杏「こずえと」 (47)
シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375276973
杏「はぁー、事務所は涼しくて快適だなぁ」ダラダラ
杏「快適ついでに仮眠室で昼寝でもしようかな」
杏「今日は事務所に誰もいなくて静かだし、ゆっくり眠れそうだ」
杏「12時間ぐらい寝るぞー」
ガチャ
杏「…ん、誰か帰ってきた?」
シーン…
杏「…無言だ。泥棒…なわけ、ないよね」
杏「誰か帰ってきたのー?」
こずえ「………?」
杏「おや?」
杏「えーと、ウチの子…じゃ、ないよね?」
こずえ「こずえ…ぷろでゅーさーに…いわれてきたのー」
杏「プロデューサーに?…ん、こずえ?」
杏(そういえばプロデューサーが沖縄でスカウトしてきた子の中に、そんな名前の子がいたような…)
杏「もしかして、新人の子?」
こずえ「んとねー…こずえ…あいどるに…なるんだってー」
杏「やっぱり」
杏「杏よりちっちゃい子なんてそうそういないと思うんだけど…」
杏「プロデューサーもよく見つけてくるねぇ」
こずえ「…?」
杏「あ、ごめんごめん、こっちの話」
杏「とりあえず自己紹介かな。双葉杏だよ。17歳」
こずえ「えっとねー…ゆさ…こずえだよぉー…11さい…なのかなー?」
杏「えっ、11歳?」
杏(7~8歳ぐらいだと思ってた…)
こずえ「うんー…11さいだって…ママが、いってたのー」
杏「言ってたって…自分の年、覚えてなかったの?」
こずえ「んー…こずえ、よくわからない」
杏「そ、そっか…」
こずえ「あんず…よろしくねー…」
杏「ん、よろしくね」ナデナデ
こずえ「えへへー…」
杏(なんか不思議な子だなぁ…大丈夫なのかな色々と)
前回のラジオの前日談?
こずえ「あんずは…なにをしてたのー?」
杏「ん、別に何もしてなかったよ。涼しくて快適だし、昼寝でもしようかなーって」
こずえ「こずえ…おひるね、すきだよー」
杏「お、それはいい。気が合いそうだね」
こずえ「こずえ…あんずと、きがあうー?えへー」
杏「一緒に昼寝でもしようか」
こずえ「うん…こずえ、あんずと…おひるねするー」
杏「あー…ちなみに、こずえは今日は事務所に何の用だったの?」
こずえ「ぷろでゅーさーが…こずえを、みんなに…しょうかいるするって…」
杏「なるほど。でも…今、事務所に杏しかいないんだよね」
杏「プロデューサーすらいないし」
こずえ「そっかぁ…」
>>6
そんな感じです
杏「まぁ、昼寝してたらきっと誰か帰ってくるよ」
杏「さー、昼寝だ昼寝。仮眠室はこっちだよー」
こずえ「わぁい…あんずと…おひるね…えへー」
杏「ここの仮眠室は快適だからねぐっすり寝られるよー」
こずえ「なんだか…おとまり…するみたいー」
杏「実際、ここにお泊りして仕事に遅刻した17歳さんがいるから困る」
杏「…っと、今のは忘れて」
杏「まだ杏が知ってる事を知られたらいけないからね…ふふふ」
こずえ「…?」
杏「うをーふかふかベッドだー」ボフッ
杏「こずえも好きなベッド使っていいよー」ゴロゴロ
こずえ「こずえ…あんずとおんなじべっどが…いいー」
杏「ん、いいよー。じゃあこっちおいで」
こずえ「えへー…」ムギュ
杏(まだ出会って10分なのに、随分と懐かれたもんだなぁ)
杏(まぁ、杏もなんか親近感覚えたし…)
こずえ「くぅ…くぅ……」
杏「はやっ」
杏「…まぁ、いいか。杏も寝よう」
杏「ぐう」
―2時間後―
杏「…ん」ムクリ
杏「ふわぁ…どれ位寝てたかな…」
杏「…時計…大体2時間ってところかぁ…ふああぁぁ…」
こずえ「…んぅ…?」ムクリ
杏「おはよ、こずえ。目、覚めた?」
こずえ「おはよー…あんずー…んぅ…さめたー…」
杏「ん、そかそか」
杏「…ん?声と物音が聞こえるね。誰か帰ってきたみたいだ」
杏「この声は…」
幸子「ふふーん!今回のお仕事も完璧でしたね!」
幸子「やっぱりボクは可愛くて完璧ですね!」
幸子「あっ、もちろん輝子さんと小梅さんもよかったですよ!」
