ハンジ「時代はやっぱアイドルだよね!」(39)

ハンジ「やっぱり時代はアイドルだよね!」

ハンジ「兵士達の活気付けにもなるし」

ハンジ「もしかしたら色仕掛けは巨人にも有効かもしれない!」

ハンジ「と思うんだけどどう?」

リヴァイ「バカか」

ハンジ「君には聞いてない」

エルヴィン「正直そんな余裕は調査兵団には」

ハンジ「それもばっちり考えてある。資金は自分たちで回収すればいいのさ!CDやグッズの売り上げを兵団に還元する!これでどう?」

エルヴィン「そんなにうまくいく保証はあるのか?」

ハンジ「……ところで諸君。どんな女性が好みかい?」

エルヴィン「若い」

リヴァイ「俺より小柄で華奢でかわいい」

ハンジ「オーケーオーケー。そういう子たちをハンジさん連れてきちゃうよ!」

ハンジ「そして、絶対にアイドル部隊創設の許可をこの手でつかみとってやる!」

ハンジ「ようし、若くて可愛い子、若くて可愛い子……そうだ、訓練兵だ!」

ペトラ・リコ「アイドル?」

ハンジ「そう!君たち逸材だよー。成績はいいしルックスもいい!」

ペトラ「あの、それって具体的にどのようなものなんでしょうか」

ハンジ「歌って踊って、みんなに愛想と夢と希望を振りまくんだよ!」

リコ「ええー……」

リコ「私達訓練で精一杯でそれどころじゃ」

ハンジ「いいからやるんだ!これは人類の大きな前進なんだよ!」

ハンジ「君たちは心臓を捧げた兵士だろ!」

ペトラ「は、はい」

リコ「えー……」

ハンジ「はい、これ」

リヴァイ「あ? なんだこれ」

ハンジ「だから、リヴァイには関係ないんだって」

ハンジ「ほら、例のアイドル部隊の件!君たちのような戦い疲れた兵士の荒んだ心を癒してくれる天使を見つけてきたよ」

写真5枚

リヴァイ「…!」


リヴァイ(この女……か、かわいい)

リヴァイ(ペトラ・ラル? 訓練兵か…現時点では成績優秀……158㎝!)

リヴァイ(俺より2㎝も背が低い!これはいける!)

エルヴィン「……」

エルヴィン「アイドル部隊の創設を認めよう。プロデュースは全てハンジに一任する」

ハンジ「やりぃいいいい!!!」

数週間後、ペトラとリコ以外にも3人選ばれ、5人でデビューすることになった。
お披露目イベントは調査兵団総会で行われた


「はじめまして!私たち、アイドル部隊です!」

モブ1「リーダーのモブ1です」

モブ2「モブ2です」

モブ3「モブ3です」

リコ「101期訓練兵団所属リコ・ブレチェンスカです」

ペトラ「同じく、ペトラ・ラルです。それではデビュー曲きいてください」

♪○ーニングコーヒー


ペトラ「♪あなたにつーいーてーゆくとぉー」

「♪きめーたー なーのーにー 急じゃー こわいー」

キャーキャー ワーワー
ペトラチャーン リコチャーン

リヴァイ「……」

リヴァイ「……ペトラ…」 

リヴァイ(俺についてきてくれないだろうか)


ハンジ「デビューの反応は上々だね!」

ハンジ「特にペトラ!すごい人気じゃないか。やっぱり君をメインにしてよかったよ。うん」

ペトラ「あ、ありがとうございます」

ハンジ「君とリコはそろそろ訓練兵を卒業だね。当然調査兵団に入るんだろ?」

ペトラ「はい。そのつもりです」

ペトラ(憧れの、リヴァイ兵士長と一緒に仕事がしたいもん!)

ペトラ(今日、兵長いらしてたな// ちょっと恥ずかしいかも//)


リコ「あの」

ハンジ「なんだいリコ」

リコ「私、調査兵団には入りませんので」

ハンジ「え!?」

リコ「駐屯兵団に入り、市民の安全を守るために心臓を捧げたいと思います」

ハンジ「そ、そんな」

リコ「というわけで、このアイドル部隊もやめさせていただきます」


ハンジ「…ふふっ。それはどうかな?」

リコ「え?」

ハンジ「君が書いた契約書にはこう書いてある。卒団後には調査兵団へ入団するものとすると」

リコ「そ、そんな!」

ハンジ「しょーがないから契約違反には目をつぶるとしよう。そのかわり、わかるね?」

リコ「ごくっ」

ハンジ「アイドル部隊だけは続けてもらうよ!」

リコ「ええええええ」


こうしてアイドル部隊は兵団内で順調に活動を続けていた
CDは兵団内で飛ぶように売れ、メンバーのブロマイドやポスターなどのグッズの売り上げは調査兵団の貴重な収入となっていった。
一番人気のペトラの写真集は2冊目が発売された(サイン会つき)。
駐屯兵団や憲兵団にまでその存在は知られ、各兵団に真似をしたアイドル部隊が作られた。
壁外調査の合間を縫っての半年に一回のライブは、兵士たちのモチベーションを上げる重要なイベントとなった。
個体差があるものの、巨人にもある一定の効果があることもわかった。

