【安価】羽物語、つばさドリーム (135)

翼「」

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翼「あら、こんなところにバナナの皮が……」ヒョイ


このスレは化物語の冒頭、ひたぎが転ぶはずだったバナナの皮を翼が拾った世界の話です

安価で翼の行動や言動を決定して下さい


【注意】
登場するのは化物語までのキャラ
クロス、グロ、過激なエロ、無理だと思われる安価は再安価
コンマメイン

更新、不定期
なので暇な時に立ち寄って安価置いていって下さい

スレの最初が途中送信……凹む

冒頭から羽川が絶句してて何かと思った

>>4
ですよね。こっちが絶句ですorz
それじゃ、本編どうぞ

翼「文化祭と言っても私たちもう三年生だからね」

翼「さしてする事もないんだけど。受験勉強の方が大事だし」

翼「予め私たちで候補を絞って、その中からみんなの投票で決定するっていうのでいいかな?」

暦「いいんじゃないのか。一見、民主主義っぽくて」



次の翼のセリフを決めて 『コンマ下』

00?20↓
翼「相変わらず嫌な言い方するよね、阿良々木君は。ひねてるっていうか」

21?40↓
翼「駄目だよ、阿良々木君。そんな言い方したら。民主主義な事に間違いはないんだからさ」ニコッ

41?60
翼「ずいぶんと素っ気ないね、阿良々木君。何か嫌な事でもあったのかな?」

60?99
翼「『安価。その下』」

「から」の記号が?に変わってます。脳内変換でお願いします
次からは「ー」に変えます

セリフは「こんな内容でー」でもいいですよ
勝手にこっちで補正します

安価なら下

翼「その言い方だと、一応賛成している様に聞こえるけど、でも言葉の中に皮肉が込もってるから、暗に反対している様にも聞こえるよね」

翼「実際はどっちなのかな、阿良々木君は」

暦「別に……。そういう深い意味はないよ。本当に言葉通りの意味だし……」

翼「そう? 私にはそうは見えないけどな。それとも私の考え過ぎなのかな」

暦「さあ……どうだろう」

翼「じゃあ、参考までに、阿良々木君の意見を聞かせてもらおうかな。……どうなの?」

暦「いや、本当に僕はそれでいいんだ。なんて言うか、そこまで……」

翼「考えるほどの事ではない?」

暦「まあ、平たく言ってしまえば」

翼「ふーん」

暦「ほら、あれだろ。僕なんて学校をきちんと卒業出来るかどうかとかそんなレベルだし、ぶっちゃけ友達が多い訳じゃない。文化祭なんて去年も一昨年も一人で見て回ったぐらいだし、出し物をなににしようと僕にはほとんど無縁と言うか、そんな感じだからさ」



次の翼のセリフを選んで 『コンマ下』

00―20
翼「だからと言って適当は良くないと思うよ、阿良々木君」(原作寄り)

21―40
翼「じゃあ今年は一人で見て回らなかったら、少しは興味が持てるのかな?」クスッ (原作より積極的)

41―60
翼「それは私も似たようなものだけどね。……うーん、なんか疲れちゃったな」(原作より大雑把)

61―99
翼「『安価。その下』」

翼「それじゃあ、今年は私と二人で文化祭を見て回る?」

暦「えっ?」

翼「阿良々木君。何を鳩が豆鉄砲を食らったような顔してるのかな?」

暦「あ、いや……そんな顔してた、僕?」

翼「うん。失礼なぐらいにね。私の言った事、そんなに変だったかな? 自分ではそんなつもりはなかったんだけど……」

暦「いや、変じゃない。それだけは確かだ。……ただ……なんて言うか……」

翼「なんて言うか?」

暦「少し……意外だったかなって」

翼「うん。意外かあ。確かにそうかもね。男の子と一緒に文化祭を見て回るとか、そういう事は私も考えにあまりなかったし……」

翼「それが例え友達の阿良々木君であってもね。色々と噂になるの、私、好きじゃないから」

暦「それはわかる気がするな。でも、たかだか文化祭を二人で見て回るぐらいじゃ噂にはならないと思うけどな」

翼「そうかな? うーん、どうだろう。こういう事した事ないから、それはちょっとわからないけど……」

暦「でも、羽川」

翼「何?」

暦「噂になるのが嫌だって思ってるなら、どうして僕を誘ったんだ?」



翼の次のセリフを決めて。『コンマ、下1』

00―22
翼「別に特に理由はないかな。強いて挙げるなら、これまで一度も文化祭を楽しんだ事がない阿良々木君に、最後のチャンスをあげようと思って、かな?」

23―45
翼「私も、一緒に見る相手がいないからね。一人で見るよりは、まあ、阿良々木君で妥協しておこうかなって」

46―60
翼「冗談だよ。阿良々木君が真面目にやらないから、少しからかっただけ。本気にした?」

61―99
翼「『安価。下2』」

翼「別に特に理由はないかな。強いて挙げるなら、これまで一度も文化祭を楽しんだ事がない阿良々木君に、最後のチャンスをあげようと思って、かな?」ニコッ

暦「友達のいない僕の為にボランティアって訳か」ハァ……

翼「他に何を期待したのかな、阿良々木君は?」

暦「いや、そりゃ僕だって一応健全な高校生だ。清き正しき男女の交際とまではいかなくとも、少なくともそれに似た何かを期待してなかったと言えば嘘になるさ」

翼「文化祭を一緒に見て回って、それがきっかけでお付き合いするようになって、そして五年後にはゴールイン、みたいな? いかにもありがちと言うか、あまりにもベタと言うか、そんな印象は受けるけど、でも阿良々木君らしいと言えばらしいかな」

