【おまけの】おまけのクリスタちゃん【小林君パロ】(38)

やってまった!
原作好きの方申し訳ありません!

「進撃の巨人」の「おまけの小林君」パロです


転校してきた小さな女の子、クリスタ
そのまわりには、小さい可愛い子大好き!なユミル
おしゃべり苦手なベルトルト
パロ変換できなかった千尋は千尋のままで揃ってます

千尋もユミルにしたかったのですが悩んだ末、ユミルを吹雪にしました
が、できればおまけで千尋をやらせてみたいと思っています


グラサン家庭科教師のライナー、毒吐き少女アニ
爽やか少年エレン、破壊少女ミカサ
ダンス大好きコニー、毒吐き少女の友人ミーナがいますが……登場するかは謎

なお、パロの都合上、彼らのファミリーネームは小林君本編通りとなります

ぽっぷんコメディ小林君の学園ライフを、進撃メンバーにも楽しんで貰えたらと思います


彼女に言わせればクラスメートなんて失格である

でかい図体、臭い、汚い、汗臭い、騒がしい男子
うるさい、かしましい、噂ばかりの、騒がしい女子

……そこまで言うか?小林ユミル

そんなユミルを目の前に、向日葵高校の校長キースは声を発した


キース「あれが君のクラスの委員長だ。小林、あとはよろしく頼む」

クリスタ「え……小林?嬉しいわ、私も小林なの……よろしくね」ニコニコ



――しかし奇跡は起こったのだ


【ホームルーム】

クリスタ「小林クリスタですっ!どうぞよろしくおねがいしまーす!」ウキウキ

「な、何?」

「このコいくつだ?」

「うちに転校ってことは……つまり高一だろ」

「げげっまじで!?」


「かわいー!」


ユミル(そうだろうとも、皆驚け!わたしゃ腰が抜けたぞ)ポー

クリスタの登場で、彼女の心はすでにパラダイス状態にあった
それは何故かと言うと……


――回想――


【校長室】

クリスタ「……小林さん?」

ユミル(まずいっ!何こいつ!?可愛いっ可愛すぎーーっ!)ハッ!

ユミル「い……っいやなんでも……」

ユミル(ヤバいぞ!このままでは……いけないおねーさんだ!)アタフタ

クリスタ「大丈夫?具合悪いの?」ニョッ

ユミル(か、可愛いが……覗き込むな!その上目づかいするな!!///)

クリスタ「いいよっ!私につかまって!」

ユミル(……と、言われてもな――)タヨリナサゲ


ユミル「…………」ツンッ

クリスタ「きゃあ!」


ユミル(なんてバランスの悪い幼児体型!!加えてこの愛嬌のある反応!!……おまけに間抜け!

クラス委員だなんて面倒なダケと思っていたら、こんな楽しみがついてこようとは……!)


そう、彼女は筋金入りの隠れチビッ子好きだったのだ


――回想終了――


【ホームルーム】

クリスタ「あ、ユミル―!」フリフリ

「!?」

「は?」

ユミル(げっ!!)

クリスタ「さっきはありがとー!」フリフリ

ユミル(まっ…まずっ!!)ハッ!

「ゆ、ゆみる?」

「呼び捨て?」

「……ぶ、くくっ」プルプル


ユミル「…………」ギロッ


「すみません、なにも聞いてません」ハッ

「ごめんなさい」アハハ

「ひぃぃ、俺も笑ってません」ギャッ

ユミル「…………」ツンッ

クリスタ(あ、あれ?怒っちゃったのかな?)シュン

ユミル(ご、ごめんよクリスタ!私はあくまで、隠れ子供好きだから……)シュン


担任「あ、まぁまぁ仲良くやってくれ、それからな

間違えないように言っておく、このクラスには既に“小林”が3人いるんだ」エーット

担任「小林ユミル……は知っているな?後は、小林ベルトルト、それと小林千尋」

千尋「……はい」

クリスタ(うわあ、うわあ……4人も!?)

担任「面倒だが、皆も混乱しないようにな」

クリスタ「すごいね、まるで兄妹みたい」ポソッ


シーン


ベルトルト「…………」

ユミル「……?……」

千尋「……へぇ」


…………ぷっ

「ぎゃははは!」

「ぎゃー、おかしー!」

「かわいー」

「兄妹だってー!」

クリスタ「え!??」ビックリ

クリスタ(き、聞こえちゃった……?///)


クラス全体が爆笑に包まれる
かくしてクリスタちゃんは、無事クラスの人気マスコットの座を獲得したのであった


【休み時間】

ハンナ「悪いこといわないからさ!」

クリスタはクラスメート達に囲まれ、話をしていた

ハンナ「クリスタちゃん。あの三人の“小林”に近づいちゃダメだよ?」

クリスタ「え、どうして?」

ハンナ「その……それぞれにすごく…………アウトローでヘンな連中な訳なのよね」ウーン

クリスタ「……呼んでくる!」ガバッ!

フランツ「こらこらこらこら、人のいうこときいてないのかっ」ガシッ

クリスタ「そんな言い方、皆酷いよッ……付き合ってみなきゃわかんないでしょ!?」

ハンナ「……判った、おしえてあげる」


ハンナ「小林ユミル、小林ベルトルト、小林千尋と言えば別名“A組のバミューダトライアングル”

あの3人の間を彷徨って自分を見失った者は数知れず!」

フランツ「担任のオレオね、入学当初は80キロあったんだって……」トオイメ

ハンナ「ほんの数カ月の間にガリガリに……A組でSFが巻き起こってしまったのだ……」

トーマス「あいつらにかかれば、クリスタちゃんなんて一口でペロリだよ」

フランツ「それぞれが好きで、一人でいるんだからさ……放っとけばいーんだよ」

クリスタ(そうかなぁ……一人が好きなんて、そんな人いないよ)シュン

クリスタ(ユミルだってすごく親切だし、おまけにクラスの委員長じゃない。きっと……)


ガラッ!


ユミル「注目っ!!」

一同『』ビクッ!!


ユミル「例にもよって例のごとく、今朝の小テストが返ってきたぞ!

70点以下の者はやり直しの上、放課後再提出!無論助けあいは無し!

名前を呼ばれたら直ちに取りに来ること!遅れた者は点数公開の刑!」スタスタ

クリスタ(!!?)ビクッ

ユミル「中川51点広崎64点吉田30点!」スラスラ

「わわわっ!早い!」バタバタ

「それ俺のだ!」バタバタ

「わー!見るなぁ!!」バタバタ

ユミル「江夏!相変わらず字が汚いぞ58点!なんだぁこの点はっ小林……」ハッ

クリスタ「」ビクビクオドオド

ユミル(しまった)

ユミル「ク、クリスタちゃん……は……」

ユミル(わ……忘れてた)

ユミル「……11点…、かな?」

クリスタ「」グスグス


フランツ「気にすることないよ、クリスタちゃん」

ハンナ「大丈夫、大丈夫!あとでみんなこっそり答え回しているんだよ」ナデナデ

トーマス「一緒にやろうな」ポンポン

クリスタ「……ううん、私はいい」ゴシゴシ

クリスタ「自分のせいだもん、がんばるっ」グッ!

フランツ「おお!その意気だ、頑張れ!」



ユミル(あああ、クリスタを怯えさせてしまった……)ワタシノバカ

ユミル(ああ、そんな問題……私にちょっと聞いてくれたら手とり足とりっ!……イケない事まで教えちゃうぜ)ウーン


【休み時間】

クリスタ「ん?あれは……

私のクラスの小林ベルトルトくん?」



ベルトルト「」

不良「」

不良「」


クリスタ(うわぁ、あんなにお友達に囲まれてっ……なあんだ、ちっとも一人ぼっちじゃないんだね!)ヨカッタ


不良「チョウシニノンナ!」

ベルトルト「…………ぁ?」

不良「チョットツラカセヨ」

クリスタ「わ、私も声を掛けてみよっ!小林く……」

ベルトルト「僕は逃げも隠れもしません……よっ!!」ドガッ

クリスタ「!?」ビクッ


クリスタ(えっ、な……なに!?)

不良「みんなやっちまえっ……!」ダッ

ドガ!バキ!ドカッ!