輝子「フヒヒ…そ、それはどうも…」
小梅「あ、ありがとう…えへへ…」
幸子「では、カワイイボクがお茶を入れてきましょう!少し待っていてください」
小梅「あ…う、うん、ありがとう…」
杏「この声は…142cmトリオだね」
こずえ「142せんち…とりお…?」
杏「身長が142cmの3人がいてね。それで142cmトリオ」
こずえ「そうなんだー…」
杏「…そうだ、面白い事考えた。こずえ、ちょっといい?」
こずえ「んー…なーにー…?」
杏「ふふふ…」
幸子「お待たせしました。紅茶でよかったですか?」
小梅「う、うん、大丈夫…ありがとう…」
輝子「お、お菓子…あったから…持ってきたよ…」
幸子「では、お茶会のスタートですね」
小梅「な、なんか…お、お嬢様に…なった、気分…」
幸子「そうですねぇ。桃華さんがいればもっとそれっぽかったかもしれませんね」
輝子「も、桃華は…本当のお嬢様…だからね…」
ガチャ
輝子「フヒ…?か、仮眠室の…ドアが…」
幸子「誰か休んでたんでしょうか」
小梅「だ、誰だろう…」
こずえ(働いたら負けTシャツ着用)「……」
幸子・輝子・小梅「!?」
幸子「えっ…え…だ、誰ですか?」
こずえ「あんず…だよぉー…」
幸子「いや違いますよね!?」
輝子(…も、もしかして…)
小梅(杏さんの…いたずら…?)
輝子「な、なんだ…杏さんだったのか…」
幸子「え!?」
小梅「お、おはよう…杏さん……」
幸子「え、2人とも何言ってるんです!?」
こずえ「あんず…かみんしつで…ねてたのー」
輝子「あ、杏さんは…仮眠室で寝るの…好きだね…フヒヒ」
幸子「いや、どう見ても杏さんじゃないですよね!?確かにちょっと似てますけど!」
幸子「これ…何かのドッキリですか…!?」キョロキョロ
小梅「さ、幸子さん…どうしたの…?」
輝子「ど、どう見ても…杏さん…だよ…フヒヒ」
幸子「二人は杏さんをTシャツで認識してたんですか?」
小梅「さ…幸子さん…疲れてるなら…す、少し、休んだ方が…」
幸子(え、あれ、ホントにボクがおかしいんですか?)
幸子(確かに最近、CD関係のお仕事や、試験なんかで忙しかったですけど…)
幸子(気づかないうちに体が疲れ切っていたという事ですか…?)
幸子「…そ、そうですね。少し疲れているのかもしれません」
幸子「ボクも仮眠室で少し休ませてもらいます…」
輝子「う、うん…それがいい……」
小梅「ゆっくり…休んでね…」
幸子「おかしいですね…どう見てもあの子は杏さんじゃないと思うんですが…」
ガチャ
杏(こずえの服着用)「お?」
幸子「あ」
杏「…こずえだよー…」
幸子「スタァァァァァップ!!!」
―5分後―
杏「あはは。いやー、ごめんごめん」
幸子「全く、杏さんのイタズラには困ったものですね…!」
杏「麗奈の気持ちになるですよ」
幸子「麗奈さんのイタズラと違って杏さんのは変化球過ぎて困るんですよ!」
幸子「小梅さんと輝子さんも、杏さんのイタズラだって気づいたなら教えてくださいよ…」
輝子「フヒヒ…ご、ごめん」
小梅「ら…ラジオの時の…感じで、つい…」
幸子「あのラジオをやり始めてから、小梅さんと輝子さんが杏さんに感化されてる気がしますよ…」
幸子「えっと…それで、この子がこずえちゃん、ですか」
こずえ「うんー…こずえが…こずえだよー」
幸子「独特な雰囲気を持った子ですねぇ…」
幸子「初めまして。ボクは輿水幸子です。よろしくお願いしますね」
小梅「し、白坂…小梅だよ…。よろしくね…」
輝子「ほ、星輝子…だよ…よ、よろしく…フヒ」
こずえ「さちこに…こうめに…しょうこー…よろしくねー…えへへー」
幸子「こずえちゃんも幸せ者ですねぇ。カワイイボクとこれから一緒にお仕事ができるわけですから!」
こずえ「さちこ…かわいいのー?」
幸子「それはもう、最高にカワイイですよ!」
こずえ「こずえ…かわいいの…すきだよー…」
幸子「えっ…あ、そ、そうですか!それはよかった!」
杏「予想外の反応されて困惑する幸子であった」
小梅「じゃ、じゃあ…こ、こずえちゃんの…歓迎会…する…?」
輝子「そ、そうだね…ちょうど、幸子が…紅茶、入れてくれたところだし…」
幸子「では、こずえちゃんの歓迎会も兼ねたお茶会にしましょうか」
幸子「こずえちゃんと杏さんの紅茶も入れてくるので少し待っていてください」
杏「わーい」
こずえ「わぁい…」
小梅「…や、やっぱり…似てる、かも…」
輝子「だね…」
幸子「それではこずえちゃん、CGプロにようこそ!」
小梅「よ、ようこそー…」
輝子「フヒヒ…ようこそ…」
杏「ようこそー」
こずえ「えへー…ありがとー……」
幸子「それにしてもプロデューサーさんもいい加減ですねぇ」
幸子「皆に紹介するためにこずえちゃんを呼んでおきながら、自分は仕事でいないなんて…」
杏「まぁ、事務所には大抵誰かいるから、最初からその子に任せるつもりだったのかもね」
杏「今回は杏だったわけだけど」
小梅「こ、こずえちゃんは…プロデューサーさんに…どんな風に、スカウト…されたの…?」
こずえ「んーとねぇ…こずえ…かわいいから…アイドル…なるー?…って…」
輝子「ず…随分、ストレートな勧誘だね…フヒヒ」
杏「事案になりかねない」
幸子「よく通報されませんでしたね…」
こずえ「じあんって…なぁにー…?」
幸子「こずえちゃんみたいな小さな子に、知らない男の人が話しかけて来る事ですよ」
幸子「今回はたまたまプロデューサーさんだからよかったですけど…」
幸子「知らない人に話しかけられても付いていかないようにして下さいね」
こずえ「うんー…わかったー…」
杏「まぁ、杏達もその知らない人についていった結果こうなったわけだけどね」
幸子「…た、確かに、そうですけど…」
輝子「こ、こずえ…クッキー…食べる…?」
こずえ「うんー…食べるー…」
輝子「じゃ、じゃあ…はい…あーん……」
こずえ「あーん…もぐ…おいしい…」
小梅「えへへ…こずえちゃん、かわいい…」ナデナデ
輝子「そ、そうだね…こずえ、かわいいと…思う…フヒヒ」ナデナデ
こずえ「こずえ…かわいいー?えへー…」
幸子「むむむ…」
杏「おや、幸子さんジェラスィーかね?」
幸子「ちっ…違います!ボクが一番カワイイのは確定事項なんですから!」
幸子「年下の子が可愛がられてるからって…!」
杏「はいはい分かった分かった。幸子も可愛いからねー」ナデナデ
幸子「と…当然です!もっと可愛がってくれてもいいんですよ!」
杏「しょうがない子だなぁ」ナデナデ
小梅「さ…幸子さんも…可愛い…」ナデナデ
輝子「フヒヒ…幸子かわいいよ幸子…」ナデナデ
こずえ「さちこ…かわいいのー」ナデナデ
幸子「ふ、ふふーん!みなさんボクが可愛くてしょうがないんですね!」
幸子「仕方ないですから、もっと頭を撫でてもいいですよ!」
ガチャ
李衣菜「お疲れ様でーす!」
小梅「しょ…輝子さん…可愛い…」ナデナデ
輝子「さ、幸子…可愛い…フヒヒ」ナデナデ
幸子「こずえちゃんはボク程じゃないですけどカワイイですね!」ナデナデ
こずえ「あんず…かわいいー」ナデナデ
杏「小梅はかわいいなぁ」ナデナデ
李衣菜「えっ、なにこの状況」
李衣菜「なるほどー、そういう事だったんだね」
李衣菜「こずえちゃん初めまして!私は多田李衣菜。よろしくね!」
こずえ「うんー…りーな…よろしくねー…」
杏「李衣菜 THE ROCK★はもうやめたの?」
李衣菜「うっ…そ、それはもういいの…なつきちに怒られたから…」
杏・輝子・小梅(やっぱり…)
幸子「何ですか、その痛々しい名前は…」
こずえ「りーな…ざ…ろっくって…なぁにー?」
李衣菜「なっ、なんでもないから気にしなくていいよー!」
こずえ「…?」
李衣菜「こずえちゃんは、どうしてアイドルになろうと思ったの?」
李衣菜「プロデューサーに誘われたにしても、何か理由とかあるんだよね?」
幸子「そういえば、まだそれを聞いてませんでしたね」
こずえ「あいどるって…なにを…するのー?」
5人「えっ」
幸子「こ…こずえさん?それも知らずにアイドルになったんですか?」
こずえ「んー…こずえ…まだ…あいどる…よく、わからないのー…」
輝子「プ…プロデューサー…」
小梅「な…何も、説明…してないのかな…?」
李衣菜「こずえちゃん…ロックだ…」
杏「またなつきちに怒られても知らないよ」
李衣菜「ごめんなさい」
こずえ「あいどる…おしえてー?」
幸子「そ、そうですね…とりあえず、アイドルがどういうものなのか教えてあげましょうか」
李衣菜「アイドルの活動といえば、まずは歌だよね!」
こずえ「おうた…うたうのー?」
輝子「雑誌の…モデルとか…」
こずえ「もでるー?」
小梅「写真を…撮ったり、するんだよ…」
こずえ「しゃしん…とるのー?」
杏「テレビ番組に出演したりもするねー」
こずえ「てれびにも…でるんだぁ…」
幸子「他にも色々ありますけど…代表的なものはこれぐらいですね」
幸子「こずえちゃんは、さっきボク達が言ったものの中で、やってみたいものとかありますか?」
こずえ「んー…よく…わからないのー…」
幸子「そ、そうですか…少し、難しかったですかね…?」
李衣菜「あっ、じゃあ、私達が実際にどんな事してるか見せてあげたらいいんじゃないかな?」
李衣菜「事務所なら私達が出演した番組を録画したヤツとか、雑誌とかCDとか、色々あるし」
小梅「あ…そ、それ…いいと思う…」
輝子「そ、そうだね…分かりやすいと…思う…」
こずえ「こずえ…みんなが…なにしてるのか…みてみたいー」
杏「じゃあ、まずは幸子がスカイダイビングした時のヤツを…」
幸子「何で真っ先にそれなんですか!」
李衣菜「まずはこれを持ってきたよー。私となつきちでロックフェスに参加した時のDVD!」
李衣菜「このイベント、ホントに楽しかったなぁ!」
李衣菜「プロデューサーとなつきちには無理を言っちゃったけど…参加できてホントによかった!」
杏「確かに、この時の李衣菜は本当に嬉しそうだったもんなぁ」
小梅「レッスン…凄く…頑張ってた…」
こずえ「りーな…かっこいいー…」
李衣菜「へへへ…」
幸子「歯ギター入門の本を読み出したときはどうなるかと思いましたけどね」
輝子「あ、あれは驚いた…フヒヒ」
李衣菜「うっ…そ、そんなこともあったかなー…?」
小梅「こ、この…雑誌…廃墟特集で…わ、私が…実際に、廃墟を…探検、した…」
李衣菜「うわっ…見出しが既に怖いね…」
幸子「スタッフさんもいるとは言え…よく1人で探検できますね…」
輝子「ぜ、絶対何か出るよね…これ…」
小梅「私と…スタッフさんだけじゃないよ…?『友達』も…一緒、だった…」
杏「…いや、その友達って…」
こずえ「…このしゃしん…こうめと…あとひとり…うつってる…」
幸子「えっ…?」
こずえ「ここ…はしらの…ところー…」
小梅「あっ…あ、あの子が…映っちゃってる…」
「うわあああああああああああああ!!!!」
幸子「ボクは歌番組でデビュー曲を初披露した時のDVDを持ってきましたよ!」
こずえ「さちこの…おうたー?」
幸子「えぇ、そうですよ。ボクの歌です!」
李衣菜「そういえば私もデビュー曲この番組で歌ったなぁ」
李衣菜「生放送だったから凄く緊張したよ」
輝子「な、生放送って…緊張…するよね…」
幸子「それにしても、ステージで歌ってるボクはやっぱり最高にカワイイですよね!」
こずえ「さちこ…かわいいー…」
杏「実は手に持ってるマイクがきりたんぽだったりしないの?」
幸子「しません!!」
輝子「こ、これ…キノコの…CMに…出たヤツ…」
こずえ「しょうこ…きのこの…きぐるみきてるー…」
小梅「あ…こ、このCM…私、好き…」
李衣菜「私も私も!面白いよね!」
『キノコーキノコーボッチノコーホシショウコー♪』
『オイシイーキノコハイカガデスー♪』
『というか…お前らをキノコにして食ってやるー!ヒャッハァー!!!』
幸子「これ…小さい子供が見たら泣くと思うんですけど…」
杏「キノコ嫌いの子供が『キノコに食われるぐらいなら逆に食ってやる!』って言って」
杏「食べるようになったとかなんとか」
幸子「そんなまさか…」
輝子「フヒヒ…」
杏「杏は菜々さんのお宝映像を持ってきたよ」
こずえ「おたからー…?」
幸子「ちょっ…自分のじゃないんですか?」
杏「まぁ、自分のじゃないとダメとは言われなかったし」
幸子「確かにそうですけど…」
李衣菜「菜々さんのお宝映像ってなんだろうねー!」
輝子「DVDに…菜々さんの字で…『絶対封印』ってラベルが貼られてる…」
幸子「これ、勝手に見ていいんですか…?」
杏「残してるって事は見ていいって事なんだよ、きっと」
小梅「そ、そうなの…かなぁ…?」
杏「じゃ、再生開始ー」
菜々『ウッサミーン♪みなさんこんにちはー♪』
李衣菜「なんか、画質が少し悪いね?」
幸子「最近の番組ではないということですかね…?」
小梅「ど…どこだろう…ここ…?」
杏「アキバ…かな?見慣れない店が多いけど」
こずえ「なんだか…ふしぎな…まちなのー…」
菜々『今日はプレステ2の発売日!どのお店も凄い行列ですねー!』
杏「プレステ…2…?」
李衣菜「プレステって、今3じゃなかったっけ?」
こずえ「ぷれすてって…なぁにー?」
輝子「え…えっと、ゲーム機…だけど…こ、こずえは…ゲーム、する?」
こずえ「んー…げーむ…したことないのー」
杏「…うん、なんか…ごめん、菜々さん」
幸子「やっぱりこれは封印しておきましょう…」
幸子「こずえちゃん、これでアイドルがどんなものか分かってもらえましたか?」
こずえ「んー…あいどる…ちょっと、わかったー…」
輝子「そ、それは…よかった…」
小梅「え…えっと、何か…やってみたい事…みつかった…?」
こずえ「うーん…それはー…まだ、よく…わからないのー…」
こずえ「でも…みんな…とっても…たのしそうだったのー…」
こずえ「だから…こずえも、みんなといっしょに…たのしいこと…したいなー…」
杏「うん、それでいいんじゃないかな。皆と色々やってれば自分のやりたい事も見つかるだろうし」
幸子「そうですね、今すぐ決めないといけない事でもないですし…」
李衣菜「こずえちゃん、これから皆で沢山楽しい思い出作ろうね!」
こずえ「うん、つくる…えへへー…」
李衣菜「そういえば、さっきロックフェスのDVD探してる時に」
李衣菜「この前のドリームLIVEフェスティバルのDVD見つけたよ!」
小梅「あ…み、見たい…」
幸子「ボク達142cmチームが初登場したライブですね!」
輝子「フヒヒ…あ、あの時は…かなり、緊張したよ…」
杏「なかなか個性的なMCで面白かったよ」
幸子「これを見て、もっと盛り上がるMCが出来るように研究しましょう…」
小梅「そ…そうだね…」
李衣菜「あたしとなつきちの最高にカッコよかったライブも見たいなー!」
杏「杏はフレッシュ☆チアーズのとこが見たいなぁ」
杏「ユッキがキャッツの応援して智香の目が点になってたとこ」
こずえ(こずえ…わからないこと…いっぱいだけど…)
こずえ(みんなと…いっしょなら…たのしいこと、いっぱい…)
こずえ(たのしみー…えへへ…)
―別の日―
こずえ「あんずー…いっしょに…おひるね…しよー…」ムギュ
仁奈「こずえおねーさんばっかりずりーですよ!杏おねーさんは仁奈とお昼寝するでごぜーますよ!」ギュウ
紗南「杏さんー!あたしとモンハンやろうよー!」ユッサユッサ
杏「いや、あの、ちょっと…同時に抱きついたり肩揺らしたりやめてー…」
杏「とりあえず順番に…」
友紀「杏ちゃんに甘える子が1人増えてる」
巴「杏姐さんはなんだかんだで面倒見がええからのう」
こずえ「あんずー…」
仁奈「杏おねーさん!」
紗南「杏さーん!」
杏「潰されるー…」
おしり
こずえちゃん狂おしいほど可愛い
見てくれた人ありがとう
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