日向「そのパンツ、被らせてもらう!!」 (12)
日向「ソニアぁぁぁあああああ!罪木ぃぃいいいいいい!!澪田ぁぁあああああ!!」ゴロゴロゴロゴロ
日向「西園寺ぃぃいいいいい!七海ぃぃいいいいいい!!終里ぃぃぃいいいいい!!」ドンドンドンドン
日向「小泉ぃぃぃいいいいい!辺古山ぁぁあああああ!!」バタバタバタバタ
日向「クンカクンカ!!スハースハー!!クンカクンカスハースハー!!」ブンブンブンブン
日向「イエス!クロッチ!!ぺろぺろクロッチ!!」グワングワングワングワン
日向「……」
日向「今日も【充実した夜を過ごした】な」
「それは違う…と思う」
B R E A K ! !
日向「な、七海!?どうして俺のコテージにいるんだ!?」
七海「鍵が偶然開いてて……なにか大きな物音が聞こえたから覗いてみたんだけど」
七海「まさか日向君がこんな行為をしてたなんて……」
日向「ま、待ってくれ!これは仕方無かったんだ!!」
七海「何が仕方なかったの?」
日向「思春期の男の子の部屋に異性のパンツが6枚もあるんだ!!ムラムラするわけがないだろ!?」
七海「……」
日向「だから【俺が頭にパンツを被る行為も仕方無かった】!」
B R E A K ! !
七海「それは違う…と思うな」
日向「ッ!?」
七海「ムラムラして…どうして頭に被るの?」
七海「日向君が本当にムラムラしてるなら…違う方法で、ムラムラを解決するよね?」
日向「そ、それは……!!」
七海「日向君……どうしてパンツを頭に被ってたのか、私に教えてくれない?」
七海「あと【私のパンツは返して】」
日向「それは違うぞ!!」
七海「違くない」
日向「……」
七海「早く」
日向「……頼む!この通りだ!!パンツだけは……パンツは俺の汗と涙の結晶なんだ!!」
日向「…ッ!そうか!わかったぞ!」
日向「七海、なぜ俺にパンツを渡したんだ?こういうことになりうる事態も想定できたはずだ!!」
七海「日向くんがどうしてもほしいって言ったからだよ」
日向「……」
日向「頼むよ七海!この事は皆に黙っててくれ!!あとパンツは持って行かないでくれ!!」
七海「でも…このまま日向君を放っておくわけにはいかないよ」
日向「そこをなんとか!!」
七海「うーん……とりあえず…私のパンツは返してもらうと…し…て……!」
日向「ぐぬぬ、パンツだけは……!」
七海「私のパンツを……手から離してっ……!」
日向「くっ!諦めるか……!せっかく七海からもらったパンツをこんな形で……!!」
ビヨンビヨーン
七海「はぁ、はぁ……強情だね、日向くん」
日向「はぁ、はぁ……絶望なんかに、負けたりはしない」
七海「………………」
七海「……さっきやっていた行為を…パンツの所有者達にちゃんと話して」
七海「それで、皆が納得したら…取り上げはやめてあげるね」
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