南条光「モバマスクエスト」 (37)

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アタシの名前はヒカル!
この大陸には怖い魔物がたくさんいるけど、
そいつらをやっつけて回る勇者たちや、
ギルドの戦士達になる為に日々、訓練をしてるんだ!

ヒカル「……よし、勇者になった時の一人語りの特訓、終了!」

ヒカル「……本当は、こんな事してても勇者や戦士にはなれないよな。
こんな田舎の港町の女の子が夢見ることじゃないなんて事は…」

ヒカル(だぁーっ!駄目だ!絶望するな!ファントムを生んでしまう!)

??? 「ん?あの子は、ひょっとすると……」

ヒカル「こういう時こそ特撮ごっこで気分転換だな、よし!」

ヒカル「ん"ん"っ!『己の目的の為なら、泣き叫ぶ子供達も見殺しにする。
そこまで堕ちてしまったのかシャドームーン! 俺は、お前を許


突然、黒いスーツを着た男が名乗り口上を言う途中のヒカルの目の前に現れた


??? 「あのー、お忙しい所すいません。」

ヒカル「わわっ!びっくりした!何か用?」

  P「」ジー

ヒカル「?」

  P「うん……うん……なんといい面構えだ。ピーンときた!」

  P「君、アイドルにならないかい?」

アイドルという言葉は聞いた事の無いヒカルが尋ねる


ヒカル「アイドル?」

P「そう、アイドルさ!聞いた事の無い言葉だと思うが、
なんていうかな、踊り子?吟遊詩人?いや、職業としてでは無く、概念としての……」

ヒカル「なんだかよくわからないけど、アタシには夢があるんだ」

  P「夢かぁ。フム、どんな夢か聞かせてもらっていいかな?」

ヒカル「アタシの夢は―――

>6
ありがとうございます

特撮ネタちょくちょくはいります あとサブイボがたってます 恥ずかしいですねコレ


ヒカル「こういう時こそ特撮ごっこで気分転換だな、よし!」

ヒカル「ん"ん"っ!『己の目的の為なら、泣き叫ぶ子供達も見殺しにする。
そこまで堕ちてしまったのかシャドームーン! 俺は、お前を許


突然、黒いスーツを着た男が名乗り口上を言う途中のヒカルの目の前に現れた


??? 「あのー、お忙しい所すいません。」

ヒカル「わわっ!びっくりした!何か用?」

  P「」ジー

ヒカル「?」

  P「うん……うん……なんといい面構えだ。ピーンときた!」

  P「君、アイドルにならないかい?」

 
アイドルという言葉は聞いた事の無いヒカルが尋ねる

ヒカル「アイドル?」

P「そう、アイドルさ!聞いた事の無い言葉だと思うが、
なんていうかな、踊り子?吟遊詩人?いや、職業としてでは無く、概念としての……」

ヒカル「なんだかよくわからないけど、アタシには夢があるんだ」

  P「夢かぁ。フム、どんな夢か聞かせてもらっていいかな?」

ヒカル「アタシの夢は―――

―――

ヒカル「!」


目を覚ましたヒカル、あたりは夕暮れだ


ヒカル「……寝てたのか、変な人に声を掛けられて、ええと……
ん?コレは……」


さっきの出来事はきっと夢の中の出来事だと思いながら、
周囲を見渡す。と、そこには何やら赤く煌く小さな鉄の塊。
見た事も無い物なのに、
ヒカルは自然と口から言葉が出た。


ヒカル「マイク?マイクって……なんだっけ?」


その瞬間――
爆発!
港の方角だ。走って向かうヒカル、そこには――

ヒカル「!?」


燃え盛る港、漁船。
今日の漁の収穫はすべて無駄になっただろう。
そして、ヒカルは、見た。
燃え盛る夕焼けの港のど真ん中で笑う

猫耳の女を



??? 「ニャーッハッハッ!ド田舎の魚市場がいいザマだニャ!」

もう一人、飛び出してきたのは肩を怒らせた、海賊
サラシを巻いている


 ??? 「おいおい、てめェ!お得意サンに何してくれてんだ?あァ!?」


どうやらこの市場を仕切ってるような海賊らしい

ミク 「す、凄んでも無駄ニャ!一般ピープル風情がこのミクにゃんに
勝てるわけが無いニャ!」

タクミ「天上天下、喧嘩上等、海の走り屋タクミ様を舐めんなよ!」

ミク 「出でよ『ゲボーク』!……ニャ!」


猫耳の女がそういうと、彼女の周囲に陣が4つ現れ、
陣の数だけ黒い人間が現れた
まるで、グリナム兵とコットポトロを足して2で割ったような姿
だとヒカルは思ったが、明らかに違う所は
顔に大きくGマーク、
右胸のバッヂ
「みくにゃん推し」

