ピクシス「女型の巨人が現れたとな?」(18)

R18指定
マジキチ系
ピクシス、アニ押しは見ない方が無難

エルヴィン「司令、よくぞいらっしゃいました。」

ピクシス「今回も色々とご苦労であった。」
    「さて、女型の中の人を捕獲したと聞いて、いても勃っても居られなくなってのう。」
    「いや、勃ちっぱなしと言ってもいいくらいじゃ・・・」
    「その女型とやらを見せてもらえんかのう」

エルヴィン(この爺ィ・・・字が違うぞ)
    「ハンジ、早速、司令を女型のところにご案内を」

ハンジ「はっ、地下牢にて拘束されていますのでこちらへ。」

ピクシス「おうおう、早く女型の中の人とのご対面と逝きたいものじゃ」

エルヴィン(また字が違う)

-ハンジとピクシス、地下牢への階段を下りる

ハンジ「女型は巨人を解除して人間の状態にあります。」

ピクシス「ところで女型巨人はかなりの美形だそうな。」
    「ここでもう一度、巨人化してもらいたいものじゃのう。」

ハンジ「私も研究の為にそれを希望しておりますが・・・」
   「自ら水晶のような結晶の中にこもっております。」
   「色々とやってはいるのですが・・・」
   「現状、我々が持つ金属では傷一つつけることも出来ない情況です。」

ピクシス「女型に意識はあるのかのう」

ハンジ「目を開けたままではありますが、こちらを認識出来ているのか不明です。」

-ハンジとピクシス、牢のドアを開け中に入る。

ピクシス「ほう、まだ小娘か、これは中々の別嬪じゃ・・しかもパツキン・・」-じゅるっ

ハンジ(じゅるって・・よだれ啜った?)
   「尋問とまでいかなければ、せめて解剖くらいはと思うのですが・・・」
   「なにしろ結晶に阻まれて、膠着しております。」

ピクシス「ふむ。儂に試してみたい考えがあるのじゃが・・・」

ハンジ「何をするおつもりで?」

ピクシス「いやぁ、貴様がいては・・ちょっとなぁ・・・任せてもらえぬか?」
    「儂を女型と二人にしてほしい」

ハンジ(やばいぞ、この爺さん、絶対によからぬ事を考えている)
   「それは危険かと、ピクシス司令の身に何かあれば人類の多大な損失です。」

ピクシス(うぅ、もうたまらんのじゃ!)
   「いいから早くここから出て行け!」
   「儂なら心配いらん。儂の戦績を知っておろうぞ。」
   「今でこそ老いたとはいえ、昔は調査兵団で鳴らしたものじゃ」
   「その為に今日は立体起動装置を5組、腰から脛まで装着しているのじゃ」
   「討伐数も100は超えたかのう。それでも絶世の美女巨人には巡り会えなか・・・」
   (やばいやばい、目的がばれちまう」

ハンジ「わかりました。それでは私は退室いたします。」
   (かなり血走ってるぞ。廊下で聞き耳を立ててなきゃ何するかわからんな)

-ハンジ、退出し、ピクシスはニヤリと顔をゆがませる

ピクシス「なあ、女型よ、おぬしも人を食うのかのう?」
    「報告では20人以上殺したとか」
    「殺すだけで食わなかったとも聞いておる」
    「いずれにしても死刑は免れんじゃろう」
    「その前にハンジに解剖されおるか」
    「そこでどうじゃ、儂の願いを叶えてはくれんか?」
    「そうすれば、助けてやってもよかろうて」
    「儂はのう、どうせなら絶世の美女巨人に食われて死にたいのじゃ」
    「若い頃はそのために調査兵団に入って、何度も壁外調査に出たのじゃが」
    「男の巨人ばかりで、たったの一度もお目にかかれんかった」
    「このまま老いぼれていくのかと諦めておったのじゃが」
    「おぬしのような者が現れて、やっと長年の夢が叶うのかと思うと」
    -はぁはぁ「もうたまらんのじゃ」
    「儂を食うのじゃ!!」

アニ(ちょっと、この爺さん、何を言い出すの?なんかはぁはぁしてるし)
  (確かピクシス司令っていったかな。偉いんだよね。)
  (トロスト区攻防戦の時、かっちょいい檄を飛ばしていた・・)
  (あ、エレンが言ってたっけ)
  (絶世の美女なら巨人に食われたいとか、のたまったらしい)
  (いやだー、こんな変態と二人きりってー!こんなん食いたくねー!)
  (ちょっと何近づいてんの?いやだ顔近い、顔エロい、こっちくんなー)
  
ピクシス「なかなか別嬪じゃのう。この娘の巨人に食われたいのう」
    (レロレロレロ)-イジリー岡田よりも早い舌の動きでアニの顔付近の結晶を舐める。
    (カクカクカク)-5回/秒で腰を前後させ結晶にこすりつける。

アニ(いやだ、見たくないけど結晶で目を閉じられない、おぇー)
  (ちょっと、何押し付けてんのよ。この年で勃てんなよ)