しかし、二年もすぎるとだんだんマンネリ化してくる。メンバーも減り、ペトラ、リコの二人だけになってしまった。


ハンジ「うーん困ったなぁ」

ハンジ「あの二人も兵士として相当実力つけてきてるし…どっちもそれぞれの精鋭部隊に所属してるもんねぇ」

ハンジ「二人にばかり負担をかけるのはよくないな」

ハンジ「それに、なんかもっと初々しさというか、フレッシュさがほしいし」

ハンジ「何より、もっと金を巻き上げたい!」

ハンジ「!そうだ!」

~104期訓練兵団~

ハンジ「ひょえー!いるよいるよ!若くてフレッシュ!逸材!ダイヤの原石が!」

ハンジ「ペトラやリコ以上のかわいこちゃんに出会えそうな予感」

ハンジ「そういや、訓練兵のスカウトに行くって言ったときのリヴァイの顔ったら傑作だったなぁ」

―回想―

リヴァイ「スカウト?」

ハンジ「そう!そろそろアイドル部隊にもフレッシュな新人がほしいかなって」

リヴァイ「――別に今のままで充分だろうが」

リヴァイ「下手に新人なんかいれてグループの和が乱れたらどうする。パフォーマンスのレベルが下がるのも考え物だぞ」

ハンジ「うるさいなぁ。リヴァイはペトラのセンターポジションが誰かに取られるのが嫌なんでしょ」

ハンジ「興味なさそうな振りしてデビュー時からペトラヲタなのは知ってるよ」

リヴァイ「…なぜそれを」

ハンジ「ま、安心してよ。ペトラ本人は知らないからさ! 黙っててあげるから、私のやることに口出しするのはやめてくれよ」

リヴァイ「くっ…オレはペトラが可愛ければそれでいいんだ…!」

―終了―


ハンジ「そもそも今は二人組なのにセンターも何もないっつの」

ハンジ「相方のリコが駐屯兵団でやる気ないし、どうしてもペトラメインになっちゃってただけで」

ハンジ「ファン同士の争いも醜いよね~」

ハンジ「リヴァイなんかさ、ペトラを自分の直属の部下にして独り占めしちゃってるんだから別にいいだろって感じだよね」


ハンジ「それよりスカウトスカウト――ん?」

ハンジ「あの金髪の小さい子!なんだいあの神々しさ!」

資料パラパラ

ハンジ「なになに?クリスタ・レンズちゃん?」

ハンジ「天使―いや、女神か?」

ハンジ「ちょっとそこのゴリラみたいな君!」

ライナー「おれか? って上官じゃないか」

ハンジ「あのレンズ訓練兵ってどんな子?」

ライナー「天使です。今期の結婚したい女子ナンバー1です」

ハンジ「なるほど!よくわかったよ、ありがとう」

ハンジ(熱狂的なファンがすでについてるな。これは期待できる)

ハンジ「ひとりめけってーい」

ハンジ「うーん、他にめぼしい子……おっすごいなあの回転斬り。どっかのアイドルオタクの人類最強を彷彿とさせる」

資料パラパラ

ハンジ「あれがミカサ・アッカーマンか」

ハンジ「今期の首席。例にない逸材」

ハンジ「なるほど確かに逸材だ。あの夜空のような黒髪に深い闇のような瞳。白い頬に赤い唇。一瞬で引き込まれる魅力がある――」

ハンジ「なんとなくうまいこと言えた気がするようなしないような」

ハンジ「まあどうでもいいや。とにかく美人だって言いたい」

ハンジ「そこの馬面くん!」

ジャン「馬面ってよぶなぁ!…って上官!?し、失礼しました」

ハンジ「彼女、アッカーマン訓練兵についてどう思う?」

ジャン「ミカサの黒髪に入団初日から目が釘付けです。彼女のことを想うと夜も眠れません」

ハンジ(こいつもいい金づるになりそうだ)

ハンジ「よし、決定」


ハンジ「ん?あの茶髪ポニーテール…」

サシャ「ん?どちら様でしょーか……も、もしかして何か私においしい食べ物を?」

ハンジ「いい!かわいい!」

サシャ「へ?」

ハンジ「君、名前は?」

サシャ「サシャ・ブラウスですけど…」

ハンジ「サシャね!覚えておくよ!今度何かおいしいものでもごちそうしよう」

サシャ「え!?本当ですか!!?神様や…」

ハンジ「とりあえず今これしかないからあげるね!」どんぐり

サシャ「あっあありがとうございます!どんぐり!…どんぐり……」

ハンジ「サシャ・ブラウスか…どれどれ?成績はいいが問題児?そうかなぁ敬語使ってて礼儀正しかったけど」


ハンジ「おっ、あれは天使クリスタちゃん」

ハンジ「ん?隣にいるのは…これまた精悍な青年だ」

ハンジ「あのいちゃつきっぷりは恋人かなぁ~まずいなアイドルに恋人がいるっていうのは」

クリスタ「んもうっ!やめてよユミル!」

ユミル「怒った顔もかわいいな、さすが私の天使」

ハンジ「んん? 声が女…?」

クリスタ「もう、ふざけてないで寮に戻ろうよ!今日お風呂掃除の当番だったでしょ」

ユミル「そんなもんあのイモ女にやらせておけばいいだろ。それで私たちがピカピカの一番風呂に入ると」

クリスタ「だめだよそんなことしちゃ」

ハンジ「はー、たまげた。あんなかっこいい女子がいるなんて!うちでいうナナバみたいな?女性ファン取り込むのにいいかも」

ハンジ「ユミルね。……ユミル? 聞いたことあるな」


ハンジ「よし、こんなもんかな」

ハンジ「若くてフレッシュな逸材ばかり!今年の訓練兵は豊作だね~」

ハンジ「お、そこの君!」

アニ「…はい?」

ハンジ「うおっ美形」

アニ「?」

アニ(調査兵団の上官…? どうしてこんなところに?)

プレチェンスカ?プレツェンスカじゃなくて?


ハンジ「あー、これはもう運命だね!私はひとりの天才を見落とすところだったよ」

アニ「あの、何か用でしょうか」

ハンジ「君、名前は?」

アニ「アニ・レオンハートです」

ハンジ「そうか。君が4位のアニだね。こんど自慢の蹴り技を見せてほしいなぁ!きっとダンスにも生きてくると思うんだ」

アニ(ダンス?)

ハンジ「アニ、君に…いや、君たちに大切な話がある。空き教室に、今から言う訓練兵を連れてきてほしい」

アニ「はっ」

アニ(話…?なんだろう。まさか巨人のことがばれた?)

>>20
この前でたガイドブック見ながら書いたんですが…間違ってたかもですごめんなさい


アニ「…連れてきました」

ハンジ「やあみんな!座って座って。そんな堅苦しい話じゃないから緊張しないでいいよ」

ハンジ「きっとほとんどが私とは初対面だよね。私はハンジ。調査兵団で分隊長をやっている」

ハンジ「今日ここにきたのは、調査兵団のある特殊任務に適合する人材を発掘するためだ」

サシャ「特殊任務…」

ハンジ「それは……アイドル!」

ミカサシャクリユミアニ「アイドル?」


ハンジ「これをみてもらおう」

ペトラとリコのライブ映像

クリスタ「わー…かわいい」

ミカサ「……」

ミカサ(男たちが熱狂している……エレンもこういうのが好きなの?)

サシャ(お腹空きました)

アニ(ばかばかしい。興味ない。眠い。故郷に帰りたい)

ユミル「……それで?」

ユミル「まさかこれをクリスタにやらせよーってんじゃないでしょうねぇ?」

ハンジ「お、察しがいいねユミル!どうしてそう思ったの?」

ユミル「この映像の二人はヴィジュアルがいい。まわりの男どもが熱狂している。つまりこうだ、顔の綺麗な女子に可愛い格好させて見世物にし、兵士どもの溜まった性欲を発散させてやろうってことだろ!?」

クリスタ「ええっ」

アニ(すごいこというなこいつ)

ハンジ「そう言っちゃうとかなり語弊があるけど…まあいいや、そんなもんだよ」

ハンジ「でも、別に男だけじゃない、かわいいものをみて癒されるのは女子の特権じゃないか。この二人には女性ファンも大勢いる。性欲とか関係なく、みんなが熱中できる、それがアイドル!」

ハンジ「アイドル部隊の役割っていうのはね、兵士の士気を高めるだけじゃない。まだ実験途中だけど、巨人にも効果があることがわかった」

アニ「えっ?」

ハンジ「壁の上で二人がパフォーマンスをしてみたところ、壁外をうろうろしていた巨人たちの動きが何対かとまった。アイドル部隊の魅力に釘づけってことで満場一致した」

アニ「ええええ」

ミカサ(…?ただの奇行種なんじゃ?)

ハンジ「ちゃんとこの謎が解明できれば、巨人討伐の新しい方法が生まれるかもしれない。巨人討伐のための大きな一歩になるかもしれないんだ!」

クリスタ「アイドル…」

ユミル「……」

ユミル(この奇行種の言うことも一理あるな。クリスタがこんなかわいい格好をして歌って踊るだと?)