ゲボークA/B/C/D「ゲゲーッ!」


忽ち取り囲まれる女海賊


タクミ「んだァ、こいつ等ァ?」

 「「ゲゲーッ!」」

タクミ「うおっ!?ッ……離せ……コラ

ミク 「こんな失礼な奴、何しちゃってもいいニャ!」

ゲボークD「えっ、今何してもいいって……」

ミク  「喋るニャ!」

     「ゲ、ゲゲーッ!」


このままでは、海賊がピンチだ!
そう思うと体が勝手に動いていた


ヒカル「待てィ!!」

ミク 「何ニャ、また一般ピープルニャ……」

ヒカル「こ、これ以上好き勝手はさせないぞ!」


ヒカルは何故か、
今日見た夢の続きを
思い出していた

―――


ヒカル「私の夢はヒーローになる事!」

  P「ヒーロー、か。かっこいいなぁ」

ヒカル「そうだろ!それで困ってる人を助けたり、悪物をやっつけたり……」

  P「どうした?」

ヒカル「でもアタシは、勇者の血筋じゃないし、特別な力なんて無いし」

  P「……」

ヒカル「こんなんじゃヒーロー失格、だよね……ハハ……」

  P「ヒーローになれる」

ヒカル「!?」

P「アイドルになれる資格に血統は関係ない」

  P「誰だって、頑張って努力すれば資格はある」

  P「もう一つ条件があるけどね」

ヒカル「……」

  P「どんな人でもアイドルになれば特別な力を手に入れる」

ヒカル「本当に?」

P「本当さ!人を感動させたり、勇気を与えたり、」

  P「それってヒーローの仕事と同じじゃないかな?」

ヒカル「……あ」

  P「アイドルになって世界中の人を感動させれば」

  P「そのアイドルは――『ヒーロー』なんじゃないかな」

ヒカル「アタシ、アイドルに……なってもいい、かな?」

ヒカル「いや、アイドルになる!そんでもってヒーローにもなるっ!!」

P「よし!そうと決まれば早速この契約書にサ

ヒカル「あ、一つ聞いてもいい?」

P「何かな?」

ヒカル「アイドルになる為のもう一つの条件って何?」

P「さっき、仮面ライダーごっこしてたでしょ」

ヒカル「う、うん///」

P「あの時、すごい楽しそうだったからね」

  P「だから合格!」

ヒカル「へっ!?どういう事?」

ヒカル「アイドルになる為のもう一つの条件って何?」

P「さっき、仮面ライダーごっこしてたでしょ」

ヒカル「う、うん///」

P「あの時、すごい楽しそうだったからね」

  P「だから合格!」

ヒカル「へっ!?どういう事?」

――――


ヒカル「……そうだ、今のアタシはただの村人じゃないっ!」

ヒカル「今のアタシはっ!」

ヒカル「アイドルでっ!」

ヒカル「ヒーローなんだっ!」


いつの間にか右手にマイク
夢じゃなかった、彼女はアイドルになったのだ


ミク 「まさか……」


自然とポーズは取っていた、いつもやってる事だ
悪者に襲われている人を助けに駆けつけた主人公
ピンと伸ばした右手を左から大きく回して


ヒカル「変んっ……身っ!!」


突如、輝くヒカルの体

ミク 「まさかお前もアイドルだニャンて……」


顔を覆うサイバーグラス!
風にたなびく赤いマフラー!
ボディを彩る青いライン!
そして腰には輝くベルト!