クリスタ(…………喧嘩?)ソロソロ

クリスタ「……」ダッシュ

クリスタ「……」カクレカクレ

クリスタ「……こっ、こわいよぉ」ポロポロ


クリスタ(やっぱり、皆の言う通り近づかない方が……ううん!そんな事ないよねっ!同じ“小林”同士仲良くできるよっきっと!)フルフル

クリスタ「きっと今日は日が悪かっただけで……」

千尋「クリスタちゃん」ニョキッ

クリスタ「!」

千尋「転校生のクリスタちゃんだろ?どうしたの、そんな所で」

クリスタ「もう一人の、小林君!」

千尋「ねぇ君、校内見学はすませた?良かったら案内するよ」ニコッ

クリスタ(うわぁ……)ジーン

クリスタ「うん!」

千尋「さっ、行こうか!」ギュッ

クリスタ「小林君って親切だね!本当にお兄ちゃんみたい!」スタスタスタ

千尋「オレと兄妹になりたいだなんて、迂闊なことこの上ない」スタスタスタ

千尋「ホントにおもしろおかしいヤツだねキミは!はははははははははは!」スタスタスタ

千尋「ときに、クリスタちゃんは部活動するをする予定なんかあるかい?」クルッ、スタスタ

クリスタ「えっ…うっ……ううん」スタスタスタ

千尋「そうかい、それは好都合」スタスタスタ

クリスタ「あ、歩くの早いねっ」アセアセ

千尋「オレは実験クラブへ入っているんだ、良かったら協力してくれるかな?」スタスタスタ

クリスタ「……?うっ、うん」スタスタスタ

千尋「それは良かった」ピタッ

千尋「じゃ、早速」シュルル

クリスタ「え、小林…ひやああ!」グルグル

千尋「さぁクリスタちゃん、目隠しをしてぐるぐる回転したよね」

クリスタ「あ、あぅぅ……」フラフラ

千尋「動物の帰巣本能の実験だよ。次の授業まであと5分だ……がんばれよ!」スタスタ


クリスタ「え、えぇ!!」アタフタ

クリスタ「……め、目隠し…とれな……」アタフタ

クリスタ「………ぅー…………と、取れた!」ハラリ

クリスタ「こ、小林く……」キョロキョロ

クリスタ「……」キョロキョロ

クリスタ「」キョロキョロ

クリスタ「」ウルウル

クリスタ「小林くーん!ど、どこー!!?」ウワーン



千尋「」クスクス

クスクス、ワナダヨ



きーんこーんかーんこーん♪


【数十分後】

ユミル「……こ、小林千尋についていったぁ!?」ゼイゼイ

クリスタ「」コクン

ユミル「授業が始まっても帰ってこないと思ったら!

……あいつはねぇ、クラスでも一番タチの悪い男なんだ!次からは誘われて行ってもついていったりするんじゃないぞ!」ゼイゼイ

クリスタ「は……はいっ」ウルウル

ユミル(はっ!!またつい、いつもの調子で……!)ハッ!

クリスタ「……ユミル、5時間目に遅刻させちゃってごめんね」ウルウル

ユミル「そんなこたあ別に……」

クリスタ「でもねっ」

クリスタ「心配してわざわざ探しに来てくれたんでしょ?……ふふ、私嬉しいなぁ」ニコッ

ユミル「………………///!」

ユミル(かっかわいいっっ///)フラフラ

クリスタ「?」ニコニコ


ユミル「――な……なんか困ったことがあったらいつでも、私んとこにきなさい……いいね?」シタゴコロ

クリスタ「うんっありがとう」ニコニコ

クリスタ(わぁい、やっぱりユミルはいい人だ!きっとみんなは誤解してるダケなんだね)ニコニコ

クリスタ(2人の小林君はちょっと怖かったけれど、ユミルは大丈夫!きっと仲良しになれるよ!)


そんなこんなで
クリスタはクリスタにとって、実は一番の危険人物「小林ユミル」と仲良しになったのでした

転校1日目はこれにて終了
次はもっとお友達が出来るといいな!そんな事を思う、クリスタなのでした

ちゃんちゃん♪

書き込みも一日目終了です
個人的に好きだった脳内パロディを具現化しただけなので、書きたいとこまで書き続けようと思っています

おまけの小林?って何だ?

>>22 やっぱりマイナーすぎるか
森生まさみ原作「おまけの小林クン」

ちっこい男の子がショタコンの女、背の高い寡黙男、サディストな美男子と交流する話
面白いより、可愛い少女漫画


【ちょっとあらすじ】

向日葵高校に転校してきた私は、クラスメイトに自分と同じ名字“小林”が3人もいる事を発見!
なんだか内2人は怖いけれど……きっといい人だよね!うん、怖いけれど……ね

でも仲良くしてくれる小林ユミルと一緒に、私……小林クリスタは頑張ります!
残りの2人も、ゆっくりと時間を掛けて仲良くなれば大丈夫だよね!



ユミル「…………」ジャバジャバ

ベルトルト「…………」カチャカチャ

千尋「……♪」カタカタ

クリスタ(なんでこんな急に4人きりなんだろ)シュン

ここは学校、放課後は掃除の時間
名前順に清掃場所を任されているので、クリスタは小林ユミル、小林ベルトルト、小林千尋と共に掃除を行っていた

クリスタ(あぅぅ……恐いよぅ)シクシク


千尋「やぁ!この間は災難だったねクリスタちゃん」ニョキ

クリスタ「ひゃ!?」ビクッ

千尋「ん……何怖がっているの?そうだ、気分転換にこんなの見てみない?」チャポン

クリスタ「……え、あ」

千尋「見て見て、綺麗な薬品だと思わない?」クルクル

クリスタ「うん、光にあたって……綺麗」

千尋「こっちにももう1つあるよ、両方ともビーカーに入っているから見やすいよね」ニコニコ

クリスタ「ほんとだぁ」

千尋「それぞれは大した薬品じゃないのに、混ぜると危険なんだって」

ユミル(クリスタになにやっているんだ、あのヤロー)イライラ


千尋「こんなに綺麗なのにね、なんか不思議な気がするよ」

クリスタ「……うん」

千尋「手を貸してくれる?」

クリスタ「こう?」

千尋「いや、手の甲を上にして……そうそう、じゃあ手の上に乗せるよー」トントン

クリスタ「…………え?」

千尋「罠だよ」ニヤリ


さて皆さん、お手を拝借
両手の手の甲を上に向けて下さい、その上に不安定な物が合ったとしたら……どうなると思いますか

クリスタの裏返した両手の手の、甲の上に……ビーカーに入った薬品
これは……なかなか動けない

千尋「もっかい言うけど、それ混ぜると危険だから」


クリスタ「と、取ってぇえええ!」パニック!

ユミル「小林千尋!!あんたってっ奴はぁ!!」ナニイジメテンダ

千尋「今どきこんな手に……ふふふ……」ダッシュ


どたばた ぎゃーぎゃー!

ベルトルト「い……」


どたばた ぎゃーぎゃー!

ベルトルト「いい加減にしろッ!!」

クリスタ「ひゃっ……!だって、薬品……」

ベルトルト「そんなのウソに決まっているだろ!」

クリスタ「そ、そうなの……?」

千尋「あ、そうそうクリスタ。更に君の周りにはあと3つの罠があるよ!」

クリスタ「え゛」

ユミル「まてっ小林千……え?」ガシッ


クリスタ「うぇえん、ユミルーー!」ギュウギュウ

ユミル(は?……ちょ、待て!私は今クリスタに抱きしめられ……!?///)

ユミル「なっ、ななな……///」カオマッカ

クリスタ「いかないでぇえ」ギュウギュウ

ユミル「だ、大丈夫だってば///」アセアセ

クリスタ「やだーっ」エーン

ユミル(“やだ”って、うわ!そんなっ///)アセアセ

ユミル(いかんっ顔が勝手にっ……にやけちゃ、う)ハッ!



千尋「…………」

ベルトルト「…………」

ユミル(しまった……)キマズイ


クリスタ「ゆみるぅ……」グスグス

ユミル「こ……」

ユミル(ばれた、ばれた……ばれちゃった、私の……///)カァッ

クリスタ「ゆみ……っ!?」

ユミル「この位のことで世話やかすんじゃないっ!!高校生だろ!」バシッ

クリスタ「……っ!」ビクッ

ユミル「…………ぁ」

クリスタ「そっか……そだよね」シュン

ユミル「……あ、あの、違っ」

クリスタ「私、帰るねっ!ごめんなさい」ダッシュ

ユミル「あ…………」


ベルトルト「……僕も、そろそろ」スタスタ

千尋「掃除のあとよろしくぅ」スタスタ

ユミル「…………待ちな」ギロッ

ベル千尋「…………」

ユミル「あんた達」ギュッギュッ

ユミル「そのままじゃ帰さないよ……!」

ベルトルト「……やっぱりか」ガックリ


千尋「いつも冷静で優等生の委員長ユミルちゃんが、まさかレズだったとはねぇ」クスクス

ベルトルト(そうなのか)

千尋「どおりで浮いた噂一つないとおもったよ」クスクス

ユミル「黙れ、私はただの子供好きなだ」イライラ

ベルトルト(そうなのか)

ユミル「とにかく……この件は一切、他言無用!誰かにバラしたらタダじゃ済まないよ、わかったな!!

そっちの無口な奴もだぞ!」ギロリ

ベルトルト「僕は別に…………趣味無いよ、こんな事」

千尋「オレもいーよ!黙ってて面白そうだし!……それよりユミルちゃんこそ忘れるなよ?」ニヤニヤ

ユミル「な、何を?」ギクッ

千尋「これで一つ、貸し!」ハッハッハッ

ユミル(……チッ、嫌な奴に借りを作った)イライラ


【教室】

クリスタ(昨日はユミルに悪い事をしちゃったなぁ)スタスタ

クリスタ(……友達と喧嘩した後は、昔からごめんなさいだよね)ハァ

クリスタ(でも、ユミル許してくれるかなぁ……昨日かなり怒っていたよね)ガラガラ

おはよークリスタ

おはよー

小林さんおはよー

クリスタ(あ、ユミルだ……時間を置いていたら、余計気まずくなっちゃう!)スタスタ

クリスタ「お、おはようユミル、昨日は本当にごめんなさい」ペコッ

ユミル「……ああ、おはよ」スタスタ

クリスタ「…………」シュン

クリスタ(……大丈夫、大丈夫!放課後までには仲直りをすれば)

ユミル「……」スタスタ

クリスタ(よし、仲直り頑張ろ……う?)コツン


クリスタ「え?」

ユミル「これ、、あげる」コツン

クリスタ(……これ、お弁当箱)

ユミル「昨日パン食べていたみたいだし、どうせこれは私の分を作るついでだから……?」ン?

クリスタ「…………///」ウルウル

ユミル「……クリスタ?」

クリスタ「……///」ポロポロ

ユミル「ええ゛!?なんで!!?」ショック!

クリスタ「ち、違うの違うの……こ、これは///」ポロポロ


ユミル「え?」

クリスタ「あれ?……ふふっ、なんかもう……分かんないや」ポロポロ

ユミル「…………///」

クリスタ「ねぇ、今、食べてもいい?」ガサゴソ

ユミル「え!今!?……まだ始業前」

クリスタ「いいのー、食べちゃおうっと!」ヒョイ、パクッ

ユミル「あ」

クリスタ「うふふ、おいしいね」ニコニコ

ユミル「……どうも///」


クリスタ「すっごく美味しいよ」ニコニコ

ユミル「…………ありがと///」

一同『…………』

クリスタ「これ全部ユミルが作ったの?」ニコニコ

ユミル「え?あぁ、まぁ……」

クリスタ「えへへ、おいしいね!」ニコニコ

ユミル「…………///」カオマッカ


【お昼休み】

ハンナ「今朝の委員長、可愛かったよね!」

「私印象変わっちゃったー」

「そうそうびっくり」

クリスタ(遅くなっちゃった、購買混んでいたなぁ)テクテク

ハンナ「ねぇ、私思ったんだけれどさぁ!///」

「あ、もしや?」ニター

「やっぱり?」ニマニマ

クリスタ(あ、みんな教室にいるみたい……よかっ)

「『委員長って小林さんの事が好き』!?」キャー///

クリスタ(え?…………えぇ?)



クリスタ「…………」ウーン


ユミル「あれ?どうしたんだよ、クリスタ。教室の前なんかにつったっ……て!」グフッ

クリスタ「ねぇ、ねぇユミル!」キラキラ

ユミル「なんだよ」クソッカワイイナ

クリスタ「ユミルって『小林さん』の事が好きなの?」キラキラ

ユミル「ん?…………は!!?///」カオマッカ

クリスタ「……ねぇ、教えてよぉ」

ユミル「な、なんでそんな事を!?///」アタフタ

クリスタ「……あ!」ピコーン

ユミル「い、いやそれは誤解で……こ、これは恋なんかじゃなくて///」アタフタ

クリスタ「ユミル!」ガシッ

ユミル「ぐぇっ!」

クリスタ「ユミル!!私絶対応援するからね!///」キラキラ


ユミル「…………は?」

クリスタ「となると、まずはやっぱり情報収集からよね!じゃあ私、行ってくるね!///」ダッシュ

ユミル「」ハッ!

ユミル「まてっクリスタ!お前はどこの小林だと思ったんだぁ!!?」パニック



クリスタ「あれ、どっちの小林君なんだろ?」


そんなこんなでクリスタはユミルの(ありもしない)恋愛を応援する事になったのです
続きはまた今度に!

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