暦「どうせ僕は単純な男さ」

翼「うん。そうだね」

暦「否定をしてくれとまでは言わないが、せめてフォローをしてくれてもいいんじゃないか?」

翼「でも、私はそういう単純でベタな話、嫌いじゃないかな……」

暦「……羽川?」

翼「何でもない。それで阿良々木君、どうするの? 私と一緒に文化祭を見て回る?」

暦「あ、えっと……」

翼「言っとくけど、チャンスは一度きりだよ、阿良々木君。シンデレラだって、たった一晩しかチャンスはなかったんだから」

暦「そう言われてみるとそうだな。でも、僕、あの話は好きじゃないからさ」

翼「どうして?」

暦「魔法でどうこうなるってところが。現実にはそんな事、有り得ないから」

翼「…………私は……夢があって好きだけどね。でないと、救われないもの」

暦「あっ…………」

翼「…………」

暦「ごめん……」

翼「ううん。別にいいよ。それよりも阿良々木君、返事は?」

暦「もちろんOKだよ。羽川となら楽しそうだし」

翼「そう。喜んでもらえて良かった。感謝してよね」ニコッ

暦「ああ、ありがとう、羽川」

『打合せ、終了後』

翼「うん。大体こんなところかな。それじゃ、そろそろ帰ろうか、阿良々木君」

暦「ああ、うん、そうだな。もう陽がくれてきちゃったし」



現在状況(原作との相違点)
ひたぎと暦との出会い    → なし
ひたぎと暦との文化祭デート → 消滅
つばさキャットフラグ    → ほぼ消滅



これからの展開を選んで 『多数決安価、シンデレラ』
(同一IDは無効。出来るだけ、一人一票でお願いします。後から取り消しは同一IDの場合だけ、OK。締め切りは今日の24時まで。24時を経過した時点で、一番投票が多かった展開に移行)

1、このまま展開が進行
暦と二人で一緒に帰宅 → まよいマイマイへ

2、翼がもしも逆行してきていたとしたら……
暦と二人で一緒に帰宅 → 新しい、ひたぎクラブへ

3、ひたぎがもしも逆行してきたいたとしたら……
既に重さは取り戻していて、教室の外で待ち伏せ

4、その他。好きな展開を書き込んで

安価は1という事で決定です
次は帰り道で翼が話す話題を決めて下さい

安価下

『廊下』

翼「そういえばさ、阿良々木君」テクテク

暦「何だ?」テクテク

翼「阿良々木君ってさ、好きな人……いるの?」テクテク

暦「え……」ピタッ

翼「どうしたの、阿良々木君? 急に止まったりして」

暦「いや、なんて言うか……」

翼「?」

暦「……いや、何でもない」

翼「なんか歯切れが悪いね、阿良々木君。そういうのってさ、人の気を引く時には有効だと思うけど、そうじゃなかった時には、他の人に消化不良の思いをさせるから、あまりしない方がいいんじゃないかな?」

暦「ああ、うん……ごめん」

翼「この場合だと、特に私かな。……それで、何を言おうとしてたの?」

暦「あ、えと……」

翼「阿良々木君」ズイッ

暦「え?」

翼「言った方がいいと思うよ?」ニコッ

暦「あ、いや、その//」

翼「その?」

暦「その……羽川の性格がちょっと変わったみたいな印象があったからさ」

翼「え?」

暦「なんつーか、昨日まではもうちょっと大人しかったというか……いや、違うな。ごめん、上手く言葉に出来ないけれど……」

翼「私の性格が変わった?」

暦「いや、性格というよりも……話し方? ……いや、これも違うな……。しっくり来る言葉がどうにも思いつかない」

翼「ふうん…………とにかく、昨日までの私と今日の私とでは、阿良々木君が受ける私の印象が違うって事だよね?」

暦「うん」コクン

翼「そう……なのかな? 自分ではそういうのってわからないんだけど……」

暦「いや、ひょっとしたら羽川が変わったんじゃなくて、僕自身が変わってそんな風に映ってるだけなのかもしれないけどさ」

翼「うーん……具体的にはどのへんが変わったかってわかるかな?」

暦「いや……。こういうのって印象の問題だからさ。どこがどう変わったかなんてのは言い表せないや」

翼「……でも、どこかが変わったと」

暦「そうなっちまうな」

翼「……一つ聞かせて欲しいんだけどさ。いいかな、阿良々木君?」

暦「何だ?」

翼「その変化っていうのはさ、阿良々木君的には、良い方の変化? それとも悪い方の変化なの?」

暦「…………いや、どっちでもないかな。羽川は羽川だし、そんなに変わった訳でもないし、むしろ変わったとしても羽川は羽川な訳だから……」

翼「禅問答みたいだね、阿良々木君。もしくは哲学かな」

暦「そういうつもりはないんだけど……」

翼「阿良々木君ってさ、そういうとこ……薄くて弱いよね」

暦「?」

翼「私が変わったかっていうのはひとまず置いとくとしてさ。変わったとしても私は私なんて言われても、正直困るよね」

暦「何でだ? 人の性格なんて、しょっちゅうとまでは言わないけど変わるものだし、例え変わったとしても羽川が僕の恩人である事には変わりがないだろ?」

翼「ううん。そういう事じゃなくてさ……」フイッ……

暦「?」


《そんな言い方されると、まるで、どうでもいいみたいに聞こえるよね?》

《私がどんな風に変わろうと恩人は恩人、それ以上でもそれ以外でもない、みたいにさ……》


暦「羽川?」

翼「ううん。何でもない」

暦「いや、そんな言い方されると気になるだろって、おい、ちょっと待て、羽川。それってついさっき僕に、消化不良の思いをさせるからあまりしない方がいいって言ったばかりじゃないのか?」

翼「そうだね。これで阿良々木君も身に染みてわかってもらえたんじゃないかな?」クスッ

暦「仕返しなの、これ!?」

翼「そうだよ。これからは注意した方がいいね、阿良々木君」

暦「いや、羽川。これって本当にただの仕返し? 実は僕に言えない何かを誤魔化す為にそんな風にさも仕返しをしましたみたいな感じにしたりとかしてない!?」

翼「さあ、どうでしょう?」ニコッ

暦「気になる! 凄い気になる!」

翼「ふふっ♪」

暦「教えて、羽川。むしろ、教えろ。ていうか、教えて下さい、羽川さん!」

翼「」クスッ

翼「大丈夫だよ、阿良々木君。本当にただの仕返しだからさ。それに、阿良々木君に対して誤魔化すような事、私、一つも持ってないし」

暦「……本当に?」

翼「本当だよ、私、嘘なんてつかないもの」

暦「……羽川が言うと、どうにも説得力があるな」

翼「そう?」

暦「お前以外でその台詞を吐けるやつを、僕は嘘つき以外知らないよ」

翼「そんな事ないよ、他にも一杯いると思うよ」

翼「それでさ、阿良々木君」

暦「うん」

翼「今、好きな人はいるの?」

暦「好きな人…………」

翼「うん」


《 ス キ ナ ヒ ト 》


暦「……いや、今はいないかな」

翼「そう」

暦「羽川はさ……」

翼「うん」

暦「好きな人、いるのか?」



翼の返答を決めて コンマ下1

00ー23
翼「ううん。いないよ」

24ー45
翼「いるよ」

46ー55
翼「さあ……」

5699
翼「『安価。下2』」

ここのバサ姉は押しが強いなwこのまま一気のがぶり寄りか?

