エルヴィン「訓練兵を調査兵団に勧誘してもらいたい」(25)

エルヴィン「もちろん訓練兵が配属先を決める当日には私も演説するつもりだ

だがそれだけでは人数を確保することは難しい

そこで男の訓練兵にはペドラとハンジ、女の訓練兵にエレンとリヴァイに勧誘してもらいたい」

エレン「具体的にどうすれば…」

リヴァイ「俺には向いていない」

ペドラ「私には無理です!」

ハンジ「なんか面白そう」
エルヴィン「昼休憩に食堂でちょっとしたパフォーマンスをしてくれるだけでいいんだ」

ペドラ「何か芸をするんですか?」

エルヴィン「そういうわけじゃないさ

ペドラはいつも通りでかまわないよ

ハンジはペドラの可愛さを存分に宣伝してくれ」

ハンジ「よく分からないけど了解!」

エルヴィン「エレンとリヴァイには小芝居をしてもらおうかな」

エレン「小芝居…?」

リヴァイ(嫌な予感がする…)

食堂

ハンジ「お食事中失礼!」
ザワザワナニゴト?

ハンジ「今日は皆に調査兵団を宣伝しに来ました!

まずは調査兵団のアイドルを紹介しましょう!ペドラちゃんです!」

ペドラ「どっどうも」ビクビク

男訓練兵A「なかなか可愛い娘だな」

男訓練兵B「そうだな」

ハンジ「今調査兵団に入るともれなくペドラちゃんのプライベートレッスンがついてきます!」

オォ!マジカ!ハイッテミヨウカナ

ペドラ「なにそれ聞いてない」

とりあえずティッシュ用意した

リヴァイ「エレン、この前みたいに口でしてやろうか……?」


エレン「へい……ちょぉ……///」


みたいな小芝居だったらパンツ二枚履く

ペドラ(勝手にそんなこと決めないで下さいよ)ヒソヒソ

ハンジ(大丈夫だって!一人5分ならなんとかなるでしょ?)ヒソヒソ

ペドラ(鬼…)

ハンジ「彼女教え方うまいからすぐに上達すること間違いなし!

それに胸も大きいし」モミモミ

ペドラ「きゃあ///////」
男訓練兵「俺調査兵団に入る!」

男訓練兵「俺も!」

女訓練兵「鼻の下伸ばしちゃって…、男ってこれだからやーね」

女訓練兵「下心ミエミエで気持ち悪い」

リヴァイ「さっきからやかましいぞメス豚が」

女訓練兵『リヴァイ兵長!?』

リヴァイ「お前らも調査兵団に入れ

俺直々に調教してやる」

女訓練兵「はうぅぅぅ////」

女訓練兵「調査兵団に入ります////」

女訓練兵「ねぇ、あそこいるのって…」

エレン「……」モグモグ

女訓練兵「あぁ、巨人になれるっていう」

女訓練兵「なんか怖い」

エレン「……」チラッ

女訓練兵『…!』ビクッ

女訓練兵「どうしよう聞こえちゃったかも」ビクビク

女訓練兵「おっ怒るんじゃ」ビクビク

エレン「……」シュン

女訓練兵「あ…」

女訓練兵「あの、ごめんなさい失礼なこと言って」

女訓練兵「ごめんなさい」

エレン「いいんだ、もう慣れた」

女訓練兵「慣れたなんてそんな…」

エレン「皆俺を怖がって避けるんだ

怖からずに接してくれるのは幼なじみや調査兵団の仲間くらいなもんさ」トオイメ

女訓練兵「わっ私、もうあなたを怖がったりしないわ!」ウルウル

女訓練兵「私も!」ウルウル

エレン「ありがとな

じゃあ調査兵団に入って一緒に戦ってくれないか?」

女訓練兵「もちろん!」

女訓練兵「喜んで!」

エルヴィン「4人共ご苦労だった

おかげでかなりの新兵が志願してくれたよ」

リヴァイ「あんなの二度とごめんだ」

エルヴィン「新兵には容姿のいい者達が揃っている
本当に運がいい」

エレン「まだなにかやるんですか…」

エルヴィン「金持ちに寄付を頼もうと思ってね

アルミンとクリスタに交渉を手伝ってもらうつもりだ」

ペトラ「あの…、新兵に変なことさせたりしませんよね?」

エルヴィン「いかがわしいことは絶対にさせないから安心してくれ」

ハンジ「資金が集まれば研究もしやすくなるね」

クリスタ「おっおじさま、調査兵団に寄付して下さい」モジモジ

大商人「よーし、おじさんはりきって寄付しちゃうぞー!」

クリスタ「ありがとう、おじさま!」

大商人妻「若い娘にデレデレしちゃってキッー!」

アルミン「あっあの、人類の為に協力お願いします!」

大商人妻「あら///こんな可愛い子に頼まれるなら仕方ないわね///」

エルヴィン「……」ニヤリ

エルヴィン「これで資金も確保できたしあとは民衆の理解だけだ」

リヴァイ「今度は俺達になにさせようってんだ」

エルヴィン「ただ町に出かけて人々と接してくれるだけでいいんだ」

リヴァイ「それだけか?」
エルヴィン「あぁ、小細工いらない」

店主「お嬢ちゃん可愛いからサービスしとくよ」

クリスタ「わぁ嬉しい////」

おばさん「ちゃんと食べてるのかい?お菓子持っておいき」

アルミン「いつもすみません」

子供「おねえちゃんあそぼー!」

ミカサ「時間はある、ので少しだけなら構わない」



アルミン(こうして調査兵団は民衆の心を完全に掌握した)

アルミン(そして僕達にとって初めての壁外調査に出発する日を迎えた)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom