妹「にぃにがお兄ちゃんでよかった…♪」(574)
やぁ(´・ω・`)
先日まで妹「お兄ちゃんきもい」を書いていた者だ
ゆっくり休もうと思ったんだが、如何せん暇なんだ
だから、思いつくままにまたひたすら書いてみようと思う
それでは、よろしゅう
男「…再婚して、俺に妹ができるだって?」
母「うん、今まで黙っててごめんなさいね。ほら、こういうのってデリケートな話だから…」
男「いやまぁ…でも俺は別に気にしないぞ。母さんが再婚することに口を挟むつもりはないし」
母「よかった、男は昔からさっぱりした性格だったから大丈夫かなとは思ってたんだけど…安心したわ」
男「…で?再婚相手の人はどんな人?」
母「実は今日すでに家に呼んでるの」
男「何だって?それを先に言ってくれよ…」
母「いいじゃない、それぐらい」
男「はいはい、分かったよ…じゃあ準備してくる。一応人に会うんだし」
母「家族になる人よ?」
男「でも初対面だろ。ちょっとぐらい気にしとくから」
テキーラ頼もうと思ったのに…
『ピンポーン』
母「あっ、来たみたいね」
男「…微妙に緊張するな」
父「どうも、母さん」
母「あがってちょうだい、あと、そんな堅苦しくしなくてもいいのに」
父「いや、まぁ何だ…男くんとは初対面だし」
母「男と同じこと言ってる」
父「そうなのか、参ったなぁ」
男「…この人?」
母「えぇ、そうよ。この人があなたの新しいお父さん」
父「初めまして、父です。普通に“お父さん”と呼んでくれればいいよ」
男「こちらこそ初めまして。男です」
父「へぇ、しっかりしてるんだね…もうちょっと余所余所しくされるかと思って心配してたんだが」
男「そんなに了見が狭い人間じゃないつもりですよ」
父「そうかそうか!ん~…そうだな、いきなり敬語なしでっていっても辛いかな?」
男「そうですね、流石にそれは…徐々に頑張ってみます」
父「うん、そうしてくれると嬉しいよ」
母「えと…で、その父さんの後ろに隠れてる娘が妹ちゃん?」
父「うん、そう。ほら妹、挨拶だ」
妹「…」
父「挨拶は?」
妹「うぅ~…(ふるふる)←首を振る」
父「コラ、まったく…ごめん、ちょっと人見知りがね…」
母「いいわよ、まだ小学校6年生なんでしょ?」
父「そう言ってくれると嬉しいよ。妹、この人たちが新しいお母さんとお兄ちゃんだぞ」
妹「…うん」
>>1
確かに待ってるよ、とは言ったけど
初っぱなから自己紹介なんてしたら荒れるかもよ、どっちの意味でも
何にせよまあ楽しんで見させていただきますね
ー半年後ー
男「今日から高校生かぁ…やっぱり受験はあっという間だったな」
友「お前は楽勝だったんだろぉ?俺なんかギリギリだったんだぞ…」
男「サボってたお前が悪いんだろ?」
友「違いねぇけどw」
男「ん、じゃあまた明日な」
友「あぁ、同じクラスになったんだし、またよろしくな!」
男「さて、と…ただいま~」
『シーン…』
男「…やっぱりか。相変わらず妹は…いた、テレビ見てる」
妹「…」
男「…半年経ったのに反応してくれないのは流石に傷付くよなぁ、ハァ」
妹「…」
男「…一緒にいても気まずいだけだし、部屋に行くか」
>>12
そうなんですか、それは悪いことしたなぁ…すいませんorz
男「う~ん…母さんには話しかけてるとこをたまに見れるようになったけど…
俺にはまだ一回も話しかけてこないし。やっぱり異性には遠慮しちゃうんだろうか」
男「…あ~何か面倒になってきた!今日は何もしない!決定!」
母「ただいま~!」
男「母さんか」
母「男いる~?ちょっと夕飯の支度手伝って~!」
男「はいはい…と。よっこいしょ」
ーリビングー
母「ねぇ、男。あんたまだ妹ちゃんと話してないの?」
男「仕方ないだろ…明らかに避けられてるのに、こっちから話しかけるのはちょっとな」
母「妹ちゃん、良い子なのよ?」
男「いや、別に良い子悪い子関係ないけどさ」
母「そう…何かキッカケでもあればねぇ」
男「…あぁ」
ー翌日ー
友「…それでそいつがまた面白かったんだぜ!」
男「まったく…今からギャルゲに染まっててどうすんだよお前は…」
友「いいじゃねぇか、趣味なんだからよ!あ、そういえば…」
男「ん?」
友「お前、ギャルゲみたいに義理の妹ができたんだったよな?どうよ?」
男「何がだ?」
友「前、話しかけてきてくれないって悩んでたじゃねぇか。確かかわいいんだよな?」
男「まぁ容姿はな。お人形みたい、ってのがまんま当てはまるくらいだ」
友「ほほぅ、そりゃ楽しみだw」
男「お前にはやらんぞ?」
友「何だ何だ?一端のお兄ちゃん気取りか!?」
男「お前にやったら妹が汚れそうだからだよ」
友「…お前何気にひどいよな」
男「…まぁ、話しかけてくれないのは以前と変わらんが」
友「おいおい、もう半年ぐらいになるんだろ?」
男「しゃあねぇだろ。二次元と違って、三次元は厳しいんだ」
友「お前ってやつは…まぁいいけどさw」
女「ねぇ、男くん。ちょっといい?」
男「ん、女さん?何か用かな?」
女「何か用じゃないでしょ?今日は男くんと私が日直なんだから…」
男「…げっ!ごめん、完璧に忘れてた」
女「朝の仕事は一緒にしてくれたのに、休み時間から黒板消しとか忘れちゃって…私一人だったんだからね?」
友「相変わらずだなぁ、お前は。クールっぽいのにどこか抜けてる」
女「へぇ、そうなんだ」
男「余計なことは言わんでいい。で、女さん放課後の仕事は…」
女「流石に放課後の仕事を一人でやらせるのは可哀そうだから、私もやるよ?」
男「サンキュー!助かるよ」
まだ姉が出てきてないけど、登場人物は前のと同じ?それとも違う設定?
友「日直ねぇ…じゃあ俺先帰るぞ?」
男「あぁ、分かった。またな」
女「じゃあさっさと片付けるわよ。もちろん、男くんがある程度は頑張ってね?」
男「…まぁ忘れてたのは俺だし、ちゃんと頑張ります」
女「へぇ~、男くんって意外と律儀なんだ」
男「…意外とって、失礼だな」
女「ごめんごめん、でもちょっとね…(チラッ)←男を見る」
男「…?あぁ、なるほど。言いたいことは分かった。悪そうに見えるってか?」
女「…うん、まぁ」
男「よく言われるよ、っていうか単純に目つきが悪いだけだと思うんだけどな」
女「最初ちょっと怖かったんだけど、よかった♪全然良い人じゃん」
男「…まぁそう言ってくれて嬉しいよ」
女「あんまり嬉しそうじゃないじゃ~ん」
男「あぁやって言われて素直に喜べるもんか?」
>>21
前とは全部違いますよ。
もともと前のは親がいないですし、今回はまた別のお話です
女「さて、と…日直日誌も届けたし、帰ろっか」
男「そうだな」
女「じゃあ行こっ♪」
男「ん?帰る方向一緒なのか?」
女「えぇ~、自己紹介聞いてなかったの?私仁王中学だし」
男「仁王中って隣じゃん!」
女「そうだよ~、ってか本当に知らなかったんだね、もう…」
男「悪い悪い、っていうか何で俺の中学まで知ってんのさ?」
女「自己紹介で言ってたじゃん。桜中って」
男「あんなの覚えてたのか…?普通覚えてないだろ」
女「私記憶力はいいから♪」
男「ふ~ん…そんなもんかなぁ?」
女(…ほんとは、ちょっと男くんが気になったからなんだけどねぇ~w)
男「それにしても、仁王中だったら桜高じゃなくて附属高校の方が近いんじゃないか?」
女「確かにねぇ~、でも私は学力がギリ足りなかったの」
男「…言うほどレベルの差ってあったっけ?」
女「もぉ~!だからそのびっみょ~なとこで落ちたのよ!」
男「そ、そうか…悪い」
女「まったく…って、あれ?」
男「どうした?」
女「うわっ、中学生くらいの子が大人に絡まれてる…」
男「マジか。どこ?」
女「あれあれ。うわぁ~、可哀そうあの子…」
男「ん~…え!?妹!?」
女「え?」
男「まずい!絡まれてるの俺の妹だ!!」
女「え、ほんとに!?」
男「助けてくる!もしヤバくなったら警察とか呼ぶ準備しといてくれ!」
女「ちょ、ちょっと!!相手は4人もいるのよ!?」
男「見れば分かる!でも行く!オイ、コラ!てめぇら!!」
妹「…ぁ!」
チンピラ1(以下チ1)「あぁ?何だてめぇ?」
男「妹に何をしてる!?」
チンピラ2(以下チ2)「妹?お前ら知り合いかぁ?」
男「俺の妹だよ」
チンピラ3(以下チ3)「はぁ?どこがだよ、全然似てねぇw」
チンピラ4(以下チ4)「こんなやつ放っとこうぜ、それより遊びに行くくらいいいだろ~?」
妹「…ぃ、ぃゃ…」
男「てめぇら何しやがる!妹を離せ!」
チ1「うるせぇな!どっか行きやがれ!(ボコッ)←男の腹を殴る」
男「ぐっ!!」
妹「…!!」
妹小学六年だよな
チンピラ達みんなロリコンなのか、世も末だ
チ2「早く行こうぜ、時間ねぇし」
男「いい加減にしやがれぇ!!(バキッ!)←チ1を殴り飛ばす」
チ1「ガハッ…!?」
チ3「てめぇっ!」
男「妹!逃げろ!」
妹「!?」
男「早く!!あそこに俺の友達がいる!あっち行ってろ!」
妹「…(コクコク!)←頷く」
チ4「うらぁっ!!」
男「っ!あっぶね!オラッ!(ボゴッ!)」
チ4「ゴハッ!?」
チ2「死ね!!」
男(まずい!?背後から…!)
>>29
男が高校生になったので、同時に妹も中1に進学してますよ
まぁロリコンには違いありませけどw
『ドゴッ!!』
男「カハッ…!?(ドサッ)←その場に倒れる」
チ3「チッ!おい1に4、起きてるか?逃げるぞ」
チ1「っ、くそ…一発殴らねぇと気がすまねぇよ!」
チ2「警察来るに決まってるだろ!つかまりてぇのか!」
チ4「…このクソ野郎が(ゲシッ)←男を蹴る」
男「くっ…」
『タッタッタッタッ…』←チンピラ達逃走
女「男くん!だっ、大丈夫!?」
男「な、何とかな…それより…妹は?」
女「大丈夫、ここにいるよ!」
男「そっか…よかった…疲れた…」
女「疲れたって…と、とりあえず止血!男くん頭から血が…ハ、ハンカチ…!」
男(…意識が…朦朧としてきた…)
男「…ここは…俺の部屋?」
母「起きた?大丈夫?痛むところとか…」
男「…母さん?」
母「あと、ちゃんと記憶はあるかい?」
男「記憶って…あぁそうか。今まで気を失ってたのか…」
母「ちゃんと状況は分かってるみたいだね」
男「何とか…ちょっと殴られたところが痛むくらいかな…」
母「…無茶したもんだねぇ、妹ちゃんを守るっていっても、もうちょっとやり方があったろうに」
男「…ごめん、心配かけて」
母「うん、我が子がちゃんと謝れる子で安心したよ。じゃあちょっとご飯作ってくるから」
男「…分かった」
母「あと、ちゃんと明日お礼しておきなさいよ。えぇっと…女ちゃん?」
男「…女さんがどうかした?」
母「うちに連絡くれて、私が迎えに行くまであんたの傍で見ててくれたんだから」
男「…そっか、分かった、明日礼を言っとくよ」
母「あの娘彼女かい?」
男「ブッ!ち、違う!」
母「一緒に帰ってたのに?」
男「今日は日直で一緒だっただけだ!」
母「ふぅ~ん…まぁあの娘はあんたに気があるみたいだったけど」
男「何だって?」
母「何でも~?じゃあ、ちゃんと休んでなさいよ?」
男「…」
男「…何かいらんことしたなぁ、もうちょっと冷静に動ければ、怪我せずに解決できたろうに」
『トントン…』←ノックの音
男「ん、母さん?何か用?」
?「に、にぃに…」
男「えっ…妹か?」
妹「う、うん…」
男「あー…いいよ、入って」
『ガチャッ…』←遠慮がちにドアが開く
妹「にぃに…大丈夫…?」
男「大丈夫大丈夫…っていうか“にぃに”って?」
妹「…(スッ)←男を指さす」
男「…俺のことか?」
妹「…(コクン)←頷く」
男「…なるほど、お兄ちゃんのことを“にぃに”か」
妹「…ありがとう」
男「どういたしまして(ニコッ)」
妹「…///」
男「妹こそ、怪我はない?」
妹「うん…にぃにが…守ってくれたから」
男「そっか、無事でよかったよ」
妹「…にぃには、優しいんだね」
男「優しい?何で?」
妹「…あんな怖そうな男の人に…」
男「あぁ、確かになぁ…でも、妹が危なかったんだ。当然だよ」
妹「…かっこいい♪」
男「…そうかな?」
妹「うん…にぃには、かっこいい」
男(…なんか容姿もお人形みたいだけど、喋り方とかも小学生みたいだな…)
妹「にぃに、かっこいい」
男「うん、ありがとう(ニコッ)」
妹「…///」
男「そんなドアのところ立ってなくて、こっち来てもいいよ?」
妹「う、うん…(もじもじ)」
男「…あぁ、えっと…ひょっとして俺のこと怖い?」
妹「…!(ふるふる!)←首を振る」
男「そっか、よかったよ。嫌われてるのかと思ってた」
妹「…前はちょっと怖かった」
男「あ、やっぱりそうなんだね…」
妹「…でも今は好き」
男「へ?」
妹「にぃに大好き」
男「そ、そっか…恥ずかしいな…」
妹「…にぃにの近く行く」
男「う、うん、おいで」
『トコトコトコ』←近寄ってくる
男「はい、ここ座って」
妹「…うん。にぃに、怪我…」
男「怪我?これぐらい大丈夫だよ、すぐによくなるさ」
妹「…よかった♪」
男(…ちょ、ちょっと気まずい…どう接すればいいのか…)
妹「…にぃに?」
男「え!?あ、ど、どうしたの?」
妹「…ううん、呼んだだけ♪」
男(え~と…うっわ、妹ってやっぱり可愛い…うひゃー!)
妹「にぃに、好き♪」
男「う、うん」
妹「…にぃには?」
男「…え?」
妹「私のこと…嫌い?」
男「あぁ、なるほどね。ううん、好きだよ♪(ニコッ)」
妹「…よかった///」
男(…これは、懐いてくれた…のかな?)
妹「…にぃに大好き♪」
男(…懐きすぎ…?)
ちょっと俺もチンピラと戦ってくるわ
ー夜ー
母「…どうしたの、急に?」
男「…いや、まぁ…」
妹「~♪」
母「…ご飯の時にあんたの上に急に座りだすなんて」
男「ははは…」
妹「にぃにの上♪」
男(ちゃんと言った方がいいのか?食べにくいからどいて、と…って、言えるわけねぇだろぉぉぉ!!)
妹「にぃに、あ~ん」
男「うぇ!?」
妹「あ~ん♪」
男「あ、えっと…」
妹「…(ワクワク)」
男「…あ、あ~ん…(パクッ)」
妹「~♪」
母「…喜ぶべきなのかねぇ?」
男「…俺にもさっぱりだ」
妹「…にぃに、あ~ん♪」
ー男の部屋ー
男「…結局、ずっと俺の膝の上にいたんだが…」
妹「にぃに、にぃに♪」
男「…俺の部屋に居座るまでになってしまった…」
妹「…にぃに?」
男「あ、うん…何でもないよ?」
妹「…よかった(ニコリ)」
男「…純粋無垢ってこういう娘のことをいうんだろうなぁ」
妹「…にぃには…いつも何してるの?」
男「そ、そうだな…インターネットしたり、勉強したり?」
妹「にぃに凄い…♪」
男(うわぁ~!!勉強なんて嘘ついた俺がバカだった!!そんな尊敬の目で俺を見ないでぇぇ!!)
母「お風呂沸いたわよ~!」
男「は~い…妹、先入る?」
妹「?」
男「え、そこで首傾げられても…じゃ、じゃあ俺先入るから、またあとでね?(トットットット…)←歩く」
妹「…(トットットット…)←同じく」
男「…(ピタ)←停止」
妹「…(ピタ)←同じく」
男「え~と…妹?」
妹「…?」
男「何をそんなに不思議そうな顔してるのかな?」
妹「…にぃにと一緒にお風呂入る」
男「ブッ!!」
おっ、俺もっ!俺も入る!
男「い、妹…?あのね、妹は中学校1年生だよね?」
妹「…?うん…」
男「恥ずかしくないのかな?」
妹「…にぃにと一緒じゃなきゃヤダ」
男「そ、そう…」
妹「…にぃにはイヤ?」
男「イ、イヤじゃないよ?むしろ嬉し…ハッ!?」
妹「…?」
男「なっ、何でもない!!と、とりあえずお風呂は別々の方がいいと思う!それじゃ!(ダッ!)←ダッシュ」
妹「ぁ…にぃに…」
ー風呂場ー
男「…ありえない、何を口走ってるんだ俺は。うぁぁぁぁ~…」
『ガラララッ』←扉が開く音
男「…嫌な予感が…」
『パサッ、パサッ…』←衣服を脱いでる音
男「…や、やっぱり」
『ガラッ』←風呂場の扉がオープン
妹「…にぃに♪」
男「…ですよね~」
妹「…?」
男「あぁ、うん…もう入ってきちゃったし仕方ないよな…でも…」
妹「…ん?」
男「…せめて体にタオルくらい巻いてくれないかな?」
妹「…お風呂なのに?」
男「うん、お風呂だね…ごめん、お兄ちゃんが間違ってたよ…」
妹「…にぃにとお風呂~♪」
男(…直視できるわけねぇ…!!)
妹「…にぃに?」
男「な、何かな?」
妹「…何で向こう向いてるの?」
男「え、それは…」
妹「…私のこと嫌いになった?←ちょっと涙声で」
男「そっ、そんなことないよ!?」
妹「…じゃあ何で?」
男「え、あ、うぅ…はっ、恥ずかしいから!」
妹「…?」
男「妹が可愛いから恥ずかしいんだよ!」
妹「…///」
男「お、女の子の体を見るのはね、男の子にとっては毒なんだよ?」
さぁて、そろそろリロードが完了する頃かな
妹「…でも、お父さんとお風呂入った」
男「えっと、お父さんは別なんだ!」
妹「…そうなの?」
男「うん、そうなんだ!」
妹「…うん、分かった」
男(ふぅ~…あ、あぶねぇ…なんて『フニッ』危険な娘なんだ…って、フニッだと…?)
妹「…にぃにのお膝♪」
男「…(パクパク…!)←言葉にならない」
妹「~♪」
男(人の話聞いてねぇ!!こ、こんなの続けてたらいつか俺はおかしくなる!!!)
妹「…おにぃ」
男「…ナ、ナニカナ?」
妹「…お風呂、入ってよかったの?」
男「…へ?」
妹「…頭、怪我してる…」
男「…あ。しまった!忘れてた!」
妹「…にぃにの体、私が洗う」
男「また話題が変わってる!?」
妹「ん~♪」
男(う、動かないで…!妹の股がっ…股がっ…!!神秘の場所が当たってるー!!)
妹「…?(じー)←視線を男の股間へ」
男「みっ、見ちゃダメ!!」
妹「…?」
男「…純粋な娘に、なんて説明すればいいんだよ…うぅ」
妹「…にぃに、何か大きくなってる」
男「言わないでぇぇぇぇ!!!」
やべぇヌける
>>81
ミス×「おにぃ」→○「にぃに」
最近妹SSでおにぃっての読んだせいでごっちゃになってるw
男「…」
妹「~♪(ゴシゴシ)←兄の体を洗う」
男「…もう下手に抵抗しない方がいいよな…ははっ」
妹「…にぃに?」
男「…何だい?」
妹「…どこ見てるの?」
男「うん、遠いところだよ…」
妹「…?」
男「ありがとう、体洗ってくれて」
妹「…うん♪」
男「じゃあ、俺は先にお風呂上がるからね?」
妹「…うん」
『ガラッ』←風呂場の扉の音
妹「…にぃにに体洗ってほしかった…」
お・・・おれがっ!おれがあああああああああ
/ / / | /| /:::/:.:.:.:.:.:.:|::::::
/ 〃 i .::| /:.:.| |::l::|:.:.:.:.:.:.:.:|::::::
,゙ /| | .:::|. \|:.:.:.:| |::l::|/:.:.:.:.:.:j/::
! ,' ! ::| ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ
l ,' │ ::|:.. ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ:: 嘘だッ!!!