ユミル(正直見たい)

クリスタ「わたし、やってみたいかも」

クリスタ「わたしにできることなら…人類の役に立てるなら!」

ユミル「くっ、 とめられないか…!」

ハンジ「ありがとう!クリスタ!」

ハンジ「さて、他のみんなはどうかな?」

サシャ「え?クリス多だけじゃないんじゃ?」

ハンジ「何言ってるんだい。今日一日じっくり視察して、とびきりの子たちを厳選して最終的に残った君たちを呼び出したんだよ?」

ハンジ「君たち全員をスカウトしてるんだ」

アニ「…で、これに入ったとして、私たちに何のメリットがあるんですか?」

アニ「私は見世物になる気はないよ」

ハンジ「そうだね。メリットは、憲兵団入団への口利き」

アニ「!?」

ユミル「!?」

サシャ「ほ、ほんとですか!?」

ハンジ「ああ。訓練の合間を縫って参加してもらうわけだから、どうしても成績に響いてしまうだろう? 君たちはみんな成績上位者だし、憲兵を目指している子もいるんじゃないかと思ってね」


ハンジ「このアイドル部隊のせいで10位以内に入れないようなことがあるとかわいそうだ。だから、君たちだけに特別に憲兵団入団の権利を拡大したんだ。キース教官にも許可をもらっている」

ハンジ「その代わり、15位までに入れなければだめだけど」

アニ(現状維持できれば今は関係ないけど…これはあっても損はないな)

サシャ(今確か10位でしたっけ…絶対この権利必要です!)

ユミル(今の成績は確か私が7位でクリスタが20位か…。正直私の順位をキープしつつクリスタ10位以内にするのはきつかったが、15位ならかなり楽だ)


ハンジ「それに給金も増えるよ。兵団の給料プラス、アイドル部隊での稼ぎだから」

ハンジ「やる気や人気次第で、さらにプラスアルファ…ってことも考えられる!」

ハンジ「特に、このペトラ・ラルって子は、写真集の売り上げがとってもいい。その分の印税がね。がっぽりって噂だよ」

ハンジ(兵団に、だけどね)

ミカサ「やります」


サシャ「えっ? ミカサが?」

ユミル「こりゃ意外だな」

アニ「なんでまたアンタが?」

ミカサ「給金が増える=エレンにいい暮らしをさせてあげられる」

アニ「そのイコールはおかしいんじゃないの…?」

ミカサ「なぜ? 私とエレンは家族。家族は一緒に暮らして当然。なんならアルミンを養子にしてもいい」

ユミル「こいつは通常運転だな」


クリスタ「よかった!一緒に頑張ろうミカサ」

サシャ「わ、私もやります! 憲兵になりたいですし、給金が増えれば、それだけ私の胃袋も満たされるということで」

ユミル「…しょうがないな。クリスタを守れるのは私しかいないし」

ハンジ「いいねいいね! さあ、アニ。どうする?」

アニ「……」

アニ「…わかったよ。やればいいんだろ?」

―調査兵団本部―

ハンジ「♪」



リヴァイ「…チッ。見たか、あの奇行種の浮かれっぷり」

オルオ「はい。嫌な予感しかしません」

グンタ「くっ…ペトラの人気ナンバーワンの座は渡しません!な、エルド!」

エルド「えっ?…お、おう」

リヴァイ「当たり前だ。いいか、お前ら。どれだけ若くてかわいい新人が入ってきても、俺たちの一番はペトラ・ラルだけだ。わかったな?」

オルオ・グンタ「はっ!」

エルド「…あ、はい」


ペトラ「あ、やっと見つけた!」

リヴァイ班「!?」

ペトラ「みんなしてそんなとこで何してるのよ、もう食事できてるよ?」

オルオ「お、おう、悪いなペトラ」

リヴァイ「…なんでもねえ、今いく」

ペトラ「わ、兵長までいらっしゃったんですか!よかった、今から部屋まで呼びに行こうと思ってたんです」

リヴァイ(部屋にいればよかった)

グンタ(兵長うらやましい)

オルオ(兵長になりたい)


ペトラ「そうだ、おいしいコーヒーを父に送ってもらったんで、みんなで食事の後に飲みましょう」

リヴァイ「コーヒーか。悪くない」

ペトラ「えへへ、本当はコーヒーと紅茶好きな方を選んでいいって言われたんですけど、兵長はコーヒーの方がお好きかと思ってそっちにしたんです」

リヴァイ「…そうか」

リヴァイ(結婚しよ)

グンタ(くっそうらやましいいい)

オルオ(オレは紅茶の方が好きなんだが?)

リヴァイ(そのうちお義父さんにも挨拶に行かなきゃな)

エルド「……」

エルド「彼女に会いたい」

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