ピクシス「もうもう辛抱たまらんて」-ズボンのファスナーを開けトッドのピクシスを取り出す。
    (はぁはぁ・・しゅこしゅこしゅこ・・・)

アニ(いや、ちょっと、やめて、信じられんって)

ピクシス「あぁぁぁぁぁぁぁつ」-どぴゃあーと飛ばす

アニ(ちょ・・・きたない・・・私の結晶が汚れた・・・)
  -キュララーラーン(集中が切れて結晶化が解ける音)
  「おい、爺ィ!!何すんだよ!!変態!」

ピクシス「おぉ!出てきてくれたか!早く巨人化してくれぇ」
    -アニに詰め寄る

アニ「くんなよ、あっち行けよ」
  -ビシッビシッとローキック

ピクシス「いたっ・・ぃけどきもちいい・・もっと蹴って」
  -さらに近づきアニの両手を掴もうとする。

アニ「この変態エロクソ爺ィ!いいかげんにしろ!」
  -喉輪からの大外刈でピクシスをひっくりかえす

ピクシス「あぁ、もっと」

アニ「どうかしてるよ、この爺ィ」
  -ドアに逃げようとするがピクシスに捕まってしまう。

ピクシス「照れてるのかな?もしかしてオボコかえ?」

アニ「離せよ、ハゲ!」

ピクシス「食いも責めもしてくれないのなら、オボコをいただくまで」
    -アニの上着を毟りとる

アニ「離せー、ガリっ」
  -ピカーッ、ドドーン。アニ泣きながら巨人化する

ピクシス「おぉ、美しい巨人じゃ!!」

アニ(くそ、天井が低すぎて、しゃがむ体勢しかとれない)
  (動けないから爺ィを潰すことも出来ない)
  (ってか、この大きさじゃドアから出られないし・・やばい)

ピクシス「うひょーほほほひょーいい」-シュンシュンシュン
    -4組の立体起動装置から8本のワイヤーを一斉に飛ばす
    -ワイヤーはアニの体に複雑に絡みつく
    「これが高手小手亀甲結びじゃて、うひょひょひょ覚悟せい」
    -4組の立体起動装置を脱ぎ、体育座り状態で縛られたアニの膝に飛び乗る

アニ(うぅうぅ、あっち行けよ、変態爺ィ)

ピクシス「ほれ、口をあけぃ、あーん」

アニ(いやだ、死んでも開けるもんか)
  -歯を食いしばり口をつぐむ

ピクシス「仕方がないのう、開かぬなら開かせてみよう女型の口」
    「字余り・・なーんてのう」
    -シュパーン-女型巨人の顎の腱を切る。

アニ(ううぅ、いやだよー)
  -だらーんと口をあけると同時に涙を流す

ピクシス「うひょうよ、おじゃまします」
    -目型の上唇を暖簾のように捲り口の中に入る

アニ(いやだ、やめて)

ピクシス「さあ、元気に咀嚼してくれ。反芻して何度も咀嚼しておくれ」

アニ(いやだ、おまえみたいな変態爺ィ、口の中でグチャグチャなんて考えられない)

ピクシス「ほれ、早よう、モグモグせんか!」
    「あ、顎の腱を切ってもうたんだ」
    「おぬし、再生できるんじゃろ、早く再生せんかい」

アニ(いやだ、再生は絶対しない)
  (おら、出て行け早く)
  -舌でピクシスを押し出そうとする

ピクシス「あん!レロレロしてくれるのか?もっとやって」

アニ(駄目だ、この爺ィ本物のド変態だ)

ピクシス「んん、まだるっこしいわい」
    -シュパーン-舌の付け根を切り取る
    「儂が食堂に入っていけばいいのじゃ」

アニ(おぇっ)喉への異物感にえづく

ハンジ「ピクシス司令、非常事態が発生しました」
   -ドアを開け、状況を見て驚く
   (え、何?どゆこと?亀甲縛り?爺さんは?どこ?)

ピクシス「なんじゃい、今いいところなのに、うるさいのう」

ハンジ(え?どこから声が?爺さんどこ?んで何で亀甲縛り?)
   「大変です。ウォールシーナ内に巨人が現れたそうです」

ピクシス「何?それは困ったのう。」
    -アニの口から滑り出してくる
   「儂の駐屯兵団は何をしている?そうだハンネスを呼べ」
   「今日は儂のお供に連れてきてる」

ハンジ(何?今、口から出てきたよね?何してなの?まさか本当に食われたいの?)
   (私なんか足元にも及ばない変態じゃん、この爺さん)
   「ハ、ハンネス隊長なら既にここに来ております。

ハンネス「司令、ご支持ぉぉぉ・・・???」
   -入ってくるが言葉を失う
   (爺ぃ、なんでヌルヌルなんだ?)
   -亀甲縛りのアニを見て
   (まさか、本当に食われようとしたのか?)

