妹「」カキカキッ (48)



妹〔おなかすいた〕

姉「はいはい、用意するからちょっと待ってね」

妹〔分かった〕

妹「」カキカキッ

妹〔今日の夕飯は?〕

姉「ちくわの天ぷらとおひたし」

妹〔やった〕

姉「茜はちくわの天ぷら好きだもんねぇ」ナデナデッ

妹〔うむ〕

妹「」カキカキッ

妹〔...でも、おひたしは...〕

姉「...好き嫌いは?」

妹〔だめ〕

姉「よしよし」

姉「じゃぁ、茜、お皿並べてーっ」

妹〔はぁい〕


6月25日12時5分

...妹は声をなくした

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2004年6月25日

その日、私の両親が死んだ

死因は事故死

二人は見るも無惨な姿だったという

その日、運悪く父と母を迎えにいっていた妹、楓は

その悲劇を目の辺りにしてしまったのだ

その時高校に行っていた私は

まさか、そんなことが起こっているとは思いもしなかった

...その日は...強い雨の日だった



数学教師「...であるからして、3X×4Yとしてー...」

姉「...」カキカキッ

姉(...雨強いな...楓大丈夫かな、一人で迎えにいって)

姉(...心配だな)



...はぁっ...!はぁっ!!

ガラッッッ!!

体育教師「楠!楠はいるか!!」

姉「!」ビクッ!

姉「ど、どうしたんですか?先生そんなに慌てて...」

体育教師「...楠...落ち着いて聞いてくれ...」

体育教師「お前の...お前の両親が事故に遭ったらしいんだ」

姉「!!!」


...ザァァァァッッッ...!!

その、報告を伝えると同時に雨は一層と強くなったように私は感じた


姉「...はぁっ...!!はっ...!!はっ...!」

...バンッッ!!!

姉「お母さん!!お父さん!!」

姉「...!」

...私が病室のドアを開けると

冴えないかおでうなだれている医者

まるで、生気が抜けているような表情わやした、妹

そして...大きな寝袋のようなものにつつまれたものがベッドに2つおいてあった

姉「...そ...んな...」

医者「...最善は...尽くしたのですが」

医者「申し訳ございません!!」

医者は私に向かって土下座をし、謝ってきた

姉「...うっ...」!


姉「うぅっ...!!うぁぁっ...!!!」

私はその場に沈み混み、声を張り上げ泣いた

姉「おかぁ...さ...!!おとうさぁん...!!!」

私は回りなど気にせず、大声でないた

声がかれるまでないた

...だけど...それでも、涙は止まらずに流れ続けていた

妹「...」

...楓も...その時泣いていたと思う

だけど...声は聞こえなかった

いや

喋れなかったんだと...私はあとで知った




その日の夜

私の両親の通夜が行われた

姉「...」


親戚A「不憫ねぇ...」ボソボソッ

親戚B「即死だったらしいわよ」ボソボソッ

親戚A「可愛そうに..あの子達これからどうするのかしら」

親戚B「じゃぁ、あなた引き取りなさいよ


親戚A「いやよ...私の生活だって苦しいんだから...」

親戚B「しっ!聞こえるわよ...」


姉「...」

...何でなんだろう

何でうちのお父さんとお母さんが...死ななきゃいけなかったのかな

なにか、悪いことをしたわけでもないのに

...悔しい

姉「っ...」ギュゥッ..

私は太ももを強く握りしめ、苛立ちを隠した


祖父母「...皐月ちゃん...ちょっといいかい?」

姉「...おじいちゃん」

この人は私の祖父

昔から、優しく、親戚の中で唯一私たちのことを気遣ってくれた人だ

姉「...どうしたんですか?」

おじいちゃんはすこしためらったように口を動かし

少したってからその口を開いた

祖父「...茜ちゃんのことなんだけどね」


姉「茜が...どうかしたんですか...?」

祖父「茜ちゃん...一言もしゃべってないだろう?」

...そういえば...茜を病院で見たときから一言も喋ってない

茜「...ショックなんだと思います」

茜「両親がいきなり、なくなって...まだ、中学生ですし」

祖父「...皐月ちゃん」

祖父「...さらに追い討ちをかけるようで...申し訳ないんだけどね」

姉「...?」

祖父「病室の先生が言っていた」

祖父「...茜ちゃんは...ショックで声が出なくなってしまったらしいんだ。」


姉「...!!」

姉「...」

祖父「...お医者さんは...精神的なものだから、治るか治らないかは茜ちゃん自身って言ってた」

祖父「だから..茜ちゃんの声が出るかどうかは...まだ、はっきりとわからないんだ」

祖父「......」

おじいちゃんは目から涙を流していた

おじいちゃんは自分の娘が亡くなってすごく辛いはずなのに、それでも尚、私たちの心配をしてくれた

...本当にその気持ちは私はうれしかった

姉「...大丈夫」

姉「私が茜についてるから」

姉「絶対にまた元気にしゃべれるように...なるよ」

姉「だから、安心して?...おじいちゃん」ニコッ

祖父「っ...!!うっ...うぅっ...!!」

おじいちゃんは泣いていた

私も泣いた

姉「うぅっ...!うえぇっ...!!!」

涙は外で降っている雨と同じく、やむことを知らず

ただ延々と...泣き声と共に流れ続けていた

2005年2月2日

私は高校三年生になった

あれから、おじいちゃんに、一緒に住もうと誘われたが

私はお母さんやお父さんとの思い出があるこの家を捨てきれず、この家に住むことにした

しかし、親の遺産だけではこの先を過ごせるわけもない

なので、私は高校に通いながら、パン屋のバイトと内職を掛け持ちするようになった

妹は高校一年生になり

声が出ないせいで少し、不自由なところもあるが

いじめもなく、楽しそうに高校生活を送っていた



妹「...」タッタッタ


妹「...」ヨイショッ

...カランカラーンッ

姉「いらっしゃ...って、茜じゃない」

姉「...どうしたの?」

茜は制服姿で、ボードとマーカーを持っていた

茜はこっちを見たあとボードに顔を向け何かをもくもくと書きはじめた

妹〔学校終わったから、迎えに来た〕

妹「」カキカキッ

妹「何時ぐらいに終わる?」

姉「んー...七時くらいかな?」

私は時計に目をやり、時間を確認した

姉「迎えにきてもらって、悪いんだけど、まだ、一時間はあるから...帰っててもいいよ?」

茜はそれを聞くと少し、シュンッとした顔になりボードを抱え込み、うつむいていた

姉「んー...どうしよう...」

カランカラーンッ

店長「おはよー...」

姉「あ、店長おはようございます」

今、入ってきたショートカットの女の人この、パン屋の店長山田愛さん

顔色を見る限り、二日酔いみたいだ

店長「おぅ、おはよー、楠」

店長「?...どした?お客さんか?」

姉「あ...違います違います」

姉「この子は私の妹の茜っていいます」

姉「ほら、茜。挨拶は?」

茜は少し、照れた表情を浮かべ、ボードを取りだし店長の前に行った

妹「」カキカキッ

妹〔始めまして。楠茜です〕ペコッ

店長「...」

...内心言うと私は少し怖かった

声のことで何か言われるのではないかと

だけど、そんな不安は店長の一言であっさりと、消えてしまった

店長「...よろしくな、茜ちゃん」

店長「かわえぇ、ピンク色のボードやな、おねえちゃんにかってもらったん?」ニコッ

妹「...」キョトンッ

妹「」...カキカキッ

妹〔はい♪ありがとうございます〕

ありがとうございます。の後ろには妹が自作で作った猫によくにた顔文字が書かれていた


あれ?妹さんの名前は楓?茜?

>>12 茜です、ミスあったならすみません(笑)

あと、面白いですか?(笑)

姉妹物は大好物です

姉(珍しい...あれは、茜がよっぽど、嬉しいときに使うやつなのに)

姉「誉められたね、茜」ニコッ

私が茜に微笑みかけると、茜も私に、つられたように微笑みかえしてきた

店長「よし...もうちょいで、楠のバイト終わるから、そこの椅子座って待っときな」

そういうと、店長はレジの隣に積んである椅子のひとつをとり、店のはじっこにおいてくれた

姉「いいんですか?店長」

店長「まー、今日はもう客の入りも少ないしな」

店長「んで...待ってる間これ食べてな」

そういうと、店長は四つ余ってあったうちの一つのメロンパンを取り、紙袋に包み、茜に渡した



>>15-17

読んでくれてありがとうございます

すみません(笑)楓か茜か、名前迷ってたので...

姉「そんな...悪いですよ」

私がそういうと店長はいーからいーから。と茶を濁すように断られた

茜は首を横に振っていたが、やはり体は正直なのだろう

...くーっ...

茜「!!///」

茜は顔を真っ赤にし、下を向き、うつむいていた

店長「遠慮しても、体は正直だな」クスッ

そういい、店長は茜の手元にメロンパンをむりやり、つかませた

妹「...///」カキカキッ

妹〔ありがとうごさいます(*´ー`*)〕

店長「どういたしまして」ニコッ

そういうと、店長はパンの裏方をしてくるといい、工房に入っていった

姉「...良かったね、茜」

茜は頷き微笑んだあと、早速手元に持ってあったメロンパンを口に含んだ

...サクッ

妹「!」

妹「...」

茜はメロンパンをひとかじりしたあと、二口三口ともくもくと食べ始めた

姉(...よっぽど美味しいんだろうなぁ...)フフッ

私がそんな茜を微笑みながら、見ていると

妹は食べるのを一時中断し、私の口の近くにメロンパンを持ってきた

妹「...?」

今、茜が何を伝えようとしてるかは
言葉が話せなくても、分かる

私はそんな、茜の優しさが、嬉しかった

姉「...ありがとう」

姉「でも、お姉ちゃん今、バイトだから...またあとでもらうね」ニコッ

私がそういうと茜はボードに、〔分かった(`・ω・´)〕と書き椅子のところに戻り、座り込んだ

...それから、30分後

姉「...ふー...終わった」

時計のを見ると針は7時9分を指していた

私は店長にお疲れ様といい、更衣室で着替えたあと

パン屋の裏口から出て、またパン屋の入り口から、入ることにした

店長「おっ、お客さんかい」クスッ

姉「もぅ、店長からかわないでください(笑)」

店長と私は軽い冗談を済ましたあと、茜の方に目をやると

妹「...」スーッ

茜は体を壁によりかけ、よだれを滴ながら、寝むっているようだった

店長「あー...寝ちゃったか」

姉「すみません...」

そういい、私は茜のバッグを肩にかけ、茜をおんぶし、帰ることにした

店長「おいおい、大丈夫か?」

姉「はい!お疲れ様でした」ニコッ

私は店長に見送られながら、帰路を急ぐことにした


姉(...茜は高校生になってもちっさいなぁ...)

(笑)で煽られてる気がしてムズムズするお

>>23

煽られてるとは?

妹「...」クーッ

後ろの茜を見ると茜は幸せそうな笑みを浮かべながら、寝ていた

こうしてみると、まだ、中学生と間違えそうな幼い顔つきをしているなぁ。などと、考えながら片手をつかい、さっき茜がくれた、メロンパンを手に取った

メロンパンは茜が半分かじっており、少し、不格好になっていたが、私はかまわず、メロンパンにかじりついた

姉「...美味しい...でも」

何でだろう

いつもよく食べてるはずなのに

今日のは何故か一段と美味しく感じる

姉「...はうっ...もぐっ...! 」

私はあっという間にメロンパンを平らげた

姉「...ごくんっ!」

姉「...」チラッ

妹「...」スピッー....

姉「...」

姉「...あんたのお陰かもね」ニコッ

そう、呟き私は家に向かい走っていった


2005年2月2日終わり。

>>24
随分お上手な文章書きますね(笑)
みたいな小馬鹿にした感じ

おまけ
2005年2月2日

?夕食?

姉「いただきます」

妹〔いただきます〕

姉「今日はピーマンが安かったから、ピーマンの肉詰めでーす」

妹「...」←ピーマン嫌い

姉「あ...ケチャップ忘れた」

姉「とりにいこっと」
スタッ

ガラガラッ

妹「...」チラッチラッ

妹「」サッ


ガラガラッ

姉「...?どうしたの?茜」

妹「」カキカキッ

妹〔なんもないよ?〕

姉「...ならいいんだけど...」


姉「...あれ...ない」


妹「!!」ビクッ!

姉「...あんた知らない?」

妹「...」カキカキッ

妹〔食べた〕

妹〔美味しかったよ、さすがお姉ちゃん私の嫌いなピーマンも美味しく食べれた(>_<")〕

姉「...ふ?ん」

姉「誰もピーマンがないとは言ってないんだけどなぁ」ニコッ

妹「!」←墓穴を掘った

※このあと、茜は罰としておやつ代が貰えませんでした


楠家の今日の献立

・ピーマンの肉詰め
・お味噌汁
・サラダ
・ご飯

楠家の豆知識っ!コーナー

No.1【茜のボード】
書きやすく消しやすい、dreamtown(デパート)のお目玉商品(税込890円)

色は白しか無かったが皐月が塗ってくれたぞ!
※ちなみに簡単な挨拶(こんにちわとかいただきます)用のカードも持ってるぞ!

No.2【おやつ代】
簡単にいったら買い食いのお駄賃だぞ
!(週に一回だけ)

そして、茜の小遣いは毎月1000円だぞ!(おやつ代は200円)
終わり。

>>26なるほど確かになんか嫌ですね(笑)

あと、すみません
姉「ふーん」です

とりあえず、今日はここまでにしときます!

まだまだ、未熟ですが、これから頑張ってかいていこうと思うので応援よろしくお願いします!

おやすみなさい

期待

>>30

おはよー...です
ありがとうございます

さて今日も元気に書きますか!

どういう話になるのか気になるので期待してるが
(笑)については使おうと思うなら気にせず使い続ければいいと思う
個人的には煽られてると感じるって意見が出たことにビックリした

2005年3月6日

冬の寒さも過ぎ去り、穏やかな暖かさが包む春

そんな、嬉しい季節ですが、同時に別れが多い悲しい季節でもあります

私、楠皐月ももう少しで高校生を卒業

...友達とも離ればなれになるなぁ...


でもそれは仕方がない

私一人が寂しいわけじゃないんだ

でも...

でも、やっぱり

姉「別れは辛いよねぇ...」

春奈「...はぁ?」

春奈「いきなりどーした、皐月」クスッ

春夏「変なものでも食べたん?」ニヤニヤッ

この目の前でニヤニヤしてる黒髪のツインテールは私の親友春奈ちゃん

運動がすごくできて、性格もいいし、みんなの人気者だ

...でも、勉強は...

春奈「ねぇ、皐月、今失礼なこと考えてない?」


姉「メッソウモナイ」

春奈「ナラヨシ」

春奈「...てか、あんた、高校卒業してからどーすんの?」


姉「う...卒業してからかぁ...」


春奈「...」ジーッ

姉(春夏ちゃん、私が進学もなにもしないっていったらちょっと、拗ねるんだよねぇ...)

姉「そ...そういえば、昼休みだったね、先にお弁当取ってこなきゃ」アハハッ

といい、私は軽く話を濁しつつお弁当を取りに行った

...春奈ちゃんの気持ちは嬉しいんだけど...生活も厳しいしなぁ...


妹の修学旅行代、生活費、家の家賃...

いっぱいあるなぁ...

姉「...はぁ」

...ぽんぽんっ

などと、ため息をつきながらお弁当を取り出していると肩に誰かが、手をおいていることに気づいた

姉「んっ...?誰だろ...」クルッ

...ぷにっ

姉「...」

姉「...黒崎くん...」ジーッ

黒崎「ひっかかったひっかかった」クスッ

この、紙が長めの一見チャラそうに見える男の子は黒崎くん

私の幼馴染みで、趣味はお菓子作りと漫画集め

昔から、よくお菓子を作ってはうちに持ってきてくれた、優しい子だ

私の両親が死んだあのときも黒崎くんは必死に励ましてくれたっけ...

黒崎「今日も手作り弁当かー、お前すごいな毎日」

姉「妹のもつくらなきゃいけないし、ついでだよ、ついで」

姉「そういう、黒崎くんはまた、パン?」

黒崎「今日はお袋が熱出しちまったからなー」

黒崎「家、かえって看病しなきゃなー...」

姉「え?大丈夫なの?おばさん」

姉「...お見舞い行こうか?」


黒崎「あー...いやでも、大丈夫」

黒崎「お前だって、バイトあるだろ?」

黒崎「心配すんな、俺んちのばばぁのことだ百年たっても生きてるよ」ハハッ

黒崎「あとー...お前に渡すもんが...」ゴソゴソッ

そういい、黒崎くんはかばんから、タッパーを取りだし、私に差し出してきた


皐月「おっ...パティシエ黒崎は今日は何を作ったのかなー...」パカッ

私がタッパーのふたを開けると中には桜色の可愛らしい形の大福が5つ入ってあった

...そして私の大好物でもある

姉「わぁっ...可愛い」

黒崎「だろー?..今回はお前が体重を気にせず、食べれるよう...砂糖は少な目にしといたからよ」ニヤニヤッ

姉「!///」

姉「ばっ、ばかっ!//」

私が赤面になりながら、怒ると黒崎くんは
軽く笑いながら、自分の教室に向かい走っていった

黒崎「じゃぁなー」ニッ


姉「...もうっ...」ハァッ


姉「...」チラッ

手元にあるタッパーを見ると桜色の美味しそうな大福が食欲をそそり尚且つこちらに語りかけてくるようだった

「お前、昼飯食ってないだろ?」...と

...あれ...お昼御飯といえば...なんか忘れて...

...

姉「...あっー!春奈ちゃんと食べるの忘れてた!!」




春奈「...」ムスッ

姉「ご...ごめんね...春奈ちゃん...」

>>32

ありがとうございます!

でも、それも意見として活用させてもらいます!

春奈「...別に怒ってないですけど」

姉(なぜ、敬語ぉ...)

姉「え...えーと...ほんとにごめんね!ほんとに!!」

春奈「...」

春奈「はぁ...もういいわよ」

春奈「早く、ご飯食べよ。昼休みのじかんなくなるよ、もう」コツンッ

姉「あいたっ」

姉「...春奈ちゃん...」ジーンッ

春奈ちゃんは少し、怒ってたけど許してくれました

それは嬉しかったけど...でも、まだちょっと、怒ってたみたいで

春奈「...今日のお弁当の主食なに?」


姉「んー?」

姉「...アジフライ」


春奈「」ヒョイッ

姉「はぅっ!」

春奈「半分もーらい」サクッ

...アジフライを半分とられました

放課後

...キンコンカンコーンッ

オワッタッー

オツカレッー

マタナーッ

姉(今日の夕飯どうしよっかなー...)テクテクッ

姉(たしか卵があったっけ...あとは。ベーコンと玉ねぎ...)

姉「...よし」

姉「オムライスにしよう」


何てことを考えているといつのまにか家についていた

人間集中すれば、物事は早く進むんだな。などと一人感心しつつ家のなかに入っていった

姉「...ただいまー」




おつ
姉妹百合かと思ってたら男かぁ

>>39

それはこれからの展開によりますね♪

お楽しみに!

妹「」タッタッタ!

姉「?茜ただい...」

...ダキッ!

姉「...?どうしたのよ、茜いきなり...///」

家にはいると同時に

茜が私に抱きついてきた

理由はわからないがこれは茜のテンションが高いときによくする事だ

妹「」カキカキッ

妹〔友達つれてきた〕

妹「」フフンッ!

茜は自慢げにボードにかいたあと、また、走って二回に上がっていった

姉「こらっ、階段は走らない」

姉(...茜が友達を連れてくるなんて何年ぶりだろう)

姉「まぁ...友達を連れてくるのはいいことだ」クスッ

私は一人つぶやくとバックをリビングに置き、茜たちにお菓子を持っていこうと戸棚を開ける

姉「あーっ...今日に限ってないのかぁ...」

姉「買いに行こうかな...あっ」

そういえば...バッグに黒崎くんがくれた大福があったっけ

私はリビングに戻りバックのなかから、大福を二個取りだしお皿に一個ずつ盛り

お茶を入れた後、茜の部屋に上がっていった

コンコンッ

?「あっ...どうぞ」

姉「...茜、おやつもってきたよ」ガチャッ

姉妹や祖父など主要キャラは名前では書きません

友達などは多いので名前で書きました

ややこしくてすみません

ドアを開けるとそこには茜と見知らぬ女の子が座ってトランプをしていた

見知らぬ女の子は座っていても分かるほど、背が高く長めのポニーテールをしている

...まるで、茜と真逆だなぁ。

姉「えーと...茜のお友だちかな?」

私がそう聞くと女の子はトランプを置きこっちへ向りむいた

椿「始めまして」

椿「茜ちゃんのお友だちの北川椿と言います」


女の子はとても、礼儀正しく挨拶を返してき

その風貌はまるで、高校一年生には見えず、凛とした雰囲気を漂わせていた

姉「いえいえ、こちらこそ」

姉「茜と仲良くしてくれてありがとう」ニコッ


そう言い、私がおやつとお茶を床に置くと椿ちゃんは「あ、すみませんありがとうございます」と一言言い残し茜の方に目を戻すと

茜は手元に大福を持ち早速、かぶりついていた

妹「」モッチモッチ

妹「」カキカキッ

妹〔これ美味しい!〕

椿「そうだね、美味しいね」ニコッ

椿ちゃんと茜は二人で笑いながら、大福を頬張り喜んでいるようだった

姉(...私も後で食べよ)ジッー

妹「...?」

ただいま

きょくはねおちしたらごめんなさい...

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