::゙ヾ´::::::::::::::::::::::`゙゙゙'''‐'、. l|

、、 . : : : : : : : : r'":::::::::::::::::::::::::,r':ぃ::::ヽ::::::::ヽ!                 ,、- 、

.ヽ:゙ヽ; : : : : : :ノ:::::::::::::::::::::;;、-、、゙:::     rー-:'、                /   }¬、
. \::゙、: : : :./::::::::::::::;、-''"::::::::::   ,...,:::,::., :::':、            _,,/,,  ,、.,/   }
   ヽ:ヽ、 /:::::::::::::::::::::::::     _  `゙''‐''"  __,,',,,,___       /~   ヾ::::ツ,、-/
     `ヽ、:::::::::;;;、、--‐‐'''''',,iニ-    _|  、-l、,},,   ̄""'''¬-, '  ''‐-、 .,ノ'゙,i';;;;ツ
   _,,,、-‐l'''"´:::::::'  ,、-'" ,.X,_,,、-v'"''゙''yr-ヽ / ゙゙'ヽ、,    ,.'      j゙,,, ´ 7
,、-''"    .l:::::::::::;、-''"  ,.-'  ゙、""ヾ'r-;;:l  冫、     ヽ、 /    __,,.ノ:::::ヽ. /
       l;、-'゙:   ,/      ゞ=‐'"~゙゙') ./. \    /  '''"/::::;:::;r-''‐ヽ
     ,、‐゙ ヽ:::::..,.r'゙         ,,. ,r/ ./    ヽ.   ,'     '、ノ''"   ノ
   ,、‐'゙     ン;"::::::.       "´ '゙ ´ /      ゙、 ,'            /
  '     //:::::::::            {.        V           /
        / ./:::::::::::::            ',       /         /
.    /  /:::::::::::::::::.            ',.      /   ,.、     /

相変わらず「、」を多用するやつだったな…乙

            O   (^^)                             (^^)   O
         °      `´       (⌒⌒)              (⌒⌒)    `´       °
                          \/    f´ ̄`Y´ ̄`!    \/
      '    \  /                 八      八                        '
              ×                     \   /                  |
    '     /  \           、        \/                 __人__      '
                       \  _ ..∠に之ぅx、                  `Y´

                      ⌒寸彡'⌒     `寸_ 、                     |
   °                      ミ辷____ . イ.:::.:. . V,心                         °
                  _人_  `寸¬彳 ー- 、 ,ノ::j:|:::.:.. }こ)i
  O               `Y´    ,辷 _j  =ミ アノリ:::::::勺 .:|  \/          ヽ         O
                          /{   ー=彡::个::,.イ┘.:::|  /\     \       :.
  (^^)                       / .:}「:::}   |:::::l '゙. ..:.:.::::::|           ヽ     } ',         (^^)
  `´    '⌒\           , . .:::.ー- 、   ´|:::::|::::::::::::::::::. 、     __j__     ‘, :.  / ′      `´
  (⌒⌒) ∠⌒  \        /. ..:.::/く V|   |:::::|/{ ̄\::..\    !         }  } , ′ ′    (⌒⌒)
  \/        ` ー---‐ ´ . .: イ  ,/}..<|:.:.:| 九_}ァx 廴:::..\         / /     }       \/
              >-=ニ二ニ=-< /ノ  ///////ノ.:.:ノ弋'///∧ _}::::.:...\       //       ,
  f´ ̄`Y´ ̄`! /        `丶、` ー---‐ ´ . イ   } ///∧:::.::.:.::.:..:..:...ー--‐ ´      /    f´ ̄`Y´ ̄`!
. 八      八           〈/7ァ‐---‐ ´  \く//////∧:.:.. ..:. .:.:.. .:. .. . _人_    /   八      八
    \   /             [〈   〈   ,. '^マア^'守二二}: .: . .: . : .: .. .`Y´ .         \   /
      \/         \/      |: \  > '゙   (⌒⌒) \ |: .: . .: . : .  :  .  /          \/
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                       `Y ヽイ ‘,`      , `ヾ =介ァァァ 77アア寸_
            (^^)              ̄「 ̄∧       /    寸////////// V_}       (^^)
       |    `´             / ‘,    /     寸//////////廴       `´    \__/
    __人__              __「`√ ̄     ′  /         マ'/////////_丿                ) (
      `Y´           O ///〉 {          ′  /      }>'//////弋  O          / ̄ \
       |               {{///ア‘,             /     /〉/////////}
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