ヾ '、 |\ ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ
'、 :| \ :::\:.:._,、__彡 _' -─ 、`゙ー=
ヾ、/.::>:、:;ヽ、__ /ーァ''"´ ̄ ヽ
/ .::::::::::::::::ヘ ̄ {|::/ }
/...::::::::::::::::::::::::::\ V j}
ーリビングー
母「…あんた大丈夫?」
男「…あんまり大丈夫じゃない」
父「あはは…ごめんねぇ、男くん」
男「いえ…懐いてくれたみたいなんで悪い気はしないっすよ…」
母「それにしても…お風呂に突撃とは…」
父「昔はあんなのを僕にしてくれてたんだけど…ちょっと寂しいかもなぁw」
男「…父さんから、うまいこと言ってやってくれませんか?」
父「うん、まぁそうだね…というか、嬉しくないのかい?」
男「どういう意味ですか…?」
父「妹とお風呂だよ?僕が言うのもなんだけど、あの子かわいいでしょ?」
母「ちょっとあなたったら!」
父「悪い悪いwいや、でも年頃の男の子なんだからさ!」
男「…この人ダメだわ」
>>97のせいで父が富竹にしか見えなくなった
ー男の部屋ー
『ガチャッ』←男、入室
男「…」
妹「zzz…」
男「…(ツー…)←鼻血」
妹「ん…んぅ…zzz」
男「…裸で俺のベッドで寝てる、だと…!?許せる!じゃなくて、か、風邪ひくぞ!?」
妹「zzz…」
男「お、起こすべきなんだろうか…いや、やっぱりまだ春先だし、服着て寝ないとな…」
妹「…ん、にぃに…」
男「うぇ!?起きて…!」
妹「zzz…」
男「ね、寝言…寝言で俺を呼ぶって…あぁもう!可愛いじゃねぇか!」
男「お、お~い…妹~…?」
妹「zzz…」
男「あ~…できるだけボディタッチはしたくなかったが…お~い、起きな~(ユサユサ)←妹の体を揺する」
妹「ん…ぅぁ…にぃ、に…?」
男「う、うん、そうだよ」
妹「…(ボーッ)←寝ぼけ眼」
男「ふ、服着ないと風邪ひくぞ…?」
妹「…ん(ギュッ)←兄に抱きつく」
男「っ!?」
妹「…にぃにの抱き枕…♪」
男「ちっ、違う!俺抱き枕違うっ!」
妹「zzz…」
男「寝ちゃダメだ!寝ないでくれ!」
妹「zzz…」←服は着終わった
男「…な、なぜにこんなにも疲れるんだ…」
母「…あんたも苦労するねぇ」
男「…何でこんなことになったんだろうな…」
母「まぁ、そんなに気にしないでやっていきなって」
男「俺の身が保たない…」
母「情けないねぇ、あんたお兄ちゃんだよ?」
男「高校生のお兄ちゃんが、中学生の妹の着替えを手伝う家庭があってたまるか…」
父「はっはっはw僥倖じゃないかw」
男「…こんな人だったんだ」
一旦休憩します~
出掛けるわけではないので、また後で戻ってきます
なんて積極的なジャイ子なんだ!!!
>>117
やめて
>>118
VIPは初めてか?力抜けよ
>>120
なんでそうなる
スルーしたら可哀想だろ
面白いとおもってんだから
ー翌日ー
兄「…ん…なんか苦しい…いや、重、い…?」
妹「zzz…」
兄「…はは、あれ、おかしいな幻覚が見える…ここは俺の部屋なのになぁ?」
妹「ん…ぅ?」
兄「…現実ですよね~」
妹「…おはよう、にぃに♪」
兄「…え~っと、いつ俺の部屋に来たの?」
妹「…夜中」
兄「あぁ、やっぱり潜り込んできたわけね…一回部屋に運んだはずだもんな」
妹「…にぃにと一緒に寝た♪」
兄「あぁ、もう何でもいいや…」
妹「~♪」
兄「…あ、ごめん…そろそろどいてくれる…?ギュッとされるとね、柔らかいものが…」
妹「…?」
ほら、戻ってきたわよ
自治厨は大人しくしてて
>>129
しまった、兄になってました
×兄→○男
ーリビングー
男「おはよう…」
母「おはよう…って、あらあら」
妹「~♪」
母「男にしがみついちゃって…コアラみたいね」
男「…的を得てると思う」
父「はっはっはw妹、お兄ちゃんが好きか!」
妹「…うん♪」
父「よかったよかった!」
男「寛大だな…」
妹「…にぃに、座って」
男「うん(ぽすっ)←椅子に座る」
妹「…(ぽすっ)←兄の上に座る」
男「…予想はしてたよ、うん」
母「ほんとにベタベタねぇ…大丈夫かしら」
父「いいじゃないか、男くん、妹を幸せにしてやってくれw」
男「何ですかそのセリフは」
父「はっはっはw」
妹「…にぃに、あ~ん♪」
男「…あ~ん(パクッ)」
妹「…にぃに、おいしい?」
男「うん、おいしいよ」
ー学校ー
男「…」
友「どうしたんだ?一日で凄いげっそりした感じのオーラがするんだが」
男「…いろいろあってな」
友「その頭の怪我と関係あるのか?」
男「まぁ…」
女「男くん!!」
男「あ、女さん…」
女「大丈夫だったの?昨日の…」
男「うん、まぁね。それと、ありがとう、わざわざ親が迎えに来るまでいてくれたって…」
女「え、そっ、そんなのは普通でしょ…!」
男「まぁそりゃ怪我人ほっとくわけにはいかないかもだけど、女さんのおかげで助かったよ。だからありがとう(ニコッ)」
女「っ!///どっ、どういたしまして…」
友「出た…あいつ普段目つき悪いくせに笑うとなぜか爽やかに見えるせいで、女子には人気あるんだよな…ギャップってやつか」
ー放課後ー
友「ふぃ~、ようやく授業終わったか」
男「そうだな…疲れた…」
友「お前が授業中に居眠りなんて初めて見たぞ?」
男「…まぁ、俺も初めてだと思う」
友「よっぽど何かあったとみえるw」
男「詮索するなよ?」
友「まぁいいけど…ってなんか校門のあたり人が多くないか?」
男「何だろうな?男子が多いような気がするが…」
友「ん~?誰かを見てるみたいだな。お、可愛い娘発見!」
男「…なんか昨日似たようなやり取りをしたような記憶が…」
友「おぉう…ギャルゲに出てきそうなくらい整った顔の…しかもあの制服、中学生?」
男「…あれが俺の妹だ」
友「なっ、何だと!?ほ、ほんとなのか!?」
支援
妹「…ぁ♪(ニコッ)」
『ザワザワ…!』
友「お、おいこっち見てニッコリしてるぞ!!」
男「安心しろ、お前に微笑んだんじゃないからな」
友「ひどい…っていうか、どうしたんだ、急に?昨日まで話してくれなかったとか言ってたような…」
男「昨日それが劇的に変化することが起こったんだよ…お~い、妹!」
妹「…にぃに♪」
友「!?な、なんだその呼び方はっ!?ギャルゲでもそんなのないぞ!!」
男「…お前今のを聞いただけで何で俺が呼ばれたと分かったんだよ…」
友「今の親しみを込めた呼び方!残念ながら接点のない俺にではない!それ以外といったらお前だけだ!
そして、“にぃに”というのは“お兄ちゃんの”派生語だろう!?そうだろう!?」
男「…興奮してんな、お前」
妹「…にぃに、待ってた」
男「…今朝、言ってくれればもっと早く出てきたのに」
妹「…いい、待つのは慣れてる」
長門かと思った
妹「…その人は?」
男「あぁ、友達の友だ」
友「よろしくっ!!」
妹「…!(ササッ)←男の後ろに隠れる」
男「…」
友「…可愛い♪」
男「避けられたってのにその反応はどうなんだろうな」
友「っていうか…お前らこそ、くっつきすぎじゃないか?」
男「…え?あ」
友「…お前にロリコンの称号が付くのは時間の問題かもしれないぞ?」
男「し、しまった!ここは周りの目が…!」
『誰だろう、あの人…』
『中学生だよね?ロリコン?』
『いや、兄妹みたいだったけど』
『え!?じゃあシスコン!?』
『いや、現実を見ろ。さっき妹の子の方から抱きついていったぞ』
『何だと…ブラコンか!!許せん、あの男!』
男「…」
友「…よかったな、みんなに蔑んだ目で見られる事態だけは回避したようだぞ」
男「…マンガだったら、間違いなく俺が悪いことになってただろうな」
友「フッ、現実は所詮こんなものか…」
男「…ちょっと待て、お前今の発言俺を貶めたかったみたいだな」
妹「~♪」
友「え~と…自分が傷つくことを恐れずに言えば、俺はその子に避けられているようだけど、一緒に帰ってもいいk…」
男「おい、段々声が小さくなってったけど大丈夫か?」
友「うん、何でもないんだ…何でも。現実は厳しいよね…」
男「…?」
妹「…にぃに、にぃに。帰ろ?」
男「…あ、あぁそうだね(ニコッ)」
妹「…///」
友「なるほど、妹ちゃんもその笑顔にやられたのか」
妹「…にぃにの笑った顔、好き♪」
男「そ、そうか///」
友「ふむ、俺も笑顔を魅力的にすれば三次元に復帰できるかな」
あれ?笑顔ってどう作るんだっけ…?
男「おい、どうした?友、置いてくぞ?」
友「ん?あ、あぁ!」
妹「~♪」
友「…妹ちゃん、ご機嫌そうだな」
男「あぁ、昨日からこんな感じだ…」
友「…さて、では本題に移るとしよう。何があった?」
男「…まぁお前には話してもいいか…」
………………………
………………
………
友「ほ~う、なるほどねぇ…そいつは確かに女の子なら嬉しいだろうな」
男「…あんまりそういうことを考えて行動したわけじゃなかったんだがな」
友「俺なら逃げてる」
男「それは最低だな」
友「仕方ないだろ?ギャルゲではないんだ」
妹ってどこで買えるの?