>>33
選択肢に積極的なものが多かったので、多少修正もかけてます

翼「いるよ」

暦「そうなのか?」

翼「うん」

暦「誰……とか聞くのはまずいかな?」

翼「聞いてもいいけど、私が答えるとは限らないかな」

暦「それ、聞くだけ無駄ってやつか?」

翼「どうだろうね。試しに聞いてみる、阿良々木君?」

暦「……うーん、いや、やめとくよ。そういうの聞くと、なんかギクシャクしちゃいそうだからさ」

翼「そう。それがいいかもね。私もあまり言いたくないし」

暦「って事は聞いたら教えてくれてたのか?」

翼「過去は過去だよ、阿良々木君。決断した後にもう一方はどうだっただろうなんて、聞いても意味がないと思うよ」

暦「でも、気になる」

翼「ダメ。この話はここでおしまい」

暦「終わりにされた」



場面転換→自転車置場
翼が話す話題を決めて

安価下

【自転車置場】

翼「そういえばさ、阿良々木君」

翼「さっき、地面にバナナの皮が落ちてたから拾ったんだけど、それで滑って転ぶ人って本当にいるのかな? どう思う?」

暦「一昔前の漫画では定番だったみたいだけど、現実にそんなやつはいないだろ。少なくとも僕は今まで見た事がないな」

翼「私も実際には一度もないんだけど、どうなんだろうと思って」

暦「そもそもあれって誰が考えたんだろうな。ずいぶん昔からあるネタみたいだけど」

翼「最初にバナナの皮で滑って転ぶっていう事をしたのは、確かチャップリンじゃなかったかな? 映画の中で二回ほど出てたはずだよ」

暦「お前は何でも知ってるな」

翼「何でもは知らないわよ。知ってる事だけ」

暦「そっか」


場面転換→帰り道→まよいマイマイ
最後の話題を決めて
安価下

傷物語を見てないので、すみません、自信がないです
妹の方で

【帰り道】

翼「そういえばさ、阿良々木君」テクテク

暦「ん?」キコキコ

翼「妹さんたちは元気にしてる?」テクテク

暦「ああ、あの二人か……」キコキコ

暦「相変わらず、外で正義の味方ごっこをやって暴れ回ってるよ。っていうか、羽川ってうちの妹たちと会った事あったっけ?」キコキコ……



Yes or No コンマ下

00ー24 → はい
25ー50 → いいえ
51ー99 → その他、好きに選んで

翼「うん。ちょっと前にね。阿良々木君の妹さんたちは有名だし、たまに町で見かけたりするからさ」テクテク……

翼「ほら、私って休みの日は家にいないで出掛けてる事が多いでしょ。だから」テクテク……

暦「なるほどね……」キコキコ……

翼「この前なんか火憐ちゃん、塀の上を逆立ちで歩いていたよ」クスッ

暦「はあ!? 火憐ちゃんが!? あいつ何してんだよ!」

翼「……」クスッ、クスクス

暦「?」

暦「どうしたんだ、羽川?」

翼「ごめん、ごめん。でも、阿良々木君、今、火憐ちゃんって」クスクス

暦「な!!?」

翼「阿良々木君、妹さんの事、ちゃん付けで呼んでるんだね?」

暦「あ、いや、今のは違うんだ。ただ単に羽川の呼び方がうつっただけで、そうレトリックとしての子供扱いの表れで、僕は普段は呼び捨てにしてるんだ、本当に」アセアセ

翼「ふーん……そうなの?」

暦「そうさ。火憐ちゃんだとか月日ちゃんだとか、家ではそんな呼び方をしているなんて事は僕は全くないぞ」アセアセ

翼「そう? まあ、阿良々木君がそういう風にしときたいなら、私からはあえてそれ以上追求しようとかそんな気持ちはないから安心していいよ」ニコッ

暦「だから、本当なんだってば!!」

暦「だけど、羽川」キコキコ……

翼「なに?」テクテク……

暦「町でたまたま見かけたぐらいで、うちの妹たちと知り合いになったりするものなのか? ひょっとして羽川の方から声をかけたのか?」キコキコ……

翼「ううん、違うよ。町を歩いてたら、向こうの方から話しかけられたの。私、その時、丁度制服着てたから、だからだろうね」テクテク……

暦「まさか、正義の味方になりませんか、なんて勧誘を受けたとかそんなんじゃないだろうな」キコキコ……

翼「あはは、違うよ。おまじないの事についてちょっと質問されただけ。その時、私の方から阿良々木君の友達だって事は伝えたけどね」テクテク……

暦「ふーん……。あいつらなんか言ってた?」キコキコ……

翼「驚いてはいたけどね。兄ちゃんに女の人の友達がいたなんて! って」クスッ

暦「名誉毀損だ」キコキコ……

翼「そうかな? 他にはいるの、阿良々木君? 少なくとも私は見た事ないし、知りもしないけど」テクテク……

暦「あ、いや、その……」キコキコ……

翼「その反応だけで十分だよ、阿良々木君」ニコッ

暦「い、いるさ、そりゃもう一杯! ダース単位で数えるぐらいいるよ!」

翼「でも、去年も一昨年も文化祭は一人と。前後の言動に矛盾が生じちゃうけど、そこはどうするつもりなのかな?」

暦「すみません、いません。嘘つきましたー!」

翼「ふふっ。いいよ、知ってる事だし」

暦「……ああ、そう」ショボン

暦「ところでさ、羽川。さっきのおまじないって……?」キコキコ……

翼「ああ、うん。中学でそういうのが、今、流行ってるらしいんだけど、高校とかではどうですか? って尋ねられてね」テクテク……

暦「……一体、あいつら何をしてるんだ。情勢調査でもしてるのか?」キコキコ……

翼「さあ……。私もそれ以来、その事については尋ねられてないから、何をしてるかまではわからないけど……」テクテク……

暦「まあ、いいさ。今日家に帰ったら二人にちょっと聞いてみるから。塀で逆立ちの件についても一言言ってやらなきゃいけないからさ」キコキコ……

翼「まあ、確かにそれはあまり誉められた事じゃないのは確かだけど……でも、阿良々木君。火憐ちゃんの事を叱るのはいいけど、責めたりとかはしちゃ駄目だよ。怒るのと叱るのは、似ているようで、全く別の事なんだからさ」テクテク……

暦「ん……わかったよ。怒らないし、感情的にはならない。約束する」キコキコ……

翼「うん、そうだね。そうしてあげて」ニコッ

【帰り道、分岐点】

翼「それじゃ、阿良々木君。私の家、こっちだから」

暦「ああ、えっと……家まで送ろうか? もう結構暗くなってるし」

翼「うーん……そうだね……」



翼の次のセリフを決めて 『コンマ下』

00ー25
翼「ありがたい申し出だけど、大丈夫だよ。一人で帰れるからさ」

26ー40
翼「それじゃ、折角だしお言葉に甘えちゃおうかな」

41ー45
翼「逆に私が阿良々木君を家まで送っていこうか?」

46ー99
翼「『安価。下2』」

傷物語は読んどくと幸せになれるよ、マジで。町の図書館にでも


安価なら
「いいよ、別に」とか言いつつ少しその場で歓談(くだらないこと)してから別れる。

>>49
図書館に置いてあるんですか、知りませんでした
ちょっと遅くなるかもしれないですけど、今度探してみます。ありがとうございます

翼「それじゃあ、紳士な阿良々木君に送ってもらおうかな」

暦「紳士ね……家まで送るぐらいで大袈裟だとは思うけど、まあ、言われて悪い気はしないかな」

翼「ちなみにね、阿良々木君。紳士には三つの意味があってね」

暦「?」

翼「その1、上流社会の人」

暦「うん」

翼「その2、上品で礼儀正しく、教養の高い立派な男性。いわゆるジェントルマンだね」

暦「はあ……」

翼「その3、成人の男性。紳士服だとか、そういったものかな」

暦「それがどうかしたのか?」

翼「阿良々木君の場合、3の成人の男性は明らかに違うよね?」

暦「うん。紳士服ぐらいは着るけど、僕はまだ高校生だ」

翼「次に1の上流社会の人も、まあ、違うよね?」

暦「そうだな。僕は良家のお坊っちゃまという訳でもなければ、リムジンで登下校をしている訳でもない。せいぜいマウンテンバイクだ」

翼「という事は、私は2の意味で……つまり、阿良々木君の事を、上品で礼儀正しく教養の高い立派な男性だと言った事になるよね?」

暦「おい、よせ、やめろ、羽川// 照れるだろ」

翼「もう少し言うなら同音異義語の真摯も、真面目で熱心な事、になるからこれも阿良々木君に合うよね」

暦「誉め殺しとか真面目にやめてくれ// 僕はそんなんじゃあない」

翼「でも、現代ではそこまで紳士という言葉に意味を求めている訳ではないし、むしろ、一種の定型句のような扱いになっているから、そういう事を言われても勘違いしないようにね、阿良々木君」ニコッ

暦「……最後の最後にそれかよ…………」ガクン……

【羽川家前】

翼「ありがとうね、阿良々木君。ここまで送ってくれて」

暦「いや、大した距離じゃないし」



翼の次のセリフを決めて 『コンマ下1』

00ー20
翼「それじゃあ、また明日。バイバイ」

21ー31
翼「阿良々木君と話してて楽しかったよ、またね」

31ー50
翼「阿良々木君も帰り気を付けてね。自転車とばしちゃダメだよ」

51ー99
翼「『安価。下2』」

翼「阿良々木君も帰り気を付けてね」

暦「ああ、ありがとう」

翼「それじゃ、お休みなさい」

暦「お休み」



現在の状況(原作との相違点)
ひたぎとの出会い    → なし
ひたぎとの文化祭デート → 消滅
つばさキャットフラグ  → ほぼ消滅
かれんビー       → ??

翼 → 少し積極的に

『豫告』

火憐「火憐だぜーっ」

月火「月火だよーっ」

火憐「ここで恒例の予告編クイズー」

月火「まだ一回目だよ?」

火憐「母の日には赤いカーネーションを贈るのが一般的ですがー」

月火「ですがー」

火憐「黄色や白のカーネーションを贈ると大変な事になるから贈らないようにな」

月火「忠告になっちゃった」

火憐「クイズはWebで」

月火「ここ、Webだよ!?」


火憐&月火「次回、まよいマイマイ!」


火憐「ちなみに赤いカーネーションの花言葉は母の愛とか熱烈な愛だぜ」

月火「黄色と白も教えようか」

『まよいマイマイ』


【母の日】

翼「今日は日曜日……出かけよう」

ガチャッ

翼「さてと……どこに行こうかな……」


翼の行く先を決めて 『多数決コンマ、同じのが三回出たらそこに決定』
(連投はなしでお願いします。一回、間が空いていればOK)


00ー11
公園(暦と接触。八九寺に会う前)

