研究員「2つの適当な物を入れて我が輩の血を一滴入れるだけで魔物を産み出す機械……」
研究員「度重なる失敗を乗り越えてようやく完成したぞ!」
研究員「……失敗しすぎて魔王城から何もない荒野に研究所ごと左遷されてしまったがな!」
研究員「さて、記念すべき最初の魔物を創るぞ!
うーむ、何を入れるべきかな……」
何を入れる?
一つ目>>2
二つ目>>4
※お願い
研究所か岩の転がる荒野にありそうな物にしてください。
かかと落とし
ウィルス
※かかと落としとウィルスを合成します。
研究員「ふむ最初だから突飛な魔物でも創るとしよう」
研究員「でーはー……一つ目の材料ッッッ!!!かかと落としイイイイ!!!」
ゴン゛ッ!
研究員「~~~ッッッ!?!?」ゴロゴロ
研究員「痛い……痛すぎる……だがかかと落としのエネルギーは材料として認識されたぞ……」
研究員「アイテテテ……次はこのウィルスを入れるぞ……」ヨロヨロ
鈍い音を立て、魔物合成機が稼働する。
しばらくして音が収まり新たな魔物が産み出された!
かかと落としとウィルス、どっちがメイン?
↓1
※ウィルスがメインの魔物になりました。
研究員「おお!やったぞ!新種のウィルスか!」
そこには肉眼で見ることのできる足のような形をしたゲル状の何かがいた。
研究員「ふぅむ?どのような症状を引き起こすのか……?」
研究員はウィルスを調べ、このようなことが解った。
名称:行動操作ウィルス
近づいた生物にかかと落としを浴びせるウィルス。
直撃すればもちろんのこと、回避しても飛沫がかかれば感染する。
このウィルスに感染すると周囲の動く物にかかと落としを浴びせようとしてしまう。
武道に長けた者が感染した時の危険性もあるが、このウィルスに感染した者は脳のリミッターが外れている為、肉体の損傷お構いなしにかかと落としを繰り出してしまう。
研究員「思っていたより危険なウィルスだ……
ふぅむ、どこに送り込んでやろうか……」
ウィルスをどこに送る?
>>8
※お願い
国とかダンジョンとか、詳細も書いていただければ取り入れるかもしれません……
格闘に特化した魔物多いダンジョンの、足技特化のボスの部屋
※>>8の人了解です。ダンジョン名『蹴魔の洞窟』とでもしておきます。
肉体派の魔物達の中でも格闘に特化した者共が集うダンジョン、そこの最深部には卓越した力と技を持つ魔物がいた。
蹴魔「人間がよくここまで来たなぁ……」
感慨深そうに呟くその魔物、蹴魔、その周りには肉塊と化した骸が転がっていた。
蹴魔「ま、人間風情が俺に勝てる道理は無い……あん?魔法陣?」
空中に現れた魔法陣、そこから吐き出されたのは蹴魔が見たこともない足のようなスライムだった。
蹴魔「何だぁ?こいつは?」
訝しげにそのスライムを見る蹴魔、と不意にスライムが動きだし、蹴魔へとかかと落としを繰り出した!
蹴魔「っと、この蹴魔様へと足技たぁね……舐めてんのか?」
その攻撃を軽く回避し、逆にスライムへとかかと落としを炸裂させる!
凄まじい速さの蹴りを動きの遅いスライムが避けられるはずもなく、スライムは呆気なく粉砕されてしまった。
蹴魔「……で、結局何だったんだ?まあ、いいか……
野郎共の鍛錬の相手でもしてくっかな」
研究員「がっつり感染してるな、よしよし
さて、どうなるかな」
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