友「仕方ないだろ?ギャルゲではないんだ」
観客「HAHAHAHA!」
>>163
つ トーチャン&カーチャン
友「それにしても…」
男「どうした?」
友「…何だ、ちょっとベタベタしすぎなんじゃ…ないか?」
男「…お前の言いたいことは分かる。だがな…」
妹「…にぃにの手~♪」
友「…」
男「…これをどうしろと?」
友「…俺が悪かった」
男「…あ、そうだ。俺ちょっと買い物しなきゃいけないんだが…」
妹「…にぃに、何買うの?」
男「あぁ、シャーペンとか消しゴムとかだよ」
妹「…私も行く~」
男「うん、これは予想通りとして、お前はどうするよ?友」
>>165
トーチャン再婚しないかなぁ
あ、しても俺ハブられてるから意味ないか
友「う~ん…まぁ俺は必要ないけど、ついてくわ」
男「?珍しいな、お前は用事がなかったら“帰ってギャルゲやるぜ!”みたいなキャラだったはずだが…」
友「キャラと言うな、キャラと!うん、まぁ実際そうではあるんだが…(チラッ)←妹を見る」
妹「~♪」
男「…妹がどうかしたのか?妹がほしいと言ってもやらんが」
友「そういうわけじゃなくてだな」
妹「…私にぃにのお嫁さんになる♪」
男「ブッ!?」
友「おぉう…藪蛇だったか?」
男「…若干な。で?」
友「あ、あぁ…まぁ、お前の妹に避けられてるってのは解消しておきたいな、と…」
男「そういうことか、なるほど」
友「俺には二次元の女の子がいるからいいけど、だからといって三次元がどうでもいいわけじゃないしな」
男「…お前すでに人生に負けてるな」
友「そ、そんなことはない!俺だってギャルゲにはまる前には彼女いたんだし!」
男「そういえばお前、前の彼女にかなり酷いこと言われた挙句に別れたせいでギャルゲに没頭したんだっけ」
友「あぁ、二次元の女の子は優しいからな!…って俺の記憶を掘り起こすなぁ!」
妹「にぃに、文房具屋さん着いたよ」
男「ん、そうだな」
友「くぅ…と、とりあえずは現在の目的だけでも遂行しなければ…」
男「どうすんだよ?」
友「…分かりやすく、物で釣る」
男「ほぅ?」
友「妹ちゃ~ん?文房具で何か欲しいものあったら、俺が買ってあげるよ?」
妹「…いい、にぃにに買ってもらう」
友「はぅあっ!?」
男「…可哀そうになってきたな。妹?」
妹「なぁに?にぃに」
男「あの人は悪い人じゃないし、他人の好意には甘えてもいいんだよ?」
妹「…にぃにがそう言うなら甘える♪友さん、買ってください(ペコリ)←お辞儀」
友「っ!!男…ありがとう、俺こんなに三次元がよかったなんて知らなかったぜ…!」
男「ダメだこいつ…早くなんとかしないと…」
友「うん、じゃあ妹ちゃんは何がほしいかな~?」
妹「…これ」
友「へぇ、可愛らしい消しゴムだね♪」
妹「うん、にぃににプレゼントするの!」
友「ゴハァッ!?」
男「…正直、スマンかった。まさか横流しとは…」
友「はは、いいんだよ…やっぱり俺は二次元に生きるから…はは…」
男「さて、俺の買い物も済んだし…帰ろうか」
友「そうだな…ははっ…」
妹「…さっきから友さん、どうしたの?」
男「うん、そっとしておいてやって」
妹「…分かった」
ー男宅の前ー
男「じゃあ、友また明日な」
友「そうだな…ははっ…」
妹「…同じこと言ってる?」
男「うん、そうだけど、やっぱりそっとしておこうな?ただいま~」
妹「…ただいま~」
母「あら、お帰りなさい。妹ちゃん偉いわね、ちゃんとただいまって言えたね」
妹「…にぃにの真似♪」
母「そ、そう…」
またで申し訳ないけど、ちょっと休憩
書き続けてるとやっぱり疲れる…
まったり待ってる
ほ
それはまた別のお話
ー夜ー
男「慣れって凄いよね…」
妹「~♪」
男「妹が俺の上に座ってるってのに、何にも動揺しなくなったなんて…」
妹「…にぃに?」
男「うん?」
妹「…にぃに♪」
男「どうしたんだ?」
妹「何でもない♪」
男「そっか(ニコッ)」
妹「…///」
大佐!リロードが間に合いません!
『ブブブブ…』←携帯の着信
男「ん…?あれ、女さんから…電話?」
女『もしもし?』
男「もしもし」
女『あ、男くん…今大丈夫?』
男「うん、大丈夫だよ…あ、妹、ちょっと席外してくれないか?」
妹「…うん、分かった」
女『…妹ちゃんいるの?』
男「…何かあの時以来えらく懐かれてな…」
女『そうみたいね、今日見かけたもん』
男「今日?」
女『男くんと友くんと妹ちゃんの3人で文房具買ってなかった?』
男「あぁ、なるほど。確かに行ったな」
女はじゃまだああああああ!!
どけえええええええええええええっ!!!
女『あ、そういえば今電話して大丈夫だった?』
男「あぁ、問題ないよ?」
女『よかった、明日土曜日でしょ。どこか遊びに行かない?』
男「明日?大丈夫だよ」
女『よしっ!どこか行きたいところある?』
男「う~ん…特に考えてなかったからなぁ、急には思い浮かばないかも」
女『じゃあ、カラオケとかは?』
男「あぁ、いいよ」
女『分かった!じゃあ、誰か他にも誘っておいてよ!友くんとかでいいし!』
男「ん、了解。じゃあまた明日な」
女「ばいば~い!」
妹「…にぃに、明日どこか行くの?」
男「うん、ちょっと高校の友達とね」
妹「…私も行く」
男「え?行きたいの?」
妹「…うん」
男「う~ん…分かった、友達に聞いてみるよ」
妹「~♪」
男「…メールでいっか。とりあえず女さんには“妹も行きたいって言ってるんだけどいいかな?”でよし、と」
妹「…にぃにとお出かけ♪」
男「友には…“明日うちに来い、異論は認めない”でいいや。ってか、女さんの言い方、“とかでいい”ってまるでオマケみたいだな」
妹「にぃに、お風呂!」
男「…一人で入りなさいってお父さんに言われなかった?」
妹「…言われた」
男「だったら、一人で…」
妹「…でも、お願いしたらいいよって言ってくれた」
男「父さん…あなたって人はどんだけ甘いんですか…」
妹「だからにぃにと一緒♪」
男「…何だろうな、もうすでに達観してきてる」
妹「…?」
男「…いいよ、入ろうか」
妹「入る!」
男「でも、入る時に一つだけ約束」
妹「…?」
男「体にタオル巻いてね?」
妹「…何で?」
男「何でも♪」
妹「…分かった」
ー風呂場ー
男「…達観してきたとしても、これだけは克服できるか…っ!!」
妹「~♪(スリスリ)←男に体を摺り寄せる」
男(タオル一枚では感触が微妙に伝わって…!!ヤバイ、また勃ってしまう!)
妹「…?にぃにのここ、またおっきくなった」
男「…死にたい」
妹「何で大きくなるの?」
男「ブッ!?え、えっと…知らない?」
妹「(コクン)←頷く」
男「…う…(言えない!興奮したからだなんて言えない!それなんて拷問!?)」
妹「…(じー)←男を見続ける」
男「…」
妹「…(じー)」
男「…俺の負けだ…」
数年後
男「妹、風呂入ろうぜ」
妹「うっさい、話しかけんな死ね!!」
妹「人が何も知らないのを良いことに私が中学のころエロいことしてたくせに!!」
男「あれは妹が自分で・・・」
妹「黙れ黙れ!!」ゲシ
男「ぎゃふん」
こんな光景がふと浮かんだ
ごめん、ROMっときます
男「…ごめんなさい、興奮するとこうなるんです…うぅ」
妹「…興奮?」
男「うん…」
妹「…何に?」
男「ブフッ!?そ、それも言わなきゃダメ!?」
妹「…(コクン)←再び頷く」
男「…い、妹…に…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
妹「っ!?」
男「し、死にたい!なんて羞恥プレイなんだこれわぁぁぁ!!」
妹「…???」
男「…あれ?何か分かってない?」
妹「…私に興奮したの?」
男「ブフォッ!?」
妹「…」
男「え~と、自分の体をそんなに凝視しなくても…」
妹「…?にぃには私に興奮するの?」
男「…あぁ、なんかもう…うん」
妹「どうしたらいい?」
男「…は?」
妹「…どうしたらにぃには興奮を抑えられる?」
男「そ、それは…(妹が風呂出てってくれるのが一番だけど…言えない…!)」
妹「…もしかして、アレ?」
男「?アレって…?」
妹「…エッチ?」
男「…」←驚きすぎて何も言えない
妹「…にぃに?」
ヌきすぎてティンティン痛い
男「…ど、どこでそんなことを…」
妹「…クラスの友達が」
男「マセガキどもめ!何てことを妹に教えてやがる!!」
妹「…男の人は、興奮するとエッチになるって」
男「うわぁぁ!!妹、それ以上はダメ!言っちゃダメだよ!?」
妹「…そっか、そういえば…(ニギニギ)←兄のA☆SO☆KOを握る」
男「っ!?」
妹「…触るのが一番って」
男「そんな知識増やさないで!頼むからぁ!!」
妹「…にぃに気持ちいい?」
男「ぐわぁぁ!これで興奮しちゃうのは男の性ってやつかぁ!?」
妹「…楽しい♪」
男「やめて!そんな楽しみ覚えちゃダメェェェェ!!」
ふぅ…
こんなのかいて楽しいの?
男「…射精(で)てしまった…」
妹「…にぃに、これ何?」
男「…気持ちよくなると出ちゃうんだよ…」
妹「にぃにが気持ちよかったならいい♪」
男「…素直に喜べない…」
妹「…にぃににお願い」
男「…何かな…?」
妹「昨日、私の体洗ってくれなかった」
男「…うん」
妹「…今日は洗って」
男「…そんなことしたら死んじゃう…」
妹「!?し、死んじゃダメっ!」
おい、ついに射精なくなったぞ、どうしてくれる
>>222
基本的に、作家にとって物語を作るのはオナニーと一緒なんだぜ
多分そんな気がする
男「え?」
妹「にぃに死んじゃうなら洗わなくていい!」
男「…あ、いや、死ぬわけじゃ…ただ単に比喩っていうか…」
妹「…にぃに、私に嘘ついた?」
男「え、いや…ごめん」
妹「…むぅ~」
男「ご、ごめんごめん!悪かったよ!(ナデナデ)←頭を撫でる」
妹「…♪」
男「許して?」
妹「…にぃに、体洗って」
男「ぅ…!」
妹「…洗って」
男「………はぃ」
妹「~♪」
兄(もう心はボロボロ…今さら妹の体に触れる程度で俺のハートは…)
『フニッ』
兄「…無理でした」
妹「…にぃに?」
兄「うぐぐぐぐぐ…無心!無心!無心!」
妹「…?」
『フニフニフニフニ…』
兄「ギャース!?」
妹「~♪にぃにが洗ってる♪」
『ポヨン♪』
兄「っ!?」
妹「んっ♪」
兄「…すすすすでではささささわってはいいいいけないところにぃぃぃ!!」
兄になってますわ
妹「…にぃに」
兄「…?」
妹「もっと触って…♪」
兄「ぐはっ!!?」
妹「…?」
兄「…ふはは、ははは…耐えたぞ…俺は過去最大の攻撃に見事耐えてみせたぞ…!!」
妹「にぃに、早く続き♪」
兄「もう恐れるものはない…!!早いところ終わらせてやるーーー!!」
『フニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニ!』
妹「く、くすぐったい…♪」
兄「うりゃぁぁぁぁぁ!!」
ー男の部屋ー
男「…安藤先生…死にたいです…」
妹「~♪」
男「…はぁ、妹の笑顔見てると馬鹿らしくなっっちゃうってのは不思議だよなぁ」
妹「にぃに、一緒に寝る!」
男「うん…いいよ(ニコッ)」
妹「…///」
男「じゃあ寝る準備しておいで」
妹「…うん♪」
『トットットット…』←妹、退室
男「…俺は変態になりつつあるんじゃないだろうか。それも、友ですら上回るような…恐ろしい…」
ー翌日ー
友「…前日の夜にいきなり来いと言われても」
男「ちゃんと来てるじゃねぇか」
友「“異論は認めない”と書いてあったんだが」
男「さて、そうだったかな?」
妹「にぃにとお出かけ♪」
友「…相変わらずだな」
男「あぁ…ほんと昨日は大変な目に遭った…」
友「何があった?」
男「あぁ、風呂場にな…ってアホか!言えるか!!」
友「風呂場…だと…!?まさかお風呂イベントではあるまいな!?」
男「何がお風呂イベントだっ!うるせぇやい!!」
くそ…っ、続きが見たいがバイトだ…
引き続き頑張ってくれ>>1
友「…俺はお前を甘くみていたようだ。男、なんて恐ろしい…!!」
男「勝手に妄想膨らましてるんじゃねぇっつーの、ほら着いたぞ」
妹「…ここ?」
男「あぁ、そうだよ…まだ女さんは来てないっぽいな」
友「待ち合わせの10分前だもんな、お前は変に堅いところあるしなぁ」
男「これぐらい当たり前だろ?」
友「5分前なら十分だ…って、来たぞ」
女「おっはよ~!二人とももう来てたんだ!」
男「おはよう、って、あれ?女友さんじゃん」
女友「おはようございます」
友「あ、おはようございます」
女「やっぱり妹ちゃんも来てるのね…」ボソッ
男「?何か言ったか?」
女「あ、ううん!何でもないよっ!」
妹「…(スリスリ)←男にすり寄る」
女(ぬぁぁぁ!何あの娘!?私に見せつけてるようにしか見えない!!)
男「どうした?妹」
妹「…ちょっと嫌な感じがした」
男「嫌な感じ?」
妹「…何でもない」
男「そうか?まぁ何かあったら言うんだぞ?」
妹「うん、にぃに♪」
女「うぅぅぅぅぅぅ…」
女友「何唸ってるの、早く行きましょう?私がうまくやってあげるから」
女「うん…!」
友「…複雑な構図の中に、俺の名前は載ってないみたいだな。泣きたい」
男「カラオケは春休みに来て以来かなぁ」
女「そうなんだ!じゃああんまり久しぶりってわけでもないんだね…」
男「うん、まぁそうだな…」
妹「~♪」
女「…えっと…男くん?」
男「言わなくていい、言いたいことは分かる…妹が俺の上に座ってることだろう?」
女友「…いいのですか、それで?」
男「俺に断ることができるとでも…?」
女(確かに…この子わざとやってるのかと思ったけど、どっちかっていうと天然系っぽい…?厄介だなぁ…)
妹「…にぃに、何歌う?」
男「ん、そうだなぁ~…やっぱりまずは盛り上がるところだろうな」
友「俺はアニソンオンリーだっ!!」
男「空気読めねぇやつだな…」
晩御飯休憩のお時間です
さっきまでの休憩よりは、ちょっと戻ってくるまで時間かかるかもです
終わり?
ほ
>>275
今飯食ってるんだぜ
もうちょっと待つんだぜ
食うの遅くね?
俺19時40分辺りに食ってもう食い終わったよ
>>280
自分を基準にすんな氏ね
それと早喰いは体に悪いからやめろ氏ね
>>280
外出するためにシャワー→着替える→コンビニ①→コンビニ②→弁当屋→帰宅→飯→書き始める
↑
今ココ
あれ、ずれてる…今飯のとこね
>>287
ローソンとファミマ
品揃え違うので
兄「~♪よっし、終わりだな」
女「凄~い!歌上手いんだね!」
女友「お世辞じゃなく、本当に上手いんですね…ビックリです」
友「こいつカラオケで100点出したことあるんだぜ」
女「それってかなり凄いじゃん!!」
妹「…にぃには凄い♪凄い人!」
友「一生懸命説明してんのに、振り向きもされないのって空しいよね」
男「いや、今のはどっちかっていうと墓穴掘ってるだろ。自分の話題出せよ」
友「俺の話題だと?あいつらが喰いつくとでも?」
男「…すまんかった」
友「謝らないでくれ、謝られると余計辛い…」
…>>290の一行目×兄→○男
何回ミスってんのさ俺…orz
妹「…にぃに、おしっこ…」
女(!!このチャンス!逃すわけにはいかないっ!(チラッ)←女友にアイコンタクト)
女友「(コクン)←頷く」
兄「ん、分かった。じゃあ手前まで…」
女友「あ、大丈夫ですよ。私もちょうどお手洗いに行きたかったので、私が送っていきましょう」
兄「そうか?ん~…じゃあよろしく頼むよ。妹、ちゃんとお姉ちゃんについてくんだぞ?」
妹「…うん、分かった」
女友「ついでに友くん、ちょっといいかしら?」
友「?何すか?」
女友「ついてきてください、頼みたいことがあるので」
友「…?あ、なるほどw(チラッ)←女の方を見る」
女友「…早くしてください」
友「へいへい、了解で~す」
『ガチャッ』←3人退室
…もう『兄』って書いてあっても気にしないでください
兄=男ですので、脳内変換よろしくお願いしますorz
男「次、女友さんの番だったけど…どうする?」
女「え~と、待っていよう!」
男「ん、分かった」
女(あ~ヤバい!チャンスと思って女友にサイン送ったのはいいけど、いきなり二人きりって無理!)
男「…どうした?」
女「えっ!?な、何でもないよ?」
男「…そっか」
女「え、えっと…男くんは普段何してるの!?」
男「俺か?普段は…まぁネットやったりゲームやったり…まぁそんなもんかな。あと本読むのも好きだけど」
女「どんな本読むの?」
男「マンガとか小説かな~。小説はミステリーとかそういうのから、ファンタジー…まぁライトノベルっていうやつまで全部」
女(こんな世間話してる場合じゃな~い!と、とにかく何とかしないとっ!)
男「…大丈夫か?さっきから様子が変だけど…」
女「えっとね、男くん!」
男「ん?何だ?」
女「実は話が…!」
『ガチャッ』←扉が開く
妹「にぃに、ただいま~♪」
男「おぅ、お帰り。ちゃんとお姉ちゃんの言うこと聞いたか?」
妹「…うん!」
男「よし、いい娘だ…で、ごめん、女さん何だって?」
女「…(恨みがましい目を女友へ向ける)」
女友「ごめんなさい、ちょっとその娘抑えきれなくて…」ヒソヒソ
友「こうなると思ってたよw(ニヤニヤ)」
女「うぅ~…何でもないよ…」
男「…?それならいいんだけど…」
妹「にぃにのお膝~♪」
男「ん~!思いっきり歌えたなぁ~」
友「俺もアニソンだけで4時間コンプリート…フッ」
男「それは女子がいる前でやってはいけないことだぞ…アニソンはネタだろ」
友「アニソンがネタだと!?それはアニソンに対する侮辱だ!俺に謝れ!」
女「うぅ~…」
女友「元気出しなって…また今度私が協力するから」
女「絶対だよ~…?」
男「何ヒソヒソ喋ってるんだろう…あの二人」
友「きっと、お前は知らなくていいことだろうよw」
男「…女の秘密ってやつ?」
友「多分お前の想像は間違いだろうけどなw」
男「それにしても…妹は一曲も歌わなくてよかったのか?」
妹「…にぃにの歌聞いてたからいい♪」
男「そうか、じゃあ、今度行く時は妹の歌も聞かせてくれな?」
妹「うん、にぃにが聞きたいなら…」
女「あぁ~あの二人が恋人に見えちゃうぅ!」
女友「しっかりしなさいよ、男くんをロリコンの道から救ってあげないと!」
友「あ~、一応あいつの友達として言わせてもらうけど、確かあいつは年上の方が好みだったはず…」
女「マジ!?その情報は頼れる!?」
友「うぉ…あ、あぁそういう話をしたことがある…はず」
女「年上…大人のフェロモンだね!待ってろ!大人のフェロモン~!!」
女友「…あの子もちょっと壊れてきたわね」
友「恋愛は周りが見えなくなるもんだろ?」
女友「あら?友くんはそういう経験があるのかしら?」
友「…あるよ。できればあまり思い出したくない苦い思い出ってやつだけどな~」
女友「そうなんですか…って、あれ…女ちゃん?」
友「…先に帰っちまったな、女さん。男と妹ちゃんも二人で用事があるからって行っちゃったし」
女友「あの子はまったく…仕方ないですね、一人で帰りましょう」
友「一人は危ないんじゃないの?送ってこうか?」
女友「…意外と気が利くんですね。もうちょっと能天気な人だと思ってましたけど」
友「そこはホラ、女の子にモテるために勉強したからな!」
女友「…それは感心です」
友「ギャルゲで!」
女友「…さっきの取り消しするわ」
友「まぁ細かいことはいいじゃん!で、送っていけばいいの?」
女友「…お願いしますね。もちろん、やましいことは考えてないでしょうね?」
友「安心しな!俺は二次元ラヴだっ!!」
女友「…ちょっとときめいた私がバカなのかしら」
おまいらに“友”が多いと聞いて、急遽『友×女友』ルート設立なんだぜ
ー男宅ー
男「ただいま~」
妹「…ただいま」
男「…母さんいないっぽいな」
妹「にぃにと二人っきり…?」
男「そうだな、二人っきりだ」
妹「…にぃにと二人♪」
男「そんなに喜ぶことじゃないだろ?」
妹「…クラスの子が言ってた」
男「嫌な予感しかしないな、その導入…」
妹「男の人と女の人が二人きりの時エッチするって」
男「うん、妹。そんなこと言うような子とは友達になっちゃいけないと思うんだ」
妹「…にぃにとエッチ♪」
男「…なぜか悪寒しか感じない…」
妹「…にぃに」