12ー22
本屋(ひたぎと接触)

23ー35
特にあてもなく散歩(火憐と接触)

36ー45
学習塾跡(忍野&忍と接触)

46ー57
百貨店(月火と接触)

56ー65
コンビニ(誰とも会わず)

66ー78
団地(先に八九寺を発見)

79ー99
安価。決定後の下1

【公園】

翼「あれ、阿良々木君じゃない?」

暦「羽川?」

翼「どうしたの? なにやってるの? こんなところで」

暦「まあ、ちょっとしたツーリングだよ。適当に自転車走らせていたら、ちょっと公園があったんで、何となくベンチの上で休んでいただけだよ」

翼「ふーん。そうなんだ」

暦「そう言う羽川は?」

翼「私も阿良々木君と似たようなものだよ。私、家居づらいからさ。あてもなく歩いていたら、公園のベンチで一人たそがれている阿良々木君を発見したって感じかな」

暦「気、使いすぎだと思うけどな……」

翼「」ニコッ

翼「ところで阿良々木君、良かったら隣いいかな?」

暦「隣?」

翼「さっきも言った通り、私、家に居づらいからさ。日曜日は大体散歩をして過ごすんだけど、一人でずっといるのも少し退屈だからね」

翼「ちょっとの間、阿良々木君と話をしてもいいかな?」

暦「もちろんいいよ。ベンチを一人で独占している事に若干の心苦しさを感じていたところだったんだ」

翼「そう。それじゃ失礼して……」



翼の次の行動を決めて 『コンマ下1』

00ー28
程よい距離でベンチに座る

29ー51
近距離でベンチに座る

52ー60
ほとんど密着してベンチに座る

61ー99
『安価。下3』

翼「よいしょっと」チョコン

暦「//」ドキッ


翼「どうしたの、阿良々木君?」

暦「あ、いや、別に//」


翼「?」

暦(なんだ、これ……?// 羽川ってこんな感じだったか……?)

暦(やっぱりなんか昨日から微妙に印象が違うんだよな……// それに今日は私服だから余計に……)

暦(……そういや、羽川の私服って初めて見たんだよな、僕…………)

暦(羽川の事だから、お嬢様系の服だと思ってたけど、意外とボーイッシュな感じで……)

暦(でも、これはこれで不思議と似合っているというかなんというか……)

暦(制服姿ではわかりにくかった、羽川の巨乳が小さめのTシャツのおかげで今はっきりと……///)

翼「阿良々木君」

暦「はい」

翼「さっきからどこ見てるのかな?」

暦「あ、いや…………」

翼「怒るよ」

暦「ごめんなさい」

暦「出来れば閑話休題でお願いします」

翼「全くもう」


《閑話休題》


暦「それにしても、今日はいい天気だよな」

翼「うん。そうだね。こういう日の事をごがつ晴れって言うんだろうね、きっと。陽射しが気持ちいいなあ……」

暦「ん? ごがつ晴れ? さつき晴れの間違いじゃないのか?」

翼「?」

暦「ははっ。羽川でも間違える事があるんだな。あれ(五月晴れ)は確かに普通に読むと『ごがつ晴れ』となるけど、実際には『さつき晴れ』って読むんだぜ」

翼「…………」

暦「いや、まさか僕が羽川の間違いを指摘する日が来るとは夢にも思わなかったな。羽川には悪いがなんだか誇らしげな気分だよ」

翼「阿良々木君。一つだけいい?」キラーン

暦「いいとも。ただし、一応先に言っておくけど、僕はこの耳で確かに聞いたぞ。羽川が『ごがつ晴れ』っていうのを」

翼「うん。あのね……。鬼の首を取ったみたいにしてるところ悪いんだけど、『ごがつ晴れ』と『さつき晴れ』は全く別の意味だよ」

暦「え?」

翼「『ごがつ晴れ』って言う場合は、文字通り、今日みたいな五月のよく晴れた日の事を指して、『さつき晴れ』って言う場合は旧暦の五月……つまり、今の六月から七月ね。つまり、梅雨時の合間の晴れの日の事を指す言葉なんだよね」

暦「ええ!? そうなの!?」

翼「まあ、『ごがつ晴れ』っていうのは滅多に使われないし、気象庁ですら『さつき晴れ』の事を五月のよく晴れた日なんて誤用してるぐらいだから、そんなに恥ずかしい間違いって訳でもないんだけど……」

暦「ちょっと待って、それホントに!?」

翼「本当だよ。ほら、梅雨時の雨の事を『さみだれ』って言うでしょ? あれは漢字にすると『五月雨』になるから、その逆って考えると、『五月晴れ』は、梅雨時の晴れの日にしかならないじゃない?」

暦「そうだったのー!」ガーン!!

翼「まあでも、言葉なんて時代と共に段々と意味が変わっていくものだし、『役不足』みたいに本来の意味の方が一般的じゃなくなっているものもあるから、そんなに気にする程の事じゃないかもしれないけどね」ニコッ

暦「……羽川のその優しさが今の僕には何よりも痛いんだが…………。無知な僕を笑うなら、いっそ一思いに蔑んで罵倒してくれ…………」ズーン

翼「そんなに落ち込む程の事でもないよ、阿良々木君。大袈裟だなあ。ただ次からは少し気を付けた方がいいかもね」

暦「そうします……」

翼「それにしても、阿良々木君。本当に今日はいい『さつき晴れ』だね?」ニマッ

暦「やめて、羽川さん、お願い! もうその話はなしにしよう! 思い出すと恥ずかしくなるから!」

翼「あははっ。りょーかい」

暦「そう! なんか別の話をしよう! テンプレみたいな天気の話じゃなく、もっと話が膨らんで、さっきの事を忘れてしまうような、そんな話を!」

翼「そうだね、それじゃあ…………」



翼が話す話題を決めて 『コンマ下1』

00ー23
服の話

24ー45
火憐の話

46ー56
昨日のラジオの話

56ー99
『安価、下2』

翼「ちょっと阿良々木君の希望とはずれるかもしれないけど、火憐ちゃんの話とか」

暦「ん、ああ、昨日の事か? 特にこれといった事はなかったんだけどな。夕飯と風呂を済ませた後、火憐ちゃんに聞いてみて……」



『以下、暦の回想』



【阿良々木家】

暦「火憐ちゃん、ちょっといいか」

火憐「ん? なんだ、兄ちゃん? 急に改まって」

暦「お前に二つほど聞きたい事がある」

火憐「あんまりいい予感はしないけど、いいぜ。どんと来い」

暦「お前のその男らしさには、兄ちゃんはただただ感服するばかりだが、問題はお前が女だという事だな」

火憐「違うな、兄ちゃん。アタシは男でも女でもなく、火憐だ。そこに性別の区別なんかねーぜ!」

暦「カッコいい事を言っているようで、実は何の説明にも問題解決にもなってない返しはひとまず置いとくとしてだ。今日、羽川から聞いたんだが、お前、塀の上を逆立ちで歩いていたんだってな」

火憐「ああ、そうだよ。修行の一環ってやつだな」

暦「違う。それは大道芸の一環だ。そんな事をしたらご近所で評判になるだろう。もしも、今もやっているのだとしたら、今後一切そういう事はするな。僕だけならまだしも、父さんや母さんにまで迷惑がかかるんだぞ」

火憐「ちぇー、わかったよ。兄ちゃんはともかく、お父さんやお母さんにまで迷惑をかける訳にはいかないからな」

暦「そこは素直で助かるな。で、もう一つの質問だ。これも羽川から聞いたんだが、お前、おまじないの事を調べてるんだってな。一体、何をしてるんだ?」

火憐「ああ、それか。話すとちょっと長くなってめんどくさいんだけど、いいか、兄ちゃん?」

暦「ああ、いいぞ」

暦「……てな感じで、大体の話は聞き終わったんだ」

翼「ちゃんと怒らなかったんだね」

暦「ああ、それは、うん。火憐ちゃんも機嫌が良かったのか意外と素直で助か」

翼「火憐ちゃん、ね」ニマッ

暦「…………ま、まあ、それはいいとして」

翼「そうだね」ニコッ

暦「…………」


暦「で、話を戻すと、羽川から聞いてた通り学校でおまじないが流行ってるらしいんだが、そのおまじないを広めたのが誰かをあいつらは調べてるらしいんだ」

翼「火付け役が誰かって事? でも、そんなの調べてどうするのかな?」

暦「途中で月火ちゃんも混ざっ……」

翼「……」ニマッ

暦「ああ、そうだよ。僕は妹をちゃんづけで呼んでるよ。子供の時からのくせだからしょうがないだろ」

翼「別に悪いなんて言ってないよ。むしろ、仲が良くて微笑ましいかなって」

暦「…………」

【大体の説明を終了】

翼「ふーん。誰かが意図的に流行らした、か……。考える事があの二人らしいね」

暦「全くだよ。そんな事は僕はありはしないと思うんだが、あの二人はそうと決めたらどこまでも突っ走っていくからな」

翼「流石、ファイヤーシスターズだけあるね。火がついたら止まらないと」

暦「通り名まで知ってるのか。いや、まあ、羽川だったら知ってても少しもおかしくはないけど」

翼「で、それからどうしたの?」

暦「どうも。止めようかとも思ったけど、今回は人様に迷惑をかけるような事じゃあなかったからそのままにしておいた」

暦「結局、ドンキホーテとおんなじなんだよ。風車をドラゴンだと思うような、そんな感じ。いもしない敵を追いかけてる訳だからさ」

暦「だから、放っておいても実害はないかなと思って。まあ、あいつらが飽きるか別の事に興味を示すかまでは、好きなようにやらせるさ」

翼「ふうん……」



翼の次のセリフを決めて コンマ下1

00ー14
翼「でもそれって、本当に流行らした人はいないのかな?」

15ー39
翼「でもそれって、本当に放っておいてもいいのかな?」

40ー50
翼「まあ、そうだね。しばらくはそれでいいんじゃないのかな」

51ー99
翼「『安価。下2』」

翼「でもそれって、本当に流行らした人はいないのかな?」

暦「どういう事だ?」

翼「火憐ちゃんや月火ちゃんが理由もなしに誰かが流行らしたなんて考える事はないと思うんだよね。少なくとも、そう思うきっかけというか理由は必ずあったと思うんだ」

暦「まあ、なくはないかもしれないけどさ……」

翼「うん。阿良々木君が言いたい事はわかるよ。だからといってそれが合っているとは限らない。でも、間違っているとも断言は出来ないよね」

暦「そりゃそうだけど、普通に考えたらそんな事はないだろ」

翼「そうなんだけどね。ただ、ちょっと気になってさ。もう少し詳しい話を聞いてみたいかな」

暦「……羽川がそう言うなら、今日にでもまた二人から理由を尋ねて…………あ、いや、今日はちょっと難しいかな…………」

翼「?」

暦「今日は喧嘩して出てきちゃったからさ」

翼「火憐ちゃんたちと?」

暦「うん。どちらかって言うと火憐ちゃんだけど、でも、両方みたいなものさ。あいつら何するにもいつでもどこでも5W1H、完璧にベッタリくっついてるからな」

翼「仲がいいのは良い事だよ。それで、何が原因で喧嘩になったのかな?」

暦「母の日」

翼「母の日? ああ、そう言えば今日は母の日だよね。でもそれで何で喧嘩に?」

暦「ん、まあ、実はさ……」

暦「あいつら二人とも母親にべったりなんだけど、母親の方もそんな二人を猫っ可愛がりしてるんだ」

暦「ただ、僕はそうじゃないからさ。母の日である今日この日は家に居るのが少し気まずくて」

暦「それで、朝早い内に家をこっそり抜け出そうとしたんだが、マウンテンバイクに乗ったところで、火憐ちゃんに捕まってそこで口論」

暦「火憐ちゃんや月火ちゃんとしては、僕も一緒に母の日を祝って欲しかったらしいんだが、何て言うか、ほら、僕にはそんなの無理だから」

《兄ちゃんはそんな事だから、そんな事だからいつまで経っても……!》


翼「なるほどね……。それでこんなところでたそがれてたんだ」

暦「そう。もちろん悪いのは僕の方だから、帰ったら謝るつもりではあるけど、というより謝らなくてはいけないんだろうけど……」

翼「阿良々木君としては、謝りたくないからあまり家には帰りたくないと」

暦「我ながら人間が小さいとは思うけれど、そういう事さ。羽川、笑ってくれてもいいんだぜ」

翼「笑うわけないでしょ、阿良々木君。からかう時以外で阿良々木君を笑う事なんて、私は絶対にしないよ」ツン

暦「そりゃどうも//」

暦「まあ、そういう事だから、今日はあの二人に理由を聞くのは少し難しいかな。でも、明日か明後日ぐらいには聞いておくよ」

翼「そう。それじゃお願いね、阿良々木君」

暦「うん。ところで羽川はこの後もずっと暇なのか?」

翼「ん? 特にやる事は決めてはいないけど……でも、それがどうかしたの?」

暦「なんだったらどっか出かけようかってふと思ってさ。ずっと公園にいるのも退屈だろ?」



羽川の次の行動を決めて 『コンマ下1』

00ー24
はい  → 場所移動

25ー45
いいえ → そのまま

46ー99
安価下2(セリフか行動)

翼「そうだね……。どこかに行きたいって言ったら、どこに連れていってもらえるのかしら?」

暦「いや、特に僕に希望はないし、当てもないから、羽川の行きたい場所とかにしようかと思ってたけど」

翼「じゃあ言い方を変えましょう、阿良々木君」

暦「?」

翼「どこに連れていってもらえるのかしら? ちょっと期待してるよ」

暦「期待?//」ドキッ

翼「そう。期待。私の散歩コースは大体決まっちゃってるから、阿良々木君なら、どこか私の知らない場所に連れていってもらえるんじゃないかなって」

暦「あ、そういう意味でのね……//」

翼「うん」ニコッ

暦「ふぅ…………」ショボン

翼「それで、どこに連れていってくれるのかな、阿良々木君は」

暦「あ、えっと、そうだな…………」

暦「じゃあ、忍野の所にでも行ってみるか?」

翼「忍野さん?」

暦「そう。忍野」

《忍野メメ》

暦「羽川って忍野の居場所、よく知らなかっただろ。もしも怪異絡みの事が起こった時、知らないと困るだろうからさ」

翼「…………そっか」

《……期待してたのとは全然違うんだけれど…………》

翼「うん。それじゃお願いしちゃおっかな。忍野さんにも久々に会いたいし」ニコッ

暦「了解。それじゃ、今、マウンテンバイク持ってくるからさ」

翼「結構遠いの?」

暦「ああ、ちょっとね。まさか、羽川。自転車の二人乗りは法律違反とか……」

翼「言うわよ、阿良々木君。歩いて行きましょ」

暦「……わかったよ」ハァ……

翼「ため息をつかない。ゆっくり歩いて行くのも楽しいものだよ」

暦「かもな……。わかったよ、自転車は置いていく」

暦「ああ、それと羽川。途中、ミスドに寄ってくから」

翼「?」

翼「お腹空いてるの、阿良々木君?」

暦「いや、まだお昼前だから、そうでもないかな。これは僕の分じゃなくて僕の相棒の分だ」

《 ドーナツを好む 吸 血 鬼 》

暦「それと、ついでに忍野にも。あいつもあんな顔と格好してドーナツ好きだからな。まあ、ちょっとしたお土産さ」

翼「ふうん」

暦「それじゃ、行こうか」



翼の次のセリフを決めて コンマ下1

00ー28
翼「わかった。行きましょ」ニコッ

29ー39
翼「私の分は買ってくれないのかな? 阿良々木君」ニマッ

40ー50
結構近めに寄って
翼「うん。行こうか」

51ー99
安価下2

そういや、つばさキャットがなくなるんだよな?
忍との和解はどうなるんだ?

>>106
きっと安価でどうにかなるんじゃないかと(適当)

翼「うん。行こうか」スッ
暦「//」ドキッ

翼「ところで、私の分のドーナツは買ってくれないのかな? 阿良々木君」ニマッ
暦「あ、えと……///」

翼「どうしたの? 阿良々木君」
暦「いや、何て言うか……///」

《これ、腕を組み合う距離//》

暦(羽川は恥ずかしくないのか? ていうか、これぐらいで照れるのってひょっとして僕だけ?)チラッ

翼「どうしたの?//」

暦(ちょっとだけ照れてるー!!//)

翼「本当にどうしたの、阿良々木君。さっきから表情がコロコロ変わるけど//」

暦「いえ、何でもないです。羽川さん。喜んでドーナツを奢らさせていただきます」キリッ

翼「本当にいいの?// 冗談のつもりだったんだけど……」
暦「もちろん。貴重なものを見れたので、そのお礼代わりさ」

翼「?」
暦「いいから、いいから。さ、行こうぜ、羽川」

《 キ チ ョ ウ ? 》

《何だかよくわからないけど……阿良々木君、喜んでるみたいだし、いいか……//》

【ミスドまでの道】

翼「ねえ、阿良々木君」テクテク……
暦「何だ?」テクテク……


翼「今更なんだけどさ……」テクテク……
暦「うん」テクテク……


翼「やっぱり、距離、近い?//」テクテク……
暦「いや、そんな事はない。むしろ遠いというかこれぐらいがベストというか、とにかく今のままがいいかなって//」テクテク……


翼「そう?//」テクテク……
暦「うん//」テクテク……


翼「……//」テクテク……
暦「……//」テクテク……


《なんか……雰囲気悪くないなあ……//》

《ちょっとだけ、ドキドキする……//》

《なに、話せばいいんだろう……?//》



翼を手助けしてあげて 『コンマ下1』


3の倍数→話題が閃くよ 『安価下2』

4の倍数→行動しちゃうよ 『安価下3』

5の倍数→誰かと会っちゃうよ 『安価下4』

それ以外→何もなし、無言

翼「……//」テクテク……
暦「……//」テクテク……


翼(参ったなあ……)

翼(こういう時に限って話題とか思いつかないなんて……)

翼(阿良々木君も、普段は結構おしゃべりなのに、あれからずっと黙りっぱなしだし……)

翼(やっぱ迷惑だったのかな……?)チラッ

暦「…………//」テクテク……

翼(そうでもない、って信じたいけど…………)

翼(それにしても、肩の線とか綺麗だなあ、阿良々木君……//)

翼(何気に結構筋肉あるんだよね……//)

翼(そういうとこ、やっぱり男の人なんだよね……//)


翼「…………//」テクテク……
暦「…………//」テクテク……


《コノ沈黙ハ、コレハコレデ良ヒトモ思フ》

【ミスド】

暦「さてと、それじゃ羽川。好きなの選んでくれ」

翼「ありがとう、阿良々木君。ご馳走さま」

暦「ついでに休憩代わりにここで食べていってもいいけど、どうする?」

暦「それか、忍野のところで四人で食べてもいいけどさ」

翼「あ、うん、そうだね」



翼の次のセリフを決めて 『コンマ下1』

3の倍数→翼「それじゃ、ここで食べてこうかな」

4の倍数→翼「向こうで四人で食べよう」

それ以外→翼「『安価。下2』」

翼「えっと……あの子に直接あげたいから、向こうで食べない?」

暦「あの子? ああ……」


《キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード》


暦「今は名前も何もない、ただの子供だよ。ドーナツをあげたところでなつきはしないし、恐らく喋りもしない」

翼「だからこそ、あげたいの」

暦「そうか……うん。わかった。それじゃ、向こうで食べようか」

翼「うん。そうしよう」ニコッ



ドーナツ購入後の分岐を決めて コンマ下1

00ー19
八九寺を発見

20ー40
河川敷で歩きながら会話

41ー55
撫子を見かける

56ー99
安価下3

【ミスド前】

\ ありがとうございましたー /


翼「さてと、それじゃ行こうか、阿良々」

\ あー! 兄ちゃん!! /

暦「」ビクッ


暦「この声はひょっとして……」クルッ……

火憐「やっぱり兄ちゃんだ! どこをほっつき歩いているかと思ったら、ちゃっかり翼さんとデートだなんて……え、デート!? あのモテない兄ちゃんが!? 美人の翼さんと!? 嘘だ、そんな事あり得ない!!」

暦「な、火憐ちゃん! 今のお前に言いたい事は腐るほどあるが、でも、真っ先にこれだけは言わせろ! こんな店先で、何を実の兄の風評を落とすような事を大声で言ってるんだ! 時と場合を考えろ!」

翼「……阿良々木君もね」ジロッ

暦「」ギクッ

翼「それと、火憐ちゃんもちょっと静かに。そのままこっちに来ようか」キラーン

火憐「」ビクッ



場面転換→路地裏へ

翼の今の心境を決めて 『安価下2』

1、いい感じのところを邪魔されて、ちょっと怒り気味

2、美人、デート、と火憐に言われて、ちょっと浮かれ気味

3、いつも通り

4、自由指定

【路地裏】

翼「恥ずかしいじゃない、火憐ちゃん// 顔から火が出るかと思ったよ//」

火憐「あー、いや、ごめん、翼さん。つい、驚いちゃってさ……」

翼「それと、阿良々木君も。ツッコミはともかく、大きな声を出しちゃダメでしょ」

暦「ああ、ごめん、つい……(ツッコミはいいのか……)」

翼「それに、火憐ちゃん。私たち、デートとかじゃないから// たまたま公園で会って、それで二人とも暇だからって事で、一緒にちょっとお出かけしようかって話になっただけの事だよ//」

火憐(それをデートと呼ぶんじゃないのか? 二人してミスドでドーナツまで買ってるんだけど……)

暦(やっぱりデートじゃなかったのか…………)シュン……

火憐「まあ、それはいいとして、ちょっと話は変わるけど、兄ちゃん」

暦「何だよ」

火憐「暇だからって、どういう事だ? 暇だったら一緒に家に帰って母の日を祝いなよ! そんなんだから兄ちゃんは……!」

翼「待って。火憐ちゃん」

火憐「ん……。その……翼さんには悪いけどさ、私だけじゃなくて月火ちゃんだって怒ってるんだ。お母さんだって兄ちゃんが朝早くから出てったって聞いたら、ちょっと悲しい顔してたんだぜ」

暦「…………あ」

火憐「兄ちゃん、アタシの言う事、どこか間違ってるか?」

暦「……いや、お前の言う事は合ってるよ。悪いのは僕だ。謝る」ペコリ

火憐「うん。素直なところだけは誉めてやる」

暦「生意気な事を言」

翼「駄目よ、阿良々木君。怒るのは良くないって言ったよね?」

暦「……わかった」ハァ

翼「それと、ごめんね、火憐ちゃん。私も知ってはいたんだけど……」

火憐「いや、翼さんは悪くはないよ。だから、謝らなくてもいいけど、ただ……」チラッ


《彼女は今、私が持っている小洒落た紙箱の中の、オールドファッション抹茶、ショコラハニー、ストロベリーホイップフレンチ、ゴールデンチョコレート、しめて503円の行方を……》

《どうしたものか、と、多分、悩んでいる》

翼の行動を決めて コンマ下1


3の倍数   → 忍野のとこを訪ねてから、暦を家に帰す

5の倍数   → 火憐に賛成。暦をすぐに家に帰す

3と5の倍数 → 火憐を説得、今日は夕方までデート

それ以外   → 安価下3

翼の家→親が在宅&帰りたくない
暦の家→親が在宅&出来れば帰りたくない&妹二人が母の日を祝っているので、翼も行きたくない


なので、場所だけ再安価 下1


お持ち帰りと、学習塾跡。どっちを先にする?

安価下3

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