はじめから書け

>>3
え、こういうのって中断したとこから書くもんじゃないの？ 知らんけど

菫の家

菫「……」

照「……」ぱら（ページをめくる音）

菫「……」

照「……」ぱら

菫「……」

照「ねえ菫」

菫「ん？」

照「菫は、私と居て楽しいの？」

菫「まあつまらなくはないな」

照「そう」

菫「……」

照「……」ぱら

菫「……」

照「……」ぱら

あと数レスだろ？
もう遅いし最後だけ書いてくれ

白糸台部室

菫「……」

淡「どうしたんですか菫先輩、そんな難しい顔して」

淡「もしかしてお悩み中？」

菫「いや、別に……」

亦野「私らで、お役に立てることがあれば力になりますよ！」

尭深「うん……」ズズー

淡「そうだよ、なんでも自分一人で背負い込むのは菫先輩の悪い癖ですよ！」

菫「……」

菫（確かに、私一人で解決できないことでも、こいつらの力を借りれば……）

菫「うーん、それなら……」

菫「と言っても、別に大したことではないんだが……」

菫「最近、いや、特に最近ってわけでもないが、照のことがわからなくなってきてな」

淡「まあ、テルーってちょっと天然なとこありますからねー」

亦野「お前は人のこと言えないからな……」

>>7
ですよねー
そうします

照「でも特に、菫には感謝している」

照「菫は、私のことを思って、考え、いつだって助けてくれるから」

菫「……」

照「私と歩く時は、いつも私の歩くペースに合わせてくれる」

照「菫の家にくると、私が暇しないように、自分では読まないのに新しい本が置いてある」

照「部室に本棚を設置したのも菫」

照「私は少しだけ人付き合いが苦手で、人よりちょっと口下手」

照「それでも三年間、人間関係に苦労すること無く上手くやってこれたのも菫のおかげ」

照「私が言葉足らずで誤解を招きそうな発言をした時、菫が補足して、その言葉の真意をみんなに伝えたり、色々裏でフォローしてくれた」

照「だから私は、麻雀だけに集中することができた」

照「あと、いっぱいお菓子も貰ったし……」

照「だから本当に感謝している」

照「私の高校生活は、菫との三年間」

照「そんな菫を、どうでもいいなんて思うはずがない」

菫「そうか……」

菫（私が色々とやっていたことに、気付いていたのか……）

菫（嬉しいような……恥ずかしいような……うん、読まない本をたくさん買っていたことがバレていたのはかなり恥ずかしいな……）

菫（私が思っている以上に、周りをよく見ていたのか……）

菫（何も見えていなかったのは、私の方だったか……）

菫「……」

菫「お前がそんな風に考えていたなんて、知らなかった」

照「もしかして私の気持ち、伝わってなかった？」

菫「ああ……残念ながらな」

照「そう……」

菫「私はエスパーでも、察しのいい方でもない」

菫「だから形にしてくれないと、言葉にしてくれないとわからないよ」

菫「お前は特に、表情もわかりにくいんだから」

照「…………」

照「菫」

菫「ん、なんだ」

照「…………」

照「今夜は月が…………シャープシュート」

菫「いや、意味が分からん」




カン！

おまけ

白糸台部室

淡「石の上にもシャープシュート」

尭深「泣く子と地頭にはシャープシュート」

亦野「棚からシャープシュート」

淡「泣き面にシャープシュート」

尭深「帯に短し襷にシャープシュート」

亦野「可愛い子にはシャープシュート」

淡「二階からシャープシュート」

尭深「火のないところにシャープシュート」

亦野「君子危うきにシャープシュート」

尭深「ふう……」ズズー

淡「『宮永照の天然伝説』はもう古い！　ナウな白糸台生なら、『弘世菫ごっこ』がホットだよね」

亦野「なんかシャープシュート言い過ぎて、シャープシュートが卑猥な意味に聞こえてきた」

淡「わー、亦野先輩ムッツリだー」

亦野「ち、違うからっ！」

尭深「でもなんかわかるかも」

亦野「だろ？」

淡「濡れ手でシャープシュート」

亦野「そこはかとなくエロスを感じるな……」

尭深「ひなた！　膣内でシャープシュート！」

亦野「ちょっ！！」

淡「たかみー、それもう下ネタ以外のなにものでもないよ」

淡亦野尭深「あははははは」

菫「…………」

淡亦野尭深「えっ！！！？」