男「何だい?」
妹「…エッチって何するの?」
男「…まだ知らなくていいと思うよ?」
妹「にぃにとエッチしたい♪」
男「ぐっ…た、耐えろ…ダメだよ?エッチっていうのはね、本当に好きな人じゃないとやっちゃだめなの」
妹「…私はにぃにが一番」
男「それはお兄ちゃんとしてでしょ?」
妹「違うの」
男「え、違うの?」
妹「…にぃには私を助けてくれた」
男「うん」
妹「にぃには私の王子様なの」
男「…あー、なるほどね…」
妹「…私はお姫様」
男「そのお姫様ってのが違和感ない容姿だから怖いな」
妹「…王子様とお姫様は結婚するの」
男「え、えっと…俺達さ、義理とはいっても兄妹だよ?」
妹「にぃにが王子様!」
男(…困ったな。我儘言ってるっていうより、信じて疑わないって感じだな…どうしたもんか…)
妹「…にぃには私じゃイヤ?」
男「イヤなんてことはないさ。妹は可愛いし、いい娘だからね」
妹「じゃあ、結婚するの♪」
男「あー…法律上でもなんか微妙なとこだし…上手く説明できないよなぁ」
妹「…?」
男(今は下手なこと言わない方がいいかもな…)
妹「にぃに?」
男「何でもないよ。まぁエッチなことってのは今度教えてあげるから今日はやめとこうね(ニコッ)」
妹「…///」
ー夜ー
男「…ってことなんだけど…」
母「結婚ってねぇ…実際どうなのやら」
父「別にいいんじゃないかい?」
男「父さんはほんとにそんな軽くていいんですか?」
父「軽く考えてるわけじゃないよ?まぁその前に男くんの気持ち次第だけどね」
男「…俺次第ですか」
母「あなた、変なこと吹き込まないでね?」
父「大丈夫。要するに、好きあってるならば結婚しなくても一緒にいることはできるでしょ?」
男「…」
父「血が繋がってないから子供も作れる」
母「ちょっとお父さん!」
父「まぁまぁwだから、どうするかは男くんが考えるべきだね」
ー男の部屋ー
男「…俺がどうしたいか、ねぇ…」
妹「…にぃに?」
男「…」
『ぬっ』←兄の顔の目の前に、急に妹が顔を出す
男「おわっ!?」
妹「…どうしたの、にぃに」
男「あ…だ、大丈夫だよ?」
妹「…何を考えてた?」
男「あはは…ちょっとね」
妹「むぅ~!にぃに、隠し事~」
男「あはは、大人は隠し事の一つや二つあるもんだよ」
ー翌々日の学校ー
男「はぁ…」
友「おぅ、どうした?w」
男「…なんかご機嫌だな」
友「そりゃそうだ!お前には特別に教えてやろう!!」
男「…何を?」
友「女友と付き合うことになった」ヒソヒソ
男「なんだと!!?」
友「バカっ、声が大きい!」
男「わ、悪い…ってかマジなのか?」
友「こんなこと嘘で言えるわけねぇだろw」
男「確かに…で、でも何でこんな急に…」
友「まぁ土曜日の帰りにちょっとあってな…」
男「そうか…まぁとりあえずおめでとうだな」
友「サンキュ!やっぱり祝福してもらえると嬉しいもんだな!」
友「で、だ。俺は勝ち組になれた余裕もあるし、お前の悩み事を何でも聞いてやろうw」
男「うわぁ…うぜぇ」
友「…自分でも今のはダメだと思った」
男「まったく…まぁ悩みってほどのもんじゃねぇよ」
友「嘘言うなよ。お前、かなり怖い顔になってたぞ?」
男「…何?」
友「お前目つき悪いうえに、考え事してると人相がヤバくなるからな」
男「…」
友「これでも一応昔からの連れなんだぜ?」
男「…ははっ、参ったよ」
友「当たり前だ!」
手のひら返すの早いなw
友に自分を投影してるなら
彼女つくってやろうと思った
俺の好意は大きなお世話か?w
>>345
気にせず続けてください
欲を言えば付き合うまでの過程が見たかったけどw
男「…ってわけだ」
友「…お前、本気で妹ちゃんと?」
男「分かんねぇよ、今はな。でも、本気で妹が待ち続けてたら…俺には断れる自信ねぇし」
友「いや、まさかこんなに重い話だったとは…迂闊だったぜ」
男「聞いたこと後悔しただろ?」
友「いや、面白そうだと思ったが?」
男「てめぇw」
友「いいんじゃね?お前の親父さんが言うとおりだろ」
男「…俺としては誰かに後押ししてもらいたいっていう気持ちがあるんだけどな」
友「おいおい、恋愛をそんな他人任せにしちゃまずいだろうよ」
男「…珍しく正論で何も言い返せねぇじゃなねぇか」
友「うるせぇwとにかくそれは自分で考えろ」
>>352
大丈夫だ!
外伝としてやるつもり!
要望あればね
ー校門ー
妹「…にぃに♪」
男「お待たせ。そういえば、毎日待ってなくてもいいんだぞ?」
妹「…待ってたいから」
男「そっか…うん、嬉しいよ(ニコッ)」
妹「…///」
男「…そういえば、俺が笑うと妹っていつも顔反らすけど…何か変?」
妹「…にぃにの笑顔カッコイイから」
男「へ?」
妹「…恥ずかしい///」
男「…///」
妹「…」
男「…妹」
妹「…なぁに?」
男「帰ってから、ちょっと兄ちゃんと話しよう」
妹「…?うん♪」
ー男宅ー
男「ただいま~っと」
妹「…ただいま~っと」
男「…真似した?」
妹「…うん♪」
男「まったく…かわいいやつだなぁ(ナデナデ)←妹の頭を撫でる」
妹「~♪」
男「さて、と。お兄ちゃんの部屋行こうか」
妹「うん」
ー男の部屋ー
妹「にぃにの部屋~!」
男「…妹、これから話すのは、大事な話だよ?」
妹「…?」
男「…妹は、俺のこと、好き…かな?」
妹「うん♪」
男「誰よりも?」
妹「うん!」
男「そっか…分かった。俺も腹を括るか」
妹「…にぃに、どうしたの?」
男「前話したよね?エッチ…なことは今度って///」
妹「…してくれるの?」
男「ううん、それはもうちょっとしてからだよ」
妹「…何で?」
男「人の心は、変わりやすいんだ。今妹が俺のこと好きでも、もしかしたらいつか他に好きな人ができちゃうかもしれない」
妹「…わたしはにぃにのもの♪」
男「…まぁ今は分からないかもね。でも、変わっちゃう可能性はあるんだ。だからもうちょっと見極める時間がいると思う」
妹「…そうなの?」
男「うん、だから今はこれが限界かな…(スッ)←妹に近寄る」
『チュッ』
妹「…?」
男「今の、何か分かるかい?」
妹「キス?」
男「うん、キス。好きな人としかしないんだよ」
妹「…胸がドキドキする///」
男「そう?よかった(ニコッ)」
妹「…///」
男「…今、どういう気持ち?」
妹「…嬉しい。すっごく嬉しい♪」
男「ははっ、そっかw」
妹「もっと、キス、もっと!」
男「まったく…分かったよ、妹は我儘だなぁ。ついでに抱きしめてあげる」
『ギューッ!』
妹「…あぅあぅ///」
男「…どう?」
妹「…(ポロッ)←涙」
男「えっ?い、妹?ど、どうかしたの!?」
中1でこれはちょっと池沼レベル
妹「…分かんない、でも嬉しい」
妹「涙止まらない…うぅ…」
兄「…よかった、嬉し泣きかな?」
妹「…多分♪」
兄「そっか♪」
妹「ん~♪(チューーーーー)」
兄「っ…!」
妹「…ぶは」
兄「っは!はぁ、はぁ…長いよ、妹」
妹「…大好き♪」
兄「俺も好きだよ、妹」
>>373
池沼って何のことだ?
男「ニコッ」
俺「イラッ」
ていうか♪使いすぎだろ
ミュージカルかよ…
池と沼の違いを考えてみろ
>>380
河童がいるかいないか
ー7年後ー
女「あ~あ、本当に一緒に暮らすの?妹ちゃんと」
男「…あぁ、妹の気持ちが俺から離れなかったからな」
女「もぅ…信じて待ってたのにぃ!」
男「悪い、っていうかほんとにビックリしたぞ…あの時は」
女「も、もう!それを言わないでよ!!///」
男「教室でいきなり大声で告白されたもんな…あんな印象深い出来事は他にない」
女「だって…なんかいろいろ考えたらこんがらがっちゃってさ。面倒くさくなったから…」
男「だからって、普通教室であんな堂々と告白するかぁ?」
女「好きだったんだからしょうがないでしょ!!も~ぅ!」
男「悪い悪い…」
女「…女友ちゃんも、いつの間にか友くんと付き合ってたし」
男「あー、未だに謎だよなぁ。何があって付き合ったんだろう?」
>>384
えっ
>>382
///
女「私も教えてもらえないのよね…ほんと、私一人蚊帳の外っていうか」
男「そんなことないだろう、すぐにいい人見つかるって!」
女「はぁ~、私のいい人は目の前にいるのになぁ…」
男「まったく、女さんは…」
女「ところで、妹ちゃんそろそろだよね?」
男「あぁ、準備終わったらすぐ来るって言ってたから」
女「同じ大学?」
男「そうだな、学科は違うけど…同じ大学受けなくてもよかったのに。理由が同棲するためだぞ?何だそりゃ」
妹「兄さ~ん!」
女「あ…来たわよ?」
男「うん…遅かったな?」
妹「遅れてごめんなさい…あ、女さん」
女「妹ちゃん、ほんとに綺麗になったわねぇ…こりゃ敵わないわけだわ」
妹「…ありがとうございます///」
>>395
けつ出せよおら
なんだいけぬまじゃないのか残念
本当にホモだから困る
男「えっと…あ、もうそろそろだわ。乗る予定の電車」
女「そっか…じゃあ、妹ちゃんと幸せにね?」
男「大丈夫さ、なぁ?」
妹「はい、兄さんとなら」
女「まったくこいつらは…あ、でももし妹ちゃんと別れたら…」
妹「ありえないですよ♪」
女「…くそぅ」
男「ははwじゃ、まぁそういうことでな」
女「…うん、元気でね、二人とも」
男「長期休暇になったらまた帰ってくるさ」
妹「そうですね、帰ってきます」
女「帰ってきてね!それじゃ、また!」
>>400
えっ
えっ
ー電車ー
男「…本当に同棲するためだけに同じ大学を受けるとは思わなかったぞ」
妹「当たり前です。兄さんがいる大学がもともと目標でしたから」
男「そうか、まぁそれはそれで嬉しいことだな」
妹「…本当に嬉しいんですか?あんまり嬉しそうじゃなさそうな…」
男「おいおい、俺がそんな感情を表に出すタイプじゃないことぐらい、もう分かってるだろ?」
妹「じゃあ、証拠を示してください」
男「…電車の中でか?」
妹「大丈夫です、ローカル線だから人はいないじゃないですか」
男「…しゃあねぇな。ったく、どこのキザ野郎だよ俺は…」
『チュッ』
妹「…合格です///」
男「思いっきり照れてるじゃん」
妹「…うるさいですね、私だって、昔みたいにいつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです」
妹「にぃにぃ~♪」
男「おい、ぃが一個多いだろ」
妹「えっ」
男「は?」
空白の7年間・・・・何があったかは誰も知らない
ごくりっ
ハム速さん、俺だ>>403だ
俺はもう眠りにつく明日学校だからな
どうかこの記事を載せていてくれ
た・・・のん・・・だ・・・
いつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです
いつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです
いつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです
いつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです
いつまでも無垢なままでいられるわけじゃないんです
>>421
なにこの構ってちゃんみたいなゆとり
死ねよくせえ
ちょっとまった
なんかきゅうにかんじにへんかんできなくなってこまったんだが
初心者かっ!