ピクシス「今すぐ、壁の調査に逝けぃ」
   (あ、字、まちごうた)

ハンネス「は、は!直ちに向かいます!」
    -退室しながら
    (マジかよ!今日はこれが目的で来たのかよ)
    (今まで言ってたのって本気だったんだ)

ピクシス「ところでハンジ君、女型に尋問して巨人化の秘密を聞き出すのだよね」

ハンジ「はい、尋問で無理なら解剖も厭いません」
   「ところで、どうやって目型の結晶化を解いたのですか?」

ピクシス「ん?ん?そりゃ、どぴゅっっと、せー・・・いや、説得したのじゃよ」

ハンジ(どぴゅっとせー?・・・・し?か??おいおいこの爺さん何してんだよ」

ピクシス「人類も巨人化できる者が増えたら巨人に対抗できるんじゃが・・・」
    (別嬪なおなごを巨人化させれたいんじゃが)

ハンジ「はははは、そうですね」
ハンジ「確かにそうです。私もその方向で研究しておりますが」
   (ふぅ、なんとか話を逸らせたい)
   「ところで調査兵団からも新兵を壁の破損調査に向かわせましょうか?」

ピクシス「新兵といえば、ちょっと前までは104期の訓練生じゃったな」
    「104期からの調査兵団にには《女神》と同期から呼ばれていた娘がおったじゃろう」

ハンジ(まさか、卒アルチェックとかしてんのか?)
   「クリスタですか?んーん彼女はちょっと・・・」
   「ウォール教のニック司祭によると、壁と巨人の秘密の継承者でして」
   「人類の未来を左右する存在ですから」
   「巨人化実験に使うわけにはいきませんし、有力な貴族の跡取りですから」

ピクシス「そうか、それは残念じゃ、絶世の美女で性格が女神なら・・・」
    (そやつであれば儂の長年の願いを叶えてくれるかと思ったのじゃが)

ピクシス「それじゃあ、おぬしはどうじゃろ?巨人化してみては?」

ハンジ(それじゃあ?って補欠かよ!)
    「確かに最初の被検体に自分を使うかもしれませんが・・・」

ピクシス「おぬしでも、なかなか別嬪な巨人になるじゃろうな」
    (ここらで妥協するしかないかのう)

ハンジ(でもってなんだよ、でもってよ)
   「いえいえ滅相も無い。巨人は中の人間の形質が現れるらしいので・・・」
   「別嬪でもない私の巨人は、きっと、ただの奇行種ですよ」

ピクシス「そうか。君も調査兵団の奇行種と呼ばれていたのじゃよな」
    (こやつも変態じゃ、もしかしたら・・ワクワク)

ハンジ(やべ、余計な事、逝っちまった。って字ぃ間違えたし)
   (おなじように巨人フェチとはいえ方向性が全く違うし)

ピクシス「巨人になったら人間を食いたいとか思わないものかね?」

ハンジ「奇行種は人に興味を示さない固体もありますので」

ピクシス「巨人になって儂を食ってみんかね?」-聞く耳持たず強引に
    「巨人の研究なら巨人の気持ちになることも必要なのでは?」
    「この老いぼれでも、巨人研究に身を捧げたいという気持ちもあるのじゃが」

ハンジ(正当化する?おいおい、この爺ィ、誰か何とかしろよ)
   「何をおっしゃいます。それは人類の多大な損失になってしまいます。」
   「どうせ食うなら別の・・・」

ピクシス「別のって・・・誰かあてはあるのかね?」

ハンジ(やべ、若くて活きのいいアルミンとか言いそうになっちまった)
   「それよりも、司令。」(話題を変えねば)
   「巨人を小型化できる兵器があれば、巨人を無力化できますよ。」

ピクシス「ほほう、それが出来れば人間も小型化できるのかね」
    (儂が小型化した方が手っ取り早いかの)

ハンジ「それよりも、緊急事態ですから、早く持場に戻らねばならないのでは?」
   「司令が不在では駐屯兵団の士気もあがりませんよ」

ピクシス「そうじゃった。今日はここまでとしよう。」
    「後日、また来るぞよ」
    -ピクシス退出

ハンジ「アニ? 何があったの?巨人を解除すれば亀甲縛りは解けるけど」
   「とりあえず、人間に戻らないか?即、拘束させては貰うが」

アニ(そうね。この人なら巨人愛があるから、あの爺ィよりも安心か)
  -シューーーーーっと巨人を蒸発させて解除
   「ハンジ分隊長、私は戦士であることよりも、乙女であることを選びたい」
   「そのために、私をあの変態爺から守っていただくことを条件に」
   「私が知りうる情報を全てお話しします」

ハンジ「わかった。私もそれが一番良いと思う。」
   (あの変態爺ィの蛮行が功を奏してしまったようだ)
   「貴様の安全は私が全力で守る」
   「その代りと言ってはなんだが・・・・」
   「色々な実験には巨人化してつきあってもらうよ」
   (あんなことや、こんなこともね)-ニヤリ

                  終

我ながらこえはひどい・・・
ごめんなさい

by作者

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