お婆ちゃん「ここが松実館かい。ここの温泉はお肌がキレイになるって評判だよ～」

お婆ちゃん2「そこの仲居さんや。私、足が悪いからあんたがお風呂に入れてくれんかの？」

玄「はいはい。お任せあれです」

玄（修学旅行の女子高生とかと一緒のお風呂ならこっちがお願いするんだけどなぁ……、とほほ）

玄（たるたるのおもちなんか洗っても、私の心は満たされませんのだ）

玄「はぁ～～」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

次の日

玄「あぁ～昨日は疲れましたのだ～」ｺﾞﾛﾝ

玄「今日は休みか……。寝てよう……」ｸﾞｰｸﾞｰ

玄「起きたら…銀行に行って本屋行って、最後にビデオ屋で……」ｸﾞｰｸﾞｰ



夜

玄「お姉ちゃん、私ゲロに行って来るね」

宥「うん、なんか面白そうな映画あったら借りて来て」

菫「……」ｼﾞｰｰｰ

玄（あの目は恋愛物の映画借りて来いって目ですね。どうせ二人で見てイチャコラするんですかねぇ……）

玄（お姉ちゃんは恋人が出来てから変わってしまったのです）

玄（おもちを触らせてくれなくなりました。弘世さんが嫉妬するからだそうです）

玄（弘世さんは毎年長い休みになると松実館に働きに来ます）


玄「そう言えばあんな事もあったっけ……」



回想

宥「玄ちゃん、弘世さんが来てるから絶対にお風呂場覗いちゃ駄目だからね」

玄「お任せあれ！」

宥「絶対だからね」

玄「もちろん！」

宥「大事な事だから三回言うね。覗きは犯罪だよ」

玄「同性だから大丈夫なのです！」

脱衣所

玄「おおっ！？これは白糸台の制服！他に服は無いから中に入ってるのは弘世さんのみ」

玄「弘世菫さんと言えば白糸台でナンバー2のおもちを持ってるお方。全国大会から気になってました」

玄「ぜひぜひ生で拝見したい…いや、隙あらば揉んで…むふっ…むふふふなのでーす」



ガラガラ

玄「おーねーさーん、お背中流しましょうかー！」ｽｯﾎﾟﾝﾎﾟﾝ



菫「今夜は大事な夜になるからな。お股を入念に洗って……」ｺﾞｼｺﾞｼ

菫は股の間をタオルでゴシゴシ洗っていた。
ので、玄は菫の胸を正面から見てしまう事になる


玄「……は？」

菫「んっ？」ﾍﾟﾀｰﾝ

玄「ななななっっ……、胸が胸が……」ﾜﾅﾜﾅ

菫「ん？妹さんか。私の胸に何かついてるのか？」

玄「ない！あるちゃあるけど……、灼ちゃんクラスだ！」


ダッダッダ

宥「く～ろ～ちゃん！」

玄「ひぅ！？お姉ちゃん！」

宥「あれほど覗いちゃ駄目って言ったでしょ！ボディがお留守だよ」


ドゴッッッ！

玄「がはっ……」ﾖﾛｯ

宥「喰らい……や～が～れ～」ﾎﾞﾎﾞｯ

玄「このままでは終わないよーーーー！！！！！！！」

玄「あの後、納得出来なくてわざわざ東京まで行って揉んで来ました」

玄「まさか大星さんがあそこまで大きいなんて……」

玄「松実玄、忘れられない夏の思い出です」

玄「っとゲロに着きましたです」



ゲロ

ウィーン

玄（いつもは18禁コーナーのDVDをアニメや普通の映画に挟んで渡します）

玄（会員証は父のを使ってますし）

玄（一度も知り合いにLV借りてる所を見られたことがないのが自慢なのです）

玄「この子良さそう……。如月あずさ。新人さんかな？」

玄「これと…これと…」ﾎﾟｲﾎﾟｲ

玄（この時間帯は人が少ないのはリサーチ済みなのです）

玄「後は恋愛映画ですね。ガッチャマンでも借りますか。恋愛物になってるって話だし」

玄「上はガッチャマン。下は風立ちぬ。これで完璧です」



玄「お願いします」ｶﾞｼｬﾝ

憧「はいはい、いらっしゃいま…玄おおぉぉぉぉぉ！？」

玄「ぎゃああああああああああ！あ、あ、憧ちゃん！」