よかった、直ったぜ
何だったんだ…マジで焦った
お前が妹を大人にしたから怒ったんだろ
俺が
男「おいおい、今は汚れたってか?」
妹「兄さんに汚されました」
男「人聞きが悪いこと言うなよな…まだエッチはしてないだろう?」
妹「そ、そういうことを言わないでください!///あの頃はほんとに兄さんが言うことを何でも信じてたくらいだったんですから!」
男「可愛かったなぁ…中学校の頃なんか」
妹「むぅ、それだと今は可愛くないみたいです」
男「ちょっと生意気になったからなw」
妹「…にぃに?」
男「…!!///」
妹「…照れてるじゃないですか」
男「…やられた、ちょっと懐かしんでしまった…」
妹「でも…よかったです」
男「何がだい?」
妹「私は、ほんとに小さいころに両親が離婚したせいで母親の愛情を知りませんでした…」
男「…あぁ、そうだな」
妹「父さんも仕事が忙しくて夜帰るのは遅くて、寂しかったのを今でも覚えています」
男「…」
妹「だから…なんていうか常識がなってなかったんでしょうね。小学校でも人見知りのせいでろくに友達が作れず、
親に普通なら教えてもらえることも全然知らなかった。だから、兄さんが言ったことを最初理解できなかった」
男「…何のこと?」
妹「惚けなくてもいいですよ?“人の気持ちは変わる”という当たり前のことです」
男「…そんなこと言ったっけ?」
妹「何を言ってるんですか、兄さんの最初の私への告白の時の言葉なんですよ?」
男「お、覚えてるって…恥ずかしいだろ///」
妹「兄さんのおかげでだいぶ私も変わりました…でも、兄さんへの気持ちは変わらないです」
男「まぁ、よかったよ」
妹「兄さんの気持ちが変わらなくて…本当によかったです」
あれおかしいな・・・チンコから涙が・・・
男「そりゃ…約束したからな、妹の気持ちが変わらなかったらそれに応えるって」
妹「そんなもの、ただの口約束でしょう?キ、キスをしたといっても、所詮中学生ですし///」
男「俺の中では最優先の約束事だったはずなんだけどなぁ」
妹「もう…///だから…今こうやって一緒にいられるのが幸せです」
男「…照れるな///」
妹「…好きだと言っているようなものですから///」
男「…」
妹「ですから…本当に一つ言いたいこと…」
男「何?」
妹「…“にぃにがお兄ちゃんでよかった…♪”」
~fin~
>>443
節子、それ涙やない、膿や
>>445
乙!
そして友外伝よろしく!!
終わった~!
今日中に終わらせたいと思ってたのでちょっと飛ばしたんだ、ごめん
とりあえず、明日友×女友の外伝ということで
っていうか、ぶっちゃけ外伝はそんなに長くないつもりですので期待しないでくださいね
それでは、乙なのです!
おはようございます
雑っぽい感じがしたみなさん、まぁちょっと無茶して昨日終わらせちゃったので…ごめんなさい
とりあえず外伝ですね
こっちも書き溜めてないのでゆっくりいきます
ーカラオケ帰り道ー
友「おぉ~よく考えたら、三次元の女の子と一緒に帰るなんてイベント、いつぶりだろうなぁw」
女友「…それを女の子の目の前で言うんですか?最悪ですよ」
友「これが俺だからなぁ、分かってただろ?」
女友「はぁ…救いようがないわ」
友「そういうなよ、俺だって好きでこんなキャラやってんじゃないんだぜ?」
女友「はい?それは作ってるとでも?」
友「若干はな。いくら何でも、いつもこんなお気楽能天気でいられるわけないじゃんw」
女友「…女子みたいですね」
友「女の子は大体天然系以外はキャラ作ってそうだよな」
女友「友くん、今の大多数の女の子を敵に回しかねない発言です」
友「ははっ!ちょっとぐらい憎まれてた方が恋愛は続くんじゃねぇ?w」
女友(…掴みどころがない人ですね)
友「…女友さんはさ」
女友「…それ」
友「はい?」
女友「“さん”づけやめてください。あなたに言われると何故か違和感しか感じない」
友「失礼なw」
女友「“女友”と呼んでくださって結構です」
友「じゃあ女友、一つ質問していいか?」
女友「どうぞ」
友「…お前、最初は男に気があったんじゃないのか?」
女友「っ!?」
友「おぉ~おぉ~、凄い分かりやすい反応だな」
女友「なっ…!ど、どうしてそんなことが!」
友「いや、こう見えて、俺学校始ってから周りの人じっくり観察してるつもりなんだぜ?」
女友「か、観察と言われても…そんなので人の好意がわかるわけないでしょう!?」
友「確かにな~。でも俺は数々のギャルゲをこなしてきた男だし、多少は女の子の機微に敏い方だと自負してんだが」
女友「…本当にそんなものが役に立つんですか?まぐれでしょう」
友「まぁ実際役立ったんだ、それはよしとしてだ。何で女さんに協力したんだ?」
女友「…そんなことあなたに話す義理はありません」
友「あれ?なんか今の言葉に若干ツンデレ臭を感じたのは俺だけ?」
女友「ツ、ツンデレってなんですか!!人を二次元にしか存在しないキャラクターみたいに言わないでください!」
友「いや、所謂リアルツンデレ?」
女友「失礼ですよ、あなた!!」
友「悪い悪いwいや、でも女友が協力してるのは不思議でしょうがなくてさ」
女友「…」
友「あ、怒った?」
女友「っ!!当たり前です!あんなこと言われて怒らない人がいたら連れてきてください!」
友「オォ、コワイコワイ」
女友「ふざけてるんですか!?」
友「…実際、今日のカラオケの時から変な構図だと思ったんだよ。あんたは俺の予想では男に気を寄せてたはずなのに、
何故か女さんに協力してる。女さんは男に好意を持ってると明言してるし、妹ちゃんも、あれ完全にlikeじゃなくてloveだろ」
友「んでもって、男のやつは誰が好きなのかわからん。相関図にしてみたら、矢印があっちこっちに伸びてるぜ」
女友「…」
友「残念ながら、俺は脇役のために矢印が一本男に向かって『友達』と伸びてるだけだがw」
女友「友くん、ちょっと自虐の気があります?」
友「どうだろうな?まっ、そんなこったいいや。で、何で?」
女友「…」
友「話すつもりがないんなら別にいいけどな。俺はどういう立ち位置にいればいいか考えたかっただけだし」
女友「話したら、協力してくださると?」
友「そいつは分からんな。男次第だし。俺はあいつの好意を誘導するような真似はしたくないなぁ」
女友「…本当に掴みどころがない人ですね」
友「そうか?w」
女友「いいでしょう、話してあげましょう」
友「そうこなくっちゃな!」
女友「私は、自分の気持ちを押し通してまで友達を蹴落としたくないからです」
友「…自己犠牲ってか?」
女友「そんな綺麗なものじゃないでしょう。単純に怖いだけです」
友「自分でそれを認めてるだけ、大したもんじゃん」
女友「茶化さないでください」
友「ん」
女友「…男くんは忘れてるようですけど、私中学の時に彼に会ったことがあるんです」
友「…うっわ、バリバリのギャルゲみたいな展開じゃん。興奮するw」
女友「あなたは落ち着いて人の話が聞けないんですか?」
友「授業中はいつも寝てるな」
女友「…もういいです」
友「冗談だって!続けてくれよ」
女友「…中学の時に会ったといっても、そんな大したことじゃないんですけど。」
女友「たまたま私がこの辺りに遊びに来たときに、知らない間にハンカチを落としてたんです」
友「へぇ~、それを拾ってくれたのが男ってか?」
女友「そうですね。私自身、失くしたのに気づいたましたけど“まぁいいか”と探す気もなかったんですけど」
友「…ん?失くしてたのに気づいて、その後で届けられたのか?」
女友「えぇ、その失くした翌日に、私の家に彼が届けにきたんですよ」
友「…はぁぁ?」
女友「私もびっくりしましたよ、ハンカチ一枚で、何で家まで届けにくるのかと」
友「…律儀だとは思ってたが、何だそのエピソードは」
女友「それで好意を持ったのがキッカケですね」
友「あぁ、それで…なるほど。そいつが高校で同じクラスになったらビックリするわなぁ」
女友「あの時のお礼を改めてしようかなと思ってたんですけど…」
友「じゃあ、俺の見立ては少し間違ってたな。女友は男のことを異性として好き、ってわけじゃないのか」
女友「えぇ、好意を持っているのは事実ですけど」
女友「ハンカチ一枚から身元を特定できるような人を敵に回したくは無いですからね」
友「ふぅ~ん…」
女友「さて、話すべきことは話しましたよ」
友「そうだな」
女友「…そういうあなたはどうなんですか?」
友「ん?」
女友「ギャルゲだの二次元だのと言っていますけど、本当に二次元の女の子が好きなわけではないのでしょう?」
友「いや、愛してるといっても過言じゃないが」
女友「…質問を変えます。あなたは現実に好きな人はいないんですか?」
友「何でそんなこと聞くの?あ、ひょっとして俺に好意あり?w」
女友「なっ…!?へ、変なこと言わないでください!!」
友「俺は…いないかなぁ。ほら、さっき言ったろ?あんまり思い出したくない思い出だって」
女友「…そうでしたね。でも、私にだけ話させておいてあなたが何も話さないのは不公平では?」
友「それもそうかw」
女友「じゃあ話してくださるんですね?」
>>515
すまんw
名前が書いてあるって設定入れ忘れたw
友「…この話、知ってるの男だけだったのに何で女友に話すことになってんだろ」
女友「いいから、話してください」
友「…詳しいことは言えねぇ…ってかあんまり覚えてもないんだけどな」
女友「構いません」
友「俺がギャルゲにハマったのは、前の彼女にフラれてからだな」
女友「…友くん、彼女いたんですか」
友「そんなビックリすることじゃないだろ」
女友「いえ、まぁ確かにギャルゲという強すぎる個性がなければただの美形の男子ではありますけど」
友「“ただの”って…分かってはいたけど、俺のアイデンティティってギャルゲだったのかw」
女友「…教室内であれだけ大きな声で喋っているんですから、当たり前でしょう?」