ヒカル「これが、アイドル……」

ヒカル「う……」

ヒカル「うおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!カッコイイ!!」


驚くミクに向かって名乗りを上げる



ヒカル「聞いて驚け!!」

ヒカル「アイドルの勇者……ヒカル!!」

ミク 「先手必勝ニャ!行けっ!ゲボーク共!」


タクミを離して襲い掛かってくるゲボーク達


   「「ゲゲーッ!!」」

ヒカル「あーれーるーぜーっ、止めてみな!!」


自然と体が動く、
敵の攻撃をかわしてパンチ
回し蹴り
4人の戦闘員は揃って吹っ飛んだ


   「「アリガトウゴザイマス!」」

ミク 「ふん!こいつらじゃ歯が立たないのはわかってたニャ!」

ミク 「ここからはアイドル同士のライブバトルニャ!」


マイクを取り出すミク


ヒカル「なんでも来いっ!」

ミク 「お前みたいなチンチクリンアイドルと、ミクは格が違うニャ!」

ヒカル「チンチクリンじゃない!140cmはあるっ!」

ミク 「……ミクは禁断の悪の力でダークアイドルになったニャ!
この力でミクの苦手な魚を売ってる所を無くしてしまうニャ!」

ミク 「苦手な物が無くなったミクは最強のアイドルになるニャ

ヒカル「魚が苦手だから……港町を襲ったのか?」

ミク 「そうニャ!」

ヒカル「食べられない?」

ミク 「見るのも触るのも食べるのも苦手ニャ」

ヒカル「好き嫌いはよくないぞ!苦手な物から逃げずに立ち向かわないと、
ジェットマンの雷太だってトマト大王に……」

ミク 「訳わかんないニャ!よけいなお世話ニャ!喰らえ『肉球ボンバー』!!」


何発もの光球がヒカル目掛けて飛んで行き
着弾!爆発!
……だが、煙から姿を現したのは
無傷のアイドルヒーロー!


ヒカル「正義の味方は――負けないっ!!」

ミク 「そ、そんな馬鹿ニャ……」

ヒカル「こっちの番だ

ヒカル「『音撃刃 鬼神覚声』!!」


マイクを手に叫ぶや否や、衝撃波がミクを襲う


ミク   「「ぎニャー!!」」

ミク 「これで、四天王入りの夢が……費えたニャ……」


どうやら気絶したらしい
いつの間にか普段着に戻っているヒカル


ヒカル「ふぃー、一件落着!」

海賊が駆け寄る


タクミ「お前みたいなチビに助けられるとはな
あ、ありがとうな」

ヒカル「だから、ちっちゃくない!」

タクミ「一つ、頼みを聞いてくれないか?」

ヒカル「人助けならお安い御用さ」

タクミ「港町に被害が起こった事を王都に伝えてくれないか?
さっきの様子じゃ、ここらの魔物には負けないだろ」

ヒカル「了解!」

タクミ「アタシの名前はタクミ、今は船も港もボロボロだけど
直ったらこの借りはキッチリ返す」


こうしてアイドルヒーロー・ヒカルの旅が始まったのであった。

タクミ「あーあ、派手にやられてんなぁコレ……修理はアイツに
任せた方が良さそうだな……」

  P「あのー、お忙しい所すいません」

タクミ「あん?」

――――

??? 「たった今入りましたゲボークからの情報によると、
四天王候補『猫耳のミク』が謎のアイドルに敗北したようです」

??? 「はあっ!?何よアイツ、使えないわね!」

??? 「かの者は、己が心に深淵なる闇の力を持た無かったに過ぎぬ」

??? 「ば、爆発すれば……良かったのに」

??? 「……」

??? 「あら、ノーコメントかしら?」

??? 「……力無き者に興味は、無いわ……」

??? 「そ ん な 事 よ り、港町の被害はどうなの?」

??? 「被害は甚大です大陸中の港はこれでしばらく使用不能となりました」

??? 「それならあの猫も少しは役に立ったみたいね」
我が魔王軍の作戦は着実に成功してるわ!」

??? 「まぁ、謎のアイドルが気にならないって訳じゃないけど」

??? 「ご安心ください、既に手は打ってあります」

??? 「流石、スーパー悪魔秘書アイドル!気が利くわね!」

??? 「……私のその肩書き、長くないかしら?」

??? 「何か文句ある?」

??? 「いえ、何も」

??? 「このアイドル魔王の野望を邪魔する奴は、
アリの子一匹たりとて容赦はしないわっ!!」

??? 「アーッハッハッ……ゲホゲホ」

??? 「大丈夫ですか?」サスサス

??? 「……うん」

以上
駄文を見てくださった方ありがとうございました。

誕生日には間に合いませんでしたがこのタイミングで南条ss増えて嬉しいです

>34
こちらこそ見ていただいて乙です!

8から10まで重複してますね・・・失礼しました

あとHTML化?どうすればいいんですかね?

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