玄「終わった……私の人生終わ…んまてよ？」

憧「なんだ玄もやっぱりこっち側の人間だったか」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

玄「って事は憧ちゃんも！？」

憧「うっ、うっさい///私は男の子より女の子が好き。そして女の子よりシズが好き。それだけ！」

玄「なるほどー。まぁ憧ちゃんにバレてもセーフですのだ」

憧「気にする事無いわよ。灼もたまに…あっ…、しまった個人情報だ」

玄「ふぅーむ、灼ちゃんも…なるほどなるほど…」

憧「秘密よ。まぁ、灼が借りるのは決まって教師物のシチュエーションLV」

玄「灼ちゃんらしいや」

憧「まぁね」ﾋﾟｯﾋﾟｯ


憧「あっこの子辞めといた方がいいわよ」

玄「新人さんの？」

憧「聞いた話だとこれ偽乳らしい」

玄「えぇ～！？偽乳はやだよー」

憧「こっちのLVにしときなさいよ。ちょっと年食ってるけど、恵まれた体らしい」

玄「へぇーこの子、F91ですか。質量のある分身ってすごそうです」

憧「大学の先輩で変態が居てね。何か私まで詳しくなっちゃったのよ」

玄「憧ちゃんはLV見ないですのだ？」

憧「見ない見ない」

玄「穏乃ちゃんは……」

憧「見るわけないでしょ！部屋にあったら私が捨ててやるわよ」

そして夜

テレビ「会話が続かないな、何故だ、どうしてだ～、あほかあああああああああああああああああああああああ」

玄「あははは」ｹﾞﾗｹﾞﾗ


玄「あー面白かった。私も穏乃ちゃん達が麻雀やる気出さなかったら、こんな高校生活送ってたかもしれないですね」

玄「さてさてお姉ちゃん達は……」

玄「明鏡止水」ｽｳｩｩｩｩｩｩ


シーン


玄「ふむ、やりますか」ｺﾞｿｺﾞｿ

玄「ヘッドホン装着！」

玄「私はインタビューを飛ばす派です」ｶﾁｯ



？「ほらほら、とっとと脱ぎなさいよ」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

F91「きゃああああああ！」


玄「ちょっと待つのです！？いきなりおもちオープンとか無粋です」

？「でっかいブラジャーつけてるわねぇ。こんなもんは…、ポーイ」

F91「返して下さいー」

玄「ま、まぁいいですのだ。ここからおもちをたっぷり攻めて」ｸﾁｭｸﾁｭ


？「私、大きい胸の人きらーい。腋でも舐めよっと」

F91「あっ…ああん！」


玄「は？」ﾋﾟﾀｯ


？「腋が駄目なの？じゃあ、次は太ももを舐めて……」

F91「い、いやーん///」


玄「おもち！おもち攻めてよ！もっとおもち中心に映して！？」

そしてLVは終盤へ

？「これが私の……ラブアローシュートよ！」ｸﾁｭｸﾁｭ

F91「ああああああああっっっ！！！！！！！！」ｶﾞｸｶﾞｸ



ブシャアアアアアアア


玄「……」ｸﾁｭｸﾁｭ

玄「うーん」ﾋﾞﾋﾞｸﾝ

玄「女優さんがイク時は、顔やお股ではなく胸を写して欲しいのですが……」

玄「F91もあればイク時におもちがプルンプルン揺れて、美しい軌道が描かれるはずです」

玄「点数は40点かなー。疑似パイズリもないし……」

玄「むしろおもちだけでいいのに……」

玄「私ならおもちだけ攻めてイかせて……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ



玄「しかしこのF91さんではなく。もう一人の方、よく見ますね」

玄「ちょっと調べてみますか」ｶﾞｻｺﾞｿ


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玄「調べてみたら、私の持ってるDVDの半分以上に出演してますね」

玄「この人、メイン女優より大きな喋り声や喘ぎ声を出して、視聴者が聞きたいメイン女優の喘ぎ声やチュパ音をかき消してるような……」

玄「顔はモザイクかかってわかりませんが……、おもちはCくらいで普通だし」

玄「気にくわないです」

後日

憧「玄と二人っきりで遊ぶなんて久しぶりね」

玄「そうだね。みんな忙しいからなかなか集まらないよね」

憧「まっ……、あんたと二人なら濃い話も出来るし…、アイスティーでいいかな？」ｺﾎﾟｺﾎﾟ

玄「もちろん。アイスティー好きだよ」




憧「で、この前のLVはお気に召したの？」

玄「残念ながらイマイチかな。あっ、女優さんは気に入ったよ。また今度別のを借りてみるよ」

憧「ふーん。LVも年間4000本とか出てるらしいからね。また新作すぐ出るわよ」

玄「LV流行ってるんだー」

憧「需要は多いのに供給過少で、攻め師が万年不足してる業界なんだって」

玄「攻め師ですか？」

憧「あれ？玄ってLV借りるくせに知らないの？」

玄「最近までアイドルのイメージビデオで我慢してたもん！」

憧「そうなんだ。LVって、女の人が二人出て来るじゃない？」

玄「複数もありますけど」

憧「それは例外として。AVだと、男の人と女の人がアレするよね？」

玄「うん、気持ち悪いよね」

憧「LVには男の人は居ないから、AV男優のポジションの事を攻め師と呼んでいるのよ」

玄「そう言えばLVで、片方はよく見かける人なのです」

憧「そうそうそれが攻めのLV女優」

玄「……いつも同じ人なのです」

憧「攻めるのは難しいのよ。テクニックとか体力とか要求されるんだって」

玄「えぇー、ただイチャイチャするだけなのに？」

憧「自分が嫌いな人とか合わない人も頑張ってイかせたり褒めたり」



憧「玄だって、胸が小さい人のおもち褒めたりしないでしょ？」

玄「そうですね…基本的にはスルーします」

憧「攻め師の人は監督の指示にしたがって、時間配分を考えてイかせてるらしい」

玄「！？」

憧「だから難しいんだって。受けなら、最悪何にも自分からしなくてもいいわけで」

玄「ふぅーむ、なるほど。私が求めるのは、受けではありません。おもちを攻めて攻めて魅せてくれるLV女優さんです」



憧「今、一番有名な攻め師がアイツじゃないかな？」

憧「玄が借りたDVDも出て……、ゴールドフィンガーと異名を持つ女」

憧「キャプテン植野」

玄「あの人、有名な攻め師だったんですか！？」

数か月後

とあるスポーツジム


久「ひゃくいーち、にぃー、さーん」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


スッ

久「お？」

玄「精が出ますね」

久「スポーツドリンク？私にくれるの？」

玄「はい。良ければどうぞ」

久「いただくわ」ｺﾞｸｺﾞｸ

久「ふぅ…生き返るわ。トレーニングの後のスポドリは最高ね」

玄「そうですか。いつもここで体鍛えてるんですか？」ﾆｺﾆｺ

久「オフの日はね。体が基本のお仕事してるから」



久「ってナンパ？確か松実姉妹の妹の方だったけ？」

玄「はい♪覚えて貰って光栄です」ﾆｺﾆｺ

久「全国大会で会ったわねぇ……、懐かしい…」

久「じゃあご飯でも一緒に食べに……ってやっぱりナンパじゃない」ｸｽｯ

玄「いえ。ナンパじゃなくてご挨拶に」

久「ご挨拶？って貴方まさか、この業界に堕ちて来たの！？」



久「借金！？まさか誰かに悪い人に騙された！？」

玄「違います。自分で希望して……、お姉ちゃんに勘当されましたけど」

久「」ﾎﾟｶｰﾝ

久のマンション

玄「うわー大きいマンション！流石LV界のカリスマ、キャプテン植野さん」

久「ちょ、ちょっと！その名前で呼ばないでよ！久、ひさ。本名は久だから！」

玄「じゃあ久先輩で」

久「……まぁ、それでいいや」



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久「まさか受けじゃなくて、攻めの方だなんて……」

玄「はい！私、色んな人のおもちを吸って触ってわしわしするのが夢ですから！」

久「おもち好きだけでこの業界入る子なんて貴方が初めてよ……」

玄「私の初めての相手は誰になりますかねー？元アイドルとかだったらいいなー」

久「バカねぇ。いきなり新人が元アイドルと絡めるわけないでしょ」

玄「とほほほ。おもちの小さい子でも我慢します」

久「胸の小さい子とも絡まない」

久「そうね。新人は……」



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撮影現場

久「こんなにいっぱいの女の子に見られて、濡れてるなんて貴方って変態さんなのね」

女優「いやあぁぁぁぁぁぁぁ」


玄「……」ｸﾁｭｸﾁｭ

女の子A「……」ｸﾁｭｸﾁｭ

女の子B「……」ｸﾁｭｸﾁｭ

監督「はーいカット」

久「玄はオシッコ。Aは唾液。Bは愛液。この女優にぶっかけなさい」

玄「はーい」ｸﾁｭｸﾁｭ



久「おらっ！オラオラオラ！私の高速手マンに何秒耐えられるかしら」

女優「あっ…あん！あん！あん！！！！！！」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ


久（今よ）

ススッ

久は手を引き、後ろに転がる


玄「便器女、こっち向きやがれです！」

女優「は、はい」

ブシャアアアアアア

女優「げほっ！げほげほ！こ、これオシッコ！？」

撮影後

久「おつかれー」

玄「久先輩、お疲れ様です」


ツカツカ

女優「おい、松実。ちょっといいか？」

玄「は、はい。なんでしょうか」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

女優「てめぇの小便くせぇんだよぉ！普段、なに食ってんだよ！このクソ！」ﾎﾞｶﾂ

玄「ごごごめんなさい」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

女優「後、髪にかけるなって言っただろうが！しばき回すぞ！」ﾄﾞｶﾞｯ

玄（もう叩いてるじゃないですか）ｳﾙｳﾙ

久のマンション

久「ちょっとお腹見せてみなさいよ」

玄「はい」ﾍﾟﾛｰﾝ

久「あぁー、痣になって……。可哀想に」

玄「あの女優さん怖いです。おもちは大きいけど」

久「多分Fはあるわね」

玄「おもちは大きいけど、器は小さいですよね」

久「あはははー、逆もあるわよ。胸は小さいけど器は大きいの」

玄「私、いつになったら液女優卒業出来ますか……」

久「一年くらいだから、まだまだね」

玄「はぁ～～～～～～、おもち揉みまくりパラダイスは遠いです」

久「そんなもんよ、攻め師なんて。最初は超ハード。だからみんな辞めて行くのよ」



玄「そう言えば久先輩ってお腹に傷ありますよね？」

久「あぁこれね。撮影では見えないようにしてるけどね」ｻｽｻｽ

玄「それも新人の頃に受けた傷だったりしますか？」ｶﾀｶﾀ

久「違う違う……私は最初から上手かったからどちらかと言うと可愛がられた方」