友「まぁいいか。んで、その彼女…あんまり悪く言いたくないけど、性格悪くってな」
女友「…付き合う前から知っていなかったのですか?」
友「ほら、付き合ってみて見えてくる部分ってあるじゃん。で、その子学校では猫被ってたみたいでな」
友「まぁいろいろとひどいこと言われたりされたりで…なのに別れようっていっても納得してくれない」
女友「…」
友「ヤンデレって言葉知ってるか?」
女友「ヤンデレ…ですか?」
友「俺も何となく意味を把握してるだけなんだが、精神を病むっていうだろ?」
女友「いいますね。それが何か関係しているのですか?」
友「誰かのことが好きすぎて、まるで精神が病んでるみたいな感じ…のことを言うんじゃねぇかな」
女友「はぁ…分かるような分からないような?」
友「要するに、周りが見えなくなってるんだよ。誰かが二人の間に介入してきたら、そいつを徹底的に排除するぐらい」
女友「うわ…」
友「実際、俺が別れたいから協力してくれと頼んで彼女のフリをしてもらった女の子が、その彼女に怪我させられてな」
女友「お、襲ったんですか!?」
友「あぁ、軽症で済んだけど?その件で彼女は停学になったりしたな」
女友「…壮絶ですね、ヤンデレ」
友「ツンデレは知ってたのに、ヤンデレは知らないんだな」
女友「ツ、ツンデレは有名じゃないですか///」
友「で、結局それがトラウマになって“三次元乙!”だ」
女友「乙…?」
友「気にすんな」
女友「…それで、今も好きな人がいないんですか」
友「内緒だぜ?こんな話、俺の黒歴史でしかないんだからな」
女友「…大丈夫です、第一そんなこと話す相手がいないですから。友達とあなたのことを話題にするわけないですし」
友「冷たいなw二次元の女の子は優しいんだぜ?」
女友「…ダメ人間ですね」
友「自分でも理解してるw」
女友「…話してるうちに、家着いちゃいました」
友「へぇ、ここが女友の家なのか。立派じゃん!」
女友「そうでもないですよ…って、え…?」
友「…どうした?」
女友「ない…!鍵がない…!?」
友「家の?」
女友「え、えぇ…どこかで落としたのかしら…」
友「単純に家に忘れただけじゃね?」
女友「そんなはずは…ないと言い切れない現状ですか…はぁ…」
友「合鍵とか、どこかに置いてないのか?」
女友「いえ、一人一個ずつしか…」
友「じゃあ入れないの?」
女友「えぇ…どうしようかなぁ…時間潰すしか…」
友「アホだなぁ…じゃあどっか行こうぜw」
女友「アホって…!って、え?今何て…?」
友「暇つぶしすんだろ?付き合うよ」
女友「いや、わざわざそんなことしていただかなくても…友くんにも用事があるのでは?」
友「生憎今日は暇だな。まぁいいじゃねぇかw」
女友「で、でも…」
友「あぁ~もうっ!ここにいてもしょうがないだろ!どっか行くぞ!(グイッ)←女友を引っ張る」
女友「え!?ちょ、ちょっと…!///」
友「はい、どこ行きたいよ?」
女友「え、え?ど、どこにって言われても…」
友「ん~、じゃあ…おやつ時か。どっかファミレスとかに寄ろうぜ?」
女友「え、えぇ…というか…」
友「ん、何だ?」
女友「そろそろ…手を放してもらえると…///」
友「おぉ、悪い悪いw(ニカッ)」
女友「っ…!」
友「?どうしたよ?あ、俺の今の笑顔に惚れた?」
女友「!!///変なこと言わないでくださいっ!!」
友「あれ~?おかしいなぁ、ギャルゲなら間違いなくイベント発生のはずなのに…」
女友「本気で不思議そうな顔しないでください!最悪です!!///」
友「やっぱ三次元は難しいなぁ~w」
女友(~~~っ!///あぁもう最悪!!何なのこれ…!!)
ーファミレス店内ー
友「何頼むよ?」
女友「…別にいらないです」
友「おいおい、さっきから何でそんな機嫌悪いんだよ。折角の綺麗な顔が台無しだぜ?」
女友「なっ…!!///」
友「フッ、嬉しいだろ?このセリフもギャルゲのおかげだw」
女友「お、思ってもないこと言わないでください!!///」
友「いや、言葉は借りてても、言ってることは本心だけどな」
女友「~~~っ!!///」
友「照れてるwやっぱりギャルゲもバカにはできんな!」
女友(むかつく!!さっきから何でこんなに…!もぉ~!!)
友「で、本当に何も頼まないのか?」
女友「…奢ってくれるなら食べますけど」
友「ん、すいませ~ん」
『ご注文お決まりですか?』
友「このイチゴパフェ一つ。あ、スプーンは二つください」
『少々お待ちください』
女友「…食べていいの?」
友「その代わり機嫌直してくれよ?」
女友(…なんか調子狂うなぁ)
友「うめぇ!これうめぇな!」
女友「…おいしいわね、確かに」
友「そんな遠慮しなくていいんだぜ?奢りだからって」
女友「うるさい、ダイエット中なの」
友「うん、やっぱそうだな。女友、それが本質だろ?」
女友「…え?」
友「さっきからちょっとずつ“ですます”が抜けたり、言葉遣いが荒くなってきてる」
女友「え…あっ」
友「そっちで話してくれよ。気兼ねすんなって」
女友「…ハァ。最悪だわ、もう」
友「まぁまぁw」
女友「…あなたのせいよ?」
友「分かってるって!」
女友「…本当に分かってるのかしら、それ」
小休憩挟みます
友「…ふぅ、食った食った」
女友「これからどうしようかしら…」
友「俺も付き合うぜ?」
女友「…何でそんなにかまってくるのよ?」
友「理由なんているか?女の子が困ってるのは助けて然るべきだろ」
女友「…ハァ」
友「あれ、今のはいいこと言ったと思ったんだけどなぁ」
女友「呆れたわ…いろいろと」
友「うははwで、どうするよ?」
女友「…ゆっくりしたいわ」
友「…そうだな、じゃあ女友の家の近くにあった公園行こうぜ」
女友「…もういい、それで」
ー公園ー
友「…あぁ~落ち着くなぁ…」
女友「…爺さんみたい」
友「うるせぇ、リラックスできねぇのか?」
女友「あなたがいるからね」
友「そりゃわるぅござんしたw」
女友「…ねぇ」
友「何だ?」
女友「さっきも聞いたけど…何で私に付き合ってくれたの?」
友「…気まぐれってやつかな」
女友「…ほんとに?(あれ、何言ってるのかしら私…)」
友「だって、さっき言ったのはほんとだからな。女の子を助けるのは男として当然だ。ギャルゲ関わらず」
女友「…私が好きなんじゃなくて?(あ、ヤバ…!な、何を言ってるのよ!私ったら…!)」
友「…はぁ?」
女友「…っ!!」
友「何でそうなった?さっきも言ったろ、女の子は助けるもんだって」
女友(な、何で…何でこんなに泣きたくなってるの…?いや…)
友「…女友?」
女友「…もうどっか行って」
友「おい…」
女友「どっか行ってよ!!(ジワッ)←目に涙」
友「…」
女友「…あは、何でだろ…涙が出ちゃうんだよ…自分にもよくわかんないんだよ…」
友(…しまった、フラグをどっかで建ててしまってたか…?こういうキャラって恋愛に発展しにくいと思ってわざと演じてたのに…!)
女友「何で…さっき私が好きなんじゃないのって聞いた時、本当に不思議そうな顔見て…苦しくなった…」
友「…女友、ひょっとして俺のこと好きか?」
女友「え…?好き…?友くんを…?」
友「…違うのか?」
女友「そんなことあるわけ…っ!!」
友「じゃあ何で泣いてるんだ?流石に…泣かれると困る」
女友「泣いてなんか…!」
友「…あーくそ、もう暫くこういうのとは縁がない生活をしたかったんだけどな」
女友「…え?」
『ギュッ』←友、女友を抱きしめる
女友「…」
友「…イヤか?」
女友「…イヤ、じゃない…かも」
友「じゃあ、女友は俺のこと好きになったってことじゃね?」
女友「何で…あなたみたいなギャルゲオタクを…」
友「知るか、俺が聞きてぇ。でも…気づいちゃった以上、知らないフリはできねぇし…」
女友「別に放っといていいわよ…」
友「…俺も過去を乗り越えるべき時なのかな~」
女友「…なにかっこつけてるの、キモイ」
友「失礼だな!まったく!」
女友「あー…恥ずかしい。かなり忘れたいわ、こんなの」
友「ったく、人が心配してやったのに…」
女友「べ、別に心配してほしいなんて言ってないし!」
友「…おぉぉぉぉぉ」
女友「な、何よ?」
友「ツンデレだ…やっぱり、リアルツンデレが目の前に…!!」
女友「なっ!最悪!あんた最悪よ本当に!!」
友「うはっ、この罵声もツンデレだと思うと心地いいw」
女友「キ、キモイ!!ほんとに生理的にキモイ!!」
友「待ってくれよ~、俺のこと好きなんだろ~?w」
女友「す、好きなわけないでしょうがっ!!///」
友「プッ、夕日が背景にしても、顔が真っ赤すぎるじゃんw」
女友「そ、そんなはずは…!!」
友「冗談、そんなの分かるはずねぇだろ?でも気にした時点で自分で白状したようなもんだな」
女友「~~~っ!!///」
友「いいじゃねぇか、別に付き合うかどうかはおいといて、仲良くやってこうぜ」
女友「そ、そこまで言うなら付き合ってあげるわよ!!感謝しなさい!!」
友「あれ?微妙にキャラ違くね?」
女友「うるさいうるさいうるさぁぁぁぁい!!」
友「おぉ、シャナたん乙!」
女友「ほんっっっっっと、何言ってるのか意味不明!!」
友「灼眼のシャナの主人公な。声優がツンデレの代名詞こと釘宮さん」
女友「ツンデレ言うなぁぁぁぁ!!///」
~完?~
…あれ?
こんなのでいいのかなぁ~と自問自答です
俺キモイな、これはアカンわ…なんとなく
とりあえず外伝も終了なんですよ~
この二人の今後は想像にお任せします
それでは~
運営に連投と荒らしで報告されててクソワロタwwwwww
>>554
今のVIPだと規制されるかもね。
迷惑な奴だなぁと規制された書き手が言ってみる。
3ヶ月は長かったよ(´・ω・`)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません